(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6859544
(24)【登録日】2021年3月30日
(45)【発行日】2021年4月14日
(54)【発明の名称】圧力センサーテスト装置
(51)【国際特許分類】
G01L 25/00 20060101AFI20210405BHJP
【FI】
G01L25/00 A
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-70615(P2020-70615)
(22)【出願日】2020年4月9日
【審査請求日】2020年10月21日
(31)【優先権主張番号】202010055149.5
(32)【優先日】2020年1月17日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520126756
【氏名又は名称】東陽漢林伝感器有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】王晶
【審査官】
岡田 卓弥
(56)【参考文献】
【文献】
中国実用新案第209764336(CN,U)
【文献】
中国実用新案第207894552(CN,U)
【文献】
特開2012−225684(JP,A)
【文献】
特開平7−12665(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01L 7/00−23/32
G01L27/00−27/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体の中には空き空間が設けられ、前記空き空間の底壁には第二スライド溝が形成され、前記第二スライド溝の下端には第二回転空間が設けられ、前記第二回転空間の後端壁には第三モーターが固定的に連結され、前記第三モーターには前記第二回転空間の前後端壁と回転できるように連結された第一伝動軸が伝動できるように連結され、前記第二スライド溝の中にはトレイがスライドできるように連結され、前記トレイの上端壁には引っ掛かり溝が位置的に対称に形成され、右端にある前記引っ掛かり溝の中には高精度圧力センサーが固定的に連結され、前記トレイの下端には第一ラックが固定的に取り付けられ、前記第一ラックにおいて前記第二回転空間の中には第一歯車が噛み合っており、前記第一歯車が前記第一伝動軸と固定的に連結され、前記空き空間の上端壁には第一動き空間が設けられ、前記第一動き空間の上端壁には第一モーターが固定的に取り付けられ、前記第一モーターにはボルトが伝動できるように連結され、前記ボルトの下端が前記第一動き空間の下端壁と回転できるように連結され、前記ボルトには前記第一動き空間とスライドできるように連結された第一可動板がねじ山によって連結され、前記第一可動板には連結棒が固定的に連結され、前記連結棒の下端が前記空き空間と前記第一動き空間との間の壁を貫通して前記空き空間の中に延びており、前記連結棒の下端には固定板が固定的に連結され、前記固定板の下端壁には複数の第一スライド溝が位置的に対称に形成され、前記第一動き空間の右側には回転空間が設けられ、前記回転空間の中には疲労テスト装置が取り付けられ、前記回転空間の中には前記回転空間の左右両端壁と回転できるように連結されたウォームが取り付けられ、前記ウォームの後部がウォームホイールと噛み合っており、前記ウォームホイールが第二回転軸と固定的に連結され、前記第二回転軸の下端が前記回転空間の下端壁に回転できるように連結され、前記回転空間の下端後部には第二動き空間が連結され、前記第二動き空間の中には機械装置が設けられ、
前記疲労テスト装置は、前記第二回転軸に固定的に連結されたカムを含み、前記カムの左端壁には左方に開口したT型環状溝が形成され、前記T型環状溝には回転棒が回転できるように連結され、前記回転棒の左端にはスライドロッドが固定的に連結され、前記スライドロッドが前記回転空間と前記空き空間との間の壁にスライドできるように取り付けられ且つ前記空き空間に延びており、前記スライドロッドの下端において前記空き空間の中には可動ブロックが固定的に連結され、前記可動ブロックには固定ブロックがスライドできるように連結され、前記固定ブロックが下方に開口しており且つ凹溝を有し、前記固定ブロックの中には第三スライド溝が形成され、前記可動ブロックの左右両端において前記第三スライド溝の中にはスライドブロックが固定的に連結され、前記第三スライド溝の底壁には前記スライドブロックと固定的に連結された第二ばねが取り付けられ、
