特許第6862487号(P6862487)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6862487
(24)【登録日】2021年4月2日
(45)【発行日】2021年4月21日
(54)【発明の名称】エラー訂正回路を有するメモリ
(51)【国際特許分類】
   G06F 11/10 20060101AFI20210412BHJP
【FI】
   G06F11/10 648
【請求項の数】10
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-62934(P2019-62934)
(22)【出願日】2019年3月28日
(65)【公開番号】特開2020-161074(P2020-161074A)
(43)【公開日】2020年10月1日
【審査請求日】2019年3月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】512167426
【氏名又は名称】華邦電子股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Winbond Electronics Corp.
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】230118913
【弁護士】
【氏名又は名称】杉村 光嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100134577
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 雅章
(72)【発明者】
【氏名】門脇 卓也
【審査官】 井上 宏一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−235642(JP,A)
【文献】 特開2008−217916(JP,A)
【文献】 特開2008−262710(JP,A)
【文献】 特開2003− 77294(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 11/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エラー訂正回路を有し、第一部分データ及び第二部分データを含む特定データの読み出し又は書き込みを許容するメモリであって、
前記第一部分データのエラー訂正を実行して、書き込みモードにおいて第一部分書き込みデータを生成させ又は読み出しモードにおいて第一部分読み出しデータを受信する第一エラー訂正回路と、
前記第二部分データのエラー訂正を実行して、前記書き込みモードにおいて第二部分書き込みデータを生成させ又は前記読み出しモードにおいて第二部分読み出しデータを受信する第二エラー訂正回路と、
複数のメモリセル列と、
それぞれ前記複数のメモリセル列に結合され、前記第一エラー訂正回路と前記第二エラー訂正回路に結合される複数の検出駆動回路と、を含み、
前記書き込みモードにおいて、前記複数の検出駆動回路は、それぞれ前記第一部分書き込みデータの複数の第一部分書き込みビットを受信し、それぞれ前記第二部分書き込みデータの複数の第二部分書き込みビットを受信し、各前記検出駆動回路は、対応する第一部分書き込みビットと第二部分書き込みビットを結合させて、対応するメモリセル列を書き込み、
前記読み出しモードにおいて、前記複数の検出駆動回路は、それぞれ前記複数のメモリセル列の保存されたデータを検出して、前記複数の第一部分読み出しデータと前記複数の第二部分読み出しデータを生成させるメモリ。
【請求項2】
前記複数のメモリセル列は、第一エラー訂正コードメモリセル列と、第二エラー訂正コードメモリセル列と、を含み、前記第一エラー訂正コードメモリセル列と前記第二エラー訂正コードメモリセル列は、いずれも前記第一部分書き込みデータにおける第一エラー訂正コードの一部分と前記第二部分書き込みデータにおける第二エラー訂正コードの一部分を保存し、前記第一エラー訂正コードメモリセル列及び前記第二エラー訂正コードメモリセル列は、隣接して配置され、前記複数のメモリセル列は、複数の第一データコードメモリセル列と複数の第二データコードメモリセル列を更に含み、前記複数の第一データコードメモリセル列は隣接して配置され、前記第一エラー訂正コードメモリセル列の第一側に配置され、前記複数の第二データコードメモリセル列は隣接して配置され、前記第二エラー訂正コードメモリセル列の第二側に配置され、前記第一側と前記第二側は対向する請求項1に記載のメモリ。
