特許第6859527号(P6859527)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6859527家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6859527
(24)【登録日】2021年3月30日
(45)【発行日】2021年4月14日
(54)【発明の名称】家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機
(51)【国際特許分類】
   F24F 1/0007 20190101AFI20210405BHJP
   F24F 13/20 20060101ALI20210405BHJP
   B01D 41/04 20060101ALI20210405BHJP
【FI】
   F24F1/0007
   F24F1/0007 401Z
   B01D41/04
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-64749(P2020-64749)
(22)【出願日】2020年3月31日
【審査請求日】2020年10月22日
(31)【優先権主張番号】201911103148.7
(32)【優先日】2019年11月12日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520154748
【氏名又は名称】平湖市聚頂包装有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】余蘇様
【審査官】 奈須 リサ
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭60−120120(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 1/00−13/32
B01D 41/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体の右側には洗浄キャビネットが固定的に設置され、前記本体の底側にはベースが設置され、前記洗浄キャビネットの中には右方に開口した洗浄空間が設置され、前記洗浄空間の中にはフィルターを掴み取れるフック装置が設置され、前記フック装置は前記洗浄空間の左壁に固定的に装着された駆動モータを含み、前記駆動モータの中には親ねじスリーブが伝動可能に連結され、前記親ねじスリーブの中にはモータ親ねじがねじ山により連結され、前記モータ親ねじの右側には横移動ブロックが固定的に設置され、貫通空間が前記横移動ブロックを上下方向から貫通しており、前記貫通空間の前後壁には回転軸が上下対称になるように且つ回転可能に連結され、前記回転軸には回転歯車が上下対称になるように且つ固定的に連結され、各前記回転軸の前後側にはフックが対称になるように且つ固定的に設置され、前記貫通空間の左側にはスライド空間が設置され、前記横移動ブロックの右面と、前記貫通空間の左右壁と、前記スライド空間の右壁とが摺動可能な移動ラックによって連結され、前記移動ラックの右側には押しブロックが固定的に設置され、前記移動ラックが前記回転歯車と噛み合っており、前記移動ラックの左側には押し板が固定的に設置され、前記押し板は前記スライド空間の左壁及び前記横移動ブロックの左面とスライド可能に連結され、前記洗浄空間の底壁には洗い空間が設置され、前記洗い空間の中にはフィルターを洗浄する洗浄装置が設置され、前記洗浄空間の頂壁には頂壁空間が設置され、前記頂壁空間の頂側には連動空間が設置され、前記連動空間と前記頂壁空間との間にはエアコンを拭くことができる拭き装置が設置され、前記洗浄空間の左側には伝動空間が上下対称になるように設置され、前記洗浄空間の左壁には抽気溝が上下対称になるように形成され、二つの前記抽気溝の左側は埃空間と連通しており、前記埃空間と前記洗浄空間との間には除塵を行える抽気装置が設置され、前記洗浄空間の後側には後側空間が設置され、前記後側空間の中には駆動装置が設置され、前記駆動装置は前記抽気装置、前記拭き装置及び前記洗浄装置の作動を駆動でき、前記ベースの中には油タンクが設置され、前記油タンクの右壁は液圧管路と連通しており、前記液圧管路の左側は頂部空間と連通しており、前記頂部空間、前記油タンク及び前記本体の間には昇降装置が設置され、前記昇降装置は前記本体及び前記洗浄キャビネットの昇降を駆動できることを特徴とする家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機。
