特許第6861225号(P6861225)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6861225適切なインプリシットビームフォーミング動作に関して無線周波数(RF)データパケット信号送受信機を試験するための方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6861225
(24)【登録日】2021年3月31日
(45)【発行日】2021年4月21日
(54)【発明の名称】適切なインプリシットビームフォーミング動作に関して無線周波数(RF)データパケット信号送受信機を試験するための方法
(51)【国際特許分類】
   H04B 17/15 20150101AFI20210412BHJP
   H04B 17/29 20150101ALI20210412BHJP
   H04B 7/06 20060101ALI20210412BHJP
   H04W 16/28 20090101ALI20210412BHJP
   H04W 24/06 20090101ALI20210412BHJP
   H04W 88/02 20090101ALI20210412BHJP
【FI】
   H04B17/15
   H04B17/29
   H04B7/06 150
   H04W16/28
   H04W24/06
   H04W88/02 150
【請求項の数】12
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2018-565386(P2018-565386)
(86)(22)【出願日】2017年5月5日
(65)【公表番号】特表2019-521596(P2019-521596A)
(43)【公表日】2019年7月25日
(86)【国際出願番号】US2017031305
(87)【国際公開番号】WO2018004824
(87)【国際公開日】20180104
【審査請求日】2020年4月21日
(31)【優先権主張番号】15/197,966
(32)【優先日】2016年6月30日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】507308186
【氏名又は名称】ライトポイント・コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】LitePoint Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100111235
【弁理士】
【氏名又は名称】原 裕子
(74)【代理人】
【識別番号】100195257
【弁理士】
【氏名又は名称】大渕 一志
(72)【発明者】
【氏名】オルガード、 クリスチャン ヴォルフ
(72)【発明者】
【氏名】シルター、 ローマン
(72)【発明者】
【氏名】ヒューン、 ミン−チャウ
(72)【発明者】
【氏名】アナスン、 カルステン
【審査官】 前田 典之
(56)【参考文献】
【文献】 特表2016−517206(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0307568(US,A1)
【文献】 特開2015−165662(JP,A)
【文献】 特開2010−109933(JP,A)
【文献】 特表2008−502231(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第101084666(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 17/15
H04B 7/06
H04B 17/29
H04W 16/28
H04W 24/06
H04W 88/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線周波数(RF)データパケット信号送受信機被試験装置(DUT)のインプリシットビームフォーミング動作を試験する方法であって、
マルチパスRF信号環境内で、複数のアンテナを介して、前記マルチパスRF信号環境内のDUT位置に配置されたDUTに受信されるように、複数の位相制御されたRF信号を送信するステップであって、
多方向RF試験信号として、前記複数の位相制御されたRF信号のうちの1つ以上を送信するステップと、
前記複数のアンテナの第1の部分を介して、長手方向信号軸が前記DUT位置に実質的に向かう第1の正方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF試験信号として、前記複数の位相制御されたRF信号の第1の部分を送信するステップと、
前記複数のアンテナの第2の部分を介して、長手方向信号軸が前記DUT位置に実質的に向かう第2の正方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF試験信号として、前記複数の位相制御されたRF信号の第2の部分を送信するステップと
を含む、ステップと、
前記マルチパスRF信号環境および前記複数のアンテナを介して、前記DUTによって送信された複数のRFデータパケット信号を受信するステップであって、