【請求項3】
各前記メモリセル列は、相互に直列に結合される複数のメモリセルブロックを含み、各前記メモリセルブロックは、
ワード線に制御される複数のメモリセルと、
前記複数のメモリセルにおける複数の第一メモリセルの複数の第一ビット線に結合される第一ビット線センサと、
選択信号に基づき、前記複数の第一ビット線から選択された複数の第一選中ビット線を対応する前記検出駆動回路に結合させる複数の第一選択スイッチと、
前記複数のメモリセルの複数の第二メモリセルにおける複数の第二ビット線に結合される第二ビット線センサと、
前記選択信号に基づき、前記複数の第二ビット線から選択された複数の第二選中ビット線を対応する前記検出駆動回路に結合させる複数の第二選択スイッチと、を含み、
前記複数の第一メモリセルと前記複数の第二メモリセルは交互に配列している請求項1に記載のメモリ。
【請求項4】
各前記メモリセルブロックは、前記ワード線に結合され、ワード線信号を生成させるためのワード線ドライバを更に含む請求項3に記載のメモリ。
【請求項5】
前記第一部分書き込みデータと前記第二部分書き込みデータのビット数は同じであり、前記第一部分読み出しデータと前記第二部分読み出しデータのビット数は同じである請求項1〜4のいずれか一項に記載のメモリ。
【請求項6】
前記メモリは、前記複数のメモリセル列と前記複数の検出駆動回路に結合され、前記書き込みモードにおいて、前記複数の第一部分書き込みビットと前記複数の第二部分書き込みビットが対応するメモリセル列のアドレスを指定し、前記書き込みモードにおいて、前記複数の第一部分読み出しデータと前記複数の第二部分読み出しデータが対応するメモリセル列のアドレスを指定するアドレスデコード回路を更に含む請求項1〜4のいずれか一項に記載のメモリ。
【請求項7】
各前記メモリセルは、
前記第一ビット線センサに結合されるトランジスタと、
前記トランジスタと基準電位端との間に結合されるコンデンサと、を含む請求項3に記載のメモリ。
【請求項8】
前記読み出しモードにおいて、各前記検出駆動回路は、対応するメモリセル列から少なくとも2ビットの保存されたデータを検出する請求項1〜4のいずれか一項に記載のメモリ。
【請求項9】
各前記検出駆動回路は、前記少なくとも2ビットの保存されたデータを少なくとも1ビットの第一部分読み出しデータと少なくとも1ビットの第二部分読み出しデータに分割する請求項8に記載のメモリ。
【請求項10】
各前記第一エラー訂正コードと各前記第二エラー訂正コードはいずれも少なくとも2ビットである請求項2に記載のメモリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メモリ回路に関し、特に、エラー訂正回路を有するメモリに関する。
【背景技術】
【0002】
エラー訂正コード(Error−correcting code, ECC)回路は、ダイナミックRAM(Dynamic Random Access Memory,DRAM)チップ上に集積される。2ビットエラーのエラー訂正能力を有するエラー訂正コード回路は、大きな回路面積と長いエラー訂正時間を必要とし、1ビットエラーのエラー訂正能力を有するエラー訂正コード回路を主に使う。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
図1を参照すると、メモリ100は、第一エラー訂正回路ECC1と、第二エラー訂正回路ECC2と、複数のメモリセル列MCCと、複数の検出駆動回路SDと、を含む。ここで、第一エラー訂正回路ECC1と第二エラー訂正回路ECC2はいずれも1ビットエラーのエラー訂正能力を有する。各メモリセル列MCCは、複数の相互に直列のメモリセルブロックMCを含み、各メモリセルブロックMCも複数のメモリセル(不図示)を含む。複数の検出駆動回路SDは、それぞれ複数のメモリセル列MCCに結合され、各検出駆動回路SDは、第一エラー訂正回路ECC1又は第二エラー訂正回路ECC2に結合される。図1を例とすると、メモリ100の左半分側に位置する複数の検出駆動回路SDは、第一エラー訂正回路ECC1に結合され、メモリ100の右半分側に位置する複数の検出駆動回路SDは、第二エラー訂正回路ECC2に結合される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
