(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記受信側は、現在状態での識別子(ID)に基づいて、前記制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置から、前記受信側に対応する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定することをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線リソース割当の方法。
前記受信側は、受信側は、インデックスチャネルのインデックス情報に基づいて、前記インデックス情報によって指示される時間周波数位置が制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置であることを確定することは、
前記受信側は、前記現在状態での識別子(ID)に基づいて、モジュラー関数によって、前記制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置から、前記受信側に対応する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定することをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線リソース割当の方法。
前記受信側は、受信側は、インデックスチャネルのインデックス情報に基づいて、前記インデックス情報によって指示される時間周波数位置が制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置であることを確定することは、
前記受信側は、前記現在状態での識別子(ID)とセルレベル情報に基づいて、前記制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置から、前記受信側に対応する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定することをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線リソース割当の方法。
前記チャネル時間周波数位置が仮想リソースユニット位置である場合、前記受信側は、仮想リソースユニットと物理リソースユニットとのマッピング関係に基づいて、前記制御チャネルの所在する物理リソースユニット位置を確定することと、
前記データ時間周波数位置が仮想リソースユニット位置である場合、前記受信側は、仮想リソースユニットと物理リソースユニットとのマッピング関係に基づいて、前記送信側から送信されたデータを受信する所在の物理リソースユニット位置を確定することと、
を含む、
ことを特徴とする請求項6に記載の無線リソース割当の方法。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、無線リソース割当の方法及び装置を提供し、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させることができる。
【0005】
第1態様において、無線リソース割当の方法を提供し、該方法は、送信側は、受信側の現在状態での識別子IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該受信側の該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定することと、
該送信側は、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルを介して、該受信側に、データ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を送信することと、
を含み、該データ時間周波数位置指示情報は、該受信側に送信するデータの所在するデータ時間周波数位置を示すように用いられる。
【0006】
第1態様を結合し、第1態様の一つの実施形態において、該送信側は、受信側の現在状態での識別子IDに基づいて、該受信側の該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定することは、該送信側は、該現在状態での該IDとセルレベル情報とに基づいて、該予め設定されているルールに従って、該チャネル時間周波数位置を確定することを含む。
【0007】
第1態様及び上記の実施形態を結合し、第1態様のもう一つの実施形態において、該方法は、該送信側は、該受信側に該予め設定されているルールを送信することをさらに含む。
【0008】
第1態様及び上記の実施形態を結合し、第1態様のもう一つの実施形態において、該送信側は、該受信側の該現在状態での該IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該受信側の該時間周波数位置を確定することは、該送信側は、該受信側の該現在状態での該IDに基づいて、ハッシュ関数又はモジュラー関数によって、該チャネル時間周波数位置を確定することを含む。
【0009】
第1態様及び上記の実施形態を結合し、第1態様のもう一つの実施形態において、該送信側は、該受信側の該IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該受信側の該チャネル時間周波数位置を確定することは、該送信側は、該受信側の該IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該受信側のインデックスチャネルの所在する時間周波数位置を確定することと、
該送信側は、該インデックスチャネルが示す位置に基づいて、該受信側の該制御チャネルの所在する該チャネルの時間周波数位置を確定することと、
を含む。
【0010】
第1態様及び上記の実施形態を結合し、第1態様のもう一つの実施形態において、該送信側は、少なくとも二つの受信側が同じチャネル時間周波数位置を有することを確定した場合、符号分割多重化方式、又は空間多重化方式、又は重畳してから干渉除去する方式によって、該同じチャネル時間周波数位置において、該少なくとも二つの受信側に対応する制御チャネル内の情報を同時に送信する。
【0011】
第1態様及び上記の実施形態を結合し、第1態様のもう一つの実施形態において、該チャネル時間周波数位置は、時間周波数基準点に相対する時間オフセットと周波数オフセットを含む。
【0012】
第1態様及び上記の実施形態を結合し、第1態様のもう一つの実施形態において、該チャネル時間周波数位置は、物理リソースユニット位置又は仮想リソースユニット位置であり、該データ時間周波数位置は、物理リソースユニット位置又は仮想リソースユニット位置である。
【0013】
第1態様及び上記の実施形態を結合し、第1態様のもう一つの実施形態において、該方法は、該送信側は、該制御チャネルを介して、該受信側にデータのハイブリッド自動再送要求(HARQ)に関する情報を送信することをさらに含む。
【0014】
第2態様において、無線リソース割当の方法を提供し、該方法は、
受信側は、現在状態での識別子IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定することと、
該受信側は、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルを介して、該送信側から送信されたデータ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を受信することと、
を含み、該データ時間周波数位置指示情報は、該受信側のデータの所在するデータ時間周波数位置を示すように用いられる。
【0015】
第2態様を結合し、第2態様の一つの実施形態において、受信側は、現在状態での識別子IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定することは、該受信側は、該IDとセルレベル情報に基づいて、該制御チャネルの該チャネル時間周波数位置を確定することを含む。
