(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
更に、前記ピクセルの前記1又は2以上の横列の第1の部分が、光の前記1又は2以上の反射の捕獲を示す1又は2以上のピクセルを含むことを、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、
前記ターゲットまでの距離が特定の距離にあることを、前記ピクセルの前記1又は2以上の横列のうちの決定された前記第1の部分に基づいて、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、を有する請求項1に記載の方法。
更に、光の前記1又は2以上の反射の捕獲を示す前記ピクセルのうちの前記1又は2以上の横列の第1の部分の視差を、前記前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、
前記ターゲットまでの距離が特定の距離にあることを、前記ピクセルの前記1又は2以上の横列のうちの第1の部分に対して決定された前記視差に基づいて、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、を有する請求項1に記載の方法。
更に、前記ピクセルの前記1又は2以上の横列の第1の部分が、光の前記1又は2以上の反射の捕獲を示す1又は2以上のピクセルを含むことを、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、
前記ピクセルの前記1又は2以上の横列の第1の部分の視差を、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、
前記ピクセルの前記1又は2以上の横列の第1の部分の視差と、視差閾値とを、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって比較するステップと、を有する請求項1に記載の方法。
更に、前記ピクセルの前記1又は2以上の横列の第1の部分の視差が、視差閾値よりも小さいとき、放射された前記光の飛行時間を、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、
前記ターゲットまでの距離が特定の距離にあることを、放射された前記光の決定された飛行時間に基づいて、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、を有する請求項1に記載の方法。
更に、前記ピクセルの前記1又は2以上の横列の第1の部分の視差が、視差閾値よりも小さいとき、光の1又は2以上のバーストを、前記送信器によって放射するステップと、
光の前記1又は2以上のバーストの1又は2以上の飛行時間を、光の前記1又は2以上のバーストの1又は2以上の反射の捕獲を示す前記センサに基づいて、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、
前記ターゲットまでの距離が特定の距離にあることを、光の前記1又は2以上のバーストの前記決定された1又は2以上の飛行時間に基づいて、前記1又は2以上のプロセッサデバイスによって決定するステップと、を有する請求項1に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0007】
次に、種々の実施形態について、本明細書の一部を形成し且つ本発明を実施できる特定の実施形態の例証として示す添付図面を参照しながら、以下により詳細に説明する。しかしながら、これらの実施形態は、多くの異なる形態で具現化することができ、本明細書で記載される実施形態に限定されるものと解釈すべきではなく、むしろこれらの実施形態は、本開示が徹底的且つ完全なものとなりまた当業者に対して本発明の技術的範囲を十分に伝えることになるようにするために提示するものである。とりわけ、種々の実施形態は、方法、システム、媒体又は装置(デバイス)とすることができる。従って、種々の実施形態は、完全ハードウェア実施形態、完全ソフトウェア実施形態、或いはソフトウェア及びハードウェア態様を組み合わせた実施形態の形態をとることができる。従って、以下の詳細な説明は、限定の意味としてとるべきではない。
【0008】
明細書及び図面全体を通じて、以下の用語は、前後関係から別段の明確な指示がない限り、本明細書で明示的に関連付けられる意味を持つ。本明細書で使用される表現「1つの実施形態において」は、場合によってそうであっても、必ずしも同じ実施形態を指す訳ではない。更に、本明細書で使用される表現「別の実施形態において」は、場合によってそうであっても、必ずしも異なる実施形態を指す訳ではない。従って、以下で説明するように、本発明の種々の実施形態は、本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、容易に組み合わせることができる。
【0009】
加えて、本明細書で使用される場合、用語「又は」は、前後関係から別段の明確な指示がない限り、包括的な「OR」論理演算子であり、用語「及び/又は」に相当する。用語「に基づいて」は、前後関係から別段の明確な指示がない限り、排他的ではなく、記載されていない追加の要因に基づくことを許容するものである。加えて、本明細書全体を通じて、単数形「a」、「an」、及び「the」の意味は、複数形態の照応を含む。「in」の意味は、「in」及び「on」を含む。
【0010】
本明細書で使用される場合、用語「光子ビーム」、「光ビーム」、「電磁ビーム」、「画像ビーム」又は「ビーム」は、電磁(EM)スペクトル内の種々の周波数又は波長の光子又は電磁波の幾分局所化された(時間及び空間で)ビーム又はバンドル(束)を指す。出射光ビームは、本明細書で開示される種々の実施形態のうちの様々なものにより伝送されるビームである。入射光ビームは、本明細書で開示される種々の実施形態のうちの様々なものにより検出されるビームである。
【0011】
本明細書で使用される場合、用語「光源」、「光子源」、又は「供給源」は、電磁スペクトル内の1又は2以上の周波数又は波長の1又は2以上の光子又は電磁波を放射、提供、伝送又は発生させることができる種々の装置(デバイス)を指す。光源又は光子源は、1又は2以上の出射光ビームを伝送することができる。光子源は、レーザ、発光ダイオード(LED)、電球、又は同様のものとすることができる。光子源は、原子又は分子の誘導放射、白熱プロセス、又は電磁波もしくは1又は2以上の光子を発生させる種々の他の機構を介して光子を発生することができる。光子源は、所定の周波数又は周波数レンジ(周波数範囲(range))の順次のもしくはパルス状の出射光ビームを提供することができる。出射光ビームは、コヒーレントな光ビームとすることができる。光源によって放射される光子は、様々な波長もしくは周波数のものとすることができる。
【0012】
本明細書で使用される場合、用語「光子検出器」、「光検出器」、「検出器」、「光子センサ」、「光センサ」、又は「センサ」は、電磁スペクトルの1又は2以上の周波数又は波長の1又は2以上の光子の存在を感知する種々の装置(デバイス)を指す。光子検出器は、複数の光子検出又は感知ピクセルの配列のような光子検出器のアレイを含むことができる。ピクセルの1又は2以上は、少なくとも1つの光子の吸収を感知する光子センサとすることができる。光子検出器は、1又は2以上の光子の吸収に応答して信号を発生することができる。光子検出器は、ピクセルの1次元(1D)アレイを含むことができる。しかしながら、他の実施形態では、光子検出器は、ピクセルの2次元アレイを含むことができる。ピクセルは、能動ピクセルセンサ(APS)、電荷結合素子(CCD)、単光子アバランシュ検出器(SPAD)(アバランシュモード又はガイガーモードで作動)、光起電力セル、フォトトランジスタ、ツイッチーピクセル、又は同様のもののうちの1又は2以上のような、種々の光子感知技術を含むことができる。光子検出器は、1又は2以上の入射光ビームを検出することができる。
【0013】
本明細書で使用される場合、用語「ターゲット」は、入射光、電磁波、又は光子の少なくとも一部を反射又は散乱させる1又は2以上の種々の2次元物体もしくは3次元物体である。例えば、ターゲットは、本明細書で開示される種々の実施形態の種々のものにより伝送される出射光ビームを散乱又は反射することができる。本明細書で記載される種々の実施形態において、1又は2以上の光子源は、光子検出器の1又は2以上及び/又は1又は2以上のターゲットに対して相対運動することができる。同様に、1又は2以上の光子検出器は、光子源の1又は2以上及び/又は1又は2以上のターゲットに対して相対運動することができる。1又は2以上のターゲットは、光子源の1又は2以上及び/又は1又は2以上の検出器に対して相対運動することができる。
【0014】
本明細書で使用される場合、用語「視差(disparity)」は、センサ内の所定位置に対するセンサ内の1又は2以上のピクセルの位置オフセットを表す。例えば、センサ内の所与のピクセルの水平方向及び垂直方向の視差は、センサ(又は別のセンサ)内の所定位置からの所与のピクセルの水平方向及び垂直方向のオフセット(例えば、横列もしくは縦列の数、距離の単位、又は同様のものによって示される)を表すことができる。視差は、センサ(又は別のセンサ)における中心、1又は2以上の縁部、1又は2以上の他のピクセル、又は同様のものから測定することができる。他の実施形態では、視差は、角度を表すことができる。例えば、送信器は、ある角度αでビームを放射することができ、センサは、孔(開口)を通ってある角度βでビームの反射を受入れることができる。視差は、180°と角度α及びβの和との差異として測定することができる。
【0015】
以下では、本発明の幾つかの態様の基礎的な理解をもたらすために、本発明の実施形態について簡潔に説明する。この簡潔な説明は、広範な概要を示すものではない。また、この説明は、重要な要素もしくは必須の重要な要素を特定すること、又は範囲を明確にすること、或いは範囲を狭めることを意図していない。この説明の目的は、単に、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、簡単な形態で一部の概念を提示することである。
【0016】
簡潔に述べると、種々の実施形態は、送信器から受信器への光を反射するターゲットまでの距離を測定することを目的としている。受信器は、送信器から所定の距離だけオフセットすることができ、ピクセルの1又は2以上を有するセンサを含むことができる。送信器と受信器の間のオフセットされた所定距離により、センサの横列のピクセルを順番に推測で作動させることが可能となる。この順番の且つ推測的な駆動は、送信器からの光の放射後の各時間インスタンスに対して、1又は2以上ピクセルが、送信器からの対応する距離にターゲットが存在する場合に反射を受入れることになる予測に基づくことができる。種々の実施形態の1又は2以上において、1又は2以上の推測で駆動されたピクセルが、送信器からの光の反射を取り込まない場合には、更なる距離にあるターゲットの予測において、一連の推論的駆動が継続する。種々の実施形態の幾つかにおいて、ターゲットまでの距離は、1又は2以上の推測で駆動されたピクセルが送信器からの光の反射を捕獲するのに応答して、1又は2以上の推測で駆動されたピクセルの位置に基づいて決定することができる。
【0017】
種々の実施形態の1又は2以上において、各推測で駆動されたピクセルは、オフセット距離、送信器が光を放射した角度、及び送信器が光を放射したことに起因して経過した時間量に基づいた持続時間の間駆動される。推測で駆動されたピクセルに対応する距離から予測される推測で駆動されたピクセルへの反射経路は、センサを用いてある角度を定めることができる。一連の推論的駆動は、時間的経過に伴って、定義された角度が、180°と送信器が光を放射した角度との間の差異に近づくように進行することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、予測された反射経路は、送信器が光を放射した経路とより平行になるので、各推測で駆動されたピクセルは、ターゲットまでの潜在的距離のより大きなレンジに相当することができる(例えば、各推測で駆動されたピクセルの駆動持続時間は、一連の推論的駆動が進行するにつれて増大することができる)。
【0018】
種々の実施形態の1又は2以上において、送信器によって放射される光は、センサの視野にわたって走査された順次ビームとすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信器によって放射される光は、センサの1又は2以上の横列に垂直方向(又は平行ではなくより垂直方向な)で且つ送信器が光を放射した経路に垂直方向の(又は平行ではなくより垂直方向の)長手方向寸法を有するブレードを形成することができる。センサの複数の横列において推測で駆動されたピクセルは各々、ターゲットからのブレードの反射を捕獲することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、センサのピクセルの各縦列は、同じ縦列のセンスラインに報告することができる。
【0019】
種々の実施形態の1又は2以上において、各推測で駆動されたピクセルが閾値を超える潜在的距離のレンジに相当する地点まで一連の推論的駆動が進むことに応答して、推論的順次駆動ではなく、1又は2以上の異なる距離測定モードを利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、複数のセンサが利用されて、複数のセンサの1又は2以上がターゲットからの反射の捕獲を報告する場合、複数のセンサの1又は2以上がターゲットからの反射を捕獲することができないことに応答して、1又は2以上の異なる距離測定モードを利用することができる。幾つかの実施形態において、反射を捕獲することなく、一連の順次駆動を特定の回数繰り返すことに応答して、1又は2以上の異なる距離測定モードを利用することができる。
【0020】
種々の実施形態の1又は2以上において、1又は2以上の異なる距離測定モードは、送信器から放射される極めて強い(例えば、推論的駆動シーケンスに対して放射される光の振幅と比べて)パルス状ビームを利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、パルス状ビームの各パルスは、直前及び直後のパルスと比べて明白に異なる色を含むことができる。幾つかの実施形態において、1又は2以上の異なる距離測定モードは、パルスの高速振幅又は周波数変調を利用することができる。種々の実施形態の1又は2以上において、1又は2以上の異なる距離測定モードは、送信器によって放射される光のバースト飛行時間に基づいてターゲットまでの距離を決定することを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、1又は2以上の異なる距離測定モードは、1又は2以上異なるセンサ(例えば、LIDAR又はレーダセンサ)を利用することができる。
【0021】
種々の実施形態の1又は2以上において、センサのピクセルは、単光子アバランシュ検出器(SPAD)を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、センサのピクセルは、ピクセルの各々においてフォトダイオードに接続された高感度感知増幅器又はソースフォロワーの1又は2以上を介して反射の捕獲を報告することができる。
【0022】
(例示の動作環境)
図1は、本発明の種々の例示の実施形態を実施することができる例示の環境の1つの実施形態の例示の構成要素を示す。本発明を実施するために、必ずしも構成要素の全てが必要とされる訳ではなく、この発明の精神又は範囲から逸脱することなく構成要素の配列及びタイプの変形形態を実施することができる。図示のように、
図1のシステム100は、ネットワーク102、光子送信器104、光子受信器106、ターゲット108、及び追跡コンピュータデバイス110を含む。幾つかの実施形態において、システム100は、限定ではないが、ラップトップコンピュータ112などの1又は2以上の他のコンピュータ、及び/又は限定ではないが、スマートフォン又はタブレット114などのモバイルコンピュータを含むことができる。幾つかの実施形態において、光子送信器104及び/又は光子受信器106は、限定ではないが、コンピュータ110、112もしくは114のうちの種々のものなど、コンピュータに含まれる1又は2以上の構成要素を含むことができる。
【0023】
システム100並びに本明細書で検討する他のシステムは、順次ピクセル光子投影システムとすることができる。少なくとも1つの実施形態において、システム100は、可視及び/又は非可視光子源を含む順次ピクセルレーザ投影システムである。このようなシステムの種々の実施形態は、少なくとも、特許文献1〜6に詳細に記載されている。上記で挙げられた米国特許及び米国特許出願公開の各々は、引用により全体が本明細書に組み込まれる。
【0024】
ターゲット108は、三次元ターゲットとすることができる。ターゲット108は、理想黒体ではなく、すなわち、少なくとも入射光子の一部を反射又は散乱させる。光子受信器106に関連した速度ベクトルによって示されるように、幾つかの実施形態において、光子受信器106は、光子送信器104及び/又はターゲット108のうちの少なくとも1つに対して相対運動する。
図1の実施形態では、光子送信器104及びターゲット108は、互いに対して静止している。しかしながら、他の実施形態では、光子送信器104及びターゲット108は、相対運動をする。少なくとも1つの実施形態において、光子受信器106は、光子送信器104及びターゲット108のうちの1又は2以上に対して静止することができる。従って、光子送信器104、ターゲット108、及び光子受信器106の各々は、光子送信器104、ターゲット108、及び光子受信器106の他のものに対して静止するか、又は相対運動することができる。更に、本明細書で使用される場合、用語「運動」は、特別な直交三次元の1又は2以上に沿った並進運動及び/又は1又は2以上の対応する回転軸の周りの回転運動を指すことができる。
【0025】
光子送信器104について、以下でより詳細に説明する。しかしながら、要約すると、光子送信器104は、光又は光子ビームを伝送するための1又は2以上の光子源を含むことができる。光子源は、フォトダイオードを含むことができる。光子源は、所定の周波数又は周波数レンジの順次もしくはパルス状の光ビームを提供することができる。提供される光ビームは、コヒーレントな光ビームとすることができる。光子源は、レーザとすることができる。例えば、光子送信器104は、1又は2以上の可視及び/又は非可視レーザ源を含むことができる。1つの実施形態において、光子送信器104は、RGB画像を生成するための赤(R)、緑(G)及び青(B)レーザ源のうちの少なくとも1つを含む。幾つかの実施形態において、光子受信器は、近赤外(NIR)レーザのような少なくとも1つの非可視レーザ源を含む。光子送信器104は、プロジェクターとすることができる。光子送信器104は、限定ではないが、
図2のモバイルコンピュータ200及び/又は
図3のネットワークコンピュータ300を含む、コンピュータデバイスの特徴部、構成要素、又は機能のうちの種々のものを含むことができる。
【0026】
光子送信器104はまた、伝送又は出射光ビームを差し向け、集束させ、及び走査するための光学構成要素を備えた光学系を含む。光学系は、出射光ビームの空間的及び時間的ビームプロフィルを狙って整形する。光学系は、出射光ビームをコリメート、ファンアウト、又は他の操作を行うことができる。出射光ビームの少なくとも一部は、ターゲット108に向けられて、ターゲット108により反射される。少なくとも1つの実施形態において、光子送信器104は、ターゲット108から反射された入射光子を差し向けるための1又は2以上の光子検出器を含み、例えば、光子送信器104は、トランシーバー(送受信器)である。
【0027】
光子受信器106について、以下でより詳細に説明する。しかしながら、要約すると、光子受信器106は、センサピクセルの1又は2以上の光子感知又は光子検出アレイを含むことができる。センサピクセルのアレイは、ターゲット108から反射された順次又はパルス状の光ビームを検出する。センサピクセルのアレイは、1次元アレイ又は2次元アレイとすることができる。ピクセルは、1又は幾つかの入射光子の照射時に電子なだれを生じさせるSPADピクセル又は他の光子感知素子を含むことができる。ピクセルは、1又は幾つかの光子を検出する際に、およそ数ナノ秒の超高速応答時間を有することができる。ピクセルは、光子送信器104によって放射又は伝送される周波数を感知し、他の周波数を比較的感知しないようにすることができる。光子受信器106はまた、ピクセルのアレイにわたって受取った又は入射するビームを差し向け、集束させ、及び走査するための光学素子を備えた光学系を含む。少なくとも1つの実施形態において、光子受信器106は、ターゲット108に向けて光子を放射するための1又は2以上の光子源を含む(例えば、光子受信器106はトランシーバーを含む)。光子受信器106は、カメラを含むことができる。光子受信器106は、限定ではないが、
図2のモバイルコンピュータ200及び/又は
図3のネットワークコンピュータ300を含む、コンピュータデバイスの特徴部、構成要素、又は機能のうちの種々のものを含むことができる。
【0028】
追跡コンピュータデバイス110の種々の実施形態について、
図2〜3と併用して以下でより詳細に説明する。しかしながら、要約すると、追跡コンピュータデバイス110は、限定ではないが、ターゲット108の表面を含む、1又は2以上の表面から反射された光子の検出に基づいて、本明細書で検討される種々の追跡プロセス及び/又は方法を実施することを可能にする種々のコンピュータデバイスを実質的に含む。検出された光子又は光ビームに基づいて、追跡コンピュータデバイス110は、光子送信器104及び光子受信器106の1又は2以上の構成を変更又は他の方法で修正することができる。追跡コンピュータデバイス110の機能は、別個のデバイスと通信することなく、光子送信器104、光子受信器106、又はこれらの組み合わせによって実施することができる点を理解されたい。幾つかの実施形態において、追跡機能の少なくとも一部は、限定ではないがラップトップコンピュータ112及び/又は限定ではないがスマートフォン又はタブレット114などのモバイルコンピュータを含む、他のコンピュータによって実施することができる。このようなコンピュータの種々の実施形態について、
図2のモバイルコンピュータ200及び/又は
図3のネットワークコンピュータ300と併せて以下で詳細に説明する。ネットワーク102は、光子送信器104、光子受信器106、追跡コンピュータデバイス110、ラップトップコンピュータ112又はスマートフォン/タブレット114を含む、他のコンピュータデバイスとネットワークコンピュータを結合するよう構成することができる。ネットワーク102は、限定ではないが、USB(登録商標)ケーブル、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、又は同様のものなど、遠隔デバイスと通信するための様々な有線及び/又は無線技術を含むことができる。幾つかの実施形態において、ネットワーク102は、他のコンピュータデバイスとネットワークコンピュータを結合するよう構成されたネットワークとすることができる。種々の実施形態において、デバイス間で通信される情報は、限定ではないが、プロセッサ可読命令、遠隔リクエスト、サーバ応答、プログラムモジュール、アプリケーション、生データ、制御データ、システム情報(例えば、ログファイル)、ビデオデータ、音声データ、画像データ、テキストデータ、構造化/非構造化データ、又は同様のものを含む、様々な種類の情報を含むことができる。幾つかの実施形態において、この情報は、1又は2以上の技術及び/又はネットワークプロトコルを用いてデバイス間で通信することができる。
【0029】
幾つかの実施形態において、このようなネットワークは、様々な有線ネットワーク、無線ネットワーク、又はこれらの様々な組み合わせを含むことができる。種々の実施形態において、ネットワーク102は、1つの電子デバイスから別の電子デバイスに情報を通信するための通信技術、トポロジー、コンピュータ可読媒体、又は同様のものの様々な形態を利用可能にすることができる。例えば、ネットワーク102は、インターネットに加えて、LAN、WAN、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)、キャンパス・エリア・ネットワーク。メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、直接通信接続(ユニバーサルシリアルバス(USB(登録商標))ポート)、又は同様のもの、或いはこれらの様々な組み合わせを含むことができる。
【0030】
種々の実施形態において、ネットワーク内及び/又はネットワーク間の通信リンクは、限定ではないが、ツイストペア線、光ファイバー、オープン・エアレーザ、同軸ケーブル、アナログ音声電話サービス(plain old telephone service :POTS)、導波管、音響特性、全部又は部分的専用デジタル回線(T1、T2、T3、又はT4など)、E回線、デジタル総合サービス網(ISDN)、デジタル加入者回線(DSL)、無線リンク(衛星リンクを含む)、又は当業者には既知の他のリンク及び/又はキャリア機構を含むことができる。通信リンクは更に、限定ではないが、例えば、DS−0、DS−1、DS−2、DS−3、DS−4、OC−3、OC−12、OC−48、又は同様のものを含む、様々なデジタル信号伝達技術の種々のものを利用することができる。幾つかの実施形態において、ルータ(又は他の中間ネットワークデバイス)は、情報を1つのネットワークから別のネットワークに転送することを可能にする、種々のネットワーク(異なるアーキテクチャ及び/又はプロトコルに基づくものを含む)間のリンクとして機能することができる。他の実施形態において、遠隔コンピュータ及び/又は他の関連する電子デバイスは、モデム及び一時的電話リンクを介してネットワークに接続することができる。基本的に、ネットワーク102は、コンピュータデバイス間で情報を伝達することができる種々の通信技術を含むことができる。
【0031】
幾つかの実施形態において、ネットワーク102は、種々のポータブルネットワークデバイス、遠隔コンピュータ、有線ネットワーク、他の無線ネットワーク、又は同様のものを結合するよう構成することができる種々の無線ネットワークを含むことができる。無線ネットワークは、インフラストラクチャ指向の接続を少なくともクライアントコンピュータ(例えば、ラップトップコンピュータ112又はスマートフォンもしくはタブレット114)(或いは他のモバイルデバイス)に提供するためのスタンドアローン・アドホック・ネットワーク又は同様のものを更にオーバーレイすることができる様々なサブネットワークのうちの種々のものを含むことができる。このようなサブネットワークは、メッシュネットワーク、無線LAN(WLAN)ネットワーク、セルラーネットワーク、又は同様のものを含むことができる。種々の実施形態のうちの少なくとも1つにおいて、本システムは、2以上の無線ネットワークを含むことができる。
【0032】
ネットワーク102は、複数の有線及び/又は無線通信プロトコル及び/又は技術を利用することができる。ネットワークが利用することができる通信プロトコル及び/又は技術の種々の世代(例えば、第3(3G)、第4(4G)又は第5(5G))の実施例は、限定ではないが、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(GPRS)、拡張データGSM(登録商標)環境(EDGE)、符号分割多重アクセス(CDMA)、広帯域符号分割多元アクセス(W−CDMA)、符号分割多重アクセス2000(CDMA2000)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)エボリューション−データ最適化(Evolution−Data Optimized (Ev−DO))、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access (WiMax))、時分割多重アクセス(TDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、超広帯域(UWB)、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル(WAP)、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)開放型システム間相互接続(OSI)モデルプロトコルの種々の部分、セッション開始プロトコル/リアルタイム トランスポート プロトコル(SIP/RTP)、ショート・メッセージ・サービス(SMS)、マルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)、又は様々な他の通信プロトコル及び/又は技術の種々のものを含むことができる。基本的に、ネットワークは、光子送信器104、光子受信器106、及び追跡コンピュータデバイス110並びに図示しない他のコンピュータデバイス間で情報を伝達できる通信技術を含むことができる。
【0033】
種々の実施形態において、ネットワーク102の少なくとも一部は、種々の通信リンクによって接続することができる、ノード、リンク、経路、端末、ゲートウェイ、ルータ、スイッチ、ファイアウォール、ロードバランサー、フォワーダー、リピーター、光電コンバータ、又は同様のものの自律システムとして構成することができる。これらの自律システムは、ネットワークのネットワークトポロジーを修正できるように、現在の動作状態及び/又はルールベースポリシーに基づいて自己管理するよう構成することができる。
【0034】
以下で詳細に検討するように、光子送信器104は、光ビーコン信号を提供することができる。従って、光子送信器104は、送信器(Tx)を含むことができる。光子送信器104は、ターゲット108の投影面上に光子ビームを送信することができる。従って、光子送信器104は、ターゲット108上にイメージ(画像)を送信及び/又は投影することができる。画像は、順次(sequential)ピクシレーション(pixilation)パターンを含むことができる。ターゲット108の表面上に示される離散的ピクセルは、光子送信器108によって実施される順次走査を介する画像のピクセル順次走査を示している。光子受信器(Rx)106は、反射画像を受入れる観測システムを含むことができる。光子受信器106と光子送信器104及びターゲット108の各々との間の相対運動は、様々な方向及び任意の振幅での相対速度を含むことができる。システム100において、光子送信器104及び表面上の画像は、相対運動をしない。むしろ、画像は、ターゲット108の表面上に固定して保持される。しかしながら、他の実施形態は、そのように拘束されない(例えば、光子送信器104は、ターゲット108に対して相対運動することができる)。投影された画像は、光子送信器104とターゲット108間の相対運動を補償することによって表面上に係止することができる。
【0035】
(例示のモバイルコンピュータ)
図2は、図示の例示の構成要素のものよりもより多くの又はより少ない構成要素を含むことができる例示のモバイルコンピュータ200の1つの実施形態を示す。モバイルコンピュータ200は、例えば、
図1のシステム100のラップトップコンピュータ112、スマートフォン/タブレット114、及び/又は追跡コンピュータ110のうちの少なくとも1つの実施形態を表すことができる。従って、モバイルコンピュータ200は、モバイルデバイス(例えば、スマートフォン又はタブレット)、固定/デスクトップコンピュータ、又は同様のものを含むことができる。
【0036】
クライアントコンピュータ200は、バス206を介してメモリ204と通信するプロセッサ202を含むことができる。クライアントコンピュータ200はまた、電源208、ネットワークインタフェース210、プロセッサ可読固定ストレージデバイス212、プロセッサ可読リムーバルストレージデバイス214、入力/出力インタフェース216、カメラ218、ビデオインタフェース220、タッチインタフェース222、ハードウェアセキュリティモジュール(HSM)224、プロジェクター226、ディスプレイ228、キーパッド230、発光体232、オーディオインタフェース234、グローバルポジショニングシステム(GPS)トランシーバー236、オープンエアジェスチャーインタフェース238、温度インタフェース240、触覚インタフェース242、及びポインティングデバイスインタフェース244を含むことができる。クライアントコンピュータ200は、任意選択的に、基地局(図示せず)と、又は別のコンピュータと直接通信することができる。1つの実施形態において、図示していないが、クライアントコンピュータ200の向きを測定及び/又は維持するためクライアントコンピュータ200内でジャイロスコープを利用してもよい。
【0037】
電源208は、クライアントコンピュータ200に電力を供給することができる。再充電可能又は非再充電可能バッテリーを用いて、電力を供給することができる。電力はまた、バッテリーを補充及び/又は再充電するACアダプター又は給電ドッククレードルなど、外部電源により供給してもよい。
【0038】
ネットワークインタフェース210は、クライアントコンピュータ200を1又は2以上のネットワークに結合するための電気回路を含み、限定ではないが、移動体通信(GSM(登録商標))、CDMA,時分割多重アクセス(TDMA)、UDP、TCP/IP、SMS、MMS、GPRS、WAP、UWB、WiMax、SIP/RTP、GPRS、EDGE、WCDMA(登録商標)、LTE、UMTS、OFDM、CDMA2000、EV−DO、HSDPA(いずれも登録商標)のOSIモデルの種々の部分を実施するプロトコル及び技術、又は様々な他の無線通信プロトコルの種々のものを含む1又は2以上の通信プロトコル及び技術と共に用いるように構成される。ネットワークインタフェース210は、トランシーバー、送受信装置、又はネットワークインタフェースカード(NIC)としても知られることがある。
【0039】
オーディオインタフェース234は、人間の声の音などのオーディオ信号を生成及び受入れるよう構成することができる。例えば、オーディオインタフェース234は、スピーカ及びマイクロフォン(図示せず)に結合されて、他者との電気通信及び/又は何らかのアクションに対するオーディオ確認応答の生成を可能にすることができる。オーディオインタフェース234のマイクロフォンはまた、例えば、音声認識の使用、音声ベースのタッチ検出、及び同様のものなど、クライアントコンピュータ200への入力又はその制御に用いることができる。
【0040】
ディスプレイ228は、液晶ディスプレイ(LCD)、ガスプラズマ、電子インク、発光ダイオード(LED)、有機LED(OLED)、又はコンピュータと共に用いることができる様々な他のタイプの光反射型又は光透過型ディスプレイとすることができる。ディスプレイ228はまた、スタイラス又は人の手の指などの物体からの入力を受入れるように構成されたタッチインタフェース222を含むことができる。
【0041】
プロジェクター226は、遠隔の壁又は遠隔スクリーンのような他の様々な反射物体上に画像を投影できる遠隔ハンドヘルドプロジェクター又は統合型プロジェクターとすることができる。
【0042】
ビデオインタフェース220は、スチール写真、ビデオセグメント、赤外線ビデオ、又は同様のものなどのビデオ画像を捕獲するように構成することができる。例えば、ビデオインタフェース220は、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、又は同様のものに結合することができる。ビデオインタフェース220は、レンズ、イメージセンサ、及び他の電子機器を備えることができる。イメージセンサは、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)集積回路、電荷結合素子(CCD)、又は光を感知する他の種々の集積回路を含むことができる。
【0043】
キーパッド230は、ユーザからの入力を受入れるよう構成された種々の入力デバイスを備えることができる。例えば、キーパッド230は、プッシュボタン式数字ダイヤル、又はキーパッドを含むことができる。キーパッド230はまた、画像の選択及び送信に関連するコマンドボタンを含むことができる。
【0044】
発光体232は、ステータス表示を提供し及び/又は照明を提供することができる。発光体232は、特定の時間期間の間、又は事象メッセージに応答してアクティブ(作動)状態を維持することができる。例えば、発光体232がアクティブである場合、キーパッド230上のボタンをバックライト照明し、クライアントコンピュータが給電されている間照明し続けることができる。また、発光体232は、別のクライアントコンピュータへのダイアリングなど、特定のアクションが実施される場合に様々なパターンでこれらのボタンをバックライト照明することができる。また、発光体232により、アクションに応答して、クライアントコンピュータの透明又は半透明のケース内に位置する光源を点灯させることができる。
【0045】
更に、クライアントコンピュータ200はまた、キー、デジタル証明書、パスワード、パスフレーズ、2要素認証情報又は同様のものなどのセキュリティ/暗号情報を生成、記憶及び/又は使用するため追加の不正開封防止保護を提供するHSM224を備えることができる。幾つかの実施形態において、ハードウェアセキュリティモジュールを利用して、1又は2以上の標準公開鍵基盤(PKI)をサポートすることができ、また、キーペアを生成、管理及び/又は記憶することができる。幾つかの実施形態において、HSM224は、スタンドアローンコンピュータとすることができ、場合によっては、HSM224は、クライアントコンピュータに付加することができるハードウェアカードとして構成することができる。
【0046】
クライアントコンピュータ200はまた、外部周辺デバイス又は他のクライアントコンピュータもしくはネットワークコンピュータなどの他のコンピュータと通信するための入力/出力インタフェース216を備えることができる。周辺デバイスは、オーディオヘッドセット、仮想現実ヘッドセット、ディスプレイスクリーン眼鏡、遠隔スピーカシステム、遠隔スピーカ及びマイクロフォンシステム、及び同様のものを含むことができる。入力/出力インタフェース216は、ユニバーサルシリアルバス(USB(登録商標))、赤外線、Wi−Fi(登録商標)、WiMax(登録商標)、Blluetooth(登録商標)及び同様のものなどの1又は2以上の技術を利用することができる。
【0047】
入力/出力インタフェース216はまた、地理位置情報の決定(例えば、GPS)、電力状態の監視(例えば、電圧センサ、電流センサ、周波数センサなど)、天候の監視(例えば、サーモスタット、気圧計、風速計、湿度検出器、降雨スケール又は同様のもの)などのための1又は2以上のセンサを含むことができる。センサは、クライアントコンピュータ200の外部のデータを収集及び/又は測定する1又は2以上のハードウェアセンサとすることができる。
【0048】
触覚インタフェース242は、クライアントコンピュータのユーザに触覚フィードバックを提供するよう構成することができる。例えば、触覚インタフェース242を利用して、コンピュータの別のユーザが呼び出しをしている場合に特定の方法でクライアントコンピュータ200を振動させることができる。温度インタフェース240は、温度測定入力及び/又は温度変化出力をクライアントコンピュータ200のユーザに提供するのに用いることができる。オープンエアジェスチャーインタフェース238は、例えば、単一又はステレオビデオカメラ、レーダ、ユーザが保持又は身に着けているコンピュータ内部のジャイロセンサ、又は同様のものを用いることによりクライアントコンピュータ200のユーザの物理的ジェスチャーを感知することができる。カメラ218は、クライアントコンピュータ200のユーザの物理的な目の動きを追跡するのに用いることができる。
【0049】
GPSトランシーバー236は、地表上のクライアントコンピュータ200の物理座標を決定することができ、通常は緯度及び経度値として位置情報を出力する。GPSトランシーバー236はまた、限定ではないが、三角測量、アシストGPS(AGPS)、強化観測時間差法(E−OTD)、セル識別子(CI)、サービスエリア識別子(SAI)、拡張タイミングアドバンス(ETA)、又は基地局サブシステム(BSS)などを含む、他のジオポジショニング機構を利用して、地表上のクライアントコンピュータ200の物理的位置を決定することができる。異なる条件下で、GPSトランシーバー236は、クライアントコンピュータ200の物理的位置を決定することができることは理解される。しかしながら、1又は2以上の実施形態において、クライアントコンピュータ200は、他の構成要素を通じて、例えば、媒体アクセス制御(MAC)アドレス、IPアドレス、及び同様のものを含む、クライアントコンピュータの物理的位置を決定するのに用いることができる他の情報を提供することができる。
【0050】
ヒューマンインタフェース構成要素は、クライアントコンピュータ200から物理的に隔離された周辺デバイスとすることができ、クライアントコンピュータ200への遠隔の入力及び/又は出力を可能にする。例えば、ディスプレイ228又はキーパッド230などのヒューマンインタフェース構成要素を通じて本明細書で記載されるように送られる情報は、ネットワークインタフェース210を通じて、遠隔に位置する適切なヒューマンインタフェース構成要素に送ることができる。遠隔に存在し得るヒューマンインタフェース構成要素の実施例として、限定ではないが、オーディオデバイス、ポインティングデバイス、キーパッド、ディスプレイ、カメラ、プロジェクター及び同様のものを含む。これらの周辺構成要素は、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)及び同様のものなどのピコネットワークを介して通信することができる。このようなヒューマンインタフェース構成要素を備えたクライアントコンピュータの非限定的な1つの実施例は、ウェアラブルコンピュータであり、遠隔のピコプロジェクターと、別個に位置するクライアントコンピュータと遠隔通信して、壁又はユーザの手などの反射面上にピコプロジェクターによって投影される画像の部分に向けたユーザのジェスチャーを感知する1又は2以上のカメラとを含むことができる。
【0051】
メモリ204は、RAM、ROM、及び/又は他のタイプのメモリを含むことができる。メモリ204は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータなど、情報を記憶するためのコンピュータ可読ストレージ媒体(デバイス)の一例を示している。メモリ204は、クライアントコンピュータ200の低レベル動作を制御するBIOS246を記憶することができる。メモリはまた、クライアントコンピュータ200の動作を制御するオペレーティングシステム248を記憶することができる。このコンポーネントは、あるバージョンのUNIX(登録商標)もしくはLINUX(登録商標)などの汎用オペレーティングシステム、又はWindowsPhone(登録商標)又はSymbian(登録商標)オペレーティングシステムなどの専用のクライアントコンピュータ通信オペレーティングシステムを含むことができることは理解されるであろう。オペレーティングシステムは、Java(登録商標)アプリケーションプログラムを介してハードウェア構成要素の制御及び/又はオペレーティングシステムの動作を可能にするJava(登録商標)仮想マシンモジュールを含むかこれとインタフェースすることができる。
