特許第6856226号(P6856226)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6856226複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法、ユーザ機器、基地局およびシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6856226
(24)【登録日】2021年3月22日
(45)【発行日】2021年4月7日
(54)【発明の名称】複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法、ユーザ機器、基地局およびシステム
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20210329BHJP
【FI】
   H04W72/04 111
   H04W72/04 131
   H04W72/04 133
【請求項の数】20
【全頁数】28
(21)【出願番号】特願2018-551220(P2018-551220)
(86)(22)【出願日】2016年4月1日
(65)【公表番号】特表2019-510433(P2019-510433A)
(43)【公表日】2019年4月11日
(86)【国際出願番号】CN2016078343
(87)【国際公開番号】WO2017166299
(87)【国際公開日】20171005
【審査請求日】2018年11月9日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、リリ
【審査官】 齋藤 浩兵
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2015/163709(WO,A1)
【文献】 特表2013−510475(JP,A)
【文献】 特開2008−172792(JP,A)
【文献】 特開2013−038804(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0010659(US,A1)
【文献】 特表2017−516396(JP,A)
【文献】 Huawei, HiSilicon,Support for carrier selection/switching in CA enhancement[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #82 R1-154324,2015年 8月28日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_82/Docs/R1-154324.zip>
【文献】 Huawei, HiSilicon,Support for SRS switching among TDD Scells[online],3GPP TSG-RAN WG2 Meeting #91bis R2-154344,2015年10月 9日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_91bis/Docs/R2-154344.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24−7/26
H04W 4/00−99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局により送信されたインジケーションシグナリングを受信する段階と、
前記インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送する段階と
を備え、
前記インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報およびサブフレームインジケーション情報を含み、
前記キャリアインジケーション情報は、切り替え後キャリアインデックスを含み、
前記ターゲットキャリアは、切り替え後キャリアであり、
前記アップリンク信号は、サウンディング参照信号SRSを含み、
前記サブフレームは、ダウンリンクサブフレームであり、
前記サブフレームインジケーション情報は、サブフレームモードを示し、前記サブフレームモードは、周期的モードまたは非周期的モードであり、
前記サブフレームモードが前記周期的モードである場合、前記サブフレームは、異なるキャリア上で異なる期間を有する
複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法。
【請求項2】
前記インジケーションシグナリングは、キャリア切り替えおよび/またはサブフレーム切り替えを示すシグナリングである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記インジケーションシグナリングは、前記アップリンク信号により占有される帯域幅、伝送モード、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス、および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記アップリンク信号は、サウンディング参照信号SRS、プリアンブル、および符号分割多元接続CDMA信号のうち少なくとも1つを含み、
前記SRSは複数の予め設定されたSRSシーケンスの組み合わせであり、および/または前記SRSの伝送モードは、複数の予め設定されたSRSモードの組み合わせである、請求項1から3の何れか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記インジケーションシグナリングは、時間領域位置および占有されるシンボル長をさらに含み、
前記方法は、
前記時間領域位置および前記占有されるシンボル長に基づいて、前記SRSを設定する段階をさらに備える、請求項1から4の何れか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記インジケーションシグナリングは、動的に設定されるか、または半静的に設定され、
前記インジケーションシグナリングが動的に設定されるか、または半静的に設定されることは具体的に、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御RRCシグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることにより、前記インジケーションシグナリングに対して動的設定を行うか、または半静的設定を行うことである、請求項1から5の何れか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記半静的設定を行うことは、キャリアモードが半静的に設定されることを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記キャリアモードは、予め設定されたシーケンス設計に従う、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記半静的設定を行うことは、動的にアクティブ化されることを含む、請求項6から8の何れか一項に記載の方法。
【請求項10】
基地局により送信されたインジケーションシグナリングを受信するよう構成される受信モジュールと、
前記インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送するよう構成される伝送モジュールと
を備え、
前記インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報およびサブフレームインジケーション情報を含み、
前記キャリアインジケーション情報は、切り替え後キャリアインデックスを含み、
前記ターゲットキャリアは、切り替え後キャリアであり、
前記アップリンク信号は、サウンディング参照信号SRSを含み、
前記サブフレームは、ダウンリンクサブフレームであり、
前記サブフレームインジケーション情報は、サブフレームモードを示し、前記サブフレームモードは、周期的モードまたは非周期的モードであり、
前記サブフレームモードが前記周期的モードである場合、前記サブフレームは、異なるキャリア上で異なる期間を有する
ユーザ機器UE。
【請求項11】
前記インジケーションシグナリングは、キャリア切り替えおよび/またはサブフレーム切り替えを示すシグナリングである、請求項10に記載のUE。
【請求項12】
前記インジケーションシグナリングは、前記アップリンク信号により占有される帯域幅、伝送モード、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス、および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む、請求項10または11に記載のUE。
【請求項13】
前記SRSは、複数の予め設定されたSRSシーケンスの組み合わせであり、および/または前記SRSの伝送モードは、複数の予め設定されたSRSモードの組み合わせである、請求項10に記載のUE。
【請求項14】
前記インジケーションシグナリングは、時間領域位置および占有されるシンボル長をさらに含み、
前記UEは、
前記時間領域位置および前記占有されるシンボル長に基づいて、前記SRSを設定するよう構成される設定モジュールをさらに備える、請求項10から13の何れか一項に記載のUE。
【請求項15】
前記インジケーションシグナリングは動的に設定されるか、または半静的に設定され、
前記インジケーションシグナリングが動的に設定されるか、または半静的に設定されることは具体的に、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御RRCシグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることにより、前記インジケーションシグナリングに対して動的設定を行うか、または半静的設定を行うことである、請求項10から14の何れか一項に記載のUE。
【請求項16】
前記半静的設定を行うことは、キャリアモードが半静的に設定されることを含む、請求項15に記載のUE。
【請求項17】
前記キャリアモードは、予め設定されたシーケンス設計に従う、請求項16に記載のUE。
【請求項18】
前記半静的設定を行うことは、動的にアクティブ化されることを含む、請求項15から17の何れか一項に記載のUE。
【請求項19】
インジケーションシグナリングを設定するよう構成される設定モジュールと、
ユーザ機器が前記インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送するよう、前記インジケーションシグナリングを前記ユーザ機器へ送信するよう構成される送信モジュールと
を備え、
前記インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報およびサブフレームインジケーション情報を含み、
前記キャリアインジケーション情報は、切り替え後キャリアインデックスを含み、
前記ターゲットキャリアは、切り替え後キャリアであり、
前記アップリンク信号は、サウンディング参照信号SRSを含み、
前記サブフレームは、ダウンリンクサブフレームであり、
前記サブフレームインジケーション情報は、サブフレームモードを示し、前記サブフレームモードは、周期的モードまたは非周期的モードであり、
前記サブフレームモードが前記周期的モードである場合、前記サブフレームは、異なるキャリア上で異なる期間を有する
基地局。
【請求項20】
前記インジケーションシグナリングは、キャリア切り替えを示すシグナリングである、請求項19に記載の基地局。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信技術分野に関し、特に、複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法、ユーザ機器、基地局およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
ロングタームエボリューション(英文全表記:Long Term Evolution、略してLTE)システムにおいて、チャネル推定が必要である。チャネル推定とは、データを受信する場合に仮定されたチャネルモデルのモデルパラメータを推定する処理である。
【0003】
