特許第6856415号(P6856415)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6856415
(24)【登録日】2021年3月22日
(45)【発行日】2021年4月7日
(54)【発明の名称】動作確認方法及び支持体
(51)【国際特許分類】
   B65B 57/00 20060101AFI20210329BHJP
   B65B 57/02 20060101ALI20210329BHJP
【FI】
   B65B57/00 A
   B65B57/00 Z
   B65B57/02 B
【請求項の数】9
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2017-51165(P2017-51165)
(22)【出願日】2017年3月16日
(65)【公開番号】特開2018-154349(P2018-154349A)
(43)【公開日】2018年10月4日
【審査請求日】2020年3月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】303040183
【氏名又は名称】サッポロビール株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100128381
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 義憲
(74)【代理人】
【識別番号】100176773
【弁理士】
【氏名又は名称】坂西 俊明
(74)【代理人】
【識別番号】100182006
【弁理士】
【氏名又は名称】湯本 譲司
(72)【発明者】
【氏名】二関 倫太郎
【審査官】 種子島 貴裕
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−286587(JP,A)
【文献】 特許第4515965(JP,B2)
【文献】 特開2010−006393(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 57/00
B65B 57/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の飲料容器を収容する箱の内側に折り曲げられるフラップの位置を検出するフラップ検出センサの動作確認方法であって、
前記箱の中に、前記箱の形状を維持する支持体を入れる工程と、
前記支持体及び前記箱を、前記フラップ検出センサに対向する位置に搬送する工程と、
前記フラップ検出センサから照射したレーザ光を前記支持体に透過させることにより、前記フラップ検出センサの動作を判定する工程と、
を備えた動作確認方法。
【請求項2】
前記支持体は直方体状とされている、
請求項1に記載の動作確認方法。
【請求項3】
前記支持体の重量は2kg以上である、
請求項1又は2記載の動作確認方法。
【請求項4】
前記支持体は、前記支持体の搬送方向に向けられる開口を有する、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の動作確認方法。
【請求項5】
前記支持体は、前記開口の内側に位置する把持部を備える、
請求項4に記載の動作確認方法。
【請求項6】
前記支持体は、搬送時に上方に向けられる天面に孔部を有する、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の動作確認方法。
【請求項7】
前記支持体は、前記フラップ検出センサから照射されるレーザ光を透過させる穴を有する、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の動作確認方法。
【請求項8】
前記箱の中に前記飲料容器が入っているか否かを検出する容器検出センサの動作を判定する工程を更に備え、
前記容器検出センサの動作を判定する工程では、前記容器検出センサから前記支持体に照射したレーザ光を前記支持体に遮断させることにより、前記容器検出センサの動作を確認する、
請求項1〜7のいずれか一項に記載の動作確認方法。
【請求項9】
複数の飲料容器を収容する箱の中に入れられて前記箱の形状を維持する支持体であって、
前記支持体は、前記箱の内側に折り曲げられるフラップの位置を検出するフラップ検出センサからのレーザ光を透過させる透過部を備える、
支持体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサの動作確認方法、及びセンサの動作確認時に用いられる支持体に関する。
【背景技術】
【0002】
飲料缶、びん又はペットボトル等の飲料容器を段ボール等の箱に充填し、箱による梱包を行うことは従来から行われている。箱は直方体状を成し、箱の内部には複数の飲料容器が充填される。飲料容器が充填される箱には、内側に折り曲げられるフラップが形成されている。フラップは、箱の開口の左右両端で内側に折り曲げられるサイドフラップと、開口の上下両端で内側に折り曲げられる天面フラップとを含む。
【0003】