【0052】
メモリ204は更に、1又は2以上のデータストレージ250を含むことができ、これは、クライアントコンピュータ200によって利用されて、とりわけ、アプリケーション252及び/又は他のデータを記憶することができる。例えば、データストレージ250はまた、クライアントコンピュータ200の種々の機能を記述した情報を記憶するのに利用することができる。種々の実施形態の1又は2以上において、データストレージ250は、追跡情報252を記憶することができる。次いで、情報251は、通信中にヘッダの一部として送られる、又は要求に応じて送られるなどを含む、様々な方法の種々のものに基づいて別のデバイス又はコンピュータに提供することができる。データストレージ250はまた、アドレス帳、バディリスト、エイリアス、又はユーザプロファイル情報などを含む、ソーシャルネットワーキング情報を記憶するのに利用することができる。データストレージ250は更に、プロセッサ202のようなプロセッサによってアクションを実行及び実施するのに使用するプログラムコード、データ、アルゴリズムなどを含むことができる。1つの実施形態において、データストレージ250の少なくとも一部はまた、限定ではないが、非一時的プロセッサ可読固定ストレージデバイス212又はプロセッサ可読リムーバルストレージデバイス214を含むクライアントコンピュータ200の別の構成要素上に、或いはクライアントコンピュータの外部に記憶することができる。
【0053】
アプリケーション252は、クライアントコンピュータ200によって実行された場合に、命令及びデータを送信、受信、及び/又は他の方法で処理するコンピュータ実行可能命令を含むことができる。アプリケーション252は、例えば、追跡クライアントエンジン254、他のクライアントエンジン256、ウェブぶれウザ258、又は同様のものを含むことができる。クライアントコンピュータ200は、クエリー、サーチ、メッセージ、通知メッセージ、イベントメッセージ、アラート、性能メトリクス、ログデータ、API呼び出しなど、又はこれらの組み合わせのような通信をアプリケーションサーバ、ネットワークファイルアプリケーション、及び/又はストレージ管理アプリケーションと交換するよう構成することができる。
【0054】
ウェブぶれウザエンジン226は、ウェブページ、ウェブベースメッセージ、グラフィックス、テキスト、マルチメディアなどを送受信するよう構成することができる。クライアントコンピュータのぶれウザエンジン226は、無線アプリケーションプロトコルメッセージ(WAP)及び同様のものを含む、種々のプログラミング言語を実質的に利用することができる。1又は2以上の実施形態において、ぶれウザエンジン258は、携帯用機器マークアップ言語(HDML)、ワイヤレスマークアップ言語(WML)、WMLスクリプト、Java(登録商標)Script、標準一般化マークアップ言語(SGML)、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、拡張マークアップ言語(XML)、HTML5、及び同様のものを利用するのにイネーブルにされる。
【0055】
アプリケーションプログラムの他の実施例は、カレンダー、サーチプログラム、電子メールクライアントアプリケーション、IMアプリケーション、SMSアプリケーション、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VOIP)アプリケーション、予定管理ソフト、タスクマネージャ、トランスコーダー、データベースプログラム、文書処理プログラム、セキュリティプログラム、表計算プログラム、ゲーム、サーチプログラムなどを含む。
【0056】
加えて、1又は2以上の実施形態(図示せず)において、クライアントコンピュータ200は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラム可能アレイロジック(PAL)など、又はこれらの組み合わせなど、CPUの代わりに埋込ロジックハードウェアデバイスを含むことができる。埋込ロジックハードウェアデバイスは、埋込ロジックを直接実行して、アクションを実施することができる。また、1又は2以上の実施形態(図示せず)において、クライアントコンピュータ200は、CPUの代わりにハードウェアマイクロコントローラを含むことができる。1又は2以上の実施形態において、マイクロコントローラは、その固有の埋込ロジックを直接実行してアクションを実施し、その固有の内部メモリ及びシステムオンチップなどの外部入出力インタフェース(例えば、ハードウェアピン及び/又は無線トランシーバー)にアクセスしてアクションを実施することができる。
【0057】
(例示のネットワークコンピュータ)
図3は、種々の実施形態のうちの1又は2以上を実施する例示のシステムにおいて含めることができる例示のネットワークコンピュータ300の1つの実施形態を示す。ネットワークコンピュータ300は、
図3に示すものよりも多く又は少ない構成要素を含むことができる。しかしながら、図示の構成要素は、これらの新しい手法を実施するための例示の実施形態を開示するのには十分である。ネットワークコンピュータ300は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、及び同様のものを含むことができる。ネットワークコンピュータ300は、例えば、
図1のシステム100のラップトップコンピュータ112、スマートフォン/タブレット114、及び/又は追跡コンピュータ110のうちの少なくとも1つの実施形態を表すことができる。
【0058】
図3に示されるように、ネットワークコンピュータ300は、バス306を介してメモリ304と通信することができるプロセッサ302を含む。幾つかの実施形態において、プロセッサ302は、1又は2以上のハードウェアプロセッサ又は1又は2以上のプロセッサコアから構成することができる。一部の事例では、1又は2以上のプロセッサのうちの1又は2以上は、本明細書で記載されるような1又は2以上の専用アクションを実施するよう設計された専用プロセッサとすることができる。ネットワークコンピュータ300はまた、電源308、ネットワークインタフェース310、プロセッサ可読固定ストレージデバイス312、プロセッサ可読リムーバブルストレージデバイス314、入力/出力インタフェース316、GPSトランシーバー318、ディスプレイ320、キーパッド322、オーディオインタフェース324、ポインティングデバイスインタフェース36、及びHSM328を含むことができる。電源308は、ネットワークコンピュータ300に電力を供給することができる。
【0059】
ネットワークインタフェース310は、ネットワークコンピュータ300を1又は2以上のネットワークに結合するための電気回路を含み、限定ではないが、開放型システム間相互接続参照モデル(OSIモデル)、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)、ショート・メッセージ・サービス(SMS)、マルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、WAP、超広帯域(UWB)、Worldwide Interoperability for Microwave Access (WiMax)、セッション開始プロトコル/リアルタイム トランスポート プロトコル(SIP/RTP)(いずれも登録商標)、又は様々な他の有線及び無線通信プロトコルの種々のものを含む、1又は2以上の通信プロトコル及び技術と共に用いるように構成される。ネットワークインタフェース310は、トランシーバー、送受信装置、又はネットワークインタフェースカード(NIC)としても知られることがある。ネットワークコンピュータ300は、任意選択的に、基地局(図示せず)と又は直接別のコンピュータと通信することができる。
【0060】
オーディオインタフェース324は、人間の声の音などのオーディオ信号を生成及び受入れるよう構成される。例えば、オーディオインタフェース324は、スピーカ及びマイクロフォン(図示せず)に結合されて、他者との電気通信及び/又は何らかのアクションに対するオーディオ確認応答の生成を可能にすることができる。オーディオインタフェース324のマイクロフォンはまた、例えば、音声認識を用いて、ネットワークコンピュータ300への入力又はその制御に用いることができる。
【0061】
ディスプレイ320は、液晶ディスプレイ(LCD)、ガスプラズマ、電子インク、発光ダイオード(LED)、有機LED(OLED)、又はコンピュータと共に用いることができる様々な他のタイプの光反射型又は光透過型ディスプレイとすることができる。ディスプレイ320は、壁又は他の物体上に画像を投影することができるハンドヘルドプロジェクター又はピコプロジェクターとすることができる。
【0062】
ネットワークコンピュータ300はまた、
図3には図示されていない外部デバイス又はコンピュータと通信するための入力/出力インタフェース316を備えることができる。入力/出力インタフェース316は、USB(登録商標)、Firewire(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、WiMax(登録商標)、Thunderbolt(登録商標)、赤外線、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、シリアルポート、パラレルポート及び同様のものなど、1又は2以上の有線又は無線通信技術を利用することができる。
【0063】
また、入力/出力インタフェース316は、地理位置情報の決定(例えば、GPS)、電力状態の監視(例えば、電圧センサ、電流センサ、周波数センサなど)、天候の監視(例えば、サーモスタット、気圧計、風速計、湿度検出器、降雨スケール又は同様のもの)などのための1又は2以上のセンサを含むことができる。センサは、ネットワークコンピュータ300の外部のデータを収集及び/又は測定する1又は2以上のハードウェアセンサとすることができる。ヒューマンインタフェース構成要素は、ネットワークコンピュータ300から物理的に隔離することができ、ネットワークコンピュータ300への遠隔の入力及び/又は出力を可能にする。例えば、ディスプレイ320又はキーパッド322などのヒューマンインタフェース構成要素を通じて本明細書で記載されるように送られる情報は、ネットワークインタフェース310を通じて、ネットワーク上の他の場所に位置する適切なヒューマンインタフェース構成要素に送ることができる。ヒューマンインタフェース構成要素は、コンピュータの人間のユーザからの入力をコンピュータが受入れ又はユーザへの出力をコンピュータが送ることができる種々の構成要素を含む。従って、マウス、スタイラス、トラックボールなどのポインティングデバイスは、ポインティングデバイスインタフェース326を通じて通信して、ユーザ入力を受入れることができる。
【0064】
GPSトランシーバー318は、地表上のネットワークコンピュータ300の物理座標を決定することができ、通常は緯度及び経度値として位置情報を出力する。GPSトランシーバー318はまた、限定ではないが、三角測量、アシストGPS(AGPS)、強化観測時間差法(E−OTD)、セル識別子(CI)、サービスエリア識別子(SAI)、拡張タイミングアドバンス(ETA)、又は基地局サブシステム(BSS)などを含む、他のジオポジショニング機構を利用して、地表上のネットワークコンピュータ300の物理的位置を決定することができる。異なる条件下で、GPSトランシーバー318は、ネットワークコンピュータ300の物理的位置を決定することができることは理解される。しかしながら、1又は2以上の実施形態において、ネットワークコンピュータ300は、他の構成要素を通じて、例えば、媒体アクセス制御(MAC)アドレス、IPアドレス、及び同様のものを含む、クライアントコンピュータの物理的位置を決定するのに用いることができる他の情報を提供することができる。
【0065】
メモリ304は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、及び/又は他のタイプのメモリを含むことができる。メモリ304は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータなど、情報を記憶するためのコンピュータ可読ストレージ媒体(デバイス)の一例を示している。メモリ304は、ネットワークコンピュータ300の低レベル動作を制御するBIOS330を記憶する。メモリはまた、ネットワークコンピュータ300の動作を制御するオペレーティングシステム332を記憶する。このコンポーネントは、あるバージョンのUNIX(登録商標)もしくはLINUX(登録商標)などの汎用オペレーティングシステム、又はマイクロソフト社のWindows(登録商標)オペレーティングシステム又はアップル社のIOS(登録商標)オペレーティングシステムなどの専用のオペレーティングシステムを含むことができることは理解されるであろう。オペレーティングシステムは、Java(登録商標)アプリケーションプログラムを介してハードウェア構成要素の制御及び/又はオペレーティングシステムの動作を可能にするJava(登録商標)仮想マシンモジュールを含むかこれとインタフェースすることができる。同様に、他のルーチン環境を含めることができる。
【0066】
メモリ304は更に、1又は2以上のデータストレージ334を含むことができ、これは、ネットワークコンピュータ300によって利用されて、とりわけ、アプリケーション336及び/又は他のデータを記憶することができる。例えば、データストレージ334はまた、ネットワークコンピュータ300の種々の機能を記述した情報を記憶するのに利用することができる。種々の実施形態の1又は2以上において、データストレージ334は、追跡情報335を記憶することができる。次いで、追跡情報335は、通信中にヘッダの一部として送られる、又は要求に応じて送られるなどを含む、様々な方法の種々のものに基づいて別のデバイス又はコンピュータに提供することができる。データストレージ334はまた、アドレス帳、バディリスト、エイリアス、又はユーザプロファイル情報などを含む、ソーシャルネットワーキング情報を記憶するのに利用することができる。データストレージ334は更に、プロセッサ302のような1又は2以上のプロセッサによって、以下で記載されるようなアクションなどのアクションを実行及び実施するのに使用するプログラムコード、データ、アルゴリズムなどを含むことができる。1つの実施形態において、データストレージ334の少なくとも一部はまた、限定ではないが、非一時的プロセッサ可読固定ストレージデバイス312内の非一時的媒体、プロセッサ可読リムーバブルストレージデバイス314、又はネットワークコンピュータ300内の他の種々のコンピュータ可読ストレージデバイスを含むクライアントコンピュータ200の別の構成要素上に、或いはネットワークコンピュータ300の外部に記憶することができる。
【0067】
アプリケーション336は、ネットワークコンピュータ300によって実行された場合に、メッセージ(例えば、SMS、マルチメディアメッセージサービス(MMS)、インスタントメッセージ(IM)、電子メール、及び/又は他のメッセージ)、オーディオ、及びビデオを送信、受信、及び/又は他の方法で処理して、別のモバイルコンピュータの別のユーザとの電気通信を可能にするコンピュータ実行可能命令を含むことができる。アプリケーションプログラムの他の実施例は、カレンダー、サーチプログラム、電子メールクライアントアプリケーション、IMアプリケーション、SMSアプリケーション、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VOIP)アプリケーション、予定管理ソフト、タスクマネージャ、トランスコーダー、データベースプログラム、文書処理プログラム、セキュリティプログラム、表計算プログラム、ゲーム、サーチプログラムなどを含む。アプリケーション336は、以下で更に説明されるアクションを実施する追跡エンジン346を含むことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、アプリケーションの1又は2以上は、別のアプリケーションのモジュール及び/又はコンポーネントとして実装することができる。更に、種々の実施形態のうちの1又は2以上において、アプリケーションは、オペレーティングシステムの拡張機能、モジュール、プラグイン、又は同様のものとして実装することができる。
【0068】
更に、種々の実施形態のうちの1又は2以上において、追跡エンジン346は、クラウドベースのコンピュータ環境において作動することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、これらのアプリケーション及びその他は、クラウドベースのコンピュータ環境において管理することができる仮想マシン及び/又は仮想サーバ内で実行することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、このような状況において、アプリケーションは、クラウドベースのコンピュータ環境によって自動的に管理される性能及びスケーリング考慮事項に応じて、クラウドベースのコンピュータ環境内の1つの物理的ネットワークコンピュータから別のコンピュータに流れることができる。同様に、種々の実施形態のうちの1又は2以上において、追跡エンジン346に専用の仮想マシン及び/又は仮想サーバは、自動的にプロビジョニング及びデコミッション(作動解除)することができる。
【0069】
また、種々の実施形態のうちの1又は2以上において、追跡エンジン346又は同様のものは、1又は2以上の特定の物理的ネットワークコンピュータに結合されるのではなく、クラウドベースのコンピュータ環境にて稼働している仮想サーバ内に位置決めすることができる。
【0070】
更に、ネットワークコンピュータ300は、キー、デジタル証明書、パスワード、パスフレーズ、2要素認証情報又は同様のものなどのセキュリティ/暗号情報を生成、記憶及び/又は使用するため追加の不正開封防止保護を提供するHSM328を備えることができる。幾つかの実施形態において、ハードウェアセキュリティモジュールを利用して、1又は2以上の標準公開鍵基盤(PKI)をサポートすることができ、また、キーペアを生成、管理及び/又は記憶することができる。幾つかの実施形態において、HSM328は、スタンドアローンネットワークコンピュータとすることができ、場合によっては、HSM328は、ネットワークコンピュータに設置することができるハードウェアカードとして構成することができる。
【0071】
加えて、1又は2以上の実施形態(図示せず)において、ネットワークコンピュータは、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラム可能アレイロジック(PAL)など、又はこれらの組み合わせなど、1又は2以上のCPUの代わりに、1又は2以上の埋込ロジックハードウェアデバイスを含むことができる。埋込ロジックハードウェアデバイスは、埋込ロジックを直接実行して、アクションを実施することができる。また、1又は2以上の実施形態(図示せず)において、ネットワークコンピュータは、CPUの代わりに1又は2以上のハードウェアマイクロコントローラを含むことができる。1又は2以上の実施形態において、1又は2以上のマイクロコントローラは、その固有の埋込ロジックを直接実行してアクションを実施し、その固有の内部メモリ及びシステムオンチップなどの外部入出力インタフェース(例えば、ハードウェアピン及び/又は無線トランシーバー)にアクセスしてアクションを実施することができる。
【0072】
(例示の感知システム)
図4に示すように、例示のピクセル順次三角測量の3次元感知システム400は、例示の送受信(Tx−Rx)システム402を含むことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、送信システム404を含むことができる。送信システム404は、走査ビーム406を送信することができる。送信システム404は、1又は2以上の明るい光源408を含むことができる。例えば、1又は2以上の明るい光源408は、1又は2以上のダイオードレーザを含むことができる。1又は2以上の明るい光源408からの光は、コリメートされて走査ビーム406にすることができる。明るい光源408は、走査ビーム406をビーム走査機構410に向かって放射することができる。例えば、ビーム走査機構410は、微小電子機械(MEMS)ミラー、MEMSリボン駆動フェーズドアレイ(位相配列)、光フェーズドアレイ(OPA)、ガルバニックミラー、又は多角形回転ミラーを含むことができる。ビーム走査機構410は、送信システム404の視野にわたって走査ビーム406を空間的に回転させることができる。例えば、送信システム404は、走査ビーム406を介して、1又は2以上のピクセルサイズスポットを送信システム404の視野における1又は2以上の物体C上に投影することができる。
【0073】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、受信システム412を含むことができる。受信システム412は、受信器の視野において、1又は2以上の物体Cの1又は2以上の表面から反射するコリメートビーム406からの光416を検出する1又は2以上の位置センサ414(例えば、半導体センサ)(
図4は、1又は2以上のセンサ414の1つの横列を示しているが、1又は2以上のセンサ414は、1又は2以上の横列を含むことができる)を包含する光学受信器システムを含むことができる。受信システム412の孔418は、反射光416の一部を捕獲することができる。受信システム412のレンズ又は光学組立体(例えば、孔418における)は、捕獲された光をセンサ414の表面上のスポットに集束させることができる。スポットの位置は、走査角度α、及び、送信システム404と受信システム412の間を延びるベースライン420と物体Cとの間のレンジ距離Zの幾何学的関数とすることができる。
【0074】
送受信(Tx−Rx)システムは、送信システム404の一部と受信システム412の一部との間のオフセット距離Dを利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、オフセット距離Dは、送信システム404の走査ミラー(例えば、ビーム走査機構410)の走査軸と、受信システム412の受信光学系の光心との間に延びることができる。水平方向オフセットは、アジマス視差Q(例えば、水平方向オフセット方向に沿った変位)を生じる可能性がある。
図5にてより近接して例示されているように、アジマス視差Qはまた、光学系(例えば、受信システム412の光学系の中心と受信システム412のセンサ414の表面との間の焦点距離のような距離)に依存する可能性がある。
【0075】
図5は、例示の受信システム500を示す。例えば、受信システム500は、
図4の受信システムと同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、角度βは、主光線502とベースライン504によって形成される角度とすることができる。例えば、βの角度は、孔506の中心Bでの主光線502及びベースライン504によって形成することができる(
図5は、ベースライン504の部分図を示す)。幾つかの実施形態において、受信システム502は、拡大を排除した光学系を含むことができる。例えば、受信システム500により、主光線502がポイントIにてセンサ508に衝突し、同じ角度βをなすことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、センサ508の各ピクセルは、角度βに比例する縦列位置を有することができる。例えば、ポイントIにおけるピクセルは、角度βに比例する縦列位置(例えば、縦列数)を有することができる。
【0076】
図4に戻ると、送受信(Tx−Rx)システム402は、1又は2以上の送信システム404及び1又は2以上の受信システム412を利用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、2以上の送信システム404を利用することができる。例えば、複数の送信システム404の1又は2以上は、1又は2以上の走査機構410(例えば、共用走査ミラー)を共用することができる。他の実施形態では、複数の送信システム404の1又は2以上は各々、別個の走査機構410(例えば、別個の走査ミラー)を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、2以上の受信システム412(例えば、複数の受信器)を利用することができる。
【0077】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信システム404は、2つの次元における走査ビーム406の指示方向を決定(例えば、事前に)することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信システム404は、走査ビーム406の2又は3以上の回転角度を決定することができる。例えば、「出発点」では、送信システム404は、水平方向指示角度(例えば、高速走査方向)αと、垂直方向高度指示角ε(例えば、水平方向422から走査ビーム406及び/又は反射ビーム416まで延びる角度)を認知することができる。
【0078】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、1次元における主光線416の入射角度を感知することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システムは、受信している水平方向反射角度β(例えば、物体Cの表面により反射され且つ受信システム412の孔418によって捕獲された走査ビーム406の反射光416の一部の入射アジマス角)を決定することができる。幾つかの実施形態において、受信システム412は、主光線416が、孔418の中心、光学系、又は受信システム412のレンズ面に入射する角度を測定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、第2の次元(例えば、水平方向422から離れる垂直方向偏差角εに応じた高度角)を測定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、走査ビーム406が(例えば、角度εでの)システム400の水平方向422の上向き(又は下向き)、上方(又は下方)を指示しているときに、第2の次元を測定することができる。例えば、走査ビーム406の光は、同じ高度から受信システム412に向かって下方に(又は上方に)反射することができる。光線416は、同じ平面(コリメートレーザビーム406の出射中心構成及び受信光学系によって捕獲される戻り光線束の主光線416におって形成される平面)内で受信器412に反射することができる。
【0079】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412のセンサ414は、2次元(例えば、水平方向(例えば、βなど)及び垂直方向(例えば、εなど))で反射光416の入射方向を検知することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、各駆動ピクセル(
図6に関して以下で更に詳細に説明されるように)に対して1又は2以上の瞬時的縦列位置及び1又は2以上の瞬時的横列位置の両方を決定することにより、2次元での反射光416の入射方向を決定することができる。幾つかの実施形態において、送信システム404は、「出発点」での1次元(例えば、水平方向指示方向α)を記録することができる。高度角εを決定するよう受信システム412を構成するには、僅かに複雑にする必要があるが、この構成は、以下で更に詳細に説明されるように、他の利点を提供することができる。
【0080】
図6は、例示の2次元位置追跡受信器600を示す。例えば、受信器600は、上記で説明したものの1又は2以上と同じ又は同様のものとすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信器600は、捕獲した光スポット604を検出するピクセル(例えば、捕獲した光スポット604の中心を検出するピクセル)の横列602を決定することができる。幾つかの実施形態において、受信器600は、ピクセルの横列602に基づいて角度εを決定することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信器600は、ピクセルの縦列606を決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信器600は、ピクセルの縦列606に基づいて角度βを決定することができる。
【0081】
例えば、主光線608は、受信器600の孔610に入ることができ、受信器600は、主光線608を受信器600のセンサ612上に差し向ける。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信器600は、特定の横列614の識別子を記憶することができる。特定の横列614は、主光線608が角度εの観点から受信器600のベースラインに垂直方向である(例えば、角度εがベースラインから測定したときに90度とすることができる)ことに応答して、光スポット604を捕獲することができる1又は2以上のピクセルを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信器600は、特定の縦列の識別子を記憶することができる。特定の縦列616は、主光線608が角度アルファαの観点から受信器600のベースラインに垂直方向である(例えば、角度アルファαがベースラインから測定したときに90度とすることができる)ことに応答して、光スポット604を捕獲することができる1又は2以上のピクセルを含むことができる。
【0082】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信器600は、横列602と特定の横列614との間の第1の偏差618を測定することができる。幾つかの実施形態において、受信器600は、第1の偏差618に基づいて主光線608の入射方向(例えば、角度εの点で)を計算することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信器600は、縦列606と特定の縦列616との間の第2の偏差620を測定することができる。幾つかの実施形態において、受信器600は、第2の偏差620に基づいて主光線608の入射方向(例えば、角度βの点で)を計算することができる。
【0083】
加えて、本明細書及び対応する図面において、受取っている(入射)アジマス角は一般にベータで表記され、送信されたアジマス角は一般にアルファで表記され、また、高度角は一般にイプシロン(どの方向でも)で表記される。
【0084】
図4に戻ると、種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412のセンサ414は、二重機能センサとすることができる。二重機能センサは、スポットの視差を瞬時的に決定し、これにより3次元空間におけるボクセル毎の順次軌跡を生成することにより、ボクセル位置のリアルタイム計算を可能にすることができる。二重機能センサはまた、赤、緑、及び青(RGB)の光強度値(例えば、「記録した原色の「グレースケール」値)を捕獲することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、捕獲した色値を、送受信(Tx−Rx)システム402が順次的に記録した視差から計算を行う各ボクセル位置(例えば、3次元空間座標)とマッチングさせることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、色相を記録するため低輝度拡散周囲光を利用することができる。この場合、受信システム412は、より長い露出時間期間を実施することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信システム404は、高輝度有色走査ビーム406を利用することができる。この場合、受信システム412は、より短い露出時間期間を実施することができる。この受信システム412の二重機能形態は、センサ414(例えば、以下で更に詳細に説明される)のようなより複雑なセンサを含むことができる。
【0085】
種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、構造化光コード(例えば、以下で更に詳細に説明するような)を利用し捕獲するために、RGBセンサ機能を実装することができる。受信システム412は、RGB光強度の順次時空間的測定値を得ることにより、3次元空間において物体Cを位置決めすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、RGB光強度の順次時空間的測定値を得ることにより、受信システム412は、入射光線416の各々間の直接色コード相関関係を確立して、入射光線416の各々を複数の出射走査投影光線406の1つとマッチングさせることにより、色及びクレースケールピクセル値を決定し、3次元空間において物体Cを位置決めするのにこれらの値を実装することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム402は、ド・ぶれンコードを実装することができる。
【0086】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、高密度の多色構造化光コードシーケンスを利用できる堅牢なシステムを提供する追加のRGBセンサ機能を実装することができる。例えば、受信システム412は、高密度の多色構造化光コードシーケンスを利用して、走査した物体Cの正確且つ細粒の3次元表面輪郭マップを生成することができる。
【0087】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、厳しい周囲の光条件を検出し補償するアナログ色グレースケール能力を実装することができる。例えば、受信システム412が強い非均一な照明を検出するのに応答して、受信システム412は、1又は2以上の信号を送信システム404に提供することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信システム404は、投影光406を調整して、受信システム412からの1又は2以上の信号に応答して信号ノイズ比を改善し、これによりシステム400の堅牢性を向上させることができる。例えば、投影光406の調整に応答して、受信システム412は、鏡面反射を識別し、これによりエラーを防ぐことができる。
【0088】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、1又は2以上の強い不均一な高指向性の周囲光源を検出することができる。1又は2以上の強い不均一な高指向性の周囲光源を検出することに応答して、受信システム412は、1又は2以上の信号を送信システム404に提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、1又は2以上の信号は、検出された周囲光源の1又は2以上の特性を示すことができる。受信システム412からの1又は2以上の信号に応答して、送信システム404は、走査ビーム406において、又は走査ビーム406として具体的に選択され動的に調整されたR、G&B強度のミックスを放射することができる。例えば、送信システム404は、受信システム412が1又は2以上の画像を記録できるほど十分な時間期間の間、走査ビーム406の放射を遅延させることができる。この時間期間の間、受信システム412は、周囲光源から受取った光に応答して1又は2以上の画像を記録することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412のセンサ414は、デュアルモードセンサとすることができる。受信システム412のデュアルモードセンサは、時間期間中にミリ秒長さの露出を利用することができる。受信システム412は、周囲光の1又は2以上の特性を示す1又は2以上の信号を送信システム404に提供することができる。周囲光の1又は2以上の特性に基づいて、送信システム404は、走査ビーム406に送給される色源のミックス及び強度を動的に調整することができる。幾つかの実施形態において、送信システム404は、走査ビーム406をストロボ状にすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、ストロボ状ビーム406と受信システム412による測定を同期させることによって、走査物体Cの表面コントラスト(例えば、色相、色、コントラスト)を正確に測定することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、デュアルモードセンサは、走査同期モードに入り、ストロボ状ビーム406を用いた観測を記録することができる。このモードにおいて、強いスポット照明源は、ライン毎に同期される(例えば、受信システム412は、センサ414の露出時間を、走査ビーム406と空間的及び時間的に同期する露出の時間期間(例えば、マイクロ秒など)に設定することができる)。このモードにおいて、同期した光406の反射416は、周囲光に対して500対1(又はそれ以上)の利点を有することができる。従って、送受信(Tx−Rx)システム402は、そうでない場合に正確なボクセル位置追跡又は高度なダイナミックレンジ表面色コントラスト検出を妨げる可能性がある厳しい周囲光条件を克服することができる。詳細には、送受信(Tx−Rx)システム402は、動的システム性能を改善することができる。
【0089】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信システム404は、事前にスポットの高度を決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信側の光学系(例えば、ビーム走査機構410)は、スポットの高度を決定することができる。例えば、走査光学系、1又は2以上のMEMS走査ミラー、又はOPAシステムの既知の偏角は、スポットの高度を示すことができる。従って、受信カメラ(例えば、センサ414)によって記録された各ピクセルについて、視野内の対応するボクセル位置を計算することができる。上述のように、3次元表面構造並びに高解像度画像詳細(コントラスト関数)の両方は、細粒時間解像度でモーションキャプチャすることができ、その結果、マイクロ秒及び場合によってはナノ秒で個別にタイムスタンプされた微細な画像詳細を有する、ボケのない高速画像が得られる。1つの利点は、この正確なイントラフレーム時間(スポットが特定のサブフレーム領域にて照明される正確な時間間隔)を用いることで、物体の位置、速度及び加速度の推定精度を有意に向上できることである。
【0090】
従来のカメラにおいては、典型的なフレーム露出時間は、ミリ秒単位で測定される。例えば、30FPSカメラは、33ミリ秒のフレーム露出時間を有し、これにより有意なモーションぶれ及び時間的位置の曖昧さが導入される可能性がある。この時間の曖昧さは、速度の曖昧さをもたらす結果となる。例えば、この時間の曖昧さは、結果として、衝突防止に不可欠の物体又は構造の観測エッジに関して、又は高速で飛行している自律ドローンにおける経路計画に関して速度の曖昧さをもたらす可能性がある。対照的に、種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、優れた衝突防止をもたらすことができる。例えば、高速で正確な測定及び計算を提供することにより、送受信(Tx−Rx)システム402は、高速及び/又は迅速なナビゲーションを提供することができる。観測時間ウィンドウをフレーム全体から個別のライン及びピクセルに狭めることにより、観測事象の不確定性が有意に小さな時間ウィンドウ(スポット照明ストロボ状モーメント)にまで低減される。これにより、このような観測の精度及び観測に基づく予測の精度が改善される。このことは、衝突防止のためのリアルタイムの軌跡推定及び高速で低待ち時間(low-latency)な計算を極めて改善し、高速飛翔体のジャストインタイムで一瞬の「ドッジング(dodging)」を可能にする。
【0091】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、高度にコリメートされたトリガビーム406は、1ピクセルの範囲を有することができる。例えば、トリガビーム406の範囲は、視野の約100万分の1を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、高精細(HD)解像度において、1つのピクセルは、視野にわたって約100万の順次位置を走査する。
【0092】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、走査ビーム406としてボクセルサイズの3次元トリガビームと共にストロボサーチライトを利用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、広域スペクトル照明ビームは、トリガビーム406と同心状に構成することができる。他の実施形態において、広域スペクトル照明ビームは、トリガビーム406の高速追いかけ(pursuit)にあるように構成することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、広域スペクトル照明ビームは、トリガビーム406よりも立体角で最大1,000倍大きい広域スポットを有することができる。送信システム404は、蛍光体の拡散作用を利用して、例えば、高密度単色コヒーレントレーザ源(例えば、445nmレーザダイオード)をより拡散された広域スペクトルの光源に変換することができる。このより拡散したインコヒーレントの光をより大きな照明パワーで用いることにより、送受信(Tx−Rx)システム402の速度、精度、及びレンジを拡張することができる。
【0093】
図7は、例示の送受信(Tx−Rx)システムが例示の走査領域700を走査するのに利用できる例示のストロボサーチライト(SSL)を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ストロボサーチライト(SSL)は、走査領域700内にある3次元表面704の一部にわたって走査するボクセルサイズのトリガビーム(TB)702を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムにより、SSLは、サーチ領域700に飛散する波面706を有することができるようになる。ボクセルサイズのトリガビーム702は、走査領域700内でボクセルサイズポイント708にて3次元表面704に衝突することができる。
【0094】
図8は、例示の送受信(Tx−Rx)システムが例示の走査領域を走査するのに利用できる例示のフライングスポット型ストロボサーチライト(SSL)800を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、フライングスポット型ストロボサーチライト(SSL)800は、狭くコリメートされたボクセルサイズの(例えば、単一のピクセルサイズの)トリガビーム802を囲むことができる。