現在、アップリンク伝送およびダウンリンク伝送の両方をサポートするキャリアに対して、サウンディング参照情報(英文全表記:Sounding Reference Signal、略してSRS)およびチャネルレシプロシティを用いることによりチャネル推定を実行することは有益である。
【0004】
しかしながら、ユーザ機器(英文全表記:User Equipment、略してUE)は概して、アップリンクキャリアの数よりも多くの数のダウンリンクキャリアをアグリゲートすることができる。その結果、アップリンク伝送リソースが不足している場合、ダウンリンク伝送を行ういくつかのダウンリンクキャリアは、例えば、アップリンクSRS信号の伝送のようなアップリンク伝送のために用いられることができない。明らかに、これらのダウンリンクキャリアについて、チャネルレシプロシティを効果的に利用することができない。
【発明の概要】
【0005】
本発明の実施形態は、複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法、ユーザ機器、基地局およびシステムを提供し、これにより、チャネルレシプロシティを効果的に利用することができる。
【0006】
この点に鑑みて、本発明の第1の態様は、複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法を提供し、以下を含む。
【0007】
複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法とは、周波数分割複信(英文全表記:Frequency Division Duplex、略してFDD)または、時分割複信(英文全表記:Time Division Duplex、略してTDD)キャリアのダウンリンクサブフレームが、特定のサブフレームフォーマットのサブフレームに変換されてよく、アップリンクチャネル検出またはチャネル状態情報報告のために用いられてよいことを意味する。変換後ダウンリンクサブフレームは、少なくとも1つのアップリンク信号を含む。代替的に、FDDまたはTDDキャリアのアップリンクサブフレームが、少なくとも1つのアップリンク信号の伝送を含むサブフレームに変換される。代替的に、FDDまたはTDDキャリアの特殊サブフレームが、少なくとも1つのアップリンク信号の伝送を含むサブフレームに変換される。従って、方法は、基地局により送信されたインジケーションシグナリングを受信する段階と、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送する段階とを備える。
【0008】
任意選択的に、アップリンク信号はアップリンク信号伝送要求を有するいくつかのUEに特有であってよい。
【0009】
有益な効果は、アップリンク信号が受信されたインジケーションシグナリングに基づき、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送されることである。明らかに、ターゲットキャリアがダウンリンク伝送を実行する場合、ダウンリンク伝送のより多くの数のキャリアについて、インジケーションシグナリングは、キャリアのダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームがアップリンク信号を伝送することを可能にするために用いられる。明らかに、本発明において、チャネルレシプロシティは、効果的に利用される。
【0010】
本発明の第1の態様に関連して、本発明の第1の態様の第1の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、キャリア変換および/またはサブフレーム変換を示すシグナリングである。
【0011】
本発明の第1の態様、または本発明の第1の態様の第1の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第2の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報および/またはサブフレームインジケーション情報を含む。
【0012】
本発明の第1の態様の第2の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第3の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、アップリンク信号により占有される帯域幅、伝送モード、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス、および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む。
【0013】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、特定の巡回冗長符号CRCを用いることによりスクランブルされる。
【0014】
本発明の第1の態様の第2の実装方式に関連し、本発明の第1の態様の第4の実装方式は、以下を含む。キャリアインジケーション情報は、変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、サブフレームインジケーション情報は、変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む。
【0015】
本発明の第1の態様、本発明の第1の態様の第1の実装方式、または本発明の第1の態様の第2の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第5の実装方式は、以下を含む。ターゲットキャリアは、変換後キャリアであり、ターゲットサブフレームは、変換後サブフレームである。
【0016】
本発明の第1の態様、本発明の第1の態様の第1の実装方式、本発明の第1の態様の第2の実装方式、本発明の第1の態様の第3の実装方式、本発明の第1の態様の第4の実装方式、または本発明の第1の態様の第5の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第6の実装方式は、以下を含む。アップリンク信号は、サウンディング参照信号SRS、プリアンブル、および符号分割多元接続CDMA信号のうち少なくとも1つを含む。
【0017】
本発明の第1の態様の第6の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第7の実装方式は、以下を含む。SRSは、複数の予め設定されたSRSシーケンスの組み合わせであり、および/またはSRSの伝送モードは、複数の予め設定されたSRSモードの組み合わせである。
【0018】
本発明の第1の態様、本発明の第1の態様の第1の実装方式、本発明の第1の態様の第2の実装方式、本発明の第1の態様の第3の実装方式、本発明の第1の態様の第4の実装方式、本発明の第1の態様の第5の実装方式、本発明の第1の態様の第6の実装方式、または本発明の第1の態様の第7の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第8の実装方式は、以下を含む。ターゲットサブフレームは、ダウンリンク制御情報および/またはダウンリンクデータ情報および/またはアップリンク信号を伝送するために用いられ、および/またはターゲットサブフレームは、アップリンク制御情報および/またはアップリンクデータ情報および/またはアップリンク信号を伝送するために用いられ、および/またはターゲットサブフレームは、ダウンリンク制御情報および/またはダウンリンクデータ情報および/またはアップリンク制御情報を伝送するために用いられることを含み、ここで、アップリンク信号は、アップリンク制御情報を含む。
【0019】
本発明の第1の態様、本発明の第1の態様の第1の実装方式、本発明の第1の態様の第2の実装方式、本発明の第1の態様の第3の実装方式、本発明の第1の態様の第4の実装方式、本発明の第1の態様の第5の実装方式、本発明の第1の態様の第6の実装方式、本発明の第1の態様の第7の実装方式、または本発明の第1の態様の第8の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第9の実装方式は、以下を含む。ターゲットサブフレームがアップリンク信号および/またはアップリンク制御情報を伝送するために用いられる場合、方法は、アップリンク信号および/またはアップリンク制御情報の時間領域位置および/または周波数領域位置および/または占有されるシンボル長を設定する段階をさらに備える。
【0020】
本発明の第1の態様の第8の実装方式、または本発明の第1の態様の第9の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第10の実装方式は、以下を含む。アップリンク制御情報は、アップリンクチャネル検出、チャネル状態情報CSIフィードバック、およびハイブリッド自動再送要求HARQフィードバックのうち少なくとも1つのために用いられる。
【0021】
本発明の第1の態様、本発明の第1の態様の第1の実装方式、本発明の第1の態様の第2の実装方式、本発明の第1の態様の第3の実装方式、本発明の第1の態様の第4の実装方式、本発明の第1の態様の第5の実装方式、本発明の第1の態様の第6の実装方式、本発明の第1の態様の第7の実装方式、本発明の第1の態様の第8の実装方式、本発明の第1の態様の第9の実装方式、または、本発明の第1の態様の第10の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第11の実装方式は、以下を含む。ターゲットサブフレームがダウンリンク伝送およびアップリンク伝送を含む場合、ダウンリンク伝送とアップリンク伝送との間にガード間隔が存在し、ガード間隔の長さが設定可能である。
【0022】
任意選択的に、ダウンリンク制御情報、ダウンリンクデータ情報、ガード間隔、およびアップリンク信号が順次に存在し、またはダウンリンク制御情報、ダウンリンクデータ情報、ガード間隔、およびアップリンク制御情報が順次に存在し、またはダウンリンク制御情報、ダウンリンクデータ情報、ガード間隔、アップリンク制御情報、およびアップリンク信号が順次に存在する。
【0023】
任意選択的に、ダウンリンクからアップリンクへのガード間隔GP1の長さは設定されてよい。
【0024】
任意選択的に、アップリンクからダウンリンクへのガード間隔GP2の長さは0であってよい。
【0025】
本発明の第1の態様、本発明の第1の態様の第1の実装方式、本発明の第1の態様の第2の実装方式、本発明の第1の態様の第3の実装方式、本発明の第1の態様の第4の実装方式、本発明の第1の態様の第5の実装方式、本発明の第1の態様第6の実装方式、本発明の第1の態様の第7の実装方式、本発明の第1の態様の第8の実装方式、本発明の第1の態様の第9の実装方式、本発明の第1の態様の第10の実装方式、または本発明の第1の態様の第11の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第12の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、セルフキャリアシグナリングまたはクロスキャリアシグナリングを用いることにより、通知される。
【0026】
本発明の第1の態様、本発明の第1の態様の第1の実装方式、本発明の第1の態様の第2の実装方式、本発明の第1の態様の第3の実装方式、本発明の第1の態様の第4の実装方式、本発明の第1の態様の第5の実装方式、本発明の第1の態様の第6の実装方式、本発明の第1の態様の第7の実装方式、本発明の第1の態様の第8の実装方式、本発明の第1の態様の第9の実装方式、本発明の第1の態様の第10の実装方式、本発明の第1の態様の第11の実装方式、または本発明の第1の態様の第12の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第13の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、動的に設定されるか、または半静的に設定される。
【0027】
本発明の第1の態様の第13の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第14の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、動的に設定されるか、または半静的に設定されることは具体的に、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御RRCシグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることにより、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定することである。