前記機械装置は、前記第三回転軸に固定的に連結された第一プーリーを含み、前記第一プーリーが送りベルトによって第二プーリーと連結され、前記第二プーリーが第三回転軸と固定的に連結され、前記第二動き空間の下側には第三動き空間が設けられ、前記第三回転軸の下端が前記第三動き空間に延びており且つ前記第二動き空間と前記第三動き空間との間の壁と回転できるように連結され、前記第三回転軸において前記第三動き空間の中にはスプラインスリーブがスプラインによって連結され、前記スプラインスリーブの外壁には前記第三動き空間とスライドできるように連結された第二可動板が回転できるように連結され、前記スプラインスリーブの下端には摩擦ブロックが固定的に連結され、前記第三動き空間の中には前記第三動き空間の底壁と回転できるよう連結された第二伝動軸が設けられ、前記第二伝動軸の下端には第二モーターが伝動できるように連結され、前記第二伝動軸の上端には摩擦盤が固定的に連結され、
前記第二可動板の上端が複数の第三ばねによって前記第三動き空間の上端壁と連結され、前記第三動き空間の下端が連結空間と連結され、前記第二可動板の下端が第二固定ブロックと固定的に連結され、前記第二可動板の左端下部には第一押し棒が固定的に連結され、前記第一押し棒の下端が前記第三動き空間と前記空き空間との間の壁を貫通して前記空き空間の中に延びており、前記第一押し棒の下端が前記固定ブロックの上端壁と固定的に連結され、前記第二固定ブロックが前記連結空間とスライドできるように連結され、前記連結空間の下端には前記連結空間の前後壁と回転できるように連結された第四回転軸が設けられ、前記第四回転軸には回転盤と第四歯車が固定的に連結され、前記回転盤が鎖によって前記第二固定ブロックの下端と連結され、前記第四歯車の下端には第二ラックが噛み合っており、前記第二ラックが前記連結空間の底壁とスライドできるように連結され、前記連結空間の右側には液圧空間が設けられ、前記第二ラックの右端が前記液圧空間の中に延びており且つ第一ピストン板と固定的に連結され、前記液圧空間の下端には第二ピストン板が設けられ、前記第二ピストン板の左端が第二押し棒と固定的に連結され、前記第二押し棒の左端が前記液圧空間の左端壁を貫通して前記第二スライド溝に延びており、
前記第一スライド溝の中にはプローブがスライドできるように連結され、前記第一スライド溝の頂壁には前記プローブと固定的に連結された第一ばねが取り付けられ、前記可動ブロックの下端壁には前記プローブがスライドできるように連結され、
初期状態に、前記第一可動板が前記第一動き空間の頂部に位置しており、
作動時に、使用者がテスト予定の圧力センサーを前記引っ掛かり溝に取り付け、前記第一モーターが作動し前記ボルトを回転させ、前記ボルトが前記第一可動板によって前記第一連結棒を降下させ、前記第一連結棒が前記固定板を降下させ、前記プローブが圧力センサーと接触し、前記プローブがデータを制御システムに送って比較し、前記第一モーターが逆回転し、前記固定板が初期位置に戻り、
圧力センサーと前記高精度センサーとのデータの差が条件を満たす場合、前記第三モーターは作動し、前記第一伝動軸が前記第一歯車を回転させ、前記第一歯車が前記第一ラックによって前記トレイを右方へ移動させ、前記トレイが最右端に移動したとき、前記第三モーターが止まり、前記トレイが前記第二押し棒を右方へ押し動かし、前記第二押し棒が前記第二ピストン板を右方へ移動させ、前記第一ピストン板が前記第二ラックを左方へ移動させ、前記第二ラックが前記第四歯車によって前記第四回転軸を回転させ、前記第四回転軸が前記回転盤を回転させ、前記回転盤が前記鎖を巻き取ることによって前記第二固定ブロックが前記第二可動板を降下させ、前記第二可動板が前記第一押し棒と前記スプラインスリーブを降下させ、前記第一押し棒が前記固定ブロックを降下させ、前記固定ブロックの下端が前記トレイと接触し、前記スプラインスリーブが前記摩擦ブロックを駆動し、前記摩擦ブロックが前記摩擦盤と接触し、前記第二モーターが作動し、前記第二伝動軸が前記摩擦盤と前記摩擦ブロックによって前記スプラインスリーブを回転させ、前記スプラインスリーブが前記第三回転軸によって前記第二プーリーを回転させ、前記第二プーリーが前記送りベルトによって前記第一プーリーを回転させ、前記第一プーリーが前記第三回転軸によって前記ウォームホイールを回転させ、前記ウォームホイールが前記ウォームによって前記カムを回転させ、前記カムが前記第一回転棒によって前記スライドロッドを上下に移動させ、前記スライドロッドが前記可動ブロックを上下に移動させ、前記プローブが前記可動ブロックにつれて圧力センサーと接触することを繰り返すことを特徴とする圧力センサーテスト装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明はセンサー技術分野を取り上げて、具体的には圧力センサーテスト装置である。
