特許第6865573号(P6865573)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6865573利用者端末装置、カード携帯支援プログラムおよびカード携帯支援方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6865573
(24)【登録日】2021年4月8日
(45)【発行日】2021年4月28日
(54)【発明の名称】利用者端末装置、カード携帯支援プログラムおよびカード携帯支援方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20210419BHJP
【FI】
   G06Q30/02
【請求項の数】9
【全頁数】27
(21)【出願番号】特願2016-240746(P2016-240746)
(22)【出願日】2016年12月12日
(65)【公開番号】特開2018-97546(P2018-97546A)
(43)【公開日】2018年6月21日
【審査請求日】2019年12月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】302064762
【氏名又は名称】株式会社日本総合研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100104190
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 昭徳
(72)【発明者】
【氏名】相川 寛行
【審査官】 岸 健司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−234422(JP,A)
【文献】 特開2006−260264(JP,A)
【文献】 特開2016−057676(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者の所定の操作によって、カードに付随する所定の情報を読み取る読取部と、
所定の条件に基づいて、前記利用者に対して、前記カードの前記読取部による読み取りを促す告知部と、
前記告知部によって読み取りを促してから所定時間内に、前記読取部が前記所定の情報を読み取ったか否かを判断する判断部と、
前記判断部による判断結果に関する情報を記憶する記憶部と、
を備えたことを特徴とする利用者端末装置。
【請求項2】
利用者端末装置に実行させるカード携帯支援プログラムであって、
前記利用者端末装置に、
所定の条件に基づいて、利用者に対して、当該利用者の所定の操作による、カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りを促させ、
読み取りを促してから所定時間内に前記所定の情報が読み取られたか否かを判断させ、
当該判断結果に関する情報を保存させることを特徴とするカード携帯支援プログラム。
【請求項3】
前記判断結果に基づいて、前記所定時間内に前記所定の情報を読み取った場合に、所定の宣伝広告情報を前記利用者に提供させることを特徴とする請求項2に記載のカード携帯支援プログラム。
【請求項4】
前記判断結果に基づいて、前記所定時間内に前記所定の情報を読み取らなかった場合に、所定の宣伝広告情報を前記利用者に提供させることを特徴とする請求項2に記載のカード携帯支援プログラム。
【請求項5】
前記判断結果に基づいて、前記利用者に付与するポイントを決定させることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のカード携帯支援プログラム。
【請求項6】
前記カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りの促しは、前記利用者ごとに、ランダムにおこなわせることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載のカード携帯支援プログラム。
【請求項7】
前記カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りの促しは、所定の日時になった場合におこなわせることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載のカード携帯支援プログラム。
【請求項8】
前記カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りの促しは、前記利用者が所定の場所に至った場合におこなわせることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載のカード携帯支援プログラム
【請求項9】
利用者端末装置を用いたカード携帯支援方法であって、
前記利用者端末装置が、
所定の条件に基づいて、利用者に対して、当該利用者の所定の操作による、カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りを促し、
読み取りを促してから所定時間内に前記所定の情報が読み取られたか否かを判断し、当該判断結果に関する情報を保存することを特徴とするカード携帯支援方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、利用者におけるカードの携帯を支援する利用者端末装置、カード携帯支援プログラムおよびカード携帯支援方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、一人で複数枚のカードを保有している場合がほとんどであり、財布に収納する枚数は、財布の容量などで決まるため、全てのカードを常に持ち歩くことはできない。したがって、利用者がどのカードを携行し(持ち歩き)、どのカードを携行しない(持ち歩かない)かをそれぞれ決めている。したがって、昨今、数多くのカードが発行されていることから、利用者が保有していても利用者に携行されないカードが多く存在するのが現状である。
【0003】
従来、カードの所有者に対して、カードの利用を促進するためのキャンペーンなどの提供は、当該所有者(利用者)の利用実績に基づいて、利用者にあわせておこなっていた。すなわち、各利用者の利用実績によって個人の行動などを把握して、ピンポイントでキャンペーンを提供することが、利用者にとっては効果的であり、それにより、カードの利用促進を図ることができるものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の技術は、カードを携行していない利用者は、当然、カードの利用実績が発生しないため、カード利用促進のためのキャンペーンを当該利用者に対して実施することはできないという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、利用者による当該カードの携行の促進し、当該カードの利用の促進を図ることができる利用者端末装置、カード携帯支援プログラムおよびカード携帯支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる利用者端末装置は、利用者の所定の操作によって、カードに付随する所定の情報を読み取る読取部と、所定の条件に基づいて、前記利用者に対して、前記カードの前記読取部による読み取りを促す告知部と、前記告知部によって読み取りを促してから所定時間内に、前記読取部が前記所定の情報を読み取ったか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果に関する情報を記憶する記憶部と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、この発明にかかるカード携帯支援プログラムは、利用者端末装置に実行させるカード携帯支援プログラムであって、前記利用者端末装置に、所定の条件に基づいて、利用者に対して、当該利用者の所定の操作による、カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りを促させ、読み取りを促してから所定時間内に前記所定の情報が読み取られたか否かを判断させ、当該判断結果に関する情報を保存させること特徴とする。
【0008】
また、この発明にかかるカード携帯支援プログラムは、上記発明において、前記判断結果に基づいて、前記所定時間内に前記所定の情報を読み取った場合に、所定の宣伝広告情報を前記利用者に提供させることを特徴とする。
【0009】
また、この発明にかかるカード携帯支援プログラムは、上記発明において、前記判断結果に基づいて、前記所定時間内に前記所定の情報を読み取らなかった場合に、所定の宣伝広告情報を前記利用者に提供させることを特徴とする。
【0010】
また、この発明にかかるカード携帯支援プログラムは、上記発明において、前記判断結果に基づいて、前記利用者に付与するポイントを決定させることを特徴とする。
【0011】
また、この発明にかかるカード携帯支援プログラムは、上記発明において、前記カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りの促しは、前記利用者ごとに、ランダムにおこなわせることを特徴とする。
