特許第6866036号(P6866036)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 日軽パネルシステム株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000002
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000003
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000004
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000005
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000006
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000007
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000008
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000009
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000010
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000011
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000012
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000013
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000014
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000015
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000016
  • 特許6866036-開口枠の気密構造 図000017
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6866036
(24)【登録日】2021年4月9日
(45)【発行日】2021年4月28日
(54)【発明の名称】開口枠の気密構造
(51)【国際特許分類】
   E06B 3/964 20060101AFI20210419BHJP
【FI】
   E06B3/964 B
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-109828(P2017-109828)
(22)【出願日】2017年6月2日
(65)【公開番号】特開2018-204276(P2018-204276A)
(43)【公開日】2018年12月27日
【審査請求日】2020年2月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】303013811
【氏名又は名称】日軽パネルシステム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100096644
【弁理士】
【氏名又は名称】中本 菊彦
(74)【代理人】
【識別番号】100083998
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邉 丈夫
(72)【発明者】
【氏名】末 和也
(72)【発明者】
【氏名】藤田 純次
【審査官】 砂川 充
(56)【参考文献】
【文献】 中国実用新案第203008694(CN,U)
【文献】 実開昭58−64784(JP,U)
【文献】 実開昭58−3587(JP,U)
【文献】 実開昭63−5187(JP,U)
【文献】 特開平11−247542(JP,A)
【文献】 実開昭53−97808(JP,U)
【文献】 特開平7−127223(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第2754840(EP,A2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 1/62−1/99
E06B 1/12
E06B 1/36
E06B 3/96−3/99
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下の横枠と左右の縦枠とを連結するコーナー材によって形成される矩形状の開口枠の気密構造であって、
上記横枠及び縦枠は、それぞれ同一形状の中空部が長手通しに設けられると共に、長手方向の端部に略45度の接合面が設けられ、
上記コーナー材は、上記横枠に設けられた上記中空部内に挿入される第1の挿入部と上記縦枠に設けられた上記中空部内に挿入される第2の挿入部を有する略L字状に形成され、上記第1及び第2の挿入部の隅角部の両表面に、上記第1及び第2の挿入部の境界に沿う凹部が設けられ、