隣接するメモリセルが共に故障が生じた場合、故障が生じた隣接するメモリセルは、同じエラー訂正回路に結合されており、エラー訂正回路(例えば第一エラー訂正回路110)は、複数のビットのエラーを正確に訂正することはできない。前述の問題を回避するために、周知の技術では、当業者は、代替のエラー訂正回路のメモリを用いており、回路面積が大きくなり、製造コストが増加していた。
【0005】
上述の問題に鑑みて、本発明は、隣接するメモリセルが故障を生じたことによる2ビットエラーの状況に対応するエラー訂正回路を有するメモリを提出する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、第一エラー訂正回路と、第二エラー訂正回路と、複数のメモリセル列と、複数の検出駆動回路と、を含むエラー訂正回路を有するメモリを提供する。ここで、第一エラー訂正回路は、第一部分データのエラー訂正を実行して、第一部分書き込みデータ又は第一部分読み出しデータを生成させる。第二エラー訂正回路は、第二部分データのエラー訂正を実行して、第二部分書き込みデータ又は第二部分読み出しデータを生成させる。複数の検出駆動回路は、それぞれ複数のメモリセル列に結合され、第一エラー訂正回路と第二エラー訂正回路に結合される。書き込みモードにおいて、複数の検出駆動回路は、それぞれ第一部分書き込みデータの複数の第一部分書き込みビットを受信し、それぞれ第二部分書き込みデータの複数の第二部分書き込みビットを受信する。各前記検出駆動回路は、対応する第一部分書き込みビットと第二部分書き込みビットを結合させて、対応するメモリセル列を書き込む。読み出しモードにおいて、複数の検出駆動回路は、それぞれ複数のメモリセル列の保存されたデータを検出して、複数の第一部分読み出しデータと前記複数の第二部分読み出しデータを生成させる。
【0007】
上述に基づき、隣接する2つのメモリセルは、それぞれ第一エラー訂正回路及び第二エラー訂正回路に接続される。前記隣接する2つのメモリセルが故障して読み出しエラーの時、第一エラー訂正回路は、1つの読み出しエラーしか存在せず、同様に、第二エラー訂正回路も、1つの読み出しエラーしか存在せず、第一エラー訂正回路と第二エラー訂正回路に1ビットエラーに対応し、エラー訂正を行う。
【0008】
本発明の上述した特徴と利点を更に明確化するために、以下に、実施例を挙げて図面と共に詳細な内容を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、周知のエラー訂正回路を有するメモリである。
図2図2は、本発明の実施形態に図示されるエラー訂正回路を有するメモリである。
図3図3は、各メモリセルローの第1列のメモリセルブロックの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図2を参照すると、メモリ200は、第一エラー訂正回路ECC1と、第二エラー訂正回路ECC2と、複数の検出駆動回路SDと、アドレスデコーダADDと、メモリセル陣列と、を含み、メモリセル陣列は、複数のメモリセル列MCCと複数のメモリセル行MCRからなり、各メモリセル列MCCは、直列の複数のメモリセルブロックMCを含み、各メモリセルブロックMCは、複数のメモリセルMを含む(図3に示すとおりである)。複数のメモリセル列MCCは、アドレスデコーダADDを介してそれぞれ複数の検出駆動回路SDに結合され、各検出駆動回路SDは、第一エラー訂正回路ECC1と第二エラー訂正回路ECC2に同時に結合される。ここで、第一エラー訂正回路ECC1と第二エラー訂正回路ECC2は、1つのビットエラーについてエラー訂正することができる。アドレスデコーダADDは、コラムデコーダ(不図示)及びローデコーダ(不図示)を含んでもよい。
【0011】
メモリ200は、特定のサイズのデータDを読み出されたり、書き込まれることを許容する。メモリの書き込みモードにおいて、データDは、第一部分データD1及び第二部分データD2に分割される。第一エラー訂正回路ECC1は、第一部分データD1に基づき、第一エラー訂正コードを含む第一部分書き込みデータECCD1を生成させる。同様に、第二エラー訂正回路ECC2は、第二部分データD2に基づき、第二エラー訂正コードを含む第二部分書き込みデータECCD2を生成させる。本実施形態において、データDのサイズは例えば256ビットであってもよく、第一部分データD1及び第二部分データD2のサイズは128ビットであり、第一部分書き込みデータECCD1及び第二部分書き込みデータECCD2のサイズは136ビットであり、8ビットの第一エラー訂正コード及びを8ビットの第二エラー訂正コード含む。