多方向RF DUT信号を受信するステップと、
前記複数のアンテナの前記第1の部分および第2の部分を介して、長手方向信号軸が前記複数のアンテナの前記第1の部分に実質的に向かう第1の逆方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、前記複数のRFデータパケット信号の第1の部分を受信するステップと、
前記複数のアンテナの前記第1の部分および第2の部分を介して、長手方向信号軸が前記複数のアンテナの前記第2の部分に実質的に向かう第2の逆方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、前記複数のRFデータパケット信号の第2の部分を受信するステップと
を含む、ステップと
を含む、方法。
【請求項2】
前記第1の正方向および逆方向は、実質的に平行であり、かつ第1の無線信号経路を規定し、
前記第2の正方向および逆方向は、実質的に平行であり、かつ第2の無線信号経路を規定し、
前記第1の無線信号経路および第2の無線信号経路は平行ではない、請求項1の方法。
【請求項3】
前記複数のアンテナの前記第1の部分および第2の部分を介して、長手方向信号軸が前記複数のアンテナの前記第1の部分に実質的に向かう第1の逆方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、前記複数のRFデータパケット信号の第1の部分を受信するステップは、前記複数のアンテナの前記第1の部分および第2の部分を介して、それぞれ、等しくない第1の信号強度および第2の信号強度を受信するステップを含み、
前記複数のアンテナの前記第1の部分および第2の部分を介して、長手方向信号軸が前記複数のアンテナの前記第2の部分に実質的に向かう第2の逆方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、前記複数のRFデータパケット信号の第2の部分を受信するステップは、前記複数のアンテナの前記第1の部分および第2の部分を介して、それぞれ、等しくない第3の信号強度および第4の信号強度を受信するステップを含む、請求項1の方法。
【請求項4】
前記第1の信号強度は、前記第2の信号強度より大きく、
前記第4の信号強度は、前記第3の信号強度より大きい、請求項3の方法。
【請求項5】
前記多方向RF試験信号は、ビームフォーミングされていないRF試験信号を含み、
前記第1の実質的に単一指向性のRF試験信号は、第1のビームフォーミングされたRF試験信号を含み、
前記第2の実質的に単一指向性のRF試験信号は、第2のビームフォーミングされたRF試験信号を含み、
前記多方向RF DUT信号は、ビームフォーミングされていないRF DUT信号を含み、
前記第1の実質的に単一指向性のRF DUT信号は、第1のビームフォーミングされたRF DUT信号を含み、
前記第2の実質的に単一指向性のRF DUT信号は、第2のビームフォーミングされたRF DUT信号を含む、請求項1の方法。
【請求項6】
前記マルチパスRF信号環境は、構造物の内部領域を含み、
前記構造物は、前記内部領域と外部領域とを規定し、前記外部領域に由来する電磁放射から前記内部領域を実質的に隔離するように構成される、請求項1の方法。
【請求項7】
無線周波数(RF)データパケット信号送受信機被試験装置(DUT)のインプリシットビームフォーミング動作を試験する方法であって、
複数のアンテナから、マルチパスRF信号環境内のDUT位置に配置されたDUTによって、複数の位相制御されたRF信号を受信するステップであって、
多方向RF試験信号として、前記複数の位相制御されたRF信号のうちの1つ以上を受信するステップと、
長手方向信号軸が前記複数のアンテナの第1の部分から前記DUT位置に実質的に向かう第1の正方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF試験信号として、前記複数の位相制御されたRF信号の第1の部分を受信するステップと、
長手方向信号軸が前記複数のアンテナの第2の部分から前記DUT位置に実質的に向かう第2の正方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF試験信号として、前記複数の位相制御されたRF信号の第2の部分を受信するステップと
を含む、ステップと、
前記マルチパスRF信号環境を介して、前記DUTによって、複数のRFデータパケット信号を送信するステップであって、
多方向RF DUT信号を送信するステップと、
長手方向信号軸が前記複数のアンテナの前記第1の部分に実質的に向かう第1の逆方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、前記複数のRFデータパケット信号の第1の部分を送信するステップと、
長手方向信号軸が前記複数のアンテナの前記第2の部分に実質的に向かう第2の逆方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、前記複数のRFデータパケット信号の第2の部分を送信するステップと
を含む、ステップと
を含む、方法。
【請求項8】