【0016】
第2態様及び上記の実施形態を結合し、第2態様のもう一つの実施形態において、該方法は、該受信側は、該送信側から送信された該予め設定されているルールを受信することをさらに含む。
【0017】
第2態様及び上記の実施形態を結合し、第2態様のもう一つの実施形態において、受信側は、現在状態での識別子IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定することは、該受信側は、該IDに基づいて、ハッシュ関数又はモジュラー関数によって、該チャネル時間周波数位置を確定することを含む。
【0018】
第2態様及び上記の実施形態を結合し、第2態様のもう一つの実施形態において、該受信側は、該IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該制御チャネルの該チャネル時間周波数位置を確定することは、
該受信側は、該IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、インデックスチャネルの所在する時間周波数位置を確定することと、
該受信側は、該インデックスチャネルが示す位置に基づいて、該制御チャネルの該チャネル時間周波数位置を確定する。
を含む。
【0019】
第2態様及び上記の実施形態を結合し、第2態様のもう一つの実施形態において、該受信側は、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルを介して、該送信側から送信されたデータ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を受信することは、
該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルに該受信側の該IDが含まれる場合、該受信側は、該制御チャネル内の情報に基づいて、該データ時間周波数位置指示情報、該データの占用される時間周波数リソースのサイズ及び該データの変調符号化方式を確定することと
該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルに該受信側の該IDが含まれない場合、該受信側は、スリープ状態に入り、次のチャネル時間周波数位置上の制御チャネルに該受信側の該IDが含まれる場合、該受信側は、該次のチャネル時間周波数位置上の制御チャネル内の情報に基づいて、該送信側から送信されたデータ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を確定することと、
を含む。
【0020】
第2態様及び上記の実施形態を結合し、第2態様のもう一つの実施形態において、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルに該受信側の該IDが含まれる場合、該受信側は、該制御チャネル内の情報に基づいて、該送信側から送信されたデータ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を確定することは、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルに該受信側の該ID及びその他の受信側のIDが含まれる場合、該受信側は、符号分割多重化方式、又は空間多重化方式、又は干渉除去方式によって、該受信側に対応する制御チャネル上の情報を取得し、該データ時間周波数位置指示情報、該データの占用される時間周波数リソースのサイズ及び該データの変調符号化方式を確定することを含む。
【0021】
第2態様及び上記の実施形態を結合し、第2態様のもう一つの実施形態において、該チャネル時間周波数位置は、物理リソースユニット位置又は仮想リソースユニット位置であり、該データ時間周波数位置は、物理リソースユニット位置又は仮想リソースユニット位置である。
【0022】
第2態様及び上記の実施形態を結合し、第2態様のもう一つの実施形態において、該チャネル時間周波数位置が仮想リソースユニット位置である場合、該受信側は、仮想リソースユニットと物理リソースユニットとのマッピング関係に基づいて、該制御チャネルの所在する物理リソースユニット位置を確定し、該データ時間周波数位置が仮想リソースユニット位置である場合、該受信側は、仮想リソースユニットと物理リソースユニットとのマッピング関係に基づいて、受信した該送信側から送信されたデータの所在の物理リソースユニット位置を確定する。
【0023】
第2態様及び上記の実施形態を結合し、第2態様のもう一つの実施形態において、該方法は、該受信側は、該制御チャネルを介して、該送信側から送信されたデータのハイブリッド自動再送要求(HARQ)に関する情報を受信することをさらに含む。
【0024】
第3態様において、無線リソースの割り当て装置を提供し、上記の第1態様又は第1態様における可能な実施形態のうちの何れかの方法を実施するように構成される。具体的に、該装置は、上記の第1態様又は第1態様における可能な実施形態のうちの何れかの方法を実施するためのユニットを含む。
【0025】
第4態様において、無線リソースの割り当て装置を提供し、第2態様又は第2態様における可能な実施形態のうちの何れかの方法を実施するように構成される。具体的に、該装置は、第2態様又は第2態様における可能な実施形態のうちの何れかの方法を実施するためのユニットを含む。
【0026】
上記の技術案に基づいて、本発明の実施例における無線リソース割当の方法及び装置は、送信側は、受信側の現在状態でのIDに基づいて、受信側の現在状態に関する制御チャネルの時間周波数位置を確定し、そして該制御チャネルを介して、受信側に伝送するデータの所在する時間周波数位置を示し、送信側と受信側との使用する制御チャネルが、ニーズによって柔軟に割り当てられることができるようになり、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させる。
【発明を実施するための形態】
【0028】
より明確に本発明の実施例を説明するために、上記において、実施例または先行技術の説明で必要となる図面を簡単に説明し、明らかに、上記に記載されている図面は、単なる本発明の幾つかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいてその他の図面が得ることができる。
【0029】
下記において、本発明の実施例の図面を結合し、本発明の実施例の技術案を明確的、全面的に説明し、当然、説明されている実施例は、本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は、創造的な労力を払わずに得られた全てのその他の実施例は、本発明の範囲内である。
【0030】
図1に本発明の実施例による無線リソース割当の方法の概略フローチャートを示しており、該方法100は、送信側によって実行されても良く、該送信側は、基地局であっても良く、又は端末と端末との直接通信場面において、該送信側は、二つの端末のうちの送信側機器である。
図1に示すように、該方法100は、S110〜S120を含む。
【0031】
S110において、送信側は、受信側の現在状態での識別子IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該受信側の該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定する。
【0032】
S120において、該送信側は、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルを介して、該受信側に、データ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を送信し、該データ時間周波数位置指示情報は、該受信側に送信するデータの所在するデータ時間周波数位置を示すように用いられる。
【0033】
