(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
駆動源からの回転駆動力によって回転する駆動カップリングと、前記駆動カップリングを収容するケース部材と、を備える装着部に着脱可能に装着されるトナー容器であって、
トナーを収容する容器本体と、
前記容器本体に少なくとも一部が収容され、回転軸の周りを回転する回転部材と、
前記容器本体の外部に配置され、前記回転部材に回転を伝達する伝達部材と、
前記容器本体の外部に配置され、前記伝達部材に装着される移動部材と、を備え、
前記伝達部材は、伝達カップリングを備え、第1の位置と、前記第1の位置よりも前記回転軸方向外側にある第2の位置と、の間で前記回転軸方向に沿って前記移動部材に対して移動可能に設けられ、
前記移動部材は、第1の移動位置と、前記第1の移動位置よりも前記回転軸方向外側にある第2の移動位置と、の間で前記回転軸方向に沿って移動可能に設けられ、
前記移動部材が前記第2の移動位置から前記第1の移動位置まで移動するのに伴って、前記伝達部材が前記第2の位置から前記第1の位置まで移動し、前記移動部材が前記第1の移動位置から前記第2の移動位置まで移動するのに伴って、前記伝達部材が前記第1の位置から前記第2の位置まで移動し、
前記トナー容器は、前記回転軸方向と交差する装着方向に沿って前記装着部に装着され、
前記トナー容器が前記装着部に装着される途中で、前記ケース部材が前記移動部材を押圧して前記移動部材が前記第2の移動位置から前記第1の移動位置まで移動し、その後、前記ケース部材が前記伝達部材を押圧して前記伝達部材が前記第2の位置から前記第1の位置まで移動し、
前記トナー容器が前記装着部に装着されると、前記ケース部材による前記移動部材に対する前記第1の移動位置への押圧が解除され、前記移動部材が前記第1の移動位置から前記第2の移動位置まで移動すると共に、前記ケース部材による前記伝達部材に対する前記第1の位置への押圧が解除され、前記伝達部材が前記第1の位置から前記第2の位置まで移動し、前記伝達カップリングが前記駆動カップリングに連結されることを特徴とするトナー容器。
駆動源からの回転駆動力によって回転する駆動カップリングと、前記駆動カップリングを収容するケース部材と、を備える装着部に着脱可能に装着されるトナー容器であって、
トナーを収容する容器本体と、
前記容器本体に少なくとも一部が収容され、回転軸の周りを回転する回転部材と、
前記容器本体の外部に配置され、前記回転部材に回転を伝達する伝達部材と、
前記容器本体の外部に配置され、前記伝達部材に装着される移動部材と、を備え、
前記伝達部材は、伝達カップリングを備え、第1の位置と、前記第1の位置よりも前記回転軸方向外側にある第2の位置と、の間で前記回転軸方向に沿って前記移動部材に対して移動可能に設けられ、
前記移動部材は、第1の移動位置と、前記第1の移動位置よりも前記回転軸方向外側にある第2の移動位置と、の間で前記回転軸方向に沿って移動可能に設けられ、
前記移動部材が前記第2の移動位置から前記第1の移動位置まで移動するのに伴って、前記伝達部材が前記第2の位置から前記第1の位置まで移動し、前記移動部材が前記第1の移動位置から前記第2の移動位置まで移動するのに伴って、前記伝達部材が前記第1の位置から前記第2の位置まで移動し、
前記トナー容器は、前記回転軸方向と交差する装着方向に沿って前記装着部に装着され、
前記トナー容器が前記装着部に装着される途中で、前記ケース部材が前記移動部材を押圧して前記移動部材が前記第2の移動位置から前記第1の移動位置まで移動し、その後、前記ケース部材が前記伝達部材を押圧して前記伝達部材が前記第2の位置から前記第1の位置まで移動し、
前記トナー容器が前記装着部に装着されると、前記ケース部材による前記移動部材に対する前記第1の移動位置への押圧が解除され、前記移動部材が前記第1の移動位置から前記第2の移動位置まで移動すると共に、前記ケース部材による前記伝達部材に対する前記第1の位置への押圧が解除され、前記伝達部材が前記第1の位置から前記第2の位置まで移動し、前記伝達カップリングが前記駆動カップリングに連結され、
前記容器本体の前記回転軸方向外側を覆うカバーを更に備え、
前記伝達部材は、
前記伝達部材が前記第2の位置にある状態で前記カバーに覆われる内側部と、
前記伝達部材が前記第2の位置にある状態で前記カバーよりも前記回転軸方向外側に向かって突出している外側部と、を備え、
前記移動部材は、
前記内側部の外周を覆う筒状部と、
前記筒状部から径方向外側に向かって延出しているアーム部と、
前記アーム部から前記回転軸方向外側に向かって延出しているボス部と、を備え、
前記ボス部の前記回転軸方向外側の端部は、前記カバーよりも前記回転軸方向外側に向かって突出していることを特徴とするトナー容器。
前記伝達部材は、前記移動部材が前記第1の移動位置にある状態で、前記第1の位置と、前記第1の位置よりも前記回転軸方向内側にある第3の位置と、の間で前記回転軸方向に沿って移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のトナー容器。
【発明を実施するための形態】
【0019】
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態について、
図1〜
図14を参照しつつ説明する。
【0020】
まず、プリンター1(画像形成装置の一例)の全体の構成について説明する。以下、説明の便宜上、
