【実施例】
【0285】
合成例
記載の合成例における化学反応は、本発明の他の多くの化合物を製造するのに容易に適合させることができ、本発明の化合物を製造するための別の方法は、本発明の範囲内であるとみなされる。例えば、本発明の非例示化合物の合成は、当業者に明らかな変更により、例えば、妨害する基を適切に保護することにより、または記載されたもの以外の当該技術分野で公知の他の好適な試薬を利用することにより、または反応条件の通常の変更により、成功裏に行うことができる。別法として、本明細書に開示されているかまたは当該技術分野で知られている他の反応は、本発明の他の化合物の製造に対する適用性を有すると認識される。
【0286】
本明細書に記載の実施例について、一般的手順への言及は、反応が上記の一般的手順と同様の反応条件およびパラメーターを使用して製造されたことを示している。
【0287】
手順
本明細書で提供される化合物は、手順および実施例により例示されるようなスキームに従って製造することができる。該手順に従った場合でも、該手順の結果に実質的に影響を与えない、温度、濃度、反応時間および他のパラメーターにおけるわずかな違いが生じることがある。
【0288】
手順A
【化76】
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N−シクロプロピル−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド。室温での4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン酸・塩酸塩(5.0g、19.48mmol)およびシクロプロパンアミン(1.51mL、21.42mmol)のCH
2Cl
2(80mL)中混合物にDIPEA(13.57mL、77.9mmol)を添加した。次いで、これにHATU(8.1g、21.42mmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を真空濃縮し、順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロプロピル−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミドを得た。
【0289】
手順B
【化77】
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N−(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)ホルムアミド。4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(351mg、1.71mmol)およびギ酸(0.09mL、2.22mmol)のTHF/DMF(4:1)(5mL)中混合物にHATU(844mg、2.22mmol)を添加し、次いで、DIPEA(0.89mL、5.13mmol)を添加し、反応を室温で1時間撹拌した。反応混合物を真空濃縮し、順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)ホルムアミドを得た。
【0290】
手順C
【化78】
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N−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン。4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(300mg、1.46mmol)、1−ブロモ−2−メトキシエタン(0.11mL、1.17mmol)およびDIPEA(0.25mL、1.46mmol)のi−PrOH(3mL)中混合物を70℃に18時間加熱した。反応混合物を室温に冷却させ、次いで、真空濃縮し、順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミンを得た。
【0291】
手順D
【化79】
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N−メチル−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン。室温でのN−(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)ホルムアミド(200mg、0.86mmol)のTHF(2mL)中溶液にボラン−テトラヒドロフラン錯体溶液(THF中1.0M、4.0mL、4.0mmol)を滴下した。次いで、得られた混合物を60℃に2時間加熱し、次いで、室温に冷却させた。反応混合物をMeOHで希釈し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−メチル−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミンを得た。
【0292】
手順E
【化80】
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N−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(5)。室温でのN−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド(15.5g、1.0当量)の1,4−ジオキサン(124mL)中溶液にLiAlH
4(THF中1.0M、123mL、2.2当量)をゆっくりと添加し、得られた混合物を20時間加熱還流し、次いで、0℃に冷却した。この溶液にH
2O(4.7mL)を添加し、次いで、1M NaOH(4.7mL)を添加し、次いで、H
2O(4.7mL)を添加し、室温に加温し、30分間撹拌し、その時点で、固体MgSO
4を添加し、さらに30分間撹拌した。得られた混合物を濾過し、濾過ケーキをTHFで洗浄した。濾液を真空濃縮して、N−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミンを得た。
【0293】
手順F
【化81】
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(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−(メチル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル。室温でのN−メチル−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(5)(187mg、0.85mmol)のMeOH(5mL)中混合物に酢酸(0.12mL、2.05mmol)を添加し、次いで、(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(217mg、0.94mmol)を添加した。得られた混合物を室温で15分間撹拌し、その時点で、該反応混合物にシアノ水素化ホウ素ナトリウム(80mg、1.28mmol)を添加し、30分間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−(メチル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチルを得た。
【0294】
手順G
【化82】
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(S)−2−アミノ−4−(メチル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル。室温での(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−(メチル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(152mg、0.35mmol)のCH
2Cl
2(2mL)中溶液に1,4−ジオキサン中4N HCl(1mL、4mmol)を添加し、得られた混合物を2時間撹拌した。反応混合物を真空濃縮して、(S)−2−アミノ−4−(メチル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチルを三塩酸塩として得た。
【0295】
手順H
【化83】
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(S)−2−アミノ−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル・三塩酸塩(80mg、0.16mmol)、4−クロロ−2−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリミジン(64mg、0.33mmol)およびDIPEA(0.23mL、1.31mmol)のi−PrOH(1mL)中溶液を60℃で一夜加熱した。反応を室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸メチルを得た。
【0296】
手順P
【化84】
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(S)−2−((2−クロロ−3−フルオロフェニル)アミノ)−4−(メチル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。室温での(S)−2−((2−クロロ−3−フルオロフェニル)アミノ)−4−(メチル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチルのTHF/MeOH/H
2O(4:1:1)中溶液に水酸化リチウム(約4当量)を添加し、得られた混合物を30分間撹拌した。反応混合物を真空濃縮し、得られた粗残留物を逆相HPLCにより精製して、(S)−2−((2−クロロ−3−フルオロフェニル)アミノ)−4−(メチル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸を得た。
【0297】
手順Q
【化85】
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(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(1g、1.90mmol)のH
2O(3mL)およびTHF(3mL)およびMeOH(3mL)中混合物にLiOH・H
2O(159.36mg、3.80mmol)を添加し、次いで、該混合物を室温で1時間撹拌し、得られた混合物を真空濃縮した。該混合物をAcOH(2mL)によりpH=6に調整し、残留物を真空濃縮して、残留物を得て、化合物(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸を得た。LCMS (ESI+): m/z = 513.5 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d): δ ppm 7.25 - 7.37 (m, 5 H) 7.00 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.81 (br d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.22 (d, J=7.28 Hz, 1 H
6) 4.93 - 5.05 (m, 2 H) 3.68 - 3.77 (m, 1 H) 3.25 - 3.34 (m, 1 H) 3.15 - 3.24 (m, 5 H) 2.58 (br t, J=6.06 Hz, 2 H) 2.29 - 2.49 (m, 8 H) 2.16 (br dd, J=12.90, 6.06 Hz, 1 H) 1.69 - 1.78 (m, 2 H) 1.58 - 1.68 (m, 1 H) 1.53 (quin, J=7.39 Hz, 2 H) 1.28 - 1.40 (m, 2 H) 1.00 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0298】
手順R
【化86】
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(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(300mg、523.84μmol、HOAc塩)のDMA(4mL)中溶液にN−ベンジル−N,N−ジエチルエタンアミニウムクロリド(119.32mg、523.84μmol)、K
2CO
3(1.88g、13.62mmol)、2−ブロモ−2−メチルプロパン(3.45g、25.14mmol)を添加した。該混合物を55℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させた。反応混合物を真空濃縮し、水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取TLCにより精製して、(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチルを得た。LCMS (ESI+): m/z = 569.3 (M+H)
+。
【0299】
手順S
【化87】
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(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル。N
2雰囲気下にて、(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(107mg、188.13μmol)のi−PrOH(2mL)中溶液にPd(OH)
2(26mg)を添加した。懸濁液を真空下で脱気し、H
2で数回パージした。該混合物をH
2(15psi)下にて室温で15時間撹拌した。該混合物を濾過し、真空濃縮して、(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチルを得た。LCMS (ESI+): m/z = 435.5 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ ppm 7.06 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.34 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.98 (br s, 1 H) 3.38 - 3.44 (m, 4 H) 3.34 (s, 3 H) 2.69 (t, J=6.30 Hz, 2 H) 2.51 - 2.59 (m, 5 H) 2.31 (dd, J=13.39, 5.56 Hz, 1 H) 1.86 - 1.94 (m, 5 H) 1.49 - 1.69 (m, 6 H) 1.47 (s, 9 H) 1.13 (d, J=6.11 Hz, 3 H)。
【0300】
手順T
【化88】
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(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル。(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(100mg、230.09μmol)および2−クロロ−5−メチル−ピリミジン(24.65mg、191.74μmol)の2−メチル−2−ブタノール(2mL)中溶液にt−BuONa(THF中2M、191.74μL)および[2−(2−アミノフェニル)フェニル]−メチルスルホニルオキシ−パラジウム;ジtert−ブチル−[2−(2,4,6−トリイソプロピルフェニル)フェニル]ホスファン(15.23mg、19.17μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で14時間撹拌した。該混合物を真空濃縮して、(S)−4−(((S)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチルを得た。LCMS (ESI+): m/z = 527.3 (M+H)
+。
【0301】
手順U
【化89】
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(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(80mg、151.89μmol)のDCM(2mL)中溶液にTFA(254.14mg、2.23mmol)を0℃で添加した。該混合物を室温で6時間撹拌した。該混合物を真空濃縮し、得られた粗残留物を分取HPLCにより精製して、化合物(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸を得た。LCMS (ESI+): m/z = 471.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.57 (br s, 2 H) 7.60 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.81 - 4.86 (m, 1 H) 3.86 (br s, 1 H) 3.41 - 3.59 (m, 4 H) 3.39 (s, 3 H) 3.33 - 3.38 (m, 1 H) 3.12 - 3.30 (m, 3 H) 2.76 - 2.86 (m, 4 H) 2.54 (br s, 1 H) 2.39 (br d, J=8.82 Hz, 1 H) 2.30 (s, 3 H) 1.76 - 1.99 (m, 6 H) 1.22 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0302】
合成例
記載の合成例における化学反応は、本発明の他の多くの化合物を製造するのに容易に適合させることができ、本発明の化合物を製造するための別の方法は、本発明の範囲内であるとみなされる。例えば、本発明の非例示化合物の合成は、当業者に明らかな変更により、例えば、妨害する基を適切に保護することにより、または記載されたもの以外の当該技術分野で公知の他の好適な試薬を利用することにより、または反応条件の通常の変更により、成功裏に行うことができる。別法として、本明細書に開示されているかまたは当該技術分野で知られている他の反応は、本発明の他の化合物の製造に対する適用性を有すると認識される。
【0303】
本明細書に記載の実施例について、手順への言及は、反応が上記の手順と同様の反応条件およびパラメーターを使用して製造されたことを示している。
【0304】
実施例A1
(S)−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミンの合成
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=ジベンジル−D−セリナート。メチル=D−セリナート・塩酸塩(100g、642.76mmol)およびK
2CO
3(177.67g、1.29mol)およびKI(53.35g、321.38mmol)のDMF(1.5L)中混合物に臭化ベンジル(241.85g、1.41mol)を0℃で添加した。該混合物を25℃で12時間撹拌した。該混合物をH
2O(3000mL)およびEtOAc(1L×3)でクエンチした。有機相をブライン(1L)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空濃縮した。粗生成物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、メチル=ジベンジル−D−セリナートを得た。
【0305】
【化91】
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(S)−3−(ジベンジルアミノ)−2−フルオロプロパン酸メチル。メチル=ジベンジル−D−セリナート(155g、517.77mmol)のTHF(1.2L)中溶液にDAST(102.65g、636.85mmol、84.14mL)を0℃で滴下し、該反応混合物を室温で14時間撹拌した。反応混合物をNaHCO
3飽和水溶液(1L)で0℃にてクエンチし、EtOAc(500mL×3)で抽出した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗生成物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−3−(ジベンジルアミノ)−2−フルオロプロパン酸メチルを得た。
【0306】
【化92】
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(S)−3−(ジベンジルアミノ)−2−フルオロプロパン−1−オール。(S)−3−(ジベンジルアミノ)−2−フルオロプロパン酸メチル(103g、341.79mmol)のTHF(1L)中溶液にLiBH
4(14.89g、683.58mmol)を0℃で添加した。該混合物を40℃で12時間撹拌した。該混合物をNH
4Cl水溶液(500mL)中に0℃で注いだ。水相を酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮して、(S)−3−(ジベンジルアミノ)−2−フルオロプロパン−1−オールを得、さらに精製することなく使用した。
【0307】
【化93】
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(S)−N,N−ジベンジル−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミン。(S)−3−(ジベンジルアミノ)−2−フルオロプロパン−1−オール(51g、186.58mmol)のTHF(400mL)中溶液にNaH(鉱油中60%分散体、11.19g、279.87mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を0℃で30分間撹拌した。次いで、これにヨードメタン(18.58mL、298.52mmol)を添加し、該混合物を室温で12時間撹拌した。該混合物をNH
4Cl水溶液(500mL)で0℃にてクエンチした。水相をEtOAc(500mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。得られた粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−N,N−ジベンジル−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミンを得た。
【0308】
【化94】
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(S)−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミン。(S)−N,N−ジベンジル−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミン(15g、52.20mmol)のMeOH(200mL)中溶液にPd/C(3g)を添加した。懸濁液を真空下で脱気し、H
2で3回パージした。該混合物をH
2(50psi)下にて50℃で12時間撹拌した。反応混合物をCeliteパッドで濾過し、濾液をHCl/EtOAc(50mL)で処理し、次いで、真空濃縮して、(S)−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミン・塩酸塩を得、さらに精製することなく使用した。
【0309】
実施例A2
7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルの合成
【0310】
【化95】
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7−(4−エトキシ−4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル。4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン酸エチル(5.25g、21.1mmol)およびジ炭酸ジtert−ブチル(5.89mL、25.4mmol)のTHF(70mL)中溶液にリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(25.4mL、25.4mmol)を添加し、0℃で添加した。2時間後、該反応をEtOAc(50mL)で希釈し、飽和NH
4Cl(50mL)でクエンチした。30分間撹拌した後、層を分取し、有機相をブライン(20mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空濃縮した。得られた粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、7−(4−エトキシ−4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルを得た。
【0311】
【化96】
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7−(4−ヒドロキシブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル。7−(4−エトキシ−4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(6.81g、19.5mmol)のTHF(50mL)中溶液にLiBH
4(THF中1.0M、19.5mL、19.5mmol)を室温で添加した。該混合物を一夜撹拌し、次いで、飽和NH
4Clでクエンチし、EtOAcで希釈した。層を分取し、水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をH
2Oで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。得られた粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、7−(4−ヒドロキシブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルを得た。
【0312】
【化97】
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7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル。塩化オキサリル(2.57mL、29.3mmol)のCH
2Cl
2(69mL)中溶液を−78℃に5分間冷却し、その時点で、ジメチルスルホキシド(4.2mL、58.6mmol)を添加し、該混合物を30分間撹拌した。7−(4−ヒドロキシブチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,8−ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(6.9g、22.6mmol)のCH
2Cl
2(10.5mL)中溶液を添加し、−78℃で1時間撹拌した。次いで、該反応混合物にトリエチルアミン(10.5mL、75.1mmol)を添加し、30分間撹拌した。該反応を水でクエンチし、CH
2Cl
2で抽出した。有機相を回収し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。有機相を濃縮して、7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルを得、さらに精製することなく使用した。
【0313】
実施例A3
(S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノリン−4−イルアミノ)ブタン酸メチルの合成
【0314】
【化98】
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(S)−2−アミノ−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル。スキームAに従って、2−メトキシエチルアミンを用いて手順A、次いで、手順E、手順Fおよび手順Gを使用して製造して、(S)−2−アミノ−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチルを得た。
【0315】
【化99】
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(S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノリン−4−イルアミノ)ブタン酸メチル。(S)−2−アミノ−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(125mg、0.3mmol)が入っているマイクロ波バイアルに4−ブロモキノリン(65mg、0.3mmol)、Pd(OAc)
2(6.3mg、0.03mmol)、rac−BINAP(35mg、0.6mmol)、およびK
3PO
4(210mg、1.0mmol)を加え、次いで、ジオキサン(2mL)で希釈した。該混合物を脱気し、次いで、密封し、100℃に1時間加熱した。反応混合物を室温に冷却させ、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノリン−4−イルアミノ)ブタン酸メチルを得た。
【0316】
実施例A4
(S)−2−(イソキノリン−1−イルアミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチルの合成
【0317】
【化100】
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(S)−2−(イソキノリン−1−イルアミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル。(S)−2−アミノ−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(125mg、0.3mmol)が入っているマイクロ波バイアルに1−ブロモイソキノリン(65mg、0.3mmol)、Pd(OAc)
2(6.3mg、0.03mmol)、rac−BINAP(35mg、0.6mmol)、およびK
3PO
4(210mg、1.0mmol)を加え、次いで、ジオキサン(2mL)で希釈した。該混合物を脱気し、次いで、密封し、100℃に1時間加熱した。反応混合物を室温に冷却させ、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−2−(イソキノリン−1−イルアミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチルを得た。
【0318】
以下の実施例では、具体的な合成記述のない化合物は、例えば化合物2、スキーム1;化合物81、スキーム5;および化合物213、スキーム24についての手順と類似した本明細書に記載の手順により合成することができる。
【0319】
例えば、(S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(化合物597)は、スキーム1の手順をわずかに変更することにより製造することができる。工程1において、シクロプロピルアミンの代わりに2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エタン−1−アミンを用いて、類似のアミン生成物を得ることができる。次いで、該アミン生成物を工程2におけるようにBoc脱保護し、次いで、工程3におけるように還元アミノ化して類似の第3級アミン生成物を得ることができる。次いで、この第3級アミンを工程4のように塩基媒介加水分解し、次いで、工程5のように還元条件下でカルバミン酸ベンジルの脱保護を行って類似のアミノ酸生成物を得ることができる。次いで、このアミノ酸をS
NAr反応で3−クロロピラジン−2−カルボニトリルのような好適に活性化された複素環と反応させて、記載の化合物を得ることができる。同様に、工程6に記載のように工程5からの類似の遊離アミノ酸生成物を類似の活性化された複素環と反応させ、次いで、スキーム1の工程7に示されるような還元条件またはスキーム5の工程2に示されるような交差カップリング条件に付して、さらに記載の予言的化合物を得ることができる。
【0320】
別法として、シクロプロピルアミンの代わりに別のアミンを用いた場合、スキーム1における工程3から生じた第3級アミン生成物をスキーム24の工程1に示されるように加水分解し、次いで、該酸生成物をスキーム24の工程2に示されるように塩基性条件下にて臭化t−ブチルでt−ブチル化することができる。得られたt−ブチルエステル生成物をスキーム24の工程3におけるように還元条件下で脱保護してアミノエステル生成物を得ることができ、次いで、スキーム24の工程4におけるように適切なハロゲン化アリールまたはハロゲン化ヘテロアリールとパラジウム触媒交差カップリングさせてエステル生成物を得ることができ、これをスキーム24の工程5におけるように酸に曝露して最終化合物を得ることができる。
【0321】
例えば、(S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸(化合物624)は、スキーム1の手順をわずかに変更することにより製造することができる。工程1において、シクロプロピルアミンの代わりに2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エタン−1−アミンを用いて、類似のアミン生成物を得ることができる。次いで、このアミン生成物を工程2におけるようにBoc脱保護し、次いで、工程3におけるように還元アミノ化して類似の第3級アミン生成物を得ることができる。該第3級アミン生成物をスキーム24の工程1に示されるように加水分解し、次いで、該酸生成物をスキーム24の工程2に示されるように塩基性条件下にて臭化t−ブチルでt−ブチル化することができる。得られたt−ブチルエステル生成物をスキーム24の工程3におけるように還元条件下で脱保護してアミノエステル生成物を得ることができ、次いで、スキーム24の工程4において6−クロロ−N,N−ジメチルピリミジン−4−アミンの代わりに3−ブロモ−1−メチル−1H−インダゾールを用いてパラジウム触媒交差カップリングしてエステル生成物を得ることができ、これを酸に曝露して記載の化合物を得ることができる。
【0322】
化合物1: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ジフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、シクロプロピルアミンを用いて手順A、および4−クロロ−6−(ジフルオロメチル)ピリミジンを用いて手順Hを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 475.3. [M+H]+, 測定値475.2。
【0323】
化合物1:(S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ジフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、シクロプロピルアミンを用いて手順A、および4−クロロ−6−(ジフルオロメチル)ピリミジンを用いて手順Hを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 475.3. [M+H]+, 測定値475.2。
【0324】
スキーム1、化合物2:
【化101】
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工程1: 7−(4−(シクロプロピルアミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル。0℃でのシクロプロパンアミン(22.8mL、328.5mmol)、AcOH(18.8mL、328.5mmol)およびNaBH
3CN(4.13g、65.7mmol)のMeOH(100mL)中溶液に7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(10.0g、32.9mmol)のMeOH(100mL)中溶液を添加し、得られた混合物を室温で16時間撹拌した。該混合物を飽和NaHCO
3で希釈し、ガスの発生が止むまで撹拌し、次いで、真空濃縮して、揮発物質を除去した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS 理論的m/z = 346.3. [M+H]+, 測定値346.5。
【0325】
工程2: N−(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)シクロプロパンアミン。7−(4−(シクロプロピルアミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(2.5g、7.24mmol)のEtOAc(10mL)中溶液にEtOAc中4MのHCl(1.8mL)を添加し、得られた混合物を室温で12時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物をさらに精製することなく使用した。LCMS 理論的m/z = 246.2. [M+H]+, 測定値246.0。
【0326】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル。(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(2.59g、9.8mmol)およびN−(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)シクロプロパンアミン・塩酸塩(2.5g、8.9mmol)のDCE(40mL)中混合物にAcOH(761μL、13.3mmol)を0℃で添加し、NaBH(OAc)
3(2.82g、13.3mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。該混合物をNaHCO
3飽和水溶液で希釈し、ガスの発生が止むまで撹拌し、次いで、CH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、次いで、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS 理論的m/z = 495.3. [M+H]+, 測定値495.4。
【0327】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(4g、7.9mmol)のTHF/MeOH/H
2O(1:1:1)(36mL)中溶液にLiOH・H
2O(664mg、15.8mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。次いで、該混合物を1N HClを注意して添加することによりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得た。LCMS 理論的m/z = 480.3 [M]+, 測定値480.1。
【0328】
工程5: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(4.5g、9.4mmol)が入っているフラスコに20wt%のPd(OH)
2/C(4.5g)を加え、次いで、i−PrOH(300mL)で希釈し、50psiのH
2雰囲気下にて室温で48時間撹拌した。反応混合物をCELITE(登録商標)のパッドで濾過し、MeOHですすぎ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS 理論的m/z = 347.2. [M+H]+, 測定値347.2。
【0329】
工程6: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・トリフルオロ酢酸塩(150mg、0.3mmol)のTHF/H
2O(4:1)(3mL)中溶液に5−ブロモ−4−クロロ−ピリミジン(69mg、0.4mmol)およびNaHCO
3(137mg、1.63mmol)を添加し、次いで、70℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮した。粗残留物をさらに精製することなく使用した。
【0330】
工程7: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。(S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(157mg、0.3mmol)が入っているフラスコに20wt%のPd/C(200mg)を添加し、次いで、MeOH(20mL)で希釈し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて室温で4時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 425.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4): δ ppm 8.34 (s, 1 H) 7.96 (br s, 1 H) 7.18 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.52 (br s, 1 H) 6.39 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 3.87 - 4.65 (m, 1 H) 3.34 - 3.42 (m, 2 H) 2.76 - 2.96 (m, 2 H) 2.70 (br t, J=6.11 Hz, 4 H) 2.54 (br t, J=7.03 Hz, 2 H) 2.14 - 2.26 (m, 1 H) 1.96 - 2.08 (m, 1 H) 1.87 (q, J=5.87 Hz, 3 H) 1.62 (br d, J=4.40 Hz, 4 H) 0.37 - 0.59 (m, 4 H)。LCMS 理論的m/z = 425.3. [M+H]+, 測定値425.2。
【0331】
化合物3: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(170mg、0.4mmol)のTHF/H
2O(4:1)(2.5mL)中混合物に4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(75mg、0.4mmol)およびNaHCO
3(112mg、1.33mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。
1H NMR (400 MHz, D
2O): δ ppm 8.32 - 8.47 (m, 2 H) 7.51 (br d, J=6.60 Hz, 1 H) 6.56 (br s, 1 H) 4.85 (br s, 1 H) 4.03 (br s, 3 H) 3.29 - 3.63 (m, 6 H) 2.38 - 2.91 (m, 7 H) 1.64 - 1.95 (m, 6 H) 0.90 - 1.09 (m, 4 H)。LCMS 理論的m/z = 479.3. [M+H]+, 測定値479.2。
【0332】
化合物4: (S)−4−((2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを用いて手順A、4−クロロピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 457.3. [M+H]+, 測定値457.2。
【0333】
化合物5: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 493.1. [M+H]+, 測定値493.1。
【0334】
化合物6: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、シクロプロピルアミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 475.3. [M+H]+, 測定値475.3
【0335】
化合物7: (S)−2−((7−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−7−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 511.3. [M+H]+, 測定値511.3。
【0336】
化合物8: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2,2−ジフルオロエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 499.3. [M+H]+, 測定値499.3。
【0337】
化合物9: (S)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、3,3−ジフルオロシクロブタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 523.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0338】
化合物10: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 507.3. [M+H]+, 測定値507.3。
【0339】
化合物11: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロピリド[2,3−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 494.3. [M+H]+, 測定値494.3。
【0340】
化合物12: (S)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0341】
化合物13: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−(トリフルオロメチル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−7−(トリフルオロメチル)キナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 561.3. [M+H]+, 測定値561.3。
【0342】
化合物14: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)キナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 561.3. [M+H]+, 測定値561.3.。
【0343】
化合物15: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((8−(トリフルオロメチル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−8−(トリフルオロメチル)キナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 561.3. [M+H]+, 測定値561.3。