【0012】
また、この発明にかかるカード携帯支援プログラムは、上記発明において、前記カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りの促しは、所定の日時になった場合におこなわせることを特徴とする。
【0013】
また、この発明にかかるカード携帯支援プログラムは、上記発明において、前記カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りの促しは、前記利用者が所定の場所に至った場合におこなわせることを特徴とする。
【0014】
また、この発明にかかるカード携帯支援方法は、利用者端末装置を用いたカード携帯支援方法であって、前記利用者端末装置が、所定の条件に基づいて、利用者に対して、当該利用者の所定の操作による、カードに付随する所定の情報の前記利用者端末装置への読み取りを促し、読み取りを促してから所定時間内に前記所定の情報が読み取られたか否かを判断し、当該判断結果に関する情報を保存することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
この発明にかかる利用者端末装置、カード携帯支援プログラムおよびカード携帯支援方法によれば、利用者にカードの携行の確認をおこない、当該確認に基づいて利用者に所定の情報や特典などを提供することで、利用者による当該カードの携行の促進、ひいては当該カードの利用の促進を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置を含むカード携帯支援システムのシステム構成を示す説明図である。
図2A】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置が接続されるカード携帯支援システムのサーバを実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図2B】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図2C】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置を含むカード携帯支援システムに接続された各種データベースの内容の一例を示す説明図である。
図3A】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置に読み取りをさせるカードの一例(表面)を示す説明図である。
図3B】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置に読み取りをさせるカードの一例(裏面)を示す説明図である。
図4】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置の機能的構成を示すブロック図である。
図5】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図6A】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置の処理手順の別の一例を示すフローチャートである。
図6B】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置に接続されるサーバの処理手順の一例を示すフローチャートである。
図7】この発明にかかる実施の形態における、カード情報の読み取りを促す「所定の条件」の判断に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。
図8A】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置を含むカード携帯支援システムに接続された利用者データベースの内容の一例を示す説明図である。
図8B】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置を含むカード携帯支援システムに接続された告知条件データベースの内容の一例を示す説明図である。
図8C】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置を含むカード携帯支援システムに接続された読取実績データベースの内容の一例を示す説明図である。
図8D】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置を含むカード携帯支援システムに接続された宣伝広告情報データベースの内容の一例を示す説明図である。
図8E】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置を含むカード携帯支援システムに接続されたポイント履歴データベースの内容の一例を示す説明図である。
図9】この発明にかかる実施例の利用者端末装置の表示画面の一例を示す説明図(その1)である。
図10】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置の表示画面の一例を示す説明図(その2)である。
図11】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置の表示画面の一例を示す説明図(その3)である。
図12】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置の表示画面の一例を示す説明図(その4)である。
図13】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置の表示画面の一例を示す説明図(その5)である。
図14】この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置の表示画面の一例を示す説明図(その6)である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる利用者端末装置、カード携帯支援プログラムおよびカード携帯支援方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0018】
(カード携帯支援システムのシステム構成)
まず、この発明にかかる実施の形態のカード携帯支援システムのシステム構成について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置を含むカード携帯支援システムのシステム構成を示す説明図である。
【0019】
図1において、カード携帯支援システム100は、サーバ101と、利用者端末装置102と、カード会社サーバ103と、各種データベース104とが、たとえばインターネットなどのネットワーク110を介して相互に通信可能に接続されている。また、105は、利用者端末装置102によって、所定の情報の読み取りをさせる、利用者が所有するカードを示している。
【0020】
サーバ101は、このカード携帯支援システム100全体の制御をおこなう。サーバ101は、ネットワーク110に接続された利用者端末装置102、カード会社サーバ103、各種データベース104との間で通信する。サーバ101の詳細については、後述する図2Aを用いて詳細に説明する。
【0021】
利用者端末装置102は、このカード携帯支援システム100を利用する利用者が所持する携帯型の情報処理端末装置である。利用者端末装置102は、具体的には、たとえば、スマートフォン、タブレット端末、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話などのネットワーク110に接続可能である可搬可能な情報処理装置(コンピュータ装置)である。利用者端末装置102の詳細については、後述する図2Bを用いて詳細に説明する。
【0022】
カード会社サーバ103は、たとえば、クレジットカードを用いた決済(カード決済)を実現するカード決済システムに用いるクレジットカードを発行するカード発行会社などによって管理されるコンピュータ装置によって実現することができる。
【0023】
カード会社サーバ103は、たとえば、カード加盟店からの決済情報の通知を受ける加盟店管理会社(アクワイアラ)によって管理されるコンピュータ装置であってもよい。カード会社サーバは、所定の記憶領域に、カード決済の実行にかかる各種の情報を格納している。
【0024】
各種データベース104は、このカード携帯支援システム100に用いられる各種の情報を格納している。各種データベース104の詳細については、後述する図8A図8Eにおいて詳細に説明する。
【0025】
各種データベース104の全部または一部は、図1に示したように、他の装置から独立して、ネットワーク110に接続されていてもよい。また、図示は省略するが、各種データベース104の全部または一部を他の装置、すなわち、サーバ101、利用者端末装置102、カード会社サーバ103のいずれかの装置内に、まとめてあるいは分散して設けるようにしてもよい。
