(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記運用サーバが、前記商品券発行情報に基づいて印紙税情報をさらに生成し、前記印紙税情報をさらに含む前記商品券印刷情報を前記コンピューティング装置に伝送する段階と、
前記印刷装置が、前記コンピューティング装置から前記印紙税情報をさらに含む前記商品券印刷情報を受信し、前記商品券用紙に、前記商品券発行情報、前記商品券発行日、前記使用登録番号、及び前記印紙税情報に該当する印紙税マークを印刷して、前記無効な商品券を発券する段階と、
をさらに含む請求項1に記載の商品券発行サービス提供方法。
前記運用サーバが、前記商品券発行情報に基づいてカラー情報をさらに生成し、前記カラー情報をさらに含む前記商品券印刷情報を前記コンピューティング装置に伝送する段階と、
前記印刷装置が、前記コンピューティング装置から前記カラー情報をさらに含む前記商品券印刷情報を受信し、前記商品券発行情報、前記商品券発行日、及び前記使用登録番号のうちの少なくとも1つを前記商品券用紙に前記カラー情報に該当するカラーで印刷して、前記無効な商品券を発券する段階と、
をさらに含む請求項1に記載の商品券発行サービス提供方法。
前記印刷装置は、前記商品券用紙に感熱式印刷方法を用いて、前記商品券発行情報、前記商品券発行日、及び前記使用登録番号を印刷する請求項1に記載の商品券発行サービス提供方法。
前記運用サーバが、前記商品券発行情報に基づいて印紙税情報をさらに生成し、前記印紙税情報をさらに含む前記商品券印刷情報を前記コンピューティング装置に伝送する段階と、
前記印刷装置が、前記コンピューティング装置から前記印紙税情報をさらに含む前記商品券印刷情報を受信し、前記商品券用紙に、前記商品券発行情報、前記商品券発行日、前記使用登録番号、及び前記印紙税情報に該当する印紙税マークを印刷して、前記無効な商品券を発券する段階と、
をさらに含む請求項9に記載の商品券発行サービス提供方法。
前記運用サーバが、前記商品券発行情報に基づいてカラー情報をさらに生成し、前記カラー情報をさらに含む前記商品券印刷情報を前記コンピューティング装置に伝送する段階と、
前記印刷装置が、前記コンピューティング装置から前記カラー情報をさらに含む前記商品券印刷情報を受信し、前記商品券発行情報、前記商品券発行日、及び前記使用登録番号のうちの少なくとも1つを前記商品券用紙に前記カラー情報に該当するカラーで印刷して、前記無効な商品券を発券する段階と、
をさらに含む請求項9に記載の商品券発行サービス提供方法。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本明細書において、商品券(gift voucher、gift card、gift certificate、gift token、または、voucher、以下、「gift voucher」と総称する)とは、紙類(例えば、紙)で発行された紙類商品券であって、金額商品券を意味する。
【0013】
前記金額商品券は、商品券の券面(the face of bill)に記載された金額に相応する物品または用役を提供されうる商品券を意味するので、前記金額商品券は、物品商品券(すなわち、商品券の券面に記載された物品を提供されうる商品券)と用役商品券(すなわち、商品券の券面に記載された用役を提供されうる商品券)とをいずれも含む概念として理解される。
【0014】
商品券用紙(または、商品券印刷用紙)の上(on)に印刷される情報は、事前(beforehand)印刷情報と事後(afterhand)印刷情報とを含む。例えば、事前印刷情報は、商品券発行者または商品券販売者が変更することができない情報であって、第1印刷装置によって商品券用紙の事前印刷領域に印刷され、事後印刷情報は、前記商品券発行者または前記商品券販売者が変更することができる情報であって、第2印刷装置によって、前記商品券用紙の事後印刷領域に印刷され、前記第1印刷装置の印刷方式と前記第2印刷装置の印刷方式は、互いに異なりうる。
【0015】
例えば、前記事前印刷情報は、造幣局(the mint、例えば、韓国造幣公社)に設けられた第1印刷装置によって商品券用紙の事前印刷領域に印刷され、前記事後印刷情報は、本明細書で説明されたコンピューティング装置に連結された第2印刷装置によって前記商品券用紙の事後印刷領域に印刷される。
【0016】
商品券発行者は、紙類商品券を直接発行する人(または、会社)を意味するか、前記人(または、前記会社)の委託を受けて紙類商品券を発行(または、販売)する人(または、会社)を含む。券面額(face value)は、紙類商品券の種類を意味する。前記紙類商品券の種類は、商品券発行者または商品券販売者の経営政策によって多様である。
【0017】
印刷装置400によって印刷(または、発券)された商品券は、発行登録を経る前には無効な(invalid)商品券(すなわち、法的または公式的に効力のない商品券)であり、前記印刷(または、発券)された商品券が、前記発行登録を経た後にははじめて有効な商品券(すなわち、法的または公式的に効力のある商品券)に転換(または、活性化)される。
【0018】
発行登録に必要な情報は、商品券用紙の事前印刷領域に印刷された情報及び前記商品券用紙の事後印刷領域に印刷された情報でもある。
図1から
図12までに示された実施形態は、商品券発行に関するものであり、
図13から
図15は、自己宛小切手の発行に関するものであるが、本明細書で説明される本発明の技術的思想は、有価証券(marketable securities、negotiable securities)に適用可能である。
【0019】
図1は、本発明の実施形態による商品券発行サービスシステムの概略的なブロック図である。
図1を参照すれば、商品券発行(製作、発券、または、印刷)サービスシステム100Aは、コンピューティング装置200、運用サーバ(または、制御サーバ)300、及び印刷装置400を含みうる。商品券発行サービスシステム100Aは、構成要素200、300、及び400に加えてデータベース310と売場PC700とをさらに含みうる。
【0020】
コンピューティング装置200は、コンピュータ、PC(personal computer)、またはPOS(point of sale)システムであり、第1通信ネットワーク(NT1)を通じて運用サーバ300と情報(GII、PI、D1、及びD2)を送受信し、印刷装置400の作動を制御し、商品券印刷情報(PI)を印刷装置400に伝送しうる。ここで、情報は、データ、アナログ信号、及び/またはデジタル信号を意味する。前記デジタル信号のそれぞれは、データ0またはデータ1で表される。
【0021】
キオスク(kiosk)は、コンピューティング装置200、入力装置210、及び印刷装置400を含みうる。
【0022】
運用サーバ300は、第2通信ネットワーク(NT2)を通じて売場PC(または、売場POSシステム)700と情報を送受信することができる。運用サーバ300は、データベース310をアクセスしてデータベース310に情報を保存するか、データベース310から情報を読み取る。
【0023】
運用サーバ300は、クライアント(例えば、200または700)として通信ネットワーク(NT1またはNT2)を通じて情報やサービスを提供することができるサーバコンピュータを意味し、前記サーバコンピュータは、本明細書で説明された方法を行うためのサーバプログラムを実行することができる。前記プログラムは、ハードウェアに結合されて、本発明の実施形態による有価証券発行サービスを提供するために、記録媒体(例えば、メモリ装置)に保存することができる。
【0024】
データベース310は、運用サーバ300によってアクセス可能な情報を保存するデータ保存装置を意味し、実施形態によって、データベース310に該当するデータ保存装置(例えば、ハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)またはソリッドステートドライブ(solid state drive、SSD))は、運用サーバ300の内部または外部に配置(または、設置)される。運用サーバ300は、データベース310に保存された情報を検索するためにクエリーをデータベース310に伝送し、データベース310から前記クエリーに該当する情報を受信して処理することができる。
【0025】
情報(GII、D1、及び/またはD2)をコンピューティング装置220に入力することができる入力装置210は、キーボード、コンピュータマウス、タッチパッド(タッチパネルまたはタッチスクリーンを含む)、バーコードスキャナー、及び/またはOCR(optical character recognition)スキャナーを総称する。
【0026】
図2は、
図1に示された商品券発行サービスシステムによって行われる商品券発行サービス提供方法を説明するデータフローである。
図1と
図2とを参照すれば、商品券発行情報(GII)が入力装置210を通じてコンピューティング装置200に入力されれば(ステップS110)、商品券発行情報(GII)は、第1通信ネットワーク(NT1)を通じて運用サーバ300に伝送される(ステップS120)。コンピューティング装置200の識別子(例えば、IPアドレス)は、商品券発行情報(GII)と共に運用サーバ300に伝送される(ステップS120)。
【0027】
運用サーバ300は、コンピューティング装置200の識別子を用いてコンピューティング装置200を識別し、前記識別子を用いて商品券印刷情報(PI)をコンピューティング装置200に伝送しうる。第1通信ネットワーク(NT1)は、LAN(Local Area Network)、Wi−Fiのような無線LAN(WLAN)、またはインターネットでもある。
【0028】
図3は、
図1のデータベースに保存された第1テーブルに含まれた情報を示す。
【0029】
図3に示したように、商品券発行情報(GII)は、商品券発行会社(または、商品券発行会社情報;GCI)と券面額(または、券面額情報;VAL)とを含みうる。商品券発行会社(GCI)は、1つの会社(または、会社名)でも、複数個の会社(または、会社名)でもある。各券面額(VAL)は、同じ券面額(例えば、100,000)でもあり、互いに異なる複数の券面額(例えば、100,000と50,000)でもある。運用サーバ300は、商品券発行情報(GII)を第1テーブル(TABLE1)に保存して管理することができる。
