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特許6859932スケジュール管理システム、スケジュール管理装置及びコンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6859932
(24)【登録日】2021年3月30日
(45)【発行日】2021年4月14日
(54)【発明の名称】スケジュール管理システム、スケジュール管理装置及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20120101AFI20210405BHJP
【FI】
   G06Q10/10 344
【請求項の数】10
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2017-220912(P2017-220912)
(22)【出願日】2017年11月16日
(65)【公開番号】特開2019-91345(P2019-91345A)
(43)【公開日】2019年6月13日
【審査請求日】2020年5月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】000100768
【氏名又は名称】アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000992
【氏名又は名称】特許業務法人ネクスト
(72)【発明者】
【氏名】國本 篤矢
(72)【発明者】
【氏名】谷野 亘
(72)【発明者】
【氏名】坪井 豊英
【審査官】 石川 正二
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−226611(JP,A)
【文献】 特開2004−038580(JP,A)
【文献】 特開2007−148654(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0046311(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理システムであって、
スケジュールを登録するスケジュール登録手段と、
ユーザの操作に基づいて前記スケジュールに対してユーザの興味の度合いを示すバロメータを複数段階のいずれかに設定するバロメータ設定手段と、
前記バロメータ設定手段により設定されたバロメータの段階を、前記スケジュールに紐付けて登録するバロメータ登録手段と、
紐付けられたバロメータの段階に基づいて登録された前記スケジュールを管理するスケジュール管理手段と、を有するスケジュール管理システム。
【請求項2】
現在の状況に応じて前記スケジュールに紐付けられたバロメータの段階を変動するバロメータ変動手段を有する請求項1に記載のスケジュール管理システム。
【請求項3】
前記バロメータ変動手段は、前記バロメータ設定手段によって設定されたバロメータの段階の初期値が閾値以下のバロメータを対象として、バロメータの段階を変動する請求項2に記載のスケジュール管理システム。
【請求項4】
前記スケジュールに対して地点を紐付けて登録する地点登録手段を有し、
前記バロメータ変動手段は、ユーザの現在位置から所定距離以内にある地点が紐付けられた前記スケジュールのバロメータを、現在の段階からより高い段階へと上昇させる請求項2又は請求項3に記載のスケジュール管理システム。
【請求項5】
前記バロメータ変動手段は、前記スケジュールのバロメータを上昇させた後に、ユーザの現在位置が前記スケジュールに紐付けられた地点から所定距離外に移動した場合に、前記スケジュールのバロメータを上昇前の段階へと戻す請求項4に記載のスケジュール管理システム。
【請求項6】
前記スケジュールに対して日付又は時刻を紐付けて登録する時期登録手段を有し、
前記バロメータ変動手段は、現在の日付又は時刻から所定差分内にある日付又は時刻が紐付けられた前記スケジュールのバロメータを、現在の段階からより高い段階へと上昇させる請求項2又は請求項3に記載のスケジュール管理システム。
【請求項7】
前記バロメータ変動手段は、前記スケジュールのバロメータを上昇させた後に、現在の日付又は時刻が前記スケジュールに紐付けられた日付又は時刻を過ぎた場合に、前記スケジュールのバロメータを上昇前の段階へと戻す請求項6に記載のスケジュール管理システム。
【請求項8】
前記スケジュールを他のユーザと共有する共有手段を有し、
前記バロメータ変動手段は、前記他のユーザから共感を得た前記スケジュールのバロメータを現在の段階からより高い段階へと上昇させる請求項2又は請求項3に記載のスケジュール管理システム。
【請求項9】
ユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理装置であって、
スケジュールを登録するスケジュール登録手段と、
ユーザの操作に基づいて前記スケジュールに対してユーザの興味の度合いを示すバロメータを複数段階のいずれかに設定するバロメータ設定手段と、
前記バロメータ設定手段により設定されたバロメータの段階を、前記スケジュールに紐付けて登録するバロメータ登録手段と、
紐付けられたバロメータの段階に基づいて登録された前記スケジュールを管理するスケジュール管理手段と、を有するスケジュール管理装置。
【請求項10】
ユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理装置を、
スケジュールを登録するスケジュール登録手段と、
ユーザの操作に基づいて前記スケジュールに対してユーザの興味の度合いを示すバロメータを複数段階のいずれかに設定するバロメータ設定手段と、
前記バロメータ設定手段により設定された前記バロメータの段階を、前記スケジュールに紐付けて登録するバロメータ登録手段と、
紐付けられた前記バロメータの段階に基づいて登録された前記スケジュールを管理するスケジュール管理手段と、
して機能させる為のコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理システム、スケジュール管理装置及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ユーザによって登録されたユーザのスケジュールを管理するシステムについて種々提案されている。尚、スケジュールとしては、具体的に実行する内容や日時が決定しているスケジュール以外にも、今後に機会があればユーザが実行したいこと、今後に機会があればユーザが行きたい場所等の抽象的な内容についてもスケジュールとして登録することが可能である。
