【実施例】
【0129】
実施例
略語
DCM:ジクロロメタン EtOAc:酢酸エチル
MeOH:メタノール DMSO:ジメチルスルホキシド
EtOH:エタノール DIPEA:N,N−ジイソプロピルエチルアミン
DMF:N,N−ジメチルホルムアミド THF:テトラヒドロフラン
Et
2O:ジエチルエーテル CDI:1,1’−カルボニルジイミダゾール
AcOH:酢酸 IPA:イソプロパノール
DIAD:アゾジカルボン酸ジイソプロピル PCC:クロロクロム酸ピリジニウム
LDA:リチウムジイソプロピルアミド LiHMDS:リチウムビス(トリメチルシリル)アミド
DEA:ジエチルアミン TEA:トリエチルアミン
AIBN:2,2’−(E)-ジアゼン−1,2−ジイルビス(2−メチルプロパンニトリル)
TBAB:トリ−tert−ブチルホスホニウムテトラフルオロボラート
Pd(dppf)Cl
2:[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)
Pd
2(dba)
3:トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)
X−Phos:2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル
Ir(fppy)
3:トリス[2−(4,6−ジフルオロフェニル)ピリジナト−C
2,N]イリジウム(III)
パールマン触媒:炭素上の水酸化パラジウム
HATU:1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート
スダンIII:1−[(E)−{4−[(Z)−フェニルジアゼニル]フェニル}ジアゼニル]ナフタレン−2−オール
h:時間 M:質量
r.t. 室温 RT:保持時間
HPLC:高速液体クロマトグラフィー
LCMS:液体クロマトグラフィー質量分析
【0130】
命名
化合物は、ACD/Name Batch (Network)バージョン12.0.を用いて命名した。
【0131】
分析条件
空気または水分に敏感な試薬を含む全ての反応を、乾燥溶媒およびガラス容器を使用して窒素雰囲気下で実施した。
LCMSデータを、方法A−FまたはHPLC−MSを使用することによって決定した。それを必要とする全ての化合物の分取HPLCを、調製方法A〜Dを使用して実施した。
【0132】
方法A
カラム:Waters Atlantis dC18、2.1x100mm、3μm
移動相A:0.1%ギ酸/水
移動相B:0.1%ギ酸/アセトニトリル
グラジエントプログラム(流速0.6mL/分、カラム温度40℃):
時間 A% B%
0.00 95.0 5.0
5.00 0.0 100
5.42 95.0 5.0
7.00 95.0 5.0
【0133】
方法B
カラム:Waters Atlantis dC18、2.1x50mm、3μm
移動相A:0.1%ギ酸/水
移動相B:0.1%ギ酸/アセトニトリル
グラジエントプログラム(流速1.0mL/分、カラム温度40℃):
時間 A% B%
0.00 95.0 5.0
2.5 0.0 100
2.7 0.0 100
3.0 95.0 5.0
【0134】
方法C
カラム:Waters Atlantis dC18、2.1x30mm、3μm
移動相A:0.1%ギ酸/水
移動相B:0.1%ギ酸/アセトニトリル
グラジエントプログラム(流速1.0mL/分、カラム温度40℃):
時間 A% B%
0.00 95.0 5.0
1.5 0.0 100
1.6 95.0 5.0
2.0 95.0 5.0
【0135】
方法D
カラム:Phenomenex Kinetex−XB C18、2.1x100mm、1.7μm
移動相A:0.1%ギ酸/水
移動相B:0.1%ギ酸/アセトニトリル
グラジエントプログラム(流速0.6mL/分、カラム温度40℃):
時間 A% B%
0.0 95.0 5.0
5.3 0 100
5.8 0 100
5.9 95.0 5.0
【0136】
方法E
カラム:Phenomenex Gemini C18、2.0mmx100 mm、3μm
移動相A:2mM重炭酸アンモニウム/水
移動相B:アセトニトリル
グラジエントプログラム(流速0.5mL/分、カラム温度50℃):
時間 A% B%
0.0 95.0 5.0
5.5 0 100
5.9 0 100
6.0 95.0 5.0
【0137】
方法F
カラム:Phenomenex Gemini C18、2.0mmx50mm、3μm
移動相A:2mM重炭酸アンモニウム/水
移動相B:アセトニトリル
グラジエントプログラム(流速1.0mL/分、カラム温度60℃):
時間 A% B%
0.0 99.0 1.0
1.8 0 100
2.1 0 100
2.3 99.0 1.0
【0138】
HPLC−MS
カラム:Waters Acquity UPLC、BEH C18、2.1x50mm、1.7μm
移動相A:10mMギ酸アンモニウム+0.1%アンモニア
移動相B:アセトニトリル+5%水+0.1%アンモニア
グラジエントプログラム(流速1.0mL/分、カラム温度40℃):
時間 A% B%
0.00 95.0 5.0
0.5 95.0 5.0
1.75 5.0 95.0
2.00 5.0 95.0
2.75 95.0 5.0
【0139】
調製方法A
カラム:Waters Sunfire、C18、30mmx100mm、10μm
移動相A:0.1ギ酸/水
移動相B:0.1ギ酸/アセトニトリル
グラジエントプログラム(流速40mL/分):
時間 A% B%
0.0 75.0 25.0
2.0 75.0 25.0
2.5 70.0 30.0
18.5 0 100
21.5 0 100
22.5 99.0 1.0
23.0 99.0 1.0
【0140】
調製方法B
カラム:Waters Sunfire、C18、30mmx100mm、10μm
移動相A:0.1ギ酸/水
移動相B:0.1ギ酸/アセトニトリル
グラジエントプログラム(流速4.0mL/分):
時間 A% B%
0.0 95.0 5.0
2.0 95.0 5.0
2.5 90.0 10.0
18.5 0 100
21.5 0 100
22.5 95.0 5.0
25.5 95.0 5.0
【0141】
調製方法C
カラム:Waters Sunfire、C18、19mmx100mm、5μm
移動相A:水
移動相B:アセトニトリル
グラジエントプログラム(流速20mL/分):
時間 A% B%
0.0 95.0 5.0
2.0 95.0 5.0
2.5 90.0 10.0
14.5 0 100
16.5 0 100
17.0 95.0 5.0
19.0 95.0 5.0
【0142】
調製方法D
カラム:Waters Sunfire、C−18、30mmx100mm、5μm
移動相A:0.2%水酸化アンモニウム/水
移動相B:0.2%水酸化アンモニウム/アセトニトリル
アイソクラチックプログラム(流速40mL/分):
時間 A% B%
0.0 95.0 5.0
2.0 85.0 15.0
12.0 70.0 30.0
12.5 5.0 95.0
15.0 5.0 95.0
15.5 95.0 5.0
【0143】
中間体1
(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メタノール
あらかじめ−10℃に冷却した無水THF(10mL)中のエチル2,4−ジメチルピリジン−3−カルボキシラート(2g、11.2mmol)の溶液に、2.4M水素化アルミニウムリチウム(9.3mL、22.4mmol)を少しずつ加えた。撹拌を16時間続けた。水(0.8mL)、続いて15%水酸化ナトリウム水溶液(0.8mL)、さらに水(2.4mL)を滴下した。反応混合物を室温で、1時間撹拌し、次にDCM(2×100mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na
2SO
4で乾燥させ、ろ過した。溶媒を真空中で除去し、白色固体として表記化合物(1.53g、100%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 138、RT 0.26分。
【0144】
中間体2
(1,4−ジメチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)メタノール
中間体1を調製するために使用されるものと同様の方法によって、エチル1,4−ジメチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシラートから調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)4.50 (s、2H)、3.87(s、3H)、2.08(s、3H)。
【0145】
中間体3
(1,2,4−トリメチル−1H−イミダゾール−5−イル)メタノール
中間体1を調製するために使用されるものと同様の方法によって、中間体18から調製した。δ
H(500 MHz、CDCl
3)4.55(s、2H)、3.54(s、3H)、2.34(s、3H)、2.14(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 141、RT 0.25分(100%)。
【0146】
中間体4
(3,5−ジメチルピリダジン−4−イル)メタノール
中間体1を調製するために使用されるものと同様の方法によって、中間体14から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)8.85(s、1H)、4.78(s、2H)、2.81(s、3H)、2.48(s、3H)。
【0147】
中間体5
(6−クロロピラジン−2−イル)メタノール
中間体1を調製するために使用されるものと同様の方法によって、メチル6−クロロピラジン−2−カルボキシラートから調製した。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 145〜147、RT 0.84分(83%)。
【0148】
中間体6
{5−[(メトキシメトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール
中間体1を調製するために使用されるものと同様の方法によって、中間体19から調製した。δ
H(500 MHz、CDCl
3)4.62(s、2H)、4.60(s、2H)、4.48(s、2H)、3.84(s、3H)、3.34(s、3H、2.28(s、4H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 201、RT 0.97分(100%)。
【0149】
中間体7
[1,5−ジメチル−3−(メチルスルファニル)ピラゾール−4−イル]メタノール
中間体1を調製するために使用されるものと同様の方法によって、中間体34から調製した。HPLC−MS:MH
+ m/z 173、RT 0.16分。
【0150】
中間体8
エチル(2E)−2−アセチル−3−メトキシブタ−2−エノアート
MeOH(20mL)およびTHF(30mL)中のエチル2−アセチル−3−オキソブタノアート(4.53mL、20.04mmol)に、室温で2M(ジアゾメチル)(トリメチル)シラン(36.3mL)を加えた。反応混合物を、40℃で2時間撹拌し、次に酢酸(5mL)でクエンチした。溶媒を、真空中で除去した。残留物を、DCM(30mL)に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液(20mL)およびブライン(20mL)で連続して洗浄し、次にNa
2SO
4で乾燥させた。粗物質を、ヘプタン中0〜70%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、透明油として表題化合物(3g、55%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 187、RT 1.40分(90%)。
【0151】
中間体9
エチル4,6−ジメチル−2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−カルボキシラート
EtOH(20mL)中の中間体(3g、16.11mmol)の溶液に、炭酸カリウム(2.45g、17.72mmol)およびメチルカルバミミドチオアート硫酸塩(2:1)(3.5mL、16.11mmol)を添加した。反応混合物を、80℃で2時間、次に室温で一晩撹拌した。混合物を、減圧濃縮した。残留物を、EtOAc(30mL)に溶解し、水(20mL)およびブライン(15mL)で続いて洗浄し、次にNa
2SO
4で乾燥させた。溶媒を、真空中で除去した。得られた粗黄色油を、ヘプタン中0〜25%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、透明油として表題化合物(2g、55%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 227、RT 1.97分(97%)。
【0152】
中間体10
[4,6−ジメチル−2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メタノール
0℃に冷却された無水THF(20mL)中の中間体9(2g、8.84mmol)の溶液に、ゆっくりと撹拌しながら2M水酸化リチウムアルミニウム(4.42mL、8.84mmol)を加えた。反応混合物を、0℃で1時間撹拌し、次に10分間隔で、水(0.3mL)、1M水酸化ナトリウム水溶液(0.3mL)、およびさらに水(0.9mL)をゆっくり逐次添加してクエンチした。得られた微細な白色沈殿物を、ろ過により除去し、EtOAc(2×20mL)で洗浄した。ろ液を回収して、Na
2SO
4で乾燥させ、次に溶媒を真空中で除去した。得られた粗透明油を、ヘプタン中の0〜100%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して透明油として表題化合物(1g、55%)を得、これを放置すると結晶化した。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 185、RT 1.25分(87%)。
【0153】
中間体11
(4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)メタノール
EtOH(30mL)中の中間体10(800mg、3.9mmol)の溶液に、ラネーニッケル(水中のスラリー、4mL、23.45mmol)を添加し、混合物を、15時間窒素雰囲気下、80℃で15時間撹拌した。さらにラネーニッケル(8mL、47mmol)を添加し、混合物を100℃で3時間加熱し、次に室温に冷却し、セライトパッドでろ過し、MeOH(100mL)で洗浄した。残留物を、DCM中の0〜10%MeOHの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、白色固体として表題化合物(276mg、51%)を得た。δ
H(250 MHz、CDCl
3)8.87(s、1H)、4.80(s、2H)、2.62(s、6H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 139、RT 0.44分(>95%)。
【0154】
中間体12
エチル3−オキソ−2−(2−オキソエチル)ブタノアート
DCM(120mL)およびMeOH(12mL)中のエチル2−アセチルペンタ−4−エノアート(90%、4g、21.15mmol)の撹拌溶液に、スーダンIII(4mg)を添加し、赤/ピンク色の溶液を生成した。反応混合物を、−78℃に冷却し、次にオゾンガスを、明るいオレンジ色が消えるまで(約4時間)バブリングした。次に、ポリマー担持トリフェニルホスフィン(16g、1.4〜2.0mmmol/g充填)を一度に加え、反応混合物を周囲温度まで温めた。撹拌をさらに2時間続け、次に、ポリマーをろ過で除去した。ろ液を減圧濃縮した。残留物を、EtOAc/ヘプタン勾配を使用して、バイオタージクロマトグラフィーにより精製して、黄色油として表題化合物(1.25g、31%)を得た。δ
H(250MHz、CDCl
3)9.75(s、1H)、4.21(q、J 7.1 Hz, 2H)、4.03(dd、J7.9、5.7Hz、1H)、3.19(dd、J19.2、7.9Hz、1H)、3.00 (dd、J19.2、5.7Hz、1H)、2.37(s、3H) 1.28t、J 7.1Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 173、RT 1.33分(85%)。
【0155】
中間体13
エチル3−メチルピリダジン−4−カルボキシラート
EtOH(14mL)中の中間体12(1.24g、0.01 mol)の撹拌溶液に、0℃で、EtOH(6mL)中のヒドラジン水和物(1:1)の溶液(0.32mL、0.01mol)を滴下した。反応混合物を、周囲温度まで温め、撹拌をさらに2時間続けた。水(0.5mL)中の亜硝酸ナトリウム(0.76g、0.01mol)を、次いで酢酸(3mL)を添加し、撹拌を、さらに2.5時間続けた。飽和NaHCO
3水溶液を、pH8まで添加し、次に反応混合物を、EtOAc(3×20mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水およびブライン(30mL)の1:1混合物、次いでブライン(15mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、ろ過した。溶媒を、真空中でろ過した。残留物を、EtOAc/ヘプタン勾配を使用して、バイオタージクロマトグラフィーにより精製して赤色固体として表題化合物(535mg、45%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)9.26 (d、J5.1Hz、1H)、7.86(d、J5.1Hz、1H)、4.44(q、J7.1Hz、2H)、3.01(s、3H)、1.43(t、J7.1Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 167、RT 1.29分(100%)。
【0156】
中間体14
エチル3,5−ジメチルピリダジン−4−カルボキシラート
硫酸鉄(II)水和物(1:1:7)(720mg、2.59mmol)を、水(1mL)に予め溶解し、tert−ブチルヒドロペルオキシド(ノナン中6M、0.4mL)を、周囲温度で、10%硫酸水溶液(8mL)中の中間体13(430mg、2.59mmol)の撹拌溶液に滴下で同時に加えた。撹拌をさらに1時間続け、次に溶液を、濃縮アンモニア水で塩基性化し、DCM(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、ブライン(20mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、ろ過した。溶媒を真空中で除去して、さらに精製することなく次のステップで使用される表題化合物(458mg、86%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)8.99(s、1H)、4.47(q、J7.2Hz、2H)、2.73(s、3H)、2.36(s、3H)、1.42(t、J7.1Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 181、RT 1.38分(93%)。
【0157】
中間体15
エチル2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル](メチル)アミノ}アセテート
エチル2−(メチルアミノ)アセテート塩酸塩(5.0g、32.6mmol)を、DMF(55mL)に溶解し、トリエチルアミン(5mL、35.8mmol)を添加した。得られた溶液を、0℃に冷却し、ジ−tert−ブチルジカルボナート(8.53g、39.1mmol)を5分かけて少しずつ添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、次に周囲温度に温め、一晩撹拌した。18時間後、反応混合物を水(50mL)で希釈し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機相を、水(15mL)、飽和塩化アンモニウム水溶液(15mL)、水(15mL)、飽和塩化アンモニア水溶液(15mL)、水(15mL)およびブライン(15mL)で洗浄し、次にMgSO
4で乾燥した。粗物質を、ヘプタン中0〜30%EtOAcの勾配を用いて、カラムクロマトグラフィーにより精製し、淡黄色油として表題化合物(6.42g、91%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)4.30−4.14(m、2H)、4.07−3.75(m、2H)、3.01−2.85(m、3H)、1.53−1.38(m、9H)、1.34−1.19(m、3H)。
【0158】
中間体16
エチル2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル](メチル)アミノ}−3−オキソブタノアート
窒素下、−78℃に冷却されたLiHMDS(THF中1M、62mL、62mmol)に、無水THF(10mL)の中間体15(6.4g、29.5mmol)の溶液を滴下した。混合物を−40℃にし、1時間撹拌した。塩化アセチル(2.33mL、32.4mmol)を添加し、混合物を室温に温め、次に16時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム溶液(70mL)、続いてEtOAc(100mL)を添加し、層を分離した。水相をEtOAc(2×30mL)で抽出し、合わせた有機層を水(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させた。粗物質を、ヘプタン中0〜30%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して表題化合物(3.46g、純度68%、収率27%)を得た。方法B HPLC−MS:[M−tBu]
+ m/z 160、RT 2.03分(68%)。
【0159】
中間体17
エチル(2E)−3−ヒドロキシ−2−(N−メチルアセトアミド)ブタ−2−エノアート
中間体16(3g、11.6mmol)を、室温で、塩酸(1,4−ジオキサン中4M)で処理した。溶媒を除去し、残留物を、EtOAcで数回共沸させ、次に得られた黄色油を、水(30mL)に溶解した。無水酢酸(5.4mL,57.9mmol)、続いて酢酸ナトリウム(2.85g、34.7mmol)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出し、MgSO
4で乾燥させ、ろ過し、濃縮して表題化合物を得、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 202、RT 1.49分(75%)。
【0160】
中間体18
エチル1,2,4−トリメチル−1H−イミダゾール−5−カルボキシラート
酢酸(50mL)中の中間体17(2.33g、11.6mmol)の溶液に、酢酸アンモニウム(8.8g、116mmol)を加え、混合物を110℃で撹拌した。15時間後、さらに酢酸アンモニウム(3g、39mmol)を加え、撹拌を110℃で合計64時間続けた。次に混合物を室温に冷却し、次に溶媒を、回転蒸発によって除去した。残留物を、EtOAc(50mL)中に採り、飽和NaHCO
3水溶液で洗浄した。水層を、EtOAc(2×30mL)で抽出し、合わせた有機層を飽和NaHCO
3水溶液(20mL)、水(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、次にMgSO
4で乾燥させた。粗物質を、ヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配を用いて、続いてEtOA中0〜10%MeOHの勾配を用いてカラムクロマトグラフィーで精製して、黄色油として表題化合物(650mg、31%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)4.32(d、J7.1Hz、2H)、3.78(s、3H)、2.45(s、3H)、2.40 (s、3H)、1.37(t、J7.1Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 183、RT 0.65分(97%)。
【0161】
中間体19
エチル5−[(メトキシメトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシラート
0℃で無水DCM(26mL)中のエチル5−(ヒロドキシメチル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシラート(J. Heterocyclic Chem., 1979年、16、1117に記載される方法に従って調製した)およびDIPEA(1.85mL、10.64mmol)に、2分間かけてクロロ(メトキシ)メタン(0.61mL、7.98mmol)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌し、次に一晩、室温に温めた。さらにDIPEA(1.85mL、10.64mmol)を加え、続いてクロロ(メトキシ)メタン(0.61mL、7.98mmol)を添加し、混合物を一晩室温で撹拌した。反応混合物をDCM(50mL)で希釈し、水(2×50mL)で洗浄した。合わせた水性洗浄液を、DCM(25mL)でさらに抽出した。合わせた有機抽出物を、MgSO
4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗物質を、ヘプタン中20〜100%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、淡黄色油として表題化合物(1.13g、73%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 243、RT 1.59分(100%)。
【0162】
中間体20
1,3−ジメチル−5−[(オキセタン−3−イルオキシ)メチル]−1H−ピラゾール
乾燥DMF(5mL)中のオキセタン−3−オール(0.273mL、4.14mmol)の溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中60%、265.5mg、5.53mmol)を加え、混合物を約1時間、室温で撹拌した。DMF(5mL)中の5−(クロロメチル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール(400mg、2.76mmol)を加え、反応混合物を室温で16時間撹拌した。真空下でDFMの除去後、残留物をDCM(50mL)および水(20mL)に溶解した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物を、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固した。粗残留物を、ヘプタン中25〜100%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(349mg、69%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 183、RT 1.09分(100%)。
【0163】
中間体21
{1,3−ジメチル−5−[(オキセタン−3−イルオキシ)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール
水(6mL)中の中間体20(349mg、1.91mmol)の撹拌懸濁液に、ホルムアルデヒド(2.85mL、38.31mmol)を一度に加え、次にp−トルエンスルホン酸(36mg、0.19mmol)を加え、反応混合物を、密封管中で80℃で16時間加熱した。さらにホルムアルデヒド(2mL)を加え、加熱をさらに10時間続けた。反応混合物に、DCM(20mL)、水(10mL)および6M塩酸(10mL)を加え、次に層を分離した。水相を固体NaHCO
3で塩基性化し、次にDCMで2回、イソプロパノール/クロロホルム(1:1)で1回抽出した。合わせた有機抽出物を、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固した。粗物質を、DCM中1〜10%MeOHの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(155mg、38%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)4.75−4.70(m、2H)、4.65−4.59(m、1H)、4.57−4.53(m、2H)、4.50(s、2H)、4.48(s、2H)、3.84(s、3H)、2.25(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 213、RT 0.86分(94%)。
【0164】
中間体22
{5−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール
中間体21について記載されるものと同様の]方法で、中間体28から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 215、RT 0.97分(87%)。
【0165】
中間体23
[1,3−ジメチル−5−({[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]オキシ}メチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−メタノール
中間体21について記載されるものと同様の方法で、中間体31から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 320、RT 1.67分(100%)。
【0166】
中間体24
3−(ヒドロキシメチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
中間体21について記載されるものと同様の方法で、中間体32から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.10(s、1H)、7.62(d、J9.3Hz、1H)、7.48(dd、J9.3、1.6Hz、1H)、5.23(s、1H)、4.82(s、2H)、2.38(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 188、RT 0.95分(100%)。
【0167】
中間体25
(6−ブロモ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メタノール
中間体21について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジンから調製した。δ
H(250 MHz、CDCl
3)8.36(s、1H)、7.41(d、J9.4Hz、1H)、7.28(d、J1.7Hz、1H)、4.93(s、2H)、2.42(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 241−243、RT 0.26分(>90%)。
【0168】
中間体26
{2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−イル}メタノール
中間体21について記載されるものと同様の方法で、2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジンから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.93(d、J1.4Hz、1H)、8.39(dd、J4.6、1.4Hz、1H)、7.89(d、J4.6Hz、1H)、5.26(t、J5.3Hz、1H)、4.81(d、J4.9Hz、2H)、2.42(s、3H)。方法E HPLC−MS:MH
+ m/z 164、RT 0.98分(100%)。
【0169】
中間体27
{6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル
}メタノール
中間体21について記載されるものと同様の方法で、中間体33から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.70(d、J6.9 Hz、1H)、7.55(d、J9.7 Hz、1H)、5.14(t、J5.5Hz、1H)、4.75(d、J5.4Hz、2H)、2.31(s、3H)。
【0170】
中間体28
5−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール
乾燥DMF(10mL)中の(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(400mg、3.17mmol)の溶液に、NaH(鉱油中60%、228mg、4.75mmol)を添加し、混合物を室温で約1時間撹拌した。1−ブロモ−2−メトキシエタン(0.596mL、6.34mmol)を添加し、反応混合物を、16時間、室温で撹拌し、次に3時間、60℃で加熱した。真空下でDMFの除去後、残留物を、DCM(50mL)および水(20mL)に溶解した。層を分離し、水相をDCMで抽出した。合わせた有機抽出物を、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固した。粗残留物を、ヘプタン中25〜100%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(330mg、55%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 185、RT 1.19分(98%)。
【0171】
中間体29
[6−(4−メタンスルホニルフェニル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル]メタノール
1,4−ジオキサン(200mL)中の中間体25(5g、20.74mmol)、[4−(メチルスルホニル)−フェニル]ボロン酸(4.26g、21.3mmol)および2M Na
2CO
3水溶液(33mL)の脱気混合物に、ビス[3−(ジフェニルホスファニル)シクロペンタ−2,4−ジエン−1−イル]−鉄DCMジクロロパラジウム(0.85g、1.04mmol)を加えた。反応混合物を、100℃で3時間加熱前に窒素で脱気した。冷却混合物を、珪藻土でろ過し、1,4−ジオキサン(3×30mL)で洗浄した。固体を回収し、水(3×300mL)およびアセトン(3×20mL)で洗浄し、次に、乾燥して、ベージュ色固体として表題化合物(4.52g、69%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.71(s、1H)、8.03(s、4H)、7.64(dd、J9.3、1.8Hz、1H)、7.59(d、J9.4Hz、1H)、5.17(d、J5.5Hz、1H)、4.86(d、J5.3Hz、2H)、3.27(s、3H)、2.37(s、3H)。方法E HPLC−MS:MH
+ m/z 317、RT 1.06分(100%)。
【0172】
中間体30
2−クロロ−5−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ]ピリミジン
窒素下、無水DMF(50mL)中の2−クロロ−5−ヒドロキシピリミジン(0.2g、1.53mmol)および炭酸セシウム(1.5g、4.6mmol)の撹拌混合物を、60℃で15分間加熱し、次に無水DMF(20mL)中の5−(クロロメチル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール(0.22g、1.53mmol)の溶液を滴下した。混合物を、60℃で1.3時間撹拌した。得られた白色固体をろ過で除去し、ろ液を減圧濃縮して、暗黄色固体として表題化合物(0.4g、>99%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 239/241、RT 1.54分(100%)。
【0173】
中間体31
4−{5−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ]ピリミジン−2−イル}モルホリン
無水1,4−ジオキサン(2.7mL)中の中間体30(0.2g、0.84mmol)およびモルホリン(0.22mL、2.51mmol)の混合物を、100℃でマイクロ波反応器中で撹拌しながら1時間、続いて120℃で2時間加熱した。さらにモルホリン(0.22mL、2.51mmol)を加え、混合物を、マイクロ波反応器中で120℃でさらに4時間加熱した。揮発性物質を減圧下で蒸発させ、粗物質を、ヘプタン中17〜100%EtOAcの勾配で溶離するカラムクロマトグラフィーにより精製して、淡黄色固体として表題化合物(0.23g、94.5%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 290、RT 1.67分(100%)。
【0174】
中間体32
2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
乾燥EtOH(30mL)中の6−アミノピリジン−3−カルボニトリル(2g、16.79mmol)の溶液に、臭化ナトリウム(0.86g、8.39mmol)およびクロロアセトン(6.75mL、83.95mmol)を少しずつ加えた。反応混合物を、80℃で17時間加熱し、次に周囲温度まで冷却した。塩をろ過により除去した。溶媒を、真空除去し、残留物を、EtOAc(50mL)および飽和Na
2CO
3水溶液(50mL)に分配した。有機相を回収し、水相をEtOAc(2×50mL)で逆抽出した。有機抽出物を合わせて、ブライン(50mL)で洗浄し、次にMgSO
4で乾燥させ、ろ過した。溶媒を真空で除去した。残留物を、EtOAc/ヘプタン勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(1.41g、53%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.27(s、1H)、7.80(s、1H)、7.60(d、J9.3Hz、1H)、7.43(dd、J9.3、1.7Hz、1H)、2.37(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 158、RT 0.29分(100%)。
【0175】
中間体33
6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン
5−ブロモ−4−フルオロピリジン−2−アミン(5g、26.18mmol)を、EtOH(50mL)に溶解し、クロロアセトン(4.25mL、52.82mmol)を加えた。反応混合物を、90℃で16時間撹拌し、次にさらにクロロアセトン(2.5mL)を加え、反応混合物をさらに4時間、90℃で撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、EtOAc(15mL)に再溶解し、次に飽和NaHCO
3水溶液(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄した。水層をEtOAc(2×10mL)で抽出し、次に合わせた有機相をブライン(10mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗残留物を、ヘプタン中0〜100%EtOAcで溶離するシリカ(Biotage、100g)で精製して、白色固体として表題化合物(1.18g、20%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.97(d、J7.0Hz、1H)、7.62(s、1H)、7.51(d、J9.8Hz、1H)、2.30(s、3H)。
【0176】
中間体34
エチル1,5−ジメチル−3−(メチルスルファニル)ピラゾール−4−カルボキシラート
エチル5−メチル−3−(メチルスルファニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシラート(1.0g、5.0mmol)を、DMF(20mL)に溶解し、水素化ナトリウム(0.24g、6.0mmol)を加える前に、氷浴中で冷却した。5分後、ヨードメタン(0.85g、6.0mmol)を添加し、反応混合物を3時間撹拌し、次にEtOAc(25mL)および水(25mL)との間で分離した。有機層を、水(5×50mL)で洗浄し、次に乾燥させ(相分離器)、真空中で蒸発させて、表題化合物(750mg、70%)を得た。HPLC−MS:MH
+ m/z 215、RT 0.78分。
【0177】
中間体35
3−(クロロメチル)−2,4−ジメチルピリジン
DCM(15mL)中の中間体1(0.99g、7.2mmol)の溶液に、塩化チオニル(4.75mL、65.49mmol)を室温で滴下した。混合物を、55℃で55分間撹拌し、次に減圧濃縮した。残留物を固体が得られるまで5回共沸した。原料を、さらに精製することなく使用した。
【0178】
中間体36
4−(クロロメチル)−1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール
中間体35について記載されるものと同様の方法で、(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールから調製した。
【0179】
中間体37
3−(クロロメチル)−2−メチルピリジン
中間体35について記載されるものと同様の方法で、(2−メチルピリジン−3−イル)メタノールから調製した。
【0180】
中間体38
4−(クロロメチル)−3,5−ジメチルピリダジン
中間体35について記載されるものと同様の方法で、中間体4から調製した。
【0181】
中間体39
3−(クロロメチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン
中間体35について記載されるものと同様の方法で、(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メタノールから調製した。
【0182】
中間体40
6−ブロモ−3−(クロロメチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン
中間体35について記載されるものと同様の方法で、中間体25から調製した。
【0183】
中間体41
5−(クロロメチル)−1,2,4−トリメチル−1H−イミダゾール
中間体35について記載されるものと同様の方法で、中間体3から調製した。
【0184】
中間体42
4−(クロロメチル)−5−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール
中間体35について記載されるものと同様の方法で、中間体22から調製した。
【0185】
中間体43
3−(クロロメチル)−6−[4−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン塩酸塩
中間体35について記載されるものと同様の方法で、中間体29から調製した。
【0186】
中間体44
5−(クロロメチル)−1,4−ジメチルトリアゾール
中間体35について記載されるものと同様の方法で、中間体2から調製した。
【0187】
中間体45
(R)−メチル2−[(6−ブロモ−2−ニトロピリジン−3−イル)オキシ]プロパノアート
窒素雰囲気下、DIAD(19.2mL、98mmol)を、0℃でTHF(乾燥、300mL)中の6−ブロモ−2−ニトロピリジン−3−オール(21.5g、98mmol)、(S)−メチル2−ヒドロキシ−プロパノアート(10.2g、98mmol)およびトリフェニルホスフィン(25.8g、98mmol)の溶液に滴下した。10分後、反応混合物を、減圧濃縮し、水で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空中で蒸発させた。残留物を、30分間、ジエチルエーテル(250mL)から粉砕し、次に、ろ過し、ジエチルエーテル(50mL)で洗浄した。合わせたろ液を、真空中で蒸発させ、次に残留物を、カラムクロマトグラフィー(シリカ;溶離液:DCM)で精製し、表題化合物(29.5g、98%)を得た。δ
H(300MHz、CDCl
3)7.64(d、J8.7Hz、1H)、7.33(d、J8.7Hz、1H)、4.85(q、J6.8Hz、1H)、3.78 (s, 3H)、1.69(d、J6.8Hz、3H)。
【0188】
中間体46
(R)−6−ブロモ−2−メチル−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン
鉄(27.0g、483mmol)を、酢酸(300mL)中の中間体45(29.5g、97mmol)の溶液に添加し、110℃で30分間加熱した。反応混合物を冷却し、珪藻土でろ過し、次にろ液を減圧濃縮した。残留物を、飽和NaHCO
3水溶液に加え、EtOAcで2回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、減圧濃縮した。残留物を、DCMとMeOH溶液の混合物に溶解し、単離物に吸収させ、次にカラムクロマトグラフィー(シリカ;溶離液:ヘプタン中0〜20%EtOAcおよびヘプタン中20%EtOAc)で2回精製し、ジエチルエーテルから粉砕して、表題化合物の第1の収穫物(3.25g、14%)を得た。珪藻土フィルターケーキを酢酸(約1L)ですすぎ、ろ液を減圧濃縮した。残留物を、飽和NaHCO
3水溶液に加え、EtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、減圧濃縮し、表題化合物の第2の収穫物(6.55g、28%)を得た。δ
H(300MHz、CDCl
3)8.33(s、1H)、7.14(d、J8.2Hz、1H)、7.09(d、J8.2Hz、1H)、4.71(q、J6.9Hz、1H)、1.61(d、J6.9Hz、3H)。LCMS:[M+H]
+ 243/245、RT 2.377分。
【0189】
中間体47
(S)−6−ブロモ−2−メチル−2H−ピリド[3,2−b]オキサジン−3(4H)−オン
(S)−メチル2−[(6−ブロモ−2−ニトロピリジン−3−オキシ]プロパノアートから中間体46について記載されるものと同じ方法で調製して、表題化合物(62%、2ステップ)を得た。δ
H(300MHz、CDCl
3)8.72(s、1H)、7.14(d、J8.2Hz、1H)、7.09(d、J8.2Hz、1H)、4.73(q、J6.9Hz、1H)、1.61(d、J6.9Hz、3H)。LCMS:[M+H]
+ 243/245、RT 2.38分。
【0190】
中間体48
4−クロロ−2−フルオロ−6−ニトロフェノール
15℃で、発煙硝酸(100%、2.9mL、71.6mmol)を、水浴冷却(冷たい水道水、約11℃)下、10分以内に、酢酸(100mL)中の4−クロロ−2−フルオロフェノール(10g、68.2mmol)の溶液を滴下した。添加中、反応温度は、27℃に上昇した。添加が完了した後、反応混合物を、水浴冷却下、約25℃で1時間維持し、次に撹拌しながら水(1.5L)中にゆっくりと注いだ。1時間後、沈殿物を濾別し、水で洗浄し、次にフィルター上で気流により乾燥させ、表題化合物(9.88g、76%)を得た。δ
H(300MHz、CDCl
3)10.36(s、1H)、7.94(t、J2.3Hz、1H)、7.44(dd、J9.5、2.5Hz、1H)。
【0191】
中間体49
(R)−メチル2−(4−クロロ−2−フルオロ−6−ニトロフェノキシ)プロパノアート
中間体45について記載されるものと同様の方法で、中間体48から調製した。δ
H(300MHz、CDCl
3)7.61(t、J2.2 Hz、1H)、7.35(dd、J10.7、2.6Hz、1H)、4.89(q、 6.8Hz、1H)、3.73(s、3H)、1.68(d、J6.8Hz、3H)。
【0192】
中間体50
(R)−メチル2−[(6−クロロ−2−ニトロピリジン−3−イル)オキシ]プロパノアート
中間体45について記載されるものと同様の方法で、中間体51から調製した。δ
H(300MHz、CDCl
3)7.52(d、J8.7Hz、1H)、7.45(d、J8.7Hz、1H)、4.87(q、J6.8Hz、1H)、3.78(s、3H)、1.69(d、J6.8Hz、3H)。
【0193】
中間体51
6−クロロ−2−ニトロピリジン−3−オール
5〜10℃で、発煙硝酸(99mL、2.21mol)を、水/氷浴冷却下、45分以内に、酢酸(2L)中の6−クロロピリジン−3−オール(220g、1.70mol)の溶液に滴下した。添加が完了した後、反応混合物を、室温に一晩維持した。反応混合物を窒素でパージし、次に減圧濃縮した。残留物を、水(150mL)から粉砕し、濾過し、ジイソプロピルエーテル(150mL)で洗浄し、次にフィルター上で気流により乾燥させ、表題化合物(170.8g、57%)を得た。LCMS:[M+H]
+ 175/177、RT 1.35分。
【0194】
中間体52
(R)−6−クロロ−8−フルオロ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン
中間体46について記載されるものと同様の方法で、中間体49から調製した。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)10.96(s、1H)、7.10(dd、J10.4、2.4Hz、1H)、6.78−6.72(m、1H)、4.80(q、J6.8Hz、1H)、1.45(d、J6.8Hz、3H)。LCMS:[M+H]
+ 216/218、RT 2.68分。
【0195】
中間体53
(R)−6−クロロ−2−メチル−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン
中間体46について記載されるものと同様の方法で、中間体50から調製した。δ
H(300MHz、CDCl
3)9.08(s、1H)、7.23(d、J8.3Hz、1H)、6.94(d、J8.3Hz、1H)、4.73(q、J6.9Hz、1H)、1.61(d、J6.9Hz、3H)。LCMS:[M+H]
+ 199/201、RT 2.30分。
【0196】
中間体54
(R)−エチル−2−[(6−ブロモ−4−メチル−2−ニトロピリジン−3−イル)オキシ]プロパノアート
中間体45について記載されるものと同様の方法で、中間体64から調製した。δ
H(300MHz、CDCl
3)7.56(s、1H)、4.60(q、J6.8Hz、1H)、4.16(qd、 J7.1、1.1 Hz、2H)、2.46(s、3H)、1.62(d、J6.8Hz、3H)、1.24(t、J7.1Hz、3H)。
【0197】
中間体55
(R)−メチル2−(4−ブロモ−2−フルオロ−6−ニトロフェノキシ)プロパノアート
中間体45について記載されるものと同様の方法で、4−ブロモ−2−フルオロ−6−ニトロフェノールから調製した。δ
H(300MHz、CDCl
3)7.75(t、J2.2Hz、1H)、7.48(dd、J10.5、2.4Hz、1H)、4.90(q、6.9Hz、1H)、3.73(s、3H)、1.67(dd、J6.8、0.7Hz、3H)。
【0198】
中間体56
(R)−6−ブロモ−2,8−ジメチル−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキシジン−3(4H)−オン
中間体46について記載されるものと同様の方法で、中間体54から調製した。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)11.34(s、1H)、7.13(s、1H)、4.77(q、J6.8Hz、1H)、2.18(s、3H)、1.44(d、J6.8Hz、3H)。LCMS:[M+H]
+ 257/259、RT 2.711分。
【0199】
中間体57
(R)−6−ブロモ−8−フルオロ−2−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン
中間体46について記載されるものと同様の方法で、中間体55から調製した。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)10.95(s、1H)、7.21(dd、J10.1、2.2Hz、1H)、6.88(t、J2.0Hz、1H)、4.80(q、J6.8Hz、1H)、1.45(d、J6.8Hz、3H)。LCMS:[M+H]
+ 260/262、RT 2.761分。
【0200】
中間体58
5−ブロモベンゾ[d]オキサゾール−2(3H)−オン
THF(1L)中の2−アミノ−4−ブロモフェノール(50.1g、266mmol)および1,1'−カルボニル−ジアミダゾール(51.9g、320mmol)の溶液を、還流で2時間撹拌した。室温に冷却後、混合物を、HCl水溶液(2M)で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄し、次に乾燥させ(Na
2SO
4)、真空中で蒸発させた。残留物をEtOAc(30mL)およびヘプタン(3mL)の混合物から粉砕して、表題化合物の第1の収穫物(32.5g、56%)を得た。母液を濃縮して、表題化合物の第2の収穫物(24.5g、41%)を得た。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)11.84(s、1H)、7.26(s、3H)。LCMS:[M−H]
− 212/214、RT 2.603分。
【0201】
中間体59
2−アミノ−4−ブロモ−6−フルオロフェノール
EtOH(750mL)中の4−ブロモ−2−フルオロ−6−ニトロフェノール(15g、0.072mol)の撹拌溶液に、SnCl
2(67.5g、0.36mol)を加えた。反応混合物を80℃で2時間加熱し、次に氷中に注いだ。pHを、NaOH水溶液を使用して7〜8に調整し、次に水層をEtOAc(2×600mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で乾燥させ、次いで濃縮して、灰色固体として表題化合物(10.5g、70%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)9.21(s、1H)、6.72−6.45(m、2H)、5.17(br s、2H)。
【0202】
中間体60
5−ブロモ−7−フルオロ−3H−1,3−ベンゾオキサゾール−2−オン
THF(210mL)中の中間体59(10.5g、0.050mol)の撹拌溶液に、CDI(9.8g、0.069mol)を添加した。反応混合物を、60℃で15時間加熱し、2N HCl(5mL)でクエンチし、EtOAc(2×850mL)で抽出した。合わせた有機層を、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。粗残留物を、カラムクロマトグラフィー(シリカ100〜200メッシュ;ヘキサン中20%EtOAc)により精製して、灰色固体として表題化合物(9.5g、80%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)12.18(s、1H)、7.37(dd、J10.0、1.8 Hz、1H)、7.15(dd、J1.8、0.7Hz、1H)。
【0203】
中間体61
4−メチルピリジン−3−イルアセテート
無水酢酸(1000mL、10.6mol)を加熱還流した。加熱浴を取り外し、4−メチルピリジン1−オキシド(496g、4.55mol)を少しずつ加えて、還流を維持した。添加が完了した後(1.5時間)、反応混合物を室温に冷却し、減圧濃縮した。残留物を、飽和NaHCO
3水溶液で撹拌し、DCMで抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、真空中で蒸発させて表題化合物(67%)を含む暗色油(553.5g)を得た。
