特許第6864010号(P6864010)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6864010
(24)【登録日】2021年4月5日
(45)【発行日】2021年4月21日
(54)【発明の名称】掃除機据置台
(51)【国際特許分類】
   A47L 9/00 20060101AFI20210412BHJP
【FI】
   A47L9/00 104
   A47L9/00 105C
【請求項の数】14
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2018-558229(P2018-558229)
(86)(22)【出願日】2017年4月21日
(65)【公表番号】特表2019-514595(P2019-514595A)
(43)【公表日】2019年6月6日
(86)【国際出願番号】KR2017004278
(87)【国際公開番号】WO2017196000
(87)【国際公開日】20171116
【審査請求日】2018年11月5日
(31)【優先権主張番号】10-2016-0056462
(32)【優先日】2016年5月9日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2016-0108639
(32)【優先日】2016年8月25日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】502032105
【氏名又は名称】エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
(74)【代理人】
【識別番号】100109841
【弁理士】
【氏名又は名称】堅田 健史
(74)【代理人】
【識別番号】230112025
【弁護士】
【氏名又は名称】小林 英了
(72)【発明者】
【氏名】キム,ナムへ
(72)【発明者】
【氏名】ナム,ボーユン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ジュンベ
(72)【発明者】
【氏名】キム,ジンジュ
(72)【発明者】
【氏名】ベ,シェワン
【審査官】 新井 浩士
(56)【参考文献】
【文献】 特開平01−209929(JP,A)
【文献】 特開2014−200379(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2004/0135541(US,A1)
【文献】 中国実用新案第2798172(CN,Y)
【文献】 特開2003−324503(JP,A)
【文献】 特開2001−149289(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47L 9/00−9/28
A47L 5/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
掃除機据置台であって、
掃除機を充電するための第1充電端子が備えられる第1本体;
前記第1本体の前方に突出して形成された第2本体
前記掃除機から分離可能に装着されるバッテリーを収容するために前記第2本体の前記掃除機を支持する上面から下方に陥没して形成されるバッテリー収容空間;
前記第1本体の下側に連結され、下方に延長される支持台;及び
前記支持台の下側に結合されるベースが備えられるスタンド;を備えてなり、
前記バッテリー収容空間には、前記バッテリーを充電するための第2充電端子が備えられ、
前記第2本体の前記上面には、前記掃除機の端子が前記第1充電端子と接触するようにガイドする掃除機ガイドが備えられ、
前記掃除機の端子が前記第1充電端子と接触すると、前記掃除機ガイドは、前記掃除機の集塵筒を支持する、掃除機据置台。
【請求項2】
前記第1充電端子は、前記第2充電端子より高い位置に備えられてなる、請求項1に記載の掃除機据置台。
【請求項3】
前記第1充電端子と前記第2充電端子は、前記掃除機ガイドを基準として互いに反対側に備えられてなる、請求項1に記載の掃除機据置台。
【請求項4】
前記第1充電端子と前記第2充電端子は、前記第2本体の前記掃除機を支持する上面を基準として互いに反対側に備えられてなる、請求項1に記載の掃除機据置台。
【請求項5】
前記掃除機ガイドは、前記バッテリー収容空間に収容されたバッテリーより高い位置に備えられてなる、請求項1に記載の掃除機据置台。
【請求項6】
前記支持台は、前記第1本体の底面に連結され、前記第1本体及び第2本体の重心の鉛直下方に配置されてなる、請求項に記載の掃除機据置台。
【請求項7】
前記第1本体には、前記第1充電端子及び前記第2充電端子にそれぞれ電源を供給するための電線が連結されてなり、
前記電線は、前記支持台に沿って前記ベースに延びる、請求項に記載の掃除機据置台。
【請求項8】
前記第1本体には、前記電線が連結される連結端子が備えられてなる、請求項に記載の掃除機据置台。
【請求項9】
前記第1本体には、前記第1本体から延びて形成されて壁面と接触することによって前記第1本体と前記壁面との間に一定の距離を維持するための離隔部材が備えられてなる、請求項1に記載の掃除機据置台。
【請求項10】
前記第1本体又は前記第2本体には、前記バッテリーの残量又は充電状態を表示するための表示部が備えられてなる、請求項1に記載の掃除機据置台。
【請求項11】
前記第1充電端子による前記掃除機の充電と前記第2充電端子によるバッテリーの充電は、互いに独立して行なわれてなることを特徴とする、請求項1に記載の掃除機据置台。
【請求項12】
前記第2充電端子によるバッテリーの充電は、前記第1充電端子による前記掃除機の充電が完了した後に開始されることを特徴とする、請求項1又は請求項11に記載の掃除機据置台。
【請求項13】
前記第1充電端子による前記掃除機の充電は、前記第2充電端子によるバッテリーの充電が完了した後に開始されることを特徴とする、請求項1又は請求項11に記載の掃除機据置台。
【請求項14】
掃除機据置台であって、
塵埃分離部と、前記塵埃分離部から分離した塵埃を貯蔵する集塵筒とを備えた、掃除機を充電するための第1充電端子が備えられる第1本体;
前記第1本体から突出して形成される第2本体