【背景技術】
【0002】
圧力センサーとは、圧力を電気信号に変えて出力するセンサーであり、電子部品である。センサーに対する要求が高く、製造中においてセンサーの効果に影響する要素が多いため、センサーをテストする必要がある。今市販されているテスト装置のほとんどはセンサーの精度に対してテストをするだけで、センサーの使用寿命を検知できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105628286号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明の目的は圧力センサーテスト装置を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する:本願発明である圧力センサーテスト装置は、本体を含み、前記本体の中には空き空間が設けられ、前記空き空間の底壁には第二スライド溝が形成され、前記第二スライド溝の下端には第二回転空間が設けられ、前記第二回転空間の後端壁には第三モーターが固定的に連結され、前記第三モーターには前記第二回転空間の前後端壁と回転できるように連結された第一伝動軸が伝動できるように連結され、前記第二スライド溝の中にはトレイがスライドできるように連結され、前記トレイの上端壁には引っ掛かり溝が位置的に対称に形成され、右端にある前記引っ掛かり溝の中には高精度圧力センサーが固定的に連結され、前記トレイの下端には第一ラックが固定的に取り付けられ、前記第一ラックにおいて前記第二回転空間の中には第一歯車が噛み合っており、前記第一歯車が前記第一伝動軸と固定的に連結され、前記空き空間の上端壁には第一動き空間が設けられ、前記第一動き空間の上端壁には第一モーターが固定的に取り付けられ、前記第一モーターにはボルトが伝動できるように連結され、前記ボルトの下端が前記第一動き空間の下端壁と回転できるように連結され、前記ボルトには前記第一動き空間とスライドできるように連結された第一可動板がねじ山によって連結され、前記第一可動板には連結棒が固定的に連結され、前記連結棒の下端が前記空き空間と前記第一動き空間との間の壁を貫通して前記空き空間の中に延びており、前記連結棒の下端には固定板が固定的に連結され、前記固定板の下端壁には複数の第一スライド溝が位置的に対称に形成され、前記第一動き空間の右側には回転空間が設けられ、前記回転空間の中には疲労テスト装置が取り付けられ、前記回転空間の中には前記回転空間の左右両端壁と回転できるように連結されたウォームが取り付けられ、前記ウォームの後部がウォームホイールと噛み合っており、前記ウォームホイールが第二回転軸と固定的に連結され、前記第二回転軸の下端が前記回転空間の下端壁に回転できるように連結され、前記回転空間の下端後部には第二動き空間が連結され、前記第二動き空間の中には
機械装置が設けられている。
【0006】
優選の技術プランとして、前記疲労テスト装置は、前記第二回転軸に固定的に連結されたカムを含み、前記カムの左端壁には左方に開口したT型環状溝が形成され、前記T型環状溝には回転棒が回転できるように連結され、前記回転棒の左端にはスライドロッドが固定的に連結され、前記スライドロッドが前記回転空間と前記空き空間との間の壁にスライドできるように取り付けられ且つ前記空き空間に延びており、前記スライドロッドの下端において前記空き空間の中には可動ブロックが固定的に連結され、前記可動ブロックには固定ブロックがスライドできるように連結され、前記固定ブロックが下方に開口しており且つ凹溝を有し、前記固定ブロックの中には第三スライド溝が形成され、前記可動ブロックの左右両端において前記第三スライド溝の中にはスライドブロックが固定的に連結され、前記第三スライド溝の底壁には前記スライドブロックと固定的に連結された第二ばねが取り付けられている。
【0007】
優選の技術プランとして、前記
