(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
判別した前記くじ種類に対応する投票情報の前記本体ユニットによる問い合わせに基づき、前記投票情報を前記投票カード印刷装置へ通知する投票情報管理サーバを更に備え、
前記投票カード印刷装置は、取得した前記対象くじの投票情報を前記投票カードの所定の欄に印刷することを特徴とする請求項1に記載の投票カード印刷システム。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は実施形態における投票カード印刷システムの構成の一例を示す図である。投票カード印刷システム1は、スポーツくじに投票する際に用いられる投票カード(マークカードとも言う)に対象くじに関する開催情報を印刷するもので、開催情報管理サーバ2、投票情報管理サーバ3、投票カード印刷装置4(4a、4b、・・・)から構成されている。なお、投票カード印刷システム1の構成はこれに限定されるものではなく、他の構成を含むものであってもよい。
【0015】
スポーツくじとは、例えばサッカーの指定された試合の結果や各チームの得点数を予想して投票カードで投票し、的中すると当せん金を受け取ることができるくじである。対象となる対象くじには、試合の結果を予想するスポーツくじ(後述するスポーツくじタイプA(シングル)など)、指定された2試合(4チーム)の各チームの所定の試合時間(例えば90分間)での得点数を予想するスポーツくじ(後述するスポーツくじタイプC(シングル)など)など複数の種類のくじがある。購入者(投票者)は対象くじごとに投票カードを用いて投票する。
【0016】
また、投票カードとは試合の結果や得点数の予想を記載するためのものであり、例えば
図2に示すマークシート方式のマークカードである。
図2に示す投票カードは、スポーツくじタイプC(シングル)の投票に用いられる投票カードであり、開催情報が印刷される前のものである。ここでは、スポーツくじタイプC(シングル)の投票カードを例に挙げているが、投票カードは後述するくじ種類(8種類)ごとに用意されている。スポーツくじタイプC(シングル)とは、指定された2試合(4チーム)の所定の試合時間(例えば90分間)での得点について「0点」、「1点」、「2点」、「3点以上」の中から1チームごとに得点を予想するくじである。
【0017】
開催情報とは、例えば開催されるサッカーの試合に関する情報であって、開催回、開催日、対戦チーム(予想チーム)などの情報である。
【0018】
開催回は複数回開催される試合のうちの何回目(何節目)の試合であるかを示すものであり、1回目の開催であれば開催回は1回である。開催回が1回の場合、後述する投票カードへの開催情報の印刷時において、投票カード印刷装置4によってマークカードの開催回の欄20の十の位の0と一の位の1が塗りつぶし印刷される。
【0019】
開催日は試合が開催される日付を示すものであり、8月6日に試合が行われる場合には8月6日である旨の表記(例えば、8/6など)が開催情報の印刷時に投票カード印刷装置4によって開催日の欄21の欄に印刷される。
【0020】
対戦チームは対戦するチーム、すなわち各試合における対戦チーム(例えば、Aチーム VS Bチーム、Cチーム VS Dチーム、・・・)を示すものである。対戦チームの情報は、スポーツくじタイプA(シングル)などのようにホームチームの「勝ち」、「負け」、「その他の結果(引き分け・延長)」のいずれかを選択して投票するくじで利用される情報である。その場合のくじの投票カードは
図2に示す投票カードと異なり、予想チームという記載が対戦チームという記載となっており、対戦チームの欄にAチームとBチームが対戦する旨の表記(例えば、AチームVS Bチームなど)が開催情報の印刷時に投票カード印刷装置4によって印刷される。なお、この場合の投票カードは予想をチェックするチェック欄も
図2に示すような0、1、2、3のチェック欄ではなく、0、1、2のチェック欄となる。
【0021】