上記凹部内にコーキング材が充填され、上記第1及び第2の挿入部上記横枠及び縦枠の中空部内に挿入された状態で、上記横枠と縦枠の接合面と直交する面に上記コーキング材を密着してなる、
ことを特徴とする開口枠の気密構造。
【請求項2】
上下の横枠と左右の縦枠とを連結するコーナー材によって形成される矩形状の開口枠の気密構造であって、
上記横枠及び縦枠は、それぞれ同一形状の中空部が長手通しに設けられると共に、長手方向の端部に略45度の接合面が設けられ、
上記コーナー材は、上記横枠に設けられた上記中空部内に挿入される第1の挿入部と上記縦枠に設けられた上記中空部内に挿入される第2の挿入部を有する略L字状に形成され、上記第1及び第2の挿入部の隅角部の両表面に、上記第1及び第2の挿入部の境界に沿う狭隘開口状の凹部が設けられ、
上記凹部内にパッキンが嵌装され、上記第1及び第2の挿入部上記横枠及び縦枠の中空部内に挿入された状態で、上記横枠と縦枠の接合面と直交する面に上記パッキンを密着してなる、
ことを特徴とする開口枠の気密構造。
【請求項3】
請求項1に記載の開口枠の気密構造において、
上記凹部の開口縁の外方領域に上記凹部の深さより浅い溝部を設け、上記溝部に余剰コーキング材を保持してなる、ことを特徴とする開口枠の気密構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、プレハブ式の冷蔵庫、冷凍庫、貯蔵庫やクリーンルーム等の庫体の出入口を形成する開口枠の気密構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、周囲がパネルで囲まれたプレハブ式の冷蔵庫、冷凍庫、貯蔵庫やクリーンルーム等の庫体に出入口が設けられており、出入口の開口枠には、開口枠と扉体との隙間を気密に維持する必要があると共に、開口枠自体も気密に維持する必要がある。
【0003】
従来の開口枠の気密構造として、縦框(縦枠)と横框(横枠)とを連結するコーナーブロックと、コーナーブロックに固定されて開口枠の外周の角部を形成するコーナー水密材とによって形成される角部部材を有する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この場合、コーナーブロックは、四分割円をなすブロック本体の半径相当面に挿入部を突設してなり、挿入部を縦框(縦枠)と横框(横枠)に設けられた挿入穴に挿入して縦框(縦枠)と横框(横枠)を連結している。
【0005】
また、別の気密構造として、連結される上下及び左右の框(縦枠,横枠)の中空部に対して挿入される第1,2挿入部を有する略L字状のコーナーブロックと、框(縦枠,横枠)の断面形状に略沿う形状をなし、框(縦枠・横枠)の接合面間に介在されるシール材とを有する構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平6−73958号公報(図2図5
【特許文献2】特開2014−20153号公報(図6図8図12
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の構造においては、縦框(縦枠)と横框(横枠)との間にコーナーブロックを介在するため、直交状に連結される縦框(縦枠)の接合面と横框(横枠)の接合面の2箇所をシールする必要があり、接合面と直交する面の気密性が損なわれる懸念がある。
【0008】
また、特許文献1に記載の構造においては、コーナーブロックとコーナー水密材の2部材によって角部部材を形成するため、構成部材が多くなり施工が面倒となる懸念がある。
【0009】
特許文献2に記載の構造においては、縦枠と横枠を略L字状のコーナーブロックで連結するため、特許文献1に記載の構造に比べて縦枠と横枠の1箇所の接合部をシールすることができると共に、構成部材の削減が図れる。
しかし、特許文献2に記載の構造においても、框(縦枠・横枠)の接合面間にシール材を介在するため、接合面と直交する面の気密性が損なわれる懸念がある。
【0010】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、縦枠と横枠の接合部の接合面と直交する面の気密性の向上を図れるようにした開口枠の気密構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、この発明は、上下の横枠と左右の縦枠とを連結するコーナー材によって形成される矩形状の開口枠の気密構造であって、上記横枠及び縦枠は、それぞれ同一形状の中空部が長手通しに設けられると共に、長手方向の端部に略45度の接合面が設けられ、上記コーナー材は、上記横枠に設けられた上記中空部内に挿入される第1の挿入部と上記縦枠に設けられた上記中空部内に挿入される第2の挿入部を有する略L字状に形成され、上記第1及び第2の挿入部の隅角部の両表面に、上記第1及び第2の挿入部の境界に沿う凹部が設けられ、上記凹部内にコーキング材充填、又は、パッキン嵌装され、上記第1及び第2の挿入部上記横枠及び縦枠の中空部内に挿入された状態で、上記横枠と縦枠の接合面と直交する面に上記コーキング材又はパッキンを密着してなる、ことを特徴とする(請求項1,2)。