【0030】
図4は、
図1のコンピューティング装置で実行されるプログラムに商品券発行情報を入力する過程を説明するグラフィックユーザインターフェースである。
図4を参照すれば、コンピューティング装置200のCPUで実行されるプログラム(または、ソフトウェア)は、グラフィックユーザインターフェース(TPL)をコンピューティング装置200のディスプレイ装置にディスプレイすることができる。
【0031】
コンピューティング装置200のユーザ(または、販売者)が、グラフィックユーザインターフェース(TPL)の第1ウィンドウ201に「A社」を商品券発行会社として入力し、第1券面額ウィンドウ203に100,000ウォン券の商品券を指示する「100,000」を入力し、第1枚数ウィンドウ205に発行枚数「2」を入力し、第2ウィンドウ202に「A社」を商品券発行会社として入力し、第2券面額ウィンドウ207に50,000ウォン券の商品券を示す「50,000」を入力し、第2枚数ウィンドウ209に発行枚数「5」を入力し、伝送211をクリックするか、タッチすれば(ステップS110)、コンピューティング装置200のCPUで実行されるプログラムの制御によって、A社商品券100,000ウォン券2枚、及びA社商品券50,000ウォン券5枚であることを指示する商品券発行情報(GII)、及びコンピューティング装置200の識別子は、運用サーバ300に伝送することができる。
【0032】
たとえ、
図4では、ユーザが同じ百貨店(すなわち、A社)の商品券7枚を購買(または、発行要請)する例が示されているが、前記ユーザは、A百貨店商品券100,000ウォン券(または、US$10)2枚、及びB百貨店商品券50,000ウォン券(または、US$5)5枚を購入するための商品券発行情報(GII)を入力装置210を用いてグラフィックユーザインターフェース(TPL)に入力することができる。
【0033】
運用サーバ300は、データベース310に含まれた(または、保存)第1テーブル(TABLE1)に商品券発行情報(GII)を保存する。実施形態によって、第1テーブル(TABLE1)は、運用サーバ300のキャッシュ(cache)に保存された後、データベース310に移動することができる。
【0034】
運用サーバ300は、商品券発行情報(GII)の受信日を商品券発行日(DoI;例えば、2017.07.30)として生成し、商品券発行日(DoI)を第1テーブル(TABLE1)に保存する(ステップS130)。
【0035】
運用サーバ300は、商品券発行情報(GII)に含まれた発行枚数(例えば、7)に基づいて使用登録番号(D2−1〜D2−7、総括的に、D2)を生成し、これら(D2)のそれぞれを第1テーブル(TABLE1)に保存する(ステップS140)。例えば、使用登録番号(D2−1〜D2−7)のそれぞれは、唯一の値を有する。
【0036】
実施形態によって、運用サーバ300は、ステップS130とステップS140とに加えて券面額(VAL)別の印紙税情報(TAXI)をさらに生成することができる(ステップS150)。印紙税法(the Stamp Act)を有する国家では、印紙税(stamp dutyまたはstamp tax)を納付しなければならないので、印紙税は、商品券の券面額によって互いに異なりうる。券面額(VAL)別の印紙税情報(TAXI)がデータベース310にあらかじめ保存されている時、運用サーバ300は、券面額(VAL)別の印紙税情報(TAXI)を検索して第1テーブル(TABLE1)に保存することができる(ステップS150)。
【0037】
実施形態によって、運用サーバ300は、ステップS130とS140とに加えてカラー情報(CI)をさらに生成することができる(ステップS160)。カラー情報(CI)は、印刷装置400によって商品券用紙に印刷される記号、図形、及び/または文字のカラーを決定することができる。券面額(VAL)別のカラー情報(CI)がデータベース310にあらかじめ保存されている時、運用サーバ300は、券面額(VAL)別のカラー情報(CI)を検索して第1テーブル(TABLE1)に保存することができる(ステップS160)。
【0038】
実施形態によって、運用サーバ300は、ステップS130とS140とに加えてステップS150とステップS160とをさらに行うことができる。
【0039】
運用サーバ300は、商品券印刷情報(PI)を生成し、商品券印刷情報(PI)を第1通信ネットワーク(NT1)を通じてコンピューティング装置200に伝送しうる(ステップS170)。商品券印刷情報(PI)は、商品券発行情報(GII)、商品券発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)を含む。ステップS150及び/またはステップS160がさらに行われるかによって、商品券印刷情報(PI)は、商品券発行情報(GII)、商品券発行日(DoI)、及び決済承認番号(D2)に加えて印紙税情報(TAXI)及び/またはカラー情報(CI)をさらに含み、多様な実施形態によって、運用サーバ300によって生成された商品券印刷情報(PI)は、第1通信ネットワーク(NT1)を通じてコンピューティング装置200に伝送することができる(ステップS170)。
【0040】
実施形態によって、商品券発行情報(GII)と商品券印刷情報(PI)は、保安のために暗号化されて伝送することができる。
【0041】
コンピューティング装置200は、商品券印刷情報(PI)を受信し、それ(PI)を印刷装置400、例えば、プリンターに伝送しうる(ステップS175)。印刷装置400は、コンピューティング装置200から伝送された商品券印刷情報(PI)を受信し、事前印刷情報(例えば、印刷用紙管理番号)が予め印刷された商品券用紙に事後印刷情報(例えば、商品券発行情報、商品券発行日、及び使用登録番号)を印刷して無効な商品券を一枚ずつ発行(製作、発券、または、出力)することができる(ステップS180)。この際、無効な商品券は、発行登録(ステップS188)を経る前までは使用することができない。
【0042】
図5は、本発明の実施形態による商品券印刷情報に基づいて、
図1の印刷装置によって商品券用紙に印刷された商品券を示す。
【0043】
A社100,000ウォンの商品券2枚とA社50,000ウォンの商品券5枚とが印刷装置400によって連続して出力(または、発券)される過程は、
図1から
図5を参照して詳しく説明される。この際、商品券印刷情報(PI)は、商品券発行情報(GII)、商品券発行日(DoI)、使用登録番号(D2)、及び印紙税情報(TAXI)を含むと仮定する。商品券発行情報(GII)は、商品券発行会社(GCI)、第1券面額(VAL、例えば、100,000ウォン)、第1券面額(VAL、例えば、100,000ウォン)の発行枚数(例えば、2枚)、第2券面額(VAL、例えば、50,000ウォン)、及び第2券面額(VAL、例えば、50,000ウォン)の発行枚数(例えば、5枚)を含む。
【0044】
各印刷用紙管理番号(D1−1〜D1−7)は、各商品券用紙(GC1〜GC7)の各事前印刷領域(RG1〜RG7)にあらかじめ印刷されている。各印刷用紙管理番号(D1−1〜D1−7)は、唯一の値を有する。各印刷用紙管理番号(D1−1〜D1−7)は、文字と数字との組み合わせでも、1次元バーコード、2次元バーコード、または3次元バーコードでもあるが、これに限定されるものではない。各商品券用紙(GC1〜GC7)は、造幣局によって特殊に製作され、偽造防止技術が適用された商品券用紙である。
【0045】
各印刷用紙管理番号(D1−1〜D1−7)は、印刷装置400の印刷方式と異なる印刷方式(例えば、凹版印刷(intaglio printing)方式、平版印刷(lithographic pressまたはlitho printing)方式、または活版印刷(letterpress printing)方式)によって、各事前印刷領域(RG1〜RG7)にあらかじめ印刷されている。
【0046】
対応する2枚の商品券用紙(GC1とGC2、GC2とGC3、...、GC6とGC7)の間には、正確な切断のために、各切断マーク(CM1〜CM6)があらかじめ印刷されている。実施形態によって、各商品券用紙には、各切断マーク(CM1〜CM6)の代わりに、切断位置を自動で認識できるように特殊にデザインされる。
【0047】
印刷装置400は、プロセッサ410、メモリ装置420、センサー430、印刷要素440、及び切断機450を含む。
【0048】
プロセッサ410は、印刷装置400の機能を制御し、構成要素420、430、440、及び450のそれぞれの作動(または、機能)を制御する。プロセッサ410は、商品券印刷情報(PI)を受信し、それをメモリ装置420に保存する。
【0049】
メモリ装置420は、印刷装置400の作動に必要なファームウェア、ソフトウェア、及び/または情報を保存する。前記ファームウェアは、商品券用紙の事後印刷領域に事後印刷情報(例えば、商品券印刷情報(PI))が印刷されるように印刷要素440の作動を制御することができる。
【0050】
センサー430は、各切断マーク(CM1〜CM6)を正確に感知し、感知信号をプロセッサ410に伝送する。センサー430は、イメージセンサーでもあるが、これに限定されるものではない。
【0051】
印刷要素440は、プロセッサ410の制御によって、各商品券用紙(GC1〜GC7)に商品券印刷情報(PI)に該当する事後印刷情報を印刷するために必要なハードウェアの集合を意味する。商品券用紙(GC1〜GC7)は、ロール(roll)状に巻かれている商品券用紙の一部であり、各商品券用紙(GC1〜GC7)が感熱紙(thermal paper)である時、印刷要素440は、感熱式印刷(thermal printing、or direct thermal printing)方法を行うハードウェアの集合を意味する。実施形態によって、印刷要素440は、インクリボン印刷方式、インクジェット印刷方式またはレーザ印刷方式を使用することができる。
【0052】
従来の紙類商品券は、予め大量印刷(または、製作)され、前記商品券を保管するか、移動する時には、保安警備が必須的であった。
