【実施例】
【0090】
以下の実施例は、例示として、及び限定としてではなく、提供される。
【0091】
実施例1
実施例1は、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)感染症の治療用の本発明に係る製剤の作製及び試験に関する。
【0092】
生物学的アッセイ
抗生物質関連下痢(AAD)及びクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)関連下痢(CDAD)の標準治療は有効性が限られている。プロバイオティクス予防は、AAD及びCDAD発生率を低減する有望な代替法である。好ましい実施形態は、前記クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)感染症を有する前記患者に投与される微小顆粒であり、回腸及び上行結腸に標的化された、プロバイオティクス生物の1つ以上の種の約10
5〜10
12cfuである。好ましい実施形態は、正常ヒト対象、好ましくは過去に抗生物質に曝露したことがなく、且つC.ディフィシル(C. difficile)生物に感染していない患者のミクロビオームのバランス及び構成成分を反映するプロバイオティクス生物の混合物であり得る。前記製剤の有効性を試験するための臨床プロトコルは、ヒト患者におけるクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)感染に対するプロバイオティクス又は糞便移植の有効性を試験した他の者が従った方法で前記プロバイオティクス生物製剤を患者に投与し得る。例として、これらのプロバイオティクスの1つについて、3つの群(1日2個のプロバイオティクスカプセル、1日1個のプロバイオティクスカプセル及び1個のプラセボカプセル、又は1日2個のプラセボカプセル)のうちの1つに割り当てられた成人入院患者において単一施設無作為化二重盲検プラセボ対照用量範囲設定試験が行われる。各プロバイオティクス生物の非保護製剤を使用する設計では、各プロバイオティクスカプセルは500億c.f.u.の生きている生物を含有した。プロバイオティクス予防又は治療は初回抗生物質投与の36時間以内に開始され、最後の抗生物質投与後5日間継続され、患者はさらに21日間追跡された。この試験において、Pro−2(15.5%)は、Pro−1(28.2%)と比べてより低い抗生物質関連下痢(AAD)発生率を有した。各プロバイオティクス群はプラセボ(44.1%)と比べてより低いAAD発生率を有した。後天性AAD患者では、Pro−2(2.8日)及びPro−1(4.1日)はプラセボ(6.4日)と比べてより短い症状持続期間を有した。同様に、Pro−2(1.2%)は、Pro−1(9.4%)と比べてより低いクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)関連下痢(CDAD)発生率を有した。各治療群がプラセボ(23.8%)と比べてより低いCDAD発生率を有した。プラセボと比べて治療群においては、及びPro−1と比べてPro−2においては、胃腸症状が見られることが少なかった。この試験で使用した有標のプロバイオティクスブレンドは十分な忍容性を示し、抗生物質を服用している入院患者におけるAAD、詳細にはクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)関連下痢性感染症のリスクの低減に有効であった。用量範囲設定効果が1000億c.f.u.で示され、500億c.f.u.と比較してより優れた転帰及びより少ない胃腸イベントが得られた(9)。明らかに、保護製剤であれば、これらの生物のより少数の標的化した送達が可能であり、製品用生物の生産コストが低下し得る。
【0093】
上記の試験設計のフォローアップにおいて、Johnson及び共同研究者らが抗生物質の投与を受けている成人間でのプロバイオティクス使用の無作為化プラセボ対照有効性試験に関する文献調査を実施しており、ここでクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)感染症(CDI)は計測された結果の1つであった。加えて、Johnsonらは、2つ以上の無作為化試験に含まれたプロバイオティクスのメタ分析を実施した。11例の試験が特定された;多くは、CDIの予防におけるプロバイオティクスの有効性を決定する力が著しく不足した。2例はプロバイオティクス被投与者の間で有意に低いCDI率を示した。プロバイオティクスの組み合わせ、アシドフィルス菌(Lactobacillus acidophilus)CL1285及びカセイ菌(Lactobacillus casei)LBC80Rを使用した3例の試験のメタ分析並びにこれらの試験とサッカロミセス・ブラウディ(Saccharomyces boulardii)を使用した4例の試験との複合分析から、プラセボ被投与者と比較してプロバイオティクス被投与者においてCDI率がより低いことが示された(リスク比=0.39;95%信頼区間0.19〜0.79)。従って、試験設計に起こり得る不具合が特定された一方、利用可能な文献のレビューから、特定のプロバイオティクス剤による一次的なCDI予防が実現し得ることが示唆された。これらの知見を確認するには、十分なサイズの且つ厳密な設計のさらなる試験が必要である(10)。注釈として、レビューされた試験ではプロバイオティクス生物は標的でなかったため、従って本発明は、これまで用いられている非保護製剤と比べて有効性がはるかに高い。
【0094】
材料及び方法:
以下には、生物学的アッセイで試験される標的デリバリー用に作製及び試験される製剤を記載し、この製剤は、胃、十二指腸及び回腸においてpH1.0〜6.0で放出される抗生物質(バンコマイシン250mg)(ミリメートル範囲)並びに6時間毎に右結腸においてpH5.5〜6.2で放出されるシンバイオティクス(プレバイオティクス:L−ロイシン;プロバイオティクス:ラクトバチルス属(lactobacillus)及びビフィドバクテリウム属(bifidobacterium)の種)を有する。
【0095】
医薬品有効成分(API):
抗生物質−塩酸バンコマイシン(微粉化)、現地のジェネリック医薬品米国内/米国外供給業者、例えばLGM Pharma, USA等から入手
プレバイオティクス−タンパク質(カゼイン、タンパク質加水分解物等)、ペプチド、アミノ酸(L−ロイシン)、炭水化物グルコース、ラクトース、デンプン、イヌリン等及び特定の細菌株:Denisco、CHR Hansen、Institu Risell-Lallemand及び他の高品質の世界的プレバイオティクス供給業者から入手。
生菌プロバイオティクス、種:ラクトバチルス属(lactobacillus)及びビフィドバクテリウム属(bifidobacterium)のもの、Denisco、CHR Hansen、Institu Risell-Lallemand及び他の高品質の世界的供給業者から入手
非活性成分(賦形剤):
微結晶体、デンプン、HPMC又は等価な「ポリマー」、ハードゼラチンカプセル、及び他の充填剤等−FMC、Capsugel、Colorcon等の現地の米国内供給業者から購入。
【0096】
中間製剤/製造プロセス(現地のCMOにて):
「非コート抗生物質顆粒/ペレット」(ミリメートル範囲):
【0097】
【表1】
【0098】
最適条件「pH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレット」(ミリメートル範囲)を使用して、低せん断又は高せん断ミキサーで抗生物質及び賦形剤により乾式造粒物を調製し、及び/又は水を伴い湿式造粒を実施し、押出機/スフェロナイザーを使用してさらにペレット化し、次に乾燥させて過剰な水を除去する:
【0099】
【表2】
【0100】
非コート抗生物質顆粒/ペレットを、HPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でコーティングし(バリアコート)、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してコーティングする。バリアコートを施したマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、pH5.0〜6.0、感受性コーティング「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする。上記のpH5.0〜6.0の感受性コートを施したマイクロペレット又は顆粒に、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0101】
「pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレット」(100ミクロン)。
【0102】
【表3】
【0103】
最適条件を使用して、高せん断又は低せん断ミキサーでプレバイオティクス/プロバイオティクスを賦形剤と共に乾式造粒し及び/又は水溶媒と共に湿式造粒することにより調製し、押出機/スフェロナイザーを使用してさらにペレット化し、次に乾燥させて水を除去する。上記のマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする(バリアコート)。上記のバリアコートを施したマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して「ポリマー」(pH5.5〜6.2感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする。上記のpH5.5〜6.2感受性コートを施したマイクロペレット又は顆粒に、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0104】
「pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレット」(100ミクロン)。
【0105】
【表4】
【0106】
上記のpH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して「ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液でコーティングする。上記のマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」(シールコート)の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする。
【0107】
例:最終製品−サシェ−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0108】
【表5】
【0109】
上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット、pH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレット及びpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共に最適条件を使用してブレンドする。ブレンドした粉末を、粉末充填機器を使用してサシェに充填する。
【0110】
例:最終製品−カプセル(ハードゼラチン/HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0111】
【表6】
【0112】
上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット、pH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレット及びpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、カプセル化機器を使用してカプセルに充填する。
【0113】
例:最終製品−カプセル(液体充填ハード又はソフトゼラチン)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0114】
【表7】
【0115】
上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット、pH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレット及びpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でブレンダーにおいて不混和液体と共にブレンドする。ソフト又はハードゼラチンカプセル化機器を使用して最適条件を使用してカプセルに充填。
【0116】
例:最終製品−カプセル・イン・カプセル(ハードゼラチン)(1)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0117】
【表8】
【0118】
pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を賦形剤の一部分と共にV型又は同様のブレンダーにおいてブレンドし、及びブレンド物である。このブレンド物を、カプセル化機器及び最適条件を使用して小さいカプセルに充填する。上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット及びpH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレットの中間製剤を、併せて所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした中間製剤を、充填した小さいカプセルと共に、専用のカプセル充填機器及び最適条件を使用して大きいカプセルにさらに充填する。
【0119】
例:最終製品−カプセル・イン・カプセル(ハードゼラチン)(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0120】
【表9】
【0121】
pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンド物を、カプセル化機器を使用して小さいカプセルに充填する。充填した小さいカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット及びpH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。小さいpH7.2〜7.5コートカプセル及びブレンド物を、専用のカプセル充填機器及び最適条件を使用して大きいカプセルにさらに充填する。
【0122】
例:最終製品−錠剤/マイクロ錠−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0123】
【表10】
【0124】
非コート抗生物質顆粒/ペレット、pH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレット及びpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、錠剤/マイクロ錠にする。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0125】
例:最終製品−口腔内崩壊錠(ODT)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0126】
【表11】
【0127】
非コート抗生物質顆粒/ペレット、pH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレット及びpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、ソフト錠剤にする。
【0128】
例:最終製品−タブレット・イン・タブレット(1)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0129】
【表12】
【0130】
pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット、及びpH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、圧縮コート打錠機を使用して小型錠剤/マイクロ錠の上に圧縮コーティングする。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0131】
最終製品−タブレット・イン・タブレット(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0132】
【表13】
【0133】
pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。圧縮錠剤を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでコーティングする(「EC錠剤」)。上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット、及びpH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助けるさらなる賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、圧縮コート打錠機を使用して小型EC錠剤/マイクロ錠の上に圧縮コーティングする。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0134】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(ハードゼラチン)(1)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0135】
【表14】
【0136】
非コート抗生物質顆粒/ペレット、pH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレット及びpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、錠剤/マイクロ錠にする。賦形剤及び錠剤を、専用のカプセル化機器を使用してハードゼラチンカプセルに充填する。
【0137】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(ハードゼラチン)(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0138】
【表15】
【0139】
pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット、及びpH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助けるさらなる賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末及び錠剤を、カプセル化機器を使用して大型ハードゼラチンカプセルに充填する。
【0140】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(ハードゼラチン)(3)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0141】
【表16】
【0142】
pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。圧縮錠剤を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでコーティングする(「EC錠剤」)。上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット、及びpH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末及びEC錠剤を、カプセル化機器を使用して大きいカプセルに充填する。
【0143】
例:最終製品−二層錠−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0144】
【表17】
【0145】
上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット、及びpH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を二層錠打錠機器を使用して圧縮し、錠剤にする(「EC錠剤」)。pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、二層錠打錠機を使用してEC錠剤の上に圧縮する。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0146】
例:最終製品−三層錠−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0147】
【表18】
【0148】
上記の非コート抗生物質顆粒/ペレット中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を三層錠打錠機器を使用して圧縮し、錠剤にする(「EC錠剤−1」)。上記のpH5.0〜6.0腸溶性コート(EC)抗生物質顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助けるさらなる賦形剤と共にブレンドする。ブレンド物を、三層錠打錠機器を使用して錠剤(EC錠剤−1)の第1の層の上に圧縮する(「EC錠剤−2」)。pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助けるさらなる賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、三層錠打錠機を使用して錠剤(EC錠剤−2)の第2の層の上に圧縮する。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0149】
最終製品パッケージング(現地のCMOにて、プロセス全体を通して乾燥した低湿度及び低酸素(N2パージ)条件):
低湿度(室内湿度40%以下)及び制御された室温条件(20〜25℃)で上記の顆粒をサシェにパッケージングし、及びコーティングした錠剤、カプセルをボトルにパッケージングしてインダクションシールを施すか又はブリスター包装する。
【0150】
品質管理放出試験(医薬品有効成分(API)及び最終薬物製品)シンバイオティクス−
【0151】
【表19】
【0152】
【表20】
【0153】
【表21】
【0154】
【表22】
【0155】
糞便微生物叢移植(MET)
材料及び方法:
以下に、生物学的アッセイで試験される標的デリバリー用に作製及び試験される製剤を記載し、この製剤は、24時間毎に右結腸においてpH5.5〜6.2で放出される健康人の細菌糞便叢を有する。
【0156】
医薬品有効成分(API):
健康人ボランティアから提供されたヒト細菌糞便叢、安全性についてスクリーニング済み。
浸透圧剤:タンパク質(カゼイン、タンパク質加水分解物等)、ペプチド、アミノ酸(L−ロイシン)、炭水化物グルコース、ラクトース、デンプン、イヌリン、塩化ナトリウム、リン酸緩衝液等。Lallemand及び他の高品質の世界的供給業者。
非活性成分(賦形剤):
充填剤及び担体:微結晶体、デンプン、HPMC又は等価な「ポリマー」、ハードHPMCカプセル、ソフトゼラチン及び他の材料等−FMC、Capsugel、Colorconなどの現地の米国内供給業者から購入、並びにアルファ化デンプン−崩壊剤、二酸化ケイ素−流動助剤、ステアリン酸マグネシウム−潤滑剤)、様々な評判の良い賦形剤供給業者から。
【0157】
中間製剤/製造プロセス(現地のCMOにて):「乾燥健康人細菌糞便叢」:
【0158】
【表23】
【0159】
リン酸緩衝液、塩化ナトリウム、及び/又はデキストロース等を水中に溶解する。この混合物に健康人ドナーの細菌糞便叢材料を加え、ミキサーで撹拌する。懸濁液を粗目メッシュフィルタに通して不溶性材料を除去する(細菌叢混合物)。リン酸緩衝液、チレキソポール(tylexopol)、及び/又はグルタミン酸ナトリウム等を水中に溶解し、細菌叢混合物を希釈する。この混合物をバイアルに充填し、凍結乾燥させるか又はスプレードライヤー若しくはフォームドライヤーに通して水分を除去し、微粉を作製する。
【0160】
「乾燥ヒト細菌糞便叢顆粒」(75〜100ミクロン範囲):
【0161】
【表24】
【0162】
低せん断ミキサーにおいて乾燥ヒト細菌糞便叢及び賦形剤で乾式造粒物を調製する。
【0163】
例:最終製品−カプセル(HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0164】
【表25】
【0165】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢を、カプセル化機器を使用して小型カプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0166】
例:最終製品−カプセル(HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0167】
【表26】
【0168】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢顆粒を、カプセル化機器を使用して小型カプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0169】
例:最終製品−液体充填ソフトゼラチン/ベジゲルカプセル−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0170】
【表27】
【0171】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢を、ブレンダーにおいて最適条件を使用して植物油(不混和液体)及び/又は他の非水性成分(ペースト)と混合する。この混合物を、ベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセル作製用のカプセル化機器に植物性ゲル混合物又はゼラチンと共に充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0172】
例:最終製品−液体充填ハードカプセル(例えばHPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0173】
【表28】
【0174】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢を、ブレンダーにおいて最適条件を使用して植物油(不混和液体)及び/又は他の非水性成分(ペースト)と混合する。この混合物を、カプセル化機器を使用してハードHPMCカプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0175】
例:最終製品−カプセル・イン・カプセル(HPMC)(1)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0176】
【表29】
【0177】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢顆粒を、カプセル化機器を使用して小型カプセルに充填する。カプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。上記の賦形剤を、充填した小さいカプセルと共に、専用のカプセル充填機器及び最適条件を使用して大きいカプセルにさらに充填する。この大きいカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0178】