【0012】
このように構成することにより、開口枠を構成する横枠と縦枠の接合面と直交する両面にコーキング材又はパッキンを密着させることができる。
【0013】
上記凹部にコーキング材を充填する場合は、コーキング材は粘稠なペースト状であることを考慮して、上記凹部の開口縁の外方領域に上記凹部の深さより浅い溝部を設け、上記溝部によって余剰コーキング材を保持するのがよい(請求項3)。
【0014】
このように構成することにより、凹部内に充填されるコーキング材の余剰分を溝部で保持することで、コーキング材の外部へのはみ出しを阻止することができる。また、コーキング材の密着面積を増やすことができる。
【発明の効果】
【0015】
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような顕著な効果が得られる。
【0016】
(1)横枠と縦枠の接合面と直交する両面にコーキング材又はパッキンを密着させることができるので、縦枠と横枠の接合部の接合面と直交する面の気密性の向上が図れる。
【0017】
(2)コーキング材を用いた場合には、凹部内に充填されるコーキング材の余剰分を溝部で保持するので、コーキング材の外部へのはみ出しを阻止して開口枠の見栄えを良好にすることができる。また、コーキング材の密着面積を増やすことができるので、更に縦枠と横枠の接合部の気密性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】この発明に係る開口枠の気密構造を有する開閉扉の一例を示す正面図である。
図2図1のI部を示す要部拡大正面図である。
図3図2のII−II線に沿う断面図(a)、(a)のIII部の拡大断面図(b)及び(a)のIV部拡大断面図である。
図4】この発明におけるコーナー材の正面斜視図(a)及び背面斜視図(b)である。
図5A】上記コーナー材の正面図である。
図5B】上記コーナー材の背面図である。
図5C】上記コーナー材の平面図である。
図5D】上記コーナー材の底面図である。
図5E】上記コーナー材の左側面図である。
図5F】上記コーナー材の右側面図である。
図6図5AのV−V線に沿う端面図である。
図7図5CのVI−VI線に沿う断面図である。
図8図5CのVII−VII線に沿う断面図である。
図9図1のVIII−VIII線に沿う断面図である。
図10】この発明の第2実施形態のコーナー材の正面図(a)及び(a)のIX−IX線に沿う拡大断面図である。
図11】この発明の第3実施形態のコーナー材の正面図(a)及び(a)のX−X線に沿う拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に、この発明を実施するための形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係る気密構造をプレハブ式の冷蔵庫の開口部に適用した場合について説明する。
【0020】
上記冷蔵庫は、周囲が断熱性の壁パネル1で囲まれた庫体(図示せず)と、庫体の一側面に設けられた出入口用の開口枠3(以下に戸枠3という)によって形成される出入り用の開口部4と、開口部4を開閉する一対の開閉可能な扉体2と、を具備している。
【0021】
扉体2は、一対のアルミニウム合金製の表面板2aと、これら表面板2aの辺部間に介在される合成樹脂製の枠材2bと、両表面板2a及び枠材2bにて形成される空間内に充填される例えば発泡ポリウレタン等の発泡性の断熱材2cとで主に構成されている(図9参照)。
【0022】
扉体2の召合せ側の枠材2bの上下方向に召合せ部材5が設けられている。また、扉体2の召合せ側と反対側の基端部は上部ヒンジ6aと下部ヒンジ6bを介して戸枠3の縦枠3aに枢着されて、扉体2は回動により開閉可能になっている。また、一方の扉体2の召合せ側の両面には開閉ハンドル7が取り付けられている。
【0023】
壁パネル1は、一対のアルミニウム合金製の表面板1aと、これら表面板1aの辺部間に介在される合成樹脂製の枠材1bと、両表面板1a及び枠材1bにて形成される空間内に充填される例えば発泡ポリウレタン等の発泡性の断熱材1cとで主に構成されている(図9参照)。
【0024】
戸枠3は、上下の横枠3bと左右の縦枠3aとを連結するコーナー材10によって矩形枠状に形成されている。
この場合、横枠3b及び縦枠3aは、それぞれ同一形状に形成されており、中空部3hが長手通しに設けられると共に、長手方向の端部に略45度の接合面3iが設けられている。
【0025】
横枠3bと縦枠3aは、図3及び図9に示すように、戸枠3の開口部4を形成する平坦面部3cの両側にL字状脚片3dを屈曲して中空部3hを有する断面略チャンネル状の枠本体3eと、枠本体3eの平坦面部3cの一側に段部3fを介して内方側が開口するパッキン嵌合溝3gとを有するアルミニウム合金製押出形材にて形成されている。
【0026】
縦枠3aは、平坦面部3cを貫通する固定ねじ8を壁パネル1の枠材1bに被着された断面コ字状の外装枠1dにねじ結合して壁パネル1に固着される。なお、外装枠1dは、縦枠と同様にアルミニウム合金製押出形材にて形成されている。
【0027】