図1における左側をプリンター1の前側とする。なお、各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれプリンター1の前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。
【0021】
図1を参照して、プリンター1は、箱型形状のプリンター本体2(装置本体の一例)を備えている。プリンター本体2の下部には、用紙S(記録媒体の一例)を収納する給紙カセット3が収容されている。プリンター本体2の上面には排紙トレイ4が設けられている。プリンター本体2の上部には、排紙トレイ4の下側に露光器5が収容されている。
【0022】
プリンター本体2の内部には、用紙Sの搬送経路Pが設けられている。搬送経路Pの上流端部には、給紙部6が設けられている。搬送経路Pの中流部には、画像形成部7が設けられている。画像形成部7は、感光体ドラム8と現像装置10を有する。搬送経路Pの下流部には、定着装置12が設けられている。
【0023】
プリンター本体2の前上部には、トナーコンテナ15(トナー容器の一例)が収容されている。トナーコンテナ15は、装着部16に着脱可能に装着されている。
【0024】
次に、このような構成を備えたプリンター1の動作について説明する。
【0025】
まず、露光器5からのレーザー光(
図1の二点鎖線参照)により感光体ドラム8上に静電潜像が形成される。次に、感光体ドラム8上の静電潜像が現像装置10によって現像され、トナー像が形成される。これにより、画像形成動作が完了する。
【0026】
一方、給紙部6によって給紙カセット3から取り出された用紙Sは、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて画像形成部7へと搬送され、この画像形成部7において上記のトナー像が感光体ドラム8から用紙Sに転写される。トナー像を転写された用紙Sは、搬送経路Pを下流側へと搬送されて定着装置12に進入し、この定着装置12において用紙Sにトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙Sは、搬送経路Pの下流端部から排紙トレイ4に排出される。
【0027】
次に、トナーコンテナ15について更に説明する。
【0028】
図2以降の各図に適宜付される矢印Oはトナーコンテナ15の左右方向外側を示し、
図2以降の各図に適宜付される矢印Iはトナーコンテナ15の左右方向内側を示している。
【0029】
図2、
図3を参照して、トナーコンテナ15は、容器本体21と、容器本体21の中央部に収容される撹拌部材22(回転部材の一例)と、容器本体21の後下部に収容される搬送部材23(回転部材の一例)と、容器本体21の右端側に配置される支持部材24と、支持部材24の右側(左右方向外側)に配置される伝達部材25と、伝達部材25に装着される移動部材26と、容器本体21の右側(左右方向外側)を覆うカバー27と、容器本体21の右端部の後下側に配置されるシャッター28と、容器本体21の右側(左右方向外側)に配置される操作部材29と、支持部材24と伝達部材25の間に配置されるコイルスプリング30(付勢部材の一例)と、を備えている。
【0030】
トナーコンテナ15の容器本体21は、左右方向に長い形状を成している。容器本体21は、トナー(現像剤)を収容している。容器本体21は、収容部31と、収容部31の上側に設けられる蓋部32と、収容部31の右端部の後下側に設けられるダクト部33と、を備えている。
【0031】
容器本体21の収容部31は、上側が開放された箱型形状を成している。収容部31の右側壁31Rの中央部には、支持穴34が設けられている。収容部31の右側壁31Rの右面(左右方向外側の面)には、支持穴34の外周に支持リブ35が突設されている。収容部31の上端外周には、下側フランジ部36が設けられている。
【0032】
容器本体21の蓋部32は、下側が開放された箱型形状を成している。蓋部32の下端外周には、上側フランジ部37が設けられている。上側フランジ部37は、収容部31の下側フランジ部36に固定されている。これにより、収容部31と蓋部32が一体化されている。蓋部32の内部空間は、収容部31の内部空間と連通している。
【0033】
容器本体21のダクト部33は、左右方向に沿って延びる円筒状を成している。ダクト部33は、収容部31と一体に成型されている。ダクト部33の内部空間は、収容部31の内部空間と連通している。ダクト部33の下面には、トナーの排出口38が設けられている。
【0034】
図3を参照して、トナーコンテナ15の撹拌部材22は、容器本体21の収容部31に収容されている。撹拌部材22は、左右方向に沿って延びる第1回転軸Xの周りを回転可能に設けられている。つまり、本実施形態では、左右方向が撹拌部材22の回転軸方向である。撹拌部材22は、左右方向に沿って延びる撹拌軸40と、撹拌軸40に取り付けられる撹拌羽根41と、を備えている。撹拌羽根41は、例えば樹脂製のフィルムによって構成されており、シート状を成している。
【0035】
トナーコンテナ15の搬送部材23の左端部から左右方向中央部にわたる部分は、容器本体21の収容部31に収容されている。搬送部材23の右側部は、容器本体21のダクト部33に収容されている。搬送部材23の右端部は、ダクト部33よりも右側(左右方向外側)に突出し、容器本体21の外部に露出している。搬送部材23は、左右方向に沿って延びる第2回転軸Yの周りを回転可能に設けられている。つまり、本実施形態では、左右方向が搬送部材23の回転軸方向である。
【0036】
搬送部材23は、左右方向に沿って延びる搬送軸43と、搬送軸43の外周に突設される螺旋状の搬送フィン44と、搬送軸43の右端部(容器本体21の外部に露出する部分)に固定される従動ギア45と、を備えている。