【0204】
中間体62
4−メチルピリジン−3−オール
水酸化リチウム一水和物(32.1g、764mmol)を、THF(500mL)および水(500mL)中の中間体61(127g、841mmol)に添加した。6時間後、THFを真空中で除去し、次にDCMおよび1M水酸化ナトリウム水溶液を添加した。層を分離した。水相を、pHが約4〜5になるまで濃縮HClで酸性化し、次に塩化ナトリウムで飽和させ、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空中で蒸発させて表題化合物(19g、21%)を得た。δ
H(300MHz、CDCl
3)10.72(s、1H)、8.16(s、1H)、7.93(d、J4.9Hz、1H)、7.14(d、J4.9Hz、1H)、2.31(s、3H)。
【0205】
中間体63
4−メチル−2−ニトロピリジン−3−オール
氷/水欲で冷却しながら、中間体62(59g、545mmol)を、温度を40℃未満に保ちながら、濃硫酸(290mL)に少しずつ添加した。0℃で、濃硫酸(58mL)中の発煙硝酸(25.5mL、600mmol)の氷冷混合物を、20℃未満に保ちながら、約45分かけて滴下した。添加が完了した後、反応混合物を、2時間、室温で撹拌し、次に、氷および水(1.5L)の混合物中に注いだ。水酸化アンモニウムを、pHが約1〜2になるまで、得られた混合物に注意深く添加した。得られた沈殿物を、濾過し、乾燥して、表題化合物(69.5g、83%)を得た。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)10.40(s、1H)、7.93(d、J4.5Hz、1H)、7.57(d、J4.5Hz、1H)、2.32(s、3H)。
【0206】
中間体64
6−ブロモ−4−メチル−2−ニトロピリジン−3−オール
窒素雰囲気下、ナトリウムメトキシド(MeOH中30wt%、85mL、454mmol)を、MeOH(500mL)中の中間体63(70g、454mmol)の溶液に添加した。混合物を15分間室温で撹拌し、次にMeOH(100mL)中の臭素(23.4mL、454mmol)の溶液を、氷浴で冷却しながら滴下した。室温で2時間撹拌後、混合物を減圧濃縮した。残留物を、水(600mL)とEtOAc(600mL)の間に分配し、層を分離した。水層を、塩化ナトリウムで飽和させ、EtOAc(600mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空中で蒸発させた。残留物を、イソプロピルアルコールから結晶化させて、表題化合物(65g、61%)を得た。δ
H(300MHz、CDCl
3)10.52(s、1H)、7.60(s、1H)、2.41(d、J0.8Hz、3H)。
【0207】
中間体65
エチル(E)−3−(3−アミノ−5−クロロピリジン−2−イル)プロパ−2−エノアート
DMF(200mL)中の2,5−ジクロロピリジン−3−アミン(10g、0.0613mmol)、アクリル酸エチル(12.9g、0.128mmol)、DIPEA(28.7mL,0.1655mmol)およびTBAB(19.7g、0.0613mmol)の脱気溶液に、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン(5.2g、0.0122mmol)、続いてPd(OAc)
2(1.37g、0.00613mmol)を添加した。反応混合物をさらに30分間脱気し、140℃で30時間加熱し、次にH
2Oでクエンチした。水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、次に、カラムクロマトグラフィー(シリカ:100〜200メッシュ;50%EtOAc:ヘキサン)で精製して、表題化合物(7.2g、52%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.95(d、J17.2Hz、1H)、7.81(s、1H)、7.19(s、2H)、6.75(d、J17.5Hz、1H)、6.19(s、1H)、4.21(q、2H)、1.21(t、3H)。LCMS: m/z 227(純度97.7%)。
【0208】
中間体66
エチル−3−(3−アミノ−5−クロロピリジン−2−イル)プロパノアート
MeOH(100mL)中の中間体65(10g、0.0441mol)の溶液に、NiCl
2(2.85g、2.0220mol)、続いてNaBH
4(3.3g、0.0882mol)を添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、次にセライトで濾過した。ろ液をH
2Oで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。粗残留物を、カラムクロマトグラフィー(シリカ:100〜200メッシュ;ヘキサン中の10%EtOAc)で精製して、表題化合物(8g、79%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.65(d、J2.2Hz、1H)、6.96(d、J2.2Hz、1H)、5.46(s、2H)、4.03(q、J7.1、4.0Hz、2H)、2.78(t、J6.7、1.1Hz、2H)、2.69(t、J6.7、1.3Hz、2H)、1.16(t、3H)。LCMS: m/z 229(純度97.6%)。
【0209】
中間体67
7−クロロ−3,4−ジヒドロ−1H−1,5−ナフチリジン−2−オン
THF(80mL)中の中間体66(8g、0.0350mol)の溶液に、カリウムtert−ブトキシド(5.88g、0.0524mol)を添加した。反応混合物を1時間撹拌し、次にH
2Oで希釈した。水層を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、表題化合物(5.2g、81%)を得、これは、それ以上精製せずに使用した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)10.27(s、1H)、8.11(d、J2.2 Hz、1H)、7.22(d、J2.3Hz、1H)、3.01(dd、J8.5、7.0Hz、2H)、2.60(dd、J8.5、6.9Hz、2H)。LCMS: m/z 183(純度95.6%)。
【0210】
中間体68
2−アミノ−6−クロロピリジン−3−カルボン酸
アンモニア水溶液(30mL)中の2,6−ジクロロピリジン−3−カルボン酸(3g、0.0157mol)を、密閉管中で、130℃で12時間加熱した。反応混合物を濃縮し、得られた粗固体を、ジエチルエーテルで粉砕して、表題化合物(2.5g、93%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.02(d、J8.0Hz、1H)、7.55(s、2H)、6.62(d、J8.0Hz、1H)。LCMS: m/z 173(純度97.70%)。
【0211】
中間体69
(2−アミノ−6−クロロピリジン−3−イル)メタノール
0℃で維持したTHF(100mL)中の中間体68(10g、0.058mol)の溶液に、THF(87mL,0.174mol)中の2Mボランジメチルスルフィド錯体を加えた。反応混合物を、還流下で2時間加熱し、次にNH
4Clの飽和水溶液でクエンチした。水層を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。粗残留物を、カラムクロマトグラフィー(シリカ:100〜200メッシュ;DCM中の2%MeOH)で精製して、表題化合物(2.5g、27%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.39(d、J7.6Hz、1H)、6.54(d、J7.5Hz、1H)、6.12(s、2H)、5.19(t、J5.5Hz、1H)、4.53−4.08(m、2H)。LCMS: m/z 159(純度90.92%)。
【0212】
中間体70
2−アミノ−6−クロロピリジン−3−カルバルデヒド
0℃で維持したDCM(100mL)中の中間体69(5g、0.0316mol)の溶液に、PCC(20.41g、0.0949mol)を加えた。反応混合物を、室温で2時間撹拌し、次にジエチルエーテル(10mL)で希釈し、セライトで濾過した。有機層を濃縮し、得られたゴム状固体をEtOAcに溶解した。有機層をH
2Oで洗浄し、次に無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物(3.25g、66%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)9.84(s、1H)、8.04(d、J7.9Hz、1H)、7.90(s、2H)、6.77(d、J7.9Hz、1H)。LCMS: m/z 156.95(純度91.80%)。
【0213】
中間体71
エチル(E)−3−(2−アミノ−6−クロロピリジン−3−イル)プロパ−2−エノアート
0℃で維持したDMF(20mL)中のNaH(2.53g、0.063mol)の懸濁液に、トリエチルホスホノアセテート(14.19g、0.063mol)を添加した。反応混合物を、0℃で30分間撹拌した。反応混合物に、中間体70(6.5g、0.042mol)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次に氷水でクエンチした。水層を、EtOAcで抽出した。有機層を、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物(7g、72%)を得、これを、さらなる精製なしで使用した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.88(d、J8.0Hz、1H)、7.74(d、J15.7Hz、1H)、6.86(s、2H)、6.58(dd、J8.0、0.6Hz、1H)、6.46(s、1H)、4.17(q、J7.1Hz、2H)、1.25(t、J7.1Hz、3H)。LCMS: m/z 227.05(純度82.91%)。
【0214】
中間体72
エチル−3−(2−アミノ−6−クロロピリジン−3−イル)プロパノアート
MeOH(50mL)中の中間体71(7g、0.030mol)の溶液に、NiCl
2(0.788g、0.0061mol)、続いてNaBH
4(2.34g、0.061mol)を加えた。反応混合物を、室温で1時間撹拌し、次に、H
2Oで希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物(6.5g、92%)を得、これをさらなる精製なしで使用した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.21(d、J7.6Hz、1H)、 6.48(d、J7.6Hz、1H)、6.24(s、2H)、4.04(q、J7.1Hz、2H)、2.64(t、J7.4Hz、2H)、2.57−2.45(m、2H)、1.16(t、J7.1Hz、3H)。LCMS:m/z 229.05(純度90.65%)。
【0215】
中間体73
7−クロロ−3,4−ジヒドロ−1H−1,8−ナフチリジン−2−オン
THF(50mL)中の中間体72(6.65g、0.028mol)の溶液に、カリウムtert−ブトキシド(4.7g、0.042mol)を添加した。反応混合物を、1時間撹拌して、次にH
2Oで希釈した。水層を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物(4.6g、90%)を得、これをさらなる精製なしで使用した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)10.68(s、1H)、7.63(d、J7.7Hz、1H)、7.03(d、J7.7Hz、1H)、2.87(dd、J8.3、7.0Hz、2H)、2.50(d、J15.3Hz、2H)。LCMS:m/z 225(CH
3CN付加物;91.18%)。
【0216】
中間体74
7−クロロ−1−[(1,3,5−トリメチルピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−オン
0℃に維持されたDMF(40mL)中のNaH(6.5g、0.164mol)の懸濁液に、中間体73(4.6g、0.032mol)を添加した。反応混合物を、0℃で30分間撹拌した。反応混合物に、中間体36(12.7g、0.065mol)を添加し、得られた混合物を、室温で1時間撹拌し、次にH
2Oでクエンチした。水層を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、ブラインで洗浄し、乾燥させ、濃縮して、表題化合物(5g、65%)を得、これをさらなる精製なしで使用した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.65(d、J7.6Hz、1H)、7.08(dd、J7.7、2.0Hz、1H)、4.93(s、2H)、3.54(s、3H)、2.80(t、J7.5 Hz、2H)、2.65(t、J7.4Hz、2H)、2.23(s、3H)、2.07(s、3H)。LCMS:m/z 305.10(純度97.94%)。
【0217】
中間体75
7−クロロ−1−[(1,3,5−トリメチルピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2−オン
0℃に維持されたDMF(100mL)中のNaH(3.2g、0.1369mol)の懸濁液に、中間体67(5g、0.0273mol)を添加した。反応混合物を、0℃で30分間撹拌した。反応混合物に、中間体36(10.6g、0.0546mol)を添加し、得られた混合物を、室温で1時間撹拌し、次にH
2Oでクエンチした。水層を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、ブラインで洗浄し、乾燥させ、濃縮して、表題化合物(5.9g、71%)を得、これをさらなる精製なしで使用した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.14(d、J2.1Hz、1H)、7.45(d、J2.1Hz、1H)、4.95(s、2H)、3.55(s、3H)、2.97(dd、J8.8、6.2Hz、2H)、2.75(dd、J8.7、6.2Hz、2H)、2.18(s、3H)、2.00(s、3H)。LCMS:m/z 305(純度93.3%)。
【0218】
中間体76
7−クロロ−3−メチル−1−[(1,3,5−トリメチルピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2−オン
−78℃に維持したTHF(40mL)中の中間体75(2g、6.6mmol)の溶液に、LDA(7.28mL、13mmol)を添加し、反応混合物を、−78℃で30分間撹拌した。反応混合物に、ヨードメタン(1.19g、8.3mmol)を加え、得られた混合物を、2時間室温で撹拌し、H
2Oでクエンチした。水層を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物(2g、96%)を得、これを何らさらなる精製なしで使用した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.15(d、1H)、7.45(d、1H)、5.25(d、J15.8Hz、1H)、4.91(d、J15.8Hz、1H)、3.55(s、3H)、3.05(m、1H)、2.86(m、2H)、2.17(s、3H)、1.98(s、3H)、1.23−1.12(m、3H)。LCMS:m/z 319(純度89.3%)。
【0219】
中間体77
7−クロロ−3−メチル−1−[(1,3,5−トリメチルピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−オン
−78℃に維持したTHF(20mL)中の中間体74(3g、0.0098mol)の溶液に、LDA(13.6mL、0.0245mol)を添加し、反応混合物を、−78℃で30分間撹拌した。反応混合物に、ヨードメタン(1mL、0.014mmol)を加え、得られた混合物を、2時間室温で撹拌し、次にH
2Oでクエンチした。水層を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物(2.3g、74%)を得た。δ
H(400MHz、CDCl
3)7.38(d、J7.6Hz、1H)、6.90(dd、J7.7Hz、1H)、5.20(d、J14.6Hz、1H)、5.00(d、J14.5Hz、1H)、3.64(s、3H)、2.84 (ddd、J15.2、5.3、0.8Hz、1H)、2.71−2.61(m、1H)、2.53(ddd、J15.4、11.1、1.1Hz、1H)、2.34(s、3H)、2.19(s、3H)、1.27(d、J6.8Hz、3H)。LCMS:m/z 319.10(純度85.51%)。
【0220】
中間体78
5−ブロモ−7−フルオロ−3−[(1,3,5−トリメチリピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2−オン
中間体74について記載されるものと同様の方法で中間体36および中間体60から調製して、オフホワイトの固体として表題化合物(5.5g、72%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.48−7.40(m、1H)、7.30(s、1H)、4.81(s、2H)、3.62(s、3H)、2.25(s、3H)、2.08(s、3H)。LCMS:m/z 354(99.2%)。
【0221】
中間体79
6−(3−メトキシフェニル)−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
無水1,4−ジオキサン(80mL)中の6−ブロモ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン(1.82g、7.95mmol)、3−メトキシフェニルボロン酸(1.45g、9.54mmol)、および2M Na
2CO
3水溶液(12mL)の混合物を、10分間、窒素で脱気した。混合物に、ビス(シクロペンチルジフェニル干すファン)ジクロロ−パラジウム鉄(294.7mg、0.4mmol)を添加し、得られた混合物を、100℃で3時間加熱した。EtOAcで希釈する前に、反応混合物を湿度に冷却した。懸濁液を、セライトのパッドでろ過し、EtOAcで洗浄した。ろ液を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(0〜40%EtOAc:ヘプタン)で粗残留物を精製して、表題化合物(32%)を得た。δ
H(250MHz、DMSO−d
6)11.31(s、1H)、7.53(m、3H)、7.37(dd、J14.3、8.0Hz、2H)、6.95(m、1H)、4.67(s、2H)、3.80(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH
+ m/z 257、RT 1.72分。
【0222】
中間体80
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(ピリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
2M Na
2CO
3水溶液(35mL)および1,4−ジオキサン(100mL)中の中間体52(5.0g、23.19mmol)およびピリジン−3−イルボロン酸(3.4g、27.66mmol)の懸濁液を、窒素で脱気し、次に、トリス(ジベンジリジンアセトン)ジパラジウム(0)(531g、0.58mmol)およびX−Phos(553mg、1.16mmol)を加え、混合物を窒素で脱気した。混合物を、16時間100℃で加熱し、次に冷却し、水(100mL)およびDCM(100mL)で希釈した。固体をセライトでろ過により除去し、次に、残留物を水(50mL)およびDCM(2×100mL)で洗浄した。水層を、DCM(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、次に溶媒を、真空中で除去した。得られた赤色固体を、熱いtert−ブチルメチルエーテル(100mL)で粉砕し、ろ過により回収し、表題化合物(4.66g、78%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.85(br s、1H)、8.80(d、J2.2Hz、1H)、8.56(dd、J4.7、1.4Hz、1H)、7.98(dt、J8.0、1.9Hz、1H)、7.48(dd、J7.9、4.8Hz、1H)、7.32(dd、J11.7、2.0Hz、1H)、7.01(s、1H)、4.83(q、J6.8Hz、1H)、1.48(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 259.1、RT 1.28分(100%)。
【0223】
中間体81
8−フルオロ−6−(ピリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジ−3−オン
1,4−ジオキサン(10mL)中の6−ブロモ−8−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(500mg、2.03mmol)および2M Na
2SO
4水溶液(2.03mL、4.06mmol)の懸濁液を、ピリジン−3−イルボロン酸(375mg、3.05mmol)で処理し、次にPd(dppf)Cl
2(166mg、0.20mmol)を添加した。混合物を100℃で2時間加熱し、次に冷却した。水(10mL)およびEtOAc(10mL)を添加した。固体を、ろ過により除去して、表題化合物(451mg、91%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.84−8.77(m、1H)、8.56(d、J4.1Hz、1H)、7.98(d、J7.9Hz、1H)、7.48(dd、J7.8、4.8Hz、1H)、7.35−7.27(m、1H)、7.01(s、1H)、4.70(s、2H)。
【0224】
中間体82
6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
EtOH(15mL)および水(1.7mL)中の中間体81(445mg、1.82mmol)の懸濁液を、メタンスルホン酸(0.19mL、1.82mmol)で処理した。酸化白金(IV)(86mg、0.38mmol)を添加し、混合物を、水素下で1日撹拌した。固体を、珪藻土によるろ過で除去し、次にMeOH/水(2:1、3×15mL)で洗浄した。ろ液を、飽和NaHCO
3水溶液(1mL)で処理し、次にEtOAc(50mL)と水(20mL)の間に分配した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、溶媒を真空中で除去した。中間体84について記載される手順に従って、残留物を、無水酢酸およびDIPEAを使用してアセチル化して、表題化合物を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.87(s、1H)、6.85(d、1H)、6.61(s、1H)、4.63(s、2H)、4.48−4.33(m、1H)、3.79(d、J31.5、13.0Hz、1H)、3.11−2.92(m、1H)、2.85−2.53(m、1H)、2.02(s、3H)、1.94−0.87(m、5H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 293、RT 1.51分(98%)。
【0225】
中間体83
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(ピペリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体82に記載されるものと同様の方法で(アセチル化ステップを省略して)、中間体80から調製して、オフホワイト粉末として表題化合物(3.33g、88%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.78(br s、1H)、6.77(dd、J11.8、1.4Hz、1H)、6.56(s、1H)、4.72(q、J6.8Hz、1H)、3.00−2.91(m、2H)、2.57−2.51(obs m、1H)、2.48−2.44(obs m、1H)、1.89−1.77(m、1H)、1.70−1.60(m、1H)、1.52−1.44(m、2H)、1.43(d、J6.8Hz、3H)。方法E HPLC−MS:MH
+m/z 265.2、RT 1.58分(100%)。
【0226】
中間体84
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
無水酢酸(0.79mL、8.36mmol)を、DCM(40mL)中の中間体83(2.1g、7.55mmol)およびDIPEA(1.5mL、9.08mmol)の懸濁液に添加した。混合物を、20℃で2日間撹拌し、次に、0.5M塩酸水溶液(50mL)とDCM(50mL)の間に分配した。水層を、DCM(2×50mL)で抽出し、合わせた有機層を、飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、次に乾燥させた(MgSO
4)。溶媒を、真空中で除去した。得られたオフホワイト固体を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;50%EtOAc/ヘプタン〜10%MeOH/EtOAc)で精製して、表題化合物(1.99g、75%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.81(s、1H)、6.90(d、J11.9Hz、0.5H)、6.82(dd、J11.8、1.5Hz、0.5H)、6.63(s、0.5H)、6.58(s、0.5H)、4.80−4.67(m、1H)、4.39(app t、J13.8Hz、1H)、3.88−3.71(m、1H)、3.08−2.94(m、1H)、2.69−2.56(m、0.5H)、2.54−2.41 (obs m、1.5H)、2.01(s、1.5H)、2.00(s、1.5H)、1.87(app d、J11.8Hz、1H)、1.79−1.66(m、1H)、1.65−1.55(m、1H)、1.54−1.46(m、0.5H)、1.43(d、J 6.8Hz、3H)、1.42−1.29(m、0.5H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 307.0、RT 1.64分(87%)。
中間体84を、Lux Amylose 2カラム、250x21.2mm、5μm;溶離液:MeOH(30%)を使用してキラルSFCにより分離した。重合調整剤を添加せず、流速は、218nmの波長で50mL/分であり、中間体84A(191mg、99%d.e.)および中間体84B(576mg、98.5%d.e.)として分離異性体を得た。
【0227】
中間体85
tert−ブチル3−[(2R)−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル]−1H−ピロール−1−カルボキシラート
1,4−ジオキサン(100mL)中の中間体57(4.44g、17.06mmol)に、tert−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロール−1−カルボキシラート(5g、17.06mmol)、続いて2M Na
2CO
3水溶液(25.58mL)を添加した。得られた混合物を、Pd(dppf)Cl
2(0.7g、0.85mol)の添加前に、5分間、脱気した。反応混合物を、さらに5分間脱気し、次に、2時間、100℃で加熱し、次に、放置して室温に冷却した。EtOAc(100mL)および水(100mL)を添加し、層を分離した。水相をさらにEtOAc(100mL)で抽出し、合わせた有機画分を、ブライン(100mL)で洗浄した。有機層を、減圧濃縮した。得られた粗暗色固体(10.96g)を、カラムクロマトグラフィー(EtOAc/ヘプタン勾配で溶出)で精製して、表題化合物(3.92g、65%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.80(s、1H)、7.59(t、J1.9Hz、1H)、7.31(dd、J3.2、2.2Hz、1H)、7.25(dd、J11.9、1.9Hz、1H)、6.91(s、1H)、6.60(dd、J3.3、1.8Hz、1H)、4.78(q、J6.8Hz、1H)、1.58(s、9H)、1.46(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 347.05、RT 2.30分(91%)。
【0228】
中間体86
tert−ブチル3−[(2R)−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル]−ピロリジン−1−カルボキシラート
EtOH(50mL)およびTHF(75mL)中の10%炭素上のパラジウム(50%水湿潤)(2.95g、2.77mmol)の懸濁液を、水素雰囲気下で、4.5時間、室温で撹拌した。触媒を、セライトパッドを通して吸引ろ過で除去し、EtOAc(100mL)およびTHF(2×100mL)で洗浄した。ろ液を、減圧濃縮して、表題化合物(3.871g、91%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.80(s、1H)、6.87(d、J11.3Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.74(q、J6.9Hz、1H)、3.66(t、J8.2Hz、1H)、3.44(t、J9.3Hz、1H)、3.31−3.21(m、2H)、3.08(td、J9.9、4.3Hz、1H)、2.21−2.09(m、1H)、1.93−1.78(m、1H)、1.45(s、3H)、1.41(d、J4.8Hz、9H)。方法D HPLC−MS:MH
+m/z 351.1、RT 3.36分(91%)。
キラルクロマトグラフィー(カラム:セルロース3 25 cm;移動相:10%MeOH:90%CO
2;流速4mL/分;215nmのUV;ランタイム:7分)は、ジアステレオマーの1:1混合物に対応するRT4.03分および5.40分で、2つのピークを示す。
【0229】
中間体87
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(ピロリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン塩酸塩
EtOH(50mL)中の中間体86(1.4g、3.8mmol)の溶液に、1,4−ジオキサン(47.45mL)中の4M HClを添加した。反応混合物を、還流下で2時間加熱し、次に減圧濃縮して、表題化合物(1.19g、定量的)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.90(s、1H)、9.04(s、2H)、6.96(dd、J11.7、1.7Hz、1H)、6.64(s、1H)、4.75(q、J6.7Hz、1H)、3.57(m、1H)、3.39(m、2H)、3.24−3.15(m、1H)、2.99(td、J10.9、4.5Hz、1H)、2.30(s、1H)、1.87(p、J9.7Hz、1H)、1.45(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 250.95、RT 1.13分(94%)。
中間体87Aを、中間体88Aについて記載されるものと同様の方法で、中間体87から調製して、中間体87A(0.85g、100%)として分離異性体を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.90(s、1H)、9.38(s、2H)、7.03−6.87(m、1H)、6.72−6.57(m、1H)、4.74(q、J6.8Hz、1H)、3.59−3.49(m、1H)、3.37−3.27(m、2H)、3.22−3.10(m、1H)、3.03−2.89(m、1H)、2.34−2.22(m、1H)、1.92−1.78(m、1H)、1.50−1.37(m、3H)。方法C HPLC−MS:MH
+m/z 251、RT 0.71分(100%)。
【0230】
中間体88
(2R)−6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
無水酢酸(0.37mL、3.96mmol)を、DCM(100mL)中の中間体87(1090mg、3.57mmol)およびDIPEA(1.3mL、7.87mmol)の撹拌懸濁液に添加した。反応混合物を、80分間撹拌し、次に、0.5M塩酸水溶液(50mL)およびDCM(50mL)の間に分配した。有機相を分離し、水層をDCM(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、飽和NaCO
3水溶液(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、次に、MgSO
4で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮して、表題化合物(1.15g、定量的)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.91−10.70(m、1H)、6.98−6.74(m、1H)、6.72−6.55(m、1H)、4.74(q、J6.8Hz、1H)、3.87−3.73(m、1H)、3.66−3.44(m、2H)、3.29−3.06(m、2H)、2.31−2.12(m、1H)、1.98−1.94(m、3H)、1.94−1.77(m、1H)、1.49−1.39(m、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 293、RT 1.54分(99%)。
中間体88を、SFC(Chiralpak AS、250x20 mm、5μm; 溶離液 MeOH(20%);重合調整剤は添加せず;流速50mL/分)で分離して、中間体88A(97%ee)および中間体B(97%ee)として分離異性体を得た。
中間体88A:δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.91−10.78(m、1H)、7.00−6.81(m、1H)、6.72−6.54(m、1H)、4.74(q、J6.7Hz、1H)、3.90−3.81(m、0.5H)、3.81−3.72(m、0.5H)、3.67−3.38(m、2H)、3.32−3.05(m、2H)、2.30−2.23(m、0.5H)、2.20−2.12(m、0.5H)、1.99−1.94(m、3H)、1.94(s、1H)、1.49−1.39(m、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 293、RT 1.05分(97%)。
【0231】
中間体89
tert−ブチル3−(8−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)−1H−ピロール−1−カルボキシラート
中間体85について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−8−フルオロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オンおよびtert−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロール−1−カルボキシラートから調製して、表題化合物(37%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.85(s、1H)、7.59(t、J1.9Hz、1H)、7.31(dd、J3.2、2.2Hz、1H)、7.25(dd、J11.9、1.9 Hz、1H)、6.92(s、1H)、6.60(dd、J3.3、1.8Hz、1H)、4.66(s、2H)、1.58(s、9H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 333、RT 2.07分(72%)。
【0232】
中間体90
tert−ブチル3−(8−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)ピロリジン−1−カルボキシラート
中間体86について記載されるものと同様の方法で、中間体89から調製して、表題化合物(1.0g、100%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.85(s、1H)、6.86(d、J11.7Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.63(s、2H)、3.69−3.62(m、1H)、3.48−3.41(m、1H)、3.30−3.21(m、2H)、3.12−3.03(m、1H)、2.14−2.10(m、1H)、1.90−1.80(m, 1H)、1.45−1.37(m、10H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 336、RT 1.95分(99%)。
【0233】
中間体91
8−フルオロ−6−(ピロリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体87について記載されるものと同様の方法で、中間体90から調製して、表題化合物(209mg、33%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 237、RT 0.91分(93%)。
【0234】
中間体92
6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体88について記載されるものと同様の方法で、中間体91から調製して、表題化合物(285mg、100%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.87(s、1H)、6.99−6.79(m、1H)、6.71−6.52(m、1H)、4.67−4.60(m、2H)、3.87−3.73(m、1H)、3.65−3.48(m、2H)、3.30−3.06(m、2H)、2.29−2.10(m、1H)、1.98−1.93(m、3H)、1.94−1.77(m、1H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 279、RT 1.45分(94%)。
【0235】
中間体93
tert−ブチル−3−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)−1H−ピロール−1−カルボキシラート
中間体85について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オンおよびtert−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロール−1−カルボキシラートから調製して、表題化合物(52%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.64(s、1H)、7.48(t、J1.9Hz、1H)、7.32−7.27(m、1H)、7.19(dd、J8.3、2.1Hz、1H)、7.08(d、J2.1Hz、1H)、6.93(d、J8.3Hz、1H)、6.56(dd、J3.2、1.8Hz、1H)、4.57(s、2H)、1.57(s、9H)。方法C HPLC−MS:MH
+(−tert−ブチル) m/z 259、RT 1.41分(92%)。
【0236】
中間体94
tert−ブチル−3−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)ピロリジン−1−カルボキシラート
中間体86について記載されるものと同様の方法で、中間体93から調製して、表題化合物(90%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.64−10.63(s、1H)、6.88(d、J8.2 Hz、1H)、6.83(dd、J8.3、2.0Hz、1H)、6.78(s、1H)、4.52(s、2H)、3.65(dd、J10.3、7.7Hz、1H)、3.44(t、J9.2Hz、1H)、3.32(s、2H)、3.12−3.01(m、1H)、2.22−2.08(m、1H)、1.84 (h、J11.1Hz、1H)、1.41−1.40。
【0237】
中間体95
6−(ピロリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン塩酸塩
中間体87について記載されるものと同様の方法で、中間体94から調製して、表題化合物(100%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.74(s、1H)、9.42(br s、2H)、6.94−6.88(m、2H)、6.82(d、J1.5Hz、1H)、4.54(s、2H)、3.76−3.27(obs m、3H)、3.23−3.12(m、1H)、3.00−2.88(m、1H)、2.33−2.23(m、1H)、1.92−1.77(m、1H)。方法C HPLC−MS:MH
+m/z 219、RT 1.31分(87%)。
【0238】
中間体96
6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体88について記載されるものと同様の方法で、中間体95から調製して、表題化合物(87%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.65(s、1H)、6.92−6.81(m、2H)、6.81−6.76(m、1H)、4.53(s、2H)、3.88−3.72(m、1H)、3.64−3.51(m、1H)、3.51−3.06(obs m、3H)、2.30−2.11(m、1H)、1.98−1.94(m、3H)、1.93−1.75(m、1H)。方法C HPLC−MS:MH
+m/z 261、RT 0.93分(99%)。
【0239】
中間体97
8−フルオロ−6−[3−(メタンスルフィニル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
1,4−ジオキサン(24mL)および2M Na
2SO
4水溶液(3.05mL)中の6−ブロモ−8−フルオロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(500mg、2.03mmol)および3−(メタンスルフィニル)フェニルボロン酸(90%、457.08mg、2.24mmol)の混合物を、10分間、窒素を介してバブリングすることによって脱気した。反応混合物を、ビス[3−(ジフェニル−ホスファニル)シクロペンタ−2,4−ジエン−1−イル]鉄DCMジクロロパラジウム(82.98mg、0.1mmol)を加え、さらに5分間脱気した。反応混合物を、100℃で、還流下、4時間加熱し、次に、EtOAc(30mL)および水(30mL)の間に分配した。有機相を分離し、水層を、EtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、ブライン(20mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、次にろ過し、減圧濃縮した。粗物質を、ヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配を用いてカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(396mg、54%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.97(s、1H)、7.87(s、1H)、7.78−7.72(m、1H)、7.68(m、2H)、7.34(dd、J11.8、2.0Hz、1H)、7.07(s、1H)、4.73(s、2H)、2.81(s、3H)。方法C HPLC−MS:MH
+m/z 306、RT 1.08分(84%)。
【0240】
中間体98
(2R)−6−[3−(メタンスルフィニル)フェニル]−2−メチル−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体97について記載されるものと同様の方法で、中間体46および3−(メタンスルフィニル)フェニルボロン酸から調製して、黄色固体として表題化合物(261mg、42%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)11.37(s、1H)、8.31(m、1H)、8.13(dt、J4.9、1.7Hz、1H)、7.68(m、1H)、7.67(m、1H)、7.65(m、1H)、7.50(m、1H)、4.83(q、J6.8Hz、1H)、2.80(s、3H)、1.48(d、J6.8Hz、3H)。方法C HPLC−MS:MH
+m/z 303、RT 1.03分(100%)。
【0241】
中間体99
2,2,2−トリフルオロ−N−{[3―(8−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)フェニル](メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン}アセトアミド
DCM(5.5mL)中の中間体97(84%、200mg、0.55mmol)、2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド(124.4mg、1.1mmol)、MgO(88.71mg、2.2mmol)および酢酸ロジウム(II)二量体(6.08mg、0.01mmol)の懸濁液に、室温でヨードベンゼンI,I−ジアセテート(265.84mg、0.83mmol)を添加し、混合物を、17.75時間撹拌した。得られた懸濁液を、セライトのパッドを介してろ過し、DCM(20mL)で洗浄し、次に、ろ液を減圧濃縮した。残留物を、ヘプタン中の0〜100%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(131mg、50%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)11.04(s、1H)、8.17(s、1H)、8.03(m、2H)、7.84(t、J7.9Hz、1H)、7.41(dd、J11.7、2.0Hz、1H)、7.08(s、1H)、4.74(s、2H)、3.86(s、3H)。方法E HPLC−MS:MH
+m/z 417、RT 1.43分(87%)。
【0242】
中間体100
2,2,2−トリフルオロ−N−[(メチル){3−[(2R)−2−メチル−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−6−イル]フェニル}(オキソ)−λ6−スルファニリデン]アセトアミド
中間体99について記載されるものと同様の方法で、中間体98および2,2,2−トリフルオロアセトアミドから調製して、透明油として表題化合物(127mg、35%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)11.44(s、1H)、8.61(s、1H)、8.41(d、J7.0Hz、1H)、8.01(d、J8.2Hz、1H)、7.84(t、J7.9Hz、1H)、7.72(dd、J8.2、3.0Hz、1H)、7.54(d、J8.2Hz、1H)、4.86(q、J6.7Hz、1H)、3.83(s、3H)、1.49(d、J6.8Hz、3H)。方法C HPLC−MS:MH
+m/z 414、RT 1.30分(99%)。
【0243】
中間体101
(2R)−6−クロロ−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
DMF(20mL)中の中間体52(2.0g、9.28mmol)および炭酸セシウム(9.0g)にDMF(15mL)中の中間体36(1.6g、10.2mmol)の溶液を0℃で滴下した。混合物を、室温で2時間撹拌した。溶媒を真空中で除去し、残留物をEtOAc(100mL)に溶解し、次に水(2×50mL)およびブラインで洗浄した。水層をEtOAc(2×50mL)で抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、次に溶媒を真空中で除去した。DCMから粉砕し、続いてカラムクロマトグラフィー(SiO
2;DCM)で精製して、表題化合物(2.0g、60%)を得た。δ
H(DMSO−d
6)7.20(dd、J10.1、2.2Hz、1H)、7.01(d、J1.8Hz、1H)、5.09(d、J15.8Hz、1H)、4.90(q、J6.7Hz、1H)、4.84(d、J15.8Hz、1H)、3.56(s、3H)、2.18(s、4H)、1.99(s、3H)、1.49(d、J6.7Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 338/340、RT 1.92分。
【0244】
中間体102
6−ブロモ−4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体35および6−ブロモ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンから調製した。δ
H(250MHz、DMSO−d
6)8.30(d、J4.9Hz、1H)、7.52(d、J8.2Hz、1H)、7.34(d、J8.2Hz、1H)、7.15(d、J5.0Hz、1H)、5.33(s、2H)、5.00(s、2H)、2.69(s、3H)、2.55(s、3H)。
【0245】
中間体103
(2R)−6−ブロモ−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体37および57から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 365/367、RT 1.51分(96%)。
【0246】
中間体104
(2R)−6−ブロモ−4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−2−メチル−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b]−[1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体35および46から調製した。
【0247】
中間体105
(2R)−6−ブロモ−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体37および46から調製した。
【0248】
中間体106
6−ブロモ−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−2−メチル−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンおよび中間体37から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)1.53(3H、d、J6.87Hz)、2.62(3H、s)、5.06(1H、d、J6.87Hz)、5.12(2H、d、J4.12Hz)、7.14(1H、dd、J7.78、4.73Hz)、7.26(1H、d、J8.24Hz)、7.35−7.39(1H、m)、7.43(1H、d、J8.24Hz)、8.32(1H、dd、J4.81、1.45Hz)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 348/350、RT 1.37分。
【0249】
中間体107
6−ブロモ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−2−メチル−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンおよび中間体36から調製した。方法A HPLC−MS:MH
+m/z 365/367、RT 1.37分。
【0250】
中間体108
(2R)−6−ブロモ−4−[(3,5−ジメチルピリダジン−4−イル)メチル]−2−メチル−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体38および46から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.83(s、1H)、7.39(d、J8.2Hz、1H)、7.21(d、J8.2Hz、1H)、5.26(d、J15.2Hz、1H)、5.09(d、J15.2Hz、1H)、4.97(q、J6.8Hz、1H)、2.66(s、3H)、2.33(s、3H)、1.51(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 363/365、RT 1.64分。
【0251】
中間体109
6−ブロモ−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンおよび中間体37から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)2.62(3H、s)、4.93(2H、s)、5.12(2H、s)、7.14(1H、dd、J7.71、4.81Hz)、7.25(1H、d、J8.24Hz)、7.40(1H、d、J8.09Hz)、7.42−7.47(1H、m)、8.32(1H、dd、J4.73、1.53Hz)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 336、RT 1.17分。
【0252】
中間体110
6−ブロモ−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド−[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−2−メチル−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンおよび中間体39から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 387/389、RT 1.44分。
【0253】
中間体110A
(2R)−6−ブロモ−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体39および46から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 387/389、RT 1.46分。
【0254】
中間体111
6−ブロモ−4−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルメチル)−4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)2.53(3H、s)、4.87(2H、s)、5.49(2H、s)、6.92(1H、td、J6.82、1.02Hz)、7.14−7.23(1H、m)、7.26(1H、d、J8.20Hz)、7.36(1H、d、J8.20Hz)、7.43(1H、d、J8.98Hz)、8.56(1H、d、J6.94Hz)。
【0255】
中間体112