特許第4515965号公報には、上記サイドフラップに相当する内側フラップと、上記天面フラップに相当する外側フラップと、を備えた箱材に物品を包装する包装装置が記載されている。この包装装置では、板状の箱材を折り曲げて箱状に成形しながら、飲料缶を包装する。飲料缶は箱材の内側に押し込まれ、これに伴い内側フラップが内側に折り曲げられる。その後、内側に折り曲げられた内側フラップの表面に糊噴射ノズルによって糊が吹き付けられ、外側フラップが折り曲げられて内側フラップの表面に密着することにより、箱が成形される。
【0004】
前述の包装装置は、箱の搬送経路における糊噴射ノズルの上流側に、内側フラップの折り曲げの異常を検知するセンサを備える。このセンサは、飲料缶の箱材の内側への押し込みに伴って、内側フラップが箱の内面と飲料缶との間に挟み込まれた状態を異常として検出する。このように、センサが内側フラップの異常を検出することにより、糊の付着前に包装処理が停止されるので、糊が飲料缶に付着することが抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第4515965号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した包装装置では、内側フラップの異常を検出するフラップ検出センサを備え、当該異常が検出されたときには包装処理が停止される。この包装装置では、フラップの異常有無の検出をフラップ検出センサに依存しているため、フラップ検出センサが正常に動作しているかどうかの確認が必要である。
【0007】
しかしながら、前述した包装装置では、フラップ検出センサの動作確認を行っていないため、例えばフラップ検出センサの設置位置が適切でない場合、フラップの異常を検出できなくなることが想定される。すなわち、フラップ検出センサが正常に動作しない場合、搬送された箱のフラップの異常を検出できなくなる懸念がある。よって、フラップの異常が看過される可能性がある。
【0008】
本発明は、フラップの異常が看過される可能性を抑えることができる動作確認方法及び支持体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一側面に係る動作確認方法は、複数の飲料容器を収容する箱の内側に折り曲げられるフラップの位置を検出するフラップ検出センサの動作確認方法であって、箱の中に、箱の形状を維持する支持体を入れる工程と、支持体及び箱を、フラップ検出センサに対向する位置に搬送する工程と、フラップ検出センサから照射したレーザ光を支持体に透過させることにより、フラップ検出センサの動作を判定する工程と、を備える。
【0010】
フラップ検出センサは、搬送された箱に向かってレーザ光を照射し、箱のフラップから反射されたレーザ光を受けることによってフラップが異常でないことを検出する。よって、前述したように、箱の中に支持体を入れた状態でフラップ検出センサから照射したレーザ光を支持体に透過させたときに、レーザ光が支持体を透過してフラップ検出センサがフラップの異常を検出した場合には、フラップ検出センサの動作が正常であることが分かる。一方、レーザ光を支持体に照射したときに、フラップ検出センサがフラップの異常を検出しない場合、フラップ検出センサの動作が異常であることが分かる。フラップ検出センサの動作が異常である場合には、例えばフラップ検出センサの設置位置を調整することにより、フラップ検出センサの動作を確実に正常にすることができる。従って、フラップ検出センサの動作を正常にすることによってフラップの異常を確実に検出することができる。よって、フラップの異常が看過される可能性を抑えることができる。
【0011】
また、当該支持体は直方体状とされていてもよい。この場合、箱の中で箱の形状を維持する支持体が直方体状とされるので、支持体の形状を箱の形状に合わせることができる。従って、箱の形状をより確実に維持することができ、支持体を箱の中に入れることによって箱の形状を安定させることができる。
【0012】
また、支持体の重量は2kg以上であってもよい。支持体の重量が2kg以上であることにより、搬送ライン上で箱がばたつく事態を確実に回避することができる。よって、フラップ検出センサから照射したレーザ光をより確実に支持体に透過させることができるので、フラップ検出センサの動作確認の精度を高めることができる。
【0013】
また、支持体は、支持体の搬送方向に向けられる開口を有してもよい。ところで、飲料容器が収容される箱の搬送ラインでは、箱が機械的に強く押されることがありうる。よって、前述したように、支持体が搬送方向に向けられる開口を有する場合には、上記のように箱が強く押された場合であっても、支持体への衝撃を緩和することができる。従って、支持体の破損をより確実に回避することができる。
【0014】
また、支持体は、当該開口の内側に位置する把持部を備えてもよい。この場合、開口に手を入れて把持部を把持することにより、支持体を容易に持ち運ぶことができる。よって、支持体のハンドリング性を高めることができると共に、フラップ検出センサの動作確認作業の作業性を向上させることができる。
【0015】