【0026】
カード105は、商取引において決済可能な機能を備えたカードである。カード105は、具体的には、たとえば、クレジットカード、デビットカード、ポイントカード、その他のカード全般を含むものである。カード105の詳細については、後述する図3Aおよび図3Bを用いて詳細に説明する。
【0027】
(サーバ101のハードウエア構成の一例)
つぎに、サーバ101のハードウエアについて、その具体的な構成の一例を説明する。図2Aは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102が接続されるカード携帯支援システム100のサーバ101を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0028】
図2Aにおいて、サーバ101を実現するコンピュータ装置は、CPU(Central Processing Unit)211と、メモリ212と、通信IF(Interface)213と、を備えている。コンピュータ装置が備える各部211〜213は、バス210によってそれぞれ接続されている。CPU211は、コンピュータ装置の全体の制御をつかさどる。
【0029】
メモリ212は、ブートプログラムなどの1プログラムや各種のデータベースを構成するデータなどを記憶している。また、メモリ212は、この発明にかかる実施の形態のカード携帯支援プログラムや各種データベース104の一部のデータなど、カード携帯支援サービスの提供にかかる各種のプログラムやデータを記憶している。
【0030】
また、メモリ212は、CPU211のワークエリアとして使用される。メモリ212は、たとえば、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)およびHD(Hard Disc)などによって実現することができる。
【0031】
通信IF213は、ネットワーク110に接続され、コンピュータ装置の内部と、利用者端末装置102やカード会社サーバ103などの外部装置とのインターフェイスをつかさどる。具体的には、通信IF213は、コンピュータ装置の内部と外部装置との間におけるデータの入出力を制御する。
【0032】
なお、カード会社サーバ103のハードウエア構成は、上述したサーバ101のハードウエア構成とほぼ同じであればよいので、その詳細な説明は省略する。また、サーバ101とカード会社サーバ103は、一つのサーバによってそれぞれの機能を備えるように構成されていてもよい。
【0033】
(利用者端末装置102のハードウエア構成の一例)
つぎに、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102のハードウエアについて、その具体的な構成の一例を説明する。図2Bは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0034】
図2Bにおいて、利用者端末装置102は、CPU221と、メモリ222と、GPS223と、出力デバイス224と、入力デバイス225と、通信IF226と、を備えている。また、利用者端末装置102が備える各部221〜226は、バス220によってそれぞれ接続されている。
【0035】
CPU221は、利用者端末装置102の全体の制御をつかさどる。CPU221は、メモリ222が記憶する各種のプログラムやデータを用いて、利用者端末装置102の全体の制御をつかさどる。メモリ222は、ハードディスクやフラッシュメモリなどによって実現することができる。
【0036】
GPS(Global Positioning System)223は、GPS衛星からの電波を受信し、GPS衛星と利用者端末装置102との幾何学的位置を求めるものであり、GPSを利用することによって地球上どこでも利用者端末装置102の現在位置を計測することができる。
【0037】
具体的には、たとえばGPS223において用いられる電波は、1.575.42MHzの搬送波で、C/A(Coarse and Access)コードおよび航法メッセージがのっているL1電波を用いておこなわれる。C/Aコードはビット率1.023Mbpsで、コードの長さは1023bit=1msである。また、航法メッセージはビット率50bpsで、コードの長さは、サブフレームが300bit=6sであり、メインフレームが1500bit=30sであり、5サブフレームが1メインフレームであり、25メインフレームが1マスターフレームである。
【0038】
出力デバイスは、たとえば、ディスプレイ、スピーカ、バイブレータ、音声出力端子などを含む。スピーカは、操作内容や、利用者に対する案内情報などを表示する。ディスプレイ224は、カード携帯支援サービスの利用にかかる各種の操作画面を表示する。ディスプレイ224は、たとえば、主に液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどによって実現することができる。
【0039】
具体的には、たとえば、液晶パネルによって実現されるディスプレイは、透明電極が組み込まれた一対のガラス基板によって液晶材料(液晶分子)を挟み、このガラス基板に偏光フィルタを設けることによって構成されている。液晶パネルは、電極に電圧を加えて液晶分子の向きを変化させることによって、ガラス基板を透過する光の状態を制御する。また、液晶パネルは、光源として、バックライトを備えている。これにより自らは発光しない液晶分子が表示する画像を照明することができる。
【0040】
また、スピーカは、音声、アラーム音などを出力する。音声出力端子は、ヘッドフォーンなどを接続する端子であり、スピーカと同様に、音声、アラーム音などを接続されたヘッドフォーンなどに出力する。バイブレータは、振動モータが回転することによって、音声、アラーム音を発することなく、利用者に所定の情報の伝達をする。
【0041】
入力デバイス225は、文字、数値、各種指示などの入力のためのキーを備え、データ入力をおこなう。入力デバイス225は、たとえば、タッチパネルやキーボードなどによって実現することができる。タッチパネルやキーボードなどによって実現される入力デバイス225は、当該入力デバイス225に対する入力操作に応じた信号をCPU221に対して出力する。
【0042】
入力デバイス225をタッチパネルによって実現する場合、当該タッチパネルは、ディスプレイの表示面側に積層される。タッチパネルは、指やペンなどの筆記部材が接触したことを検出した場合に、タッチパネルに対する筆記部材の接触位置に応じた電気信号を出力する。タッチパネルは、たとえば抵抗膜方式や静電容量方式、音響パルス認識方式、超音波表面弾性波方式、赤外遮光方式、画像認識方式など公知の各種の方式のものを用いることができる。
【0043】
また、入力デバイス225は、カメラであってもよい。カメラは、CPU221によって制御されて撮像対象を撮像し、画像データを生成したり、バーコード、QRコード(登録商標)や、たとえばOCR機能などを用いて撮影された文字をデータ化して入力することができる。
【0044】
具体的には、当該カメラを用いて、カード105の全体あるいはカード105の所定の一部(バーコードなどの部分)を撮影する。そして、当該カメラによって撮影されて、生成された画像データは、CPU221に出力され、また、通信IF226を介してサーバ101へ送信される。
【0045】
また、入力デバイス225は、カード105に内蔵されているRFIDタグを読み取るRFIDタグリーダーであってもよい。その他、入力デバイス225は、接触または非接触によりカード105のデータを読み取るリーダーであってもよい。
【0046】
また、入力デバイス225は、図示を省略するマイクであってもよい。マイクは、アナログデータとして入力された話者の声をアナログ/デジタル変換し、デジタル形式の音声データを生成する。マイクを用いることにより、利用者は、利用者端末装置102を介して、タッチパネルやキーボードを用いる代わりに、文字などの入力をおこなうことができる。
【0047】
マイクは、利用者端末装置102に位置固定された形態であってもよく、コードを介して利用者端末装置102の本体に接続されて利用者の口元に近づけて使用することができる形態であってもよい。
【0048】
通信IF226は、利用者端末装置102の内部と、利用者端末装置102の外部(たとえばサーバ101など)との通信をする際のインターフェイスをつかさどる。また、通信IF226は、電話回線網に接続され、音声通信に際して用いられるようにしてもよい。
【0049】
そのほか、利用者端末装置102は、図示は省略するが、スピーカなどを含む通話機能、通信機能など、たとえば、スマートフォンなどの情報処理装置としての機能を備えている。
【0050】
(各種データベース104の内容の一例)
つぎに、各種データベース104の内容の一例について説明する。図2Cは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102を含むカード携帯支援システム100に接続された各種データベース104の内容の一例を示す説明図である。
