(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6860810
(24)【登録日】2021年3月31日
(45)【発行日】2021年4月21日
(54)【発明の名称】計器装置
(51)【国際特許分類】
G01D 13/04 20060101AFI20210412BHJP
G01D 11/28 20060101ALI20210412BHJP
B60K 35/00 20060101ALI20210412BHJP
【FI】
G01D13/04 Z
G01D11/28 B
B60K35/00 Z
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-208293(P2016-208293)
(22)【出願日】2016年10月25日
(65)【公開番号】特開2018-72001(P2018-72001A)
(43)【公開日】2018年5月10日
【審査請求日】2019年8月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000231512
【氏名又は名称】日本精機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】横山 才二
【審査官】
榮永 雅夫
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−78442(JP,A)
【文献】
特開2009−128244(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01D 11/28
G01D 13/02 − 13/04
B60K 35/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
硬質の回路基板と、
前記回路基板に実装され駆動軸が前方に延びる計器本体と、
前記駆動軸によって駆動される指針と、
前記回路基板の前方に配設される表示板と、
前記表示板の前面よりも突出した個所に設けられた目盛部と、を備え、
前記指針が回転軸線を中心軸として回動し、前記指針が前記目盛部を指示することによって物理量を表示する計器装置であって、
前記表示板は、前記回路基板と平行でないように傾いていると共に、
前記目盛部は、前記物理量の多い目盛から前記物理量の少ない目盛へ向かうに従い前記突出する高さは徐々に変化するように形成され、前記回転軸線を中心軸とする仮想回転面上に位置していることを特徴とする計器装置。
【請求項2】
前記表示板の前面よりも突出し前記目盛部を有する突出部と、前記表示板とは、一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
【請求項3】
前記表示板の前面よりも突出し前記目盛部を有する突出部と、前記表示板とは、別体部品であることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
【請求項4】
前記表示板に平行に配設された表示器を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の計器装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示意匠として突部が前面に形成された計器装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、自動車に装備される計器装置において、その見映えを高めるため、様々な方法が採られている。例えば、特許文献1に開示されるものがある。この計器装置は、表示板と、その前面に沿って回動する指針と、表示板の背後に配置された光源と、表示板の前面であって指針が回動する範囲の外周近傍でリング状に形成された透光体とを備えたものである。
【0003】
これは、光源からの光を透光体に導いてこれを発光表示させることによって、指針が回動する範囲の外周側を照明表示するものである。これにより、その見映えを高めるものである。この場合、計器装置は、表示板と透光体とから構成される。特許文献1の
図6では、透光体の前面に突部を目盛(表示意匠)として形成することが開示されている。
【0004】
また、特許文献2に開示されるものがある。この計器装置は、表示板の前面に突部を文字(表示意匠)として形成し、且つこの突部の前面に表示層を形成するものである。これは、計器装置に立体感を持たせ、その見映えを高めるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−195856号公報
【特許文献2】特開2000−292214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら特許文献1に記載の計器装置では、突部に関する具体的な記述がなく、また、特許文献2に記載の計器装置では、表示層が突部の前面に形成されている単純なものである。このため、これらの突部は、計器装置に単純な立体感を持たせることができても、例えば燃料の残量の多いFULL目盛(以下F目盛)位置は突部高さを高くし、EMPTY目盛(以下E目盛)位置に向かうに連れて突部高さを低くするといった残量と突部高さの相関を取るような立体感演出を行いたい場合に、例えばF目盛位置で指針先端と突部の距離を最適な設定にした場合、E目盛位置では指針先端と突部の距離が開くこととなり、結果的に指針と目盛の視差が大きくなり、判読性が悪化するといった問題点があった。
