(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6864416
(24)【登録日】2021年4月6日
(45)【発行日】2021年4月28日
(54)【発明の名称】導水制御水力発電装置
(51)【国際特許分類】
E02B 9/00 20060101AFI20210419BHJP
F03B 17/06 20060101ALI20210419BHJP
F03B 7/00 20060101ALI20210419BHJP
【FI】
E02B9/00 Z
F03B17/06
F03B7/00
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2020-109136(P2020-109136)
(22)【出願日】2020年6月24日
【審査請求日】2020年7月8日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】714004745
【氏名又は名称】中岡 勝栄
(72)【発明者】
【氏名】中 岡 勝 栄
【審査官】
石川 信也
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−140829(JP,A)
【文献】
実開昭56−105524(JP,U)
【文献】
特開2017−207046(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02B 9/00
F03B 17/06
F03B 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
河川中に設置する(A)誘導底上げ角度形成基礎(B)沈水留溝掘り下げU型狭差角度形成基礎(C)留水溝形成基礎及び(D)上げ角度形成基礎一体形により、河川水を貯水増複させると供に流速移行放水するものであって、増複水は(A) 誘導底上げ角度形成により盛り上がり急速に落下し(B)沈水留溝掘り下げU型狭差角度形成に到達し後続水圧に、お押されると共に(C)留水溝形成に流速移行し(D)上げ角度形成に盛り上がる放水圧は(K)保持縦両軸中芯に放出され(H)受軸に伝達し歯車大小組み合わせ回転し(G)発電を成す装置は(E)浮き袋上に設置され(K)保持縦軸地下埋没基礎に連結固定される、水位上下移動に対応する全構成を特徴とする導水制御水力発電装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、河川中に形成基礎方法を以て、導水制御発電を成す。
【背景技術】
【0002】
(1)今現在、原子力発電装置がある。
【0003】
(2)今現在、火力発電装置がある。
【0004】
(3)今現在、水力発電装置がある。
【0005】
(4) 太陽光発電装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】(5)特開2012−229687号公報がある。
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】(6)特開2014−134191号公報がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
(1)原子力発電装置背景技術は、様々な間題が発生し、今後の運営(地震多発国故に放射能汚染最終処理方法未解決)重要課題がある。
(2)火力発電装置背景技術は、環境汚染問題(全世界温暖化)を提起され課題がある。
(3)水力発電装置背景技術は、地域的(山間部奥に存在)、通電システムの消耗、発電供給量の限定課題がある。
(4)太陽光発電装置背景技術は、(気候に左右され不安定)劣化消耗安定的尺度に加え最終処理によるコスト高に課題がある。
【0009】
先行技術。
(5)特開2012−229687号公報、ユニット四方箱形式一体型の課題。
【0010】
先行技術。
(6)特開2014−134191号公報、企画及び(コ)形囲み図の課題。
【発明の効果】
【0011】
本願思想は、日本は古来より存在する自然豊かな山間部に形容される流域は、年間を通して安定した雨量が豊富に有り、山間部より平地に流れ出る一級及び二級河川区域人口密集地に適応する電気提供はコスト面及び需要は理想的である、これら地域河川に導水形成基礎方法を以て、一機3000キロワット以上を企画とする、中規模以上の発電効果を全国に提供できることは経済発展に伴い無害である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】河川中を上から下に見る実態イメ−ジ平面図。