【0037】
図4、
図5を参照して、トナーコンテナ15の支持部材24は、円環状のベース片47と、ベース片47の中央部から左側(左右方向内側)に向かって突出する連結片48と、ベース片47の中央部から右側(左右方向外側)に向かって突出するボス片49と、ボス片49の外周においてベース片47から右側(左右方向外側)に向かって突出する一対の挿入片50と、を備えている。
【0038】
図3を参照して、支持部材24のベース片47は、容器本体21の収容部31の右側(左右方向外側)に配置されている。つまり、ベース片47は、容器本体21の外部に配置されている。ベース片47の外周面には、駆動ギア52が設けられている。駆動ギア52は、搬送部材23の従動ギア45に噛み合っている。これにより、支持部材24が搬送部材23に接続されている。ベース片47の左面(左右方向内側の面)には、台座53が突設されている。
【0039】
支持部材24の連結片48は、容器本体21の収容部31の右側壁31Rに設けられた支持穴34を貫通している。これにより、支持部材24が容器本体21に回転可能に支持されている。連結片48の先端部は、収容部31の内部に挿入され、撹拌部材22の撹拌軸40の右端部に固定されている。これにより、支持部材24が撹拌部材22に接続されており、支持部材24が撹拌部材22と一体に第1回転軸Xの周りを回転可能となっている。
【0040】
図4を参照して、支持部材24の各挿入片50の右端部(左右方向外側の端部)には、フック50Aが設けられている。フック50Aは、径方向外側(第1回転軸Xから離間する側)に向かって突出している。
【0041】
図6〜
図10を参照して、トナーコンテナ15の伝達部材25は、容器本体21の収容部31の右側(左右方向外側)に配置されている。つまり、伝達部材25は、容器本体21の外部に配置されている。伝達部材25は、第1の位置(
図7、
図9参照)と、第1の位置よりも右側(左右方向外側)にある第2の位置(
図6、
図10参照)と、第1の位置よりも左側(左右方向内側)にある第3の位置(
図8参照)と、の間で左右方向に沿って直線的に移動可能に設けられている。
【0042】
伝達部材25は、内側部54と、内側部54から右側(左右方向外側)に向かって突出している外側部55と、を備えている。内側部54は、伝達部材25が第2の位置(
図6、
図10参照)にある状態で、カバー27によって覆われている。外側部55は、伝達部材25が第2の位置にある状態で、カバー27よりも右側(左右方向外側)に向かって突出している。
【0043】
図4、
図5を参照して、伝達部材25の内側部54は、伝達片56と、伝達片56の中央部から左側(左右方向内側)に向かって突出する筒状片57と、筒状片57の外周において伝達片56から左側(左右方向内側)に向かって突出する一対の突片58と、一対の突片58の左側部の外周面に固定される略円環状の固定片59と、を備えている。筒状片57には、支持部材24のボス片49が挿入されている。一対の突片58の形成間隔には、一対の挿入溝60が形成されている。各挿入溝60には、支持部材24の各挿入片50が挿入されている。以上のような構成により、左右方向に沿って移動可能且つ相対回転不能な状態で伝達部材25が支持部材24に支持されている。固定片59は、各挿入片50のフック50Aを係止している。これにより、各挿入片50の各挿入溝60からの離脱が抑制されている。
【0044】
伝達部材25の外側部55の右面(左右方向外側の面)には、伝達カップリング61が設けられている。伝達カップリング61は、略四角錐状を成している。伝達カップリング61は、トナーコンテナ15の種類(例えば、仕向地、トナーの色、又は、機種)ごとに異なる形状を成している。つまり、本実施形態のトナーコンテナ15とは種類が異なるトナーコンテナ15には、本実施形態とは異なる形状(例えば、略三角錐状又は略五角錐状)の伝達カップリング61が設けられている。
【0045】
図6〜
図10を参照して、トナーコンテナ15の移動部材26は、容器本体21の収容部31の右側(左右方向外側)に配置されている。つまり、移動部材26は、容器本体21の外部に配置されている。移動部材26は、第1の移動位置(
図7〜
図9参照)と、第1の移動位置よりも右側(左右方向外側)にある第2の移動位置(
図6、
図10参照)との間で左右方向に沿って直線的に移動可能に設けられている。
【0046】
図4、
図5を参照して、移動部材26は、内側筒部64と、内側筒部64から右側(左右方向外側)に向かって延出している外側筒部65と、内側筒部64の前後両側部から径方向外側(第1回転軸Xから離間する側)に向かって突出する突起部66と、を備えている。
【0047】
移動部材26の内側筒部64は、第1回転軸Xを軸心とする円筒状を成している。
図6等を参照して、内側筒部64は、伝達部材25の内側部54の右側部(左右方向外側部分)の外周を覆っている。内側筒部64の左縁部(左右方向内側の縁部)は、内側部54の固定片59に当接している。
【0048】
図4、
図5を参照して、移動部材26の外側筒部65は、第1回転軸Xを軸心とする円筒状を成している。外側筒部65の外周面は、球帯状を成しており、右側(左右方向外側)に向かって第1回転軸Xに近づくように傾斜している。
図6等を参照して、外側筒部65は、伝達部材25の外側部55の左側部(左右方向内側部分)の外周を覆っている。外側筒部65の右端部(左右方向外側の端部)には、開口部68が設けられている。
【0049】
図4、