予想チームは、得点数を予想するスポーツくじタイプC(シングル)などで利用される情報であり、例えば指定された2試合の4チームの名称の情報である。これらの名称が開催情報の印刷時に投票カード印刷装置4によって
図2に示す予想チームの欄22に印刷される。
【0022】
なお、ランダムチャンスの欄23は、予想が煩雑である場合にコンピュータに自動的にマークさせるためのものであり、ランダムチャンスの欄23にチェックすることでコンピュータによる自動的なマークが可能となる。また、取消の欄24はチェック済(マーク済)の投票を無効にするためのものである。
【0023】
開催情報管理サーバ2は、開催情報を管理するものであり、例えば
図3Aに示すように開催情報管理テーブルとして開催情報を管理している。開催情報管理サーバ2は、投票カード印刷装置4からの開催情報の問い合わせに基づいて開催情報を投票カード印刷装置4へ通知する。開催情報管理テーブルは各くじの種類を示すくじ種類、開催回、対戦情報から構成されている。この例ではくじ種類は8種類あり、いずれも開催回は2回となっている。くじ種類について説明する。
【0024】
スポーツくじタイプA(シングル)は、指定された試合の各試合につき、ホームチームの所定の試合時間(例えば90分間)での「勝ち」、「負け」、「その他の結果(引き分け・延長)」のいずれか1つを選択して投票するくじである。
【0025】
スポーツくじタイプA(マルチ)は、スポーツくじタイプA(シングル)のようにいずれか1つを選択する以外に、「勝ち」、「負け」、「その他の結果(引き分け・延長)」の3つの選択肢を同時に複数選択して投票するくじである。試合の勝敗の予想に迷った場合に用いられる。
【0026】
スポーツくじタイプB(シングル)は、指定された試合の各試合につき、ホームチームの所定の試合時間(例えば90分間)での「勝ち」、「負け」、「その他の結果(引き分け・延長)」のいずれか1つを選択して投票するくじである。スポーツくじタイプA(シングル)と比べて、指定された試合数が少ない(ミニ)くじである。
【0027】
スポーツくじタイプB(マルチ)は、スポーツくじタイプA(シングル)のようにいずれか1つを選択する以外に、「勝ち」、「負け」、「その他の結果(引き分け・延長)」の3つの選択肢を同時に複数選択して投票するくじである。スポーツくじタイプA(マルチ)と比べて、指定された試合数が少ない(ミニ)くじである。
【0028】
スポーツくじタイプC(シングル)は、上述したように、指定された2試合(4チーム)の所定の試合時間(例えば90分間)での得点について「0点」、「1点」、「2点」、「3点以上」の中から1チームごとに得点を予想するくじである。
【0029】
スポーツくじタイプC(マルチ)は、指定された2試合(4チーム)の所定の試合時間(例えば90分間)での得点について「0点」、「1点」、「2点」、「3点以上」の中から1チームごとに得点を複数選択可能なくじである。
【0030】
スポーツくじタイプD(シングル)は、指定された3試合(6チーム)の所定の試合時間(例えば90分間)での得点について「0点」、「1点」、「2点」、「3点以上」の中から1チームごとに得点を予想するくじである。
【0031】
スポーツくじタイプD(マルチ)は、指定された3試合(6チーム)の所定の試合時間(例えば90分間)での得点について「0点」、「1点」、「2点」、「3点以上」の中から1チームごとに得点を複数選択可能なくじである。
【0032】
くじ種類ごとの対戦情報は各種テーブルを参照するようになっており、例えばスポーツくじタイプA(シングル)及びスポーツくじタイプA(マルチ)はスポーツくじタイプAテーブル(
図3B)を参照するようになっている。また、スポーツくじタイプC(シングル)及びスポーツくじタイプC(マルチ)はスポーツくじタイプCテーブル(
図3C)を参照するようになっている。
【0033】
スポーツくじタイプCテーブルは、
図3Bに示すように、項、開催日、ホーム、アウェイから構成されている。開催日はいずれも8月6日で、全部で13試合ある。ホームとはホームグラウンドのチームを意味し、アウェイとはアウェイグラウンドのチームを意味し、試合はホームに記載されたチームのグラウンドで行われる。
【0034】
