特許第6864468号(P6864468)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6864468
(24)【登録日】2021年4月6日
(45)【発行日】2021年4月28日
(54)【発明の名称】自動改札装置
(51)【国際特許分類】
   G07B 15/00 20110101AFI20210419BHJP
【FI】
   G07B15/00 H
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-249877(P2016-249877)
(22)【出願日】2016年12月22日
(65)【公開番号】特開2018-106293(P2018-106293A)
(43)【公開日】2018年7月5日
【審査請求日】2019年11月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(73)【特許権者】
【識別番号】598076591
【氏名又は名称】東芝インフラシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100111121
【弁理士】
【氏名又は名称】原 拓実
(74)【代理人】
【識別番号】100200115
【弁理士】
【氏名又は名称】杉山 元勇
(74)【代理人】
【識別番号】100138601
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 正成
(72)【発明者】
【氏名】高橋 朋也
【審査官】 木村 麻乃
(56)【参考文献】
【文献】 特開平07−320096(JP,A)
【文献】 特開2004−246653(JP,A)
【文献】 実開平06−086166(JP,U)
【文献】 特開2012−058821(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07B 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者が提示した利用媒体に記録されている情報を基に入出場を許可するか否かの判定を行う判定部と、
前記判定部の判定に従って開閉動作し、閉鎖状態において利用者の通行を妨げる主扉部と、
前記判定部の判定に従って開閉動作し、閉鎖状態において装置本体の側面と直交する方向に沿って、前記主扉部よりも突出量が少ない副扉部と、
前記副扉部の閉鎖時に前記副扉部を発光させる発光部と、
前記判定部の判定結果に基づいて前記主扉部、前記副扉部及び前記発光部を制御する制御部と、
利用者の通行を検知するセンサと有し、
前記制御部は、前記判定部が入出場を許可しないと判定した場合には前記副扉部の閉動作と発光部の発光を行い、前記利用媒体が提示されることなく前記センサが利用者の通行を検知した場合には前記主扉部の閉動作を行う、自動改札装置。
【請求項2】
前記副扉部は、透明又は半透明の部材から形成され、
前記発光部を発光させることで前記副扉部の全体が発光する、請求項に記載の自動改札装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、自動改札装置に関する。
【背景技術】
【0002】
鉄道の駅等に設置される自動改札装置は、利用媒体を提示せずに無札進入した利用者や
、有効でない利用媒体を提示した利用者に対して、自動改札装置に設けられた扉を閉じる
ことで、不正な通過を阻止している。しかし、扉を閉じて利用者の通行を物理的に遮るこ
とにより、利用者の転倒等のトラブルが発生することがあり、利用者や駅係員へのリスク
が増大する原因となっている。
また、扉の色は通常、黒又は茶系統の比較的明度の低い色彩のために利用者は、扉が閉
じられたことに気付きにくく、扉に衝突する虞があった。これを解決するために扉を発光
させて扉の閉鎖状態を一目瞭然となるようにした改良も成されている(特許文献1)。
しかしながら、正しい利用媒体であると認識している利用者に対しても扉が閉じてしま
うので扉に衝突することは避けられなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平6−086166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、利用者に対して安全に警告を行う自動改札装置を提