【0344】
化合物16: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロピリド[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 494.3. [M+H]+, 測定値494.3。
【0345】
化合物17: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロピリド[3,4−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 494.3. [M+H]+, 測定値494.3。
【0346】
化合物18: (S)−2−((5−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−5−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 511.3. [M+H]+, 測定値511.3。
【0347】
化合物19: (S)−2−((6−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−6−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 511.3. [M+H]+, 測定値511.3。
【0348】
化合物20: (S)−2−((8−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−8−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 511.3. [M+H]+, 測定値511.3。
【0349】
化合物21: (S)−2−((6,7−ジフルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−6,7−ジフルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 529.3. [M+H]+, 測定値529.3。
【0350】
化合物22: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−2−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0351】
化合物23: (S)−2−((6−(ジフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−6−(ジフルオロメチル)ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 493.3. [M+H]+, 測定値493.3。
【0352】
化合物24: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 511.3. [M+H]+, 測定値511.3。
【0353】
化合物25: (S)−4−(((S)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−(S)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 507.3. [M+H]+, 測定値507.4。
【0354】
化合物26: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−6−メチル−2−(トリフルオロメチル)ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0355】
化合物27: (S)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−(メチルスルホニル)エタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 541.3. [M+H]+, 測定値541.3。
【0356】
化合物28: (S)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームDに従って、(2−ブロモエトキシ)ベンゼンを用いて手順C、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 555.3. [M+H]+, 測定値555.3。
【0357】
化合物29: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、3,3−ジフルオロプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 513.3. [M+H]+, 測定値513.4。
【0358】
化合物30: (S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2− 3−フルオロプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 495.3. [M+H]+, 測定値495.3。
【0359】
化合物31: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(S)−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0360】
化合物32: (S)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(S)−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順を使用して製造したP。LCMS 理論的m/z = 557.3. [M+H]+, 測定値557.4。
【0361】
化合物33: (S)−4−(((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームDに従って、3−(ブロモメチル)−1,1−ジフルオロシクロブタンを用いて手順C、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 571.3. [M+H]+, 測定値571.3。
【0362】
スキーム2、化合物34:
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: N−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド。4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン酸・塩酸塩(2.6g、10.29mmol)のCH
2Cl
2(26mL)中溶液に2−メトキシエタン−1−アミン(1.3mL、15.44mmol)、DIPEA(5.4mL、30.87mmol)を添加し、次いで、HATU(5.67g、14.92mmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を、順相シリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、標記化合物を得た。
【0363】
工程2: N−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン。N−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド(1.1g、4.0mmol)の1,4−ジオキサン(11mL)中溶液にTHF中2.0MのLiAlH
4(4mL、8.0mmol)を添加し、得られた混合物を一夜還流し、次いで、室温に冷却させた。該溶液を、H
2O(310μL)、次いで、1N NaOH(310μL)、次いで、さらなるH
2O(310μL)を注意深く添加することにより注意深く中和し、該混合物を室温で30分間撹拌し、次いで、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。得られた粗残留物をさらに精製することなく使用した。
【0364】
工程3: (S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル。室温でのN−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(927mg、3.52mmol)および(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(895mg、3.87mmol)のMeOH(10mL)中溶液にAcOH(222μL、3.87mmol)を添加し、次いで、NaCNBH
3(243mg、3.87mmol)を添加し、得られた混合物を室温で一夜撹拌し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。
【0365】
工程4: (S)−2−アミノ−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル。(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(700mg、1.46mmol)のCH
2Cl
2(3mL)中溶液にジオキサン(5mL)中4N HClを添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌し、真空濃縮した。得られた粗残留物をさらに精製することなく使用した。
【0366】
[0365] 工程5: (S)−2−(イソキノリン−1−イルアミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル。(S)−2−アミノ−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(125mg、0.3mmol)が入っているマイクロ波バイアルに1−ブロモイソキノリン(65mg、0.3mmol)、Pd(OAc)
2(6.3mg、0.03mmol)、rac−BINAP(35mg、0.6mmol)、およびK
3PO
4(210mg、1.0mmol)を加え、次いで、ジオキサン(2mL)で希釈した。該混合物を脱気し、次いで、密封し、100℃に1時間加熱した。反応混合物を室温に冷却させ、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。
【0367】
工程6: (S)−2−(イソキノリン−1−イルアミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−(イソキノリン−1−イルアミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(20mg、0.04mmol)のTHF/MeOH/H
2O(4:1:1)(1.5mL)中溶液にLiOH(5mg、0.20mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、AcOHで中和し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS 理論的m/z = 492.3. [M+H]+, 測定値492.4。
【0368】
化合物35: (S)−4−((2−(ジフルオロメトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−(ジフルオロメトキシ)エタン−1−アミンを用いて手順A、手順D、手順F、手順G、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 529.3. [M+H]+, 測定値529.3。
【0369】
スキーム3、化合物36:
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノリン−4−イルアミノ)ブタン酸メチル。(S)−2−アミノ−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(125mg、0.3mmol)が入っているマイクロ波バイアルに4−ブロモキノリン(65mg、0.3mmol)、Pd(OAc)
2(6mg、0.03mmol)、rac−BINAP(35mg、0.6mmol)、およびK
3PO
4(210mg、1.0mmol)を加え、次いで、ジオキサン(2mL)で希釈した。該混合物を脱気し、次いで、密封し、100℃に1時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノリン−4−イルアミノ)ブタン酸メチルを得た。
【0370】
工程2: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノリン−4−イルアミノ)ブタン酸。(S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノリン−4−イルアミノ)ブタン酸メチル(54mg、0.11mmol)のTHF/MeOH/H
2O(4:1:1)(3mL)中溶液にLiOH(25.5mg、1.1mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、AcOHで中和し、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS 理論的m/z = 492.3. [M+H]+, 測定値492.3。
【0371】
化合物37: (S)−2−((7−クロロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4,7−ジクロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 527.3. [M+H]+, 測定値527.3。
【0372】
化合物38: (S)−2−((8−クロロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4,8−ジクロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 527.3. [M+H]+, 測定値527.3。
【0373】
化合物39: (S)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 561.3. [M+H]+, 測定値561.3。
【0374】
化合物40: (S)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームDに従って、1−(2−ブロモエトキシ)−4−フルオロベンゼンを用いて手順C、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 605.3. [M+H]+, 測定値605.3。
【0375】
化合物41: (S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、3−フルオロプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−7−メトキシキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0376】
化合物42: (2S)−4−((2−(2,2−ジフルオロシクロプロポキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームDに従って、2−(2−ブロモエトキシ)−1,1−ジフルオロシクロプロパンを用いて手順C、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 587.3. [M+H]+, 測定値587.3。
【0377】
化合物43: (S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((8−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、3−フルオロプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−8−メトキシキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0378】
化合物44: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 509.3. [M+H]+, 測定値509.3。
【0379】
化合物45: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームDに従って、1−(2−ブロモエチル)−3,5−ジメチル−1H−ピラゾールを用いて手順C、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 557.3. [M+H]+, 測定値557.3。
【0380】
化合物46: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(S)−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 539.3. [M+H]+, 測定値539.3。
【0381】
化合物47: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 591.3. [M+H]+, 測定値591.3。
【0382】
化合物48: (S)−2−((8−クロロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−(ピリジン−2−イルオキシ)酢酸を用いて手順B、4,8−ジクロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 590.3. [M+H]+, 測定値590.3。
【0383】
化合物49: (S)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−(ピリジン−2−イルオキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 556.3. [M+H]+, 測定値556.3。
【0384】
化合物50: (S)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−(2,2−ジフルオロエトキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 543.3. [M+H]+, 測定値543.3。
【0385】
化合物51: (S)−2−(ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタン−1−アミンを用いて手順A、手順G、4−クロロピリド[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 562.3. [M+H]+, 測定値562.3。
【0386】
化合物52: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 570.3. [M+H]+, 測定値570.3。
【0387】
化合物53: (S)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 602.3. [M+H]+, 測定値602.3。
【0388】
化合物54: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロピリド[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 571.3. [M+H]+, 測定値571.3。
【0389】
化合物55: (S)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−エトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 507.3. [M+H]+, 測定値507.3。
【0390】
化合物56: (S)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 602.3. [M+H]+, 測定値602.3。
【0391】
化合物57: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロピリド[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 571.3. [M+H]+, 測定値571.3。
【0392】
化合物58: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 574.3. [M+H]+, 574.3。
【0393】
化合物59: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 570.3. [M+H]+, 測定値570.3。
【0394】
化合物60:(S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロピリド[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 575.3. [M+H]+, 測定値575.3。
【0395】
化合物61: (S)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームCに従って、2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)酢酸を用いて手順B、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 606.3. [M+H]+, 測定値606.3。
【0396】
化合物62: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームCに従って、(R)−2−メトキシプロパン酸を用いて手順B、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 507.3. [M+H]+, 測定値507.3。
【0397】
化合物63: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、N−(2−アミノエチル)アセトアミドを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 520.3. [M+H]+, 測定値520.3。
【0398】
化合物64: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、2−アミノ−N,N−ジメチルアセトアミドを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 520.3. [M+H]+, 測定値520.3
【0399】
化合物65: (S)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームCに従って、(R)−2−メトキシプロパン酸を用いて手順B、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 539.3. [M+H]+, 測定値539.3。
【0400】
化合物66: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームCに従って、(R)−2−メトキシプロパン酸を用いて手順B、4−クロロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 521.3. [M+H]+, 測定値521.3。
【0401】
化合物67: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、3−クロロピラジン−2−カルボニトリルを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 468.3. [M+H]+, 測定値468.3。
【0402】
スキーム4、化合物68:
【化104】
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工程1: (R)−N−(2−メトキシプロピル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド。4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン酸・塩酸塩(2.6g、10.29mmol)のCH
2Cl
2(26mL)中溶液に(R)−2−メトキシプロパン−1−アミン(1.38g、15.44mmol)、DIPEA(5.4mL、30.87mmol)を添加し、次いで、HATU(5.67g、14.92mmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を、順相シリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、標記化合物を得た。
【0403】
工程2: (R)−N−(2−メトキシプロピル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン。(R)−N−(2−メトキシプロピル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド(1.2g、4.0mmol)の1,4−ジオキサン(11mL)中溶液にTHF中2.0MのLiAlH
4(4mL、8.0mmol)を添加し、得られた混合物を一夜還流し、次いで、室温に冷却させた。該溶液を、H
2O(310μL)、次いで、1N NaOH(310μL)、次いで、さらなるH
2O(310μL)を注意深く添加することにより注意深く中和し、該混合物を室温で30分間撹拌し、次いで、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。得られた粗残留物をさらに精製することなく使用した。
【0404】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: 0℃での(R)−N−(2−メトキシプロピル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(10g、36.05mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(10.52g、39.65mmol)の1,2−DCE(100mL)中混合物にAcOH(3.09mL、54.07mmol)を添加し、次いで、NaBH(OAc)
3(11.46g、54.07mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。得られた混合物をMeOHで希釈し、次いで、真空濃縮した。残留物をCH
2Cl
2およびNaHCO
3飽和水溶液に戻し、次いで、層を分取し、水層をCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。得られた粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 527.5 (M+H)
+。
【0405】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(6g、11.39mmol)のTHF/MeOH/H
2O(1:1:1)(60mL)中混合物にLiOH・H
2O(956mg、22.78mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。次いで、該混合物をAcOHの添加によりpH=6の調整し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を酢酸塩として得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 513.2 (M+H)
+。
【0406】
工程5: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(8g、13.97mmol)のi−PrOH(50mL)中溶液に20wt%のPd(OH)
2/C(1.96g)を添加し、得られた懸濁液に対して排気およびH
2の充填を数回行った。得られた混合物をH
2雰囲気下にて室温で2時間撹拌し、次いで、該混合物を濾過し、減圧濃縮して、標記化合物を酢酸塩として得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 379.2 (M+H)
+。
【0407】
工程6: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(100mg、228μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2.5mL)中溶液に固体NaHCO
3(57mg、684μmol)を添加し、次いで、2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(33mg、239μmol)を添加した。得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させた。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 482.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.48 - 8.64 (m, 2 H) 7.21 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.42 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.41 (dd, J=6.62, 4.85 Hz, 1 H) 3.71 (ddd, J=9.26, 6.06, 3.20 Hz, 1 H) 3.36 - 3.41 (m, 2 H) 3.32 - 3.34 (m, 1 H) 3.33 (s, 2 H) 3.26 (br dd, J=13.78, 6.73 Hz, 1 H) 3.02 - 3.12 (m, 2 H) 2.87 - 3.01 (m, 3 H) 2.71 (t, J=6.06 Hz, 2 H) 2.59 (br t, J=7.06 Hz, 2 H) 2.22 - 2.32 (m, 1 H) 2.06 - 2.16 (m, 1 H) 1.88 (dt, J=11.52, 6.04 Hz, 2 H) 1.72 (br s, 4 H) 1.17 (d, J=6.17 Hz, 3 H)。
【0408】
化合物69: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。THF/H
2O(4:1)(2.5mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(100mg、228μmol)に固体NaHCO
3(38mg、456μmol)を添加し、次いで、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(44mg、239.42μmol)を添加した。得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、室温に冷却し、1M HClの添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 525.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 9.72 - 10.42 (m, 1 H) 8.65 (s, 2 H) 8.05 - 8.33 (m, 2 H) 7.59 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.62 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.57 (br s, 1 H) 3.88 (ddd, J=8.99, 6.11, 3.12 Hz, 1 H) 3.45 (t, J=5.56 Hz, 2 H) 3.24 - 3.38 (m, 4 H) 3.06 - 3.23 (m, 5 H) 2.69 - 2.80 (m, 4 H) 2.23 - 2.43 (m, 3 H) 1.81 - 1.90 (m, 2 H) 1.70 - 1.80 (m, 4 H) 1.14 (d, J=6.24 Hz, 3 H)。
【0409】
化合物70: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。THF/H
2O(4:1)(2.5mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(100mg、228μmol)に固体NaHCO
3(57mg、684μmol)を添加し、次いで、5−ブロモ−2−クロロ−ピリミジン(46mg、239μmol)を添加した。得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させた。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 535.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.47 - 8.55 (m, 2 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.70 (dt, J=8.49, 4.35 Hz, 1 H) 3.82 (br s, 1 H) 3.49 - 3.53 (m, 2 H) 3.37 (d, J=12.13 Hz, 4 H) 3.13 - 3.29 (m, 4 H) 2.76 - 2.85 (m, 4 H) 2.41 - 2.51 (m, 2 H) 2.30 (br d, J=10.80 Hz, 1 H) 1.90 - 2.00 (m, 2 H) 1.79 (br s, 4 H) 1.21 (t, J=5.29 Hz, 3 H)。
【0410】
化合物71: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。THF/H
2O(4:1)(2.5mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(150mg、342μmol)にNaHCO
3(86mg、1.03mmol)を添加し、次いで、4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(56mg、359μmol)を添加した。得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させた。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 497.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.34 (br s, 1 H) 9.83 - 10.11 (m, 1 H) 8.93 (br s, 1 H) 8.54 (br s, 1 H) 8.11 (br s, 1 H) 7.60 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.63 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.93 (br s, 1 H) 3.88 (br s, 1 H) 3.42 (br s, 2 H) 3.26 - 3.39 (m, 2 H) 3.24 (s, 3 H) 3.17 (br s, 4 H) 2.72 (br d, J=5.95 Hz, 4 H) 2.42 (br s, 2 H) 1.64 - 1.86 (m, 6 H) 1.11 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0411】
化合物72: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。THF/H
2O(4:1)(2.5mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(100mg、228μmol)にNaHCO
3(57mg、684μmol)を添加し、次いで、4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(44mg、239μmol)を添加した。得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させた。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 525.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.27 (br d, J=5.51 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.96 (d, J=6.39 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.86 (br s, 1 H) 3.82 (br d, J=5.95 Hz, 1 H) 3.42 - 3.55 (m, 3 H) 3.37 (d, J=8.38 Hz, 4 H) 3.12 - 3.30 (m, 4 H) 2.72 - 2.86 (m, 4 H) 2.48 (dt, J=11.85, 5.87 Hz, 1 H) 2.26 - 2.39 (m, 1 H) 1.95 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.73 - 1.90 (m, 4 H) 1.22 (dd, J=6.06, 1.87 Hz, 3 H)。
【0412】
化合物73: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。DMA(2mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(150mg、342μmol)、4−クロロ−2−フェニルピリミジン(65mg、342μmol)にDIPEA(179μL、1.03mmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌した。該混合物を室温に冷却し、次いで、1M HCl水溶液によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 533.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.24 (br d, J=5.95 Hz, 2 H) 8.11 (br s, 1 H) 7.37 - 7.48 (m, 3 H) 7.16 (br d, J=5.51 Hz, 1 H) 6.49 (br s, 1 H) 6.38 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.65 (br s, 1 H) 3.68 (br d, J=5.95 Hz, 1 H) 3.36 (br s, 1 H) 3.23 - 3.30 (m, 5 H) 2.82 - 3.18 (m, 5 H) 2.52 - 2.69 (m, 4 H) 2.35 (br s, 1 H) 2.13 - 2.21 (m, 1 H) 1.62 - 1.86 (m, 6 H) 1.14 (d, J=6.17 Hz, 3 H)。
【0413】
化合物74: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。THF/H
2O(4:1)(2.5mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(100mg、228μmol)にNaHCO
3(57mg、684μmol)を添加し、次いで、4−クロロ−1−メチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(40mg、239μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌した。該混合物を室温に冷却し、次いで、1M HCl水溶液によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 511.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.60 (br d, J=16.54 Hz, 1 H) 8.50 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.07 (br dd, J=8.05, 5.62 Hz, 1 H) 4.09 (s, 3 H) 3.87 (br s, 1 H) 3.59 (br d, J=16.76 Hz, 1 H) 3.43 - 3.53 (m, 4 H) 3.39 (s, 3 H) 3.33 - 3.36 (m, 1 H) 3.15 - 3.29 (m, 2 H) 2.77 - 2.85 (m, 4 H) 2.51 - 2.68 (m, 2 H) 1.78 - 1.98 (m, 6 H) 1.23 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0414】
化合物75: (S)−4−((2−ヒドロキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−アミノエタン−1−オールを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 479.3. [M+H]+, 測定値479.3。
【0415】
化合物76: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。i−PrOH(2mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(100mg、228μmol)にDPIEA(199μL、1.14mmol)および3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(35mg、250.82μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で12時間撹拌した。該混合物を室温に冷却し、次いで、1M HCl水溶液によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 482.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.23 (d, J=2.32 Hz, 1 H) 7.87 (d, J=2.32 Hz, 1 H) 7.15 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.38 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.40 (t, J=5.50 Hz, 1 H) 3.63 - 3.73 (m, 1 H) 3.35 - 3.39 (m, 2 H) 3.31 - 3.32 (m, 3 H) 3.12 - 3.22 (m, 1 H) 2.81 - 3.03 (m, 5 H) 2.69 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.51 - 2.60 (m, 2 H) 2.26 (dq, J=14.35, 6.99 Hz, 1 H) 2.06 - 2.16 (m, 1 H) 1.86 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.67 (br s, 4 H) 1.15 (d, J=5.99 Hz, 3 H)。
【0416】
化合物77: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。DMA(2mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(100mg、228μmol)にDIPEA(119μL、684μmol)を添加し、次いで、4−クロロ−6−ピラゾール−1−イル−ピリミジン(45mg、251μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌した。該混合物を室温に冷却し、次いで、1M HClによりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 523.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.51 (d, J=2.21 Hz, 1 H) 8.33 (s, 1 H) 7.75 (s, 1 H) 7.16 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 7.00 (br s, 1 H) 6.52 (d, J=1.76 Hz, 1 H) 6.39 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.49 (br s, 1 H) 3.75 (br s, 1 H) 3.33 - 3.42 (m, 6 H) 3.00 - 3.15 (m, 3 H) 2.86 - 2.98 (m, 2 H) 2.67 (br t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.56 - 2.62 (m, 2 H) 2.23 - 2.35 (m, 1 H) 2.11 (br dd, J=14.44, 5.40 Hz, 1 H) 1.85 (q, J=5.95 Hz, 2 H) 1.72 (br d, J=3.75 Hz, 4 H) 1.18 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0417】
化合物78: (S)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。DMA(2mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(150mg、342μmol)、2−クロロ−5−フルオロピリミジン(50mg、376μmol)にDIPEA(179μL、1.03mmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌した。該混合物を室温に冷却し、次いで、1M HCl水溶液によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 475.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.33 (s, 2 H) 7.60 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.61 - 6.67 (m, 1 H) 4.57 - 4.66 (m, 1 H) 3.74 - 3.87 (m, 1 H) 3.48 - 3.53 (m, 2 H) 3.39 - 3.48 (m, 1 H) 3.32 - 3.39 (m, 4 H) 3.12 - 3.29 (m, 4 H) 2.80 (dt, J=17.81, 6.64 Hz, 4 H) 2.37 - 2.50 (m, 1 H) 2.25 (br dd, J=9.04, 3.53 Hz, 1 H) 1.95 (dt, J=11.91, 5.95 Hz, 2 H) 1.79 (br d, J=5.73 Hz, 4 H) 1.21 (t, J=6.28 Hz, 3 H)。