本発明の実施例において、無線通信システムは、ダウンリンクリソース割り当て、ページングチャネル、ランダムアクセス応答、アップリンクリソース要求応答(UL_GRANT)、ハイブリッド自動再送要求応答(HARQ_ACK)、アップリンク電力制御などを含む非共通のダウンリンク制御チャネルに対して、1つ又は幾つかの端末を対象とする制御チャネルに、専用の時間周波数リソースを予備せず、送信側は、セルのサーチ後にランダムアクセスを行ってから、ランダムアクセス応答を待ち、ランダムアクセスの完了後にアクセスするシステムが無線リソース制御_アイドル(RRC_IDLE)状態、サービスが起動済みで無線リソース制御_接続(RRC_CONNECTED)状態などにあるような受信側の現在の状態に基づいて、さらに、送信側は、現在状態での対応するシステムに割り当てられた識別子ID、例えば、ランダムアクセス−無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI:Random access −Radio Network Temporary Identity)、一時セル−無線ネットワーク一時識別子(TC−RNTI:Temporary cell −Radio Network Temporary Identity、セル−無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI:Cell −Radio Network Temporary Identity)などに基づいて、受信側の現在状態に関する制御チャネルのチャネル時間周波数位置を確定し、即ち、該時間周波数位置に基づいて、現在状態に関する制御チャネルを探し出すことが可能であり、送信側は、該制御情報によって、受信側にデータを伝送する、所在のデータ時間周波数位置を示し、送信側は、該制御チャネルを介して、データの占用される時間周波数リソースのサイズ、データの変調符号化方式(MCS)、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)に関する情報、例えば冗長バーション情報などのようなその他の情報をさらに送信することが可能である。
【0034】
そのため、本発明の実施例における無線リソース割当の方法において、送信側は、受信側の現在状態でのIDに基づいて、受信側の現在状態に関する制御チャネルの時間周波数位置を確定し、そして該制御チャネルを介して、受信側に伝送するデータの所在する時間周波数位置を示し、送信側と受信側との使用する制御チャネルが、ニーズによって柔軟に割り当てられることができるようになり、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させる。
【0035】
S110において、送信側は、受信側の現在状態での識別子IDに基づいて、該受信側現在状態に関する制御チャネルのチャネル時間周波数位置を確定する。具体的に、受信側は異なる状態にある場合、対応するシステムは異なるIDを割り当てる。例えば、該受信側が端末機器、即ちユーザデバイスであり、ランダムアクセス中にある場合、該端末は、割り当てられたIDはRA−RNTI又はTC−RNTIであってもよく、また、例えば、端末がシステムに既にアクセス済みであり、RRC_IDLE状態にある場合、該端末は、割り当てられたIDは、C−RNTIであっても良い。選択肢として、該受信側は、サーチ後にランダムアクセスを行ってから、ランダムアクセス応答を待ち、システムにアクセス済みでRRC_IDLE状態、サービスが起動済みでRRC_CONNECTED状態などにある可能性があり、受信側の使用するシステムで割り当てられたIDは、RA−RNTI、TC−RNTI、C−RNTIなどを含むことが可能であり、本発明はそれに限らない。
【0036】
選択肢として、送信側は、受信側のIDに基づいて、その他の情報を結合し、該チャネル時間周波数位置を確定することができ、例えば、セルレベル情報を結合し、セルレベル情報は、進化型グローバルセル識別子(ECGI:Evolved Cell Global Identifier)、セル識別子(ECI:eNB ID&Cell ID)、システムメッセージ−無線ネットワーク一時識別子(SI−RNTI:System Information −Radio Network Temporary Identity)、ページング−無線ネットワーク一時識別子(P−RNTI:Paging−Radio Network Temporary Identity)などであっても良い。
【0037】
本発明の実施例において、受信側の現在状態でのIDに基づいて、又はセルレベル情報のようなその他の情報を結合しても良く、送信側は、受信側の制御チャネルのチャネル時間周波数位置を確定することができ、該チャネル時間周波数位置は、ある時間周波数基準点に相対する位置であってもよく、例えば、
図2に示すように、該チャネル時間周波数位置は、該時間周波数基準点に相対する時間オフセットと周波数オフセットであっても良く、例えば該チャネル時間周波数位置は、
図2内のA位置とB位置であっても良く。具体的に、送信側は、受信側現在状態でのIDを確定した後に、予め設定されているルールに基づいて、ある時間周波数基準点に相対するチャネル時間周波数位置を確定することができ、選択肢として、該予め設定されているルールは、ハッシュ関数、例えばMD5ハッシュ関数であっても良く、モジュラー関数であっても良く、又はその他の関数であっても良く、受信側のIDに対して処理を行い、又は、受信側のIDとその他のセルの相関するシーケンスとに対して合併演算を行い、それによって、ある時間周波数基準点に相対するチャネル時間周波数位置が得られる。
【0038】
選択的に、一つの実施例として、例えば、ある端末のUE IDが0x36ED(16bit数値)、セルレベル情報を結合し、例えばセルのECIが28bit数値の0x 13432A01であり、予め設定されているルールは、MD5ハッシュ関数によって時間周波数位置を確定し、具体的に、UE IDとセルECIとを排他的論理和(XoR)操作を行って数値「0x13431CEC」が得られ、該16進数のMD5ハッシュ関数checksumは「692b3803ead63124a96d618bc62b7513」であり、一つの方法は、任意に指定された位置の二つの16進数を取り出してモジュラー10とモジュラー50で演算し、例えば予め設定されているルールに基づいて最先頭2位「0x69」を取ることが可能であり、即ち10進数の105をモジュラー10で演算して時間オフセットt=5が得られ、末尾の2位「0x13」を取り、即ち10進数19をモジュラー50で演算して周波数オフセットf=19が得られ、該端末の制御チャネルに対応する時間周波数オフセットが(t,f)=(5,19)であることが得られ、即ちチャネル時間周波数位置である。選択肢として、送信側は、その他の予め設定されているルール、例えばその他のハッシュ関数、又はモジュラー関数などに従って、受信側のIDに基づいて、チャネル時間周波数位置を確認しても良く、本発明はそれに限らない。
【0039】
本発明の実施例において、送信側予め設定されているルールに従って、受信側のIDに基づいて、又はその他の情報を結合して、チャネル時間周波数位置を確定し、該時間周波数位置が受信側の所在するセルに割り当てられたリソース内部(端末対端末の直接通信場面において、時間周波数位置は、通信双方により合意されたリソース内部にあるべきである)にあるべきである。例えば、システム無線フレームの時間の長さが10ms、且つ10個の時間の長さが1msであるサブフレームに分けられ、搬送波の幅が10MHzであり、両側の保護帯域を除き、50個の幅が180KHzの無線リソースブロック(RB:resource block)である場合、時間周波数オフセットにおける時間成分tの値は0−9で、周波数成分fは0−49になり、該チャネル時間周波数位置の値の範囲は(0,0)≦(t,f)≦(9,49)になる。
【0040】