【0051】
図2Cにおいて、各種データベース104には、たとえば、利用者データベース231、告知条件データベース232、読取実績データベース233、宣伝広告情報データベース234、ポイント履歴データベース235の各データベースを含む。各データベース231〜235の詳細な内容については、図8A図8Eを用いて後述する。
【0052】
(カードの構成の一例)
図3Aは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置に読み取りをさせるカードの一例(表面)を示す説明図であり、図3Bは、このカードの一例(裏面)を示す説明図である。
【0053】
図3Aおよび図3Bにおいては、カード105の一例として、クレジットカードの外観を示している。カード105の寸法は、たとえば、縦53.98mm、横85.60mm、厚さ0.76mmであるが、それには限定されない。
【0054】
図3Aにおいて、カード105の表側は、ICチップ301と、エンボスによる会員番号表記302と、エンボスによる有効期限表記303と、エンボスによる利用者(契約者)の氏名(アルファベット)表記304と、ホログラム305とを備えている。
【0055】
また、図3Bにおいて、カード105の裏側は、磁気ストライプ311、QRコード(バーコード)312のほか、図示を省略するサイン欄、セキュリティーコードなどを備えている。また、カード105には、その他、図3Aおよび図3Bにおいて図示は省略するが、RFIDタグなどが内蔵されていてもよい。
【0056】
(利用者端末装置102の機能的構成)
つぎに、利用者端末装置102の機能的構成について説明する。図4は、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102の機能的構成を示すブロック図である。図4において、利用者端末装置102の機能は、読取部401と、告知部402と、判断部403と、記憶部404と、宣伝広告情報提供部405と、付与ポイント決定部406と、によって実現することができる。
【0057】
読取部401は、利用者の所定の操作によって、カード105に付随する所定の情報を読み取る。この実施の形態においては、図2Bに示した、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるCPU221、メモリ222、入力デバイス225などによって、この発明にかかる読取部401の機能を実現することができる。
【0058】
カード105に付随する所定の情報とは、たとえば、ICチップ301、QRコード312、RFIDタグに記憶されている情報、磁気ストライプ311に記録されている情報、ホログラム305、会員番号表記302、有効期限表記303、利用者(契約者)の氏名(アルファベット)表記304にかかるエンボスによる英数字、印刷された英数字や漢字を含む文字などを含む。
【0059】
告知部402は、所定の条件に基づいて、利用者に対して、カード105の読取部401による読み取りを促す。読み取りを促す方法は、たとえば、利用者端末装置102の表示画面に表示したり、アラームをならしたり、バイブレーションによって知らせたりしてもよい。
【0060】
所定の条件とは、たとえば、あらかじめ定められた所定の日時に関する条件であったり、あらかじめ定められた所定の場所(緯度経度情報あるいは駅や建物などのランドマーク)に関する条件であってもよい。また、それらの条件の組み合わせであってもよい。したがって、告知部402は、カード105に付随する所定の情報の利用者端末装置102への読み取りの促しは、所定の日時になった場合におこなわせるようにしてもよい。所定の日時とは、具体的には、宣伝広告主の店舗の営業時間であってもよい。また、所定の日時を利用者の要求により決定してもよい。
【0061】
また、告知部402は、カード105に付随する所定の情報の利用者端末装置102への読み取りの促しは、利用者が所定の場所に至った場合におこなわせるようにしてもよい。所定の場所とは、具体的には、宣伝広告主の店舗の所在地周辺であったり、宣伝広告主の店舗の最寄り駅周辺であってもよい。
【0062】
また、告知部402は、カード105に付随する所定の情報の利用者端末装置102への読み取りの促しは、あらかじめ定められた日時または場所によっておこなわせる代わりに、利用者ごとに、ランダムにおこなわせるようにしてもよい。したがって、その場合には、利用者はいつ、どこで、読み取りの促しがあるかを、あらかじめ知ることができない。そのため、利用者に対して、いつでもカード105を携行するように促すことができる。
【0063】
この実施の形態においては、図2Bに示した、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるCPU221、メモリ222、出力デバイス224などによって、この発明にかかる告知部402の機能を実現することができる。
【0064】
判断部403は、告知部402によって読み取りを促してから所定時間内に、読取部401がカード105の所定の情報を読み取ったか否かを判断する。この実施の形態においては、図2Bに示した、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるCPU221やメモリ222などによって、この発明にかかる判断部403の機能を実現することができる。
【0065】
所定時間は、たとえば、告知があってから、利用者がカード105を取り出し、利用者端末装置102に読み取らせる操作に必要な時間である。具体的には、たとえば、「30秒」、「1分」などである。所定時間に読み取られなかった場合は、一定時間後に、再度促すようにしてもよい。その際の所定時間は、上記所定時間と同じ時間でもよく、また、上記所定時間よりも長くまたは短くてもよい。
【0066】
記憶部404は、判断部403による判断結果に関する情報を記憶する。ここで、判断結果に関する情報とは、「読み取りがあった」、「読み取りが成功した」、「読み取りがなかった」、「読み取りが失敗した」などの情報である。
【0067】
この実施の形態においては、図2Bに示した、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるCPU221、メモリ222などによって、この発明にかかる記憶部404の機能を実現することができる。
【0068】
なお、この記憶部404は、その機能を、利用者端末装置102だけではなく、サーバ101においても実現するようにしてもよい。また、記憶部404の機能を、利用者端末装置102に代わって、サーバ101において実現するようにしてもよい。
【0069】
宣伝広告情報提供部405は、所定の宣伝広告情報を利用者に提供する。この実施の形態においては、図2Bに示した、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるCPU221、メモリ222、出力デバイス224などによって、この発明にかかる宣伝広告情報提供部405の機能を実現することができる。
【0070】
宣伝広告情報提供部405は、判断部403による判断結果に基づいて、所定時間内に所定の情報を読み取った場合(読み取りに成功した場合)に、所定の宣伝広告情報を利用者に提供するようにしてもよい。この場合の所定の宣伝広告情報は、たとえば、読み取りがなされたカード105を利用することで特典が受けられるなどの情報を含む宣伝広告情報であってもよい。
【0071】
宣伝広告情報の提供は、読み取りに成功した際におこなってもよく、また、読み取りに成功した際とは別のタイミングでおこなうようにしてもよい。たとえば、利用者が帰宅したであろう夜間の所定の時刻におこなうようにしてもよい。
【0072】
宣伝広告情報提供部405は、判断部403による判断結果に基づいて、所定時間内に所定の情報を読み取らなかった場合(読み取りに失敗した場合)に、所定の宣伝広告情報を利用者に提供するようにしてもよい。この場合の所定の宣伝広告情報は、たとえば、読み取った場合(読み取りに成功した場合)と同様に、読み取りがなされたカード105を利用することで特典が受けられるなどの情報を含む宣伝広告情報であってもよく、それとは別の宣伝広告情報であってもよい。
【0073】
宣伝広告情報の提供は、読み取りに失敗した際におこなってもよく、また、読み取りに成功した際とは別のタイミングでおこなうようにしてもよい。たとえば、利用者が帰宅した夜の所定の時刻におこなうようにしてもよい。このように、夜の所定の時刻におこなうことによって、その日、カード105を持参していなかった利用者にカードの持参を有効的に促すことが可能となる。
【0074】
なお、この宣伝広告情報提供部405は、その機能を、利用者端末装置102に代わって、サーバ101において実現するようにしてもよい。その場合は、利用者端末装置102は、判断部403による判断結果をサーバ101へ送信し、サーバ101から宣伝広告情報を受信する(後述する図6Aおよび図6B参照)。
【0075】