【0028】
本発明の第1の態様の第13の実装方式または本発明の第1の態様の第14の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第15の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードが半静的に設定されることを含む。
【0029】
本発明の第1の態様の第15の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第16の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、キャリア間および/またはサブフレーム間でジャンプする場合に予め設定されたシーケンス設計に従う。
【0030】
本発明の第1の態様の第13の実装方式、本発明の第1の態様の第14の実装方式、本発明の第1の態様の第15の実装方式、または本発明の第1の態様の第16の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第17の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、設定可能な適用可能期間を有することを含む。
【0031】
本発明の第1の態様の第13の実装方式、本発明の第1の態様の第14の実装方式、本発明の第1の態様の第15の実装方式、本発明の第1の態様の第16の実装方式、または本発明の第1の態様の第17の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第18の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、動的にアクティブ化されるか、または非アクティブ化される。
【0032】
本発明の第1の態様の第15の実装方式、本発明の第1の態様の第16の実装方式、本発明の第1の態様の第17の実装方式、または本発明の第1の態様の第18の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第19の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、周期的モードまたは非周期的モードであり、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードのキャリアおよび/またはサブフレームは、均一モードまたは非均一モードにある。
【0033】
本発明の第1の態様の第19の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第20の実装方式は、以下を含む。サブフレームモードが周期的モードである場合、サブフレームモードのサブフレームは、異なるキャリア上で同じ期間または異なる期間を有する。
【0034】
本発明の第1の態様の第15の実装方式、本発明の第1の態様の第16の実装方式、本発明の第1の態様の第17の実装方式、本発明の第1の態様の第18の実装方式、本発明の第1の態様の第19の実装方式、または本発明の第1の態様の第20の実装方式に関連して、本発明の第1の態様の第21の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間のインターフェースシグナリングにより決定され、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間で移行される。
【0035】
本発明の第2の態様は、複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法を提供し、当該方法は、インジケーションシグナリングを設定する段階と、ユーザ機器がインジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送するよう、インジケーションシグナリングをユーザ機器へ送信する段階とを備える。
【0036】
本発明の第2の態様に関連して、本発明の第2の態様の第1の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、キャリア変換および/またはサブフレーム変換を示すシグナリングである。
【0037】
本発明の第2の態様、または本発明の第2の態様の第1の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第2の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報および/またはサブフレームインジケーション情報を含む。
【0038】
本発明の第2の態様の第2の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第3の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、アップリンク信号により占有される帯域幅、伝送モード、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス<および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む。
【0039】
本発明の第2の態様の第2の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第4の実装方式は、以下を含む。キャリアインジケーション情報は、変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、サブフレームインジケーション情報は、変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む。
【0040】
本発明の第2の態様、本発明の第2の態様の第1の実装方式、本発明の第2の態様の第2の実装方式、本発明の第2の態様の第3の実装方式、または本発明の第2の態様の第4の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第5の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングをユーザ機器へ送信する段階は、セルフキャリアシグナリングまたはクロスキャリアシグナリングを用いることにより、インジケーションシグナリングを送信する段階を含む。
【0041】
本発明の第2の態様、本発明の第2の態様第1の実装方式、本発明の第2の態様の第2の実装方式、本発明の第2の態様の第3の実装方式、本発明の第2の態様の第4の実装方式、または本発明の第2の態様の第5の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第6の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングを設定する段階は、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定する段階を含む。
【0042】
本発明の第2の態様の第6の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第7の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定する段階は、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御RRCシグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることにより、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定する段階を含む。
【0043】
本発明の第2の態様の第5の実装方式、または本発明の第2の態様の第6の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第8の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングが半静的に設定される場合、半静的設定は、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードが半静的に設定されることを含む。
【0044】
本発明の第2の態様の第8の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第9の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、キャリア間および/またはサブフレーム間でジャンプする場合に予め設定されたシーケンス設計に従う。
【0045】
本発明の第2の態様の第6の実装方式、本発明の第2の態様の第7の実装方式、本発明の第2の態様の第8の実装方式、または本発明の第2の態様の第9の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第10の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、設定可能な適用可能期間を有する。
【0046】
本発明の第2の態様の第6の実装方式、本発明の第2の態様の第7の実装方式、本発明の第2の態様の第8の実装方式、本発明の第2の態様の第9の実装方式、または本発明の第2の態様の第10の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第11の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、動的にアクティブ化されるか、または非アクティブ化される。
【0047】
本発明の第2の態様の第8の実装方式、本発明の第2の態様の第9の実装方式、本発明の第2の態様の第10の実装方式、または本発明の第2の態様の第11の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第12の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、周期的モードまたは非周期的モードであり、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードのキャリアおよび/またはサブフレームは、均一モードまたは非均一モードにある。
【0048】
本発明の第2の態様の第12の実装方式に関連して、本発明の第2の態様の第13の実装方式は、以下を含む。サブフレームモードが周期的モードである場合、サブフレームモードのサブフレームは、異なるキャリア上で同じ期間または異なる期間を有する。
【0049】
本発明の第3の態様は、ユーザ機器UEを提供し、当該ユーザ機器は、基地局により送信されたインジケーションシグナリングを受信するよう構成される受信モジュールと、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送するよう構成される伝送モジュールとを備える。
【0050】
有益な効果は、アップリンク信号が取得されたインジケーションシグナリングに基づきターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送されることである。明らかに、ターゲットキャリアがダウンリンク伝送を実行する場合、ダウンリンク伝送におけるより多くの数のキャリアに対して、インジケーションシグナリングは、キャリアのダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームがアップリンク信号を伝送することを可能にするために用いられる。明らかに、本発明において、チャネルレシプロシティは、効果的に利用される。
【0051】
本発明の第3の態様に関連して、本発明の第3の態様の第1の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、キャリア変換および/またはサブフレーム変換を示すシグナリングである。
【0052】
本発明の第3の態様または本発明の第3の態様の第1の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第2の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報および/またはサブフレームインジケーション情報を含む。
【0053】