本発明の実施例において、送信側は、予め設定されているルールに従って、受信側のIDに基づいて、又はその他の情報を結合して、制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定し、該予め設定されているルールは、送信側に予め設定しても良く、しかも複数の方式で受信側に該予め設定されているルールを送信することが可能であり、受信側は、該予め設定されているルールに基づいて、対応する時間周波数位置を確定することができ、それによって、受信側の制御チャネルを確定する。具体的に、例えば、送信側は、基地局は共通チャネル、例えば基地局のブロードキャストチャネルなどを使用しても良く、又は端末と端末との直接通信(D2D)場面において、送信側端末は、共通チャネル、例えば送信側端末のディスカバリーチャネル(discovery channel)などを使用しても良く、送信側は、全ての受信側、即ち端末に通知し、そして各端末は同様な予め設定されているルールを受信する。選択肢として、基地局は、ある又は幾つかの端末だけに有効な専用メッセージ、例えばランダムアクセス応答メッセージ、RRC接続確立応答メッセージなどによって、該一つ又は幾つかの端末に通知し、それによって、異なる端末は、異なる予め設定されているルールを用いて、時間周波数位置を確定することができ、又は端末と端末との直接通信(D2D)場面において、送信側の端末により一つ又は複数個の選定された受信端末に伝送したシグナリングによって、異なる受信側に異なる予め設定されているルールを使用させて良く、本発明の実施例はそれに限らない。
【0041】
選択肢として、送信側は、受信側のIDを変更しても良く、又はIDによって時間周波数位置を計算する予め設定されているルールを変更し、シグナリングなどの方式で受信側に通知し、又は受信側は自身IDを変更しても良く、ランダムアクセス、アップリンクスケジューリング要求(scheduling request)又はその他のメッセージによって送信側に通知し、それに応じて時間周波数位置の計算については、次の有効な位置で修正する。
【0042】
本発明の実施例において、送信側は、受信側の現在状態でのIDに基づいて、又はその他の情報を結合しても良く、制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定し、選択肢として、
図2に示すように、送信側は、ある時間周波数基準点に相対する時間オフセットと周波数オフセットを含む時間周波数位置に基づいて、
図2に示されているA位置とB位置のような制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を直接に算出することができ、選択肢として、時間オフセットと周波数オフセットに基づいてインデックスチャネルの位置を直接に確定することが可能であり、即ち
図2に示されているA位置とB位置はインデックスチャネル、そしてインデックスチャネルのインデックス情報に基づいて、インデックス情報に示される位置が制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置であることを確定し、本発明の実施例はそれに限らない。
【0043】
本発明の実施例において、IDによって又はその他の情報を結合してチャネル時間周波数位置を確定し、選択肢として、制御チャネル位置を直接に確定しても良く、又はインデックスチャネル位置を先に確定し手も良く、該インデックスチャネル又は制御チャネルは、該位置の時間周波数リソースを独占しても良く、例えば、該位置の時間周波数リソースが割り当ていない場合、直接に使用しても良く、データチャネルに既に割り当てられている場合、データチャネルにパンクチュアリング(puncturing)する方式で使用されることが可能であり、その他のチャネル(例えばダウンリンクデータチャネル)と時間周波数リソースを共有しても良く、例えば符号分割、空間分割(beamforming又はある空間データストリーム、codeword又はdata layer)によって、又は直接の重畳(superposition)してから干渉除去を行う方式で時間周波数リソースを共通し、本発明はそれに限らない。
【0044】
S120において、該送信側は、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルを介して、受信側にデータ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を送信し、該データ時間周波数位置指示情報は、該受信側に送信するデータの所在するデータ時間周波数位置を示すように用いられる。選択肢として、該送信側は、該制御チャネルを介して、受信側にハイブリッド自動再送要求(HARQ)に関する情報、例えば冗長バージョン(RV)情報などを送信することも可能であり、本発明の実施例はそれに限らない。
【0045】
選択肢として、送信側は、受信側の制御チャネル又はインデックスチャネルの所在する時間周波数位置を確定する時に、送信側が少なくとも二つの受信側が同じチャネル時間周波数位置を有することを確定した場合、符号分割多重化方式、又は空間多重化の方式、例えばビームフォーミング(beamforming)によって、又は異なる空間データストリーム(data stream)又はデータ層(data layer)を使用して、例えば、コードブックに基づくプリコーディングの異なるコードワード(codeword)を用いて、異なる空間位置の端末を区別し、又は、送信側は、異なる受信側に属する信号を直接に重畳してから、受信側で干渉除去する方式によって、該少なくとも二つの受信側の制御チャネル又はインデックスチャネルが該同じチャネル時間周波数位置を共有して情報を送信し、本発明の実施例はそれに限らない。
【0046】
本発明の実施例において、送信側は、予め設定されているルールに従って、受信側のIDに基づいて、チャネル時間周波数位置を確定し、チャネル時間周波数位置上の制御チャネルに基づいて、データを伝送する、所在するデータ時間周波数位置を確定し、これらの2種類の時間周波数位置は、絶対時間周波数位置であっても良く、該絶対時間周波数位置は、物理リソースユニット(PRU:Physical Resource Unit)とも呼ばれ、割り当てに関与しない時間周波数リソース(例えば、共通チャネルためのリソース、又は隣接のセルと干渉しあうことを回避する等の原因で使用しないリソース)を除いた後のロジックリソースであっても良く、該ロジックリソースは、仮想ソースユニット(VRU:Virtual Resource Unit)とも呼ばれる。一つ又は複数のセル内(端末直接通信場面において、送信側の時間周波数リソースプールである)のPRUとVRUとの間は特定のマッピング関係が存在し、このようなマッピング関係は、セル内のすべての端末において一致しても良く、一致しない、又は一部一致しても良い。セル内のすべての端末において一致している部分に対して、送信側の基地局(端末と端末との直接通信場面において、即ち送信側の端末である)は、共通チャネルを用いて、全ての受信側、即ち端末に通知することができ、選択肢として、異なる端末において一致していない場合に対して、基地局(端末と端末との直接通信場面において、即ち送信側の端末である)は、ある又は幾つかの端末だけに有効な専用メッセージ(例えばランダムアクセス応答、RRC接続確立応答など)によって、該一つ又は幾つかの端末を通知しても良く、本発明の実施例はそれに限らない。
【0047】
本発明の実施例において、制御チャネル位置を示すチャネル時間周波数位置、及びデータ位置を示すデータ時間周波数位置は、両方ともPRUとVRUという二つの状況を含むことが可能であり、送信側の基地局、(又は端末の直接通信場面における送信側の端末)は、共通メッセージ又は専用メッセージによって、受信側に具体的にどの方式を使用することが可能であるかを通知する。該2種類の時間周波数位置がVRUを使用する場合、送信側はPRUとVRUとのマッピング関係に基づいて、PRUと対応するVRUを確定することが可能であり、VRUを受信側に送信する。それに対して受信側はPRUとVRUとのマッピング関係に基づいて、確実な物理時間周波数位置を推定して受信することが可能である。
【0048】
具体的に、PRUとVRUとのマッピング関係は、
図3に示される通りである。送信側の基地局(又は端末の直接通信場面における送信側の端末)は、複数の方法でこのマッピング関係を示すことが可能であり、例えば、一定の方式でマッピングに関与しない(又は関与する)PRU番号を送信し、具体的な方式は下記の通りである。
