(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における、組織分析装置、組織分析方法、及びプログラムについて、
図1〜
図5を参照しながら説明する。
【0015】
[装置構成]
最初に、
図1を用いて、本実施の形態1における組織分析装置の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における組織分析装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【0016】
図1に示す、本実施の形態1における組織分析装置10は、複数の構成員で構成された組織を分析するための装置である。
図1に示すように、組織分析装置10は、感情データ取得部11と、分析部12と、関係図作成部13とを備えている。
【0017】
感情データ取得部11は、特定の構成員によってその端末装置から、特定の構成員が指定する別の構成員に対して、感情データが送られた場合に、この感情データを取得する。感情データは、特定の構成員が指定する別の構成員に対する、特定の構成員の感情の程度を数値で表すデータである。
【0018】
分析部12は、感情データ取得部11によって取得された感情データに基づいて、複数の構成員それぞれ毎に、各構成員に送られてきた感情データの程度を積算する。また、分析部12は、得られた積算値に基づいて、2人の構成員の組み合わせ毎に、この2人の構成員の間における感情の関係を特定する。
【0019】
関係図作成部13は、複数の構成員それぞれをノードとし、分析部12によって特定された関係が反映されている、関係図を作成する。
【0020】
このように、本実施の形態では、組織の構成員の1人から別の構成員に送られた感情データに基づいて、両者における感情の関係が特定され、更に、これに基づいて、構成員間の関係図が作成される。つまり、本実施の形態によれば、組織における感情の伝搬の分析を行なって、キーマンとなる人物の特定を行なうことができる。
【0021】
続いて、
図2を用いて、本実施の形態1における組織分析装置10の構成をより具体的に説明する。
図2は、本発明の実施の形態1における組織分析装置の構成をより具体的に示すブロック図である。
【0022】
図2に示すように、本実施の形態1においては、組織分析装置10は、感情伝搬装置20に接続されており、感情伝搬装置20から感情データを取得している。感情伝搬装置20は、組織の構成員40同士での感情データの送受信を可能にする装置である。
【0023】
図2に示すように、感情伝搬装置20は、各構成員40の端末装置41にネットワーク30を介して接続されている。また、
図2に示すように、感情伝搬装置20は、感情送信部21と、感情受信部22と、感情伝搬部23とを備えている。
【0024】
感情受信部22は、特定の構成員40が、指定した構成員40へと自身の端末装置41から感情データを送信すると、この送信された感情データを受信する。また、感情送信部21は、感情受信部22によって受信された感情データを、指定された別の構成員40の端末装置41へと送信する。感情送信部21は、感情データを更に組織分析装置10にも送信する。
【0025】
また、感情伝搬部23は、感情データの送信後に、特定の構成員40の感情を伝搬すべき構成員(第3者)に対して、感情データの送信が行なわれたことを通知する。このため、いずれかの構成員40が別の構成員40に対して感情データを送信して、例えば、感謝を表明すると、これを契機にして、このことが第3者にも通知される。この場合、組織全体に肯定的な感情が効率的に伝搬するので、組織パフォーマンスの向上が図られる。
【0026】
感情データは、上述したように、ある構成員40の別の構成員40に対する感情の程度を数値で表すデータである。また、感謝データには、送信元の構成員40の識別子と送信先の構成員40の識別子とが含まれている。更に、感謝データで表される感情としては、肯定的な感情、例えば、感謝、尊敬等が挙げられる。
【0027】
また、感情の程度は、各構成員40によって、感情データを送信する際に設定される。例えば、各構成員40は、1〜5の5段階で、感情の程度が高いほど(例えば、感謝の気持ちが高いほど)、高い値を感情の程度として設定する。なお、本実施の形態において、感情の種類は限定されるものではない。また、感情の程度の数値による表し方(段階の数)も、特に限定されるものではない。
【0028】
また、本実施の形態1における組織分析装置10において、感情データ取得部11は、感情伝搬装置20の感情送信部21から感情データが送信されてくると、これを取得する。そして、感情データ取得部11は、取得した感情データの送信元の構成員の識別子と、送信先の構成員の識別子と、感情の程度の値とを特定し、特定した情報を分析部12に渡す。
【0029】
具体的には、感情データ取得部11は、取得した感情データに基づいて、
図3に示すリストを作成する。
図3は、本実施の形態1において作成される感情データのリストの一例を示す図である。
図3において、アルファベットの各文字は、各構成員の識別子を示している。また、
図3の例では、感情データが表す程度は、感謝の度合であり、「感謝強度」として示されている。
【0030】