前記第1の正方向および逆方向は、実質的に平行であり、かつ第1の無線信号経路を規定し、
前記第2の正方向および逆方向は、実質的に平行であり、かつ第2の無線信号経路を規定し、
前記第1の無線信号経路および第2の無線信号経路は平行ではない、請求項7の方法。
【請求項9】
長手方向信号軸が前記複数のアンテナの前記第1の部分に実質的に向かう第1の逆方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、前記複数のRFデータパケット信号の第1の部分を送信するステップは、前記複数のアンテナの前記第1の部分および第2の部分に、それぞれ、等しくない第1の信号強度および第2の信号強度を送信するステップを含み、
長手方向信号軸が前記複数のアンテナの前記第2の部分に実質的に向かう第2の逆方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、前記複数のRFデータパケット信号の第2の部分を送信するステップは、前記複数のアンテナの前記第1の部分および第2の部分に、それぞれ、等しくない第3の信号強度および第4の信号強度を送信するステップを含む、請求項7の方法。
【請求項10】
前記第1の信号強度は、前記第2の信号強度より大きく、
前記第4の信号強度は、前記第3の信号強度より大きい、請求項9の方法。
【請求項11】
前記多方向RF試験信号は、ビームフォーミングされていないRF試験信号を含み、
前記第1の実質的に単一指向性のRF試験信号は、第1のビームフォーミングされたRF試験信号を含み、
前記第2の実質的に単一指向性のRF試験信号は、第2のビームフォーミングされたRF試験信号を含み、
前記多方向RF DUT信号は、ビームフォーミングされていないRF DUT信号を含み、
前記第1の実質的に単一指向性のRF DUT信号は、第1のビームフォーミングされたRF DUT信号を含み、
前記第2の実質的に単一指向性のRF DUT信号は、第2のビームフォーミングされたRF DUT信号を含む、請求項7の方法。
【請求項12】
前記マルチパスRF信号環境は、構造物の内部領域を含み、
前記構造物は、前記内部領域と外部領域とを規定し、前記外部領域に由来する電磁放射から前記内部領域を実質的に隔離するように構成される、請求項7の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の試験に関し、特に、適切なインプリシットビームフォーミング動作に関してこのような装置を試験することに関する。
【背景技術】
【0002】
今日の電子装置の多くが、接続および通信の両方の目的で無線信号技術を使用する。無線装置が電磁エネルギーを送受信するため、また2つ以上の無線装置は、それらの信号周波数および電力スペクトル密度により互いの動作が干渉し合う可能性を有するため、これらの装置およびそれらの無線信号技術は、様々な無線信号技術の規格の仕様を順守しなければならない。
【0003】
エンジニアは、このような無線装置を設計する場合、このような装置が、それらが含まれる無線信号技術の所定の規格ベースの仕様のそれぞれを満たす、またはしのぐことを確実にするように格別の注意を払う。さらに、これらの装置が後に大量に製造される場合、含まれる無線信号技術の規格ベースの仕様への順守を含み、製造上の欠陥が不適切な動作を生じさせないことを確実にするために、これらの装置を試験する。
【0004】
これらの装置を製造およびアセンブリ後に試験するために、現在の無線装置試験システムは、典型的には、各被試験装置(DUT)に試験信号を供給し、各DUTから受信した信号を解析するための試験サブシステムを利用する。一部のサブシステム(しばしば、「テスタ」と呼ばれる)は、DUTに送信される源信号、すなわち試験信号を供給するための1つ以上のベクトル信号発生器(vector signal generator,VSG)と、DUTによって生成された信号を解析するための1つ以上のベクトル信号解析器(vector signal analyzer,VSA)と、を備える。VSGによる試験信号の生成と、VSAによって行われる信号解析とは、一般に、それぞれが、異なる周波数範囲、帯域幅、および信号変調特性を有する様々な無線信号技術の規格を順守するために、様々な装置を試験するのに使用され得るように、(例えば、内部プログラマブルコントローラまたはパーソナルコンピュータなどの外部プログラマブルコントローラを使用することにより)プログラム可能である。
【0005】
無線装置の試験は、典型的には、無線装置の受信および送信サブシステムの試験を含む。テスタは、典型的には、DUTの受信サブシステムが適切に動作しているか否かを決定するために、例えば異なる周波数、電力レベル、および/または変調技術を使用して、所定の試験データパケット信号系列をDUTに送信する。同様に、DUTは、DUTの送信サブシステムが適切に動作しているか否かを決定するために、様々な周波数、電力レベル、および/または変調技術で、試験データパケット信号を送信する。
【0006】