前記掃除機に装着されるバッテリーを収容するために前記第2本体の前記掃除機を支持する一面から陥没して形成されるバッテリー収容空間
前記第1本体の底面に連結され、下方に延長される支持台;及び
前記支持台の下側に結合されるベースが備えられるスタンド;を備えてなり
前記バッテリー収容空間には、前記バッテリーを充電するための第2充電端子が備えられてなり、
前記掃除機の端子が前記第1充電端子と接触すると、前記掃除機の集塵筒は前記バッテリー収容空間の少なくとも一部をカバーするものである、掃除機据置台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、掃除機据置台に関する。
【背景技術】
【0002】
掃除機は、掃除対象領域の塵埃や異物を吸い込んだり拭いて掃除を行う機器である。
【0003】
このような掃除機は、使用者が直接掃除機を移動させながら掃除を行うための手動掃除機と、自律走行しながら掃除を行う自動掃除機に区分され得る。手動掃除機は、掃除機の形態により、キャニスタタイプ掃除機、アップライトタイプ掃除機、ハンディ型掃除機、スティック型掃除機などに区分され得る。
【0004】
上述した掃除機は、充電式バッテリーを内蔵するように構成され、充電式バッテリーは、随時充電されて初めて掃除機の動作のための電源を供給することができる。したがって、掃除機は充電式バッテリーを充電すると共に掃除機を据え置くことができる据置台を必要とする。
【0005】
先行文献である大韓民国登録特許公報第10-2012-0103956号には真空掃除機据置台に対する内容が開示されている。
【0006】
先行文献の真空掃除機据置台は、真空掃除機を充電すると共に据え置くように、真空掃除機のヘッドを据え置くための受け台および真空掃除機を充電するための充電ピンが備わった支持台を含む。
【0007】
一方、先行文献の真空掃除機据置台は、掃除機本体の充電は可能であるがバッテリーを別に充電できない。したがって、掃除中に掃除機本体に備えられたバッテリーが放電すると、掃除機本体を再び充電しなければならないので使用者の不便を招くことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、掃除機の充電と掃除機から分離可能に装着されるバッテリーの充電を同時に遂行できる掃除機据置台を提供することにある。
【0009】
本発明の目的は、掃除機および掃除機から分離可能に装着されるバッテリーをコンパクトに据え置きできる掃除機据置台を提供することにある。
【0010】
本発明の目的は、掃除機を安定的に据え置きできる掃除機据置台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
一側面に係る掃除機据置台は、掃除機を充電するための第1充電端子が備えられる第1本体;前記第1本体の前方に突出して形成された第2本体;および前記掃除機から分離可能に装着されるバッテリーを収容するために前記第2本体に上面から下方に陥没して形成されるバッテリー収容空間を含み、前記バッテリー収容空間には前記バッテリーを充電するための第2充電端子が備えられ、前記第2本体には前記掃除機の端子が前記第1充電端子と接触するようにガイドする掃除機ガイドが備えられる。
【0012】
他の側面に係る掃除機据置台は、掃除機を充電するための第1充電端子が備えられる第1本体;前記第1本体から突出して形成される第2本体;および前記掃除機に装着されるバッテリーを収容するために、前記第2本体に上面から下方に陥没して形成されるバッテリー収容空間を含み、前記バッテリー収容空間には、前記バッテリーを充電するための第2充電端子が備えられ、前記掃除機の端子が前記第1充電端子と接触すると、前記掃除機は、前記バッテリー収容空間の少なくとも一部をカバーする。
【0013】
また、他の側面に係る掃除機据置台は、掃除機を充電するための第1充電端子が備えられる第1本体;前記第1本体から突出して形成される第2本体;および前記掃除機に装着されるバッテリーを収容するために、前記第2本体の一面から陥没して形成されるバッテリー収容空間を含み、前記バッテリー収容空間には、前記バッテリーを充電するための第2充電端子が備えられ、前記第1充電端子が備えられる設置面を延長した平面と前記第2充電端子が備えられる設置面を延長した平面は互いに交差する。
【0014】
他の側面に係る掃除機据置台は、掃除機を充電するための第1充電端子が備えられる第1本体;前記第1本体から突出して形成される第2本体;および前記掃除機に装着されるバッテリーを収容するために、前記第2本体の一面から陥没して形成されるバッテリー収容空間を含み、前記バッテリー収容空間には前記バッテリーを充電するための第2充電端子が備えられ、前記掃除機のバッテリーハウジングには前記第1充電端子と接触する端子が備えられ、前記掃除機の端子が前記第1充電端子に接触すると、前記掃除機の集塵筒は、前記掃除機のバッテリーハウジングと前記バッテリー収容空間との間に配置される。
【発明の効果】
【0015】
本発明の実施例によると、第1本体に備えられた第1充電端子および第2本体に備えられた第2充電端子を利用して掃除機の充電と掃除機から分離可能に装着されるバッテリーを共に充電することができる。これに伴い、掃除中に掃除機が放電しても充電されたバッテリーを利用できるので、掃除が中断されることを防止することができる。
【0016】
また、本発明によると、第2本体にバッテリーが収容され、掃除機は第2本体の上側でバッテリーをカバーするように掃除機据置台に据え置かれる。このようにバッテリーおよび掃除機が上下に据え置かれることによって、掃除機据置台の幅を減らすことができるので、掃除機据置台の設置のために必要な空間が減少する。
【0017】
また、本発明の掃除機据置台がスタンド型で使用される場合、第2本体の上側に掃除機が据え置かれて掃除機の下方にバッテリーが収容されることによって、掃除機据置台の重心がバッテリーによって下方に移動するので、掃除機をより安定的に据え置きできるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施例に係る掃除機据置台の斜視図である。
図2図1の掃除機据置台の正面図である。
図3図1の掃除機据置台の側面図である。
図4図1の掃除機据置台の背面図である。