図5を参照して、トナーコンテナ15のカバー27は、平板状の主壁75と、主壁75の外周側に配置される周壁76と、主壁75の中央側に配置されるガイド壁77と、を備えている。
【0050】
カバー27の主壁75は、第1回転軸Xと交差する平面に沿って設けられている。主壁75の中央部には、円形の貫通穴79が設けられている。
【0051】
カバー27の周壁76は、筒状を成している。周壁76は、主壁75の外周から左側(左右方向内側)に向かって突出している。周壁76の後部には、露出溝80が設けられており、この露出溝80を介して支持部材24の駆動ギア52の一部がカバー27の外部に露出している。周壁76の上部には、切り欠き81が設けられている。
【0052】
カバー27のガイド壁77は、円筒状を成している。ガイド壁77は、貫通穴79の外周において主壁75から左側(左右方向内側)に向かって突出している。ガイド壁77には、移動部材26の内側筒部64が挿入されている。ガイド壁77には、左右方向に沿って延びる一対のスリット82が設けられており、各スリット82には、移動部材26の各突起部66が係合している。以上のような構成により、カバー27が移動部材26を左右方向に沿って移動可能に支持している。
【0053】
図11、
図12を参照して、トナーコンテナ15のシャッター28は、略円筒状を成している。シャッター28は、容器本体21のダクト部33の外周に回転可能に装着されている。シャッター28は、ダクト部33に設けられたトナーの排出口38を閉止する閉止位置(
図11参照)と、トナーの排出口38を開放する開放位置(
図12参照)と、の間で回転可能に設けられている。シャッター28の外周面には、シャッター側ギア87が設けられている。
【0054】
トナーコンテナ15の操作部材29は、容器本体21の収容部31の右側(左右方向外側)に配置されている。つまり、操作部材29は、容器本体21の外部に配置されている。操作部材29は、第1の操作位置(
図11参照)と第2の操作位置(
図12参照)との間で第1回転軸Xの周りを回転可能に設けられている。
【0055】
図4、
図5を参照して、操作部材29は、本体部91と、本体部91の外周面から径方向外側(第1回転軸Xから離間する側)に向かって直線状に延びる被操作部92と、を備えている。
【0056】
操作部材29の本体部91は、第1回転軸Xを中心とする円環状を成している。
図13を参照して、本体部91は、支持部材24のベース片47の台座53の外周に回転可能に装着されている。これにより、本体部91は、容器本体21の収容部31の支持リブ35によって回転可能に支持されている。
図11、
図12を参照して、本体部91の外周面の後下部には、操作部材側ギア94が設けられている。操作部材側ギア94は、シャッター28のシャッター側ギア87と噛み合っている。これにより、操作部材29がシャッター28に接続されている。
【0057】
操作部材29の被操作部92は、操作部材29が回転する際にユーザーやサービスマンなどの作業者によって操作される部分である。被操作部92の上部は、カバー27の周壁76の切り欠き81を介して、カバー27の上側に露出している。
【0058】
図6等を参照して、トナーコンテナ15のコイルスプリング30は、支持部材24のベース片47と伝達部材25の内側部54の間に介装されている。コイルスプリング30は、内側部54の筒状片57の外周に装着されている。コイルスプリング30は、伝達部材25を右側(左右方向外側)に向かって押圧することで、伝達部材25を第2の位置(
図6、
図10参照)に付勢すると共に、移動部材26を第2の移動位置(
図6、
図10参照)に付勢している。
【0059】
次に、装着部16について更に説明する。
【0060】
図14を参照して、装着部16の上方は、開閉可能なトップカバー100によって覆われており、トップカバー100を開放することによって、トナーコンテナ15を装着部16に対して着脱できるようになっている。装着部16には、上側から下側に向かう装着方向Zに沿ってトナーコンテナ15が着脱可能に装着されている。
【0061】
図6等を参照して、装着部16は、ケース部材101と、ケース部材101の上部に収容される駆動片102と、を備えている。
【0062】
装着部16のケース部材101は、装着部16の右端側に配置されている。ケース部材101の左側壁101Lの上部には、円形の連結穴103が設けられている。
【0063】
装着部16の駆動片102は、ケース部材101によって回転可能に支持されている。駆動片102は、モーターなどによって構成される駆動源105に接続されている。駆動片102の左面(内面)には、駆動カップリング104が設けられている。駆動カップリング104は、ケース部材101の連結穴103を介してケース部材101の外部に露出している。駆動カップリング104は、装着部16の種類(例えば、仕向地、トナーの色、又は、機種)ごとに異なる形状を成している。つまり、本実施形態の装着部16とは種類が異なる装着部16には、本実施形態とは異なる形状(例えば、略三角錐状又は略五角錐状)の駆動カップリング104が設けられている。
【0064】
次に、トナーコンテナ15からトナーを排出する動作について説明する。
【0065】
図3を参照して、トナーコンテナ15からトナーを排出する際には、伝達部材25の伝達カップリング61が駆動片102の駆動カップリング104に連結され、且つ、ダクト部33に設けられたトナーの排出口38が開放された状態で、駆動源105を駆動させる。このように駆動源105が駆動すると、駆動源105からの回転駆動力によって駆動片102が回転し、これに伴って、駆動片102に設けられた駆動カップリング104が回転する。このように駆動カップリング104が回転すると、この回転が伝達部材25及び支持部材24によって撹拌部材22に伝達され、撹拌部材22が回転する。これに伴って、容器本体21の収容部31に収容されたトナーが撹拌部材22によって撹拌される。