IEEE802.11n規格および他のなんらかの無線規格に準拠する現在のWi−Fi装置は、範囲および性能を改善する策として、装置からより多くの信号エネルギーをアクセスポイントに集束させることによるビームフォーミングを利用できる。このような装置を製造する場合には、ビームフォーミング能力が試験される。1つの技法としては、導電性信号経路(例えば、装置のRFポートとテスタのRFポートとの間でRF信号を運ぶケーブル)を使用して、適切に動作する装置に、そのRFポートから放射される信号をビームフォーミングするようにその出力を変えることにより応答させるチャネル条件をシミュレーションすることが挙げられる。この応答は、テスタの信号解析サブシステムによって検出および測定され得る。しかし、導電性信号経路を使用して装置を試験する場合、装置のアンテナサブシステムが、試験の一部に含まれなくなる。よって、このような導電性ビームフォーミング試験は、部分的に組み立てられた装置の正しい動作を確認するが、完全に組み立てられた装置(すなわち、そのアンテナがある状態)が適切に動作し続けることについては確認しない。
【0007】
実世界の条件を使用して、完全に組み立てられた装置を試験するためには、装置のアンテナと試験システムのアンテナとの間で放射信号を実際に送信することになる。しかし、他の信号から隔絶するために、遮蔽された筐体内でこれを行うと、マルチパスリッチ環境に装置を置くことになる。
【0008】
したがって、マルチパスリッチ環境におけるビームフォーミング性能に関して、自らのアンテナを含み完全に組み立てられた装置をかなり高い再現性および精度で試験できるように、マルチパスの影響を制御するためのシステムおよび方法を提供することが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によれば、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機被試験装置(DUT)のインプリシットビームフォーミング動作を試験するための方法であって、多方向(例えば、レガシー)RF試験信号と、信号指向性パターンの異なる少なくとも2つの単一指向性(例えば、ビームフォーミングした)RF試験信号と、の組み合わせをDUTに送信するステップと、各信号に応答してDUTから受信した信号の信号強度を監視するステップと、を含む、方法。信号指向性パターンは、電磁的に遮蔽された筐体などのマルチパスRF信号環境内のDUTに、複数のアンテナ要素の別個のアレイを介して、複数の位相制御されたRF信号を送信することによって制御され得る。
【0010】
本発明の一実施形態によれば、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機被試験装置(DUT)のインプリシットビームフォーミング動作を試験するための方法は、
マルチパスRF信号環境内で、複数のアンテナを介して、マルチパスRF信号環境内のDUT位置に配置されたDUTに受信されるように、複数の位相制御されたRF信号を送信するステップであって、
多方向RF試験信号として、複数の位相制御されたRF信号のうちの1つ以上を送信するステップと、
複数のアンテナの第1の部分を介して、長手方向信号軸がDUT位置に実質的に向かう第1の正方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF試験信号として、複数の位相制御されたRF信号の第1の部分を送信するステップと、
複数のアンテナの第2の部分を介して、長手方向信号軸がDUT位置に実質的に向かう第2の正方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF試験信号として、複数の位相制御されたRF信号の第2の部分を送信するステップと、
を含む、ステップと、
マルチパスRF信号環境および複数のアンテナを介して、DUTによって送信された複数のRFデータパケット信号を受信するステップであって、
多方向RF DUT信号を受信するステップと、
複数のアンテナの第1の部分および第2の部分を介して、長手方向信号軸が複数のアンテナの第1の部分に実質的に向かう第1の逆方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、複数のRFデータパケット信号の第1の部分を受信するステップと、
複数のアンテナの第1の部分および第2の部分を介して、長手方向信号軸が複数のアンテナの第2の部分に実質的に向かう第2の逆方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、複数のRFデータパケット信号の第2の部分を受信するステップと、
を含む、ステップと、
を含む。
【0011】
本発明の別の実施形態によれば、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機被試験装置(DUT)のインプリシットビームフォーミング動作を試験するための方法は、
複数のアンテナから、マルチパスRF信号環境内のDUT位置に配置されたDUTによって、複数の位相制御されたRF信号を受信するステップであって、
多方向RF試験信号として、複数の位相制御されたRF信号のうちの1つ以上を受信するステップと、