【0095】
図9は、例示の送受信(Tx−Rx)システムが例示の走査領域を走査するのに利用することができる例示のフライングスポット型ストロボサーチライト(SSL)900を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、フライングスポット型ストロボサーチライト(SSL)900は、狭くコリメートされたボクセルサイズのトリガビーム902を後追い(trail)することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、トリガビーム902は、新規に駆動されるピクセルがSSL900を検出するのに小さいが十分な時間量が存在するのを確保することができる。例えば、新規に駆動されるピクセルの駆動は、トリガビーム902の反射光の検出によって引き起こされてこれに追従することができる。
【0096】
図4に戻ると、送受信(Tx−Rx)システム402により、スポットライトが短い時間期間ピクセルを照明できるようになること、及び送受信(Tx−Rx)システム402が露出期間を1又は2以上の観測ボクセル時間と相間付けることができることに起因して、送受信(Tx−Rx)システム402は、実質的にボケが無く且つ極めて狭い時間ウィンドウに時間的制約を受けるRGB画像を記録することができる。例えば、20メートル/秒(72km/hr又は45mph)で走行している車に搭載され100フレーム/秒のグローバルシャッターを用いた従来のセンサは、車道を見下ろしたときに20cm(約3分の2フィート)のピクセルボケを視認し、カメラ解像度を無意味にし、画像再構成を不可能にする可能性がある。種々の実施形態のうちの1又は2以上の実施形態のスマートスポット照明は、様々なカメラの解像度限界を遙かに下回って、例えば何桁も(例えば20ミクロンまで)このモーションぶれ(blur)を低減することができる。例えば、種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、従来の33ミリ秒のウィンドウを、例えば1000倍狭めることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、従来の33ミリ秒のウィンドウを、例えば33マイクロ秒ほどの短い露出時間を達成するよう狭めることができる。
【0097】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、スマートスポット照明を利用する際に、トリガビームの放射時間からストロボサーチライトの放射遅延を決定付ける移行期間を選択することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、移行期間は、トリガビームによるピクセルの照明時間に対して、ストロボサーチライトによるピクセルの照明の正確な時間を予め設定する。幾つかの実施形態において、ストロボサーチライトによる照明の正確な時間は、トリガビームによる照明時間に対して予め設定されるので、送受信(Tx−Rx)システム402は、カメラセンサ平面自体(例えば、センサ114の平面)においてロジックを追加することなく、高速ピクセルゲーティングなしで正確な時間にピクセルを作動させることができる。対照的に、従来の第3次元キャプチャシステム(例えば、Canesta(登録商標),SwissRanger(登録商標),Softkinetic(登録商標)、又はその他によって提供されるもの)は、各ピクセルにおいて複雑なロジックを必要とし、最小ピクセルサイズを増大させる追加のトランジスタを必要とし、これは、解像度、サイズ、システム出力、及びコストに悪影響を及ぼす。
【0098】
任意選択的に、種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412の個々のピクセル(又は別個の高感度受信器、例えば、SPAD)は、反射ビーム416を検出することができる。この検出に応答して、受信システム412は、順次した個々の露出オンオフ回路(例えば、以下で更に詳細に説明されるように)をトリガすることができる。
【0099】
種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、3次元ボクセルマッチ、レーザ飛行時間型トリガ、RGBフラッシュ及び対応するピクセル毎の自動露出を利用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402のトリガされた二重機能センサは、送信システム404の1又は2以上の強い青色レーザ及び1又は2以上の蛍光体によって放射された光を検出することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、1又は2以上の強い青色レーザは、強い青色レーザ光の1又は2以上の強いフラッシュを放射することができる。幾つかの実施形態において、強い青色レーザ光の1又は2以上の強いフラッシュは、1又は2以上の蛍光体を励起することができる。例えば、強い青色レーザ光に応答して、蛍光体は、強い青色レーザ光の青色光子エネルギーのほとんどをより拡散性のある白色照明スポットに変換することができる。このような蛍光体ダウン変換(例えば、短波長から長波長への)は、一定のレイテンシー(例えば、位相シフト)で応答することができる。例えば、蛍光体は、短い遅延後、狭帯域青色レーザフラッシュ光波面の後に白色広域スペクトル光波面を追従させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、種々の蛍光体の蛍光体固有の遅れを選択し、蛍光体の種々の波長の虹色応答を時間的に広げることができる。例えば、種々の蛍光体は、種々の波長に基づいて変化する蛍光体遅延時間を提供することができる(例えば、帯青緑から赤色へ、波長がより長いほど、蛍光体遅延時間が長くなる可能性がある)。
【0100】
種々の実施形態の幾つかにおいて、送信システム404は、光の速度で移動する鋭い紫外線(UV)又は青色レーザパルス誘起の虹色波面を放射することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、(飛行時間遅延後に)センサ414に到達する第1の光は、帯青光を含むことができる。到達する最後の光子は、帯赤光を提供することができる。表示の類似の時間遅延は、「PlainBow」と呼ばれる現象を引き起こす可能性がある。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、高速ピクセルは、先頭の青色光(例えば、青色レーザ源から直接発生する)を検出することができる。後続の蛍光体光の到達遅れにより、新規のトリガ機能が可能となる。例えば、トリガピクセルは、最初に、当該ピクセルによって最初に受取った光線の起点(例えば、当該青色光線が反射された表面上のボクセル位置(縦列識別子及び/又は横列識別子))を記録することができ、また、例えば、捕獲されるフォトダイオード発生の光電流(例えば、浮遊拡散における)用の新しい経路をラッチ解除又は開放することによって、第2の集積感知機能をトリガすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、パルス状レーザは、最初にピクセルに到達することになる狭帯域青色光を直接生成することができる。狭帯域青色光に応答して、ピクセルは、スペクトル的に記録されることになる到着見込みの光のための経路を開放することができる。このトリガされたピクセル機能を利用することによって、ピクセルは、該ピクセルに光を有するかどうかを区別することができる。例えば、光を有する所与のピクセルに応答して、当該所与のピクセルは色情報を捕獲することができる。
【0101】
種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、フィルタ無しで有色ストロボトリガによる時系列スマートピクセルを利用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、t
0での入射波面のトリガされたピクセル光電流を捕獲することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、横列又は縦列センスラインは、トリガされたピクセル光電流を測定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、追加のカスケードトリガされた隣接ピクセルが、僅かに遅延した露出モーメントt
1にて入射波面の遅い長波長成分を捕獲するようにさせることができる。カスケード遅延を用いることによって、受信システム412は、例えば、フィルタを必要とすることなく、ピクセル色時系列法にてスペクトルの種々のサブバンドを捕獲することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、種々のカスケードフォトダイオードは、表面近くに青色感度及び下方深くに赤色感度を有する層状又は積層状のフォトダイオードを含むことができる(例えば、
図27の4ピンフォトダイオード(PDD)は、上下に存在することができる)。
【0102】
例えば、レンジ内に小物体が存在するときには、受信システム412は、ピクセル及び時間(例えば、ナノ秒)レベルで種々の周囲/バックグラウンド光を抑制しながら、走査ビーム406を用いて送信システム404が含むRGBピクセル値を自動的に捕獲することができる。このようにして、受信システム412は、強く選択的なピクセル機能を生成し、フォアグラウンドにおける3次元物体をクロッピング(cropping)し、最小の可能性のある露出モーメントを記録することができる。以下で更に詳細に説明するように、
図28は、超高速の順次的にトリガした及び/又は外部ゲーティングされた(externally gated)PDDの1つの実施例を示している。
【0103】
任意選択的に、種々の実施形態のうちの1又は2以上において、トリガとして機能するピクセルは、サブピクセルとすることができ、トリガする青色光波長を選択的に感知し、第2の別個の有色(例えば、RGB)ピクセルをゲーティング又はラッチ解除する選択的狭帯域フィルタを備える。
【0104】
送信システム404及び受信システム412の両方は、高速リアルタイム位置スポット位置検出器を含むことができる。センサ及びビュー/カメラ視点推定による1又は2以上の次元の位置検出及び任意選択的に飛行時間の直接時間及び距離測定は、PhotonJetに譲受されたPhotonJetによる特許文献1〜3において記載されている。このような位置検出はまた、発明者としてGerard Dirk Smitsの名前でPhotonJetの特許後出願により更に詳細に説明されている。
【0105】
種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、支援ステレオを利用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、エピポーラステレオ走査構成で配列された2つの同期横列走査ローリングシャッターカメラ(例えば、各受信器のそれぞれのセンサ414として)を含むことができる。例えば、オフセット距離Dは、2つのエピポーラステレオ受信器(例えば、左側受信器及び右側受信器)を離間することができる。2連受信器は、例えば、送信された走査ビーム406を一定の高度に沿って向けることにより、予め選択された単一の横列に沿った投影スポットに対してのアジマス視差縦列値を検出できる1次元(1D)位置検出器として機能することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信システム404は、例えば、事前に特定の高度の高度角εを認知することができる。各時間モーメントにおいて、受信システム412は、2つのエピポーラステレオ受信器の各センサ414からの値である、2つの値を読み取ることができる。
【0106】
既知の高度から、送信システム404又は受信システム412の1又は2以上は、Y次元を決定することができる。2つのアジマスアルファ又はX値のうちの1又は2以上から、送信システム404又は受信システム412の1又は2以上は、X座標及びZ座標(又はレンジ)の両方を決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、あらゆるモーメント、すなわち、走査ビーム406が二重孔ステレオ視野内の物体から反射するあらゆる位置について、送受信(Tx−Rx)システム402は、瞬間(X,Y,Z,t)ボクセル位置−時間ベクトルを計算することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、ボクセル位置軌跡を決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、これら複数の位置−時間ベクトルを含むボクセル位置軌跡を決定することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム402は、最小(例えば、マイクロ秒)レイテンシーで1秒毎にこれらの位置−時間ベクトルの1億又はそれよりも多くを記録しこれに基づいて動作することができる。
【0107】
図10は、3つの例示の1次元リアルタイムセンサを利用して例示のフライングスポット型SSLを追跡する例示の高速追跡システム1000を示す。例えば、高速追跡システム1000は、上記で説明された送受信(Tx−Rx)システムの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、高速追跡システム1000は、第1の受信器1002、第2の受信器1004、及び任意選択的に第3の受信器1006を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、第1の受信器1002は、第1のセンサ1008を含むことができる。第2の受信器1004は、第2のセンサ1010を含むことができる。第3の受信器1006は、第3のセンサ1012を含むことができる。幾つかの実施形態において、第1の受信器1002は、A位置にて中心点を有する第1の孔1014を含むことができる。第2の受信器1004は、B位置にて中心点を有する第2の孔1016を含むことができる。第3の受信器1006は、E位置にて中心点を有する第3の孔1018を含むことができる。幾つかの実施形態において、第1、第2、及び第3の孔1014、1016、1018は、ベースラインに沿って一方向に整列することができる。
【0108】
幾つかの実施形態において、2つのセンサ1008、1010は、任意選択の横列選択ライン1022に沿って一方向に整列された高速走査アジマス方向で瞬時的なピクセル毎のステレオ視差を記録することができる。
図10は、ベースライン1020に沿って位置決めされた送信システム1024を示しているが、送信システム1024は、ベースライン以外の様々な位置に存在することができる(例えば、本明細書で説明される1又は2以上他の実施形態にも適用されるような)。
【0109】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、任意選択の第3のセンサ1012は、1次元センサとすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、システム1000は、フライングスポットの瞬時高度(ε)を測定するよう第3の1次元センサ1012を定位することができる。例えば、第3の1次元センサ1012は、第1のセンサ1008及び第2のセンサ1010(例えば、
図10に例示されるような)の向きに垂直方向な(例えば、その向きに対して90度回転された)向きを有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、第3の1次元センサ1012は、横列選択ライン1022と一直線に並んで存在することができる。
【0110】
例えば、孔1014、1016、1018は、物体Cから反射する主光線をセンサ1008、1010、1012のそれぞれに差し向けることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、横列選択ライン1022は、第1のセンサ1008のピクセル横列1026を作動させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、横列選択ライン1022は、第2のセンサ1028のピクセル横列1028を作動させることができる。駆動された横列1026におけるピクセル1030は、主光線を捕獲することができる。第1の受信器1002は、ピクセル1030の縦列1032を決定することができる。駆動された横列1028におけるピクセル1034は、主光線を捕獲することができる。第2の受信器1004は、ピクセル1034の縦列1036を決定することができる。これらの測定値から、システム1000は、第1の次元における物体Cの位置を決定することができる。
【0111】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、第3の受信器1006は、例えば、縦列選択ライン(図示せず)を介して第3のセンサ1012のピクセル縦列1038を作動させることができる。駆動された縦列1038におけるピクセル1040は、主光線を捕獲することができる。第3の受信器1006は、ピクセル1040の横列1042を決定することができる。これらの測定値から、本システム1000は、第2の次元における物体Cの位置を決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、第1及び第2の次元は、レンジに加えた次元とすることができる。
【0112】
種々の実施形態の幾つかにおいて、システム1000は、第1のセンサ1008又は第2のセンサ1010のうちの1又は2以上として1又は2以上の2連受信器を含むことができる。幾つかの実施形態において、送信システム1024は、走査ビーム1044の高度を追跡することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、第3の受信器1006は、送信システム1024と同じ位置に配置することができる。
【0113】
図11は、3つの例示の1次元リアルタイムセンサを利用して、例示のフライングスポット型SSLを追跡する例示の高速追跡システム1100を示す。例えば、高速追跡システム1100は、上記で説明された送受信(Tx−Rx)システムの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、高速追跡システム1100は、左側受信器、右側受信器、及び任意選択的に高度受信器を含むことができる。左側受信器は、第1のセンサ1102を含むことができる。右側受信器は、第2のセンサ1104を含むことができる。高度受信器は、第3のセンサ1106を含むことができる。幾つかの実施形態において、第3のセンサ1106は、1次元センサとすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、システム1100は、物体C上でフライングスポット1108の瞬時高度(ε)を測定するよう第3のセンサを定位することができる。例えば、第3のセンサ1106は、第1のセンサ1102及び第2のセンサ1104(例えば、
図11に例示されるような)の向きに垂直方向な(例えば、その向きに対して90度回転された)向きを有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、システム1100は、第3のセンサ1106を装着し、追加の垂直方向視差を生成することができる。例えば、システム1100は、左側受信器の垂直方向位置、右側受信器の垂直方向位置、及びシステム110の送信器1110の垂直方向位置の上方に第3のセンサ1106を装着することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、左側受信器は、第1のセンサ1102上に反射光を差し向ける第1の孔1112を含むことができる。右側受信器は、第2のセンサ1104上に反射光を差し向ける第2の孔1114を含むことができる。ベースラインは、第1の孔1112と第2の孔1114との間に延びることができる。高度受信器は、第3の孔1116を含むことができる。第3の孔1116は、ベースラインと垂直方向平面に沿って三角形を形成する位置に存在することができる。幾つかの実施形態において、システム1100は、ベースラインの垂直方向位置の上方で第3のセンサ1106を装着することができる。
【0114】
図12は、3つの例示の1次元リアルタイムセンサを利用して、例示のフライングスポット型SSLを追跡する例示の高速追跡システム1200を示す。例えば、高速追跡システム1200は、上記で説明された送受信(Tx−Rx)システムの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、高速追跡システム1200は、左側センサ1202、右側センサ1204、及び任意選択的に高度センサ1206を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、高度センサ1206は、1次元センサとすることができる。幾つかの実施形態において、高度センサ1206は、左側センサ1202と右側センサ1204との間に位置決めすることができる。例えば、高度センサ1206は、左側センサ1202と右側センサ1204との間に延びるベースライン上に位置決めすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ベースラインは、長さDxを有することができる。高度センサ1206は、左側センサ1202及び右側センサ1204の各々から長さDxの半分の距離に位置決めすることができる。
【0115】
種々の実施形態の幾つかにおいて、システム1200は、物体Cの一部1208を照明しながら、追加の垂直方向視差を提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信システム1210は、走査コリメートレーザビームをベースラインの上方に高く向けるようにして障害物(例えば、物体Cなど)を見下ろす位置に装着(例えば、障害物の上方に装着)することができる。これは、車両において有利とすることができる。幾つかの実施形態において、システム1200は、ベースラインの上方で距離Dyにて送信システム1210を位置決めすることができる。本システム1200は、高度センサ1206の上方に垂直方向に送信システム1210を位置決めすることができる。例えば、システム1200は、最大水平方向ベースラインDx(例えば、車両用ヘッドライトにおいて120cm〜200cm)を提供することができる。システム1200はまた、有意な垂直方向ベースラインDy(例えば、80cm〜120cm)を提供することができる。
【0116】
図13は、受信器の例示のステレオペアを含む例示の受信システム1300を示す。例えば、受信システム1300は、上記で説明されたものと同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム1300は、左側受信器1302及び右側受信器1304を含むことができる。左側受信器1302は、第1のセンサ1306を含むことができる。右側受信器1304は、第2のセンサ1308を含むことができる。左側受信器1302は、第1のセンサ1306上に光を差し向ける第1の孔1310を含むことができる。右側受信器1304は、第2のセンサ1308上に光を差し向ける第2の孔1312を含むことができる。距離Dは、第1の孔1310及び第2の孔1312を互いに離間することができる。距離Dは、第1の孔1310及び第2の孔1312を互いに離間することができる。
【0117】
種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム1300は、観測可能視差(例えば、ビーム角の間の観測可能な区別)を決定することができる。例えば、ターゲットと受信システム1300との間の距離が増大すると、観測可能視差が減少する可能性がある。受信システム1300は、観測可能視差が閾値に合格した(例えば、閾値を下回った)と決定されたことに応答して、可能性のあるZレンジ誤差を低減することができる。例えば、受信システム1300は、飛行時間法(例えば、以下で更に詳細に説明されるような)による側距に自動的に切り替えることができる。
【0118】
種々の実施形態の幾つかにおいて、送信されたビーム1314は、第1の位置1316(例えば、近距離)にて物体から反射することができる。幾つかの実施形態において、送信ビーム1314は、第2の位置1318(例えば、中距離)にて物体から反射することができる。幾つかの実施形態において、送信ビーム1314は、第3の位置(例えば、
図13の外に存在する遠距離)にて物体から反射することができる。左側受信器1302は、第1の位置1316にて物体から反射する光線1320を受入れることができる。右側受信器1304は、第1の位置1316にて物体から反射する光線1322を受入れることができる。例えば、第1のセンサ1306の第1のピクセル1324は、反射した光1320を捕獲することができる。第2のセンサ1308の第2のピクセル1326は、反射した光1322を捕獲することができる。左側受信器1302は、第2の位置1318にて物体から反射する光線1328を受入れることができる。右側受信器1304は、第2の位置1318にて物体から反射する光線1330を受入れることができる。例えば、第1のセンサ1306の第3のピクセル1332は、反射した光1328を捕獲することができる。第2のセンサ1308の第4のピクセル1334は、反射した光1330を捕獲することができる。左側受信器1302は、第3の位置にて物体から反射する光線1336を受入れることができる。右側受信器1304は、第3の位置にて物体から反射する光線1338を受入れることができる。例えば、第1のセンサ1306の第5のピクセル1340は、反射した光1336を捕獲することができる。第2のセンサ1308の第6のピクセル1342は、反射した光1338を捕獲することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、第1のセンサ1306の第7のピクセル1344は、第1のセンサ1306から無限大の距離に接近する種々の物体から反射した光を捕獲することができる。第2のセンサ1308の第8のピクセル1346は、第2のセンサ1308から無限大の距離に接近する種々の物体から反射した光を捕獲することができる。
【0119】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、システム1300は、近接物体から反射した光を捕獲するときに生じるように、良好な視差1348(例えば、第1のピクセル1324と第2のピクセル1326との間)を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、システム1300は、より離れた距離にある物体から反射した光を捕獲するときに生じるように、減少した視差1350(例えば、第3のピクセル1332と第4のピクセル1334との間)を有することができる。例えば、遠くの距離(例えば、第3の位置)に位置決めされた物体からの反射を捕獲するときには、システム1300は、不十分な視差(例えば、第5のピクセル1340と第6のピクセル1342との間)を有する場合がある。幾つかの実施形態において、システム1300は、無限大に接近する距離に位置決めされた物体からの反射を捕獲するときに生じるように、視差(例えば、第7のピクセル1344と第8のピクセル1346との間)が無い(又は実質的に無い)場合がある。
【0120】
図14は、例示の送受信(Tx−Rx)システム402(例えば、上記で説明したものの1又は2以上)における追跡を強化することができる、例示の修正再帰反射(MRR)ターゲット1400を示す。種々の実施形態の幾つかにおいて、修正再帰反射ターゲット1400は、走査レーザビーム1404の反射を提供することができる。修正再帰反射ターゲット1400は、支援ステレオ三角測量のレンジを有意に増大させることができる。修正再帰反射ターゲット1400は、長距離飛行時間測定用にステレオ受信器を使用するためレンジを有意に増大させることができる。例えば、三角測量が遠距離にて十分なベースラインが無い場合、修正再帰反射ターゲット1400は、正確な3次元検出を提供するように、反射を提供することができる。
【0121】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、修正再帰反射ターゲット1400は、反射が大きな信号強度を有するようにさせることができる。例えば、修正再帰反射ターゲット1400は、反射が、ランバージャン反射又は拡散反射と比べて100倍のゲインを有するようにさせることができる。幾つかの実施形態において、修正再帰反射ターゲット1400は、受信システムが広範囲で検出するのに十分ほど強い反射を提供するよう、LIDARモードパルスを反射することができる。
【0122】
種々の実施形態の幾つかにおいて、修正再帰反射ターゲット1400は、2つの再帰反射光線束1406、1408に反射を分割することができる。例えば、修正再帰反射ターゲット1400は、受信システムのステレオ受信ペアにて2つの再帰反射光線束1406、1408に向けることができる(例えば、2つの再帰反射光線束1406、1408の各々に、ステレオ受信ペアのそれぞれの受信器1412、1414にて向けることができる)。幾つかの実施形態において、修正再帰反射ターゲット1400は、エピポーラ(例えば、水平方向)分岐角約3α(例えば、以下で更に詳細に説明されるように)でステレオ受信器ペアにおいて2つの再帰反射光線束1406、1408に向けることができる。例えば、再帰反射ターゲット1400は、狭い拡がり角反射ビームペア(例えば、1度未満とすることができるビーム拡がり角で)に反射を分割することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、再帰反射ターゲット1400は、デコール接着MRRターゲット(例えば、遠距離にてマシンビジョンにより車両の正確な知覚を提供するよう、車両の外周に取り付けられる)とすることができる。MRR1400によりエピポーラ(例えば、水平方向)の正確且つ慎重な3α拡散を実施することにより、再帰反射ターゲット1400は、従来の再帰反射を引き起こすことができ、他の顕著な表面(例えば、ナンバープレート、後方指示器、幹線道路標識、及び「キャッツアイ」レーンマーカー)は、受信システムのステレオ受信器ペア(例えば、ヘッドライト組立体において)にとってあまり明るく見えない可能性がある。光をターゲット上に正確に反射して戻す(及び任意選択的に、送信システム1410が既知の時間間隔で光をパルス化する)ことにより、修正再帰反射ターゲット1400は、送信システム1410が送信光の所要の大きさを低減するのを可能にすることができる。また、光をターゲット上に正確に反射して戻す(及び任意選択的に、送信システム1410が既知の時間間隔で光をパルス化する)ことにより、修正再帰反射ターゲット1400は、車両のマシンビジョンガイダンスシステムの受信システムが、その固有の信号を瞬時的(又は実質的に瞬時的)に認識できるようにすることができる。
【0123】
図15は、例示の走査ビームを分割及び反射することができる例示の立方体状再帰反射ターゲット1500を示す。例えば、立方体状再帰反射ターゲット1500は、
図16の修正再帰反射ターゲットと同じ又は同様とすることができる。立方体状再帰反射ターゲットは、上記で説明されたシステムのうちの1又は2以上のシステムの構成要素とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、立方体状再帰反射ターゲット1500は、水平方向反射分割を提供する修正ファセット1502を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、修正ファセットは、小さな偏差角αを有することができる。例えば、偏差角αは、修正ファセット1502と、立方体状再帰反射ターゲット1500の他の各ファセットの1又は2以上に直交する平面との間の角度を表すことができる(例えば、修正ファセット1502と他の各ファセットの1又は2以上との間の角度が90±小偏差角α)。
図14に関して上記で説明されたように、立方体状再帰反射ターゲット1500は、偏差角αの3倍である、2つの反射ビーム間の角度分離を提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムのステレオ受信器が各々、同量の光を同時に受入れるときには、システムは、受取った光が不要な(spurious)周囲光(異なる回数又は異なる大きさでステレオ受信器に到達する可能性がある)ではなくシステムの送信器からのものであるという確度を高めることができる。
【0124】
図16は、例示の走査ビーム1602を例示の車両1608に向けた2つの例示の別個のビーム1604、1606に分離し反射することができる例示の再帰反射ターゲット1600を示す。例えば、再帰反射ターゲット1600は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、車両1608は、送受信(Tx−Rx)システムを含むことができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムは、送信システム1610を含むことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システムは、第1の受信システム1612及び第2の受信システム1614を含むことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信システム1610は、送信側走査ビーム1602を放射することができる。
【0125】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、車両1608は、超小型車両(USV)とすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、車両1608は、ステレオ受信器(例えば、受信システム1612、1614)が車両1608のヘッドライト組立体に組み込まれた状態で再帰反射ターゲット1600の正確なレンジを維持することができる。再帰反射ターゲットは、例えば、送信ビーム1602の反射1604、1606を検出する受信システム1612、1614の能力を向上させ、これにより受信システム1612、1614が正確なレンジ検出を提供しながら、送信システム1610が極めて脆弱な信号(例えば、レーザ安全)を放射することを可能にすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、極めて狭い反射であることに起因して、送信システム1610及び再帰反射ターゲット1600は、他の車両の受信器による反射の検出を回避することができる。
【0126】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、本明細書で記載されるような(例えば、特に高速レーンにおける自律USV用の規格として導入されたときの)USVに置かれる高度方向選択性の反射ターゲットのシステムは、高速度で極めて近くて安全なプラトーンを可能にすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、このようなターゲットの高度の方向選択性は、対向レーン又は隣接レーンにおいて車両の直接照明又はLIDARにより他の場合に引き起こされる可能性のある干渉作用を最小限にすることができる。幾つかの実施形態において、当該システムの固有走査照明の再帰反射(例えば、
図15に示されるような3αの近似分離角度を有する双方向再帰反射)以外の何らかの発生源からの光は、同時に受取られる左側及び右側反射をもたらす可能性が低い(例えば、別の光源の不要な(spurious)反射は、システムの左側及び右側受信器の両方に同時に到達する可能性が低い)理由から、システムが左側反射及び右側反射の両方を同時に検出するときには、本システムは、結果として生じる計算された距離又は位置推定を高信頼度に関連付けることができる。
【0127】
図17は、例示の先行車両1700及び例示の後続車両1702を示している。例えば、先行車両1700又は後続車両1702の1又は2以上は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、後続車両1702は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様の送受信(Tx−Rx)システム1704を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム1704は、送信システム1706を含むことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム1704は、第1の受信システム1708及び第2の受信システム1710を含むことができる。例えば、第1の受信システム1708又は第2の受信システム1710のうちの1又は2以上は、後続車両1702のヘッドライトに位置決めすることができる。
【0128】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信システム1706は、第1の方向1712で走査ビームを放射することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信システム1706は、第2の方向1714で走査ビームを放射することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、先行車両1700は、1又は2以上の再帰反射器1716、1718を含むことができる。1又は2以上の再帰反射器1716、1718は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。例えば、1又は2以上の再帰反射器1716、1718は、先行車両1700の1又は2以上のテールライトに位置決めすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、再帰反射器1718は、第1及び第2の受信システム1708、1710が捕獲する第1及び第2の反射ビーム1720、1722として第2の位置1714にて走査ビームを分割及び反射することができる。幾つかの実施形態において、再帰反射器1718は、第1及び第2の受信システム1708、1710が捕獲する第3及び第4の反射ビーム1724、1726として第1の位置1712にて走査ビームを分割及び反射することができる。
【0129】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、先行車両1700及び後続車両1702は、高速度で正確なラインにて隊列及びプラトーン(platoon)走行することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、後続車両1702の送受信(Tx−Rx)システム1704は、先行車両1700の再帰反射器1716、1718を検出及び追跡することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム1704は、先行車両1700の向きを決定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム1704は、後続車両1702の向きを決定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム1704は、他の車両に対する先行車両1700の向き又は後続車両1702の向きの1又は2以上を決定することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム1704は、先行車両1700の複数の再帰反射器の正確な位置(例えば、先行車両1700の後部上の3又は4個のターゲット)をマークすることができる。送受信(Tx−Rx)システム1704は、飛行時間、三角測量、又は写真測量法のうちの1又は2以上を介して6自由度のこれらのターゲットの距離又は位置を完全に正確に及び瞬時に推定(例えば、2つの車両間の相対位置又は速度を推定する)することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム1704は、複数の繰り返し測定後(例えば、自動衝突防止システムのための上方を提供)、6つのDOFにおける先行車両1700の後部上に3又は4つのターゲットの各々を位置決めすることができる。
図18は、三角測量から飛行時間に動的に切り替えるための例示のシステム1800のための例示のロジックフロー図を示している。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、プロセス1800は、三角測量と飛行時間を組み合わせることができる。送受信(Tx−Rx)システムは、プロセス1800を利用することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。
【0130】
開始ブロックの後、ブロック1802において、送受信(Tx−Rx)システムの送信システムは、1又は2以上のビームを位置Cにおいて物体の表面に送出することができる。
【0131】
ブロック1804において、送受信(Tx−Rx)システムは、送受信(Tx−Rx)システムの受信システムが、位置C(例えば、位置Cが受信システムの特定のレンジ内にある場合)で表からの1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受入れるかどうかを決定することができる。例えば、受信システムの1又は2以上の受信器は、反射を検出することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信システムは、受信システムの1又は2以上の受信器の第1の受信器が、位置Cにて表面から1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受信したかどうかを決定することができる。第1の受信器が位置Cにて表面から1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受信できないと判定したことに応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1810に進むことができる。第1の受信器が位置Cにて表面から1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受信したと判定したことに応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、第1の受信器が位置Cにて表面から1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受信した時間tを記録することができ、次いで、ブロック1806に進むことができる。
【0132】