分析部12は、感情データ取得部11から受け取った情報に基づいて、構成員40毎に、その構成員40に送られてきた感情データの程度の値を積算して、積算値を算出する。感情データ取得部11から受け取った情報が、
図3に示すリストである場合は、分析部12は、構成員毎に、送られてきた感情データの感謝強度の積算値(以下「感謝量」と表記する。)を算出する。
【0031】
例えば、構成員Aにおける感謝量をT
Aとすると、分析部12は、下記の数1を用いて、感謝量T
Aを算出する。また、下記の数1において、S
iは、構成員が受け取った感情データの感謝強度である。
【0033】
続いて、分析部12は、本実施の形態1では、2人の構成員の組合せ毎に、それぞれの積算値を対比して、積算値の大きい方を特定し、更に、一方の構成員の積算値と他方の構成員の積算値との差を算出する。これにより、2人の構成員の間の関係が特定される。例えば、
図3に示す構成員Aの感謝量が50で、構成員Bの感謝量が43であるとすると、分析部12は、「構成員Aの感謝量の方が構成員Bの感謝量より大きく、その差が7である」と判断する。
【0034】
関係図作成部13は、上述したように、分析部12によって特定された関係に基づいて、各構成員をノードとする関係図を作成する。このとき、本実施の形態では、関係図作成部13は、
図4に示すように、ノード間を矢印で結び、その際、矢印の先端を、積算値(感謝量)が大きい方のノードに向け、積算値の差に応じて矢印の態様、例えば、太さ、線種等を設定する。
図4は、本実施の形態1で作成される関係図の一例を示す図である。なお、
図4の例では、積算値の差に応じて矢印の太さが設定されている。
【0035】
また、関係図作成部13は、作成した関係図を、表示装置50の画面上に表示する。これにより、組織分析装置10の管理者は、画面上で最も矢印を集めている構成員40を確認することで、対象となった組織において、肯定的な感情、例えば、感謝を伝搬させたキーマンを特定することができる。
【0036】
更に、関係図作成部13は、関係図を表示する際において、構成員40の識別子に加えて、積算値(感謝量)を表示しても良い。また、関係図作成部13は、積算値の大きさが一目で分かるように、構成員を表すシンボルの形状及び色等を積算値に応じて変更しても良い。
図4の例では、積算値の最も大きい構成員は二重丸で示され、積算値の最も少ない構成員は黒丸で示され、その他は白丸で示されている。
【0037】
なお、表示装置50は、組織分析装置10に接続された単独の表示装置であっても良いし、組織分析装置10に接続された端末装置の表示装置であっても良い。
【0038】
[装置動作]
次に、本実施の形態1における組織分析装置10の動作について
図5を用いて説明する。
図5は、本発明の実施の形態1における組織分析装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜
図1〜
図4を参酌する。また、本実施の形態1では、組織分析装置10を動作させることによって、組織分析方法が実施される。よって、本実施の形態1における組織分析方法の説明は、以下の組織分析装置10の動作説明に代える。
【0039】
図5に示すように、最初に、感情データ取得部11は、感情伝搬装置20から送信されてきた感情データを取得する(ステップA1)。感情データの送信が都度行なわれている場合は、ステップA1は、予め定められた条件が満たされるまで実行される。例えば、感情データ取得部11は、設定された個数の感情データが取得できるまで、又は設定された期間が経過するまで、感情データを取得する。なお、まとまった数の感情データが一度に送信されてくる場合は、感情データ取得部11は、ステップA1の実行後、すぐにステップA2を実行する。
【0040】
次に、感情データ取得部11は、ステップA1で取得した感情データに基づいて、リストを作成する(ステップA2)。具体的には、感情データ取得部11は、
図3に示すリストを作成し、作成したリストを分析部12に渡す。
【0041】
次に、分析部12は、ステップA2で作成されたリストを受け取り、受け取ったリストに基づいて、構成員40毎に、その構成員40に送られてきた感情データの程度の値を積算して、積算値を算出する(ステップA3)。具体的には、分析部12は、
図3に示すリストに基づき、上記数1を用いて、構成員毎に感謝量を算出する。
【0042】
次に、分析部12は、2人の構成員の組合せ毎に、それぞれの積算値を対比して、積算値の大きい方を特定し、更に、一方の構成員40の積算値と他方の構成員40の積算値との差を算出して、2人の構成員の間の関係を特定する(ステップA4)。
【0043】
次に、関係図作成部13は、ステップA4で特定された関係に基づいて、各構成員をノードとする関係図を作成する(ステップA5)。具体的には、関係図作成部13は、
図4に示すように、ノード間を矢印で結び、その際、矢印の先端を、積算値(感謝量)が大きい方のノードに向け、積算値の差に応じて矢印の太さを設定する。
【0044】
次に、関係図作成部13は、作成した関係図を、表示装置50の画面上に表示する(ステップA6)。ステップA6が実行されると、組織分析装置10の管理者は、画面上で最も矢印を集めている構成員40を確認することで、対象となった組織において、肯定的な感情、例えば、感謝を伝搬させたキーマンを特定することができる。