【
図2】(A)導水形成基礎(B)沈水留狭差U型2溝形成基礎(C)U型1溝形成基礎に連動する(D)上角形成基礎側面図。
【
図3】(A)導水形成基礎(B)沈水留狭差U型1溝形成基礎(C)U型1溝形成基礎に連動する(D)上角形成基礎側面図。
【
図4】沈水留狭差U型形成基礎全体構図斜め見る側面図。
【
図5】(コ形)水圧受け伝達交差位置構成縦軸地下埋没基礎側面図。
【
図6-1】浮き袋上発電機設置固定保持縦軸地下埋没基礎設置正面図。
【
図6-2】浮き袋上発電2機設置固定保持縦軸地下埋没基礎設置正面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態の詳細を
図1より
図Z2−7を参照しながら説明する。
【0014】
(概略、河川設置場所説明)
図1に示す成形基礎概略図、河川水は、平坦水域(穏やかに流れる川幅、概ね50mより200m、さらに加える河川傾斜角度10度より12度角下がりを想定する)これらは、河川幅が広いため、施工基礎工事の際は広いため、迂回水路を創り施行が容易であることに加え 河川水は年間を通して安定的に求めることが可能である。(埋設基礎、材質コンクリート、河川表に存在する、石、砂、等と供に中に組み込まれる鉄筋は100年以上劣化しない高品質)な物を使用することにより、永年使用に加え低コスト化が可能となる。
【0015】
実施例1
図1に示す(F)は、小石、砂、回避基礎は概ね、地表縦上50センチを設置することは重要事項であり、異物阻害防止は永続的使用が可能となる。
【0016】
実施例2
(濾過装置の基礎不動条件)
図1に示す(FF)は概ね5m以上10mの距離を置き設置する、それは自然水に含まれる不純物を濾過し後続する水流と供に高密度を得る課程に不純物により阻害停止に至る故に絶対条件であり、定期的なメンテナンス作業を含む。
上記をふまえて、先行技術文献(5)一体型による課題。(㊟1一例を別紙参照)。
結論的には、自然落下物に加え近年特に不純物の公害が多大であり、天候異変豪雨増水災害等に加え、国は基より各都道府県市町村は、その対策に苦慮している現況にあり、予測不可能な物流等が含まれる事により、民間だけでは成し得ない作業過程がより複雑と成り専門業者の参入も多く見られる、よって不純物回避及び不動基礎が必至となり永続使用が可能となる。
【0017】
実施例3
(平坦地河川水流を形成基礎を用いて水圧力を生む方法)
1河川水流は、高位置より低位置に流れるものであるが、その流れをあえて(上向きに傾斜する形成基礎を施す) ,
図1全体図に加え
図2図3に示す、(A)導水基礎15度上角あるいは、30度上角を水流の早さ深さの算定に形成することが可能であり、U型狭差により大量の水を一時的に貯水し増複を促すと供に水流は15度或いは30度上角度により急落下する水流は(B)沈留U型1溝成形基礎により深く浸透し高密度と成る、後続する水流圧との総合相乗効果とが合い重なり水圧力(C)沈流U型により流速が増幅される。水の圧力の増幅は(例えば、水流が深く流れが殊の外速い場合は)底上げ基礎は15度上角の算定基礎を埋設する、さらに水流低速には角度を上げることも可能であり、その河川の特質状況判断により施行する。
【0018】
2,これらの特質的条件を調査の上、
図1に示す全体図に加え(A)導水基礎及び(B)沈水溝掘り下げU型角度を算定し
図2図3に示す(A)(B)(C)(D)形成基礎構成を成し水圧力を創り得ることが可能となる。
【0019】
実施例4
(平坦地河川水に於ける高圧電力の可能性)
1,
図5に示す(G)発電装置小型化の出現、これらを活用する(発電機軽量設計小型化は、サマリム磁石/ネオジム磁石)使用は、従来のフエライト磁石10/1(容量、重量)で高圧電気を創ることが実現可能である事に加え、歯車複数大小の組み合わせにより、高速回転が可能となり小型化高出力選定(G)発電装置左右2機配置することに特徴が有り、高圧電気を創りその効果を発揮する。
2,これらの増設課程を重ねる事により高圧電力が増幅される。
3,(㊟2一例別紙参考文献参照)
【0020】
実施例5
(水圧放水、有限性と可能性)
図1及び
図2図3に示す(G)発電装置設置位置が限定される、そのことは、水流圧力(放水長さ20mm)内に有限圧力であることによる。
図1全体図に加え、
図2による、
(1) 第1実験
図Z2−2計測数値放水長さ(20.4mm)
(2)
図3による第2実験
図Z2−3計測数値放水長さ(20.6mm)
放水長さは水圧力パワ−による回転力効果を求めるものである。
上記の実験結果から判明したことは