付与ポイント決定部406は、判断部403による判断結果に基づいて、利用者に付与するポイントを決定する。この実施の形態においては、図2Bに示した、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるCPU221、メモリ222、出力デバイス224などによって、この発明にかかる付与ポイント決定部406の機能を実現することができる。
【0076】
なお、この付与ポイント決定部406は、その機能を、利用者端末装置102に代わって、サーバ101において実現するようにしてもよい。その場合は、利用者端末装置102は、判断部403による判断結果をサーバ101へ送信し、サーバ101から付与ポイント情報を受信する(後述する図6Aおよび図6B参照)。
【0077】
(利用者端末装置102の処理手順)
つぎに、利用者端末装置102の処理手順について説明する。図5は、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【0078】
図5のフローチャートにおいて、所定の条件を満たしたか否かを判断する(ステップS501)。所定の条件については、後述する図7において詳細に説明する。ここで、所定の条件が満たされるのを待って(ステップS501:No)、所定の条件が満たされた場合(ステップS501:Yes)は、利用者に対してカード情報の読み取りを促す(ステップS502)。
【0079】
その後、利用者の操作によるカード情報の読み取りがあったか否かを判断する(ステップS503)。ここで、カード情報の読み取りがあった場合(ステップS503:Yes)は、読み取り「有」情報を、記憶部404に記憶し(ステップS504)、ステップS507へ移行する。
【0080】
一方、ステップS503において、カード情報の読み取りがなかった場合(ステップS503:No)は、読み取りがなかった状態において所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS505)。所定時間が経過するのを待って(ステップS505:No、ステップS503:No)、所定時間が経過した場合(ステップS505:Yes)は、読み取り「無」情報を、記憶部404に記憶し(ステップS506)、ステップS507へ移行する。
【0081】
つぎに、ステップS504またはステップS506において記憶された読み取り結果に基づいて、宣伝広告情報を利用者に提供する(ステップS507)。さらに、ステップS504またはステップS506において記憶された読み取り結果に基づいて、利用者に対する付与ポイントを決定する(ステップS508)。その後、ステップS501へ戻り、ステップS501〜ステップS508の各処理を、引き続き、繰り返して実行する。
【0082】
また、図6Aは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置の処理手順の別の一例を示すフローチャートであり、図6Bは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置に接続されるサーバの処理手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、利用者端末装置102は、図1に示したサーバ101と協働して各処理を実行する。
【0083】
まず、図6Bのフローチャートにおいて、サーバ101は、所定の条件を満たしたか否かを判断する(ステップS601)。所定の条件は、具体的には、所定の日時になった場合などである。また、所定の条件は、サーバ101において、判断できる条件であれば、ステップS501における所定の条件と同じであってもよい。
【0084】
ここで、所定の条件が満たされるのを待って(ステップS601:No)、所定の条件が満たされた場合(ステップS601:Yes)は、サーバ101は、利用者端末装置102に対して、カード情報の読み取りを促す指示情報を送信する(ステップS602)。
【0085】
つぎに、図6Aのフローチャートにおいて、利用者端末装置102は、サーバ101から、ステップS602において送信されたカード情報の読み取りを促す指示情報を受信したか否かを判断する(ステップS611)。ここで、指示情報を受信するのを待って(ステップS611:No)、受信した場合(ステップS611:Yes)は、利用者に対してカード情報の読み取りを促す(ステップS612)。
【0086】
その後、利用者の操作によるカード情報の読み取りがあったか否かを判断する(ステップS613)。ここで、カード情報の読み取りがあった場合(ステップS613:Yes)は、読み取り「有」情報を、記憶部404に記憶し(ステップS614)、ステップS617へ移行する。
【0087】
一方、ステップS613において、カード情報の読み取りがなかった場合(ステップS613:No)は、読み取りがなかった状態において所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS615)。所定時間が経過するのを待って(ステップS615:No、ステップS613:No)、所定時間が経過した場合(ステップS615:Yes)は、読み取り「無」情報を、記憶部404に記憶し、ステップS617へ移行する。
【0088】
そして、ステップS614またはステップS616において記憶された読み取り結果を、サーバ101へ送信する(ステップS617)。つぎに、図6Bのフローチャートにおいて、サーバ101は、利用者端末装置102から読み取り結果を受信する(ステップS621)。ステップS621において受信した読み取り結果に基づいて、宣伝広告情報を利用者端末装置102へ送信する(ステップS622)。
【0089】
つぎに、図6Aのフローチャートにおいて、利用者端末装置102は、サーバ101から宣伝広告情報を受信する(ステップS631)。そして、ステップS631において受信した宣伝広告情報を利用者に提供する(ステップS632)。
【0090】
また、図6Bのフローチャートにおいて、サーバ101は、ステップS621において受信した読み取り結果に基づいて、利用者に付与する付与ポイントを決定し(ステップS641)、決定した付与ポイントに関する付与ポイント情報を利用者端末装置102へ送信する(ステップS642)。その後、ステップS601へ戻って、ステップS601〜ステップS642の各処理を、引き続き、繰り返し実行する。
【0091】
一方、図6Aのフローチャートにおいて、利用者端末装置102は、サーバ101から付与ポイント情報を受信する(ステップS651)。そして、図示は省略するが、付与ポイント情報を記憶してもよく、また、付与ポイント情報を利用者に提供してもよい。さらに、記憶された付与ポイント情報とともに累積情報として提供するようにしてもよい。その後、ステップS611へ戻り、ステップS611〜ステップS651の各処理を、引き続き、繰り返して実行する。
【0092】
つぎに、図5のフローチャートのステップS501および図6のフローチャートのステップS601における「所定の条件」を満たすかを判断する処理手順の一例について説明する。図7は、この発明にかかる実施の形態における、カード情報の読み取りを促す「所定の条件」の判断に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。
【0093】
図7のフローチャートにおいて、あらかじめ設定された所定の日時になったか否かを判断する(ステップ701)。ここで、所定の日時になった場合(ステップS701:Yes)は、「所定の条件を満たす:Yes」と判断し(ステップS702)、一連の処理を終了する。すなわち、図5のフローチャートのステップS501において、『Yes』と判断し、ステップS502へ移行する。また、図6BのフローチャートのステップS601において、『Yes』と判断し、ステップS602へ移行する。
【0094】
ステップS701において、所定の日時になっていない場合(ステップS701:No)は、つぎに、利用者(利用者端末装置102)があらかじめ設定された所定の場所に至ったか否かを判断する(ステップS703)。ここで、所定の場所に至った場合(ステップS703:Yes)は、「所定の条件を満たす:Yes」と判断し(ステップS702)、一連の処理を終了する。
【0095】
ステップS703において、所定の場所に至っていない場合(ステップS703:No)は、その他、設定された条件を満たしたか否かを判断する(ステップS704)。ここで、設定された条件を満たした場合(ステップS704:Yes)は、「所定の条件を満たす:Yes」と判断し(ステップS702)、一連の処理を終了する。
【0096】
一方、ステップS704において、設定された条件を満たしていない場合(ステップS704:No)は、「所定の条件を満たす:No」と判断し(ステップS705)、一連の処理を終了する。すなわち、図5のフローチャートのステップS501において、『No』と判断する。また、図6BのフローチャートのステップS601において、『No』と判断する。
【0097】
(各データベースの構成の一例)