【0045】
以上のように、本実施の形態1における組織分析装置10によれば、組織における公的的な感情の伝搬が分析され、結果が関係図として表示されるので、キーマンとなる人物の特定が可能となる。
【0046】
[プログラム]
本実施の形態1におけるプログラムは、コンピュータに、
図5に示すステップA1〜A6を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における組織分析装置10と組織分析方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、感情データ取得部11、分析部12、及び関係図作成部13として機能し、処理を行なう。
【0047】
また、本実施の形態1におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、感情データ取得部11、分析部12、及び関係図作成部13のいずれかとして機能しても良い。
【0048】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における組織分析装置、組織分析方法、及びプログラムについて、
図6〜
図9を参照しながら説明する。
【0049】
[装置構成]
最初に、
図6を用いて、本実施の形態2における組織分析装置の構成について説明する。
図6は、本発明の実施の形態2における組織分析装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【0050】
図6に示す本実施の形態2における組織分析装置60は、
図1及び
図2に示した実施の形態1における組織分析装置10と異なり、組織が2以上のグループを有し、複数の構成員40の全部又は一部が、2以上のグループのいずれかに所属している場合に対応する。以下、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
【0051】
まず、本実施の形態2においては、分析部12は、グループ毎に、各グループに所属する構成員に他のグループに所属する構成員から送られてきた感情データの程度を積算し、積算値を算出する。また、分析部12は、グループ毎に得られた積算値に基づいて、2つのグループの組み合わせ毎に、その2つのグループの間における感情の関係を特定する。
【0052】
具体的には、分析部12は、まず、予め作成されているグループ管理テーブルに基づいて、各グループに所属する構成員を特定する。グループ管理テーブルは、組織管理装置60が備える記憶装置(
図6において図示せず)等に格納されている。
図7は、本発明の実施の形態2で用いられるグループ管理テーブルの一例を示す図である。
【0053】
次いで、分析部12は、各グループの構成員40が別のグループの構成員に送った感情データを特定する。そして、分析部12は、特定した感情データのうち、一方のグループから他方のグループに送信された感情データの程度の値を正、逆の感情データの値を負として、グループ間の感情データの程度の総和を算出する。
【0054】
例えば、
図8に示すように、グループを超えて感情データが送信されているとする。
図8は、本発明の実施の形態2におけるグループを超えた感情データの送信の一例を示す図である。
図8の例では、グループ1からグループ2に送られた感情データは、構成員Dから構成員E及びFに送った感情データと、構成員Aから構成員Gに送った感情データである。また、グループ2からグループ1に送られた感情データは、構成員Eから構成員Bにった感情データである。従って、感情データの程度の値をそれぞれS
ijとし、程度の総和をS
totalとすると、程度の総和S
totalは下記の数2から算出される。なお、iは送信元の構成員を示し、jは送信先の構成員を示している。
【0056】
また、分析部12は、グループ1からグループ2に送られた感情データの程度(
図3の例に示す「感謝強度」)の総和と、グループ2からグループ1に送られた感情データの程度の総和とを比較し、値が大きい方を特定する。本実施の形態2では、分析部12は、総和S
totalを算出し、値の大きい方を特定することによって、グループ間の感情の関係を特定する。
【0057】
また、本実施の形態2では、関係図作成部13は、各グループをノードとし、特定された2つのグループの間における感情の関係が反映されている、グループ関係図を作成する。更に、このときも、
図9に示すように、関係図作成部13は、ノード間を矢印で結び、矢印の向きを、感謝データの程度の総和が大きい方のグループに向ける。また、関係図作成部13は、総和S
totalに応じて、矢印の態様、例えば、太さ、線種等を設定する。
【0058】
図9は、本実施の形態2で作成される関係図の一例を示す図である。なお、
図9の例では、組織に設定されているグループの数が4つである。
図9の例では、感謝データの程度の総和の最も大きいグループは二重丸で示され、感謝データの程度の総和の最も少ない構成員は黒丸で示され、その他は白丸で示されている。また、
図9の例では、総和S
totalに応じて、矢印の太さが設定されている。
【0059】
また、