【0007】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、指針を用いた計器装置の目視側前面に形成された突部を高低差のあるものとしながら、指針の視差を少なくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、硬質の回路基板1と、回路基板1に実装され駆動軸2が前方に延びる計器本 体3と、駆動軸2によって駆動される指針4と、回路基板1の前方に配設される表示板5 と、表示板5の前面よりも突出した個所に設けられた目盛部52,21a,30aと、を 備え、指針4が回転軸線Rを中心軸として回動し、指針4が目盛部52,21a,30a を指示することによって物理量を表示する計器装置であって、表示板5は、回路基板1と 平行でないように傾いていると共に、目盛部52,21a,30aは、
物理量の多い目盛52a,21a,30aから物理量の少ない目盛52c,21a,30aへ向かうに従い突出する高さT1,T2,T3,T4は徐々に変化するように形成され、回転軸線Rを中心 軸とする仮想回転面P1,P2,P3上に位置していることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、表示板5の前面よりも突出し目盛部52を有する突出部10と、表示板5とは、一体に形成されていることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、表示板5の前面よりも突出し目盛部21a,30aを有する突出部21,30と、表示板5とは、別体部品であることを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、表示板5に平行に配設された表示器100を更に備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、所期の目的を達成することができ、目視側前面に形成された突部が、高低差のある斬新な立体感を演出することができ、指針の視差が少なく判読性の優れた計器装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の第1の実施形態によるメータ装置の外観を示す正面図。
【
図5】
図2中の要部Wの拡大図(本発明の第2の実施形態)。
【
図6】
図2中の要部Wの拡大図(本発明の第3の実施形態)。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、
図1乃至4に基づいて、本発明の計器装置の第1の実施形態を説明するが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、本発明を逸脱することなく種々の変更が可能である。
【0015】
本発明の計器装置は、回路基板1と、回路基板1の前方に配設される表示板5と、表示板5の前面よりも突出し目盛部52を有する突出部10と、回路基板1に導通装着され駆動軸2が前方に延びる計器本体3と、駆動軸2の先端部に固定されて表示板5の前方で回転駆動する指針4と、表示板5の前方に配置され各種表示部を露出する見返し板6と、表示板5の背後で表示板5と略平行になるように配設される液晶表示モジュール100と、表示板5と回路基板1との間に配設され、液晶表示モジュール100を保持するケース体9と、回路基板1の前面に実装配置される複数の指針用光源7と、回路基板1の前面に実装配置される複数の指標部用光源8とから構成される。表示板5と突出部10とは一体に形成されている。
【0016】
計器装置は、液晶表示モジュール100にて自動車の速度を表示するデジタル表示部Zと、液晶表示モジュール100の左側に配設され、エンジン冷却水の水温を表示するアナログ表示部Yと、液晶表示モジュール100の右側に配設され、残燃料を表示するアナログ表示部Xとを備えたものである。
【0017】
見返し板6は、例えば黒色系の不透過性の合成樹脂からなり、各種表示部を露出し、それ以外の所要領域を隠蔽する露出用窓部61を有している。
【0018】
液晶表示モジュール100は、TFT(Thin Film Transistor)型と称される液晶表示素子を備え、自動車の速度を主に表示し、他にも車両状態、走行状況に応じた様々な情報に関する画像をフルカラーにて表示する。また、液晶表示モジュール100は、回路基板1とFPC(Flexible Printed Circuits)(図示せず)を介して電気的に接続され、入力信号に基づいて上記画像を表示するものである。
【0019】
回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、指針用光源7及び指標部用光源8と、例えば計器本体3の駆動制御を行うマイクロプロセッサーからなる駆動手段(図示せず)と、例えば抵抗及びコンデンサ等の各種回路部品(図示せず)とが前記配線パターンに導通接続されている。
【0020】
計器本体3は、可動磁石式計器又はステッピングモータからなり、その主要部が回路基板1の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターンに電気接続され、駆動軸2が回路基板1を貫通し前方に突出している。また、計器本体3は、回転軸線Rを中心軸として、指針4を回動させる。