【0003】
したがって、登録されたスケジュールの中には、相当昔に登録されたスケジュールやユーザが安易な気持ちで登録したスケジュール等も含むこととなり、ユーザが登録したスケジュールの内容を忘れている場合も多い。更に、登録されるスケジュールの数が必要に多くなる状況も考えられる。従って、登録されたスケジュールをどのように管理し、ユーザに対して案内するのかが問題となっていた。例えば特開2003−130672号公報には、スケジュールとして登録された場所(行先)にユーザが近づいた場合、或いはスケジュールとして登録された日時に現在の日時が近づいた場合に、該当するスケジュールをユーザに案内する技術について提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−130672号公報(第6−8頁)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述したようにユーザが安易な気持ちでスケジュールを登録する場合もあるので、登録されたスケジュールは必ずしもユーザが案内を必要とするスケジュールであるとは限らない。登録されたスケジュールの中には、ユーザにとって興味の度合いが高いものもあれば低いものもある。
【0006】
上記特許文献1は、スケジュールに登録された場所や日時に近づいた時点で、該当するスケジュールを全て案内対象とするので、該当するスケジュールが多数ある場合には、ユーザにとって興味の度合いが高いスケジュールが含まれていたとしても、多数のスケジュールの中に埋もれてしまう可能性がある。また、ユーザにとって興味の度合いが低いスケジュールを含めてユーザは案内されたスケジュールを全て確認する必要が生じるので、ユーザの作業負担が増加することとなっていた。
【0007】
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、ユーザの興味の度合いをスケジュールに紐付けることによって、ユーザの興味の度合いでスケジュールを識別して管理することを可能にしたスケジュール管理システム、スケジュール管理装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため本発明に係るスケジュール管理システムは、ユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理システムであって、スケジュールを登録するスケジュール登録手段と、ユーザの操作に基づいて前記スケジュールに対してユーザの興味の度合いを示すバロメータを複数段階のいずれかに設定するバロメータ設定手段と、前記バロメータ設定手段により設定されたバロメータの段階を、前記スケジュールに紐付けて登録するバロメータ登録手段と、紐付けられたバロメータの段階に基づいて登録された前記スケジュールを管理するスケジュール管理手段と、を有する。
尚、『スケジュールの管理』には、記憶媒体へスケジュールを記憶することに加えて、表示や音声によるユーザへのスケジュールの案内等についても含む。
【0009】
また、本発明に係るスケジュール管理装置は、ユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理装置であって、スケジュールを登録するスケジュール登録手段と、ユーザの操作に基づいて前記スケジュールに対してユーザの興味の度合いを示すバロメータを複数段階のいずれかに設定するバロメータ設定手段と、前記バロメータ設定手段により設定されたバロメータの段階を、前記スケジュールに紐付けて登録するバロメータ登録手段と、紐付けられたバロメータの段階に基づいて登録された前記スケジュールを管理するスケジュール管理手段と、を有する。
【0010】
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、ユーザのスケジュールを管理するプログラムである。具体的には、スケジュール管理装置を、スケジュールを登録するスケジュール登録手段と、ユーザの操作に基づいて前記スケジュールに対してユーザの興味の度合いを示すバロメータを複数段階のいずれかに設定するバロメータ設定手段と、前記バロメータ設定手段により設定された前記バロメータの段階を、前記スケジュールに紐付けて登録するバロメータ登録手段と、紐付けられた前記バロメータの段階に基づいて登録された前記スケジュールを管理するスケジュール管理手段と、して機能させる。
【発明の効果】
【0011】
前記構成を有する本発明に係るスケジュール管理システム、スケジュール管理装置及びコンピュータプログラムによれば、ユーザの興味の度合いをスケジュールに紐付けて管理することによって、ユーザの興味の度合いでスケジュールを識別して管理することが可能となる。その結果、スケジュールが多数登録されている場合であっても、ユーザにとって必要なスケジュールを、ユーザの作業負担を増やすことなくユーザに適切に把握させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本実施形態に係るスケジュール管理システムを示した概略構成図である。
図2】本実施形態に係る情報端末の制御系を模式的に示すブロック図である。
図3】登録されたスケジュールの一例を示した図である。
図4】本実施形態に係るスケジュール管理プログラムのフローチャートである。
図5】ディスプレイに表示されるスケジュール入力画面の一例について示した図である。
図6】スケジュールの案内方法の例を示した図である。
図7】スケジュールの案内方法の例を示した図である。
図8】スケジュールの案内方法の例を示した図である。
図9】スケジュールの案内方法の例を示した図である。
図10】本実施形態に係るバロメータ変動プログラムのフローチャートである。
図11】ユーザの現在位置に基づいてバロメータを変動する例を示した図である。
図12】現在の日付または時刻に基づいてバロメータを変動する例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係るスケジュール管理システムを具体化した一実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るスケジュール管理システム1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係るスケジュール管理システム1を示した概略構成図である。