【0053】
しかし、本発明の実施形態によって、ロール状に商品券用紙がパッケージングされ、前記商品券用紙のそれぞれの事前印刷領域には、事前印刷情報のみが印刷されるので、前記商品券用紙のそれぞれは、商品券としての諸機能を行うことができない。したがって、ロール状にパッケージングされた商品券のそれぞれを保管するか、移動する時、保安警備が不要であるという効果がある。
【0054】
切断機450は、センサー430の感知信号に基づいて作動するプロセッサ410の制御によって、各切断マーク(CM1〜CM6)の中央を正確に自動で切断することができる。したがって、切断機450によって、各商品券(GC1A〜GC7A)が一枚ずつ発券される。
【0055】
図5に示したように、印刷装置400は、第1印刷用紙管理番号(D1−1)が印刷された第1商品券用紙(GC1)に第1商品券発行情報(例えば、A社、100,000)、商品券発行日(例えば、2017.7.30)、第1使用登録番号(D2−1)、及び第1印紙税マーク(TAX1)を印刷し、切断機450によって切断された第1商品券(GC1A)を出力する。第1印紙税マーク(または、印紙税識別子(identifier);TAX1)は、券面額(VAL=100,000)に該当する印紙税を含むマーク(識別子または文字と数字との組み合わせ)であり、この際、第1商品券(GC1A)は、発行登録(ステップS188)が行われていない無効な商品券である。
【0056】
引き続き、印刷装置400は、第2印刷用紙管理番号(D1−2)が印刷された第2商品券用紙(GC2)に第2商品券発行情報(例えば、A社、100,000)、商品券発行日(例えば、2017.7.30)、第2使用登録番号(D2−2)、及び第1印紙税マーク(TAX1)を印刷し、切断機450によって切断された第2商品券(GC2A)を出力する。この際、第2商品券(GC2A)は、発行登録(ステップS188)が行われていない無効な商品券である。
【0057】
引き続き、印刷装置400は、第3印刷用紙管理番号(D1−3)が印刷された第3商品券用紙(GC3)に第3商品券発行情報(例えば、A社、50,000)、商品券発行日(例えば、2017.7.30)、第3使用登録番号(D2−3)、及び第2印紙税マーク(TAX2)を印刷し、切断機450によって切断された第3商品券(GC3A)を出力する。第2印紙税マーク(TAX2)は、券面額(VAL=50,000)に該当する印紙税を含むマークであり、この際、第3商品券(GC3A)は、発行登録(ステップS188)が行われていない無効な商品券である。
【0058】
商品券(GC1A〜GC3A)のそれぞれが、印刷及び発券される過程と同一または類似して最後の商品券(GC7A)が印刷及び発券される。すなわち、印刷装置400は、第7印刷用紙管理番号(D1−7)が印刷された第7商品券用紙(GC7)に第7商品券発行情報(例えば、A社、50,000)、商品券発行日(例えば、2017.7.30)、第7使用登録番号(D2−7)、及び第2印紙税マーク(TAX2)を印刷し、切断機450によって切断された第7商品券(GC7A)を出力する。この際、第7商品券(GC7A)は、発行登録(ステップS188)が行われていない無効な商品券である。
【0059】
本発明は、商品券用紙(または、商品券印刷用紙)を管理するために、前記商品券用紙の事前印刷領域に印刷用紙管理番号を印刷する。
【0060】
各商品券(GC1A〜GC7A)の各事後印刷領域(RF1〜RF7)に印刷される各使用登録番号(D2−1〜D2−7)は、文字と数字との組み合わせでも、1次元バーコード、2次元バーコード、または3次元バーコードでもあるが、これに限定されるものではない。
【0061】
前述したように、商品券発行情報、商品券発行日、使用登録番号、及び印紙税マークは、運用サーバ300によって処理された事後印刷情報であって、商品券用紙の事後印刷領域に印刷される。
【0062】
各印刷用紙管理番号(D1−1〜D1−7)は、造幣局の印刷方式によって、各商品券用紙(GC1〜GC7)に印刷されるので、時間が過ぎても消されないが、各使用登録番号(D2−1〜D2−7)は、印刷装置400の印刷方式(例えば、インクジェット印刷方式、レーザジェット印刷方式、インクリボン印刷(ink ribbon printing)方式、感熱式印刷方式、または熱転写印刷(thermal transfer printing)方式)によって印刷されるので、経時的に消される。
【0063】
したがって、有効な各商品券(GC1A〜GC7A)が使われる時、有効な各商品券(GC1A〜GC7A)の有効性を確認するために、運用サーバ300は、各印刷用紙管理番号(D1−1〜D1−7)を認証(または、確認)のための認証(または、確認)番号として使用することができる。これについての説明は、
図6のステップS250、ステップS260、及びステップS265を参照して詳しく説明される。
【0064】
コンピューティング装置200のユーザが、第1商品券(GC1A)に印刷された第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)とを一対にして入力装置210を通じてコンピューティング装置200に入力すれば(ステップS182)、コンピューティング装置200は、第1通信ネットワーク(NT1)を通じて第1印刷用紙管理番号(D1=D1−1)と第1使用登録番号(D2=D2−1)とを運用サーバ300に伝送する(ステップS186)。
【0065】
運用サーバ300は、第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)とを受信し、
図3の第1テーブル(TABLE1)に保存された第1使用登録番号(D2−1)を参照して第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)とを1つの対にして発行登録する(ステップS188)。
【0066】
例えば、運用サーバ300は、第1テーブル(TABLE1)に保存された第1使用登録番号(D2−1)と発行登録のためにコンピューティング装置200から伝送された第1使用登録番号(D2−1)とを互いに比較し、これらが一致する時、第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)とを1つの対として第1テーブル(TABLE1)に登録(または、保存)する。前記発行登録によってはじめて無効な第1商品券は、有効な商品券に転換される。したがって、有効な商品券は、売場で使われる。
【0067】
コンピューティング装置200のユーザが、第7商品券(GC7A)に印刷された第7印刷用紙管理番号(D1−7)と第7使用登録番号(D2−7)とを一対にして入力装置210を通じてコンピューティング装置200に入力すれば(ステップS182)、コンピューティング装置200は、第1通信ネットワーク(NT1)を通じて第7印刷用紙管理番号(D1=D1−7)と第7使用登録番号(D2=D2−7)とを運用サーバ300に伝送する(ステップS186)。
【0068】
運用サーバ300は、第7印刷用紙管理番号(D1−7)と第7使用登録番号(D2−7)とを受信し、
図3の第1テーブル(TABLE1)に保存された第7使用登録番号(D2−7)を参照して第7印刷用紙管理番号(D1−7)と第7使用登録番号(D2−7)とを1つの対にして発行登録する(ステップS188)。例えば、運用サーバ300は、第1テーブル(TABLE1)に保存された第7使用登録番号(D2−7)と発行登録のためにコンピューティング装置200から伝送された第7使用登録番号(D2−7)とを互いに比較し、これらが一致する時、第7印刷用紙管理番号(D1−7)と第7使用登録番号(D2−7)とを1つの対として第1テーブル(TABLE1)に登録(または、保存)する(ステップS188)。前記発行登録によってはじめて無効な第7商品券は、有効な商品券に転換される。したがって、有効な商品券は、売場で使われる。
【0069】
各印刷用紙管理番号(D1−1〜D1−7、集合的に、D1)と各使用登録番号(D2−1〜D2−7、集合的に、D2)が、各対としてコンピューティング装置200を通じて運用サーバ300に伝送されれば(ステップS182とステップS186)、運用サーバ300は、
図3の第1テーブル(TABLE1)に保存された各使用登録番号(D2−1〜D2−7)を参照して、各印刷用紙管理番号(D1−1〜D1−7)と各使用登録番号(D2−1〜D2−7)とをそれぞれの対にして発行登録する(ステップS188)。
【0070】
このような発行登録(ステップS188)を通じて、各無効な商品券(GC1A〜GC7A)は、即時有効な商品券に転換される。ここで、発行登録(ステップS188)は、無効な商品券を有効な商品券に転換する過程を意味する。
【0071】
発行登録が完了すれば(ステップS188)、運用サーバ300は、発行登録完了を指示するメッセージを第1通信ネットワーク(NT1)を通じてコンピューティング装置200に伝送しうる。
【0072】
本発明の実施形態による商品券発行サービスシステム100Aは、商品券発行会社のそれぞれが互いに異なっても、そして/または、発行されようとする商品券のそれぞれの券面額が互いに異なっても、印刷装置400を用いてリアルタイムで、そして、連続して当該商品券用紙の事後印刷領域に当該事後印刷情報(例えば、当該商品券印刷情報)を印刷して当該商品券を即時発行することができる効果がある。
【0073】
また、本発明の実施形態による商品券発行サービスシステム100Aは、必要な時のみに所望の商品券をリアルタイムで、そして、連続して即座に印刷し、発券することができるので、従来の商品券を保管し、管理することに比べて、ロール状に巻かれている商品券用紙を管理し、保管することが効率的である。
【0074】
実施形態によって、商品券印刷情報(PI)が、商品券発行情報、商品券発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)のみを含むと仮定すれば、印刷装置400は、各印紙税マーク(TAX1とTAX2)を含まない各商品券(GC1A〜GC7A)を印刷して発券(note issuing)する。すなわち、印刷装置400は、商品券発行情報、商品券発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)を各商品券用紙(GC1〜GC7)の事後印刷領域に印刷して、各商品券(GC1A〜GC7A)を発行または発券することができる。