つぎに、購入情報の具体的な内容の一例について説明する。図1および図2Cに示したように、サーバ101、利用者端末装置102は、ネットワーク110を介して、利用者データベース231、告知条件データベース232、読取実績データベース233、宣伝広告情報データベース234、ポイント履歴データベース235の各データベースをそれぞれ参照可能である。
【0098】
図8Aは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102を含むカード携帯支援システム100に接続された利用者データベース231の内容の一例を示す説明図である。
【0099】
図8Aにおいて、利用者データベース231には、利用者別に利用者端末ID(ユーザID)が付与され、付与された利用者端末ID(ユーザID)ごとに、対象となるカードのカード番号(当該カードの有効期限など、当該カードの基本情報を含む)、利用者のメールアドレス、利用者の自宅住所、利用者の勤務先住所、利用者の保有カード情報、利用者の現在地情報などの情報がそれぞれ格納されている。
【0100】
各情報は、利用者にあらかじめ入力させることによって取得する。また、利用者の現在地情報は、利用者端末装置102のGPS情報を、あらかじめ定められた所定の時間間隔などで取得する。
【0101】
さらに、図示は省略するが、利用者の電話番号その他、利用者に関する情報が格納されていてもよい。利用者データベース231に格納されるデータの全部または一部は、たとえば、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるメモリ222の所定の記憶領域に設けるようにしてもよい。
【0102】
図8Bは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102を含むカード携帯支援システム100に接続された告知条件データベース232の内容の一例を示す説明図である。
【0103】
図8Bにおいて、告知条件データベース232は、利用者すなわち利用者端末ID(ユーザID)ごとに、カード105の読取部401による読み取りを促す告知の条件についての情報が格納されている。告知の条件としては、具体的には、たとえば、各条件番号(条件No.)に対応して、告知を実行する日時に関する情報、告知を実行する場所に関する情報、その他の条件に関する情報を含む。
【0104】
告知条件データベース232に格納されるデータの全部または一部は、たとえば、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるメモリ222の所定の記憶領域に設けるようにしてもよい。
【0105】
日時に関する情報は、利用者の全部または一部に共通に設定してもよく、また、利用者ごとに、別々に設定してもよい。たとえば、毎日異なる時刻であってもよく、毎日同時刻であってもよく、また、曜日ごとに設定してもよく、また、平日のある時間帯において、ランダムな時刻であってもよい。また、勤務時間中や通勤時間中などの特定の時間帯を除外するようにしてもよい。
【0106】
また、日時に関する情報は、一日の中で、複数回の時刻を設定してもよい。その場合に、読取実績データベース233を参照して、読み取りOKとなった場合に、同じ日においてそれ以降の日時はキャンセルするようにしてもよい。また、同様に、読取実績データベース233を参照して、読み取りNGとなった場合に、つぎの告知時刻を変更するようにしてもよい。
【0107】
具体的には、読み取りNGとなった場合に、つぎの告知時刻を早めるようにしてもよく、また、読み取りNGが所定回数連続した場合には、それ以降の日時はキャンセルするようにしてもよい。
【0108】
また、日時に関する情報は、利用者からのリクエストに応じて設定するようにしてもよい。その場合でも、リクエストによる告知日時のほかに、ランダムに告知日時を設定するようにしてよい。
【0109】
場所に関する情報は、利用者の全部または一部に共通に設定してもよく、また、利用者ごとに、別々に設定してもよい。場所に関する情報は、具体的に緯度経度情報であってもよく、また、「新宿駅周辺」など、ランドマークを中心として、所定の距離の範囲内としてもよい。
【0110】
告知場所については、利用者の自宅、勤務先、通勤経路(利用する交通機関の駅)などを参考に決定するようにしてもよい。また、告知場所については、利用者の過去のカードの利用店舗履歴に基づいて決定するようにしてもよい。
【0111】
具体的には、場所に関する情報は、利用者の過去のカードの利用店舗履歴に基づいて、当該利用店舗の周辺でもよく、当該利用店舗のチェーン店あるいは当該利用店舗に関連する店舗の周辺でもよい。さらには、当該利用店舗の競合店の周辺であってもよい。したがって、カードの利用店舗履歴には、当該利用店舗の業種や提供商品または提供役務、関連店舗などに関する情報を合わせて登録しておくのがよい。
【0112】
また、場所に関する情報は、利用者からのリクエストに応じて設定するようにしてもよい。その場合でも、リクエストによる告知場所のほかに、ランダムに告知場所を設定するようにしてよい。
【0113】
その他の条件に関する情報は、具体的には、たとえば、日時に関する情報と場所に関する情報のAND条件などである。すなわち、日時に関する条件と場所に関する条件が両方満たされた場合を告知条件としてもよい。
【0114】
また、その他の条件に関する情報としては、図示は省略するが、天気であったり(具体的には、快晴の場合や、雨が降っている場合あるいは雨が降っていない場合など)、気温であったり(具体的には、最高気温が25度を上回った場合や、最低気温が0度を下回った場合など)してもよい。
【0115】
また、その他の条件に関する情報としては、図示は省略するが、利用端末装置102が取得した各種の情報であってもよい。利用端末装置102が取得した各種の情報としては、たとえば、利用者端末装置102が備えるマイクから取得した音声情報などであってもよい。
【0116】
当該音声情報の一例として、たとえば、利用者またはあらかじめ登録された利用者以外の者(たとえば利用者の友人など)が声を発した『暑いなあ』、『疲れた』など、あらかじめ登録された音声情報のいずれかであってもよく、あるいは、それらのあらかじめ登録された2つ以上の音声情報の所定の組み合わせであってもよい。
【0117】
さらには、これらの音声情報と、上述した日時に関する情報、場所に関する情報との組み合わせであってもよい。具体的には、夕方の所定の日時において『疲れた』という音声情報を取得した場合であってもよい。また、利用者と利用者以外の者の両者が所定の時間間隔で(たとえば連続して、または、ほぼ同時に)、『疲れた』という音声を発生した場合であってもよい。
【0118】
音声情報の取得は、具体的には、たとえば、通話による会話中において、利用者の音声を取得してもよい。その際、さらに会話中の相手の電話番号などから通話相手を特定し、特定の通話相手と特定の音声情報との組み合わせが一致した場合であってもよい。具体的には、通話頻度が比較的高い相手との会話中において『一杯やろうか』などの音声情報を取得した場合などである。
【0119】
また、音声情報の取得は、音声認識による検索アプリケーションを利用している際の利用者の音声を取得してもよい。その際、どのような音声がその他の条件として選択されたかが利用者にわからないように、その他の条件として対象となる音声をランダムに変更するようにするとよい。
【0120】
さらには、これらの音声情報と、上述した天候や気温の情報との組み合わせであってもよい。具体的には、所定の気温を上回った際に、『暑いなあ』との音声情報を取得した場合に限るようにしてもよい。そうすることで、『厚いなあ』や『熱いなあ』との違いを正確に認識することができる。
【0121】
また、音声情報の別の一例としては、海の波の音や、駅や空港などの公共施設におけるアナウンス音など、利用者が発した音声とは別に、利用者端末装置102マイクが取得(集音)した音声情報であってもよい。
【0122】
また、利用端末装置102が取得した各種の情報として、受信または送信したメールの内容・受信元・送信先、撮影した写真や動画の内容、起動させたアプリケーションの内容などであってもよい。
【0123】
図8Cは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102を含むカード携帯支援システム100に接続された読取実績データベース233の内容の一例を示す説明図である。
【0124】
図8Cにおいて、読取実績データベース233は、利用者すなわち利用者端末ID(ユーザID)ごとに、実際に利用者に対して読み取りがおこなわれた実行日時に関する情報、実際に利用者に対して読み取りがおこなわれた際の利用者端末装置102の所在地である実行場所に関する情報、利用者に対しておこなわれた読み取りの結果である実行結果に関する情報が格納されている。読取実績データベース233に格納されるデータの全部または一部は、たとえば、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるメモリ222の所定の記憶領域に設けるようにしてもよい。
【0125】