加えて、1又は2以上の実施形態において、順次光ビームとしては距離が大きすぎる場合には、1又は2以上の光ビームは、ブロック1816で、以下で検討するようにパルス化することができる。更に、1又は2以上の実施形態において、三角測量(例えば、支援ステレオ型)を決定するために、両方の受信器は、ブロック1816で、以下で検討するように、反射ブロックビームを同時に検出することができる。
【0133】
ブロック1806において、送受信(Tx−Rx)システムは、受信システムの1又は2以上の受信器の第2の受信器が、位置Cにて表面から1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受信したかどうかを決定することができる。第2の受信器が位置Cにて表面から1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受信できないと判定したことに応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1810に進むことができる。第2の受信器が位置Cにて表面から1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受信したと判定したことに応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、第2の受信器が位置Cにて表面から1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受信した時間tを記録することができ、次いで、ブロック1808に進むことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1804及び1806を並行して実行することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、第1又は第2の受信器の1又は2以上が位置Cにて表面から1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受信できないことに応答して、ブロック1810に進むことができる。
【0134】
ブロック1808において、送受信(Tx−Rx)システムは、第1の受信器について記録した時間tを第2の受信器について記録した時間tと比較することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムは、これらの時間tを比較して、第1及び第2の受信器が同じ1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受取ったことをこれらの時間tが示しているのかどうかを決定することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、第1の受信器について記録した時間tと第2の受信器について記録した時間tとの差異を計算することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムは、この差異が予め定義された閾値の範囲内にあるかどうかを決定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システムは、これらの時間tのうちの1又は2以上の時間の大きさに基づいて、予め定義された閾値を選択することができる(例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、これらの時間tのうちの1又は2以上の時間の大きさが小さいことに応じて、予め定義された低い閾値を選択することができ、或いは、これらの時間tのうちの1又は2以上の時間の大きさが大きいことに応じて、予め定義された高い閾値を選択することができる)。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、ルックアップテーブルの内容に基づいて予め定義された閾値を選択することができる。差異が予め定義された閾値の範囲内にあることに応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、第1及び第2の受信器が同じ1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受取ったことをこれらの時間tが示していると決定することができる。第1及び第2の受信器が同じ1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受取ったことをこれらの時間tが示していないとの決定に応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1810に進むことができる。第1及び第2の受信器が同じ1又は2以上のビームの1又は2以上の反射を受取ったことをこれらの時間tが示しているとの決定に応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1812に進むことができる。
【0135】
ブロック1810において、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1802の繰り返し数を閾値と比較することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、該送受信(Tx−Rx)システムがブロック1802を実行する度にカウンターをインクリメント(増分)することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1812〜1822のうちの1又は2以上の実行に応答して繰り返し数をリセットすることができる。ブロック1802の繰り返し数が閾値を超えたという決定に応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1818に進むことができる。例えば、位置Cが送受信(Tx−Rx)システムから遠すぎて、例えば、国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission (IEC))文書番号第60825もしくは62471、又は米国規格協会(American National Standards Institute (ANSI)) Z136によって定められるような、人の目の安全に対する露出限界を守ることができる順次ビームの反射を両方の受信器が同時に受信することができない場合(或いは、位置Cに物体が存在しない場合)には、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1818において、人の目の安全に対する露出限界を守ることができるより高い強さで走査ビームをパルス化することができる。ブロック1802の繰り返し数が閾値を超えていないという決定に応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1802に戻って繰り返すことができる。
【0136】
ブロック1812において、送受信(Tx−Rx)システムは、ステレオペアのピクセルの位置(例えば、
図13で示したような、受信(Rx)システムの受信器のステレオペアのピクセルの位置)からの視差Δxの値を計算することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムは、位置Cが送受信(Tx−Rx)システムから離れているときに(例えば、
図13に示すように)、小さな視差に応答して大きな距離測定誤差を有する可能性がある。
【0137】
ブロック1814において、送受信(Tx−Rx)システムは、視差Δxの値が特定の最小値を下回るかどうかを決定することができる。視差Δxの値が特定の最小値Δxminを下回らないことに応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1816に進むことができる。視差Δxの値が特定の最小値Δxminを下回ることに応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1818に進むことができる。
【0138】
ブロック1816において、送受信(Tx−Rx)システムは、三角測量を試みることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムは、決定されたCxについてのレンジ(例えば、Cz)を演算することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムは、ルックアップテーブルによりレンジを演算することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システムは、三角測量を介してレンジを計算することができる。送受信(Tx−Rx)システムは、1又は2以上のシステム(例えば、警報システム又はオートパイロットシステム)を介して更なる分析又は制御を行うために外部システムにレンジを提供することができる。レンジの決定又は提供の1又は2以上に応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1802に戻ることができる。
【0139】
ブロック1818において、送信システムは、低デューティサイクルで走査ビームをパルス化(又は他の方法で変調)することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信システムは、光子の短く鋭い強バーストを放射することができる。或いは、送受信(Tx−Rx)システムは、ToF側距の別の形態を利用するよう切り替えることができる。幾つかの実施形態において、送信システムは、光パルスの高速振幅又は周波数変調を利用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムがブロック1810からブロック1818に進むことに応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、例えば、LIDAR又はレーダなどの異なるセンサを利用して、位置Cの物体までの距離を検出することができる。例えば、上述のように、送受信(Tx−Rx)システムから位置Cまでの距離が送受信(Tx−Rx)システムから遠すぎて、安全振幅順次ビームに基づいた三角測量を実施できない場合がある。
【0140】
ブロック1818において、受信システムは、これらのバーストを検出することができる。送受信(Tx−Rx)システムは、これらのバーストの1又は2以上の観測された飛行時間を決定することができる。
【0141】
ブロック1820において、送受信(Tx−Rx)システムは、観測された飛行時間からレンジ値Zを計算することができる。送受信(Tx−Rx)システムは、1又は2以上のシステム(例えば、警報システム又はオートパイロットシステム)を介して更なる分析又は制御を行うために外部システムにレンジを提供することができる。レンジの決定又は提供の1又は2以上に応答して、送受信(Tx−Rx)システムは、ブロック1802に戻ることができる。
【0142】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、観測された飛行時間から計算されたレンジ値Zは、送受信(Tx−Rx)システムが三角測量を介して計算した値と比べて(例えば、視差値Δxが特定の最小値Δx
minを下回る場合)より正確な値を有することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、GHzクロックタイマーを含むことができる。GHzクロックタイマーを用いると、送受信(Tx−Rx)システムは、例えば、1/2フィートの精度(例えば、0.25%の誤差範囲)で200フィートレンジを測定することができる。
【0143】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムは、パルスを受信した後で直ちに(又は実質的に直ちに)利用可能な単発の値として測定値を正確に提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、2以上の受信器は、パルスを同時に(又は実質的に同時に)受信することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システムは、より正確に複数の受信器の信号及び飛行時間を比較することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信器は、僅かにオフセットした位相遅延を有して変調信号を受入れることができる。この場合、送受信(Tx−Rx)システムは、位相差を利用して、側距計算に精度を付加することができる。
【0144】
送受信(Tx−Rx)システムによる三角測量測定の計算誤差とは違って、送受信(Tx−Rx)システムによる飛行時間測定の計算誤差は、十分に大きな反射信号を測定時間間隔(例えば、1ナノ秒)内に有することに依存する。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムは、飛行時間測定の計算誤差が、センサの解像度又はステレオ受信器のベースライン分離に依存するのを防ぐことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムは、飛行時間モードにおけるXY解像度を維持することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システムのXY解像度は、受信器、送信システムの走査システムの指向精度、又はビーム先端品質のうちの1又は2以上によって決定付けることができる。
【0145】
更に、全ての距離(レンジ)でセンサにおける横列に沿ってレーザ照明スポットの画像を正確に整列させるためには、走査ビームが平坦な高速走査軌跡(例えば、走査ビームが一度に一方向でのみ回転する)を有することが必要とすることができる。水平方向の上方又は下方(ε>>0度又はε<<0度)の大きな高度で角度が付けられたジンバル付きの2次元MEMSミラー(例えば、Microvision(登録商標)製のMEMSミラー)は、空間にて湾曲した軌跡(例えば、MEMSミラーが「ピンクッション」の歪みを明示する可能性があるので)を辿ることができる。このタイプの走査歪みは、水平方向の上方又は下方の大きな高度で強くなる可能性がある(例えば、ε≠0の場合、遅軸回転(すなわち、ジンバルフレームの回転)により、高速回転軸(すなわち、ジンバル上の内軸))が平面外に有意な傾斜を生じる場合がある)。第2の高速回転軸は、入射するコリメートされたレーザ投影ビームに非直交とすることができ、追加の望ましくない合成角度成分を導入する。受信器の視点が三角測量システムでの送信器とは異なる角度にあるので、三角測量システムにおいては、このような湾曲した軌跡の受信器による光学修正(例えば、湾曲した軌跡を平坦に見えるようにする)は利用可能ではない可能性がある。従って、従来の走査システムにおける受信器センサの上部又は下部領域での高速共振走査には、正確な位置合わせ(例えば、正確なライン毎の対応性)が利用可能ではない可能性がある。対照的に、走査の両軸があらゆる走査位置で制御することができる緩慢なシステムでは、この糸巻型歪みは、走査時に角度を調整することによって補償することができる。しかしながら、このことは、走査周波数をより遅軸調整を達成可能にする最大速度に厳しく制限する可能性がある。これは、高速共振走査システムで実現するのは困難又は不可能な場合がある。更に、これは、非共振強制動作でミラーを両方向に同時に駆動させるために遙かに大きな電力を必要とする場合がある。対照的に、種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、例えば、送信システム404のMEMS走査システムが他の場合に誘起する可能性があるピンクッション及び樽型歪みを防ぐことができる。
【0146】
図19は、例示のビーム走査機構1900を示す。例えば、ビーム走査機構1900は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。ビーム走査機構1900は、第1の1次元ジンバル付き走査ミラー1904と第2の2次元ジンバル付き走査ミラー1906とを組み合わせた2連MEMS構造体1902を含むことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、共通外側フレームは、2つのそれぞれの焦点1908、1910にて第1及び第2のミラー1904、1906を保持することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、共通外側フレームは、2ε回転することができる。
【0147】
種々の実施形態の幾つかにおいて、第1のミラー1904は、第1の方向でεだけ機械的に回転し、また、リレー表面1916(例えば、楕円形リレー表面)に向かって第1の反射光1914として第1の方向(例えば、偏差(2ε)により示されるような)で入射光1912(例えば、光源から)を光学的に回転させることができる。入射光1912のこの光学的回転は、入射光1912の「予回転」と呼ばれる場合がある。リレー表面1916は、第2のミラー1906に向けて第2の反射光1918として第1の反射光1914を反射することができる。第2のミラー1906は、ビーム走査機構1900が視野にわたって走査することができる走査ビーム1920として第2の反射光1918を反射することができる。
【0148】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、走査遅軸1924(例えば、角度ε、高度又はYの軸)に沿って見たビーム走査機構1900の側面
図1922にて示されるように、第1の反射光1914、第2の反射光1918、及び走査ビーム1920は、2εの予回転後、遅軸1924の周りの回転に関係なく、高速走査軸926(例えば、角度α、水平方向すなわちXの軸)に直交する平面に存在することができる。例えば、リレー表面1916上での反射後、第2の反射光1918は、高速走査軸926に直交する平面に沿って進行することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、この直交性は、第2のミラー1906が走査遅軸1924の周りに回転するときに「ピンクッション」作用を引き起こす可能性がある何らかの合成角を排除することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、第1のミラー1904は、第2のミラー1906の偏差の2/1の偏差を有することができる。
【0149】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システムは、他のリレー機構及び/又は他のミラー構成を含むことができ、同じ原理を達成しながら、第2の反射ビーム1906の方向が、回転遅軸に関係なく第2のミラー1906の高速走査軸1926に直交したままであることを確保する。種々の実施形態の幾つかにおいて、ビーム走査機構1900は、「平坦」な高速走査ラインを達成することができる。例えば、ビーム走査機構1900は、フレーム内の種々の走査ライン及びセンサ内の種々の横列間での完全な又はほぼ完全なエピポーラ整列を提供することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ビーム走査機構1900は、センサ光学系が導入する歪みを補償することができる。このような利点は、ビーム走査機構1900を複雑にする犠牲を払う可能性がある。
【0150】
図20は、例示のセンサグリッド2000を示している。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システムは、1又は2以上のセンサの構成要素としてセンサグリッド2000を含むことができる。例えば、受信システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、センサグリッド2000は、1又は2以上のレンズによる光学歪みを調整することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、センサグリッド2000は、センサ平面における横列の湾曲を調整し、並びに幾つかの実施形態において、任意選択的に、1又は2以上のピクセルのサイズ、形状又はアスペクト比のうちの1又は2以上を調整し、光学歪みを補償することができる。
【0151】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、センサグリッド2000は、高速ライン走査軌跡にマッチングするピクセル又は横列幾何形状の1又は2以上を有することができる。例えば、1又は2以上のレンズは、固定レンズ系の一部とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、1又は2以上のレンズの光学系は、センサ平面にて糸巻型歪みを引き起こし(例えば、1又は2以上のレンズの倍率は、光心からの半径方向距離に比例することができる)、これによりコーナーが「延伸状態」に見えるようになる。種々の実施形態の幾つかにおいて、センサグリッド2000は、歪みにマッチングするようピクセルグリッドを調整することができる。幾つかの実施形態において、センサグリッド2000は、上述のエピポーラ構成の1又は2以上を利用するためセンサの横列を直線走査ラインとマッチングするようにピクセルグリッドを調整することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ラインi及びラインi+1は湾曲することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、センサグリッド2000は、歪みにマッチングするようピクセル幾何形状を調整することができる。幾つかの実施形態において、センサグリッド2000は、上述のエピポーラ構成の1又は2以上を利用するため直線走査ラインをマッチングするようにピクセル幾何形状を調整することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセルの向き、サイズ又は形状のうちの1又は2以上は、走査ライン方向に沿って変えることができる。
【0152】
図21は、例示の走査システム2100を示している。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、走査システム2100は、送受信(Tx−Rx)システム2102を含むことができる。例えば、走査システム2100は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる(例えば、送受信(Tx−Rx)システム2102hは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる)。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、走査システム2100は、多焦点カメラアレイを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、走査システム2100は、多焦点カメラアレイは、オーバーラップ視界を提供することができる。例えば、走査システム2100は、広視野2104又は狭視野2106を利用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、走査システム2100は、車両2108の一部か、又は車両2108に装着することができる。広視野2104は、第1のレーン2110及び第2のレーン2112の1又は2以上の部分をカバーすることができる。狭視野2106は、主として、第2のレーン2112の1又は2以上の部分をカバーすることができる。
【0153】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、多焦点カメラアレイは、所与の解像度(例えば、10メガピクセル、5000縦列及び2000横列)を有するセンサを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、多焦点カメラアレイは、広視野2104又は狭視野2106を選択的に支持するように構成することができる。例えば、多焦点カメラは、所与の数の縦列(例えば、5000縦列)にわたって分散された広視野2104(例えば、83度の水平方向スパンを有する視野)を支持することができる。広視野2104を支持する間、多焦点カメラは、所与の三角測量機能(例えば、60縦列/度、HDすなわち20/20の人間の視覚に近い)を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、同じセンサがより長い望遠レンズ系と組み合わされる場合には、より小さな度(例えば、20度)にわたり、より高解像度をもたらすことができる(例えば、250ピクセル/度の高解像度×4、20/20の人間の視覚×4に近い)。幾つかの実施形態において、十分な光がある場合、センサは、重要なX及びZ次元に関して約4倍以上の詳細を解像することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、所与のセンササイズ(例えば、ピクセル及び解像度)では、種々の集光レベルを達成することができる。
【0154】
図22は、例示のセンサ2206と例示の孔2208との間に例示の選択的距離2204を有する例示の多焦点カメラアレイ2202を備えた例示の走査システム2200を示す。例えば、走査システム2200は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。多焦点カメラアレイ2202は、選択的距離2204を選択的に利用して、広角視野2210を提供することができる。
【0155】
図23は、例示のセンサ2306と例示の孔2308との間に例示の選択的距離2304を有する例示の多焦点カメラアレイ2302を備えた例示の走査システム2300を示す。例えば、走査システム2300は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。多焦点カメラアレイ2302は、選択的距離2304を選択的に利用して、狭角視野2310を提供することができる。
図22及び23を対比すると、広角視野2210と狭角視野間のトレードオフが明示される。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、上記で説明した受信システムの1又は2以上は、より多くの光を集めてシステムのレンジに延在するよう大きな孔(例えば、レンズ直径)を有することができる望遠光学系を含むことができる。
【0156】
図4に戻ると、送受信(Tx−Rx)システム402は、堅牢な高速4K解像度の3次元ビデオモーションキャプチャを提供することができる。1GHzクロックでは、例えば、受信システム412は、最大10億の異なるピクセルペア視差を記録することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、最大10億ボクセル/秒を観測することができる。例えば、受信システム412は、10,000ボクセル/ライン及び最大で100,000ライン/秒を順次的に観測することができる。
【0157】
種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、最大50fpsの4K解像度の3次元ビデオで捕獲することができる。例えば、受信システム412は、強い周囲光条件であっても、モーションアーチファクト無しで細粒の4K解像度の3次元表面輪郭を読み込むことができる。
【0158】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、より高いフレーム速度又はより高いライン走査解像度の1又は2以上を実施することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、走査機構の高速化を回避することができる。例えば、受信システム412は、50kHzミラーを実装して、単一フライングスポットで100,000ライン/秒又は最大50FPSで2,000ラインを記録することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、マルチビーム走査を利用して、画像投影及び物体の微詳細検出の両方を更に向上させることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、受信システム412における2つの平行ラインを同時に走査できる二重走査システム(「二重双マッチエピポーラ」)を利用することができ、これにより、二倍の解像度をもたらすことができる。
【0159】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、高性能の3次元モーションキャプチャを提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、受信システム412の2つの受信器(例えば、上記で説明したようなエピポーラステレオ構成でオフセットした)を介してボクセルレンジを瞬時に(又は実質的に瞬時に)見つけることができる。例えば、受信システム412は、ハードウェア又はソフトウェアのルックアップテーブル(LUT)を利用してZ距離を決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、別個の第3のセンサは、垂直方向次元(例えば、上記で説明されたような)を決定する。種々の実施形態の幾つかにおいて、エピポーラ受信器のうちの1つは、2次元瞬間読み出し情報を提供することができる。例えば、受信システム412は、2つの受信器(例えば、1次元受信器と2次元受信器)を介して垂直方向次元を決定することができる。
【0160】
種々の実施形態の幾つかにおいて、送信システム404は、位置センサ又はフィードバックループの1又は2以上無しで、送信システム404の瞬間走査角度を追跡することができる。送信システム404は、超高速オープンループMEMSレーザ走査システムMEMS(例えば、STmicroelectronics(登録商標)により取得されるBTendo二重ミラーシステム又はFraunhofer(登録商標)により開発されたLissajous二重ミラー走査システムなど、リレー光学系構成で構成された2つの高速共振1次元走査ミラー)を含むことができる。
【0161】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、超広域高速走査を提供することができる。例えば、受信システム412は、Tsukuba Japanにおける研究所で最近になって証明された、1又は2以上の「Lamb Drive」圧電駆動式共振スチールミラーシステムを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、最大60kHz(120,000ライン/秒)で広角を走査することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム402は、二重ステレオ又は三重センサ構成を設けて、広範囲にわたるこのような新規の走査オプションを提供することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、N(N≧2)個のカメラシステムによる3次元でのピンポイント精度で、種々のポイント、フライングスポット、又は走査ラインを記録し追跡することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、送信システム404の光学系の品質、軌跡、又は周期性に関係なくこれを実施することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム402は、例えば、PhotonJetに譲受された特許文献2に記載されるように、擬似ランダム3次元表面走査を提供することができる。
【0162】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、1又は2以上の光パルスがピクセルのペア(例えば、左側受信器に1つと、右側受信器に1つ)により検出されると各ボクセル位置を決定し提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、任意選択的に、送受信(Tx−Rx)システム402が1又は2以上の検出された光パルスと対応する高度値(例えば、別個の受信器、2次元左側受信器、2次元右側受信器、又は送信システム404のうちの1又は2以上が、瞬時的にZ値を演算することができる)とをペアにしたことに応答して、各ボクセル位置を決定し提供することができる。
【0163】
反射ビームの光照射野の一部は、これらのセンサの各々に同時に(又は実質的に同時に)到達することができる。これらの結果として生じる信号は、必然的に同期することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、これらの信号を明確に相間付ける(例えば、一致させる)ことができる。パルスのステレオペアが検出されると、受信システム412は、瞬時的な(又は実質的に瞬時的な)三角測量を提供し、ほぼ瞬時的にボクセルの対応するX及びZ値が得られる。追加の高度センサは、例えば、上述のように高度(例えば、Y値)を提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、二重受信器の追加の読み出し情報により高度を決定することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、より長距離でも(例えば、観測遅れに関係なく)順次的なボクセル検出速度(例えば、最大で1ボクセル/ナノ秒)を維持することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、出射送信角度と入射受信角度との相間関係を排除することができる。幾つかの実施形態において、受信システム412は、当初不可知である飛行時間(例えば、出射と受信との間の未知の経過時間)によって引き起こされる曖昧さを排除することができる。より遠方の物体については、送受信(Tx−Rx)システム402は、ベースラインオフセットがレンジの一部について小さくなりすぎることに応答して、飛行時間を実施することができる(例えば、例えば、AM又はFM位相変調、グレーコーティング、又はタッピングビートなど、既知のコードシーケンスにおいてレーザ源をパルス化又は変調することにより)。
図18は、飛行時間(例えば、遠視野について)を用いていつ側距するか、及び三角測量(例えば、中間視野又は近視野について)をいつ使用するかを送受信(Tx−Rx)システム402が決定する方法の例示の手順(例えば、ロジックフロー)を示している。
【0164】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、高速3次元モーションキャプチャを提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、走査した物体の正確且つ細粒の高速3次元モーションマップを生成することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム402は、任意選択的に、モーションキャプチャ又はモーションマップのうちの1又は2以上をフルカラーで提供することができる。送受信(Tx−Rx)システム402は、種々の堅牢な高速カラー3Dモーションキャプチャシステム(例えば、上述のような)を含むことができ、これは、走査物体の正確且つ細粒の高速3次元モーションマップを、任意選択的にフルカラーで生成する。
【0165】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、高速非同期三角測量用の1又は2以上のカメラを含むことができる。低コストの「ローリングシャッター」モバイルカメラは、5〜10MPアレイの小さな(例えば、1〜1.5ミクロン)ピクセルを有することができる。各ピクセル(又は単光子アバランシュダイオード(SPAD))は、同じ縦列検出回路を処理することができる。横列は、CMOSカメラピクセルに類似することができるように選択され、能動的にシャッターを閉じることができる。しかしながら、種々の実施形態のうちの1又は2以上において、フライングスポットの高速の二値化閾値検出は、高い優先順位を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、1又は2以上のスキャナの遅れ角(例えば、垂直方向又は高度角)のフィードバックから高速軸走査方向に実質的に直交する方向を決定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム402は、これらの特徴要素を利用して、ピクセルがどこに置かれているかを決定することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム402は、これらの特徴要素を利用して、瞬時的(実質的に瞬時的)な(任意選択的に非同期の)縦列検出を提供することができる。
【0166】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、4元受信器センサシステムを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、4元受信器センサシステムは、4つの孔を含むことができる。幾つかの実施形態において、孔は、方形に配列することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、クワッド受信器センサシステムは、二重直交視差を有することができる。
【0167】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、スポットを4回(例えば、毎回横列及び縦列検出して)取り込んで画像化することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、各スポット記録インスタンスにおいて、受信システム412は、4つのアジマスX値と4つのイプシロンY値(例えば、合計で8つの値、これにより4回よりも多くの光が捕獲される)を記録することができる。幾つかの実施形態において、受信システム412は、任意選択的に、R、G、B、又はNIRフィルタの1又は2以上を適用することができる。例えば、4象限の各々は、4倍信号強度に対してNIR(例えば、最大で8つの瞬時的(又は実質的に瞬時的な)読み出し情報)を捕獲することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、走査レーザ三角測量によって深さ推定を決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、式:Z=hD/(Q−htanθ)に少なくとも部分的に基づいて深さ情報を決定することができる。上式の変数は、図に示されたものを表すことができる。
【0168】
例えば、図面全体を通じて例示され上記で検討されたように、Zは、ビームが反射されたポイントまでの距離を表すことができる(例えば、三角形ABCの頂点C、ここでZは、ベースラインに直交する距離とすることができる(例えば、Zは、底辺ABに直交する経路に沿ってCから底辺ABまで測定した三角測定器の高さを表す))。種々の実施形態の幾つかにおいて、hは、孔(例えば、レンズ)の中心からセンサ平面までの直交距離を表すことができる。例えば、上記で検討され
図4、5、及び30において示されるように、hは、レンズ系の焦点距離を表すことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、レンズ系は、遠距離の光をセンサ表面414上の小さなピクセルサイズのスポットに集束させることができる。図面全体を通じて例示され上記で検討されたように、Dは、ベースラインオフセット距離又はベースライン距離を表すことができる。例えば、支援ステレオにおいて、ベースラインは、ステレオペアの2つの受信器(例えば、左側受信器と右側受信器)間の距離である。上記で検討され
図4及び5において示されるように、Qは、例えば、センサ平面に沿って光心から走査スポットの画像がセンサ414上に投影される場所までの距離によって測定されたときの横方向(例えば、アジマス)視差を表すことができる。例えば、Qは、高速走査方向に沿って測定することができる(例えば、種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、センサ414の走査する横列の方向とベースラインが全て平行である理想的なエピポーラ構成を実施することができる)。
図4に示すように、θは、入射光線が受信器の中心光軸から偏位した角度を表すことができる。例えば、θは、受信器の角度βの余角(例えば、β+θ=90度)とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、これらの変数の各々をより細かく測定することにより、Zを推定する際により高精度を達成することができる。
【0169】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、一定のベースライン距離Dを有することができる。例えば、ベースライン距離Dは、ある種の較正を通じて製造時に優れた精度で確立することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、大きなベースライン(例えば、1.5メートル)が実現可能であり望ましい(例えば、自動車の組み立て)場合には、必然的に生じる機械的動作又は位置ずれを調整するために何らかの再較正が存在する可能性がある。
【0170】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、焦点距離hは、レンズ及びセンサ414が組み立てられた後で正確に測定(例えば、ミクロン単位で)することができる。
【0171】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、入射光線偏差角Θは、センサ414における相対スポット位置の測定によって決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、センサ内のスポットの最大照明中心に最も近接したピクセル位置(例えば、最適輝度の位置)に基づいて入射光線偏差角Θを近似することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム402は、スポットが鋭く集束されているかどうかに関係なく、3次元測定値を提供することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム402は、スポットの輝度のクリア中心に基づいて3次元測定値を提供することができる。
【0172】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、正確(例えば、ナノメートルまで)で不変のピクセル位置を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、リソグラフィー及びシリコンの固定性によって一定にすることができるピクセル位置を有することができる。幾つかの実施形態において、ピクセルのサイズ及び間隔は、この離散的位置測定の量的限度を定めることができる。