また、支持体は、搬送時に上方に向けられる天面に孔部を有してもよい。この場合、天面の孔部に指を引っ掛けることにより、当該孔部を支持体を持つときの取っ手とすることができる。よって、支持体を容易に持ち運ぶことができるので、支持体のハンドリング性を高めると共にフラップ検出センサの動作確認作業を容易に行うことができる。また、天面の孔部は、天面に孔を開ければよいので容易に形成することができる。
【0016】
また、支持体は、フラップ検出センサから照射されるレーザ光を透過させる穴を有してもよい。この場合、支持体に穴を形成することにより、レーザ光を透過させるための構成を容易に形成することができる。
【0017】
また、箱の中に飲料容器が入っているか否かを検出する容器検出センサの動作を判定する工程を更に備え、容器検出センサの動作を判定する工程では、容器検出センサから支持体に照射したレーザ光を支持体に遮断させることにより、容器検出センサの動作を確認してもよい。この場合、箱の中に支持体を入れて箱の中に飲料容器を入れた状態を模擬的に作り出し、この状態で支持体にレーザ光を遮断させることにより、容器検出センサの動作確認を行うことができる。容器検出センサが箱の中の支持体を検出した場合に容器検出センサの動作が正常であることが分かり、容器検出センサが箱の中の支持体を検出しない場合に容器検出センサの動作が異常であることが分かる。従って、容器検出センサの動作を正常な状態にすることにより、その後の接着剤の塗布等の工程を適切に進めることができる。
【0018】
本発明の一側面に係る支持体は、複数の飲料容器を収容する箱の中に入れられて箱の形状を維持する支持体であって、支持体は、箱の内側に折り曲げられるフラップの位置を検出するフラップ検出センサからのレーザ光を透過させる透過部を備える。
【0019】
この支持体は、箱の中に入れられて箱の形状を維持する。また、この支持体は、フラップ検出センサからのレーザ光を透過させる透過部を備える。よって、透過部にフラップ検出センサからのレーザ光を透過させることにより、前述したようにフラップ検出センサの動作確認をすることができる。従って、フラップ検出センサの動作を正常とすることにより、フラップの異常を確実に検出することができるので、フラップの異常が看過される可能性を抑えることができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、フラップの異常が看過される可能性を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】実施形態に係る箱の梱包装置であるケーサーを示す概略構成図である。
図2図1のケーサーにおける梱包の工程を示すフローチャートである。
図3】(a)は、図1のケーサーで用いられる支持体を示す斜視図である。(b)は、(a)の支持体の搬送方向に対して垂直な方向から見たときの側面図である。
図4】(a)は、図3の支持体の天面を示す平面図である。(b)は、(a)の支持体を搬送方向から見たときの側面図である。
図5】フラップ検出センサの動作確認方法の一例を示すフローチャートである。
図6図5の動作確認時におけるケーサーの動作を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、図面を参照しながら本発明に係る動作確認方法及び支持体の実施形態について説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
【0023】
図1は、本実施形態に係る動作確認方法及び支持体が適用される対象の一例であるケーサー1を示す概略構成図である。本実施形態では、飲料容器が飲料缶Cである例、及び前述した容器検出センサが缶検出センサ3である例について説明する。図1に示されるように、ケーサー1は、例えば、段ボールを取り出すと共に段ボールに複数の飲料缶Cを収容し、段ボール箱である箱Bを成形することによって、飲料缶Cを梱包する装置である。ケーサー1は、取り出した段ボール及び飲料缶Cを搬送する搬送ライン2を備えており、搬送ライン2に沿って段ボール及び飲料缶Cを搬送しながら箱Bを成形する。飲料缶Cは、搬送ライン2の幅方向(図1の紙面に直交する方向)の一方側から押し込まれて箱Bに充填される。
【0024】
箱Bは、成形された状態において直方体状を呈する。箱Bは、搬送ライン2で搬送されている状態で上方を向く長方形状の天面B1と、天面B1の搬送方向D側の両端から下方に延びる長方形状の側面B2とを有する。箱Bは、梱包の途中において搬送ライン2の幅方向に向けられる長方形状の開口B3を有する。
【0025】
また、箱Bは、開口B3の長手方向(搬送方向D、及び搬送ライン2が延びる方向)の両端それぞれにおいて箱Bの内側に折り曲げられるサイドフラップB4と、開口B3の高さ方向の両端それぞれにおいて内側に折り曲げられる天面フラップB5と、を備える。サイドフラップB4及び天面フラップB5は開口B3の一部を塞ぐ。サイドフラップB4及び天面フラップB5が開口B3を塞いだ状態において、箱Bには搬送方向Dに長く延びる隙間Kが形成される。
【0026】
ケーサー1は、箱Bの中に飲料缶Cが入っているか否かを検出する缶検出センサ3と、開口B3側に折り曲げられたサイドフラップB4の外面に接着剤Mを塗布する接着剤塗布部4と、箱Bを成形する成形部5と、サイドフラップB4の位置が正常か否かを検出するフラップ検出センサ6と、を備えている。
【0027】