本発明の第3の態様の第2の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第3の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、アップリンク信号により占有される帯域幅、伝送モード、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス、および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む。
【0054】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、特定の巡回冗長符号CRCを用いることにより、スクランブルされる。
【0055】
本発明の第3の態様の第2の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第4の実装方式は、以下を含む。キャリアインジケーション情報は、変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、サブフレームインジケーション情報は、変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む。
【0056】
本発明の第3の態様、本発明の第3の態様の第1の実装方式、または本発明の第3の態様の第2の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第5の実装方式は、以下を含む。ターゲットキャリアは、変換後キャリアであり、ターゲットサブフレームは、変換後サブフレームである。
【0057】
本発明の第3の態様、本発明の第3の態様の第1の実装方式、本発明の第3の態様の第2の実装方式、本発明の第3の態様の第3の実装方式、本発明の第3の態様の第4の実装方式、または本発明の第3の態様の第5の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第6の実装方式は、以下を含む。アップリンク信号は、サウンディング参照信号SRS、プリアンブル、および符号分割多元接続CDMA信号のうち少なくとも1つを含む。
【0058】
本発明の第3の態様の第6の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第7の実装方式は、以下を含む。SRSは、複数予め設定されたSRSシーケンスの組み合わせであり、および/またはSRSの伝送モードは、複数の予め設定されたSRSモードの組み合わせである。
【0059】
本発明の第3の態様、本発明の第3の態様の第1の実装方式、本発明の第3の態様の第2の実装方式、本発明の第3の態様の第3の実装方式、本発明の第3の態様の第4の実装方式、本発明の第3の態様の第5の実装方式、本発明の第3の態様第6の実装方式、または本発明の第3の態様第7の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第8の実装方式は、以下を含む。伝送モジュールは具体的に、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて、ダウンリンク制御情報および/またはダウンリンクデータ情報および/またはアップリンク信号を伝送する、および/またはアップリンク制御情報および/またはアップリンクデータ情報および/またはアップリンク信号を伝送する、および/またはダウンリンク制御情報および/またはダウンリンクデータ情報および/またはアップリンク制御情報を伝送するよう構成され、ここで、アップリンク信号は、アップリンク制御情報を含む。
【0060】
本発明の第3の態様、本発明の第3の態様の第1の実装方式、本発明の第3の態様の第2の実装方式、本発明の第3の態様の第3の実装方式、本発明の第3の態様の第4の実装方式、本発明の第3の態様の第5の実装方式、本発明の第3の態様の第6の実装方式、本発明の第3の態様の第7の実装方式、または本発明の第3の態様の第8の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第9の実装方式は、以下を含む。伝送モジュールがアップリンク信号および/またはアップリンク制御情報を伝送する場合、UEは、アップリンク信号および/またはアップリンク制御情報の時間領域位置または周波数領域位置および/または占有されるシンボル長を設定するよう構成される設定モジュールをさらに備える。
【0061】
本発明の第3の態様の第8の実装方式、または本発明の第3の態様の第9の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第10の実装方式は、以下を含む。アップリンク制御情報は、アップリンクチャネル検出、チャネル状態情報CSIフィードバック、およびハイブリッド自動再送要求HARQフィードバックのうち少なくとも1つのために用いられる。
【0062】
本発明の第3の態様、本発明の第3の態様の第1の実装方式、本発明の第3の態様の第2の実装方式、本発明の第3の態様の第3の実装方式、本発明の第3の態様の第4の実装方式、本発明の第3の態様の第5の実装方式、本発明の第3の態様の第6の実装方式、本発明の第3の態様の第7の実装方式、本発明の第3の態様の第8の実装方式、本発明の第3の態様の第9の実装方式、または本発明の第3の態様の第10の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第11の実装方式は、以下を含む。ターゲットサブフレームがダウンリンク伝送およびアップリンク伝送を含む場合、ダウンリンク伝送とアップリンク伝送との間にガード間隔が存在し、ガード間隔の長さは設定可能である。
【0063】
本発明の第3の態様、本発明の第3の態様の第1の実装方式、本発明の第3の態様の第2の実装方式、本発明の第3の態様の第3の実装方式、本発明の第3の態様の第4の実装方式、本発明の第3の態様の第5の実装方式、本発明の第3の態様の第6の実装方式、本発明の第3の態様の第7の実装方式、本発明の第3の態様の第8の実装方式、本発明び第3の態様の第9の実装方式、本発明の第3の態様の第10の実装方式、または本発明の第3の態様の第11の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第12の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、セルフキャリアシグナリングまたはクロスキャリアシグナリングを用いることにより、通知される。
【0064】
本発明の第3の態様、本発明の第3の態様の第1の実装方式、本発明の第3の態様の第2の実装方式、本発明の第3の態様の第3の実装方式、本発明の第3の態様の第4の実装方式、本発明の第3の態様の第5の実装方式、本発明の第3の態様の第6の実装方式、本発明の第3の態様の第7の実装方式、本発明の第3の態様の第8の実装方式、本発明び第3の態様の第9の実装方式、本発明の第3の態様の第10の実装方式、本発明の第3の態様の第11の実装方式、または本発明の第3の態様の第12の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第13の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、動的に設定されるか、または半静的に設定される。
【0065】
本発明の第3の態様の第13の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第14の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングが動的に設定されるか、または半静的に設定されることは具体的に、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御RRCシグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることにより、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定することを含む。
【0066】
本発明の第3の態様の第13の実装方式、または本発明の第3の態様の第14の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第15の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードが半静的に設定されることを含む。
【0067】
本発明の第3の態様の第15の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第16の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、キャリア間および/またはサブフレーム間でジャンプする場合に予め設定されたシーケンス設計に従う。
【0068】
本発明の第3の態様の第13の実装方式、本発明の第3の態様の第14の実装方式、本発明の第3の態様の第15の実装方式、または本発明の第3の態様の第16の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第17の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、設定可能な適用可能期間を有する。
【0069】
本発明の第3の態様の第13の実装方式、本発明の第3の態様の第14の実装方式、本発明の第3の態様の第15の実装方式、本発明の第3の態様の第16の実装方式、または本発明の第3の態様の第17の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第18の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、動的にアクティブ化されるか、または非アクティブ化される。
【0070】
本発明の第3の態様の第15の実装方式、本発明の第3の態様の第16の実装方式、本発明の第3の態様の第17の実装方式、または本発明の第3の態様の第18の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第19の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは周期的モードまたは非周期的モードであり、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードのキャリアおよび/またはサブフレームは、均一モードまたは非均一モードにある。
【0071】
本発明の第3の態様の第19の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第20の実装方式は、以下を含む。サブフレームモードが周期的モードである場合、サブフレームモードのサブフレームは、異なるキャリア上で同じ期間または異なる期間を有する。
【0072】
本発明の第3の態様の第15の実装方式、本発明の第3の態様の第16の実装方式、本発明の第3の態様の第17の実装方式、本発明の第3の態様の第18の実装方式、本発明の第3の態様の第19の実装方式、または本発明の第3の態様の第20の実装方式に関連して、本発明の第3の態様の第21の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間のインターフェースシグナリングにより決定され、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間で移行される。
【0073】
本発明の第4の態様は、基地局を提供し、当該基地局は、インジケーションシグナリングを設定するよう構成される設定モジュールと、ユーザ機器がインジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送するよう、インジケーションシグナリングをユーザ機器へ送信するよう構成される送信モジュールとを備える。
【0074】
本発明の第4の態様に関連して、本発明の第4の態様の第1の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、キャリア変換および/またはサブフレーム変換を示すシグナリングである。
【0075】
本発明の第4の態様、または本発明の第4の態様の第1の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第2の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報および/またはサブフレームインジケーション情報を含む。