長手方向信号軸が複数のアンテナの第1の部分からDUT位置に実質的に向かう第1の正方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF試験信号として、複数の位相制御されたRF信号の第1の部分を受信するステップと、
長手方向信号軸が複数のアンテナの第2の部分からDUT位置に実質的に向かう第2の正方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF試験信号として、複数の位相制御されたRF信号の第2の部分を受信するステップと、
を含む、ステップと、
マルチパスRF信号環境を介して、DUTによって、複数のRFデータパケット信号を送信するステップであって、
多方向RF DUT信号を送信するステップと、
長手方向信号軸が複数のアンテナの第1の部分に実質的に向かう第1の逆方向にある状態で、第1の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、複数のRFデータパケット信号の第1の部分を送信するステップと、
長手方向信号軸が複数のアンテナの第2の部分に実質的に向かう第2の逆方向にある状態で、第2の実質的に単一指向性のRF DUT信号として、複数のRFデータパケット信号の第2の部分を送信するステップと、
を含む、ステップと、
を含む。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】受信したレガシー(例えば、ビームフォーミングされていない)Wi−Fi信号およびビームフォーミングされた(BF)Wi−Fi信号の相対強度を示す。
図2】方向AおよびBに伝搬する装置からのTX信号が、それぞれ、アクセスポイントによって受信されたときに、より高い信号強度およびより低い信号強度となるように配置された、アクセスポイントおよび無線装置を有する、Wi−Fi信号環境を示す。
図3図3A−3Bは、ビームフォーミングが方向AおよびBを向くときに、(図2に示すように互いに配置された)アクセスポイントによって受信されたときの、装置からのレガシーTX信号およびビームフォーミングされたTX信号の相対強度を示す。
図4】本発明による、インプリシットビームフォーミング動作を試験するための例示的な試験環境を示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下の「発明を実施するための形態」は、添付の図面に関連する、本発明の例示的な実施形態に関するものである。このような記載は、説明のためのものであることが意図されており、本発明の範囲に関して限定するものではない。このような実施形態は、当業者が本発明を実施し得るのに十分に詳細に説明されており、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、一部が変形された他の実施形態を実施し得るということが理解されよう。
【0014】
本発明の開示を通じて、文脈から、明確な反対の指示がなければ、説明される個々の回路要素は、数が単数であっても複数であってもよいことが理解されよう。例えば「回路(circuit)」および「回路構成(circuitry)」という用語は、単一の構成要素または複数の構成要素のいずれかを含んでもよく、それらは、説明される機能を提供するように、能動的および/または受動的であり、かつ(例えば、1つ以上の集積回路チップとして)互いに接続される、または他の方法で結合され得る。加えて、「信号」という用語は、1つ以上の電流、1つ以上の電圧、またはデータ信号を指し得る。図面内では、類似または関連する要素は、類似または関連する英字、数字、または英数字の符号を有する。さらに、本発明は、(好ましくは、1つ以上の集積回路チップの形態である)個別の電子回路構成を使用する実施例という文脈で説明されているが、このような回路構成の任意の部分の機能を、代替的に、処理される信号周波数またはデータ速度に応じて、1つ以上の適切にプログラムされたプロセッサを使用して実施することができる。さらに、図面が様々な実施形態の機能ブロックの図を例示する範囲において、機能ブロックは、ハードウェア回路構成間の境界を必ずしも示していない。
【0015】
携帯電話、スマートフォン、タブレットなどの無線装置は、規格ベースの技術(例えば、IEEE802.11a/b/g/n/ac、3GPP LTE、およびBluetooth(登録商標))を利用する。これらの技術の基礎となる規格は、信頼性のある無線接続および/または通信を提供するように設計される。規格は、エネルギー効率が良くなるように、かつ無線スペクトルに隣接する、または無線スペクトルを共有する同じまたは他の技術を使用する装置間の干渉を最小化するように一般的に設計された、物理的かつ高水準の仕様を規定する。
【0016】
これらの規格により規定された試験は、そのような装置が規格で規定された仕様に準拠するように設計されることと、製造された装置がそれらの規定された仕様に準拠し続けることと、を確実にすることが意図されている。ほとんどの装置は、少なくとも1つ以上の受信機と送信機とを含む送受信機である。よって、試験は、受信機と送信機との両方が準拠しているか否かを確認することが意図される。DUTの受信機または複数の受信機の試験(RX試験)は、典型的には、受信機に試験パケットを送信する試験システム(テスタ)と、DUT受信機がそれらの試験パケットに対してどのように応答したかを判定するなんらかの策と、を含む。DUTの送信機の試験(TX試験)は、送信機に、パケットを試験システムへ送信させることによって行われ、次いで、試験システムは、DUTによって送信された信号の物理的特性を評価する。
