【文献】
前田 剛,入門Redmine 第5版,株式会社秀和システム,2016年12月10日,第1版,pp.1,36-38,116-120,153-155,244-245,ISBN:978-4-7980-4825-3
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0011】
先ず、作業支援システム1の概略構成について、
図1を参照して説明する。
図1は、作業支援システム1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の作業支援システム1は、作業支援装置としてのサーバ2と、複数の端末装置3とを備えている。また、サーバ2と端末装置3とは、通信ネットワークNを介して情報通信可能に接続される。
【0012】
サーバ2は、例えば、クラウド上のサーバである。
また、サーバ2は、端末装置3のユーザにより実施されるべき作業項目(タスク)を管理するとともに、作業項目と関連付けられている業務処理を行う。
【0013】
端末装置3は、例えば、個人企業のオーナー、中小企業のオーナー、個人商店の店主等のユーザ(以下、一般ユーザと称する)や、税理士、社労士、コンサルタント等のユーザ(以下、専門家ユーザと称する)が所持する端末装置である。この端末装置3としては、例えば、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC、デスクトップPC等が挙げられる。
また、端末装置3は、ブラウザ等により、ユーザの操作入力を受け付けてサーバ2に送信し、サーバ2から送信されて受信した情報を表示する。
【0014】
通信ネットワークNは、例えば、インターネットであるものとするが、LAN(Local Area Network)等、他のネットワークとしても良い。
【0015】
次に、サーバ2の機能的構成について、
図2を参照して説明する。
図2は、作業支援システム1を構成するサーバ2の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ2は、CPU21(登録制御手段、表示制御手段、代理ログイン手段)と、RAM22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25と、通信部26とを備えている。また、サーバ2の各部は、バス27を介して接続されている。
【0016】
CPU(Central Processing Unit)21は、サーバ2の各部を制御する。CPU21は、記憶部23に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出し、RAM22のワークエリアに展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。
【0017】
RAM(Random Access Memory)22は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU21により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
【0018】
記憶部23は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。また、記憶部23は、アカウントDB23a、タスクDB23b(記憶手段)、会計情報DB23c、給与DB23d、売上情報DB23e、顧問先管理アプリケーションプログラム23f、ToDoアプリケーションプログラム23g、会計アプリケーションプログラム23h、給与アプリケーションプログラム23i、POP作成アプリケーションプログラム23j、売上管理アプリケーションプログラム23kを記憶している。
【0019】
アカウントDB23aは、専門家ユーザのアカウント情報を格納する専門家アカウントデータテーブル(
図4(a)参照)と、一般ユーザのアカウント情報を格納する一般アカウントデータテーブル(
図4(b)参照)とを有している。
【0020】
図4(a)に示すように、専門家アカウントデータテーブルは、専門家ユーザを識別する「専門家アカウント(ID)」と、当該専門家ユーザのメールアドレスを表す「メールアドレス」と、当該専門家ユーザのログイン認証に用いられる「パスワード」と、当該専門家ユーザの名前を表す「名前」と、当該専門家ユーザが一般ユーザの代理としてログイン(代理ログイン)を行う代理設定の有無を表す「代理設定」と、代理ログインが可能である一般ユーザのアカウント情報を表す「従属アカウント」とを対応付けて記憶している。
【0021】
図4(b)に示すように、一般アカウントデータテーブルは、一般ユーザを識別する「一般アカウント(ID)」と、当該一般ユーザのメールアドレスを表す「メールアドレス」と、当該一般ユーザのログイン認証に用いられる「パスワード」と、当該一般ユーザの名前を表す「名前」とを対応付けて記憶している。
【0022】
タスクDB23bは、ユーザごとにToDoタスクを記憶する複数のタスクデータテーブルを備えている。ここで、ToDoタスクとは、ユーザが実施すべき作業をいう。
例えば、