【0014】
図1に示すように、本実施形態に係るスケジュール管理システム1は、スケジュール管理サーバ2と、複数のユーザ3がそれぞれ所持する情報端末(スケジュール管理装置)5と、から基本的に構成されている。また、スケジュール管理サーバ2と情報端末5は通信ネットワーク網6を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。尚、情報端末5としては例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等がある。
【0015】
ここで、スケジュール管理サーバ2は、情報端末5に対して地図情報等のスケジュールの管理に必要な各種情報を配信するサーバである。また、スケジュール管理サーバ2は、複数の情報端末5の間で管理するスケジュールに関する情報を互いに送受信することによって、複数のユーザ間でスケジュールの共有(シェア)を行うことについて可能とする。
【0016】
一方、情報端末5は、ユーザ3が所持し、ユーザ3がスケジュールを入力することによってスケジュールを登録する機能や登録されたスケジュールを案内する機能等を備えた情報端末が用いられ、例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等が該当する。特に情報端末5がスマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータである場合については、それらの情報端末5にユーザのスケジュールを管理する為のアプリケーションプログラムがインストールされた状態とする。
【0017】
尚、各ユーザ3によって登録されたスケジュールについては、ユーザ3が有する各情報端末5において記憶しても良いし、スケジュール管理サーバ2で複数のユーザ3のスケジュールを一括して記憶しても良い。以下の説明では、ユーザ3が有する各情報端末5において記憶することとする。尚、地図情報等のスケジュールの管理に必要な情報を予め情報端末5に格納し、且つ登録されたスケジュールをユーザ3が有する各情報端末5において記憶することとすれば、スケジュール管理サーバ2を除いて情報端末5のみでスケジュール管理システム1を構成することも可能である。
【0018】
また、通信ネットワーク網6は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。
ここで、基地局は情報端末5との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網6の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にある情報端末5の通信をスケジュール管理サーバ2との間で中継する役割を持つ。
【0019】
次に、ユーザ3が所有する情報端末5の概略構成について図2を用いて説明する。図2は本実施形態に係る情報端末5の制御系を模式的に示すブロック図である。尚、以下では特に情報端末5がスマートフォンである場合を例に挙げて説明する。
【0020】
図7に示すように情報端末5はデータバスBUSに、CPU11と、情報端末5を所持するユーザ3に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)や登録されたスケジュール等が記憶されたメモリ12と、通信ネットワーク網6の基地局との間で信号の送受信を行う送受信回路部(RF)13と、送受信回路部13において受信したRF(Radio Frequency)信号をベースバンド信号に変換するとともにベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド処理部14と、マイクロホン15及びスピーカ16等とのインターフェイスである入出力部17と、液晶表示パネル等で構成されたディスプレイ18と、タッチパネルやハードボタン等から構成される入力操作部19と、GPS20と、カメラ21とが接続されることにより構成されている。
【0021】
ここで、情報端末5に内蔵されるCPU11は、メモリ12に格納されている動作プログラムに従って種々の動作を実行する情報端末5の制御手段であり、メモリ12とともに情報端末ECU22を構成する。また、情報端末ECU22の各種処理内容は必要に応じてディスプレイ18に表示される。尚、情報端末ECU22は、処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、スケジュール登録手段は、スケジュールを登録する。バロメータ設定手段は、ユーザの操作に基づいてスケジュールに対してユーザの興味の度合いを示すバロメータを複数段階のいずれかに設定する。バロメータ登録手段は、バロメータ設定手段により設定されたバロメータの段階を、スケジュールに紐付けて登録する。スケジュール管理手段は、紐付けられたバロメータの段階に基づいて登録されたスケジュールを管理する。
【0022】
また、メモリ12は情報端末5を所持するユーザ3に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)やユーザによって入力されたスケジュールやカメラ21によって撮像された撮像画像等が記憶された記憶媒体である。また、後述のスケジュール管理プログラム(図4参照)やバロメータ変動プログラム(図10参照)を含む各種アプリケーションプログラムについても記憶される。尚、ユーザによって入力されたスケジュールはメモリ12に記憶せずにスケジュール管理サーバ2に記憶し、通信により取得する構成としても良い。また、メモリ12は、ハードディスク、メモリーカード等により構成しても良い。
【0023】
ここで、メモリ12に格納される『スケジュール』は、ユーザ3が該当するアプリケーションプログラムを起動させた状態で入力することによって登録され、メモリ12に格納される。尚、登録可能なスケジュールは、具体的に実行する内容や日時が決定しているスケジュール以外にも、今後に機会があればユーザが実行したいこと、今後に機会があればユーザが行きたい場所等の抽象的な内容についてもスケジュールとして登録することが可能である。尚、本実施形態では、図3に示すように『登録画像』、『タイトル』、『興味バロメータ』、『タグ』、『地点情報』、『時期情報』が互いに紐付けられてスケジュールとして記憶される。図3は登録されたスケジュールの一例を示した図である。
【0024】