【0075】
実施形態によって、商品券印刷情報(PI)が、商品券発行情報、商品券発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)の以外にカラー情報(CI)をさらに含むと仮定すれば、印刷装置400は、前記商品券発行情報、商品券発行日(DoI)、及び/または使用登録番号(D2)をカラー情報(CI)に該当するカラーで、各商品券用紙(GC1〜GC7)の事後印刷領域に印刷して、各商品券(GC1A〜GC7A)を一枚ずつ発券することができる。例えば、券面額(VAL)によってカラーは変わり、カラー情報(CI)に相応するカラーは、1つまたはそれ以上のカラーでもある。
【0076】
実施形態によって、商品券印刷情報(PI)が、商品券発行情報、商品券発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)の以外に印紙税情報(TAXI)とカラー情報(CI)とをさらに含むと仮定すれば、印刷装置400は、前記商品券発行情報、商品券発行日(DoI)、印紙税情報(TAXI)に該当する印紙税マーク、及び/または使用登録番号(D2)をカラー情報(CI)に該当するカラーで、各商品券用紙(GC1〜GC7)に印刷して、各商品券(GC1A〜GC7A)を発券することができる。
【0077】
実施形態によって、商品券印刷情報(PI)が、商品券発行情報、商品券発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)の以外に付加情報を含むと仮定すれば、印刷装置400は、商品券発行情報、商品券発行日(DoI)、使用登録番号(D2)、及び前記付加情報を各商品券用紙(GC1〜GC7)に印刷して、各商品券(GC1A〜GC7A)を発券する。前記付加情報は、商品券購買者のメッセージ(例えば、xxx*の誕生日を祝います)、広告のためのメッセージ、割引クーポン、駐車クーポン、優待クーポン、商品券販売者を識別するための識別子、商品券使用先などを含みうる。前記商品券購買者のメッセージは、コンピューティング装置200に入力された後、商品券発行情報(GII)と共に運用サーバ300に伝送することができる。前記広告のためのメッセージ、前記割引クーポン、前記駐車クーポン、前記優待クーポン、前記商品券販売者を識別するための識別子、及び/または商品券使用先は、データベース310にあらかじめ保存された後、商品券印刷情報(PI)に含まれる。
【0078】
図6は、
図1に示された商品券発行サービスシステムによって発行された商品券の使用例を説明するデータフローである。
【0079】
図1から
図6を参照すれば、第1商品券(GC1A)が発行登録(ステップS188)を通じて有効な商品券に転換された後、第1モバイル装置(または、購買者スマートフォン)500のユーザによって情報が第1モバイル装置500に入力されれば(ステップS210)、第1モバイル装置500の第1プロセッサで実行される第1アプリケーションプログラムは、前記情報を含むモバイル商品券伝送要請を通信ネットワーク(例えば、Wi−Fiネットワーク、無線インターネット、または、移動通信ネットワーク)を通じて運用サーバ300に伝送する(ステップS225)。
【0080】
ケース1(CASE1)で、第1モバイル装置500に入力される情報は、第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第2モバイル装置(または、受信者スマートフォン)600のID(RPNI)とを含む(ステップS210)。
【0081】
ケース2(CASE2)で、第1モバイル装置500に入力される情報は、第1印刷用紙管理番号(D1−1)、第1使用登録番号(D2−1)、及び第2モバイル装置600のID(RPNI)を含む(ステップS210)。
【0082】
各モバイル装置500、600は、スマートフォン、タブレットPC、モバイルインターネット装置(mobile internet device、MID)、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)装置、またはウェアラブルコンピュータでもある。例えば、第2モバイル装置600のID(RPNI)は、スマートフォンの電話番号でもある。
【0083】
ケース1(CASE1)またはケース2(CASE2)によって、運用サーバ300は、第1モバイル装置500から伝送されたモバイル商品券伝送要請に応答して、新たな決済認証番号(D3−1)を生成し、それ(D3−1)をデータベース310の第1テーブル(TABLE1)に保存し、第1テーブル(TABLE1)に保存された第1使用登録番号(D2−1)と印刷用紙管理番号(D1−1)とのうちの少なくとも1つを無効化することができる(ステップS230とステップS235)。
【0084】
運用サーバ300は、モバイル商品券を生成し、第2モバイル装置600のID(RPNI)によって識別される第2モバイル装置600に前記モバイル商品券を伝送しうる。ケース1(CASE1)またはケース2(CASE2)によって、第2モバイル装置600に伝送されるモバイル商品券は、決済認証番号(D3−1)、商品券発行会社(GCI)、券面額(VAL)、及び発行日(DoI)を含む(ステップS240とステップS245)。
【0085】
第2モバイル装置600の第2プロセッサで実行される第2アプリケーションプログラムは、前記モバイル商品券を受信し、それを第2モバイル装置600のメモリ装置に保存し、第2モバイル装置600のユーザの操作によって、前記メモリ装置に保存されたモバイル商品券を第2モバイル装置600のディスプレイ装置にディスプレイすることができる。
【0086】
ケース3(CASE3)によって、有効な商品券に転換された第1商品券(例えば、紙類商品券;GC1A)に印刷された第1印刷用紙管理番号(D1−1)が売場PC(または、POSシステム)700に入力されれば(ステップS250)、売場PC700は、第2通信ネットワーク(NT2)を通じて第1印刷用紙管理番号(D1−1)を含む確認要請を運用サーバ300に伝送する(ステップS260)。
【0087】
運用サーバ300は、第1テーブル(TABLE1)を参照して第1印刷用紙管理番号(D1−1)の有効性を確認し(ステップS265)、前記有効性が確認された後、第1商品券(GC1A)が使用可能であることを指示するメッセージを売場PC700に伝送しうる。この際、有効性は、第1テーブル(TABLE1)に保存された第1印刷用紙管理番号(D1−1)と売場PC700から伝送された第1印刷用紙管理番号(D1−1)との一致如何によって決定される。
【0088】
ケース3(CASE3)によって、第1商品券(GC1A)に印刷された第1印刷用紙管理番号(D1−1)と決済金額とが売場PC700に入力されれば(ステップS250)、売場PC700は、第2通信ネットワーク(NT2)を通じて第1印刷用紙管理番号(D1−1)と前記決済金額とを含む決済要請を運用サーバ300に伝送する(ステップS260)。前記決済要請に応じて、運用サーバ300は、第1テーブル(TABLE1)を参照して第1印刷用紙管理番号(D1−1)の有効性を確認し、前記有効性が確認された後、すなわち、第1商品券(GC1A)が使用可能である時、決済サービスを進行し(ステップS265)、その結果を売場PC700に伝送しうる。
【0089】
ケース4(CASE4)によって、有効な商品券に転換された第1商品券(GC1A)に印刷された第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)とが売場PC700に入力されれば(ステップS250)、売場PC700は、第2通信ネットワーク(NT2)を通じて第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)とを対にして運用サーバ300に伝送する(ステップS260)。
【0090】
運用サーバ300は、第1テーブル(TABLE1)に保存された第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)のそれぞれと売場PC700から伝送された第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)のそれぞれとの一致如何によって、これら(D1−1とD2−1)の有効性を確認し、前記有効性が確認された後、第1商品券(GC1A)が使用可能であることを指示するメッセージを売場PC700に伝送しうる。
【0091】
ケース4(CASE4)によって、第1商品券(GC1A)に印刷された第1印刷用紙管理番号(D1−1)、第1使用登録番号(D2−1)、及び決済金額が売場PC700に入力されれば(ステップS250)、売場PC700は、第2通信ネットワーク(NT2)を通じて第1印刷用紙管理番号(D1−1)、第1使用登録番号(D2−1)、及び前記決済金額を含む決済要請を運用サーバ300に伝送する(ステップS260)。
【0092】
前記決済要請に応じて、運用サーバ300は、第1テーブル(TABLE1)を参照して第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)との有効性を確認し、前記有効性が確認された後、すなわち、第1商品券(GC1A)が使用可能である時、決済サービスを進行し(ステップS265)、その結果を売場PC700に伝送しうる。
【0093】
ケース5(CASE5)によって、第2モバイル装置600に伝送されたモバイル商品券の決済認証番号(D3−1)が売場PC700に入力されれば(ステップS250)、売場PC700は、第2通信ネットワーク(NT2)を通じて決済認証番号(D3−1)を運用サーバ300に伝送する(ステップS260)。運用サーバ300は、第1テーブル(TABLE1)を参照して決済認証番号(D3−1)の有効性を確認し(ステップS265)、前記有効性が確認された後、第1商品券(GC1A)が使用可能であることを指示するメッセージを売場PC700に伝送しうる。