【0173】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、ピクセルサイズとセンササイズの比がより小さいことから恩恵を受けることができる。例えば、受信システム412は、ピクセル量の増大から恩恵を受けることができる。しかしながら、ピクセルが小さいほど、受入れる光が少ない可能性がある。小型のセンサ(例えば、より小さいピクセルから生じる可能性がある)は、実際には遙かに安価とすることができる。しかしながら、これらの小型センサは、孔サイズ及び視野を制限する可能性がある。十分に長距離の三角測量及び側距に十分な光を集めるためには、より大きな孔が望ましいとすることができるが、これらの光学系は、より狭視野を支援することができる(例えば、エタンジューの法則、幾何光学によって、及びレンズの実際のF値によって管理される)。
【0174】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、ある程度の「超解像度」を達成する1又は2以上の方法を利用することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム402は、表面上で既知の速度(例えば、順次した表面軌跡速度)で掃引させて、掃引ビームの厳密な(又は実質的に厳密な)到着時間を極めて正確に決定することができる。
【0175】
大きな孔は、大きなピクセルを備えた大型のセンサをもたらし、高価となる可能性がある。例えば、SONY(登録商標)により提供される42メガピクセルSLRのような最新の高解像度カメラは、大きな孔で超低光キャプチャに対応することができるが、数千ドルの光学系及びセンサを必要とする場合がある3×3ミクロンピクセルを利用する可能性がある。CMOSセンサ技術は、極めて強力な光学系が消費者価格で利用可能であることからも分かるように、大きく進歩している。
【0176】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、最新世代のCMOSセンサを新規の方法で利用して、最大の速度、解像度、及び感度のマシンビジョンシステムを生成することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム402は、3次元計測及び超高速3次元走査システム(例えば、LIDAR三角測量及びハイブリッドLIDAR三角測量)を提供することができる。
【0177】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、1.5又は1ミクロンピクセルの低コストモバイルカメラピクセル技術を利用して、10〜100倍小型で安価にすることができるカメラセンサを提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、ファインピッチのピクセルを重要な位置に位置決めすることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム402は、個々のセンサの視野を制御して大きな孔を提供することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、複数の安価なセンサ及び量産品の光学系を使用しながら、視野、焦点距離及び被写界深度を改善することができる。例えば、$1,000を遙かに超えるコストのセンサ(例えば、42.4メガピクセルセンサを有するSONY(登録商標)により提供されるDSLR アルファa7RII)を含むことができる1つの大収集型光学系を用いるのではなく、送受信(Tx−Rx)システム402は、低コストモバイルフォンセンサのアレイ(例えば、回折限界10Mピクセルカメラとして$5)又はモバイルフォンセンサを用いることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、このようなセンサのアレイを含むことができ、ここでセンサは、本明細書で説明されるような僅かに修正された仕様を有する。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、$100未満で100メガピクセル複合画像を検出することができる。
【0178】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、ステレオで、又はNカメラマルチビュー構成を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム402は、追加の3次元(例えば、Zレンジ)解像度のためオーバーラップ領域を利用することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム402は、観測側(例えば、物体の表面上の各3次元ボクセル)及び観測者(例えば、カメラ)の両方を標準的に固定することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム402は、ピンプリックフラッシュ走査レーザによって照明されたときに「絶対グラウンドトルース」として視野内に各ピクセルを利用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム402は、3次元空間において観測側及び観測者の1又は2以上を固定し、及びナノ秒の時間精度で観測側及び観測者の1又は2以上を固定することができる。
【0179】
(感知システムの例示の電気回路)
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412のセンサ414の各ピクセルは、1又は2以上のフォトダイオード(PD)を含むことができる。例えば、各ピクセルは、1又は2以上のピンフォトダイオード(PDD)を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、1又は2以上のトランスファーゲートトランジスタ(TG)(例えば、受信システム412は、各フォトダイオードに対してトランスファーゲートトランジスタを含むことができる)。例えば、ピクセルにおけるフォトダイオードは、フォトダイオードに関連付けられたトランスファーゲートトランジスタがトランスファーゲートのイネーブルラインから受入れるトランスファー信号に応答して、選択的にイネーブルにすることができる。幾つかの実施形態において、トランスファーゲートトランジスタは、ピクセルの横列にhigh(例えば、イネーブル)のトランスファー信号を提供することができる。ピクセルの横列のフォトダイオードは、high(例えば、イネーブル)のトランスファー信号に応答して、フォトダイオードの特定のピクセルに属する縦列センスラインを「揺らす(jolt)」ようオペアンプ(例えば、特別に構成されたトランジスタ回路)をトリガする光電子を「排出」するよう設定(例えば、光電流の瞬時スパイクを供給するよう設定)されるように構成及び配列することができる。
【0180】
例えば、オペアンプロジック又はピクセルレベルのトランジスタロジックの1又は2以上は、閾値関数を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、光電流が瞬時ピーク値を超えない限り、ロジックは、揺れ(jolt)が生じるのを防ぐことができる。例えば、特定のピーク瞬時光電子供給が、トリガされることになる揺れ(jolt)を引き上げる(例えば、オペアンプがVDDを縦列トリガ検出器(例えば、縦列センスラインなど)に接続するよう一時的に切り替える)のに十分に長い時間の間、オペアンプに提供される電圧を低下させるのに十分に強く(及びプルアップ抵抗値が十分に大きい/弱い)なるまで光電流が存在しない場合に、ウィークプルアップリセットトランジスタRSTによって提供されるウィークプルアップ(weak pull−up)は、トランスファーゲートトランジスタの出力(例えば、フォトダイオードの出力)をhighに維持することができる。このような回路関数の実施例について、以下で更に詳細に説明する。
【0181】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、センサ414は、瞬時非同期2次元横列及び縦列関数を利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、「揺れ(jolt)」信号は、ピクセルに対応する横列及び縦列のセンスラインに提供することができる。例えば、受信システム412は、縦列及び横列の各々(例えば、X値(例えば、アジマス、ベータなど)及びY値(例えば、イプシロンなど))にて高速検出ロジックを含むことができる。幾つかの実施形態において、受信システム412は、最大10億のXYペア/秒のレートの最小レイテンシーで各ナノ秒にて各ボクセルを決定することができる。
【0182】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、非同期ピークフロー検出及び横列時間露出集積カメラ機能の両方を提供する1又は2以上の二重機能センサを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、二重機能センサは、4トランジスタピンフォトダイオードピクセルによって提供される長い集積機能により点灯検出及び/又は対数バイパスを介して瞬時位置を提供することができる。例えば、オペアンプは、強い瞬時(又は実質的に瞬時)(例えば、時間的且つ空間的に鋭い)スポット移行によって引き起こされる光電子のラッシュ(突入)を一時的に偏向(例えば、ルート変更)することができ、受信システム412は、4トランジスタピンフォトダイオードが閾下光電流をフローティングゲートに順番に流すのを保持して、同期するロー含むリング又はグローバルシャッターカメラ機能を維持することができる。
【0183】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、任意選択的に、「浅い」RGBカメラ回路の下方に深く埋め込まれたNIRピーク検出回路及びセンスラインを含むことができる。
【0184】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、3次元物体から反射したレーザ光を検出するのに応答して、ピクセルによって生成された瞬時光電流の自然対数に比例するピクセル固有出力を提供することができる。例えば、受信システム412のフォトダイオードは、次の関係:I
ph ≒ e
Vph/VTによって表すことができる光電流を生成することができる。ここで、「I
ph」は、フォトダイオードの光電流を表し、「V
ph」はフォトダイオードの両端電圧を表し、「VT」は熱電圧を表す。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412のピクセル回路は、縦列センスラインを作動させる出力を提供することができる。例えば、ピクセル回路の出力は、瞬時フォトダイオード電流I
phの自然対数に比例することができる。
【0185】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システム412は、4ウエイ(way)受信器センサシステムを複数の役割で実施することができる。例えば、受信システム412は、4元受信器センサシステムを従来の4トランジスタPPDピクセルの役割で実施し、長い露出期間にわたって光電流を集積することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム412は、所与のピクセルに対する隣接する縦列センスラインに向けて最小遅延(例えば、ナノ秒)で光子パルスを直ちにリレーする代替の動作モードで4元受信器センサシステムを実施することができる。
【0186】
図24は、例示の4トランジスタピンフォトダイオード(PPD)ピクセル2402を含む例示のセンサ部分2400を示す。センサ部分2400は、受信システムのセンサのものとすることができる。例えば、受信器は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセル2402は、横列選択又は横列制御の1又は2以上を提供するロジック2404を利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ピクセル2402は、縦列センスライン2406を含むことができ、これを介してピクセル2402がデータ(例えば、縦列デコーダ又はアナログデジタルコンバータに)を出力する。
【0187】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセル2402は、トランスファーゲート2408を含むことができる。幾つかの実施形態において、トランスファーゲート2408は、ピクセル2402のピンフォトダイオード2410をピクセル2402のフローティングディフュージョン(浮遊拡散)ウェル2412に接続することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、PPD2410は、光子の捕獲に応答して、電荷をトランスファーゲート2408に提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、トランスファーゲート2408は、電荷をフローティングディフュージョンウェル2412に提供することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、フローティングディフュージョンウェル2412は、電荷を保持することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、光電子がトランスファーゲート2408を通って到達すると、電圧が低下する可能性がある。例えば、電圧は、既に受取った光子束に対して反比例して低下する可能性がある。
【0188】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセル2402を包含又は担持するピクセル横列は、リセット回路2414を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、リセット回路2414は、該リセット回路2414がリセットライン2416を介して受入れる1又は2以上のパルスに応答して、フローティングディフュージョンウェル2412をV
DDにリセットすることができる。例えば、1又は2以上のパルスに応答して、リセット回路2414は、露出の前に横列全体をリセットすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、トランスファーゲート2408は、トランスファーゲートイネーブルライン2418を介して1又は2以上の信号を受入れることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、トランスファーゲート2408がトランスファーゲートイネーブルライン2418を介して1又は2以上の信号を受入れることに応答して、ピクセル集積を可能にすることができる。
【0189】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセル2402は、読み取りイネーブル回路2420を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、読み取りイネーブル回路2420は、ピクセル2402の縦列センスライン2406を介してピクセルの読み取り(例えば、露出後の低下した電圧)を可能にすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、読み取りイネーブル回路2420は、読み取りイネーブルライン2422を介して1又は2以上の信号を受入れることができる。例えば、読み取りイネーブル回路2420は、読み取りイネーブルライン2422を介して1又は2以上の信号を受入れること(例えば、縦列デコーダ又はアナログデジタルコンバータに接続すること)に応答して、ピクセルの読み取りを可能にすることができる。幾つかの実施形態において、ピクセル2402を含むピクセル横列は、読み取りイネーブル回路2420を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、読み取りイネーブル回路2420は、読み取りイネーブルライン2422を介して1又は2以上の信号を受入れることに応答して、ピクセル横列の各ピクセルについてピクセルの読み取りをイネーブルにすることができる。例えば、読み取りイネーブル回路2420は、各ピクセルに対応するそれぞれの縦列センスラインによって横列における各ピクセルについてピクセルの読み取りをイネーブルにすることができる。
【0190】
図25は、例示の2トランジスタフォトダイオードピクセル2502を含む例示のセンサ部2500を示す。センサ部2500は、受信システムのセンサのものとすることができる。例えば、受信器は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセル2502は、横列選択又は横列制御の1又は2以上を提供するロジック2504を利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ピクセル2502は、縦列センスライン2506を含むことができ、これを介してピクセル2502がデータ(例えば、縦列デコーダ又はアナログデジタルコンバータに)を出力する。
【0191】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセル2502は、トランスファーゲート2508を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、トランスファーゲート2508は、ピクセル2502のピンフォトダイオード2510をピクセル2502のフローティングディフュージョンゲート2512に接続することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、
図24のリセット回路2414とは対照的に、ピクセル2502は、ウィークプルアップ抵抗(R)を含むことができる。幾つかの実施形態において、ウィークプルアップ抵抗は、光電子パルスが検出されないときに、フローティングディフュージョンゲート2512をV
DDにプルアップしたままにすることができる。或いは、第3のリセットトランジスタは、外部リセット制御ラインによって制御することができるウィークプルアップとして機能するよう設定することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、トランスファーゲート2508は、トランスファーゲートイネーブルライン2514を介して1又は2以上の信号を受入れることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、トランスファーゲート2508がトランスファーゲートイネーブルライン2514を介して1又は2以上の信号を受入れることに応答して、ピクセル又は横列の駆動(例えば、光感知)を可能にすることができる。
【0192】
例えば、時間t
0において、光子がピクセルフォトダイオード2510に突入することができる。フォトダイオードにより生成された電子のパルスは、トランスファーゲート2508を通って突入することができる(例えば、t
1にて)。t
2において、縦列センスライン2506は、プルローにされて(例えば、ピーク電子束電流は、フォトダイオード2510からトランスファーゲート2508を流れることができ、プルアップ抵抗によって提供されるウィークプルアップよりも強いものとすることができる)、信号を生成することができる。t
3において、縦列感知回路2516が信号を増幅することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、各縦列は、対応する縦列感知回路(例えば、縦列センスライン2506〜第N縦列感知回路2518に接続する縦列センスラインNまでについて)を有することができる。この信号に基づいて、受信システムは、光子パルスがどの縦列で生じたかを瞬時的(又は実質的に瞬時的)に知ることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システムは、低信号伝播遅れ(例えば、ナノ秒程度の)を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システムは、小さなピクセル構造、キャパシタンス、及びインピーダンスを有することができる。幾つかの実施形態において、縦列センスライン2506は、その固有の増幅器(例えば、縦列感知回路2516)を有することができる。
【0193】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システムは、縦列数で信号を符号化することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システムは、種々の縦列に対する信号を組み合わせてシリアルバスに入れることができる。幾つかの実施形態において、受信システムは、縦列数で信号を符号化するためにセンスラインロジック(sense line logic)を実装することができる。これに加えて、又は代替として、受信システムは、種々の縦列に対する信号を組み合わせてシリアルバスに入れるために、センスラインロジックを実装することができる。
【0194】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信システムは、各検出された走査ビーム反射についての信号を提供することができる。例えば、受信システムは、1GHzクロックを実装して、非同期ボクセル位置合わせ(例えば、最大10億ボクセル/秒)を提供することができる。
【0195】
図26は、例示の波面色分解を利用した例示のフラッシュ照明2600を示している。る。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムの送信システムは、フラッシュ照明2600を走査方向2602に放射することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、フラッシュ照明2600は、短い(例えば、UV又は青色)波長の先行部2604と長い(例えば、赤色又はNIR)波長の後続部2606とを有する、「PlainBow」フラッシュ蛍光体照明波面色分解を含むことができる。
【0196】
図27は、例示の別個のセンスラインを利用して、様々な例示の色分解及び時間分解成分を順番に捕獲する例示のカスケードトリガピクセルシステム2700を示す。例示の受信システムの例示のセンサは、カスケードトリガピクセルシステム2700を含むことができる。例えば、受信システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、カスケードトリガピクセルシステムの別個のセンスラインは、
図26のフラッシュ照明2600の色分解及び時間分解成分の1又は2以上を順番に捕獲することができる。
【0197】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、カスケードトリガピクセルシステム2700は、第1のフォトダイオード2704に接続する第1のトランスファーゲート2702と、第2のフォトダイオード2708に接続する第2のトランスファーゲート2706と、第3のフォトダイオード2712に接続する第3のトランスファーゲート2710と、第4のフォトダイオード2716に接続する第4のトランスファーゲート2714と、を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、第1のトランスファーゲート2702は、t0にて、トランスファーゲートイネーブルライン2418を介して1又は2以上の信号を受入れることができる。幾つかの実施形態において、第1のトランスファーゲート2702は、トランスファーゲートイネーブルライン2418及び光スポットを捕獲する第1のフォトダイオード2704を介して1又は2以上の信号を受入れることに応答して、第1のトランスファーゲート出力ライン2720を介して第1のフォトダイオード2704からの第1の信号を通すことができる。第1のトランスファーゲート出力ライン2720は、t
1(例えば、t
1はt
0+Δ
1に等しいとすることができる)にて、第2のトランスファーゲート2706及び1又は2以上の横列もしくは縦列センスラインに第1の信号を送出することができる。第2のトランスファーゲート2706は、第1の信号を受入れることに応答して第2のトランスファーゲート出力ライン2722及び光スポットを捕獲する第2のフォトダイオード2708を介して第2のフォトダイオード2708からの第2の信号を通すことができる。第2のトランスファーゲート出力ライン2722は、t
2(例えば、t
2はt
1+Δ
2に等しいとすることができる)にて、第3のトランスファーゲート2710及び1又は2以上の横列もしくは縦列センスラインに第2の信号を送出することができる。第3のトランスファーゲート2716は、第2の信号を受入れることに応答して第3のトランスファーゲート出力ライン2724及び光スポットを捕獲する第4のフォトダイオード2712を介して第3のフォトダイオード2712からの第3の信号を通すことができる。第3のトランスファーゲート出力ライン2724は、t
3(例えば、t
3はt
2+Δ
3に等しいとすることができる)にて、第4のトランスファーゲート2714及び1又は2以上の横列もしくは縦列センスラインに第3の信号を送出することができる。第4のトランスファーゲート2714は、第3の信号を受入れることに応答して第4のトランスファーゲート出力ライン2726及び光スポットを捕獲する第4のフォトダイオード2712を介して第4のフォトダイオード2716からの第4の信号を通すことができる。第4のトランスファーゲート出力ライン2726は、t
4(例えば、t
4はt
3+Δ
4に等しいとすることができる)にて、後続のトランスファーゲート(図示せず)及び1又は2以上の横列もしくは縦列センスラインに第4の信号を送出することができる。
【0198】
図28は、例示のフラッシュトリガ4トランジスタフォトダイオードピクセル2800(例えば、ピンフォトダイオードピクセル)を示す。例示の受信システムの例示のセンサは、フラッシュトリガ4トランジスタフォトダイオードピクセル2800を含むことができる。例えば、受信システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、フラッシュトリガ4トランジスタフォトダイオードピクセル2800は、横列選択又は横列制御の1又は2以上を提供するロジック2802を利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ピクセル2800は、縦列センスライン2804を含むことができ、これを介してピクセル2800がデータ(例えば、縦列デコーダ又はアナログデジタルコンバータに)を出力する。
【0199】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセル2800は、フォトダイオード2808からピクセル2800のフローティングディフュージョンウェル2810に電流を流すトランスファーゲート2508を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ピクセル2800を包含又は担持するピクセル横列は、リセットライン2814を介して1又は2以上の信号を受入れるリセット回路2812を有することができる。幾つかの実施形態において、トランスファーゲート2806は、トランスファーゲートイネーブルライン2418を介して1又は2以上の信号を受入れることに応答してイネーブルにすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ピクセル2800は、読み取りイネーブルライン2820を介して1又は2以上の信号を受入れることに応答して、縦列センスライン2804を介してピクセルの読み取りを可能にするリセットイネーブル回路2818を含むことができる。
【0200】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセル2800は、ロジック2802の1又は2以上のラインを利用して、様々な例示の色分解及び時間分解成分を順番に捕獲する。種々の実施形態の幾つかにおいて、
図26のフラッシュ照明の色分解及び時間分解成分のうちの1又は2以上の成分の1又は2以上の捕獲に関して順次したピクセル読み出し情報を提供することができる。
【0201】
(感知システムの追加の例示の態様)
図29に示すように、例示の送受信(Tx−Rx)システム2900は、例示のLIDAR三角測量(例えば、上記で説明したような)を利用することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム2900は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、三角測量LIDAR受信器2902、2904のステレオペアを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム2900は、走査レーザ送信器2906を含むことができる。
【0202】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、走査レーザ送信器2906から2つの受信器2902、2904をオフセットする(例えば、送受信(Tx−Rx)システム2900のベースラインに沿って)ことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、走査レーザ送信器2906は、送受信(Tx−Rx)システム2900の視野にわたって走査するよう構成することができる。幾つかの実施形態において、走査レーザ送信器2906は、順次走査で走査ビーム2908を掃引するよう構成することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、互いに平行なそれぞれの中心光軸2910、2912を有するように受信器2902、2904を構成することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、中心光軸2910、2912は、送受信(Tx−Rx)システム2900のベースラインと垂直方向とすることができる。
【0203】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、スマートハイブリッド三角測量LIDARシステムとすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、スマートハイブリッド三角測量LIDARシステムは、周囲照明の抑制を最適化することができる。例えば、スマートハイブリッド三角測量LIDARシステムは、同期した時間選択トリガピクセル駆動を利用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、スキャナは、走査ラインの画像を視野内の表面上に投影することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信器2902、2904及びスキャナ2906は、受信器2902、2904のセンサ内の横列と画像を整列させるよう構成することができる。例えば、受信器2902、2904及びスキャナ2906は、エピポーラ構成で構成することができる。
【0204】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、走査レーザ送信器2906は、光源及び走査ミラーを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、光源は、走査ミラーが視野にわたって走査するときに短いコリメートされた光子パルスを放射することができる。幾つかの実施形態において、受信器2902、2904及びスキャナ2906は、これらのパルスの反射の軌跡がセンサの各々における順次する横列に沿って辿るように構成することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、スキャナによって放射されるコリメートされた光子パルスは、例えば、「トレーサビュレット」(例えば、PhotonJetに各々譲受された特許文献1〜4及び7に記載されるような)を含むことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、走査レーザ送信器は、飛行時間トレーサビュレットを投射することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、三角測量飛行時間受信器のステレオペアは、飛行時間トレーサビュレットの反射を捕獲することができる。幾つかの実施形態において、投影光は、視野内の表面上に反射することができる。反射の一部分は、システムに向かって戻ることができる。受信器は、反射の一部を捕獲することができる。
【0205】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、スマートハイブリッド三角測量LIDARシステムは、三角測量と飛行時間側距と組み合わせることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信器2906は、速度C(およそ3×10
8m/秒)で既知の軌跡軸(例えば、角度座標α及びεを有する光線方向)に沿ってトレーサビュレットを送ることがでいる。幾つかの実施形態において、送信器2906は、走査ミラーからトレーサビュレットを反射することによって、直線ラインに沿ってトレーサビュレットを放射することができる。
【0206】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、トレーサビュレットが距離Z(例えば、第1の距離2914、第2の距離2918、又は第3の距離2916)にて表面に衝突したことに応答して、トレーサビュレットの光子の一部が、上記で説明したように、3次元感知システム900に向かって反射して戻ることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信器2902、2904の孔は、上記で説明したように、光子の一部を捕獲することができる。幾つかの実施形態において、受信器2902、2904は、上記で説明したように、互いから距離Dだけオフセットすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、走査源送信器2906は、ベースラインの中心に位置決めすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、各受信器は、走査源送信器2906から距離Dの位置に位置決めすることができる。
【0207】
受信器2902、2904が送信器2906からオフセットされている場合、光子は、三角形内を進んで受信器2902、2904に到達することができる。これらの三角形は、距離Zが大きくなるほど鋭角になることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、Zが大きくなると、戻り光の主光線は、消失点に向かって外側に回転することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、戻り光の主光線が消失点に向かって外側に回転すると、角度βが増大することができる。幾つかの実施形態において、角度βの増大は、出射ビーム2908及び入射反射光の主光線方向を平行に向けて集束させることができる(例えば、Zが無限に向けて大きくなると、α≒β)。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、センサ内の1又は2以上の縦列は、各入射光線(入射角βを有する各光線)を捕獲することができる。例えば、各入射光線は、センサの中心に向かって横列に沿って(例えば、エピポーラ軸に沿って)スライドすることができる交点にて1又は2以上の縦列により捕獲することができる。
【0208】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、センサは、出射光線が出射光線方向αに沿って進む各距離Zに対して固有のピクセル位置を識別することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、入射光線角βは、Z及びαの関数とすることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、反射した光子に対して飛行時間を利用することができる。例えば、反射光子がセンサ位置に到達する時間は、t
ToFで与えられる(例えば、光の速さでの往復時間、ここでt
ToF=2*Z/c)。
【0209】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、スマート3次元三角測量LIDARシステムは、光子がどこに戻るかを認識することができる(例えば、センサの予想位置)。種々の実施形態の幾つかにおいて、スマート3次元三角測量LIDARシステムは、光子がいつ戻るかを認識することができる。幾つかの実施形態において、センサの予想位置は、時間の関数とすることができる。例えば、予想位置は、トレーサビュレットの飛行時間の関数とすることができる(Zの関数とすることができる)。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、この一定の物理的幾何学的関係に基づいて、スマートLIDARシステムは、瞬間モーメントと戻り光子の位置とを先制的に相関付けることができる。
【0210】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、システム2900は、実施可能な各距離Zに対して、ビーム経路において反射面又は障害物が存在する可能性があることを認識することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、システム2900は、このような実施可能な各距離Zに対して、センサにおいて光子がいつどこに戻ってくるかを厳密に(又は実質的に厳密に)認識することができる。実際には、各トレーサビュレットは、Zの1つの値に対して反射して、所与の時間においてセンサの1つの位置で戻ることができる。システム2900が各可能性を予想することができ、センサ内の位置にて可能性のある光子の到達が固有のモーメント(例えば、所与の時間の1つの可能性のある位置)で起こる可能性があるので、システム2900は、「到達」ピクセルを時間の関数として開放することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、システム2900は、「到達ピクセル」の位置をセンサ内の横列に沿って極めて迅速に(例えば、ナノ秒で)スライドさせることができる。
【0211】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、システム2900は、所与の時間において、横列の極めて小さなサブセクション(例えば、1ピクセル又は数ピクセル)を作動させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、システム2900は、(例えば、最大視差dmaxのポイントから最小視差dminのポイントまでマイクロ秒内で)横列に沿って駆動ピクセルのサブセクションウィンドウをスライドさせることができる。
【0212】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信器2906は、順次ピクセル送信器を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、順次ピクセル送信器は、ターゲット(例えば、Zフィート離れた)に向けて光子の短く(100ps)狭くコリメートされた(<500ミクロン)「スピットボール」を発射することができる。光子は、ターゲット上に飛散することができる(発射後Zナノ秒)。光子の一部は、上記で説明したように、受信器2902、2904のうちの1つの受信器の方向で反射して戻ることができる。別のZナノ秒の後、反射した光子は、受信器2902、2904の孔に入ることができる。受信器2902、2904は、センサの表面上のピクセルのサイズ(例えば、ミクロン)にほぼ一致することができるポイントに反射した光子をコリメートすることができる。
【0213】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信器2902、2904が光子ビュレットの反射した光子を同時に検出したときには、送受信(Tx−Rx)システム2900は、これらの検出を互いに関連付けて、このステレオ検出(例えば、矢印2920で示されるような)において受信器2902の1又は2以上のピクセルと受信器2904の1又は2以上のピクセルとの間の対応関係を決定することができる。このようにして、送受信(Tx−Rx)システム2900は、ピクセル順次(例えば、ツイッチーピクセル、SPAD、又は同様のもの)カメラを用いたときのピクセル間の対応関係を瞬時且つ明確に提供することができる。
【0214】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、反射光子が当該特定の時間にそのポイントに到達するのを予期することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム2900は、そのポイントで特定のピクセルに開放することができる(例えば、当該特定のピクセルに反射光子が到達する直前に)超高速シャッターを開くことができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム2900は、横列に沿ったスライド位置にてスライドする駆動ピクセルウィンドウを開放することができる。
【0215】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、検出回路を正確な(又は実質的に正確な)感度に瞬時的(又は実質的に瞬時的に)設定して、特定のピクセルに到達する反射光子の量を確実に決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信器2902、2904は、縦列感知ロジックを作動させることができる高速ゲートロジックを含むことができる。幾つかの実施形態において、この縦列感知ロジックは、短い時間期間の間(例えば、反射トレーサビュレットが駆動している特定のピクセルにて生成される光電流のスパイクの到着のモーメントに)感知検出器を作動させる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、到着時に入射電子を同期的に一致させることができる。幾つかの実施形態において、受信器2902、2904は、対応する信号を制御システムに到達するのに十分な強度まで増幅することができる。