パッキン嵌合溝3gには、例えばEPDMスポンジ製の枠パッキン20が嵌着される。この場合、枠パッキン20は、中空円筒部21と中空矩形部22が連設され、中空矩形部22の両側にそれぞれ2条のひれ部23が突設されている(図9参照)。
【0028】
枠パッキン20は、パッキン嵌合溝3gにバックアップ材24を介して中空矩形部22が挿入されてひれ部23がパッキン嵌合溝3gに圧接した状態でパッキン嵌合溝3gに嵌着され、中空円筒部21がパッキン嵌合溝3gから突出した状態で縦枠3aに沿設される。パッキン嵌合溝3gから突出した中空円筒部21が扉体2の枠材2bに密接された状態で、戸枠3と扉体2の気密が維持される。
【0029】
上記コーナー材10は、例えばABS樹脂等の合成樹脂によって形成されており、図2図8に示すように、横枠3bに設けられた中空部3h内に挿入される第1の挿入部11と縦枠3aに設けられた中空部3h内に挿入される第2の挿入部12を有する略L字状に形成されている。また、第1及び第2の挿入部11,12の隅角部13の両表面に、第1及び第2の挿入部11,12の境界に沿う細長穴状の凹部14a,14bが設けられており、凹部14a,14b内に粘稠ペースト状のコーキング材30が充填可能に形成されている。
【0030】
第1及び第2の挿入部11,12は、直状片15と、直状片15の両端から直交状に起立する側片16a,16bと、直状片15の一方の側片16a側の下面に隆起する突条片17とで形成されており、隅角部13の側片16a及び側片16aに連なる突条片17の表面に凹部14aが形成され、側片16bの表面に凹部14bが形成されている。この場合、凹部14aは側片16aと側片16aに連なる突条片17の表面に設けられるため、側片16bに設けられる凹部14bより長く形成されている。
なお、直状片15の先端側には、2つの取付孔18が並設されている。
【0031】
上記のように形成されるコーナー材10は、第1及び第2の挿入部11,12が横枠3b及び縦枠3aの中空部3h内に摺接された状態で挿入される。すなわち、直状片15が横枠3b及び縦枠3aの平坦面部3cに摺接され、側片16a,16bが横枠3b及び縦枠3aのL字状脚片3dの内面に摺接され、かつ、突条片17が横枠3b及び縦枠3aの段部3fの内面に摺接された状態で挿入される。
【0032】
第1及び第2の挿入部11,12を上記のように形成することにより、横枠3b及び縦枠3aの中空部3h内への挿入を容易かつ確実にすることができる。
【0033】
戸枠3を枠組みする場合は、凹部14a,14b内にコーキング材30を充填した状態で、コーナー材10を横枠3b及び縦枠3aの中空部3h内に挿入する。この状態で、平坦面部3cに設けられた貫通孔(図示せず)を貫通する固定ねじ40を取付孔18に挿通し、固定ねじ40の突出部にナット41を螺合して横枠3bと縦枠3aにコーナー材10を固定する。
【0034】
上記のようにして枠組みされた戸枠3は、横枠3bと縦枠3aの接合面3iと直交する両面にコーキング材30が密着される。したがって、戸枠3の4箇所の横枠3bと縦枠3aの接合部の気密性の向上が図れる。
【0035】
図10は第2実施形態のコーナー材10Aを示す。第2実施形態のコーナー材10Aは、凹部14a(14b)の開口縁の外方領域に凹部14a(14b)の深さより浅い溝部19を設け、溝部19に余剰コーキング材を保持可能にした場合である。
【0036】
第2実施形態によれば、凹部14a(14b)内に充填されるコーキング材30の余剰分を溝部19で保持するので、コーキング材30の外部へのはみ出しを阻止して戸枠3の見栄えを良好にすることができる。また、コーキング材30の密着面積を増やすことができるので、更に縦枠3aと横枠3bの接合部の気密性の向上が図れる。
【0037】
図11は第3実施形態のコーナー材10Bを示す。第3実施形態のコーナー材10Bは、コーキング材30に代えて凹部14a(14b)内に、例えばEPDAゴム等のパッキン31を嵌装した場合である。
この場合、凹部14a(14b)を、図11(b)に示すように、狭隘開口状に形成することで、パッキン31の嵌装を確実にすることができる。
【0038】
第3実施形態によれば、第1及び第2の挿入部11,12を横枠3b及び縦枠3aの中空部3h内に挿入して、横枠3bと縦枠3aの接合面3iと直交する面にパッキン31を密着させることができるので、縦枠3aと横枠3bの接合部の接合面3iと直交する面の気密性の向上が図れる。
【0039】
なお、上記実施形態では、この発明に係る気密構造をプレハブ式冷蔵庫に適用する場合について説明したが、この発明に係る気密構造は、冷蔵庫以外の冷凍庫、貯蔵庫やクリーンルームにも適用できるものである。
【符号の説明】
【0040】
3 戸枠(開口枠)
3a 縦枠
3b 横枠
3h 中空部
3i 接合面
10,10A,10B コーナー材
11 第1の挿入部
12 第2の挿入部
13 隅角部
14a,14b 凹部
19 溝部
30 コーキング材
31 パッキン
図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図5C
図5D
図5E
図5F
図6
図7
図8
図9
図10
図11