【0094】
ケース5(CASE5)によって、決済金額と第2モバイル装置600に伝送されたモバイル商品券の決済認証番号(D3−1)とが売場PC700に入力されれば(ステップS250)、売場PC700は、第2通信ネットワーク(NT2)を通じて前記決済金額と決済認証番号(D3−1)とを運用サーバ300に伝送する(ステップS260)。運用サーバ300は、第1テーブル(TABLE1)を参照して決済認証番号(D3−1)の有効性を確認し、前記モバイル商品券が使用可能である時、決済サービスを進行し(ステップS265)、その結果を売場PC700に伝送しうる。
【0095】
運用サーバ300が、各ケース(CASE3、CASE4、またはCASE5)に該当する情報と共に決済金額を含む決済要請を受信する時、運用サーバ300は、前記決済要請に応じて、前記決済金額に対する決済サービス(payment service)を進行し(ステップS265)、その結果を売場PC700に伝送しうる。ここで、決済サービスは、運用サーバ300による決済処理だけではなく、運用サーバ300に連結されたPG(payment gateway)事業者、VAN(Value Added Network)事業者、及び/または決済サーバによって決済処理をいずれも含む。
【0096】
図7は、本発明の実施形態による商品券発行サービスシステムの概略的なブロック図であり、
図8は、
図7に示されたデータベースに保存された第2テーブルに含まれたデータを示す。
【0097】
図7を参照すれば、商品券発行(製作、発券、または、印刷)サービスシステム100Bは、コンピューティング装置200、運用サーバ300、及び印刷装置400を含み、実施形態によって売場PC700及び/または造幣局印刷装置800をさらに含みうる。例えば、造幣局は、貨幣を作る機構または政府機構を意味する。
【0098】
商品券発行サービスシステム100Aまたは100Bを用いて行われる商品券発行サービス方法は、装置200、400が設けられた場所で即座に紙類商品券を印刷、発行、発券、または出力することができる。
【0099】
運用サーバ300は、複数の印刷用紙管理番号(D1)と複数の決済認証番号(D4)とを生成し、これら(D1とD2)を通信ネットワークを通じて造幣局のサーバに伝送すれば(ステップS310)、前記サーバは、造幣局印刷装置800を制御して当該印刷用紙管理番号と当該決済認証番号とを当該商品券用紙の事前印刷領域に印刷することができる(ステップS320)。対を成す印刷用紙管理番号と決済認証番号は、商品券用紙の事前印刷領域に印刷される。
【0100】
例えば、
図8に示したように、運用サーバ300が7個の決済認証番号(D4−1〜D4−7、総称して、D4)と7個の印刷用紙管理番号(D1−1〜D1−7、総称して、D1)とを生成し、これら(D1とD4)を第2テーブル(TABLE2)に保存し、これら(D1とD4)を造幣局のサーバに伝送すると仮定する。各テーブル(TABLE1またはTABLE2)は、データベース310に保存され、運用サーバ300によって管理される。各テーブル(TABLE1またはTABLE2)は、データ構造またはルックアップ(lookup)テーブルでもあるが、これに限定されるものではない。
【0101】
図2と
図4とを参照して説明したように、商品券発行情報(GII)が入力装置(例えば、
図1の210)を通じてコンピューティング装置200に入力されれば(ステップS325)、コンピューティング装置200は、商品券発行情報(GII)を運用サーバ300に伝送する(ステップS330)。この際、コンピューティング装置200の識別子は、 商品券発行情報(GII)と共に運用サーバ300に伝送される(ステップS330)。
【0102】
商品券発行情報(GII)は、A社商品券100,000ウォンの2枚とA社商品券50,000ウォンの5枚であると仮定する。商品券発行情報(GII)は、商品券発行会社(GCI)、第1券面額(VAL=100,000)、第1券面額(VAL=100,000)の枚数(例えば、2枚)、第2券面額(VAL=50,000)、及び第2券面額(VAL=50,000)の枚数(例えば、5枚)を含む。
【0103】
図9は、
図7に示された印刷装置によって印刷された商品券の実施形態である。
図7から
図9を参照すれば、造幣局印刷装置800は、第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1決済認証番号(D4−1)とを第1商品券用紙(GC1′)の事前印刷領域に印刷し、不透明物質を第1決済認証番号(D4−1)の上に塗布する。前記不透明物質は、第1決済認証番号(D4−1)が外部に露出されないように隠す(conceal)機能ができ、前記不透明物質が除去(または、スクラッチオフ(scratch−off))されれば、第1決済認証番号(D4−1)は外部に露出される。
【0104】
造幣局印刷装置800は、第2印刷用紙管理番号(D1−2)と第2決済認証番号(D4−2)とを第2商品券用紙(GC2′)の事前印刷領域に印刷し、第2決済認証番号(D4−2)を隠すために不透明物質を第2決済認証番号(D4−2)の上に塗布する。第3商品券用紙ないし第6商品券用紙のそれぞれには、当該印刷用紙管理番号と当該決済認証番号とが対にして事前印刷領域に印刷され、不透明物質が、前記当該決済認証番号を隠すために、前記当該決済認証番号の上に塗布される。
【0105】
造幣局印刷装置800は、第7印刷用紙管理番号(D1−7)と第7決済認証番号(D4−7)とを第7商品券用紙(GC7′)の事前印刷領域に印刷し、第7決済認証番号(D4−7)を隠すために不透明物質を第7決済認証番号(D4−7)の上に塗布する。各決済認証番号(D4−1〜D4−7)の上に塗布された不透明物質が除去(または、スクラッチオフ)されれば、各決済認証番号(D2−1〜D2−7)は外部に露出される。
【0106】
図8に示したように、運用サーバ300は、商品券発行情報(GII)のうちから商品券発行会社(A社)を第2テーブル(TABLE2)の商品券発行会社フィールドに保存し、各券面額(VAL、例えば、100,000ウォンと50,000ウォン)を第2テーブル(TABLE2)の券面額フィールドに保存する。
【0107】
運用サーバ300は、商品券発行情報(GII)の受信日を発行日(DoI)として生成し、発行日(DoI)を第2テーブル(TABLE2)の発行日フィールドに保存する(ステップS335)。
【0108】
運用サーバ300は、券面額(VAL)ごとに使用登録番号(D2−1〜D2−7)を生成し、各使用登録番号(D2−1〜D2−7)を第2テーブル(TABLE2)の使用登録番号フィールドに保存する(ステップS337)。
【0109】
実施形態によって、運用サーバ300は、券面額(VAL)ごとに印紙税情報(TAXI)をさらに生成し、各印紙税情報(TAXI)を第2テーブル(TABLE2)の印紙税情報フィールドに保存する(ステップS339)。各印紙税情報(TAXI)がデータベース310にあらかじめ保存されている時、運用サーバ300は、各券面額(VAL)に該当する印紙税情報(TAXI)を検索し、検索された前記印紙税情報(TAXI)を第2テーブル(TABLE2)の印紙税情報フィールドに保存する(ステップS339)。
【0110】
運用サーバ300は、券面額(VAL)ごとにカラー情報(CI)をさらに生成し、各カラー情報(CI)を第2テーブル(TABLE2)のカラー情報フィールドに保存する(ステップS341)。各カラー情報(CI)がデータベース310にあらかじめ保存されている時、運用サーバ300は、各券面額(VAL)に該当するカラー情報(CI)を検索し、検索された前記カラー情報(CI)を第2テーブル(TABLE2)のカラー情報フィールドに保存する(ステップS341)。
【0111】
ステップS339及び/またはステップS341は、ステップS335とステップS341とに加えて選択的に行われる。
【0112】
運用サーバ300は、商品券印刷情報(PI)を生成し、商品券印刷情報(PI)をコンピューティング装置200に伝送しうる(ステップS350)。商品券印刷情報(PI)は、商品券発行会社(GCI)、券面額(VAL)、発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2−1〜D2−7、総括して、D2)を含み、選択的に印紙税情報(TAXI)及び/またはカラー情報(CI)をさらに含みうる。
【0113】
コンピューティング装置200は、商品券印刷情報(PI)を印刷装置400に伝送しうる(ステップS355)。印刷装置400は、商品券印刷情報(PI)に基づいて、各商品券用紙(GC1′〜GC7′)の事後印刷領域に商品券発行会社(GCI、例えば、A社)、券面額(VAL、例えば、100,000または50,000)、発行日(DoI、例えば、2017.7.30)、及び使用登録番号(D2−1〜D2−7のうちの何れか1つ)を印刷し、無効な各商品券(GC1B〜GC7B)を発行、発券、または出力することができる。
【0114】
実施形態によって、商品券印刷情報(PI)が、商品券発行会社(GCI)、券面額(VAL)、発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)に加えて印紙税情報(TAXI)をさらに含む時、印刷装置400は、商品券印刷情報(PI)に基づいて、各商品券用紙(GC1′〜GC7′)の事後印刷領域に商品券発行会社(GCI、例えば、A社)、券面額(VAL、例えば、100,000または50,000)、発行日(DoI、例えば、2017.7.30)、使用登録番号(D2−1〜D2−7のうちの何れか1つ)、及び印紙税情報(TAXI)に該当する印紙税マーク(TAX1またはTAX2)を印刷し、無効な各商品券(GC1B〜GC7B)を発行、発券、または出力することができる。
【0115】