【0017】
以下に詳細に検討するように、本発明の例示的な実施形態によれば、マルチパスリッチ環境において放射信号を使用して無線装置(DUT)を試験するための方法が提供される。TX試験を行う際には、例えば、DUTに受信されるように個々の位相制御された信号を放射し、DUTからビームフォーミングされた信号を受信することによって、マルチパスの影響を低減するように、複数のアンテナアレイが遮蔽された筐体の内側にある状態で、インプリシットビームフォーミングが使用される。その結果、ビームフォーミング前に、DUTのビームフォーミング性能をその信号と比較して、ビームフォーミングがなされていないレガシー信号に対する、所望の方向、すなわちビームフォーミングされた方向における信号強度の予期される増大と、所望ではない方向、すなわちビームフォーミングされていない方向における信号強度の低下と、を確認できる。次いで、以前の所望ではない方向からの信号をDUTに受信させ、それに応答して、その方向へのビームフォーミングを実行することによって、最終的な確認を行うことができる。DUTが新たにビームフォーミングされた信号を送信すると、そのような応答信号は、ここで、レガシー信号に比べて信号強度の増大を示す。
【0018】
上記のように、無線装置技術は、基地局などのアクセスポイントへ装置から運ばれる信号の雑音に対する信号レベルを改善する策としてビームフォーミングを含むように進歩した。アクセスポイントから信号を受信する装置が、装置とアクセスポイントとの間に存在する信号経路、すなわち「チャネル」の一部の態様を決定でき、所望の方向に(例えば、より直接的にアクセスポイントに向かって)信号強度を増大させるように、その複数の送信機およびアンテナによって放射された信号に対してなんらかの変更を行うことができる。また、1つの方向を向くビームフォーミングされた信号は、一般に、他の方向では信号強度が低下する。よって、ビームフォーミングを利用可能な適切に動作する装置は、ビームフォーミングを適用していない同じ送信機電力の信号の信号強度に比べて、向けられた方向、すなわちビームフォーミング方向の信号強度が増大した信号を生成すると同時に、他の方向の信号強度が低下した信号を生成する。
【0019】
図1を参照すると、信号強度が、ビームフォーミングを適用する前に測定され(例えば、典型的には無指向性の信号強度を有するレガシー信号)、次いで、ビームフォーミングを適用した状態で、所望の方向沿いから測定された場合、測定された信号強度は増大する。図示のように、DUTは、一部分がビームフォーミングされておらず(例えば、レガシー)、その後の別の部分がビームフォーミングされた信号を送信できる。
【0020】
図2を参照すると、無線装置のインプリシットビームフォーミング動作を試験するための方法が、2種類、すなわちインプリシットおよびエクスプリシットという送信信号のビームフォーミング実装形態、より具体的にはインプリシットビームフォーミングを規定する、IEEE802.11n規格の一部を利用している。周知のように、この規格は、チャネル状態情報(channel state information,CSI)が決定され得る、信号経路、すなわちチャネルの「サウンディング」のプロセスを規定する。サウンディングパケットはまた、この目的ために使用され得る。インプリシットフィードバック送信ビームフォーミングは、送信機と受信機との間のチャネルが相互的であること、すなわち、上りリンク方向と下りリンク方向との両方において実質的に同じ信号伝播特性を有することに基づく。(インプリシットビームフォーミングのさらなる検討は、米国特許出願第14/461573号明細書に見出すことができ、同文献の開示は、参照により本明細書に組み込まれる。)しかし、本発明によれば、試験は、信号強度の定量的なレベルよりも定性的なレベルについて関心を向けているため、このような相互性は必須ではない。送信信号源は、IEEE802.11規格による標準パケットであるトレーニング要求信号(training request signal,TRQ)を送信し、応答のサウンディングパケットをリッスンする。サウンディングパケットを受信すると、信号源は、受信信号経路、すなわちチャネルについてCSIを推定し、宛先の装置への後続の信号送信を送信方向にステアリングするのに使用するためのステアリング行列(例えば、装置の複数のアンテナによって放射された信号の位相に重み付けするための値)を計算する。
【0021】