接着剤Mは、例えば、ホットメルト接着剤である。一例として、缶検出センサ3はケーサー1の入口付近に配置されており、フラップ検出センサ6はケーサー1の出口付近に配置されている。缶検出センサ3は、サイドフラップB4に接着剤Mを塗布する前に、箱Bの内部に飲料缶Cが収容されているかどうかを検出する。缶検出センサ3は、箱Bの内部に飲料缶Cが収容されており接着剤Mを塗布してよい状態であるか否かを検出する。よって、缶検出センサ3によって飲料缶Cが収容されていないことが検出された場合、接着剤Mの塗布は実行されない。
【0028】
缶検出センサ3は、搬送ライン2から見て左右一対に配置されている。図1では一方の缶検出センサ3のみを図示している。2つの缶検出センサ3のうち、一方の缶検出センサ3が飲料缶Cに向かってレーザ光L1を出力すると共に、飲料缶Cにレーザ光L1を遮断させることにより、飲料缶Cが収容されていることを検出する。また、飲料缶Cが収容されていない状態で上記一方の缶検出センサ3がレーザ光L1を出力する場合には、他方の缶検出センサ3がレーザ光L1を受光する。このように他方の缶検出センサ3が一方の缶検出センサ3からのレーザ光L1を受光することによって、飲料缶Cが収容されていない状態が検出される。
【0029】
接着剤塗布部4は、缶検出センサ3によって飲料缶Cが検出されたときに、サイドフラップB4に接着剤Mを塗布する。成形部5は、接着剤Mが塗布されたサイドフラップB4に向かって天面フラップB5を内側に折り曲げることにより、天面フラップB5の内面をサイドフラップB4に接着する。このように、サイドフラップB4の外面に天面フラップB5の内面を接着させることにより箱Bを成形する。
【0030】
フラップ検出センサ6は、折り曲げられたサイドフラップB4が正常な位置にあるか否かを検出するセンサである。サイドフラップB4が正常な位置にある状態とは、サイドフラップB4が隙間Kを介して見える状態を示している。一方、サイドフラップB4が異常な位置にある状態とは、サイドフラップB4が側面B2の内面と飲料缶Cとの間に挟み込まれていることにより、サイドフラップB4が隙間Kから見えない状態を示している。
【0031】
フラップ検出センサ6は、箱Bの隙間Kから見えているサイドフラップB4に向かってレーザ光L2を出力すると共に、サイドフラップB4で反射されたレーザ光L2を受光することによって、サイドフラップB4の位置が正常であることを検出する。よって、サイドフラップB4の位置が異常な状態でフラップ検出センサ6がレーザ光L2を出力する場合には、フラップ検出センサ6は、レーザ光L2を受光しないので、サイドフラップB4の位置が異常であることを検出する。
【0032】
前述したように、フラップ検出センサ6は、箱Bの隙間Kにレーザ光L2を照射するので、レーザ光L2の照射位置を高精度に定める必要がある。すなわち、フラップ検出センサ6は、レーザ光L2の照射位置が箱Bの高さ方向の中央に位置するように、配置される必要がある。また、フラップ検出センサ6は、搬送ライン2の幅方向(図1の紙面に直交する方向)の両側それぞれに一対に配置されている。
【0033】
次に、ケーサー1において飲料缶Cを箱Bに梱包する方法について図1及び図2を参照しながら説明する。図2のフローチャートは、ケーサー1によって飲料缶Cを梱包する方法の一例を示している。
【0034】
まず、ケーサー1は段ボールを取り出し、当該段ボールを搬送ライン2に搬送する。そして、箱Bの底面B6及び側面B2を段ボールを折り曲げて形成し、搬送ライン2の幅方向の一方側から複数の飲料缶Cを押し込んで箱Bに収容する。例えば、複数の飲料缶Cは、搬送ライン2の幅方向の一方側に設けられた押し出し機によって押し出されて箱Bに収容される。
【0035】
続いて、缶検出センサ3によって箱Bの中に飲料缶Cがあるか否かを判定する(ステップS1)。このステップS1において、飲料缶Cがあると判定された場合には、ステップS2に移行する。一方、ステップS1において飲料缶Cがないと判定された場合には、接着剤Mを塗布する工程をスキップして後述するステップS6に移行する。
【0036】
ステップS2では、サイドフラップB4を箱Bの内側に折り曲げてサイドフラップB4に接着剤Mを塗布する工程を実行する。このとき、接着剤塗布部4によってサイドフラップB4の外面に接着剤Mが塗布される。サイドフラップB4に接着剤Mを塗布した後には、ステップS3に移行する。
【0037】
ステップS3では、成形部5による箱Bの成形を実行する。このとき、成形部5は、天面フラップB5を箱Bの内側に折り曲げて、天面フラップB5の内面をサイドフラップB4の外面に接着させる。
【0038】
成形部5による箱Bの成形が実行された後には、フラップ検出センサ6により、サイドフラップB4の位置が正常であるかどうかが判定される(ステップS4)。フラップ検出センサ6は、箱Bの隙間Kにレーザ光L2を照射してサイドフラップB4の有無を検出する。フラップ検出センサ6は、隙間KにサイドフラップB4があることを検出したときにはサイドフラップB4の位置が正常であると判定し、隙間KにサイドフラップB4がないことを検出したときにはサイドフラップB4の位置が異常であると判定する。
【0039】