【0418】
化合物79: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: THF/H
2O(4:1)(2.5mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(100mg、241μmol)にNaHCO
3(57mg、684μmol)を添加し、次いで、7−クロロ−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(45mg、289μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で12時間撹拌した。該混合物を室温に冷却し、次いで、1M HCl水溶液によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 497.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.18 - 8.48 (m, 2 H) 7.60 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.59 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.87 (br s, 1 H) 3.73 (br s, 1 H) 3.41 (br s, 2 H) 3.25 - 3.37 (m, 1 H) 3.19 - 3.24 (m, 3 H) 3.02 - 3.19 (m, 5 H) 2.63 - 2.77 (m, 4 H) 2.33 (br s, 1 H) 2.20 (br d, J=10.15 Hz, 1 H) 1.59 - 1.87 (m, 6 H) 1.10 (br d, J=5.87 Hz, 3 H)。
【0419】
化合物80: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、241μmol)および4−クロロ−6−フェニル−ピリミジン(51mg、265μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2.5mL)中溶液にNaHCO
3(61mg、723μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で12時間撹拌した。該混合物を室温に冷却し、次いで、1M HCl水溶液によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 533.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.47 (s, 1 H) 7.81 - 7.92 (m, 2 H) 7.44 - 7.53 (m, 3 H) 7.15 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.93 - 7.05 (m, 1 H) 6.39 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.47 (br s, 1 H) 3.75 (br s, 1 H) 3.32 - 3.39 (m, 6 H) 2.84 - 3.21 (m, 5 H) 2.66 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.56 - 2.62 (m, 2 H) 2.24 - 2.35 (m, 1 H) 2.05 - 2.17 (m, 1 H) 1.84 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.72 (br s, 4 H) 1.18 (d, J=6.17 Hz, 3 H)。
【0420】
スキーム5、化合物81:
【化105】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、241μmol)および5−ブロモ−4−クロロピリミジン(51mg、265μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2.5mL)中溶液にNaHCO
3(101mg、1.20mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で2時間撹拌した。該混合物を室温に冷却し、次いで、1M HCl水溶液によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 535.3 (M+H)
+。
【0421】
工程2: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(30mg、56μmol)、フェニルボロン酸(8mg、67μmol)、Pd(dppf)Cl
2(4mg、6μmol)およびK
2CO
3(15mg、112μmol)の混合物をジオキサン/H
2O(4:1)(1.25mL)で希釈し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌した。該混合物を室温に冷却し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 533.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.86 (s, 1 H) 8.22 (s, 1 H) 7.53 - 7.66 (m, 6 H) 6.66 (br d, J=6.84 Hz, 1 H) 5.11 (br s, 1 H) 3.84 (br s, 1 H) 3.48 - 3.54 (m, 2 H) 3.46 (br s, 1 H) 3.34 - 3.39 (m, 3 H) 3.08 - 3.29 (m, 4 H) 2.74 - 2.86 (m, 5 H) 2.56 (br s, 1 H) 2.37 (br s, 1 H) 1.76 - 2.00 (m, 6 H) 1.21 (br d, J=5.29 Hz, 3 H)。
【0422】
スキーム6、化合物82:
【化106】
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工程1: N−(2−フェノキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド: 4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン酸(5g、15.89mmol)のDCM(70mL)中混合物にCDI(2.83g、17.48mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、その時点で、2−フェノキシエタンアミン(2.40g、17.48mmol)を添加し、室温でさらに1時間撹拌した。該混合物をH
2Oで希釈し、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 339.9 (M+H)
+。
【0423】
工程2: N−(2−フェノキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン: 室温でのLiAlH
4(1.21g、31.79mmol)の1,4−ジオキサン(50mL)中混合物にN−(2−フェノキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド(5g、14.45mmol)を添加し、得られた混合物を30分間加熱還流し、次いで、室温に冷却させた。該混合物を、H
2O(1.2mL)、次いで、1M NaOH水溶液(1.2mL)、次いで、再度H
2O(3.6mL)を滴下することにより注意深く中和し、次いで、MgSO
4で乾燥させた。該混合物を濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 326.1 (M+H)
+。
【0424】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: 0℃でのN−(2−フェノキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(5g、12.84mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(3.75g、14.12mmol)のDCE(75mL)中混合物にAcOH(1.10mL、19.26mmol)およびNaBH(OAc)
3(4.08g、19.26mmol)を添加し、得られた混合物を室温で3時間撹拌した。該混合物をMeOH(50mL)で希釈し、該混合物を真空濃縮した。粗生成物をDCMに溶解し、NaHCO
3飽和水溶液を添加した。層を分取し、水層をDCMで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 575.1 (M+H)
+。
【0425】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(1g、1.74mmol)のTHF/MeOH/H
2O(1:1:1)(9mL)中溶液にLiOH・H
2O(146mg、3.48mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を室温で40分間撹拌した。該混合物をAcOHの添加によりpH=6の調整し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 561.1 (M+H)
+。
【0426】
工程5: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(3.78g、6.74mmol)のMeOH(300mL)中溶液に20wt%のPd(OH)
2/C(2.9g)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて室温で2時間撹拌した。該混合物を濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 427.2 (M+H)
+。
【0427】
工程6: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: 4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(43mg、258μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中溶液に(S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、234μmol)およびNaHCO
3(59mg、703μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 559.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.37 (br s, 1 H) 10.79 - 11.21 (m, 1 H) 9.88 - 10.34 (m, 1 H) 8.64 (s, 1 H) 8.40 (s, 1 H) 8.14 (br s, 1 H) 7.58 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 7.20 - 7.32 (m, 2 H) 6.87 - 7.03 (m, 3 H) 6.62 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 5.01 (br s, 1 H) 4.37 - 4.51 (m, 2 H) 3.96 (s, 3 H) 3.34 - 3.72 (m, 5 H) 3.26 (br s, 2 H) 2.71 (br t, J=6.14 Hz, 4 H) 2.50 (br s, 3 H) 1.64 - 1.94 (m, 5 H)。
【0428】
化合物83: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、234μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に5−ブロモ−2−フルオロピリミジン(46mg、258μmol)およびNaHCO
3(59mg、703μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 583.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.16 (s, 2 H) 7.29 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 7.16 - 7.25 (m, 2 H) 6.90 (t, J=7.24 Hz, 1 H) 6.84 (d, J=7.89 Hz, 2 H) 6.46 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 4.32 (t, J=6.14 Hz, 1 H) 4.18 (t, J=5.26 Hz, 2 H) 3.33 - 3.43 (m, 2 H) 3.05 - 3.27 (m, 4 H) 2.94 (br s, 2 H) 2.59 - 2.75 (m, 4 H) 2.05 - 2.27 (m, 2 H) 1.69 - 1.93 (m, 6 H)。
【0429】
スキーム7、化合物84:
【化107】
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工程1: 7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 塩化オキサリル(16.00g、126.04mmol)のDCM(200mL)中混合物にDMSO(15.15g、193.91mmol)を−78℃で添加し、得られた混合物を−78℃で30分間撹拌し、その時点で、7−(4−ヒドロキシブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(29.71g、96.95mmol)のDCM(100mL)中溶液を添加した。反応混合物を−78℃で1時間撹拌し、次いで、トリエチルアミン(67.5mL、484.77mmol)を添加し、該混合物を−78℃でさらに30分間撹拌し、次いで、ゆっくりと−40℃に加温し、次いで、H
2Oで希釈し、室温に加温した。層を分取し、水層をDCMで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。
【0430】
工程2: (S)−7−(4−((2−フルオロ−3−メトキシプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(15g、49.28mmol)のMeOH(50mL)中溶液に(S)−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミン・塩酸塩(10.61g、73.92mmol)、AcOH(2.82mL、49.28mmol)およびNaBH
3CN(6.19g、98.56mmol)を0℃で添加し、室温で12時間撹拌した。得られた混合物を真空濃縮し、次いで、NaHCO
3飽和水溶液で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 396.2 (M+H)
+。
【0431】
工程3: 7−(4−(((S)−3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: (S)−7−(4−((2−フルオロ−3−メトキシプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(2.00g、6.77mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(1.98g、7.45mmol)のDCE(20mL)中混合物にAcOH(581μL、10.16mmol)およびNaBH(OAc)
3(2.15g、10.16mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。該混合物をMeOHで希釈し、次いで、真空濃縮した。粗残留物をDCMおよびNaHCO
3飽和水溶液で希釈し、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 645.5 (M+H)
+。
【0432】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: 7−(4−(((S)−3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(1.8g、2.79mmol)をEtOAc中4MのHCl(20mL)に溶解し、該混合物を室温で15時間撹拌し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 545.4 (M+H)
+。
【0433】
工程5: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル・塩酸塩(500mg、860μmol)のTHF/H
2O/MeOH(1:1:1)(3mL)中混合物にLiOH・H
2O(72mg、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、MeOHで希釈し、AcOHの添加によりpH=6の調整し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 531.4 (M+H)
+。
【0434】
工程6: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(1g、1.69mmol)のi−PrOH(10mL)中溶液に20wt%のPd(OH)
2/C(238mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて2時間撹拌した。該混合物を濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 397.2 (M+H)
+。
【0435】
工程7: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(120mg、277μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(70mg、831μmol)を添加し、次いで、2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(43mg、305μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させた。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 500.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.56 (br s, 1 H) 8.45 (br s, 1 H) 7.42 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.52 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.75 (br d, J=3.31 Hz, 1 H) 4.51 (t, J=5.84 Hz, 1 H) 3.57 (d, J=3.97 Hz, 1 H) 3.49 - 3.53 (m, 1 H) 3.37 - 3.46 (m, 2 H) 3.33 - 3.37 (m, 3 H) 2.84 - 2.96 (m, 2 H) 2.65 - 2.83 (m, 8 H) 2.15 - 2.24 (m, 1 H) 2.04 - 2.14 (m, 1 H) 1.87 - 1.94 (m, 2 H) 1.81 (br dd, J=13.78, 6.73 Hz, 2 H) 1.58 - 1.69 (m, 2 H)。
【0436】
化合物85: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、252μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(64mg、757μmol)を添加し、次いで、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(51mg、277μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却した。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 543.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.64 (s, 2 H) 7.59 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.10 - 5.28 (m, 1 H) 4.79 (br s, 1 H) 3.54 - 3.74 (m, 4 H) 3.42 - 3.54 (m, 4 H) 3.40 (s, 3 H) 3.33 - 3.39 (m, 2 H) 2.75 - 2.86 (m, 4 H) 2.43 - 2.57 (m, 1 H) 2.35 (br s, 1 H) 1.74 - 2.00 (m, 6 H)。
【0437】
化合物86: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: THF(1mL)およびH
2O(0.25mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、231μmol)にNaHCO
3(58mg、693μmol)および5−ブロモ−2−フルオロピリミジン(49mg、277μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させた。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 553.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.24 (s, 2 H) 7.40 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.52 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.77 (br d, J=3.53 Hz, 1 H) 4.36 (t, J=6.17 Hz, 1 H) 3.58 (d, J=4.41 Hz, 1 H) 3.52 (d, J=4.19 Hz, 1 H) 3.35 - 3.44 (m, 2 H) 3.33 (s, 3 H) 2.83 - 2.95 (m, 4 H) 2.66 - 2.76 (m, 6 H) 2.05 - 2.18 (m, 2 H) 1.84 - 1.91 (m, 3 H) 1.75 - 1.83 (m, 1 H) 1.61 - 1.71 (m, 2 H)。
【0438】
化合物87: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: THF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中の(S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、231μmol)にNaHCO
3(58mg、693μmol)および4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(46mg、254μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却した。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 543.2 (M+H)
+.
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.06 (br d, J=5.26 Hz, 1 H) 7.42 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.66 (br d, J=5.62 Hz, 1 H) 6.51 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.71 - 4.78 (m, 1 H) 4.68 (br s, 1 H) 3.46 - 3.61 (m, 2 H) 3.36 - 3.44 (m, 2 H) 3.31 (s, 3 H) 2.95 (br d, J=4.89 Hz, 2 H) 2.54 - 2.85 (m, 8 H) 2.23 (br s, 1 H) 2.06 (br d, J=4.52 Hz, 1 H) 1.73 - 1.94 (m, 4 H) 1.51 - 1.73 (m, 2 H)。
【0439】
スキーム8、化合物88:
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: 7−(4−((2,2−ジフルオロエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 2,2−ジフルオロエタンアミン(3.99g、49.28mmol、1.5当量)のMeOH(80mL)中混合物にAcOH(1.88mL、32.85mmol)、NaBH
3CN(4.13g、65.71mmol)を添加し、次いで、7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(10g、32.85mmol)のMeOH(30mL)中溶液を0℃で添加した。得られた混合物を室温で3時間撹拌し、次いで、NaHCO
3飽和水溶液で希釈し、真空濃縮して、揮発物質を除去した。残存する水相をEtOAcで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 370.2。
【0440】
[0439] 工程2: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(2,2−ジフルオロエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 7−(4−((2,2−ジフルオロエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(5.7g、15.43mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(4.50g、16.97mmol)のDCE(60mL)中混合物にAcOH(1.32mL、23.14mmol)、NaBH(OAc)
3(4.90g、23.14mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。該混合物をNaHCO
3飽和水溶液およびDCMで希釈し、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 619.2。
【0441】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(2,2−ジフルオロエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(3g、4.85mmol)をEtOAc中4MのHCl(5mL)で希釈し、室温で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 519.2。
【0442】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル・塩酸塩(2.7g、4.86mmol)のTHF/H
2O/MeOH(1:1:1)(25mL)中混合物にLiOH・H
2O(408mg、9.73mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 505.3。
【0443】
工程5: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(2.9g、5.75mmol)のMeOH(20mL)中溶液に20wt%のPd(OH)
2/C(1.29g)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて2時間撹拌した。該混合物を濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 371.4。
【0444】
工程6: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(110mg、297μmol)および4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(55mg、327μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(50mg、594μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 503.3。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.63 (s, 1 H) 8.49 (s, 1 H) 7.59 (br d, J=6.61 Hz, 1 H) 6.37 - 6.71 (m, 2 H) 5.10 (br s, 1 H) 4.09 (s, 3 H) 3.86 (br t, J=14.22 Hz, 2 H) 3.55 - 3.76 (m, 2 H) 3.36 - 3.54 (m, 4 H) 2.82 (br d, J=5.95 Hz, 4 H) 2.54 - 2.75 (m, 2 H) 1.76 - 2.00 (m, 6 H)。
【0445】
化合物89: (S)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: THF/H
2O(4:1)(2mL)中の(S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、234μmol)に2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(47mg、258μmol)およびNaHCO
3(59mg、703μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 573.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.57 (s, 2 H) 7.58 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.30 (br t, J=7.15 Hz, 2 H) 6.93 - 7.05 (m, 3 H) 6.63 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.79 (dd, J=8.38, 5.07 Hz, 1 H) 4.38 (br s, 2 H) 3.63 - 3.78 (m, 2 H) 3.46 (br s, 3 H) 3.42 - 3.60 (m, 1 H) 3.37 (br d, J=8.80 Hz, 2 H) 2.74 - 2.85 (m, 4 H) 2.51 - 2.62 (m, 1 H) 2.37 (br s, 1 H) 1.75 - 1.99 (m, 6 H)。
【0446】
化合物90: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、234μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(40mg、258μmol)およびNaHCO
3(59mg、703μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 545.0 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.78 (br d, J=19.07 Hz, 1 H) 8.59 (s, 1 H) 7.58 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 7.25 (br t, J=7.89 Hz, 2 H) 6.90 - 7.02 (m, 3 H) 6.64 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.29 (br s, 1 H) 4.40 (br d, J=5.01 Hz, 2 H) 3.73 (br s, 2 H) 3.48 - 3.68 (m, 4 H) 3.42 (br t, J=7.76 Hz, 2 H) 2.75 - 2.85 (m, 4 H) 2.71 (br s, 1 H) 2.54 (br s, 1 H) 1.88 - 2.03 (m, 4 H) 1.71 - 1.87 (m, 2 H)。
【0447】
化合物91: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、216μmol)のDMA(2mL)中溶液にDIPEA(188μL、1.08mmol)を添加し、次いで、4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(43mg、238μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 571.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.46 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 8.23 (br s, 1 H) 7.72 (d, J=0.98 Hz, 1 H) 7.24 (br s, 1 H) 7.12 (dd, J=8.56, 7.46 Hz, 2 H) 6.78 - 6.89 (m, 4 H) 6.51 (dd, J=2.57, 1.71 Hz, 1 H) 6.46 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.56 (br s, 1 H) 4.12 - 4.22 (m, 2 H) 3.08 - 3.29 (m, 7 H) 2.54 - 2.74 (m, 5 H) 2.20 - 2.35 (m, 1 H) 2.04 - 2.16 (m, 1 H) 1.73 - 1.88 (m, 6 H)。
【0448】
化合物92: (S)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、234μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(47mg、258μmol)およびNaHCO
3(59mg、703μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 573.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.21 (br d, J=5.75 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.30 (t, J=7.89 Hz, 2 H) 6.92 - 7.07 (m, 3 H) 6.81 (d, J=6.11 Hz, 1 H) 6.63 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.81 - 4.85 (m, 1 H) 4.38 (br t, J=4.22 Hz, 2 H) 3.70 (br d, J=3.91 Hz, 2 H) 3.34 - 3.60 (m, 6 H) 2.72 - 2.87 (m, 4 H) 2.49 - 2.63 (m, 1 H) 2.28 - 2.44 (m, 1 H) 1.72 - 2.03 (m, 6 H)。
【0449】
化合物93: (S)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、234μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に4−クロロ−6−フェニルピリミジン(49mg、258μmol)およびNaHCO
3(59mg、703μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 581.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.74 (s, 1 H) 7.83 (br d, J=7.21 Hz, 2 H) 7.62 - 7.74 (m, 3 H) 7.57 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.18 - 7.31 (m, 3 H) 6.93 - 7.03 (m, 3 H) 6.64 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.09 (br s, 1 H) 4.40 (br s, 2 H) 3.47 - 3.73 (m, 4 H)) 3.38 - 3.46 (m, 2 H) 2.80 (q, J=5.87 Hz, 4 H) 2.65 (br s, 1 H) 2.45 (br s, 1 H) 1.87 - 2.00 (m, 4 H)。
【0450】
化合物94: (S)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、216μmol)のDMA(2mL)中溶液にDIPEA(188μL、1.08mmol)を添加し、次いで、4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(57mg、238μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 632.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.52 (d, J=1.35 Hz, 1 H) 8.78 (dt, J=7.98, 1.88 Hz, 1 H) 8.58 (dd, J=4.89, 1.71 Hz, 1 H) 8.03 (d, J=8.44 Hz, 1 H) 7.77 - 7.84 (m, 1 H) 7.68 - 7.76 (m, 1 H) 7.46 (dd, J=7.58, 4.52 Hz, 1 H) 7.35 (t, J=8.13 Hz, 1 H) 7.19 (d, J=6.97 Hz, 1 H) 7.01 - 7.09 (m, 2 H) 6.79 (t, J=7.34 Hz, 1 H) 6.71 (d, J=7.82 Hz, 2 H) 6.36 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 5.00 (t, J=5.93 Hz, 1 H) 4.10 - 4.21 (m, 2 H) 2.81 - 3.27 (m, 8 H) 2.60 (br d, J=6.72 Hz, 4 H) 2.46 (br s, 1 H) 2.29 (br dd, J=15.04, 4.89 Hz, 1 H) 1.70 - 1.90 (m, 6 H)。
【0451】
化合物95: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(160mg、432μmol)および2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(87mg、475μmol)のH
2O(0.5mL)およびTHF(2mL)中混合物にNaHCO
3(73mg、864μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 517.2。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.62 (s, 2 H) 7.60 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.33 - 6.64 (m, 1 H) 4.78 (dd, J=8.49, 5.18 Hz, 1 H) 3.83 (td, J=15.05, 3.42 Hz, 2 H) 3.35 - 3.62 (m, 6 H) 2.76 - 2.88 (m, 4 H) 2.46 - 2.59 (m, 1 H) 2.30 - 2.43 (m, 1 H) 1.74 - 2.02 (m, 6 H)。
【0452】
化合物96: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(160mg、432μmol)および5−ブロモ−2−クロロピリミジン(84mg、475μmol)のTHF(2mL)、H
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(73mg、864μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 527.1。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.55 (s, 2 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.32 - 6.71 (m, 2 H) 4.73 (dd, J=8.38, 5.07 Hz, 1 H) 3.82 (td, J=14.88, 3.31 Hz, 2 H) 3.35 - 3.60 (m, 6 H) 2.75 - 2.85 (m, 4 H) 2.46 - 2.60 (m, 1 H) 2.29 - 2.43 (m, 1 H) 1.74 - 2.00 (m, 6 H)。
【0453】
化合物97: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(160mg、432μmol)および4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(87mg、475μmol)のTHF(2mL)、H
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(73mg、864μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 517.2。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.29 (br d, J=6.39 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.98 - 7.09 (m, 1 H) 6.31 - 6.70 (m, 2 H) 4.85 - 4.91 (m, 1 H) 3.83 (td, J=14.94, 3.20 Hz, 2 H) 3.36 - 3.64 (m, 6 H) 2.76 - 2.85 (m, 4 H) 2.49 - 2.62 (m, 1 H) 2.33 - 2.46 (m, 1 H) 1.75 - 1.99 (m, 6 H)。
【0454】
化合物98: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、270μmol)および4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(54mg、297μmol)のDMA(2mL)中混合物にDIPEA(235μL、1.35mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 515.2。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.61 (br s, 2 H) 7.93 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 7.31 (br s, 1 H) 6.35 - 6.74 (m, 3 H) 4.98 (br s, 1 H) 3.85 (td, J=14.99, 3.31 Hz, 2 H) 3.39 - 3.66 (m, 6 H) 2.75 - 2.87 (m, 4 H) 2.36 - 2.70 (m, 2 H) 1.75 - 2.01 (m, 6 H)。
【0455】
化合物99: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、270μmol)および4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(72mg、297μmol)のDMA(2mL)中混合物にDPIEA(235μL、1.35mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 576.3。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.88 (d, J=1.76 Hz, 1 H) 9.52 (d, J=8.38 Hz, 1 H) 9.16 (d, J=5.51 Hz, 1 H) 8.73 (d, J=8.38 Hz, 1 H) 8.35 (dd, J=8.27, 5.84 Hz, 1 H) 8.12 - 8.21 (m, 2 H) 7.88 - 7.96 (m, 1 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.36 - 6.69 (m, 2 H) 5.54 (dd, J=8.60, 5.51 Hz, 1 H) 3.59 - 3.93 (m, 4 H) 3.40 - 3.54 (m, 4 H) 2.65 - 2.88 (m, 6 H) 1.75 - 2.01 (m, 6 H)。
【0456】
化合物100: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、264μmol)のDMA(2mL)中混合物にDIPEA(171mg、1.32mmol)および4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(70mg、291μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 584.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.57 (s, 1 H) 8.85 (br d, J=7.95 Hz, 1 H) 8.63 (d, J=4.40 Hz, 1 H) 8.16 (d, J=8.19 Hz, 1 H) 7.77 - 7.90 (m, 2 H) 7.51 - 7.59 (m, 2 H) 7.12 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.32 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 3.75 (br s, 1 H) 3.37 - 3.49 (m, 1 H) 3.27 (s, 5 H) 2.88 - 3.25 (m, 6 H) 2.64 (br t, J=5.93 Hz, 2 H) 2.45 - 2.57 (m, 3 H) 2.32 (br dd, J=14.79, 5.14 Hz, 1 H) 1.77 - 1.86 (m, 2 H) 1.71 (br s, 4 H) 1.10 - 1.20 (m, 3 H)。