図8Dは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102を含むカード携帯支援システム100に接続された宣伝広告情報データベース234の内容の一例を示す説明図である。
【0126】
図8Dにおいて、宣伝広告情報データベース234は、宣伝広告の提供元である店舗の店舗ID(宣伝広告主ID)ごとに、宣伝広告の提供を実行する日時に関する情報、実行する場所に関する情報および宣伝広告の内容に関する情報が格納されている。宣伝広告情報データベース234に格納されるデータの全部または一部は、たとえば、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるメモリ222の所定の記憶領域に設けるようにしてもよい。
【0127】
図8Eは、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102を含むカード携帯支援システム100に接続されたポイント履歴データベース235の内容の一例を示す説明図である。
【0128】
図8Eにおいて、ポイント履歴データベース235は、利用者すなわち利用者端末ID(ユーザID)ごとに、ポイントを取得した日時に関する情報、今回、利用者が取得したポイント数に関する情報、これまでに利用者が取得した総ポイント数に関する情報が格納されている。ポイント履歴データベース235に格納されるデータの全部または一部は、たとえば、利用者端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるメモリ222の所定の記憶領域に設けるようにしてもよい。
【0129】
(利用者端末装置の表示画面の一例)
つぎに、利用者端末装置102の表示画面の内容について説明する。図9図14は、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102の表示画面の一例を示す説明図である。
【0130】
図9は、利用者端末装置102の告知部402が、所定の条件に基づいて、利用者に対して、カード105の読取部401による読み取りを促した状態を示している。図9においては、利用者端末装置102の表示画面には、読み取りを促す「お知らせ」が、利用者端末装置102に備えられたアラーム、バイブレーションなどとともに表示される。それと同時に、利用者端末装置102に備えられたカメラが起動し、撮影が可能な状態となるようにしてもよい。
【0131】
図9において、表示画面には、『<お知らせ> 今から90秒以内に○○カードのバーコードをカメラで読み取ってください』と表示される。その表示の状態において、利用者は、○○カード105を取り出して、○○カード105の図3Bに示したバーコード312をカメラで撮影し、表示された矩形901内に、表示画面内に映し出されたバーコード312が収まるように、利用者端末装置102のカメラの向きおよび○○カード105までの距離を調整する。
【0132】
それにより、○○カード105のバーコード312が読み取られ、読み取りが成功する。すなわち、利用者端末装置102の判断部403は、○○カード105の読み取りが成功した(○○カード105を持参している)と判断する。
【0133】
一方、利用者は、○○カードを持参していない場合は、この表示画面を消去するか、利用者端末装置102のカメラをオフにするか、「持っていない」ボタン902にタッチする。これによって、利用者端末装置102の判断部403は、○○カード105の読み取りが失敗した(○○カード105を持参していない)と判断する。
【0134】
図10は、宣伝広告情報提供部405が、判断部403による判断結果に基づいて、所定時間内に所定の情報を読み取った場合(読み取りに成功した場合)に、所定の宣伝広告情報を利用者に提供するとともに、付与ポイント決定部406が、判断部403による判断結果に基づいて決定した、利用者に付与するポイントに関する情報を表示した状態を示している。
【0135】
図10において、表示画面には、『<読み取り成功です>』と表示して、読み取りが成功したことを利用者に示すとともに、獲得したポイントを表示する(『獲得ポイント10pt』)。また、今回の獲得ポイントによって今までに得られた獲得総ポイントも表示する(『獲得総ポイントは5432ポイントです』)。
【0136】
また、図10において、読み取りが成功したことによって、利用者に対して特別割引クーポンが発行されたことを表示する。特別割引クーポンは、「クーポン」ボタン903にタッチすることによって、そのクーポンの具体的な内容について別途表示画面に表示することができたり、そのクーポンを利用者端末装置102内または当該利用者端末装置102と関連付けされたサーバなどの所定の記憶領域に保存することができるようにしてもよい。
【0137】
図10に示した「読み取り成功」の表示画面に対して、図11は、「読み取り失敗」の表示画面である。すなわち、宣伝広告情報提供部405が、判断部403による判断結果に基づいて、所定時間(90秒)内に所定の情報が読み取られなかった場合(読み取りに失敗した場合)に、所定の宣伝広告情報を利用者に提供するとともに、付与ポイント決定部406が、判断部403による判断結果に基づいて決定した、利用者に付与するポイントに関する情報を表示した状態を示している。
【0138】
図11において、表示画面には、『<読み取り失敗です>』と表示して、読み取りが失敗したことを示すとともに、獲得したポイントを表示する(読み取り失敗なので、『獲得ポイント0pt』)。また、今回の獲得ポイントによって今までに得られた獲得総ポイントも表示する(『獲得総ポイントは5432ポイントです』)。
【0139】
また、図11において、『<残念>』、『もし、読み取りに(○○カードを持参していて)成功していれば、特別割引クーポンを差し上げる予定でした(が、読み取りに失敗したので今回は、特別割引クーポンは差し上げません)』と表示して、読み取りが成功していれば発行されたであろう特別割引クーポンの内容を利用者に伝える。そして、『次回はぜひ○○カードを持参し、読み取りを成功させてください』と表示することで、利用者に残念な思いを抱かせて、それによって、今後の○○カードの所持を促す広告宣伝をおこなうことができる。
【0140】
図12も、図11に示した表示画面と同様に、「読み取り失敗」の表示画面である。すなわち、宣伝広告情報提供部405が、判断部403による判断結果に基づいて、所定時間(90秒)内に所定の情報が読み取られなかった場合(読み取りに失敗した場合)に、所定の宣伝広告情報を利用者に提供するとともに、付与ポイント決定部406が、判断部403による判断結果に基づいて決定した、利用者に付与するポイントに関する情報を表示した状態を示している。
【0141】
図11に示した表示画面と図12に示す表示画面との違いは、図11に示した表示画面は、読み取りに失敗した際に表示される表示画面であるのに対して、図12に示す表示画面は、読み取りに失敗した際ではなく、その後しばらくして、具体的には、利用者が自宅へ帰宅したであろう夜間の所定の時刻に表示するものである。
【0142】
すなわち、図12においては、『<お知らせ>』、『本日、○○カードの読み取りに成功していれば、獲得できた特典の一覧です』と表示して、その一覧表を表示する。一覧表の右端には、スクロールバーを表示するようにして、一覧の内容が多い場合には、スクロールすることによって、全ての内容を表示できるようにするとよい。
【0143】
また、図12において、『<残念>』、『明日はぜひ○○カードを持参し、読み取りを成功させて、多くの特典を獲得ください』と表示することで、利用者に残念な思いを抱かせて、○○カード105の所持を促す広告宣伝をおこなうことができる。特に、図12の表示画面は、夜間、すなわち自宅にいる際に表示される確率を高くしている。
【0144】
したがって、利用者は、この図12の表示画面を見ることによって、自宅に保管している○○カード105をすぐに自らの財布などに入れて、翌日以降の特典の獲得をめざすであろうことが十分予測される。それによって、○○カード105の携行率をより向上させることができる。
【0145】
図13は、図12の表示画面と同様に、一日の終わりの夜間の所定の時刻に表示する表示画面である。図13において、『<お知らせ>』、『本日の移動距離:15km』と表示して、本日の利用者の移動距離を利用者に示す。移動距離は、たとえば、利用者端末装置102に搭載されているGPS223を用いて定期的に利用者端末装置102の位置情報を取得して蓄積し、当該位置情報に基づいて推測することができる。
【0146】
また、図13において、『本日の移動時間:13時間』と表示して、本日の利用者の移動時間を利用者に示す。移動時間は、たとえば、朝に自宅などの所定の位置を出発した時刻と、夜に当該位置に戻ってきた時刻とに基づいて推測することができる。
【0147】
また、図13において、『利用金額 0円』と表示して、○○カード105が利用されなかったことを利用者に示す。
【0148】