ステップS4において、サイドフラップB4の位置が正常であると判定された場合には、ケーサー1における一連の工程を終了する。一方、サイドフラップB4の位置が正常でないと判定された場合には、異常処理を実行する(ステップS5)。この異常処理では、例えば、ケーサー1の動作を停止させたり、ケーサー1の操作画面にサイドフラップB4の位置が異常である旨を表示させたりすることにより、サイドフラップB4の位置が異常である旨を報知する。
【0040】
また、ステップS6では、ステップS5の異常処理と同様の異常処理を行う。すなわち、ステップS6では、例えば、ケーサー1の動作を停止させたり、ケーサー1の操作画面に飲料缶Cが箱Bの中にない旨を表示させる。このステップS5又はステップS6の異常処理を実行した後には、ケーサー1における一連の工程を終了する。なお、ステップS5の異常処理が実行された後には、サイドフラップB4の位置が異常な箱B等を搬送ライン2から除去した後に、ケーサー1による飲料缶Cの梱包を再開する。
【0041】
ところで、フラップ検出センサ6の動作が正常である場合には、前述したようにサイドフラップB4の異常が検出されることにより、その後の工程における不具合を抑制することができる。しかしながら、フラップ検出センサ6が位置ずれ等によって正常に動作しない場合、サイドフラップB4の異常が検出されないため、その後の工程で不具合が生じる可能性がある。
【0042】
特に、フラップ検出センサ6は、前述したように、隙間Kにレーザ光L2を照射してサイドフラップB4を検出するものである。このため、レーザ光L2の照射位置がずれているような場合には、フラップ検出センサ6の動作が異常となる。従って、本実施形態では、フラップ検出センサ6の動作確認を行っている。
【0043】
フラップ検出センサ6の動作を確認する方法として、例えば、予めサイドフラップB4を切り取った箱Bをケーサー1で搬送し、この箱Bに実際の飲料缶Cを充填させて、フラップ検出センサ6にサイドフラップB4の異常を検出させる方法がある。しかしながら、このように実際の飲料缶Cを充填する場合には、サイドフラップB4が切り取られていることにより、接着剤塗布部4が飲料缶Cに接着剤Mを塗布し、成形部5が飲料缶Cに天面フラップB5を付着させる。従って、飲料缶Cに接着剤Mと天面フラップB5が付着するので、この飲料缶Cを廃棄しなければならないという問題が生じる。
【0044】
また、ケーサー1は、箱B及び飲料缶Cの大きさに応じて複数系統設けられており、各系統のケーサー1に対してフラップ検出センサ6の動作確認を行わなければならない。従って、上記の方法では、各系統から飲料缶Cが廃棄されることになるため、廃棄する飲料缶Cの数が多くなり飲料缶Cの廃棄コストの増大が懸念される。
【0045】
前述した問題を解消するため、本実施形態では、実際の飲料缶Cを用いずに、フラップ検出センサ6の動作確認を行う。すなわち、本実施形態では、図3及び図4に示される支持体10を箱Bに収容してフラップ検出センサ6の動作確認を行う。以下では、支持体10の構成について説明する。
【0046】
図3(a)に示されるように、支持体10は、直方体状を呈する。支持体10は、箱Bの中に収容可能な大きさとされている。支持体10の重量は、例えば、2kg以上であり、好ましくは3kg以上であり、より好ましくは5kg以上である。支持体10は、箱Bの内面に沿う形状とされており、例えば、箱Bの相似形である。
【0047】
支持体10は、搬送ライン2における搬送時に上方に向けられる天面11と、天面11の反対側に位置する底面12と、搬送時に搬送ライン2の幅方向側に向けられる一対の第1側面13と、搬送時に搬送方向側に向けられる一対の第2側面14と、を有する。
【0048】
図3(a)及び図4(a)に示されるように、天面11は、搬送ライン2の幅方向に長く延びる長方形状とされている。天面11は、例えば、アクリル製とされている。底面12の構成は、天面11の構成と同様とすることができるため、底面12の構成に関する説明を適宜省略する。天面11は、天面11を貫通する孔部11aを有する。
【0049】
孔部11aは、例えば外から孔部11aに指を入れることによって、支持体10を持ち上げる取っ手部として用いることが可能である。孔部11aは、天面11に一対に設けられており、各孔部11aに指を入れることにより容易に支持体10を持ち上げることが可能である。例えば、複数の孔部11aは、天面11の長手方向に沿って並ぶように配置されている。各孔部11aの形状は円形状とされており、これにより孔部11aは指を傷めにくい形状とされている。また、2つの孔部11aは、天面11の中心に対して互いに対称となる位置に配置されていてもよい。
【0050】
図3(a)及び図3(b)に示されるように、第1側面13は、搬送ライン2の搬送方向に長く延びる長方形状とされている。第1側面13は、缶検出センサ3からのレーザ光L1を透過させない材料によって構成されており、例えば、着色された樹脂材料によって構成されている。
【0051】
第1側面13は、第1側面13の長手方向の両端それぞれに設けられた一対の穴13aと、各穴13aに対して上下一対に設けられた非浸透部13bとを有する。穴13a及び非浸透部13bは、箱BのサイドフラップB4が位置する部位に設けられる。非浸透部13bは、接着剤Mが浸透しにくい材料によって構成されている。