6−ブロモ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で中間体36および6−ブロモ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンから調製した。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)7.34(d、J8.2 Hz、1H)、7.22(d、J8.2Hz、1H)、4.91(s、2H)、4.80(s、2H)、3.56(s、3H)、2.26(s、3H)、2.10(s、3H)。
また、中間体143について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンおよび(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールから調製した。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 351−353、RT 1.86分。
【0256】
中間体113
6−ブロモ−4−[(4,6−ジメチルピリジン−5−イル)メチル]−8−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−8−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オンおよび中間体11から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 366−368、RT 1.73分。
【0257】
中間体114
(2R)−6−ブロモ−2,8−ジメチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールおよび中間体56から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.19(s、1H)、4.97(d、J14.7Hz、1H)、4.91−4.80(m、2H)、3.54(s、3H)、2.23(s、3H)、2.16(s、3H)、2.07(s、3H)、1.46(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 379、RT 2.04分。
【0258】
中間体115
6−ブロモ−4−[(3,5−ジメチルピリダジン−4−イル)メチル]−8−メチル−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体4および189から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.83(s、1H)、7.16(s、1H)、5.15(s、2H)、4.86(s、2H)、2.67(s、3H)、2.34 (s、3H)、2.16(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH
+ m/z 363、RT 1.66分。
【0259】
中間体116
(2R)−6−ブロモ−4−[(3,5−ジメチルピリダジン−4−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体4および57から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)8.83(s、1H)、7.02(dd、J9.2、2.0Hz、1H)、6.65(t、J1.8Hz、1H)、5.23(d、J16.1Hz、1H)、5.06(d、J16.0Hz、1H)、4.68(q、J6.8Hz、1H)、2.72(s、3H)、2.34(s、3H)、1.62(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 380/382、RT 1.79分。
【0260】
中間体117
(2R)−6−ブロモ−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メタノールおよび中間体57から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)8.14(d、J6.9Hz、1H)、7.70−7.62(m、1H)、7.21−7.15(m、1H)、7.11(t、J1.9Hz、1H)、6.96(dd、J9.2、2.1Hz、1H)、6.80(t、J6.8Hz、1H)、5.52(d、J16.3Hz、1H)、5.38(d、J16.2Hz、1H)、4.74(q、J 6.8Hz、1H)、2.64(s、3H)、1.64(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 404/406、RT 1.46分。
【0261】
中間体118
(2R)−6−ブロモ−4−({1,3−ジメチル−5−[(オキセタン−3−イルオキシ)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体21および57から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)6.97(dd、J9.2、2.0Hz、1H)、6.92(t、J1.8Hz、1H)、4.99(m、2H)、4.71(m、3H)、4.56(m、3H)、4.39(m、2H)、3.79(s、3H)、2.23(s、3H)、1.61(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 454/456、RT 1.85分。
【0262】
中間体119
(2R)−6−ブロモ−8−フルオロ−4−({3−[(メトキシメトキシ)メチル]−1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−40イル}メチル)−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体57および199から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 442/444、RT 2.02分。
【0263】
中間体120
6−ブロモ−8−フルオロ−4−({5−[(メトキシメトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル}−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−8−フルオロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オンおよび中間体6から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 428/430、RT 1.92分。
【0264】
中間体121
(2R)−6−ブロモ−4−{[1,3−ジメチル−5−({[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]オキシ}メチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体23および57から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 561/563、RT 2,12分。
【0265】
中間体122
6−ブロモ−4−[(3,5−ジメチルピリダジン−4−イル)メチル]−8−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−8−フルオロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オンおよび中間体4から調製した。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 366/368、RT 1.68分。
【0266】
中間体123
6−ブロモ−8−フルオロ−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、6−ブロモ−8−フルオロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オンおよび(2−メチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メタノールから調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)8.22(d、J6.6Hz、1H)、7.71−7.63(m、1H)、7.50−7.42(m、1H)、7.12(s、1H)、6.99(dd、J9.2、2.0Hz、1H)、6.93−6.85(m、1H)、5.47(s、2H)、4.74(s、2H)、2.69(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 390/392、RT 1.44分。
【0267】
中間体124
(2R)−6−クロロ−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−7−(トリフルオロメチル)ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンおよび(2R)−6−クロロ−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−8−(トリフルオロメチル)ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体143および異性体の混合物として得られたものについて記載されるものと同様の方法で、(2−メチルピリジン−3−イル)メタノールおよび中間体182から調製した。HPLC−MS:MH
+m/z 372、RT 2.07分。
【0268】
中間体125
3−{[(2R)−6−ブロモ−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル]メチル}−2−メチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体24および57から調製した。HPLC−MS:MH
+m/z 429/431、RT 1.99分。
【0269】
中間体126
(2R)−6−ブロモ−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体26および57から調製した。HPLC−MS:MH
+m/z 405/407、RT 3.83分(99%)。
【0270】
中間体127
(2R)−6−ブロモ−4−[(3,5−ジメチル−3H−トリアゾール−4−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体2および57から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.39(dd、J9.8、2.0Hz、1H)、7.27(d、J1.7Hz、1H)、5.37(d、J16.7Hz、1H)、5.26(d、J16.7Hz、1H)、4.96(q、J6.7Hz、1H)、3.93 (s、3H)、2.11(s、3H)、1.51(d、J6.7Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+ m/z 370、RT 1.91分。
【0271】
中間体128
6−ブロモ−4−[(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)メチル]−2−メチルピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体46および4−(クロロメチル)−3,5−ジメチルイソキサゾールから調製した。LCMS (ES+)(M+H)
+ 352/354、RT 1.58分。
【0272】
中間体129
6−ブロモ−4−[(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)メチル]−2−フルオロ−2−メチルピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−3−オン
−78℃でTHF中の中間体128(0.183g、0.52mmol)の溶液に、LiHMDS(THF中の2M溶液の0.4mL、0.73mmol)を添加した。溶液を10分間撹拌し、次にN−フルオロベンゼンスルホンイミド(0.016g、1.04mmol)を添加した。混合物を、0℃で30分間撹拌し、次に飽和塩化アンモニウム水溶液(2mL)でクエンチした。反応混合物を、EtOAc/水中に注いだ。層を分離し、有機層を水で3回洗浄し、次にMgSO
4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を、DCM中の0〜80%EtOAcで溶離する勾配シリカカラムクロマトグラフィーにより精製して、白色固体として表題化合物(0.04g、21%)を得た。方法B LCMS(ES+)(M+H)
+ 370/372、RT 1.61分(方法2)。
【0273】
中間体130
(2R)−6−ブロモ−4−[(3,5−ジメチル−3H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)メチル]−2−メチル−2H,4H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体2および46から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.41(d、J8.2Hz、1H)、7.28(d、J8.2 Hz、1H)、5.23(d、J15.6Hz、1H)、5.17(d、J15.6Hz、1H)、5.00(q、J6.7Hz、1H)、4.06(s、3H)、2.20(s、3H)、1.52(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 352/354、RT 1.82分。
【0274】
中間体131
6−クロロ−8−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体36および193から調製した。δ
H(250MHz、CDCl
3)6.79(s、1H)、5.06(s、2H)、4.65(s、2H)、3.70(s、3H)、2.37(s、3H)、2.27(s、3H)、2.19(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 321、RT 1.84分。
【0275】
中間体132
(2R)−6−ブロモ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド−[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体36および46から調製した。
【0276】
中間体133
6−ブロモ−2,2−ジフルオロ−4−[(1,3,5−トリメチルピラゾール−4−イル)メチル]ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体36および139から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.80(d、J8.3Hz、1H)、7.51(d、J8.3Hz、1H)、5.00(s、2H)、3.58(s、3H)、2.28(s、3H)、2.11(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 387−389、RT 2.03分。
【0277】
中間体134
6−ブロモ−8−フルオロ−4−[(1,2,4−トリメチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体41および6−ブロモ−8−フルオロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オンから調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.01(dd、J9.2、2.0Hz、1H)、6.98(s、1H)、5.10(s、2H)、4.69(s、2H)、3.41(s、3H)、2.36(s、6H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 368/370、RT 1.29分。
【0278】
中間体135
(2R)−6−ブロモ−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体36および57から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.31(dd、J9.7、2.0Hz、1H)、7.15−7.11(m、1H)、5.10(d、J15.8Hz、1H)、4.91(q、J6.7Hz、1H)、4.85(d、J15.8Hz、1H)、3.57(s、3H)、2.19(s、3H)、2.00(s、3H)、1.50(d、J6.7Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 382/384、RT 1.94分。
【0279】
中間体136
(2R)−6−ブロモ−8−フルオロ−4−({5−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル}メチル]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体42および57から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)6.98−6.93(m、2H)、5.07−4.94(m、2H)、4.70(q、J6.8Hz、1H)、4.61−4.48(m、2H)、3.80(s、3H)、3.61−3.56(m、2H)、3.53(m、2H)、3.35(s、3H)、2.20(s、3H)、1.62(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 456/458、RT 1.95分。
【0280】
中間体137
6−ブロモ−8−フルオロ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体36および6−ブロモ−8−フルオロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オンから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.30(dd、J9.8、2.1Hz、1H)、7.13(t、J1.8Hz、1H)、4.97(s、2H)、4.82(s、2H)、3.58(s、3H)、2.20(s、3H)、2.02(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 368/370、RT 1.91分。
【0281】
中間体138
6−ブロモ−8−フルオロ−4−({6−[4−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体43および6−ブロモ−8−フルオロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オンから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.77(s、1H)、8.06(d、J8.4Hz、2H)、7.95(d、J8.4Hz、2H)、7.67(dd、J9.3、1.7Hz、1H)、7.59(d、J9.3Hz、1H)、7.50(s、1H)、7.35(dd、J 9.7、2.0Hz、1H)、5.68(s、2H)、4.91(s、2H)、3.28(s、3H)、2.45(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 544/546、RT 1.57分。
【0282】
中間体139
6−ブロモ−2,2−ジフルオロ−4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
DMF(5mL)中の2−アミノ−6−ブロモピリジン−3−オール(500mg、2.29mmol)の溶液を、炭酸カリウム(367.5mg、2.66mmol)で処理した。氷水浴中で冷却しながら、2−ブロモ−2,2−ジフルオロ−アセチルクロライド(566mg、2.93mmol)を、10分かけて滴下した。反応混合物を、3時間かえけて室温に温め、次に18時間、50℃で加熱した。得られた混合物を、減圧下で濃縮し、次にEtOAc(5mL)および水(5mL)を加えた。有機層を分離し、2M HHCl水溶液(5mL)、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄し、次に乾燥させた(MgSO
4)。粗物質を減圧下で濃縮した。得られた茶色の油ををDCMで粉砕して、オレンジ色固体として表題化合物(180mg、26%)を得た。方法B HPLC−MS:MH
+m/z 264/266、RT 1.91分(100%)。
【0283】
中間体140
6−ブロモ−4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]スピロ[1,4−ベンゾオキサジン−2,1’−シクロプロパン]−3−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、中間体35および196から調製した。LCMS(ES+)(M+H)
+ 372/374, RT 2.42分。
【0284】
中間体141
7−ブロモ−1−[(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)メチル]キノリン−2−オン
中間体101について記載されるものと同様の方法で、7−ブロモ−1H−キノリン−2−オンおよび4−(クロロメチル)−3,5−ジメチル−イソオキサゾールから調製した。方法B LCMS(ES+)(M+H)
+ 333/335、RT 1.33分。
【0285】
中間体142
5−ブロモ−3−[(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)メチル]−1a,7b−ジヒドロ−1H−シクロプロパ[c]−キノリン−2−オン
DMSO(4mL)中のヨウ化トリメチルスルホキソニウム(0.21g、0.95mmol)に、カリウムtert−ブトキシド(THF中の1M溶液、0.11g、0.95mmol)を添加した。溶液を、室温で1時間撹拌し、次にDMSO(4mL)中の中間体141(0.3g、0.90mmol)を加え、溶液を、60℃で24時間加熱した。反応混合物を、EtOAc/水に注いだ。層を分離し、有機層を3回、水で洗浄し、次にMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を、DCM中の0〜80%EtOAcで溶離する勾配シリカカラムクロマトグラフィーで精製して、白色固体として表題化合物(0.23g、74%)を得た。LCMS (ES+)(M+H)
+ 347/349、RT 1.33分。
【0286】
中間体143
(2R)−6−ブロモ−2−メチル−4−[(1,2,4−トリメチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド−[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
DCM(20mL)中の中間体46(420mg、1.73mmol)、中間体3(242mg、1.73mmol)およびトリフェニルホスフィン(504mg、1.9mmol)の混合物を、室温で10分間撹拌し、次に0℃に冷却し、DCM(5mL)中のDIAD(0.4mL、1.9mmol)の溶液を滴下した。5分後、溶液を2時間にわたって、室温に温めた。水(30mL)を加え、層を分離し、水相を、DCM(50mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、次にMgSO
4で乾燥させた。粗物質を、ヘプタン中の0〜100%EtOAcの勾配、続いてEtOAc中の0〜10%NH
3(MeOH中の7N)の勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(631mg、54%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.10(d、J8.2Hz、1H)、7.07(d、J8.2Hz、1H)、5.26(d、J15.3Hz、1H)、5.15(d、J15.3Hz、1H)、4.68(q、J6.8Hz、1H)、3.60(s、3H)、2.35(s、3H、2.31(s、3H)、1.58(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 365/367、RT 1.32分。
【0287】
中間体144
2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体107(1g、2.74mmol)およびビス(ピナコラト)ジボロン(1.95g、7.67mmol)を窒素ガス雰囲気下で1,4−ジオキサン(40mL)に溶解した。酢酸カリウム(0.80g、8.21mmol)を添加し、反応混合物を、5分間脱気した。Pd(dppf)Cl
2(0.11g、0.14mmol)を添加し、反応混合物を、110℃で90分間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、DCMで希釈し、次にセライトのパッドでろ過し、DCMで洗浄した。ろ液を減圧濃縮した。得られた粗製の濃い油を、ヘプタン(約20mL)およびジエチルエーテル(約10mL)中で粉砕し、5分間、超音波で分解した。白色固体および黒色粘着性固体の両方が、溶液中に形成された。白色固体を、黒色固体から分離し、次にろ過により乾燥させ、表題化合物(493.4mg、41%)を得た。δ
H(250MHz、DMSO−d
6)7.40(d、J7.8Hz、1H)、7.31(d、J7.8Hz、1H)、5.09(d、J14.4Hz、1H)、5.00(d、J14.4Hz、1H)、4.88(q、J6.6Hz、1H)、3.52(s、3H)、2.25(s、3H)、2.07(s、3H)、1.46(d、J6.8Hz、3H)、1.30(s、12H)。
【0288】
中間体145
8−フルオロ−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−イル
中間体144について記載されるものと同様の方法で、中間体137から調製した。δ
H(500MHz, DMSO−d
6)7.15(s、1H)、7.08(d、J10.0Hz、1H)、4.98(s、2H)、4.85(s、2H)、3.57(d、J4.4Hz、3H)、2.25(s、3H)、2.03(s、3H)、1.28(s、12H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 416、RT 2.12分。
【0289】
中間体146
4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体144について記載されるものと同様の方法で、中間体102から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.08(d、J4.9Hz、1H)、7.33(d、J7.9Hz、1H)、7.31(d、J7.9Hz、1H)、6.93(d、J4.9Hz、1H)、5.27(s、2H)、4.83(s、2H)、2.50(s、3H)、2.43(s、3H)、1.28(s、12H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 314 (ボロン酸)、RT 1.02分。
【0290】
中間体147
6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体144について記載されるものと同様の方法で、中間体112から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.41(d、J7.8Hz、1H)、7.32(d、J7.9Hz、1H)、5.07(s、2H)、4.80(s、2H)、3.55(s、3H)、2.28(s、3H)、2.11(s、3H)、1.32(s、12H)。
【0291】
中間体148
4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体144について記載されるものと同様の方法で、中間体111から調製した。
【0292】
中間体149
(2R)−4−[(3,5−ジメチル−3H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−オン)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体144について記載されるものと同様の方法で、中間体127から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.15(m、J7.9Hz、2H)、5.41(d、J16.5Hz、1H)、5.30(d、J16.5Hz、1H)、5.00(q、J6.8Hz、1H)、3.90(s、3H)、2.23(s、3H)、1.53(d、J6.7Hz、3H)、1.29(s、12H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 417、RT 2.14分。
【0293】
中間体150
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体144について記載されるものと同様の方法で、中間体135から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.15(s、1H)、7.08(d、J10.0Hz、1H)、5.10(d、J15.8Hz、1H)、4.94(q、J6.7Hz、1H)、4.87(d、J15.7Hz、1H)、3.56(s、3H)、2.24(s、3H)、2.02(s、3H)、1.50(d、J6.7Hz、3H)、1.29(s、12H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 430、RT 2.22分。
【0294】
中間体151
(2R)−2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体144について記載されるものと同様の方法で、中間体132から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.47(d、J7.8 Hz、1H)、7.15(d、J7.8Hz、1H)、5.29−5.16(m、2H)、4.67(q、J6.8Hz、1H)、3.63(s、3H)、2.33(s、3H)、2.25(s、3H)、1.54(d、J6.8Hz、3H)、1.36(s、12H)。
【0295】
中間体152
(2R)−6−エチル−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
無水1,4−ジオキサン(15mL)中の中間体101(1.09g、3.23mmol)の溶液に、ビニルボロン酸無水ピリジン錯体(932mg、3.87mmol)、続いて2M Na
2CO
3水溶液(4.84mL)を加えた。(1E,4E)−1,5−ジフェニルペンタ−1,4−ジエン−3−オン−パラジウム(3:2)(147mg、0.16mmol)およびジシクロヘキシ[2’,4’,6’−トリ(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル]ホスファン(153mg、0.32mmol)の添加前に、混合物を、5分間、N
2下で脱気した。混合物をさらにN
2下、5分間脱気し、次に、圧力管に入れ、110℃で18時間加熱した。混合物を、室温に冷却し、EtOAc(20mL)および水(20mL)を添加し、次に、有機層を水およびブラインで洗浄した。水層を、EtOAc(2×20mL)で抽出し、次に合わせた有機層を、乾燥させ(Na
2SO
4)、溶媒を、真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;勾配;ヘプタン〜100%EtOAc)で精製して、表題化合物(1.06g、91%)を得た。δ
H(DMSO−d
6)7.13(dd、J11.4、1.5Hz、1H)、7.01(s、1H)、6.60(dd、J17.6、10.9Hz、1H)、5.76(d、J17.6Hz、1H)、5.26(d、J10.9Hz、1H)、5.12(d、J15.7Hz、1H)、4.95−4.80(m、2H)、3.55(s、3H)、2.18(s、3H)、1.98(s、3H)、1.48(d、J6.7Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 330、RT 1.90分(97%)。
【0296】
中間体153
(2R)−6−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
0℃で、窒素下、乾燥DCM(16mL)中の中間体152(600mg、1.82mmol)およびN−(メトキシ−メチル)−N−(トリメチルシリルメチル)ベンジルアミン(0.7mL、2.73mmol)の撹拌溶液に、DCM(4mL)中のトリフルオロ酢酸(15μL)の溶液を4分かけて滴下した。反応混合物を、0℃で20分間撹拌し、次に、室温に温めた。撹拌を、18時間続けた。DCM(2mL)中のN−(メトキシメチル)−N−(トリメチルシリルメチル)ベンジルアミン(0.45mL、1.78mmol)およびトリフルオロ酢酸(15μL)の溶液のさらなる部分を、0℃で加え、次に、混合物を、室温に温め、2時間撹拌した。DCM(2mL)中のN−(メトキシメチル)−N−(トリメチルシリルメチル)ベンジルアミン(0.45mL、1.78mmol)およびトリフルオロ酢酸(15μL)の溶液のさらなる部分を、0℃で添加した。室温で18時間撹拌後、反応混合物を減圧濃縮した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2:100%ヘプタン〜100%EtOAc、次に0〜10%MeOH/DCM)により精製して、表題化合物(718mg、88%)を得た。
【0297】
中間体154
6−エテニル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−3−オン
中間体152について記載されるものと同様の方法で、中間体112およびビニルボロン酸無水ピリジン錯体から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.35(d、J8.1Hz、1H)、7.14(d、J8.1Hz、1H)、6.74(dd、J17.4、10.8Hz、1H)、6.09(dd、J17.4、1.5Hz、1H)、5.39(dd、J10.8、1.5Hz、1H)、5.06(s、2H)、4.73 (s、2H)、3.53(s、3H)、2.19(s、3H)、2.02(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 299.0, RT 1.80分(99%)。
【0298】
中間体155
6−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体153について記載されるものと同様の方法で、中間体154から調製して、表題化合物(39%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.34−7.26(m、5H)、7.23(dq、J6.3、3.3、2.8Hz、1H)、6.96(d、J8.1Hz、1H)、5.01(d、J1.8Hz、2H)、4.69(s、2H)、3.67−3.56(m、2H)、3.54(s、3H)、3.49−3.38(m、1H)、2.90(t、J8.4Hz、1H)、2.70(q、J8.1Hz、1H)、2.66−2.56(m、1H)、2.53(1H、obs)、2.17(m、4H)、2.00(s、3H)、1.93(ddt、J12.7、8.5、6.4Hz、1H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 432、RT 1.26分(99%)。
【0299】
中間体156
メチル−2−(4−メトキシフェニル)エチルカルバメート
0℃、窒素雰囲気下、メチルクロロホルメート(235mL、3.04mol)を、乾燥THF(2.7L)中の2−(4−メトキシフェニル)エチルアミン(90g、595mmol)およびトリエチルアミン(99mL、714mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で一晩、撹拌し、次に水(360mL)を添加した。層を分離し、水相を、ジエチルエーテルで抽出した。合わせた有機層を、1M HCl水溶液、水およびブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空中で蒸発させ、表題化合物(120.7g、90%)を得た。δ
H(300MHz、CDCl
3)7.10(d、J8.6Hz、2H)、6.84(d、J8.7Hz、2H)、3.79(s、3H)、3.66(s、3H)、3.40(q、J6.6Hz、2H)、2.74(t、J7.0Hz、2H)。
【0300】
中間体157
7−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
五酸化二リン酸(126g、890mmol)を、メタスルホン酸(445mL、6.86mmol)に少量ずる加え、130℃で1時間加熱した。中間体156(93.15g、445mmol)を添加し、ガス発生が止むまで、混合物を140℃で加熱した。反応混合物を冷却させ、氷上に注ぐことによりクエンチした。得られた混合物を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空中で蒸発させた。残留物を、トルエンから共蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(シリカ;溶離液;ヘプタン中50〜100%EtOAc)で精製して、表題化合物(38.16g、48%)を得た。δ
H(300MHz、CDCl
3)7.60(d、J2.8Hz、1H)、7.13(d、J8.3Hz、1H)、7.01(dd、J8.3、2.8Hz、1H)、6.14(s、1H)、3.85(s、3H)、3.55(td、J6.6、2.9Hz、2H)、2.94(t、J6.6Hz、2H)。
【0301】
中間体158
7−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
窒素雰囲気下、中間体157(19g、107mmol)を、DCM(250mL)に溶解し、−78℃に冷却した。三臭化ホウ素(DCM中1M、430mL、430mmol)を1.5時間以内に得られた懸濁液に滴下した。30分後、冷却浴を除去し、反応混合物を室温に温め、次に一晩撹拌した。反応混合物を、MeOH(114mL、2.81mol)を注意深く添加してクエンチし、得られた溶液を1.5時間撹拌し、次に減圧濃縮した。残留物を、MeOHから共蒸発させ、水から結晶化させ、次にろ過し、水で洗浄し、乾燥させて、表題化合物(14.6g、81%)を得た。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)9.47(s、1H)、7.83(s、1H)、7.25(d、J2.7Hz、1H)、7.09(d、J8.2Hz、1H)、6.85(dd、J8.1、2.7Hz、1H)、3.31(td、J6.6、2.8Hz、2H)、2.76(t、J6.6Hz、2H)。
【0302】
中間体159
1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イルトリフルオロメタンスルホナート
窒素雰囲気下、中間体158(38.3g、235mmol)を、DCM(1L)に懸濁し、次にN−フェニル−ビス(トリフルオロメタンスルホンイミド)(84g、235mmol)およびトリエチルアミン(33mL、235mmol)を添加した。混合物を一晩撹拌し、水で希釈し、層を分離した。水層をDCM(500mL)で抽出した。合わせた有機層を、HCl水溶液(1M)で洗浄し、次に乾燥させ(Na
2SO
4)、真空中で蒸発させた。残留物を、ジイソプロピルエーテルから結晶化させ、次に40℃で2日間、真空中で乾燥させて、表題化合物(37.9g、55%)を得た。δ
H(300MHz、CDCl3)7.97(s、1H)、7.42−7.29(m、2H)、7.02(s、1H)、3.61(td、J6.7、2.9Hz、2H)、3.04(t、J6.6Hz、2H)。
【0303】
中間体160
7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
1,4−ジオキサン(2L)中の中間体159(43.38g、164mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(54.1g、213mmol)および酢酸カリウム(80g、819mmol)の懸濁液を、アルゴンでパージし、次に80℃に加熱した。Pd(dppf)Cl
2(1.7g、2.08mmol)を加え、混合物を一晩撹拌した。室温に冷却後、反応混合物を、カラムクロマトグラフィー(シリカ;溶離液:ヘプタン中30〜100%EtOAc)で精製し、表題化合物(33.5g、73%)を得た。δ
H(300MHz、CDCl
3)8.53(s、1H)、7.86(d、J7.5Hz、1H)、7.22(d、J7.5Hz、1H)、6.38(s、1H)、3.56(td、J6.6、2.8Hz、2H)、3.01(t、J6.6Hz、2H)、1.33(s、12H)。
【0304】
中間体161&162
7−ブロモ−5−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オンおよび7−ブロモ−5−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−2−オン
0℃でDCM(13mL)およびメタンスルホン酸(6.5mL)の混合物中の6−ブロモ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(500mg、2.18mmol)の溶液を、アジ化ナトリウム(115.32μL、3.27mmol)でゆっくりと処理した。得られた混合物を室温に温め、1.5時間撹拌した。硝酸セリウムアンモニウム溶液(水中5.5%、25mL)をゆっくり加え、混合物を、DCM(50mL)および水(25mL)に分配した。水層を、DCM(50mL)で抽出し、合わせた有機層を、水(25mL)およびブライン(25mL)で洗浄し、次に乾燥させた(MgSO
4)。溶媒を、真空中で除去して、表題化合物(410mg)の混合物(1:1)を得、これを分離せずに使用した。
【0305】
中間体163
7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2−ジヒドロフタラジン−1−オン
7−ブロモ−1,2−ジヒドロフタラジン−1−オン(4.1g、18.22mmol)およびビス(ピナコラト)ジボロン(12.95g、51.01mmol)を、窒素下で1,4−ジオキサンに溶解した。酢酸カリウム(5.36g、54.66mmol)を加え、反応混合物を、5分間N
2で脱気した。Pd(dppf)Cl
2(0.74g、0.91mmol)を、加え、混合物を110℃で1.5時間加熱し、次に冷却し、DCMで希釈した。固体をセライトでろ過により除去した。残留物を、DCMで洗浄し、合わせた有機相を減圧濃縮した。得られた固体を、ヘプタン(30mL)およびジエチルエーテル(15mL)中で粉砕した。固体を、ヘプタン(30mL)およびジエチルエーテル(15mL)でさらに粉砕し、次に沈殿物をろ過で回収して、表題化合物(5.1g、81%)を得た。δ
H(250MHz、DMSO−d
6)12.68(s、1H)、8.50(s、1H)、8.37(s、1H)、8.10(dd、J7.8、1.1Hz、1H)、7.88(d、J7.8Hz、1H)、1.30(s、12H)。方法B:HPLC−MS MH+ m/z 273、RT 1.78分(97%)。
【0306】
中間体164
6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1,2−ベンゾチアゾール1,1−ジオキシド
中間体163について記載されるものと同様の方法で、中間体171およびビス(ピナコラト)ジボロンから調製して、表題化合物(74%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.91(d、J7.7Hz、1H)、7.89(s、1H)、7.62−7.53(m、2H)、4.43(s、2H)、1.31(s、12H)。
【0307】
中間体165
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゼン−1−スルホンアミド
中間体163について記載されるものと同様の方法で、3−ブロモベンゼン−1−スルホンアミドおよびビス(ピナコラト)ジボロンから調製して、ダークブラウン灰色固体として表題化合物(100%)を得た。方法B:HPLC−MS MH+ m/z 284, RT 1.74分(94%)。
【0308】
中間体166
6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジオン
6−ブロモキナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン(350mg、1.45mmol)およびビス(ピナコラト)−ジボロン(1.03g、4.07mmol)を、窒素下で、1,4−ジオキサン(12mL)に溶解した。酢酸カリウム(855mg、8.71mmol)を加え、反応混合物を、10分間脱気した。ビス[3−(ジフェニルホスファニル)シクロペンタ−2,4−ジエン−1−イル]鉄DCMジクロロパラジウム(119mg、0.145mmol)を加え、反応混合物を100℃で4時間加熱した。反応混合物をDCM(30mL)で希釈し、次にセライトでろ過し、濃縮乾固した。粗物質を、ヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(200mg、収率29%、純度60%)を得た。方法B:HPLC−MS MH+ m/z 289, RT 1.60分(60%)。
【0309】
中間体167
2−ブロモ−5,6,7,8−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]アゼピン−4−オン
0℃でDCM:メタンスルホン酸(2:1)中の2−ブロモ−6,7−ジヒドロ−5H−1,3−ベンゾチアゾール−4−オン(0.36g、1.55mmol)の溶液をアジ化ナトリウムでゆっくりと処理した。得られた混合物を、室温に温め、3時間撹拌した。反応混合物を、DCMと水酸化ナトリウム水溶液(1.0N、10mL)に分配した。水層を、DCMで抽出した。合わせた有機層を、水およびブラインで順次洗浄し、次にNa
2SO
4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を、DCMに溶解し、EtOAc/DCM、次にDCM/MeOHで溶離するカラムクロマトグラフィー(シリカ)を介して精製して、淡橙色固体として、単一位置異性体として、表題化合物(230mg、60%)を得た。LCMS(ES+)(M+H)
+ 247/249、RT 0.96分(方法2)。
【0310】
中間体168&169
6−ブロモ−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンおよび6−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン
DMF(7.5mL)中の6−ブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(500mg、2.52mmol)および炭酸セシウム(1234.04mg、3.79mmol)の溶液を、室温で撹拌した。ヨードメタン(189μL、3.03mmol)を加え、反応混合物を、1.5時間撹拌した。反応混合物を、減圧濃縮し、残留物を、水(25mL)およびEtOAc(25mL)に分配した。水相をEtOAc(25mL)でさらに抽出した。合わせた有機相を、ブライン(25mL)で洗浄し、次にMgSO4で乾燥させ、ろ過した。溶媒を真空中で除去して、位置異性体の7:3混合物として表題化合物(584.8mg)を得、これを、さらに分離することなく次のステップで使用した。方法B HPLC−MS: MH+ m/z 212/214、RT 1.47分(26%)および1.56分(72%)。
【0311】
中間体170
5−ブロモ−2−(ブロモエチル)ベンゼン−1−スルホンアミド
窒素下、無水アセトニトリル(9.5mL)中の5−ブロモ−2−メチルベンゼン−1−スルホンアミド(950mg、3.8mmol)およびN−ブロモスクシンイミド(709.84mg、3.99mmol)の混合物を、90℃で5分間撹拌した。AIBN(124.74mg、0.76mmol)を加え、反応混合物を90℃でさらに80分間加熱した。溶媒を真空中で除去し、残留物を水(20mL)およびDCM(40mL)に分配した。有機相をMgSO
4で乾燥させ、ろ過し、次に溶媒を真空中で除去した。残留物を、DCM(3mL)で2回粉砕し、得られた沈殿物をろ過し、合わせて、表題化合物(614.8mg、40%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.00(d、J2.1Hz、1H)、7.84(dd、J8.3、2.1Hz、1H)、7.77(s、2H)、7.63(d、J8.3Hz、1H)、5.00(s、2H)。
【0312】
中間体171
6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1,2−ベンゾチアゾール1,1−ジオキシド
窒素雰囲気下、アセトニトリル(75mL)中の中間体170(2.50g、4.03mmol)およびNaHCO
3(1.01g、12.1mmol)を、90℃で24時間撹拌した。反応混合物を、室温に冷却した。形成された沈殿物を濾別し、ろ液を減圧濃縮した。残留物を、ヘプタン中0〜100%EtOAcの溶離液を使用してシリカ(Biotage)で精製して、白色固体として表題化合物(473.7mg、47%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.11(d、J1.6 Hz、1H)、7.95(s、1H)、7.87(dd、J8.2、1.8Hz、1H)、7.53(d、J8.2Hz、1H)、4.37(s、2H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 248/250、RT 1.51分(100%)。
【0313】
中間体172
6−クロロ−4−(メタンスルホニル)−1H−インダゾール
DMSO(7mL)中の4−ブロモ−6−クロロ−1H−インダゾール(100mg、0.43mmol)の溶液に、メタンスルホン酸ナトリウム(165mg、1.62mmol)、CuI(8.2mg、0.04mmol)、N,N’−ジメチルエチレンジアミン(0.01mL、0.09mmol)およびK
2CO
3(119.41mg、0.86mmol)を加えた。反応混合物を、100℃で3.75時間、次に140℃で16.25時間、次に160℃で3.5時間加熱した。反応混合物を、別の部分のメタンスルフィン酸ナトリウム(165mg、1.62mmol)、CuI(24.68mg、0.13mmol)およびN,N’−ジメチルエチレンジアミン(0.03mL、0.26mmol)で後処理し、得られた混合物を、160℃で2時間加熱した。反応混合物をEtOAc(2×15mL)で抽出し、水(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、次に減圧濃縮した。得られた粗生成物を、ヘプタン/EtOAc勾配、続いてDCM/MeOH勾配を使用するカラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(24.6mg、19%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)13.85(s、1H)、8.40(s、1H)、8.08(s、1H)、7.65(s、1H)、3.38(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 231、RT 1.42分(81%)。
【0314】
中間体173
2−ブロモ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1−ベンゾチオフェン−4−オン
ヘキサン(3mL)中のN−ブロモスクシンイミド(547mg、3.08mmol)の懸濁液に、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−4−オン(468mg、3.08mmol)、続いて70%過塩素酸(10mol%、0.026mL)を加えた。反応混合物を、室温で、一晩撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液(5mL)を加え、反応混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(5mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、ろ過し、次にろ液を、真空中で濃縮した。粗残留物を、ヘプタン中20〜80%の勾配を用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(450mg、63%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.34(s、1H)、2.97(t、J6.1Hz、2H)、2.47(m、2H)、2.10(p、J6.2Hz、2H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 231/233、RT 1.87分(95%)。
【0315】
中間体174
2−ブロモ−4H,5H,6H,7H,8H−チエノ[3.2−c]アゼピン−4−オン
0℃でDCM(8.1mL)およびメタンスルホン酸(3.9mL)中の中間体173(310mg、1.34mmol)の溶液に、アジ化ナトリウム(130.8mg、2.01mmol)を少しずつ加え、次に得られた混合物を室温に温め、一晩撹拌した。反応混合物を、DCMと水酸化ナトリウム水溶液(1.0N、4.0mL)に分配した。水層をDCMで抽出した。合わせた有機層を、水、ブラインで順次洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗残留物を、ヘプタン中5〜100%EtOAcの勾配を用いるカラムクロマトグラフィーで精製して、白色固体として表題化合物(82mg、25%)を得た。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 246/248、RT 1.61分(100%)。
【0316】
中間体175
2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン−6−カルボニトリル
乾燥EtOH(9mL)中の5−アミノピラジン−2−カルボニトリル(0.6g、4.99mmol)の溶液に、臭化ナトリウム(0.257g、2.49mmol)およびクロロアセトン(2.01mL、24.95mmol)を少しずつ加えた。反応混合物を、撹拌しながら80℃で16時間加熱し、室温に冷却した。溶媒を真空中で除去し、次に固体をDCM(100mL)に採り、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)で洗浄した。相を分離し、水相をDCM(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、次に乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、濃縮した。EtOAc/ヘプタン(20〜100%)で溶離するカラムクロマトグラフィーによる精製により、表題化合物(220mg、28%)を得た。