【請求項2】
前記洗浄装置は前記洗い空間の底側に設置された駆動空間を含み、前記駆動空間の後壁には伝動軸が回転可能に連結され、前記伝動軸の前側には第一自在継手が回転可能に連結され、前記第一自在継手の頂側には縦軸が回転可能に連結され、前記縦軸は前記駆動空間の頂壁及び前記洗い空間の底壁と回転可能に連結され、前記縦軸の頂側には洗浄桶が固定的に設置され、前記洗い空間の右壁には排水弁が固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機。
【請求項3】
前記拭き装置は前記連動空間の後壁に回転可能に装着された延伸軸を含み、前記延伸軸の前側には第二自在継手が回転可能に連結され、前記第二自在継手の底側には短軸が回転可能に連結され、前記短軸は前記連動空間の底壁及び前記頂壁空間の頂壁と回転可能に連結され、前記短軸の底側には前記頂壁空間とスライド可能に連結された楕円盤が回転可能に連結され、前記楕円盤の底側には下方に開口した楕円空間が設置され、前記頂壁空間の前後壁には連結スライドロッドが固定的に設置され、前記連結スライドロッドには拭きブロックが前後対称になるように且つスライド可能に連結され、前記拭きブロックの頂側には前記楕円空間とスライド可能に連結されたスライダが固定的に設置されていることを特徴とする請求項2に記載の家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機。
【請求項4】
前記抽気装置は貫通軸を含み、前記貫通軸は前記伝動空間の後壁に上下対称になるように且つ回転可能に装着され、前記貫通軸の前側には第三自在継手が回転可能に連結され、前記第三自在継手の右側には横軸が回転可能に連結され、前記横軸は前記伝動空間の右壁及び前記洗浄空間の左壁と回転可能に連結され、前記横軸の右側には埃を抽出できるファンが固定的に設置され、前記埃空間の頂壁には取り外し可能な濾過蓋が設置されていることを特徴とする請求項3に記載の家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機。
【請求項5】
前記駆動装置は前記後側空間の後壁に固定的に装着された動力モータを含み、前記延伸軸、前記貫通軸及び前記伝動軸は後方へ前記後側空間に伸びて前記後側空間の前壁と回転可能に連結され、前記伝動軸と前記動力モータとが伝動可能に連結され、前記延伸軸、前記貫通軸及び前記伝動軸がベルト機構によって連結されていることを特徴とする請求項4に記載の家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機。
【請求項6】
前記昇降装置は前記油タンクの右壁に固定的に装着された油ポンプを含み、前記頂部空間の中には移動スライダがスライド可能に連結され、前記移動スライダの右面には前記液圧管路とスライド可能に連結された液圧スライドロッドが固定的に設置され、前記油タンクと前記液圧管路の中に作動油があり、前記移動スライダ及び前記ベースの頂面が前記本体の底面と昇降棒により連結されていることを特徴とする請求項1に記載の家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は衛生分野を取り上げて、具体的には家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機である。
【背景技術】
【0002】
エアコンの洗浄は、エアコンのメンテナンスにおける肝心な部分であり、冷房効果の向上や冷却時間の短縮、省エネ、長寿命化につながり、また、エアコンの合理的な利用と標準化された管理を強化するための重要な部分でもある。今まで、エアコン利用者はエアコンのメンテナンスや洗浄を重視しておらず、これからは、当該分野を重視しつつ、エアコン産業の発展を促進すべきである。