『登録画像』はユーザがスケジュールを登録する際に任意に選択できる画像であり、基本的にはスケジュールに関連する画像(例えばスケジュールが店舗に行くスケジュールである場合には当該店舗の画像)などが選択される。尚、『登録画像』は、カメラ21により撮像した画像から選択しても良いし、インターネット上でダウンロードした画像から選択しても良い。
『タイトル』はユーザがスケジュールを登録する際に任意に入力できる文字列であり、スケジュールの内容の要約などが入力される。
『興味バロメータ』はユーザがスケジュールを登録する際に任意に設定できる値であり、スケジュールに対してユーザの興味の度合いを複数段階で示すバロメータである。本実施形態では特に1(低)〜5(高)の5段階で設定可能とし、更に後述のように現在の状況に応じてバロメータの段階は随時変動する。
『タグ』はユーザがスケジュールを登録する際に複数の候補から任意に選択できる文字列(キーワード)であり、スケジュールの種類や内容に関連するキーワードが選択される。尚、『タグ』は複数選択することも可能である。
『地点情報』はユーザがスケジュールを登録する際に任意に入力できる値であり、スケジュールと関連する地点(例えばスケジュールが店舗に行くスケジュールである場合には当該店舗の所在地)を示す情報である。尚、『登録地点』としては座標を記憶しでも良いし、住所や地点名を記憶しても良い。例えば、ディスプレイ18に表示された地図上でユーザが選択した地点を『地点情報』として登録することも可能である。
『時期情報』はユーザがスケジュールを登録する際に任意に入力できる値であり、スケジュールを実行する時期(例えばスケジュールが店舗に行くスケジュールである場合には当該店舗に行く予定の日時)を示す情報である。尚、『時期情報』としては日時の範囲(例えば2017年11月11日〜11月18日)を登録することも可能である。
【0025】
尚、ユーザがスケジュールを登録する際には、必ずしも上述した『登録画像』、『タイトル』、『興味バロメータ』、『タグ』、『地点情報』、『時期情報』の全てを入力する必要はない。また、『タイトル』、『タグ』、『地点情報』については自動で入力するようにしても良い。また。『登録画像』、『タイトル』、『興味バロメータ』、『地点情報』、『時期情報』以外の情報についてもスケジュールに含めても良い。
【0026】
また、ディスプレイ18は、筐体の一面に配設されており、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。そして、情報端末5にインストールされている各種アプリケーションを実行する為のトップ画面や、実行されたアプリケーションに係る画面(インターネット画面、メール画面等)や、画像、動画等の各種情報が表示される。また、ユーザのスケジュールを管理する為のアプリケーションが起動された状態では、スケジュールの入力画面や、現時点で登録されているスケジュールを案内する案内画面等についても表示される。
【0027】
また、入力操作部19は、ディスプレイ18の前面に設けられたタッチパネルや筐体に配置されたハードボタン等によって構成されている。そして、情報端末ECU22は、タッチパネルやハードボタンの押下等により出力される電気信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。また、本実施形態では、ユーザが自らのスケジュールを情報端末5に入力する際にも操作される。尚、入力操作部19は、番号/文字入力キー、表示された内容を選択するためのカーソルを動かすカーソルキー、選択を確定する決定キー等の各種キー等により構成することもできる。
【0028】
また、GPS20は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、情報端末5(即ちユーザ3)の現在位置及び現在日時を検出可能とする。また、GPS20以外にも情報端末5の現在位置や方位を検出する為の他の装置(例えばジャイロセンサ等)を備える構成としても良い。
【0029】
また、カメラ21は、例えばCCD等の固体撮像素子を用いたカメラにより構成される小型の撮像装置であり、情報端末5の背面側に内蔵される。そして、専用のアプリケーションプログラムが起動された状態で、ユーザが入力操作部19を操作することによって周辺を撮像することが可能となる。尚、カメラ21で撮像された撮像画像は、メモリ12に格納され後述のようにスケジュールを登録する際の登録画像として用いることも可能である。
【0030】
続いて、前記構成を有するスケジュール管理システム1を構成する情報端末5において実行するスケジュール管理プログラムについて図4に基づき説明する。図4は本実施形態に係るスケジュール管理プログラムのフローチャートである。ここで、スケジュール管理プログラムは、情報端末5においてユーザのスケジュールを管理する為の所定のアプリケーションプログラムが起動された後に実行され、ユーザのスケジュールの登録並びに管理を行うプログラムである。尚、以下の図4及び図10にフローチャートで示されるプログラムは、情報端末5が備えるメモリ12等に記憶されており、CPU11により実行される。
【0031】
先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1においてCPU11は、ディスプレイ18に対してスケジュール入力画面を表示する。
【0032】
ここで、図5はディスプレイ18に表示されるスケジュール入力画面31の一例について示した図である。図5に示すように、スケジュール入力画面31には、スケジュールに関する各種ステータスの入力を行う入力スペースが表示される。具体的には、『登録画像』の入力を行う入力スペース32と、『タイトル』の入力を行う入力スペース33と、『興味バロメータ』の入力を行う入力スペース34と、『タグ』の入力を行う入力スペース35、『地点情報』の入力を行う入力スペース36と、『時期情報』の入力を行う入力スペース37とを含む。尚、スケジュール入力画面31では既に登録されたスケジュールの登録内容の変更についても行うことが可能である。
【0033】
例えば『登録画像』の入力を行う入力スペース32では、カメラ21により撮像した画像や、インターネット上でダウンロードした画像等からユーザが任意に画像を選択することによって、選択された画像が現在の『登録画像』として表示される。
また、『タイトル』の入力を行う入力スペース33では、ユーザが入力した文字列が現在の『タイトル』として表示される。尚、予め情報端末5側でタイトルとして用いることが可能な初期文字列を入力することも可能である。