【0052】
非浸透部13bは、例えば、接着剤Mをはじくテープ部材であり、非浸透部13bの材料は、フッ素樹脂等の樹脂である。この非浸透部13bが設けられることにより、天面フラップB5が箱Bの内側に折り曲げられて非浸透部13bに接触するときに、接着剤Mを非浸透部13bではなく天面フラップB5に浸透させることができる。各非浸透部13bは例えば横長の形状とされている。
【0053】
穴13aは、フラップ検出センサ6からのレーザ光L2を透過させる透過部である。各穴13aは、箱BのサイドフラップB4が異常である状態を模擬するために設けられる。すなわち、フラップ検出センサ6からのレーザ光L2が穴13aを透過することにより、フラップ検出センサ6は反射されたレーザ光L2を受光しないので、フラップ検出センサ6によるサイドフラップB4の異常が検出される。各穴13aは、例えば、第1側面13の高さ方向の中央において円形状とされており、レーザ光L2を透過可能な程度の大きさとされている。
【0054】
図3(a)及び図4(b)に示されるように、第2側面14は、支持体10の搬送方向に向けられる開口14aを有する。例えば、開口14aは、搬送ライン2の幅方向に長く延びる長方形状とされている。開口14aは、天面11の下面、各第1側面13の内面、及び、底面12の上面によって形成されている。
【0055】
開口14aの内側には、把持部15が設けられている。把持部15は、例えば、柱状とされている。把持部15の長手方向の一端は天面11の下面に固定されており、把持部15の長手方向の他端は底面12の上面に固定されている。把持部15は、天面11と底面12の間において直線状に延びている。把持部15は、例えば、円柱状とされている。よって、手で把持部15を把持したときに角部が手に接触しないので、把持部15をより把持しやすい形状とすることができる。
【0056】
把持部15は、例えば、第2側面14の長手方向の中央に配置されている。また、把持部15は、天面11において、搬送ライン2の搬送方向に沿って一対に設けられている。よって、把持部15には、搬送方向の一端及び他端のそれぞれに位置する2つの開口14aのいずれからもアクセス可能となっている。また、2つの把持部15は、天面11の中央に対して互いに対称となる位置に配置されていてもよい。
【0057】
以上のように構成される支持体10を用いてフラップ検出センサ6の動作確認を行う動作確認方法について図5及び図6を参照しながら説明する。図5は、支持体10を箱Bに収容してフラップ検出センサ6の動作を確認する方法の一例を示すフローチャートである。図6は、支持体10を収容した箱Bをケーサー1に搬送させたときの各部の動作を示す概略構成図である。
【0058】
まず、ステップS11において、箱BのサイドフラップB4を切り取ってサイドフラップB4の位置が異常である状態を作り出す。次に、箱Bに、飲料缶Cに代わるものとして、箱Bの形状を維持する支持体10を挿入する(ステップS12)。具体的には、支持体10を箱Bの内側に入れて、支持体10の各第2側面14を箱Bの各側面B2の内面に接触させる。
【0059】
続いて、支持体10を収容した箱Bをケーサー1に搬入し(ステップS13)、缶検出センサ3によって箱Bの内容物の有無確認を行う(ステップS14)。このとき、缶検出センサ3は、支持体10に向かってレーザ光L1を照射する。具体的には、缶検出センサ3は、支持体10の第1側面13におけるレーザ光L1を透過しない部分にレーザ光L1を照射する。このレーザ光L1が第1側面13によって遮断されることにより、缶検出センサ3は、箱Bに内容物(支持体10)が収容されていることを検出する(缶検出センサの動作を判定する工程)。
【0060】
缶検出センサ3によって箱Bに支持体10が収容されていることが検出された後には、接着剤塗布部4が支持体10に接着剤Mを塗布する(ステップS15)。このとき、接着剤塗布部4は、サイドフラップB4に相当する部位に接着剤Mを塗布するので、接着剤Mは接着剤塗布部4から第1側面13の非浸透部13bに塗布される。
【0061】
接着剤Mが塗布された後には、成形部5によって箱Bの成形が行われる(ステップS16)。このとき、天面フラップB5が箱Bの内側に折り曲げられ、天面フラップB5の内面が第1側面13の外面に接触する。その後、支持体10及び箱Bをフラップ検出センサ6に対向する位置に搬送する(搬送する工程)。そして、フラップ検出センサ6によってレーザ光L2が支持体10に向かって照射される(ステップS17、フラップ検出センサの動作を判定する工程)。
【0062】
フラップ検出センサ6からのレーザ光L2は、隙間Kに位置する支持体10の穴13aに照射される。レーザ光L2が穴13aを透過して支持体10からレーザ光L2が反射しないことにより、フラップ検出センサ6の動作が正常である場合には、サイドフラップB4の異常が検出される。この場合、ステップS18に移行してステップS5と同様の異常処理が実行され、フラップ検出センサ6の動作が正常であると判定されて(ステップS19)一連の工程を終了する。
【0063】