【0457】
スキーム9、化合物101:
【化109】
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工程1: N−(2−(メチルスルホニル)エチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド: 4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン酸(20g、63.56mmol)のDCM(400mL)中混合物にCDI(11.34g、69.92mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、その時点で、2−(メチルスルホニル)エタンアミン・塩酸塩(11.16g、69.92mmol)を添加し、室温でさらに2時間撹拌した。該混合物をH
2Oで希釈し、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物をEtOAc(80mL)に再溶解し、次いで、加熱還流し、その時点で、ヘキサン(20mL)を添加し、該混合物を室温に冷却することにより沈殿物が形成された。該固体を濾過し、濾液を真空濃縮して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 325.9 (M+H)
+。
【0458】
工程2: N−(2−(メチルスルホニル)エチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン: 0℃でのLiAlH
4(1.28g、33.80mmol)のTHF(20mL)中溶液にN−(2−(メチルスルホニル)エチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド(5g、15.36mmol)を添加し、得られた混合物を12時間加熱還流し、次いで、室温に冷却した。該混合物を、H
2O(1.3mL)、1M NaOH水溶液(1.3mL)、次いで、再度H
2O(1.3mL)を添加することにより注意深く中和し、次いで、MgSO
4で乾燥させた。該混合物を濾過し、減圧濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 311.9 (M+H)
+。
【0459】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: 0℃でのN−(2−(メチルスルホニル)エチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(3g、9.63mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(2.56g、9.63mmol)のDCE(30mL)中混合物にAcOH(862μL、14.45mmol)を添加し、次いで、NaBH(OAc)
3(3.06g、14.45mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。該混合物をMeOHで希釈し、次いで、減圧濃縮した。粗残留物をDCMおよびNaHCO
3飽和水溶液に溶解し、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 561.4 (M+H)
+。
【0460】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(1g、1.78mmol)のTHF/MeOH/H
2O(1:1:1)(9mL)中混合物にLiOH・H
2O(150mg、3.57mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 547.2 (M+H)
+。
【0461】
工程5: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(1g、1.71mmol)のi−PrOH(20mL)中溶液に20wt%のPd(OH)
2/C(241mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて12時間撹拌した。該混合物を濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 413.1 (M+H)
+。
【0462】
工程6: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、242)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(61mg、727)を添加し、次いで、4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(49mg、291μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 545.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.61 (s, 1 H) 8.50 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 5.10 (br dd, J=8.05, 5.18 Hz, 1 H) 4.10 (s, 3 H) 3.70 - 3.90 (m, 4 H) 3.53 - 3.68 (m, 2 H) 3.49 - 3.53 (m, 2 H) 3.35 - 3.43 (m, 2 H) 3.13 (s, 3 H) 2.77 - 2.86 (m, 4 H) 2.53 - 2.77 (m, 2 H) 1.77 - 2.00 (m, 6 H)。
【0463】
化合物102: (S)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、242μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(61mg、727μmol)を添加し、次いで、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(53mg、291μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 559.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.60 (s, 2 H) 7.59 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.77 (br dd, J=8.01, 4.95 Hz, 1 H) 3.67 - 3.82 (m, 4 H) 3.49 - 3.54 (m, 2 H) 3.32 - 3.49 (m, 4 H) 3.13 (s, 3 H) 2.75 - 2.86 (m, 4 H) 2.46 - 2.58 (m, 1 H) 2.36 (br s, 1 H) 1.92 - 1.99 (m, 2 H) 1.84 (br s, 4 H)。
【0464】
化合物103: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、242μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(61mg、727μmol)を添加し、次いで、5−ブロモ−2−クロロ−ピリミジン(51mg、291μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 569.0 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.44 - 8.56 (m, 2 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.68 - 4.77 (m, 1 H) 3.68 - 3.82 (m, 4 H) 3.49 - 3.55 (m, 2 H) 3.32 - 3.49 (m, 4 H) 3.13 (s, 3 H) 2.76 - 2.87 (m, 4 H) 2.46 - 2.58 (m, 1 H) 2.28 - 2.43 (m, 1 H) 1.96 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.83 (br s, 4 H)。
【0465】
化合物104: (S)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、242μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(61mg、727μmol)を添加し、次いで、4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(53mg、291μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 559.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.26 (br d, J=5.95 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.92 (d, J=6.39 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.83 - 4.87 (m, 1 H) 3.69 - 3.80 (m, 4 H) 3.49 - 3.53 (m, 2 H) 3.32 - 3.49 (m, 4 H) 3.12 (s, 3 H) 2.81 (dt, J=12.29, 6.31 Hz, 4 H) 2.48 - 2.59 (m, 1 H) 2.30 - 2.42 (m, 1 H) 1.92 - 2.00 (m, 2 H) 1.83 (br s, 4 H)。
【0466】
化合物105: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、231μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(58mg、693μmol)を添加し、次いで、4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(43mg、254μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させた。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 529.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.63 (s, 1 H) 8.50 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 5.15 - 5.34 (m, 1 H) 5.08 (br dd, J=8.49, 5.40 Hz, 1 H) 4.10 (s, 3 H) 3.63 - 3.74 (m, 4 H) 3.49 - 3.63 (m, 4 H) 3.41 (s, 5 H) 2.76 - 2.88 (m, 4 H) 2.55 - 2.73 (m, 2 H) 1.75 - 2.02 (m, 6 H)。
【0467】
スキーム10、化合物106:
【化110】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(200mg、482μmol)および5−ブロモ−4−クロロピリミジン(102mg、530μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液にNaHCO
3(202mg、2.4mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 535.3 (M+H)
+。
【0468】
工程2: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、280μmol)のMeOH(2mL)中溶液に10wt%のPd/C(297mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて15時間撹拌した。該混合物を濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 457.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.41 (s, 1 H) 8.03 (br d, J=6.11 Hz, 1 H) 7.21 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.63 (br d, J=5.99 Hz, 1 H) 6.43 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.43 (br s, 1 H) 3.76 (br s, 1 H) 3.37 - 3.42 (m, 3 H) 3.35 (s, 3 H) 2.91 - 3.18 (m, 5 H) 2.72 (t, J=6.11 Hz, 2 H) 2.60 (br s, 2 H) 2.21 - 2.34 (m, 1 H) 2.03 - 2.15 (m, 1 H) 1.89 (dt, J=11.74, 5.99 Hz, 2 H) 1.73 (br s, 4 H) 1.20 (d, J=6.11 Hz, 3 H)。
【0469】
化合物107: (S)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、242μmol)のDMA(2mL)中溶液にDIPEA(210μL、1.21mmol)および4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(59mg、242μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 618.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.57 (d, J=1.47 Hz, 1 H) 8.84 (dt, J=8.04, 1.85 Hz, 1 H) 8.61 (dd, J=4.89, 1.71 Hz, 1 H) 8.12 (d, J=7.70 Hz, 1 H) 7.83 - 7.88 (m, 1 H) 7.76 - 7.82 (m, 1 H) 7.48 - 7.55 (m, 2 H) 7.34 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.45 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.05 (t, J=6.05 Hz, 1 H) 3.26 - 3.31 (m, 2 H) 3.24 (t, J=5.56 Hz, 2 H) 3.01 - 3.17 (m, 2 H) 2.84 - 2.93 (m, 4 H) 2.61 - 2.77 (m, 7 H) 2.36 - 2.46 (m, 1 H) 2.22 - 2.32 (m, 1 H) 1.76 - 1.91 (m, 4 H) 1.57 - 1.72 (m, 2 H)。
【0470】
化合物108: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: 4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(50mg、277μmol)のDMA(2mL)中混合物にDIPEA(201μL、1.15mmol)を添加し、次いで、(S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、231μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 541.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.49 (br s, 1 H) 8.28 (br s, 1 H) 7.72 (s, 1 H) 7.26 (br s, 1 H) 6.87 (s, 1 H) 6.42 - 6.53 (m, 2 H) 4.76 (br s, 1 H) 4.66 (br s, 1 H) 3.46 - 3.59 (m, 2 H) 3.32 - 3.32 (m, 3 H) 2.90 (br s, 2 H) 2.65 (br d, J=6.60 Hz, 10 H) 2.19 (br s, 1 H) 2.09 (br d, J=5.01 Hz, 1 H) 1.82 (br s, 4 H) 1.62 (br d, J=6.72 Hz, 2 H)。
【0471】
化合物109: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: 4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(67mg、277μmol)のDMA(2mL)中混合物にDIPEA(201μL、1.15mmol)を添加し、次いで、(S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、231μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 602.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.56 (d, J=1.47 Hz, 1 H) 8.83 (dt, J=8.04, 1.85 Hz, 1 H) 8.60 (dd, J=4.89, 1.59 Hz, 1 H) 8.07 (d, J=8.19 Hz, 1 H) 7.81 - 7.85 (m, 1 H) 7.73 - 7.79 (m, 1 H) 7.44 - 7.52 (m, 2 H) 7.25 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.39 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.09 (br t, J=5.69 Hz, 1 H) 4.79 (br s, 1 H) 3.40 - 3.59 (m, 2 H) 3.22 (s, 3 H) 3.10 - 3.16 (m, 2 H) 3.03 (dt, J=14.03, 9.00 Hz, 2 H) 2.80 - 2.89 (m, 1 H) 2.67 - 2.76 (m, 2 H) 2.58 - 2.66 (m, 5 H) 2.37 - 2.45 (m, 1 H) 2.21 - 2.29 (m, 1 H) 1.79 - 1.92 (m, 2 H) 1.74 (br dd, J=12.53, 5.81 Hz, 3 H) 1.59 - 1.66 (m, 1 H)。
【0472】
化合物110: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、361μmol)およびフェニルボロン酸(53mg、434μmol)の1,4−ジオキサン(2mL)およびH
2O(1mL)中溶液にPd(dppf)Cl
2(26mg、36μmol)およびK
2CO
3(50mg、361μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.84 (s, 1 H) 8.21 (s, 1 H) 7.56 - 7.63 (m, 6 H) 6.65 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.09 - 5.28 (m, 2 H) 3.70 (br d, J=3.42 Hz, 1 H) 3.54 - 3.68 (m, 3 H) 3.48 - 3.53 (m, 3 H) 3.39 (s, 3 H) 3.34 (br s, 3 H) 2.80 (dt, J=12.81, 6.37 Hz, 4 H) 2.58 (br t, J=11.98 Hz, 1 H) 2.39 (br d, J=6.24 Hz, 1 H) 1.94 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.80 (br s, 4 H)。
【0473】
化合物111: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、234μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(36mg、258μmol)およびNaHCO
3(59mg、703μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 530.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.43 (br s, 1 H) 8.35 (br s, 1 H) 7.33 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.16 - 7.24 (m, 2 H) 6.87 - 6.97 (m, 1 H) 6.78 - 6.85 (m, 2 H) 6.48 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.47 (t, J=6.17 Hz, 1 H) 4.15 (t, J=5.26 Hz, 2 H) 3.35 - 3.43 (m, 2 H) 2.99 - 3.24 (m, 4 H) 2.97 - 2.99 (m, 1 H) 2.92 (br d, J=5.75 Hz, 2 H) 2.63 - 2.76 (m, 4 H) 2.20 - 2.33 (m, 1 H) 2.04 - 2.15 (m, 1 H) 1.70 - 1.91 (m, 6 H)。
【0474】
化合物112: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、270μmol)および4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(46mg、2975μmol)のH
2O(0.5mL)およびTHF(2mL)中混合物にNaHCO
3(45mg、540μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で15時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 489.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.18 (s, 1 H) 8.01 (s, 1 H) 7.42 (br d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.50 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.68 - 6.13 (m, 1 H) 4.89 - 4.98 (m, 1 H) 3.38 (br d, J=5.51 Hz, 2 H) 2.82 - 2.95 (m, 2 H) 2.56 - 2.77 (m, 8 H) 2.24 (br s, 1 H) 2.13 (br d, J=6.17 Hz, 1 H) 1.78 - 1.97 (m, 4 H) 1.49 - 1.75 (m, 2 H)。
【0475】
化合物113: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(170mg、444μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2.5mL)中混合物に4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(75mg、444μmol)およびNaHCO
3(112mg、1.33mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を塩酸塩として得た。LCMS (ESI+): m/z = 479.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O): δ ppm 8.32 - 8.47 (m, 2 H) 7.51 (br d, J=6.60 Hz, 1 H) 6.56 (br s, 1 H) 4.85 (br s, 1 H) 4.03 (br s, 3 H) 3.29 - 3.63 (m, 6 H) 2.38 - 2.91 (m, 7 H) 1.64 - 1.95 (m, 6 H) 0.90 - 1.09 (m, 4 H)。
【0476】
化合物114: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(170mg、444μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(89mg、488μmol)およびNaHCO
3(112mg、1.33mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 493.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O): δ ppm 8.61 (br s, 2 H) 7.49 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.53 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.56 - 4.68 (m, 1 H) 3.24 - 3.58 (m, 6 H) 2.61 - 2.93 (m, 5 H) 2.50 (br s, 1 H) 2.35 (br s, 1 H) 1.63 - 1.95 (m, 6 H) 0.96 (br dd, J=12.59, 7.58 Hz, 4 H)。
【0477】
化合物115: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(170mg、444μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(89mg、488μmol)およびNaHCO
3(112mg、1.33mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 493.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4): δ ppm 8.09 (br s, 1 H) 7.34 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.71 (br s, 1 H) 6.48 (br d, J=6.84 Hz, 1 H) 6.41 - 6.41 (m, 1 H) 4.56 (br s, 1 H) 3.39 (br s, 2 H) 2.82 - 3.16 (m, 4 H) 2.58 - 2.73 (m, 4 H) 2.25 (br d, J=5.95 Hz, 1 H) 2.09 (br d, J=11.47 Hz, 2 H) 1.65 - 1.89 (m, 6 H) 0.44 - 0.76 (m, 4 H)。
【0478】
化合物116: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(170mg、491μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(83mg、540μmol)およびNaHCO
3(124mg、1.47mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 465.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O): δ ppm 8.65 (s, 1 H) 8.56 (s, 1 H) 7.52 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.56 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.02 (br s, 1 H) 3.30 - 3.60 (m, 6 H) 2.37 - 2.88 (m, 7 H) 1.68 - 1.94 (m, 6 H) 0.91 - 1.07 (m, 4 H)。
【0479】
化合物117: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、234μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン(36mg、258μmol)およびNaHCO
3(59mg、703μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 545.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Deutertum Oxide) δ ppm 8.27 (br s, 2 H) 7.48 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 7.28 - 7.39 (m, 2 H) 7.02 - 7.12 (m, 1 H) 6.91 (br d, J=7.95 Hz, 2 H) 6.52 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.63 - 4.72 (m, 1 H) 4.33 (br s, 2 H) 3.65 (br s, 2 H) 3.28 - 3.54 (m, 6 H) 2.65 - 2.80 (m, 4 H) 2.53 (br s, 1 H) 2.31 (br d, J=7.70 Hz, 1 H) 1.70 - 1.94 (m, 7 H) 0.98 - 1.09 (m, 2 H) 0.67 (q, J=5.09 Hz, 2 H)。
【0480】
化合物118: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、270μmol、1当量)および2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(41mg、297μmol)のH
2O(0.5mL)およびTHF(2mL)中混合物にNaHCO
3(45mg、540μmol)を添加し、得られた混合物を50℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 474.3。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.64 (br, s, 2 H) 7.60 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.25 - 6.74 (m, 2 H) 4.78 (dd, J=8.56, 5.26 Hz, 1 H) 3.82 (td, J=15.07, 3.36 Hz, 2 H) 3.35 - 3.62 (m, 6 H) 2.73 - 2.89 (m, 4 H) 2.45 - 2.59 (m, 1 H) 2.26 - 2.41 (m, 1 H) 1.72 - 2.02 (m, 6 H))。
【0481】
スキーム11、化合物119:
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、405μmol)および5−ブロモ−4−クロロピリミジン(94mg、486μmol)のTHF(1.2mL)およびH
2O(0.3mL)中溶液にNaHCO
3(170mg、2.02mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 527.2 (M+H)
+。
【0482】
工程2: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(213mg、404μmol)およびフェニルボロン酸(59mg、485μmol)の1,4−ジオキサン(1mL)およびH
2O(0.25mL)中溶液にPd(dppf)Cl
2(30mg、40μmol)およびK
2CO
3(112mg、808μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 525.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.85 (s, 1 H) 8.22 (s, 1 H) 7.61 (s, 3 H) 7.60 - 7.68 (m, 1 H) 7.59 (br s, 2 H) 6.63 - 6.69 (m, 1 H) 6.30 - 6.62 (m, 1 H) 5.13 (br t, J=6.05 Hz, 1 H) 3.78 (br t, J=13.75 Hz, 2 H) 3.47 - 3.60 (m, 3 H) 3.35 - 3.44 (m, 3 H) 2.71 - 2.92 (m, 4 H) 2.53 - 2.68 (m, 1 H) 2.40 (br s, 1 H) 1.92 - 2.06 (m, 1 H) 1.92 - 2.01 (m, 1 H) 1.67 - 1.92 (m, 4 H)。
【0483】
スキーム12、化合物120:
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、405μmol)および5−ブロモ−4−クロロピリミジン(94mg、486μmol)のTHF(1.2mL)およびH
2O(0.3mL)中溶液にNaHCO
3(170mg、2.02mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 527.2 (M+H)
+。
【0484】
工程2: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(213mg、404μmol)のMeOH(3mL)中溶液に10wt%のPd/C(60mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて5時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 449.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.78 (s, 1 H) 8.21 (dd, J=7.34, 1.35 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.00 - 7.08 (m, 1 H) 6.28 - 6.73 (m, 2 H) 4.99 - 5.09 (m, 1 H) 3.83 (td, J=15.07, 3.36 Hz, 2 H) 3.36 - 3.65 (m, 6 H) 2.75 - 2.89 (m, 4 H) 2.51 - 2.64 (m, 1 H) 2.34 - 2.48 (m, 1 H) 1.73 - 2.05 (m, 6 H)。
【0485】
化合物121: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、540μmol)および2−クロロ−5−フルオロピリミジン(74μL、594μmol)のDMA(3mL)中溶液にDIPEA(470μL、2.70mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で15時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 467.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.16 (s, 2 H) 7.46 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.54 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.68 - 6.08 (m, 1 H) 4.34 - 4.49 (m, 1 H) 3.36 - 3.50 (m, 2 H) 2.65 - 2.82 (m, 9 H) 2.51 - 2.60 (m, 1 H) 1.98 - 2.17 (m, 2 H) 1.76 - 1.96 (m, 4 H) 1.58 (q, J=6.60 Hz, 2 H)。
【0486】
化合物122: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、405μmol)および4−クロロ−6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン(92mg、445μmol)のDMA(2mL)中溶液にDIPEA(71μL、405μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で12時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 540.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.54 (br d, J=4.85 Hz, 2 H) 8.23 (br s, 2 H) 7.43 (br s, 1 H) 6.44 - 6.65 (m, 1 H) 6.24 (s, 1 H) 5.63 - 6.12 (m, 1 H) 4.61 - 4.83 (m, 1 H) 4.73 (br s, 1 H) 2.92 - 3.26 (m, 2 H) 2.51 - 2.67 (m, 3 H) 2.51 - 2.91 (m, 7 H) 2.24 - 2.50 (m, 3 H) 2.17 (br s, 1 H) 2.06 (br s, 1 H) 1.92 (br d, J=5.95 Hz, 2 H) 1.60 - 1.79 (m, 3 H)。
【0487】
スキーム13、化合物123:
【化113】
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工程1: N−(2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド: 4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン酸(5g、15.89mmol)のDCM(75mL)中混合物にCDI(2.83g、17.48mmol)を0℃で添加し、得られた混合物を1時間撹拌した。次いで、これに2−(4−フルオロフェノキシ)エタンアミン・塩酸塩(11.4mL、17.48mmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌し、次いで、H
2Oで希釈した。層を分取し、水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物をEtOAc(40mL)に再溶解し、次いで、加熱還流した。次いで、ヘキサン(15mL)を添加し、該溶液を室温に冷却することにより沈殿物が形成された。該固体を濾過し、濾液を真空濃縮して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 358.0 (M+H)
+。
【0488】
工程2: N−(2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン: LiAlH
4(590mg、15.56mmol)の1,4−ジオキサン(30mL)中混合物にN−(2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド(2.78g、7.78mmol)を添加し、得られた混合物を30分間加熱還流し、次いで、室温に冷却させた。該混合物を10℃に冷却し、次いで、H
2O(0.6mL)、1M NaOH(0.6mL)、次いでH
2O(0.6mL)を注意深く添加することにより中和し、次いで、MgSO
4で乾燥させた。該混合物を濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 344.2 (M+H)
+。
【0489】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: 0℃でのN−(2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(2.67g、7.77mmol)および(2S)−2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−4−オキソ−ブタン酸メチル(2.17g、8.16mmol)のDCE(50mL)中混合物にAcOH(667μL、11.66mmol)と添加し、次いで、NaBH(OAc)
3(2.47g、11.66mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。該混合物をNaHCO
3飽和水溶液で希釈し、次いで、DCMで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 593.4 (M+H)
+。
【0490】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(4g、6.75mmol)のTHF/MeOH/H
2O(1:1:1)(37.5mL)中混合物にLiOH・H
2O(566mg、13.50mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 579.5 (M+H)
+。
【0491】
工程5: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(4g、6.91mmol)のi−PrOH(30mL)中溶液に10wt%のPd(OH)
2/C(1.9g)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて48時間撹拌した。該混合物を濾過し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 445.4 (M+H)
+。
【0492】
工程6: (S)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(80mg、180μmol)および4−クロロ−1−メチル−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(33mg、198μmol)のH
2O(0.5mL)およびTHF(2mL)中溶液にNaHCO
3(76mg、900μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 577.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.15 (s, 1 H) 7.97 (s, 1 H) 7.21 - 7.46 (m, 1 H) 6.76 - 6.90 (m, 2 H) 6.71 (br s, 2 H) 6.46 (br d, J=7.02 Hz, 1 H) 4.61 - 4.82 (m, 1 H) 4.09 (br s, 2 H) 3.92 (s, 3 H) 3.38 (br s, 2 H) 3.21 - 3.30 (m, 4 H) 2.90 - 3.11 (m, 3 H) 2.86 (br s, 1 H) 2.63 - 2.75 (m, 4 H) 2.36 (br s, 1 H) 2.07 - 2.18 (m, 1 H) 1.68 - 1.90 (m, 6 H)。
【0493】
スキーム14、化合物124:
【化114】
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工程1: 5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン: 5−ブロモ−2−フルオロ−ピリミジン(5g、28.25mmol)およびシクロプロピルボロン酸(2.91g、33.90mmol)のトルエン(100mL)中溶液にK
3PO
4(17.99g、84.76mmol)、PCy
3(916μL、2.83mmol)およびPd(OAc)
2(317mg、1.41mmol)を添加し、得られた混合物を100℃で10時間撹拌し、次いで、室温に冷却した。該混合物をH
2O中に注ぎ、得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。
【0494】
工程2: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、241μmol)および5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン(36.62mg、265.08μmol、1.1当量)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(101mg、1.20mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で12時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 497.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.56 (br s, 2 H) 7.60 (br d, J=6.85 Hz, 1 H) 6.67 (br d, J=7.09 Hz, 1 H) 4.86 - 4.92 (m, 1 H) 3.87 (br s, 1 H) 3.50 - 3.54 (m, 2 H) 3.39 (s, 4 H) 3.08 - 3.31 (m, 5 H) 2.77 - 2.85 (m, 4 H) 2.54 (br s, 1 H) 2.42 (br s, 1 H) 2.20 - 2.25 (m, 1 H) 1.92 - 2.00 (m, 3 H) 1.81 (br s, 3 H) 1.22 (br d, J=5.50 Hz, 3 H) 1.05 - 1.11 (m, 2 H) 0.82 (br d, J=4.77 Hz, 2 H)。
【0495】