【0216】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、どのピクセルが上記で説明したどの時間に反射光子を捕獲するべきかを考慮することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム2900は、例えば、既知のシステムレイテンシー(例えば、光子の到達とブースト信号の制御システムへの到達との間の遅れ)を考慮に入れるため、小さな調整(例えば、ナノ秒の数分の1まで)を行うことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、予想飛行時間遅延及び確認された視差dで、位置X、Y(反射光子が作動させるピクセルの縦列及び横列アドレス)において正確な(又は実質的に正確な)距離Zを瞬時的(又は実質的に瞬時的)に演算(例えば、予演算された三角測量マトリクスをルックアップすることにより)することができる。
【0217】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、正確な時空間的単一ピクセル閉じ込めを利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム2900は、反射したトレーサビュレットの光子のピクセルへの到達の直前(例えば、2*Z/cに等しい飛行時間後)にピクセルを作動させることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、能動縦列復号器がサポートする特定の横列に沿ってピクセルを順次的に作動させることにより、そのように行うことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、他の光を遮断することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム2900は、上記で説明したように予測的方法で当該横列に沿ってピクセルを順次且つ極めて短く作動させることができる。
【0218】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、センサにおいて潜在的に受信ピクセルを予め選択(例えば、空間的及び時間的の両方で)することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム2900は、上記で説明したようにスライドピクセルシャッターを有するエピポーラ構成を利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム2900は、戻ってくる光子を精密な精度で検出することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、予測的方法で、反射光子の到達のモーメント及び位置を僅かに単一ナノ秒及び単一ピクセルに制限することができる。
【0219】
以下は、上記の実施例を示している。以下の例では、便宜上、簡易化、及び明確さのために概数を用いている。矢印2920で示されるように、受信器2902、2904において同期して駆動されたピクセルは、互いに対する視差(例えば、d
min、d
(t)、及びd
max)を有することができる。
【0220】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、レーザビームを用いて、1ナノ秒でシステムの視野(例えば、10度の視野)における単一のピクセルに相当する領域を走査することができる。センサは、各横列に10,000個のピクセルを含むことができる。各ピクセルは、視野度の1000分の1を捕獲することができる。送受信(Tx−Rx)システム2900は、視野の各ラインを10マイクロ秒で走査することができる。
【0221】
例えば、送受信(Tx−Rx)システム2900は、ε及びアルファαの方向で強い100ピコ秒のトレーサビュレットを「発射」することができる。その後まもなく、送受信(Tx−Rx)システム2900は、約1ナノ秒(例えば、1クロック)の間各受信器2902、2904において1つのピクセルを作動させることができる。送受信(Tx−Rx)システム2900は、ピクセルの位置に基づいてピクセルを選択することができる。例えば、このピクセル位置が最大視差d
max(例えば、最大ステレオ角度差β−α)の位置とすることができ、最小レンジZ
minに相当することができるので、送受信(Tx−Rx)システム2900は、ピクセルを選択することができる。送受信(Tx−Rx)システム2900は、ピクセルのシャッターを再度閉じて、約1ナノ秒の間当該ピクセルの近傍のピクセルを作動させることができる(例えば、次の縦列のピクセルを作動させることができる)。送受信(Tx−Rx)システム2900は、d
minにて最大検出レンジ位置に到達するまで、後続の各ピクセルに順次的に進むことができる。
【0222】
上記で説明したように最大視差d
maxは、最小レンジZ
minにて生じることができ、最小視差d
minは、最大レンジZ
maxで生じることができる。上記で説明したように光がより遠くに進むほど、視差が小さくなる。あるポイントで、最大観測可能レンジZ
maxに到達する。最大観測可能レンジZ
maxに到達したことに応答して、送受信(Tx−Rx)システム2900は、横列における次のピクセルを調べるのを止めることができる。例えば、このレンジ内に物体が存在しない(例えば、反射面がない)場合、又はその表面がトレーサビュレットの光の不十分な部分を反射する場合には、送受信(Tx−Rx)システム2900は、事象を記録できない可能性がある。送受信(Tx−Rx)システム2900が事象を記録できないことに応答して、本システムは、「タイムアウト」することができる。送受信(Tx−Rx)システム2900のタイムアウト(又はタイムアウトへの接近)に応答して、送受信(Tx−Rx)システム2900は、後続のトレーサビュレットを(例えば、最大レンジ時間が1マイクロ秒、500ftレンジ後に)発射することができる。
【0223】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、高速動的走査モード(例えば、送受信(Tx−Rx)システム2900が高速動的ボクセル検出レートを提供できるモード)を利用することができる。動的走査モードにおいて、本システムは、所与のビュレットの反射の記録に応答して、後続のビュレットを送出することができる。ショートレンジ(短距離)検出では、逆二乗の法則により、送受信(Tx−Rx)システム2900は、送受信(Tx−Rx)システム2900から1距離単位だけ更に離間したターゲットとの間を行き来する光子ビュレットにおけるエネルギーと比べて、十分な光子がセンサに到達するのを依然として達成しながら、二次的に少ないエネルギーを必要とすることができることを示すことができる(例えば、近隣の物体は、高密度に飛び交う低エネルギーのトレーサビュレットを自動的に受ける)。短い距離は、センサに曖昧さを引き起こすことなく、低エネルギートレーサビュレットの迅速な発射を可能にする。
【0224】
より大きな距離(例えば、200フィート距離で20フィート感知レンジなど、比較的狭いレンジに検出が制限される場合)では、本システムは、より早くタイムアウトする可能性があり、例えば、同時到達の反射が曖昧さを引き起こす可能性がある時間間隔(例えば、40ナノ秒)に相当することができるビュレット発射間の時間期間に達すると、後続のトレーサビュレットを発射することができる。例えば、20フィートの検出レンジ設定及び200フィートの距離では、送受信(Tx−Rx)システム2900は、最大で25Mボクセル/秒のレートに達することができる。
【0225】
送受信(Tx−Rx)システム2900は、信号を動的に増幅することができる。より近接した物体は、離れた物体よりもより強く反射する(例えば、逆二乗の法則に従って)ことができるので、反射した光子の入射信号はより強く、遙かに容易に検出することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、従って、送受信(Tx−Rx)システム2900は、近距離反射に関連するピクセルには(例えば、そのピクセル及び当該ピクセルに接続する回路の両方で)少ない信号増幅を提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム2900は、縦列(又は横列)センスラインに組み込まれた増幅回路を含むことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、近隣の反射を受入れるよう設定されたピクセル(例えば、d
maxに近いカレント視差値を有するピクセル)に接続された縦列センスラインの増幅度を、小さな大きさだけ一時的に増幅するよう設定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、例えば、視差が現在のところd
minに近接している位置におけるピクセルなど、遠距離信号(例えば、Z
maxに近いZを有する)を受入れるピクセルに関連する縦列センスラインの増幅度を、大きな大きさだけ一時的に増幅するよう設定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、リアルタイムで、ピクセル回路自体を調整する(例えば、
図38に示されるように、ピクセルロジックにおけるフォトダイオードバイアス又は調整可能ゲイン回路を調整することにより)ことができる。
【0226】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、表面の検出及び近似レンジの確立に応答して、3つの設定:光子ビュレットエネルギー、繰り返し周波数、並びにセンサ感度の全てを調整することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム2900は、各状況について最適な設定を自動的に行うことができる。
【0228】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、「ツイッチーピクセル(twitchy pixel)」は、反射したトレーサビュレット光子の入射パルスを瞬時的(又は実質的に瞬時的に)報告する(例えば、ピクセルのフォトダイオードに接続された高感度感知増幅器又はソースフォロワーの1又は2以上を介して)ことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ピクセルは、増幅パルスが縦列センスラインを介してゲート感知増幅器に進むように構成することができる。幾つかの実施形態において、この増幅器は、1つの縦列を処理することができる。送受信(Tx−Rx)システム2900は、例えば、光子ビュレットの反射が到達した正確な(実質的に正確な)モーメント(1ナノ秒)など、極めて短いモーメント(例えば、時間t=t
ToF=2*Z/cで)の間この増幅器をターンオンすることができる。幾つかの実施形態において、本システムは、1フィートの1/2の精度内でZを決定することができる。
【0229】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム2900は、例えば、20ナノ秒/順次位置で近距離表面(例えば、10フィート内の表面)の順次ボクセル走査を提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム2900は、例えば、最大で5,000万ボクセル/秒(50MVps)で走査することができる。
【0230】
図30は、例示のLIDAR三角測量送受信(Tx−Rx)システム3000を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3000は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、三角測量送信器−受信器ペア3002、3004を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000は、三角形ABCの基点Aにて光子送信器3002を含むことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、オフセットベース距離D(例えば、AB=D)にある別の基点Bにて受信器3004を含むことができる。送信器3002は、受信器3004に向かって反射光3014として表面3006から反射する走査ビーム3012を放射することができる(例えば、受信器3004のセンサのピクセル3016は、反射光3014を捕獲することができ、該ピクセル3016は、縦列位置又は数が角度βに比例するポイントiにある)。
【0231】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信器3004は、センサ3018を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、センサ3018は、距離fにて底辺ABに平行な平面に配列することができ、ここでfは、受信器の孔でのレンズ又は集束系の有効焦点距離である。
【0232】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信器3002は、高度にコリメートされたビームを方向αで送信することができる(
図30は、三角形ABCがある平面を示すシステムを2次元で示しているが、別の平面が各高度角εに対して存在する)。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000は、エピポーラ整列システムとすることができる。幾つかの実施形態において、送信器3002の高速走査軸運動は、間断なく一連のポイントCを走査することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、同じ横列に沿ってセンサ3018において一連の画像化反射ポイントC’としてこれらのポイントの反射を画像化することができる(ミラーの非理想的運動及び受信側光学系の歪みなどの要因に起因して、小さな偏差が生じる可能性がある)。
【0233】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、センサ内の横列は、高さh=f及び基部コーナーC’を有する三角形(例えば、この三角形は、三角形ABCと相似形状とすることができる)によって形成することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ベース長はdであり、縮小することもできる。幾つかの実施形態において、基部コーナーはα及びβ(三角形ABCの基部コーナーと同じ)とすることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、相似三角形の法則に基づいて、d/f=D/Zとして決定することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3000は、相似三角形の法則に基づいて、Zが300フィート、Dは3フィート、及びfが10mmである場合、dは10mmの1/100(100ミクロン)であることが分かる。1ミクロンピクセルを有する2Kセンサでは、ピクセル単位で測定されるdは、10ピクセルとすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000は、位置C’でセンサに到達した光子は約600ns(例えば、送信器3002からターゲットまで300ns及び受信器3004に再び戻るまで300ns)であると決定することができる。より近接したターゲット(例えば、200フィートにある)では、光子は、400nsで到達することができ、150ミクロン(例えば、150ピクセル)の有意に大きな視差(d)を有する。100フィートでは、これらの値は、200ns、300ミクロン、及び300ピクセル(例えば、表1で例示されるように)とすることができる。
【0234】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、光子がどこに到達するかといつ到達するかとの間には相間関係が存在することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、上記で説明したように、更なる光子がより長い時間期間を進むほど、視差は小さくなる。加えて、逆二乗の法則によれば、信号は、飛行時間に比例して減衰することができる(例えば、距離がより遠くなると、孔3010に戻る光子がより少なくなる)。
【0235】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、個々のピクセルに対してこのタイプの超高速ピクセルシャッターを利用して、信号を捕獲するために個々のピクセルを「ジャストインタイム」で開放することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000は、絶対(又は実質的に絶対)最小値にまで周囲光の「漏洩」を低減することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3000は、僅かに10ナノ秒の間適正なピクセル(縦列及び横列を選択的に確立する)を開放し、これによりフィルタリング(例えば、Bragg型狭帯域通過フィルタ)の前でも周囲光の一部である一億分の1(10
-8)を捕獲することができる。
【0236】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、例示のシステムは、特別な狭帯域通過フィルタを必要としない場合がある。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000の側距機能は、通常のカメラに追加することができる。例えば、4トランジスタピンフォトダイオードを有するローリングシャッターカメラは、高速縦列ゲーティング機能及び非同期二値検出モード(例えば、本明細書で記載されるような「ツイッチーピクセル」回路として)を追加することによって修正することができる。幾つかの実施形態において、ツイッチーピクセルは、縦列センスラインに対して最小(例えば、ナノ秒)のレイテンシーでフォトダイオード突入電流を非同期的に送ることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、3次元側距において、既存の色ピクセルは、可視色コード(RG&B)トレーサビュレットを感知するよう構成することができる。幾つかの実施形態において、ピクセルは、縦列復号器回路センスラインを順番に駆動して、受取ったパルスを記録するよう構成することができる。或いは、幾つかの実施形態において、2次元モードにおいて、全フレーム時間集積シャッター露出をサポートすることができる(例えば、ピクセルの各順次した横列が並行して復号される)。
【0237】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、色コードを利用してコントラストを追加し、ステレオ復号を強調することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000は、高速色切り替え(例えば、「カメレオンモード」)を利用して、飛行時間3次元モードにおいて曖昧さを阻止し、これにより例えば、3倍高い色ボクセル検出レート(例えば、
図40)をサポートすることができる。
【0238】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、各ピクセルの感度を選択的に一時的に増大させることができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3000は、所与のピクセルが接続される複合機回路のゲインを増大させることができる。別の実施例として、送受信(Tx−Rx)システム3000は、最も減衰された光を受信しようとしていると送受信(Tx−Rx)システム3000が決定した位置のピクセルについてのゲインを増大させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムは、最低ステレオ視差(例えば、他のピクセルが受入れる光線のステレオ視差と比較して)を有する光線を受入れるピクセルが、最も遠くに進んだ光子を受入れると決定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、距離に起因する減衰を補償するためこの決定に最も応答したピクセルからの信号を増幅することができる。
【0239】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、センサは、超高感度フォトダイオード(例えば、アバランシュフォトダイオード(APD)又は単光子アバランシュダイオード(SPAD))を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、これらのダイオードは、逆バイアスをかけることができる。幾つかの実施形態において、光子によってトリガされたときに、これらのダイオードが電子なだれを起こして強い電流を生じ、次いでクエンチする(quench)ことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000は、選択感度及びゲインに従って、個々のピクセルのバイアスをリアルタイムで管理することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、このバイアスをマイクロ秒よりも短い期間にわたってピクセル毎に変えることができる。
【0240】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ピクセルは、臨界バイアス(例えば、APD線形モードを下回るようにバイアスを保持する)を下回って始めることができる。第1のトレーサビュレットの到着の直前で、送受信(Tx−Rx)システム3000は、バイアスをAPD線形モードに引き上げ(例えば、降伏電圧に近いが下回る)、比較的近接した反射(例えば、初めに、現在のd
max位置に近いピクセルなど駆動されることになる最初のピクセルについて)を検出することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000は、例えば、更に高い感度がレンジ検出を改善できるd
min位置に近い(d
max位置よりも)ピクセル位置についてバイアスを急激に高め続けることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、バイアスをガイガーモードに一時的に引き上げることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ガイガーモード(例えば、フォトダイオードにかかる逆バイアスが降伏形態を上回って設定される)では、ピクセルは、高度に不安定になる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、ガイガーモードでの作動を最小(実質的に最小)の時間間隔に制限することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3000は、短い時間期間の間(例えば、100ナノ秒くらい)一度に数ピクセルをガイガーモードにすることができる。別の実施例として、送受信(Tx−Rx)システム3000は、ピクセルバイアスを時間及び位置の両方の関数にすることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、ガイガーモードを利用して、暗電流によって引き起こされる誤検出を最小限にすること、センサの感度を高めること、検出レンジを増大させること、又は周囲光の干渉を排除することのうちの1又は2以上を行うことができる。
【0241】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、各ピクセルで一定の予想飛行時間に対応するよう、個々のピクセルの応答能力を急激に変化させることができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3000は、フォトダイオードのバイアス電圧を変化させ、及び/又はピクセルを選択的にイネーブルにして、ジャストインタイムで予想される減衰に対して適切な感度でピクセルを作動させることができる。
【0242】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、急速走査レーザビームシステムを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、複数の送信走査方向(例えば、トレーサビュレットが複数の方向αで発射された)において、受信器3400におけるピクセルは、異なる時間に異なる入射方向βで種々の距離から到達する光子を捕獲することができる。幾つかの実施形態において、受信器3004は、最初に、最短距離を横断した光子を捕獲することができる。次に、受信器3004は、より大きな距離を横断した光子を捕獲することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000は、ゲート信号を効果的に側距して、特定の遅延後に戻る光のみに応答することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、そのように実施して、所望のレンジの外にある応答(例えば、近すぎる又は遠すぎるものの1又は2以上)をフィルタ除去することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3000は、ピクセルのフォトダイオード回路のバイアスを急速且つ動的に変えることができる。
【0243】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3000は、レンジ選択機能(例えば、空間的レンジ選択)を利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3000は、例えば、特定のレンジ(例えば、レンジZ
min〜Z
max)において物体からの反射が記録される場合の3次元追跡のためレンジ選択機能を利用することができる。
【0244】
図31は、例示の送受信(Tx−Rx)システム3100を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3100は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。送受信(Tx−Rx)システム3000は、第1及び第2の受信器3102、3104(
図31は、第2の受信器3104をより詳細に示している)と、送信器3106と、を含むことができる。第2の受信器3104は、孔3108及びセンサ3110を含むことができる。
【0245】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信器3106は、方向α
1でt
0にてパルスを送信する。種々の実施形態の幾つかにおいて、パルスは、時間t
1にて第1のポイント3112にて反射することができる。幾つかの実施形態において、反射は、時間t
1+にてセンサ3110の第1のピクセル3116に到達することができる。或いは、同じパルスは、時間t
2にて第2のポイント3118で反射し、その結果、第2のピクセル3112が時間t
2+にて反射を捕獲することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3100は、t
ToFでの差異がΔt=ΔZ(又はΔR)/2cであると決定することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ある時間t
3にて、送信器3106は、走査方向α
2において別のパルスを送信することができる。他のパルスは、時間t
4にて第3のポイント3124で反射することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、反射は、時間t
4+にてセンサ3110の第3のピクセル3126に到達することができる。或いは、同じパルスは、時間t
5にて第4のポイント3128で反射し、結果として、時間t
5+にて第4のピクセルが反射を捕獲することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3100は、t
ToFでの差異がこの場合も同様にΔt=ΔZ(又はΔR)/2cであると決定することができる。
図31に示すように、センサ3110においてこれらのレンジ内で別個のモーメントにてピクセルを順番に作動させることにより、送受信(Tx−Rx)システムは、ΔZ(又はΔR)の検出レンジ(例えば、第1のポイント3112及び第3のポイント3124が存在する円弧から別の円弧3120まで)を提供することができる。
【0246】
図32は、例示の3次元追跡システムとすることができる例示の送受信(Tx−Rx)システム3200を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3200は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、3次元追跡システム3200は、視野空間の3次元体積サブセクション(例えば、3次元レンジ選択、3軸体積空間選択によって示されるような)上に「フォビエイト(foveate)」することができる。例えば、3次元追跡システム3200は、走査エミッタ3206に、水平方向(Δα)方向及び垂直方向(Δε)方向で特定のレンジを照明させることができる。第1及び第2の受信器3202、3204のステレオペアは、照明の反射を受入れることができる。別の実施例として、3次元追跡システムは、第2の受信器3204において横列(ΔY)及び縦列(ΔX)のサブセットに達することができる。更なる実施例として、3次元追跡システム3204は、検出レンジΔZを選択することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、3次元追跡システム3204は、3次元追跡システムが到達した横列内でピクセルの狭いサブバンドを順番に作動させることにより、検出レンジを選択することができる。
【0247】
図33は、例示のピクセルを管理する例示の送受信(Tx−Rx)システム3300を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3300は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。送受信(Tx−Rx)システム3300は、送信器3302及び受信器3304を含むことができる。受信器3004は、孔3308を介して反射を受入れるセンサを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、センサ3306は、ピクセルの1又は2以上横列を含むことができる。例えば、
図33は、センサ3306においてピクセルのrow
iを示している。
【0248】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、ピクセルの横列に沿ってあるレンジの隣接ピクセルにバイアスを加えて設定し、視差が減少する方向で開放(例えば、シャッター)することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3300は、益々感度の高い検出(例えば、傾斜ゲイン)回路でサブピクセルを順番に作動させることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、ピクセル3310を作動させることにより順次駆動を開始して、Z
minレンジ3314にて物体3316を検出することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、ピクセル3310からピクセル3312までピクセルを順番に駆動した後で順次駆動を終了し、Z
maxレンジ3318に達したことに応答して物体3320を検出することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、反射の検出が止まったと送受信(Tx−Rx)システム3300が決定したことに応答して、順次駆動を終了することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、タイムアウトすることができる。
【0249】
幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、順次した駆動の終了に応答して、次のトレーサビュレットに対して上述のプロセスを繰り返すことができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3300は、次のトレーサビュレット(例えば、隣接する新しいα、次の走査ライン位置)を送ることができ、これにより、上述のプロセスを繰り返したときに、次のトレーサビュレットが、ピクセルの横列に到達することができるようになる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、前のトレーサビュレットを送受信(Tx−Rx)システム3300が捕獲したときに、次のトレーサビュレットが既に「途中」(例えば、ターゲットに進む飛行時間の半分とその戻り途中の飛行時間の別の半分)であるようにすることができる時間で次のトレーサビュレットを送ることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、送受信(Tx−Rx)システム3300の観点から前のトレーサビュレットに対して次のトレーサビュレットを分離可能(例えば、明確に検出可能)にすることができる時間で次のトレーサビュレットを送ることができる。
【0250】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、特定の時間t
1にて、最初の光子は、最小レンジZ
min3314で表面3316から反射した後、センサ3306のrow
iに到達することができる。これら「早期のもの(early birds)」は、時間t
0にて特定の送信方向α
1で最近送信された光子とすることができる。これらのかなりの部分は、最大視差d
maxを有して戻ることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、かなり後の時間(例えば、最大でマイクロ秒後)t
j(Δt=t
j−t
i=Δ
ToF=2*ΔZ/cであり、
図33の矢印が示すように、ポイントAからポイントBへの追加往復の飛行時間)にて、同じ送信(方向α
1で同じ時間t
0にて送信された)からの最終の光子は、センサ3306の同じrow
iにおいて完全に異なる位置に到達することができる。これらの遅れたもの(stragglers)は、送信に比例して(例えば、早期のもの(early birds)の割合と比べて)著しく少ないものとすることができ、最小視差を有した位置(例えば、早期の到達から有意に離れてシフトした)に到達することができる。幾つかの実施形態において、到達時刻、視差、及び光子の割合は、Z距離の等しく相間付けられた測定値とすることができる。
【0251】
種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3300は、送受信(Tx−Rx)システム3300が前のトレーサビュレットの最後の遅れたものを考慮した後に、不要な(spurious)フォアグラウンド物体からの次のトレーサビュレットの早期のものを到達させることができる時間で次のトレーサビュレットを送ることができる(例えば、送受信(Tx−Rx)システム3300は、前のトレーサビュレットの早期のものについての飛行時間を決定することができ、及び/又は前のトレーサビュレットの早期のものと前のトレーサビュレットの遅れたものの到達の時間差を決定することができ、また、送受信(Tx−Rx)システム3300は、これらの時間期間の1又は2以上に基づいて次のトレーサビュレットの送信を遅延させることができる)。
【0252】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、トレーサビュレットに対するレーザ出力を低減し、遅れたものを防ぐことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3300は、極めて近接したフォアグラウンド物体(例えば、不要なフォアグラウンド物体)からの早期のものを視差フィルタ処理(例えば、阻止)することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3300は、1又は2以上の近接近フォアグラウンド物体(例えば、不要なフォアグラウンド物体)とフォアグラウンドターゲット物体との間の部分的なオーバーラップに応答して、シャドウ(例えば、失われたボクセル)を検出することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3300は、フォアグラウンドターゲット物体をロックオンして側距している間、フォアグラウンドターゲット物体からの反射に関しての低い「ヒット」レート(例えば、フラック、雪、雨、又は霧)を検出することができる。
【0253】
図34は、例示の送受信(Tx−Rx)システム3400を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3400は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。送受信(Tx−Rx)システム3400は、送信器3402及び受信器3404を含むことができる。
【0254】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3400は、第1のピクセル3412にてバックグラウンド3408に対してフォアグラウンド物体3406を検出することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3400は、バックグラウンド3408を「取り除く」ことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3400は、走査ビームに対して中程度の(ただし十分な)強度を選択することによりバックグラウンド3408を取り除くことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3400は、該送受信(Tx−Rx)システム3400の受信システムの受信強度に対して適切な閾値(例えば、フロア)を選択することにより、バックグラウンド3408を取り除くことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3400は、短い飛行時間間隔の後でピクセルを「ターンオフ」し、この間隔の後に到達する光がレンジ
dminを超える小さな視差(例えば、ピクセル位置)にて検出器(例えば、「ツイッチーピクセル」、APD、又はSPAD)をトリガしないようにすることによって、バックグラウンド3408を取り除くことができる。例えば、閾距離3410よりも離れた距離にて表面から反射する光は、第2のピクセル3420の第1の方向3418で1又は2以上のピクセルにてセンサに到達することができる。送受信(Tx−Rx)システム3400は、第2のピクセル3420の第1の方向3418で存在するピクセルを駆動しないようにすることができ、又はこれらのピクセルからの信号を無視することができる。
【0255】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、小さな不要なフォアグラウンド物体3416は、
図34に示すようなフォアグラウンド物体3406を検出する送受信(Tx−Rx)システム3400の能力を妨げる可能性がある。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3400は、小さな不要なフォアグラウンド物体3416からの走査ビームの反射を無視することができる(例えば、送受信(Tx−Rx)システム3400は、不要なフォアグラウンド光を排除することができる)。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3400は、第2の距離3414よりも近接した表面から反射する早期到達の光子(「ゲートクラッシャー」)を無視(例えば、排除)することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3400は、特定の最小レイテンシーの後までピクセルによる実施可能性の「発射」を遅延させることにより、小さな不要なフォアグラウンド物体3416からの走査ビームの反射を無視することができる。例えば、ビームが方向α
iで送られた後、送受信(Tx−Rx)システム3400は、最小飛行時間間隔の後までピクセルの放射(例えば、バイアス)を遅延させることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3400は、ある方向(R
min/c)の移動磁化の2倍よりも大きい最小飛行時間間隔を選択することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3400は、第2の距離3414にて何らかの物体からの反射を受入れることになるピクセルの第2の方向3424に存在するピクセルの駆動を阻止することができ、或いは、そのようなピクセルを無視することができる。
【0256】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、フォアグラウンド物体3416は、バックグラウンドを部分的に塞ぐことができるが、送受信(Tx−Rx)システム3400は、フォアグラウンド画像ボクセルを避けることができる。上記で説明した3次元ボクセルフィルタは、例えば、霧、雨又は雪によって引き起こされる不要な反射を排除する点で有用とすることができる。上記で説明した3次元ボクセルフィルタは、受信システム3404のセンサの遮蔽、及び/又はこのような不要なノイズボクセルデータによる送受信(Tx−Rx)システム3400のバス、ロジック又はVPU(ビジュアル プロセッシング ユニット)の1又は2以上のオーバーロードを軽減することができる。
【0257】
図35は、例示の飛翔体のための例示の比較的に晴天を走査する送受信(Tx−Rx)システム3500を示している。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3500は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、送信器3502及び受信器3504を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500は、マッピングされる表面をZロックオンすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500は、高解像度でマッピングされる表面、又は高速で移動している物体3506の堅牢な追跡のための表面をZロックオンすることができる。
【0258】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、受信システム3504のセンサ3524におけるピクセルのサブセットを時間ゲートすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500は、Zの限定レンジ3508(例えば、500フィートZレンジ)に対して開放されることになるピクセルのサブセットを時間ゲートすることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、監視されるべき疑わしいミサイル発射場の上方の所定容積の空を走査するためZレンジ3508を選択することができる。