実施形態によって、商品券印刷情報(PI)が、商品券発行会社(GCI)、券面額(VAL)、発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)に加えてカラー情報(CI)をさらに含む時、印刷装置400は、商品券印刷情報(PI)に基づいて、各商品券用紙(GC1′〜GC7′)の事後印刷領域に商品券発行会社(GCI、例えば、A社)、券面額(VAL、例えば、100,000または50,000)、発行日(DoI、例えば、2017.7.30)、及び使用登録番号(D2−1〜D2−7のうちの何れか1つ)のうちの少なくとも1つをカラー情報(CI)に該当するカラーで印刷し、無効な各商品券(GC1B〜GC7B)を発行、発券、または出力することができる。前記カラーは、1つまたはそれ以上のカラーを意味する。
【0116】
実施形態によって、商品券印刷情報(PI)が、商品券発行会社(GCI)、券面額(VAL)、発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)に加えて印紙税情報(TAXI)とカラー情報(CI)とをさらに含む時、印刷装置400は、商品券印刷情報(PI)に基づいて、各商品券用紙(GC1′〜GC7′)の事後印刷領域に商品券発行会社(GCI、例えば、A社)、券面額(VAL、例えば、100,000または50,000)、発行日(DoI、例えば、2017.7.30)、使用登録番号(D2−1〜D2−7のうちの何れか1つ)、及び印紙税情報(TAXI)に該当する印紙税マーク(TAX1またはTAX2)のうちの少なくとも1つをカラー情報(CI)に該当するカラーで印刷し、無効な各商品券(GC1B〜GC7B)を発行、発券、または出力することができる。前記カラーは、1つまたはそれ以上のカラーを意味する。
【0117】
図5を参照して説明したように、印刷装置400の切断機450は、切断マーク(CM1〜CM6)の中央を正確に切断して無効な各商品券(GC1B〜GC7B)を発行、発券、または出力することができる(ステップS324)。
【0118】
図7から
図9を参照すれば、商品券印刷情報(PI)が、商品券発行会社(GCI)、券面額(VAL)、発行日(DoI)、及び使用登録番号(D2)に加えて印紙税情報(TAXI)をさらに含むと仮定する。
【0119】
無効な第1商品券(GC1B)は、事前印刷領域に印刷された事前印刷情報(例えば、第1印刷用紙管理番号(D1−1)と不透明物質によって隠された第1決済認証番号(D4−1))及び事後印刷領域に印刷された事後印刷情報(例えば、第1使用登録番号(D2−1)、商品券発行会社(例えば、A社)、券面額(例えば、100,000)、発行日(例えば、2017.7.30)、及び第1印紙税マーク(TAX1))を含む。
【0120】
無効な第2商品券(GC2B)は、事前印刷領域に印刷された事前印刷情報(例えば、第2印刷用紙管理番号(D1−2)と不透明物質によって隠された第2決済認証番号(D4−2))及び事後印刷領域に印刷された事後印刷情報(例えば、第2使用登録番号(D2−2)、商品券発行会社(例えば、A社)、券面額(例えば、100,000)、発行日(例えば、2017.7.30)、及び第1印紙税マーク(TAX1))を含む。
【0121】
無効な第7商品券(GC7B)は、事前印刷領域に印刷された事前印刷情報(例えば、第7印刷用紙管理番号(D1−7)と不透明物質によって隠された第7決済認証番号(D4−7))及び事後印刷領域に印刷された事後印刷情報(例えば、第7使用登録番号(D2−7)、商品券発行会社(例えば、A社)、券面額(例えば、50,000)、発行日(例えば、2017.7.30)、及び第2印紙税マーク(TAX2))を含む。
【0122】
各無効な商品券(GC1B〜GC7B)が出力された後、第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)とがコンピューティング装置200に入力されれば(ステップS360)、コンピューティング装置200は、第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)とを運用サーバ300に伝送する(ステップS370)。
【0123】
運用サーバ300は、第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1使用登録番号(D2−1)とを用いて発行登録を行う(ステップS375)。すなわち、運用サーバ300は、第2テーブル(TABLE2)に保存された第1印刷用紙管理番号(D1−1)とコンピューティング装置200から伝送された第1印刷用紙管理番号(D1−1)との一致如何、及び第2テーブル(TABLE2)に保存された第1使用登録番号(D2−1)とコンピューティング装置200から伝送された第1使用登録番号(D2−1)との一致如何によって、発行登録の有無、すなわち、フラグ(FLAG)を変更するか否かを決定する(ステップS375)。
【0124】
例えば、発行登録(ステップS375)は、フラグのビットの値を第1値(例えば、データ0)から第2値(例えば、データ1)に変更することを意味するが、これに限定されるものではない。例えば、フラグの値が変更されれば、無効な商品券ははじめて有効な商品券に転換される。
【0125】
各無効な商品券(GC2B〜GC7B)の発行登録(ステップS375)は、無効な第1商品券(GC1B)の発行登録(ステップS375)と実質的に同一または類似しているので、各無効な商品券(GC2B〜GC7B)の発行登録についての詳細な説明は省略する。
【0126】
無効な第1商品券(GC1B)が発行登録(ステップS375)を通じて第1有効な商品券に転換された後、前記第1有効な商品券に塗布された不透明物質が除去またはスクラッチオフになれば、第1決済認証番号(D4−1)が外部に露出される。
【0127】
第1決済認証番号(D4−1)が売場PC700に入力されれば(ステップS380)、売場PC700は、通信ネットワークを通じて第1決済認証番号(D4−1)を運用サーバ300に伝送する(ステップS385)。運用サーバ300は、第1決済認証番号(D4−1)を用いて第2テーブル(TABLE2)のフラグのビット値を確認する(ステップS390)。
【0128】
例えば、フラグのビットの値が第2値である時、運用サーバ300は、第1有効な商品券が使用可能であることを指示するメッセージ(または、使用可能な金額)を通信ネットワークを通じて売場PC700に伝送しうる。前述したように、運用サーバ300は、決済結果を前記通信ネットワークを通じて売場PC700に伝送しうる。
【0129】
しかし、発行登録(ステップS375)されていない無効な第1商品券(GC1B)に印刷された第1決済認証番号(D4−1)が売場PC700を通じて運用サーバ300に入力されれば、第2テーブル(TABLE2)のフラグのビットの値が第1値なので、運用サーバ300は、無効な第1商品券(GC1B)が使用不可能であることを指示するメッセージを売場PC700に伝送するか、決済が不可能であることを指示するメッセージを売場PC700に伝送する。
【0130】
ステップS380は、
図10のステップS460を参照して説明される。
【0131】
図10は、
図7に示された商品券発行サービスシステムによって発行された商品券の使用例を説明するデータフローである。
図10の使用例と
図6の使用例は、類似している。
【0132】
第1商品券(GC1B)に対する発行登録(ステップS375)が完了し、第1決済認証番号(D4−1)上に塗布された不透明物質が除去された後、第1モバイル装置500のユーザによって情報が第1モバイル装置500に入力されれば(ステップS410)、第1モバイル装置500の第1プロセッサで実行される第1アプリケーションプログラムは、前記情報を含むモバイル商品券伝送要請を通信ネットワークを通じて運用サーバ300に伝送する(ステップS430)。
【0133】
ケース6(CASE6)で、第1モバイル装置500に入力される情報は、第1決済認証番号(D4−1)と第2モバイル装置600のID(RPNI)とを含む(ステップS410)。
【0134】
ケース7(CASE7)で、第1モバイル装置500に入力される情報は、第1印刷用紙管理番号(D1−1)、第1決済認証番号(D4−1)、及び第2モバイル装置600のID(RPNI)を含む(ステップS410)。
【0135】
ケース6(CASE6)またはケース7(CASE7)によって、運用サーバ300は、前記モバイル商品券伝送要請に応答して、決済認証番号(D3−1)を生成し、それ(D3−1)をデータベース310の第2テーブル(TABLE2)に保存し、第2テーブル(TABLE2)に保存された第1印刷用紙管理番号(D1−1)、第1使用登録番号(D2−1)、及び第1決済認証番号(D4−1)のうちの少なくとも1つを無効化することができる。実施形態によって、第1決済認証番号(D4−1)が新たな決済認証番号(D3−1)に代替されることもある。
【0136】
運用サーバ300は、モバイル商品券を生成し、第2モバイル装置600のID(RPNI)によって識別される第2モバイル装置600に前記モバイル商品券を伝送しうる。ケース6(CASE6)またはケース7(CASE7)によって、第2モバイル装置600に伝送されるモバイル商品券は、新たな決済認証番号(D3−1)、商品券発行会社(GCI)、券面額(VAL)、及び発行日(DoI)を含む(ステップS450とステップS455)。
【0137】
第2モバイル装置600の第2プロセッサで実行される第2アプリケーションプログラムは、前記モバイル商品券を受信し、それを第2モバイル装置600のメモリ装置に保存し、第2モバイル装置600のユーザの操作によって、前記メモリ装置に保存されたモバイル商品券を第2モバイル装置600のディスプレイ装置にディスプレイすることができる。
【0138】
ケース8(CASE8)によって、有効な商品券に転換された第1商品券(例えば、紙類商品券;GC1B)に印刷された第1決済認証番号(D4−1)が売場PC700に入力されれば(ステップS380とステップS460)、売場PC700は、通信ネットワークを通じて第1決済認証番号(D4−1)を運用サーバ300に伝送する(ステップS385とステップS470)。運用サーバ300は、第2テーブル(TABLE2)を参照して第1決済認証番号(D4−1)の有効性を確認し(ステップS390とステップS480)、第1商品券(GC1A)が使用可能であることを指示するメッセージを売場PC700に伝送しうる。
【0139】