図5】掃除機据置台に掃除機が据え置かれた様子を示す図である。
図6図6(a)は、掃除機が掃除機ガイドによってガイドされる様子を示す図である。図6(b)は、ロッキング部が掃除機に結合される様子を示す図である。
図7】掃除機据置台で補助バッテリーが分離された様子を示す図である。
図8図7の補助バッテリーの斜視図である。
図9図7の補助バッテリーの底面を示す図である。
図10図7の補助バッテリーの側面図である。
図11図7の第2本体の内部を示す図である。
図12図11の第2本体の平面図である。
図13図11の第1本体の縦断面図である。
図14図11の第1本体の縦断面図である。
図15図15バッテリー収容空間の内周面を示す図である。
図16】第2本体のバッテリー収容空間に補助バッテリーが収容された状態の縦断面図である。
図17】第2本体のバッテリー収容空間に補助バッテリーが収容された状態の縦断面図である。
図18】充電台でノズルが分離された様子を示す図である。
図19】充電台が支持台から分離された様子を示す図である。
図20】掃除機が据え置かれた充電台が壁面に装着された様子を示す図である。
図21】充電台本体が底面によって支持される様子を示す図である。
図22】本発明の他の実施例に係る掃除機据置台に掃除機が据え置かれた様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の一部の実施例を例示的な図面を通じて詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付けることにおいて、同一の構成要素に沿っては、たとえ他の図面上に示されてもできるだけ同じ符号を付けたことに留意しなければならない。また、本発明の実施例を説明することにおいて、関連した公知の構成または機能に沿っての具体的な説明が本発明の実施例に対する理解を妨害すると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
【0020】
また、本発明の構成要素を説明することにおいて、第1、第2、A、B、(a)、(b)等の用語を使用し得る。このような用語は、単にその構成要素を他の構成要素と区別するためのものであり、その用語によって該当構成要素の本質や順序または手順などが限定されることはない。ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」または「接続」されると記載された場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に連結されるかまたは接続され得るが、各構成要素の間にまた他の構成要素が「連結」、「結合」または「接続」され得ると理解されるべきである。
【0021】
図1は、本発明の一実施例に係る掃除機据置台の斜視図であり、図2は、図1の掃除機据置台の正面図であり、図3は、図1の掃除機据置台の側面図であり、図4は、図1の掃除機据置台の背面図であり、図5は、掃除機据置台に掃除機が据え置かれた様子を示す図である。
【0022】
図1ないし図5を参照すると、本発明の一側面に係る掃除機据置台10は、掃除機300を充電するための充電台本体100を含む。前記充電台本体100は、前記掃除機300を支持すると共に前記掃除機300に備えられたバッテリーを充電することができる。
【0023】
前記掃除機300は、吸込モーターが備わった掃除機本体310、バッテリーが収容されるバッテリーハウジング320、延長管330および吸込ノズル340を含むことができる。前記掃除機本体310は、塵埃を分離するための塵埃分離部312と、前記塵埃分離部312から分離された塵埃が集塵される集塵筒314を含むことができる。前記掃除機本体310で発生した吸込力によって外部の空気は、前記吸込ノズル340および前記延長管330を通じて流入されて前記掃除機本体310に備えられた集塵筒314に移動することができる。
【0024】
前記充電台本体100は、第1本体110を含む。
【0025】
前記第1本体110には、第1充電端子113が備えられる。前記第1充電端子113は、前記掃除機300の端子と接触して前記掃除機300に備えられたバッテリーを充電することができる。
【0026】
前記充電台本体100は、前記第1本体110と連結され、補助バッテリーが収容される第2本体130を含む。前記第2本体130は、前記第1本体110から突出して形成され得る。前記第1本体110と前記第2本体130は、示されたように一体に形成されるが、これに制限されない。
【0027】
前記補助バッテリー302は、前記掃除機300に脱着可能に連結されて前記掃除機300を駆動するための電源を供給することができる。前記第2本体130には、前記補助バッテリー302を充電するための第2充電端子131(図11参照)が備えられ得る。
【0028】
前記第1充電端子113による前記掃除機300の充電と、前記第2充電端子131による前記補助バッテリー302の充電は、それぞれ独立的に行われ得る。具体的に、前記掃除機300の充電と前記補助バッテリー302の充電は、同時に行われるか、または、いずれか一つの充電が完了した後に残りの一つの充電が行われ得る。また、前記掃除機300の充電と前記補助バッテリー302の充電が交互に行われ得る。
【0029】
一例として、前記第1充電端子113による前記掃除機300のバッテリーが完全充電された後に前記第2充電端子131による前記補助バッテリー302の充電が開始され得る。他の例として、前記第2充電端子131による補助バッテリー302の充電が完了した後に前記第1充電端子113による前記掃除機300の充電が開始され得る。
【0030】
前記第1本体110には、余分のノズル303、304が結合され得る。前記ノズル303、304は、掃除機300などに脱着可能であり得る。一般的に掃除機は、交換可能な吸込ノズルを用途により複数備えることができる。したがって、使用しない吸込ノズルは保管が不便な短所があるが、このように前記吸込ノズル303、304を前記充電台本体110に結合された状態で保管するようになると、紛失の危険が減少し、使用者はこれを容易に使用することができる。前記余分のノズル303、304をアクセサリーと称することができる。
【0031】