【0259】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、各走査の間、ピクセル視差の十分なレンジ(例えば、遠い方のレンジ3512に相当する第1のピクセル3526から、近い方のレンジ3510に相当する第2のピクセル3528を通る)にて及び十分な飛行時間レンジにわたって所与の時間期間(例えば、数ナノ秒)の間開放するようセンサ3524の各ピクセルを設定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500は、センサ3524における走査ビーム軌道の画像に続いて、ナノ秒の順番にシャッターを閉じた能動ピクセルの軌跡に検出を制限することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、(例えば、送受信(Tx−Rx)システム3500がピクセルを駆動したときに)、ピクセルの感度を選択されたレンジ3508に対して適切なゲインに設定することができる。
【0260】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、最初の反射光子がピクセル3530に到達したことに応答して物体3506を検出することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500は、(例えば、物体3506を検出する際に)最初に反射した光子についての視差(例えば、ピクセルシフトd
i)及び時間(例えば、ToF
i)を精密に観測することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、正確な(実質的に正確な)レンジを瞬時的(実質的に瞬時的)に計算することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、当該検出した位置に基づいて、感度、視差(例えば、利用されるピクセルのレンジを、第1の中間距離3520に相当する第3のピクセル3532から第2の中間距離3518に相当する第4のピクセル3534までのレンジに低減することによって)、又は飛行時間レンジのうちの1又は2以上を調整することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3500は、感度、視差、又は飛行時間レンジのうちの1又は2以上を、当該検出した位置の周りの最小エンベロープ3510に最適化することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、走査ビームを補正した出力レベルに設定することができ、センサのゲインを設定することができ、視差を設定することができ、及びピクセルタイミングを設定する(例えば、当該検出した位置各々が基づいて)ことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、繰り返しの成功した検出が与えられると、軌跡3522を次第に正確に予測(例えば、推定)することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、ミサイルを追跡して、次第にロックオンすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、この方法の1又は2以上の部分を利用して、当事者が従来のRADARまたはLIDARシステムを混乱させるために意図的に発射することができるチャフ又は他の物体(O
sf)3514を無視するのを助けることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500は、この方法の1又は2以上の部分を利用して、他の物体によって部分的に又は時間的に閉塞されたときに物体を良好に追跡することができる。
【0261】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3500が表面をロックオンしたときに、送受信(Tx−Rx)システム3500は、各順次した(例えば、時間及び空間が隣接する)ピクセルセットが次のトレーサビュレット反射を検出する鋭く狭い受容マージンを設定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500は、許容可能な飛行時間及び視差レンジの能動ウィンドウを低減することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3500は、10フィート又はそれ未満の寸法を有する関心物体の検出に焦点を合わせることができる。このような実施例では、送受信(Tx−Rx)システム3500は、20nsの飛行時間マージン及び予測される次の位置の周りの数ピクセルの視差を設定することができる。
【0262】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、この予測を行う際に、観測者と追跡される物体との間の相対運動を考慮に入れる(例えば、物体の3次元動作軌跡を予測するカルマンフィルタ技術によって)ことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500がこのような表面を収集したときには、送受信(Tx−Rx)システム3500は、ロックした追跡が失敗したときに自動的に「ロック解除」を行うことができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3500がこのような表面を収集したときには、送受信(Tx−Rx)システム3500は、走査が失敗した後(例えば、送受信(Tx−Rx)システム3500が、狭いウィンドウ内部でトレーサビュレットの反射を検出できなかった場合)、自動的に「ロック解除」を行い、隣接ボクセルを検出することができる。
【0263】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、上記で説明した方法の1又は2以上の部分を利用することにより、異なるZレンジ及び/又は視野内の異なる位置にて複数の物体をロックオンすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500は、上記で説明した方法の1又は2以上の部分を利用することにより、同じ走査内で異なるZレンジ及び/又は視野内の異なる位置にて複数の物体をロックオンすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3500は、上記で説明した方法の1又は2以上の部分を利用することにより、複数の狭いロックオンレンジの各々に個別に事前設定されたセンサラインのピクセルを用いて(例えば、
図39又は40の1又は2以上において示されるように)、異なるZレンジ及び/又は視野内の異なる位置にて複数の物体をロックオンすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3500は、新しく検出される物体とこれまでに検出されていない物体の間により広いサーチレンジに設定することができる。
【0264】
図36は、例示の高速ピクセル順次走査LIDARシステムとすることができる例示の送受信(Tx−Rx)システム3600を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3600は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、送信システム3602及び受信システム3604を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信システム3602は、受信システム3604の位置に近接することができる位置に配列することができる。幾つかの実施形態において、送信システム3602及び受信システム3604は、互いに同じ軸上に位置決めすることができる。幾つかの実施形態において、送信システム3602及び受信システム3604は、任意選択的に組み合わせることができる。
【0265】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信システム3602は、方向αで時間t
d(ディパーチャ)にて発射することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム3604は、時間t
dに続く飛行時間(例えば、xナノ秒)の後で、t
a(到達)にて物体3608から反射した信号を受入れることができる。幾つかの実施形態において、受信システム3604は、方向βから来た反射信号を検出することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、反射信号の光子が飛行している持続時間を推定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3600は、Dがゼロ(又はほぼゼロ)であり、αがβに等しい(又はほぼ等しい)という仮定に基づいてこの推定を行うことができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3600は、光子が到達した確定場所(例えば、縦列)及びセンサにおいて光子の到達の確定時間に基づいてこの推定を行うことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、各入射方向βについて、最近の走査の間の対応する方向α(=β)での出発時刻を知ることができる。幾つかの実施形態において、各瞬時送信方向αは、反射の検出後に決定することができる(例えば、方向αを検出した反射の観測される戻り方向βと相間付けることにより)ので、送受信(Tx−Rx)システム3600は、順次照明されるレーザ走査ビームを利用するのに十分に高速とすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信システム3604は、到達時刻及び飛行時間を記録することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、R=c(t
a−t
d)/2に基づいてレンジRを計算することができる。
【0266】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、高速走査(例えば、50kHz)を利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3600は、高速走査を利用している間、度の100分の1をナノ秒と相間付けることができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3600は、10,000縦列を有する「ツイッチー(twitchy)ピクセル」又はSPAD受信器を用いて、上記のことを行うことができる。
【0267】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、単一ライン(例えば、線形センサ)の受信器を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3600は、垂直方向で走査を回転させる傾動ミラーを含むことができる。幾つかの実施形態において、受信システム3604の「アンチイプシロンミラー」は、送信システム3602のイプシロン(例えば、高度)ミラーとマッチングさせることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、走査中に能動ピクセルサブウィンドウを低減することによりレンジロックすることができる。
【0268】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、小レンジの期待値及び位置決定論の1又は2以上を用いて、入射光子のレンジをロックすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、小レンジの期待値及び位置決定論の1又は2以上を用いて、順次する入射光子のシャッターを閉じることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、特定の容積を有して3次元表面をロックオンして側距することができる。
【0269】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、視差無し(例えば、「Z/dピクセルオーバーラップ」無し)を利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3600は、横列におけるピクセル位置(例えば、縦列数)を視野位置に直接マッピングすることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、高速走査を(例えば、50kHz共振MEMSミラーを介して)提供することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3600は、1ナノ秒/ボクセルで走査を提供することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3600は、例えば、検出レンジを10フィート(例えば、表面上のオートロック)に低減することにより、このような高速走査を達成することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3600は、レンジの低減に応答して、複数の縦列復号器を同時に発射することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3600は、ツイッチーピクセル、APD、又はSPADを介して縦列復号器を作動させることができる。
【0270】
図37は、例示の高速スライディングウィンドウロジックエピポーラ平行ステレオ復号器を備えた例示の送受信(Tx−Rx)システム3700(例えば、支援ステレオ走査システム)を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3700は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、送信器3702、第1の受信器3704、及び第2の受信器3706を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、2つの受信器3704、3706は、純修正エピポーラ構成で適切に整列することができる。幾つかの実施形態において、2つの受信器3704、3706は、レンズ効果を補償することができる(例えば、それらの整列によって)。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、ステレオペアピクセル対応を見つけることができるスライディング抵抗比較器を含むことができる。
【0271】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信システム3702は、DeBruijn色コード(例えば、7つの実施可能な二値色2
3−1:RGBCMY&W)を投影することができる。
図37は、明確にするために10進数としての色コードを示している。種々の実施形態の幾つかにおいて、物体は、コード「14527」を反射することができる。例えば、「1」は、物体の第1の部分3708から反射することができる。「4」は、物体の第2の部分3710から反射することができる。「5」は、物体の第3の部分3712から反射することができる。「2」は、物体の第4の部分3714から反射することができる。「7」は、物体の第5の部分3716から反射することができる。幾つかの実施形態において、2つの受信器3704、3706の左側カメラ及び右側カメラは、これらのコードを反転して見ることができる(例えば、「72541」として)(オクルージョンがないものと仮定)。例えば、第1のピクセル3718及び第2のピクセル3720は、「1」の反射を受入れることができる。第3のピクセル3722及び第4のピクセル3724は、「4」の反射を受入れることができる。第5のピクセル3726及び第6のピクセル3728は、「5」の反射を受入れることができる。第7のピクセル3730及び第8のピクセル3732は、「2」の反射を受入れることができる。第9のピクセル3734及び第10のピクセル3736は、「7」の反射を受入れることができる。
【0272】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、色コードに基づいて、物体の表面までの距離を推定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3700は、左側カメラ及び右側カメラ間にマッチングするコード(例えば、色)の視差を推定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、修正エピポーラ整列に少なくとも部分的に起因して、左側カメラにて捕獲された所与のコードを右側カメラにおけるマッチングコードでルックアップし、次いで一致した(例えば、同一の)コード間でピクセル視差の大きさを決定することができる。例えば、左側カメラ及び右側カメラは、1ミクロンピクセルを有する4Kセンサ(例えば、4mmアレイ幅)を含むことができる。
図30に関して上記で説明したように(例えば、式d/f=D/Zを用いて)、送受信(Tx−Rx)システム3700は、コード間の視差が100ピクセル(例えば、100ミクロン)、左側カメラ及び右側カメラの焦点距離が10mmである場合、d/f=1/100であると決定することができる。送受信(Tx−Rx)システム3700はまた、左側カメラ及び右側カメラ間のベースライン距離が3フィートである場合、Zは100×3フィート=300フィート(91.4メートル)であると決定することができる。
【0273】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、支援ステレオ走査システムを含むことができる。支援ステレオ走査システムは、例えば、数ナノ秒でトラックのバック上に5つの順次したDeBruijn色を投影することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、左側カメラ及び右側カメラは各々、ローリングシャッターを有することができる。幾つかの実施形態において、左側カメラのローリングシャッターは、右側カメラのローリングシャッターと同期することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、左側カメラ及び右側カメラの各々について捕獲した色の記憶を含むことができる。
【0274】
例えば、送受信(Tx−Rx)システム3700は、各捕獲した色の2進等価数(簡単にするために、
図37は、001、010、011、100、101、110、111の代わりに、10進数1〜7を示している)を記憶する1又は2以上のハードウェアレジスタを含むことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、000(例えば、ぶれック)の2進組み合わせを除外することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、コードの予想長さに等しい所定量の色コードを記憶した後(例えば、20マイクロ秒後)、2つの同期したローリングシャッターを読み取ることができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3700は、2つのハードウェアレジスタ3738、3740を捕獲したコードの2進等価数で満たした後(例えば、20マイクロ秒後)、2つのハードウェアレジスタを読み込むことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、左側カメラのrow
iの値を右側カメラの等価なrow
iの値と比較することができる。
【0275】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、コード(例えば、「72541」)は、左側カメラ及び右側カメラの両方の同じrow
iで生じることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3700は、同じrow
iのこれら左側及び右側バージョンの両方をそれぞれのレジスタ3738、3740にロードすることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、row
iの右側バージョンを特定量(例えば、d
max)のオフセット(例えば、ピクセルシフト)を有してそれぞれのレジスタにロードすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、右側カメラのレジスタ3740を左側カメラのレジスタ3738から差し引くことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3700は、マッチング又はこれに加えてもしくは代替として「ニアマッチング」を決定することができる(例えば、シフト位置の差異が一定の閾値を下回ると送受信(Tx−Rx)システム3700が決定した場合)。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3700は、2つのレジスタ3788、3740の比較がゼロ(例えば、「00000」)をもたらしたときに、マッチング(又はニアマッチング)が存在すると決定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、現在のピクセルシフトで決定されたマッチング(又はニアマッチング)(例えば、それらのマッチングの視差)を記録することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、次いで、送受信(Tx−Rx)システム3700は、右側レジスタ3740における値を(例えば、小さな視差に向けて)左シフトして、プロセスを繰り返すことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3700は、マッチング(又はニアマッチング)が存在するかどうか(例えば、
図37に示すように2つの「72541」コードを整列させる)を決定するまでに、レジスタ3738、3740を複数回シフトする場合がある。
【0276】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、超高速ステレオマッチング(例えば、4Kステレオ復号器をサポートするのに十分な速さを超える最大100万ライン/秒で)を提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3738、3740は、2つの4Kカメラ(例えば、各々が4K×2Kピクセル=800万ピクセルを有する)を含むことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3738、3740は、例えば、250kライン/秒を復号化することができる(例えば、フルカラーで4K解像度にて125フレーム/秒=8MRGBボクセル/フレーム、又は最大で1ギガボクセル/秒のレートを提供する)。
【0277】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、センサの各横列が例えば4000ピクセル値を収容できるにしても、特定のサブレンジの可能性のある視差(例えば、d
min〜d
max)を考慮に入れることができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3700は、視野にわたって4Kピクセルで40度のビューを有することができる(例えば、100ピクセル/度)。この実施例の場合、送受信(Tx−Rx)システム3700は、1)左側カメラ及び右側カメラ間の3フィートのベースラインオフセット、2)10mm焦点距離、及び3)200フィートZ
min〜400フィートZ
maxの深さレンジにおいて、150ピクセル〜75ピクセル(例えば、d
max及びd
minそれぞれ)(例えば、正味75ピクセル)レンジ視差を考慮に入れることができる。この実施例の場合、送受信(Tx−Rx)システム3700は、ハードウェアレジスタの値を75回シフトして、このレンジでの可能性のあるマッチングを見つけることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、レジスタ3738、3740をハードウェアに実装した場合、75クロック(例えば、1GHzシステムで75ns)で上記のことを行うことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3700は、ピクセルにおいてマッチングを見つけるのに要する時間は1マイクロ秒未満とすることができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3700は、左側センサピクセル値を有する左側レジスタ3738から右側センサピクセル値を有する右側レジスタ3740を差し引き、横方向シフトを1ピクセルシフトだけ75回増分させることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、最大視差で開始して、最小視差に向かって動作することができる。
【0278】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、該送受信(Tx−Rx)システム3700の1又は2以上のプロセッサがコードを実行したときに、上記のプロセスを実施するコードを記憶するための1又は2以上のメモリを含むことができる。このようなコードの一実施例は、以下の通りである。
【0279】
(ステップ0)
Rxl値rowiをregL(4kピクセル値)にロードする。
Rxr値rowiをregR(4kピクセル値)にロードする。
dをd=dmaxに設定する。
(ステップ1)
regRdピクセルをregLからオフセットする(例えば、
図37を参照)。
各縦列において互いから非ゼロ値を差し引く。゜
もし差がゼロであれば、又は、選択的に、差がノイズ閾値よりも小さければ、これらのピクセルは、視差値に注目し、且つ、選択的に、コンフィデンス値は差に基づく。
視差値dを1ピクセル減らし、且つ、d=dminまでステップ1を繰り返す。
非ゼロ値を有する全てのピクセルが、視差値を有するはずであり、(選択的に、最小の不一致に基づいて、コンフィデンス値を有する。
各横列についてこの手順(ステップ0)を繰り返す。
【0280】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、カメラのうちの1つにおける横列を約10〜20マイクロ秒で読み込むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3700は、ハードウェアにおいて上記プロセスを実行するのに要する時間は1マイクロ秒未満(例えば、1000クロック@1GHz)とすることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、最良の可能性のあるピクセルマッチングをリアルタイムで取り出すハードウェアブロックを通じて2つの受信器出力をストリーミングすることができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3700は、最大100fpsで横列毎に順番に2つの受信器出力をストリーミングすることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、最小(実質的に最小)のレイテンシーでZ値の全てを演算することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、超高速支援ステレオハイブリッドLIDARシステムとすることができる。
【0281】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、上記で説明したようなエピポーラ構成にて高速ピクセル順次走査システムと組み合わせた高解像度センサのペアを含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3700は、例えば、10億色ボクセル/秒ほどで検出、局在化、及び追跡することができる。幾つかの実施形態において、本システムは、2つのコントラスト強調ビデオストリームをハードウェアにて三角測量で測定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、走査レーザ照明を用いて、ボケなしで優れたコントラストを有して高速物体を追跡することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3700は、高解像度色3次元画像及び高度に正確な動作軌跡を提供することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システムは、ゲインに対する厳しい制御を用いて、感度に対する厳しい制御を用いて、及び個々のピクセルの超短駆動を用いて、周囲光に対する高度な堅牢性を維持しながら追跡を行うことができる。
【0282】
図38は、例示のピクセルを順番に設定し作動させることができる例示の送受信(Tx−Rx)システム3800を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3800は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3800は、送信器3802及び受信器3804を含むことができる。受信器3804は、センサ3806を含むことができる。受信器3804は、センサ3806の異なるピクセルについて異なることができるゲイン増幅器3808を設定することができる。例えば、受信器3804は、ゲインエンベロープ3810に基づいてゲインを設定することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信器3804は、第1のピクセル3814に対して第1のゲイン増幅器3812、第2のピクセル_3814に対して第2のゲイン増幅器3816、及び第3のピクセル3822に対して第3のゲイン増幅器3820を設定することができる。
【0283】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信器3804は、個々のピクセル3814、3818、及び3822におけるゲイン3812、3816、及び3820を順番に設定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3800は、時間t
1、t
2、t
3それぞれにてゲイン3812、3816、及び3820を設定することにより、ピクセル3814、3818、及び3822を順番に設定して作動させることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3800は、スマートシステムロジックを利用することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3800は、上記で説明したように所与の時間モーメントにてピクセル3814、3818、及び3822のうちの1つに到達する光子信号を予想することができる(例えば、第1の位置3824からの反射は、第2の位置3826からの反射よりも前に到達することができ、第2の位置3826からの反射は、第3の位置3828からの反射よりも前に到達することができる)。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3800は、このような期待に従って順次ピクセルを作動させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム3800は、予想される減衰を補償することができる(例えば、各順次ピクセルを通じてステップ処理されたときの増分Z値に基づいて)。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3800は、エンベロープ3810を決定するのにランプゲイン関数GR(t)を適用し、ゲイン3812、3816、及び3820を時間の関数(t
ToF)として時間的に急速に傾斜することができる。
【0284】
図39は、順次した例示の光線を利用して例示の対応する視差を得ることができる例示の送受信(Tx−Rx)システム3900を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム3900は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム3900は、送信器3902及び受信器3904を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信器3902は、第1の走査角度α
1で第1のビーム3906、第2の走査角度α
2で第2のビーム3908、及び第3の走査α
3で第3のビーム3910を順番に放射することができる。
【0285】
種々の実施形態の幾つかにおいて、第1のビーム3906は、第1の物体3912から反射することができる。受信器3904の第1のピクセル3914は、第1のビーム3906の反射を捕獲することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3900は、受信器3904におけるセンサのピクセルの周りに小レンジの視差Δd
1(例えば、第1の距離3918から第2の距離3920までの深さレンジ3916に相当する)を設定することができる。第2のビーム3908は失われる可能性があり、送受信(Tx−Rx)システム3900は、第2のビーム3908の反射を捕獲することができない可能性がある。第3のビーム3910は、第2の物体3922に衝突してこれから偏向することができる。受信器3904の第2のピクセル3924は、第3のビーム3910の反射を捕獲することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム3900は、センサのピクセルの周りに所定レンジの視差Δd
2(例えば、第3の距離3928から第4の距離3930までの深さレンジ3926に相当する)を設定することができる。
【0286】
図40は、例示の色コーディング(例えば、飛行時間色コーディング)を利用して、曖昧性を阻止し及び/又は例示の走査レート(飛行時間走査レート)を向上させることができる例示の送受信(Tx−Rx)システム4000を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4000は、送信器4002及び受信器4004を含むことができる。
【0287】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信器4002は、第1の距離4006から第2の距離4008(例えば、Z
1〜Z
2)までの大きなレンジ内で異なる方向α(例えば、α
1及びα
2)で異なる回数順次したトレーサビュレットを発射することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、トレーサビュレットは、順不同で送受信(Tx−Rx)システム4000に戻ることができる。例えば、ポイント4012での反射は、第1の時間でピクセル4014に到達することができ、ポイント4016での反射は、第2の時間でピクセル4018に到達することができ、ポイント4020での反射は、第3の時間でピクセル4022に到達することができ、ポイント4024での反射は、第4の時間でピクセル4026に到達することができる(例えば、第1〜第4の時間が順次した時間的順序である場合、ピクセルは、近接距離の反射の捕獲に続いて、遠距離からの反射を捕獲することができる)。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4000は、ある程度の曖昧さを生じる可能性がある(例えば、送受信(Tx−Rx)システム4000のスキャナは、本明細書で示される増分の大きさだけ特定の方向に移動するのを排除している)。例えば、遠距離のポイントからのこれらの反射は、センサ4010においてオーバーラップ(例えば、混ざる)する可能性がある(例えば、第3の時間が第2の時間の前に生じることができるなど時間的と、空間的の両方)。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4000は、曖昧さを生じることなく、小さな角度増分(例えば、図示のものよりも小さい)を提供することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4000は、ボクセルの高速高解像度走査において上記のように行うことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4000は、走査ビーム信号を変えることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4000は、走査ビームの色をリアルタイムで急激に変えることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4000は、小さな走査ミラーの回転増分(例えば、Δα/2)の後、ポイント4028(第5の時間にてピクセル4030に到達する反射を差し向ける)及び4032(第6の時間にてピクセル4034に到達する反射を差し向ける)から反射するトレーサビュレットを発射することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4000は、各順次したトレーサビュレット(例えば、青色のトレーサビュレットから赤色のトレーサビュレットまで)に対して走査ビームの色を変えることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4000は、各順次したトレーサビュレットの異なる色を利用して、方向の曖昧さを回避することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4000は、赤色ピクセルを介して(例えば、青色ピクセルを介してではなく)第5及び第6の時間にて到達する反射光を差し向けることができる。例えば、上記で説明したように、送受信(Tx−Rx)システム4000は、RGBハイブリッドセンサ(例えば、3次元及び/又は2次元ハイブリッドセンサ)を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4000は、1又は2以上の他の光属性(例えば、極性、強度、位相)を切り替えることができ、及び/又は色を同時に混合することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4000は、曖昧さが閾値(例えば、送受信(Tx−Rx)システム4000のロジックによって又は送受信(Tx−Rx)システム4000を監視するCPU−ベースの制御システムによって決定されるような)を超えたと決定したことに応答して、1又は2以上の光属性を切り替えることができる。上記で示されるように、送受信(Tx−Rx)システム4000は、このプロセスの1又は2以上の部分を利用することにより、曖昧さを低減し、及び/又はより優れた検出速度(例えば、より優れたボクセルレンジ)を提供することができる。
【0288】
(感知システムの追加の例示の回路)
図41は、例示の「ツイッチーピクセル」4102を含む例示のセンサ部分4100を示す。例示の送受信(Tx−Rx)システムの例示のセンサは、センサ部分4100を含むことができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ツイッチーピクセル4102は、リアルタイムピクセルシャッターを利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ツイッチーピクセル4102は、リアルタイム縦列シャッターを利用することができる。幾つかの実施形態において、ツイッチーピクセル4102は、リアルタイム横列シャッターを利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、ツイッチーピクセル4102は、動的感度調整を利用することができる。
【0289】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ツイッチーピクセル4102は、ピンフォトダイオード4104を含むことができる。PDD4104は、t
0にて走査スポット4106の反射を捕獲することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、光子電流は、トランスファーゲート4108(例えば、t
1にて)を介して突入(ラッシュ)することができる。幾つかの実施形態において、能動横列制御ライン4110は、トランスファーゲート4108を作動させることができる。例えば、能動横列制御ライン4110は、センサの第1の横列4112の個々のピクセルを作動させることができる。
【0290】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、突入電流は、増幅回路4114(又はソースフォロワー)の入力に到達することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、入力は、抵抗RによりVDDに弱く結びつけることができる。ウィークプルアップ抵抗Rは、突入電流が入力Lowを一時的にプルするまで、増幅回路4114の入力を保持することができる。幾つかの実施形態において、この突然の「ツイッチー」は、増幅されて、t
2にて縦列センスライン4116に送ることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、増幅された「ツイッチー」信号は、横列センスラインに送ることができる。或いは、増幅された「ツイッチー」信号は、横列及び縦列センスラインの両方に同時に送られ、「ツイッチーされた」ピクセルの垂直方向及び水平方向位置が検出システムに瞬時に送られるようにすることができる。
【0291】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、増幅された送信は、t
3にて縦列復号器/増幅器4120のトランジスタ4118に到達することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、能動縦列制御ライン4122は、縦列復号器/増幅器CDAのトランジスタ4118を作動させることができる。幾つかの実施形態において、縦列復号器/増幅器4120は、t
4にて送信を再度増幅することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、縦列復号器/増幅器4120は、時間t5にて再度増幅した送信を送ることができる(例えば、増幅した検出信号を出力ライン4124を介して遠隔処理システムに送信する)。幾つかの実施形態において、出力ライン4124は、縦列4126の各ピクセルに出力を提供することができる。