【0317】
中間体176
3−(ヒドロキシメチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン−6−カルボニトリル
中間体21について記載されるものと同様の方法で、中間体175から調製した。方法C HPLC−MS:MH+ m/z 188.9、RT 0.46分(100%)。
【0318】
中間体177
(6−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メタノール
中間体21について記載されるものと同様の方法で、6−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジンから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.46(dd、J4.7、2.4Hz、1H)、7.52(dd、J9.8、5.3Hz、1H)、7.28(ddd、J9.8、8.4、2.5Hz、1H)、5.09(t、J 5.4Hz、1H)、4.76(d、J5.2Hz、2H)、2.34(s、3H)。方法E HPLC−MS:MH+ m/z 181、RT 0.17分(96%)。
【0319】
中間体178
(6−メトキシ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−イル)メタノール
MeOH(4mL)中の(6−ブロモ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−イル)メタノール(0.3g、1.24mmol)の溶液に、水(2.07mL)中10%NaOHを加えた。混合物を、マイクロ波照射下、撹拌しながら、100℃で30分間加熱した。反応混合物を、減圧濃縮し、次に、水中0〜100%MeCNを使用する逆相カラムクロマトグラフィーにより精製し、表題化合物(167mg、70%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.68(d、J1.3Hz、1H)、7.92(d、J1.3Hz、1H)、4.79(s、2H)、3.89(s、3H)、2.40(s、3H)。方法E HPLC−MS:MH+ m/z 194.2、RT 0.91分(100%)。
【0320】
中間体179
(2R)−6−(2,2−ジフルオロエテニル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
リン酸三カリウム(1.27M、1.43mL)の水溶液を、1,4−ジオキサン(7m)中の2,2−ジフルオロエテニル4−メチルベンゼン−1−スルホナート(J. Org. Chem., 2008, 73, 3404に記載される手順に従って調製した)(250mg、1.07mmol)および中間体150(76%、603mg,1.07mmol)の溶液に加えた。混合物を窒素バブリングで脱気し、10分間超音波処理した。トリス(ジベンドキリジンアセトン)ジパラジウム(0)(24.44mg、0.03mmol)およびトリシクロヘキシル−ホスホニウムテトラフロロボラート(19.65mg、0.05mmol)を、窒素下、加え、混合物を、4時間、密封管中で105℃で撹拌しながら、加熱した。混合物を、室温に冷却し、飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)およびEtOAc(30mL)の間に分配した。有機相を分離し、水層を、EtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、ブライン(20mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。ヘプタン中0〜100%EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーによる粗残留物の精製で、表題化合物(322mg、55%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)6.98(dd、J11.4、1.7Hz、1H)、6.87(s、1H)、5.72(dd、J27.3、3.9Hz、1H)、5.08(d、J15.9Hz、1H)、4.90(q、J6.7Hz、1H)、4.84(d、J15.8Hz、1H)、3.57(s、3H)、2.17(s、3H)、1.96(s、3H)、1.50(d、J6.7Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 366.1、RT 2.01分(100%)。
【0321】
中間体180
(2R)−6−(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体153について記載されるものと同様の方法で、中間体179から調製して、表題化合物(15%)を得た。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 499.2、RT 1.94分(77%)。
【0322】
中間体181
(2R)−6−ブロモ−4−[(6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体27および57から調製した。
【0323】
中間体182
(2R)−6−クロロ−2−メチル−7−(トリフルオロメチル)−4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オンおよび(2R)−6−クロロ−2−メチル−8−(トリフルオロメチル)−4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
リン酸カリウム(二塩基)(1.3g、7.6mmol)およびIr(fppy)
3(0.096g、0.13mmol)を、脱気され、窒素でフラッシュしたオーブン乾燥した丸底フラスコに加えた。アセトニトリル(1mL)中の(2R)−6−クロロ−2−メチル−4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン(0.5g、2.52mmol)を、セプタムを介して加えた。混合物を、アセトン/ドライアイス浴で冷却し、脱気し、窒素でフラッシュし、次に室温に温めた。トリフルオロメタンスルホニルクロライド(3.4g、20mmol)を加えた。蛍光灯(25Wベル)を、フラスコから2cmのところに置き、箔を、その領域の周囲に緩く配置した。混合物を一晩撹拌した。さらにトリフルオロメタンスルホニルクロライド(3.4g、20mmol)を加えた。反応混合物を、EtOAc(20mL)およびNaHCO
3水溶液(20mL)の間で分離した。有機層を、乾燥させて(相分離器)、真空中で蒸発させた。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、0〜10%MeOH:DCM)で精製して、オフホワイト固体としてそれぞれ7−CF
3および8−CF
3異性体の4:1混合物として表題化合物(80mg、2%)を得た。HPLC−MS:MH
−m/z 266, RT 0.86分。
【0324】
中間体183
(2R)−2−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−7−(トリフルオロメチル)−4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−3−オンおよび(2R)−2−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−8−(トリフルオロメチル)−4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
3−(メチルスルホニル)フェニルボロン酸(0.38g、1.8mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニル−ホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロライドDCM錯体(0.098mg、0.12mmol)、Na
2CO
3(0.25g、2.4mmol)および中間体182(340mg、1.35mmol)を、1,4−ジオキサン(25mL)に懸濁し、還流で一晩撹拌した。反応混合物をEtOAcおよび水の間で分離した。水を、EtOAc(25mL)で抽出し、次に合わせた有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、真空中で蒸発させた。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、1〜100%Et
2O:DCM)で精製して、それぞれ7−CF
3および8−CF
3異性体の3:1混合物として表題化合物(260mg、54%)を得た。異性体A HPLC−MS:MH+ m/z 387、RT 0.88分。異性体B HPLC−MS:MH+ m/z 387、RT 0.84分。
【0325】
中間体184
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルファニル)フェニル]−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
1,4−ジオキサン(30mL)中の3−(メチルスルファニル)フェニルボロン酸(1.3g、7.7mmol)に、水(1mL)、中間体57(1.0g、3.8mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロライドDCM錯体(0.14g、0.17mmol)中にNa
2CO
3(0.14g、7.8 mmol)を加えた。反応混合物を脱気し、窒素でフラッシュし、還流で、3時間加熱した。冷却して、混合物を、EtOAc(25mL)およびブライン(25mL)の間を分離した。水層を、EtOAcでさらに抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、次に乾燥させ(Na
2SO
4)、減圧濃縮した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、10〜30%EtOAc:ヘキサン)で精製して、表題化合物(0.81g、69%)を得た。HPLC−MS:MH+ m/z 304、RT 2.16分。
【0326】
中間体185
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
3−(メチルスルホニル)フェニルボロン酸(0.60g、2.9mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニル−ホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロライドDCM錯体(0.16g、0.19mmol)および中間体57(0.5g、1.92mmol)を、脱気した1,4−ジオキサン(5mL)に溶解し、水(2mL)に溶解したNa
2CO
3(0.41g、3.8mmol)で処理した。混合物を、還流で7時間加熱し、次に、EtOAc(25mL)およびブライン(25mL)の間を分離した。有機相を乾燥させ(相分離器)、真空中で蒸発させ、次に、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、10〜100%EtOAc:DCM)で精製して、黄色固体として表題化合物(375mg、58%)を得た。HPLC−MS:MH+ m/z 336、RT 1.50分。
【0327】
中間体186
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルフィニル)フェニル]−4H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
0℃でDCN(15mL)中の中間体184(0.49g、1.60mmol)に、3−クロロペルオキシ安息香酸(0.24g、1.42mmol)を添加した。混合物を、窒素下、一晩撹拌し、次に、DCM(25mL)で希釈し、Na
2CO
3水溶液(2×25mL)で2回洗浄した。残留物を、乾燥させ(相分離器)、次に減圧濃縮して、表題化合物(0.43g、76%)を得た。HPLC−MS: MH+ m/z 320、RT 1.41分。
【0328】
中間体187
2,2,2−トリフルオロ−N−[{3−[(2R)−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル]フェニル}−(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン]アセトアミド
中間体186(0.43g、1.22mmol)をDCM(20mL)に溶解し、2,2,2−トリフルオロアセトアミド(0.28g、2.49mmol)、酸化マグネシウム(0.21g、5.1mmol)、酢酸ロジウム(II)二量体(0.028g、0.064mmol)およびヨードベンゼンI,I−ジアセテート(0.53g、1.65mmol)を加えた。室温で18時間後、ピンク色の溶液を、セライトのパッドでろ過し、減圧濃縮した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、20〜60%EtOAc:DCM)で精製して、表題化合物(0.39g、90%)を得た。HPLC−MS: MH+ m/z 431、RT 2.00分。
【0329】
中間体188
メチル−2−[(6−ブロモ−4−メチル−2−ニトロピリジン−3−イル)オキソ]アセテート
中間体45について記載されるものと同様の方法で、中間体64およびグリコール酸メチルから調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.60(d、J0.7Hz、1H)、4.62(s、2H)、3.81(s、3H)、2.47(d、J0.6Hz、3H)。方法B HPLC−MS: MH+ m/z 306.8、RT 1.80分(96%)。
【0330】
中間体189
6−ブロモ−8−メチル−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体46について記載されるものと同様の方法で、中間体188から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)11.38(s、1H)、7.12(s、1H)、4.66(s、2H)、2.16(s、3H)。方法B HPLC−MS: MH+ m/z 243、RT 1.63分(99%)。
【0331】
中間体190
6−クロロ−4−メチルピリジン−3−オール
亜硝酸ナトリウムの水溶液(0.5M、50.5mL)を、1時間かけて50%H
2SO
4水溶液(75mL)中の6−クロロ−4−メチルピリジン−3−アミン(3g、21.04mmol)の冷(0〜5℃)溶液に加え、0〜5℃の温度に維持した。反応混合物を、20分間撹拌し、次にl00℃で30分にわたって酢酸(60mL)に加えた。撹拌を、2時間続け、次に反応混合物を冷却して、飽和NaHCO
3水溶液、続いて固体NaHCO
3でpH7に中和した。残留物を、EtOAc(4×200mL)で抽出し、乾燥させ(Na
2SO
4)、次にろ過し、濃縮した。Biotage(溶離液0〜100%EtOAc;ヘプタン;1:1 EtPAc:ヘプタン中R
F0.33)により精製して、表題化合物(1.47g、48.4%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.05(s, 1H)、7.83(s、1H)、7.23(s、1H)、2.14 (s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 143.9/145.9、RT 1.48分(100%)。
【0332】
中間体191
6−クロロ−4−メチル−2−ニトロピリジン−3−オール
中間体48について記載されるものと同様の方法を使用して、中間体190から調製して、表題化合物(73%)を得た。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 189/191、RT 1.59分(97%)。
【0333】
中間体192
メチル−2−[(6−クロロ−4−メチル−2−ニトロピリジン−3−イル)オキシ]アセテート
中間体45について記載されるものと同様の方法で、中間体191およびグリコール酸メチルから調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.45(s、1H)、4.63(s、2H)、3.81(s、3H)、2.48(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 261、RT 1.80分(96%)。
【0334】
中間体193
6−クロロ−8−メチル−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体46について記載されるものと同様の方法で、中間体192から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)11.36(s、1H)、6.99(s、1H)、4.66(s、2H)、2.17(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 199、RT 1.52分(97%)。
【0335】
中間体194
7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
中間体33(0.6g、2.6mmol)を、マイクロ波照射下、150℃で1時間、次に175℃でさらに2時間、1−メチル−2−ピロリジノン(2mL)でシアン化銅(I)(0.19g、2.2mmol)と共に加熱した。反応混合物を、EtOAc(20mL)で処理し、次に希アンモニア水溶液(2×20mL)およびブライン(20mL)で洗浄した。残留物を分取HPLCで精製して、白色固体として表題化合物(150mg、33%)を得た。HPLC−MS:MH
−m/z 176、RT 1.0分。
【0336】
中間体195
7−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
中間体194(0.15g、0.86mmol)を、水(5.0mL)に懸濁させ、40℃に温め、次に水中のホルムアルデヒドの溶液(37質量%、0.7mL、9mmol)を加えた。得られた懸濁液を、80℃で12時間加熱し、次に冷却した。得られた白色沈殿物をろ過により単離し、水で洗浄し、真空中で乾燥させて、白色粉末として表題化合物(110mg、63%)を得た。HPLC−MS:MH
−m/z 206、RT 0.6分。
【0337】
中間体196
6−ブロモスピロ[4H−1,4−ベンゾオキサジン−2,1’−シクロプロパン]−3−オン
中間体139について記載されるものと同様の方法で、2−アミノ−4−ブロモフェノールおよび1−ブロモシクロプロパンカルボニルクロライドから調製して、表題化合物を得た。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 254/256、RT 1.35分。
【0338】
中間体197
(2R)−6−(1−アセチル−1,4,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
例154について記載される手順にしたがって、中間体151および1−(5−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−1−イル)−エタン−1−オンから調製して、収率51%で表題化合物を得た。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 410、 RT 1.77分(96%)。
【0339】
中間体198
エチル−3−[(メトキシメトキシ)メチル]−1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシラート
0℃で無水DCM(13mL)中のエチル3−(ヒドロキシメチル)−1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシラート(J. Heterocycl. Chem., 1979, 16, 1117)(91%、0.58g、2.67mmol)およびDIPEA(0.93mL、5.33mmol)の溶液に、クロロメチルメチルエーテル(0.3mL、4mmol)を約2分かけて滴下した。混合物を室温に一晩温め、次にさらにDIPEA(0.93mL、5.33mmol)およびクロロ−メチルメチルエーテル(0.3mL、4mmol)を加えた。反応混合物を、室温で一晩撹拌し、次に水(25mL)の添加によりクエンチした。混合物を、DCM(25mL)で抽出し、有機相を水(25mL)で洗浄した。合わせた水性洗浄液を、DCM(10mL)でさらに抽出した。合わせた有機抽出物を、MgSO
4で乾燥させ、次にろ過し、減圧濃縮した。得られた粗黄色油(0.736g)を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、15〜100%EtOAc/ヘプタンの勾配を用いる)を使用して精製して、透明油として表題化合物(0.55g、84.6%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)4.80(s、2H)、4.77(s、2H)、4.30(q、J 7.1Hz、2H)、3.79(s、3H)、3.43(s、3H)、2.51(s、3H)、1.35(t、J7.1Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 243、RT 1.69分(100%)。
【0340】
中間体199
{3−[(メトキシメトキシ)メチル]−1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル}メタノール
0℃で無水THF(46mL)中の中間体198(0.54g、2.22mmol)の溶液に、ジイソブチルアルミニウムヒドリド(ヘプタン中1.0M、6.67mL)を添加した。反応混合物を0℃で7時間撹拌し、次に飽和酒石酸カリウム水溶液(50mL)でクエンチした。混合物を、一晩室温に温めた。相を分離し、水相を、DCM(50mL)、続いてEtOH/CHCl
3の1:2混合物で抽出した。合わせた有機抽出物を、MgSO
4で乾燥させ、次にろ過し、減圧濃縮した。得られた粗淡黄色液体(0.727g)を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、MeOH/DCMの勾配を用いる)を使用するBiotage Isolera 4フラッシュ精製システムを使用して精製して、淡黄色油として表題化合物(0.46g、103%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)4.71(s、2H)、4.62(s、2H)、4.48(s、2H)、3.75(s、3H)、3.41(s、3H)、2.26(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 201、RT 1.15分(97%)。
【0341】
中間体200
1−クロロ−3−フルオロ−5−(メチルスルファニル)ベンゼン
3−クロロ−5−フルオロチオフェノール(1.0g、6.1mmol)を、アセトン(20mL)に溶解し、炭酸カリウム(0.93g、6,76mmol)を加えた。混合物を、氷浴で冷却し、次に、ヨードメタン(0.96g、6.76mmol)を滴下した。反応混合物を、酢酸エチルおよびブラインの間で分離した。有機相を、水で洗浄し、相分離器を通し、真空中で蒸発させて、黄色油として表題化合物(0.90g、82%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.16(m、3H)、2.53(s、3H)。
【0342】
中間体201
1−クロロ−3−フルオロ−5−(メチルスルフィニル)ベンゼン
中間体200(0.51g、2.83mmol)を、ジクロロメタン(50mL)に溶解し、氷浴で冷却した。3−クロロペルオキシ安息香酸(0.51g、2.83mmol)を加え、混合物を室温で撹拌した。90分後、反応混合物を、ジクロロメタン(25mL)で希釈し、次に炭酸ナトリウム水溶液(2×50mL)および水(50mL)で洗浄した。有機相を、相分離器に通し、次に真空中で蒸発させて、表題化合物(550mg、93%)を得た。HPLC−MS:MH+ m/z 193、RT 1.65分。
【0343】
中間体202
3−({(2R)−8−フルオロ−6−[3−フルオロ−5−(メチルスルフィニル)フェニル]−2−メチル−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル)−2−メチルイミダゾ[1.2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
1,4−ジオキサン(2mL)中の中間体201(0.25g、1.30mmol)の溶液に、ビス(ピナコラト)ジボロン(0.98g、3.76mmol)、続いて、酢酸カリウム水和物(386mg、3.94mmol)、パラジウムジベンジルアセテート(12mg、0.013mmol)およびX−Phos(25mg、0.05mmol)を加えた。混合物をマイクロ波照射下で1時間加熱し、次に中間体125(200mg、0.47mmol)、続いて、水(1mL)に溶解した炭酸ナトリウム(89mg、0.84mmol)を加えた。混合物を、マイクロ波照射下で100℃で3時間加熱した。冷却して、反応混合物を、酢酸エチル(20mL)および水(20mL)の間で分離した。水相をさらに酢酸エチル(25mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(2×25mL)で洗浄し、乾燥させ(相分離器)、次に真空中で蒸発させた。残留物を、分取HPLCで精製して、白色粉末として表題化合物(148mg、69%)を得た。HPLC−MS: MH+ m/z 507、RT 2.22分。
【0344】
中間体203
[4−ブロモ−2−(メチルスルファニル)フェニル]メタノール
4−ブロモ−2−(メチルスルファニル)ベンズアルデヒド(0.5g、2.16mmol)を、テトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、氷浴で冷却した。水素化ホウ素リチウム(0.071g、3.21mmol)を加え、混合物を、1時間かけて室温に温めた。2時間後、混合物を氷浴で冷却し、2M塩酸(3mL)、続いて水(5mL)を加えた。得られた白色沈殿物をろ過で除去して、表題化合物(440mg、88%)を得た。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)7.34(m、3H)、5.33(t、1H、J5.5Hz)、4.42(d、2H、J5.5Hz)、2.50(s、3H)。
【0345】
中間体204
[4−ブロモ−2−(メチルスルフィニル)フェニル]メタノール
中間体203(0.24g、1.03mmol)を、ジクロロメタン(20mL)に溶解し、氷浴で冷却した。3−クロロペルオキシ安息香酸(0.19g、1.03mmol)を加え、混合物を室温で撹拌した。1時間後、さらに3−クロロペルオキシ安息香酸(100mg)を加えた。さらに30分後、反応混合物をDCM(50mL)で希釈し、炭酸ナトリウム水溶液(2×50mL)および水(50mL)で洗浄した。有機層を相分離器に通し、次に真空中で蒸発させて、白色固体として表題化合物(0.25g、97%)を得た。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)7.95(d、1H、J2.1Hz)、7.71(dd、1H、J8.1、2.1Hz)、7.43(d、1H、J8.1Hz)、5.56(t、1H、J5.4Hz)、4.54(d、2H、J5.3Hz)、2.76 (s、3H)。HPLC−MS:MH
− m/z 247 249、RT 1.70分。
【0346】
中間体205
[2−(メチルスルフィニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]メタノール
1,4−ジオキサン(25mL)中の中間体204(0.2g、0.80mmol)を、ビス(ピナコラト)ジボロン(0.31g、1.20mmol)、酢酸カリウム(0.096g、0.96mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.066g、0.080mmol)で処理した。混合物を脱気し、2.5時間、還流で、加熱前に、窒素でフラッシュした。得られた物質をさらに生成することなく使用した。HPLC−MS:MH+ m/z 297、RT 1.10分。
【0347】
中間体206
3−({(2R)−8−フルオロ−6−[4−(ヒドロキシメチル)−3−(メチルスルフィニル)フェニル]−2−メチル−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル)―2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
中間体202について記載されたものと同様の方法で、中間体125および205から調製した。得られた物質を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、MeOH:DCM1〜10%勾配)で精製して、表題化合物(0.28g、83%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)9.20(m、1H)、8.07(dd、1H、J6.3、2.0Hz)、7.54(m、6H)、5.73(m、2H)、5.51(m、1H)、5.03(m、1H)、4.63(m、2H)、2.80(s、3H)、2.33(m、3H)、1.56(d、3H、J6.6Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 519、RT 1.78分。
【0348】
例1
4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン
無水1,4−ジオキサン(4mL)中の中間体102(180mg、0.52mmol)および中間体160(155mg、0.57mmol)の撹拌溶液に、2M Na
2CO
3水溶液(0.80mL、1.60mmol)を加え、反応混合物を、10分間、N
2で脱気した。ビス[3−(ジフェニルホスファニル)シクロペンタ−2,4−ジエン−1−イル]鉄DCMジクロロパラジウム(21mg、0.030mmol)を加え、反応混合物を、さらに5分間、N
2で脱気した。反応混合物を、圧力管で100℃で2時間加熱し、次に周囲温度に冷却した。EtOAc(20mL)および水(20mL)を加えた。水相をEtOAC(20mL)で抽出し、合わせた有機相をブライン(15mL)で洗浄し、乾燥させた(Na
2SO
4)。溶媒を、真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2:DCM/MeOH)で精製し、クリーム色の固体として表題化合物(135mg、63%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.32(d、J1.9Hz、1H)、8.14(d、J4.9Hz、1H)、8.03(s、1H)、7.87(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.58(d、J 8.3Hz、1H)、7.51(d、J8.2Hz、1H)、7.38(d、J8.0Hz、1H)、7.04(d、J5.0Hz、1H)、5.38(s、2H)、4.82(s、2H)、3.43−3.37(m、2H)、2.94(t、J6.8Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.33(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 415、RT 2.71分(100%)。
【0349】
例2
7−{4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
無水1,4−ジオキサン(3mL)中の中間体148(120mg、0.32mmol)を、7−ブロモ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン(99.78mg、0.44mmol)および2N Na
2CO
3水溶液(0.77mL)で処理した。反応混合物を、N
2で5分脱気し、次にビス[3−(ジフェニルホスファニル)シクロペンタ−2,4−ジエン−1−イル]鉄DCMジクロロパラジウム(18mg、0.016mmol)を加えた。混合物を、N
2で10分間脱気し、マイクロ波照射下で、130℃で2.5時間撹拌しながら加熱した。7−ブロモ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン(50mg、0.22mmol)、1,4−ジオキサン(3mL),2N Na
2CO
3水溶液(0.5mL)およびビス[3−(ジフェニルホスファニル)−シクロペンタ−2,4−ジエン−1−イル]鉄DCMジクロロパラジウム(18mg、0.016mmol)のさらなる部分を加えた。混合物を脱気し、マイクロ波照射下、130℃
で1時間撹拌しながら加熱した。混合物を冷却し、次に、EtOAc(10mL)および水(10mL)を加えた。有機相を、水(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄し、乾燥させた(Na
2SO
4)。溶媒を、真空中で除去した。残留物を、分取HPLC(方法A)を使用して精製して、白色固体として表題化合物(10mg、5%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.62(d、J6.9Hz、1H)、8.48(d、J1.8Hz、1H)、8.09(dd、J7.9、1.9Hz、1H)、8.05(s、1H)、7.65(d、J8.2Hz、1H)、7.51(d、J8.2Hz、1H)、7.41(t、J7.9Hz、2H)、7.18−7.12(m、1H)、6.74(t、J6.5Hz、1H)、5.73(s、2H)、4.86(s、2H)、3.42(td、J6.6、2.6Hz、2H)、2.98(t、J6.5Hz、2H)、2.31(s、3H)。方法D(μPLC):MH+ m/z 440.1、RT 1.68分(100%)。
【0350】
例3
7−{2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体106および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.17(d、J1.9Hz、1H)、8.08(d、J3.5Hz、1H)、7.76(s、1H)、7.70(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.44(d、J8.3Hz、1H)、7.35(d、J8.2Hz、1H)、7.16(dd、J13.9、7.6Hz、2H)、6.92(dd、J7.7、4.8Hz、1H)、5.16(d、J15Hz、1H)、5.11(d、J15Hz、1H)、4.88(q、J6.7Hz、1H)、2.72(t、J6.5Hz、2H)、2.44(s、3H)、1.38(d、J6.8Hz、3H)、DMSOピークによって見えない2H。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 415、RT 3.10分(100%)。
【0351】
例4
7−{2−メチル−3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体107および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.37(d、J1.9Hz、1H)、8.01(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.91(s、1H)、7.53(d、J8.2Hz、1H)、7.41(d、J8.2Hz、1H)、7.33(d、J8.0Hz、1H)、5.07(d、J15Hz、1H)、5.04(d、J15Hz、1H)、4.79(q、J6.7Hz、1H)、3.44(s、3H)、3.30(2H、DMSOによって見えない)、2.87(t、J6.5Hz、2H)、2.06(s、3H)、1.87(s、3H)、1.40(d、J6.8Hz、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 432、RT 3.94分(100%)。
【0352】
例5
6−(2−メチル−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン
例2について記載されるものと同様の方法で、7−ブロモ−2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−オンおよび中間体147から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.48(d、J1.8Hz、1H)、8.37(s、1H、ギ酸塩)、8.08(dd、J1.9、8.2Hz、1H)、7.60(d、J8.2Hz、1H)、7.48(d、J8.2Hz、1H)、7.40(d、J7.9Hz、1H)、5.15(s、2H)、4.79(s、2H)、3.58(t、J6.7Hz、2H)、3.53(s、3H)、3.05(s、3H)、3.03(t、J6.6Hz、2H)、2.15(s、3H)、1.97(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 432.10、RT 3.67分(100%)。
【0353】
例6
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体103および160から調製した。δ
H(500 MHz、DMSO−d
6)8.32(d、J3.8Hz、1H)、7.97(s、1H)、7.94(d、J1.9Hz、1H)、7.61(dd、J7.9、2.1Hz、1H)、7.36−7.30(m、3H)、7.15(dd、J7.7、4.8Hz、1H)、6.96(s、1H)、5.30(d、J17.2Hz、1H)、5.23(d、J17.1Hz、1H)、5.09(q、J6.7Hz、1H)、3.40(m、2H)、2.90(t、J6.5Hz、2H)、2.57(s、3H)、1.58(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralcel OD−H 25cm:移動相:18%EtOH:82%CO
2;流速:4mL/分;ランタイム:20分;215nmでのUV;RT 12.4分。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 432.1、RT 2.00分(97%)。
【0354】
例7
7−{(2R)−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体105および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.17(d、J1.9Hz、1H)、8.08(d、J 3.5Hz、1H)、7.76(s、1H)、7.70(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.44(d、J8.3Hz、1H)、7.35(d、J8.2Hz、1H)、7.16(dd、J13.9、7.6Hz、2H)、6.92(dd、J7.7、4.8Hz、1H)、5.16(d、J15Hz、1H)、5.11(d、J15Hz、1H)、4.88(q、J6.7Hz、1H)、2.72(t、J6.5Hz、2H)、2.44(s、3H)、1.38(d、J6.8Hz、3H)、DMSOピークにより見えない2H。カラム:Chiralpak OD−H:移動相:15%EtOH:85%ヘプタン;ランタイム:40分;215nmでのUV;RT 25.0分。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 415、RT 3.10分(100%)。
【0355】
例8
7−{3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例2について記載されるものと同様の方法で、7−ブロモ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−オンおよび中間体147から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.45(d、J1.8Hz、1H)、8.10(dd、J7.9、1.9Hz、1H)、8.02(s、1H)、7.61(d、J8.2Hz、1H)、7.48(d、J8.2Hz、1H)、7.42(d、J8.0Hz、1H)、5.15(s、2H)、4.79(s、2H)、3.53(s、3H)、3.40(td、J6.5、2.5Hz、2H)、2.95(t、J6.5Hz、2H)、2.15(s、3H)、1.97(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 418.15、RT 3.42分(100%)。
【0356】
例9
4−[(4,6−ジメチルピリジン−5−イル)メチル]−8−フルオロ−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体113および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.71(s、1H)、8.07(d、J2.1Hz、1H)、8.02(s、1H)、7.70(dd、J7.9、2.1Hz、1H)、7.41(d、J8.0Hz、1H)、7.37(dd、J11.4、1.8Hz、1H)、7.21(s、1H)、5.34(s、2H)、4.82(s、2H)、3.40(td、J6.6、2.8Hz、2H)、2.94(t、J6.5Hz、2H)、2.48(s、6H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 433、RT 3.50分(97%)。
【0357】
例10
7−{2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド−[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体110および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.62(d、J6.9Hz、1H)、8.48(d、J1.6Hz、1H)、8.07(dd、J7.9、1.8Hz、1H)、8.03(s、1H)、7.65(d、J8.2Hz、1H)、7.52(d、J8.2Hz、1H)、7.39(t、J7.4Hz、2H)、7.14(t、J7.6Hz、1H)、6.74(t、J6.8Hz、1H)、5.71(s、2H)、4.94(q、J6.7Hz、1H)、2.96(t、J6.5Hz、2H)、2.29(s、3H)、1.49(d、J6.7Hz、3H);DMSOピークによって見えない2H。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 454.20、RT 2.95分(99%)。
【0358】
例11
7−{8−メチル−3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体131および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.47(d、J1.9Hz、1H)、8.12(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、8.01(s、1H)、7.59(s、1H)、7.42(d、J8.0Hz、1H)、5.16(s、2H)、4.80(s、2H)、3.53(s、3H)3.42(td、J6.6、2.7Hz、2H)、2.96(t、J6.5Hz、2H)、2.28(s、3H)2.15(s、3H)、1.98(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 432.05、RT 3.68分(98%)。
【0359】
例12
7−{4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体109および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.35(d、J1.8Hz、1H)、8.28(d、J3.6Hz、1H)、7.95(s、1H)、7.87(dd、J7.9、1.9Hz、1H)、7.62(d、J8.3Hz、1H)、7.51(d、J8.2Hz、1H)、7.44(d、J7.5Hz、1H)、7.33(d、J8.0Hz、1H)、7.09(dd、J7.7、4.8Hz、1H)、5.33(s、2H)、4.96(s、2H)、3.37(td、J6.6、2.7Hz、2H)、2.90(t、J6.5Hz、2H)、2.63(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 401.05、RT 2.75分(96%)。
【0360】
例13
8−フルオロ−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体137および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.02(s、1H)、7.91(d、J1.9Hz、1H)、7.70(dd、J7.9、2.1Hz、1H)、7.41(d、J7.9Hz、1H)、7.30(dd、J11.5、1.7Hz、1H)、7.07(s、1H)、5.08(s、2H)、4.86(s、2H)、3.62(s、3H)、3.41(td、J6.6、2.6Hz、2H)、2.94(t、J6.5Hz、2H)、2.28(s、3H)、1.98(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 435.2、RT 2.60分(99%)。
【0361】
例14
7−{2,2−ジフルオロ−3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド−[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体133および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.48(d、J1.9Hz、1H)、8.15(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、8.04(s、1H)、7.97−7.83(m、2H)、7.47(d、J8.0Hz、1H)、5.24(s、2H)、3.58(s、3H)、3.41(td、J6.7、2.8Hz、2H)、2.98(t、J6.6Hz、2H)、2.19(s、3H)、1.99(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 453.95、RT 3.92分(99%)。
【0362】
例15
7−{(2R)−4−[(3,5−ジメチルピリダジン−4−イル)メチル]−2−メチル−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体108および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.87(s、1H)、8.27(d、J1.9Hz、1H)、8.00(s、1H)、7.82(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.61(d、J8.2Hz、1H)、7.55(d、J8.2Hz、1H)、7.37(d、J8.0Hz、1H)、5.38(s、2H)、4.97(q、J6.8Hz、1H)、3.40(dt、J6.5、2.8Hz、2H)、2.94(t、J6.5Hz、2H)、2.59(s、3H)、2.30(s、3H)、1.50(d、J6.8 Hz、3H)。キラル分析:91%ee、8.86分での(R)異性体;カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:25%MeOH:75%CO
2;流速:4mL/分;ランタイム:15分;215nmでのUV。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 430、RT 2.20分(98%)。
【0363】
例16
8−フルオロ−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体123および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.32(d、J6.9Hz、1H)、8.07(d、J1.9Hz、1H)、8.01(s、1H)、7.59(dd、J7.9、2.1Hz、1H)、7.42(d、J9.0Hz、1H)、7.37(d、J7.9Hz、1H)、7.35−7.27(m、2H)、7.24−7.17(m、1H)、6.95(t、J6.8Hz、1H)、5.71(s、2H)、4.91(s、2H)、3.40(td、J6.5、2.6Hz、2H)、2.94(t、J6.5Hz、2H)、2.39(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 456.95、RT 2.94分(98%)。
【0364】
例17
(2R)−4−[(3,5−ジメチルピラジン−4−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体116および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.88(s、1H)、8.02(s、1H)、7.96(d、J2.1Hz、1H)、7.68(dd、J7.9、2.1Hz、1H)、7.39(d、J8.0Hz、1H)、7.36(dd、J11.4、1.8Hz、1H)、7.10(s、1H)、5.40(d、J16.1Hz、1H)、5.27(d、J16.1Hz、1H)、4.93(q、J6.7Hz、1H)、3.39(td、J6.6、2.7Hz、2H)、2.93(t、J6.5Hz、2H)、2.57(s、3H)、2.32(s、3H)、1.49(d、J6.7Hz、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 447、RT 3.45分(99%)。
【0365】
例18
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体135および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.02(s、1H)、7.90(d、J2.0Hz、1H)、7.70(dd、J7.9、2.1Hz、1H)、7.40(d、J7.9Hz、1H)、7.29(dd、J11.4、1.8Hz、1H)、7.06(s、1H)、5.17(d、J15.8Hz、1H)、5.03−4.87(m、2H)、3.61(s、3H)、3.40(d、J1.9Hz、2H下部水ピーク)、2.94(t、J6.6Hz、2H)、2.26(s、3H)、1.96(s、3H)、1.53 (d、J6.7Hz、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 449、RT 3.80分(100%)。
【0366】
例19
4−[(3,5−ジメチルピリダジン−4−イル)メチル]−8−フルオロ−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体122および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.89(s、1H)、8.03(br s、1H)、7.97(d、J2.0Hz、1H)、7.69(dd、J7.9、2.1Hz、1H)、7.40(d、J8.0Hz、1H)、7.37(dd、J11.4、1.7Hz、1H)、7.11(s、1H)、5.33(s、2H)、4.84(s、2H)、3.45−3.37(m、2H)、2.94(t、J6.5Hz、2H)、2.60(s、3H)、2.34(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 433、RT 3.29分(99%)。
【0367】
例20
7−{4−[(3,5−ジメチルピリダジン−4−イル)メチル]−8−メチル−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b]−[1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体115および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.87(s、1H)、8.28(d、J1.9Hz、1H)、8.01(s、1H)、7.82(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.57(s、1H)、7.37(d、J7.9Hz、1H)、5.38(s、2H)、4.86(s、2H)、3.40(dt、J6.4、3.2Hz、2H)、2.95(t、J6.5Hz、2H)、2.61(s、3H)、2.31(s、3H)、2.30(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 430.05、RT 3.36分(96%)。
【0368】
例21
8−フルオロ−4−({5−[(メトキシメトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体120および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.04(s、1H)、7.89(d、J1.8Hz、1H)、7.68(dd、J7.9、1.9 Hz、1H)、7.39(d、J7.9Hz、1H)、7.28(dd、J11.4、1.4Hz、1H)、7.13(s、1H)、5.14(s、2H)、4.84(s, 2H)、4.65(s、2H)、4.48(s、2H)、3.70(s、3H)、3.43−3.36(m、2H)、3.19(s、3H)、2.94(t、J6.5Hz、2H)、2.02(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 495、RT 3.96分(100%)。
【0369】
例22
7−{(2R)−4−[(3,5−ジメチル−3H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル]−2−メチル−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体130および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.44(d、J1.9Hz、1H)、8.06(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、8.02(s、1H)、7.68(d、J8.2Hz、1H)、7.56(d、J8.2Hz、1H)、7.42(d、J8.0Hz、1H)、5.44(s、2H)、4.99(q、J6.7Hz、1H)、4.03(s、3H)、3.41(td、J6.5、2.6Hz、2H)、2.96(t、J6.5Hz、2H)、2.05(s、3H)、1.52(d、J6.8Hz、3H)。カラム:Chiralpak AS−H 25cm;移動相:20%MeOH:80%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:10分;e.e. 97%。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 419.1、RT 2.46分(96%)。