【0012】
次いで、第一部分書き込みデータECCD1は、複数の第一部分書き込みビットDB1(サイズは例えば4ビット)に分割されてもよく、第二部分書き込みデータECCD2は、複数の第二部分書き込みビットDB2に分割されてもよい。各検出駆動回路SDは、第一部分書き込みビットDB1と第二部分書き込みビットDB2を同時に受信し、第一部分書き込みビットDB1と第二部分書き込みビットDB2を結合した後、アドレスデコーダADDを介してアドレス指定し、対応するメモリセル列MCCの指定アドレスを書き込む。
【0013】
検出駆動回路SD1を例とすると、検出駆動回路SD1は、第一部分書き込みビットDB1と第二部分書き込みビットDB2を受信し、第一部分書き込みビットDB1と第二部分書き込みビットDB2を結合した後、対応するMCC1の指定アドレスを書き込み、このアドレスは、アドレスデコーダADDに指定され、例えば図3に示すメモリセル列MCC(1)の第1列メモリセルブロックMCである。
【0014】
図2を続けて参照すると、本実施形態において、第一エラー訂正回路ECC1によって生成し、第一部分書き込みデータECCD1に含まれる第一エラー訂正コード(例えば8ビット)は、同様に、2つの第一部分書き込みビットDB1(例えば4ビット)に分割され、それぞれ検出駆動回路SD(P)と検出駆動回路SD(P+1)によって受信される。同様に、第二エラー訂正回路ECC2によって生成し、第二部分書き込みデータECCD2に含まれる第二エラー訂正コード(例えば8ビット)は、2つの第二部分書き込みビットDB2(例えば4ビット)に分割され、それぞれ検出駆動回路SD(P)と検出駆動回路SD(P+1)によって受信される。即ち、検出駆動回路SD(P)(第一エラー訂正コードメモリセル列と称する)は、それぞれ一部の第一エラー訂正コードと一部の第二エラー訂正コードを受信し、検出駆動回路SD(P+1)も同じである(第二エラー訂正コードメモリセル列と称する)。次いで、同様に、検出駆動回路SD(P)は、一部の第一エラー訂正コードと一部の第二エラー訂正コードを結合した後、対応するメモリセル列MCC(P)における指定アドレスを書き込み、検出駆動回路SD(P+1)も同じである。
【0015】
本実施形態において、複数のメモリセル列MCCは、計N列有し、第一エラー訂正コードメモリセル列と第二エラー訂正コードメモリセル列は、それぞれ第P行と第P+1行に位置し、隣接して配置され(図2に示すとおりである)、P、Nはいずれも自然数であり、且つ1<P<Nである。別の実施形態において、第一エラー訂正コードメモリセル列と第二エラー訂正コードメモリセル列は、複数のメモリセル列MCCの中央位置に位置する。説明し易くするために、図の第一エラー訂正コードメモリセル列の左側の複数のメモリセル列は、第一データコードメモリセル列と称し、図の第二エラー訂正コードメモリセル列の右側の複数のメモリセル列は、第二データコードメモリセル列と称する。
【0016】
メモリ200の読み出しモードにおいて、各検出駆動回路SDは、対応するメモリセル列MCCの指定位址(アドレスデコーダADDに指定される)から検出し、データビットグループを読み出して、第一部分読み出しビットと第二部分読み出しビットに分割される。説明し易くするために、第一部分読み出しビットと第二部分読み出しビットは、同様にDB1とDB2と記す。次いで、検出駆動回路SDは、それぞれ第一部分読み出しビットDB1と第二部分読み出しビットDB2を第一エラー訂正回路ECC1と第二エラー訂正回路ECC2へ送ってエラー訂正する。図2を参照すると、複数の第一部分読み出しビットDB1は、第一部分読み出しデータ(第一エラー訂正コードを含む)に結合され、第一エラー訂正回路ECC1に受信される。同様に、複数の第二部分読み出しビットDB2は、第二部分読み出しデータ(第二エラー訂正コードを含む)に結合され、第二エラー訂正回路ECC2に受信される。
【0017】