前記第2本体130には,前記掃除機本体310を固定するための固定部材116が備えられ得る。前記固定部材116は,前記第2本体130から突出して形成され得る。また、前記固定部材116には、弾性部材(図示せず)が連結されることによって外力によって前記第2本体130に選択的に引き入れられ得る。一方、前記固定部材116は、前記第2本体130でなく前記第1本体110に備えられることもある。
【0032】
前記固定部材116は、前記掃除機本体310に挿入されることによって前記掃除機本体310を固定することができる。前記掃除機本体310には、前記固定部材116が挿入される固定溝(図示せず)が形成され得る。
【0033】
一方、示されなかったが、前記充電台100には、前記固定部材116の出し入れを制御するための操作ボタン(図示せず)が備えられ得る。具体的に、使用者が前記操作ボタンを押すと、前記固定部材116が前記第2本体130に挿入されることによって前記固定部材116と前記掃除機本体310との間の結合が解除され得る。
【0034】
前記第2本体130には、前記掃除機本体310の装着をガイドするための掃除機ガイド137が備えられ得る。前記掃除機ガイド137は、底面と並ぶように形成され得る。前記掃除機本体310は、前記掃除機ガイド137に沿って後方にガイドされて前記第1充電端子113と接触することができる。前記掃除機ガイド137は、前記掃除機本体310をガイドすると共に前記掃除機本体310の荷重を支持することができる。必要に応じて、前記掃除機ガイド137を‘掃除機支持部137’と称することができる。前記掃除機ガイド137の上方に前記掃除機300が据え置かれる場合、前記補助バッテリー302が外部から見られないように遮蔽され得る。示されたように前記掃除機ガイド137は、前記第2本体130と一体に形成されるが、このような特徴に制限されない。
【0035】
前記固定部材116は、前記掃除機ガイド137の後段部側に備えられ得る。これに伴い、前記掃除機本体310は、前記掃除機ガイド137に沿って前記第1充電端子113側にガイドされた後に前記固定部材116と結合することができる。
【0036】
前記掃除機300の端子が前記第1充電端子113に接触すると、前記掃除機300の集塵筒315は、前記掃除機300のバッテリーハウジング320と前記バッテリー収容空間(図7の130a参照)に配置され得る。また、前記掃除機300の端子が前記第1充電端子113と接触すると、前記掃除機300は、前記バッテリー収容空間(図7の130a参照)の少なくとも一部をカバーする。
【0037】
前記充電台本体100は、前記第1本体110に備えられるロッキング部120をさらに含むことができる。前記ロッキング部120は、前記第1本体110の上側に備えられ得る。前記ロッキング部120は、前記掃除機300と結合して前記掃除機300を安定的に固定することができる。
【0038】
具体的に、前記ロッキング部120は、前記バッテリーハウジング320と結合して前記掃除機300を支持することができる。前記ロッキング部120の内周面は、前記バッテリーハウジング320の外周面を囲むように前記バッテリーハウジング320の外周面と対応する形状に成され得る。
【0039】
使用者は、前記ロッキング部120を前後方に選択的に回転させて前記バッテリーハウジング320と結合させることができる。前記ロッキング部120には、使用者が把持することが容易となるように摩擦力が提供される滑り防止部122が備えられ得る。前記滑り防止部122は、前記ロッキング部120の外周面から突出した複数の突起を含むことができる。
【0040】
前記掃除機据置台10は、前記充電台本体100を支持するためのスタンド200をさらに含むことができる。
【0041】
前記スタンド200は、底面に安着されるベース210および前記ベース210に備えられる支持台220を含むことができる。前記支持台220は、前記充電台本体100に分離可能に結合され得る。前記支持台220は、前記ベース210から鉛直方向に延びることができる。
【0042】
前記支持台220の下段部は、前記ベース210と連結され、前記支持台220の上段部は、前記充電台100と連結される。前記支持台220の上段部は、前記充電台100の重心Gの鉛直下方で前記充電台100と連結され得る。これに伴い、前記支持台220は、前記充電台100を安定的に支持することができる。
【0043】
前記第1本体110には、電源を供給するための電線114が備えられ得る。前記電線114は、前記第1本体110の背面111から延びる。
【0044】
前記第1本体110には、前記電線114が連結される連結端子117が備えられ得る。前記電線114の一段部は、前記連結端子117を介して前記第1本体110と連結され得る。
【0045】
前記連結端子117には、前記第1充電端子113と前記第2充電端子131とが連結される。これに伴い、前記電線114を介して印加される電源が前記第1充電端子113および前記第2充電端子131に供給され得る。
【0046】
前記連結端子117は、前記第1本体110の背面111に備えられ得る。また、前記連結端子117は、前記第1充電端子113と前記第2充電端子131との間に配置され得る。すなわち、前記連結端子117は、前記第1充電端子113の下方に配置され、前記第2充電端子131は、前記連結端子117の下方に配置され得る。
【0047】
前記電線114の他の端部には、電源プラグ(図示せず)が連結され得る。前記電源プラグは、コンセントなどに連結されることによって外部電源の供給を受けることができる。
【0048】
前記電線114は、前記支持台220と結合することができる。具体的に、前記電線114は、前記支持台220の背面に連結されて前記ベース210に延びることができる。前記支持台220の背面には、前記電線114を固定するための部材が備えられ得る。
【0049】
前記電線114は、前記ベース210の上段を通じて前記ベース210の内部に延び、前記ベース210の側面部または底面部を通じて再び前記ベース210の外部に延びることができる。
【0050】
前記ベース210には、前記電線114を巻くためのコードリール(cord reel)(図示せず)が備えられ得る。具体的に、前記コードリールは,前記ベース210の内部に備えられ得る。したがって、使用者は,必要に応じて前記電線114の延長の長さを調節することができる。