【0370】
例23
7−{(2R)−2−メチル−3−オキソ−4−[(1,2,4−トリメチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体143および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.43(d、J1.9Hz、1H)、8.08(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、8.02(s、1H)、7.63(d、J8.2Hz、1H)、7.52(d、J8.2H、1H)、7.42(d、J8.0Hz、1H)、5.30(d、J3.2Hz、2H)、4.91(q、J6.7Hz、1H)、3.45(s、3H)、3.40(dt、J6.6、3.3Hz、2H)、2.95(t、J6.5Hz、2H)、2.16(s、3H)、1.92(s、3H)、1.49(d、J6.8Hz、3H)。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:30%MeOH+0.1%DEA:70%CO
2;流速:4mL/分;ランタイム:10分;215nmでのUV。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 432、RT 1.80分(99%)。
【0371】
例24
(2R)−4−[(3,5−ジメチル−3H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体127および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.05(d、J1.8Hz、1H)、8.02(s、1H)、7.72(dd、J7.9、1.9Hz、1H)、7.41(d、J8.0Hz、1H)、7.38(d、J10.0Hz、1H)、7.22(s、1H)、5.49(d、J16.7Hz、1H)、5.40(d、J16.6Hz、1H)、5.00(q、J6.7Hz、1H)、3.96(s、3H)、3.40(dt、J6.4、3.1Hz、2H)、2.94(t、J6.5Hz、2H)、2.12(s、3H)、1.55(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:22%MeOH+0.1%DEA:78%CO
2;流速:4mL/分;ランタイム:10分;215nmでのUV。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 436.1、RT 2.61分(100%)。
【0372】
例25
8−フルオロ−4−({6−[4−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}−メチル)−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体138および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.83(s、1H)、8.05(d、J1.9Hz、1H)、8.03−7.97(m、3H)、7.90(d、J8.4Hz、2H)、7.64(dd、J9.4、1.6Hz、1H)、7.61−7.54(m、2H)、7.45(s、1H)、7.32(dd、J11.3、1.6H、1H)、7.24(d、J7.9Hz、1H)、5.80(s、2H)、4.94(s、2H)、3.40−3.35(m、2H)、3.28(s、3H)、2.90(t、J6.5Hz、2H)、2.39(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 611、RT 2.08分(100%)。
【0373】
例26
(2R)−8−フルオロ−6−(5−フルオロ−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例2について記載されるものと同様の方法で、中間体150および161から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.15(s、1H)、7.80(d、J1.6Hz、1H)、7.71(dd、J10.5、1.7Hz、1H)、7.39(dd、J11.4、1.8Hz、1H)、7.12(s、1H)、5.19(d、J15.8Hz、1H)、5.03−4.93(m、2H)、3.61(s、3H)、3.43(td、J6.6、2.8Hz、2H)、2.93(t、J6.6Hz、2H)、2.27(s、3H)、1.96(s、3H)、1.54(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:25%EtOH:75%CO
2;流速:4mL/分;254nmでのUV;ランタイム:10分;e.e. 98%。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 467.5、RT 3.00分(99%)。
【0374】
例27
(2R)−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−6−(1−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−イソキノリン−7−イル)−8−(トリフルオロメチル)ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体124および161から調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.41(m、1H)、8.30(m、1H)、7.98(m、2H)、7.84(s、1H)、7.44(m、1H)、7.37(d、1H、J8.1Hz)、7.11(m、1H)、5.33(m、3H)、3.40(m、2H)、2.94(m、2H)、2.48(s、3H)、1.61(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 483、RT 2.13分。
【0375】
例28
(2R)−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−6−(1−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−イソキノリン−7−イル)−7−(トリフルオロメチル)ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体124および160から調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.29(m、1H)、7.99(d、1H、J0.4Hz)、7.91(m、2H)、7.41(d、1H、J8.0Hz)、7.36(s、2H)、7.13(m、1H)、5.22(m、3H)、3.41(m、2H)、2.96(m、2H)、2.48(s、3H)、1.61(d、3H、J6.8Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 483、RT 2.07分。
【0376】
例29
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−イル)メチル]−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体126および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.95(d、J1.4Hz、1H)、8.53(dd、J4.7、1.4Hz、1H)、8.14(d、J2.1Hz、1H)、8.07(m、1H)、8.02(d、J4.7Hz、1H)、7.68(dd、J7.9、2.1Hz、1H)、7.46−7.36(m、3H)、5.84(s、1H)、5.78(s、1H)、5.06(q、J6.7Hz、1H)、3.46(td、J6.6、2.7Hz、2H)、3.00(t、J6.5Hz、2H)、2.46(s、3H)、1.62(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 472、RT 2.56分(96%)。
【0377】
例30
(2R)−4−[(3,5−ジメチル−3H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル]−8−フルオロ−6−(5−フルオロ−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−2−メチル−1,3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例2について記載されるものと同様の方法で、中間体149および161から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.14 (s、1H)、7.95(d、J1.7Hz、1H)、7.74(dd、J10.5、1.8Hz、1H)、7.47(dd、J11.4、1.8Hz、1H)、7.30(s、1H)、5.50(d、J16.6Hz、1H)、5.41(d、J16.6Hz、1H)、5.00(q、J6.7Hz、1H)、3.96(s、3H)、3.43(td、J6.6、2.8Hz、2H)、2.93(t、J6.6Hz、2H)、2.12(s、3H)、1.55(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralcel OJ−H 25cm;移動相:50:50EtOH:MeOH;流速:1mL/分;254nmでのUV;ランタイム:12分;e.e. 97%。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 454.1、RT 2.77分(100%)。
【0378】
例31
(2R)−4−[(3,5−ジメチル−3H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル]−8−フルオロ−6−(5−フルオロ−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例2について記載されるものと同様の方法で、中間体149および162から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)10.37(s、1H)、7.25(dd、J11.2、1.7 Hz、1H)、7.19(s、1H)、7.14−7.06(m、1H)、6.88(s、1H)、5.44(d、J16.7Hz、1H)、5.34(d、J16.6Hz、1H)、4.99(q、J6.7Hz、1H)、3.96(s、3H)、2.91(t、J7.6Hz、2H)、2.56−2.51(m、2H)、2.09(s、3H)、1.54(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralcel AD−H 25cm;移動相:40%EtOH:60%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:10分;e.e. 95%。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 454.1、RT 2.85分(96%)。
【0379】
例32
7−{2−メチル−3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン(エナンチオマーA)
2つのエナンチオマーを分離するためにキラルクロマトグラフィーを使用して例4から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.37(d、J1.9Hz、1H)、8.01(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.91(s、1H)、7.53(d、J8.2Hz、1H)、7.41(d、J8.2Hz、1H)、7.33(d、J8.0Hz、1H)、5.07(d、J15Hz、1H)、5.04(d、J15Hz、1H)、4.79(q、J6.7Hz、1H)、3.44(s、3H)、3.30(2H、DMSOピークにより見えない)、2.87(t、J6.5Hz、2H)、2.06(s、3H)、1.87(s、3H)、1.40(d、J6.8Hz、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 432、RT 3.94分(100%)。
【0380】
例33
7−{2−メチル−3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン(エナンチオマーB)
2つのエナンチオマーを分離するためにキラルクロマトグラフィーを使用して例4から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.37(d、J1.9Hz、1H)、8.01(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.91(s、1H)、7.53(d、J8.2Hz、1H)、7.41(d、J8.2Hz、1H)、7.33(d、J8.0Hz、1H)、5.14−4.98(m、2H)、4.79(q、J6.7Hz、1H)、3.44(s、3H)、3.30(2H、DMSOピークにより見えない)、2.87(t、J6.5Hz、2H)、2.06(s、3H)、1.87(s、3H)、1.40(d、J6.7Hz、3H)。
【0381】
例34
8−フルオロ−4−{[5−(ヒドロキシメチル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
THF:6M HClの1:1混合物(10mL)中の例21(233mg、0.47mmol)の溶液を、55℃で12時間加熱し、次に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液(5mL)の添加によりクエンチした。混合物を、DCM(3×10mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥させ(MgSO
4)、次に溶媒を真空中で除去した。残留物を、分取HPLCで精製し(方法D)、固体をMeOHで洗浄し、オフホワイトの固体として表題化合物(35mg、17%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.05(s、1H)、7.90(d、J1.9Hz、1H)、7.71(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.39(d、J8.0Hz、1H)、7.29(dd、J11.4、1.6Hz、1H)、7.15(s、1H)、5.15(s、3H)、4.84(s、2H)、4.61(s、2H)、3.70(s、3H)、3.40(td、J6.5、2.7Hz、2H)、2.94(t、J6.5Hz、2H)、1.99(s、3H)。方法E HPLC−MS:MH+ m/z 451、RT 3.67分(100%)。
【0382】
例35
8−フルオロ−4−{[5−(フルオロメチル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−6−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
窒素下、室温で、無水DCM(1mL)中の例34(25mg、0.051mmol)の撹拌溶液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(13.35μL、0.1mmol)を加えた。混合物を、室温で2時間撹拌し、次に0℃に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液(2mL)の添加によりクエンチした。混合物を、室温で、4時間撹拌し、次に水相を、DCM(3×2mL)で抽出し、合わせた有機抽出物を乾燥させ(MgSO
4)、溶媒を真空中で除去した。残留物を、分取HPLCにより精製し(方法D)、白色固体として表題化合物(3.7mg、16%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.04(s、1H)、7.90(d、J2.0Hz、1H)、7.71(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.39(d、J8.0Hz、1H)、7.30(dd、J11.4、1.7Hz、1H)、7.15(s、1H)、5.63(d、J48.8Hz、2H)、5.21(s、2H)、4.85(s、2H)、3.75(s、3H)、3.40(td、J6.5、2.9Hz、2H)、2.94(t、J6.6 Hz, 2H)、2.04(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 453、RT 2.69分(100%)。
【0383】
例36
(2R)−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
無水1,4−ジオキサン(5mL)中の中間体132(150mg、0.41mmol)の溶液に、3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸(90.36mg、0.45mmol)および2M Na
2CO
3水溶液(0.62mL)を加えた。Pd(dppf)Cl
2(16.77mg、0.02mmol)の添加前に、混合物を5分間N
2で脱気した。混合物を、100℃で1時間加熱した。混合物を冷却し、次にEtOAc(20mL)および水(20mL)を加えた。水相を、EtOAC(20mL)で抽出した。合わせ有機層をブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、次に溶媒を、真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;ヘプタン中の勾配0〜100%EtOAc、続いてDCM中の0〜10%MeOH)、次に分取HPLC(方法C)により精製して、白色固体として表題化合物(135mg、73%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.52(s、1H)、8.36(d、J7.9Hz、1H)、7.96(d、J8.4Hz、1H)、7.80−7.74(m、2H)、7.57(d、J8.2Hz、1H)、5.17(s、2H)、4.92(q、J6.7Hz、1H)、3.52(s、3H)、3.29(s、3H)、2.14(s、3H)、1.97(s、3H)、1.50(d、J6.8Hz、3H)。カラム:Chiralpak AD−H 25cm;移動相:23%EtOH:77%CO
2;流速:4mL/分;ランタイム:6分;215nmでのUV、e.e. 95%。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 441.1、RT 1.76分(100%)。
【0384】
例37
(2R)−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体110Aおよび3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.61(d、J6.9Hz、1H)、8.54(t、J1.6Hz、1H)、8.30(d、J8.0Hz、1H)、7.98(d、J7.8Hz、1H)、7.78(d、J8.2Hz、1H)、7.75(t、J7.8Hz、1H)、7.59(d、J8.2Hz、1H)、7.39(d、J9.0Hz、1H)、7.18−7.09(m、1H)、6.74(td、J6.8、1.0Hz、1H)、5.74(s、2H)、4.98(q、J6.7Hz、1H)、3.30(s、3H)、2.29(s、3H)、1.52(d、J 6.7Hz、3H)。キラル分析:3.89分での(R)異性体;カラム:Chiralpak AD−H 25cm;移動相:35%MeOH+0.1%TEA:65%CO
2;流速:4mL/分;ランタイム:10分;254nmでのUV。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 463、RT 1.87分(100%)。
【0385】
例38
(2R)−8−フルオロ−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体136および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.05(s、1H)、7.97(d、J7.8Hz、1H)、7.92(d、J7.9Hz、1H)、7.75(t、J7.8Hz、1H)、7.46(dd、J11.4、1.7Hz、1H)、7.20(s、1H)、5.21(d、J15.8Hz、1H)、5.03−4.94(m、2H)、3.55(s、3H)、3.29(s、3H)、2.21(s、3H)、1.97(s、3H)、1.54(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralpak AD−H 25cm;移動相:20%MeOH+80%CO
2;流速:4mL/分;ランタイム:7分;215nmでのUV。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 458、RT 2.95分(100%)。
【0386】
例39
8−フルオロ−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−4−({5−[(メトキシメトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル}−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体120および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.91(d、J7.7Hz、1H)、7.88(s、1H)、7.67(d、J7.7Hz、1H)、7.62(t、J7.7Hz、1H)、7.04(dd、J10.6、1.4Hz、1H)、6.96(s、1H)、5.15(s、2H)、4.78(s、2H)、4.61(s、2H)、4.46(s、2H)、3.83(s、3H)、3.26(s、3H)、3.08(s、3H)、2.19(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 503.95、RT 3.67分(100%)。
【0387】
例40
(2R)−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−2,8−ジメチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体114および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.52(s、1H)、8.36(d、J7.9Hz、1H)、7.95(d、J7.8Hz、1H)、7.78−7.72(m、2H)、5.16(s、2H)、4.88(q、J 6.7Hz、1H)、3.51(s、3H)、3.29(s、3H)、2.30(s、3H)、2.13(s、3H)、1.96(s、3H)、1.49(d、J6.8Hz、3H)。カラム:Chiralpak AD−H 25cm;移動相:20%MeOH:80%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:7分。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 455.05、RT 4.06分(100%)。
【0388】
例41
8−フルオロ−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−4−[(1,3,5−トリメチル−1−イミダゾール−5−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体134および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。
【0389】
例42
(2R)−8−フルオロ−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]−ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体117および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:25%IPA:75%CO
2;流速:4mL/分;254nmでのUV;ランタイム:20分;RT 15.1分。
【0390】
例43
8−フルオロ−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−4−({6−[4−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}メチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体138および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.83(s、1H)、8.17(s、1H)、8.03(d、J8.4Hz、2H)、7.94−7.86(m、4H)、7.67−7.59(m、2H)、7.59−7.49(m、3H)、5.82(s、2H)、4.97(s、2H)、3.30−3.25(m、6H)、2.37(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 620、RT 2.10分(98%)。
【0391】
例44
(2R)−4−({1,3−ジメチル−5−[(オキセタン−3−イルオキシ)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)−8−フルオロ−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体118および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.91(dt、J7.6、1.4Hz、1H)、7.85(t、J1.7Hz、1H)、7.69(dt、J7.8、1.4Hz、1H)、7.64(t、J7.7Hz、1H)、7.05(dd、J10.5、1.9Hz、1H)、6.98−6.96(m、1H)、5.21−5.08(m、2H)、4.79(q、J6.8Hz、1H)、4.69−4.63(m、2H)、4.60−4.53(m、1H)、4.53−4.45(m、2H)、4.45−4.40(m、2H)、3.85(s、3H)、3.08(s、3H)、2.19(s、3H)、1.67(d、J6.8Hz、3H)。カラム:Chiralpak AD−H 25cm;移動相:12%EtOH:88%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:20分。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 530.0、RT 3.61分(100%)。
【0392】
例45
(2R)−8−フルオロ−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−4−({3−[(メトキシメトキシ)メチル]−1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体119および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 518、RT 1.95分(99%)。
【0393】
例46
(2R)−4−{[1,3−ジメチル−5−({[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]オキシ}メチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−8−フルオロ−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体121および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.05(s、2H)、8.04(t、J1.7Hz、1H)、7.94(d、J7.9Hz、1H)、7.85(d、J 7.8Hz、1H)、7.62(t、J 7.8Hz、1H)、7.41(dd、J11.3、1.7Hz、1H)、7.34(s、1H)、5.29(d、J15.9Hz、1H)、5.15−5.05(m、3H)、4.86(q、J 6.7Hz、1H)、3.70−3.63(m、7H)、3.61−3.55(m、4H)、3.29(s、3H)、2.06(s、3H)、1.44(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:15%EtOH+0.1%DEA:85%CO
2;流速:4mL/分;254nmでのUV;ランタイム:40分;ベースラインの分離はない。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 637、RT 4.19分(100%)。
【0394】
例47
(2R)−8−フルオロ−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−4−({5−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例36について記載されるものと同様の方法で、中間体136および3−(メタンスルホニル)フェニルボロン酸から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.93−7.89(m、1H)、7.89−7.87(m、1H)、7.70−7.67(m、1H)、7.62(t、J7.7Hz、1H)、7.04(dd、J10.6、1.9Hz、1H)、7.00−6.97(m, 1H)、5.22−5.09(m、2H)、4.79(q、J6.8Hz、1H)、4.64−4.55(m、2H)、3.83(s、3H)、3.56−3.51(m、2H)、3.43−3.38(m、2H)、3.26(s、3H)、3.08(s、3H)、2.17(s、3H)、1.67(d、J6.8Hz、3H)。カラム:Chiralpak IC 25cm;移動相:30%EtOH:70%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:20分。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 531.95、RT 4.00分(100%)。
【0395】
例48
(2R)−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−8−(トリフルオロメチル)ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体183および(2−メチルピリジン−3−イル)メタノールから調製した。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)8.41(s、1H)、8.29(dd、1H、J4.9、1.6Hz)、8.23(m、1H)、8.04(s、1H)、7.93(m、1H)、7.70(dd、1H、J7.8、7.8Hz)、7.44(m、1H)、7.10(dd、1H、J7.8、4.8Hz)、5.35(m、3H)、3.24(s、3H)、2.62(s、3H)、1.62(d、3H、J6.8Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 492、RT 2.18分。
【0396】
例49
(2R)−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−7−(トリフルオロメチル)ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体183および(2−メチルピリジン−3−イル)メタノールから調製した。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)8.29(dd、1H、J4.7、1.5Hz)、8.01(m、1H)、7.97(s、1H)、7.82(s、1H)、7.73(t、1H、J7.8Hz)、7.64(m、1H)、7.42(dd、1H、J7.8、1.4Hz)、7.12(dd、1H、J7.7、4.8Hz)、5.23(m、3H)、3.24(s、3H)、2.45(s、3H)、1.61(d、3H、J6.8Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 492、RT 2.22分。
【0397】
例50
(2R)−4−{[1,5−ジメチル−3−(メチルスルファニル)ピラゾール−4−イル]メチル}−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体7および185から調製した。HPLC−MS:MH+ m/z 490、RT 2.23分。
【0398】
例51
7−フルオロ−3−({(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホンイミドイル)フェニル]−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体187および195から調製した。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)9.31(d、1H、J6.4Hz)、8.10(m、1H)、7.93(d、1H、J7.8Hz)、7.87(d、1H、J8.0Hz)、7.69(m、1H)、7.63(d、1H、J10.5Hz)、7.49(m、2H)、5.71(m、2H)、5.02(m、1H)、4.25(s、1H)、3.14(s、3H)、2.26(s、3H)、1.55(d、3H、J6.3Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 522、RT 2.00分。
【0399】
例52
(2R)−4−[(6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホンイミドイル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体27および187から調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.82(d、1H、J6.7Hz)、8.15(s、1H)、7.94(m、1H)、7.84(d、1H、J8.2Hz)、7.68(m、1H)、7.54(d、1H、J9.5 Hz)、7.48(m、2H)、5.72(m、2H)、5.03(q、1H、J6.6Hz)、4.27(s、1H)、3.15(s、3H)、2.50(s、3H)2.29(d、3H、J6.3Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 575/577、RT 2.15分。
【0400】
例53
(2R)−4−[(6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体143について記載されるものと同様の方法で、中間体27および185から調製した。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)8.81(d、1H、J6.7Hz)、8.17(s、1H)、7.93(m、2H)、7.73(m、1H)、7.53(m、3H)、5.72(m、2H)、5.02(m, 1H)、3.39(s、3H)、2.27(s、3H)、1.56(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 576/578、RT 2.42分。
【0401】
例54
(2R)−4−[(5−クロロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
中間体185(0.3g、0.89mmol)を、DMF(25mL)に溶解し、氷浴で冷却し、次に、水素化ナトリウム(0.054g、1.34mmol)を加えた。混合物を10分間撹拌し、次に5−クロロ−4−(クロロメチル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール(0.19g、0.98mmol)を加えた。18時間後、反応混合物を氷水(25mL)に注ぎ、EtOAC(2×50mL)に抽出した。得られた茶色固体をカラムクロマトグラフィー(SiO
2、1〜100%EtOAc:DCM)で精製して、白色粉末として表題化合物(0.24g、57%)を得た。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)8.10(s、1H)、7.99(m、1H)、7.92(m、1H)、7.74(dd、1H、J7.8、7.8Hz)、7.49(dd、1H、J11.5、1.9Hz)、7.22(s、1H)、5.15(m、3H)、3.64(s、3H)、3.34(s、3H)、2.07(m、3H)、1.54(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 479、RT 2.21分。
【0402】
例55
(2R)−4−{[1,5−ジメチル−3−(メチルスルホニル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例50(0.06g、0.12mmol)を、DCM(10mL)に溶解し、氷浴で冷却した。3−クロロペルオキシ安息香酸(0.032g、0.18mmol)を加え、次に、反応混合物を室温まで温め、3時間撹拌した。反応混合物を、DCM(20mL)で希釈し、Na
2CO
3水溶液(3×20mL)で洗浄した。有機層を乾燥し、真空中で蒸発させた。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、20〜100%EtOAc:DCM)で精製して、白色粉末として表題化合物を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.07(s、1H)、7.97(d、1H、J8.0Hz)、7.90(d、1H、J8.1Hz)、7.71(dd、1H、J7.8、7.8Hz)、7.49(dd、1H、J11.4、1.7Hz)、7.43(s、1H)、5.51(m、1H)、5.30(d、1H、J16.2Hz)、4.98(q、1H、J6.7Hz)、3.76(s、3H)、3.30(s、3H)、3.19(s、3H)、2.13(s、3H)、1.56(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 522、RT 2.00分。
【0403】
例56
(2R)−8−フルオロ−4−{[5−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−2−メチル−6−[3−(メチルスホニル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例54(0.09g、0.19mmol)、2−メトキシピリジン−5−イるボロン酸(0.06g、0.38mmol)、1,1’−ビス(ジ−tert−ブトキシホスフィノ)フェロセンパラジウムジクロライド(0.013g、0.019mmol)およびフッ化カリウム(0.022g、0.38mmol)を、DMF(3mL、38.7mmol)に溶解し、マイクロ波照射下で、2.5時間、110℃で加熱した。反応混合物を、EtOAc(25mL)およびNaHCO
3水溶液(25mL)の間で分離した。有機層を水(10mL)で洗浄し、乾燥させ(相分離器)、次に真空中で蒸発させた。残留物を、カラムクロマトグラフィーで精製して、オフホワイト粉末として表題化合物(0.075g、65%)を得た。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)8.00(m、1H)、7.92(m、2H)、7.74(m、2H)、7.40(m、2H)、6.83(s、1H)、6.68(dd、1H、J8.5、0.6Hz)、5.28(d、1H、J15.9Hz)、4.92(d、1H、J15.9Hz)、4.68(1H、q、J6.5Hz)、3.83(s、3H)、3.44(s、3H)、3.31(s、3H)、2.18(s、3H)、1.38(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 552、RT 2.22分。
【0404】
例57
(2R)−4−{[1,3−ジメチル−5−(6−オキソ−1H−ピリジン−3−イル)ピラゾール−4−イル]メチル}−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例56(0.055g、0.089mmol)を、145℃で30分間溶融物としてピリジン塩酸塩(1.0g、8.5mmol)と加熱した。冷却して、残留物を、EtOAcおよびNaHCO
3水溶液の間で分離した。有機層を塩化アンモニウム水溶液で洗浄し、乾燥させた(相分離器)。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、0〜20%MeOH EtOAc)で精製して、白色粉末として表題化合物(25mg、:52%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)11.83(m、1H)、8.02(s、1H)、7.92(m、1H)、7.82(m、1H)、7.73(t、1H、J7.8Hz)、7.41(dd、1H、J11.3、1.7Hz)、7.27(d、1H、J0.5Hz)、7.08(dd、1H、J9.4、2.5Hz)、6.93(s、1H)、6.16(d、1H、J9.4Hz)、5.29(d、1H、J16.0Hz)、4.93(d、1H、J15.9Hz)、4.76(q、1H、J6.7Hz)、3.47(s、3H)、3.31(s、3H)、2.15(s、3H)、1.44(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 537、RT 1.67分。
【0405】
例58
(2R)−8−フルオロ−4−[(7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−2−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
EtOH(5mL)中の例54(0.03g、0.05mmol)およびギ酸アンモニウム(0.5g、7.93mmol)の脱気溶液に、活性炭上のパラジウム(10重量%、0.005g、0.047mmol)を加えた。混合物を3時間、室温で撹拌し、次にセライトでろ過し、真空中で蒸発させた。残留物を、EtOAc中にとり、NaHCO
3水溶液(2×50mL)で洗浄した。有機画分を、Na
2SO
4で乾燥し、真空中で蒸発させ、オフホワイト固体として表題化合物(19mg、73%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.37(dd、1H、J7.4、5.9Hz)、8.17(s、1H)、7.93(m、2H)、7.74(dd、1H、J7.8、7.8Hz)、7.49(m、2H)、7.28(dd、1H、J9.9、2.5Hz)、7.04(td、1H、J7.6、2.7Hz)、5.78(m、1H)、5.65(m、1H)、5.02(q、1H、J6.6Hz)、3.30(s、3H)、2.31(s、3H)、1.57(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 498、RT 2.08分。
【0406】
例59
7−フルオロ−3−({(2R)−8−フルオロ−2−メチルー6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例53(0.1g、0.17mmol)を、1−メチル−2−ピロリドン(2.5mL)中のシアン化銅(I)と200℃で1時間、次に210℃でさらに2時間加熱した。反応混合物を、EtOAcで希釈し、水およびブラインで洗浄し、次に、Na
2SO
4で乾燥させ、真空中で蒸発させた。残留物を、分取HPLCで精製して、凍結乾燥した白色粉末として表題化合物(10mg、11%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)9.32(d、1H、J6.4Hz)、8.11(s、1H)、7.95(m、2H)、7.74(dd、1H、J7.8、7.8Hz)、7.64(d、1H、J10.4Hz)、7.53(m、2H)、5.72(m、2H)、5.03(q、1H、J6.7Hz)、3.29(s、3H)、2.26(s、3H)、1.55(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 523、RT 2.25分。
【0407】
例60
3−({(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルファニル)フェニル]−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}−メチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
1,4−ジオキサン(5mL)中の中間体125(2.0g、4.2mmol)の溶液に、3−(メチルチオ)フェニルボロン酸(1.2g、6.8mmol)を加え、続いて水(1mL)にNa
2CO
3(856mg、8.4mmol)を溶解した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−パラジウム(II)ジクロライドDCM錯体(0.048g、0.059mmol)を加え、5時間窒素下で還流で加熱した。冷却して、反応混合物を、EtOAc(50mL)および水(50mL)の間で分離した。水層をさらにEtOAc(25mL)でさらに抽出した。合わせた有機層を水(2×25mL)で洗浄し、乾燥させ(相分離器)、真空中で蒸発させた。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2、10〜100%EtOAc:DCM勾配)により精製して、表題化合物(1.05g)を得た。HPLC−MS:MH+ m/z 473、RT 2.44分。
【0408】
例61
3−({(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルフィニル)フェニル]−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}−メチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例60(1.05g、2.22mmol)をDCM(10mL)に溶解し、氷浴で冷却した。混合物に、3−クロロペルオキシ安息香酸(498mg、2.22mmol)を加え、反応混合物を、1時間、室温で撹拌した。3−クロロペルオキシ安息香酸(150mg)のさらなるアリコートを加え、反応混合物をさらに30分間撹拌した。反応混合物を、DCM(20mL)で希釈し、次にNa
2CO
3(2×50mL)および水(50mL)で洗浄した。有機層を相分離器で乾燥させ、次に真空中で蒸発させて、標題化合物(1.1g、91%)を得た。HPLC−MS:MH+ m/z 489、RT 2.11分。
【0409】
例62&63
3−({(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホンイミドイル)フェニル]−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル(異性体AおよびB)
DCM(20mL)中の例61(1.1g、2.0mmol)に、2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド(510mg、4.5mmol)および酸化マグネシウム(370mg、9.0mmol)、続いてロジウム(II)酢酸二量体(100mg、0.23mmol)を加えた。得られたピンク色の懸濁液に、ヨードベンゼンI,I−ジアセテート(1.1g、3.4mmol)を加え、反応混合物を、窒素下、7時間撹拌した。反応混合物を、真空中で蒸発させた。橙色の残留物を、MeOH(5mL)およびNa
2CO
3(50mg)で処理し、45分間撹拌した。溶媒を真空中で除去し、残留物を、DCM(20mL)にとり、次にセライトでろ過し、水で洗浄し、相分離器を使用して乾燥させた。残留物を、分取HPLCを使用して精製し、白色粉末としてジアステレオマー(39mg、4%)の混合物を得た。ジアステレオマーを、分取HPLC(移動相:100%MeOH+0.1%ジエチルアミン;固定相:Chiralcel OD−H)で分離して、それぞれ表題化合物を得た。
異性体A(例62):δ
H(400MHz、DMSO−d
6)9.24(s、1H)、8.13(s、1H)、7.93(dd、1H、J7.8、1.5Hz)、7.81(m、1H)、7.67(m、1H)、7.60(dd、1H、J9.3、0.8Hz)、7.49(m、3H)、5.75(m、2H)、5.03(m、1H)、4.26(s、1H、3.15(d、3H、J0.8Hz)、2.30(s、3H)、1.56(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 505、RT 1.68分。
異性体B(例63):δ
H(400MHz、DMSO−d
6)9.24(s、1H)、8.13(s、1H)、7.93(m、1H)、7.81(m、1H)、7.67(m、1H)、7.60(dd、1H、J9.3、0.7Hz)、7.48(m、3H)、5.75(m、2H)、5.03(m、1H)、4.26(s、1H)、3.14(d、3H、J0.8Hz)、2.30(s、3H)、1.56(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 505、RT 1.68分。
【0410】
例64
3−[(8−フルオロ−6−{3−[(イミノ)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニル]フェニル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル)メチル]−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
DIAD(82.09μL、0.42mmol)の溶液を、室温で窒素下、DCM(5.6mL)中の中間体99(131.2mg、0.28mmol)、中間体24(92%、84.64mg、0.42mmol)およびトリフェニルホスフィン(109.1mg、0.42mmol)に2分かけてゆっくりと加えた。得られた混合物を、室温で窒素下、18.5時間撹拌した。反応混合物を、減圧濃縮し、残留物を、ヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配、続いてDCM中の0〜10%MeOHの勾配を使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。単離した物質をMeOH(10mL)に溶解し、次にNa
2CO
3(176.35mg、1.66mmol)を加え、得られた懸濁液を、1時間、室温で撹拌した。反応混合物を、減圧濃縮し、残留物を、ヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配、続いてDCM中0〜10%MeOHの勾配を使用するカラムクロマトグラフィーで精製して、白色固体として表題化合物(46mg、33%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.25(s、1H)、8.13(s、1H)、7.93(d、J7.8Hz、1H)、7.81(d、J8.0Hz、1H)、7.67(t、J7.8Hz、1H)、7.60(d、J9.1Hz、1H)、7.52−7.42(m、3H)、5.75(s、2H)、4.94(s、2H)、4.27(s、1H)、3.14(s、3H)、2.32(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 490、RT 2.19分(98%)。
【0411】
例65
3−{[(2R)−6−{3−[(イミノ)(メチル)(オキソ)−λ6―スルファニル]フェニル}−2−メチル−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−4−イル]メチル}−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例64について記載されるものと同様の方法で、中間体24および100から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.47(s、1H)、8.52(dt、J3.8、1.8Hz、1H)、8.21−8.19(m、1H)、7.98(d、J8.0Hz、1H)、7.77(dd、J8.2、2.1Hz、1H)、7.68(t、J7.8Hz、1H)、7.64−7.55(m、2H)、7.43(dd、J9.3、1.6Hz、1H)、5.80−5.73(m、2H)、4.99(q、J6.7Hz、1H)、4.32−4.20(m、1H)、3.13(s、3H)、2.34(d、J2.2Hz、3H)、1.51(d、J6.8Hz、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 487、RT 1.96分(99%)。
【0412】
例66
(2R)−8−フルオロ−4−{[3−(ヒドロキシメチル)−1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
THFおよび6N HCl水溶液(10mL)の1:1混合物中の例45(180mg、0.348mmol)の溶液を、5時間、撹拌しながら55℃で加熱した。飽和NaHCO
3水溶液を加え、混合物をDCM(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、溶媒を真空中で除去した。残留物を、高pH分取HPLCにより精製して(方法D)、表題化合物(145mg、88%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)8.05(t、J1.7Hz、1H)、7.90(d、J7.8Hz、1H)、7.76(d、J7.9Hz、1H)、7.62(t、J7.8Hz、1H)、7.30(s、1H)、7.09(dd、J10.7、1.9Hz、1H)、5.21(q、J15.8Hz、2H)、4.81(q、J6.8Hz、1H)、4.65(s、2H)、3.73(s、3H)、3.10(s、3H)、2.20(s、3H)、1.68(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 474、RT 1.68分(97%)。
【0413】
例67
(2R)−8−フルオロ−4−{[3−(フルオロメチル)−1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−6−[3−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
無水DCM(5mL)中の例66(100mg、0.211mmol)の撹拌懸濁液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(0.056mL、0.422mmol)を加え、混合物を、2時間室温で撹拌した。混合物を0℃に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液(10mL)を加えた。反応混合物を室温に温めた。相を分離し、水相を、DCM(3×20mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥させ(MgSO
4)、溶媒を、真空中で除去した。残留物を、分取HPLC(方法D)によって精製して(方法D)、表題化合物(55mg、55%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.06(t、J1.6Hz、1H)、7.99(d、J7.9Hz、1H)、7.91(d、J7.8Hz、1H)、7.74(t、J7.8Hz、1H)、7.46(dd、J11.4、1.8Hz、1H)、7.26(s、1H)、5.20(m、4H)、4.93(q、J6.7Hz、1H)、3.66(d、J1.8Hz、3H)、3.29(s、3H)、2.27(s、3H)、1.53(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:35%IPA:65%CO
2:流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:10分、e.e. 99%。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 476、RT 3.78分(100%)。
【0414】
例68
(2R)−8−フルオロ−6−[4−(メタンスルホニル)−1H−インダゾール−6−イル]−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
無水1,4−ジオキサン(3mL)中の中間体150(34.34mg、0.08mmol)の溶液に、中間体172(24.6mg、0.08mmol)および2M NaCO
3水溶液(0.12mL)を加えた。混合物を、N
2で5分間脱気し、次にX−Phos(7.63mg、0.02mmol)およびPd
2(dba)
3(3.66mg、4μmol)を加えた。混合物を、5分間N
2で脱気し、次に、密閉管中1時間撹拌しながら、110℃で加熱した。反応混合物を冷却し、次にEtOAc(20mL)および水(20mL)を加えた。水相をEtOAc(20mL)で抽出した。合わせた有機画分をブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、次に溶媒を真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;勾配0〜10%MeOH/DCM)および分取HPLC(方法A)で精製して、表題化合物(5mg、11%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)13.90(s、1H)、8.40(s、1H)、8.07(s、1H)、7.78(s、1H)、7.51(d、J10.6Hz、1H)、7.22(s、1H)、5.22(d、J15.7Hz、1H)、5.05−4.95(m、2H)、3.57(s、3H)、3.37(s、3H)、2.24(s、3H)、1.99(s、3H)、1.55(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralpak AD−H 25cm;移動相:40%EtOAc:60%CO
2:流速:4mL/分;254nmでのUV;ランタイム:5分、e.e. 99%。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 498、RT 2.68分(98%)。
【0415】
例69
7−{(2R)−4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−2−メチル−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2−ジヒドロフタラジン−1−オン
1,4−ジオキサン(5.5mL)中の中間体163(139mg、0.38mmol)、中間体104(127mg、0.37mmol)および2M Na
2CO
3水溶液(0.57mL)の窒素脱気混合物に、Pd(dppf)Cl
2(14mg、0.02mmol)を加えた。反応混合物を、N
2でさらに脱気し、100℃で3時間加熱した。混合物を、0℃に冷却し、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた。1,4−ジオキサン(10mL)を加え、混合物を超音波処理した。固体を、珪藻土によるろ過により除去し、残留物を、1,4−ジオキサン(2×10mL)で洗浄した。ろ液を、減圧濃縮した。EtOAc(30mL)および水(10mL)を加え、混合物を超音波処理した。固体を、ろ過により除去し、残留物をEtOAc(2×5mL)で洗浄した。水層を、EtOAc(2×5mL)で抽出し、合わせた有機層を、ブライン(2×5mL)で洗浄し、次に乾燥させた(MgSO
4)。溶媒を、真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2:DCM中の1〜10%MeOHの勾配)により精製して、表題化合物(25mg、15%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)12.71(s、1H)、8.65(s、1H)、8.40(s、1H)、8.32(dd、J8.3、1.8Hz、1H)、8.15(d、J4.9Hz、1H)、7.99(d、J8.3Hz、1H)、7.80(d、J8.2Hz、1H)、7.59(d、J8.2Hz、1H)、7.05(d、J5.0Hz、1H)、5.42(s、2H)、4.97(q、J6.7Hz、1H)、2.46(s、3H)、2.34(s、3H)、1.50(d、J6.8Hz、3H)。カラム:Chiralpak AD−H 25cm;移動相:50:50 EtOAc:MeOH:流速:1mL/分;254nmでのUV;ランタイム:24.38分、e.e. 88%。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 428、RT 1.71分(98%)。
【0416】
例70
7−{4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−1,2−ジヒドロフタラジン−1−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体102および163から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)12.71(s、1H)、8.65(s、1H)、8.40(s、1H)、8.31(dd、J8.3、1.6Hz、1H)、8.15(d、J4.9Hz、1H)、7.99(d、J8.3Hz、1H)、7.79(d、J8.2Hz、1H)、7.57(d、J8.2Hz、1H)、7.05(d、J4.9Hz、1H)、5.41(s、2H)、4.86(s、2H)、2.47(s、3H)、2.35(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 414、RT 1.53分(98%)。
【0417】
例71
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(4−オキソ−3,4−ジヒドロフタラジン−6−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体135および163から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)12.74(s、1H)、8.41(s、1H)、8.26(s、1H)、8.20(dd、J8.2、2.0Hz、1H)、8.03(d、J8.3Hz、1H)、7.50(dd、J11.4、1.8Hz、1H)、7.23(s、1H)、5.22(d、J15.9Hz、1H)、5.05−4.95(m、2H)、3.61(s、3H)、2.28(s、3H)、1.97(s、3H)、1.55(d、J6.7Hz、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 448、RT 3.60分(98%)。
【0418】
例72
(2R)−4−[(3,5−ジメチルピラジン−4−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−6−(4−オキソ−3,4−ジヒドロ−フタラジン−6−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体116および163から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)12.72(s、1H)、8.88(s、1H)、8.39(s、1H)、8.36(d、J1.8Hz、1H)、8.18(dd、J8.3、 1.9Hz、1H)、8.01(d、J8.3Hz、1H)、7.57(dd、J11.3、1.7 Hz、1H)、7.34(s、1H)、5.40(d、J16.0Hz、1H)、5.30(d、J16.0Hz、1H)、4.95(q、J6.7Hz、1H)、2.59(s、3H)、2.32(s、3H)、1.49(d、J6.7Hz、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 446、RT 2.32分(98%)。
【0419】
例73
7−{(2R)−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)−1,2−ジヒドロフタラジン−1−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体110Aおよび163から調製した。δ
H(250MHz、DMSO−d
6)12.74(s、1H)、8.82(d、J1.6Hz、1H)、8.62(d、J7.0Hz、1H)、8.53(dd、J8.3、1.9Hz、1H)、8.42(s、1H)、8.01(d、J8.3Hz、1H)、7.86(d、J8.3Hz、1H)、7.58(d、J8.3Hz、1H)、7.38(d、J9.0Hz、1H)、7.20−7.02(m、1H)、6.72(td、J6.8、1.2Hz、1H)、5.74(s、2H)、4.98(q、J6.8Hz、1H)、2.27(s、3H)、1.50(d、J6.7Hz、3H)。キラル分析SFC−MS:MH+ m/z 453、RT 2.93分(98%)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 453、RT 2.86分(100%)。
【0420】
例74
3−{2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド−[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}ベンズアミド
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体110および(3−カルバモイルフェニル)ボロン酸から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.64(d、J6.91Hz、1H)、8.50(s、1H)、8.15(s、1H)、8.11(d、J7.82Hz、1H)、7.92(d、J7.76Hz、1H)、7.71(d、J8.24Hz、1H)、7.59−7.51(m、2H)、7.48(s、1H)、7.38(d、J8.97Hz、1H)、7.16−7.09(m、1H)、6.69(t、J6.79Hz、1H)、5.75(d、J2.50Hz、2H)、4.96(q、J6.71Hz、1H)、2.28(s、3H)、1.50(d、J6.74Hz、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 428、RT 2.80分(100%)。
【0421】
例75
3−{4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソスピロ[1,4−ベンゾオキサジン−2,1’−シクロプロパン]−6−イル}ベンズアミド
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体140および(3−カルバモイルフェニル)ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)8.29(d、1H、J5.0Hz)、7.98(d、1H、J7.3Hz)、7.55−7.46(m、3H)、7.26(s、1H)、7.11(d、1H、J8.3Hz)、6.98(d、1H、J4.9Hz)、6.94(d、1H、J8.3Hz)、6.78(d、1H、J1.4Hz)、5.79(m、1H)、5.40(s、2H)、2.79(s、3H)、2.33(s、3H)、1.49(m、2H)、1.29(m、2H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 414、RT 1.85分(方法2)。
【0422】
例76
3−{4−[(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)メチル]−2−フルオロ−2−メチル−3−オキソピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−6−イル}ベンズアミド
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体129および(3−カルバモイルフェニル)ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.51(t、1H、J1.7Hz)、8.16(m、1H)、7.95(m、1H)、7.73(m、1H)、7.62(m、2H)、5.36(m、2H)、2.39(s、3H)、2.19(s、3H)、1.98(d、3H、J18.7Hz)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 411、RT 2.09分(方法2)。
【0423】
例77
3−[(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)メチル]−5−(3−メトキシフェニル)−1a,7b−ジヒドロ−1H−シクロプロパ[c]キノリン−2−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体142および3−メトキシフェニルボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)7.45(d、1H、J7.8 Hz)、7.35(m、1H)、7.24(dd、1H、J7.8、1.6Hz)、7.00−6.98(m、1H)、6.95−6.87(m、3H)、5.22(d、1H、J16.2Hz)、4.86(d、1H、J16.1Hz)、3.88(s、3H)、2.63(td、1H、J8.0、5.1Hz)、2.44(m、1H)、2.31(s、3H)、2.23(s、3H)、1.69(m、1H)、0.66(q、1H、J4.8Hz)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 375、RT 2.41分(方法2)。
【0424】
例78
3−{(2R)−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−3−オキソ−H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル]ベンゼン−1−スルホンアミド
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体110Aおよび165から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.60(d、J6.9Hz、1H)、8.48(s、1H)、8.18(d、J7.9Hz、1H)、7.87(d、J7.8Hz、1H)、7.69(t、J8.2Hz、1H)、7.66(d、J15.7Hz、1H)、7.59(d、J8.2Hz、1H)、7.51(br s、2H)、7.40(d、J9.0Hz、1H)、7.18−7.10(m、1H)、6.78−6.69(m、1H)、5.83−5.66(m、2H)、4.98(q、J6.7Hz、1H)、2.29(、 3H)、1.51(d、J6.7Hz、3H)。キラルSFC−MS:MH+ m/z 464、RT 4.93分。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 464、RT 2.86分(95%)。
【0425】
例79
3−{6−オキソ−5−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,5−ナフチリジン−3−イル}ベンズアミド
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体75および3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドから調製した。δ
H(400MHz、DMSO―d
6)8.42(d、J1.8Hz、1H)、8.12−8.00(m、2H)、7.92−7.82(m、1H)、7.77(dt、J7.9、1.4Hz、1H)、7.59−7.50(m、2H)、7.45(d、J18.1Hz、1H)、5.03(s、2H)、3.52(s、3H)、3.01(dd、J8.7、6.2Hz、2H)、2.77(dd、J8.7、6.2Hz、2H)、2.18(s、3H)、1.94(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 390、RT 1.62分(97%)。
【0426】
例80
7−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体75および2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.49(d、J1.8Hz、1H)、8.08(d、J1.8Hz、1H)、8.03(dt、J7.9、1.4Hz、1H)、7.97(dt、J7.9、1.3Hz、1H)、7.79(t、J7.8Hz、1H)、7.60(d、J2.1Hz、1H)、5.08(s、2H)、3.54(s、3H)、3.30(s、3H)、3.06(dd、J8.6、6.3Hz、2H)、2.81(dd、J8.7、6.3Hz、2H)、2.21(s、3H)、1.98(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 425、RT 1.66分(99%)。
【0427】
例81
7−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体75および7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オンから調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)8.37(d、J2.4Hz、1H)、8.08(s、1H)、7.56(d、J7.4Hz、1H)、7.36−7.28(m、2H)、6.06(s、1H)、5.05(s、2H)、3.71(s、3H)、3.61(d、J6.7Hz、2H)、3.17(t、J7.7Hz、2H)、3.06(t、J6.7Hz、2H)、2.87(t、J7.9Hz、2H)、2.29(s、3H)、2.13(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 416、RT 1.69分(100%)。
【0428】
例82
7−(3−メトキシフェニル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体75および2−(3−メトキシフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.40(d、J1.8Hz、1H)、7.54(d、J2.1Hz、1H)、7.41(t、J7.9Hz、1H)、7.30−7.07(m、2H)、6.99(dd、J8.2、2.5Hz、1H)、5.07(s、2H)、3.83(s、3H)、3.52(s、3H)、3.02(dd、J8.6、6.3Hz、2H)、2.79(dd、J8.6、6.2Hz、2H)、2.15(s、3H)、2.00(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 377、RT 1.89分(100%)。
【0429】
例83
3−{7−メチル−6−オキソ−5−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−7,8−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−3−イル}ベンズアミド
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体76および3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.57−8.32(m、2H)、8.19−8.00(m、1H)、7.91(dt、J7.9、1.3Hz、1H)、7.80(dt、J8.0、1.3Hz、1H)、7.70−7.31(m、2H)、5.25(d、J15.8Hz、1H)、4.91(d、J15.8Hz、1H)、3.55(s、3H)、3.12(q、J11.6Hz、2H)、2.96−2.73(m、2H)、2.20(s、3H)、1.96(s、3H)、1.23(d、J5.8Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 404、RT 1.61分(99%)。
【0430】
例84
3−メチル−7−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体76および2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)8.36(d、J1.9Hz、1H)、8.06−7.84(m、2H)、7.83−7.53(m、2H)、7.25(m、1H)、5.23(d、J15.9Hz、1H)、4.90(d、J15.8Hz、1H)、3.70(s、3H)、3.26(dd、J15.5、5.2Hz、1H)、3.09(s、3H)、3.03−2.76(m、2H)、2.24(s、3H)、2.12(s、3H)、1.37(d、J6.6Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 439、RT 1.89分(96%)。
【0431】
例85
3−メチル−7−(1−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−イソキノリン−7−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体76および7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オンから調製した。δ
H(400MHz、MSO−d
6)8.39(d、J1.8Hz、1H)、8.05(t、J2.8Hz、1H)、7.93(d、J2.1Hz、1H)、7.76(dd、J7.8、2.1Hz、1H)、7.45(d、J7.7Hz、2H)、5.24(d、J15.8Hz、1H)、4.90(d、J15.8Hz、1H)、3.59(s、3H)、3.41(td、J6.3、2.5Hz、2H)、3.11(t、J10.8Hz、1H)、2.96(t、J6.6Hz、2H)、2.84(qd、J10.2、9.1、5.1Hz、2H)、2.26(s、3H)、1.95(s、3H)、1.23(d、J5.6Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 430、RT 1.73分(97%)。
【0432】
例86
7−(3−メトキシフェニル)−3−メチル−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体76および2−(3−メトキシフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.51−8.25(m、1H)、7.54(d、J1.9Hz、1H)、7.41(t、J7.9Hz、1H)、7.26−7.11(m、2H)、6.99(dd,、J8.3、2.5Hz、1H)、5.24(d、J15.8Hz、1H)、4.92(d、J15.8Hz、1H)、3.83(s、3H)、3.52(s、3H)、3.24−2.96(m、2H)、2.97−2.66(m、2H)、2.14(s、3H)、1.99(s、3H)、1.22(d、J5. Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 391、RT 2.15分(98%)。
【0433】
例87
3−メチル−7−(ピリジン−3−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体76および3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.88(d、J2.3Hz、1H)、8.62(dd、J4.9、1.5Hz、1H)、8.47(d、J1.8Hz、1H)、8.08(dt、J8.0、2.0Hz、1H)、7.64(d、J1.8Hz、1H)、7.54(dd、J7.9、4.8Hz、1H)、5.25(d、J15.8Hz、1H)、4.91(d、J15.8Hz、1H)、3.51(s、3H)、3.22−2.97(m、1H)、2.94−2.73(m、2H)、2.14(s、3H)、1.98(s、3H)、1.22(d、J5.9Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 362、RT 1.69分(100%)。
【0434】
例88
7−(ピリジン−3−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体75および3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.92(s、1H)、8.61(d、1H)、8.43(s、1H)、8.10(m、1H)、7.63(s、1H)、6.93(m、1H)、5.08(s、2H)、3.58(s、3H)、3.02(dd、J8.6、6.3Hz、2H)、2.79(dd、J8.6、6.2Hz、2H)、2.15(s、3H)、2.00(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 348、RT 1.54分(98%)。
【0435】
例89
7−(6−メトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体76および(6−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.48(d、J2.5Hz、1H)、8.41(d、J1.8Hz、1H)、8.01(dd、J8.6、2.6Hz、1H)、7.57(d、J1.9Hz、1H)、6.97(d、J8.7Hz、1H)、5.24(d、J15.8Hz、1H)、4.90(d、J15.8 Hz、1H)、3.91(s、3H)、3.51(s、3H)、3.08(t、J10.8Hz、1H)、2.93−2.65(m、2H)、2.14(s、3H)、1.98(s、3H)、1.21(d、J6.1Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 392、RT 1.98分(97%)。
【0436】
例90
3−{7−オキソ−8−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル}ベンズアミド
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体74および3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドから調製した。LCMS(ES+)(M+H)
+ 390.2、RT 1.88分(96%)。
【0437】
例91
7−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体74および2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)8.51(t、J1.8Hz、1H)、8.27(dt、J7.9、1.4Hz、1H)、7.98(ddd、J7.9、1.9、1.1Hz、1H)、7.68(t、J7.8Hz、1H)、7.58−7.50(m、1H)、7.43(d、J7.6Hz、1H)、5.31(s、2H)、3.61(s、3H)、3.11(s、3H)、2.89(dd、J8.7、6.1Hz、2H)、2.73(dd、J8.7、6.0Hz、2H)、2.20(s、3H)、2.05(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 452.2、RT 2.01分(96%)。
【0438】
例92
7−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体74および7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オンから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.49(d、J2.0Hz、1H)、8.13(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、8.02(t、J2.7Hz、1H)、7.72(d、J7.7Hz、1H)、7.59(d、J7.7Hz、1H)、7.43(d、J8.0Hz、1H)、5.18(s、2H)、3.51(s、3H)、3.41(td、J6.6、2.8Hz、2H)、2.96(t、J6.5Hz、2H)、2.85(dd、J8.6、6.1Hz、2H)、2.69−2.63(m、2H)、2.11(s、3H)、1.93(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 416.3、RT 1.81分(99%)。
【0439】
例93
7−(3−メトキシフェニル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体74および2−(3−メトキシフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.70(d、J7.7Hz、1H)、7.64−7.50(m、3H)、7.39(t、J8.0Hz、1H)、7.05−6.94(m、1H)、5.17(s、2H)、3.82(s、3H)、3.50(s、3H)、2.84(t、J7.0Hz、2H)、2.65(t、J7.2Hz、2H)、2.10(s、3H)、1.94(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 377.2、RT 2.23分(97%)。
【0440】
例94
7−(ピリジン−3−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体74および3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンから調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)9.16(d、J2.3Hz、1H)、8.64(dd、J4.9、1.7Hz、1H)、8.24(dt、J8.1、2.0Hz、1H)、7.54(d、J7.6Hz、1H)、7.44−7.34(m、2H)、5.30(s、2H)、3.60(s、3H)、2.87(dd、J8.8、5.9Hz、2H)、2.72(dd、J8.7、5.9Hz、2H)、2.18(s、3H)、2.05(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 348.2、RT 1.80分(98%)。
【0441】
例95
7−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体74および(6−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)8.75(dd、J2.4、0.8Hz、1H)、8.16(dd、J8.7、2.5Hz、1H)、7.49(dt、J7.7、0.9Hz、1H)、7.27(d、J7.7Hz、1H)、6.83(dd、J8.6、0.7Hz、1H)、5.29(s、2H)、4.00(s、3H)、3.60(s、3H)、2.84(dd、J8.9、5.8Hz、2H)、2.70(dd、J8.5、5.7Hz、2H)、2.19(s、3H)、2.06(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 378.2、RT 2.10分(99%)。
【0442】
例96
3−{6−メチル−7−オキソ−8−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル}ベンズアミド
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体77および3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアミドから調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)8.18(t、J1.8Hz、1H)、8.12−8.02(m、1H)、7.90(ddd、J7.8、1.9、1.1Hz、1H)、7.60−7.48(m、2H)、7.37(d、J7.6Hz、1H)、6.64(s、1H)、5.79(s、1H)、5.25(d、J8.2Hz、2H)、3.62(s、3H)、3.01−2.88(m、1H)、2.80−2.56(m、2H)、2.16(s、3H)、2.07(s、3H)、1.30(d、J6.4Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 404.3、RT 1.86分(100%)。
【0443】
例97
3−メチル−7−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体77および2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)8.52(t、J1.8Hz、1H)、8.27(ddd、J8.0、1.8、1.1Hz、1H)、7.98(ddd、J7.9、1.9、1.1Hz、1H)、7.67(t、J7.8Hz、1H)、7.56(dd、J7.6、1.3Hz、1H)、7.42(d、J7.6Hz、1H)、5.31(s、2H)、3.61(s、3H)、3.11(s、3H)、3.00−2.88(m、1H)、2.75−2.58(m、2H)、2.20(s、3H)、2.04(s、3H)、1.30(d、J6.4Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 439.2、RT 2.03分(99%)。
【0444】
例98
3−メチル−7−(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体77および7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オンから調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)8.60(d、J2.0Hz、1H)、8.18(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.51(d、J7.7Hz、1H)、7.46(d、J7.6Hz、1H)、7.33(d、J8.0Hz、1H)、5.32(d、J2.8Hz、2H)、3.70−3.54(m、5H)、3.08(q、J7.6、6.6Hz、2H)、2.91(dd、J14.1、4.3Hz、1H)、2.80−2.46(m、2H)、2.21(s、3H)、2.06(s、3H)、1.28(d、J6.4Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 430.3、RT 1.95分(98%)。
【0445】
例99
7−(3−メトキシフェニル)−3−メチル−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体77およ2−(3−メトキシフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.70(d、J7.7Hz、1H)、7.65−7.52(m、2H)、7.40(t、J7.9Hz、1H)、7.00(dd、J8.3、2.6Hz、1H)、5.17(d、J9.1Hz、2H)、3.82(s、3H)、3.50(s、3H)、2.95(dd、J14.9、4.9Hz、2H)、2.80−2.55(m、2H)、2.10(s、3H)、1.93(s、3H)、1.17(d、J6.5Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 391.2、RT 2.49分(99%)。
【0446】
例100
3−メチル−7−(ピリジン−3−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体77およ3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンから調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)9.16(d、J3.0Hz、1H)、8.73−8.53(m、1H)、8.25(d、J7.9Hz、1H)、7.54(d、J7.6Hz、1H)、7.46−7.31(m、2H)、5.29(s、2H)、3.60(s、3H)、3.01−2.85(m、1H)、2.77−2.54(m、2H)、2.18(s、3H)、2.04(s、3H)、1.29(d、J6.3Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 262.3、RT 1.88分(98%)。
【0447】
例101
7−(6−メトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体77および(6−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.79(m、1H)、8.32(d、J7.6Hz、1H)、7.05(m、1H)、7.48(m、1H)、6.92(m、1H)、5.13(m、2H)、4.08(s、3H)、3.60(s、3H)、3.01(m、1H)、2.81−2.60(m、2H)、2.20(s、3H)、2.00(s、3H)、1.20(d、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 392.2、RT 1.20分(98%)。
【0448】
例102
7−フルオロ−5−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.26(ddd、J8.3、6.6、1.3Hz、1H)、7.04(dd、J11.4、1.8Hz、1H)、6.89(dt、J11.4、1.8Hz、1H)、6.76(ddd、J8.6、6.7、1.9Hz、2H)、4.86(s、2H)、3.80(s、3H)、3.70(s、3H)、2.30(s、3H)、2.20(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 400.2、RT 2.48分(100%)。
【0449】
例103
7−フルオロ−5−(6−メトキシピリジン−3−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および(6−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.31(d、J2.6Hz、1H)、7.87(dd、J8.8、2.5Hz、1H)、7.22(d、J11.3Hz、1H)、7.05(s、1H)、6.89(d、J8.7Hz、1H)、4.93(s、2H)、3.95(s、3H)、3.69(s、3H)、2.34(s、3H)、2.22 (s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 383.2、RT 2.27分(97%)。
【0450】
例104
7−フルオロ−5−(1H−インドール−4−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インドールから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)11.35(s、1H)、7.50−7.40(m、2H)、7.18(t、J7.7Hz、1H)、7.17−7.07(m、3H)、6.34(s、1H)、4.90(s、2H)、3.63(s、3H)、2.24(s、3H)、2.08(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 391.2、RT 2.32分(99%)。
【0451】
例105
7−フルオロ−5−(ピリジン−3−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78およびピリジン−3−ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.76(s、1H)、8.56(d、J4.8Hz、1H)、8.05(dd、J8.0、2.2Hz、1H)、7.67−7.42(m、1H)、7.33(d、J11.1Hz、1H)、7.16(s、1H)、4.95(d、J1.5Hz、2H)、3.69(s、3H)、2.34(s、3H)、2.22(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 353.1、RT 1.96分(99%)。
【0452】
例106
5−[3−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−7−フルオロ−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および3−(ジフルオロメトキシ)フェニルボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.49(t、J7.9Hz、1H)、7.41(d、J7.8Hz、1H)、7.34−6.67(m、5H)、4.93(s、2H)、3.69(s、3H)、2.34(s、3H)、2.22(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 418.2、RT 2.71分(97%)。
【0453】
例107
tert−ブチル4−{7−フルオロ−2−オキソ−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2,3−ジヒドロ−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル}−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシラート
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78およびtert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシラートから調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.05(d、J11.8Hz、1H)、6.88(s、1H)、6.08(s、1H)、4.88(s、2H)、4.06(s、2H)、3.70(s、3H)、3.61(m、2H)、2.46(t、J5.5Hz、2H)、2.38(s、3H)、2.21(s、3H)、1.49(s、9H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 457.3、RT 2.77分(98%)。
【0454】
例108
7−フルオロ−5−[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.56(s、2H)、7.21(d、J11.4Hz、1H)、7.02(s、1H)、4.86(s、2H)、3.83(q、J4.4、4.0Hz、4H)、3.76(q、J4.3Hz、4H)、3.69(s、3H)、2.34(s、3H)、2.22(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 439.2、RT 2.30分(97%)。
【0455】
例109
7−フルオロ−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および6−メトキシピリジン−2−ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.76−7.64(m、2H)、7.59(d、J1.7Hz、1H)、7.39(d、J7.7Hz、1H)、6.74(d、J8.2Hz、1H)、4.94(d、J1.6Hz、2H)、4.00 (d、J1.6Hz、3H)、3.68(s、3H)、2.34(s、3H)、2.27(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 383.2、RT 2.49分(98%)。
【0456】
例110
7−フルオロ−5−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および2−メトキシピリジン−4−ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.22−8.15(m、1H)、7.35(dt、J11.4、1.7Hz、1H)、7.15(dd、J8.1、2.4Hz、2H)、6.96(s、1H)、4.94(d、J1.4Hz、2H)、3.98(s、3H)、3.69(s、3H)、2.34(s、3H)、2.23(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 383.2、RT 2.20分(98%)。
【0457】
例111
5−(3−アセチルフェニル)−7−フルオロ−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および3−アセチルフェニルボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.12(d、J2.1Hz、1H)、8.01(d、J7.6Hz、1H)、7.81(d、J7.7Hz、1H)、7.60(t、J7.8Hz、1H)、7.30(d、J11.3Hz、1H)、7.10(s、1H)、4.94(s、2H)、3.71(s、3H)、2.66(s、3H)、2.36(s、3H)、2.22(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 394.2、RT 2.45分(98%)。
【0458】
例112
7−フルオロ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.50(t、J1.9Hz、1H)、7.14(d、J10.7Hz、1H)、6.91(s、1H)、6.39(m、1H)、4.92(s、2H)、3.81(s、3H)、3.69(s、3H)、2.31(s、3H)、2.19(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 356.2、RT 2.16分(100%)。
【0459】
例113
7−フルオロ−5−[3−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および[3−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.38(s、1H)、7.97(s、1H)、7.79−7.67(m、2H)、7.63−7.41(m、2H)、7.35(d、J11.4Hz、1H)、7.16(s、1H)、6.57(s、1H)、4.95(s、2H)、3.70(s、3H)、2.36(s、3H)、2.23(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 418.2、RT 2.46分(99%)。
【0460】
例114
7−フルオロ−5−[3−(1H−ピラゾール−5−イル)フェニル]−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および[3−(1H−ピラゾール−5−イル)フェニル]ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.97(s、1H)、7.78(t、J4.6Hz、1H)、7.70(s、1H)、7.51(d、J4.4Hz、2H)、7.31(d、J11.4Hz、1H)、7.13(s、1H)、6.75(d、J2.3Hz、1H)、4.94(s、2H)、3.69(s、3H)、2.35(s、3H)、2.24(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 418.2、RT 2.29分(99%)。
【0461】
例115
7−フルオロ−5−(2−フルオロピリジン−3−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および(2−フルオロピリジン−3−イル)ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.21(dq、J4.5、2.5、2.0Hz、1H)、8.04(ddd、J9.8、7.5、2.1Hz、1H)、7.42(ddt、J7.6、4.6、2.2Hz、1H)、7.25(dd、J11.4、2.6Hz、1H)、7.09(q、J1.9Hz、1H)、4.92(s、2H)、3.69(s、3H)、2.33(s、3H)、2.20(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 371.1、RT 2.22分(99%)。
【0462】
例116
7−フルオロ−5−(6−フルオロピリジン−3−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および(6−フルオロピリジン−3−イル)ボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.40(d、J2.6Hz、1H)、8.18−8.07(m、1H)、7.29(d、J11.1Hz、1H)、7.21−7.10(m、2H)、4.93(s、2H)、3.69(s、3H)、2.34(s、3H)、2.21(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 371.2、RT 2.36分(99%)。
【0463】
例117
7−フルオロ−5−(キノリン−8−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78およびキノリン−8−イルボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.84(dd、J4.2、2.0Hz、1H)、8.44(m、1H)、7.98(d、J8.0Hz、1H)、7.80−7.48(m、3H)、7.23(d、J11.2Hz、1H)、7.19(s、1H)、4.91(s、2H)、3.65(s、3H)、2.23(s、3H)、2.19(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 403.2、RT 2.41分(100%)。
【0464】
例118
7−フルオロ−5−(3−メトキシフェニル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例69について記載されるものと同様の方法で、中間体78および3−メトキシフェニルボロン酸から調製した。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.35(t、J8.0Hz、1H)、7.21(dd、J11.4、1.9Hz、1H)、7.09(d、J7.6Hz、1H)、7.04(d、J3.6Hz、2H)、6.94(dd、J8.4、2.3Hz、1H)、4.92(s、2H)、3.85(s、3H)、3.68(s、3H)、2.33(s、3H)、2.23(s、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 382.2、RT 2.62分(99%)。
【0465】
例119
3−{(2R)−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}ベンズアミド
キラル分取HPLC(カラム:Chiralcel OD−H 25cm:移動相:90:10ヘプタン:EtOH;流速:18mL/分;215nmでのUV)を使用するエナンチオマーの分離によってラセミ体の例74を調製して、表題化合物(147mg)および対応する(S)−異性体(50mg)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.64(d、J6.9Hz、1H)、8.50(m、1H)、8.12(m、2H)、7.92(m、1H)、7.71(d、J8.2Hz、1H)、7.55(m、2H)、7.46(s、1H)、7.38(d、J9.0Hz、1H)、7.12(m、1H)、6.69(td、J6.8、1.0Hz、1H)、5.75(m、2H)、4.96(q、J6.7Hz、1H)、2.29(s、3H)、1.51(d、J6.7Hz、3H)。SFC−MS:MH+ m/z 428、RT 56.65分(99% e.e.)。方法D HPLC m/z 428、RT 2.75分(100%)。
【0466】
例120
7−(ピペリジン−3−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−オン
EtOH(25mL)および1N HCl(16mL)中の例94(1.6g、0.045mol)の溶液に、PtO
2を加えた。反応混合物を、水素雰囲気下で、周囲温度で、8時間、60psiで撹拌し、次にセライトでろ過した。有機層を濃縮し、粗残留物を、DCM(25mL)に溶解し、次にpHを、飽和NaHCO
3水溶液を使用して7に調整した。有機層を分離し、乾燥させ、濃縮した。粗残留物を、カラムクロマトグラフィー(シリカ:100〜200メッシュ;DCM中の2%MeOH)を使用して精製し、表題化合物(1.2g、75%)を得た。δ
H(400MHz、CDCl
3)7.42(dd、J7.5、1.1Hz、1H)、6.82(d、J7.5Hz、1H)、5.13(d、J1.3Hz、2H)、3.68(s、3H)、3.56−3.42(m、1H)、3.39−3.27(m、1H)、3.20−3.09(m、1H)、2.83(t、J7.6Hz、2H)、2.67(td、J7.6、7.0、2.4Hz、2H)、2.27(s、3H)、2.07(t、J12.8Hz、2H)、2.00(s、3H)、1.95−1.83(m、2H)、1.80−1.70(m、2H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 354.4、RT 1.39分(91%)。
【0467】
例121
3−{7−オキソ−8−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル}ピペリジン−1−カルボキサミド
0℃に維持されたAcOH(3mL)中の例120(0.2g、0.00054mol)の溶液に、KOCN(0.883g、0.01mol)を加えた。反応混合物を、室温で、1時間撹拌し、次にEtOAc(15mL)に溶解した。pHを、飽和NaHCO