説明し易くするために、第一部分読み出しデータと第二部分読み出しデータは、同様に、ECCD1とECCD2と記す。次いで、第一エラー訂正回路ECC1は、第一部分読み出しデータECCD1における第一エラー訂正コードに基づき、第一部分読み出しデータECCD1をエラー訂正し、第一部分データD1を生成させる。同様に、第二エラー訂正回路ECC2は、第二部分読み出しデータECCD2における第二エラー訂正コードに基づき、第二部分読み出しデータECCD2をエラー訂正し、第二部分データD2を生成させる。最後に、第一部分データD1と第二部分データD2は、結合されて、データDとして出力される。本実施形態において、複数の第一部分読み出しビットDB1と複数の第二部分読み出しビットDB2のサイズはいずれも4ビットであり、第一部分読み出しデータと第二部分読み出しデータのサイズはいずれも136ビットであり、第一エラー訂正コードと第二エラー訂正コードのサイズはいずれ8ビットであってもよく、最後に、データDのサイズは256ビットである。
【0018】
以下に、図3によって、各検出駆動回路SDが、データビットグループの書き込みに対応するメモリセル列MCCの指定アドレスを書き込む詳細及び対応するメモリセル列MCCの指定アドレスからデータビットグループを読み出す詳細を説明する。各メモリセルブロックMCは、複数の第一メモリセルM1と、第二メモリセルM2と、サブワード線ドライバSWDと、第一ビット線センサBLSA1と、第二ビット線センサBLSA2と、第一選択スイッチSW1と、第二選択スイッチSW2と、を含む。ここで、図2は、ビット線センサBLSAだけで、一般に第一ビット線センサBLSA1と第二ビット線センサBLSA2と称する。図3において、各個第一メモリセルM1と各個第二メモリセルM2は、トランジスタTとコンデンサCを含み、コンデンサCは、トランジスタTと基準電位端との間に結合される。トランジスタTの制御端は、ワード線WLを介してサブワード線ドライバSWDに結合され、サブワード線ドライバSWDに制御される。トランジスタTは、コンデンサCと対応するビット線との間に結合される。トランジスタT(第一メモリセルM1におけるトランジスタ)は、第一ビット線センサBLSA1に結合される、又は(第二メモリセルM2におけるトランジスタ)は、第二ビット線センサBLSA2に結合される。第一ビット線センサBLSA1は、第一ビット線BL1を介して第一メモリセルM1の保存されたデータを検出し、第二ビット線センサBLSA2は、第二ビット線BL2を介して第二メモリセルM2の保存されたデータを検出する。第一ビット線センサBLSA1は、ロースイッチRSWを介してメイン入出力線MIOに結合され、同様に、第二ビット線センサBLSA2は、ロースイッチRSWを介してメイン入出力線MIOに結合される。説明し易くするために、第一メモリセルM1に接続されるビット線BLを第一ビット線BL1と称し、第二メモリセルM2に接続されるビット線BLを第二ビット線BL2と称する。本実施形態において、トランジスタTは、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor,MOSFET)であってもよく、同じメモリセル行MCRに位置するメモリセルMは、同じワード線Wによって制御されてもよい。
【0019】
図2図3を同時に参照すると、メモリ200の書き込みモードにおいて、アドレスデコーダADDに指定された書込みアドレスは、メモリセル列MCC(1)の第1列メモリセルブロック(MC(11)と記す)に対応すると仮定すると、検出ドライバSD(1)は、サブワード線ドライバSWDによってメモリセルブロックMC(11)の全てのメモリセルMのトランジスタTを起動する。また、検出ドライバSD(1)は、ロースイッチRSWの起動を制御して、列選択線CSL0が選択信号Sを送信するのを制御して、メモリセルブロックMC(11)の第一選択スイッチSW1と第二選択スイッチSW2を起動して、メイン入出力線MIOとメモリセルブロックMC(11)を接続させる。ここで、複数の第一ビット線センサBLSA1は、複数の第一ビット線BL1を介して複数の第一メモリセルM1と接続し、複数の第二ビット線センサBLSA2は、複数の第二ビット線BL2を介して複数の第二メモリセルM2と接続する。次いで、検出駆動回路SD(1)は、結合した後の第一部分書き込みビットDB1と第二部分書き込みビットDB2を、メイン入出力線MIOを介して、それぞれ第一ビット線センサBLSA1と第二ビット線センサBLSA2によってメモリセルブロックMC(11)の複数のメモリセルMに書き込む。
【0020】
説明し易くするために、起動した第一選択スイッチSW1に結合される第一ビット線BL1は、第一選中ビット線と称する。同様に、起動した第二選択スイッチSW2に結合される第二ビット線BL2は第二選中ビット線と称する。
【0021】