スポーツくじタイプCテーブルは、
図3Cに示すように、項、開催日、予想チームから構成されている。開催日はいずれも8月6日で、指定された試合は2試合(4チーム)である。予想チームは指定された2試合の4チームが示されている。この例では指定された2試合がAチーム対Bチーム、Eチーム対Fチームの場合であり、予想チームはAチーム、Bチーム、Eチーム、Fチームとなっている。
【0035】
開催情報管理サーバ2は投票カード印刷装置4の問い合わせに応じたテーブルの情報を投票カード印刷装置4へ通知(送信)する。
【0036】
投票情報管理サーバ3は、投票情報を管理するものであり、例えば
図4に示すように投票情報管理テーブルとして投票情報を管理している。投票情報管理サーバ3は、投票カード印刷装置4による投票情報の問い合わせに基づき、投票情報を投票カード印刷装置4へ通知する。投票情報とは、対象くじごとに投票状況が反映された情報であって、例えばスポーツくじタイプCの場合、得点数ごとに人気のあるチームが示された情報である。
【0037】
図4に示す投票情報管理テーブルは、スポーツくじタイプC(シングル)の投票の集計結果(票数)を示しており、開催回、開催日、予想チーム(指定された2試合の4チーム)、集計結果(票数)から構成されている。この例では開催回は2回、開催日は8月6日、予想チームはAチーム、Bチーム、Eチーム、Fチームとなっている。この集計結果によれば、Aチームは2得点すると予想する口が500口で最も多く、Bチームは1得点すると予想する口が700口で最も多く、Eチームは得点しないと予想する口が400口で最も多く、Fチームは3得点以上すると予想する口が700口で最も多い。なお、購入者によっては1つの予想に対して複数投票する場合があるため、必ずしも予想する口と購入者の数が一致するとは限らない。
【0038】
この集計結果、すなわち投票情報が投票情報管理サーバ3から投票カード印刷装置4へ通知されると、投票情報の印刷時に投票カード印刷装置4によって投票カードに投票情報が印刷される。投票情報が印刷された投票カードの一例を
図5に示す。
【0039】
図5に示す投票カードはスポーツくじタイプC(シングル)の投票カードであり、予想チームの4チームそれぞれに括弧書きで数字が記載されている。これは、括弧内の数字の得点を取ると予想した口が最も多いことを示している。すなわち、Aチームは括弧内の数字が2であるため、Aチームが2得点すると予想する口が最も多いことを示している。また、Fチームは括弧内の数字が3であるため、Fチームが3得点以上すると予想する口が最も多いことを示している。
【0040】
ここではスポーツくじタイプC(シングル)の投票の集計結果についてのみ説明したが、スポーツくじタイプA(シングル)などの場合には、例えば
図6に示すように各試合におけるホームとアウェイのチームの投票率を集計するようにしてもよい。この例における投票率に示すホームにはホームチームが勝つ又は引き分けると予想された割合が示され、アウェイにはアウェイチームが勝つと予想された割合が示されている。
【0041】
なお、投票情報は、リアルタイムに取得した結果、提供できるすべての情報、例えば上述した得点数ごとに人気のあるチームを示す情報、直近数時間のうちで投票数の多い番号(予想結果をチェックするための投票カードの番号0、1、2、3)、番号ごとの人気の割合など以外であってもよい。例えば、対戦チームの対戦成績や勝率、現在の順位など投票をする際に役立つ情報であってもよい。また、購入者は、上述したような複数の種類の投票情報から投票カードに印刷する内容を選択できるようにしてもよい。
【0042】
投票カード印刷装置4は、対象くじの開催情報を投票カードの所定の欄、すなわち開催回、開催日、対戦チーム(予想チーム)の欄に印刷する。具体的には、投票カード印刷装置4は、投票カードのイメージデータを取得し、取得した投票カードのイメージデータからくじ種類を判別する。投票カード印刷装置4は、判別したくじ種類に基づいて対象くじに関する開催情報を開催情報管理サーバ2へ問い合わせ、開催情報管理サーバ2から通知された開催情報を投票カードの所定の欄に印刷する。