ケース9(CASE9)によって、有効な商品券に転換された第1商品券(GC1B)に印刷された第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1決済認証番号(D4−1)とが売場PC700に入力されれば(ステップS380とステップS460)、売場PC700は、通信ネットワークを通じて第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1決済認証番号(D4−1)とを運用サーバ300に伝送する(ステップS385とステップS470)。運用サーバ300は、第2テーブル(TABLE2)を参照して第1印刷用紙管理番号(D1−1)と第1決済認証番号(D4−1)との有効性を確認し(ステップS390とステップS480)、第1商品券(GC1B)が使用可能であることを指示するメッセージを売場PC700に伝送しうる。
【0140】
ケース10(CASE10)によって、第2モバイル装置600に伝送されたモバイル商品券の決済認証番号(D3−1)が売場PC700に入力されれば(ステップS380とステップS460)、売場PC700は、通信ネットワークを通じて決済認証番号(D3−1)を運用サーバ300に伝送する(ステップS385とステップS470)。運用サーバ300は、第2テーブル(TABLE2)を参照して決済認証番号(D3−1)の有効性を確認し(ステップS390とステップS480)、第1商品券(GC1B)が使用可能であることを指示するメッセージを売場PC700に伝送しうる。
【0141】
図6を参照して説明したように、運用サーバ300が、各ケース(CASE8、CASE9、または、CASE10)に該当する情報と共に決済金額を含む決済要請を受信する時、運用サーバ300は、前記決済金額に対する決済サービスを進行し(ステップS480)、その結果を売場PC700に伝送しうる。ここで、決済サービスの進行は、運用サーバ300による決済だけではなく、運用サーバ300に連結されたPG事業者、VAN事業者、及び/または決済サーバによる決済をいずれも含む。
【0142】
図11は、本発明の実施形態による商品券発行サービスシステムの概略的なブロック図である。
図11を参照すれば、商品券発行(製作、発券、または、印刷)サービスシステム100Cは、印紙税総納付金額(例えば、後納)を計算することができる。商品券発行サービスシステム100Cは、コンピューティング装置200、運用サーバ300、及び印刷装置400を含み、商品券発行会社サーバ750と税務署サーバ850とをさらに含みうる。
【0143】
図11の構成要素200、300、及び400は、
図1から
図6を参照して説明された商品券発行サービス方法、または、
図7から
図10を参照して説明された商品券発行サービス方法を行うための段階を処理(Processing)することができる。
【0144】
運用サーバ300は、印紙税納付申込書を作成(または、生成)し、前記印紙税納付申込書を通信ネットワークを通じて税務署サーバ850に伝送しうる(ステップS510)。
税務署サーバ850は、前記印紙税納付申込書に基づいて、印紙税納付番号(PN)を生成し(ステップS520)、印紙税納付口座(PAC)を生成することができる(ステップS530)。
【0145】
税務署サーバ850は、印紙税納付番号(PN)と印紙税納付口座(PAC)とを運用サーバ300に伝送しうる(ステップS540)。
【0146】
運用サーバ300は、券面額別に発行登録(ステップS188またはステップS375)された商品券の発行枚数をカウントし、前記券面額別にカウント値(CNT)を生成する(ステップS550)。100,000ウォンの商品券が2枚発行登録(CNT1=2)され、50,000ウォンの商品券が5枚発行登録(CNT2=5)され、100,000ウォンの商品券の印紙税がTAX_1であり、50,000ウォンの商品券の印紙税がTAX_2であると仮定すれば、印紙税総納付金額(AOP)は、TAX_1*CNT1+TAX_2*CNT2である。
【0147】
例えば、運用サーバ300の運用主体と商品券発行会社サーバ750の運用主体とが互いに異なる時、運用サーバ300は、印紙税納付番号(PN)、印紙税納付口座(PAC)、及び総納付金額(AOP)を通信ネットワークを通じて商品券発行会社サーバ750に伝送する(ステップS560)。
【0148】
しかし、運用サーバ300の運用主体と商品券発行会社サーバ750の運用主体とが互いに同じである時、運用サーバ300は、ステップS560を行わない。
【0149】
図12は、
図1と
図7とに示された印刷装置によって使われる商品券用紙の断面構造を示す。
【0150】
図5または
図9において、I−I方向に切断された商品券用紙(GC1またはGC1′)は、本発明の実施形態によって製作された商品券用紙(例えば、感熱紙)として構成901〜909を含む。
図5、
図9、及び
図12を参照すれば、造幣局印刷装置は、商品券用紙のそれぞれの事前印刷領域に事前印刷情報を印刷し、ロール状に商品券印刷用紙をパッケージングする。印刷装置400は、前記商品券用紙のそれぞれの事後印刷領域に事後印刷情報を印刷して商品券(GC1AまたはGC1B)を発行する。
【0151】
商品券印刷原紙903の前面と裏面には、非可視蛍光色糸(invisible fluorescence colored thread)901、905または非可視蛍光顔料901、905が蒸着される。商品券印刷原紙903には、ウォーターマークが適用可能である。
【0152】
非可視蛍光色糸(または、顔料)901、905は、商品券印刷原紙903に投入される特殊繊維(または、特殊顔料)であって、肉眼では識別されず、特殊な波長のみで見られる。例えば、非可視蛍光色糸901、905は、緑色または青色であり、紫外線蛍光ランプを照らせば、蛍光固有色(例えば、緑色または青色)が表われる。
【0153】
非可視蛍光色糸905の上(on or above)には、感熱顕色染料(thermal developed colors)907が塗布される。例えば、感熱顕色染料907は、発色層を形成し、前記発色層は、無色染料と色とを表わすための顕色剤を含み、前記発色層に熱が加えられれば、前記無色染料と前記顕色剤とが共に溶けて黒く発色する。黒色で発色された部分は、記号、図形、文字、数字、または絵になる。コーティング保存染料909は、感熱顕色染料907の上に塗布され、感熱顕色染料907を保護する保護膜の機能を行う。
【0154】
感熱式印刷方式または熱転写印刷方式を使用する印刷装置400は、商品券用紙(GC1またはGC1′)の特定部分に熱を加えて事後印刷情報を事後印刷領域に印刷する。
【0155】
図13は、本発明の実施形態によって事前印刷領域に印刷された事前印刷情報と事後印刷領域に印刷された事後印刷情報とを含む有価証券の実施形態である。
【0156】
図13は、有価証券のうちから自己宛小切手(cashier′s check)1000であって、自己宛小切手1000は、事前印刷情報が印刷される事前印刷領域1010と、事後印刷情報が印刷される事後印刷領域1020と、を含む。
【0157】
事前印刷情報(または、不変印刷情報)は、造幣局印刷装置によって印刷される情報であって、
図13では、小切手発行銀行1011と少なくとも1つの小切手番号1013及び/または1015とを含む。小切手発行銀行1011は、小切手を発行した銀行の名称を示し、小切手番号1013及び/または1015は、唯一の番号である。小切手番号1015は、文字と小切手番号1013と同じ小切手番号とを含みうる。
【0158】
事後印刷情報(または、可変印刷情報)は、印刷装置400によって印刷される情報であって、小切手金額1022、発行店ジロコード1024、支店コード(または、検証コード)1026、小切手種類1028、小切手金額1030、小切手発行日1032、及び発行店管理者情報1034を含む。実施形態によって、事後印刷情報は変更されうる。
【0159】
発行店ジロコード1024は、小切手が如何なる銀行の如何なる地点で実際に発行されたかを表わす情報であって、数字を含みうる。
【0160】
支店コード(または、検証コード)1026は、小切手口座番号または口座一連番号を示す。小切手種類1028は、発行された小切手の種類に該当する数字を含む。例えば、小切手種類1028の数字が13である時、13は発行された小切手が100,000ウォン券の小切手であることを示す。小切手種類1028の数字が19である時、19は発行された小切手が一般券小切手(すなわち、10万ウォン券、30万ウォン券、50万ウォン券、及び100万ウォン券の小切手ではない)を示す。
【0161】
各小切手金額1022、1030は、発行された小切手の券面額を示す。
【0162】
発行店管理者情報1034は、自己宛小切手1000を発行した発行店管理者情報を示す。
【0163】
事後印刷領域1020には、発行店ジロコード1025がさらに印刷される。
【0164】
従来、自己宛小切手が発行される時、発行店ジロコード1025、小切手発行日1032、及び発行店管理者情報1034は、銀行の職員が判子、スタンプ、及び/または名判に印朱をつけて直接押した。しかし、本発明の実施形態では、銀行の職員ではない印刷装置400が発行店ジロコード1025、小切手発行日1032、及び発行店管理者情報1034を印刷する。
【0165】
図14は、本発明の実施形態による小切手発行サービスシステムの概略的なブロック図であり、
図15は、
図14に示されたデータベースに保存された第3テーブルの情報の実施形態である。
【0166】
図13ないし
図15を参照すれば、小切手発行(製作、発券、または、印刷)サービスシステム100Dは、コンピューティング装置200A、運用サーバ300A、及び印刷装置400を含む。運用サーバ300Aは、第3テーブル(TABLE3)を保存するデータベース310Aをアクセスして情報を保存するか、データベース310Aから情報を検索することができる。
【0167】
データベース310Aは、情報を保存する情報保存装置であり、小切手発行サービスシステム100Dの内部に含まれることもあり、小切手発行サービスシステム100Dの外部に配置される。例えば、データベース310Aの運用主体と小切手発行サービスシステム100Dの運用主体は、同一または互いに異なることもある。