【0066】
また、上記のように駆動カップリング104が回転すると、この回転が伝達部材25及び支持部材24によって搬送部材23に伝達され、搬送部材23が回転する。これに伴って、
図3に矢印Aで示されるように、容器本体21の収容部31及びダクト部33に収容されたトナーが搬送部材23によってトナーの排出口38に向かって搬送される。このようにトナーの排出口38に向かって搬送されたトナーは、トナーの排出口38からトナーコンテナ15の外部に排出される。なお、トナーコンテナ15の外部に排出されたトナーは、現像装置10(
図1参照)に補給される。
【0067】
次に、ユーザーやサービスマンなどの作業者がトナーコンテナ15を装着部16にセットする動作について説明する。
【0068】
トナーコンテナ15が装着部16から取り外された状態では、
図13に示されるように、コイルスプリング30の付勢力によって移動部材26が第2の移動位置に配置されており、伝達部材25が第2の位置に配置されている。また、
図11に示されるように、操作部材29が第1の操作位置に配置されており、シャッター28が閉止位置に配置されている。
【0069】
作業者がトナーコンテナ15を装着部16にセットする際には、
図2に示されるように、作業者がトナーコンテナ15を装着方向Zに沿って装着部16に挿入していく。
【0070】
図6に示されるように、トナーコンテナ15が装着部16に対して所定の位置まで挿入されると、移動部材26の外側筒部65の外周面がケース部材101の左側壁101Lと上壁101Uの境界部分に当接する。
【0071】
この状態からトナーコンテナ15が装着部16に対して更に下側(装着方向Zにおける奥側)に挿入されると、ケース部材101が移動部材26の外側筒部65の外周面を押圧する。この押圧により、
図7に示されるように、コイルスプリング30の付勢力に抗して移動部材26が第2の移動位置から第1の移動位置まで移動する。これに伴って、移動部材26の内側筒部64が伝達部材25の固定片59を押圧し、コイルスプリング30の付勢力に抗して伝達部材25が第2の位置から第1の位置まで移動する。また、伝達部材25の伝達カップリング61の外周面がケース部材101の左側壁101Lと上壁101Uの境界部分に当接する。
【0072】
この状態からトナーコンテナ15が装着部16に対して更に下側(装着方向Zにおける奥側)に挿入されると、ケース部材101が伝達部材25の伝達カップリング61の外周面を押圧する。この押圧により、
図8に示されるように、移動部材26が第1の移動位置にある状態で、コイルスプリング30の押圧力に抗して伝達部材25が第1の位置から第3の位置まで移動する。
【0073】
この状態からトナーコンテナ15が装着部16に対して更に下側(装着方向Zにおける奥側)に挿入されると、ケース部材101による伝達部材25に対する第3の位置への押圧が解除される。この押圧の解除により、
図9に示されるように、移動部材26が第1の移動位置にある状態で、コイルスプリング30の押圧力によって伝達部材25が第3の位置から第1の位置まで移動する。
【0074】
この状態からトナーコンテナ15が装着部16に対して更に下側(装着方向Zにおける奥側)に挿入されると、トナーコンテナ15が装着部16に装着される。このようにトナーコンテナ15が装着部16に装着されると、
図10に示されるように、移動部材26の外側筒部65がケース部材101の連結穴103に係合する。これに伴って、ケース部材101による移動部材26に対する第1の移動位置への押圧が解除され、コイルスプリング30の付勢力によって移動部材26が第1の移動位置から第2の移動位置まで移動する。これに伴って、コイルスプリング30の付勢力によって伝達部材25が第1の位置から第2の位置まで移動し、伝達カップリング61が駆動カップリング104に連結される。
【0075】
次に、作業者が操作部材29の被操作部92を後側に操作し、操作部材29を第1の操作位置(
図11参照)から第2の操作位置(
図12参照)まで回転させる。これに伴って、操作部材29の回転がシャッター28に伝達され、シャッター28が閉止位置(
図11参照)から開放位置(
図12参照)まで回転する。これにより、トナーの排出口38が開放される。以上により、トナーコンテナ15の装着部16へのセットが完了する。
【0076】
なお、上記のようにトナーコンテナ15を装着部16に装着する際に、トナーコンテナ15の種類と装着部16の種類が一致する場合には、伝達カップリング61の形状と駆動カップリング104の形状が一致し、伝達カップリング61が駆動カップリング104に連結可能となる。これに伴って、駆動カップリング104から伝達カップリング61に回転を伝達することが可能となる。一方で、トナーコンテナ15の種類と装着部16の種類が一致しない場合には、伝達カップリング61の形状と駆動カップリング104の形状が一致せず、伝達カップリング61と駆動カップリング104の連結が規制される。これに伴って、駆動カップリング104から伝達カップリング61への回転の伝達が規制される。このような構成を採用することで、種類の一致しないトナーコンテナ15が装着部16に誤装着されるのを抑制することができる。
【0077】