例:最終製品−ソフトゲルカプセル・イン・カプセル(例えばソフトゼラチン)(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0179】
【表30】
【0180】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢を、最適条件を使用してベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセル作製用のカプセル化機器に植物性ゲル混合物又はゼラチンと共に充填する。このベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセルを植物油と共に、より大きいベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセル作製用の別のカプセル化機器を使用して、併せてカプセル化する。この大きいカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0181】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0182】
【表31】
【0183】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢顆粒を圧縮機及び最適条件を使用して圧縮し、ソフトマイクロ錠にする。このマイクロ錠を、次にカプセル化機器を使用して小型カプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0184】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(液体充填ソフトゼラチン/ベジゲル)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0185】
【表32】
【0186】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢顆粒を圧縮機及び最適条件を使用して圧縮し、ソフトマイクロ錠にする。このマイクロ錠と植物油との混合物を、ベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセル作製用のカプセル化機器に植物性ゲル混合物又はゼラチンと共に充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0187】
最終製品パッケージング(現地のCMOにて、プロセス全体を通して乾燥した低湿度及び低酸素(N2パージ)条件)。低湿度(室内湿度40%以下)及び制御された室温条件(20〜25℃)で上記の顆粒をサシェにパッケージングし、及びコーティングした錠剤、カプセルをボトルにパッケージングしてインダクションシールを施すか又はブリスター包装する。
【0188】
品質管理放出試験(医薬品有効成分(API)及び最終薬物製品)
ヒト細菌糞便叢
【0189】
【表33】
【0190】
【表34】
【0191】
【表35】
【0192】
C.ディフィシル(C. difficile)抗毒素(CDAT)による糞便微生物叢移植(MET)
材料及び方法:
以下に、生物学的アッセイで試験される標的デリバリー用に作製及び試験される製剤を記載し、この製剤は、24時間毎に右結腸においてpH5.5〜6.2で放出される健康人の細菌糞便叢を有する。
【0193】
医薬品有効成分(API):
健康人ボランティアから提供されたヒト細菌糞便叢、安全性についてスクリーニング済み。
C.ディフィシル(C. difficile)抗毒素(CDAT)、専門の供給業者から入手
浸透圧剤:タンパク質(カゼイン、タンパク質加水分解物等)、ペプチド、アミノ酸(L−ロイシン)、炭水化物グルコース、ラクトース、デンプン、イヌリン、塩化ナトリウム、リン酸緩衝液等。Lallemand及び他の高品質の世界的供給業者。
非活性成分(賦形剤):
充填剤及び担体:微結晶体、デンプン、HPMC又は等価な「ポリマー」、ハードHPMCカプセル、ソフトゼラチン及び他の材料等−FMC、Capsugel、Colorconなどの現地の米国内供給業者から購入、並びにアルファ化デンプン−崩壊剤、二酸化ケイ素−流動助剤、ステアリン酸マグネシウム−潤滑剤)、様々な評判の良い賦形剤供給業者から。
【0194】
中間製剤/製造プロセス(現地のCMOにて):「乾燥健康人細菌糞便叢」:
【0195】
【表36】
【0196】
リン酸緩衝液、塩化ナトリウム、及び/又はデキストロース等を水中に溶解する。この混合物に健康人ドナーの細菌糞便叢材料を加え、ミキサーで撹拌する。懸濁液を粗目メッシュフィルタに通して不溶性材料を除去する(細菌叢混合物)。リン酸緩衝液、チレキソポール(tylexopol)、及び/又はグルタミン酸ナトリウム等を水中に溶解し、細菌叢混合物を希釈する。この混合物をバイアルに充填し、凍結乾燥させるか又はスプレードライヤー若しくはフォームドライヤーに通して水分を除去し、微粉を作製する。
【0197】
「乾燥ヒト細菌糞便叢顆粒」(75〜100ミクロン範囲):
【0198】
【表37】
【0199】
低せん断ミキサーにおいて乾燥ヒト細菌糞便叢及び賦形剤で乾式造粒物を調製する。「CDAT顆粒」(75〜100ミクロン範囲):
【0200】
【表38】
【0201】
低せん断ミキサーにおいてCDAT及び賦形剤で乾式造粒物を調製する。
【0202】
例:最終製品−カプセル(HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0203】
【表39】
【0204】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢及びCDATを、カプセル化機器を使用して小型カプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0205】
例:最終製品−カプセル(HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0206】
【表40】
【0207】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢及びCDAT顆粒を、カプセル化機器を使用して小型カプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0208】
例:最終製品−液体充填ソフトゼラチン/ベジゲルカプセル−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0209】
【表41】
【0210】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢及びCDATを、ブレンダーにおいて最適条件を使用して植物油(不混和液体)及び/又は他の非水性成分(ペースト)と混合する。この混合物を、ベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセル作製用のカプセル化機器に植物性ゲル混合物又はゼラチンと共に充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0211】
例:最終製品−液体充填ハードカプセル(例えばHPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0212】
【表42】
【0213】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢及びCDATを、ブレンダーにおいて最適条件を使用して植物油(不混和液体)及び/又は他の非水性成分(ペースト)と混合する。この混合物を、カプセル化機器を使用してハードHPMCカプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0214】
例:最終製品−カプセル・イン・カプセル(HPMC)(1)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0215】
【表43】
【0216】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢及びCDAT顆粒を、カプセル化機器を使用して小型カプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。上記の賦形剤を、充填した小さいカプセルと共に、専用のカプセル充填機器及び最適条件を使用して大きいカプセルにさらに充填する。この大きいカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0217】
例:最終製品−カプセル・イン・カプセル(HPMC)(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0218】
【表44】
【0219】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢を、カプセル化機器を使用して小型カプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。上記の賦形剤を、CDAT及び充填した小さいカプセルと共に、専用のカプセル充填機器及び最適条件を使用して大きいカプセルにさらに充填する。この大きいカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0220】
例:最終製品−ソフトゲルカプセル・イン・カプセル(例えばソフトゼラチン)(3)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0221】
【表45】
【0222】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢を、最適条件を使用してベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセル作製用のカプセル化機器に植物性ゲル混合物又はゼラチンと共に充填する。ベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセルを植物油と共に、より大きいベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセル作製用の別のカプセル化機器を使用して、併せてカプセル化する。この大きいカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0223】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0224】
【表46】
【0225】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢顆粒を圧縮機及び最適条件を使用して圧縮し、ソフトマイクロ錠にする。このマイクロ錠及びCDAT顆粒を、次にカプセル化機器を使用して小型カプセルに充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0226】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(液体充填ソフトゼラチン/ベジゲル)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0227】
【表47】
【0228】
上記の乾燥ヒト細菌糞便叢顆粒を圧縮機及び最適条件を使用して圧縮し、ソフトマイクロ錠にする。このマイクロ錠、CDAT及び植物油の混合物を、ベジゼラチン又はソフトゼラチンカプセル作製用のカプセル化機器に植物性ゲル混合物又はゼラチンと共に充填する。このカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.5〜6.2感受性コーティングでコーティングする。コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でバリアコートを施す。フィルムコートを施したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。最後に、コーティングしたカプセルに、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0229】
最終製品パッケージング(現地のCMOにて、プロセス全体を通して乾燥した低湿度及び低酸素(N2パージ)条件)。低湿度(室内湿度40%以下)及び制御された室温条件(20〜25℃)で上記の顆粒をサシェにパッケージングし、及びコーティングした錠剤、カプセルをボトルにパッケージングしてインダクションシールを施すか又はブリスター包装する。
【0230】
品質管理放出試験(医薬品有効成分(API)及び最終薬物製品)。ヒト細菌糞便叢−
【0231】
【表48】
【0232】
【表49】
【0233】
【表50】
【0234】
実施例2:肥満症、メタボリックシンドローム及び2型糖尿病
肥満症はエネルギー摂取、消費、及び貯蔵の体内調節が変化することにより生じる。動物及びヒトのデータは、肥満個体において微生物叢組成に系統学的変化が起こることを実証している。さらに、動物モデルのエビデンスは、肥満症による腸管内微生物叢の変化がエネルギー抽出及び脂肪沈着の増加、腸内ホルモンの放出の変化、腸透過性及び代謝性内毒素血症の増加をもたらすことを示唆している。プレバイオティクス及びプロバイオティクスによる治療は、肥満患者における微生物叢の変化と関係付けられる代謝効果の多くを逆に転じさせ得る。従って、腸管内微生物叢は、肥満症及び肥満症関連障害の管理に関する潜在的な栄養的及び薬理学的標的である(12)。
【0235】
材料及び方法:
以下には、メタボリックシンドローム、肥満症及び2型糖尿病の治療用の本発明に係る製剤の作製及び試験に向けた方法及び材料を記載する。
【0236】