化合物125: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、242μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(61mg、727μmol)を添加し、次いで、4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(45mg、291μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 531.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.84 (s, 1 H) 8.61 (s, 1 H) 7.58 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.27 (br dd, J=8.31, 5.01 Hz, 1 H) 3.81 (br d, J=6.85 Hz, 2 H) 3.69 - 3.77 (m, 2 H) 3.53 - 3.58 (m, 1 H) 3.45 - 3.53 (m, 3 H) 3.37 (br t, J=7.40 Hz, 2 H) 3.12 (s, 3 H) 2.77 - 2.84 (m, 4 H) 2.61 - 2.71 (m, 1 H) 2.47 - 2.59 (m, 1 H) 1.95 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.85 (td, J=13.11, 6.17 Hz, 4 H)。
【0496】
化合物126: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、242μmol)のDMA(2mL)中混合物にDIPEA(211μL、1.21mmol)を添加し、次いで、4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(48mg、267μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 557.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.51 - 8.64 (m, 2 H) 7.89 (s, 1 H) 7.58 (d, J=7.06 Hz, 1 H) 7.25 (br s, 1 H) 6.65 (br d, J=7.06 Hz, 2 H) 4.95 (br s, 1 H) 3.77 (br dd, J=19.96, 5.62 Hz, 4 H) 3.47 - 3.55 (m, 3 H) 3.45 (br s, 1 H) 3.35 (br d, J=7.50 Hz, 2 H) 3.13 (s, 3 H) 2.76 - 2.85 (m, 4 H) 2.58 (br s, 1 H) 2.41 (br s, 1 H) 1.77 - 2.00 (m, 6 H)。
【0497】
スキーム15、化合物127:
【化115】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(250mg、577μmol)および5−ブロモ−4−クロロピリミジン(134mg、693μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(243mg、2.89mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 554.2 (M+H)
+。
【0498】
工程2: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、361μmol)のMeOH(5mL)中溶液に20wt%のPd/C(38mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて5時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 475.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.33 (s, 1 H) 7.94 (br s, 1 H) 7.40 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.44 - 6.55 (m, 2 H) 4.80 - 4.83 (m, 1 H) 4.55 - 4.79 (m, 1 H) 3.53 - 3.58 (m, 1 H) 3.50 (dd, J=6.95, 4.52 Hz, 1 H) 3.39 (q, J=5.59 Hz, 2 H) 3.33 (s, 3 H) 2.93 (br s, 2 H) 2.63 - 2.76 (m, 8 H) 2.14 - 2.24 (m, 1 H) 2.02 - 2.11 (m, 1 H) 1.76 - 1.92 (m, 4 H) 1.57 - 1.69 (m, 2 H)。
【0499】
スキーム16、化合物128:
【化116】
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工程1: (S)−2−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、231μmol)および4,6−ジクロロピリミジン(41mg、277μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(97mg、1.15mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 510.3 (M+H)
+。
【0500】
工程2: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、196μmol)およびフェニルボロン酸(29mg、236μmol)の1,4−ジオキサン(2mL)およびH
2O(1mL)中溶液にPd(dppf)Cl
2(14mg、20μmol)およびK
2CO
3(81mg、589μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却した。該混合物を濾過し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.81 (s, 1 H) 7.88 (br d, J=7.46 Hz, 2 H) 7.63 - 7.74 (m, 3 H) 7.59 (br d, J=6.97 Hz, 1 H) 7.30 (br s, 1 H) 6.67 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 5.14 - 5.34 (m, 1 H) 5.10 (br s, 1 H) 3.63 - 3.77 (m, 4 H) 3.57 (br d, J=8.68 Hz, 2 H) 3.48 - 3.53 (m, 3 H) 3.41 (s, 4 H) 2.81 (br d, J=4.89 Hz, 4 H) 2.40 - 2.64 (m, 2 H) 1.79 - 1.97 (m, 6 H)。
【0501】
化合物129: (2S)−4−((オキセタン−2−イルメチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、オキセタン−2−イルメタンアミンを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 505.3. [M+H]+, 測定値505.3。
【0502】
化合物130: (S)−4−((3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)プロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、2−(アミノメチル)プロパン−1,3−ジオールを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 523.3; [M+H]
+ 測定値 523.3。
【0503】
スキーム17、化合物131:
【化117】
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工程1: 7−(4−((3,3−ジフルオロプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 0℃での3,3−ジフルオロプロパン−1−アミン・塩酸塩(12.04g、82.39mmol)のMeOH(200mL)中溶液にAcOH(3.2mL、56.18mmol)、NaBH
3CN(4.71g、74.90mmol)を添加し、次いで、7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,8−ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(12g、37.45mmol)のMeOH(100mL)中溶液を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。該混合物をNaHCO
3飽和水溶液で希釈し、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z= 384.1 (M+H)
+
【0504】
工程2: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(3,3−ジフルオロプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 0℃での7−(4−((3,3−ジフルオロプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(19g、44.59mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(13.70g、49.05mmol)のDCE(200mL)中溶液にAcOH(3.8mL、66.89mmol)を添加し、次いで、NaBH(OAc)
3(14.18g、66.89mmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。該混合物をNaHCO
3飽和水溶液で希釈し、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物をアルミナカラムクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z= 633.3 (M+H)
+
【0505】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(3,3−ジフルオロプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(26g、36.98mmol)のEtOAc中4MのHCl(300mL)中混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を水に溶解し、次いで、MTBEで洗浄した。水層を1M NaOHの添加によりpH=8に調整し、次いで、DCMで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z= 533.3 (M+H)
+;
【0506】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((4−(8−(tert−ブトキシカルボニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(3,3−ジフルオロプロピル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(5g、8.45mmol)のTHF/MeOH/H
2O(4:1:1)(60mL)中溶液にLiOH・H
2O(709mg、16.90mmol)を添加し、得られた混合物を室温で16時間撹拌した。該混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z= 519.4 (M+H)
+;
【0507】
工程5: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((4−(8−(tert−ブトキシカルボニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(3,3−ジフルオロプロピル)アミノ)ブタン酸(4g、7.33mmol)のi−PrOH(200mL)中溶液に10wt%のPd(OH)
2/C(6.0g)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて(50Psi)2時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z= 385.2 (M+H)
+
【0508】
工程6: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、327.73μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に5−ブロモ−2−クロロピリミジン(70mg、361μmol)およびNaHCO
3(138mg、1.64mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で5時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 541.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.42 (s, 2 H) 7.51 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 6.53 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 5.91 - 6.26 (m, 1 H) 4.56 (dd, J=5.01, 8.68 Hz, 1 H) 3.30 - 3.48 (m, 6 H) 3.22 (br d, J=7.83 Hz, 2 H) 2.74 (t, J=6.11 Hz, 2 H) 2.67 (br s, 2 H) 2.21 - 2.49 (m, 4 H) 1.88 (q, J=5.93 Hz, 2 H) 1.70 (br s, 4 H)。
【0509】
化合物132: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、328μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(66mg、361μmol)およびNaHCO
3(138mg、1.64mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 531.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.66 (s, 2 H) 7.54 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.57 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.94 - 6.28 (m, 1 H) 4.6 2- 4.69 (m, 1 H) 3.34 - 3.52 (m, 6 H) 3.26 (br s, 2 H) 2.66 - 2.82 (m, 4 H) 2.28 - 2.53 (m, 4 H) 1.85 - 1.96 (m, 2 H) 1.74 (br s, 4 H)。
【0510】
化合物133: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、328μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(55mg、328μmol)およびNaHCO
3(138mg、1.64mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 517.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Deuterium Oxide) δ ppm 8.30 - 8.48 (m, 2 H) 7.52 (br d, J=6.97 Hz, 1 H) 6.55 (br d, J=6.85 Hz, 1 H) 5.95 - 6.28 (m, 1 H) 4.86 (br s, 1 H) 4.04 (s, 3 H) 3.38 - 3.56 (m, 6 H) 3.29 (br s, 2 H) 2.66 - 2.80 (m, 4 H) 2.30 - 2.63 (m, 4 H) 1.86 - 1.96 (m, 2 H) 1.75 (br s, 4 H)。
【0511】
化合物134: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、328μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(66mg、361μmol)およびNaHCO
3(138mg、1.64mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 531.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.22 (br d, J=5.75 Hz, 1 H) 7.49 (br d, J=7.09 Hz, 1 H) 6.84 (d, J=6.24 Hz, 1 H) 6.52 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.91 - 6.26 (m, 1 H) 4.72 (br s, 1 H) 3.14 - 3.50 (m, 8 H) 2.61 - 2.78 (m, 4 H) 2.21 - 2.52 (m, 4 H) 1.82 - 1.94 (m, 2 H) 1.69 (br s, 4 H)。
【0512】
化合物135: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、327.73μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に1−シクロプロピル−4−フルオロベンゼン(50mg、361μmol)およびNaHCO
3(138mg、1.64mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で5時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 503.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.40 (br s, 2 H) 7.52 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 6.56 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.91 - 6.25 (m, 1 H) 4.67 - 4.71 (m, 1 H) 3.21 - 3.49 (m, 8 H) 2.67 - 2.79 (m, 4 H) 2.24 - 2.52 (m, 4 H) 1.85 - 1.93 (m, 3 H) 1.73 (br d, J=3.67 Hz, 4 H) 0.96 - 1.08 (m, 2 H) 0.65 - 0.73 (m, 2 H)。
【0513】
スキーム18、化合物136:
【化118】
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工程1: 7−(4−((3−フルオロプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 3−フルオロプロパン−1−アミン・塩酸塩(6.72g、56.18mmol)およびNaBH
3CN(3.92g、62.42mmol)のMeOH(100mL)中溶液に7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(10g、31.21mmol)のMeOH(80mL)中溶液を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。得られた溶液を水中に注ぎ、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z= 366.0 (M+H)
+
【0514】
工程2: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(3−フルオロプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 0℃での7−(4−((3−フルオロプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(12g、30.53mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(11.08g、39.70mmol)のDCE(150mL)中溶液にAcOH(2.62mL、45.80mmol)を添加し、次いで、NaBH(OAc)
3(9.71g、45.80mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、NaHCO
3飽和水溶液で希釈した。層を分取し、水層をDCMで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物をアルミナカラムクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z= 615.5 (M+H)
+
【0515】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(3−フルオロプロピル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(14g、21.41mmol)をEtOAc中4MのHCl(150mL)に溶解し、次いで、室温で16時間撹拌し、真空濃縮した。粗残留物を水に溶解し、次いで、MTBEで洗浄し、次いで、1M NaOHの添加によりpH=8に調整し、次いで、DCMで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z= 515.2 (M+H)
+
【0516】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(4g、7.00mmol)のTHF/MeOH/H
2O(4:1:1)(600mL)中溶液にLiOH・H
2O(881mg、20.99mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z= 501.2 (M+H)
+
【0517】
工程5: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(4.8g、9.01mmol)のi−PrOH(200mL)中溶液に10wt%のPd(OH)
2/C(7.41g)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて(50Psi)38時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z= 367.3 (M+H)
+
【0518】
工程6: (S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、368μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(68mg、405μmol)およびNaHCO
3(155mg、1.84mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 499.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.42 (s, 1 H) 8.35 (s, 1 H) 7.49 (br d, J=6.97 Hz, 1 H) 6.53 (br s, 1 H) 4.81 - 4.96 (m, 1 H) 4.63 (t, J=5.20 Hz, 1 H) 4.51 (t, J=5.26 Hz, 1 H) 4.02 (s, 3 H) 3.18 - 3.49 (m, 8 H) 2.62 - 2.80 (m, 4 H) 2.33 - 2.60 (m, 2 H) 2.05 - 2.22 (m, 2 H) 1.83 - 1.93 (m, 2 H) 1.73 (br s, 4 H)。
【0519】
化合物137: (S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、368μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(74mg、405μmol)およびNaHCO
3(155mg、1.84mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 513.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.57 (s, 2 H) 7.44 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.48 (dd, J=3.85, 7.27 Hz, 1 H) 4.52 - 4.62 (m, 2 H) 4.44 (br t, J=4.34 Hz, 1 H) 3.11 - 3.42 (m, 8 H) 2.57 - 2.72 (m, 4 H) 2.16 - 2.46 (m, 2 H) 1.94 - 2.12 (m, 2 H) 1.81 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.65 (br d, J=2.69 Hz, 4 H)。
【0520】
化合物138: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(120mg、270μmol)および2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(41mg、297μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(113mg、1.35mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 548.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.27 - 8.63 (m, 2 H) 7.31 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.90 - 7.00 (m, 2 H) 6.78 - 6.88 (m, 2 H) 6.47 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.45 - 4.48 (m, 1 H) 4.12 (t, J=5.20 Hz, 2 H) 3.33 - 3.43 (m, 2 H) 3.03 - 3.22 (m, 4 H) 2.81 - 2.92 (m, 2 H) 2.72 (br t, J=6.24 Hz, 2 H) 2.65 (br t, J=7.76 Hz, 2 H) 2.19 - 2.31 (m, 1 H) 2.03 - 2.17 (m, 1 H) 1.67 - 1.91 (m, 6 H)。
【0521】
化合物139: (S)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(120mg、270μmol)および2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(120mg、270μmol)および2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(54mg、297μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(113mg、1.35mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 591.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.25 - 8.61 (m, 2 H) 7.34 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 6.89 - 6.97 (m, 2 H) 6.80 - 6.88 (m, 2 H) 6.46 - 6.52 (m, 1 H) 4.45 (t, J=6.14 Hz, 1 H) 4.18 (t, J=5.04 Hz, 2 H) 3.32 - 3.45 (m, 2 H) 3.09 - 3.28 (m, 4 H) 2.91 - 3.08 (m, 2 H) 2.60 - 2.76 (m, 4 H) 2.28 (br d, J=3.95 Hz, 1 H) 2.15 (br d, J=4.82 Hz, 1 H) 1.72 - 1.93 (m, 6 H)。
【0522】
スキーム19、化合物140:
【化119】
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工程1: 7−(4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 0℃での2−アミノ−N,N−ジメチルアセトアミド(2.01g、19.71mmol)のMeOH(10mL)中混合物にNaBH
3CN(1.24g、19.71mmol)、AcOH(1.13mL、19.71mmol)、次いで、7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(3g、9.86mmol)を添加し、得られた混合物を室温で3時間撹拌した。次いで、反応混合物をNaHCO
3飽和水溶液中に注ぎ、次いで、真空濃縮して、揮発物質を除去した。得られた水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 391.0 (M+H)
+。
【0523】
工程2: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 0℃での7−(4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(1.68g、4.10mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(1.14g、4.30mmol)のDCE(15mL)中混合物にAcOH(352μL、6.15mmol)、次いで、NaBH(OAc)
3(1.30g、6.15mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。次いで、反応混合物をNaHCO
3飽和水溶液中に注ぎ、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 640.5 (M+H)
+。
【0524】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(2.5g、3.91mmol)をEtOAc中4MのHCl(40mL)に溶解し、得られた溶液を室温で15時間撹拌し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 540.4 (M+H)
+。
【0525】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(2.11g、3.91mmol)のTHF/MeOH/H
2O(2:2:1)(37.5mL)中混合物にLiOH・H
2O(328mg、7.82mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 526.2 (M+H)
+。
【0526】
工程5: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(2.06g、3.82mmol)のi−PrOH(50mL)中混合物に20wt%のPd(OH)
2/C(700mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて一夜撹拌し、次いで、反応混合物を濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 392.4 (M+H)
+。
【0527】
工程6: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(71mg、421μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 524.5 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.27 (br d, J=22 Hz, 2 H)7.29 (br d, J=6.97 Hz, 1 H) 6.41 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.47 - 4.78 (m, 1 H) 3.93 (s, 3 H) 3.58 - 3.69 (m, 1 H) 3.50 (br d, J=15.04 Hz, 1 H) 3.32 - 3.41 (m, 2 H) 3.02 (s, 3 H) 2.52 - 2.97 (m, 11 H) 2.13 - 2.32 (m, 2 H) 1.47 - 1.98 (m, 6 H)。
【0528】
化合物141: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(70mg、383μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 538.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, ethanol-d
4) δ ppm 8.52 (br s, 2 H) 7.28 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 6.45 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.49 (t, J=5.87 Hz, 1 H) 3.55 - 3.73 (m, 2 H) 3.36 - 3.45 (m, 2 H) 3.06 (s, 3 H) 2.85 - 3.00 (m, 5 H) 2.69 - 2.83 (m, 4 H) 2.52 - 2.67 (m, 2 H) 2.23 (dq, J=13.68, 6.77 Hz, 1 H) 2.04 - 2.13 (m, 1 H) 1.90 (q, J=5.93 Hz, 2 H) 1.69 - 1.81 (m, 2 H) 1.59 - 1.66 (m, 2 H)。
【0529】
化合物142: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (2S)−2−アミノ−4−[2,2−ジフルオロエチル−[4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル]アミノ]ブタン酸(200mg、486μmol)および4−クロロ−6−フェニル−ピリミジン(111mg、583μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(204mg、2.43mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 525.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.41 (br s, 1 H) 7.81 (br s, 2 H) 7.41 - 7.50 (m, 3 H) 7.38 (br d, J=6.62 Hz, 1 H) 6.78 (s, 1 H) 6.53 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.76 - 6.12 (m, 1 H) 4.66 (br s, 1 H) 3.33 - 3.47 (m, 2 H) 2.78 - 2.88 (m, 3 H) 2.56 - 2.78 (m, 7 H) 2.13 - 2.25 (m, 1 H) 2.09 (br s, 1 H) 1.75 - 1.96 (m, 4 H) 1.64 (q, J=6.39 Hz, 2 H)。
【0530】
化合物143: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(120mg、270μmol)および4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(50mg、324μmol)のTHF(1.2mL)およびH
2O(0.3mL)中混合物にNaHCO
3(113mg、1.35mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 563.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.15 (s, 1 H) 8.03 (s, 1 H) 7.27 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.79 - 6.91 (m, 1 H) 6.73 (br s, 2 H) 6.43 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.38 - 6.47 (m, 1 H) 4.11 (br s, 2 H) 3.36 (br s, 2 H) 3.27 (br s, 2 H) 2.92 - 3.14 (m, 3 H) 2.92 - 3.14 (m, 1 H) 2.87 (br s, 1 H) 2.63 - 2.76 (m, 2 H) 2.54 - 2.76 (m, 1 H) 2.54 - 2.76 (m, 1 H) 2.37 (br d, J=5.73 Hz, 1 H) 2.06 - 2.23 (m, 1 H) 1.69 - 1.92 (m, 6 H) 1.63 - 1.88 (m, 1 H)。
【0531】
化合物144: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(120mg、270μmol)および5−ブロモ−2−クロロ−ピリミジン(63mg、324μmol)のTHF(1.2mL)およびH
2O(0.3mL)中混合物にNaHCO
3(113mg、1.35mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 601.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.17 (s, 2 H) 7.30 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.89 - 6.97 (m, 2 H) 6.79 - 6.87 (m, 2 H) 6.47 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.32 (t, J=6.06 Hz, 1 H) 4.14 (t, J=5.18 Hz, 2 H) 3.32 - 3.42 (m, 2 H) 3.00 - 3.25 (m, 4 H) 2.82 - 2.98 (m, 1 H) 2.91 (br s, 1 H) 2.58 - 2.75 (m, 4 H) 2.16 - 2.29 (m, 1 H) 2.00 - 2.15 (m, 1 H) 1.63 - 1.96 (m, 1 H) 1.63 - 1.96 (m, 5 H)。
【0532】
化合物145: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(84mg、460μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 538.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, ethanol-d
4) δ ppm 8.02 (br d, J=5.29 Hz, 1 H) 7.37 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.74 (br d, J=5.73 Hz, 1 H) 6.48 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.66 - 4.76 (m, 1 H) 3.67 (br d, J=15.88 Hz, 1 H) 3.47 (br d, J=15.21 Hz, 1 H) 3.32 - 3.39 (m, 2 H) 2.93 - 3.05 (m, 4 H) 2.87 (s, 3 H) 2.67 - 2.83 (m, 6 H) 2.56 - 2.67 (m, 1 H) 2.03 - 2.27 (m, 2 H) 1.82 - 1.93 (m, 3 H) 1.50 - 1.82 (m, 2 H) 1.58 (br s, 1 H)。
【0533】
化合物146: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、486μmol)および5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン(81mg、583μmol)のTHF(1.6mL)およびH
2O(0.4mL)中混合物にNaHCO
3(204mg、2.43mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 489.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.02 (s, 2 H) 7.47 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.54 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.72 - 6.07 (m, 1 H) 4.44 (t, J=5.84 Hz, 1 H) 3.35 - 3.44 (m, 2 H) 2.63 - 2.85 (m, 9 H) 2.51 - 2.62 (m, 1 H) 1.98 - 2.18 (m, 2 H) 1.81 - 1.93 (m, 4 H) 1.69 - 1.79 (m, 1 H) 1.58 (q, J=6.62 Hz, 2 H) 0.86 - 0.97 (m, 2 H) 0.53 - 0.67 (m, 2 H)。
【0534】
化合物147: (S)−4−(((3−フルオロオキセタン−3−イル)メチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(3−フルオロオキセタン−3−イル)メタンアミンを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 523.3; [M+H]
+ 測定値 523.3。
【0535】
化合物148: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0536】
化合物149: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・トリフルオロ酢酸塩(100mg、217μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(33mg、239μmol)およびNaHCO
3(55mg、651μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 450.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4): δ ppm 8.58 (br s, 1 H) 8.47 (br s, 1 H) 7.36 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.50 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.42 (t, J=6.05 Hz, 1 H) 3.35 - 3.45 (m, 2 H) 2.93 - 3.12 (m, 2 H) 2.80 - 2.92 (m, 2 H) 2.74 (t, J=6.24 Hz, 2 H) 2.64 (br dd, J=7.83, 5.75 Hz, 2 H) 2.21 - 2.32 (m, 1 H) 2.00 - 2.18 (m, 2 H) 1.84 - 1.93 (m, 2 H) 1.66 - 1.82 (m, 4 H) 0.56 - 0.70 (m, 4 H)。
【0537】
化合物150: 4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0538】
化合物151: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0539】
化合物152: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: 5−ブロモ−2−フルオロ−ピリミジン(42mg、239μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に(S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・トリフルオロ酢酸塩(100mg、217μmol)およびNaHCO
3(55mg、651μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 503.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O): δ ppm 8.39 (s, 2 H) 7.49 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.52 (br d, J=6.24 Hz, 1 H) 4.52 (dd, J=8.93, 4.89 Hz, 1 H) 3.23 - 3.53 (m, 6 H) 2.58 - 2.90 (m, 5 H) 2.40 - 2.54 (m, 1 H) 2.23 - 2.39 (m, 1 H) 1.57 - 1.96 (m, 6 H) 0.84 - 1.05 (m, 4 H)。
【0540】
化合物153: 2−((7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0541】
化合物154: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・トリフルオロ酢酸塩(100mg、217μmol)をDMA(2mL)に溶解し、これにDIPEA(189μL、1.09mmol)および4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(43mg、239μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で17時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 491.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O): δ ppm 8.34 (br s, 2 H) 7.81 (s, 1 H) 7.35 (br s, 1 H) 6.90 (s, 1 H) 6.56 (br s, 1 H) 6.39 (br s, 1 H) 4.53 - 4.68 (m, 1 H) 3.14 - 3.57 (m, 6 H) 2.20 - 2.85 (m, 7 H) 1.47 - 1.94 (m, 6 H) 0.79 - 1.02 (m, 4 H)。