機械装置は、前記第三回転軸に固定的に連結された第一プーリーを含み、前記第一プーリーが送りベルトによって第二プーリーと連結され、前記第二プーリーが第三回転軸と固定的に連結され、前記第二動き空間の下側には第三動き空間が設けられ、前記第三回転軸の下端が前記第三動き空間に延びており且つ前記第二動き空間と前記第三動き空間との間の壁と回転できるように連結され、前記第三回転軸において前記第三動き空間の中にはスプラインスリーブがスプラインによって連結され、前記スプラインスリーブの外壁には前記第三動き空間とスライドできるように連結された第二可動板が回転できるように連結され、前記スプラインスリーブの下端には摩擦ブロックが固定的に連結され、前記第三動き空間の中には前記第三動き空間の底壁と回転できるよう連結された第二伝動軸が設けられ、前記第二伝動軸の下端には第二モーターが伝動できるように連結され、前記第二伝動軸の上端には摩擦盤が固定的に連結されている。
【0008】
優選の技術プランとして、前記第二可動板の上端が複数の第三ばねによって前記第三動き空間の上端壁と連結され、前記第三動き空間の下端が連結空間と連結され、前記第二可動板の下端が第二固定ブロックと固定的に連結され、前記第二可動板の左端下部には第一押し棒が固定的に連結され、前記第一押し棒の下端が前記第三動き空間と前記空き空間との間の壁を貫通して前記空き空間の中に延びており、前記第一押し棒の下端が前記固定ブロックの上端壁と固定的に連結され、前記第二固定ブロックが前記連結空間とスライドできるように連結され、前記連結空間の下端には前記連結空間の前後壁と回転できるように連結された第四回転軸が設けられ、前記第四回転軸には回転盤と第四歯車が固定的に連結され、前記回転盤が鎖によって前記第二固定ブロックの下端と連結され、前記第四歯車の下端には第二ラックが噛み合っており、前記第二ラックが前記連結空間の底壁とスライドできるように連結され、前記連結空間の右側には液圧空間が設けられ、前記第二ラックの右端が前記液圧空間の中に延びており且つ第一ピストン板と固定的に連結され、前記液圧空間の下端には第二ピストン板が設けられ、前記第二ピストン板の左端が第二押し棒と固定的に連結され、前記第二押し棒の左端が前記液圧空間の左端壁を貫通して前記第二スライド溝に延びている。
【0009】
優選の技術プランとして、前記第一スライド溝の中にはプローブがスライドできるように連結され、前記第一スライド溝の頂壁には前記プローブと固定的に連結された第一ばねが取り付けられ、前記可動ブロックの下端壁には前記プローブがスライドできるように連結されている。
【発明の効果】
【0010】
有益効果:本願発明は、構造が簡単で、操作が便利であり、センサーに対して感度テストを行った後に疲労テストを行うことができ、作業効率を向上させ、また、プローブとセンサーをばねで保護し、トレイの移動によって疲労テストの開始を制御し、下方に開口した固定ブロックによって疲労テスト中に他の要素がテストの結果に影響することを防止する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に
図1〜2をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
【発明を実施するための形態】
【0013】
本願発明である圧力センサーテスト装置は、本体1を含み、前記本体1の中には空き空間31が設けられ、前記空き空間31の底壁には第二スライド溝9が形成され、前記第二スライド溝9の下端には第二回転空間57が設けられ、前記第二回転空間57の後端壁には第三モーター32が固定的に連結され、前記第三モーター32には前記第二回転空間57の前後端壁と回転できるように連結された第一伝動軸30が伝動できるように連結され、前記第二スライド溝9の中にはトレイ8がスライドできるように連結され、前記トレイ8の上端壁には引っ掛かり溝56が位置的に対称に形成され、右端にある前記引っ掛かり溝56の中には高精度圧力センサー28が固定的に連結され、前記トレイ8の下端には第一ラック27が固定的に取り付けられ、前記第一ラック27において前記第二回転空間57の中には第一歯車29が噛み合っており、前記第一歯車29が前記第一伝動軸30と固定的に連結され、前記空き空間31の上端壁には第一動き空間11が設けられ、前記第一動き空間11の上端壁には第一モーター12が固定的に取り付けられ、前記第一モーター12にはボルト2が伝動できるように連結され、前記ボルト2の下端が前記第一動き空間11の下端壁と回転できるように連結され