【0051】
前記ベース210は,前記掃除機300の吸込ノズル340が据え置かれる傾斜面213および前記掃除機300の吸込ノズル340の離脱を防止するためのストッパー215とを含むことができる。
【0052】
前記ストッパー215は,前記傾斜面213の端部に突出して形成され得る。前記ストッパー215は、前記吸込ノズル34が前記ベース210に安定的に安着した状態を維持できるように支持する役割をする。
【0053】
一方、前記第1本体110には、塵埃収集部(図示せず)が備えられ得る。前記塵埃収集部は、前記掃除機本体310に備えられた集塵筒315と連通することができる。前記集塵筒315に集塵された塵埃は、前記掃除機本体310の吸込モーターで発生する吸込力、または、前記塵埃収集部に備えられた別途の装置で発生した吸込力により前記塵埃収集部に移動することができる。前記塵埃収集部が備えられることによって使用者が前記集塵筒315に集塵された塵埃を直接取り除かなくても良いので使用者の便宜性が向上し得る。
【0054】
前記第1本体110の背面111には、壁面と一定の距離を維持するための離隔部材(図示せず)が備えられ得る。前記離隔部材は、前記第1本体110の背面111から後方に向かって延びて形成され得る。前記離隔部材が備えられることに伴って前記第1本体110が外力によって壁面に衝突する現象を防止することができる。
【0055】
前記第1本体110の背面111には、前記充電台100を壁面などに固定するための固定部115a、115bが備えられ得る。これに伴い、前記充電台100は、前記支持台220から分離された状態で壁面に固定され得る(図20参照)。前記固定部115a、115bは、孔または溝形状に成され得る。これに伴い、前記固定部115a、115bに壁面に設置されたクギなどが挿入されることによって、前記第1本体110が壁面に固定され得る。
【0056】
前記掃除機据置台10は、離隔部材190をさらに含むことができる。前記離隔部材190は、前記第1本体110の背面111から後方に延びて形成され得る。これに伴い、前記離隔部材190は、壁面と接触することによって前記第1本体110と前記壁面との間に一定の距離を維持するようにし得る。
【0057】
前記離隔部材190は、前記第1本体110の背面111に回転可能に連結され得る。これに伴い、前記離隔部材190を使用しない場合に使用者は、前記離隔部材190が前記第1本体110の背面111に密着するように畳むことができる。具体的に、前記掃除機据置台10が壁面に連結される場合や底面で使用される場合に前記離隔部材190が第1本体110の背面111に密着するように畳んで保管し、前記掃除機据置台10が前記スタンド200に連結されて使用される場合には前記離隔部材190を広げて使用することができる。このために、前記離隔部材190は、プレート191と前記プレート191が第1本体110の背面111に回転可能に連結されるようにするヒンジ部193とを含むことができる。示されたように、前記プレート191は、長方形状に形成され得る。
【0058】
以下では、前記充電台10に前記掃除機300が結合される方法について説明する。
【0059】
図6は、充電台に掃除機が結合される様子を示す図である。具体的に、図6の(a)は、掃除機が掃除機ガイドによってガイドされる様子を示し、図6の(b)は、ロッキング部が掃除機に結合される様子を示す。
【0060】
図6を参照すると、前記掃除機本体310は。前記掃除機ガイド137に支持された状態で前記掃除機ガイド137に沿って前後方に移動することができる。これに伴い、前記掃除機本体310は、前記第1充電端子113と選択的に接触することができる。
【0061】
前記ロッキング部120は、前記第1本体110に所定の角度範囲内で回転可能に連結され得る。図6の(a)は、前記ロッキング部120が後方(図6の(a)でとき計方向)に最大限回転した状態を示す。
【0062】
前記第1本体110には、前記ロッキング部120に弾性力を加えるための弾性部材(図示せず)が備えられ得る。前記ロッキング部120が後方に回転した状態では、前記弾性部材(図示せず)は、前記ロッキング部120が後方に回転した状態を維持されるように後方に弾性力を加えることができる。
【0063】
前記ロッキング部120には、押え部123が備えられ得る。前記押え部123は、前記ロッキング部120の内側に備えられ得る。前記押え部123は、前記掃除機本体310が前記ガイド部116に沿って移動する過程で前記バッテリーハウジング320により加圧され得る。
【0064】
前記バッテリーハウジング320が前記押え部123を加圧すると、前記ロッキング部120が作動することがある。
【0065】
具体的に、前記ロッキング部120が作動すると、前記ロッキング部120は、前方(図6の(b)で半時計方向)に回転して前記バッテリーハウジング320の外周面と結合することができる。これに伴い、前記ロッキング部120は、前記バッテリーハウジング320の少なくとも一部をカバーすることができる。
【0066】
前記ロッキング部120が前方に回転すると、前記弾性部材(図示せず)は、前記ロッキング部120が前方に回転した状態を維持するように弾性力を提供することができる。これに伴い、前記ロッキング部120は、前記バッテリーハウジング320を前記第1本体110に固定する役割をすることができる。
【0067】
図7は、掃除機据置台で補助バッテリーが分離された様子を示す図であり、図8は、図7の補助バッテリーの斜視図であり、図9は、図7の補助バッテリーの底面を示す図であり、図10は、図7の補助バッテリーの側面図である。図7ないし図10を参照すると、前記第2本体130には、前記補助バッテリー302を収容するためのバッテリー収容空間130aが形成される。前記バッテリー収容空間130aには、前記補助バッテリー302の引出しまたは引入れをガイドするためのバッテリーガイド136が備えられ得る。
【0068】
前記補助バッテリー302は、示されなかったバッテリーセルと、前記バッテリーセルを保護するフレーム3021とを含むことができる。
【0069】
前記フレーム3021は、示されたように直方体形状に形成され得る。具体的に、前記フレーム3021は、前後方向に細長い形状に形成され得る。但し、このような事項に制限されない。