【0542】
化合物155: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0543】
化合物156: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・トリフルオロ酢酸塩(100mg、217μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に5−シクロプロピル−2−フルオロ−ピリミジン(33mg、239μmol)およびNaHCO
3(55mg、651μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 465.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O): δ ppm 8.36 (br s, 2 H) 7.50 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.54 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.63 (br t, J=6.66 Hz, 1 H) 3.26 - 3.51 (m, 6 H) 2.64 - 2.86 (m, 5 H) 2.48 (br s, 1 H) 2.33 (br s, 1 H) 1.63 - 1.96 (m, 7 H) 0.88 - 1.07 (m, 6 H) 0.62 - 0.75 (m, 2 H)。
【0544】
化合物157:4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−2−イルアミノ)ブタン酸。
【0545】
化合物158: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・トリフルオロ酢酸塩(100mg、217μmol)をTHF/H
2O(4:1)(2mL)に溶解し、これに4−クロロ−6−フェニルピリミジン(46mg、239μmol)およびNaHCO
3(55mg、651μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 501.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
4): δ ppm 8.70 (s, 1 H) 7.76 (br d, J=7.50 Hz, 2 H) 7.57 - 7.71 (m, 3 H) 7.48 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 7.12 (s, 1 H) 6.53 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.90 (br s, 1 H) 3.25 - 3.57 (m, 6 H) 2.26 - 2.87 (m, 7 H) 1.63 - 1.98 (m, 6 H) 0.99 (br s, 4 H)。
【0546】
化合物159: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(163、324.41μmol)のジオキサン/H
2O(3:1)(3mL)中混合物にK
2CO
3(90mg、649μmol)、フェニルボロン酸(99mg、811μmol)、次いで、Pd(dppf)Cl
2(24mg、32μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 501.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4): δ ppm 8.85 (s, 1 H) 8.22 (s, 1 H) 7.55 - 7.71 (m, 6 H) 6.66 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 5.13 (br s, 1 H) 3.46 - 3.60 (m, 3 H) 3.33 - 3.45 (m, 3 H) 2.74 - 3.04 (m, 5 H) 2.66 (br s, 1 H) 2.48 (br s, 1 H) 1.70 - 2.06 (m, 6 H) 0.92 - 1.23 (m, 4 H)。
【0547】
化合物160: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0548】
化合物161: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0549】
化合物162: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (2S)−2−アミノ−4−[シクロプロピル−[4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル]アミノ]ブタン酸・トリフルオロ酢酸塩(100mg、217μmol)のDMA(2mL)中溶液にDIPEA(189μL、1.09mmol)、次いで、4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(58mg、239μmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 552.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4): δ ppm 9.58 (br s, 1 H) 8.84 (br d, J=7.70 Hz, 1 H) 8.62 (br s, 1 H) 8.00 (d, J=8.07 Hz, 1 H) 7.81 - 7.87 (m, 1 H) 7.73 - 7.80 (m, 1 H) 7.54 (br s, 1 H) 7.42 - 7.49 (m, 1 H) 7.21 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.36 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.93 (br s, 1 H) 3.12 - 3.29 (m, 3 H) 2.82 - 3.08 (m, 3 H) 2.46 - 2.66 (m, 5 H) 2.24 - 2.36 (m, 1 H) 2.06 (br s, 1 H) 1.75 (br dd, J=11.37, 5.50 Hz, 6 H) 0.43 - 0.87 (m, 4 H)。
【0550】
化合物163: (S)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・トリフルオロ酢酸塩(100mg、217μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(40mg、239μmol)およびNaHCO
3(55mg、651μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 479.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4): δ ppm 8.59 (s, 1 H) 8.49 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.07 (br dd, J=8.25, 5.20 Hz, 1 H) 4.09 (s, 3 H) 3.36 - 3.74 (m, 6 H) 2.48 - 3.05 (m, 7 H) 1.66 - 2.12 (m, 6 H) 0.94 - 1.31 (m, 4 H)。
【0551】
化合物164: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0552】
化合物165: 2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0553】
化合物166: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0554】
化合物167: 2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0555】
化合物168: 2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0556】
化合物169: 2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0557】
化合物170: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0558】
化合物171: 2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0559】
化合物172: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、405μmol)および7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(75mg、445μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(170mg、2.02mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 503.2。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.38 - 8.68 (m, 2 H) 7.59 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 6.24 - 6.72 (m, 2 H) 5.02 - 5.17 (m, 1 H) 4.08 (s, 3 H) 3.84 (br s, 2 H) 3.56 - 3.73 (m, 2 H) 3.49 - 3.53 (m, 2 H) 3.38 - 3.47 (m, 2 H) 2.78 - 2.87 (m, 4 H) 2.48 - 2.74 (m, 2 H) 1.75 - 2.01 (m, 6 H)。
【0560】
化合物173: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0561】
化合物174: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0562】
化合物175: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0563】
化合物176: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0564】
化合物177: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0565】
化合物178: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、540μmol)および3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(83mg、594μmol)のi−PrOH(4mL)中混合物にDIPEA(470μL、2.70mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で12時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 474.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.22 (d, J=2.20 Hz, 1 H) 7.84 (d, J=2.21 Hz, 1 H) 7.49 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.55 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.78 - 6.18 (m, 1 H) 4.62 (t, J=5.07 Hz, 1 H) 3.34 - 3.47 (m, 2 H) 2.54 - 2.92 (m, 1 H) 2.54 - 2.92 (m, 9 H) 2.10 - 2.27 (m, 2 H) 1.85 - 1.96 (m, 3 H) 1.79 (td, J=14.72, 6.50 Hz, 1 H) 1.46 - 1.68 (m, 2 H)。
【0566】
化合物179: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
【0567】
化合物180: 4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0568】
化合物181: (S)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、247μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(42mg、247μmol)およびNaHCO
3(104mg、1.24mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 529.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.41 (d, J=7.70 Hz, 1 H) 8.22 (d, J=19.93 Hz, 2 H) 7.01 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.48 (br s, 1 H) 6.20 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.71 - 4.83 (m, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 3.18 - 3.27 (m, 2 H) 2.96 - 3.07 (m, 1 H) 2.55 - 2.67 (m, 5 H) 2.13 - 2.44 (m, 7 H) 1.81 - 2.07 (m, 2 H) 1.74 (q, J=5.81 Hz, 2 H) 1.51 (q, J=7.34 Hz, 2 H) 1.28 - 1.42 (m, 2 H)。注記: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸は、化合物140と類似の方法で製造した。
【0569】
化合物182: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(400mg、706μmol)および2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(99mg、706μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物にNaHCO
3(59mg、706μmol)を添加し、得られた混合物を50℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 500.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.65 - 8.78 (m, 2 H) 8.52 (br d, J=7.46 Hz, 1 H) 7.04 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.48 (br s, 1 H) 6.23 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.39 - 4.48 (m, 1 H) 3.24 (br s, 2 H) 3.01 (br d, J=7.09 Hz, 1 H) 2.54 - 2.69 (m, 5 H) 2.14 - 2.44 (m, 7 H) 1.90 - 2.00 (m, 1 H) 1.83 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 1.75 (q, J=5.84 Hz, 2 H) 1.51 (q, J=7.37 Hz, 2 H) 1.34 (br d, J=4.40 Hz, 2 H)。
【0570】
化合物183: (S)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、247μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(50mg、272μmol)およびNaHCO
3(104mg、1.24mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 543.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.53 (br s, 2 H) 7.48 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.55 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.52 (dd, J=6.60, 5.26 Hz, 1 H) 3.38 - 3.53 (m, 2 H) 3.07 - 3.21 (m, 1 H) 2.41 - 2.80 (m, 12 H) 2.00 - 2.23 (m, 2 H) 1.87 - 1.98 (m, 2 H) 1.70 - 1.85 (m, 2 H) 1.58 (q, J=7.00 Hz, 2 H)。
【0571】
化合物184: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0572】
化合物185: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、247μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に5−ブロモ−2−クロロピリミジン(53mg、272μmol)およびNaHCO
3(104mg、1.24mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 553.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.39 (s, 2 H) 7.71 (d, J=7.70 Hz, 1 H) 7.02 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.42 (br s, 1 H) 6.22 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.27 - 4.37 (m, 1 H) 3.23 (br t, J=5.32 Hz, 2 H) 3.01 (br d, J=6.72 Hz, 1 H) 2.53 - 2.70 (m, 5 H) 2.14 - 2.47 (m, 7 H) 1.67 - 1.98 (m, 4 H) 1.51 (q, J=7.46 Hz, 2 H) 1.26 - 1.41 (m, 2 H)。
【0573】
化合物186: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、353μmol)のDMA(3mL)中混合物に4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(70mg、388μmol)およびDIPEA(308μL、1.77mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 541.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.51 (d, J=2.32 Hz, 1 H) 8.31 (s, 1 H) 7.76 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.43 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.99 (br s, 1 H) 6.49 - 6.57 (m, 2 H) 4.64 (br s, 1 H) 3.43 (br s, 2 H) 3.06 - 3.20 (m, 1 H) 2.57 - 2.82 (m, 10 H) 2.47 (br s, 2 H) 1.98 - 2.25 (m, 2 H) 1.72 - 1.94 (m, 4 H) 1.50 - 1.64 (m, 2 H)。
【0574】
化合物187: (S)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、247μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(50mg、272μmol)およびNaHCO
3(104mg、1.24mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 543.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.11 (br d, J=6.24 Hz, 1 H) 7.49 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.74 (br d, J=5.50 Hz, 1 H) 6.56 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.70 (br s, 1 H) 3.46 (br s, 2 H) 3.06 - 3.19 (m, 1 H) 2.55 - 2.84 (m, 10 H) 2.41 (br s, 2 H) 2.18 (br s, 1 H) 1.65 - 2.05 (m, 5 H) 1.47 - 1.62 (m, 2 H)。
【0575】
化合物188: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、247μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に1−シクロプロピル−4−フルオロベンゼン(38mg、272μmol)およびNaHCO
3(104mg、1.24mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に6時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 515.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.09 (s, 2 H) 7.45 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 6.54 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.42 (t, J=5.75 Hz, 1 H) 3.42 - 3.47 (m, 2 H) 3.09 - 3.19 (m, 1 H) 2.45 - 2.82 (m, 12 H) 2.00 - 2.17 (m, 2 H) 1.86 - 1.96 (m, 2 H) 1.69 - 1.85 (m, 3 H) 1.52 - 1.62 (m, 2 H) 0.88 - 1.00 (m, 2 H) 0.57 - 0.67 (m, 2 H)。
【0576】
化合物189: (S)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0577】
スキーム20、化合物190:
【化120】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、247μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(53mg、272μmol)およびNaHCO
3(104mg、1.24mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 553.0 (M+H)
+。
【0578】
工程2: (S)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(136mg、246μmol)のジオキサン(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物にフェニルボロン酸(45mg、369μmol)、K
2CO
3(68mg、491μmol)およびPd(dppf)Cl
2(18mg、25μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.46 (s, 1 H) 7.96 (s, 1 H) 7.43 - 7.56 (m, 6 H) 6.53 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.64 (br t, J=4.95 Hz, 1 H) 3.39 - 3.48 (m, 2 H) 3.02 - 3.13 (m, 1 H) 2.47 - 2.81 (m, 10 H) 2.06 - 2.43 (m, 4 H) 1.92 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.64 (tq, J=14.24, 6.89 Hz, 2 H) 1.45 (q, J=7.12 Hz, 2 H)。
【0579】
スキーム21、化合物191:
【化121】
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工程1: (S)−2−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、247μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に4,6−ジクロロピリミジン(41mg、272μmol)およびNaHCO
3(104mg、1.24mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 509.0 (M+H)
+。
【0580】
工程2: (S)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(125mg、246μmol)のジオキサン(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物にフェニルボロン酸(45mg、368μmol)、K
2CO
3(68mg、491μmol)およびPd(dppf)Cl
2(18mg、25μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.44 (d, J=0.73 Hz, 1 H) 7.88 (br s, 2 H) 7.42 - 7.52 (m, 4 H) 6.97 (br s, 1 H) 6.52 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.45 - 4.72 (m, 1 H) 3.36 - 3.51 (m, 2 H) 3.15 (br dd, J=3.30, 1.71 Hz, 1 H) 2.58 - 2.84 (m, 10 H) 2.34 - 2.53 (m, 2 H) 2.00 - 2.28 (m, 2 H) 1.72 - 1.94 (m, 4 H) 1.48 - 1.62 (m, 2 H)。
【0581】
化合物192: (S)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、353μmol)のDMA(3mL)中混合物に4−クロロ−2−フェニルピリミジン(82mg、388μmol)およびDIPEA(308μL、1.77mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に16時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.09 - 8.28 (m, 3 H) 7.36 - 7.47 (m, 4 H) 6.49 (br d, J=7.21 Hz, 2 H) 4.78 (br s, 1 H) 3.29 (br d, J=5.26 Hz, 2 H) 3.10 - 3.19 (m, 1 H) 2.57 - 2.84 (m, 10 H) 2.46 (br s, 2 H) 2.23 (br s, 1 H) 2.05 (br d, J=4.89 Hz, 1 H) 1.71 - 1.90 (m, 4 H) 1.51 - 1.66 (m, 2 H)。
【0582】
化合物193: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、353μmol)のi−PrOH(3mL)中混合物に3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(54mg、388μmol)およびDIPEA(308μL、1.77mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 500.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.26 (d, J=2.32 Hz, 1 H) 7.88 (d, J=2.45 Hz, 1 H) 7.48 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.56 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.58 (t, J=5.26 Hz, 1 H) 3.38 - 3.49 (m, 2 H) 3.08 - 3.20 (m, 1 H) 2.55 - 2.84 (m, 12 H) 2.08 - 2.27 (m, 2 H) 1.74 - 1.97 (m, 4 H) 1.59 (q, J=7.31 Hz, 2 H)。
【0583】
スキーム22、化合物194:
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(300mg、530μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(113mg、583μmol)およびNaHCO
3(222mg、2.65mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 552.9 (M+H)
+。
【0584】
工程2: (S)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロシクロブチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(293mg、529μmol)のMeOH(10mL)中混合物に10wt%のPd/C(200mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて3時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 475.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.39 (s, 1 H) 8.05 (br d, J=5.50 Hz, 1 H) 7.61 (br s, 1 H) 7.04 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.55 (br d, J=13.57 Hz, 2 H) 6.24 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.48 (br s, 1 H) 3.21 - 3.29 (m, 2 H) 3.01 (br d, J=6.11 Hz, 1 H) 2.60 (br t, J=6.05 Hz, 4 H) 2.17 - 2.48 (m, 8 H) 1.93 (br dd, J=13.27, 4.95 Hz, 1 H) 1.68 - 1.83 (m, 3 H) 1.52 (q, J=7.37 Hz, 2 H) 1.28 - 1.42 (m, 2 H)。
【0585】
化合物195: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(100mg、230μmol)および2−クロロ−5−メチル−ピリミジン(25mg、192μmol)のt−AmOH(2mL)中溶液にTHF中2.0Mのt−BuONa(192μL、384μmol)およびtBuXPhos−Pd−G3(15mg、19μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に14時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((S)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(80mg、152μmol)をDCM(2mL)に溶解し、TFA(165μL)を添加し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 471.2 (M+H)+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.57 (br s, 2 H) 7.60 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.81 - 4.86 (m, 1 H) 3.86 (br s, 1 H) 3.41 - 3.59 (m, 4 H) 3.39 (s, 3 H) 3.33 - 3.38 (m, 1 H) 3.12 - 3.30 (m, 3 H) 2.76 - 2.86 (m, 4 H) 2.54 (br s, 1 H) 2.39 (br d, J=8.82 Hz, 1 H) 2.30 (s, 3 H) 1.76 - 1.99 (m, 6 H) 1.22 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0586】
化合物196: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(100mg、230.09μmol)および3−ブロモピリジン(30mg、192μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(192μL、384μmol)およびtBuXPhos−Pd−G3(15mg、19μmol)およびtBuXPhos−Pd−G3(15mg、19μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に14時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 512.3 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(80mg、156μmol)をDCM(2mL)およびTFA(200μL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 456.4 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 7.93 (dd, J=11.03, 2.65 Hz, 1 H) 7.79 (d, J=4.63 Hz, 1 H) 7.13 - 7.24 (m, 2 H) 7.03 (td, J=8.99, 1.43 Hz, 1 H) 6.42 (dd, J=7.39, 1.87 Hz, 1 H) 3.90 (t, J=5.84 Hz, 1 H) 3.66 - 3.76 (m, 1 H) 3.36 (br dd, J=11.03, 5.95 Hz, 3 H) 3.27 - 3.31 (m, 3 H) 3.08 - 3.25 (m, 2 H) 2.94 - 3.06 (m, 3 H) 2.69 (q, J=6.10 Hz, 2 H) 2.60 (br s, 2 H) 2.05 - 2.23 (m, 2 H) 1.81 - 1.90 (m, 2 H) 1.67 - 1.79 (m, 4 H) 1.16 (dd, J=9.92, 5.95 Hz, 3 H)。
【0587】
化合物197: 4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0588】
化合物198: 2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0589】
化合物199: 4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0590】
スキーム23、化合物200:
【化123】
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工程1: (S)−2−((4−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(300mg、723μmol)および4−ブロモ−2−フルオロピリジン(140mg、795μmol)のDMSO(4mL)中溶液にK
2CO
3(500mg、3.61mmol)を添加し、得られた混合物を130℃で3時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ,真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 534.3 (M+H)
+。
【0591】
工程2: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((4−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、374μmol)のMeOH(5mL)中混合物に10wt%のPd/C(39mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて12時間撹拌した。該混合物を濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 456.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 7.92 (d, J=5.07 Hz, 1 H) 7.43 - 7.49 (m, 1 H) 7.15 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.58 - 6.67 (m, 2 H) 6.37 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.19 (t, J=6.28 Hz, 1 H) 3.79 (ddd, J=9.65, 6.23, 3.09 Hz, 1 H) 3.35 - 3.40 (m, 2 H) 3.34 (s, 3 H) 3.28 (br d, J=5.29 Hz, 1 H) 3.08 - 3.23 (m, 3 H) 2.97 - 3.06 (m, 2 H) 2.70 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.55 (br t, J=6.84 Hz, 2 H) 2.28 - 2.39 (m, 1 H) 1.93 - 2.04 (m, 1 H) 1.87 (q, J=5.95 Hz, 2 H) 1.63 - 1.74 (m, 4 H) 1.21 (d, J=6.17 Hz, 3 H)。
【0592】
化合物201: 2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0593】
化合物202: 2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0594】
化合物203: 2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0595】
化合物204: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(101mg、232μmol)および4−クロロ−2−メトキシピリミジン(28mg、194μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(194μL、388μL)およびtBuXPhos−Pd−G3(15mg、19μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、((S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 543.4 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(100mg、184μmol)をDCM(2mL)に溶解し、TFA(333μL)を添加し、得られた混合物を室温で3時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 487.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.81 (br s, 1 H) 7.47 - 7.62 (m, 1 H) 7.01 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.35 (br d, J=13.57 Hz, 1 H) 6.18 - 6.28 (m, 2 H) 4.31 (br s, 1 H) 3.73 (s, 3 H) 3.23 (br s, 2 H) 3.19 (s, 4 H) 2.67 (br s, 1 H) 2.59 (br t, J=6.11 Hz, 4 H) 2.31 - 2.43 (m, 5 H) 1.86 - 1.97 (m, 1 H) 1.71 - 1.78 (m, 3 H) 1.54 (br dd, J=14.73, 7.40 Hz, 2 H) 1.41 (br d, J=7.21 Hz, 2 H) 1.03 (t, J=5.50 Hz, 3 H)。
【0596】
化合物205: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(203mg、467μmol)、2−クロロ−6−メチル−ピラジン(50mg、389μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物に2.0M NaO−tBu(389μL、778μmol)、次いでtBuXPhos−Pd−G3(31mg、39μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 527.3 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(260mg、494μmol)をDCM(2mL)およびTFA(1.5mL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 471.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.11 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 7.85 (s, 1 H) 7.60 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.80 - 4.87 (m, 1 H) 3.85 (br d, J=2.87 Hz, 1 H) 3.41 - 3.56 (m, 4 H) 3.39 (dd, J=2.65, 1.76 Hz, 3 H) 3.32 - 3.38 (m, 1 H) 3.13 - 3.30 (m, 3 H) 2.77 - 2.85 (m, 4 H) 2.54 - 2.58 (m, 3 H) 2.44 - 2.54 (m, 1 H) 2.29 - 2.42 (m, 1 H) 1.95 (q, J=5.84 Hz, 2 H) 1.81 (br d, J=4.63 Hz, 4 H) 1.23 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0597】
化合物206: 2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0598】
化合物207: 4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
【0599】
化合物208: 2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0600】
化合物209: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(149mg、344μmol)および4−クロロ−7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(48mg、286.40μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(286μL、572μmol)およびtBuXPhos−Pd−G3(23mg、29μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 566.5 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(80mg、141μmol)をDCM(1mL)およびTFA(400μL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物をキラルSFCにより精製して、標記化合物を含有する第1分画を得た。LCMS (ESI+): m/z = 510.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.18 (s, 1 H) 7.19 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 7.08 (d, J=3.53 Hz, 1 H) 6.59 (d, J=3.53 Hz, 1 H) 6.40 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.61 (t, J=6.17 Hz, 1 H) 3.76 (s, 4 H) 3.34 - 3.40 (m, 3 H) 3.33 (s, 3 H) 3.22 - 3.29 (m, 1 H) 2.99 - 3.19 (m, 4 H) 2.69 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.58 (br s, 2 H) 2.32 - 2.43 (m, 1 H) 2.11 - 2.21 (m, 1 H) 1.86 (dt, J=11.52, 6.04 Hz, 2 H) 1.74 (br s, 4 H) 1.16 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0601】