一方、フラップ検出センサ6の動作が正常でない場合には、サイドフラップB4の異常が検出されない。よって、前述したステップS18の異常処理が実行されずに、フラップ検出センサ6の動作が異常であると判定される(ステップS20)。フラップ検出センサ6の動作が異常であると判定された場合には、フラップ検出センサ6の調整等を行ってステップS13に戻り、再度箱Bのケーサー1への搬入を実行し、フラップ検出センサ6の動作が正常であると判定されるまでステップS13〜S17の工程を繰り返し実行する。
【0064】
次に、本実施形態に係るフラップ検出センサ6の動作確認方法、及び支持体10から得られる作用効果について詳細に説明する。
【0065】
本実施形態において、フラップ検出センサ6は、搬送された箱Bに向かってレーザ光L2を照射し、箱BのサイドフラップB4から反射されたレーザ光L2を受けることによってサイドフラップB4が異常でないことを検出する。よって、本実施形態の動作確認方法及び支持体10では、箱Bの中に支持体10を入れた状態でフラップ検出センサ6からレーザ光L2を照射したときに、レーザ光L2が支持体10を透過してフラップ検出センサ6がサイドフラップB4の異常を検出した場合には、フラップ検出センサ6の動作が正常であることが分かる。
【0066】
一方、レーザ光L2を支持体10に照射したときに、フラップ検出センサ6がサイドフラップB4の異常を検出しない場合、フラップ検出センサ6の動作が異常であることが分かる。フラップ検出センサ6の動作が異常である場合には、例えばフラップ検出センサ6の設置位置を調整することにより、フラップ検出センサ6の動作を確実に正常にすることができる。従って、フラップ検出センサ6の動作を正常にすることによってサイドフラップB4の異常を確実に検出することができる。よって、サイドフラップB4の異常が看過される可能性を抑えることができる。
【0067】
また、支持体10は直方体状とされている。よって、箱Bの中で箱Bの形状を維持する支持体10が直方体状とされるので、支持体10の形状を箱Bの形状に合わせることができる。従って、箱Bの形状をより確実に維持することができ、支持体10を箱Bの中に入れることによって箱Bの形状を安定させることができる。
【0068】
また、支持体10の重量は2kg以上である。支持体10の重量が2kg以上であることにより、搬送ライン2上で箱Bがばたつく事態を確実に回避することができる。よって、フラップ検出センサ6から照射したレーザ光L2をより確実に支持体10に透過させることができるので、フラップ検出センサ6の動作確認の精度を高めることができる。
【0069】
また、支持体10は、支持体10の搬送方向に向けられる開口14aを有する。この開口14aを有することによって、箱Bの搬送ライン2において箱Bが機械的に強く押された場合であっても、支持体10への衝撃を緩和することができる。従って、支持体10の破損をより確実に回避することができる。また、支持体10において、第2側面14は不要な部分であるため、開口14aを設けることによって不要な部分を減らすことができると共に、支持体10を作りやすい形状とすることができる。
【0070】
また、支持体10は、開口14aの内側に位置する把持部15を有する。開口14aに手を入れて把持部15を把持することにより、支持体10を容易に持ち運ぶことができる。よって、支持体10のハンドリング性を高めることができると共に、フラップ検出センサ6の動作確認作業の作業性を向上させることができる。更に、把持部15は、天面11と底面12の間で固定されているため、把持部15によって支持体10の強度を高めることができる。
【0071】
また、支持体10は、搬送時に上方に向けられる天面11に孔部11aを有する。従って、天面11の孔部11aに指を引っ掛けることにより、孔部11aを支持体10を持つときの取っ手とすることができる。よって、支持体10を容易に持ち運ぶことができるので、支持体10のハンドリング性を高めてフラップ検出センサ6の動作確認作業を容易に行うことができる。また、天面11の孔部11aは、天面11に孔を開ければよいので容易に形成することができる。
【0072】
また、支持体10は、フラップ検出センサ6から照射されるレーザ光L2を透過させる穴13aを有する。従って、支持体10に穴13aを形成することにより、レーザ光L2を透過させるための構成を容易に形成することができる。
【0073】
また、箱Bの中に飲料缶Cが入っているか否かを検出する缶検出センサ3の動作を判定する工程を更に備え、缶検出センサ3の動作を判定する工程では、缶検出センサ3から支持体10に照射したレーザ光L1を支持体10に遮断させることにより、缶検出センサ3の動作を確認する。よって、箱Bの中に支持体10を入れて箱Bの中に飲料缶Cを入れた状態を模擬的に作り出し、この状態で支持体10にレーザ光L1を遮断させることにより、缶検出センサ3の動作確認を行うことができる。
【0074】
缶検出センサ3が箱Bの中の支持体10を検出した場合に缶検出センサ3の動作が正常であることが分かり、缶検出センサ3が箱Bの中の支持体10を検出しない場合に缶検出センサ3の動作が異常であることが分かる。従って、缶検出センサ3の動作を正常な状態にすることにより、その後の接着剤Mの塗布等の工程を適切に進めることができる。
【0075】