【0043】
ここで、実施形態における投票カード印刷装置のハードウェア構成の一例について
図7Aを用いて説明する。投票カード印刷装置4は読取ユニット(読取部)70、本体ユニット(本体部)71、店舗表示モニタ72、お客様用表示モニタ73、チケットプリンタ74、磁気カード読取ユニット75、プリンタ(印刷部)76から構成されている。本体ユニット71とプリンタ76はLAN(Local Area Network)77または専用線によって接続されている。
【0044】
各ユニットには、HDD(Hard Disk Drive)などに格納されるユニットの各種処理を行うためのプログラムを読み込み、読み込んだプログラムをRAM(Random Access Memory)に一時的に格納し、そのプログラムにしたがって各種処理を行うCPU(Central Processor Unit)が含まれていてもよい。なお、投票カード印刷装置4の構成はこれに限定されるものではなく、他の構成要素を含むものであってもよい。
【0045】
読取ユニット70は、投票カード印刷装置4を操作するオペレータ(スポーツくじを販売する人)から、開催情報が印刷される前の投票カード(
図2を参照)を受け付け、投票カードのイメージデータを取得し、取得したイメージデータを本体ユニット71へ送信する。なお、イメージデータの取得後、読取ユニット70は投票カードをオペレータに返却する。また、読取ユニット70が投票カードのイメージデータを取得できない場合にはオペレータに投票カードが返却され、読取ユニット70は再度投票カードを受け付ける。
【0046】
読取ユニット70の外観側面の概略図の一例を
図7Bに示す。読取ユニット70は投票カードを挿入するための挿入口78a、78bを備える。挿入口78a、78bに投票カードを挿入することによって投票カードのイメージデータが取得される。なお、挿入口の数は2つに限定されるものではない。
【0047】
本体ユニット71は、受信した投票カードのイメージデータに基づいてくじ種類を判別する。くじ種類の判別としては、例えばイメージデータとあらかじめ用意された各くじのイメージデータとを照合し、照合結果に基づいてイメージデータが取得された投票カードのくじ種類を判別する。また、イメージデータ全体による照合ではなく、投票カードの一部にくじ種類を識別する識別情報を付し、その識別情報を認識することでくじ種類を判別するようにしてもよい。また、くじ種類ごとに投票カードの形状や材質を異なるようにしてくじ種類を判別するようにしてもよい。
【0048】
本体ユニット71は、くじ種類の判別によってくじ種類が判明すると、判明した対象くじの開催情報を取得するための問い合わせを開催情報管理サーバ2に行い、該当する開催情報があれば開催情報を開催情報管理サーバ2から受信する。本体ユニット71は、さらに投票情報を取得するための問い合わせを投票情報管理サーバ3へ行い、該当する投票情報があれば投票情報を投票情報管理サーバ3から受信する。
【0049】
本体ユニット71は、受信した開催情報と投票情報を投票カードへ印刷させるためにそれらの情報を印刷情報としてプリンタ76へ送信する。
【0050】
プリンタ76は、印刷情報を本体ユニット71から受信後、オペレータから投票カードを受け付けると開催情報と投票情報を投票カードへ印刷し、印刷後に投票カードをオペレータに返却する。
【0051】
店舗表示モニタ72はオペレータが投票カードを発券するために用いられるモニタであって、例えばタッチパネル式のモニタである。また、お客様用表示モニタ73はくじの購入者に対してスポーツくじに関する広告などを表示するモニタである。
【0052】
また、チケットプリンタ74は、開催情報や投票情報が印刷され、更に購入者による予想がマークされた投票カードを受け付けると、予想を印刷し、チケットを発券する。チケットプリンタ74の外観側面の概略図の一例を
図7Cに示す。チケットプリンタ74は不図示のチケット排出口を備え、チケットを発券する際にはチケット排出口から排出され、排出されたチケットはチケット受け部79に置かれる。
【0053】