【0292】
図42は、例示のピクセル4204の例示の駆動及びゲイン制御回路4200を示す。例えば、ピクセル4204は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、駆動及びゲイン制御回路4200は、縦列ピクセルゲイン制御ライン4206によって制御することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、横列選択ライン4208に加えて、縦列ピクセルゲイン制御ライン4206は、個々のピクセルの駆動及び感度をリアルタイムで変更する(例えば、上記で説明したプロセスの1又は2以上を介して及び/又はその間に)のを確保することができる。例えば、縦列ピクセルゲイン制御ライン4206を介して送信された1又は2以上の信号により、ゲイン制御回路4210は、ピクセル4204が縦列センスライン4212に出力する信号に適用される増幅量を変えることができる。
【0293】
図43は、例示のピクセル4302の例示の駆動及びゲイン制御回路4300を示す。例えば、ピクセル4302は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、駆動及びゲイン制御回路4300は、縦列センスライン4306を介してピクセル4302から出力信号を取得する縦列センスライン増幅器4304に組み込むことができる。
【0294】
(感知システムの別の例示の態様)
図44は、例示の送受信(Tx−Rx)システム4400を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、送信器4402及び受信器4404を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、送信器4402及び受信器4404を距離Dだけ互いからオフセットするよう構成及び配列することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、受信器4404は、SPAD(単光子アバランシュ検出器)アレイセンサ4406を含むことができる。幾つかの実施形態において、本センサ4406は、SPADピクセルの複数の縦列及び複数の横列を含む能動縦列ゲートSPADアレイを含むことができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、SPADアレイの縦列を推測で作動させることができる。
【0295】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信器4402は、狭くコリメートされた1次元ブレード様光子バースト(「ブレード」)を放射することができる。例えば、バースト4408は、短い持続時間(例えば、100ピコ秒)を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送信器4402は、横方向角αにてブレード4408を外向きに放射することができる。幾つかの実施形態において、これらのブレード4408の光は、視野にわたって垂直方向(例えば、Y方向)に拡がることができる。幾つかの実施形態において、これらのブレード4408の光は、走査方向(例えば、X方向で、ブレード4408の所与の1つのエッジに直交する)で鋭く集束された光ブレードエッジを維持することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、受信器4404は、反射したブレードを捕獲することができる。幾つかの実施形態において、センサ4406にて反射したブレードの画像の幅は、SPADアレイにおけるSPAD縦列の幅よりも狭くすることができる。
【0296】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信器4402は、1又は2以上の強力なストライプエッジ放射ダイオードレーザ源に適用される1次元(例えば、円筒形)レーザコリメート光学系を利用して、鋭いエッジを維持しながら強いバーストを介してブレード4408を生成することができる。例えば、送信器4402は、1次元MEMSミラー、ガルバニックミラー、位相アレイ、又はスピニング多面ミラーホイールレフリクタのうちの1又は2以上を含む順次動作1次元走査システムを利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、オフセット距離Dを利用して、所与の走査角αで放射され且つ異なるZレンジから反射されるブレード4408の光がSPADアレイの異なる縦列のSPADピクセルによって捕獲されるのを確保することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送信器4402は、水平方向及び垂直方向次元の両方ではなく水平方向次元にわたってブレード4408を走査することができるので、送受信(Tx−Rx)システム4400は、光子ビュレットとは違って、ブレード4408を利用しながら、より遅い送信器を実装することができる。
【0297】
例えば、ブレード4408は、第1の物体4410及び第2の物体4412に向かって進みながら、視野全体にわたって垂直方向に広がることができる。第2の物体4412は、第1の物体4410よりも距離ΔZだけ送受信(Tx−Rx)システム4400から遠くの位置で配置することができる。第2の物体4412は、第1の物体4410よりも増分高度角ΔEだけ視野内でより高い位置に配置することができる。所与のブレード内の第1の光線は、第1の物体4410から反射することができ、所与のブレード内の第2の光線は、引き続き第2の物体4412に向かって、該第2の物体4412から反射することができる。SPADにおいて第1の視差を有する第1の縦列4414の1又は2以上のピクセルは、第1の光線の光子を検出することができる。SPADにおいて第2の視差を有する第2の縦列4416の1又は2以上のピクセルは、第2の光線の光子を検出することができる。少なくともオフセット距離Dに起因して、送受信(Tx−Rx)システム4400は、第1の物体4410が第1の視差に基づいて第1の距離Zにあると決定することができ、第2の物体4412が第2の視差に基づいて第2の距離Zにあると決定することができる(例えば、以下で更に詳細に説明されるように、視差又は走査角αの1又は2以上に基づいてルックアップテーブルを利用することにより)。
【0298】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、能動縦列ゲート走査LIDARシステムを提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、側距方法として飛行時間を利用することができる。送受信(Tx−Rx)システム4400は、時空間的フィルタとして三角光路幾何形状を利用することによって周囲光を抑制することができる。上記で説明したように反射ブレードの一部は、ブレード部分を反射した物体のZレンジに応じてすぐに又は後で受信器4404に到達することができる。異なる距離をカバーするのに必要な飛行時間の分散はまた、横方向変位(例えば、上記で説明したように)に比例することができる。上記で説明したように送受信(Tx−Rx)システム4400は、どの縦列が反射ブレードの光を捕獲する1又は2以上のピクセルを含むかに応じて、横方向変位を検出することができる。
【0299】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、構成された一連のジャストインタイム駆動縦列を利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、SPADピクセルの縦列を順番に作動させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、順番に駆動した縦列の駆動期間を調整することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、縦列駆動の結果として駆動期間を増大させることができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、駆動期間を所与のブレードに対して益々増大する期間の飛行時間遅延にマッチさせることができ、Zレンジの所与の増大に対して縦列位置視差シフトが順番に減少する。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、駆動期間を変えて、SPADアレイのピクセルによる周囲光の捕獲を低減することができる(例えば、以下で詳細に説明されるように)。
【0300】
図45は、例示の送受信(Tx−Rx)システムの例示のSPADアレイセンサ4500を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、センサ4500は、能動縦列ゲートSPADアレイ4502を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムは、SPADアレイ4502を利用して、正確な能動縦列ゲート走査LIDARシステムを提供することができる。
【0301】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、SPADアレイ4502は、SPADピクセルの複数の縦列及び複数の横列を有することができる。例えば、SPADアレイセンサ4500は、合計10,000SPADピクセルにおいてSPADピクセルの500縦列及び200横列を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、各SPADピクセルは、5ミクロン×5ミクロンの次元を有することができる(又は6ミクロン×6ミクロン、又は8ミクロン×8ミクロン、安価な最新のローリングシャッターカメラに見られる1ミクロンピクセルよりも面積で64倍大きい)。幾つかの実施形態において、SPADアレイ4502は、高さ1mm及び幅2.5mmを有することができる。
【0302】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムは、SPADアレイ4502の個々の縦列を順番に作動させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムは、順次駆動の開始時間に続いて、特定の時間にて特定の時間期間の間各列を順番に作動させることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システムは、各個々の縦列に対して、送受信(Tx−Rx)システムの送信器と受信器との間の決定したオフセット距離に基づいて、それぞれの特定の時間を決定することができる(例えば、以下で更に詳細に説明されるようなルックアップテーブルを介して)。加えて、又は代替として、送受信(Tx−Rx)システムは、各個々の縦列に対して、決定した走査角αに基づいてそれぞれの特定の時間を決定することができる(例えば、ルックアップテーブルを介して)。
【0303】
例えば、SPADアレイ4502は、2つのそれぞれのZレンジ及び2つのそれぞれの高度から反射した特定の光子ブレードの反射を捕獲することができる(例えば、
図44に関して上記で説明したように)。送受信(Tx−Rx)システムは、第1の駆動期間に対して第1の時間にてSPADピクセルの第1の縦列4504を作動させることができる。送受信(Tx−Rx)システムは、第2の駆動期間に対して第2の時間にてSPADピクセルの第2の縦列4506を作動させることができる。第2の時間は、特定の時間間隔Δtだけ第1の時間の後とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、第2の駆動期間は、第1の駆動期間を超えることができる。第1の横列4510及び第1の駆動された縦列4504における第1のSPAピクセル4508は、第1のSPADピクセル4508が第1の駆動期間中に反射の第1の反射を捕獲するのに応答して、第1の電子なだれ4511をトリガすることができる。第2の横列4514及び第2の駆動された縦列4506における第2のSPAピクセル4512は、第2のSPADピクセル4512が第2の駆動期間中に反射の第2の反射を捕獲するのに応答して、第2の電子なだれ4515をトリガすることができる。ピクセルの各横列は、それぞれの信号ラインに通信可能に結合することができる。第1のSPADピクセル4508は、第1の電子なだれを第1の信号ライン4516に出力することができる。第2のSPADピクセル4512は、第2の電子なだれを第2の信号ライン4518に出力することができる。第1のSPADピクセル4508が第1の電子なだれを第1の信号ライン4516に出力したときと、第2のSPADピクセル4512が第2の電子なだれを第2の信号ライン4518に出力したときの間の時間間隔は、特定の時間期間Δtに等しい又は実質的に等しいとすることができる。送受信(Tx−Rx)システムは、第1の信号ライン4516が第1の駆動された縦列4504から出力されたこと、及び第1の時間、第2の時間、及び第1の時間と第2の時間との間の特定の時間Δtのうちの1又は2以上に基づいて第2の信号ライン4518上で第2の電子なだれが第2の駆動された縦列4506から出力されたことを決定することができる。送受信(Tx−Rx)システムは、2つの物体の2つのそれぞれのZレンジを決定した第1及び第2の駆動された縦列4504、4506(例えば、上記で説明したように)に基づいて決定することができる。送受信(Tx−Rx)システムは、2つの物体の2つのそれぞれの高度を第1及び第2のSPADピクセル4508、4512の第1及び第2の横列4510、4514(上記で説明したように)に基づいて決定することができる。
【0304】
図46は、例示の送受信(Tx−Rx)システムによる例示の構成された順次的SPADピクセル縦列駆動を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システムは、第1の時間4600にてSPADアレイにおける第1の縦列を作動させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システムは、第2の時間4602にてSPADアレイにおける第2の縦列を作動させることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システムは、第1の時間期間4604において第1の縦列を作動させることができ、第2の時間期間4606において第2の縦列を作動させることができる。第1の縦列において1又は2以上のSPADピクセルが第1の時間期間4604の間にトリガするのに十分な量の光子を捕獲したことに応答して、1又は2以上のSPADピクセルは、第3の時間4608にて電子なだれを生じることができる。第2の縦列において1又は2以上のSPADピクセルが第2の時間期間4606の間にトリガするのに十分な量の光子を捕獲したことに応答して、第2の縦列における1又は2以上のSPADピクセルは、第4の時間4610にて電子なだれを生じることができる。幾つかの実施形態において、第4の時間4610は、(例えば、上記で説明したように)持続時間Δtだけ第3の時間4608の後とすることができる。
【0305】
図47は、例示の一連の光ブレード及び光ブレードの例示の反射を捕獲する例示のSPADアレイ4702を利用した例示の送受信(Tx−Rx)システム4700を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4700は、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4700は、送信器4704及び受信器4706を含むことができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4700は、送信器4704及び受信器4706を距離Dだけ互いからオフセットするよう構成及び配列することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4700は、オフセット距離Dを利用して、受信器4706に光を反射する1又は2以上の物体の1又は2以上のZレンジを測定することができる。
【0306】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4700は、SPADアレイ4702における一連の縦列を選択することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、一連の縦列における順次する縦列の視差間の差異が、オフセット距離D、順次する縦列の各々に相当するそれぞれのZレンジ及び走査角αのうちの1又は2以上のものの関数として変化すると、送受信(Tx−Rx)システム4700が決定することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4700は、所与の横列における所与の各SPADピクセルについて、所与のSPADピクセルが観測する送受信(Tx−Rx)システム4700の視野の固有の狭い(例えば、テレスコ)セクションを関連付けることができる。幾つかの実施形態において、所与のSPADピクセルによって捕獲される光子は、上記で説明したように、(例えば、SPADピクセルがボクセル位置を明示するよう出力する電子なだれのような能動スマートピクセルによる自己報告に基づいて)所与のピクセルに関連付けられる狭いセクションにおける物体からの反射を示していると、送受信(Tx−Rx)システム4700が決定することができる。
【0307】
例えば、一連の可能性のあるZレンジにおける所与の各Zレンジについて、特定の時間にて放射される所与のブレードの光は、所与のZレンジにて及び(例えば、上記で説明したように飛行時間に基づいて)それぞれの予想される到達時刻にてSPADアレイ4702に到達する所与の物体から反射することができると、送受信(Tx−Rx)システム4700が決定することができる。幾つかの実施形態において、また、一連の可能性のあるZレンジにおける所与の各Zレンジについて、特定の時間にて放射され且つ所与の物体から反射した所与のブレードの光を捕獲することができる1又は2以上のピクセルをSPADアレイ4702のどの1又は2以上の縦列が含むかを、送受信(Tx−Rx)システム4700が決定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4700は、複数の走査角αの各々についてこれらの決定のうちの1又は2以上を行うことができる。送受信(Tx−Rx)システム4700は、一連の縦列における決定した1又は2以上の縦列を選択的に含むことができる。
【0308】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4700は、一連の縦列における第1の縦列4708を一連のZレンジにおける第1のZレンジ4710と関連付けて、一連の縦列における第2の縦列4712を一連のZレンジにおける第2のZレンジ4714と関連付けて、一連の縦列における第3の縦列4716を一連のZレンジにおける第3のZレンジ4718と関連付けて、一連の縦列における第4の縦列4720を一連のZレンジにおける第4のZレンジ4722と関連付けて、一連の縦列における第5の縦列4724を一連のZレンジにおける第5のZレンジ4726と関連付けて、及び一連の縦列における第6の縦列4728を一連のZレンジにおける第6のZレンジ4730と関連付けることができる。第1のZレンジ4710での所与の物体からの所与のブレードの光の反射に対して第1の縦列4708における1又は2以上のピクセルへの予想到達時刻は、一連の縦列における各後続の縦列に対するそれぞれの予想到達時刻に先行することができる。一連の可能性のあるZレンジにおける各所与のZレンジから一連の可能性のあるZレンジにおける直後のZレンジへのZレンジの増分は、一連の可能性のあるZレンジにおける直前のZレンジから所与のZレンジへのZレンジの増分に等しいとすることができる。対照的に、一連の縦列における縦列の第1の順次するペア間の視差増分は、一連の縦列における縦列の第2の順次するペア間の視差増分と異なることができる。
【0309】
図48は、例示の送受信(Tx−Rx)システムの例示のSPADアレイ4800を示す。例えば、送受信(Tx−Rx)システムは、上記で説明されたものの1又は2以上と同じ又は同様とすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、等しく増分されたZレンジにて物体からの反射を受入れる縦列について、縦列の視差間の差異が等しい(例えば、
図48に示すように)と、送受信(Tx−Rx)システムが決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、これらの視差間の差異は、オフセット距離D、順次する縦列の各々に相当するZレンジ及び走査角αのうちの1又は2以上のものの関数として変化する(例えば、上記で説明したように)と、送受信(Tx−Rx)システムが決定することができる。
【0310】
図44に戻ると、所与の走査角αについて、Zレンジが増大すると、受信角βが増大する(例えば、第1の物体4410のZレンジでのβ
1から第2の物体4412のZレンジでのβ
2まで)と、送受信(Tx−Rx)システム4000が決定することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、所与のZレンジについて、走査角αが増大すると受信角βが増大すると、送受信(Tx−Rx)システム4000が決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、センサ4406は、ブレードからの光がより大きなZレンジで物体から反射すると、ブレードの反射によって引き起こされる画像の視差を減少として知覚することができる。
【0311】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、SPADアレイセンサ4406の各縦列を推測で作動させることができる。幾つかの実施形態において、所与の物体の複数の可能性のあるZレンジの各々について、特定の時間にて放射される所与のブレードの光が、所与の物体から反射して、それぞれの予想到達時刻にてSPADアレイセンサ4406に到達することができると、送受信(Tx−Rx)システム4400が決定することができる。幾つかの実施形態において、また、複数の可能性のあるZレンジの各々について、特定の時間にて放射され且つ所与の物体から反射した所与のブレードの光を捕獲することになるはずの1又は2以上のピクセルをSPADアレイセンサ4706のどの1又は2以上の縦列が含むかを、送受信(Tx−Rx)システムが決定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、複数の走査角αの各々についてこれらの決定のうちの1又は2以上を行うことができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、所与の縦列の1又は2以上のピクセルが所与の縦列に相当する可能性のあるZレンジでの所与の物体からの反射から捕獲するはずの所与のブレードの光について予想される到達時刻の直前にSPADアレイセンサ4406の所与の縦列を推測で作動させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、SPADピクセルが十分な量の光子(例えば、数光子ほど)を捕獲するとすぐに電子なだれを生じるように所与の縦列における各SPADピクセルを設定することによって、所与の縦列を推測で作動させることができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、同じ時間に推測で駆動された縦列において各SPADピクセルに高電圧逆バイアス信号を短く接続することによって、推測で駆動された縦列におけるSPADピクセルを設定することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、SPADピクセルがガイガーモードへの到達を引き起こす電圧を有する逆バイアス信号を適用することができる。ガイガーモードでは、各SPADピクセルにおけるアバランシュダイオードは、十分な量の光子の捕獲に応答して、強い瞬時信号(例えば、最大で10,000電子)を出力することができる。強い瞬時信号は、低レイテンシー低ジッター時間の信号の検出を容易にすることができる。この信号は、約100psのレンジの時間的精度を有することができる。
【0312】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、関心のあるZレンジに相当する所定レンジの縦列における縦列(例えば、100〜200縦列)を推測で作動させることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、間断なく複数のブレードを放射することができる(例えば、前に放射されたブレードの反射のSPADアレイセンサによって捕獲される前に1又は2以上のブレードを放射する)。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、関心のあるZレンジについて飛行時間の予測レンジ当たりに複数のブレードを放射することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、同じ走査角αで10個のブレードを放射することができ、各ブレードは、10psの持続時間を有し、直前に放射されたブレードから100ns離間している。送受信(Tx−Rx)システム4400は、100ns毎に、関心のあるZレンジにおいてZレンジに相当する各縦列を推測で順番に作動させることができる。この実施例において、200個の横列センスラインを有するSPADアレイセンサは、最大で10MHzのバースト出力データレートをサポートすることができ、20億ボクセル/秒の全システムピークデータレートをもたらす。送受信(Tx−Rx)システム4400は、小さなセンサ専有面積と高精度(例えば、飛行時間測定値でサブナノ秒のタイミングを介して)の両方を提供しながら、大きなSPADピクセルを利用可能にすることができる。
【0313】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、閾値、放射パターン、縦列駆動制御、又はゲインのうちの1又は2以上を動的に調整することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、これらの動的調整の1又は2以上を利用して、1又は2以上のデータストリームをフィルタ処理又は優先順位を付けることができる(例えば、プログラム可能なデータ優先度及び/又はデータ機密性レベルを提供する)。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、(例えば、上記で説明したように)レンジ選択、フォビエーション、物体ロック、又はZロックなどの1又は2以上の設定に基づいてこれらの動的調整の1又は2以上を行うことができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、個々の縦列に対する駆動の持続時間に基づいて、各個々の縦列に適用されるゲインを変えることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、所与の縦列に対する駆動の持続時間と、所与の縦列のSPADピクセルのバイアスのバランスをとり(例えば、ゲインは、駆動持続時間に逆比例しており、すなわち、長い駆動持続時間に対してゲインを低減し、又は短い駆動持続時間に対してゲインを大きくすることができる)、所与の縦列の1又は2以上のSPADピクセルが自発的に電子なだれを生じて(例えば、周囲光に応答して)これにより誤検出をもたらす可能性を管理することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、所与の縦列を10nsの間作動させるときに、所与の縦列のSPADピクセルを20ボルトでバイアスすることができる。送受信(Tx−Rx)システム4400は、長い駆動持続時間で所与の縦列を作動させるときにバイアスを20ボルトから低下させることができ、又は、短い駆動持続時間で所与の縦列を作動させるときにバイアスを20ボルトから増大させることができる。これに加えて又は代替として、送受信(Tx−Rx)システム4400は、各縦列におけるSPADピクセルの量に基づいて縦列に加えられるゲインを調整することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400が少ない量の横列を有するSPADアレイセンサの縦列に適用することができる小さなゲインと比べて、多くの量の横列を有するSPADアレイセンサの縦列に対して大きなゲインを適用することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、10〜50nsの間各縦列を作動させることができる。
【0314】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、前の推論的順次駆動を終える前に、後続の推論的順次駆動を開始することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、縦列の複数のレンジ(例えば、関心のある複数のZレンジに相当する複数のレンジ)における縦列を並行して推測で作動させることができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、縦列の複数のレンジの各々に対して駆動時間の異なるレンジを適用することができる。
【0315】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、推論的順次駆動を動的にコレオグラフ処理(choreograph)することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、走査角αに基づいて推論的順次駆動を動的にコレオグラフ処理することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、該送受信(Tx−Rx)システム4400が順番に作動させることができる縦列のレンジにおける1又は2以上の縦列に対する駆動持続時間を調整することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、縦列のレンジを調整することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、複数のZレンジの各々について、新しい予想される飛行時間又は1又は2以上の縦列についての新しい予想される視差のうちの1又は2以上を決定することができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、このような値は、予め計算することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、較正ルーチンの間これらの決定の1又は2以上を行い、高速ルックアップテーブル(例えば、上記で説明したルックアップテーブルの1又は2以上)における1又は2以上の結果を記憶することができる。
【0316】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、ブレードから光を反射する物体は、反射光を捕獲する駆動された縦列におけるピクセルの横列の数に基づいた平坦な表面を有することができる(例えば、駆動された縦列における横列の全ては、反射光を捕獲するSPADピクセルを有することができる)ことを、送受信(Tx−Rx)システム4400が決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、物体が、反射光を捕獲する異なる駆動された縦列におけるSPADピクセルに基づいて複数の傾斜表面を有することを、送受信(Tx−Rx)システム4400が決定することができる。
【0317】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、直接飛行時間法の場合、ブレードパルスの到着時間の関数であるZ解像度を有することができる。対照的に、送受信(Tx−Rx)システム4400は、三角測量によるZレンジ導出の場合、縦列位置の関数であるZ解像度(例えば、相対変位、ピクセル視差及びX方向などの精度)を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、飛行時間によりZレンジを決定することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、時空間フィルタとして追加の三角光路幾何形状を利用して周囲光を抑制することができる。
【0318】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、推論的順次駆動は、Velodyne(登録商標)又はQuanergy(登録商標)による既存のシステム(例えば、自律自動車用LIDAR又は3次元知覚領域の1又は2以上に焦点を合わせたVelodyne(登録商標)又はQuanergy(登録商標)によるシステム)の能力よりも10〜100倍優れた性能を提供することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、上記で説明した空間的にフィルタ処理されたライン走査及び飛行時間検出を利用しながら、SPADアレイセンサ4406の代わりに1又は2以上の種々の非同期センサアレイ(例えば、非同期カメラ又はツイッチーピクセル)を作動させることができる。
【0319】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、複数の色を含む所与の光ブレードを放射することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、平行又は順次フィルタなし色LIDARを利用することができる。幾つかの実施形態において、SPADアレイセンサ4406は、複数の光周波数(例えば、NIRからUVを通じて)を感知することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、全周囲が暗闇で作動することができる。例えば、ブレードパルスの照明波長を迅速に変える(例えば、原色を切り替える)ことにより、送受信(Tx−Rx)システム4400は、送受信(Tx−Rx)システム4400が走査する3次元表面の色及び色相を決定することができる。
【0320】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、上記で説明した順次能動縦列ゲーティングを利用することにより、駆動された縦列の所与のSPADピクセルが生じる周囲光を、他の場合に生じることになる周囲光の100万分のにまで低減することができる(例えば、0.1ルクス又は太陽光干渉から月光干渉までの100,000ルクスの低減)。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、従来のシステムの放射と比べてブレードのより低い瞬時出力密度を放射することにより、目の安全を向上させることができる。
【0321】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、上記で説明したように、Zレンジが増大して増分縦列視差が減少すると、順次する縦列の駆動時間期間を調整して増分する飛行時間遅延をマッチングさせることができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、駆動時間期間を調整することにより、1又は2以上のピクセルの見通し線に沿った1又は2以上のピクセル及び瞬時的レンジ測定による反射光の検出を確実にすることができる。上記で説明したように送受信(Tx−Rx)システム4400は、単一ブレードパルスから、センサの所与の縦列における垂直方向ピクセル数と同じほどの高さとすることができる短い時間期間(例えば、1μs)内で多量の瞬間ボクセル測定値(例えば、20)を提供することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、SPADアレイで2億ボクセル/秒のデータレートを提供することができる(例えば、Velodyne(登録商標)が提供するもののような市場で高価なLIDARシステム或いはQuanergy(登録商標)が提供するものなどの「固定」LIDARシステムよりも遙かに優れている)。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、最大光子往復飛行時間を1,000ns又は1μsに設定し、これにより観測されるZレンジを500フィートにキャッピングすることができる。対照的に、従来のSPAD検出器において、マイクロ秒当たりに1観測のみをサポートすることができる。種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、Zレンジの飛行時間測定値を利用しながら、1又は2以上のパルスの到達時刻の関数であるZレンジ解像度を有することができる。対照的に、送受信(Tx−Rx)システム4400は、三角測量を利用しながら、縦列位置の解像度の関数であるZレンジ解像度を有することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、ブレードパルスを用いた上記で説明した順次能動縦列ゲーティングを利用しながら、縦列位置の1又は2以上の位置の関数であるZレンジ解像度を有することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、ブレードパルスを用いた上記で説明した順次能動縦列ゲーティングを介して飛行時間測定値を利用しながら、光ブレードの鋭さ及び走査角αを決定する精度の両方の関数である水平方向X方向の解像度を有する。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、米国特許第8,282,222号の
図4Bに関して説明されるように、見込み予測又は事後補間(例えば、動作補間)を介して走査角αを決定することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、ブレードパルスを用いた上記で説明した順次能動縦列ゲーティングを利用しながら、SPAD横列光学系の品質及びSPADセンサ4406の横列解像度の関数である垂直方向Y方向解像度を有することができる。
【0322】
種々の実施形態のうちの1又は2以上において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、上記で説明したように走査ラインとして各ブレードを利用することができる。種々の実施形態の幾つかにおいて、送受信(Tx−Rx)システム4400は、ブレードを利用して、上記で説明したように順次ピクセル走査システムの鋭さ及びフラッシュLIDARシステムの幅広さを提供することができる。例えば、順次ピクセル走査システムは、各個々のボクセルに1つの個々のピンプリック(pinprick)で光子ピンプロセスを利用することができる。順次したピン走査システムは、極めて高速な走査レートを必要とする。別の実施例として、フラッシュLIDARシステムは、スキャナを利用せず、代わりに、センサアレイにおける各ピクセルに対する統計的確実性を有する十分な瞬時光子数を確保するために、極めて高い瞬時出力源を必要とする場合がある。これらの実施形態の両方とは対照的に、送受信(Tx−Rx)システム4400は、センサ4406の所与の縦列について全ての横列を垂直方向でカバーするブレードパルスを放射し、これにより送受信(Tx−Rx)システム4400が、より遅い走査レート(例えば、100フレーム/秒で100Hz)を利用し、単一方向で走査し、光ボクセルスループットを提供しながらパルス間の大きな時間ギャップを利用することができる。幾つかの実施形態において、送受信(Tx−Rx)システム4400は、最大で250フレーム/秒のHD横方向ボクセル解像度を提供しながら、4msで30度の視野にわたって2,000ブレードパルスを横方向に広がって放射することができる。例えば、送受信(Tx−Rx)システム4400は、垂直方向解像度250ラインを利用して、生ボクセル数で1億2500万ボクセル/秒(例えば、250ライン×250フレーム/秒×2,000ブレードパルス)を提供することができる。
【0323】
フローチャート図の各ブロック及びフローチャート図におけるブロックの組み合わせ(又は1又は2以上のシステムもしくはシステムの組み合わせに関して上記で説明したアクション)は、コンピュータプログラム命令によって実装することができることは、理解されるであろう。これらのプログラム命令はプロセッサに提供して機械を生成することができ、その結果、該命令は、プロセッサ上で実行されて、フローチャートの1又は複数のブロックで指定されるアクションを実装する手段を生成する。コンピュータプログラム命令は、プロセッサによって実行されて、プロセッサで実施される一連の動作ステップがコンピュータに実装されるプロセスを生成することができ、その結果、プロセッサ上で実行する命令が、フローチャートの1又は複数のブロックで指定されるアクションを実装するステップを提供するようにする。コンピュータプログラム命令はまた、フローチャートのブロックにて示される動作ステップの少なくとも一部を平行して実施させることができる。更に、ステップの一部はまた、マルチプロセッサコンピュータシステムにおいて生じる可能性があるような、1よりも多いプロセッサにわたって実施することができる。加えて、フローチャート図における1又は2以上のブロック又はブロックの組み合わせは、他のブロック又はブロックの組み合わせと同時に、或いは、本発明の範囲又は精神から逸脱することなく例示されたものとは異なる順序において実施することができる。
【0324】
加えて、1又は2以上のステップ又はブロックにおいて、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラム可能アレイロジック(PAL)など、又はこれらの組み合わせなど、コンピュータプログラムの代わりに埋込ロジックハードウェアを用いて実装することができる。埋込ロジックハードウェアは、埋込ロジックを直接実行して、1又は2以上のステップ又はブロックにおいてアクションの一部又は全てを実施することができる。また、1又は2以上の実施形態(図示せず)において、ステップ又はブロックのうちの1又は2以上のステップ又はブロッククライアントコンピュータのアクションの一部又は全ては、CPUの代わりにハードウェアマイクロコントローラによって実施することができる。少なくとも1つの実施形態において、マイクロコントローラは、その固有の埋込ロジックを直接実行してアクションを実施し、その固有の内部メモリ及びシステムオンチップなどの外部入出力インタフェース(例えば、ハードウェアピン及び/又は無線トランシーバー)にアクセスしてアクションを実施することができる。
【0325】
上記の説明、実施例、及びデータは、本発明の構成の製造及び利用の完全な説明を提供するものである。本発明の多くの実施形態は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく実施できるので、本発明は、添付の請求項において与えられている。