【0049】
i、PRU(0,0)、(0,3)、(0,4)…のような時間が先で、周波数が後である。
【0050】
ii、PRU(0,0)、(4,0)、(6,0)…のような周波数が先で、時間が後である。
【0051】
iii、規則と不規則なPRUをそれぞれ伝送し、規則なPRUに対してエンコーディングすることが可能であり(例えば、先頭の一つのPRU位置、周波数間隔、時間間隔、規則なPRUの数などだけを伝送し、全てのPRUの所在位置を伝送する必要がない)、伝送のオーバーヘッドを省き、ここで、
図3に示すように、ここでの規則なPRUは、固定の時間間隔に従って送信されるPRUを指しており、逆に、不規則なPRUは、送信時間間隔が固定しないPRUを指している。また、選択肢として、ここでの伝送の規則又は不規則なPRUは、使用可能なPRUを伝送することであっても良く、使用不可なPRUを伝送することであっても良く、具体的にいずれを選択するかについて、使用可能なPRUと使用不可なPRUの伝送量を判断することで実施しても良く、使用可能なPRUと使用不可なPRUとが、いずれかの伝送量が少なければそれを伝送する。
【0052】
iv、ビットマップ(bitmap)又は圧縮ビットマップなどの方式でPRUに対して2次元エンコーディングを行い、ここでのPRUは、使用可能なPRUであっても良く、使用不可なPRUであっても良く、具体的な選択方式は、伝送量の判断で選択することが可能であり、本発明の実施例はそれに限らない。
【0053】
そのため、本発明の実施例における無線リソース割当の方法において、送信側は、受信側の現在状態でのIDに基づいて、受信側の現在状態に関する制御チャネルの時間周波数位置を確定し、そして該制御チャネルを介して、受信側に伝送するデータの所在する時間周波数位置を示し、送信側と受信側との使用する制御チャネルが、ニーズによって柔軟に割り当てられることができるようになり、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させる。
【0054】
上記で
図1から
図3を結合して、送信側から、本発明の実施例による無線リソース割当の方法を詳しく説明しており、以下において
図4を結合して、受信側から、本発明の実施例による無線リソース割当の方法を説明する。
【0055】
図4には、本発明の実施例による無線リソース割当の方法200の概略なフローチャートを示しており、該方法200は受信側によって実施しても良く、該受信側は、ユーザデバイス、例えばUEなどであっても良い。
図4に示すように、該方法200は、S210〜S220を含む。
【0056】
S210において、受信側は、現在状態での識別子IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定する。
【0057】
S220において、該受信側は、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルを介して、該送信側から送信されたデータ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を受信し、該データ時間周波数位置指示情報は、該受信側のデータの所在するデータ時間周波数位置を示すように用いられる。
【0058】
そのため、本発明の実施例における無線リソース割当の方法において、受信側は、現在状態でのIDに基づいて、該受信側現在状態に関する制御チャネルの時間周波数位置を確定してから、該制御チャネルを介して、送信側は受信側に伝送するデータの所在する時間周波数位置を確定し、送信側と受信側との使用する制御チャネルが、ニーズによって柔軟に割り当てられることができるようになり、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させる。
【0059】
S210において、受信側は、現在状態での識別子IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定する。具体的に、受信側は異なる状態にあり、それに応じてシステムは異なるIDを割り当てることになる。例えば、該受信側が端末機器、即ちユーザデバイスである場合、ランダムアクセス中であり、該端末の割り当てられたIDは、RA−RNTI又はTC−RNTIであっても良く、また、端末がシステムに既にアクセス済みで、RRC_IDLE状態にある場合、該端末は、割り当てられたIDはC−RNTIであっても良い。選択肢として、該受信側は、サーチ後にランダムアクセスを行ってから、ランダムアクセス応答を待ち、システムにアクセス済みでRRC_IDLE状態、サービスが起動済みでRRC_CONNECTED状態などにある可能性があり、受信側の使用するシステムで割り当てられたIDは、RA−RNTI、TC−RNTI、C−RNTIなどを含むことが可能であり、本発明はそれに限らない。
【0060】
選択肢として、受信側は、自身のIDに基づいて、その他の情報を結合して、チャネル時間周波数位置を確定することができ、例えば、セルレベル情報を結合し、具体的に、該セルレベル情報は進化型グローバルセル識別子ECGI、セル識別子ECI、SI−RNTI、P−RNTIなどであっても良い。
【0061】
本発明の実施例において、受信側は、現在状態でのIDに基づいて、又はその他の情報を結合して、該受信側制御チャネルのチャネル時間周波数位置を確定することができ、該チャネル時間周波数位置は、ある時間周波数基準点に相対する位置であっても良く、例えば、
図2に示すように、該チャネル時間周波数位置は、該時間周波数基準点に相対する時間オフセットと周波数オフセットを含むことが可能であり、例えば、該チャネル時間周波数位置は、
図2内のA位置とB位置であっても良い。具体的に、受信側は、自身の現在状態でのIDを確定した後に、予め設定されているルールに基づいて、ある時間周波数基準点に相対するチャネル時間周波数位置を確定することが可能であり、選択肢として、該予め設定されているルールは、ハッシュ関数、例えばMD5ハッシュ関数であっても良く、モジュラー関数であっても良く、又はその他の関数であっても良く、受信側のIDに対して処理を行い、又は、受信側のIDとその他のセルの相関するシーケンスとに対して合併演算を行い、それによって、ある時間周波数基準点に相対するチャネル時間周波数位置が得られる。
【0062】
選択的に、一つの実施例として、受信側のIDに基づいてチャネル時間周波数位置を確定し、例えば、該端末のUE IDは0x36ED(16bit数値)であり、予め設定されているルールは、MD5ハッシュ関数によって時間周波数位置を確定することができ、具体的に、文字列「36ED」をMD5ハッシュ関数checksumをかける結果は、「a7be1684049bb84bda24ae53b90c0348」であり、一つの方法としては、その中の任意に指定された位置の二つの16進数を取り出してモジュラー10とモジュラー50で演算し、例えば、予め設定されているルールに基づいて最先頭2位「0xa7」を取ることが可能であり、即ち10進数の167をモジュラー10で演算して時間オフセットt=7が得られ、末尾の2位「0x48」を取り、即ち10進数72をモジュラー50で演算して周波数オフセットf=22が得られ、該端末の制御チャネルに対応する時間周波数オフセットが(t,f)=(7,22)であることが得られ、即ちチャネル時間周波数位置である。選択肢として、受信側は、その他の予め設定されているルール、例えばその他のハッシュ関数、又はモジュラー関数などに従って、IDに基づいてチャネル時間周波数位置を確定し、該予め設定されているルールは、受信側に予め設定しても良く、送信側によって該予め設定されているルールを該受信側に送信しても良く、本発明はそれに限らない。
【0063】