3水溶液を使用して7に調整した。有機層を分離し、乾燥させ、濃縮した。粗残留物を、分取TLC(100%EtOAc)により精製して、表題化合物(5.9mg、32%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.55(d、J7.5Hz、1H)、6.92(d、J7.5Hz、1H)、5.91(s、2H)、5.05(s、2H)、4.00(dd、1H)、3.54(s、3H)、2.85−2.73(m、2H)、2.68(t、J11.7Hz、2H)、2.60(dd、J8.7、6.0Hz、2H)、2.17(s、3H)、1.97(s、3H)、1.91(q、J7.1、4.6Hz、2H)、1.71−1.57(m、2H)、1.53−1.38(m、2H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 397、RT 1.80分(98%)。
【0468】
例122
3−メチル−7−(ピペリジン−3−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,5−ナフチリジン−2−オン
例120について記載されるものと同様の方法で、例87から調製して、表題化合物(52mg)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.00(s、1H)、7.19(s、1H)、5.20(m、1H)、4.80(m、1H)、4.10(br s、1H)、3.58(s、3H)、3.19(s、1H)、3.00(m、3H)、2.78(m、2H)、2.72−2.48(m、3H)、2.19(s、3H)、1.99(s、3H)、1.80−1.75(m、2H)、1.95(d、J5.9Hz、3H)。
【0469】
例123
3−{7−メチル−6−オキソ−5−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,5−ナフチリジン−3−イル}ピペリジン−1−カルボキサミド
例121について記載されたものと同様の方法で、例122から調製して、表題化合物(18mg、8%)を得た。δ
H(400MHz、CD
3OD)8.05(s、1H)、7.27(s、1H)、5.21(d、J15.8Hz、1H)、4.94(d、J15.9Hz、1H)、4.02(t、J11.0Hz、2H)、3.63(s、3H)、3.11(t、J10.7Hz、1H)、3.00−2.53(m、5H)、2.23(d、J3.2Hz、3H)、2.09(d、J2.5Hz、3H)、1.95(d、J10.8Hz、2H)、1.79(dd、J10.7、5.2Hz、2H)、1.64(q、J12.4Hz、2H)、1.27(d、J5.8Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 411、RT 1.35分(97%)。
【0470】
例124
7−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
0℃で維持されたDCM(3mL)中の例120の溶液に、ピリジン(0.134mL、0.0016mol)、続いて塩化アセチル(0.048mL、0.00067mol)を加えた。反応混合物を、室温で3時間撹拌し、次に濃縮し、分取HPLCで精製して、表題化合物(34mg、15%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.57(t、J7.4Hz、1H)、6.94(dd、J17.0、7.5Hz、1H)、5.06(d、J15.0Hz、2H)、4.43(dd、1H)、3.85(t、J15.2Hz、1H)、3.54(s、3H)、3.20(t、J12.3Hz、1H)、3.04(t、J13.0Hz、1H)、2.78(t、J7.4Hz、2H)、2.72−2.55(m、2H)、2.16(s、3H)、2.071.89 (m、6H)、1.73(t、J11.9Hz、1H)、1.52(d、J13.0Hz、1H)、1.39(d、J12.7Hz、1H)、1.23(s、2H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 396.3、RT 1.73分(100%)。
【0471】
例125
7−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
0℃で維持されるDCM(3mL)中の例120(0.2g、0.00056mol)の溶液に、ピリジン(0.134mg、0.0016mol)、続いて塩化メシル(0.078mL、0.00078mol)を加えた。反応混合物を、室温で、3時間撹拌し、次に濃縮し、分取HPLCで精製して、表題化合物(36mg、15%)を得た。δ
H(400MHz、CDCl
3)7.39(d、J7.6Hz、1H)、6.82(d、J7.4Hz、1H)、5.18(q、J14.6Hz、2H)、4.01−3.74(m、2H)、3.65(s、3H)、2.97(d、J10.7Hz、1H)、2.81(d、J13.2Hz、5H)、2.67(q、J8.2、7.4Hz、3H)、2.26(s、3H)、2.05(s、3H)、1.91(d、1H)、1.72(dt、4H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 432.3、RT 1.90分(98%)。
【0472】
例126
3−{6−メチル−7−オキソ−8−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−5,6−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル}ピペリジン−1−カルボキサミド
例120について記載されるものと同様の方法で、例100から調製して、表題化合物(30mg、18%)を得た。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.53(d、J7.5Hz、1H)、6.94(d、J7.6Hz、1H)、5.35−5.05(m、2H)、4.08(dd、J63.1、11.9Hz、2H)、3.62(s、3H)、3.14−2.73(m、3H)、2.73−2.48(m、2H)、2.23(s、3H)、2.13−1.94(m、5H)、1.78(t、J12.4Hz、2H)、1.63(t、J13.3Hz、1H)、1.21(dd、J6.3、2.0Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 411.3、RT 1.68分(99%)。
【0473】
例127
7−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−3−メチル−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例120について記載されるものと同様の方法で、例100から調製して、表題化合物(8mg)を得た。LCMS(ES+)(M+H)
+ 410.3、RT 2.05分(96%)。
【0474】
例128
3−メチル−7−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]−1−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−2(1H)−オン
例120、次に例125について記載されるものと同様の方法で、例100から調製して、表題化合物(25%)を得た。δ
H(400MHz、CDCl
3)7.38(d、J7.4Hz、1H)、6.94−6.68(m、1H)、5.36−4.97(m、2H)、4.08−3.75(m、2H)、3.65(d、J2.0Hz、3H)、3.07−2.92(m、1H)、2.91−2.74(m、4H)、2.74−2.45(m、4H)、2.25(d、J5.9Hz、4H)、2.06(d、J6.7Hz、4H)、1.78−1.65(m、2H)、1.25(dd、J6.5、3.5Hz、3H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 446.3、RT 2.00分(97%)。
【0475】
例129
6−{2−メチル−3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−2,3−ジヒドロ−1,2−ベンゾチアゾール1,1−ジオキシド
無水1,4−ジオキサン(5mL)中の中間体144(250mg、0.57mmol)の溶液に、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1,2−ベンゾチアゾール1,1−ジオキシド(162mg、0.63mmol)および2M Na
2CO
3水溶液(0.85mL)を加え、混合物を、5分間、N
2で脱気した。Pd(dppf)Cl
2(23.27mg、0.03mmol)を加え、混合物を5分間、N
2で脱気し、次に、100℃で、1時間、密閉管で加熱した。冷却後、EtOAc(20mL)および水(20mL)を加えた。水層を、EtOAc(20mL)で抽出し、合わせた有機層を、ブライン(20mL)で洗浄し、次に乾燥させた(Na
2SO
4)。残留物を、分取HPLCで精製して(方法D)、薄茶色の固体として表題化合物(145mg、55%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.35(s、1H)、8.34(d、J8.3Hz、1H)、7.88(s、1H)、7.79(d、J8.2Hz、1H)、7.67(d、J8.1Hz、1H)、7.54(d、J8.2Hz、1H)、5.16(s、2H)、4.93(q、J6.7Hz、1H)、4.47(s、2H)、3.54(s、3H)、2.17(s、3H)、1.96(s、3H)、1.51(d、J6.7Hz、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 454.3、RT 2.56分(98%)。
【0476】
例130
6−{4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル}−2,3−ジヒドロ−1,2−ベンゾチアゾール1,1−ジオキシド
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体146および6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1,2−ベンゾチアゾール1,1−ジオキシドから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.15(d、J4.9Hz、1H)、8.09(dd、J6.2、1.8Hz、2H)、7.86(s、1H)、7.71(d、J8.2Hz、1H)、7.61(d、J8.6Hz、1H)、7.54(d、J8.2Hz、1H)、7.06(d、J5.0Hz、1H)、5.37(s、2H)、4.85(s、2H)、4.44(s、2H)、2.44(s、3H)、2.35(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 437.1、RT 2.98分(99%)。
【0477】
例131
6−{2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−6−イル}−2,3−ジヒドロ−1,2−ベンゾチアゾール1,1、−ジオキシド
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体146および164から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.16−8.10(m、3H)、7.83(s、1H)、7.80(d、J8.3Hz、1H)、7.57(dd、J8.2、4.1Hz、2H)、7.39(d、J7.0Hz、1H)、7.10(dd、J7.8、4.8Hz、1H)、5.36(d、J15.8Hz、1H)、5.30(d、J15.8Hz、1H)、5.12(q、J6.7Hz、1H)、4.41(s、2H)、2.62(s、3H)、1.58(d、J6.8Hz、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 437.1、RT 1.69分(98%)。
【0478】
例132
6−{8−フルオロ−3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル}−2,3−ジヒドロ−1,2−ベンゾチアゾール−1,1−ジオキシド
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体145および6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1,2−ベンゾチアゾール1,1−ジオキシドから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.03(d、J1.2Hz、1H)、7.94(dd、J8.1、1.7Hz、1H)、7.89(s、1H)、7.65(d、J8.1Hz、1H)、7.47(dd、J11.5、1.8Hz、1H)、7.26(s、1H)、5.12(s、2H)、4.87(s、2H)、4.45(s、2H)、3.54(s、3H、 2.19(s、3H)、1.99(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 457、RT 2.52分(98%)。
【0479】
例133
8−フルオロ−6−(4−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]アゼピン−2−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体145および167から調製した。δ
H(400MHz、CDCl
3)7.45(s、1H)、7.36(dd、1H、J10.4、1.8Hz)、6.52−6.46(m、1H)、5.08(s、2H)、4.78(s、2H)、3.69(s、3H)、3.40(m、2H)、3.18(t、2H、J7.1Hz)、2.37(s、3H)、2.24−2.16(m、5H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 456、RT 1.66分(方法2)。
【0480】
例134
8−フルオロ−6−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1−ベンゾチオフェン−2−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体145および2−ブロモ−6,7−ジヒドロ−5H−ベンゾチオフェン−4−オンから調製した。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 440、RT 3.97分(98%)。
【0481】
例135
8−フルオロ−6−(4−オキソ−3H−ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−6−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体145および6−ブロモ−3H−ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−オンから調製した。LCMS(ES+)(M+H)
+ 423、RT 1.21分(方法3)。
【0482】
例136
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体150および168から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.83(d、J1.9Hz、1H)、8.41−8.36(m、1H)、8.31(s、1H)、7.55(dd、J11.4、1.7Hz、1H)、7.38(s、1H)、5.25(d、J15.8Hz、1H)、5.02(d、J15.7Hz、1H)、4.97(q、J6.7Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.52(s、3H)、2.18(s、3H)、2.00(s、3H)、1.55(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralpak AS−H 25cm;移動相:15%EtOH:85%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:6分。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 435.2、RT 2.72分(100%)。
【0483】
例137
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体150および169から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.79(d、J2.0Hz、1H)、8.68(s、1H)、8.31−8.23(m、1H)、7.50(dd、J11.4、1.7Hz、1H)、7.32(s、1H)、5.24(d、J15.8Hz、1H)、5.02(d、J15.8Hz、1H)、4.96(q、J6.7Hz、1H)、4.25(s、3H)、3.52(s、3H)、2.17(s、3H)、2.00(s、3H)、1.54(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:32%EtOH:68%CO
2;流速:2mL/分;215nmでのUV;ランタイム:10分。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 435.2、RT 2.54分(97%)。
【0484】
例138
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体150および6−ブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)13.52(s、1H)、8.77(d、J2.0Hz、1H)、8.33(s、1H)、8.12(s、1H)、7.50(dd、J11.3、1.8Hz、1H)、7.29(s、1H)、5.22(d、J15.8Hz、1H)、5.00(d、J15.8Hz、1H)、4.95(q、J6.7Hz、1H)、3.52(s、3H)、2.16 (s、3H)、1.99(s、3H)、1.53(d、J6.7Hz、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 421.05、RT=3.48分(99%)。
【0485】
例139
8−フルオロ−6−(4−メトキシ−1H−インダゾール−6−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体145および6−ブロモ−4−メトキシ−1H−インダゾールから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)13.22(s、1H)、8.05(s、1H)、7.40(d、J11.4H、1H)、7.21(s、1H)、7.20(s、1H)、6.72(s、1H)、5.12(s、2H)、4.86(s、2H)、4.01(s、3H)、3.55(s、3H)、2.20(s、3H)、2.03(s、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 436.1、RT 2.83分(100%)。
【0486】
例140
4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−6−(4−オキソ−4H,5H,6H,7H,8H−チエノ[3,2−c]アゼピン−2−イル)−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
例129について記載されるものと類似の方法で、中間体146および174から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.20(d、J4.9Hz、1H)、7.98(t、J5.2Hz、1H)、7.81(s、1H)、7.64(d、J8.2Hz、1H)、7.53(d、J8.2Hz、1H)、7.07(d、J5.0Hz、1H)、5.39(s、2H)、4.83(s、2H)、3.25−3.18(m、2H)、3.13(t、J6.9Hz、2H)、2.54(s、3H)、2.39(s、3H)、2.05(dt、J12.6、6.9Hz、2H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 435、RT 2.97分(97%)。
【0487】
例141
8−フルオロ−6−(4−オキソ−4H,5H,6H,7H,8H−チエノ[3,2−c]アゼピン−2−イル}−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体145および174から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.94(t、J5.4Hz、1H)、7.57(s、1H)、7.26(dd、J11.2、1.8Hz、1H)、7.08(s、1H)、5.07(s、2H)、4.83(s、2H)、3.57(s、3H)、3.17(q、J5.5Hz、2H)、3.08(t、J6.9Hz、2H)、2.24(s、3H)、2.03(s、3H)、2.02−1.98(m、2H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 455、RT 3.53分(99%)。
【0488】
例142
6−(7,7−ジメチル−4−オキソ−6,8−ジヒドロ−5H−チアゾロ[5,4−c]アゼピン−2−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
例129について記載されるものと同様の方法で、中間体146および2−ブロモ−7,7−ジメチル−6,8−ジヒドロ−5H−チアゾロ[5,4−c]アゼピン−4−オンから調製した。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.33(d、1H、J8.2Hz)、6.50(t、1H、J4.8Hz)、5.25(s、2H)、4.70(s、2H)、3.68(s、3H)、3.17(d、2H、J5.3Hz)、3.05(s、2H)、2.34(s、3H)、2.16(s、3H)、1.16(s、6H)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 467、RT 1.92分(方法2)。
【0489】
例143
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−(6−メチルピリジン−3−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
1,4−ジオキサン(10mL)中の中間体101(340mg、1.01mmol)、(6−メチルピリジン−3−イル)−ボロン酸(165mg、1.21mmol)、2M Na
2CO
3水溶液(1.51mL)およびX−Phos(24mg、0.05mmol)の溶液を、10分間、N
2で脱気した。Pd
2(dba)
3(23mg、0.025mmol)を加え、混合物を100℃で3時間加熱し、次に冷却した。残留物を、EtOAc(10mL)で希釈し、固体を、珪藻土でろ過によって除去した。ろ液を、減圧下で蒸発させた。得られた黄色固体を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;勾配0〜6%MeOH/DCM)で精製して、表題化合物(168mg、38%)を得た。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 395、RT 1.49分(85%)。
【0490】
例144
6−(3−メトキシフェニル)−4−[1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)エチル]ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−3−オン
0℃でDMF中の中間体79(0.15g、0.59mmol)の溶液に、水素化ナトリウムを少しずつ加え、混合物を、10分間、撹拌した。DMF(2mL)中の3−(1−クロロ−エチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン(0.13g、0.67mmol)を滴下した。混合物を、0℃でさらに30分間撹拌した。反応混合物を、EtOAc/水に注いだ。層を分離し、有機層を水で3回洗浄し、次にMgSO
4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を、DCM中の0〜80%EtOAcで溶離するグラジエントシリカカラムクロマトグラフィー、続いて分取クロマトグラフィーで精製して、白色固体として表題化合物(10mg、4%)を得た。δ
H(400MHz、CDCl
3)8.20(d、1H、J7.0Hz)、7.54−7.43(m、2H)、7.45−7.41(m、3H)、7.34(d、1H、J8.2Hz)、7.10(dt、1H、J1.1、6.8Hz)、7.07−6.93(m、2H)、6.64(dt、1H、J1.2、6.8Hz)、4.59(dd、2H、J15.1Hz)、3.90(s、3H)、2.66(s、3H)、2.17(d、3H、J7.3Hz)。LCMS(ES+)(M+H)
+ 415、RT 2.05分(方法2)。
【0491】
例145
4−[(6−ブロモ−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−6−(3−メトキシフェニル)−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
DMF(2mL)中の中間体40の溶液を、DMF(10mL)中の中間体79(250.85mg、0.98mmol)の懸濁液に滴下して加えた。混合物を、水素化ナトリウム(60%油分散液、117.46mg、2.94mmol)で処理し、室温で2時間撹拌し、次に50℃で加熱し、16時間撹拌した。混合物を冷却し、飽和NH
4Cl水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。固体をろ過により除去し、ろ液を減圧下で濃縮乾固した。残留物を分取クロマトグラフィーで精製して(方法C)、白色固体として表題化合物(31mg、7%)を得た。δ
H(250MHz、DMSO−d
6)8.95(d、J1.1Hz、1H)、7.65(d、J8.3Hz、1H)、7.55−7.46(m、3H)、7.41−7.31(m、2H)、7.25(dd、J9.5、1.9Hz、1H)、6.97(dd、J7.2、2.4Hz、1H)、5.68(s、2H)、4.83(s、2H)、3.80(s、3H)、2.31(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 478、RT 1.70分(100%)。
【0492】
例146
6−(3−メトキシフェニル)−4−{[6−(6−メトキシピリジン−3−イル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル]メチル}−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
1,4−ジオキサン(1mL)中の例145(31mg、0.07mmol)、(6−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸(10.19mg、0.07mmol)および2M Na
2CO
3水溶液(0.1mL)の混合物を、10分間、窒素で脱気した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(0.003mmol、0.002mmol)を加えた。混合物を、18時間、100℃で加熱し、次に冷却し、EtOAcで希釈した。固体を、セライトでろ過によって除去した。ろ液を減圧濃縮して、粗表題化合物を得、これを、さらなる精製なしで使用した。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 508、RT 1.73分(82%)。
【0493】
例147
5−(3−{[6−(3−メトキシフェニル)−3−オキソ−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−4−イル]メチル}−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン
1,4−ジオキサン(1mL)中の例146(33mg、65μmol)の溶液を、6M HCl水溶液(0.108mL)で処理し、混合物を、70℃で16時間加熱した。溶媒を、減圧下で除去し、残留物を、中性分取クロマトグラフィーで精製して(方法C)、表題化合物(5.5mg、62%)を得た。δ
H(250MHz、CD
3OD)9.03(s、1H)、7.64−7.33(m、9H)、7.29(t、J7.9Hz、1H)、6.87(d、J8.3Hz、1H)、6.29(d、J9.4Hz、1H)、5.81(s、2H)、4.74(s、2H)、3.77(s、3H)、2.55(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 494、RT 1.42分(99%)。
【0494】
例148
(2R)−6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
乾燥DCM(15mL)中の中間体153(580mg、1.25mmol)の溶液に、無水酢酸(0.118mL、1.25mmol)および酢酸(0.035mL、1.88mmol)を加えた。炭素上のパラジウム(10%、134mg、0.13mmol)を加え、反応混合物を、18時間、室温で、H
2雰囲気下で撹拌した。混合物を、より多くの触媒(10%Pd/C、100mg)で処理し、さらに6時間、H
2下、撹拌し、次にDCMで希釈した。固体を、セライトでろ過によって除去した、残留物を、MeOHで洗浄し、ろ液を、減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(SiO
2;DCM中の0〜10%MeOH)による精製で、ジアステレオ異性体の混合物として、表題化合物(405mg、75%)を得た。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 415、RT 2.40分(99%)。
【0495】
例149
(2R)−6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(異性体A)
SFC(Chiralpak AD−Hとの10%IPA+0.1%DEA:90%CO
2)を使用するジアステレオ異性体の混合物の分離によって、例148から調製した。δ
H(DMSO−d
6)6.94(m、1H)、6.83(m、1H)、5.12(m、1H)、4.89−4.78(m、2H)、3.80(m、1H)、3.65−3.58(m、0.5H)、3.56(s、3H+0.5H)、3.47(m、0.5H)、 3.36(s、0.5H)、3.31−3.19(m、1.5H)、3.07−2.98(m、0.5H)、2.19(m、0.5H)、2.19(s、3H)、2.14(m、0.5H)、2.00−1.90(m、6H)、1.90(m、0.5H)、1.86−1.76(m、0.5H)、1.48(d、J6.7Hz、3H)。キラル分析:d.e. 100%;カラム:Chiralpak AS−H 25cm;移動相:15%IPA+0.1%DEA:85%CO2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:40分。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 415、RT 3.45分(100%)。
【0496】
例150
(2R)−6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(異性体B)
SFC(Chiralpak AD−Hとの10%IPA+0.1%DEA:90%CO
2)を使用するジアステレオ異性体の混合物の分離によって、例148から調製した。δ
H(DMSO−d
6)6.95(m、1H)、6.84(m、1H)、5.10(dd、J15.7、5.7Hz、1H)、4.85(m、2H)、3.86−3.74(m、1H)、3.62(t、J8.1Hz、0.5H)、3.54(s、3H+0.5H)、3.50−3.44(m、0.5H)、3.37(s、0.5H)、3.30−3.20(m、1.5H)、3.08−2.98(m、0.5H)、2.24(m、0.5H)、2.19(s、3H)、2.17−2.11(m、0.5H)、1.99−1.94(m、6H)、1.92(m、0.5H)、1.88−1.76(m、1.5H)、1.48(dd、J6.7、1.6Hz、3H)。キラル分析:d.e. 92%;カラム:Chiralpak AS−H 25cm;移動相:15%IPA+0.1%DEA:85%CO2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:40分。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 415、RT 3.47分(100%)。
【0497】
例151
(2R)−6−(1−ベンジル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
1,4−ジオキサン(10mL)中の中間体132(300mg、0.82mmol)、1−ベンジル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(245.78mg、0.082mmol)および2M Na
2CO
3水溶液(1.23mL)の溶液を、10分間N
2で脱気し、次にPd(dppf)Cl
2(67.08mg、0.08mmol)を加えた。混合物を、60℃で1時間加熱し、次に室温に冷却し、EtOAc(50mL)および水(20mL)の間に分配した。水層を、EtOAc(2×25mL)で抽出し、次に合わせた有機層を、乾燥させ(Na
2SO
4)、溶媒を真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;0〜10%MeOH/EtOAc)で精製して、表題化合物(300mg、80%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.39(s、2H)、7.31(t、J7.4Hz、2H)、7.26(s、1H、クロロホルムピークを含む)、7.16(d、J8.2Hz、1H)、6.97(d、J8.2Hz、1H)、6.58(d、J3.9Hz、1H)、5.11(q、J14.5Hz、2H)、4.59(q、J6.8Hz、1H)、3.72(s、2H)、3.65(s、3H)、3.48(s、2H)、2.64(s、2H)、2.36(d、J37.3Hz、2H)、2.19(s、3H)、2.08(s、3H)、1.57(d、J12.3Hz、2H)、1.52(d、J6.8Hz、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 458、RT 1.38分(99%)。
【0498】
例152
(2R)−2−メチル−6−(ピペリジン−3−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
EtOH(20mL)中の例151(299.8mg、0.66mmol)の溶液を、パールマン(Pearlman)触媒(炭素上10%、180mg、0.14mmol)で処理し、水素雰囲気下で、1日間、室温で撹拌した。触媒を、珪藻土を介するろ過によって除去し、EtOHで洗浄し、減圧下で濃縮した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;0〜10%MeOH/DCM)で精製して、表題化合物(63mg、24%)を得た。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 398、RT 1.52分(91%)。
【0499】
例153
(2R)−6−[1―(メタンスルホニル)ピペリジン−3−イル]−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
0℃でDCM(1mL)中の例152(133.8mg、0.23mmol)およびトリエチルアミン(64.61μL、0.46mmol)の溶液に、DCM(0.5mL)中の塩化メチルスルホニル(36μL、0.46mmol)の溶液を加えた。混合物を、2時間、0℃で撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液(5mL)を加え、混合物をDCM(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を、乾燥させ(Na
2SO
4)、減圧下で濃縮した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;0〜10%MeOH/DCM)で精製して、表題化合物(56mg、52%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.26(s、2H)、7.17(d、J8.0Hz、1H)、6.82(d、J8.0Hz、1H)、5.22−5.04(m、2H)、4.68−4.54(m、1H)、3.93−3.85(m、1H)、3.85−3.78(m、1H)、3.67(2 x s、3H)、3.05−2.90(m、1H)、2.82−2.62(m、5H)、2.27 (2 x s、3H)、2.14(2 x s、3H)、2.08−1.96(m、1H)、1.91(dd、J10.2、3.1Hz、1H)、1.83−1.48(m、5H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 448.1、RT 2.76分(96%)。
【0500】
例154
6−(1−アセチル−1,4,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
1,4−ジオキサン(20mL)中の中間体147(0.81g、1.8mmol)、1−(5−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジン−1−イル)エタン−1−オン(0.43g、1.8mmol)および1,4−ジオキサン(10mL)中の2M Na
2CO
3水溶液(2.76mL、5.5mmol)の溶液を、窒素で脱気し、次に、Pd(dppf)Cl
2(0.074g、0.09mmol)を加えた。混合物を、窒素で脱気し、60℃で2時間加熱し、次に冷却し、セライトでろ過した。残留物をEtOAc(20mL)で洗浄し、合わせた有機層を、水(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、次に乾燥させた(Na
2SO
4)。溶媒を、真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;0〜10%MeOH/DCM)で精製して、表題化合物(216mg、28%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.69(s、1H)、7.35(dd、J11.0、8.3Hz、1H)、7.15(d、J8.2Hz、1H)、5.08(d、J7.0Hz、2H)、4.71(s、2H)、3.63(dt、J16.5、5.6Hz、2H)、3.55(s、3H)、2.24(s、2H)、2.18(s、3H)、1.99(d、J7.6Hz、3H)、1.90(dt、J33.8、5.7Hz、2H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 396.1、RT 1.69分(89%)。
【0501】
例155
6−(1−ベンジル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−8−フルオロ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
1,4−ジオキサン(15mL)中の中間体137(1.5g、4.07mmol)の懸濁液を、1−ベンジル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−ピリジン(1.34g、4.48mmol)および2M Na
2CO
3水溶液(6.1mL、12.2mmol)で処理した。混合物を、5分間、N
2で脱気し、次に、Pd(dppf)Cl
2 DCM(333mg、0.41mmol)を加えた。混合物を、60℃で3時間加熱し、次に冷却し、EtOAc(50mL)および水(50mL)との間に分配した。水層を、EtOAc(2×30mL)で抽出し、合わせた有機層を、ブライン(40mL)で洗浄し、次に乾燥させた(MgSO
4)。溶媒を、真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;0〜10%MeOH/EtOAc)で精製して、表題化合物(983mg、51%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.46−7.27(m、5H)、6.74(dd、J11.3、1.6Hz、1H)、6.62(s、1H)、5.96(s、1H)、4.96(s、2H)、4.67(s、2H)、3.69(s、2H)、3.64(s、3H)、3.21(s、2H)、2.60(s、2H)、2.32(s、2H)、2.15(s、3H)、2.12(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 461、RT 1.52分(98%)。
【0502】
例156
6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−4−[(6−ブロモ−2−メチルイミダゾ[1,2、−a]ピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
DCM(2mL)中の中間体25(86mg、0.36mmol)を、塩化チオニル(0.2mL、2.76mmol)で処理し、1時間還流して加熱した。混合物を、冷却し、次に、揮発性物質を、真空中で除去した。得られた物質を、DMF(1mL)に溶解し、次に、乾燥DMF(1mL)中の中間体82(40mg、0.14mmol)およびCs
2CO
3(186mg、057mmol)の混合物に加えた。混合物を、室温で18時間撹拌し、次に、水(10mL)を加えた。沈殿物を、ろ過により回収し、水(2×2mL)で洗浄し、MeOHに溶解し、減圧濃縮して、表題化合物(45mg、64%)を得た。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 517、RT 1.50分(94%)。
【0503】
例157
6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−4−({6−[4−(メタンスルホニル)フェニル]−2−メチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}メチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
Pd(dppf)Cl
2(4mg、4.9μmol)を、1,4−ジオキサン(2mL)中の例156(45mg、0.09mmol)、4−(メチルスルホニル)フェニルボロン酸(22mg、0.11mmol)および2M Na
2CO
3水溶液(0.15mL)の混合物に加えた。反応混合物を、窒素で脱気し、100℃で3時間加熱し、次に冷却した。揮発性物質を、真空中で除去した。DMSO(1.25mL)および水(0.25mL)を加え、固体を、ろ過により除去した。ろ液を、分取HPLCにより精製して(方法C)、表題化合物(20mg、39%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)8.63−8.57(m、1H)、8.09−8.02(m、2H)、7.78−7.71(m、2H)、7.64−7.57(m、1H)、7.51−7.43(m、1H)、6.90−6.80(m、1H)、6.76−6.69(m、1H)、5.75−5.32(m、2H)、4.78−4.59(m、3H)、3.88−3.70(m、1H)、3.11(s、3H)、3.10−2.92(m、1H)、2.66(s、3H)、2.63−2.55(m、1H)、2.55−2.44(m、1H)、2.15−2.06(m、3H)、2.00−1.91(m、1H)、1.87−1.78(m、1H)、1.65−1.50(m、2H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 591、RT 1.95分(100%)。
【0504】
例158
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2、−b][1,4]オキサジン−3−オン
パールマン触媒(15mg)を、EtOH(2mL)中の中間体197(58.9mg、0.14mmol)の溶液に加え、混合物を、水素雰囲気下、室温で22時間、撹拌した。さらなるパールマン触媒(15mg)を加え、混合物を水素雰囲気下、室温でさらに18時間撹拌した。触媒を、珪藻土でろ過によって除去し、反応混合物を、減圧濃縮した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;勾配0〜5%MeOH/DCM)によって精製して、表題化合物(19.3mg、34%)を得た。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 421、RT 2.5分(99%)。
【0505】
例159
(2R)−6−[1−(メタンスルホニル)ピペリジン−3−イル]−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン(異性体A)
キラルSCFクロマトグラフィー(Chiralpak AD−H 25cm、超臨界CO
2中8%EtOHで溶離)を用いて、ジアステレオ異性体の混合物の分離によって調製して、表題化合物(14.1mg、35.4%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.19(d、J8.0Hz、1H)、6.84(d、J8.0Hz、1H)、5.14(dd、J18.3Hz、2H)、4.64(q、J6.8Hz、1H)、3.93−3.87(m、1H)、3.84(d、J11.8Hz、1H)、3.68(s、3H)、2.99(tt, J 11.0, 3.8 Hz, 1H), 2.83−2.76 (m, 4H)、2.71(td、J11.6、2.8Hz、1H)、2.29(s、3H)、2.15(s、3H)、2.10−2.02(m、1H)、1.93(dt、J13.0、3.2Hz、1H)、1.77(m、2H)、1.57(d、J6.8Hz、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 448、RT 2.76分(100%)。
【0506】
例160
6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
EtOH/ジクロロエタン(1:1、30mL)中の例154(216mg、0.52mmol)の溶液を、水素雰囲気下、圧力容器中で、パラジウム(炭素上5%、52mg、0.02mmol)で処理し、24時間50℃で撹拌した。固体を、セライトでろ過によって除去し、次に残留物を、EtOAc(3×20mL)で洗浄し、溶媒を、真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;勾配0〜10%MeOH/DCM、次に20〜100%EtOAc/DCM/0.5%TEA、次に0〜5%MeOH/EtOAc/0.5%TEA)により精製して、表題化合物(67mg、34%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)7.17(dd、J16.0、8.0Hz、1H)、6.80(d、J8.0Hz、1H)、5.30−5.05(m、2H)、4.77−4.62 (m、1H)、4.60(d、J6.9Hz、2H)、4.01−3.79(m、1H)、3.67(d、J3.8Hz、3H)、3.30−3.01(m、1H)、2.87−2.53(m、2H)、2.28(d、J4.3Hz、3H)、2.15(d、J3.8Hz、3H)、2.11(d、J17.3Hz、3H)、2.08−2.03(m、1H)、1.88−1.70(m、2H)、1.70−1.53(m、1H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 398、RT 2.27分(96%)。
【0507】
例161&162
6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン(異性体AおよびB)
SFCキラルHPLC(25cm AD−Hカラム上の85%CO
2/15%IPA/0.1%DEA;ランタイム25分;RT 15.6&19.2分)を使用するエナンチオ異性体の分離によるラセミ体の例160(60mg)から調製して、エナンチオマーA(20mg)およびエナンチオマーB(20mg)を得た。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 398、RT 2.27分(98%)。
【0508】
例163
6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
DCM(8mL)中の例155(400mg、0.85mmol)、無水酢酸(100μL、1.06mmol)および酢酸(73μL、1.28mmol)の溶液を、パラジウム(炭素上10%、91mg、0.09mmol)で処理し、水素雰囲気下、室温で、18時間、撹拌した。混合物を、パラジウム(炭素上10%、45mg、0.04mmol)で処理し、室温で、水素の雰囲気下、さらに24時間撹拌した。固体を、セライトでろ過によって除去し、残留物を、DCM(10mL)で洗浄した。有機層を、飽和NaHCO
3水溶液(2×15mL)およびブライン(15mL)で洗浄し、乾燥させた(MgSO
4)。残留物を、減圧濃縮した。得られた黄色ガムを、分取HPLCによって精製して(方法A)、表題化合物(193mg、55%)を得た。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 415、RT 2.43分(100%)。
【0509】
例164
3−{[(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル]メチル}−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル(異性体A)
DCM(2mL)中のDIAD(0.14mL、0.68mmol)の溶液を、−20℃で無水DCM(4mL)中の中間体84A(191mg、0.62mmol)、中間体24(126.85mg、0.68mmol)およびトリフェニルホスフィン(179.53mg、0.68mmol)の混合物にゆっくりと加えた。混合物を、室温に温め、撹拌を、90時間続けた。溶媒を、真空中で除去した。残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;勾配0〜100%EtOAc/ヘプタン、続いて、0〜10%MeOH/DCM)、次に分取HPLC(方法A)により精製して、表題化合物(12mg、4%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.45−9.23(m、1H)、7.68−7.56(m、1H)、7.56−7.40(m、1H)、7.10−6.88(m、2H)、5.80−5.63(m、1H)、5.60−5.43(m、1H)、4.96−4.84(m、1H)、4.53−4.22(m、1H)、3.93−3.59(m、1H)、3.08−2.89(m、1H)、2.62−2.53(m、1H)、2.47−2.40(m、1H)、2.30−2.25(m、3H)、2.04−1.94(m、3H)、1.68(s、2H)、1.55−1.27(m、5H)。カラム:Chiralpak AS−H 25cm;移動相:20%EtOH:80%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:10分;90%d.e.。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 476.2、RT 2.46分(98%)。
【0510】
例165
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−4−[(3,5−ジメチル−3H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
DMF(10mL)中の中間体44(1.7mmol)の溶液を、DMF(10mL)中の中間体84(400mg、1.3mmol)およびCs
2CO
3(1.28g、3.92mmol)の懸濁液に加えた。混合物を、2時間、室温で撹拌し、次に水(30mL)およびブライン(10mL)で希釈した。固体残留物を、ろ過により回収し、カラムクロマトグラフィー(SiO
2;0〜5%MeOH/DCM)による精製で、表題化合物(400mg、74%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.01(d、J32.6、11.3Hz、1H)、6.93(d、J27.9Hz、1H)、5.44−5.32(m、1H)、5.30−5.21(m、1H)、4.94−4.85(m、1H)、4.38(dd、J61.1、12.0Hz、1H)、3.95(s、3H)、3.87−3.66(m、1H)、3.09−2.97(m、1H)、2.71−2.53(m、2H)、2.12−2.05(m、3H)、2.05−1.97(m、3H)、1.87−1.78(m、1H)、1.78−1.68(m、1H)、1.68−1.58(m、1H)、1.52−1.48(m、3H)、1.42−1.30(m、1H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 416.1、RT 2.46分(96%)。
【0511】
例166
3−{[(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル]メチル}−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル(異性体B)
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体24および84Bから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.42−9.31(m、1H)、7.68−7.57(m、1H)、7.57−7.46(m、1H)、7.05−7.01(m、1H)、7.01−6.91(m、1H)、5.75−5.66(m、1H)、5.59−5.49(m、1H)、4.94−4.86(m、1H)、4.48−4.21(m、1H)、3.86−3.58(m、1H)、3.05−2.80(m、1H)、2.63−2.56(m、1H)、2.46−2.39(m、1H)、2.27(s、3H)、2.04−1.93(m、3H)、1.77−1.64(m、2H)、1.61−1.27(m、5H)。カラム:Chiralpak AS−H 25cm;移動相:20%EtOH:80%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:10分;97%e.e.。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 476.2、RT 2.48分(100%)。