なお、作業者がトナーコンテナ15を装着部16から取り外す際には、作業者が操作部材29の被操作部92を前側に操作し、操作部材29を第2の操作位置(
図12参照)から第1の操作位置(
図11参照)まで回転させる。これに伴って、操作部材29の回転がシャッター28に伝達され、シャッター28が開放位置(
図12参照)から閉止位置(
図11参照)まで回転する。これにより、トナーの排出口38が閉止される。
【0078】
次に、作業者がトナーコンテナ15を装着方向Zとは逆の方向に沿って装着部16から引き抜く。これにより、トナーコンテナ15が装着部16から取り外される。
【0079】
本実施形態では上記のように、移動部材26が第2の移動位置から第1の移動位置まで移動するのに伴って、伝達部材25が第2の位置から第1の位置まで移動し、移動部材26が第1の移動位置から第2の移動位置まで移動するのに伴って、伝達部材25が第1の位置から第2の位置まで移動する。このような構成を採用することで、ケース部材101によって移動部材26を押圧すれば、ケース部材101によって伝達部材25を直接押圧しなくても、伝達部材25を第1の位置と第2の位置との間で移動させることが可能となる。そのため、伝達部材25の損傷を抑制しつつ、伝達部材25を左右方向に沿って移動させることが可能となる。
【0080】
なお、本実施形態では、移動部材26がケース部材101との接触を開始した後に、伝達部材25の伝達カップリング61がケース部材101との接触を開始している。このような構成を採用することで、伝達カップリング61がいきなりケース部材101との接触を開始する場合と比較して、伝達カップリング61がケース部材101との接触を開始する時の衝撃を小さくすることが可能となり、伝達カップリング61の損傷を抑制しやすくなる。
【0081】
また、移動部材26は、伝達部材25の内側部54の外周を覆う内側筒部64と、内側筒部64から右側(左右方向外側)に向かって延出しており、伝達部材25の外側部55の外周を覆う外側筒部65と、を備えている。このような構成を採用することで、伝達部材25の外側部55が損傷を受けるのを抑制することが可能となる。
【0082】
また、外側筒部65の外周面は、球帯状を成している。このような構成を採用することで、ケース部材101によって外側筒部65の外周面を押圧した際に、移動部材26を確実に第2の移動位置から第1の移動位置まで移動させることが可能となる。
【0083】
また、移動部材26が第1の移動位置から第2の移動位置まで移動するのに伴って、コイルスプリング30の付勢力によって伝達部材25が第1の位置から第2の位置まで移動する。このような構成を採用することで、伝達部材25を確実に第1の位置から第2の位置まで移動させることが可能となる。
【0084】
また、伝達部材25は、移動部材26が第1の移動位置にある状態で、第1の位置と第3の位置との間で左右方向に沿って移動可能に設けられている。このような構成を採用することで、移動部材26が第1の移動位置にある状態で伝達部材25に衝撃が与えられたとしても、伝達部材25が第1の位置から第3の位置まで移動することで、上記の衝撃を吸収することができる。そのため、伝達部材25の損傷を一層確実に抑制することができる。
【0085】
また、操作部材29が操作されるのに伴って、シャッター28がトナーの排出口38を開閉する。このような構成を採用することで、装着部16側の構成を複雑化することなく、トナーの排出口38を開閉することが可能となる。
【0086】
また、プリンター1は、トナーコンテナ15と、トナーコンテナ15が着脱可能に装着される装着部16と、を備えている。このような構成を採用することで、トナーコンテナ15を容易に交換することが可能となる。
【0087】
ところで、装着部16へのトナーコンテナ15の装着動作に連動して駆動カップリング104を移動させ、駆動カップリング104を伝達カップリング61に連結させる構成がある。しかしながら、このような構成を採用すると、駆動カップリング104を移動させるための駆動機構を装着部16に設置する必要が生じるため、装着部16の構成が複雑化する恐れがある。
【0088】
これに対して、本実施形態では、トナーコンテナ15が装着部16に装着される途中で、ケース部材101が移動部材26を押圧して移動部材26が第2の移動位置から第1の移動位置まで移動し、伝達部材25が第2の位置から第1の位置まで移動し、トナーコンテナ15が装着部16に装着されると、ケース部材101による移動部材26に対する第1の移動位置への押圧が解除され、移動部材26が第1の移動位置から第2の移動位置まで移動し、伝達部材25が第1の位置から第2の位置まで移動し、伝達カップリング61が駆動カップリング104に連結される。このような構成を採用することで、駆動カップリング104を移動させるための機構を装着部16に設置する必要が無くなるため、装着部16の構成の複雑化を抑制することができ、装着部16における省スペース化を図ることができる。
【0089】
本実施形態では、シャッター28が容器本体21のダクト部33の外周に回転可能に装着されている。一方で、他の異なる実施形態では、シャッター28が容器本体21のダクト部33の内周に回転可能に装着されていても良い。
【0090】
本実施形態では、撹拌部材22の全体が容器本体21に収容されている。一方で、他の異なる実施形態では、撹拌部材22の一部が容器本体21に収容されていても良い。本実施形態では、搬送部材23のうちの右端部を除く部分が容器本体21に収容されている。一方で、他の異なる実施形態では、搬送部材23の全体が容器本体21に収容されていても良い。
【0091】