供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の自動改札装置は、判定部と、主扉部と、副扉部と、発光部と、制御部と、センサとを有する。判定部は、利用者が提示した利用媒体に記録されている情報を基に入出場を許可するか否かの判定を行う。主扉部は、前記判定部の判定に従って開閉動作し、閉鎖状態において利用者の通行を妨げる。副扉部は、前記判定部の判定に従って開閉動作し、閉鎖状態において装置本体の側面と直交する方向に沿って、前記主扉部よりも突出量が少ない。発光部は、前記副扉部の閉鎖時に前記副扉部を発光させる。制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて前記主扉部、前記副扉部及び前記発光部を制御する。センサは、利用者の通行を検知する。さらに前記制御部は、前記判定部が入出場を許可しないと判定した場合には前記副扉部の閉動作と発光部の発光を行い、前記利用媒体が提示されることなく前記センサが利用者の通行を検知した場合には前記主扉部の閉動作を行う。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】実施形態の自動改札装置1の上面を示す図
図2】実施形態の自動改札装置1の側面を示す図。
図3】実施形態の自動改札装置1の制御系の構成を示すブロック図。
図4】実施形態の自動改札装置1が実行する無札進入と無効媒体使用の判定の流れを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。
まず、図1を参照して、実施形態の自動改札装置1の構成について説明する。図1は、
実施形態の自動改札装置1の上面を例示した図である。自動改札装置1は、通常、2台以
上の装置本体2が所定の間隔を有して駅の改札口等に設置され、2台の装置本体2の間に
利用者が通行する改札通路Aが形成される。図中の矢印は、改札通路Aを通行する利用者
の通行方向を示したものである。また、図1は、自動改札装置1の改札通路A出口側の主
扉部3及び副扉部4が閉じられた状態(閉鎖状態)を示している。
【0008】
自動改札装置1は、利用者により提示される利用媒体を処理する機能を備える。利用媒
体は、例えば、有効期間や利用可能区間等の記録情報が記録される磁気媒体(入場券、普
通乗車券、定期券、回数券、プリペイドカード等)や、無線通信により記録情報を送受信
する無線媒体(ICカード等)、などである。
【0009】
自動改札装置1は、磁気媒体を処理するための磁気媒体処理部15(図3参照)を有す
る。磁気媒体処理部15は、装置本体2上面の一端部(改札通路A入口側)に設けられた
投入口5に投入された磁気媒体を搬送する図示しない搬送機構、および、搬送機構により
搬送される磁気媒体に対して記録情報の読取りおよび書込みを行う図示しない処理機構な
どにより構成される。
【0010】
なお、磁気媒体を投入する投入口5に設けられているシャッタ(図示しない)は開いて
いるが、磁気媒体が投入されると、当該シャッタは閉じ、次の磁気媒体が続けて投入され
ないようになっている。そして、この投入された磁気媒体から記録情報の読み取り、また
、記録情報の書き込みが完了すると、次の磁気媒体の投入を可能にするため、当該シャッ
タを開き、次の磁気媒体が投入できるようになっている。この状態で後続の利用者が磁気
媒体を投入すると、投入された磁気媒体が搬送されて記録情報が読み取られ、上述した書
込みを終了し、搬送路の途中で停止して退避する。これは、先の磁気媒体が抜き取られる
のを待つためである。また、装置本体2上面の他端部(改札通路A出口側)には、投入口
5から投入された磁気媒体を必要に応じて排出する取出口6が設けられている。
【0011】
装置本体2上面の一端部(改札通路A入口側)には、利用者が提示する無線媒体から記
録情報を読み取り、かつ、情報を書き込むためのリーダライタ7が設けられている。
【0012】
また、リーダライタ7には、アンテナ(図示しない)が設けられている。アンテナは、
例えば、ループ状のアンテナなどで構成され、利用者が無線媒体をアンテナに翳した際に
、無線媒体に記憶されている記録情報を受信したり、無線媒体に対して必要な情報を送信
して書き込んだり、する機能を備える。
【0013】
さらに、装置本体2上面の一端部及び他端部には案内表示部8がそれぞれ設けられてい
る。両案内表示部8は、例えば、利用者に対して各種案内に関する情報の他に、改札処理
の結果に関する情報などが表示される。
【0014】
また、装置本体2の改札通路A出口側の側面には、利用者の通行を阻止するために開閉
動作可能な主扉部3及び副扉部4が設けられ、副扉部4には、副扉部4全体を発光させる
発光部20が設けられている。主扉部3及び副扉部4は、対向する装置本体2の改札通路
側にそれぞれ設けられ、改札処理の結果、あるいは、改札通路A内の利用者の通行状態に
基づいて、開閉が制御される。
【0015】
主扉部3は、例えば、利用者が利用媒体を提示せずに通行しようとする無札進入を検知
した場合に、閉動作するよう制御される。主扉部3は装置本体2と直交する方向の突出量
が多く、主扉部が閉鎖状態となることで改札通路Aが封鎖され、利用者が改札通路Aを通