図5は、一般ユーザである「佐藤和夫」氏(一般アカウント「B017」)のタスクデータテーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、タスクデータテーブルは、実施すべき作業項目毎に、作業項目の登録者を表す「登録者(ID)」と、作業項目の登録日時を表す「登録日時」と、作業項目の対象者を表す「対象者(ID)」と、作業項目の実施期限日を表す「実施期限日」と、作業項目の重要度を表す「重要度」と、作業項目の完了日を表す「完了日」と、作業項目の内容を表す「メッセージ」と、作業項目と業務との関連性を表す「業務の関連付け」と、添付画像の有無を表す「添付」とを対応付けて記憶している。
【0023】
会計情報DB23cは、会計管理業務を行う際に使用する会計情報を記憶する。
給与DB23dは、給与管理業務を行う際に使用する給与情報を記憶する。
売上情報DB23eは、売上管理業務を行う際に使用する売上情報を記憶する。
【0024】
顧問先管理アプリケーションプログラム23fは、専門家ユーザによる顧問先の一般ユーザの管理をサポートするためのプログラムであり、当該プログラムが起動されることにより、専門家用表示画面(顧問先管理画面)(
図7参照)にて後述する顧問先リストLが表示されるようになっている。
ToDoアプリケーションプログラム23gは、記憶部23に記憶されているタスクDB23bにToDoタスクを作成して登録したり、ToDoタスクを表示させたりするためのプログラムである。また、本実施形態におけるToDoアプリケーションプログラム23gは、一般ユーザとの間で上記の代理設定を行った専門家ユーザが当該一般ユーザの代理でログイン(代理ログイン)した際に、当該一般ユーザが実施すべきToDoタスクを新規に登録したり、当該一般ユーザによって既に登録がなされているToDoタスクの属性を変更(例えば、後述する管理設定部F8の設定を「オフ」から「オン」に変更)することができるようになっている。
【0025】
会計アプリケーションプログラム23hは、会計情報DB23cに記憶されている会計情報に基づき、固定資産税や個人事業税等の納税処理を行うためのプログラムである。
給与アプリケーションプログラム23iは、給与DB23dに記憶されている給与情報に基づき、従業員の給与計算の処理を行うためのプログラムである。
POP作成アプリケーションプログラム23jは、商店などに用いられる販売促進のための広告媒体であるPOP(Point of purchase advertising)等を作成するためのプログラムである。
売上管理アプリケーションプログラム23kは、売上情報DB23eに記憶されている売上情報に基づき、店舗の日月別の売上集計や分析を行うためのプログラムである。
【0026】
操作部24は、例えば、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有している。また、操作部24は、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報をCPU21に出力する。
【0027】
表示部25は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等から構成されている。また、表示部25には、CPU21から出力されて入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
【0028】
通信部26は、例えば、ネットワークカード等により構成されている。また、通信部26は、通信ネットワークNに通信接続されて、通信ネットワークN上の機器(例えば、端末装置3等)との通信を行う。
【0029】
次に、端末装置3の機能的構成について、
図3を参照して説明する。
図3は、作業支援システム1を構成する端末装置3の機能的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、端末装置3は、CPU31と、RAM32と、記憶部33と、操作部34と、表示部35と、無線通信部36とを備えている。また、端末装置3の各部は、バス37を介して接続されている。
【0030】
CPU31は、端末装置3の各部を制御する。CPU31は、記憶部33に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出し、RAM32のワークエリアに展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。その際に、CPU31は、RAM32内に各種処理結果を格納させ、必要に応じてその処理結果を表示部35に表示させる。
【0031】
RAM32は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU31により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
【0032】
記憶部33は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。また、記憶部33は、情報表示入力プログラム(図示省略)を記憶している。この情報表示入力プログラムは、所謂ウェブブラウザであり、ユーザの操作入力を受け付け、当該操作入力に基づく情報をサーバ2に送信し、サーバ2から送信されて受信した情報を表示部35に表示する機能を実現させるプログラムである。