、前記ボルト2には前記第一動き空間11とスライドできるように連結された第一可動板10がねじ山によって連結され、前記第一可動板10には連結棒3が固定的に連結され、前記連結棒3の下端が前記空き空間31と前記第一動き空間11との間の壁を貫通して前記空き空間31の中に延びており、前記連結棒3の下端には固定板6が固定的に連結され、前記固定板6の下端壁には複数の第一スライド溝4が位置的に対称に形成され、前記第一動き空間11の右側には回転空間17が設けられ、前記回転空間17の中には疲労テスト装置が取り付けられ、前記回転空間17の中には前記回転空間17の左右両端壁と回転できるように連結されたウォーム34が取り付けられ、前記ウォーム34の後部がウォームホイール38と噛み合っており、前記ウォームホイール38が第二回転軸35と固定的に連結され、前記第二回転軸35の下端が前記回転空間17の下端壁に回転できるように連結され、前記回転空間17の下端後部には第二動き空間41が連結され、前記第二動き空間41の中には
機械装置が設けられている。
【0014】
有益に、前記疲労テスト装置は、前記第二回転軸34に固定的に連結されたカム16を含み、前記カム16の左端壁には左方に開口したT型環状溝15が形成され、前記T型環状溝15には回転棒14が回転できるように連結され、前記回転棒14の左端にはスライドロッド13が固定的に連結され、前記スライドロッド13が前記回転空間17と前記空き空間31との間の壁にスライドできるように取り付けられ且つ前記空き空間31に延びており、前記スライドロッド13の下端において前記空き空間31の中には可動ブロック33が固定的に連結され、前記可動ブロック33には固定ブロック21がスライドできるように連結され、前記固定ブロック21が下方に開口しており且つ凹溝を有し、前記固定ブロック21の中には第三スライド溝58が形成され、前記可動ブロック33の左右両端において前記第三スライド溝58の中にはスライドブロック20が固定的に連結され、前記第三スライド溝58の底壁には前記スライドブロック20と固定的に連結された第二ばね22が取り付けられている。
【0015】
有益に、前記
機械装置は、前記第三回転軸35に固定的に連結された第一プーリー39を含み、前記第一プーリー39が送りベルト40によって第二プーリー42と連結され、前記第二プーリー42が第三回転軸43と固定的に連結され、前記第二動き空間41の下側には第三動き空間44が設けられ、前記第三回転軸43の下端が前記第三動き空間44に延びており且つ前記第二動き空間41と前記第三動き空間44との間の壁と回転できるように連結され、前記第三回転軸43において前記第三動き空間44の中にはスプラインスリーブ45がスプラインによって連結され、前記スプラインスリーブ45の外壁には前記第三動き空間44とスライドできるように連結された第二可動板18が回転できるように連結され、前記スプラインスリーブ45の下端には摩擦ブロック46が固定的に連結され、前記第三動き空間44の中には前記第三動き空間44の底壁と回転できるよう連結された第二伝動軸48が設けられ、前記第二伝動軸48の下端には第二モーター49が伝動できるように連結され、前記第二伝動軸48の上端には摩擦盤47が固定的に連結されている。
【0016】
有益に、前記第二可動板18の上端が複数の第三ばね36によって前記第三動き空間44の上端壁と連結され、前記第三動き空間44の下端が連結空間37と連結され、前記第二可動板18の下端が第二固定ブロック54と固定的に連結され、前記第二可動板18の左端下部には第一押し棒19が固定的に連結され、前記第一押し棒19の下端が前記第三動き空間44と前記空き空間33との間の壁を貫通して前記空き空間33の中に延びており、前記第一押し棒19の下端が前記固定ブロック21の上端壁と固定的に連結され、前記第二固定ブロック54が前記連結空間37とスライドできるように連結され、前記連結空間37の下端には前記連結空間37の前後壁と回転できるように連結された第四回転軸51が設けられ、前記第四回転軸51には回転盤50と第四歯車52が固定的に連結され、前記回転盤50が鎖53によって前記第二固定ブロック54の下端と連結され、前記第四歯車52の下端には第二ラック24が噛み合っており、前記第二ラック24が前記連結空間37の底壁とスライドできるように連結され、前記連結空間37の右側には液圧空間23が設けられ、前記第二ラック24の右端が前記液圧空間23の中に延びており且つ第一ピストン板55と固定的に連結され、前記液圧空間23の下端には第二ピストン板25が設けられ、前記第二ピストン板25の左端が第二押し棒26と固定的に連結され、前記第二押し棒26の左端が前記液圧空間23の左端壁を貫通して前記第二スライド溝9に延びている。