しかし、エアコンにメンテナンスを行うとなると、基本的にはエアコンの本体カバーを取り外し、次にフィルターを取り外し、そしてフィルターとキャビネットとを洗浄する必要がある。これらの操作を全部手動で行う必要があるため、時間と手間がかかるだけでなく、また、エアコン内部にほこりが積もると、屋内にまで影響を及ぼし、その他、エアコンのキャビネットが高所に配置されているため、取り外しが非常に不便である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第102980288号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機を提供し、従来技術における上記欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は以下の技術プランを通じて実現する。
【0006】
本願発明の家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機は、本体を含み、前記本体の右側には洗浄キャビネットが固定的に設置され、前記本体の底側にはベースが設置され、前記洗浄キャビネットの中には右方に開口した洗浄空間が設置され、前記洗浄空間の中にはフィルターを掴み取れるフック装置が設置され、前記フック装置は前記洗浄空間の左壁に固定的に装着された駆動モータを含み、前記駆動モータの中には親ねじスリーブが伝動可能に連結され、前記親ねじスリーブの中にはモータ親ねじがねじ山により連結され、前記モータ親ねじの右側には横移動ブロックが固定的に設置され、貫通空間が前記横移動ブロックを上下方向から貫通しており、前記貫通空間の前後壁には回転軸が上下対称になるように且つ回転可能に連結され、前記回転軸には回転歯車が上下対称になるように且つ固定的に連結され、各前記回転軸の前後側にはフックが対称になるように且つ固定的に設置され、前記貫通空間の左側にはスライド空間が設置され、前記横移動ブロックの右面と、前記貫通空間の左右壁と、前記スライド空間の右壁とが摺動可能な移動ラックによって連結され、前記移動ラックの右側には押しブロックが固定的に設置され、前記移動ラックが前記回転歯車と噛み合っており、前記移動ラックの左側には押し板が固定的に設置され、前記押し板は前記スライド空間の左壁及び前記横移動ブロックの左面とスライド可能に連結され、前記洗浄空間の底壁には洗い空間が設置され、前記洗い空間の中にはフィルターを洗浄する洗浄装置が設置され、前記洗浄空間の頂壁には頂壁空間が設置され、前記頂壁空間の頂側には連動空間が設置され、前記連動空間と前記頂壁空間との間にはエアコンを拭くことができる拭き装置が設置され、前記洗浄空間の左側には伝動空間が上下対称になるように設置され、前記洗浄空間の左壁には抽気溝が上下対称になるように形成され、二つの前記抽気溝の左側は埃空間と連通しており、前記埃空間と前記洗浄空間との間には除塵を行える抽気装置が設置され、前記洗浄空間の後側には後側空間が設置され、前記後側空間の中には駆動装置が設置され、前記駆動装置は前記抽気装置、前記拭き装置及び前記洗浄装置の作動を駆動でき、前記ベースの中には油タンクが設置され、前記油タンクの右壁は液圧管路と連通しており、前記液圧管路の左側は頂部空間と連通しており、前記頂部空間、前記油タンク及び前記本体の間には昇降装置が設置され、前記昇降装置は前記本体及び前記洗浄キャビネットの昇降を駆動できる。
【0007】
上記の技術プランに基づき、前記洗浄装置は前記洗い空間の底側に設置された駆動空間を含み、前記駆動空間の後壁には伝動軸が回転可能に連結され、前記伝動軸の前側には第一自在継手が回転可能に連結され、前記第一自在継手の頂側には縦軸が回転可能に連結され、前記縦軸は前記駆動空間の頂壁及び前記洗い空間の底壁と回転可能に連結され、前記縦軸の頂側には洗浄桶が固定的に設置され、前記洗い空間の右壁には排水弁が固定的に設置されている。
【0008】
上記の技術プランに基づき、前記拭き装置は前記連動空間の後壁に回転可能に装着された延伸軸を含み、前記延伸軸の前側には第二自在継手が回転可能に連結され、前記第二自在継手の底側には短軸が回転可能に連結され、前記短軸は前記連動空間の底壁及び前記頂壁空間の頂壁と回転可能に連結され、前記短軸の底側には前記頂壁空間とスライド可能に連結された楕円盤が回転可能に連結され、前記楕円盤の底側には下方に開口した楕円空間が設置され、前記頂壁空間の前後壁には連結スライドロッドが固定的に設置され、前記連結スライドロッドには拭きブロックが前後対称になるように且つスライド可能に連結され、前記拭きブロックの頂側には前記楕円空間とスライド可能に連結されたスライダが固定的に設置されている。