【0033】
操作部34は、例えば、タッチパネルを備え、ユーザからのタッチ入力を受け付け、その操作情報をCPU31に出力する。
タッチパネルは、表示部35と一体となって形成され、例えば、静電容量方式、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式等の各種方式により、ユーザによる表示部35上の接触位置のXY座標を検出する。そして、タッチパネルは、接触位置のXY座標に係る位置信号をCPU31に出力する。
【0034】
表示部35は、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等から構成されている。また、表示部35には、CPU31から出力されて入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
【0035】
無線通信部36は、例えば、アンテナ、変復調回路、信号処理回路等により構成されている。また、無線通信部36は、通信ネットワークNに接続されている基地局やアクセスポイント等と無線電波により情報の送受信を行い、通信ネットワークN上の機器(例えば、サーバ2等)との通信を行う。
【0036】
次に、一般ユーザと専門家ユーザのそれぞれがサーバ2へログインしたときに、端末装置3の表示部35に最初に表示される表示画面(TOP画面)の一例について、
図6及び
図7を参照して説明する。
図6は、一般ユーザのアカウント(一般アカウント)によってサーバ2へログインがなされたときの表示画面(一般ユーザ用表示画面)を表している。一方、
図7は、専門家ユーザのアカウント(専門家アカウント)によってサーバ2へログインがなされたときの表示画面(専門家用表示画面)を表している。
【0037】
<一般ユーザのアカウントでの動作>
一般ユーザ(例えば、「佐藤和夫」氏)のアカウント(一般アカウント「B017」)によってサーバ2へログインがなされた場合、当該ログインを契機として上述したToDoアプリケーションプログラム23gが起動され、
図6に示すように、端末装置3の表示部35には、一般ユーザ用表示画面としてToDoアプリケーション画面が表示されるようになっている。
【0038】
ToDoアプリケーション画面の上部には、上述したToDoアプリケーションプログラム23g、会計アプリケーションプログラム23h、給与アプリケーションプログラム23i、POP作成アプリケーションプログラム23j、売上管理アプリケーションプログラム23kをそれぞれ起動するための各アイコンが配置されたメニューバーが表示されるようになっている。具体的には、メニューバーには、ToDoアプリケーションプログラム23gを起動するためのアイコンIa、会計アプリケーションプログラム23hを起動するためのアイコンIb、給与アプリケーションプログラム23iを起動するためのアイコンIc、POP作成アプリケーションプログラム23jを起動するためのアイコンId、売上管理アプリケーションプログラム23kを起動するためアイコンIeが表示されるようになっている。
メニューバーの各アイコンをユーザがクリック操作又はタッチ操作すると、当該アイコンに対応するアプリケーションの所定の処理画面に画面遷移することができるようになっている。なお、
図6に示されているToDoアプリケーション画面では、ToDoアプリケーションプログラム23gが起動された状態にあるため、アイコンIaだけが他のアイコンIb〜Ieと異なる態様で表示され、アイコンIaの操作が無効の状態となっている。
【0039】
また、上記のToDoアプリケーション画面のメニューバーの下方には、ToDoタスクの概要を表すタスクインデックスが一覧表示されるタスクインデックス一覧表示領域Rが表示される。このタスクインデックス一覧表示領域Rの上層の領域R1には、例えば、ToDoタスクを処理していない未処理のタスクインデックスが実施期限日を基準に早い日付の順(昇順)に並べて一覧表示されるようになっている。一方、タスクインデックス一覧表示領域Rの下層の領域R2には、例えば、ToDoタスクを処理した実施済のタスクインデックスが実施日を基準に遅い日付の順(降順)に並べて一覧表示されるようになっている。なお、実施済のタスクインデックスは、実施日から所定期間(例えば、一週間)が経過すると自動的に消去されるようになっている。
【0040】
図6に示す表示画面例では、上層の領域R1に、例えば、実施期限日をそれぞれ1月17日(火)、1月25日(水)、1月31日(火)とする未処理のタスクインデックスTaが一覧表示されている。これらのタスクインデックスTaには、処理すべきタスクの内容と、アプリケーションの所定の画面(処理すべきタスクの内容と関連する画面)に遷移させるためのアイコンIgと、タスクが処理された場合に選択操作されるタスク済ボタンB2が表示されている。また、下層の領域R2に実施済のタスクインデックスTbが二つ表示されている。これらのタスクインデックスTbには、実施済のタスクの内容と、当該タスクが実際されたアプリケーションの略称(例えば、「会計」「給与」「POP」等)とが表示されている。