【0017】
有益に、前記第一スライド溝4の中にはプローブ7がスライドできるように連結され、前記第一スライド溝4の頂壁には前記プローブ7と固定的に連結された第一ばね5が取り付けられ、前記可動ブロック33の下端壁には前記プローブ7がスライドできるように連結されている。
【0018】
初期状態に、前記第一可動板10が前記第一動き空間11の頂部に位置する。
【0019】
作動時に、使用者がテスト予定の圧力センサーを前記引っ掛かり溝56に取り付け、前記第一モーター12が作動し前記ボルト2を回転させ、前記ボルト2が前記第一可動板10によって前記第一連結棒3を降下させ、前記第一連結棒3が前記固定板6を降下させ、前記プローブ7が圧力センサーと接触し、前記プローブ7がデータを制御システムに送って比較し、前記第一モーター12が逆回転し、前記固定板6が初期位置に戻る。
【0020】
圧力センサーと前記高精度センサー28とのデータの差が条件を満たす場合、前記第三モーター32は作動し、前記第一伝動軸30が前記第一歯車29を回転させ、前記第一歯車29が前記第一ラック27によって前記トレイ8を右方へ移動させ、前記トレイ8が最右端に移動したとき、前記第三モーター3が止まり、前記トレイ8が前記第二押し棒26を右方へ押し動かし、前記第二押し棒26が前記第二ピストン板25を右方へ移動させ、前記第一ピストン板55が前記第二ラック24を左方へ移動させ、前記第二ラック24が前記第四歯車52によって前記第四回転軸51を回転させ、前記第四回転軸51が前記回転盤50を回転させ、前記回転盤50が前記鎖53を巻き取ることによって前記第二固定ブロック54が前記第二可動板18を降下させ、前記第二可動板18が前記第一押し棒19と前記スプラインスリーブ45を降下させ、前記第一押し棒19が前記固定ブロック21を降下させ、前記固定ブロック21の下端が前記トレイ8と接触し、前記スプラインスリーブ45が前記摩擦ブロック46を駆動し、前記摩擦ブロック46が前記摩擦盤47と接触し、前記第二モーター49が作動し、前記第二伝動軸48が前記摩擦盤47と前記摩擦ブロック46によって前記スプラインスリーブ45を回転させ、前記スプラインスリーブ45が前記第三回転軸43によって前記第二プーリー45を回転させ、前記第二プーリー45が前記送りベルト40によって前記第一プーリー39を回転させ、前記第一プーリー39が前記第三回転軸35によって前記ウォームホイール38を回転させ、前記ウォームホイール38が前記ウォーム34によって前記カム16を回転させ、前記カム16が前記第一回転棒14によって前記スライドロッド13を上下に移動させ、前記スライドロッド13が前記可動ブロック33を上下に移動させ、前記プローブ7が前記可動ブロック33につれて圧力センサーと接触することを繰り返す。
【0021】
作業終了のとき、前記第二モーター49が止まり、前記第三モーター32が逆回転し、前記トレイ8が左方へ移動し初期位置に戻り、前記第三ばね36が前記第二可動板18を上方へ移動させ、前記第二可動板18が前記第一押し棒19と前記第二固定ブロック54と前記スプラインスリーブ45を上昇させ、前記固定ブロック54が前記鎖53を介して前記回転盤50を逆回転させ、前記第二押し棒26が初期位置に戻る。
【0022】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】 (修正有)
【課題】感度テストと疲労テストが可能な圧力センサーテスト装置を提供する。
【解決手段】本体1を含み、本体1の中には空き空間31が設けられ、空き空間31の底壁には第二スライド溝9が形成され、第二スライド溝9の下端には第二回転空間57が設けられ、第二回転空間57の後端壁には第三モーターが固定的に連結され、前記第三モーターには第二回転空間57の前後端壁と回転できるように連結された第一伝動軸30が伝動できるように連結され、第二スライド溝9の中にはトレイ8がスライドできるように連結され、トレイ8の上端壁には引っ掛かり溝56が位置的に対称に形成され、右端にある引っ掛かり溝56の中には高精度圧力センサー28が固定的に連結され、トレイ8の下端には第一ラック27が固定的に取り付けられている。
【選択図】
図1