目的とするデリバリー:目的とするデリバリー:回腸において7.2〜7.5で24時間毎に放出されるシンバイオティクス(プレバイオティクス:L−ロイシン、プロバイオティクス:生菌であるラクトバチルス属(lactobacillus)、ビフィドバクテリウム属(bifidobacterium)の種及びフィーカリバクテリウム・プラウスニッツィイ(Faecalibacterium prausnitzii))。
【0237】
医薬品有効成分(API):プレバイオティクス−タンパク質(カゼイン、タンパク質加水分解物等)、ペプチド、アミノ酸(L−ロイシン)、炭水化物グルコース、ラクトース、デンプン、デキストロース一水和物、イヌリン等:Roquette等から入手及び特定の細菌株:Denisco、CHR Hansen、Institu Risell-Lallemand及び他の高品質の世界的プレバイオティクス供給業者から入手。生菌プロバイオティクス、種:ラクトバチルス属(lactobacillus)、ビフィドバクテリウム属(bifidobacterium)のもの及びフィーカリバクテリウム・プラウスニッツィイ(Faecalibacterium prausnitzii)は、Denisco、CHR Hansen、Institu Risell-Lallemand及び他の高品質の世界的供給業者から入手する。
【0238】
非活性成分(賦形剤):微結晶体、アルファ化デンプン、ポリビニルピロリドン、二酸化ケイ素、HPMC又は等価な「ポリマー」、ハードゼラチンカプセル、及び他の充填剤等−FMC、Capsugel、Colorcon、Evonik等の現地の米国内供給業者から購入した。中間製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0239】
「非コートシンバイオティクス顆粒/ペレット」(100ミクロン)
【0240】
【表51】
【0241】
最適条件を使用して、l−ロイシン、懸濁液又は凍結乾燥細菌(ラクトバチルス属(lactobacillus)、ビフィドバクテリウム属(bifidobacterium)の種及びフィーカリバクテリウム・プラウスニッツィイ(Faecalibacterium prausnitzii))を水と混合して調製し、さらに噴霧乾燥/凍結乾燥により水を除去する。プロバイオティクス粉末をV型ブレンダー又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と混合する。
【0242】
「pH7.2〜7.5腸溶性コートシンバイオティクス顆粒/ペレット」(100ミクロン)
【0243】
【表52】
【0244】
非コートシンバイオティクス顆粒/ペレットを、HPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でコーティングし(バリアコート)、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してコーティングする。バリアコートを施したマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してpH7.2〜7.5、感受性コーティング「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする。上記のpH7.2〜7.5感受性コートを施したマイクロペレット又は顆粒に、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0245】
「非コートデキストロース一水和物ペレット/顆粒」
【0246】
【表53】
【0247】
最適条件を使用して、高せん断又は低せん断ミキサーにおいてデキストロース一水和物を賦形剤と共に乾式及び/又は湿式造粒し、押出機/スフェロナイザーを使用してさらにペレット化し、次に乾燥させて水を除去することにより調製する。
【0248】
「pH7.2〜7.5腸溶性コートデキストロース一水和物顆粒/ペレット」(100ミクロン)
【0249】
【表54】
【0250】
非コートデキストロース一水和物顆粒/ペレットを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする(バリアコート)。上記のマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して「ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする。上記のマイクロペレット又は顆粒に、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0251】
例:最終製品−サシェ−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0252】
【表55】
【0253】
上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス及びデキストロース一水和物顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて流動を助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、粉末充填機器を使用してサシェに充填する。
【0254】
例:最終製品−カプセル(ハードゼラチン/HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0255】
【表56】
【0256】
上記の非コートシンバイオティクス及びデキストロース一水和物顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて流動を助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、カプセル化機器を使用してカプセルに充填する。充填したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。
【0257】
例:最終製品(ハードゼラチン/HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0258】
【表57】
【0259】
上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス及びデキストロース一水和物顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて流動を助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、カプセル化機器を使用してカプセルに充填する。
【0260】
例:最終製品−カプセル(ハードゼラチン/HPMC)(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0261】
【表58】
【0262】
上記の非コートシンバイオティクス及びデキストロース一水和物顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて流動を助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、カプセル化機器を使用してカプセルに充填する。充填したカプセルに、コーティングパン又は流動層コーティング機器において最適条件を使用して、ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用して腸溶性コートを施す。
【0263】
例:最終製品−カプセル同梱パック(2)(ハードゼラチン/HPMCカプセル)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0264】
【表59】
【0265】
上記の非コートシンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、カプセル化機器を使用して小さいカプセルに充填する。充填したカプセルに、コーティングパン又は流動層コーティング機器において最適条件を使用して、ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用して腸溶性コートを施す。上記の非コートデキストロース一水和物顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて流動を助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、カプセル化機器を使用してカプセルに充填する。充填したカプセルに、コーティングパン又は流動層コーティング機器において最適条件を使用して、ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用して腸溶性コートを施す。2つのカプセル製品を同梱パックする。
【0266】
例:最終製品−カプセル−カプセル同梱パック(2)(液体充填ハード又はソフトゼラチン/ハードゼラチン/HPMCカプセル)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0267】
【表60】
【0268】
上記の非コートシンバイオティクス顆粒/ペレット中間製剤を、所望の割合でブレンダーにおいて植物油(不混和液体)とブレンドする。ソフト又はハードゼラチンカプセル化機器を使用してカプセルに充填する。充填したカプセルに、コーティングパン又は流動層コーティング機器において最適条件を使用して、ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用して腸溶性コートを施す。
【0269】
上記の非コートデキストロース一水和物顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のものにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンダー物をカプセル化機器を使用してカプセルに充填する。充填したカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。
【0270】
例:最終製品−錠剤/マイクロ錠−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0271】
【表61】
【0272】
上記の非コートシンバイオティクス及びデキストロース一水和物顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助けるようにブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、錠剤/マイクロ錠にする。この錠剤に、コーティングパン又は流動層乾燥機においてHPMC又は等価な「ポリマー」(バリアコート)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにバリアコートを施す。バリアコートを施した錠剤に、コーティングパン又は流動層コーティング機器において最適条件を使用して、ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらに腸溶性コートを施す。
【0273】
例:最終製品−口腔内崩壊錠(ODT)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0274】
【表62】
【0275】
pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス及びデキストロース一水和物顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動を助けるさらなる賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、ソフト錠剤にする。
【0276】
例:最終製品−錠剤同梱パック(2)(ハードゼラチン/HPMCカプセル)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内及び湿度条件):
【0277】
【表63】
【0278】
上記の非コートシンバイオティクス顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、錠剤/マイクロ錠にする。この錠剤に、コーティングパン又は流動層乾燥機においてHPMC又は等価な「ポリマー」(バリアコート)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにバリアコートを施す。バリアコートを施した錠剤に、コーティングパン又は流動層コーティング機器において最適条件を使用して、ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらに腸溶性コートを施す。上記の非コートデキストロース一水和物顆粒/ペレットの中間製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、錠剤/マイクロ錠にする。この錠剤に、コーティングパン又は流動層乾燥機においてHPMC又は等価な「ポリマー」(バリアコート)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにバリアコートを施す。バリアコートを施した錠剤に、コーティングパン又は流動層コーティング機器において最適条件を使用して、ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらに腸溶性コートを施す。2つの錠剤製品を同梱パックする。
【0279】
最終製品パッケージング(現地のCMOにて、プロセス全体を通して乾燥した低湿度及び低酸素(N2パージ)条件)。低湿度(室内湿度40%以下)及び制御された室温条件(20〜25℃)で上記の顆粒をサシェにパッケージングし、及びコーティングした錠剤並びにカプセルをボトルにパッケージングしてインダクションシールを施すか又はブリスター包装(同梱パック)する。
【0280】
品質管理放出試験(医薬品有効成分(API)及び最終薬物製品)
シンバイオティクス−
【0281】
【表64】
【0282】
【表65】
【0283】
【表66】