メモリ200の読み出しモードにおいて、アドレスデコーダADDに指定された読み出しアドレスは、メモリセルブロックMC(11)に対応すると仮定すると、同様に、検出ドライバSD(1)は、ロースイッチRSWの起動を制御して、列選択線CSL0が選択信号Sを送信するのを制御して、メモリセルブロックMC(11)の第一選択スイッチSW1と第二選択スイッチSW2を起動し、メイン入出力線MIOとメモリセルブロックMC(11)の第一ビット線センサBLSA1と第二ビット線センサBLSA2を接続させる。ここで、複数の第一ビット線センサBLSA1は、複数の第一ビット線BL1を介して複数の第一メモリセルM1と接続し、複数の第二ビット線センサBLSA2は、複数の第二ビット線BL2を介して複数の第二メモリセルM2と接続する。次いで、検出駆動回路SD(1)は、メモリセルブロックMC(11)の第一メモリセルM1から保存されたデータを検出し、保存されたデータを第一ビット線センサBLSA1とメイン入出力線MIOを介して第一エラー訂正回路ECC1に伝送する。検出駆動回路SD(1)は、メモリセルブロックMC(11)の第二メモリセルM2から保存されたデータを検出し、保存されたデータを第二ビット線センサBLSA2とメイン入出力線MIOを介して第二エラー訂正回路ECC2に伝送する。即ち、メモリセルブロックMCの隣接する2つのメモリセルMは、それぞれ第一エラー訂正回路ECC1と第二エラー訂正回路ECC2に対応する。
【0022】
隣接する2つのメモリセルが故障して(例えば、図3のメモリセルブロックMC(11)の第一メモリセルM1と第二メモリセルM2)、保存されたデータエラーの状況下において、隣接する2つのメモリセルM1とM2は、それぞれ第一エラー訂正回路ECC1と第二エラー訂正回路ECC2に結合されていることから、第一エラー訂正回路ECC1は、1つの読み出しエラーしか存在せず(例えば第一メモリセルM1の読み出しデータ)、同様に、第二エラー訂正回路ECC2も、1つの読み出しエラーしか存在せず(例えば第二メモリセルM2の読み出しデータ)、第一エラー訂正回路ECC1と第二エラー訂正回路ECC2に1つのビットアドレスに対応してエラー訂正させる。当業者は、同じコストの下、本発明のエラー訂正回路を有するメモリによって、好ましいエラー訂正効果が得られ、代替メモリの使用を減少できる。また、第一メモリセルM1と第二メモリセルM2が交互に配列される設置方式は、相互の電気的干渉を低減できる。
【0023】
本文は以上の実施例のように示したが、本発明を限定するためのものではなく、当業者が本発明の精神の範囲から逸脱しない範囲において、変更又は修正することが可能であるが故に、本発明の保護範囲は後続の特許請求の範囲に定義しているものを基準とする。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明は、隣接する2つのメモリセルをそれぞれ第一エラー訂正回路と第二エラー訂正回路に結合する。隣接する2つのメモリセルが故障した状況下において、第一エラー訂正回路と第二エラー訂正回路は、1つのエラーだけを処理する必要がある。したがって、同じコストの下、本発明のエラー訂正回路を有するメモリによって、好ましいエラー訂正効果が得られ、代替メモリの使用を減少できる。
【符号の説明】
【0025】
100:メモリ
200:メモリ
ADD:アドレスデコーダ
BL:ビット線
BL1:第一ビット線
BL2:第二ビット線
BLSA:ビット線センサ
BLSA1:第一ビット線センサ
BLSA2:第二ビット線センサ
C:コンデンサ
CSL0、CSL1、CSLN:列選択線
D:データ
D1:第一部分データ
D2:第二部分データ
DB1:第一部分書き込みビット又は第一部分読み出しビット
DB2:第二部分書き込みビット又は第二部分読み出しビット
ECC1:第一エラー訂正回路
ECC2:第二エラー訂正回路
ECCD1:第一部分書き込みデータ又は第一部分読み出しデータ
ECCD2:第二部分書き込みデータ又は第二部分読み出しデータ
M:メモリセル
M1:第一メモリセル
M2:第二メモリセル
MC/MC(11):メモリセルブロック
MCC、MCC(1)、MCC(P−1)、MCC(P)、MCC(P+1)、MCC(P+2)、MCC(N):メモリセル列
MCR:メモリセル行
MIO:メイン入出力線
RSW:ロースイッチ
SD、SD(1)、SD(P−1)、SD(P)、SD(P+1)、SD(P+2)、SD(N):検出駆動回路
S:選択信号
SW1:第一選択スイッチ
SW2:第二選択スイッチ
SWD:サブワード線ドライバ
T:トランジスタ
図1
図2
図3