また、『興味バロメータ』の入力を行う入力スペース34では、ユーザが選択した段階(本実施形態では特に1(低)〜5(高)の5段階とする)が現在の『興味バロメータ』の段階として表示される。尚、ユーザは入力スペース34に表示されたメータの先頭部分を左右に移動させることによって、段階を任意に設定可能である。尚、スケジュール入力画面31において設定された段階は『興味バロメータ』の初期値となる。また、情報端末5側で『興味バロメータ』の初期値(例えば“3”)を設定することも可能である。
また、『タグ』の入力を行う入力スペース35では、ユーザが現在までに選択したタグが現在の『タグ』として表示される。例えば、ディスプレイ18に別途表示されたタグの一覧からユーザが希望する一又は複数のタグを任意に選択する。尚、予め情報端末5側で候補となるタグを選択することも可能である。
また、『地点情報』の入力を行う入力スペース36では、ユーザが入力した地点(地点名以外に、住所や座標でも良い)が現在の『地点情報』として表示される。尚、『地点情報』は直接文字列を入力しても良いし、ディスプレイ18に別途表示した地図画面上で地点を選択させることも可能である。尚、地図画像についてはスケジュール管理サーバ2から別途通信により取得する。
また、『時期情報』の入力を行う入力スペース37では、ユーザが入力した日時(日付のみ、時刻のみでも良い)が現在の『時期情報』として表示される。尚、『時期情報』は直接数字列を入力しても良いし、ディスプレイ18に別途表示したカレンダー上で日付を選択させることも可能である。
【0034】
次に、S2においてCPU11は、入力操作部19により行われたユーザの操作に基づいて、ディスプレイ18に表示されたスケジュール入力画面31(図5)において入力された入力内容を受け付ける。尚、ユーザは必ずしも上述した『登録画像』、『タイトル』、『興味バロメータ』、『タグ』、『地点情報』、『時期情報』の全てを入力する必要はない。また、一旦スケジュールを登録した後に追加したり修正することも可能である。
【0035】
続いて、S3においてCPU11は、前記S2で入力を受け付けた『登録画像』、『タイトル』、『興味バロメータ』、『タグ』、『地点情報』、『時期情報』を紐付けてユーザのスケジュールとして登録する。尚、登録されたスケジュールは、情報端末5のメモリ12に格納される(図3)。
【0036】
その後、S4においてCPU11は、現時点までに登録されている各スケジュールについて、特にスケジュールに紐付けられた『興味バロメータ』の現在の値に基づいてユーザへの案内を行う。尚、スケジュール入力画面31において入力された『興味バロメータ』の段階は初期値であり、後述するようにその後の状況によって『興味バロメータ』は初期値から変動する場合もある。前記S4では『興味バロメータ』が初期値から変動している場合には、変動後の値に基づいて案内が行われる。ここで、図6乃至図9はスケジュールの案内方法の例を示した図である。
【0037】
図6に示すスケジュールの案内画面41では、登録された各スケジュールに紐付けられた登録画像42が一覧に表示される。尚、特定のタグが紐付けられたスケジュールのみ、或いは特定の日付や地点が紐付けられたスケジュールのみを表示対象とすることも可能である。そして、ユーザが案内画面41に表示されたいずれかの登録画像42をクリックすると、クリックした登録画像42に対応するスケジュールの詳細を示す詳細画面43がディスプレイ18に表示される。尚、詳細画面43では表示されたスケジュールの内容の修正についても行うことが可能である。また、案内画面41において登録画像42が表示される順序は、『興味バロメータ』の現在値が高いものがより上位(上方に優先的に表示)となる。従って、表示対象となるスケジュールが多数ある場合には、先ず、『興味バロメータ』の現在値が高い順に所定数のスケジュールの登録画像42のみが表示対象となり、その後にユーザがスクロール操作を行うことによって、より『興味バロメータ』の現在値が低いスケジュールの登録画像42についても表示対象とすることが可能となる。
【0038】
一方、図7は特に地図画像と組み合わせてスケジュールを案内する例である。図7に示すスケジュールの案内画面44では、登録されたスケジュールの内、特にディスプレイ18に表示された地図画像内に『地点情報』で特定される地点が含まれるスケジュールに紐付けられた登録画像42が表示される。尚、登録画像42の表示される位置は、『地点情報』において特定される地点である。そして、ユーザが案内画面44に表示されたいずれかの登録画像42をクリックすると、クリックした登録画像42に対応するスケジュールの詳細を示す詳細画面43がディスプレイ18に表示される。尚、詳細画面43では表示されたスケジュールの内容の修正についても行うことが可能である。また、特に案内画面44において複数の登録画像42が重なって表示される場合において、表示される順序は、『興味バロメータ』の現在値が高いものがより上位(上方に優先的に表示)となる。従って、図8に示すように『地点情報』で特定される地点が近い複数のスケジュールがある場合には、『興味バロメータ』の現在値が最も高いスケジュールの登録画像42が最上位のレイヤで描画されることによって全体が表示され、他の登録画像42は重複しない部分のみが表示対象となる。その後にユーザがフリック操作等を行うことによって、より『興味バロメータ』の現在値が低いスケジュールの登録画像42についても全体を表示することが可能となる。尚、ディスプレイ18に表示する地図画像についてはスケジュール管理サーバ2から別途通信により取得する。
【0039】