【0512】
例167
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体84および(2−メチルピリジン−3−イル)メタノールから調製した。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:15%EtOH+0.1%TEA:85%CO
2;流速:0.3mL/分;254nmでのUV;ランタイム:80分;RT 44.4&59.3分(ジアステレオマー混合物)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 412、RT 1.87分(95%)。
【0513】
例168
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体26および84から調製した。δ
H(500MHz、CD
3OD)8.89(d、J4.0Hz、1H)、8.48(d、J4.3Hz、1H)、7.96(t、J4.3Hz、1H)、6.93(m、1H)、6.88(m、1H)、5.84−5.44(m、2H)、4.78(m、1H)、4.63−4.40(m、1H)、4.00−3.71(m、1H)、3.23−2.91(m、1H)、2.72−2.54(m、2H)、2.52(m、3H)、2.14(s、2H)、2.08(s、1H)、1.97−1.72(m、2H)、1.68−1.44(m、5H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 452、RT 3.47分(95%)。
【0514】
例169
(2R)−6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−4−[(6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体27および88から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.99−8.86(m、1H)、7.60−7.51(m、1H)、7.09−7.02(m、1H)、7.01−6.93(m、1H)、5.72−5.63(m、1H)、5.53−5.44(m、1H)、4.94−4.86(m、1H)、3.80−3.71(m、1H)、3.63−3.51(m、1H)、3.50−2.85(m、3H)、2.29−2.21(m、3H)、2.20−2.03(m、1H)、1.97−1.89(m、3H)、1.88−1.70(m、1H)、1.50(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:10%MeOH:90%CO
2;流速:2mL/分;215nmでのUV;ランタイム:60分;ジアステレオマーの1:1混合物。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 533、RT 2.27分(97%)。
【0515】
例170
(2R)−6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体88および(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メタノールから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.41−8.31(m、1H)、7.44(dd、J9.0、4.8Hz、1H)、7.24−7.18(m、1H)、7.04−6.91(m、3H)、5.69(dd、J16.5、8.7Hz、1H)、5.52(dd、J16.3、7.2Hz、1H)、4.94−4.86(m、1H)、3.80−3.71(m、1H)、3.62−3.43(m、2H)、3.31−2.98(m、2H)、2.39−2.33(m、3H)、2.19−2.02(m、1H)、1.96−1.90(m、3H)、1.89−1.68(m、1H)、1.52(d、J6.7Hz、3H)。カラム:Chiralpak AS−H 25cm;移動相:85:15ヘプタン:EtOH+0.1%ギ酸;流速:1mL/分;254nmでのUV;ランタイム:80分;ジアステレオマーの1:1混合物。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 436.9、RT 2.84分(100%)。
【0516】
例171
6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−4−[(6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−メチル]−8−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体27および92から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.01−8.94(m、1H)、7.60−7.51(m、1H)、7.07−7.01(m、1H)、7.00−6.93(m、1H)、5.58(s、2H)、4.82(s、2H)、3.79−3.71(m、1H)、3.63−3.51(m、1H)、3.49−3.28(m、1H)、3.26−3.16(m、1H)、3.16−2.91(m、1H)、2.27(s、3H)、2.19−2.04(m、1H)、1.97−1.90(m、3H)、1.90−1.72(m、1H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 519.1、RT 2.03分(100%)。
【0517】
例172
6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−4−[(6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体27および96から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.05−8.93(m、1H)、7.60−7.49(m、1H)、7.22−7.13(m、1H)、6.99−6.86(m、2H)、5.58(s、2H)、4.71(s、2H)、3.78−3.70(m、1H)、3.62−3.52(m、1H)、3.49−3.16(m、2H)、3.13−2.90(m、1H)、2.27(s、3H)、2.18−2.02(m、1H)、1.97−1.89(m、3H)、1.88−1.70(m、1H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 501、503、RT 3.04分(100%)。
【0518】
例173
3−{(2R)−6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル}−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体24および88Aから調製した。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:12%MeOH:88%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:10分;RT 4.2 分; d.e. >95%。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 462.2、RT 2.26分(100%)。
【0519】
例174
(2R)−6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体1および88Aから調製した。カラム:Chiralcel OD−H 25cm;移動相:15%MeOH:85%CO
2;流速:4mL/分;215nmでのUV;ランタイム:10分;RT 6.44 分。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 412、RT 1.63分(100%)。
【0520】
例175
6−(1−アセチルピリジン−3−イル)−4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体1および82から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.20−8.12(m、1H)、7.06−6.99(m、1H)、6.98−6.84(m、1H)、6.69−6.58(m、1H)、5.31−5.13(m、2H)、4.83−4.65(m、2H)、4.47−4.37(m、0.5H)、4.30−4.20(m、0.5H)、3.87−3.73(m、0.5H)、3.63−3.48(m、0.5H)、3.03−2.91(m、0.5H)、2.91−2.76(m、0.5H)、2.59−2.51(m、1H)、2.47−2.43(m、3H)、2.42−2.37(m、1H)、2.31−2.25(m、3H)、2.04−1.94(m、3H)、1.77−1.63(m、2H)、1.58−1.21(m、2H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 412、RT 1.64分(100%)。
【0521】
例176&177
6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(異性体AおよびB)
SFCキラルHPLC(カラム:Chiralpak AD−H 25cm;移動相:12%EtOH:88%CO
2;流速:15mL/分)を使用するエナンチオマーの分離によって、ラセミ体の例163(170mg)を調製して、表題化合物を得た。キラル分析を、SCFキラルHPLCを使用して実施した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)6.97(d、J11.4Hz、0.5H)、6.91−6.83(m、1H)、6.79(s、0.5H)、5.13−4.85(m、2H)、4.75(d、J2.3Hz、2H)、4.44(d、J11.8Hz、0.5H)、4.30(d、J8.6Hz、0.5H)、3.82(d、J13.2Hz、0.5H)、3.70(d、J11.3Hz、0.5H)、3.56(d、J6.5Hz、3H)、3.05−2.92(m、1H)、2.68−2.56(m、0.5H)、2.48−2.44(m、1.5H)、2.22(d、J11.2Hz、3H)、2.06−1.91(m、6H)、1.82(d、J13.0Hz、1H)、1.72(t、J13.2Hz、1H)、1.67−1.57(m、1H)、1.55−1.42(m、0.5H)、1.41−1.25(m、0.5H)。
【0522】
例178
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−4−[(3,5−ジメチル−3H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(異性体A)
キラルSCFキラルクロマトグラフィー(カラム:Chiralpak OD−H 25cm、85%ヘプタン:15%EtOHで溶離する)を使用するジアステレオマーの混合物の分離によって、例165から調製して、表題化合物を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.08−6.95(m、1H)、6.93(d、J28.3Hz、1H)、5.39(dd、J16.6、6.7Hz、1H)、5.33−5.18(m、1H)、4.89(qd、J6.6、3.4Hz、1H)、4.50−4.38(m、0.5H)、4.36−4.24(m、0.5H)、3.95(s、3H)、3.88−3.76(m、0.5H)、3.72−3.64(m、0.5H)、3.14−2.85(m、1H)、2.72−2.62(m、0.5H)、2.62−2.53(m、1H)、2.48−2.43(m、0.5H)、2.09(d、J2.9Hz、3H)、2.01(d、J8.6Hz、3H)、1.87−1.78(m、1H)、1.78−1.68(m、1H)、1.68−1.56(m、1H)、1.50(d、J6.7Hz、3H)、1.48−1.30(m、1H)。キラルSFCカラム:Chiralpak OD−H 25cm、85%ヘプタン:15%EtOHで溶離する、96%d.e.。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 416.1、RT 2.46分(100%)。
【0523】
例179
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−4−[(3,5−ジメチル−3H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(異性体B)
キラルSCFクロマトグラフィー(カラム:Chiralpak OD−H 25cm、85%ヘプタン:15%EtOHで溶離する)を使用するジアステレオマーの混合物の分離によって、例165から調製して、表題化合物を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.07−6.97(m、1H)、6.93(d、J27.6Hz、1H)、5.37(d、J16.6Hz、1H)、5.26(dd、J16.5、4.9Hz、1H)、4.89(qd、J6.6、3.4Hz、1H)、4.48−4.40(m、0.5H)、4.36−4.28(m、0.5H)、3.95(d、J1.8Hz、3H)、3.86−3.77(m、0.5H)、3.75−3.66(m、0.5H)、3.02(t、J12.5Hz、1H)、2.71−2.55(m、1H)、2.49−2.43(m、1H)、2.09(d、J8.8Hz、3H)、2.01(d、J6.7Hz、3H)、1.86−1.78(m、1H)、1.75−1.68(m、1H)、1.68−1.57(m、1H)、1.50(d、J6.7Hz、3H)、1.48−1.31(m、1H)。キラルSFCカラム:Chiralpak OD−H 25cm、85%ヘプタン:15%EtOHで溶離する、99%d.e.。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 416.1、RT 2.46分(96%)。
【0524】
例180
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−ル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルピリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(異性体A)
分取キラルSCF(カラム:Chiralpak AD−H 25cm;溶離液:10%IPA+0.1%TEA:90%CO
2;流速:4mL/分;ランタイム:40分;RT 24.8分)を使用するジアステレオマーの混合物の分離によって、例167から調製して、表題化合物を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.32(d、J4.3Hz、1H)、7.31−7.22(m、1H)、7.16−7.11(m、1H)、7.02−6.92(m、1H)、6.72−6.62(m、1H)、5.21−5.06(m、2H)、5.03−4.95(m、1H)、4.41−4.19(m、1H)、3.80−3.57(m、1H)、3.03−2.91(m、1H)、2.65−2.40(m、2H)、2.55(s、3H)、1.99−1.90(m、3H)、1.73(d、J11.7Hz、1H)、1.69−1.61(m、1H)、1.60−1.48(m、4H)、1.47−1.20(m、1H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 412.2、RT 1.86分(99%)。
【0525】
例181
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルピペリジン−3−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(異性体B)
分取キラルSCF(カラム:Chiralpak AD−H 25cm;溶離液:15%EtOH:85%ヘプタン+0.1%TEA:90%CO
2;流速:0.3mL/分;ランタイム:80分;RT 45.9分)を使用するジアステレオマーの混合物の分離によって、例167から調製して、表題化合物を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.35−8.30(m、1H)、7.31−7.22(m、1H)、7.17−7.10(m、1H)、7.03−6.91(m、1H)、6.72−6.61(m、1H)、5.23−5.15(m、1H)、5.10−5.03(m、1H)、5.03−4.96(m、1H)、4.41−4.15(m、1H)、3.79−3.54(m、1H)、3.03−2.91(m、1H)、2.65−2.53(m、1H)、2.55(s、3H)、2.53−2.40(m、1H)、1.97−1.90(m、3H)、1.75(d、J12.3Hz、1H)、1.68−1.61(m、1H)、1.60−1.48(m、1H)、1.53(d、J6.7Hz、3H)、1.47−1.21(m、1H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 412.2、RT 1.88分(100%)。
【0526】
例182
エチル(3S)−3−メチル−1−{3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]ピリド[2,3−b]−[1,4]オキサジン−6−イル}ピペリジン−3−カルボキシラート
1,4−ジオキサン中の2−シクロヘキシルホスフィノ−2',6’−ジイソプロポキシビフェニル(0.024g、0.052mmol)および酢酸パラジウム(II)(0.0058g、0.026mmol)の溶液を、脱気し、窒素下、5分間、60℃で加熱した。混合物を室温に冷却し、次に中間体112(0.13g、0.52mmol)、(S)−エチル−3−メチルピペリジン−3−カルボキシラート(0.094g、0.55mmol)および炭酸セシウム(0.51g、1.56mmol)を加えた。混合物を、再度、脱気し、次に2時間、窒素下で、還流して加熱した。反応混合物を、EtOAc/水に注いだ。層を分離し、有機層を、水で3回洗浄し、次にMgSO
4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を、DCM中の0〜80%EtOAcで溶離するグラジエントシリカカラムクロマトグラフィーで精製して、淡黄色油として表題化合物(0.060g、30%)を得た。LCMS(ES+)(M+H)
+ 442、RT 1.53分。
【0527】
例183
(3S)−3−メチル−1−{3−オキソ−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]ピリド[3,2−b][1,4]−オキサジン−6−イル}ピペリジン−3−カルボキサミド
THF/MeOH中の例182(0.06g、0.14mmol)の溶液に、2M NaOH水溶液(1mL)を加えた。混合物を、30分間、50℃で加熱し、次に室温に冷却し、2M HCl水溶液で中和した。有機層を減圧濃縮し、次に残った水を、凍結乾燥により除去した。粗残留物を、室温でDMFに取り、次に塩化アンモニウム(0.073g、1.36mmol)、HATU(0.067g、0.18mmol)およびトリエチルアミン(0.14g、1.36mmol)を加えた。混合物を30分間撹拌し、次に飽和NaHCO
3水溶液でクエンチした。反応混合物を、EtOAc/水に注いだ。層を分離し、有機層を、水で3回洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を、DCM中で0〜80%EtOAcで溶離するグラジエントシリカカラムクロマトグラフィーで精製して、白色固体として表題化合物(0.017g、30%)を得た。δ
H(400MHz、CDCl
3)7.19(d、1H、J8.5Hz)、6.76(s、1H)、6.32(d、1H、J8.6Hz)、5.26(s、1H)、5.18−5.05(m、2H)、4.60−4.50(m、2H)、4.33(d、1H、J13.3Hz)、3.83−3.78(m、1H)、3.68(s、3H)、2.89−2.78(m、1H)、2.71(d、1H、J13.4Hz)、2.26(m、3H)、2.11(s、3H)、1.78−1.62(m、3H)、1.31(m、1H)、1.22(s、3H)。LCMS (ES+)(M+H)
+ 413、RT 1.66分。
【0528】
例184
6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−4−({7−フルオロ−6−[2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピリミジン−5−イル]−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}メチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
Na
2CO
3水溶液(2M、0.3mL)を、1,4−ジオキサン(2mL)中の例171(114mg、0.2mmol)および2−[5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリミジン−2−イル]プロパン−2−オール(58mg、0.22mmol)の混合物に加えた。超音波処理中に、混合物を、10分間、窒素でバブリングすることによって脱気した。Pd(dppf)Cl
2(8.1mg、0.01mmol)を一度に加え、混合物を、超音波処理しながら、5分間窒素でバブリングすることによって脱気した。一晩、室温で放置する前に、反応を、密封管中で90分間、窒素下で、100℃で、撹拌しながら、加熱した。混合物を、EtOAc(30mL)および飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)の間に分配し、次に、有機相を分離し、水層を、EtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、ブライン(20mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、次にろ過し、減圧濃縮した。粗残留物を、分取HPLCで分離し(方法A)、表題化合物(41.8mg、37%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.06−8.98(m、2H)、8.89−8.83(m、1H)、7.61−7.51(m、1H)、7.12−7.05(m、1H)、7.02−6.93(m、1H)、5.68−5.58(m、2H)、5.19(s、1H)、4.82(s、2H)、3.78−3.68(m、1H)、3.54−3.40(obs m、2H)、3.23−2.91(obs m、2H)、2.35−2.31(m、3H)、2.17−2.00(m、1H)、1.92−1.88(m、3H)、1.87−1.67(m、1H)、1.56(s、6H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 577.3、RT 1.82分(100%)。
【0529】
例185
6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−4−({7−フルオロ−6−[2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピリミジン−5−イル]−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}メチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例184について記載されるものと同様の方法で、例172および2−[5−(4,4,5,5−トリメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリミジン−2−イル]プロパン−2−オールから調製して、表題化合物を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.04−8.98(m、2H)、8.91−8.84(m、1H)、7.60−7.50(m、1H)、7.26−7.18(m、1H)、6.98−6.88(m、2H)、5.63(s、2H)、5.18(s、1H)、4.72(s、2H)、3.77−3.67(m、1H)、3.53−3.38(m、2H)、3.23−2.90(m、2H)、2.35−2.31(m、3H)、2.16−1.98(m、1H)、1.93−1.87(m、3H)、1.87−1.66(m、1H)、1.56(s、6H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 559.2、RT 1.75分(100%)。
【0530】
例186
6−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−4−{[7−フルオロ−2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル]メチル}−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例184について記載されるものと同様の方法で、例172および1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから調製して、表題化合物(51%)を得た。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 521.1、RT 2.83分(100%)。
【0531】
例187
6−(ピロリジン−3−イル)−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
乾燥DCM(5mL)中の中間体155(187mg、0.42mmol)を窒素で2回フラッシュした。パラジウム(150mg、1.18mmol)を加え、溶液を窒素で、続いて水素でフラッシュし、次に室温で、60時間、水素下で撹拌した。反応混合物を、DCMで希釈し、セライトケーキでろ過し、MeOHで洗浄した。減圧濃縮して、表題化合物(136mg、83%)を得た。δ
H(500MHz、CDCl
3)9.95(s、1H)、7.13(d、J8.0Hz、1H)、6.80(d、J8.0Hz、1H)、5.14−4.97(m、2H)、4.55(s、2H)、3.69−3.61(m、1H)、3.60(s、3H)、3.58−3.53(m、1H)、3.52−3.44(m、1H)、3.41−3.32(m、2H)、2.40−2.28(m、1H)、2.20(s、3H)、2.19−2.09(m、1H)、2.01(s、3H)。方法B HPLC−MS:MH+ m/z 342、RT 1.09分(88%)。
【0532】
例188
6−[1−(メタンスルホニル)ピロリジン−3−イル]−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2H,3H,4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
トリエチルアミン(0.1mL、0.701mmol)を、DCM(3mL)中の例187(136mg、0.351mmol)の溶液に加えた。得られた混合物を、0℃に冷却し、次にDCM(0.5mL)中の塩化メタンスルホニル(0.054mL、0.701mmol)を滴下した。反応混合物を、室温で1.5時間撹拌し、次にDCMで希釈し、水で2回、ブラインで1回洗浄した。有機相を合わせて、Na
2SO
4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗残留物を、分取HPCLで精製し(方法C)、表題化合物(75mg、51%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.36(d、J8.0Hz、1H)、7.01(d、J8.1Hz、1H)、5.08−4.97(m、2H)、4.73(s、2H)、3.65(dd、J9.5、7.9Hz、1H)、3.56(s、3H)、3.56−3.49(m、1H)、3.49−3.41(m、1H)、3.35(m、1H)、3.27(t、J9.3Hz、1H)、2.92(s、3H)、2.23(m、1H)、2.19(s、3H)、2.14−2.02(m、1H)、1.99(s、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 420、RT 3.24分(100%)。
【0533】
例189
tert−ブチル4−{7−フルオロ−2−オキソ−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル}ピペリジン−1−カルボキシラート
EtOH(10mL)中の例107(500mg、1.096mmol)の溶液に、10%Pd/C(300mg)を加えた。反応混合物を、水素雰囲気下で、室温で、6時間撹拌し、次に、セライトでろ過した。有機層を濃縮して、表題化合物(450mg、80%)を得た。LCMS:m/z 459.4(97%)。
【0534】
例190
7−フルオロ−5−(ピペリジン−4−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2−オン
0℃で維持された1,4−ジオキサン(2mL)中の例189(450mg、0.982mmol)の溶液に、1,4−ジオオキサン(3mL)中の4N HClを加えた。反応混合物を、室温で、12時間撹拌し、次に濃縮した。固体残留物を、DCM(10mL)に溶解した。有機層を、飽和NaHCO
3水溶液で洗浄した。有機層を分離し、次に濃縮して、表題化合物(0.25g、71%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.02−6.91(m、2H)、4.81(s、2H)、3.61(s、3H)、3.15−3.06(m、2H)、2.68(m、2H)、2.27(s、3H)、2.11(s、3H)、2.01(m、3H)、1.75(m、2H)。LCMS:m/z 359(98%)。
【0535】
例191
7−フルオロ−5−(ピペリジン−3−イル)−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
EtOH(100mL)中の例105(0.5g、1.42mmol)の溶液に、1N HCl(5mL)およびPtO
2(0.2g)を加えた。反応混合物を、水素雰囲気下、60psiで、室温で、6時間、撹拌し、次にセライトでろ過した。ろ液を濃縮した。粗残留物を、DCMに溶解し、有機層を、飽和NaHCO
3水溶液で洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、次に濃縮して、表題化合物(450mg、88%)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.18−7.00(m、2H)、4.80(s、2H)、3.61(s、3H)、2.82(m、2H)、2.80(m、1H)、2.27(s、3H)、2.11(s、3H)、1.89(m、2H)、1.75(s、3H)、1.68(m、1H)。LCMS:m/z 359.3(98%)。
【0536】
例192
5−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−7−フルオロ−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2−オン
DCM(5mL)中の例191(0.2g、0.558mmol)の溶液に、0℃で、塩化アセチル(0.052g、0.67mmol)およびトリメチルアミン(0.2mL、1.676mmol)を加えた。反応混合物を、室温で12時間撹拌し、H
2O(5mL)でクエンチした。水層を、DCMで抽出し、次に有機層を濃縮した。粗残留物を、分取TLCで精製し、表題化合物(19mg)を得た。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.15(d、J30.8Hz、1H)、7.01(dd、J15.6、11.5Hz、1H)、5.00(d、J3.8Hz、2H)、4.57(t、J13.8Hz、1H)、3.94(s、3H)、3.27−3.09(m、2H)、2.96−2.60(m、3H)、2.49(d、J7.8Hz、4H)、2.16(d、J4.4Hz、2H)、2.04(m、2H)、1.86(m、2H)、1.74−1.54(m、2H)。LCMS:m/z 401.2、RT 2.15分(100%)。
【0537】
例193
7−フルオロ−5−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
DCM(5mL)中の例191(0.2g、0.558mmol)の溶液に、0℃で、塩化メシル(0.1mL、0.67mmol)およびトリエチルアミン(0.2mL、1.676mmol)を加えた。反応混合物を、12時間、室温で撹拌し、次にH
2O(約7mL)でクエンチした。水層をDCMで抽出し、次に有機層を濃縮した。粗残留物を、分取TLCで精製して、表題化合物(9mg)を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.10−7.07(m、2H)、4.80(s、2H)、3.61(s、3H)、3.57(m、2H)、2.89(s、3H)、2.79−2.62(m、3H)、2.28(s、3H)、2.10(s、3H)、1.85(m、2H)、1.60(m、2H)。LCMS:m/z 437.2、RT 2.13分(99%)。
【0538】
例194
3−{7−フルオロ−2−オキソ−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル}−ピペリジン−1−カルボキサミド
THF(10mL)中の例191(0.2g、0.558mmol)の溶液に、0℃で、AcOH(0.1mL、1.674mmol)およびシアン酸カリウム(0.678g、8.37mmol)を加えた。反応混合物を、室温で、12時間、撹拌し、次に濃縮した。粗残留物を、分取HPLCで精製し、表題化合物(33mg)を得た。δ
H(400MHz、CD
3OD)7.06−6.86(m、1H)、6.80(s、1H)、4.87(s、2H)、4.18−3.91(m、2H)、3.81(s、3H)、2.80(ddd、J42.6、21.5、11.2Hz、2H)、2.43(s、3H)、2.20(s、3H)、2.10−1.91(m、2H)、1.91−1.45(m、3H)。LCMS:m/z 402.3、RT 1.73分(100%)。
【0539】
例195
7−フルオロ−5−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−オン
例193について記載されたものと同様の方法で、例190から調製して、表題化合物を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)7.05−7.00(m、2H)、4.80(s、2H)、3.67(dt、J11.5、2.4Hz、2H)、3.61(s、3H)、2.90(s、3H)、2.83(d、J2.4Hz、2H)、2.80(d、J 2.5Hz、1H)、2.27(s、3H)、2.11(s、3H)、1.91−1.76(m、2H)、1.67(qd、J12.5、4.1Hz、2H)。LCMS:m/z 437.2、RT 2.11分(99%)。
【0540】
例196
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(異性体A)
例164について記載されたものと同様の方法で、中間体1および84Aから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.17−8.12(m、1H)、7.03−7.00(m、1H)、6.98−6.86(m、1H)、6.62(s、1H)、5.42−5.30(m、1H)、5.18−5.07(m、1H)、4.86−4.79(m、1H)、4.45−4.19(m、1H)、3.82−3.58(m、1H)、3.00−2.78(m、1H)、2.47−2.38(m、5H)、2.31−2.26(m、3H)、2.02−1.96(m、3H)、1.78−1.66(m、2H)、1.47(m、5H)。方法D μPLC−MS:MH+ m/z 426.3、RT 1.82分(98%)。
【0541】
例197
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−4−[(6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体27および84Aから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.03−8.91(m、1H)、7.60−7.53(m、1H)、7.02−6.91(m、2H)、5.74−5.67(m、1H)、5.53−5.46(m、1H)、4.93−4.87(m、1H)、4.48−4.25(m、1H)、3.87−3.60(m、1H)、3.04−2.82(m、1H)、2.63−2.54(m、1H)、2.48−2.39(m、1H)、2.30−2.25(m、3H)、2.03−1.95(m、3H)、1.74−1.65(m、2H)、1.55−1.27(m、5H)。方法D μPLC−MS:MH+ m/z 549.1、RT 2.48分(97%)。
【0542】
例198
(2R)−6−(1−アセチル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
DCM(3mL)中の中間体180(74.5mg、0.12mmol)、炭素上10%パラジウム(50%水湿潤)(12.15mg、0.01mmol)、無水酢酸(15.3μL、0.16mmol)および酢酸(15.3μL、0.27mmol)の懸濁液を、17.5時間、水素の雰囲気下で撹拌した。混合物を、セライトパッドでろ過し、1:1 DCM/MeOH(100mL)で洗浄した。ろ液を減圧濃縮し、次に残留物を、Na
2CO
3水溶液(30mL)およびEtOAc(30mL)に分配した。有機相を分離し、水層を、EtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、ブライン(30mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(ヘプタン中0〜100%EtOAc、次にDCM中0〜10%MeOH)、続いてHPLC(方法C)による粗残留物の精製をして、表題化合物(4.6mg、9%)を得た。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)7.09−6.97(m、1H)、6.90−6.80(m、1H)、5.18−5.03(m、1H)、4.96−4.78(m、2H)、4.10−3.76(m、4H)、3.56(s、3H)、3.53−3.36(m、1H)、2.20−2.16(m、3H)、2.04−1.99(m、3H)、1.96−1.92(m、3H)、1.53−1.47(m、3H)。方法E μPLC−MS:MH+ m/z 451.2、RT 2.51分(99%)。
【0543】
例199
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン(異性体B)
例164ついて記載されるものと同様の方法で、中間体1および84Bから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.19−8.11(m、1H)、7.05−6.98(m、1H)、6.98−6.82(m、1H)、6.62(s、1H)、5.46−5.27(m、1H)、5.19−5.04(m、1H)、4.83(q、J6.6Hz、1H)、4.48−4.20(m、1H)、3.87−3.48(m、1H)、3.04−2.80(m、1H)、2.59−2.53(m、1H)、2.47−2.42(m、3H)、2.42−2.36(m、1H)、2.32−2.26(m、3H)、2.03−1.96(m、3H)、1.76−1.65(m、2H)、1.57−1.24(m、5H)。方法D μPLC−MS:MH+ m/z 426.3、RT 1.80分(100%)。
【0544】
例200
(2R)−6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−2−メチル−4−[(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体26および84Aから調製した。δ
H(500MHz、CD
3OD)8.89(d、J4.0Hz、1H)、8.48 (d、J4.3Hz、1H)、7.96(t、J4.3Hz、1H)、6.93(m、1H)、6.88(m、1H)、5.84−5.44(m、2H)、4.78(m、1H)、4.63−4.40(m、1H)、4.00−3.71(m、1H)、3.23−2.91(m、1H)、2.72−2.54(m、2H)、2.52(m、3H)、2.14 (s、2H)、2.08(s、1H)、1.97−1.72(m、2H)、1.68−1.44(m、5H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 452、RT 3.47分(95%)。
【0545】
例201
3−{[6−(1−アセチルピペリジン−3−イル)−8−フルオロ−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル]メチル}−2−メチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例164について記載されるものと同様の方法で、中間体24および82から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)9.37(s、1H)、7.62(dd、J9.3、5.4Hz、1H)、7.54−7.44(m、1H)、7.04−6.90(m、2H)、5.62(d、J4.0Hz、2H)、4.82(s、2H)、4.50−4.25(m、1H)、3.73(m、1H)、3.00(t、J12.2Hz、1H)、2.91(t、J12.4Hz、0H)、2.31(s、3H)、1.99(s、3H)、1.69(d、J8.5Hz、2H)、1.51(m、2H)、1.25(s、2H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 462.0、RT 3.43分(96%)。
【0546】
例202
(2R)−8−フルオロ−4−[(6−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル
例64について記載されるものと同様の方法で、中間体177および187から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.57(dd、J5.0、2.2Hz、1H)、8.14(s、1H)、7.93(d、J7.1Hz、1H)、7.79(d、J 7.9Hz、1H)、7.66(t、J7.8Hz、1H)、7.50(dd、J9.8、5.4Hz、1H)、7.46(dd、J11.3、1.6Hz、1H)、7.42(s、1H)、7.30(ddd、J10.3、8.3、2.4Hz、1H)、5.81−5.72(m、1H)、5.68−5.61(m、1H)、5.07−5.00(m、1H)、4.27(s、1H)、3.15(s、3H)、2.33−2.27(m、3H)、1.57(d、J6.7Hz、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 497.2、RT 1.90分(100%)。
【0547】
例203
3−({(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホンイミドイル)フェニル]−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン−6−カルボニトリル
例64について記載されるものと同様の方法で、中間体176および187から調製した。δ
H(500MHz、CDCl
3)9.04−8.94(m、1H)、8.92(s、1H)、8.39−8.28(m、1H)、8.03(d、J6.7Hz、1H)、7.71−7.64(m、2H)、7.25−7.19(m、1H)、7.16−7.10(m、1H)、5.72−5.54(m、2H)、4.88−4.77(m、1H)、3.36−3.26(m、3H)、2.61−2.55(m、3H)、1.74−1.67(m、3H)。方法A HPLC−MS:MH+ m/z 505.0、RT 3.60分(95%)。
【0548】
例204
(2R)−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルホンイミドイル)フェニル]−4−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例64について記載されるものと同様の方法で、中間体187および(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールから調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.05−8.02(m、1H)、7.93(d、J7.9Hz、1H)、7.89(d、J8.0Hz、1H)、7.70(t、J7.8Hz、1H)、7.42(d、J11.4Hz、1H)、7.18(s、1H)、5.24−5.18(m、1H)、5.02−4.94(m、2H)、4.31(s、1H)、3.57−3.56(m、3H)、3.14(s、3H)、2.23(m、3H)、1.97(s、3H)、1.54(m、3H)。方法D HPLC−MS:MH+ m/z 457.2、RT 2.48分(96%)。
【0549】
例205
(2R)−4−[(2,4−ジメチルピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチル−スルホンイミドイル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例64について記載されるものと同様の方法で、中間体1および187から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.15−8.16(m、1H)、7.96(s、1H)、7.91(d、J7.7Hz、1H)、7.79(d、J7.9Hz、1H)、7.67(t、J7.8 Hz, 1H), 7.43 (d, J 11.1 Hz, 1H), 7.06−7.03 (m, 2H), 5.46−5.42 (m, 1H), 5.27−5.24 (m, 1H), 4.95 (q, J 6.7 Hz, 1H), 4.30 (s, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.46 (s, 3H), 2.34 (s, 3H), 1.52 (d, J 6.7 Hz, 3H)。方法D μPLC−MS:MH+ m/z 454.2、RT 1.70分(100%)。
【0550】
例206
(2R)−8−フルオロ−4−[(6−メトキシ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−イル)メチル]−2−メチル−6−[3−(メチルスルホンイミドイル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例64について記載されるものと同様の方法で、中間体178および187から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.66(s、1H)、8.14(s、1H)、8.03(s、1H)、7.92(d、J7.8Hz、1H)、7.80(d、J7.6Hz、1H)7.65(t、7.8Hz、1H)、7.48(d、J11.3Hz、1H)、7.43(s、1H)、5.80(d、J16.6Hz、1H)、5.69(d、J16.5Hz、1H)、5.04(q、J6.6Hz、1H)、4.30(s、1H)、3.83(s、3H)、3.15(s、3H)、2.35(s、3H)、1.56 (d、J6.7Hz、3H)。方法D μPLC−MS:MH+ m/z 510.1、RT 3.58分(98%)。
【0551】
例207
3−({(2R)−6−[3−(シクロプロピルスルファニル)フェニル]−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例60について記載されるものと同様の方法で、中間体125および3−(シクロプロピルスルファニル)フェニルボロン酸から調製して、表題化合物を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)9.26(m、1H)、7.62(dd、1H、J9.3、0.8Hz)、7.52(d、1H、J1.6Hz)、7.34(m、6H)、5.72(m、2H)、5.02(m、1H)、2.34(m、1H)、2.27(s、3H)、1.56(d、3H、J6.7Hz)、1.08(m、2H)、0.59(m、2H)。HPLC−MS:MH+ m/z 499、RT 2.88分。
【0552】
例208
(2R)−4−[(6−ブロモ−7−フルオロ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−2−メチル−6−[3−(メチルスルフィニル)フェニル]−1,4−ベンゾオキサジン−3−オン
例60について記載されるものと同様の方法で、中間体181および3−(メチルスルファニル)フェニルルボロン酸、続いて例61について記載されるように酸化によって調製して、表題化合物を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)8.85(d、1H、J4.3Hz)、7.87(d、1H、J8.3Hz)、7.71(m、3H)、7.55(d、1H、J9.6Hz)、7.45(m、2H)、5.69(m、2H)、5.02(q、1H、J6.7Hz)、2.81(s、3H)、2.27(s、3H)、1.56(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 560.6、RT 2.30分。
【0553】
例209
3−{[(2R)−8−フルオロ−6−(4−フルオロ−3−スルファモイルフェニル)−2−メチル−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル]−メチル}−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
中間体144について記載されるようにPd(dppf)Cl
2の存在下で、ビス(ピナコラト)ジボロンを、5−ブロモ−フルオロベンゼンスルホンアミドに加えた。得られた物質を、例36で記載されるものと同様の方法で、中間体125と反応させて、表題化合物を得た。δ
H(400MHz、DMSO-d
6)9.22(s、1H)、7.91(m、2H)、7.61(dd、1H、J9.3、0.7Hz)、7.50(m、4H)、7.36(dd、1H、J11.2、1.7Hz)、5.72(m、2H)、5.01(m、1H)、2.30(s、3H)、1.55(d、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 524、RT 1.98分。
【0554】
例210
3−({(2R)−6−[3−(シクロプロピルスルホニル)フェニル]−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例61について記載されるものと同様の方法で、例207から調製して表題化合物を得た。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)9.21(m、1H)、8.09(s、1H)、7.89(m、2H)、7.72(m、1H)、7.60(dd、1H、J9.3、0.8Hz)、7.50(m、3H)、5.75(m、2H)、5.03(m、1H)、2.95(m、1H)、2.29(s、3H)、1.55(d、3H、J6.7Hz)、1.10(m、4H)。HPLC−MS:MH+ m/z 531、RT 2.30分。
【0555】
例211
3−({(2R)−6−[3−(シクロプロピルスルフィニル)フェニル]−8−フルオロ−2−メチル−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例61について記載されるものと同様の方法で、例207から調製して表題化合物を得た。δ
H(300MHz、DMSO−d
6)9.25(d、1H、J1.2Hz)、7.84(d、1H、J7.0Hz)、7.55(m、7H)、5.73(m、2H)、5.02(m、1H)、2.49(m、1H)、2.27(s、3H)、1.55(d、3H、J6.7Hz)、0.90(m、4H)。HPLC−MS:MH+ m/z 515、RT 2.11分。
【0556】
例212
3−({(2R)−8−フルオロ−6−[3−フルオロ−5−(メチルスルホンイミドイル)フェニル]−2−メチル−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル}メチル)−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例62について記載されるものと同様の方法で、中間体202から調製して表題化合物を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)9.22(s、1H)、8.02(m、1H)、7.74(m、2H)、7.54(m、4H)、5.75(m、2H)、5.03(q、1H、J6.5Hz)、4.43(s、1H)、3.19(s、3H)、2.29(s、3H)、1.55(d、3H、J6.7Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 522、RT 1.99分。
【0557】
例213
2−{[(2R)−8−フルオロ−6−{4−(ヒドロキシメチル)−3−[(R)−メチルスルフィニル]フェニル}−2−メチル−3−オキソ−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル]メチル}−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボニトリル
例62について記載されるものと同様の方法で、中間体206から調製して表題化合物を得た。δ
H(400MHz、DMSO−d
6)9.20(m、1H)、8.07(dd、1H、J6.3、2.0Hz)、7.54(m、6H)、5.73(m、2H)、5.51(m、1H)、5.03(m、1H)、4.63(m、2H)、2.80(s、3H)、2.33(m、3H)、1.56(d、3H、J6.6Hz)。HPLC−MS:MH+ m/z 519、RT 1.78分。
【0558】
例214
7−{7−フルオロ−2−オキソ−3−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]−2,3−ジヒドロ−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−オン
例1について記載されるものと同様の方法で、中間体78および160から調製した。δ
H(500MHz、DMSO−d
6)8.08(d、J1.9Hz、1H)、8.04(s、1H)、7.77(dd、J7.9、2.0Hz、1H)、7.46−7.42(m、2H)、7.31(d、J1.2Hz、1H)、4.91(s、2H)、3.64(s、3H)、3.42(td、J6.5、2.6Hz、2H)、2.96(t、J6.5Hz、2H)、2.32(s、3H)、2.12(s、3H)。方法D μPLC−MS:MH+ m/z 421.1、RT 2.76分(98%)。