【0041】
なお、タスクインデックス一覧表示領域Rの上層の領域R1と下層の領域R2のそれぞれに表示可能なタスクインデックスの数よりも一覧表示するタスクインデックスの数が多い場合には、タスクインデックスの一覧をスクロール表示する。なお、タスクインデックス一覧表示領域Rには、未処理のタスクインデックスのみを表示し、実施したタスクインデックスは一覧から削除する(表示しない)ようにしてもよい。この場合には、実施済のタスクインデックスの表示を行う表示ボタンを設けるとよい。
【0042】
<専門家ユーザのアカウントでの動作>
専門家ユーザ(例えば、「会田計五」氏)のアカウント(専門家アカウント「A005」)によってサーバ2へログインがなされた場合、当該ログインを契機として上述した顧問先管理アプリケーションプログラム23fが起動され、
図7に示すように、端末装置3の表示部35には、専門家用表示画面として顧問先管理画面が表示されるようになっている。
【0043】
顧問先管理画面の上部に表示されるメニューバーには、一般ユーザ用表示画面と同一のアイコンIa〜Ieに加え、顧問先リストLを表示させるためのアイコンIfが表示されている。メニューバーの各アイコンをユーザがクリック操作又はタッチ操作すると、当該アイコンに対応するアプリケーションの所定の処理画面に画面遷移することができるようになっている。なお、
図7に示す顧問先管理画面では、既に顧問先管理アプリケーションプログラム23fが起動された状態にあるため、アイコンIfだけが他のアイコンIa〜Ieと異なる態様で表示され、アイコンIfの操作が無効の状態となっている。
【0044】
顧問先管理画面のメニューバーの下方には、ログインを行った専門家ユーザの顧問先リスト(一覧表)Lが表示されるようになっている。この顧問先リストLには、例えば、従属アカウントに対応する一般ユーザを表す「名前」L1と、当該一般ユーザが運営する店舗等を表す「屋号」L2と、サーバ2へログインした直近の日を表す「最終更新日」L3と、未処理の状態である仕訳処理の作業件数を表す「未仕訳取引数」L4と、専門家ユーザが当該一般ユーザの代理でログインした際に登録したToDoタスク(実施期限日が設定されたToDoタスク)のうち、未処理の状態である作業件数を表す「ToDo」L5と、当該一般ユーザの代理でログインを行うための「代理ログインボタン」L6と、が対応付けられて表示されるようになっている。なお、「名前」L1の項目の右端に表示されている▲▼ボタンは、所定の順序性(例えば、あいうえお順等)に基づいて、顧問先の名前を並べ替えるためのボタンである。「屋号」L2、「最終更新日」L3、「未仕訳取引数」L4、「ToDo」L5に表示されている▲▼ボタンも同様である。
【0045】
顧問先リストLにおいて、特定の従属アカウントに対応する代理ログインボタンL6を専門家ユーザがクリック操作又はタッチ操作により選択すると、認証情報の入力を行うことなく、当該従属アカウントでのログインを行うためのログイン処理が実行される。そして、ログインが行われると、ログインを行った従属アカウントについての一般ユーザ用表示画面(
図6参照)が表示される。そして、表示された一般ユーザ用表示画面のメニューバーから各種アプリケーションプログラムを起動することで、当該従属アカウントに対応する一般ユーザの業務データの閲覧や編集を行うことができる。このように、専門家ユーザは、自身のアカウントでログインを行った後、代理ログインボタンL6を選択して顧問先の一般ユーザの従属アカウントでログインを行うことで、一般ユーザの業務データに容易にアクセスすることができる。
【0046】
<顧問先リスト表示制御処理>
次に、作業支援システム1による顧問先リスト表示制御処理について、
図8を参照して説明する。
この顧問先リスト表示制御処理は、CPU21が、記憶部23から読み出して適宜RAM22に展開した顧問先管理アプリケーションプログラム23fとの協働で実行される処理である。
【0047】
先ず、CPU21は、端末装置3の表示部35に表示させたログイン画面(図示省略)において、認証情報(例えば、ID(又はメールアドレス)及びパスワード)の入力を伴うログイン要求がなされたか否かを判定する(ステップS101)。
【0048】
ステップS101において、ログイン要求がなされていないと判定された場合(ステップS101;NO)、CPU21は、ステップS101の判定処理を繰り返し行う。
一方、ステップS101において、ログイン要求がなされたと判定された場合(ステップS101;YES)、CPU21は、入力された認証情報に対する認証が成功したか否かを判定する(ステップS102)。本実施形態では、CPU21は、入力された認証情報と、アカウントDB23aに記憶されているいずれかのアカウントに係る認証情報と、が一致する場合に、認証が成功したと判定する。
【0049】
ステップS102において、入力された認証情報に対する認証が成功していない、すなわち失敗したと判定された場合(ステップS102;NO)、CPU21は、ステップS101の判定処理へ戻り、当該処理を繰り返し行う。