一方、図9は特にカレンダーと組み合わせてスケジュールを案内する例である。図9に示すスケジュールの案内画面45では、登録されたスケジュールの内、特にディスプレイ18に表示されたカレンダー46内(例えば図9に示す例では2017年11月)に『時期情報』で特定される日付が含まれるスケジュールに紐付けられたタイトル47が表示される。タイトル47が表示されるのはカレンダー46の内、『時期情報』で特定される日付に対応する空欄部分である。また、同一日付に複数のスケジュールがある場合には、『興味バロメータ』の現在値が高いものがより上位(上方に優先的に表示)となる。従って、図9に示すように『時期情報』で特定される日付が同一の複数のスケジュールがある場合には、『興味バロメータ』の現在値が高い順に所定数(例えば3個)のスケジュールのタイトルのみが表示対象となり、その後にユーザがフリック操作等を行うことによって、より『興味バロメータ』の現在値が低いスケジュールのタイトルについても表示対象とすることが可能となる。また、ユーザはカレンダー46において任意の日付を選択することが可能であり、日付が選択されると選択された日付を『時期情報』に含むスケジュールの登録画像42がカレンダー46の下方に表示される。そして、ユーザが案内画面45に表示されたいずれかの登録画像42をクリックすると、クリックした登録画像42に対応するスケジュールの詳細を示す詳細画面43がディスプレイ18に表示される。尚、詳細画面43では表示されたスケジュールの内容の修正についても行うことが可能である。また、案内画面45において表示対象となる登録画像42が多数ある場合に登録画像42が表示される順序についても、『興味バロメータ』の現在値が高いものがより上位(左方に優先的に表示)となる。
【0040】
続いて、スケジュール管理システム1を構成する情報端末5において実行するバロメータ変動プログラムについて図10に基づき説明する。図10は本実施形態に係るバロメータ変動プログラムのフローチャートである。ここで、バロメータ変動プログラムは、上述したスケジュール管理プログラム(図4)においてスケジュールが登録された後に実行され、特にスケジュールに紐付けられた『興味バロメータ』を現在の状況に基づいて変動するプログラムである。
【0041】
先ず、S11においてCPU11は、GPS20を用いて情報端末5(即ちユーザ)の現在位置と、現在日時とを現在の状況として取得する。尚、現在位置と現在日時については以降継続的に取得される。
【0042】
次に、S12においてCPU11は、現時点で登録されているスケジュールの内、ユーザの現在位置から所定距離以内(例えば1km以内)にある地点が『地点情報』として紐付けられたスケジュールがあるか否かを判定する。尚、前記S12の判定基準となる所定距離は適宜変更可能であり、例えば5kmや10kmとしても良い。
【0043】
そして、現時点で登録されているスケジュールの内、ユーザの現在位置から所定距離以内にある地点が『地点情報』として紐付けられたスケジュールがあると判定された場合(S12:YES)には、S13へと移行する。それに対して、現時点で登録されているスケジュールの内、ユーザの現在位置から所定距離以内にある地点が『地点情報』として紐付けられたスケジュールが無いと判定された場合(S12:NO)には、S17へと移行する。
【0044】
S13においてCPU11は、ユーザの現在位置から所定距離以内にある地点が『地点情報』として紐付けられていると判定されたスケジュールの内、紐付けられた『興味バロメータ』の初期値が閾値以下(例えば5段階の3以下)のスケジュールがあるか否か判定する。尚、『興味バロメータ』の初期値は前述したスケジュール入力画面31(図5)においてユーザにより設定された段階である。但し、ユーザの操作によって一旦設定された初期値をその後に修正することも可能である。尚、前記S13の判定基準となる閾値は適宜変更可能であり、例えば2や4としても良い。
【0045】
そして、紐付けられた『興味バロメータ』の初期値が閾値以下のスケジュールがあると判定された場合(S13:YES)には、S14へと移行する。それに対して、紐付けられた『興味バロメータ』の初期値が閾値以下のスケジュールがないと判定された場合(S13:NO)には、興味バロメータを変動させることなくS17へと移行する。
【0046】
S14においてCPU11は、ユーザの現在位置から所定距離以内にある地点が『地点情報』として紐付けられていると判定されたスケジュールの内、紐付けられた『興味バロメータ』の初期値が閾値以下(例えば3以下)のスケジュールについて、『興味バロメータ』の段階を現在の段階から上昇させる。例えば「+1」する。尚、ユーザの現在位置からの距離に応じで上昇量を変更しても良い。例えば、ユーザの現在位置から所定距離よりも短い距離(例えば500m)以内にある地点が『地点情報』として紐付けられているスケジュールについては、興味バロメータを「+2」上昇してもよい。即ち、ユーザの現在位置から近い『地点情報』が紐付けられているスケジュールほど、興味バロメータを大きく上昇させても良い。
【0047】
その後、S15においてCPU11は、前記S14で興味バロメータを上昇させたスケジュールに紐付けられた『地点情報』から所定距離外にユーザの現在位置が移動したか否か判定する。尚、前記S15の判定基準となる所定距離は、基本的にS12の判定基準となる所定距離と同一距離とする。
【0048】
そして、前記S14で興味バロメータを上昇させたスケジュールに紐付けられた『地点情報』から所定距離外にユーザの現在位置が移動したと判定された場合(S15:YES)には、S16へと移行する。それに対して、前記S14で興味バロメータを上昇させたスケジュールに紐付けられた『地点情報』から所定距離外にユーザの現在位置が移動していないと判定された場合(S14:NO)には、所定距離外にユーザの現在位置が移動するまで待機する。
【0049】
S16においてCPU11は、S14で上昇した『興味バロメータ』を上昇前の初期値へと戻す。その後、S17へと移行する。
【0050】
上記、S12〜S16の処理を行った結果、図11に示すようにユーザ3の現在位置が登録地点51から所定距離以内に接近したスケジュールについては、一時的に『興味バロメータ』が上昇することとなる。前述したように、スケジュールの案内(S4)を行う場合には、『興味バロメータ』の現在値が高いものがより上位に(優先的に)案内されることとなる(図6図9)ので、ユーザ3の現在位置が登録地点51から所定距離以内に接近したスケジュールについて、より上位に(優先的に)案内されることとなる。
【0051】
次に、S17においてCPU11は、現時点で登録されているスケジュールの内、現在の日付又は時刻から所定差分以内(例えば3日以内、或いは3時間以内)にある日付又は時刻が『時期情報』として紐付けられたスケジュールがあるか否かを判定する。尚、前記S17の判定基準となる所定差分は適宜変更可能であり、例えば1週間以内や1時間以内としても良い。尚、『時期情報』として日時の範囲(例えば2017年11月11日〜11月18日)が登録されている場合には、範囲の始点との差分を判定する。
【0052】