また、磁気カード読取ユニット75は、チケット購入の決済をクレジットカードなどで行う際に用いられるものであって、クレジットカードの磁気データを読み取るものである。また、会員カード等の情報を読み取ることも可能である。
【0054】
ここで、実施形態における投票カード印刷システムの情報印刷の処理シーケンスの一例について
図8を用いて説明する。読取ユニット70は、開催情報や投票情報が印刷されていない投票カードをオペレータから受け付け、投票カードのイメージデータを取得する(S81)。イメージデータを取得すると、読取ユニット70は投票カードをオペレータへ返却し、取得したイメージデータを本体ユニット71へ送信する(S82)。
【0055】
本体ユニット71は、受信したイメージデータに基づいてくじ種類を判別し(S83)、くじ種類が判明すると、判明した対象くじの開催情報を取得するため、開催情報管理サーバ2へ問い合わせ(該当くじの開催情報問い合わせ)を行う(S84)。
【0056】
本体ユニット71からの問い合わせを受信した開催情報管理サーバ2は、該当する開催情報があれば開催情報を本体ユニット71へ送信する(S85)。すなわち、該当くじの開催情報送信を行う。
【0057】
本体ユニット71は、さらに投票情報を取得するため、投票情報管理サーバ3へ問い合わせ(投票情報問い合わせ)を行う(S86)。
【0058】
本体ユニット71からの問い合わせを受信した投票情報管理サーバ3は、該当する投票情報があれば投票情報を本体ユニット71へ送信する(S87)。すなわち、投票情報送信を行う。
【0059】
開催情報と投票情報を受信した本体ユニット71は、開催情報と投票情報を投票カードへ印刷させるためにそれらの情報を印刷情報としてプリンタ76へ送信する(S88)。
【0060】
印刷情報を受信したプリンタ76は、オペレータから投票カードを受け付けると開催情報と投票情報を投票カードへ印刷し(S89)、印刷後に投票カードをオペレータに返却する。
【0061】
次に、実施形態における投票カード印刷装置の情報印刷の処理フローの一例について
図9を用いて説明する。
【0062】
読取ユニット70は、開催情報や投票情報が印刷されていない投票カードをオペレータから受け付け(ステップS901)、投票カードのイメージデータを取得する(ステップS902)。イメージデータを取得すると、読取ユニット70は投票カードをオペレータへ返却し(ステップS903)、取得したイメージデータを本体ユニット71へ送信する(ステップS904)。
【0063】
本体ユニット71は、受信したイメージデータに基づいてくじ種類を判別し(ステップS905)、くじ種類が判明すると、判明した対象くじの開催情報を取得するため、開催情報管理サーバ2へ問い合わせし(ステップS906)、開催情報を取得する(ステップS907)。
【0064】
本体ユニット71は、さらに投票情報を取得するため、投票情報管理サーバ3へ問い合わせし(ステップS908)、投票情報を取得する(ステップS909)。
【0065】
開催情報と投票情報を受信した本体ユニット71は、開催情報と投票情報を投票カードへ印刷させるためにそれらの情報を印刷情報としてプリンタ76へ送信する(ステップS910)。
【0066】
印刷情報を受信したプリンタ76は、オペレータから投票カードを受け付けると開催情報と投票情報を投票カードへ印刷し(ステップS911)、印刷後に投票カードをオペレータに返却する(ステップS912)。
【0067】
上述した実施形態の投票カード印刷システムによれば、投票カード(マークカード)へのマークミス、すなわち、開催回のマークミスやくじ種類を間違ったマークを防ぐことができる。また、開催回毎の投票カードをあらかじめ大量に印刷しておく必要がないため、投票カードが余って廃棄されることを防ぐことができる。また、投票情報などの付加情報をマークカードに印刷することで予想の一助となり、投票情報などの付加情報を参考に購入番号を選択することができる。
【0068】
また、上述した実施形態は、上述したものに限定されるものではなく、実施形態の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。