本実施形態では、伝達部材25の全体が容器本体21の外部に配置されている。一方で、他の異なる実施形態では、伝達部材25の一部が容器本体21の外部に配置されていても良い。
【0092】
本実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、コピー機、ファクシミリ、複合機(プリント機能、コピー機能及びファックス機能などを複合的に備えた画像形成装置)等のプリンター1以外の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
【0093】
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態について、
図15〜
図20を参照しつつ説明する。なお、本発明の第1の実施形態と重複する説明は、適宜省略する。
【0094】
まず、第2の実施形態に係るトナーコンテナ111について説明する。なお、第1の実施形態に係るトナーコンテナ15の各部と同様の部分には、以下の説明及び
図15〜
図20において、第1の実施形態に係るトナーコンテナ15の各部と同一の参照符号を付す。
【0095】
図15、
図16を参照して、トナーコンテナ111の伝達部材114は、内側部54と、内側部54から右側(左右方向外側)に向かって突出している外側部117と、を備えている。外側部117の右面(左右方向外側の面)には、伝達カップリング118が設けられている。
図17を参照して、伝達カップリング118は、円筒状の伝達筒119と、伝達筒119の外周面に突設される3個の伝達突起120と、を備えている。
【0096】
図15、
図16を参照して、トナーコンテナ111の移動部材115は、筒状部122と、筒状部122の前後両側部から径方向外側に向かって延出している一対のアーム部123と、各アーム部123から右側(左右方向外側)に向かって延出している一対のボス部124と、を備えている。筒状部122は、第1回転軸Xを軸心とする円筒状を成している。筒状部122は、伝達部材114の内側部54の右側部(左右方向外側部分)の外周を覆っている。なお、筒状部122は、伝達部材114の外側部117の外周は覆っていない。各ボス部124は、左右方向に沿って延びている。各ボス部124の右端部124A(左右方向外側の端部)は、半球状を成している。
【0097】
トナーコンテナ111のカバー116は、平板状の主壁126と、主壁126の外周側に配置される周壁76と、主壁126の中央側に配置されるガイド壁128と、を備えている。主壁126には、貫通穴79の前後両側に穴部127が設けられており、各穴部127を移動部材115の各ボス部124が貫通している。これにより、各ボス部124の右端部124A(左右方向外側の端部)がカバー116よりも右側(左右方向外側)に向かって突出している。ガイド壁128には、スリット(第1の実施形態参照)が設けられていない。
【0098】
次に、第2の実施形態に係る装着部112について説明する。なお、第1の実施形態に係る装着部16の各部と同様の部分には、本明細書及び添付図面において、第1の実施形態に係る装着部16の各部と同一の参照符号を付す。
【0099】
図18等を参照して、装着部112のケース部材130の左側壁130Lには、連結穴103の上方に凹部132が設けられている。装着部112のケース部材130の左側壁130Lには、凹部132の前後両側に上流側傾斜部133が設けられている。各上流側傾斜部133は、下側(装着方向Zにおける下流側)に向かって左側(左右方向内側)に傾斜している。装着部112のケース部材130の左側壁130Lには、各上流側傾斜部133の下側(装着方向Zにおける下流側)に下流側傾斜部134が設けられている。各下流側傾斜部134は、下側(装着方向Zにおける下流側)に向かって右側(左右方向外側)に傾斜している。
【0100】
次に、ユーザーやサービスマンなどの作業者がトナーコンテナ111を装着部112にセットする動作について説明する。
【0101】
作業者がトナーコンテナ111を装着部112にセットする際には、作業者がトナーコンテナ111を装着方向Zに沿って装着部112に挿入していく。
図18に示されるように、トナーコンテナ111が装着部112に対して所定の位置まで挿入されると、移動部材115の各ボス部124の右端部124Aがケース部材130の各上流側傾斜部133に当接する。
【0102】
この状態からトナーコンテナ111が装着部112に対して更に下側(装着方向Zにおける奥側)に挿入されると、ケース部材130が移動部材115の各ボス部124の右端部124Aを押圧する。この押圧により、
図19に示されるように、コイルスプリング30の付勢力に抗して移動部材115が第2の移動位置から第1の移動位置まで移動する。これに伴って、移動部材115が伝達部材114を押圧し、コイルスプリング30の付勢力に抗して伝達部材114が第2の位置から第1の位置まで移動する。
【0103】
この状態からトナーコンテナ111が装着部112に対して更に下側(装着方向Zにおける奥側)に挿入されると、トナーコンテナ111が装着部112に装着される。このようにトナーコンテナ111が装着部112に装着されると、
図20に示されるように、移動部材115の各ボス部124の右端部124Aがケース部材130の各下流側傾斜部134に当接する。また、ケース部材130による移動部材115に対する第1の移動位置への押圧が解除され、コイルスプリング30の付勢力によって移動部材115が第1の移動位置から第2の移動位置まで移動する。これに伴って、コイルスプリング30の付勢力によって伝達部材114が第1の位置から第2の位置まで移動し、伝達カップリング118が駆動カップリング104に連結される。