【0009】
上記の技術プランに基づき、前記抽気装置は貫通軸を含み、前記貫通軸は前記伝動空間の後壁に上下対称になるように且つ回転可能に装着され、前記貫通軸の前側には第三自在継手が回転可能に連結され、前記第三自在継手の右側には横軸が回転可能に連結され、前記横軸は前記伝動空間の右壁及び前記洗浄空間の左壁と回転可能に連結され、前記横軸の右側には埃を抽出できるファンが固定的に設置され、前記埃空間の頂壁には取り外し可能な濾過蓋が設置されている。
【0010】
上記の技術プランに基づき、前記駆動装置は前記後側空間の後壁に固定的に装着された動力モータを含み、前記延伸軸、前記貫通軸及び前記伝動軸は後方へ前記後側空間に伸びて前記後側空間の前壁と回転可能に連結され、前記伝動軸と前記動力モータとが伝動可能に連結され、前記延伸軸、前記貫通軸及び前記伝動軸がベルト機構によって連結されている。
【0011】
上記の技術プランに基づき、前記昇降装置は前記油タンクの右壁に固定的に装着された油ポンプを含み、前記頂部空間の中には移動スライダがスライド可能に連結され、前記移動スライダの右面には前記液圧管路とスライド可能に連結された液圧スライドロッドが固定的に設置され、前記油タンクと前記液圧管路の中に作動油があり、前記移動スライダ及び前記ベースの頂面が前記本体の底面と昇降棒により連結されている。
【発明の効果】
【0012】
本願発明はエアコンとエアコンに設置されたフィルターに洗浄と拭きとを行え、エアコンを拭く時に、人は椅子に立つ必要がなく、即ち拭き作業の危険性を下げられ、また、フィルターを洗浄する前に自動的にフィルターを取り外すことができ、手動でフィルターを取り外す必要がなく、また、フィルターの取り外しとエアコンの洗浄はいずれも密閉環境で行われるため、ホコリの飛び散ることを回避でき、エアコンを洗浄する時に埃による屋内への汚染も防止でき、その他、高さを自動的に調整することで、配置高さの異なるエアコンに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に図1〜6をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
図1図1は本願発明の全体断面の正面構成模式図
図2図2図1におけるAの部分拡大図
図3図3図1の後方の断面正面図
図4図4図1におけるB―B方向からの断面図
図5図5図2における横移動ブロックの側面図
図6図6図1における楕円盤の底面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1〜6を参照し、本願発明の家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機は、本体21を含み、前記本体21の右側には洗浄キャビネット31が固定的に設置され、前記本体21の底側にはベース63が設置され、前記洗浄キャビネット31の中には右方に開口した洗浄空間36が設置され、前記洗浄空間36の中にはフィルターを掴み取れるフック装置101が設置され、前記フック装置101は前記洗浄空間36の左壁に固定的に装着された駆動モータ22を含み、前記駆動モータ22の中には親ねじスリーブ23が伝動可能に連結され、前記親ねじスリーブ23の中にはモータ親ねじ24がねじ山により連結され、前記モータ親ねじ24の右側には横移動ブロック66が固定的に設置され、貫通空間73が前記横移動ブロック66を上下方向から貫通しており、前記貫通空間73の前後壁には回転軸69が上下対称になるように且つ回転可能に連結され、前記回転軸69には回転歯車67が上下対称になるように且つ固定的に連結され、各前記回転軸69の前後側にはフック70が対称になるように且つ固定的に設置され、前記貫通空間73の左側にはスライド空間57が設置され、前記横移動ブロック66の右面と、前記貫通空間73の左右壁と、前記スライド空間57の右壁とが摺動可能な移動ラック72によって連結され、前記移動ラック72の右側には押しブロック71が固定的に設置され、前記移動ラック72が前記回転歯車67と噛み合っており、前記移動ラック72の左側には押し板68が固定的に設置され、前記押し板68は前記スライド空間57の左壁及び前記横移動ブロック66の左面とスライド可能