【0076】
本発明の第4の態様の第2の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第3の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングは、アップリンク信号伝送モードにより占有される帯域幅、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス、および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む。
【0077】
本発明の第4の態様の第2の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第4の実装方式は、以下を含む。キャリアインジケーション情報は、変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、サブフレームインジケーション情報は、変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む。
【0078】
本発明の第4の態様、本発明の第4の態様の第1の実装方式、本発明の第4の態様の第2の実装方式、本発明の第4の態様の第3の実装方式、または本発明の第4の態様の第4の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第5の実装方式は、以下を含む。送信モジュールは具体的に、セルフキャリアシグナリングまたはクロスキャリアシグナリングを用いることにより、インジケーションシグナリングを送信するよう構成される。
【0079】
本発明の第4の態様、本発明の第4の態様の第1の実装方式、本発明の第4の態様の第2の実装方式、本発明の第4の態様の第3の実装方式、本発明の第4の態様の第4の実装方式、または本発明の第4の態様の第5の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第6の実装方式は、以下を含む。設定モジュールは具体的に、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定するよう構成される。
【0080】
本発明の第4の態様の第6の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第7の実装方式は、以下を含む。設定モジュールは具体的に、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御RRCシグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることにより、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定するよう構成される。
【0081】
本発明の第4の態様の第5の実装方式、または本発明の第4の態様の第6の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第8の実装方式は、以下を含む。インジケーションシグナリングが半静的に設定される場合、半静的設定は、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードが半静的に設定されることを含む。
【0082】
本発明の第4の態様の第8の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第9の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、キャリア間および/またはサブフレーム間でジャンプする場合に予め設定されたシーケンス設計に従う。
【0083】
本発明の第4の態様の第6の実装方式、本発明の第4の態様の第7の実装方式、本発明の第4の態様の第8の実装方式、または本発明の第4の態様の第9の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第10の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、設定可能な適用可能期間を有する。
【0084】
本発明の第4の態様の第6の実装方式、本発明の第4の態様の第7の実装方式、本発明の第4の態様の第8の実装方式、本発明の第4の態様の第9の実装方式、または本発明の第4の態様の第10の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第11の実装方式は、以下を含む。半静的設定は、動的にアクティブ化されるか、または非アクティブ化される。
【0085】
本発明の第4の態様の第8の実装方式、本発明の第4の態様の第9の実装方式、本発明の第4の態様の第10の実装方式、または本発明の第4の態様の第11の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第12の実装方式は、以下を含む。キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、周期的モードまたは非周期的モードであり、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードのキャリアおよび/またはサブフレームは、均一モードまたは非均一モードにある。
【0086】
本発明の第4の態様の第12の実装方式に関連して、本発明の第4の態様の第13の実装方式は、以下を含む。サブフレームモードは周期的モードである場合、サブフレームモードのサブフレームは、異なるキャリア上で同じ期間または異なる期間を有する。
【0087】
本発明の第5の態様は、複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するためのシステムをさらに提供し、当該システムは、本発明の第3の態様に係るユーザ機器と、本発明の第4の態様に係る基地局とを備える。
【0088】
本発明の実施形態において提供されている技術的解決手段によれば、アップリンク信号は、受信されたインジケーションシグナリングに基づき、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送される。明らかに、ターゲットキャリアがダウンリンク伝送を実行するとき、ダウンリンク伝送におけるより多くの数のキャリアに対して、インジケーションシグナリングは、キャリアのダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームがアップリンク信号を伝送することを可能にするために用いられる。明らかに、本発明において、チャネルレシプロシティは効果的に利用される。
【図面の簡単な説明】
【0089】
本発明の実施形態における技術的解決手段をより明白に説明するために、以下では、実施形態を説明するために必要とされる添付図面を簡潔に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態に過ぎず、当業者は、創造的努力なく、これらの添付図面から他の図面をさらに導出し得る。
【0090】
図1】本発明の実施形態に係るカスタマイズされたハイブリッドサブフレームおよびリバースサブフレームの模式図である。
【0091】
図2】本発明の実施形態に係る複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法の実施形態の模式図である。
【0092】
図3】本発明の実施形態に係る均一モードの模式図である。
【0093】
図4】本発明の実施形態に係る非均一モードの模式図である。
【0094】
図5】本発明の実施形態に係る複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法の別の実施形態の模式図である。
【0095】
図6】本発明の実施形態に係るユーザ機器UEの実施形態の模式図である。
【0096】
図7】本発明の実施形態に係る基地局の実施形態の模式図である。
【0097】
図8】本発明の実施形態に係るシステムの実施形態の模式図である。
【0098】
図9】本発明の実施形態に係るサーバの実施形態の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0099】
以下では、本発明の実施形態の添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決手段を明白に、かつ十分に説明する。明らかに、説明される実施形態は本発明の実施形態の一部に過ぎず、全てではない。当業者により創造的努力なく、本発明の実施形態に基づいて得られる他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
【0100】
本発明の明細書、特許請求の範囲、および添付図面において、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」、等など(存在する場合)という用語は、類似するものを区別することを意図しており、必ずしも具体的な順序またはシーケンスを示すわけではない。そのような方式で称されるデータは、適切な状況において置き換え可能であり、これにより、本明細書において説明されている本発明の実施形態は、本明細書において示されまたは説明されている順序以外の順序で実装され得ることが理解されるべきである。に加えて、「含む(include)」、「包含(contain)」という用語、および任意の他の派生語は、非排他的な含有を含むことを意味し、例えば、段階またはユニットの列挙を含むプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスは必ずしも、明示的に列挙されているそれらの段階またはユニットに限定されるわけではなく、明示的に列挙されていない、またはそのようなプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスに固有する他の段階またはユニットを含んでよい。
【0101】
本発明において、インジケーションシグナリングは、インジケーションのために用いられ、これにより、キャリア上のダウンリンクサブフレームは、1.ハイブリッドサブフレーム、および2.リバースサブフレームという2つの新たなサブフレームの定義を有する。ハイブリッドサブフレームは、以下を意味する。1.SRS伝送、アップリンクチャネル検出、チャネル状態情報(英文全表記:Channel State Information、略してCSI)フィードバック、または、ハイブリッド自動再送要求(英文全表記:Hybrid Automatic Repeat Request、略してHARQ)フィードバックなどのアップリンク信号伝送のために、ダウンリンクサブフレームの最後のダウンリンクシンボルを、アップリンクシンボルに変換し、ここで、ハイブリッドサブフレームにおいて、ガード間隔GP1は、ダウンリンクからアップリンクへの変換のために用いられ、ガード間隔GP2は、アップリンクからダウンリンクへの変換のために用いられる。または、2.アップリンクシンボルの位置および長さは、フレキシブルであり、すなわち、最後のシンボルに限定されず、より長いガード間隔が、ダウンリンクからアップリンクへの変換のために用いられる。リバースサブフレームは、ダウンリンクサブフレーム全体がアップリンクサブフレームに変換されることを意味する。ハイブリッドサブフレームおよびリバースサブフレームの定義を容易に理解するために、図1を参照し、図1は、カスタマイズされたハイブリッドサブフレームおよびリバースサブフレームの模式図である。3つのハイブリッドサブフレームおよび1つのリバースサブフレームが説明のために例として用いられる。図1のガード間隔GP1は、ダウンリンクからアップリンクへの変換のために用いられ、長さは設定可能である。GP2は、アップリンクからダウンリンクへの変換のために用いられ、長さは設定可能であり、例えば、0であってよい。図1において示されているリバースサブフレームにおいて、(左側の)第1のアップリンク伝送は、物理アップリンク共有チャネル(英文全表記:Physical Uplink Shared Channel、略してPUSCH)であってよく、(右側の)第2のアップリンク伝送は、SRSである。
【0102】
本発明の技術的解決手段を容易に理解するために、以下では、具体的な実施形態を用いることにより、本発明における、複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法を説明する。