過するのを物理的に妨げる。
【0016】
また、副扉部4は、透明又は半透明材から形成され、例えば、利用者が利用媒体を提示
はしたが、提示した利用媒体が有効でない無効媒体であると判定された場合に、閉動作す
るよう制御される。副扉部4は装置本体2と直交する方向の突出量が主扉部3の突出量よ
りも少なく、閉鎖状態における相対する副扉部4同士の間隔は、一般的な体型の利用者が
改札通路Aを通過できる程度である。装置本体2側面と直交する方向に沿った副扉部4の
突出量は、同方向に沿った主扉部3の突出量の2/3〜1/2程度あり、副扉部4は主扉
部3より同方向に沿った突出量が少ない。つまり、副扉部4は、閉鎖状態となることで改
札通路Aを通過しようとする利用者の通行を阻止しつつも、利用者が副扉部4に衝突する
ことや、利用者が転倒することを防止している。
【0017】
なお、主扉部3及び副扉部4の開閉動作は、発生した事象に応じて個別に設定すること
が可能である。例えば、無札進入を検知した場合は、主扉部3もしくは副扉部4のどちら
か一方を閉動作させるとしても良いし、両者を閉動作させるとしても良い。
【0018】
主扉部3及び副扉部4の開閉動作は、一定の動作に限定されない。例えば、主扉部3及
び副扉部4と、装置本体2との接続部を軸とした回動機構による開閉動作をするとしても
良いし、装置本体2から主扉部3及び副扉部4がスライド式に突出するように開閉動作す
るとしても良いし、さらには、装置本体2の側面に沿って設けられた主扉部3及び副扉部
4がそれぞれ、その中心を頂点として山なりに突出するように開閉動作しても良い。
【0019】
自動改札装置1本体の上面には、自動改札装置1の状態あるいは処理状況などを報知す
るための状態表示部9が設けられている。たとえば、状態表示部9は、小児用の無線媒体
が提示された場合、あるいは、小児用の磁気媒体が投入された場合、小児に対する改札処
理であることを示す表示を行う。また、状態表示部9は、無効な利用媒体が提示された場
合、利用者が提示した利用媒体が無効であることなど異常を係員に報知する。
【0020】
さらに、図2を参照して、実施形態の自動改札装置1の装置本体2の構成について説明
する。図2は、実施形態の自動改札装置1の装置本体2の側面を例示した図である。ただ
し、装置本体2を改札通路A側から見た側面を例示している。装置本体2は、改札通路A
を通過する利用者を検知するためのセンサ10を複数個備える。ただし、センサの個数及
び配置は、図2に限定されない。
【0021】
センサ10は、装置本体2の改札通路A側の側面に改札通路A通行方向に沿って線上に
複数個設けられている。センサ10は、反射型のセンサ10、あるいは透過型のセンサ1
0により構成され、所定の位置に利用者が存在するか否かを検知する。透過型のセンサの
場合は、対向する一方の装置本体2に発光部が設けられ、対向する他方の装置本体2に受
光部が設けられている。
【0022】
図3は、実施形態の自動改札装置1の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、自動改札装置1は、制御部11により装置全体が制御される。制御
部11には、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、
データメモリ14、リーダライタ7、磁気媒体処理部15、判定部16、案内制御部17
、扉制御部18、センサ10、などが接続されている。
【0023】
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などにより構成される。
制御部11は、ROM12などのメモリに記憶されているプログラムを実行することによ
り種々の処理機能を実現する。
【0024】
ROM12は、予めデータが記憶されている不揮発性のメモリで構成される。例えば、
ROM12には、制御部11により実行される制御プログラムや制御データなどが記憶さ
れている。RAM13は、一時的にデータを記憶する揮発性メモリで構成される。例えば
、RAM13は、制御部11にて実行される制御プログラムなどのバッファメモリとして
機能する。
【0025】
データメモリ14は、書き換え可能な不揮発性メモリにより構成される。データメモリ
14には、例えば、運賃情報や上位装置としての図示しないホストコンピュータからダウ
ンロードされたデータなどが記憶されている。
【0026】
磁気媒体処理部15は、投入口5に投入された磁気媒体を処理する。磁気媒体処理部1
5は、例えば、制御部11からの動作指示に基づいて磁気媒体から情報を読出したり磁気
媒体に情報を記録したりする。
【0027】
リーダライタ7は、制御部11からの動作指示に基づいて無線媒体とのデータの送受信
を行う。リーダライタ7は、無線媒体にコマンドを供給し、供給したコマンドに対するレ