具体的に、受信側予め設定されているルールに従って、IDに基づいて、又はその他の情報を結合しても良く、制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定し、該予め設定されているルールは、受信側に予め設定しても良く、又は複数の方式で送信側によって受信側に該予め設定されているルールを送信しても良い。具体的に、例えば、送信側基地局は、共通チャネル、例えば基地局のブロードキャストチャネルなどを使用することが可能であり、又は端末と端末との直接通信(D2D)場面において、送信側端末は、共通チャネル、例えば送信側端末のディスカバリーチャネル(discovery channel)などを使用しても良く、送信側は、全ての受信側、即ち端末に通知し、そして各端末は同様な予め設定されているルールを受信する。選択肢として、基地局は、ある又は幾つかの端末だけに有効な専用メッセージ、例えばランダムアクセス応答メッセージ、RRC接続確立応答メッセージなどによって、該一つ又は幾つかの端末に通知し、それによって、異なる端末は、異なる予め設定されているルールを用いて、時間周波数位置を確定することができ、又は端末と端末との直接通信(D2D)場面において、送信側の端末は、一つ又は複数個の選定された受信端末へのシグナリングを伝送し、異なる受信側に異なる予め設定されているルールを使用させて良く、本発明の実施例はそれに限らない。
【0064】
選択肢として、送信側は、受信側のIDを変更しても良く、又はIDによって時間周波数位置を計算する予め設定されているルールを変更し、シグナリングなどの方式で受信側に通知し、又は受信側は自身IDを変更しても良く、ランダムアクセス、アップリンクスケジューリング要求(scheduling request)又はその他のメッセージによって送信側に通知し、それに応じて時間周波数位置の計算については、次の有効な位置で修正する。
【0065】
本発明の実施例において、受信側予め設定されているルールに従って、IDに基づいて、又はその他の情報を結合して、確定されたチャネル時間周波数位置は、受信側の所在するセルに割り当てられたリソース内部(端末と端末との直接通信場面において、時間周波数位置は、通信双方により合意されたリソース内部にあるべきである)にあるべきである。例えば、あるシステム無線フレームの時間の長さが10ms、且つ10個の時間の長さが1msであるサブフレームに分けられ、搬送波の幅が10MHzであり、両側の保護帯域を除き、50個の幅が180KHzの無線リソースブロック(RB:resource block)である場合、時間周波数オフセットにおける時間成分tの値は0−9で、周波数成分fは0−49になり、該チャネル時間周波数位置の値の範囲は(0,0)≦(t,f)≦(9,49)になる。
【0066】
本発明の実施例において、受信側は、現在状態でのIDに基づいて、制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定し、選択肢として、
図2に示すように、受信側は、ある時間周波数基準点に相対する時間オフセットと周波数オフセットを含む時間周波数位置に基づいて、
図2に示されるA位置とB位置のような制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を直接に確定することができ、選択肢として、時間オフセットと周波数オフセットに基づいてインデックスチャネルの位置を直接に確定することが可能であり、即ち
図2に示されるA位置とB位置はインデックスチャネルであり、そしてインデックスチャネルのインデックス情報に基づいて、インデックス情報に示される位置は制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置であることを確定し、本発明の実施例はそれに限らない。
【0067】
本発明の実施例において、受信側は、現在状態でのIDに基づいて、又はその他の情報を結合しても良く、チャネル時間周波数位置を確定し、選択肢として、複数の受信側が同一の位置を確定する可能性があり、即ち、複数の受信側により確定された時間オフセットと周波数オフセットが同じであり、確定された制御チャネルの所在位置が同一位置である場合、同様な結果を確定したこれらの受信側の全ては、該時間周波数位置の制御チャネルをサーチしても良く、又はインデックスチャネルに示される制御チャネルによって、該制御チャネルがどの受信側に属しているかを判断する。具体的に、該制御チャネル内に端末のID情報が含まれても良く、受信側は該ID情報に基づいて、該制御チャネルが具体的にどの受信側に対応しているかを確定する。同様な時間周波数位置を確定したこれらの受信側の何れか一つの受信側にとって、該時間周波数位置に該受信側に対応する情報が存在しない場合、該受信側はスリープ状態に入ってもよく、次の時間周波数位置(例えば次の無線フレームに対応する位置)になってから、該受信側は再度サーチを行うことができ、該受信側が制御チャネルで自身に対応するID情報を見つけるようになったら、該制御チャネルが該受信側に対応する制御チャネルであることを確定することができる。
【0068】
選択肢として、受信側IDに基づいて情報又はその他の情報を結合してチャネル時間周波数位置を確定し、しかも該時間周波数位置上の制御チャネルにその他の受信側のID情報が含まれる場合、即ち複数の受信側が同様な時間周波数位置を確定した場合、これらの受信側は該時間周波数リソースを共有しても良く、符号分割多重化方式、又は空間多重化の方式によって、例えばビームフォーミング(beamforming)、又は異なる空間データストリーム(data stream)又はデータ層(data layer)を使用し、例えばコードブックに基づくプリコーディングの異なるコードワード(codeword)を用いて、異なる空間位置の端末を区別し、又は送信側が異なる受信側に属する信号を直接に重畳する場合に対して、受信側は干渉除去することができ、上記の方式によって、受信側は、受信側自身と対応する制御チャネルを確定することができ、該制御チャネル内の情報を取得する。
【0069】
S220において、該受信側は、確定された該チャネル時間周波数位置における自身に対応する制御チャネルによって、送信側から送信されたデータ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を受信し、該データ時間周波数位置指示情報は、該受信側のデータの所在するデータ時間周波数位置を示すように用いられる。選択肢として、受信側は、該制御チャネルを介して、伝送データブロックのHARQの相関情報、例えば冗長バージョン(RV)情報などを受信することができ、本発明の実施例はそれに限らない。
【0070】
本発明の実施例において、受信側予め設定されているルールに従って、IDに基づいて、又はその他の情報を結合してチャネル時間周波数位置を確定し、チャネル時間周波数位置上の制御チャネルに基づいて、伝送データの所在するデータ時間周波数位置を確定し、これらの2種類の時間周波数位置は、絶対時間周波数位置であっても良く、該絶対時間周波数位置は、物理リソースユニットPRUとも呼ばれ、割り当てに関与しない時間周波数リソース(例えば、共通チャネルためのリソース、又は隣接のセルと干渉しあうことを回避する等の原因で使用しないリソース)を除いた後のロジックリソースであっても良く、該ロジックリソースは、仮想リソースユニットVRUとも呼ばれる。一つ又は複数のセル内(端末との直接通信場面において、送信側の時間周波数リソースプールである)のPRUとVRUとの間は特定のマッピング関係が存在し、このようなマッピング関係は、セル内のすべての端末において一致しても良く、一致しない、又は一部一致しても良い。セル内のすべての端末において一致している部分に対して、送信側の基地局(端末対端末直接通信場面において、即ち送信側の端末である)は、共通チャネルを用いて、全ての受信側、即ち端末に通知することができ、選択肢として、異なる端末において一致していない場合に対して、基地局(端末対端末直接通信場面において、即ち送信側の端末である)は、ある又は幾つかの端末だけに有効な専用メッセージ、例えばランダムアクセス応答、RRC接続確立応答などによって、該一つ又は幾つかの端末を通知しても良く、本発明の実施例はそれに限らない。
【0071】