【0168】
小切手(例えば、自己宛小切手)発行情報(CII)がコンピューティング装置200Aに入力されれば(ステップS610)、コンピューティング装置200Aは、通信ネットワークを通じて小切手発行情報(CII)を含む小切手発行要請を運用サーバ300Aに伝送しうる(ステップS615)。前記小切手発行要請は、小切手発行情報(CII)、運用サーバ300AのURL(Uniform Resource Locator)、及びコンピューティング装置200Aの識別子(例えば、IPアドレス)を含みうる。例えば、小切手発行情報(CII)は、各券面額(VAL)、及び券面額(VAL)別の発行枚数を含みうる。
【0169】
運用サーバ300Aは、小切手発行要請から情報(例えば、コンピューティング装置200Aの識別子)を抽出し、抽出された識別子に該当する発行店管理番号(INB)をデータベース310Aから検索し、発行店管理番号(INB)を第3テーブル(TABLE3)に保存することができる(ステップS620)。例えば、
図15に示したように、コンピューティング装置200Aの識別子にマッチングされた発行店管理番号(INB)は、IM1であると仮定する。例えば、発行店管理番号(INB)は、発行店ジロコード1024と支店コード(または、検証コード)1026とのうちの少なくとも1つを含みうる。
【0170】
運用サーバ300Aは、小切手発行要請の受信日を小切手発行日(CDoI)として生成し、それを第3テーブル(TABLE3)に保存する(ステップS625)。券面額(VAL)別にカラー情報(CI)がデータベース310Aにあらかじめ保存されている時、選択的に、運用サーバ300Aは、券面額(VAL)に該当するカラー情報(CI)をデータベース310Aから検索し、カラー情報(CI)を第3テーブル(TABLE3)に保存することができる(ステップS630)。
【0171】
運用サーバ300Aは、小切手印刷情報(CPI)を生成し、小切手印刷情報(CPI)を通信ネットワークを通じてコンピューティング装置200Aに伝送しうる(ステップS635)。例えば、小切手印刷情報(CPI)は、発行店管理番号(INB)、券面額(VAL)、及び発行日(CDoI)を含みうる。
【0172】
コンピューティング装置200Aは、小切手発行情報(CII)を印刷装置400に伝送する(ステップS640)。印刷装置400は、事後印刷領域1020に小切手印刷情報(CPI)を印刷し、無効な小切手を発行する(ステップS645)。
【0173】
例えば、小切手発行情報(CII)が100,000ウォン券2枚の発行のための情報である時、小切手印刷情報(CPI)は、発行店管理番号(INB)、小切手金額(例えば、100,000)に該当する券面額(VAL)、枚数情報(例えば、2枚)、小切手種類(例えば、13)、発行日(CDoI)、及び発行店管理者情報1034を含みうる。例えば、券面額(VAL)別の小切手種類とコンピューティング装置200Aの識別子とに該当する発行店管理者情報は、データベース310Aにあらかじめ保存されている。
【0174】
印刷装置400は、事前印刷情報(または、不変印刷情報;BPI)が印刷された第1小切手用紙に事後印刷情報(例えば、可変印刷情報;API)を印刷することができる。事前印刷情報(BPI)は、小切手発行銀行1011と小切手番号1013及び/または1015とを含み、事後印刷情報(API)は、小切手印刷情報(CPI)を含む。
【0175】
この際、印刷装置400は、発行店管理番号(INB)を発行店ジロコード1024と支店コード(または、検証コード)1026として印刷し、券面額(VAL)を各小切手金額1022、1030として印刷し、100,000ウォン券の小切手であることを示す数字(13)を小切手種類1028として印刷し、発行日(CDoI)を小切手発行日1032として印刷し、発行店管理者情報1034を印刷して無効な第1小切手を出力する。
【0176】
引き続き、印刷装置400は、事前印刷情報(BPI)が印刷された第2小切手用紙に事後印刷情報(API)を印刷することができる。事前印刷情報(BPI)は、小切手発行銀行1011と小切手番号1013及び/または1015とを含み、事後印刷情報(API)は、小切手印刷情報(CPI)を含む。第1小切手用紙に印刷された小切手番号と第2小切手用紙に印刷された小切手番号は、互いに異なる。
【0177】
この際、印刷装置400は、発行店管理番号(INB)を発行店ジロコード1024と支店コード(または、検証コード)1026として印刷し、券面額(VAL)を各小切手金額1022、1030として印刷し、100,000ウォン券の小切手であることを示す数字(13)を小切手種類1028として印刷し、発行日(CDoI)を小切手発行日1032として印刷し、発行店管理者情報1034を印刷して無効な第2小切手を出力する。
【0178】
実施形態によって、印刷装置400は、第1小切手用紙の事後印刷領域に発行店ジロコードをさらに印刷し、第2小切手用紙の事後印刷領域に発行店ジロコードをさらに印刷する。
【0179】
図5を参照して説明したように、第1小切手用紙と第2小切手用紙は、ロール状に巻かれており、前記第1小切手用紙と前記第2小切手用紙との間には、切断マークが印刷されている。小切手を印刷する印刷装置400の構造は、商品券を印刷する印刷装置400の構造と同一または類似していると仮定する。
【0180】
小切手発行登録(ステップS665)が完了する前まで、第1小切手と第2小切手は、無効な小切手である。
【0181】
図14のケース1(CASE1)を参照すれば、第1小切手に印刷された第1小切手番号(CNB=CNB1)が入力装置を通じてコンピューティング装置200Aに入力されれば(ステップS650)、コンピューティング装置200Aは、第1小切手番号(CNB=CNB1)とコンピューティング装置200Aの識別子とを含む小切手発行登録要請を生成し、前記小切手発行登録要請を通信ネットワークを通じて運用サーバ300Aに伝送する(ステップS660)。
【0182】
実施形態によって、運用サーバ300Aは、コンピューティング装置200Aの識別子を用いてコンピューティング装置200Aを識別し、コンピューティング装置200Aから伝送された第1小切手番号(CNB=CNB1)を小切手発行登録のために第3テーブル(TABLE3)に保存することができる(ステップS665)。他の実施形態によって、運用サーバ300Aは、第1小切手番号(CNB=CNB1)が第3テーブル(TABLE3)に保存された後、小切手発行登録を指示するフラグのビット値を第1値から第2値に変更することができる(ステップS665)。第1小切手番号(CNB=CNB1)が第3テーブル(TABLE3)に保存されることによって、またはフラグのビット値が第2値で変更されることによって、第1小切手の小切手発行登録が完了すれば(ステップS665)、無効な第1小切手ははじめて有効な第1小切手に転換される。
【0183】
第2小切手に印刷された第2小切手番号(CNB=CNB2)を用いて無効な第2小切手を有効な第2小切手に転換する過程は、第1小切手に印刷された第1小切手番号(CNB=CNB1)を用いて無効な第1小切手を有効な第1小切手に転換する過程と同一または類似しているので、これについての説明は省略する。
【0184】
図14のケース2(CASE2)を参照すれば、第1小切手に印刷された第1小切手番号(CNB=CNB1)と第1発行店管理番号(INB=IM1)とが入力装置を通じてコンピューティング装置200Aに入力されれば(ステップS655)、コンピューティング装置200Aは、第1小切手番号(CNB=CNB1)、第1発行店管理番号(INB=IM1)、及びコンピューティング装置200Aの識別子を含む小切手発行登録要請を生成し、前記小切手発行登録要請を通信ネットワークを通じて運用サーバ300Aに伝送する(ステップS660)。
【0185】
実施形態によって、運用サーバ300Aは、コンピューティング装置200Aの識別子を用いてコンピューティング装置200Aを識別し、第1発行店管理番号(INB=IM1)と共に伝送された第1小切手番号(CNB=CNB1)を小切手発行登録のために第3テーブル(TABLE3)に保存することができる(ステップS665)。他の実施形態によって、運用サーバ300Aは、第1小切手番号(CNB=CNB1)が第3テーブル(TABLE3)に保存された後、小切手発行登録を指示するフラグのビット値を第2値に変更することができる(ステップS665)。第1小切手番号(CNB=CNB1)が第3テーブル(TABLE3)に保存されることによって、またはフラグのビット値が変更されることによって、第1小切手の小切手発行登録が完了すれば(ステップS665)、無効な第1小切手ははじめて有効な第1小切手に転換される。
【0186】
第2小切手に印刷された第2小切手番号(CNB=CNB2)と第1発行店管理番号(INB=IM1)とを用いて無効な第2小切手を有効な第2小切手に転換する過程は、第1小切手に印刷された第1小切手番号(CNB=CNB1)と第1発行店管理番号(INB=IM1)とを用いて無効な第1小切手を有効な第1小切手に転換する過程と同一または類似しているので、これについての説明は省略する。
【0187】
小切手発行登録が完了すれば(ステップS665)、運用サーバ300Aは、発行登録完了を指示するメッセージを通信ネットワークを通じてコンピューティング装置200Aに伝送しうる。
【0188】
ハードウェア(例えば、運用サーバまたは前記運用サーバに含まれたプロセッサ)と結合されて、有価証券(商品券または自己宛小切手)の発行、モバイル商品券の発行、及び情報確認/決済サービスの進行のために媒体(例えば、前記運用サーバまたは前記プロセッサによってアクセス可能なデータベースまたはデータ保存装置)に保存され、前記ハードウェアによって実行可能なコンピュータプログラムは、
図1から
図6を参照して説明された段階、
図7から
図12を参照して説明された段階、または、
図13から
図15を参照して説明された段階を行うことができる
【0189】
本発明は、図面に示された実施形態を参考にして説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決定されるべきである。