そして、現時点で登録されているスケジュールの内、現在の日付又は時刻から所定差分以内にある日付又は時刻が『時期情報』として紐付けられたスケジュールがあると判定された場合(S17:YES)には、S18へと移行する。それに対して、現時点で登録されているスケジュールの内、現在の日付又は時刻から所定差分以内にある日付又は時刻が『時期情報』として紐付けられたスケジュールが無いと判定された場合(S17:NO)には、当該バロメータ変動プログラムを終了する。
【0053】
S18においてCPU11は、現在の日付又は時刻から所定差分以内にある日付又は時刻が『時期情報』として紐付けられていると判定されたスケジュールの内、紐付けられた『興味バロメータ』の初期値が閾値以下(例えば3以下)のスケジュールがあるか否か判定する。尚、詳細についてはS13と同様であるので省略する。
【0054】
そして、紐付けられた『興味バロメータ』の初期値が閾値以下のスケジュールがあると判定された場合(S18:YES)には、S19へと移行する。それに対して、紐付けられた『興味バロメータ』の初期値が閾値以下のスケジュールがないと判定された場合(S18:NO)には、興味バロメータを変動させることなく当該バロメータ変動プログラムを終了する。
【0055】
S19においてCPU11は、現在の日付又は時刻から所定差分以内にある日付又は時刻が『時期情報』として紐付けられていると判定されたスケジュールの内、紐付けられた『興味バロメータ』の初期値が閾値以下(例えば5段階の3以下)のスケジュールについて、『興味バロメータ』の段階を現在の段階から上昇させる。例えば「+1」する。尚、現在の日付又は時刻からの差分に応じで上昇量を変更しても良い。例えば、現在の日付又は時刻から所定差分よりも短い差分以内(例えば1日以内、或いは1時間以内)にある日時が『時期情報』として紐付けられているスケジュールについては、興味バロメータを「+2」上昇してもよい。即ち、現在の日付又は時刻から近い『時期情報』が紐付けられているスケジュールほど、興味バロメータを大きく上昇させても良い。
【0056】
その後、S20においてCPU11は、現在の日付又は時刻が前記S19で興味バロメータを上昇させたスケジュールに紐付けられた『時期情報』を経過したか否か判定する。尚、『時期情報』として日時の範囲(例えば2017年11月11日〜11月18日)が登録されている場合には、範囲の終点を経過したか否か判定しても良いし、範囲の始点を経過したか否かを判定しても良い。
【0057】
そして、現在の日付又は時刻が前記S19で興味バロメータを上昇させたスケジュールに紐付けられた『時期情報』を経過したと判定された場合(S20:YES)には、S21へと移行する。それに対して、現在の日付又は時刻が前記S19で興味バロメータを上昇させたスケジュールに紐付けられた『時期情報』を経過していないと判定された場合(S20:NO)には、経過するまで待機する。
【0058】
S21においてCPU11は、S19で上昇した『興味バロメータ』を上昇前の初期値へと戻す。その後、当該バロメータ変動プログラムを終了する。
【0059】
上記、S17〜S21の処理を行った結果、図12に示すように現在の日付または時刻が登録された日付又は時刻(例えば11月11日)から所定差分(例えば3日以内)に接近したスケジュールについては、一時的に『興味バロメータ』が上昇することとなる。前述したように、スケジュールの案内(S4)を行う場合には、『興味バロメータ』の現在値が高いものがより上位に(優先的に)案内されることとなる(図6図9)ので、現在の日付または時刻が登録された日付又は時刻から所定差分に接近したスケジュールについて、より上位に(優先的に)案内されることとなる。
【0060】
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るスケジュール管理システム1、情報端末5及びスケジュール管理システム1において実行されるコンピュータプログラムでは、スケジュールを登録する際に、ユーザの操作に基づいてスケジュールに対してユーザの興味の度合いを示すバロメータを複数段階のいずれかに設定し(S2)、設定されたバロメータの段階を、スケジュールに紐付けて登録し(S3)、紐付けられたバロメータの段階に基づいて登録されたスケジュールを管理する(S4)ので、ユーザの興味の度合いをスケジュールに紐付けて管理することによって、ユーザの興味の度合いでスケジュールを識別して管理することが可能となる。その結果、スケジュールが多数登録されている場合であっても、ユーザにとって必要なスケジュールを作業負担を増やすことなくユーザに適切に把握させることが可能となる。
【0061】
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態ではスケジュール管理プログラム(図4参照)やバロメータ変動プログラム(図10参照)の処理を情報端末5が実行する構成としているが、処理の一部または全部をスケジュール管理サーバ2において実行する構成としても良い。
【0062】
また、本実施形態ではスケジュールに紐付ける興味バロメータを1(低)〜5(高)の5段階に設定可能としているが、興味バロメータの段階数は適宜変更可能である。例えば2段階としても良いし100段階としても良い。
【0063】
また、本実施形態ではスケジュールに紐付ける興味バロメータが高いスケジュールをより上位に(優先的に)案内するようにしているが、案内以外のスケジュールの管理に興味バロメータを用いることも可能である。例えば、登録されたスケジュールの数が上限値に到達した場合に、興味バロメータが低いスケジュールから順に削除すること等が可能である。
【0064】
また、スケジュールを他のユーザと共有(シェア)した場合に、他のユーザから共感(或いは支持、同意)を得たスケジュールの興味バロメータを現在の段階からより高い段階へと上昇させても良い。具体的にはスケジュール管理サーバ2を介して他のユーザのスケジュールを閲覧できるようにし、閲覧画面に「いいね」ボタンを配置する。「いいね」ボタンは、閲覧したユーザが好き、楽しい、共感(或いは支持、同意)できるといった意志を示すためのインターフェースであり、スケジュール管理サーバ2側で「いいね」を押されたトータルの回数をカウントする。そして、他のユーザに「いいね」を押された回数に応じて興味バロメータを現在の段階からより高い段階へと上昇させる。例えば「いいね」が50回以上となったスケジュールについては興味バロメータを「+1」し、「いいね」が100回以上であれば興味バロメータを「+2」する。
【0065】