図2の約半分の水量で
図3による実験機能効果による(放水長さの違い)が見られた。
(実施試験内容基礎)、これらを100倍拡張出来得ることに最大の特徴が有る。
【0021】
実施例6
(発電装置保持縦軸の役割)
図5に示す(E)浮き袋状(空気圧固形化)を設置する(K)縦軸(ポ-ル)により支えられ、(E)浮き袋は(常に一定する水位に収まり)発電装置保持(K)縦軸地下埋没であると供に水位上下に即応する(P)(ベアリング環、複数の円球が規則正しく配置され移動による摩擦を緩和する)を内蔵する。
【0022】
実施例7
(保持縦軸長さの重要性)(ポ−ル)
図5に示す(G)発電装置を保持する(E)浮き袋は(K)縦軸地下埋没保持(ポ−ル)長径は増水、或いは、災害時に河川雨量の増大に対応する(P)(べアリング環内蔵)で支持されており、このことは、雨期による水量の増大することに対処する為に成すものである、更に発電装置保持縦軸の高さを予め予測し(過去のデーターに基づき)その地域特色に於ける災害事の増水に対処する充分なる(K)縦軸地下埋没高さで設置することにより、円滑化を図り長期継続することを可能とするものである。
【0023】
実施例8
(形成基礎構成の効果)
図1に加え
図3に示す側面図、河川地中に埋設するU型狭差一時的貯水は大量となり(A)導水形成基礎により水流を(へ)上角15度より落とし込み、水重力により(B)沈水留溝U型1溝形成基礎により水流を深く収留、高密度に高める働きを得えると供に水圧を生む後続水圧との相互作用により高度な水圧が生じる((一例、流滝、スキ−場の滑り台等に見られるスム−ズなカ−ブ曲線によりその物体は善く転び又善く遠くに滑り飛ぶ、物理的作用)を表す、(水圧放水の長さ)つまり、直角一体化にまとまり、実施実験数値写真「Z2−2」「
図Z2−5」に示す水圧力により一定の放水長さを、受ける
図6−2に示す回転軸に伝達する効果を求めることが出来る。
【0024】
実施例9
(水圧伝達の出力)
図2に示す(D)水圧ポイント(放水に適応する特定位置)底面15度上角水流圧により(H)水圧受け(コ形)軸に伝達する交差位置の特定により(コ形、スプン形ステンレス材質)を回転させて
図5に示す(G)歯車(大/小)組み合わせ回転速度を上げることが可能となり高電力出力を創り出す、さらに
図3に示す発電装置及び形成基礎を増設することによりその圧力は倍増されることになる。
【0025】
(特徴)
1, 簡素な形成基礎構造は永続的使用が可能である。
2, 発電装置は無害であり、河川中の生態系に何ら影響を与えない配置構成による。
3, (A)誘導底上げ角度(B)沈水留溝掘り下げU型狭差角度(C)沈水留溝掘り下げU型狭差角度(D)上げ角度に連続する形成基礎構成を特定するものである。
4, 実施試験器材構成を100倍以上拡張できる最大の特徴が有る。
5, 放水圧長さにより発電装置左右2機設置すると供に、さらに
図1に加え
図3に示す形成基礎増設により高電圧を創り得る特徴が有る。
【0026】
(まとめ)
実施実験は、真摯に実行したものであり、試行錯誤の上発見到達に至る、試験時の実験場は(ビル2階約4、5m)高度により水道水を使用したものであり平地との差、さらには地域的環境及び設備等の誤差があるものと考察致しますのでその点ご了承いただきたく想います、又実施試験器材は保管してあります御連絡くだされば提出及び試験実施を致します。
尚,1,参考文献3種類、2,「
図Y1」より「
図Z2−6」に至る試験概要及び試験数値等の写しはデジタルカメラ、カラ−色彩による明確性判断の為、別途物件提出再郵送致します。
【符号の説明】
【0027】
A 導水上角基礎。
B 沈水留溝U型狭差2溝形成基礎。
C 留水溝U型狭差1溝形成基礎。
D 上角形成基礎。
E 浮き袋。
F 石、砂、回避基礎。
FF 異物回避及び濾過装置基礎。
G 発電機。
H (コ形)水圧受け軸。
K 発電装置保持縦軸地下埋没。
M 不純物一時貯蔵所。
P スライド環内蔵軸。
U 型貯水留溝。
【要約】
【課題】古来より山間部より流れ出る豊富な河川資源が充分活用されていない点に注目し之を活用する。
【解決手段】河川水は狭差U型形成基礎により貯水増複すると供に(A)導水底上げに伴い、盛り上がり急速に落下(B)沈水留U型1溝形成基礎に到達し後続水圧に押され(C)留水1溝形成基礎に流速移行し(D)底上げ角度により盛り上がる放水圧は(H)受軸に伝達し歯車大小組合回転し(G)発電を成す装置は(E)浮き袋上に設置され(K)保持縦軸地下埋没基礎に連結固定され水位上下移動に対応する構成を特徴とする導水制御水力発電装置。
【選択図】
図1