スポンスを無線媒体から受信する。例えば、リーダライタ7は、無線媒体に書込みコマン
ドを送信することにより、無線媒体に情報を書き込む書込み手段として機能する。また、
リーダライタ7は、無線媒体に読出しコマンドを送信することにより、無線媒体から情報
を読み取る読取手段として機能する。
【0028】
判定部16は、利用者が提示した利用媒体から得られた記録情報及びデータメモリ14
に記憶された情報等に基づいて、入場又は出場を許可するか否かの判定を行う。
【0029】
案内制御部17は、案内表示部8の表示制御や、鳴動部19の鳴動制御などを行うもの
である。例えば、案内制御部17は、制御部11からの指示に応じて案内表示部8に入出
場を許可するか否かの判定結果を示す情報や料金情報などを表示させるよう制御する。ま
た、案内制御部17は、制御部11からの指示に応じて鳴動部19を鳴動させるよう制御
する。例えば、鳴動部19は、判定部16が入場を許可しない判定をした時には、ブザー
音を鳴動させる。
【0030】
扉制御部18は、主扉部3及び副扉部4の開閉動作の制御を行うものである。扉制御部
18は、判定部16による入出場を許可するか否かの判定結果又は無札侵入の検知などに
基づいて主扉部3及び副扉部4を開閉動作させる。扉制御部18は、利用者が無札進入し
た場合には、主扉部3及び副扉部4を閉動作させる。また、扉制御部18は、利用者が無
効な利用媒体を使用した場合には、副扉部4を閉動作させる。なお、扉制御部18は、副
扉が閉動作時もしくは閉鎖状態となる際に、発光部20を発光させるよう制御する。
【0031】
発光部20は、副扉部4全体を発光させる光源を有する。光源は、副扉部4を形成して
いる透明もしくは半透明部材全体を発光させるように配置される。光源は、例えば、副扉
部4と装置本体2との接続面に線上に設けられても良いし、副扉部4の部材内部に設けら
れても良い。また、発光部20は、副扉が閉動作時及び閉鎖状態時に発光することで、利
用者が改札通路Aを通過するのを視覚的に警告する。
【0032】
次に、図4を参照して、実施形態の自動改札装置1の動作例について説明する。
図4は、実施形態の自動改札装置1が実行する無札進入と無効媒体使用の判定の流れを
示したフローチャートである。
【0033】
まず、制御部11は、利用者により利用媒体が提示されたか否かを判定する(ステップ
ST10)。利用媒体が提示された場合(ステップST10、Yes)、判定部16は、
磁気媒体処理部15又はリーダライタ7が取得した情報を基に、利用媒体が有効か否かを
判定する(ステップST12)。利用者が有効な利用媒体を提示し、入出場を許可すると
判定された場合(ステップST12、Yes)、扉制御部18は、主扉部3及び副扉部4
が開放状態となるよう制御する(ステップST13)。
また、利用者が有効でない利用媒体提示し、入出場を許可しないと判定された場合(ステ
ップST12、No)、扉制御部18は、副扉部4を閉動作させ、発光部20を発光させ
るよう制御する(ステップST14)。
【0034】
次に、利用媒体が提示されない場合(ステップST10、No)、制御部11は、セン
サ10の検知結果に基づいて、利用者が改札通路A内に進入したか否かを判定する(ステ
ップST11)。利用者が利用媒体を提示せずに改札通路A内に進入したことをセンサ1
0で検知した場合(ステップST11、Yes)、扉制御部18は、主扉部3及び副扉部
4を閉動作させ、発光部20を発光させるよう制御する(ステップST15)。また、利
用者が改札通路A内にて検知されない場合(ステップST11、No)は、処理をステッ
プST10に戻す。
【0035】
以上説明した実施形態の自動改札装置1によれば、自動改札装置1は、一般的な自動改
札装置が備える主扉部に加えて、主扉部よりも突出量の少ない発光する副扉部を備える。
従って、正しい利用媒体であると認識している利用者が改札通路Aを通過しようとした場
合、利用媒体が入出場不可と判定されたとき、利用者の通行を不可としつつも、利用者が
副扉部4に衝突することや、利用者が転倒することを防止し、視覚的に警告することがで
きる。
【0036】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様
々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、
置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に
含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるもので
ある。
【符号の説明】
【0037】
1…自動改札装置、16…判定部、3…主扉部、4…副扉部、20…発光部、11…制御
部、10…センサ
図1
図2
図3
図4