に連結され、前記洗浄空間36の底壁には洗い空間50が設置され、前記洗い空間50の中にはフィルターを洗浄する洗浄装置102が設置され、前記洗浄空間36の頂壁には頂壁空間29が設置され、前記頂壁空間29の頂側には連動空間77が設置され、前記連動空間77と前記頂壁空間29との間にはエアコンを拭くことができる拭き装置103が設置され、前記洗浄空間36の左側には伝動空間27が上下対称になるように設置され、前記洗浄空間36の左壁には抽気溝90が上下対称になるように形成され、二つの前記抽気溝90の左側は埃空間25と連通しており、前記埃空間25と前記洗浄空間36との間には除塵を行える抽気装置104が設置され、前記洗浄空間36の後側には後側空間89が設置され、前記後側空間89の中には駆動装置105が設置され、前記駆動装置105は前記抽気装置104、前記拭き装置103及び前記洗浄装置102の作動を駆動でき、前記ベース63の中には油タンク61が設置され、前記油タンク61の右壁は液圧管路58と連通しており、前記液圧管路58の左側は頂部空間62と連通しており、前記頂部空間62、前記油タンク61及び前記本体21の間には昇降装置106が設置され、前記昇降装置106は前記本体21及び前記洗浄キャビネット31の昇降を駆動できる。
【0016】
前記洗浄装置102は前記洗い空間50の底側に設置された駆動空間53を含み、前記駆動空間53の後壁には伝動軸55が回転可能に連結され、前記伝動軸55の前側には第一自在継手54が回転可能に連結され、前記第一自在継手54の頂側には縦軸56が回転可能に連結され、前記縦軸56は前記駆動空間53の頂壁及び前記洗い空間50の底壁と回転可能に連結され、前記縦軸56の頂側には洗浄桶52が固定的に設置され、前記洗い空間50の右壁には排水弁51が固定的に設置され、
前記伝動軸55が回転すると、前記第一自在継手54、前記縦軸56及び前記洗浄桶52を回転させることで、前記洗浄桶52の中のフィルターが洗浄され、前記排水弁51を作動させることで、前記洗い空間50の中の水を排出する。
【0017】
前記拭き装置103は前記連動空間77の後壁に回転可能に装着された延伸軸78を含み、前記延伸軸78の前側には第二自在継手79が回転可能に連結され、前記第二自在継手79の底側には短軸80が回転可能に連結され、前記短軸80は前記連動空間77の底壁及び前記頂壁空間29の頂壁と回転可能に連結され、前記短軸80の底側には前記頂壁空間29とスライド可能に連結された楕円盤30が回転可能に連結され、前記楕円盤30の底側には下方に開口した楕円空間32が設置され、前記頂壁空間29の前後壁には連結スライドロッド34が固定的に設置され、前記連結スライドロッド34には拭きブロック35が前後対称になるように且つスライド可能に連結され、前記拭きブロック35の頂側には前記楕円空間32とスライド可能に連結されたスライダ33が固定的に設置され、
前記延伸軸78が回転すると、前記第二自在継手79、前記短軸80及び前記楕円盤30を回転させ、前記楕円空間32により前記スライダ33及び前記拭きブロック35が駆動されて左右に往復運動し、エアコンの上面と側面とをきれいに拭く。
【0018】
前記抽気装置104は貫通軸39を含み、前記貫通軸39は前記伝動空間27の後壁に上下対称になるように且つ回転可能に装着され、前記貫通軸39の前側には第三自在継手28が回転可能に連結され、前記第三自在継手28の右側には横軸37が回転可能に連結され、前記横軸37は前記伝動空間27の右壁及び前記洗浄空間36の左壁と回転可能に連結され、前記横軸37の右側には埃を抽出できるファン38が固定的に設置され、前記埃空間25の頂壁には取り外し可能な濾過蓋26が設置され、
前記貫通軸39が回転すると、前記第三自在継手28、前記横軸37及び前記ファン38を回転させ、前記洗浄空間36の中の埃が前記抽気溝90から前記埃空間25の中に吸い込まれる。
【0019】
前記駆動装置105は前記後側空間89の後壁に固定的に装着された動力モータ75を含み、前記延伸軸78、前記貫通軸39及び前記伝動軸55は後方へ前記後側空間89に伸びて前記後側空間89の前壁と回転可能に連結され、前記伝動軸55と前記動力モータ75とが伝動可能に連結され、前記延伸軸78、前記貫通軸39及び前記伝動軸55がベルト機構76によって連結され、