化合物210: (R)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(153mg、352μmol)および4−tert−ブチル−6−クロロ−ピリミジン(50mg、293μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(293μL、586mmol)、次いで、tBuXPhos−Pd−G3(23mg、29μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 569.6 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(75mg、132μmol)をDCM(1mL)およびTFA(400μL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物をキラルSFCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 513.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.35 (s, 1 H) 7.20 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.60 (s, 1 H) 6.41 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.42 (br s, 1 H) 3.70 (br s, 1 H) 3.35 - 3.40 (m, 2 H) 3.33 (s, 3 H) 3.25 (br s, 1 H) 3.11 - 3.20 (m, 1 H) 2.92 - 3.10 (m, 4 H) 2.70 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.59 (br t, J=6.95 Hz, 2 H) 2.24 (dq, J=14.22, 7.09 Hz, 1 H) 2.06 (br dd, J=14.22, 5.62 Hz, 1 H) 1.83 - 1.91 (m, 2 H) 1.73 (br s, 4 H) 1.26 (s, 9 H) 1.16 (d, J=6.17 Hz, 3 H)。
【0602】
化合物211: 2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0603】
化合物212: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0604】
スキーム24、化合物213:
【化124】
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工程1: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(1g、1.90mmol)のH
2O/THF/MeOH(1:1:1)(9mL)中混合物にLiOH・H
2O(159mg、3.80mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、AcOHの添加によりpH=6に調整し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 513.5 (M+H)
+。
【0605】
工程2: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・酢酸塩(300mg、524μmol)のDMA(4mL)中溶液にベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(119mg、524μmol)、K
2CO
3(1.88g、13.62mmol)、2−ブロモ−2−メチルプロパン(2.92mL、25.14mmol)を添加し、得られた混合物を55℃で18時間撹拌し、次いで、室温に冷却させた。反応混合物をH
2Oで希釈し、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗生成物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 569.3 (M+H)
+。
【0606】
工程3: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(107mg、188μmol)のi−PrOH(2mL)中溶液に20wt%のPd(OH)
2/C(26mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて室温で15時間撹拌した。該混合物を濾過し、減圧濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 435.5 (M+H)
+。
【0607】
工程4: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(152mg、349μmol)および6−クロロ−N,N−ジメチル−ピリミジン−4−アミン(46mg、291μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(291μL、582μmol)、次いで、tBuXPhos−Pd−G3(23mg、29μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 556.6 (M+H)
+。
【0608】
工程5: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(80mg、144μmol)をDCM(1mL)およびTFA(200μL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物をキラルSFCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 500.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.00 (s, 1 H) 7.21 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.42 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.58 (s, 1 H) 4.22 (br t, J=5.18 Hz, 1 H) 3.74 (ddd, J=9.37, 6.17, 3.42 Hz, 1 H) 3.36 - 3.40 (m, 2 H) 3.35 (s, 3 H) 3.16 - 3.29 (m, 2 H) 3.04 - 3.14 (m, 3 H) 3.02 (s, 6 H) 2.96 - 3.01 (m, 1 H) 2.70 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.60 (br t, J=6.73 Hz, 2 H) 2.19 - 2.30 (m, 1 H) 2.03 (br dd, J=14.66, 5.84 Hz, 1 H) 1.87 (q, J=5.95 Hz, 2 H) 1.73 (br s, 4 H) 1.17 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0609】
化合物214: 2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0610】
化合物215: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(203mg、467μmol)、2−クロロキノキサリン(64mg、389μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(389μL、778μmol)、次いで、tBuXPhos−Pd−G3(31mg、39μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で15時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸イソプロピル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 563.3 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(300mg、533μmol)をDCM(2mL)およびTFA(1.60mL)に、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 507.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.33 (d, J=9.70 Hz, 1 H) 7.78 (d, J=8.16 Hz, 1 H) 7.59 - 7.64 (m, 1 H) 7.52 - 7.59 (m, 1 H) 7.33 - 7.40 (m, 1 H) 7.15 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.36 (t, J=6.84 Hz, 1 H) 4.56 (t, J=5.73 Hz, 1 H) 3.69 - 3.84 (m, 1 H) 3.35 - 3.45 (m, 1 H) 3.32 - 3.35 (m, 3 H) 3.02 - 3.30 (m, 5 H) 2.93 - 3.02 (m, 2 H) 2.65 (q, J=6.25 Hz, 2 H) 2.55 (br d, J=5.29 Hz, 2 H) 2.27 - 2.44 (m, 1 H) 2.18 (td, J=9.76, 5.18 Hz, 1 H) 1.76 - 1.87 (m, 2 H) 1.71 (br d, J=5.73 Hz, 4 H) 1.16 (dd, J=15.10, 6.06 Hz, 3 H)。
【0611】
化合物216: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メトキシピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0612】
化合物217: 4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0613】
化合物218: 4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0614】
化合物219: 4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0615】
化合物220: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(203mg、467μmol)、4−クロロ−6−メチル−2−(4−ピリジル)ピリミジン(80mg、389μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物に2.0M NaO−tBu(389μL、778μmol)、次いで、[2−(2−アミノフェニル)フェニル]−メチルスルホニルオキシ−パラジウム;ジtert−ブチル−[2−(2,4,6−トリイソプロピルフェニル)フェニル]ホスファン(31mg、39μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 604.3 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(270mg、447μmol)をDCM(2mL)およびTFA(1.4)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 548.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.61 (br s, 2 H) 8.27 (d, J=5.73 Hz, 2 H) 7.52 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.55 (s, 1 H) 4.64 (br s, 1 H) 3.88 (br s, 1 H) 3.71 (br t, J=10.03 Hz, 1 H) 3.60 (br s, 1 H) 3.37 - 3.51 (m, 4 H) 3.35 (s, 3 H) 3.14 - 3.28 (m, 2 H) 2.72 - 2.83 (m, 4 H) 2.61 (br s, 1 H) 2.41 (s, 3 H) 2.21 (br d, J=11.69 Hz, 1 H) 1.75 - 2.07 (m, 6 H) 1.24 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0616】
化合物221: 4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0617】
化合物222: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(199mg、457μmol)および2−クロロ−6−(4−ピリジル)ピラジン(73mg、381μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(381μL、762μmol)、次いで、tBuXPhos−Pd−G3(30mg、38μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 590.5 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(270mg、458μmol)をDCM(2mL)およびTFA(1.4mL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 534.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.96 (d, J=5.87 Hz, 2 H) 8.70 - 8.82 (m, 3 H) 8.33 - 8.37 (m, 1 H) 7.60 (d, J=6.72 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.80 - 4.86 (m, 1 H) 3.85 (br d, J=2.45 Hz, 1 H) 3.44 - 3.58 (m, 4 H) 3.32 - 3.44 (m, 5 H) 3.27 (br d, J=7.46 Hz, 1 H) 3.14 - 3.24 (m, 1 H) 2.75 - 2.86 (m, 4 H) 2.47 - 2.62 (m, 1 H) 2.31 - 2.46 (m, 1 H) 1.95 (dt, J=11.68, 6.02 Hz, 2 H) 1.74 - 1.90 (m, 4 H) 1.21 (d, J=5.99 Hz, 3 H)。
【0618】
化合物223: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0619】
化合物224: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、460μmol)および2−クロロ−6−フェニル−ピラジン(73mg、383μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物に2.0M NaO−tBu(382μL、764μmol)、次いで、tBuXPhos−Pd−G3(30mg、38μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 589.5 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(280mg、476μmol)をDCM(2mL)、およびTFA(1.1mL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 533.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.21 (s, 1 H) 7.97 - 8.04 (m, 2 H) 7.90 (s, 1 H) 7.38 - 7.47 (m, 3 H) 7.23 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.43 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.54 (dd, J=7.17, 4.74 Hz, 1 H) 3.69 - 3.79 (m, 1 H) 3.32 - 3.48 (m, 2 H) 3.30 (s, 3 H) 3.23 - 3.29 (m, 2 H) 2.98 - 3.15 (m, 4 H) 2.56 - 2.70 (m, 4 H) 2.30 - 2.42 (m, 1 H) 2.13 - 2.25 (m, 1 H) 1.70 - 1.86 (m, 6 H) 1.13 (d, J=6.17 Hz, 3 H)。
【0620】
化合物225: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)アミノ)ブタン酸。
【0621】
化合物226: (S)−2−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0622】
化合物227: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0623】
化合物228: (S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、345μmol)および2−クロロベンゾ[d]チアゾール(49mg、288μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(288μL、576μmol)、次いで、tBuXPhos−Pd−G3(23mg、29μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で14時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、(S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 568.5 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(100mg、176μmol)をDCM(2mL)およびTFA(200μL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 512.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 7.86 (d, J=7.95 Hz, 1 H) 7.62 - 7.66 (m, 1 H) 7.59 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.52 - 7.57 (m, 1 H) 7.39 - 7.45 (m, 1 H) 6.66 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.86 - 4.88 (m, 1 H) 3.83 - 3.94 (m, 1 H) 3.60 (br d, J=17.12 Hz, 1 H) 3.49 - 3.52 (m, 2 H) 3.48 (br s, 1 H) 3.40 (s, 3 H) 3.35 (br s, 2 H) 3.23 (br d, J=6.97 Hz, 2 H) 2.77 - 2.85 (m, 4 H) 2.55 - 2.67 (m, 1 H) 2.48 (br s, 1 H) 1.76 - 1.98 (m, 6 H) 1.23 (d, J=5.87 Hz, 3 H)。
【0624】
[0623] 化合物229: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、264μmol)および7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(49mg、291μmol)のTHF(2mL)中混合物にNaHCO
3(111mg、1.32mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 511.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.60 (br d, J=11.49 Hz, 1 H) 8.48 (s, 1 H) 7.54 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 5.03 - 5.13 (m, 1 H) 4.08 (s, 3 H) 3.81 - 3.95 (m, 1 H) 3.57 (br s, 1 H) 3.49 - 3.53 (m, 2 H) 3.41 - 3.49 (m, 1 H) 3.39 (s, 3 H) 3.32 - 3.38 (m, 2 H) 3.15 - 3.30 (m, 2 H) 2.73 - 2.87 (m, 4 H) 2.47 - 2.72 (m, 2 H) 1.76 - 1.99 (m, 6 H) 1.23 (d, J=5.75 Hz, 3 H)。
【0625】
化合物230: (S)−2−((9H−プリン−6−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(199mg、458μmol)および6−クロロ−9H−プリン(59mg、382μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(382μL、764μmol)、次いで、tBuXPhos−Pd−G3(30mg、38μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で15時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、(S)−2−((9H−プリン−6−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 553.5 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(270mg、489μmol)をDCM(2mL)およびTFA(512μL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。得られた粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 497.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.26 (d, J=2.08 Hz, 1 H) 8.09 (d, J=3.06 Hz, 1 H) 7.14 - 7.21 (m, 1 H) 6.39 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.63 (br s, 1 H) 3.67 - 3.87 (m, 1 H) 3.35 - 3.39 (m, 2 H) 3.33 (s, 3 H) 3.18 - 3.29 (m, 2 H) 2.99 - 3.18 (m, 4 H) 2.69 (q, J=5.62 Hz, 2 H) 2.57 (br s, 2 H) 2.28 - 2.49 (m, 1 H) 2.14 - 2.26 (m, 1 H) 1.80 - 1.91 (m, 2 H) 1.73 (br s, 4 H) 1.18 (dd, J=15.47, 6.05 Hz, 3 H)。
【0626】
スキーム25、化合物231:
【化125】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(300mg、723μmol)および5−ブロモ−2−フルオロピリジン(140mg、795μmol)のDMSO(4mL)中混合物にK
2CO
3(500mg、3.61mmol)を添加し、得られた混合物を130℃で3時間撹拌し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 534.3 (M+H)
+。
【0627】
工程2: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、187μmol)およびフェニルボロン酸(46mg、374μmol)のジオキサン(1mL)およびH
2O(0.25mL)中混合物にK
2CO
3(129mg、936μmol)およびPd(dppf)Cl
2.CH
2Cl
2(15mg、19μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 532.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.37 (dd, J=9.37, 2.09 Hz, 1 H) 8.18 (s, 1 H) 7.65 (d, J=7.28 Hz, 2 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 7.48 - 7.54 (m, 2 H) 7.42 - 7.47 (m, 1 H) 7.40 (br d, J=9.26 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.80 - 4.85 (m, 1 H) 3.89 (br s, 1 H) 3.58 (br s, 1 H) 3.43 - 3.54 (m, 3 H) 3.41 (s, 3 H) 3.35 (br s, 2 H) 3.17 - 3.30 (m, 2 H) 2.82 (br d, J=5.73 Hz, 4 H) 2.53 - 2.66 (m, 1 H) 2.37 - 2.50 (m, 1 H) 1.78 - 1.98 (m, 6 H) 1.24 (d, J=6.17 Hz, 3 H)。
【0628】
化合物232: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0629】
化合物233: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(104mg、240μmol)および3−ブロモ−1−メチル−1H−インダゾール(42mg、200μmol)のTHF(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(200μL、400μmol)、次いで、tBuXPhos−Pd−G3(16mg、20μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 509.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.73 (d, J=8.07 Hz, 1 H) 7.24 - 7.34 (m, 2 H) 6.99 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.91 (td, J=7.21, 1.10 Hz, 1 H) 6.30 (br d, J=11.62 Hz, 1 H) 6.20 (dd, J=7.27, 5.32 Hz, 1 H) 4.13 (q, J=6.28 Hz, 1 H) 3.71 (s, 3 H) 3.43 (br d, J=6.11 Hz, 1 H) 3.20 - 3.23 (m, 2 H) 3.17 (d, J=9.78 Hz, 3 H) 2.73 - 2.87 (m, 1 H) 2.53 - 2.73 (m, 5 H) 2.31 - 2.46 (m, 4 H) 1.83 - 2.02 (m, 2 H) 1.68 - 1.78 (m, 2 H) 1.36 - 1.62 (m, 4 H) 1.03 (t, J=6.60 Hz, 3 H)。
【0630】
化合物234: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インドール−3−イル)アミノ)ブタン酸。
【0631】
化合物235: 2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0632】
化合物236: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、223μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(94mg、1.11mmol)、次いで、2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(37mg、267μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 516.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.63 (s, 2 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.75 - 4.82 (m, 1 H) 3.66 - 3.84 (m, 4 H) 3.32 - 3.55 (m, 6 H) 3.13 (s, 3 H) 2.75 - 2.85 (m, 4 H) 2.30 - 2.55 (m, 2 H) 1.96 (q, J=5.84 Hz, 2 H) 1.83 (br s, 4 H)。
【0633】
化合物237: 4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0634】
化合物238: 2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0635】
化合物239: 2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0636】
化合物240: 2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0637】
化合物241: 4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0638】
化合物242: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0639】
化合物243: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、223μmol)のi−PrOH(2mL)中混合物にDIPEA(194μL、1.11mmol)、次いで、3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(35mg、251μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 516.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.30 (d, J=2.20 Hz, 1 H) 8.00 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.81 - 4.85 (m, 1 H) 3.65 - 3.83 (m, 4 H) 3.32 - 3.54 (m, 6 H) 3.12 (s, 3 H) 2.76 - 2.86 (m, 4 H) 2.51 - 2.61 (m, 1 H) 2.34 - 2.44 (m, 1 H) 1.92 - 2.00 (m, 2 H) 1.82 (br d, J=6.17 Hz, 4 H)。
【0640】
化合物244: 4−((2−(メチルスルホニル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0641】
化合物245: 4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0642】
化合物246: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(130mg、321μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(49mg、353μmol)およびNaHCO
3(135mg、1.61mmol)を添加し、得られた混合物を50℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 488.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.59 (s, 2 H) 7.47 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.50 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 5.86 - 6.21 (m, 1 H) 4.58 (dd, J=5.38, 8.07 Hz, 1 H) 3.13 - 3.46 (m, 8 H) 2.56 - 2.80 (m, 4 H) 2.18 - 2.44 (m, 4 H) 1.78 - 1.88 (m, 2 H) 1.57 - 1.75 (m, 4 H)。
【0643】
化合物247: 4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0644】
化合物248: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(130mg、321μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(55mg、353μmol)およびNaHCO
3(135mg、1.61mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 503.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.21 (s, 1 H) 8.14 (s, 1 H) 7.37 (br d, J=7.09 Hz, 1 H) 6.50 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.78 - 6.17 (m, 1 H) 4.86 (br s, 1 H) 3.42 (br s, 2 H) 2.63 - 3.09 (m, 10 H) 2.26 - 2.42 (m, 1 H) 1.97 - 2.20 (m, 3 H) 1.57 - 1.96 (m, 6 H)。
【0645】
化合物249: 2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0646】
化合物250: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(130mg、321μmol)のDMA(3mL)中混合物に4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(64mg、353μmol)およびDIPEA(280μL、1.61mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で16時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 529.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.52 (d, J=2.57 Hz, 1 H) 8.30 (br s, 1 H) 7.77 (d, J=1.10 Hz, 1 H) 7.32 (br d, J=6.60 Hz, 1 H) 6.96 (br s, 1 H) 6.47 - 6.58 (m, 2 H) 5.83 - 6.16 (m, 1 H) 4.39 - 4.62 (m, 1 H) 3.36 - 3.45 (m, 2 H) 2.65 - 2.96 (m, 10 H) 2.03 - 2.26 (m, 4 H) 1.84 (br d, J=17.12 Hz, 4 H) 1.63 - 1.74 (m, 2 H)。
【0647】
化合物251: 4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0648】
化合物252: 2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0649】
スキーム26、化合物253:
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(73mg、378μmol)およびNaHCO
3(144mg、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を60℃に17時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物をさらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 540.9 (M+H)
+。
【0650】
工程2: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(186mg、344μmol)のMeOH(10mL)中混合物に10wt%のPd/C(100mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて16時間撹拌した。該混合物を濾過し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 463.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.35 (s, 1 H) 8.00 (br s, 1H) 7.35 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.57 (br d, J=4.52 Hz, 1 H) 6.49 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.80 - 6.13 (m, 1 H) 4.54 (br s, 1 H) 3.37 - 3.47 (m, 2 H) 2.58 - 3.01 (m, 10 H) 1.61 - 2.26 (m, 10 H)。
【0651】
化合物254: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(130mg、321μmol)のi−PrOH(3mL)中混合物に3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(49mg、353μmol)およびDIPEA(280μL、1.61mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 488.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.25 (d, J=2.45 Hz, 1 H) 7.88 (d, J=2.45 Hz, 1 H) 7.39 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.52 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.8 1- 6.16 (m, 1 H) 4.57 (t, J=5.38 Hz, 1 H) 3.39 - 3.47 (m, 1 H) 3.39 - 3.47 (m, 1 H) 2.90 - 3.02 (m, 2 H) 2.64 - 2.82 (m, 8 H) 2.08 - 2.30 (m, 4 H) 1.74 - 1.94 (m, 4 H) 1.59 - 1.69 (m, 2 H)。
【0652】
化合物255: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(130mg、321μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(66mg、353μmol)およびNaHCO
3(134.93mg、1.61mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 517.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.21 (s, 1 H) 8.04 (s, 1 H) 7.38 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.50 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 5.73 - 6.17 (m, 1 H) 4.76 - 4.87 (m, 1 H) 3.94 (s, 3 H) 3.43 (br t, J=5.07 Hz, 2 H) 2.59 - 3.07 (m, 10 H) 2.26-2.45 (m, 1 H) 1.61 - 2.19 (m, 9 H)。
【0653】
化合物256: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(130mg、321μmol)のDMA(3mL)中混合物に4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(95mg、353μmol)およびDIPEA(280μL、1.61mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で16時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 590.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.55 (dd, J=0.67, 2.02 Hz, 1 H) 8.81 (td, J=1.91, 8.04 Hz, 1 H) 8.61 (dd, J=1.71, 4.89 Hz, 1 H) 8.12 (d, J=7.58 Hz, 1 H) 7.76 - 7.92 (m, 2 H) 7.44 - 7.57 (m, 2 H) 7.27 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.42 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.77 - 6.14 (m, 1 H) 5.00 (t, J=6.11 Hz, 1 H) 3.24 (t, J=5.62 Hz, 2 H) 2.60 - 3.09 (m, 10 H) 2.23 - 2.51 (m, 2 H) 2.00 - 2.17 (m, 2 H) 1.74 - 1.90 (m, 4 H) 1.55 - 1.72 (m, 2 H)。
【0654】
スキーム27、化合物257:
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(73mg、378μmol)およびNaHCO
3(144mg、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を60℃で17時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 541.0 (M+H)
+。
【0655】
工程2: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(186mg、344μmol)のジオキサン(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物にフェニルボロン酸(63mg、515μmol)、K
2CO
3(95mg、687μmol)および Pd(dppf)Cl
2(25mg、34μmol)を添加し、該混合物を100℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 539.9 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.45 (s, 1 H) 7.95 (s, 1 H) 7.32 - 7.57 (m, 6 H) 6.48 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.79 - 6.12 (m, 1 H) 4.61 (t, J=5.26 Hz, 1 H) 3.36 - 3.45 (m, 2 H) 2.53 - 2.98 (m, 10 H) 1.85 - 2.25 (m, 6 H) 1.45 - 1.71 (m, 4 H)。
【0656】
化合物258: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(130mg、321μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に4−クロロ−6−フェニルピリミジン(67mg、353μmol)およびNaHCO
3(135mg、1.61mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で17時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮した。粗残留物をキラルSFCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 539.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.45 (s, 1 H) 7.95 (s, 1H) 7.32 - 7.57 (m, 6 H) 6.48 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.79 - 6.12 (m, 1 H) 4.61 (t, J=5.26 Hz, 1 H) 3.36 - 3.45 (m, 2 H) 2.53 - 2.98 (m, 10 H) 1.85 - 2.25 (m, 6 H) 1.45 - 1.71 (m, 4 H)。
【0657】
化合物259: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0658】
化合物260: 4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0659】
化合物261: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のTHF(1mL)およびH
2O(0.25mL)中混合物に2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(53mg、378μmol)およびNaHCO
3(144mg、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を50℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 470.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.50 - 8.65 (m, 2 H) 7.28 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.47 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.58 (t, J=5.62 Hz, 1 H) 4.37 - 4.49 (m, 2 H) 3.38 - 3.45 (m, 2 H) 2.90 - 3.23 (m, 6 H) 2.73 (t, J=6.24 Hz, 2 H) 2.58 - 2.67 (m, 2 H) 1.98 - 2.31 (m, 4 H) 1.88 - 1.94 (m, 2 H) 1.66 - 1.83 (m, 4 H)。