また、図13において、『<残念>』、『○○カードの読み取りに成功していれば、獲得できたポイントは150ポイントでした』、『○○カード利用2000円以上でさらに200ポイントでした』、『明日はぜひ○○カードを持参し、読み取りを成功させて、ポイントを獲得してください』と表示することで、獲得し損なったポイント数を利用者に示し、利用者に残念な思いを抱かせて、○○カード105の所持を促す広告宣伝をおこなうことができる。
【0149】
図14は、図12の表示画面において示した特典一覧にかかる店舗を、利用者が移動した経路とともに地図表示した状態を示している。このように、地図表示することによって、利用者は、本日立ち寄らなかった店舗の位置を容易に確認することができ、次回に利用する際の参考とすることができる。これにより、広告宣伝の実効性をより高めることができる。
【0150】
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102は、利用者の所定の操作によって、カードに付随する所定の情報を読み取る読取部401と、所定の条件に基づいて、利用者に対して、カードの読取部401による読み取りを促す告知部402と、告知部402によって読み取りを促してから所定時間内に、読取部402が所定の情報を読み取ったか否かを判断する判断部403と、判断部403による判断結果に関する情報を記憶する記憶部404と、を備える構成となっている。
【0151】
また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102に実行させるカード携帯支援プログラムは、利用者端末装置102に、所定の条件に基づいて、利用者に対して、当該利用者の所定の操作による、カードに付随する所定の情報の当該利用者端末装置102への読み取りを促させ、読み取りを促してから所定時間内に所定の情報が読み取られたか否かを判断させ、当該判断結果に関する情報を保存させる構成となっている。
【0152】
また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102を用いたカード携帯支援方法は、利用者端末装置102が、所定の条件に基づいて、利用者に対して、当該利用者の所定の操作による、カードに付随する所定の情報の当該利用者端末装置102への読み取りを促し、読み取りを促してから所定時間内に所定の情報が読み取られたか否かを判断し、当該判断結果に関する情報を保存する構成となっている。
【0153】
このように構成することによって、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102、当該利用者端末装置102に実行させるカード携帯支援プログラム、利用者端末装置102を用いたカード携帯支援方法によれば、利用者がカードを携行しているかを容易に把握することができるとともに、利用者のカードの携行を促進することができる。
【0154】
また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102は、告知部402が、カードに付随する所定の情報の当該利用者端末装置102への読み取りの促しを、利用者ごとに、ランダムにおこなう構成となっている。また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102に実行させるカード携帯支援プログラムは、カードに付随する所定の情報の利用者端末装置102への読み取りの促しを、前記利用者ごとに、ランダムにおこなわせる構成となっている。
【0155】
このように構成することによって、利用者にとっては、いつどこで読み取りの促しがあるか予測しづらい。それにより、利用者に常にカードを携行させるようにすることができる。
【0156】
また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102は、告知部402が、カードに付随する所定の情報の当該利用者端末装置102への読み取りの促しを、所定の日時になった場合におこなう構成となっている。また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102に実行させるカード携帯支援プログラムは、カードに付随する所定の情報の利用者端末装置102への読み取りの促しを、所定の日時になった場合におこなわせる構成となっている。
【0157】
このように構成することによって、カード会社あるいは店舗側が所望する日時において読み取りの促しをおこなわせることができるため、カード会社あるいは店舗側は、各利用者にカードを携行してほしいタイミングを効果的に操作することができる。
【0158】
また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102は、告知部402が、カードに付随する所定の情報の当該利用者端末装置102への読み取りの促しを、利用者が所定の場所に至った場合におこなう構成となっている。また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102に実行させるカード携帯支援プログラムは、カードに付随する所定の情報の利用者端末装置102への読み取りの促しを、利用者が所定の場所に至った場合におこなわせる構成となっている。
【0159】
このように構成することによって、カード会社あるいは店舗側が所望する場所において読み取りの促しをおこなわせることができるため、カード会社あるいは店舗側は、各利用者にカードを携行してほしいタイミングを効果的に操作することができる。
【0160】
また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102は、判断部403による判断結果に基づいて、所定時間内に所定の情報を読み取った場合に、所定の宣伝広告情報を前記利用者に提供する宣伝広告情報提供部405を備える構成となっている。また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102に実行させるカード携帯支援プログラムは、判断部403による判断結果に基づいて、所定時間内に所定の情報を読み取った場合に、所定の宣伝広告情報を前記利用者に提供させる構成となっている。
【0161】
このように構成することによって、カード会社あるいは店舗側が、カードの携行を促進させ、ひいてはカードの利用を促進させるような効果的な宣伝広告を利用者に提供することができる。
【0162】
また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102は、判断部403による判断結果に基づいて、所定時間内に所定の情報を読み取らなかった場合に、所定の宣伝広告情報を前記利用者に提供する宣伝広告情報提供部405を備える構成となっている。また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102に実行させるカード携帯支援プログラムは、判断部403による判断結果に基づいて、所定時間内に所定の情報を読み取った場合に、所定の宣伝広告情報を前記利用者に提供させる構成となっている。
【0163】
このように構成することによって、次回、カードを携行させ、カードの利用を促進させるような効果的な宣伝広告を利用者に提供することができる。
【0164】
また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102は、判断部403による判断結果に基づいて、利用者に付与するポイントを決定する付与ポイント決定部406を備える構成となっている。また、この発明にかかる実施の形態の利用者端末装置102に実行させるカード携帯支援プログラムは、利用者端末装置102に、利用者に付与するポイントを決定させる構成となっている。
【0165】
このように構成することによって、今回または次回以降に、利用者が特典を享受できることで、利用者による当該カードの携行の促進、ひいては当該カードの利用の促進を図ることができる。
【0166】
なお、この実施の形態で説明したカード携帯支援方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0167】
以上のように、この発明にかかる利用者端末装置、カード携帯支援プログラムおよびカード携帯支援方法は、カードの携行、当該カードの利用を促進する利用者端末装置、カード携帯支援プログラムおよびカード携帯支援方法に適している。
【符号の説明】
【0168】
100 カード携帯支援システム
101 サーバ
102 利用者端末装置
103 カード会社サーバ
104 各種データベース
105 カード
231 利用者データベース
232 告知条件データベース
233 読取実績データベース
234 宣伝広告情報データベース
235 ポイント履歴データベース
401 読取部
402 告知部
403 判断部
404 記憶部
405 宣伝広告情報提供部
406 付与ポイント決定部
図1
図2A
図2B
図2C
図3A
図3B
図4
図5
図6A
図6B
図7
図8A
図8B
図8C
図8D
図8E
図9
図10
図11
図12
図13
図14