典型的な動作環境10において、周知の原理および技法により、アクセスポイント(AP)12およびDUT 14は、MIMO(多入力多出力(multiple input、multiple output))装置が、データパケット信号を介して互いに通信する、複数のアンテナ13(例えば、少なくとも2つのアンテナ13a、13b)、15(例えば、少なくとも2つのアンテナ15a、15b)を有する。DUT 14によるビームフォーミングがない場合、その放射信号、例えばレガシー信号は、無指向性放射パターン17を有し、その信号送信の実効中心20から半径方向外向きに広がるすべての場所に対して実質的に等しい信号強度を供給する。しかし、ビームフォーミングを適用した場合、信号強度は、著しく高い指向性で強まる。例えば、方向Aに沿ってビームフォーミングを適用した状態で、DUT 14によって送信された信号エネルギーは、図示のような長手方向軸21aaを有する実効放射パターン21aを生成する。同様に、別の方向Bに沿ってビームフォーミングを適用した状態で、DUT 14によって送信された信号エネルギーは、方向Bに沿った指向性を有する長手方向軸21baを有する実効放射パターン21bを生成する。
【0022】
当業者には容易に理解されるように、これらの実効放射パターン21a、21b(これは、実際、実質的に単一指向性であり、それらの「方向」がそれらの長手方向軸によって規定されている)が、信号環境内の複数の信号の受信領域内で生じる信号の建設的干渉の結果である。例えば、その複数のアンテナ15a、15bから同様のRF信号を、送信RF信号間で互いの位相差を適切に制御しながら送信することによって、信号がAP 12の各アンテナ13a、13bに到着したときに結果として得られる信号間の相互干渉は、建設的または相殺的のいずれかとなり、それによって、それぞれ、受信した実効信号強度(例えば、受信した信号電力)が、送信信号の位相を制御していない場合の受信した信号強度より大きい、または小さくなる。(この例は、DUT 14およびAP 12における2つのアンテナの使用を含むが、ここで説明する原理により、DUT 14およびAP 12において、より多数のアンテナ、ならびに異なる数のアンテナを使用できる。)
【0023】
このように、図示のようにAP 12およびDUT 14を配置することにより、DUT 14が方向Aに沿ってビームフォーミングを適用した状態で送信する場合に、AP 12によって受信される信号の信号強度は、無指向性レガシー信号の受信の際に受信された信号の信号強度より強くなる。反対に、方向Bに沿ってビームフォーミングを適用した状態では、アクセスポイントによって受信される信号の信号強度は、無指向性レガシー信号の受信の際に受信された信号の信号強度未満になる。
【0024】
図3A図3Bを参照すると、受信された信号強度におけるこれらの差は、図示のように表され得る。例えば、図3Aを参照すると、上述のように、方向Aに沿ってビームフォーミングを適用した状態では、アクセスポイント12によって受信される信号の強度は、無指向性レガシー信号の受信の際に受信された信号の強度より大きい。図3Bを参照すると、方向Bに沿って、例えばアクセスポイント12に向かう方向Aとは実質的に異なる方向に、ビームフォーミングを適用した状態では、アクセスポイント12によって受信される信号の強度は、無指向性レガシー信号の強度より小さい。
【0025】
図4を参照すると、本発明による、試験するための試験環境40は、DUT 46とアンテナアレイ48とを収容する内部領域44を規定する遮蔽された筐体42を備える。遮蔽された筐体42の構造は、内部領域44と外部領域とを規定し、周知の原理および技法により、外部領域に由来する電磁放射から内部領域44を実質的に隔離するように構成される。
【0026】
アンテナアレイ48は、少なくとも2つのサブアレイ48a、48bを含み、少なくとも2つのサブアレイ48a、48bのそれぞれが、複数のアンテナ要素49a、49bを含み、複数のアンテナ要素49a、49bのそれぞれが、それぞれの位相制御されたRF信号(以下に詳述)を供給されて、放射信号のそれぞれのセット47a、47bを生成し、それぞれの一式の放射信号47a、47bのそれぞれが、複数の放射信号45a、45bを含み、複数の放射信号45a、45bのうちの少なくとも一部が、遮蔽された筐体42の内部44の反射信号特性によって生じるマルチパスの影響をオフセットする、または他の方法で補償するために、互いに異なる信号位相を有する。
【0027】
遮蔽された筐体42の外側にある試験機器は、1つ以上のテスタ50a、50bと、コントローラ60と、を含み得る。テスタ50aのうちの1つ(または単一のテスタ50の一部分)は、信号源(例えば、VSG)52aと、信号解析サブシステム(例えば、VSA)54aと、信号ルーティング回路構成56aと、信号複製および位相制御回路構成58aと、を備える。他方のテスタ50b(または単一のテスタ50の他の部分)は、信号源52bと、信号解析サブシステム54bと、信号ルーティング回路構成56bと、信号複製および位相制御回路構成58bと、を同様に備える。
【0028】