一方、ステップS102において、入力された認証情報に対する認証が成功したと判定された場合(ステップS102;YES)、CPU21は、当該認証に成功したアカウントが専門家アカウントであるか否かを判定する(ステップS103)。
【0050】
ステップS103において、上記認証に成功したアカウントが専門家アカウントでないと判定された場合(ステップS103;NO)、CPU21は、顧問先リスト表示制御処理を終了する。
一方、上記認証に成功したアカウントが専門家アカウントであると判定された場合(ステップS103;NO)、CPU21は、端末装置3において、顧問先管理画面(TOP画面)に顧問先リストL(
図7参照)を表示させる(ステップS104)。
【0051】
次いで、CPU21は、代理ログインの要求がなされたか否か、すなわち、顧問先リストLにおいていずれかの代理ログインボタンL6が押下されたか否かを判定する(ステップS105)。
【0052】
ステップS105において、代理ログインの要求がなされていないと判定された場合(ステップS105;NO)、ステップS111へ移行する。
一方、ステップS105において、代理ログインの要求がなされたと判定された場合(ステップS105;YES)、CPU21は、端末装置3において、
図6に示される一般ユーザ向けのToDoアプリケーション画面(TOP画面)を表示させる(ステップS106)。
【0053】
次いで、CPU21は、ToDoタスクの登録要求がなされたか否か、すなわち、ToDoアプリケーション画面において、アイコンIaが押下されたか否かを判定する(ステップS107)。
【0054】
ステップS107において、ToDoタスクの登録要求がなされたと判定された場合(ステップS107;YES)、CPU21は、ToDoタスクの登録処理(ToDo登録処理)を行い(ステップS108)、ステップS109に移行する。なお、ToDo登録処理の詳細については後述する。
一方、ステップS107において、ToDoタスクの登録要求がなされていないと判定された場合(ステップS107;NO)、ステップS108をスキップして、ステップS109に移行する。
【0055】
次いで、CPU21は、代理ログインが行われたToDoアプリケーションからログアウトする代理ログアウトの要求がなされたか否かを判定する(ステップS109)。
【0056】
ステップS109において、代理ログアウトの要求がなされていないと判定された場合(ステップS109;NO)、ステップS107へ戻り、CPU21は、ステップS107の判定処理を行う。
一方、ステップS109において、代理ログアウトの要求がなされたと判定された場合(ステップS109;YES)、CPU21は、端末装置3において、当初表示させた顧問先管理画面(TOP画面)の顧問先リストLを更新して表示させる(ステップS110)。
【0057】
次いで、CPU21は、当初ログインが行われた顧問先管理アプリケーションからログアウトするログアウト要求がなされたか否かを判定する(ステップS111)。
【0058】
ステップS111において、ログアウト要求がなされていないと判定された場合(ステップS111;NO)、ステップS105へ戻り、CPU21は、ステップS105の判定処理を行う。
一方、ステップS111において、ログアウト要求がなされたと判定された場合(ステップS111;YES)、顧問先リスト表示制御処理を終了する。
【0059】
<ToDo登録処理>
次に、作業支援システム1によるToDo登録処理について、
図9を参照して説明する。
このToDo登録処理は、CPU21が、記憶部23から読み出して適宜RAM22に展開したToDoアプリケーションプログラム23gとの協働で実行される処理である。
【0060】
先ず、CPU21は、端末装置3の表示部35に、ToDoタスクを登録するための登録フォームF(
図10(a)参照)を表示させる(ステップS201)。
図10(a)に示すように、登録フォームFは、内容入力部F1と、期限入力部F2と、重要度入力部F3と、登録先アカウント入力部F4と、関連付け入力部F5と、添付画像入力部F6と、プレビュー表示部F7と、管理設定部F8と、登録ボタンB3と、閉じるボタンB4と、で構成されている。
【0061】
内容入力部F1は、ToDoタスクの内容をテキスト情報として入力する部分であり、テキストボックスで構成されている。内容入力部F1への入力は必須となっている。具体的には、例えば、顧問先の一般ユーザである「佐藤和夫」氏に対して、「消費税申告書を作成してください。」という内容のToDoタスクを登録したい場合、
図10(b)に示すように、内容入力部F1へ「消費税申告書を作成してください。」のテキスト情報を入力する。
【0062】
期限入力部F2は、実施期限をプルダウンメニューから選択入力する部分である。例えば、実施期限を1月23日(月)としたい場合、
図10(b)に示すように、期限入力部F2から「2017/1/23」を選択入力する。なお、期限入力部F2への実施期限の入力は任意である。ただし、このToDo登録処理において、実施期限の入力が行われずにToDoタスクが登録された場合、顧問先リストLの「ToDo」L5の項目には、当該登録されたToDoタスクの分の作業件数は加算されないようになっている。