【0284】
実施例3
実施例3は、胃腸逆流性疾患(gastro intestinal reflux disease)(GERD)の治療用の本発明に係る製剤の作製及び試験に関する。
GERDは、胃から食道に上がってくる胃酸により引き起こされる慢性的な粘膜損傷症状である。GERDは通常、本来胃の上端を閉じた状態に保っている下部食道括約筋の異常な弛緩、食道からの胃逆流の排除障害、又は裂孔ヘルニアを含め、胃と食道との間のバリアの変化により引き起こされる。これらの変化は永久的であることも、又は一時的であることもある。
【0285】
治療は典型的には、生活様式の変更、及びプロトンポンプ阻害薬、H2受容体遮断薬又はアルギン酸を伴う若しくは伴わない制酸薬などの薬物療法による。好転しない者では手術が選択肢となり得る。西欧諸国では、人口の10〜20%が罹患している。プロバイオティクス又は移植用糞便微生物叢(FMT)(別の特許出願の主題)もまた、プロトンポンプ阻害薬の利用前及び利用後に微生物叢の均衡をとる助けとなり得る。
【0286】
材料及び方法:
以下には、化学的及び生物学的アッセイにおいて試験される標的デリバリー用に作製及び試験される製剤を記載し、この製剤は、回腸においてpH7.2〜7.5で放出されるプロトンポンプ阻害薬(例えばオメプラゾールマグネシウム、20mg塩基相当の22.4mg(範囲:10〜40mg))(ミリメートル範囲)と、24時間毎に右結腸においてpH5.5〜6.2でFMTに放出されるシンバイオティクス(プレバイオティクス:L−ロイシン;プロバイオティクス:ラクトバチルス属(lactobacillus)及びビフィドバクテリウム属(bifidobacterium)の種)とを有する。
【0287】
医薬品有効成分(API):プロトンポンプ阻害薬−例えば、現地のジェネリック医薬品米国内/米国外供給業者、例えば、Manus Aktteva等から調達したオメプラゾール。プレバイオティクス−タンパク質(カゼイン、タンパク質加水分解物等)、ペプチド、アミノ酸(L−ロイシン)、炭水化物グルコース、ラクトース、デンプン、イヌリン等及び特定の細菌株:Denisco、CHR Hansen、Institu Risell-Lallemand及び他の高品質の世界的プレバイオティクス供給業者から入手。生菌プロバイオティクス:ラクトバチルス属(lactobacillus)及びビフィドバクテリウム属(bifidobacterium)の種のもの、Denisco、CHR Hansen、Institu Risell-Lallemand及び他の高品質の世界的供給業者又はボランティアのFMTから入手。
【0288】
非活性成分(賦形剤):微結晶体、デンプン、HPMC又は等価な「ポリマー」、ハードゼラチンカプセル、及び他の充填剤等−FMC、Capsugel、Colorconなどの現地の米国内供給業者から購入、並びにポリビニルピロリドン−結合剤、アルファ化デンプン−崩壊剤、二酸化ケイ素−流動助剤、ステアリン酸マグネシウム−潤滑剤)、様々な評判の良い賦形剤供給業者から。
【0289】
中間製剤/製造プロセス(現地のCMOにて):「非コートプロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット」(100ミクロン範囲):
【0290】
【表67】
【0291】
最適条件を使用して、低せん断又は高せん断ミキサーにおいてプロトンポンプ阻害薬及び賦形剤で乾式造粒物を調製し、及び/又は水/溶媒と共に湿式造粒を実施し、押出機/スフェロナイザーを使用してさらにペレット化し、次に乾燥させて過剰な水/溶媒を除去する。
【0292】
「pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット」(100ミクロン範囲):
【0293】
【表68】
【0294】
非コートプロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、HPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でコーティングし(バリアコート)、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してコーティングする。バリアコートを施したマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してpH7.2〜7.5、感受性コーティング「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする。上記のpH7.2〜7.5、感受性コートを施したマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して、HPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0295】
「非コートシンバイオティクス顆粒/ペレット」(100ミクロン範囲):
【0296】
【表69】
【0297】
低せん断又は高せん断ミキサーにおいてプレバイオティクス、凍結乾燥細菌及び賦形剤で乾式ブレンド物を調製する。
【0298】
「pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレット」(100ミクロン)。
【0299】
【表70】
【0300】
非コートシンバイオティクス顆粒/ペレットを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液によってコーティングする(バリアコート)。上記のバリアコートを施したマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して「ポリマー」(pH5.5〜6.2感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする。上記のpH5.5〜6.2コートを施したマイクロペレット又は顆粒に、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液でシールコートを施す。
【0301】
「pH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレット」(100ミクロン)。
【0302】
【表71】
【0303】
上記のpH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用して「ポリマー」(pH7.2〜7.5感受性コーティング)の水性又は溶媒コーティング溶液でコーティングする。上記のマイクロペレット又は顆粒を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件を使用してHPMC又は等価な「ポリマー」(シールコート)の水性又は溶媒コーティング溶液でさらにコーティングする。
【0304】
例:最終製品−サシェ−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0305】
【表72】
【0306】
上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及びpH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共に最適条件を使用してブレンドする。ブレンドした粉末を、粉末充填機器を使用してサシェに充填する。
【0307】
例:最終製品−再構成用粉末−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0308】
【表73】
【0309】
上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及びpH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共に最適条件を使用してブレンドする。ブレンドした粉末を、粉末充填機器を使用してボトル(誘導シールで封止される)又はポーチ(封止される)に充填する。
【0310】
例:最終製品−急速分散性錠剤−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0311】
【表74】
【0312】
上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及びpH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共に最適条件を使用してブレンドする。ブレンドした粉末を圧縮し、小児適用に投与し易いよう分割線を有する小型錠剤を作製する。
【0313】
例:最終製品−カプセル(ハードゼラチン/HPMC)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0314】
【表75】
【0315】
上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及びpH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、カプセル化機器を使用してカプセルに充填する。
【0316】
例:最終製品−カプセル(液体充填ハード又はソフトゼラチン)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0317】
【表76】
【0318】
上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及びpH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でブレンダーにおいて不混和液体と共にブレンドする。ソフト又はハードゼラチンカプセル化機器を使用して最適条件を使用してカプセルに充填する。
【0319】
例:最終製品−カプセル・イン・カプセル(ハードゼラチン)(1)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0320】
【表77】
【0321】
pH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを賦形剤の一部分と共にV型又は同様のブレンダーにおいてブレンドし、及びブレンド物である。このブレンド物を、カプセル化機器及び最適条件を使用して小さいカプセルに充填する。上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、併せて所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした中間製剤を、充填した小さいカプセルと共に、専用のカプセル充填機器及び最適条件を使用して大きいカプセルにさらに充填する。
【0322】
例:最終製品−カプセル・イン・カプセル(ハードゼラチン)(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0323】
【表78】
【0324】
pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンド物を、カプセル化機器を使用して小さいカプセルに充填する。充填した小さいカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。小さいpH7.2〜7.5コートカプセル及びブレンド物を、専用のカプセル充填機器及び最適条件を使用して大きいカプセルにさらに充填する。
【0325】
例:最終製品−カプセル・イン・カプセル(ハードゼラチン)(3)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0326】
【表79】
【0327】
上記の非コートプロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及び賦形剤の一部を、V型又は同様のブレンダーにおいて併せてブレンドする。このブレンド物を、カプセル化機器及び最適条件を使用して小さいカプセルに充填する。充填した小さいカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。pH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、V型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤の一部と共にブレンドする。ブレンドした中間製剤を小さいpH7.2〜7.5ECカプセルと共に、専用のカプセル充填機器及び最適条件を使用して大きいカプセルにさらに充填する。
【0328】
例:最終製品−カプセル・イン・カプセル(ハードゼラチン)(4)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0329】
【表80】
【0330】
非コートシンバイオティクス顆粒/ペレットを、V型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤の一部と共にブレンドする。このブレンド物を、カプセル化機器及び最適条件を使用して小さいカプセルに充填する。充填した小さいカプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH5.6〜6.2感受性コーティングでさらにコーティングする。上記の非コートプロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、併せて所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした中間製剤を小さいpH5.6〜6.2ECカプセルと共に、専用のカプセル充填機器及び最適条件を使用して大きいカプセルにさらに充填する。この大きいカプセルをコーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでさらにコーティングする。
【0331】