前記動力モータ75を作動させることで、前記伝動軸55が回転し、前記ベルト機構76により前記貫通軸39及び前記延伸軸78が回転する。
【0020】
前記昇降装置106は前記油タンク61の右壁に固定的に装着された油ポンプ59を含み、前記頂部空間62の中には移動スライダ64がスライド可能に連結され、前記移動スライダ64の右面には前記液圧管路58とスライド可能に連結された液圧スライドロッド60が固定的に設置され、前記油タンク61と前記液圧管路58の中に作動油があり、前記移動スライダ64及び前記ベース63の頂面が前記本体21の底面と昇降棒65により連結され、
前記油ポンプ59を作動させ、前記液圧管路58の中の作動油が前記油タンク61の中に吸い込まれ、前記液圧スライドロッド60及び前記移動スライダ64が連動して右方へ移動し、前記昇降棒65により前記本体21及び前記洗浄キャビネット31が上昇する。
【0021】
初期状態において、前記本体21が最下にあり、前記洗い空間50の中に洗浄剤と清水があり、前記モータ親ねじ24が最左にあり、エアコンの本体カバーが取り外され、フィルターが露出している。
【0022】
エアコンに洗浄を行うには、まず油ポンプ59を作動させ、液圧管路58の中の作動油が油タンク61の中に吸い込まれ、液圧スライドロッド60及び移動スライダ64が連動して右方へ移動し、昇降棒65により本体21及び洗浄キャビネット31が上昇し、そして洗浄キャビネット31がエアコンと水平になり、本体21を移動させることで、洗浄キャビネット31の右面を壁と当接させ、且つ拭きブロック35をエアコンの頂面及び左面と当接させ、ここでは拭きブロック35が連結スライドロッド34において前後方向の端に位置し、フィルターと接触していなく、続いて駆動モータ22を作動させることで、親ねじスリーブ23が回転し、モータ親ねじ24及び横移動ブロック66を右方へ移動させ、押しブロック71がフィルターと当接したら、押しブロック71が移動ラック72及び押し板68を左方へ移動させ、回転歯車67及び回転軸69が回転し、フック70が回転し、フィルターがフック70に引掛り、ここで駆動モータ22を逆回転させ、親ねじスリーブ23により親ねじスリーブ23及び回転歯車67が左方へ移動し、押し板68が洗浄空間36の左壁と当接したら、移動ラック72及び押しブロック71を右方へ移動させ、回転軸69、回転歯車67及びフック70を逆回転させることで、フィルターを放し、フィルターが洗い空間50にある洗浄桶52に落下し、そして動力モータ75を作動させることで、伝動軸55が回転し、ベルト機構76により貫通軸39と延伸軸78を連動させて回転させ、従って伝動軸55が回転し、さらに第一自在継手54、縦軸56及び洗浄桶52を回転させ、洗浄桶52の中のフィルターが洗浄され、貫通軸39が回転したら、第三自在継手28、横軸37及びファン38を回転させ、洗浄空間36の中の埃が抽気溝90から埃空間25の中に吸い込まれ、延伸軸78が回転したら、第二自在継手79、短軸80及び楕円盤30を回転させ、楕円空間32によりスライダ33及び拭きブロック35が駆動されて左右に往復運動し、エアコンの上面と側面とをきれいに拭く。
【0023】
以上の方式により、当該分野の従業員は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。
【要約】
【課題】本願は家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機を開示した。
【解決手段】
本願発明の家事代行サービス会社向けのエアコン防塵機は、本体を含み、前記本体の右側には洗浄キャビネットが固定的に設置され、前記本体の底側にはベースが設置され、本願発明はエアコンとエアコンに設置されたフィルターに洗浄と拭きとを行え、エアコンを拭く時に、人は椅子に立つ必要がなく、即ち拭き作業の危険性を下げられ、また、フィルターを洗浄する前に自動的にフィルターを取り外すことができ、手動でフィルターを取り外す必要がなく、また、フィルターの取り外しとエアコンの洗浄はいずれも密閉環境で行われるため、ホコリの飛び散ることを回避でき、エアコンを洗浄する時に埃による屋内への汚染も防止でき、その他、高さを自動的に調整することで、配置高さの異なるエアコンに適用できる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6