【0063】
重要度入力部F3は、ToDoタスクの重要度をプルダウンメニューから選択入力する部分である。重要度入力部F3におけるプルダウンメニューは、例えば、「★☆☆通常(重要度1)」と、「★★☆重要(重要度2)」と、「★★★最重要(重要度3)」と、で構成されている。例えば、重要度を「重要」としたい場合、
図10(b)に示すように、重要度入力部F3から「★★☆重要(重要度2)」を選択入力する。
【0064】
登録先アカウント入力部F4は、ToDoタスクの登録先アカウントをプルダウンメニューから選択入力する部分である。ただし、このToDo登録処理では、上述した代理ログインに伴って行われているので、登録先アカウント入力部F4には、デフォルトで代理ログインが行われた一般ユーザの氏名(例えば、「佐藤和夫様」)が設定入力された状態となっている。
【0065】
関連付け入力部F5は、登録するToDoタスクと関連する業務をプルダウンメニューから選択入力する部分である。関連付け入力部F5におけるプルダウンメニューは、例えば、「関連付けない」、「会計」、「給与」、「POP」、「売上集計管理」で構成されている。
【0066】
添付画像入力部F6は、添付画像のファイルをプルダウンメニューから選択入力する部分である。
プレビュー表示部F7は、添付画像入力部F6に所望の添付画像のファイルが選択入力された際に、当該添付画像が表示される部分である。
【0067】
管理設定部F8は、登録するToDoタスクを代理者(専門家ユーザ)の管理対象とするか否かをプルダウンメニューから選択入力する部分である。管理設定部F8におけるプルダウンメニューは、例えば、「オン」と、「オフ」と、で構成されている。例えば、登録するToDoタスクを代理者(専門家ユーザ)の管理対象としたい場合、
図10(b)に示すように、管理設定部F8から「オン」を選択入力する。そして、このToDoタスクが登録されると、当該ToDoタスクに対応するタスクインデックスTa(
図12参照)には、「代理者ウォッチ対象」という文言が記されるとともに、代理者による登録日(更新日)「1月16日」が記されるようになっている。
【0068】
登録ボタンB3は、登録フォームFへの入力情報を登録する際に使用されるボタンである。
閉じるボタンB4は、登録フォームFを閉じる際に使用されるボタンである。
【0069】
ToDo登録処理に戻り、CPU21は、閉じるボタンB4の操作がなされたか否かを判定する(ステップS202)。具体的には、CPU21は、閉じるボタンB4の操作がなされたことを示す情報を、通信部26を介して受信したか否かにより、閉じるボタンB4の操作がなされたか否かを判定する。
【0070】
ステップS202において、閉じるボタンB4の操作がなされたと判定された場合(ステップS202;YES)、ToDo登録処理を終了する。
一方、ステップS202において、閉じるボタンB4の操作がなされていないと判定された場合(ステップS202;NO)、CPU21は、登録ボタンB3の操作がなされたか否かを判定する(ステップS203)。具体的には、CPU21は、登録ボタンB3の操作がなされたことを示す情報を、通信部26を介して受信したか否かにより、登録ボタンB3の操作がなされたか否かを判定する。
【0071】
ステップS203において、登録ボタンB3の操作がなされていないと判定された場合(ステップS203;NO)は、ステップS202に戻る。
一方、ステップS203において、登録ボタンB3の操作がなされたと判定された場合(ステップS203;YES)、CPU21は、必須である内容入力部F1へのToDoタスクの内容の入力があるか否かを判定する(ステップS204)。具体的には、CPU21は、内容入力部F1へのToDoタスクの内容の入力がなされたことを示す情報を、通信部26を介して受信したか否かにより、内容入力部F1へのToDoタスクの内容の入力があるか否かを判定する。
【0072】
ステップS204において、内容入力部F1へのToDoタスクの内容の入力があると判定された場合(ステップS204;YES)、CPU21は、登録フォームFへの各入力情報を、通信部26を介して受信し、顧問先の一般ユーザ(例えば、「佐藤和夫」氏;一般アカウント「B017」)のタスクデータテーブル(
図5参照)に登録し(ステップS205)、ToDo登録処理を終了する。
【0073】
そして、ToDo登録処理においてToDoタスクが登録されることにより、上述した顧問先リスト表示制御処理(
図8参照)のステップS110で顧問先リストLが更新表示された際に、例えば、
図11に示すように、顧問先の一般ユーザである「佐藤和夫」氏に対応する「ToDo」L5の項目の件数が0件から1件に更新されることとなる。また、「最終更新日」L3の項目についても、「2017/1/12」からToDo登録処理が行われた「2017/1/16」に更新されることとなる。また、一般ユーザである「佐藤和夫」氏のアカウントによってログインがなされた際のToDoアプリケーション画面(TOP画面)のタスクインデックス一覧表示領域Rの上層の領域R1には、例えば、