【0070】
前記フレーム3021の底面には、突出部3022が形成され、前記突出部3022には、後述する第2充電端子131が貫通する端子孔3023が形成され得る。前記第2充電端子131は、前記バッテリー収容空間130aに備えられる。前記端子孔3023内には、前記第2充電端子131と接触するバッテリー端子とが備えられ得る。
【0071】
前記端子孔3023は、前記突出部3022の底面に形成される。したがって、前記補助バッテリー302が下方に前記バッテリー収容空間130aに挿入される過程で前記第2充電端子131が前記端子孔3023を貫通して前記バッテリー端子と接触することができる。
【0072】
前記バッテリーガイド136は、前記第2充電端子131が前記端子孔3023に安定的に挿入されるように前記突出部3022の下方移動をガイドする役割をする。
【0073】
このとき、前記補助バッテリー302が前記バッテリー収容空間130aに挿入される方向を使用者が簡単に知ることができるように、前記突出部3022は、前記フレーム3021底面の中央部から一側に偏るように位置し得る。
【0074】
前記補助バッテリー302は、複数の結合部3024、3026をさらに含むことができる。前記複数の結合部3024、3026は、前記フレーム3021の一側に配置される第1結合部3024と、前記フレーム3021の他方に配置される第2結合部3026とを含むことができる。前記第1結合部3024と前記第2結合部3026は、互いに反対側に位置し得る。
【0075】
一例として、前記第1結合部3024と前記第2結合部3026はそれぞれ前記フレーム3021の前後方向に備えられ得る。このとき、上側から見ると、前記第1結合部3024と前記第2結合部3026はそれぞれ前記フレーム3021の狭い面に備えられ得る。
【0076】
前記第1結合部3024は、前記フレーム3021と一体に形成され、外力によって弾性変形され得る。
【0077】
前記第1結合部3024は、前記フレーム3021の上面で水平方向に所定の長さに延びた後に下方に延びる。これに伴い、前記第1結合部3024は、前記フレーム3021の外面と離隔する。
【0078】
すなわち、前記フレーム3021と前記第1結合部3024との間に空間が形成される。前記空間によって前記第1結合部3024は、外力によって前記フレーム3021と近づく方向に弾性変形され得る。
【0079】
前記第1結合部3024は、第1フック3025を含むことができる。前記第1フック3025は、前記第1結合部3024の他の部分に比べて薄い厚さに形成され得る。
【0080】
前記バッテリーハウジング320には、前記第1結合部3024の第1フック3025が結合される溝が形成され得る。このとき、前記第1結合部3024の第1フック3025は、前記バッテリーハウジング320内に引き入れられた状態で前記溝に挿入される。
【0081】
前記第2結合部3026は、前記フレーム3021に回転可能に結合される第2フック3027を含むことができる。
【0082】
前記第2結合部3026は、前記フレーム3021に備えられる弾性部材(図示せず)によって弾性支持され得る。前記弾性部材は、前記第2結合部3026が前記フレーム3021から遠ざかる方向に移動するようにする弾性力を前記第2結合部3026に提供する。
【0083】
前記第2結合部3026は、一例として、前記補助バッテリー302が前記バッテリーハウジング320に収容された状態で前記バッテリーハウジング320内部のバッテリー結合部(図示せず)に結合され得る。
【0084】
一方、前記第1結合部3024が備えられる面を第1面と称し、前記第2結合部3026が備えられる面を第2面と称することができる。また、前記補助バッテリー302で前記第1および第2面にそれぞれ交差する面を第3および第4面とすることができる。したがって、前記第1面は前記第2面と互いに向かい合い、前記第3面は前記第4面と互いに向かい合うように形成される。また、示されたように前記第1および第2面の水平方向の長さは、前記第3および第4面の水平方向の長さより短く形成され得る。
【0085】
前記フレーム3021の上面部には端顎部3028が備えられ得る。前記端顎部3028は、前記バッテリー収容空間130a内部で前記補助バッテリー302の挿入深さを制限する機能を有する。前記バッテリー収容空間130aに備えられた相対構造については後述する。
【0086】
図11は、図7の第2本体の内部を示す図であり、図12は、図11の第2本体の平面図であり、図13および図14は、図11の第1本体の縦断面図であり、図15は、バッテリー収容空間の内周面を示す図である。
【0087】
図11ないし図15を参照すると、前記バッテリー収容空間130aは、前記第2本体130の上面から下方に陥没して形成され得る。また、バッテリー収容空間130aは、前記補助バッテリー302の形状に対応するように前後方向の幅が左右方向の幅より長く形成され得る。これに伴い、前記第2本体130の側面部は、前記第2本体の130の前面部および後面部より長く形成され得る。すなわち、前記第2本体130は、直方体形状に成され得る。
【0088】
前記第2本体130の内側には、前記補助バッテリー302を充電させるための第2充電端子131が備えられる。前記第2充電端子131は、前記第1充電端子113より下側に配置され得る。前記第2充電端子131は、前記第2本体130に収容された補助バッテリー302と選択的に接触することができる。
【0089】
前記第2本体130には、前記第2充電端子131が備えられる陥没部133が備えられ得る。前記陥没部133は、前記補助バッテリー302の突出部3022の形状と対応する形状に成され得る。また、前記補助バッテリー302が前記バッテリー収容空間130aに挿入される方向を使用者が簡単に知ることができるように、前記陥没部133は、前記バッテリー収容空間130aの底面130bの中央部から前方に偏るように位置し得る。
【0090】
前記陥没部133は、前記第2本体130の底面から下方に陥没して形成され得る。前記第2充電端子131は、前記陥没部133の底面に備えられ、前記陥没部133の底面から上方に突出して形成され得る。前記第1充電端子113が備えられる設置面を延長した平面と前記第2充電端子131が備えられる設置面を延長した平面は互いに交差することができる。