また、本実施形態に係る動作確認方法では、箱Bの中に支持体10を入れて、支持体10にレーザ光L2を透過させることによってフラップ検出センサ6の動作確認をしている。このように支持体10を用いることにより、箱Bの中に実際の飲料缶Cを入れずにフラップ検出センサ6の動作確認を行うことができる。
【0076】
よって、実際の飲料缶Cをフラップ検出センサ6の動作確認のときに用いないようにすることができるので、フラップ検出センサ6の動作確認で実際の飲料缶Cを廃棄しなければならない問題を解消することができる。従って、廃棄する飲料缶Cを無くすことができるので、飲料缶Cの廃棄に伴うコストを抑制することができる。
【0077】
また、支持体10は、接着剤Mの支持体10への浸透を抑制する非浸透部13bを備える。よって、フラップ検出センサ6の動作確認中に、接着剤Mが支持体10に浸透せず、接着剤Mを箱Bに浸透させることができる。従って、フラップ検出センサ6の動作確認作業が完了した後に、支持体10への接着剤Mの付着が少ないので、支持体10の片づけを容易に行うことができる。よって、フラップ検出センサ6の確認作業を一層容易に行うことができる。
【0078】
以上、本発明に係る動作確認方法及び支持体の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。すなわち、本発明は、特許請求の範囲に記載した要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能であり、動作確認方法を構成する各工程、及び支持体を構成する各部分の構成は、上記の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0079】
例えば、前述の実施形態では、フラップ検出センサ6からのレーザ光L2を透過させる透過部が穴13aである例について説明した。しかしながら、レーザ光L2を透過させる透過部は、透明板等、穴以外の構成であってもよい。また、前述の実施形態では、第1側面13に穴13aが一対に設けられる例について説明したが、穴13aの数は、1つ又は3つ以上であってもよい。また、穴13aの形状、大きさ及び配置態様は適宜変更可能である。
【0080】
また、前述の実施形態では、サイドフラップB4の位置が正常か否かを検出するフラップ検出センサ6の動作を確認する例について説明した。しかしながら、動作の確認対象のセンサは、フラップ検出センサ6に限定されない。例えば、天面フラップB5の位置が正常か否かを検出するフラップ検出センサの動作を確認してもよく、対象とするフラップの位置及び種類は、特に限定されない。また、前述の実施形態では、箱Bが段ボールで構成される例について説明したが、箱は、例えば厚紙等、段ボール以外の材料で構成されていてもよい。
【0081】
また、前述の実施形態では、缶検出センサ3からレーザ光L1を、支持体10の透過しない部分に照射して缶検出センサ3の動作確認を行う例について説明した。しかしながら、缶検出センサ3の動作確認は省略することも可能である。また、缶検出センサ3の動作確認を省略する場合には、支持体10の第1側面13を、例えば透明板等、レーザ光L1を透過させる材料で構成することも可能である。更に、非浸透部13bの形状、大きさ、数、材料及び配置態様は適宜変更可能である。また、非浸透部13bを省略することも可能である。
【0082】
また、前述の実施形態では、天面11が孔部11aを有する例について説明したが、天面11に形成される孔部の形状、大きさ、数及び配置態様は適宜変更可能である。また、把持部についても、前述した把持部15の構成に限定されず、把持部の形状、大きさ、数、材料及び配置位置は適宜変更可能である。更に、孔部11a及び把持部15は省略することも可能である。
【0083】
また、前述の実施形態では、ケーサー1で支持体10を用いてフラップ検出センサ6の動作確認を行う例について説明したが、ケーサー1の構成は適宜変更可能である。すなわち、搬送ライン2、缶検出センサ3、接着剤塗布部4、成形部5及びフラップ検出センサ6の配置態様は適宜変更可能である。また、支持体10を搬送する装置は、ケーサー1以外の装置であってもよい。すなわち、本発明は、ケーサー以外の種々の装置に適用可能である。
【0084】
また、前述の実施形態では、飲料容器が飲料缶Cであり、容器検出センサが缶検出センサ3である例について説明した。しかしながら、飲料容器は、飲料缶Cでなくてもよく、例えば、びん、又はペットボトル等、缶以外の容器であってもよく、容器検出センサは、缶以外の容器を検出してもよい。このように、本発明は、種々の飲料容器に適用することが可能である。
【符号の説明】
【0085】
1…ケーサー、2…搬送ライン、3…缶検出センサ(容器検出センサ)、4…接着剤塗布部、5…成形部、6…フラップ検出センサ、10…支持体、11…天面、11a…孔部、12…底面、13…第1側面、13a…穴、13b…非浸透部、14…第2側面、14a…開口、15…把持部、B…箱、B1…天面、B2…側面、B3…開口、B4…サイドフラップ、B5…天面フラップ、B6…底面、C…飲料缶(飲料容器)、D…搬送方向、K…隙間、L1,L2…レーザ光、M…接着剤。
図1
図2
図3
図4
図5
図6