図12に示すように、1番上に表示されている実施期限日を1月17日(火)とするタスクインデックスTaと、2番目に表示されている実施期限日を1月25日(水)とするタスクインデックスTaとの間に、ToDo登録処理において代理者(「会田計五」氏)により1月16日付けで新たに登録された実施期限日を1月23日(月)とするとともに、代理者ウォッチ対象とするToDoタスクに係るタスクインデックスTaが挿入され表示されることとなる。なお、一般ユーザである「佐藤和夫」氏のアカウントによって代理ログインがなされた場合、
図12に示すように、ToDoアプリケーション画面(TOP画面)の左上部には、「代理ログイン」の文字が、ログインする際に用いられたアカウントに対応する氏名「佐藤和夫様」の右方に表示されるようになっている。
【0074】
また、ステップS204において、内容入力部F1へのToDoタスクの内容の入力がないと判定された場合(ステップS204;NO)、CPU21は、端末装置3の表示部35にエラーメッセージを表示させ(ステップS206)、ステップS202に移行する。
【0075】
以上、本実施の形態によれば、サーバ2は、各ユーザが実施すべきToDoタスクに係るタスク情報が、ユーザごとに記憶されるようにしたこととなる。また、サーバ2は、一のユーザ(専門家ユーザ)によって指定された他のユーザ(顧問先の一般ユーザ)と、当該一のユーザによって設定された当該他のユーザが実施すべきToDoタスクに係るタスク情報と、を対応付けてタスクDB23bに登録したこととなる。また、サーバ2は、登録されたタスク情報に関するタスクの進捗情報を一覧表(顧問先リストL)に表示させたこととなる。
【0076】
このため、一のユーザが他のユーザに対して設定したToDoタスクの進捗を当該他のユーザに確認しなくても済むようになるので、当該ToDoタスクの進捗を効率良く確認することができる。これにより、ToDoタスクの進捗の確認に費やす時間や労力を削減することができる。
【0077】
また、サーバ2は、進捗情報として、タスクDB23bに登録されたToDoタスクのうち、未実施状態のToDoタスクの数を顧問先リストLに表示させたこととなる。このため、顧問先リストLに表示された未実施状態のToDoタスクの数が減っているか否かを確認することにより当該ToDoタスクの進捗を確認することができるので、当該進捗の確認を容易にすることができる。
【0078】
また、サーバ2は、一のユーザによって設定された他のユーザが実施すべきToDoタスクに対して、当該一のユーザによって設定される優先度に係る優先度情報を更に対応付けてタスクDB23bに登録可能とし、優先度の設定がなされたToDoタスクのうち、未実施状態のタスクの数を顧問先リストLに表示させたこととなる。このため、優先度の設定がなされていない、すなわち、差し当たり進捗を確認しなくてもいいようなToDoタスクについては、顧問先リストLに表示される未実施状態のToDoタスクの数に含まれないようにすることができる。これにより、ToDoタスクの進捗をより効率良く確認することができる。
【0079】
また、サーバ2は、他のユーザの代理として一のユーザによる代理ログインを行ったこととなる。また、サーバ2は、他のユーザの代理として一のユーザによる代理ログインが行われた際に、当該他のユーザと、当該一のユーザによって設定された当該他のユーザが実施すべきToDoタスクに係るタスク情報と、を対応付けてタスクDB23bに登録したこととなる。このため、一のユーザが他のユーザの代理としてToDoアプリケーションにログインし作業(例えば、消費税申告書の確認)を行った流れで、当該作業に付随するToDoタスク(例えば、消費税申告書の作成指示)を登録することができるので、他のユーザが実施すべきToDoタスクの登録を効率良く行うことができる。
【0080】
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部23のHDD、SSDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリや、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
【0081】
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る作業支援装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
【0082】
例えば、上記実施の形態では、顧問先リストLの「ToDo」L5の項目に、専門家ユーザが一般ユーザの代理でログインした際に登録したToDoタスクのうち、未処理の状態である作業件数を表示させるようにしたが、当該表示の対象となるToDoタスクは実施期限日の設定がなされたものに限る必要はなく、実施期限日の設定がなされていないToDoタスクも当該表示の対象とすることができる。
【0083】