【0091】
前記第2充電端子131が上方に突出した長さは、陥没部133の深さより短く形成され得る。これに伴い、前記第2充電端子131の上段部は、前記バッテリー収容空間130aの底面130bより下側に配置され得る。すなわち、前記第2充電端子131は、前記陥没部133に収容されるので、前記第2充電端子131が外力によって損傷する現象を最小化することができる。
【0092】
前記バッテリー収容空間130aの一側には、使用者が前記バッテリー収容空間130aに収容された補助バッテリー302を把持することが容易となるようにするための溝部132、134、112が形成され得る。使用者は前記溝部132、134、112を通じて前記補助バッテリー302の側面部を把持することができる。
【0093】
前記溝部132、134、112は、前記バッテリー収容空間130aの前方に備えられる第1溝部132と、前記バッテリー収容空間130aの後方に備えられる第2溝部134および第3溝部112とを含むことができる。
【0094】
前記第1溝部132は、前記第2本体130前面部の上段から下方に切開された形状に成され得る。また、前記第1溝部132は、前記第1結合部3024の底面部と対応する形状に形成され、一例としてU字形状と類似した形状に形成され得る。
【0095】
前記第2溝部134は、前記第2本体130の後面部の上段から下方に切開されて形成され得る。したがって、前記第2溝部134は、前記バッテリー収容空間130aと連結される。また、前記第2溝部134は、前記第1溝部132と向かい合うように配置され得る。
【0096】
前記第3溝部112は、使用者の指が挿入されて前記第2結合部134と接触できるように陥没して形成される。具体的に、前記第3溝部112は、前記第1本体110に備えられ、前記第1本体110から後方に陥没して形成され得る。また、前記第3溝部112は、前記バッテリー収容空間130aと少なくとも一部分が重なるように上方および下方に延びて形成され得る。また、前記第3溝部112は、前記第2溝部134と連結され得る。したがって、前記第2溝部134は、前記第3溝部112と前記バッテリー収容空間130aとを連結することができる。前記第3溝部112は、示されたように前記第2溝部134と一つの溝を形成することができる。
【0097】
前記第1溝部132は、前記補助バッテリー302の第1結合部3024が収容され得、前記第2溝部134には、前記補助バッテリー302の第2結合部3026が収容され得る。さらに、前記第1溝部132は、前記第1結合部3024の下側を支持し、前記第2溝部134は、前記第2結合部3026の下側を支持することができる。
【0098】
前記バッテリー収容空間130aの内周面には、前記第1フック3025が収容される補助溝132aが形成され得る。前記補助溝132aは、前記第1溝部132の下方に備えられ、前記バッテリー収容空間130aの内周面に陥没して形成され得る。前記補助溝132aは、前記バッテリーガイド136に備えられ得る。前記補助溝132aの上段は、前記第1溝部132と連結され得る。
【0099】
前記補助バッテリー302が前記掃除機300に備えられたバッテリーハウジング320に挿入される場合とは異なり、前記補助バッテリー302が前記バッテリー収容空間130aに挿入される場合には、前記第1結合部3024と前記第2結合部3026が前記バッテリー収容空間130aの内周面によって加圧されない。これに伴い、使用者は、前記補助バッテリー302を前記バッテリー収容空間130aに容易に引出しまたは引入れることができる。
【0100】
前記第2本体130は、前記補助バッテリー302の残量を表示するための表示部135をさらに含むことができる。前記表示部135は、示されたことと異なって前記第1本体110に備えられることも可能である。
【0101】
前記表示部135は、多様な色を表示できるLED照明を含むことができる。一例として、前記表示部135は、前記補助バッテリー302の残量を3段階で表示することができる。具体的に、前記表示部135は、前記補助バッテリー302の残量を上中下に分けて各段階により異なる色を表示することができる。また、前記表示部135は、前記補助バッテリー302の充電中には、点滅することによって充電状態を使用者に知らせることができる。
【0102】
前記補助バッテリー302をガイドするバッテリーガイド136は、前記掃除機ガイド137の下側に備えられ、下方に延びて形成され得る。
【0103】
前記バッテリーガイド136は、前記補助バッテリー302と対応する形状に形成され得る。これに伴い、前記第2本体130に引入される補助バッテリー302の端子の位置が前記第2充電端子131の位置と正確に整列することができる。示されなかったが、前記バッテリーガイド136には、前記補助バッテリー302の引出しまたは引入れをより効果的にガイドするための突起または溝が形成され得る。
【0104】
前記バッテリーガイド136には、前記補助バッテリー302が出し入れされる入口部138が備えられ得る。前記入口部138は、前記バッテリーガイド136の上側に備えられ、所定の高さを有するように上側に延びて形成され得る。これに伴い、前記入口部138の上段は、前記バッテリー収容空間130aに収容された補助バッテリー302の上段部より上側に配置され得る。
【0105】
前記補助バッテリー302の挿入が容易となるように前記入口部138の内周面は、前記バッテリーガイド136と段差があるように形成され得る。具体的に、前記入口部138の内周面は、前記バッテリーガイド136の内周面より広く形成され得る。これに伴い、前記入口部138と前記バッテリーガイド136の境界には安着部1382が形成され、前記補助バッテリー302の端顎部3028は、前記安着部1382に安着されることができる。
【0106】
このように、前記バッテリーガイド136は、前記補助バッテリー302と対応する形状に形成されるので直接挿入が困難である問題があるが、前記バッテリーガイド136より幅が広い入口部138が備えられることによって前記補助バッテリー302を容易に挿入することができる。
【0107】