【0103】
図2を参照し、本発明の実施形態に係る複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法の実施形態は、以下の段階を含む。
【0104】
101.基地局により送信されたインジケーションシグナリングを受信する。
【0105】
本実施形態において、インジケーションシグナリングは、キャリア変換および/またはサブフレーム変換を示すシグナリングであってよい。
【0106】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報および/またはサブフレームインジケーション情報を含む。
【0107】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、アップリンク信号により占有される帯域幅、伝送モード、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス、および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む。
【0108】
任意選択的に、キャリアインジケーション情報は、変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、サブフレームインジケーション情報は、変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む。
【0109】
102.インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて、アップリンク信号を伝送する。
【0110】
明らかに、ターゲットキャリアおよびターゲットキャリアのターゲットサブフレームは、インジケーションシグナリングに基づき、決定され、アップリンク信号は、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送される。
【0111】
キャリアインジケーション情報が変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、かつ、サブフレームインジケーション情報が変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む場合、ターゲットキャリアは、変換後キャリアであり、ターゲットサブフレームは、変換後サブフレームであることに留意すべきである。
【0112】
アップリンク信号を伝送することに加えて、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームはさらに、以下の情報を伝送し得ることが理解され得る。
【0113】
任意選択的に、ターゲットサブフレームはさらに、ダウンリンク制御情報およびダウンリンクデータ情報を伝送し、またはターゲットサブフレームはさらに、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報を伝送する。
【0114】
具体的に、方法は、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて、ダウンリンク制御情報、ダウンリンクデータ情報、アップリンク制御情報、およびアップリンクデータ情報のうち少なくとも1つを伝送する段階をさらに備える。
【0115】
任意選択的に、アップリンク信号がアップリンク制御情報を含む場合、段階102は具体的に、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて、ダウンリンク制御情報および/またはダウンリンクデータ情報および/またはアップリンク制御情報を伝送する。
【0116】
任意選択的に、ダウンリンク制御情報、ダウンリンクデータ情報、ガード間隔、およびアップリンク信号が順次に存在し、または、ダウンリンク制御情報、ダウンリンクデータ情報、ガード間隔、およびアップリンク制御情報が順次に存在し、または、ダウンリンク制御情報、ダウンリンクデータ情報、ガード間隔、アップリンク制御情報、およびアップリンク信号が順次に存在する。
【0117】
任意選択的に、アップリンク制御情報、アップリンクデータ情報、ガード間隔、およびアップリンク信号が順次に存在し、または、アップリンク制御情報、アップリンクデータ情報、ガード間隔、アップリンク信号、およびアップリンクデータ情報が順次に存在する。
【0118】
要するに、ターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送することは、1.アップリンク信号がアップリンク制御情報を含まず、アップリンク信号および他の情報がターゲットサブフレームにおいて伝送されること、2.アップリンク信号がアップリンク制御情報を含み、アップリンク制御情報および他の情報がターゲットサブフレームにおいて伝送されることであり得る。明らかに、1.アップリンク信号のみがターゲットサブフレームにおいて伝送され、2.アップリンク制御情報のみがターゲットサブフレームにおいて伝送されるという2つの特殊な状況が存在する。
【0119】
ターゲットサブフレームがアップリンク伝送のみのために用いられる場合、このときのターゲットサブフレームが前述のリバースサブフレームに相当し得ることを示すことに留意すべきである。ターゲットサブフレームがアップリンク伝送およびダウンリンク伝送の両方のために用いられる場合、このときのターゲットサブフレームが前述のハイブリッドサブフレームに相当することを示す。
【0120】
さらに、ターゲットサブフレームがさらにアップリンク制御情報を伝送する場合、本発明の本実施形態は、アップリンク信号および/またはアップリンク制御情報の時間領域位置または周波数領域位置および/または占有されるシンボル長を設定することをさらに含んでよい。
【0121】
ターゲットサブフレームは、ダウンリンク伝送およびアップリンク伝送を含み、ダウンリンク伝送とアップリンク伝送との間にガード間隔GPが存在し、ガード間隔の長さは設定可能であることに留意すべきである。
【0122】
任意選択的に、アップリンク信号は、アップリンクチャネル検出のために用いられ、アップリンク制御情報は、アップリンクチャネル検出、チャネル状態情報CSIフィードバック、およびハイブリッド自動再送要求(英文全表記:Hybrid Automatic Repeat Request、略してHARQ)フィードバックのうち少なくとも1つのために用いられる。
【0123】
任意選択的に、アップリンク信号は、サウンディング参照信号SRS、プリアンブル、および符号分割多元接続(英文全表記:Code Division Multiple Access、略してCDMA)信号のうち少なくとも1つを含む。
【0124】
任意選択的に、SRSは、複数の予め設定されたSRSシーケンスの組み合わせであり、SRSの伝送モードは、複数の予め設定されたSRSモードの組み合わせであり、全帯域幅検出能力が検出閾値を超えることを保証する。
【0125】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、セルフキャリアシグナリングまたはクロスキャリアシグナリングを用いることにより、通知される。
【0126】
設定は、クロスキャリアシグナリングを用いることにより通知されてよく、すなわち、全てのキャリアの変換後サブフレームは、プライマリキャリアまたはセカンダリキャリア上で通知されることが理解され得る。すなわち、複数のキャリアが共通の変換後サブフレームモードを有する場合、1つの共通の変換後サブフレームモードのみがシグナリングを用いることにより通知される必要があり、関連キャリアセットが同時に搬送される。代替的に、複数のキャリアの間でジャンプが実行される場合に用いられる特定のモードを満たしてよく、または、特定のジャンプシーケンスに従ってよい。
【0127】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、動的に設定されるか、または半静的に設定される。
【0128】
任意選択的に、インジケーションシグナリングが動的に設定されるか、または半静的に設定されることは具体的に、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御(英文全表記:Radio Resource Control、略してRRC)シグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることにより、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定することである。
【0129】
任意選択的に、半静的設定は、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードが半静的に設定されることを含む。
【0130】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、キャリア間および/またはサブフレーム間でジャンプする場合に予め設定されたシーケンス設計に従う。
【0131】
任意選択的に、半静的設定は、設定可能な適用可能期間を有する。
【0132】
任意選択的に、半静的設定は、動的にアクティブ化されるか、または非アクティブ化される。
【0133】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは周期的モードまたは非周期的モードであり、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードのキャリアおよび/またはサブフレームは、均一モードまたは非均一モードにある。
【0134】
均一モードの具体的な添付図面については、図3を参照されたく、非均一モードの具体的な添付図面については、図4を参照されたい。図3および図4のサブフレームは、切り替え後サブフレームを用いることにより表される。
【0135】
任意選択的に、サブフレームモードが周期的モードである場合、サブフレームモードのサブフレームは、異なるキャリア上で同じ期間または異なる期間を有する。
【0136】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間のインターフェースシグナリングにより、決定され、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間で移行される。
【0137】
基地局からの干渉に対処するべく、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間で揃えられる必要があることに留意すべきである。基地局間のインターフェースは、X2インターフェースであってよい。
【0138】
本実施形態において、アップリンク信号は、取得されたインジケーションシグナリングに基づき、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送される。明らかに、ターゲットキャリアがダウンリンク伝送を実行する場合、ダウンリンク伝送におけるより多くの数のキャリアに対して、インジケーションシグナリングは、キャリアのダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームがアップリンク信号を伝送することを可能にするために用いられる。明らかに、本発明において、チャネルレシプロシティは、効果的に利用される。
【0139】
以上では、ユーザ機器側から、本発明における複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法を説明している。以下では、基地局側から、本発明における複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法を説明する。
【0140】
図5を参照し、本発明の実施形態に係る複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するための方法の別の実施形態は、以下の段階を含む。
【0141】
201.インジケーションシグナリングを設定する。
【0142】
本実施形態において、任意選択的に、インジケーションシグナリングは、キャリア変換および/またはサブフレーム変換を示すシグナリングである。
【0143】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報および/またはサブフレームインジケーション情報を含む。