【0104】
次に、第1の実施形態と同様に、作業者が操作部材29(
図17等参照)の被操作部92を操作して操作部材29を回転させ、シャッター28にトナーの排出口38を開放させる。以上により、トナーコンテナ111の装着部112へのセットが完了する。
【0105】
なお、作業者がトナーコンテナ111を装着部112から取り外す際には、作業者が操作部材29の被操作部92を前側に操作して操作部材29を回転させ、シャッター28にトナーの排出口38を閉止させる。次に、作業者がトナーコンテナ111を装着方向Zとは逆の方向に沿って装着部112から引き抜く。これにより、トナーコンテナ111が装着部112から取り外される。
【0106】
本実施形態の移動部材115は、伝達部材114の内側部54の外周を覆う筒状部122と、筒状部122から径方向外側に向かって延出している一対のアーム部123と、各アーム部123から右側(左右方向外側)に向かって延出している一対のボス部124と、を備え、各ボス部124の右端部124A(左右方向外側の端部)は、カバー116よりも右側(左右方向外側)に向かって突出している。このような構成を採用することで、伝達部材114の外側部117とは間隔をおいて配置された各ボス部124の右端部124Aをケース部材130によって押圧することが可能となる。これに伴って、伝達部材114の外側部117に設けられる伝達カップリング118の形状の自由度を高めることが可能となる。
【0107】
また、各ボス部124の右端部124A(左右方向外側の端部)は、半球状を成している。このような構成を採用することで、ケース部材130によって各ボス部124の右端部124Aを押圧した際に、移動部材115を確実に第2の移動位置から第1の移動位置まで移動させることが可能となる。
【0108】
<第3の実施形態>
以下、本発明の第3の実施形態について、
図21〜
図23を参照しつつ説明する。なお、本発明の第1の実施形態と重複する説明は、適宜省略する。
【0109】
まず、第3の実施形態に係るトナーコンテナ141について説明する。なお、第1の実施形態に係るトナーコンテナ15の各部と同様の部分には、以下の説明及び
図21〜
図23において、第1の実施形態に係るトナーコンテナ15の各部と同一の参照符号を付す。
【0110】
図21、
図22を参照して、トナーコンテナ141の容器本体144は、トナーコンテナ141が装着部142に装着された状態で、第1の回転位置(
図21参照)と第2の回転位置(
図22参照)との間で回転可能に設けられている。容器本体144の収容部148の下面には、トナーの排出口149が設けられている。なお、容器本体144には、ダクト部(第1の実施形態参照)が設けられていない。
【0111】
図23を参照して、トナーコンテナ141のカバー145は、係合壁151を備えている。係合壁151は、貫通穴79の外周において主壁75から右側(左右方向外側)に向かって突出している。
【0112】
図21、
図22を参照して、トナーコンテナ141のシャッター146は、容器本体144の収容部148の外面に沿って円弧状に湾曲している。シャッター146は、トナーの排出口149を開閉可能に設けられている。
【0113】
次に、ユーザーやサービスマンなどの作業者がトナーコンテナ141を装着部142にセットする動作について説明する。
【0114】
まず、第1の実施形態と同様に、作業者がトナーコンテナ141を装着方向Zに沿って装着部142に装着する。これにより、
図23に示されるように、伝達部材25の伝達カップリング61が駆動片102の駆動カップリング104に連結されると共に、伝達カップリング61と駆動カップリング104が第1回転軸X上に配置される。
【0115】
次に、作業者が容器本体144を第1の回転位置(
図21参照)から第2の回転位置(
図22参照)までシャッター146に対して回転させる。これに伴って、容器本体144がシャッター146に対して変位し、シャッター146がトナーの排出口149を開放する。以上により、トナーコンテナ141の装着部142へのセットが完了する。
【0116】
なお、上記のように容器本体144が第1の回転位置(
図21参照)から第2の回転位置(
図22参照)まで回転する際に、容器本体144は第1回転軸Xを中心に回転する。そのため、第1回転軸X上に配置された伝達カップリング61と駆動カップリング104の相対的な位置関係は変化せず、伝達カップリング61と駆動カップリング104の連結状態が維持される。
【0117】
なお、作業者がトナーコンテナ141を装着部142から取り外す際には、作業者が容器本体144を第2の回転位置(
図22参照)から第1の回転位置(
図21参照)までシャッター146に対して回転させる。これに伴って、容器本体144がシャッター146に対して変位し、シャッター146がトナーの排出口149を閉止する。次に、作業者がトナーコンテナ141を装着方向Zとは逆の方向に沿って装着部142から引き抜く。これにより、トナーコンテナ141が装着部142から取り外される。
【0118】
本実施形態では上記のように、トナーコンテナ141が装着部142に装着された状態で容器本体144がシャッター146に対して回転するのに伴って、シャッター146がトナーの排出口149を開閉する。このような構成を採用することで、トナーコンテナ141に操作部材(第1の実施形態参照)を設けることなく、トナーの排出口149を開閉することが可能となり、トナーコンテナ141の構成を簡易なものとすることが可能となる。