例:最終製品−口腔内崩壊錠(ODT)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0332】
【表81】
【0333】
非コートプロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット、pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及びpH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、ソフト錠剤にする。
【0334】
例:最終製品−錠剤/マイクロ錠−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0335】
【表82】
【0336】
pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及びpH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、錠剤/マイクロ錠にする。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0337】
最終製品−錠剤(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0338】
【表83】
【0339】
上記の非コートプロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及びpH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、錠剤にする。この圧縮錠剤を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでコーティングする(「EC錠剤」)。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0340】
例:最終製品−タブレット・イン・タブレット(1)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0341】
【表84】
【0342】
pH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、圧縮コート打錠機を使用して小型錠剤/マイクロ錠の上に圧縮コーティングする。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0343】
最終製品−タブレット・イン・タブレット(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0344】
【表85】
【0345】
上記の非コートプロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助けるさらなる賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドしたECシンバイオティクス顆粒/ペレットを、圧縮コート打錠機を使用して小型EC錠剤/マイクロ錠の上に圧縮コーティングする。この圧縮錠剤を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでコーティングする(「EC錠剤」)。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0346】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(ハードゼラチン)(1)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0347】
【表86】
【0348】
pH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット及びpH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、錠剤/マイクロ錠にする。賦形剤及び圧縮錠剤を、専用のカプセル化機器を使用してハードゼラチンカプセルに充填する。
【0349】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(ハードゼラチン)(2)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0350】
【表87】
【0351】
pH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助けるさらなる賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末及び圧縮錠剤を、カプセル化機器を使用して大型ハードゼラチンカプセルに充填する。
【0352】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(ハードゼラチン)(3)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0353】
【表88】
【0354】
pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。圧縮錠剤を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでコーティングする(「EC錠剤」)。上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末及びEC錠剤を、カプセル化機器を使用して大きいカプセルに充填する。
【0355】
例:最終製品−タブレット・イン・カプセル(ハードゼラチン)(4)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0356】
【表89】
【0357】
上記の非コートプロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレット製剤を、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。圧縮錠剤を、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでコーティングする(「EC錠剤」)。pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末及び小型EC錠剤を、カプセル化機器を使用して大きいカプセルに充填する。
【0358】
最終製品−タブレット・イン・カプセルハードゼラチン(5)−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0359】
【表90】
【0360】
上記の非コートプロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助けるさらなる賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を打錠機器を使用して圧縮し、小型錠剤/マイクロ錠にする。pH5.5〜6.2腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドしたECシンバイオティクス顆粒/ペレットをプロトンポンプ阻害薬小型圧縮錠剤と共に、カプセル化機械を使用して大きいカプセルに充填する。大型カプセルを、コーティングパン又は流動層乾燥機/コーターにおいて最適条件で、「ポリマー」の水性又は溶媒コーティング溶液を使用してpH7.2〜7.5感受性コーティングでコートする(「EC錠剤」)。このカプセルに、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0361】
例:最終製品−二層錠−製剤/製造プロセス(現地のCMOにて、プロセス全体を通して制御された室内温度、湿度及び酸素条件):
【0362】
【表91】
【0363】
上記のpH7.2〜7.5腸溶性コート(EC)プロトンポンプ阻害薬顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を二層錠打錠機器を使用して圧縮し、錠剤にする(「EC錠剤」)。pH5.5〜6.2/7.2〜7.5腸溶性コート(EC)シンバイオティクス顆粒/ペレットを、所望の割合でV型又は同様のブレンダーにおいて、流動、崩壊及び潤滑を(打錠機のため)助ける賦形剤と共にブレンドする。ブレンドした粉末を、二層錠打錠機を使用してEC錠剤の上に圧縮する。この錠剤に、HPMC又は等価な「ポリマー」(フィルムコート)を使用して、コーティングパン又は流動層乾燥機において水性又は溶媒コーティング溶液を使用してさらにフィルムコートを施す。
【0364】
最終製品パッケージング(現地のCMOにて、プロセス全体を通して乾燥した低湿度及び低酸素(N2パージ)条件):
【0365】
低湿度(室内湿度40%以下)及び制御された室温条件(20〜25℃)で上記の顆粒をサシェにパッケージングし、及びコーティングした錠剤、カプセルをボトルにパッケージングしてインダクションシールを施すか又はブリスター包装する。
【0366】
品質管理放出試験(医薬品有効成分(API)及び最終薬物製品)シンバイオティクス。
【0367】
【表92】
【0368】
【表93】
【0369】
【表94】
【0370】
【表95】
【0371】
【表96】
【0372】
実施例4
遠位回腸及び/又は結腸への生物学的及び非生物学的薬物の経口デリバリー
【0373】
ピル・イン・ピル剤形(例えば、タブレット・イン・タブレット又はカプセル・イン・カプセル等)は胃(pH1〜4)からGI管を通過して十二指腸(pH5.5〜6.2)に至り、設計に応じて遠位回腸(pH7.3〜8.0)及び/又は近位結腸(pH5.5〜6.2)に到達し得る。このピル・イン・ピル剤形からの放出は任意の他の補助(例えば糖類、デンプン等)、又は遠位回腸又は近位結腸における外部条件又はエネルギー源、例えば酵素又は細菌叢の存在又は非存在も不要である。ピル・イン・ピル剤形の別の利点は、様々な疾患条件(例えばIBD等)において、遠位回腸及び近位結腸のpHがそれぞれpH7.4を上回る及びpH6.5未満である正常値と大幅に異なり得るときに薬物放出が可能であることであり得る。この着想を実証するため、初めに錠剤を、続いてカプセル・イン・カプセル剤形を開発し(以下の表1を参照のこと)、小分子又は生物学的物質を2時間のデリバリーターゲットウィンドウ内に、胃(2時間)及び十二指腸(1時間)及び回腸(2時間)を迂回して近位結腸に直接送達した。
【0374】
【表97】
【0375】
溶解媒体中における薬物の放出目標は、近位結腸に相当するpH6.5で2時間であったとともに、pH1.2(胃)では2時間、pH5.5(十二指腸)では1時間、pH7.0(回腸)では1時間及びpH7.4(遠位回腸)では1時間放出がない。プロバイオティクス及びアセトアミノフェンを、それぞれ代表的な生物学的薬剤(凍結乾燥細菌)及び小分子として使用した。アセトアミノフェンはまた、放出試験中のプロバイオティクスのマーカーとしても使用した。小分子及びプロバイオティクス混合物は、さらなる賦形剤と共に又はそれ無しに別個に調製した。ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)カプセルをこれらの薬物を担持するリザーバとして使用した。HPMCカプセルは、非動物性材料で作製され、化学的に安定しており、含水量が低く(凍結乾燥細菌を保護する)、低湿度であっても脆性が低く(GI通過を生き残る)、急速に溶解し、生分解性であり、架橋結合がなく、且つ自動カプセル充填機に好適であるなど、いくつかの利点を有する。これらのカプセルにはバンドシールを施してもよく、バンドシールには以下の利点がある:ポリマーによるさらなるシールコーティングステップの必要性が回避される;処理に要する余分な水分及び熱の必要性が回避される(生物学的物質のバイアビリティーの維持に特に重要である);及びカプセルからの薬物の放出に対する影響が最小限に抑えられる。
【0376】
評価したポリマーは水性メタクリル酸共重合体であり、逆腸溶性(例えばEudragit(登録商標)E PO)又は通常の腸溶性(例えばEudragit(登録商標)FS 30D、Eudragit(登録商標)S100、Eudragit(登録商標)L100、Eudragit(登録商標)L30D-55)として単独で又は組み合わせで設計された。Eudragit(登録商標)E POはpH6.5以下で可溶化するように設計され、また良好な防湿特性も有し、これにより凍結乾燥細菌が保護され、且つ安定性がさらに向上した。Eudragit(登録商標)FS 30D、Eudragit(登録商標)S100、Eudragit(登録商標)L100、Eudragit(登録商標)L30D-55は、それぞれpH7.0、6.5、6.0、5.5超で可溶化するように設計される。これらのポリマーは、それぞれ30℃及び40%室内湿度より低い熱及び湿度で錠剤及びカプセル上に塗布することができ、これは生物学的薬物のバイアビリティーの維持に重要である。錠剤剤形で始めた後、カプセル・イン・カプセル剤形を続けた。これらのカプセルを標準USP溶解試験に供した。特に、これらの同様の原理が、単独での及び近位結腸と組み合わせた、遠位回腸への送達にも適用される。この技術の利用には、ミクロビオーム生態学的療法(Microbiome Ecology Therapy:MET);小分子薬物及びワクチン等の送達が広義に含まれ得る。
【0377】
最初の開発は、剤形からの生物学的及び非生物学的小分子薬物の放出をモニタするためのマーカーとしてアセトアミノフェン(APAP)を使用するAPAPコア錠剤のコーティングに重点を置いた。325mg非コート錠剤コアは、バスケット50rpmによるUSP溶解装置においてpH6.5リン酸緩衝液中に非常に急速に、85%超が45分間で溶解した(製剤1、
図8)。これらのAPAP錠剤を逆腸溶性材料(Evonik(登録商標)EPO)で最大18mg/cm