また、本実施形態では、情報端末5をスマートフォンに適用した例について説明したが、スケジュールを管理する機能を有していれば他の種類の情報端末に対して適用することも可能である。例えば携帯電話機、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等に適用することが可能である。
【0066】
また、本発明に係るスケジュール管理システムを具体化した実施例について上記に説明したが、スケジュール管理システムは以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
【0067】
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
ユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理システム(1)であって、スケジュールを登録するスケジュール登録手段(11)と、ユーザの操作に基づいて前記スケジュールに対してユーザの興味の度合いを示すバロメータを複数段階のいずれかに設定するバロメータ設定手段(11)と、前記バロメータ設定手段により設定されたバロメータの段階を、前記スケジュールに紐付けて登録するバロメータ登録手段(11)と、紐付けられたバロメータの段階に基づいて登録された前記スケジュールを管理するスケジュール管理手段(11)と、を有する。
上記構成を有するスケジュール管理システムによれば、ユーザの興味の度合いをスケジュールに紐付けて管理することによって、ユーザの興味の度合いでスケジュールを識別して管理することが可能となる。その結果、スケジュールが多数登録されている場合であっても、ユーザにとって必要なスケジュールを作業負担を増やすことなくユーザに適切に把握させることが可能となる。
【0068】
例えば、第2の構成は以下のとおりである。
現在の状況に応じて前記スケジュールに紐付けられたバロメータの段階を変動するバロメータ変動手段(11)を有する。
上記構成を有するスケジュール管理システムによれば、現在の状況に応じてバロメータの段階を変動させることが可能となるので、現在のユーザにとって必要なスケジュールを現在のバロメータの段階から容易に識別することが可能となる。例えばスケジュールを登録した後にユーザの状況が変わってユーザにとって必要でなくなったスケジュール、或いはユーザにとって必要となったスケジュールがある場合にも、現在の状況に応じた適切な管理が可能となる。
【0069】
例えば、第3の構成は以下のとおりである。
前記バロメータ変動手段(11)は、前記バロメータ設定手段(11)によって設定されたバロメータの段階の初期値が閾値以下のバロメータを対象として、バロメータの段階を変動する。
上記構成を有するスケジュール管理システムによれば、登録時点においてユーザの興味の度合いが低いスケジュールについても、その後の状況の変化によってユーザにとって必要なスケジュールとなった場合には、現在の状況に応じた適切な管理が可能となる。
【0070】
例えば、第4の構成は以下のとおりである。
前記スケジュールに対して地点を紐付けて登録する地点登録手段(11)を有し、前記バロメータ変動手段(11)は、ユーザの現在位置から所定距離以内にある地点が紐付けられた前記スケジュールのバロメータを、現在の段階からより高い段階へと上昇させる。
上記構成を有するスケジュール管理システムによれば、ユーザの現在位置から近い地点が紐付けられたスケジュールのバロメータを上昇させることが可能となるので、現在のユーザにとって地理的関連の深いスケジュールを、作業負担を増やすことなくユーザに適切に把握させることが可能となる。
【0071】
例えば、第5の構成は以下のとおりである。
前記バロメータ変動手段(11)は、前記スケジュールのバロメータを上昇させた後に、ユーザの現在位置が前記スケジュールに紐付けられた地点から所定距離外に移動した場合に、前記スケジュールのバロメータを上昇前の段階へと戻す。
上記構成を有するスケジュール管理システムによれば、バロメータを上昇させた後に、ユーザの現在位置が紐付けられた地点から遠ざかったスケジュールのバロメータについては上昇前の段階へと戻すことが可能となるので、スケジュールの管理の必要性が薄くなったスケジュールについては、その状況に応じた適切な管理が可能となる。
【0072】
例えば、第6の構成は以下のとおりである。
前記スケジュールに対して日付又は時刻を紐付けて登録する時期登録手段(11)を有し、前記バロメータ変動手段(11)は、現在の日付又は時刻から所定差分内にある日付又は時刻が紐付けられた前記スケジュールのバロメータを、現在の段階からより高い段階へと上昇させる。
上記構成を有するスケジュール管理システムによれば、現在の日付又は時刻から近い日付又は時刻が紐付けられたスケジュールのバロメータを上昇させることが可能となるので、現在のユーザにとって時間的関連の深いスケジュールを、作業負担を増やすことなくユーザに適切に把握させることが可能となる。
【0073】
例えば、第7の構成は以下のとおりである。
前記バロメータ変動手段(11)は、前記スケジュールのバロメータを上昇させた後に、現在の日付又は時刻が前記スケジュールに紐付けられた日付又は時刻を過ぎた場合に、前記スケジュールのバロメータを上昇前の段階へと戻す。
上記構成を有するスケジュール管理システムによれば、バロメータを上昇させた後に、紐付けられた日付又は時刻を経過したスケジュールのバロメータについては上昇前の段階へと戻すことが可能となるので、スケジュールの管理の必要性が薄くなったスケジュールについては、その状況に応じた適切な管理が可能となる。
【0074】
例えば、第8の構成は以下のとおりである。
前記スケジュールを他のユーザと共有する共有手段(11)を有し、前記バロメータ変動手段(11)は、前記他のユーザから共感を得た前記スケジュールのバロメータを現在の段階からより高い段階へと上昇させる。
上記構成を有するスケジュール管理システムによれば、特に他者からの評価の高いスケジュールのバロメータの段階を上昇させることが可能となるので、現在のユーザにとって必要と予想されるスケジュールを、作業負担を増やすことなくユーザに適切に把握させることが可能となる。
【符号の説明】
【0075】
1 スケジュール管理システム
2 スケジュール管理サーバ
3 ユーザ
5 情報端末
6 通信ネットワーク網
12 走行管理ECU
11 CPU
12 メモリ
18 ディスプレイ
22 情報端末ECU
31 スケジュール入力画面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12