【0021】
指針4は、合成樹脂からなり、駆動軸2の先端に連結され、その回転中心部には遮光性カバー45が装着されている。指針4は、指針用光源7からの光を受光面41から受光し、その上部の反射面42で指針先端部43へ反射し、指針先端部43の下面に設けられた赤色ホットスタンプ箔からなる反射層44にて発光する。
【0022】
以下では主にアナログ表示部X部について説明する。表示板5は、透光性樹脂からなる薄板平面状の基材からなり、その表裏に透光性着色層、遮光層及び光拡散層(いずれも図示しない)を印刷することによって形成される。また、表示板5は、燃料計の指標部51を有し、指標部51は、白色などの透光性インキにより燃料計のF目盛52a,中間目盛52b及びE目盛52cで構成される目盛部52並びにF文字,FUELマーク及びE文字で構成される文字マーク部53からなり、それぞれ表示板5の母材となる基材の前面及び後面に印刷し形成される。その背景部分は黒色などの遮光性インキにより地色部54を形成する。
【0023】
また、表示板5は、駆動軸2に対応した位置に貫通孔55を有し、この貫通孔55を通じて駆動軸2と指針4とが連結できるようになっている。このようにして、指針先端部43により目盛部52が指示されることで、燃料計の計測量(物理量)を表示する。
【0024】
指針用光源7は、例えば表面実装型のLED(Light Emitting Diode)からなり、駆動軸2の周りに複数個が近接配置され、先述した導光により指針4を照明し発光させる発光体である。指標部用光源8は、例えば表面実装型のLEDからなり、指標部51の下側に複数個が配置され、指標部51を直接又はケース体9の各部で反射して間接的に照明し発光させる発光体である。
【0025】
ケース体9は、例えば白色系の合成樹脂からなり、表示板5と回路基板1との間に位置して表示板5を支持する。またケース体9は、駆動軸2及び指針用光源7を囲むように囲い壁91と、囲い壁91の先端に囲い壁先端部92と、指標部用光源8と指標部51を囲むように外周囲い壁93とを有している。囲い壁91は、指針用光源7が発した照明光が指標部51側へ照射されることを防ぐと共に、指標部用光源8が発した照明光が指針4に入射することを防止している。
【0026】
囲い壁先端部92は、筒状で表示板5の前面へ突出し、指針用光源7が発した照明光を指針4に導くと共に、指針用光源7が発した照明光が指針4と表示板5との隙間から直接漏れ出ることを防止している。また、囲い壁先端部92は、筒状の外側位置にフック状の係止部(図示せず)を有し、貫通孔55をフックして表示板5を係止固定する。外周囲い壁93は、指標部用光源8が発した照明光が指標部51以外へ漏れ出ることを防止すると共に、指標部用光源8が発した照明光が表示板5へ向かう反射形状をしており、効率的に指標部51を照明できるようにしている。
【0027】
このような構成において、指針用光源7及び指標部用光源8が発光すると、指針用光源7から発せられた光によって指針4のみが照明され指針先端部43が線状に発光し、また指標部用光源8から発せられた光は指標部51にのみ導かれ、これらが適時発光する。
【0028】
次に、表示板5及び突出部10について更に詳述する。突出部10は、熱板圧空成形等の絞り加工により断面が下向きコの字状で表示板5の前面よりも前方に突出し、正面から視認した際に指針4の回動軌道に沿った円弧状に形成される。突出部10には目盛部52が印刷形成されており、この目盛部52は、回転軸線Rを中心軸とする仮想回転面P1上に位置する突部表示面10aに表示される。よって、目盛部52もまた指針4の回動軌道に沿った円弧状に配列されている。
【0029】
突部表示面10aは回路基板1に対して略平行に突出形成されている。つまり
図2、
図3に示すように指針4の回転平面と略平行になっており、指針4が回転しても指針先端部43と突部表示面10aの距離Hは変わらず一定である。つまり、距離Hは、指針4がF目盛52aの位置の時(
図3)も、E目盛52cの位置の時(
図2)も同じ高さに保たれる。このように形成されることで、指針4がどのような指示位置においても距離Hが変わらないため、運転者にとって視差による違和感の無い、判読性の優れた計器とする事が可能である。
【0030】
また、表示板5は、計測値の最大値であるF目盛52aの側が回路基板1の方へ斜めに傾いて配設されている。すなわち、回路基板1と表示板5との距離はE目盛52cの側よりもF目盛52aの側が近くなるように配設されている。つまり、
図3に示すように、回路基板1が垂直に配設される場合、表示板5は、F目盛52aの側が奥へ傾いている。
【0031】
このような関係から、F目盛52aの位置での突部表示面10aと基準面57との突部高さT1は、E目盛52cの位置の突部高さT2よりも高くなる。つまり、残量の多いF目盛52aから残量の少ないE目盛52cへ向かうに従い突部高さは、徐々に低くなるように形成されるので、実際の残量と突部高さの相関を取った計器として斬新な立体感演出を行うことが可能である。なお、突部表示面10aは、回路基板1に対し略平行としたが、回路基板1に対する表示板5の傾きよりも小さな傾きで形成されることで、同様の効果を得ることが可能である。