【0144】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、アップリンク信号により占有される帯域幅、伝送モード、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス、および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む。
【0145】
任意選択的に、キャリアインジケーション情報は、変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、サブフレームインジケーション情報は、変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む。
【0146】
任意選択的に、インジケーションシグナリングを設定することは、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定することを含む。
【0147】
具体的に、インジケーションシグナリングは、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御RRCシグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることにより、動的に設定されるか、または半静的に設定される。
【0148】
任意選択的に、インジケーションシグナリングが半静的に設定される場合、半静的設定は、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードが半静的に設定されることを含む。
【0149】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、キャリア間および/またはサブフレーム間でジャンプする場合に予め設定されたシーケンス設計に従う。
【0150】
任意選択的に、半静的設定は、設定可能な適用可能期間を有し、半静的設定は、動的にアクティブ化されるか、または非アクティブ化される。
【0151】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは周期的モードまたは非周期的モードであり、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードのキャリアおよび/またはサブフレームは、均一モードまたは非均一モードにある。
【0152】
任意選択的に、サブフレームモードが周期的モードである場合、サブフレームモードのサブフレームは、異なるキャリア上で同じ期間または異なる期間を有する。
【0153】
202.インジケーションシグナリングをユーザ機器へ送信し、これにより、ユーザ機器は、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送する。
【0154】
本実施形態において、任意選択的に、インジケーションシグナリングをユーザ機器へ送信する段階は、セルフキャリアシグナリングまたはクロスキャリアシグナリングを用いることにより、インジケーションシグナリングを送信する段階を含む。
【0155】
本実施形態において、アップリンク信号は、取得されたインジケーションシグナリングに基づき、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送される。明らかに、ターゲットキャリアがダウンリンク伝送を実行する場合、ダウンリンク伝送におけるより多くの数のキャリアに対して、インジケーションシグナリングは、キャリアのダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームがアップリンク信号を伝送することを可能にするために用いられる。明らかに、本発明において、チャネルレシプロシティは効果的に利用される。
【0156】
図6を参照し、本発明の実施形態に係るユーザ機器UEの実施形態は、基地局により送信されたインジケーションシグナリングを受信するよう構成される受信モジュール301と、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送するよう構成される伝送モジュール302とを備える。
【0157】
任意選択的に、インジケーション情報は、キャリア変換および/またはサブフレーム変換を示すシグナリングである。
【0158】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、アップリンク信号により占有される帯域幅、伝送モード、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス、および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む。インジケーションシグナリングは、特定の巡回冗長符号CRCを用いることによりスクランブルされる。
【0159】
任意選択的に、キャリアインジケーション情報は、変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、サブフレームインジケーション情報は、変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む。
【0160】
明らかに、ターゲットキャリアのターゲットキャリアおよびターゲットサブフレームは、インジケーションシグナリングに基づき決定され、アップリンク信号は、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送される。
【0161】
キャリアインジケーション情報が変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、かつ、サブフレームインジケーション情報が変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む場合、ターゲットキャリアは変換後キャリアであり、ターゲットサブフレームは変換後サブフレームであることに留意すべきである。
【0162】
アップリンク信号を伝送することに加えて、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームはさらに、以下の情報を伝送し得ることが理解され得る。
【0163】
任意選択的に、ターゲットサブフレームはさらに、ダウンリンク制御情報およびダウンリンクデータ情報を伝送し、または、ターゲットサブフレームはさらに、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報を伝送する。
【0164】
具体的に、伝送モジュール302は、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて、ダウンリンク制御情報、ダウンリンクデータ情報、アップリンク制御情報、およびアップリンクデータ情報のうち少なくとも1つを伝送するようさらに構成される。
【0165】
任意選択的に、アップリンク信号がアップリンク制御情報を含む場合、伝送モジュール302は具体的に、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいてダウンリンク制御情報および/またはダウンリンクデータ情報および/またはアップリンク制御情報を伝送するよう構成される。
【0166】
要するに、ターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送することは、1.アップリンク信号はアップリンク制御情報を含まず、アップリンク信号および他の情報は、ターゲットサブフレームにおいて伝送されること、および2.アップリンク信号は、アップリンク制御情報を含み、アップリンク制御情報および他の情報は、ターゲットサブフレームにおいて伝送されることであり得る。明らかに、1.アップリンク信号のみがターゲットサブフレームにおいて伝送され、2.アップリンク制御情報のみがターゲットサブフレームにおいて伝送されるという2つの特殊な状況が存在する。
【0167】
ターゲットサブフレームがアップリンク伝送のみのために用いられる場合、このときのターゲットサブフレームが前述のリバースサブフレームに相当し得ることを示すことに留意すべきである。
【0168】
ターゲットサブフレームがアップリンク伝送およびダウンリンク伝送の両方のために用いられる場合、このときのターゲットサブフレームが前述のハイブリッドサブフレームに相当することを示す。
【0169】
さらに、ターゲットサブフレームがさらにアップリンク制御情報を伝送する場合、本実施形態は、アップリンク信号および/またはアップリンク制御情報の時間領域位置または周波数領域位置および/または占有されるシンボル長を設定するよう構成される設定モジュールをさらに備え得る。
【0170】
ターゲットサブフレームは、ダウンリンク伝送およびアップリンク伝送を含み、ダウンリンク伝送とアップリンク伝送との間にガード間隔GPが存在し、ガード間隔の長さが設定可能であることに留意すべきである。
【0171】
任意選択的に、アップリンク信号は、アップリンクチャネル検出のために用いられ、アップリンク制御情報は、アップリンクチャネル検出、チャネル状態情報CSIフィードバック、およびハイブリッド自動再送要求HARQフィードバックのうち少なくとも1つのために用いられる。
【0172】
任意選択的に、アップリンク信号は、サウンディング参照信号SRS、プリアンブル、および符号分割多元接続CDMA信号のうち少なくとも1つを含む。
【0173】
任意選択的に、SRSは、複数の予め設定されたSRSシーケンスの組み合わせであり、SRSの伝送モードは、複数の予め設定されたSRSモードの組み合わせであり、全帯域幅検出能力が検出閾値を超えることを保証する。
【0174】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、セルフキャリアシグナリングまたはクロスキャリアシグナリングを用いることにより、通知される。
【0175】
設定は、クロスキャリアシグナリングを用いることにより、通知されてよく、すなわち、全てのキャリアの変換後サブフレームは、プライマリキャリアまたはセカンダリキャリア上で通知されることが理解され得る。すなわち、複数のキャリアが共通する変換後サブフレームモードを有する場合、1つの共通する変換後サブフレームモードのみが、シグナリングを用いることにより、通知される必要があり、関連キャリアセットが同時に搬送される。代替的に、ジャンプが複数のキャリアの間で実行する場合に用いられる特定のモードを満たしてよく、または特定のジャンプシーケンスに従ってよい。
【0176】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、動的に設定されるか、または半静的に設定される。
【0177】
任意選択的に、インジケーションシグナリングが動的に設定されるか、または半静的に設定されることは具体的に、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御RRCシグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることによりインジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定することである。
【0178】
任意選択的に、半静的設定は、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードが半静的に設定されることを含む。
【0179】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、キャリア間および/またはサブフレーム間でジャンプする場合に予め設定されたシーケンス設計に従う。
【0180】
任意選択的に、半静的設定は、設定可能な適用可能期間を有する。
【0181】
任意選択的に、半静的設定は、動的にアクティブ化されるか、または非アクティブ化される。
【0182】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは周期的モードまたは非周期的モードであり、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードのキャリアおよび/またはサブフレームは、均一モードまたは非均一モードにある。
【0183】