(例えば、RF信号結合/分割回路構成またはスイッチング回路構成として実施される)信号ルーティング回路構成56a、56bは、共有信号経路57a、57bを介する信号複製および位相制御回路構成58a、58bへの源信号53a、53bのルーティングを制御する。ルーティング回路構成56a、56bはまた、共有信号経路57a、57bを介して、入ってくるRF信号を受信し、これらの入ってくる信号55a、55bを、信号解析サブシステム54a、54bへ運ぶ。信号複製および位相制御回路構成58a、58bは、源信号53a、53bを複数の複製信号へと複製し、複製信号のそれぞれは、アンテナサブアレイ48a、48bのそれぞれに、複数の個別に位相制御されたRF信号のセット59a、59bを供給するように制御された、それぞれの信号位相を有する。テスタサブシステム52、54、56、58のそれぞれが、コントローラ60から供給された制御信号のセット61からの1つ以上のそれぞれの制御信号によって制御される。(遮蔽された筐体内にある無線装置の試験のさらなる検討は、米国特許第8811461号明細書、および同第8917761号明細書、ならびに米国特許出願第13/839162号明細書、同第13/839583号明細書、および同第13/912423号明細書に見出すことができ、これらの文献の開示は、参照により本明細書に組み込まれる。)
【0029】
動作の際、第1の信号源52aは、複数の複製された源信号59aを生成するために複製された共通の源信号53aを供給し、源信号53aのそれぞれは、個別に位相制御され、第1のアンテナサブアレイ48aのアンテナ要素49aのそれぞれ1つによって送信される。アンテナ要素49aに供給される信号の位相調整の適切な選択を通じて、(例えば、図2に示されているような所望の方向Aおよび所望ではない方向Bに)DUT 46に送信するための信号のセット47aを生成するようにして、遮蔽された筐体42内におけるマルチパスの影響および相殺的干渉を補償できる。同様に、このような信号複製および位相制御は、第2の信号源52bおよび第2の共通の源信号53bを使用して、第2のアンテナサブアレイ48bのアンテナ要素49bを駆動する、位相制御された信号59bを生成することにより実施され得る。その結果、著しく指向性の異なる状態の長手方向軸に沿った信号パターンを実際に有する信号47a、47bは、好ましい方向と好ましくない方向とに沿ってDUTによって受信されるように、信号を生成でき、その結果、受信した信号強度は、それぞれ、レガシー(無指向性)信号により受信した信号強度より高くおよび低くなる。これらの信号の受信後、DUT 46は、ビームフォーミングされた応答TX信号を供給するように、その信号送信特性を調整することによって応答する。
【0030】
例えば、DUT 46は、レガシーTRQ信号を送信することによって開始でき、これに対し、第1のテスタ50aが、サウンディングパケットを含むレガシー信号で応答する。DUT 46は、サウンディングパケットを使用して、(DUT 46と第1のアンテナサブアレイ48aとの間の実行信号経路の)CSIを推定し、次いで、これを、DUT 46によって受信されるように、(例えば、図2に示すように方向Aに沿って)実効指向性を有する信号セット47aを生成するために、位相制御された信号の第1のセット59aの個々の位相を制御するのに使用するために、テスタ50aに送信して返す。位相制御された信号45aを生成するためのCSIのこのような使用により、DUT 46による受信の際に信号の建設的干渉がもたらされ、それによって、受信信号強度がより強くなる。これに応じて、DUT 46は、レガシー信号を最初に送信し、次に図3Aに示す相対信号強度を有し、(逆方向において典型的に実質的に同様の信号経路特性に起因して)同様の信号の建設的干渉を有するビームフォーミングされた信号を同じ指向性軸に沿って送信してもよく、これは、第1のアンテナサブアレイ48aを介して受信され、第1の信号解析サブシステム54aによって測定される。一方、DUTによって行われるビームフォーミングが、DUT 46と第1のアンテナサブアレイ48aとの間の実効信号経路を向いていることから、DUT 46からのこの応答信号は、図3Bに示す相対信号強度を有し、これは、第2のアンテナサブアレイ48bを介して受信され、第2の信号解析サブシステム54bによって測定される。DUT 46による適切なビームフォーミング動作をさらに確認するために、DUT 46と第2のテスタ50bとの間でTRQを含むレガシー信号とサウンディングパケットとを交換することによって、このプロセスを繰り返すことができ、ここで、向けられた方向は、図3Aに示す相対受信信号強度を有する、DUT 46と第2のアンテナサブアレイ48bとの間の第2の実効信号経路であり、向けられていない方向は、図3Aに示す相対受信信号強度を有する、DUT 46と第1のアンテナサブアレイ48aとの間の第1の実効信号経路である。その結果、DUT 46側での適切なビームフォーミング動作の確認が、その複数のアンテナおよびアンテナ接続の適切な動作の確認を含み、完全に組み立てられたDUTについて確認され得る。
【0031】
本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、本発明の構造および動作方法における様々な他の修正および変更が当業者には明らかなはずである。特定の好ましい実施形態に関連して本発明を説明してきたが、特許請求の範囲で請求する本発明は、このような特定の実施形態に不当に限定されるべきではないことを理解されたい。以下の「特許請求の範囲」が本発明の範囲を定義することと、これらの特許請求の範囲およびその均等物の範囲内の構造および方法がこれによって包含されることと、が意図されている。
図1
図2
図3
図4