図6に示すように、本実施の形態2における組織分析装置60は、感情データ取得部11、分析部12、及び関係図作成部13に加えて、グループ設定部61を備えている。グループ設定部61は、外部からの指示に応じて、グループの作成及びグループの解除を実行する。このため、管理者等は、自由にグループを作成したり、作成したグループを解除したりすることができる。
【0060】
[装置動作]
次に、本実施の形態2における組織分析装置60の動作について
図10を用いて説明する。
図10は、本発明の実施の形態2における組織分析装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜
図6〜
図9を参酌する。
【0061】
また、本実施の形態2でも、組織分析装置60を動作させることによって、組織分析方法が実施される。よって、本実施の形態2における組織分析方法の説明は、以下の組織分析装置60の動作説明に代える。
【0062】
図9に示すように、最初に、感情データ取得部11は、感情伝搬装置20から送信されてき感情データを取得する(ステップB1)。次に、感情データ取得部11は、ステップA1で取得した感情データに基づいて、リストを作成する(ステップB2)。なお、ステップB1及びB2は、
図5に示したステップA1及びA2と同様のステップである。
【0063】
次に、分析部12は、まず、予め作成されているグループ管理テーブルに基づいて、各グループに所属する構成員を特定する(ステップB3)。
【0064】
次に、分析部12は、ステップB3で特定した各グループの構成員と、ステップB2で作成されたリストとを対比して、グループ毎に、そのグループに所属する構成員40が別のグループに所属する構成員に送った感情データを特定する(ステップB4)。
【0065】
次に、分析部12は、2つのグループの組み合わせ毎に、一方のグループから他方のグループに送信された感情データの程度の値を正、逆の感情データの値を負として、グループ間の感情データの程度の総和を算出する(ステップB5)。次に、分析部12は、ステップB5の算出結果に基づいて、2つのグループ間の感情の関係を特定する(ステップB6)
【0066】
次に、関係図作成部13は、各グループをノードとし、特定された2つのグループの間における感情の関係が反映されている、グループ関係図を作成する(ステップB7)。具体的には、関係図作成部13は、ノード間を矢印で結び、矢印の向きを、感謝データの程度の総和が大きい方のグループに向ける。また、関係図作成部13は、上記数2を用いて計算される総和S
totalに応じて、矢印の太さを設定する。
【0067】
次に、関係図作成部13は、作成した関係図を、表示装置50の画面上に表示する(ステップB8)。ステップB8が実行されると、組織分析装置60の管理者は、画面上で最も矢印を集めているグループを確認することで、対象となった組織におけるグループ間の関係を特定することができる。また、管理者は、表示された結果に基づいて、グループ設定部61を介して、新たなグループを設定したり、不要なグループを解除することができる。
【0068】
[プログラム]
本実施の形態2におけるプログラムは、コンピュータに、
図10に示すステップB1〜B8を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における組織分析装置60と組織分析方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、感情データ取得部11、分析部12、関係図作成部13、及びグループ設定部61として機能し、処理を行なう。
【0069】
また、本実施の形態2におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、感情データ取得部11、分析部12、関係図作成部13及びグループ設定部61のいずれかとして機能しても良い。
【0070】
(物理構成)
ここで、実施の形態1及び2におけるプログラムを実行することによって、組織分析装置を実現するコンピュータについて
図11を用いて説明する。
図11は、本発明の実施の形態1及び2における組織分析装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
【0071】
図11に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
【0072】
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
【0073】
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
【0074】
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
【0075】
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
【0076】
なお、本実施の形態1及び2における組織分析装置は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、組織分析装置は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。