任意選択的に、サブフレームモードが周期的モードである場合、サブフレームモードのサブフレームは、異なるキャリア上で同じ期間または異なる期間を有する。
【0184】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間のインターフェースシグナリングにより決定され、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間で移行される。
【0185】
基地局からの干渉に対処するべく、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、基地局間で揃えられる必要があることに留意すべきである。基地局間のインターフェースはX2インターフェースであってよい。
【0186】
本実施形態において、アップリンク信号は受信されたインジケーションシグナリングに基づき、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送される。明らかに、ターゲットキャリアがダウンリンク伝送を実行する場合、ダウンリンク伝送におけるより多くの数のキャリアに対して、インジケーションシグナリングは、キャリアのダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームがアップリンク信号を伝送することを可能にするために用いられる。明らかに、本発明において、チャネルレシプロシティは効果的に利用される。
【0187】
図7を参照し、本発明の実施形態に係る基地局の実施形態は、インジケーションシグナリングを設定するよう構成される設定モジュール401と、ユーザ機器がインジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送するよう、インジケーションシグナリングをユーザ機器へ送信するよう構成される送信モジュール402とを備える。
【0188】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、キャリア変換および/またはサブフレーム変換を示すシグナリングである。
【0189】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、キャリアインジケーション情報および/またはサブフレームインジケーション情報を含む。
【0190】
任意選択的に、インジケーションシグナリングは、アップリンク信号により占有される帯域幅、伝送モード、伝送ポート、巡回シフト、タイミングアドバンス、および電力制御パラメータのうち少なくとも1つをさらに含む。
【0191】
任意選択的に、キャリアインジケーション情報は、変換前キャリアインデックスおよび/または変換後キャリアインデックスを含み、サブフレームインジケーション情報は、変換前サブフレーム番号および/または変換後サブフレーム番号を含む。
【0192】
任意選択的に、送信モジュール402は具体的に、セルフキャリアシグナリングまたはクロスキャリアシグナリングを用いることによりインジケーションシグナリングを送信するよう構成される。
【0193】
任意選択的に、設定モジュール401は具体的に、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定するよう構成される。
【0194】
任意選択的に、設定モジュール401は具体的に、ブロードキャストシグナリング、上位層無線リソース制御RRCシグナリング、および物理層シグナリングのうち少なくとも1つを用いることにより、インジケーションシグナリングを動的に設定するか、または半静的に設定するよう構成される。
【0195】
任意選択的に、インジケーションシグナリングが半静的に設定される場合、半静的設定は、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードが半静的に設定されることを含む。
【0196】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは、キャリア間および/またはサブフレーム間でジャンプする場合に予め設定されたシーケンス設計に従う。
【0197】
任意選択的に、半静的設定は、設定可能な適用可能期間を有し、半静的設定は、動的にアクティブ化されるか、または非アクティブ化される。
【0198】
任意選択的に、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードは周期的モードまたは非周期的モードであり、キャリアモードおよび/またはサブフレームモードのキャリアおよび/またはサブフレームは、均一モードまたは非均一モードにある。
【0199】
任意選択的に、サブフレームモードが周期的モードである場合、サブフレームモードのサブフレームは、異なるキャリア上で同じ期間または異なる期間を有する。
【0200】
本実施形態において、アップリンク信号は、受信されたインジケーションシグナリングに基づき、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送される。明らかに、ターゲットキャリアがダウンリンク伝送を実行する場合、ダウンリンク伝送におけるより多くの数のキャリアに対して、インジケーションシグナリングは、キャリアのダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームがアップリンク信号を伝送することを可能にするために用いられる。明らかに、本発明において、チャネルレシプロシティは効果的に利用される。
【0201】
本発明の実施形態は、複数のキャリアの間でアップリンク信号を伝送するためのシステムをさらに提供する。図8を参照し、本発明の本実施形態に係るシステムの実施形態は、基地局501およびユーザ機器502を備える。
【0202】
基地局501は、インジケーションシグナリングを設定し、インジケーションシグナリングをユーザ機器へ送信するよう構成される。
【0203】
ユーザ機器502は、基地局により送信されたインジケーションシグナリングを受信し、インジケーションシグナリングに基づき、対応するターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいてアップリンク信号を伝送するよう構成される。
【0204】
本実施形態において、アップリンク信号は、受信されたインジケーションシグナリングに基づき、ターゲットキャリアのターゲットサブフレームにおいて伝送される。明らかに、ターゲットキャリアがダウンリンク伝送を実行する場合、ダウンリンク伝送におけるより多くの数のキャリアに対して、インジケーションシグナリングは、キャリアのダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームがアップリンク信号を伝送することを可能にするために用いられる。明らかに、本発明において、チャネルレシプロシティは、効果的に利用される。
【0205】
本発明の実施形態は、サーバをさらに提供する。図9を参照し、本発明の本実施形態に係るサーバの実施形態は、以下の内容を含む。
【0206】
図9は、本発明の本実施形態に係るサーバの模式的構造図である。サーバ600は、異なる設定または性能によって大幅に異なってよく、1つまたは複数の中央処理装置(central processing unit、CPU)601(例えば、1つまたは複数のプロセッサ)と、アプリケーションプログラム602またはデータ603を記憶する1つまたは複数の記憶媒体604(例えば、1つまたは複数の大容量記憶デバイス)とを備えてよい。記憶媒体604は、一時記憶装置または持続性記憶装置であってよい。記憶媒体604において記憶されるプログラムは、1つまたは複数のモジュール(不図示)を含んでよく、各モジュールは、スイッチに対して実行される一連の命令操作を含んでよい。さらに、中央処理装置601は、記憶媒体604と通信して、サーバ600に対して記憶媒体604における一連の命令操作を実行するよう構成されてよい。
【0207】
サーバ600は、1つまたは複数の電源605、1つまたは複数の有線または無線ネットワークインターフェース606、1つまたは複数の入力/出力インターフェース607、および/または、Windows(登録商標) Server(登録商標)、Mac OS X(登録商標)、Unix(登録商標)、Linux(登録商標)、またはFreeBSD(商標)などの1つまたは複数のオペレーティングシステム608をさらに備えてよい。
【0208】
前述の実施形態において、UE、基地局、およびシステムにより実行される段階は、図9において示されているサーバ構造に基づいてよい。
【0209】
説明の簡便さおよび簡潔さのために、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な作動プロセスについて、前述の方法の実施形態における対応プロセスを参照してよいことは、当業者には明白に理解され得て、詳細はここでは、説明されない。
【0210】
本出願において提供されているいくつかの実施形態において、開示されているシステム、装置、および方法は、他の方式で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明されている装置の実施形態は例に過ぎない。例えば、ユニット区分は単に、論理的な機能区分であり、実際の実装方式において他の区分であってよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素は、組み合わせられてよく、または別のシステムに統合されてよく、もしくは、いくつかの特徴は、無視されてよく、または実行されなくてよい。加えて、表示されているか、または説明されている相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを用いることにより実装されてよい。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的、機械的、または他の形態で実装されてよい。
【0211】
別個の部分として説明されているユニットは、物理的に別個であってもよくまたはそうでなくてもよく、ユニットとして表示されている部分は、物理ユニットであってもよく、またはそうでなくてもよく、一箇所に位置してもよく、または複数のネットワークユニット上で分散されてもよい。ユニットの一部または全ては、実施形態の解決手段の目的を実現するために実際な需要に応じて選択されてよい。
【0212】
加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、または、ユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してよく、または2つまたはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてよい。
【0213】
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売され、または使用される場合、当該統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体において記憶されてよい。そのような理解に基づき、本発明の技術的解決手段は本質的に、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決手段の全てまたは一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体において記憶され、(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであり得る)コンピュータデバイスに、本発明の実施形態において説明されている方法の段階の全てまたは一部を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどのプログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
【0214】
前述の実施形態は単に、本発明の技術的解決手段を説明することを意図しており、本発明を限定することを意図していない。本発明が前述の実施形態に関連して詳細に説明されているが、当業者は、彼らが本発明の実施形態の技術的解決手段の趣旨および範囲から逸脱することなく、前述の実施形態において説明されている技術的解決手段に対してさらに変更を成し得て、または、それらのいくつかの技術的特徴に対して均等な置き換えを成し得ることを理解すべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9