本発明の実施例において、制御チャネル位置を示すチャネル時間周波数位置、及びデータ位置を示すデータ時間周波数位置は、両方ともPRUとVRUという二つの状況を含むことが可能であり、送信側の基地局、(又は端末との直接通信場面における送信側の端末)は、共通メッセージ又は専用メッセージによって、受信側に具体的にどの方式を使用することが可能であるかを通知する。該2種類の時間周波数位置がVRUを使用する場合、受信側はPRUとVRUとのマッピング関係に基づいて、確実な物理時間周波数位置を推定して受信することが可能である。
【0072】
具体的に、PRUとVRUとのマッピング関係は、
図3に示されている通りである。送信側基地局(又は端末直接通信場面における送信側端末)は、複数の方法でこのようなマッピング関係を示すことが可能であり、例えば、一定の方式でマッピングに関与しない(又は関与する)PRU番号を送信し、それに対して受信側は、受信されたマッピングに関与しない(又は関与する)PRU番号に基づいて、具体的な時間周波数位置を確定することができ、具体的に、送信側は一定の方式でマッピングに関与しない(又は関与する)PRU番号を送信することは、上記の送信側の実施例を参照すれば良いので、ここでそれ以上の説明は省略する。
【0073】
なお、本発明の各実施例において、上記の各過程の番号は実施の前後順序を意味とせず、各プロセスの実施順序は、その機能と自身のロジックによって確定されるべきであり、本発明の実施例の実施過程を制限するものになるわけではない。
【0074】
そのため、本発明の実施例における無線リソース割当の方法において、受信側は、現在状態でのIDに基づいて、該受信側現在状態に関する制御チャネルの時間周波数位置を確定し、そして該制御チャネルを介して、送信側受信側に伝送するデータの所在する時間周波数位置を確定し、送信側と受信側との使用する制御チャネルが、ニーズによって柔軟に割り当てられることができるようになり、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させる。
【0075】
上記において
図1から
図4を結合し、本発明の実施例による無線リソース割当の方法を詳しく説明しており、以下において、
図5から
図6を結合し、本発明の実施例による無線リソースの割り当て装置を説明する。
【0076】
図5に示すように、本発明の実施例による無線リソース割当の送信側300は、確定ユニット310と送信ユニット320を含む。
【0077】
確定ユニット310は、受信側の現在状態での識別子IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該受信側の該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定するように構成される。
【0078】
送信ユニット320は、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルによって、該受信側に、データ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を送信するように構成され、該データ時間周波数位置指示情報は、該受信側に送信するデータの所在するデータ時間周波数位置を示すように用いられる。
【0079】
そのため、本発明の実施例における無線リソース割当の送信側として、送信側は、受信側の現在状態でのIDに基づいて、受信側の現在状態に関する制御チャネルの時間周波数位置を確定し、そして該制御チャネルを介して、受信側に伝送するデータの所在する時間周波数位置を示し、送信側と受信側との使用する制御チャネルが、ニーズによって柔軟に割り当てられることができるようになり、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させる。
【0080】
選択肢として、該確定ユニット310は、具体的に、該現在状態での該IDとセルレベル情報に基づいて、該予め設定されているルールに従って、該チャネル時間周波数位置を確定するように構成される。
【0081】
選択肢として、該送信ユニット320は、該受信側に該予め設定されているルールを送信するようにさらに構成される。
【0082】
選択肢として、該確定ユニット310は具体的に、該受信側の該現在状態での該IDに基づいて、ハッシュ関数又はモジュラー関数によって、該チャネル時間周波数位置を確定するように構成される。
【0083】
選択肢として、該確定ユニット310は、具体的に、該受信側の該IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該受信側のインデックスチャネルの所在する時間周波数位置を確定し、該インデックスチャネルが示す位置に基づいて、該受信側の該制御チャネルの所在する該チャネルの時間周波数位置を確定するように構成される。
【0084】
選択肢として、該送信ユニット320は、該送信側は、少なくとも二つの受信側が同じチャネル時間周波数位置を有することを確定した場合、符号分割多重化方式、又は空間多重化方式、又は重畳してから干渉除去する方式によって、該同じチャネル時間周波数位置において、該少なくとも二つの受信側に対応する制御チャネル内の情報を同時に送信するようにさらに構成される。
【0085】
選択肢として、該チャネル時間周波数位置は、時間周波数基準点に相対する時間オフセットと周波数オフセットを含む。
【0086】
選択肢として、該チャネル時間周波数位置は、物理リソースユニット位置又は仮想リソースユニット位置であり、該データ時間周波数位置は、物理リソースユニット位置又は仮想リソースユニット位置である。
【0087】
選択肢として、該送信ユニット320は、該制御チャネルを介して、該受信側にデータのハイブリッド自動再送要求(HARQ)に関する情報を送信するようにさらに構成される。
【0088】
なお、本発明の実施例による無線リソース割当の送信側300は、本発明の実施例における方法100に対応することができ、無線リソース割当の送信側300の中の各ユニットの上記、及びその他の操作又は/又は機能は、
図1における各方法の対応するフローをそれぞれ実現するためであり、簡潔にするため説明を省略する。
【0089】
そのため、本発明の実施例での無線リソース割当の送信側として、送信側は、受信側の現在状態でのIDに基づいて、受信側の現在状態に関する制御チャネルの時間周波数位置を確定し、そして該制御チャネルを介して、受信側に伝送するデータの所在する時間周波数位置を示し、送信側と受信側との使用する制御チャネルが、ニーズによって柔軟に割り当てられることができるようになり、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させる。
【0090】
図6に示すように、本発明の実施例による無線リソース割当の受信側400は、確定ユニット410、受信ユニット420を含む。
【0091】
確定ユニット410は、現在状態での識別子IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、該現在状態に関する制御チャネルの所在するチャネル時間周波数位置を確定するように構成される。
【0092】
受信ユニット420は、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルを介して、該送信側から送信されたデータ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を受信するように構成され、該データ時間周波数位置指示情報は、該受信側のデータの所在するデータ時間周波数位置を示すように用いられる。
【0093】
そのため、本発明の実施例での無線リソース割当の受信側は、現在状態でのIDに基づいて、該受信側現在状態に関する制御チャネルの時間周波数位置を確定し、そして該制御チャネルを介して、送信側受信側に伝送するデータの所在する時間周波数位置を確定し、送信側と受信側との使用する制御チャネルが、ニーズによって柔軟に割り当てられることができるようになり、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させる。
【0094】