2レベルまでコーティングし、同じ条件下で溶解試験を実施したとき、100%のAPAPが、近位結腸における薬物の放出を模擬する目標のpH6.5で2時間以内に放出された(製剤2、
図9)。このコーティングは通常pH6.5未満で溶解するように設計されたため、予想どおり、錠剤製剤からの放出速度はpH6.0ではより急速であった。同様に予想どおり、pH6.8、pH7.0及びpH7.4では錠剤からのAPAPの放出は観察されなかった。
【0378】
325mg非コート錠剤コアはバスケット50rpmによるUSP溶解装置においてpH7.0リン酸緩衝液中に非常に急速に、85%超が45分間で溶解した(製剤1、
図10)。これらのAPAP錠剤を通常の腸溶性材料(Evonik(登録商標)FS30D/L30混合物)で最大15mg/cm
2レベルまでコーティングし、pH1.2において2時間、pH5.5において1時間及びpH7.0において2時間、同じ装置及び速度を使用して溶解に供した。この製剤は、pH1.2において2時間及びpH5.5で1時間の性能試験に適合した。pH7で放出速度は遅くなり、2時間の試験に適合しなかった。しかしながら、低い比のEvonik(登録商標)FS30D/L30、例えば50/50では、放出速度は予想どおり増加した(製剤3(a〜c)、
図11)。これらの結果に基づけば、pH7.0において所望の放出プロファイルを達成するには、より高い透過性のコーティングが必要であり得ると結論付けられた。この錠剤剤形には、他の製剤化因子の考慮、例えばコーティング厚さ、適用するポリマー総量、薬物の物理化学的特性、負荷用量、錠剤のサイズ及び形状等を含め、さらなる最適化もまた必要であり得る。
【0379】
先に指摘したとおり、目標は、追加的な圧縮の必要性なしに小分子又は生物学的物質を近位結腸へと2時間のデリバリーターゲットウィンドウ内に送達し得るカプセル・イン・カプセル剤形を開発することであり、また結腸薬物デリバリー技術の適用性の実証を容易にするためであった。ここで展開される原理は、圧縮錠剤、ペレット、口腔内崩壊錠、液体充填カプセル等の他の剤形に容易に適合させることができる。
【0380】
APAPを含有する非コートの内側の小さいカプセルを、pH6.5溶解媒体中においてバスケット75rpm及びパドル50rpmによるUSP溶解試験に供した。カプセルからの放出は錠剤と比較してはるかに遅く(製剤4、
図12)、バスケットにおいてカプセルを崩壊させるには、より速い速度が必要であり得る。しかしながら、バスケット又はパドルのいずれにおいてもカプセルの放出プロファイルに違いはほとんどなかった。パドル法でのカプセルの物理的外観に基づけば、カプセルはバスケット法と比較して一層壊れ易いように見えるが、それでも完全には崩壊しなかった。小さい内側APAPカプセルを、10mg/cm
2の逆腸溶性コート、Eudragit(登録商標)EPOでコーティングした。コーティングしたカプセルを、pH6.5溶解媒体中においてバスケット75rpm及びパドル100rpmによるUSP溶解試験に供した。100rpmのパドル法を用いたとき、カプセルはpH6.5で2時間の放出要件を満たした(製剤5、
図13)。物理的に全てのカプセルが壊れ、完全に崩壊していた。バスケット75rpmではカプセルからの放出はなく、また、バスケットでは2時間後にもカプセルは物理的にインタクトであった(壊れず又は崩壊しなかった)ことに留意されたい。コーティングしたカプセルをまた、10mg/cm
2コーティングレベルでパドル100rpmを使用してpH6.8溶解媒体に2時間供した。予想どおり、カプセルからの放出はなかった(製剤5、
図14)。また、物理的にもカプセルは崩壊していなかった。インビボでの放出は概して、インビトロ溶解試験では見られないものである著しい腸の撹拌及び圧迫を伴うため、溶解試験の100rpmのパドル速度の妥当性が示された。また、腸溶性コートカプセルに典型的なことには、強い乱流の崩壊装置(USP溶解装置IIIと同様のもの)が典型的には放出の評価に使用される。
【0381】
APAPを含有する大きい外側のシールコート(非腸溶性)カプセルを、pH6.5溶解媒体中においてパドル100rpmによるUSP溶解試験に供した。これらのカプセルからの放出は急速であり、全てのカプセルが1時間以内に薬物を放出した(製剤6、
図15)。また、物理的にも全てのカプセルが崩壊していた。大きい外側のAPAP含有カプセルを、7.5mg/cm
2の通常の腸溶性コート、Eudragit(登録商標)L100及びL100/S100、50/50混合物でコーティングした。これらのコーティングしたカプセルを、pH1.2(2時間)、pH5.5(1時間)、pH7.0(1時間)及びpH7.4(1時間)溶解媒体中においてパドル100rpmによるUSP溶解試験に供した。L100単独を含有するコーティングしたカプセルには、pH5.5において1時間で薬物透過に起因する僅かな放出があったが、他の点は許容されるものであった。L100/S100 50/50混合物を含有するコートカプセルは、pH7.0/7.4で2時間の放出試験に適合しなかった(製剤7(a〜b)
図16)。従って大きい外側のAPAP含有カプセルを、5及び7.5mg/cm
2の通常の腸溶性コート、Eudragit(登録商標)L100/S100、75/25混合物でコーティングした。これらのコーティングしたカプセルを、pH1.2(2時間)、pH5.5(1時間)、pH7.0(1時間)及びpH7.4(1時間)溶解媒体中においてパドル100rpmによるUSP溶解試験に供した。全てのカプセルが、pH1.2で2時間の溶解に適合した。しかしながら、7.5mg/cm
2を含有するコートカプセルは、pH7.0/pH7.4で2時間にわたる放出試験に適合しなかった。5mg/cm
2 L100/S100 75/25混合物を含有するコートカプセルは、pH5.5での薬物の僅かな透過を除き、全てのpH条件で放出試験に実に適合した(製剤8(a〜b)、
図17)。従って、やや厚いコーティング厚さを適用すると、遠位回腸に標的化した薬物放出についてのこの問題が解消され得る。
【0382】
上記の結果に基づき、近位結腸における放出を目標として、バンドシール及びEudragit(登録商標)EPO 10mg/cm
2による腸溶性コートを施した小さいAPAP含有カプセルを、バンドシールを施した、且つさらにEudragit(登録商標)L100/S100、75/25混合物、5mg/cm
2で外側をコーティングした大きいカプセルに充填した。これらのカプセル・イン・カプセルを、pH1.2媒体中2時間、pH5.5中1時間、pH7.0中1時間、pH7.4中1時間、pH6.5(リン酸塩)中2時間でのAPAP放出に関するインビトロUSP溶解試験、パドル100rpmに供した。これらの結果から、特にpH6.5で2時間以内に内側カプセルから完全にAPAPが放出され、及びpH1.2で2時間、pH5.5で1時間、pH7.0で1時間及びpH7.4で1時間では放出がないことが確認される(製剤9、
図18)。物理的に外側カプセルはインタクトなまま留まり、pH1.2で2時間及びpH5.5で1時間では崩壊しなかった。次にpH7.0に1時間及びpH7.4に1時間曝露した後、外側カプセルが完全に崩壊して内側カプセルが観察され、内側カプセルは物理的にインタクトなままであった。次に内側カプセルはpH6.5媒体に曝露したとき2時間以内に完全に崩壊した。この物理的観察は
図18に報告される薬物放出データと強く整合する。
【0383】
APAPカプセル・イン・カプセルと同様に、小さいプロバイオティクス含有カプセルにバンドシール及びEudragit(登録商標)EPO 10mg/cm
2の腸溶性コートを施して大きいカプセルに充填し、それにバンドシールを施し、さらに5mg/cm
2のEudragit(登録商標)L100/S100、75/25混合物で外側をコーティングした。これらのカプセル・イン・カプセルを、pH1.2媒体中2時間、pH5.5中1時間、pH7.0中1時間、pH7.4中1時間、pH6.5中2時間(生理食塩リン酸緩衝液)でのプロバイオティクス細菌放出に関するUSP溶解試験、パドル100rpmに供した。生理食塩緩衝液を使用して溶解媒体の等張性を維持し、水溶液に曝露した後の凍結乾燥細菌のバイアビリティーを確保した。物理的に、これらのプロバイオティクスカプセルはAPAPカプセルと全く同じ挙動を示した。APAPカプセルからのAPAPと全く同じようにプロバイオティクスカプセルから細菌が放出され得る、即ちpH6.5で2時間以内に内側カプセルから完全に放出され、pH1.2で2時間、pH5.5で1時間、pH7.0で1時間及びpH7.4で1時間では放出されないと推測、推定し得る。
【0384】
逆及び通常コーティングのSEM評価に基づけば、好ましいコーティングレベル厚さは以下である:
第1のカプセル(内側丸薬)−Eudragit(登録商標)EPO、5mg/cm
2〜10mg/cm
2:サイズ3号カプセルに対して60〜180ミクロン(gm)
第2のカプセル(外側丸薬)−Eudragit(登録商標)L100/S100(75/25)−5mg/cm
2〜10mg/cm
2
サイズ0号カプセルに対して60〜180ミクロン(gm)
【0385】
非コート及びコートCICカプセルを分析し、処理に起因する分解レベルを決定した。データから、カプセル当たりの総CFUによって計測するとおりの総株カウントが有意に変化しなかったことが示唆され、及び表2に示す。従って、ハンドリング、バンディング及びコーティング塗布、保管及び出荷のプロセスは、S.サーモフィルス(S. thermophilus)及びL.アシドフィルス(L. acidophilus)の好気性株及びB.ロンガム(B. longum)嫌気性株を含め、この製剤において試験した3つの菌種のバイアビリティーにいかなる有意な効果も及ぼさなかった。
【0386】
材料及び方法
アセトアミノフェン(APAP):
(受領番号RCA31252;Guardian Drugs)Malinckrondt Inc.−ロット番号784513B054−3%PVP打錠用顆粒状粉末。
アセトアミノフェン(パラセタモール、USP−APC−150)−ALP Co.(中国)−ロット番号0908302。
アセトアミノフェン(APAP)325mgコア錠剤(ロット番号L0577−215−Guardian Drugs、NJ)
プロバイオティクスカプセル:Azodyl(サイズ3号)(バッチ番号023042−20;ロット番号5241113;Kibow Biotech;Newtown Square、PA 19073)
HPMCカプセル:
Qualicapsサイズ3号/S−LOK−ロット番号E1305982−透明VAA(キャップ及び本体)
Qualicapsサイズ3号/S−LOK−ロット番号E1205667−不透明白色XAK(キャップ及び本体)
Qualicapsサイズ3号/S−LOK−ロット番号E1106719−不透明茶色15 XJX(キャップ及び本体)
Qualicapsサイズ0号/S−LOK−ロット番号E1101410−不透明白色XAK(キャップ及び本体)
Qualicapsサイズ0号/S−LOK−ロット番号E1106476−不透明茶色15 XJX(キャップ及び本体)
コーティング用メタクリル酸共重合体:
EPO-Ready Mix−Evonik−ロット番号H131181012
Eudragit-L30D 55−Evonik−ロット番号B130514207
Eudragit-FS 30D Evonik−ロット番号B130365004
Eudragit-S100−Evonik−ロット番号B100405198
Eudragit-L100−Evonik−ロット番号B120603009
Plasacryl T20−Evonik−ロット番号PT130705
コーティングポリマー:
HPMC E5−Dow−ロット番号YG040124L1
可塑剤:
クエン酸トリエチル(TEC)−Vertellus−ロット3 132530
界面活性剤:
ポリエチレングリコール4000−A1faAesar−ロット番号10167045
ポリソルベート80(Tween 80)−BASF−ロット番号3158092
他の賦形剤:
タルク−Brenntag−ロット番号410052−43
微結晶性セルロース(MCC)−MC−102−Blanver−ロット3 135002006
ラクトース一水和物(Supertab 11SD)−DFE Pharma−ロット番号10677724
アルファ化デンプン−DFE Pharma−ロット番号−10601223
クロスポビドン−QJNI Co.,−バッチ番号20130115
リン酸二カルシウム−Innophos−ロット番号0701047
コロイド状二酸化ケイ素(Aerosi1-200)−Evonik−バッチ番号1012082200
二酸化ケイ素(Aerosil R972)−Degussa−ロット番号3158092923
ステアリン酸マグネシウム−FACI Asia−バッチ番号MGSP0216
ステアリン酸マグネシウム−Mallinkrodt−ロット番号−071226
ヒドロキシプロピルメチルセルロース−Shinogi−ロット番号90936C
化学物質:
水酸化アンモニウム−AlfaAesar−ロット番号E302012
エチルアルコール−Fischer−ロット番号M02539
リン酸二水素カリウム(Potassium Dihydroigen Phosphate)−Alfa Aesar−ロット番号1013774
水酸化ナトリウム−Macron Chemicals−バッチ98#0000039706
【0387】
コア錠剤の調製及び圧縮方法
APAP、MCC、アルファ化デンプン、クロスポビドン及びコロイド状二酸化ケイ素の式Aに示されるとおりの所要量を20号篩に通過させ、好適なブレンダーに装入し、25分間混合した。このプロセスが終了した時点でステアリン酸マグネシウムを添加し、ブレンド物をさらに5分間混合した。このプロセスが終了した時点で材料を取り出し、清浄なポリライナー付き容器に入れた。ブレンド物(100kg)を、Korsch XL-100 10ステーションプレスで圧縮した。両側面に平面(ロゴなし)を有する変型楕円形標準凹型ツーリング(16.5mm×7.5mm)を使用した。機能性コーティングに好適な基材を提供することに基づきこの設計が選択された。錠剤を、NMT 1%の脆砕性及び>24kPの硬度で600mgの目標重量(325mg APAP含有)に圧縮した。錠剤の重量、厚さ、硬さ及び脆砕性を、バッチ製造全般にわたりインプロセス試験としてモニタした。錠剤サンプルを取り、崩壊時間が<5分であることを確実にした。