前記第2本体130には排水孔139が備えられ得る。前記排水孔139は、前記第2本体130の底面に形成されて外部空間と連通することができる。前記排水孔139は、前記第2本体130内部に流入する水などの液体が前記第2本体130内部に溜まることを防止するためのものである。これに伴い、前記第2充電端子131が水などの液体によって損傷する現象を防止することができる。
【0108】
前記排水孔139は、前記陥没部133に備えられ、前記第2充電端子131と隣接するように配置され得る。これに伴い、前記第2充電端子131の周辺部に淀んだ水などの液体が直ちに排水され得る。また、前記排水孔139は、示されたことと異なって複数で提供され得る。
【0109】
図16および図17は、第2本体のバッテリー収容空間に補助バッテリーが収容された状態の縦断面図である。
【0110】
図16および図17を参照すると、前記補助バッテリー302が前記バッテリー収容空間130aに挿入されると、前記補助バッテリー302の第1結合部3024は前記第1溝部132に安着される。したがって、使用者は、前記第1溝部132を介して露出する前記補助バッテリー302の第1結合部3024と接触することができる。
【0111】
前記補助バッテリー302の第2結合部3026は、前記第2溝部134の底面134aに安着される。
【0112】
一方、前記第2溝部134の底面134aと前記第3溝部112の底面112aが互いに連結されて平坦な面を形成し得る。これに伴い、前記第2結合部3026の少なくとも一部は、前記第3溝部112の底面112aにも接触することができる。
【0113】
前記補助バッテリー302の第2結合部3026は、前記第2溝部134の底面134aに安着したとき、前記第2結合部3026の側面部は、前記第3溝部112の側面部112bと離隔する。したがって、使用者は、前記第2結合部3026と前記第3溝部112の側面部112bとの間の離隔した空間に指を挿入して前記第2結合部3026に接触することができる。
【0114】
これに伴い、使用者は前記補助バッテリー302を把持した状態で、前記バッテリー収容空間130aに前記補助バッテリー302を容易に引入れまたは引出すことができる。
【0115】
前記補助バッテリー302が前記バッテリー収容空間130aに挿入されると、前記第2充電端子131は前記端子孔3023を貫通する。前記突出部3022内側には、前記端子孔3023を貫通した第2充電端子131と接触するバッテリー端子3029が備えられ得る。これに伴い、前記補助バッテリー302は、前記第2充電端子131を通じて充電され得る。
【0116】
前記補助バッテリー302の第1結合部3024と第2結合部3026は、前記バッテリー収容空間130aの内周面によって加圧されないので、使用者は前記補助バッテリー302を前記バッテリー収容空間130aに容易に出入れすることができる。
【0117】
図18は、充電台からノズルが分離された様子を示す図である。
【0118】
図18を参照すると、前記第1本体110には、前記余分のノズル303、304が選択的に結合される連結部118a、118bが備えられる。前記連結部118a、118bは、前記第1本体110の一側から延びることができる。
【0119】
使用者は、必要に応じてそれぞれのノズル303、304を前記連結部118a、118bに脱着することができる。これに伴い、前記余分のノズル303、304の保管および使用が容易になるので使用者の便宜性が向上し得る。
【0120】
図19は、充電台が支持台から分離された様子を示す図であり、図20は、掃除機が据え置かれた充電台が壁面に装着された様子を示す図である。
【0121】
図19および図20を参照すると、前記充電台本体100には、前記支持台220が結合される結合部119が形成され得る。前記結合部119は、前記第1本体110に備えられ得る。前記支持台220は、前記結合部119に分離可能に結合され得る。これに伴い、使用者は前記第1本体110と前記支持台220を容易に分離することができる。
【0122】
必要に応じて、使用者は、前記固定部115a、115bを利用して前記前記支持台220が分離された充電台本体110を壁面2に固定することができる。
【0123】
図21は、充電台本体が底面によって支持される様子を示す図である。
【0124】
図21を参照すると、前記充電台本体100の背面111は底面によって支持され得る。これのために前記充電台本体100の背面111は平らな形状に成され得る。
【0125】
前記掃除機300は、前記第1本体110の上側に安着して据え置かれ、前記ロッキング部120は、前記掃除機300の側方で結合されることによって前記掃除機300を固定させることができる。
【0126】
このように、前記充電台本体100は、使用状況によって多様な方法で据え置かれ得るので、使用者の便宜性が増大することができる。
【0127】
図22は、本発明の他の実施例に係る掃除機据置台に掃除機が据え置かれた様子を示す図である。
【0128】
本実施例の掃除機据置台は、先の実施例の掃除機据置台と比較してバッテリー収容空間の位置においてのみ差があり、残りの構成は実質的に同じである。したがって、実質的に同じ構成については先の実施例と同じ図面符号を使用し、具体的な説明は省略するようにする。
【0129】
図22を参照すると、本実施例の掃除機据置台は、第2本体130にバッテリー302が収容され、収容された状態で充電されるという点で先の実施例と同一である。
【0130】
但し、本実施例の掃除機据置台の場合、先の実施例とは異なり、バッテリー収容空間が前方から後方に向かって陥没して形成される。先の実施例の場合、前記第2本体130の上面から後方に向かって陥没して形成されるという点で本発明と差がある。
【0131】
但し、本実施例の場合、掃除機据置台に掃除機300が据え置かれる場合、前記バッテリー収容空間に収容されたバッテリー302の少なくとも一部分が前記掃除機300によりカバーされるという点で先の実施例と同一である。一方、前記バッテリー収容空間から前記バッテリー302が脱去された状態で前記掃除機300が前記掃除機据置台に据え置かれる場合には、前記掃除機300が前記バッテリー収容空間の少なくとも一部をカバーするようになる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22