また、上記実施の形態では、顧問先リストLの「ToDo」L5の項目に、専門家ユーザが一般ユーザの代理でログインした際に登録したToDoタスクのうち、未処理の状態である作業件数を表示させるようにしたが、当該表示に加えて、実施期限日が過ぎている未実施状態のToDoタスクがある場合には、当該ToDoタスクがあることを表示させるようにしてもよい。また、専門家ユーザが自身の専門家アカウントで前回ログインしたときと、今回ログインしたときとで、未処理の状態である作業件数に変動がある場合には、当該作業件数の表示態様を変更するようにしてもよい。具体的には、例えば、未実施の状態である作業件数が減少している場合には、当該作業件数が示す数字の色を変更したり、点滅表示に変更する。
【0084】
また、上記実施の形態において、一のユーザとして、専門家ユーザを例示するとともに、他のユーザとして、当該専門家ユーザに従属する従属アカウントの設定がなされている一般ユーザ(顧問先の一般ユーザ)を例示したが、例えば、当該一のユーザを雇用主、当該他のユーザを従業員とする構成であってもよい。
【0085】
また、上記実施の形態では、サーバ2の記憶部23がアカウントDB23a、タスクDB23b、会計情報DB23c、給与DB23d、売上情報DB23e、顧問先管理アプリケーションプログラム23f、ToDoアプリケーションプログラム23g、会計アプリケーションプログラム23h、給与アプリケーションプログラム23i、POP作成アプリケーションプログラム23j、売上管理アプリケーションプログラム23kを記憶し、サーバ2のCPU21が上記の各プログラムに基づき業務処理を行い、ユーザがウェブブラウザを操作してサーバ2にアクセスして、データの入出力や閲覧を行う構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、上記の各プログラムを、通信ネットワークNを介して利用することができるアプリケーションソフトに適用し、各ユーザがこのアプリケーションソフトを端末装置3にダウンロードし、端末装置3によって業務処理を行えるようにしてもよい。
【0086】
また、上記実施の形態における作業支援システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
【0087】
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
各ユーザが実施すべきタスクに係るタスク情報が、ユーザごとに記憶される記憶手段と、
一のユーザによって指定された他のユーザと、当該一のユーザによって設定された当該他のユーザが実施すべきタスクに係るタスク情報と、を対応付けて前記記憶手段に登録する登録制御手段と、
前記登録制御手段によって登録された前記タスク情報に関するタスクの進捗情報を一覧表に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする作業支援装置。
<請求項2>
前記表示制御手段は、前記進捗情報として、前記登録制御手段によって登録された前記タスク情報に関するタスクのうち、未実施状態のタスクの数を前記一覧表に表示させることを特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。
<請求項3>
前記登録制御手段は、前記一のユーザによって設定された前記他のユーザが実施すべきタスクに対して、当該一のユーザによって設定される優先度に係る優先度情報を更に対応付けて前記記憶手段に登録可能であり、
前記表示制御手段は、前記優先度の設定がなされた前記タスクのうち、未実施状態のタスクの数を前記一覧表に表示させることを特徴とする請求項2に記載の作業支援装置。
<請求項4>
前記優先度の指標には、少なくとも実施期限日が用いられ、
前記表示制御手段は、前記優先度として実施期限日の設定がなされた前記タスクにおいて、当該実施期限日が過ぎている未実施状態のタスクがある場合には、当該タスクがあることを前記一覧表に表示させることを特徴とする請求項3に記載の作業支援装置。
<請求項5>
前記表示制御手段は、前記一のユーザによる前回のログイン時と今回のログイン時とで、前記一覧表に表示される前記未実施状態のタスクの数に変動がある場合には、当該未実施状態のタスクの数の表示態様を変更することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の作業支援装置。
<請求項6>
前記他のユーザの代理として前記一のユーザによる代理ログインを行う代理ログイン手段を備え、
前記登録制御手段は、前記代理ログイン手段によって、前記他のユーザの代理として前記一のユーザによる代理ログインが行われた際に、当該他のユーザと、当該一のユーザによって設定された当該他のユーザが実施すべきタスクに係るタスク情報と、を対応付けて前記記憶手段に登録することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の作業支援装置。
<請求項7>
各ユーザが実施すべきタスクに係るタスク情報が、ユーザごとに記憶される記憶手段を備えるコンピュータを、
一のユーザによって指定された他のユーザと、当該一のユーザによって設定された当該他のユーザが実施すべきタスクに係るタスク情報と、を対応付けて前記記憶手段に登録する登録制御手段、
前記登録制御手段によって登録された前記タスク情報に関するタスクの進捗情報を一覧表に表示させる表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。