選択肢として、該確定ユニット410は、具体的に、該IDとセルレベル情報に基づいて、該制御チャネルの該チャネル時間周波数位置を確定するように構成される。
【0095】
選択肢として、該受信ユニット420は、該送信側から送信された該予め設定されているルールを受信するようにさらに構成される。
【0096】
選択肢として、該確定ユニット410は、具体的に、該IDに基づいて、ハッシュ関数又はモジュラー関数によって、該チャネル時間周波数位置を確定するように構成される。
【0097】
選択肢として、該確定ユニット410は、具体的に、該IDに基づいて、予め設定されているルールに従って、インデックスチャネルの所在する時間周波数位置を確定し、該インデックスチャネルが示す位置に基づいて、該制御チャネルの該チャネル時間周波数位置を確定するように構成される。
【0098】
選択肢として、該受信ユニット420は、具体的に、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルに該受信側の該IDが含まれる場合、該制御チャネル内の情報に基づいて、該データ時間周波数位置指示情報、該データの占用される時間周波数リソースのサイズ及び該データの変調符号化方式を確定し、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルに該受信側の該IDが含まれない場合、スリープ状態に入り、次のチャネル時間周波数位置上の制御チャネルに該受信側の該IDが含まれるようになったら、該次のチャネル時間周波数位置上の制御チャネル内の情報に基づいて、該送信側から送信されたデータ時間周波数位置指示情報、データの占用される時間周波数リソースのサイズ及びデータの変調符号化方式を確定するように構成される。
【0099】
選択肢として、該受信ユニット420は、具体的に、該チャネル時間周波数位置上の該制御チャネルに該受信側の該ID及びその他の受信側のIDが含まれる場合、符号分割多重化方式、又は空間多重化方式、又は干渉除去方式によって、該受信側に対応する制御チャネル上の情報を取得し、該データ時間周波数位置指示情報、該データの占用される時間周波数リソースのサイズ及び該データの変調符号化方式を確定するように構成される。
【0100】
選択肢として、該チャネル時間周波数位置は、物理リソースユニット位置又は仮想リソースユニット位置であり、該データ時間周波数位置は、物理リソースユニット位置又は仮想リソースユニット位置である。
【0101】
選択肢として、該確定ユニット410は、具体的に、該チャネル時間周波数位置が仮想リソースユニット位置である場合、仮想リソースユニットと物理リソースユニットとのマッピング関係に基づいて、該制御チャネルの所在する物理リソースユニット位置を確定し、該データ時間周波数位置が仮想リソースユニット位置である場合、仮想リソースユニットと物理リソースユニットとのマッピング関係に基づいて、該送信側から送信されたデータを受信する所在の物理リソースユニット位置を確定するように構成される。
【0102】
選択肢として、該受信ユニット420は、該制御チャネルを介して、該送信側から送信されたデータのハイブリッド自動再送要求(HARQ)に関する情報を受信するようにさらに構成される。
【0103】
なお、本発明の実施例による無線リソース割当の受信側400は、本発明の実施例における方法200に対応し、無線リソース割当の受信側400内の各ユニットの上記、及びその他の操作又は/又は機能は、
図4における各方法の対応するフローをそれぞれ実現するためであり、簡潔にするためそれ以上の説明を省略する。
【0104】
そのため、本発明の実施例における無線リソース割当の受信側は、現在状態でのIDに基づいて、該受信側現在状態に関する制御チャネルの時間周波数位置を確定し、そして該制御チャネルを介して送信側受信側に伝送するデータの所在する時間周波数位置を確定し、送信側と受信側との使用する制御チャネルが、ニーズによって柔軟に割り当てられることができるようになり、無線通信システムの効率、性能及び適用性を向上させる。
【0105】
本願に開示されている実施例に説明されている各例示的なユニット及びアルゴリズムのステップを結合し、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの結合を用いて実現することができることが、当業者であれば理解できる。これらの機能がハードウェアの形式かそれともソフトウェアの形式で実施するかについては、技術案の特定応用と設計制約によるものである。当業者は、各特定応用に応じて異なる方法を用いて、説明されている機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると見なすべきではない。
【0106】
当業者は、上記に記載されているシステム、装置及びユニットの具体的な動作については、上記の方法実施例の対応されているフローを参照することができるため、説明の便宜と簡潔のためここでそれ以上の説明を省略する。
【0107】
本願に提供されている幾つかの実施例において、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の方式で実現されても良い。例えば、上記に記載されている装置の実施例は単なる例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分け方が、単なるロジック的な機能分けであり、実際、実現する時に他の分け方があっても良く、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムへ統合、又は集成しても良く、又は幾つかの技術特徴を省略、又は実施しなくても良い。また、明示され、又は議論されている各構成部分の互い的なカップリング、又は直接のカップリング、又は通信接続は、幾つかのインターフェース、装置、又はユニットの間接のカップリング又は通信によって接続されても良く、電気的、機械的、又はその他の形式であっても良い。
【0108】
上記で分離コンポーネントとして説明したユニットは、物理的に分離されるものであっても良く、そうではないものであっても良い。ユニットとして示されるコンポーネントは物理ユニットであっても良く、そうではないものであっても良い。一箇所に配置されても良く、複数のネットワークユニットに配布しても良い。実際のニーズに応じて、その中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現しても良い。
【0109】
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに統合しても良く、各ユニットはそれぞれ単独なユニットとしても良く、二つ又は二つ以上のユニットを一つのユニットに統合しても良い。
【0110】
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの方式で実現し、しかも独立な製品として販売又は使用する場合、コンピュータ読み取り可能の記憶媒体に記憶しても良い。これによって、本発明の技術案が事実上、言い換えれば先行技術に貢献した部分がソフトウェア製品の形で具現でき、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置などであっても良い)に本発明の各実施例の全部または一部の前記方法を実行させための複数の命令を含む。上記の記憶媒体は、USBメモリ、移動記憶媒体、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセス記憶装置(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなどの各種のプログラムコードが記憶できる媒体を含む。
【0111】
上記に記載されているのは、単なる本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明はそれに限らず、当業者が本発明に開示されている範囲内において、容易に想到し得る変形又は入れ替えは、全て本発明の範囲内に含まれるべきである。そのため、本発明の範囲は、記載されている特許請求の範囲に準じるべきである。