【0388】
カプセル化及びバンディング
製剤Bのカプセル化:
全ての成分をMMC同時ミル(Co-mill)に通過させて、ブレンド物に集塊が存在しないことを確実にした。8Qt V型ブレンダーを使用してステアリン酸マグネシウム以外の全ての成分を混合した。全ての成分を混合した後、ステアリン酸マグネシウムを添加した。ブレンド物をさらに2分間混合した後、二重ポリライナー付き容器に吐き出させた。index K120i(製造番号0963−27)を、Qualicapsからカプセル(サイズ3号)が連続して作業されるようにセットアップした。カプセルポリシャー(モデルTG−20)及び重量計(Mettler Toledo Scale)を、この連続作業に適切にセットアップした。この連続作業に関して処理室温及び湿度記録を文書化した。連続作業中にインプロセス重量サンプルを収集し、目標重量の達成を確実にした。カプセルをポリッシングし、容器中の二重ライナー付きポリ袋に収集した。
【0389】
製剤Dのカプセル化:
製剤Dからのサイズ0号カプセルの充填に、振動台を備えるFastLock K200Fを使用した。サイズ0号Quali Vカプセルを使用して3%顆粒状APAP粉末を充填した。1回につき約100個のカプセルを充填した。カプセルの重量を記録した。
【0390】
カプセルのバンディング:
IMA Bander(BD 1723)でカプセルのバンディングを実施した。典型的にはカプセルのバンディングは1〜1.5mgの重量増加をもたらし、これはカプセルの重量偏差の範囲内であるため、典型的にはカプセル重量及び関連する偏差の一部と見なされる。
【0391】
噴霧分散液の調製
Eudragit-EPO ready mixの調製:
Ready mixは、51%EPOポリマーを有するEvonik製の標準コーティング系である。この乾燥混合物約150gを約850gの水に添加して約1kgの噴霧懸濁液を得る。この材料を、高せん断ミキサーを使用して約30分間混合する。次に懸濁液全体を0.5mm篩に通過させる。次に懸濁液は、典型的な標準処理パラメータを使用して基材に噴霧する準備が整う。
【0392】
L-30D 55の調製:
大型ミキサー容器において、1kgの噴霧懸濁液に対し約570gのEudragit L30D 55分散液を添加する。この混合物に約145.5gのPlasacryl HTP20(粘着防止/可塑剤系)を添加する。この懸濁液を所要量の水で希釈して1kgの噴霧分散液を得る。PlasAcrylは、任意の容器に移す前に振盪する必要がある。プロペラ撹拌機を使用して懸濁液全体を10分間撹拌する。懸濁液全体を0.5mm篩に通過させる。ここで懸濁液は、典型的な標準処理パラメータを使用して基材に噴霧する準備が整う。
【0393】
FS 30 Dの調製:
大型ミキサー容器において、1kgの噴霧懸濁液に対し約606.1gのEudragit FS30D分散液を添加する。この混合物に約90.9gのPlasacryl HTP20(粘着防止/可塑剤系)を添加する。この懸濁液を所要量の水で希釈して1kgの噴霧分散液を得る。PlasAcrylは、任意の容器に移す前に振盪する必要がある。プロペラ撹拌機を使用して懸濁液全体を10分間撹拌する。懸濁液全体を0.5mm篩に通過させる。ここで懸濁液は、典型的な標準処理パラメータを使用して基材に噴霧する準備が整う。
【0394】
L100分散液の調製:
1kgの噴霧懸濁液に対し約99.5gのEudragit L100を3分の2の水に添加して約5分間撹拌し、粉末が全て濡れたことを確認した。Eudragit懸濁液に1N NH
3(56g)をゆっくりと添加し、約60分間撹拌する。49.8gのクエン酸トリエチル(TEC)を添加してさらに60分間撹拌する。別個に、高せん断ミキサーを使用して49.8gのタルクを残りの量(3分の1)の水とホモジナイズする。従来の撹拌機で撹拌しながらタルク懸濁液をEudragit分散液に流し込む。懸濁液全体を0.5mm篩に通過させる。ここで懸濁液は、典型的な標準処理パラメータを使用して基材に噴霧する準備が整う。
【0395】
S100分散液の調製:
1kgの噴霧懸濁液に対し約99.4gのEudragit S100を3分の2の水に添加して約5分間撹拌し、粉末が全て濡れたことを確認する。Eudragit懸濁液に1N NH
3(67.5g)をゆっくりと添加し、約60分間撹拌する。49.7gのクエン酸トリエチル(TEC)を添加してさらに60分間撹拌する。別個に、高せん断ミキサーを使用して49.7gのタルクを残りの量(3分の1)の水と10分間ホモジナイズする。従来の撹拌機で撹拌しながらタルク懸濁液をEudragit分散液に流し込む。懸濁液全体を0.5mm篩に通過させる。ここで懸濁液は、典型的な標準処理パラメータを使用して基材に噴霧する準備が整う。
【0396】
2成分の混合に関しては、それらを別々に調製し、次に所望の比に従い加え合わせる。
【0397】
錠剤及びカプセルのコーティング
錠剤及びカプセルのコーティングは全て、Thomas Engineering Accela Cota Compu-Lab-24-190で実施した。製剤は、2枚のバッフルを備える12インチパンにおいてコーティングした。コーティングには400gの最小バッチサイズを用いた。一部の製剤については、700〜1500gのより大きいバッチサイズを処理した。バッチサイズ及び懸濁液の流量に応じて0.8〜1.2mmのノズルサイズを有する単一のシュリックガン(Schlick gun)(970/7−1 75S)を使用した。処理条件は、バッチサイズ及び使用するコーティング材料に応じて異なった。各コーティングタイプについて、具体的な処理条件は以下であった。製品の安全性のため、製品温度は常に30℃未満に維持した。
【0398】
使用した一般的処理パラメータは、大まかには以下のとおりである:
吸気温度:30〜40℃
排気温度−25〜30℃
製品温度:24〜29℃
吸気流量:100〜300CFM
ポンプ速度:2.5〜20rpm
噴霧空気圧:10〜30psi
使用した管類の内径:3.2mm、
パン速度:4〜15rpm。
【0399】
溶解試験:
崩壊装置、溶解装置、バスケット、パドル及び速度、温度及び溶解媒体、アッセイ、HPLC、プロバイオティクスのCFU、サンプリングスキーム。内側カプセルは、pH6.5又はpH6.8リン酸緩衝液で最大2時間にわたり溶解試験に供した。外側カプセルは、pH1.2で2時間、pH5.5で1時間、pH7.0で1時間及びpH7.4で1時間、溶解媒体に供した。組み合わせたカプセルは、pH1.2で2時間、pH5.5で1時間、pH7.0で1時間、pH7.4で1時間、pH6.5で2時間、(プロバイオティクスの等張剤としての生理食塩水と共に溶解媒体に供した。
【0400】
コーティング前及びコーティング後のプロバイオティクスカプセルの分析
カプセルの内包物を滅菌ボトルに無菌的に移した。2つのカプセル内包物を生理食塩水に溶解した。計数のためサンプルを抜き取り、37℃でインキュベートした。37℃でインキュベート(S.サーモフィルス(S. thermophilus)及びL.アシドフィルス(L. acidophilus)は好気的に、B.ロンガム(B. longum)は嫌気的に)して3日後、コロニーをトリプリケートで計数した。
【0401】
【表98】
【0402】
製剤:
【0403】
【表99】
【0404】
【表100】
【0405】
【表101】
【0406】
【表102】
【0407】
【表103】
【0408】
【表104】
【0409】
【表105】
【0410】
【表106】
【0411】
【表107】
【0412】
【表108】
【0413】
【表109】
【0414】
【表110】
【0415】
【表111】
【0416】
前述から、本明細書に例示を目的として本発明の具体的な実施形態が記載されているが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく様々な改良を実施し得ることは理解されるであろう。従って、添付の特許請求の範囲による場合を除き本発明が限定されることはない。
【0417】
本明細書において参照又は言及される全ての特許、特許出願、刊行物、科学論文、ウェブサイト、及び他の文献及び資料は、本発明が関係する分野の当業者の技術水準の指標であり、かかる参照される文献及び資料の各々が、個々に全体として参照により援用され又は全体が本明細書に示されたものとするのと同じ程度に本明細書によって参照により援用される。加えて、本願における全てのクレーム、及び限定はされないが原クレームを含めた全ての優先出願が、本明細書によって全体として本発明の明細書の記載に援用され、及びその一部を成す。本出願者らは、任意のかかる特許、出願、刊行物、科学論文、ウェブサイト、電子的に利用可能な情報、及び他の参照される資料又は文献からあらゆる資料及び情報を本明細書に物理的に援用する権利を留保する。本出願者らは、明細書の記載の任意の部分を含め、本書の任意の部分に、限定はされないが任意の原クレームを含めた上記に言及したクレームを物理的に援用する権利を留保する。
【0418】
本明細書に記載される具体的な方法及び組成物は好ましい実施形態の代表例であり、例示的なものであって、本発明の範囲を限定する意図はない。当業者には、本明細書を考察することで他の目的、態様、及び実施形態が想起されるであろうとともに、それらは特許請求の範囲により定義されるとおりの本発明の趣旨の範囲内に包含される。当業者には、本明細書に開示される本発明に対し、本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく様々な代替及び改良を実施し得ることは容易に明らかであろう。本明細書に例示的に記載される本発明は、好適には、本明細書に本質的であるとして具体的に開示されることのないいかなる1つ又は複数の要素、又は1つ又は複数の制限も存在することなしに実施され得る。従って、例えば、本明細書の各例では、本発明の実施形態又は例における用語「〜を含む(comprising)」、「から本質的になる(consisting essentially of)」、及び「〜からなる(consisting of)」の任意のものを、本明細書における他の2つの用語のいずれかに置き換えることができる。また、用語「〜を含む(comprising)」、「〜を包含する(including)」、「〜を含有する(containing)」等は、広義に且つ限定なしに読まれなければならない。本明細書に例示的に記載される方法及びプロセスは、好適には、異なるステップ順序で実施されてもよく、必ずしも本明細書又は特許請求の範囲に指示されるステップ順序に限定されない。また、本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈上特に明確に指示されない限り複数形の参照を含む。従って、例えば、「宿主細胞」に対する参照は、かかる宿主細胞の複数個(例えば、培養物又は集団)を含むなどする。いかなる場合であっても、本明細書に具体的に開示される具体的な例又は実施形態又は方法に本特許が限定されるものと解釈されてはならない。いかなる場合であっても、特許商標庁の任意の審査官又は任意の他の当局者若しくは職員により作成される任意の意見によって本特許が限定されるものと解釈されることは、かかる意見が具体的に且つ無制限又は無条件に本出願者らによる応答書に明示的に採用されない限り、あってはならない。
【0419】
用いられている用語及び表現は、説明の用語として使用されるものであって、限定ではなく、かかる用語及び表現の使用に、報告及び記載される特徴又はその一部の任意の均等物を除外する意図はないが、特許請求される本発明の範囲内で様々な改良が可能であることは認識される。従って、本発明は好ましい実施形態及び任意選択の特徴によって具体的に開示されているが、本明細書に開示される概念の改良及び変形が当業者によって用いられ得ること、及びかかる改変及び変形が添付の特許請求の範囲により定義されるとおりの本発明の範囲内にあると見なされることが理解されるであろう。
【0420】
本明細書において本発明は広義に且つ包括的に記載されている。属の開示の範囲内に含まれる狭義の種及び属より下位の分類の各々もまた本発明の一部を成す。これには、切り取られた材料が本明細書に具体的に記載されるか否かに関わらず、属からの任意の主題を取り除く条件又は負の制限付きでの、本発明の属の記載が含まれる。
【0421】
他の実施形態が以下の特許請求の範囲に含まれる。加えて、本発明の特徴又は態様がマーカッシュ群の用語で記載される場合、当業者は、従って本発明がそのマーカッシュ群の任意の個々のメンバー又はメンバーのサブグループの用語でもまた記載されることを認識するであろう。
【0422】
参考文献
本明細書に引用される全ての参考文献の内容は、あらゆる目的から参照によって本明細書に援用される。
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3. Monte SV, Caruana JA, Ghanim H, Sia CL, Korzeniewski K, Schentag JJ, et al. Reduction in endotoxemia, oxidative and inflammatory stress, and insulin resistance after Roux-en-Y gastric bypass surgery in patients with morbid obesity and type 2 diabetes mellitus. Surgery. 2011.
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12. Marik PE. Colonic flora, Probiotics, Obesity and Diabetes. Front Endocrinol (Lausanne). 2012;3:87.