【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の例では、医療装置において使用するための止血弁は、医療装置のハブ本体内に配置されるように構成されている略円柱状の本体を備えている。本体は基端面および先端面を有している。基端面は、本体の直径中心に向かって傾斜した表面を有するテーパ状中央領域を含んでおり、先端面は、先端方向に延びている湾曲状中央領域を含んでいる。
【0005】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、本体がシリコーンエラストマーを含んでいる。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、本体が液体シリコーンゴム(LSR)を含んでいる。
【0006】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、本体が強化耐引裂性(ETR)シリコーンエラストマーを含んでいる。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、止血弁は、本体に形成されているとともに、テーパ状中央領域と湾曲状中央領域との間において本体内を少なくとも部分的に貫通している1つまたは複数のスリットをさらに備えている。
【0007】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、1つまたは複数のスリットが交差状貫通スリット(CST)構造を有するように形成されている。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、1つまたは複数のスリットが交差状部分スリット(CSP)構造を有するように形成されている。
【0008】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、1つまたは複数のスリットが星型貫通スリット(SST)構造を有するように形成されている。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、テーパ状中央領域が、補助医療装置を本体の直径中心に案内するように構成されている。
【0009】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、本体がフランジ状外周部をさらに有しており、フランジ状外周部が止血弁組立体のハブ本体と係合するように構成されている。
【0010】
別の例では、止血弁組立体は、空隙を画定しているハブ本体と、ハブ本体から先端方向に延びている張力緩和部と、ハブ本体の先端に連結されているエンドキャップと、ハブ本体の空隙内に配置されているとともに、ハブ本体とエンドキャップとの間に連結されている止血弁とを備えている。止血弁は略円柱状の弁本体を有しており、弁本体は、弁本体の直径中心に向かって傾斜した表面を有しているテーパ状中央領域を含んでいる基端面と、先端方向に延びている湾曲状中央領域を含んでいる先端面とを有している。
【0011】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、弁本体がシリコーンエラストマーを含んでいる。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、弁本体が液体シリコーンゴム(LSR)を含んでいる。
【0012】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、弁本体が強化耐引裂性(ETR)シリコーンエラストマーを含んでいる。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、止血弁組立体は、弁本体に形成されているとともに、テーパ状中央領域と湾曲状中央領域との間において弁本体内を少なくとも部分的に貫通している1つまたは複数のスリットをさらに備えている。
【0013】
別の例では、医療装置において使用するための止血弁は、医療装置のハブ本体内に配置されるように構成されている略円柱状の本体を備えている。本体は基端面および先端面を有している。基端面は、本体の直径中心に向かって傾斜した表面を有するテーパ状中央領域を含んでおり、先端面は、先端方向に延びている湾曲状中央領域を含んでいる。
【0014】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、本体がシリコーンエラストマーを含んでいる。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、本体が液体シリコーンゴム(LSR)を含んでいる。
【0015】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、本体が強化耐引裂性(ETR)シリコーンエラストマーを含んでいる。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、止血弁は、本体に形成されているとともに、本体のテーパ状中央領域と湾曲状中央領域との間において本体を少なくとも部分的に貫通している1つまたは複数のスリットをさらに備えている。
【0016】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、1つまたは複数のスリットが交差状貫通スリット(CST)構造を有するように形成されている。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、1つまたは複数のスリットが交差状部分スリット(CSP)構造を有するように形成されている。
【0017】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、1つまたは複数のスリットが星型貫通スリット(SST)構造を有するように形成されている。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、テーパ状中央領域が、補助医療装置を本体の直径中心に案内するように構成されている。
【0018】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、本体がフランジ状外周部をさらに有しており、フランジ状外周部が止血弁組立体のハブ本体と係合するように構成されている。
【0019】
別の例では、止血弁組立体は、空隙を画定しているハブ本体と、ハブ本体から先端方向に延びている張力緩和部と、ハブ本体の先端に連結されているエンドキャップと、ハブ本体の空隙内に配置されているとともに、ハブ本体とエンドキャップとの間に連結されている止血弁とを備えている。止血弁は略円柱状の弁本体を有しており、弁本体は、弁本体の直径中心に向かって傾斜した表面を有しているテーパ状中央領域を含んでいる基端面と、先端方向に延びている湾曲状中央領域を含んでいる先端面とを有している。
【0020】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、弁本体がシリコーンエラストマーを含んでいる。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、弁本体が液体シリコーンゴム(LSR)を含んでいる。
【0021】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、弁本体が強化耐引裂性(ETR)シリコーンエラストマーを含んでいる。
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、止血弁組立体は、弁本体に形成されているとともに、テーパ状中央領域と湾曲状中央領域との間において弁本体内を少なくとも部分的に貫通している1つまたは複数のスリットをさらに備えている。
【0022】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、弁本体がフランジ状外周部をさらに有しており、フランジ状外周部がハブ本体の連結溝と係合するように構成されている。
【0023】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、弁本体が、基端面に形成されている第1の環状溝と、先端面に形成されている第2の環状溝とをさらに有している。第1の環状溝は、エンドキャップの連結構造と係合するように構成されており、第2の環状溝は、ハブ本体の連結構造と係合するように構成されている。
【0024】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、テーパ状中央領域が、医療装置を弁体の直径中心に案内するように構成されている。
別の例では、止血弁組立体は、空隙を画定しているハブ本体と、ハブ本体から先端方向に延びている張力緩和部と、ハブ本体の先端に連結されているエンドキャップと、ハブ本体の空隙内に配置されているとともに、ハブ本体とエンドキャップとの間に連結されている止血弁とを備えている。止血弁は略円柱状のエラストマー弁本体を有しており、弁本体は、基端面と、先端面と、基端面において弁本体の直径中心に向かって傾斜した表面を有しているテーパ状中央領域と、先端面において先端方向に延びている湾曲状中央領域と、基端面に形成されている第1の環状溝と、先端面に形成されている第2の環状溝と、フランジ状外周部とを有している。
【0025】
上記の例のいずれかに代えてまたは加えて、別の例では、止血弁は、弁本体に形成されているとともに、テーパ状中央領域と湾曲状中央領域との間において弁本体を少なくとも部分的に貫通している1つまたは複数のスリットをさらに備えている。
【0026】
いくつかの例示的実施形態の上記概要は、開示された各実施形態または本発明の全ての実施を説明することを意図していない。
本発明は、添付の図面を参照して以下の様々な実施形態の詳細な説明を考慮することによって完全に理解される。