特許文献1では、各通信装置の設定内容を整合させる必要があるので、設定変更に時間がかかるとともに、設定作業において誤りが生じやすくなるという課題が提示されている。
すなわち、通信システム全体に関係するような設定変更が求められる場合、システム設計者や管理者などに、通信装置の接続関係(トポロジ)、仮想ネットワーク(VLAN(Virtual Local Area Network)/サブネットワーク)の情報、経路情報(ルーティング情報)などを考慮して、設定変更の対象となる通信装置を選別した上で設定変更を行うことが要請される。例えばトポロジが異なると、1つの通信装置に対する設定変更の内容が異なる場合があるからである。また、設定変更が必要とされる通信装置と必要とされない通信装置とが存在することもあるからである。
さらに、通信装置の役割や機種やメーカ(製造者)が異なると、設定方法は異なる。また、一般に、通信装置に接続するための通信方式が複数存在しているが、通信方式毎に設定方法が異なっている。また、一メーカの通信装置であっても、通信装置の用途や機種が異なると、設定形式が異なる場合がある。
以上のように、同じような設定変更を行う場合であっても、機種の相違等に応じて接続方法や設定形式が変わるので、設定変更には大きなコスト(システム設計者等の作業負荷など)がかかる。
なお、特許文献1には、ネットワーク機器の構成定義におけるコストを低減するために、構成定義のひな形を用意し、ひな形に沿って新たな構成定義を行うことが記載されている。しかし、適合するひな形が存在しないような構成定義が求められる場合には、やはり、人手によって構成定義が実行されるので、汎用性に欠ける。
本発明は、システム設計者等に負荷をかけることなく通信装置の設定変更を行えるようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明による通信システム設定方法は、通信システムにおける通信装置に対する設定を行う通信システム設定方法であって、所定のプロトコルを使用して通信システムにおける各通信装置で管理されている接続に関する情報を収集し、収集した情報にもとづいて通信システムにおける各通信装置のトポロジ情報を生成し、生成したトポロジ情報にもとづいて通信装置に接続される機器間の通信経路を探索し、探索された通信経路上の通信装・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る