【0032】
以上のように残燃料を表示するアナログ表示部Xを説明したが、アナログ表示部Yは、デジタル表示部Zを挟んでアナログ表示部Xと左右対称に位置し、F目盛52aをHOT目盛(図のH目盛)、E目盛52cをCOOL目盛(図のC目盛)の構成に置き換えるだけである。また、各表示部は燃料計や水温計に限る必要は無く、他の計器、例えばエンジン回転数計又は瞬間燃費計等であってもよい。
【0033】
なお、表示板5は、液晶表示モジュール100の画面に相当する箇所にシームレス透過窓59を有する。また、表示板5は、先述したように傾いているため、運転者の背後から運転者前面の本計器装置に高強度の外光が入射した場合に反射光が運転者方向に跳ね返り難くなり、シームレス透過窓59が白ちゃけて見える虞が無いため表示の視認性が良い。またこれは、シームレス透過窓59がシームレスではなく孔開き仕様であった場合においても、液晶表示モジュール100の画面上において同様の効果が得られる。
【0034】
本発明の第2の実施形態を
図5にて説明する。計器装置は、表示板5とは別体部品の透光性樹脂からなる導光部材20を備えている。導光部材20は、表示板5の裏側に配設され、ケース体9により支持される。表示板5には、第1の実施形態のE目盛52cに相当する位置に目盛穴58を有する。
【0035】
導光部材20には、目盛穴58を貫通し、表示板5の前面に突き出す突出部21を有する。この突出部21もまた指標部用光源8の光により照明され発光する。また、導光部材20には、突出部21と同様にF目盛52aに相当する位置にF突出部(図示せず)、中間目盛52bに相当する位置に中間突出部(図示せず)を有する。ここでも表示板5は、本発明の第1の実施形態のように傾いて配設されている。また、突出部21の天面からなる目盛部21a及びその他の突出部の天面からなる目盛部(図示せず)は、指針4が回転しても指針先端部43との距離Hが変わらない位置にある。目盛部21aは、回転軸線Rを中心軸とする仮想回転面P2上に位置する。仮想回転面P2の断面は、回路基板1又は回転軸線Rに対して傾いている。
【0036】
このように形成されることにより、第1の実施形態と同様に運転者にとって視差による違和感の無い、判読性の優れた計器装置とすることが可能である。また、基準面57から目盛部21aまでの突部高さT3は、残量の多いF突出部へ向かうに従い徐々に高くなる。よって、前記第1の実施形態と同様に実際の残量と突部高さの相関を取った計器として斬新な立体感演出を行うことが可能である。
【0037】
本発明の第3の実施形態を
図6にて説明する。計器装置は、表示板5とは別体部品の不透光性樹脂からなる断面が台形状で表示板5の前面に突出し、正面から視認した際に指針4の回動軌道に沿った円弧状に形成されるリング部材30により形成される。リング部材30は、裏面に位置決めピン(図示せず)及びフック(図示せず)を有し、表示板5に位置決め固定される。また、リング部材30は、その表面をシルバー色の塗料により着色されている。
【0038】
また、リング部材30は、第1の実施形態のE目盛52cに相当する位置に孔部31を有する。この孔部31は表示板5を透過した指標部用光源8の光により照明され発光する。また、リング部材30は、孔部31と同様にF目盛52aに相当する位置にF孔部(図示せず)、中間目盛52bに相当する位置に中間孔部(図示せず)を有する。ここでも表示板5は、本発明の第1の実施形態のように傾いて配設されている。また、リング部材30の天面からなる目盛部30aは、指針4が回転しても指針先端部43との距離Hが変わらないように突出形成されている。目盛部30aは、回転軸線Rを中心軸とする仮想回転面P3上に位置する。仮想回転面P3の断面は、回路基板1又は回転軸線Rに対して傾いている。
【0039】
このように形成されることにより、第1の実施形態と同様に運転者にとって視差による違和感の無い、判読性の優れた計器とする事が可能である。また、基準面57から目盛部30aまでの突部高さT4は、残量の多いF孔部へ向かうに従い徐々に高くなる。よって、前記第1の実施形態と同様に実際の残量と突部高さの相関を取った計器として斬新な立体感演出を行うことが可能である。
【0040】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨の範囲において、種々の変形実施が可能である。たとえば、前述した第1の実施形態において文字マーク部53を基準面57に表示しているが、突出部10を文字マーク部53にまで拡張し、そこへ表示される構成でもよい。また、液晶表示モジュール100は、TFT型液晶に限定されるものではなく、マルチドット及びセグメントタイプのものであってもよく、単色表示及びフルカラー表示は問わない。また、液晶表示モジュール100は、EL(Electro Luminescence)モジュールであってもよい。また、照明手段である指針用光源7及び指標部用光源8としてLEDを用いていたが、他の照明手段であってもよい。
【符号の説明】
【0041】
1 回路基板
2 駆動軸
3 計器本体
4 指針
5 表示板
10 突出部
21 突出部
21a 目盛部
30 リング部材(突出部)
30a 目盛部
43 指示部
52 目盛部
100 液晶表示モジュール(表示器)
R 回転軸線
P1 仮想回転面
P2 仮想回転面
P3 仮想回転面