【0660】
化合物262: 4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0661】
化合物263: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、259μmol)のTHF(1mL)およびH
2O(0.25mL)中混合物に4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(44mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.30mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 485.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.25 (br s, 1 H) 8.17 (s, 1 H) 7.23 (br d, J=7.09 Hz, 1 H) 6.43 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.78 (br s, 1 H) 4.40 - 4.64 (m, 2 H) 3.39 (br s, 2 H) 2.88 - 3.29 (m, 6 H) 2.61 - 2.75 (m, 4 H) 2.29 - 2.43 (m, 1 H) 2.18 (td, J=5.00, 14.95 Hz, 1 H) 1.95 - 2.11 (m, 2 H) 1.68 - 1.92 (m, 6 H)。
【0662】
化合物264: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液に5−ブロモ−2−クロロ−ピリミジン(73mg、378μmol)NaHCO
3(144mg、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得たLCMS (ESI+): m/z = 523.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.38 (d, J=2.20 Hz, 2 H) 7.45 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.48 (dd, J=4.59, 7.27 Hz, 1 H) 4.42 - 4.63 (m, 3 H) 3.26 - 3.40 (m, 6 H) 3.16 (br d, J=7.58 Hz, 2 H) 2.69 (br t, J=6.11 Hz, 2 H) 2.62 (br d, J=4.28 Hz, 2 H) 2.38 (qd, J=5.43, 18.94 Hz, 1 H) 2.17 - 2.28 (m, 1 H) 1.98 - 2.13 (m, 2 H) 1.82 (q, J=5.93 Hz, 2 H) 1.65 (br d, J=3.30 Hz, 4 H)。
【0663】
化合物265: 2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0664】
化合物266: (S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、368μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(74mg、405μmol)およびNaHCO
3(155mg、1.84mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 513.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.22 (br d, J=5.75 Hz, 1 H) 7.49 (br d, J=7.09 Hz, 1 H) 6.84 (d, J=6.24 Hz, 1 H) 6.52 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.91 - 6.26 (m, 1 H) 4.72 (br s, 1 H) 3.14 - 3.50 (m, 8 H) 2.61 - 2.78 (m, 4 H) 2.21 - 2.52 (m, 4 H) 1.82 - 1.94 (m, 2 H) 1.69 (br s, 4 H)。
【0665】
化合物267: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、368μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に1−シクロプロピル−4−フルオロベンゼン(56mg、405μmol)およびNaHCO
3(155mg、1.84mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で6時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 485.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ ppm 8.32 (s, 2 H) 7.45 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.49 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.54 - 4.64 (m, 2 H) 4.45 (t, J=5.44 Hz, 1 H) 3.13 - 3.40 (m, 8 H) 2.60 - 2.72 (m, 4 H) 1.97 - 2.44 (m, 4 H) 1.78 - 1.86 (m, 3 H) 1.66 (br d, J=3.67 Hz, 4 H) 0.90 - 1.00 (m, 2 H) 0.57 - 0.68 (m, 2 H)。
【0666】
スキーム28、化合物268:
【化128】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(73mg、378μmol)およびNaHCO
3(144mg、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を60℃で17時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 523.2 (M+H)
+。
【0667】
工程2: (S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(170mg、325μmol)のMeOH(10mL)中混合物に10wt%のPd/C(200mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて16時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 445.2 (M+H)
+。
1H NMR(400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.40 (s, 1 H) 8.02 (br d, J=5.26 Hz, 1 H) 7.24 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.61 (br d, J=5.87 Hz, 1 H) 6.45 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.54-4.63 (m, 1 H) 4.33 - 4.51 (m, 2 H) 3.36 - 3.43 (m, 2 H) 2.89 - 3.27 (m, 6 H) 2.72 (t, J=6.30 Hz, 2 H) 2.57 - 2.66 (m, 2 H) 1.96 - 2.29 (m, 4 H) 1.85 - 1.94 (m, 2 H) 1.68 - 1.81 (m, 4 H)。
【0668】
化合物269: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のi−PrOH(3mL)中混合物に3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(53mg、378μmol)およびDIPEA(299μL、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 470.1 (M+H)
+。
1H NMR(400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.26 (d, J=2.45 Hz, 1 H) 7.90 (d, J=2.45 Hz, 1 H) 7.25 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.45 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.59 (t, J=5.69 Hz, 1 H) 4.44 - 4.49 (m, 2 H) 3.37 - 3.42 (m, 2 H) 2.83 - 3.23 (m, 6 H) 2.72 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.59 - 2.66 (m, 2 H) 1.98 - 2.31 (m, 4 H) 1.86 - 1.93 (m, 2 H) 1.65 - 1.82 (m, 4 H)。
【0669】
化合物270: (S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、259μmol)のTHF(1mL)およびH
2O(0.25mL)中溶液に7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(53mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.30mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 499.3 (M+H)
+。
1H NMR(400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.27 (s, 1 H) 8.07 - 8.16 (m, 1 H) 7.24 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.44 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.78 (br s, 1 H) 4.41 - 4.62 (m, 2 H) 3.97 (s, 3 H) 3.39 (br s, 2 H) 2.84 - 3.29 (m, 6 H) 2.58 - 2.78 (m, 4 H) 2.26 - 2.44 (m, 1 H) 1.95 - 2.22 (m, 3 H) 1.65 - 1.93 (m, 6 H)。
【0670】
化合物271: 4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0671】
スキーム29、化合物272:
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(73mg、378μmol)およびNaHCO
3(144mg、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を60℃で17時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 523.2(M+H)
+。
【0672】
工程2: (S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(170mg、325μmol)のジオキサン(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物にフェニルボロン酸(59mg、487μmol)、K
2CO
3(90mg、650μmol)およびPd(dppf)Cl
2(24mg、32μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 521.3 (M+H)
+。
1H NMR(400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.47 (s, 1 H) 7.99 (s, 1 H) 7.51 - 7.58 (m, 2 H) 7.41 - 7.49 (m, 3 H) 7.19 - 7.24 (m, 1 H) 6.42 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.56 (t, J=5.62 Hz, 1 H) 4.42 - 4.49 (m, 2 H) 3.37 (dd, J=4.83, 6.42 Hz, 2 H) 2.84 - 3.25 (m, 6 H) 2.70 (t, J=6.24 Hz, 2 H) 2.57 (br t, J=6.72 Hz, 2 H) 2.19 (q, J=5.75 Hz, 2 H) 1.83 - 2.09 (m, 4 H) 1.58 - 1.77 (m, 4 H)。
【0673】
スキーム30、化合物273:
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に4,6−ジクロロピリミジン(56mg、378μmol)およびNaHCO
3(144mg、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を60℃で17時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 479.3 (M+H)
+。
【0674】
(S)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(164mg、342μmol)のジオキサン(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物にフェニルボロン酸(63mg、514μmol)、K
2CO
3(95mg、685μmol)およびPd(dppf)Cl
2(25mg、34μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 539.9 (M+H)
+。
1H NMR(400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.45 (s, 1 H) 7.95 (s, 1 H) 7.32 - 7.57 (m, 6 H) 6.48 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.79 - 6.12 (m, 1 H) 4.61 (t, J=5.26 Hz, 1 H) 3.36 - 3.45 (m, 2 H) 2.53 - 2.98 (m, 10 H) 1.85 - 2.25 (m, 6 H) 1.45 - 1.71 (m, 4 H)。
【0675】
化合物274: 4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0676】
化合物275: 2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0677】
化合物276: 4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0678】
化合物277: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)ブタン酸。
【0679】
化合物278: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(200mg、462μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(116mg、1.39mmol)、次いで、4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(79mg、508μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 515.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.93 (br s, 1 H) 8.65 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.15 - 5.33 (m, 2 H) 3.72 (d, J=3.53 Hz, 1 H) 3.64 - 3.70 (m, 2 H) 3.55 - 3.63 (m, 2 H) 3.48 - 3.54 (m, 3 H) 3.40 (s, 5 H) 2.77 - 2.84 (m, 4 H) 2.49 - 2.69 (m, 2 H) 1.79 - 1.98 (m, 6 H)。
【0680】
化合物279: 2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0681】
化合物280: 2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0682】
化合物281: 4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0683】
化合物282: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、252μmol)のTHF(1mL)およびH
2O(0.25mL)中混合物にNaHCO
3(106mg、1.26mmol)、次いで、5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン(38mg、277μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 515.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.03 (s, 2 H) 7.35 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.48 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.75 - 4.81 (m, 1 H) 4.35 (t, J=5.95 Hz, 1 H) 3.57 (d, J=4.19 Hz, 1 H) 3.49 - 3.53 (m, 1 H) 3.37 (dt, J=8.65, 5.82 Hz, 2 H) 3.32 (s, 3 H) 2.81 - 2.95 (m, 4 H) 2.76 - 2.80 (m, 1 H) 2.72 (br t, J=6.28 Hz, 3 H) 2.66 (t, J=7.83 Hz, 2 H) 2.02 - 2.20 (m, 2 H) 1.80 - 1.91 (m, 3 H) 1.69 - 1.79 (m, 2 H) 1.57 - 1.68 (m, 2 H) 0.91 (br dd, J=8.38, 1.54 Hz, 2 H) 0.55 - 0.62 (m, 2 H)。
【0684】
化合物283: 4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
【0685】
化合物284: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(200mg、462μmol)のi−PrOH(2mL)中混合物にDIPEA(402μL、2.31mmol)、次いで、3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(71mg、508μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得たLCMS (ESI+): m/z =500.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.30 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 8.00 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.64 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.09 - 5.28 (m, 1 H) 4.81 (dd, J=8.82, 5.29 Hz, 1 H) 3.62 - 3.73 (m, 3 H) 3.54 - 3.62 (m, 1 H) 3.42 - 3.54 (m, 4 H) 3.40 (s, 3 H) 3.32 - 3.39 (m, 2 H) 2.76 - 2.85 (m, 4 H) 2.49 - 2.60 (m, 1 H) 2.33 - 2.45 (m, 1 H) 1.96 (dt, J=11.74, 5.93 Hz, 2 H) 1.74 - 1.92 (m, 4 H)。
【0686】
化合物285: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸。
【0687】
化合物286: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0688】
スキーム31、化合物287:
【化131】
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工程1: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、331μmol)および2−クロロ−4−フェニルピリジン(52mg、276μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(276μL、552μmol)およびt−BuXPhos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 606.3 (M+H)
+。注記: 該t−ブチルエステルは、化合物213と類似の方法で製造した。
【0689】
工程2: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(167mg、276μmol)をDCM/TFA(3:1)(4mL)に溶解し、得られた混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z =550.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.06 (br d, J=6.48 Hz, 1 H) 7.82 (br d, J=3.55 Hz, 2 H) 7.54 - 7.62 (m, 4 H) 7.45 (br s, 1 H) 7.29 (br d, J=6.36 Hz, 1 H) 6.62 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.17 - 5.40 (m, 1 H) 4.81 (br s, 1 H) 3.32 - 3.55 (m, 8 H) 3.30 (s, 3 H) 3.23 (br s, 2 H) 2.70 (br d, J=6.24 Hz, 4 H) 2.44 (br s, 1 H) 2.27 (br d, J=8.93 Hz, 1 H) 1.59 - 1.85 (m, 6 H)。
【0690】
スキーム32、化合物288:
【化132】
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工程1: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、331μmol)および2−クロロ−6−フェニルピラジン(53mg、276μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(276μL、552μmol)、次いで、t−BuXPhos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 607.2 (M+H)
+。
【0691】
工程2: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、330μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.26 (s, 1 H) 7.90 - 8.02 (m, 3 H) 7.37 - 7.46 (m, 3 H) 6.99 (d, J=7.06 Hz, 1 H) 6.18 (dd, J=7.28, 2.43 Hz, 1 H) 4.55 - 4.80 (m, 1 H) 4.43 (br d, J=5.73 Hz, 1 H) 3.36 - 3.50 (m, 2 H) 3.09 - 3.24 (m, 5 H) 2.52 - 2.77 (m, 7 H) 2.29 - 2.47 (m, 3 H) 2.00 (br dd, J=13.34, 6.50 Hz, 1 H) 1.77 - 1.88 (m, 1 H) 1.64 - 1.74 (m, 2 H) 1.45 - 1.56 (m, 2 H) 1.31 - 1.41 (m, 2 H)。
【0692】
化合物289: 4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物290: 4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物291: 4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物292: 2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物293: 2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物294: 4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物295: 2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物296: 2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物297: 2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物298: 4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物299: 2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物300: (S)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
化合物301: 4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0693】
[0692] 化合物302: (S)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: THF/H
2O(4:1)(2mL)中の(S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、324μmol)に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(69mg、356μmol)およびNaHCO
3(136、1.62mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸中間体を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸中間体(189mg、324μmol)をジオキサン/H
2O(3:1)(3mL)中のフェニルボロン酸(43mg、356μmol)と混合し、これにK
2CO
3(90mg、649μmol)、次いで、Pd(dppf)Cl
2(24mg、32μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 581.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.42 (s, 1 H) 7.94 (s, 1 H) 7.45 - 7.51 (m, 2 H) 7.38 - 7.45 (m, 3 H) 7.20 - 7.30 (m, 3 H) 6.83 - 7.00 (m, 3 H) 6.42 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.52 (dd, J=6.79, 4.22 Hz, 1 H) 4.19 (t, J=5.14 Hz, 2 H) 3.33 - 3.41 (m, 3 H) 3.20 - 3.30 (m, 2 H) 2.88 - 3.11 (m, 3 H) 2.70 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.57 (br t, J=6.97 Hz, 2 H) 2.22 - 2.32 (m, 1 H) 2.12 - 2.20 (m, 1 H) 1.86 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.55 - 1.72 (m, 4 H)。
【0694】
化合物303: 4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物304: 4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物305: 2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物306: 4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物307: 2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物308: 2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物309: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0695】
化合物310: (S)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(120mg、270μmol)および4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(59mg、324μmol)のTHF(2mL)H
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(113mg、1.35mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 591.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.01 (br s, 1 H) 7.32 (br d, J=6.84 Hz, 1 H) 6.91 (br d, J=7.94 Hz, 2 H) 6.81 (br s, 2 H) 6.60 (br s, 1 H) 6.47 (br d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.61 (br s, 1 H) 4.10 (br d, J=3.97 Hz, 2 H) 3.38 (br s, 2 H) 3.25 (br s, 2 H) 3.11 (br s, 1 H) 3.00 (br d, J=5.95 Hz, 2 H) 2.88 (br s, 1 H) 2.59 - 2.80 (m, 4 H) 2.28 (br s, 1 H) 2.06 (br s, 2 H) 1.67 - 1.90 (m, 5 H)。
【0696】
化合物311: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、337μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン(51mg、371μmol)およびNaHCO
3(85mg、1.01mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 563.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.29 (s, 2 H) 7.58 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.94 - 7.09 (m, 4 H) 6.64 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.76 (dd, J=8.38, 5.20 Hz, 1 H) 4.35 (br t, J=4.52 Hz, 2 H) 3.33 - 3.78 (m, 8 H) 2.73 - 2.86 (m, 4 H) 2.52 - 2.65 (m, 1 H) 2.30 - 2.43 (m, 1 H) 1.70 - 2.01 (m, 7 H) 0.93 - 1.11 (m, 2 H) 0.61 - 0.76 (m, 2 H)。
【0697】
化合物312: (S)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(120mg、270μmol)および4−クロロ−6−フェニル−ピリミジン(62mg、324μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(113mg、1.35mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 599.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.29 - 8.45 (m, 1 H) 7.70 (br s, 1 H) 7.60 - 7.80 (m, 1 H) 7.40 - 7.47 (m, 3 H) 7.19 - 7.29 (m, 1 H) 6.78 - 6.85 (m, 4 H) 6.69 (s, 1 H) 6.47 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.57 (br s, 1 H) 4.10 - 4.17 (m, 2 H) 3.34 - 3.48 (m, 2 H) 3.13 (br s, 2 H) 3.08 (br s, 1 H) 3.00 (br s, 1 H) 2.93 - 2.94 (m, 1 H) 2.80 - 2.93 (m, 1 H) 2.50 - 2.75 (m, 4 H) 2.27 (br s, 1 H) 2.14 (br d, J=5.29 Hz, 1 H) 1.86 (br dd, J=13.89, 6.84 Hz, 2 H) 1.93 (br s, 1 H) 1.78 (br s, 3 H)。
【0698】
化合物313: (S)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(202mg、336μmol)のジオキサン/H
2O(3:1)(2mL)中混合物にK
2CO
3(93mg、672μmol)、フェニルボロン酸(102mg、840μmol)、次いで、Pd(dppf)Cl
2(25mg、34μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 599.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.43 (br s, 1 H) 7.95 (br s, 1 H) 7.38 - 7.55 (m, 5 H) 7.26 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.95 - 7.04 (m, 2 H) 6.83 - 6.93 (m, 2 H) 6.42 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.49 - 4.58 (m, 1 H) 4.16 (t, J=5.18 Hz, 2 H) 3.34 - 3.40 (m, 2 H) 3.16 - 3.30 (m, 3 H) 2.84 - 3.11 (m, 3 H) 2.71 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.49 - 2.61 (m, 2 H) 2.10 - 2.34 (m, 2 H) 1.82 - 1.94 (m, 2 H) 1.49 - 1.75 (m, 4 H)。
【0699】
化合物314: (S)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、312μmol)のDMA(2mL)中混合物にDIPEA(272μL、1.56mmol)、次いで、4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(83mg、343μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 650.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.51 (d, J=1.59 Hz, 1 H) 8.77 (dt, J=8.01, 1.86 Hz, 1 H) 8.58 (dd, J=4.89, 1.59 Hz, 1 H) 8.03 (d, J=7.70 Hz, 1 H) 7.78 - 7.85 (m, 1 H) 7.68 - 7.75 (m, 1 H) 7.46 (dd, J=7.95, 4.89 Hz, 1 H) 7.31 - 7.38 (m, 1 H) 7.20 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.70 - 6.78 (m, 2 H) 6.62 - 6.70 (m, 2 H) 6.37 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.01 (t, J=5.93 Hz, 1 H) 4.04 - 4.18 (m, 2 H) 3.12 - 3.29 (m, 4 H) 3.09 - 3.11 (m, 1 H) 2.93 - 3.09 (m, 3 H) 2.77 - 2.87 (m, 1 H) 2.57 - 2.68 (m, 4 H) 2.46 (ddt, J=14.72, 9.77, 5.00, 5.00 Hz, 1 H) 2.22 - 2.33 (m, 1 H) 1.65 - 1.86 (m, 6 H)。
【0700】
化合物315: (S)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、337μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(63mg、371μmol)およびNaHCO
3(85mg、1.01mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 577.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.46 (d, J=19.81 Hz, 2 H) 7.58 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.93 - 7.03 (m, 4 H) 6.65 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.11 (dd, J=8.62, 5.07 Hz, 1 H) 4.32 - 4.45 (m, 2 H) 4.06 (s, 3 H) 3.48 - 3.77 (m, 5 H) 3.42 (br t, J=7.95 Hz, 2 H) 2.66 - 2.86 (m, 5 H) 2.49 - 2.62 (m, 1 H) 1.77 - 2.01 (m, 1 H) 1.68 - 2.03 (m, 6 H)。
【0701】
化合物316: (S)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、396μmol)および4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(73mg、436μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(166mg、1.98mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 511.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.25 (s, 1 H) 8.08 (s, 1 H) 7.18 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 6.38 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 4.77 (br s, 1 H) 3.95 (s, 3 H) 3.69 (br s, 2 H) 3.48 (q, J=6.72 Hz, 2 H) 3.35 (br d, J=5.26 Hz, 3 H) 3.25 (br d, J=14.47 Hz, 1 H) 2.92 - 3.18 (m, 4 H) 2.68 (t, J=6.14 Hz, 2 H) 2.57 (br t, J=7.02 Hz, 2 H) 2.28 - 2.44 (m, 1 H) 2.13 (br dd, J=14.69, 5.48 Hz, 1 H) 1.85 (q, J=5.92 Hz, 2 H) 1.72 (br s, 4 H) 1.13 (t, J=7.02 Hz, 3 H)。
【0702】
化合物317: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、361μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(55mg、398μmol)およびNaHCO
3(91mg、1.08mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 482.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.48 - 8.63 (m, 2 H) 7.19 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 6.40 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 4.42 (t, J=5.92 Hz, 1 H) 3.66 (t, J=5.26 Hz, 2 H) 3.49 (q, J=7.02 Hz, 2 H) 3.34 - 3.41 (m, 2 H) 2.87 - 3.26 (m, 6 H) 2.70 (t, J=6.14 Hz, 2 H) 2.52 - 2.62 (m, 2 H) 2.23 (dq, J=14.03, 7.02 Hz, 1 H) 2.02 - 2.14 (m, 1 H) 1.82 - 1.93 (m, 2 H) 1.70 (br s, 4 H) 1.11 - 1.20 (m, 1 H) 1.16 (t, J=7.02 Hz, 2 H)。
【0703】
スキーム33、化合物318:
【化133】
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工程1: N−(2−エトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド: 0℃での4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン酸(15g、47.67mmol)のDCM(150mL)中溶液にCDI(8.50g、52.44mmol)、次いで、2−エトキシエタンアミン(4.67g、52.44mmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をH
2Oで希釈し、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗生成物をMTBEでトリチュレートし、次いで、固体を濾去し、濾液を真空濃縮して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 291.7 (M+H)+。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 7.71 (br s, 1 H) 7.07 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 6.34 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 5.14 (br s, 1 H) 3.52 - 3.60 (m, 4 H) 3.46 - 3.52 (m, 2 H) 3.36 - 3.43 (m, 2 H) 2.70 (t, J=6.36 Hz, 2 H) 2.60 (t, J=6.80 Hz, 2 H) 2.17 - 2.25 (m, 2 H) 1.86 - 2.04 (m, 4 H) 1.17 - 1.27 (m, 3 H)。
【0704】
工程2: N−(2−エトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン: 10℃でのLiAlH
4(2.15g、56.63mmol)のジオキサン(120mL)中混合物にN−(2−エトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタンアミド(7.5g、25.74mmol)を添加し、得られた混合物を30分間加熱還流し、次いで、室温に冷却した。次いで、該混合物を、H
2O(2.6mL)、1M NaOH水溶液(2.6mL)、次いで、再度H
2O(2.6mL)を注意深く添加することにより注意深く中和し、次いで、MgSO
4で乾燥させた。該混合物を濾過し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 277.9 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ ppm 7.05 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.34 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.78 (br s, 1 H) 3.71 (s, 1 H) 3.45 - 3.56 (m, 4 H) 3.36 - 3.43 (m, 2 H) 2.77 (t, J=5.18 Hz, 2 H) 2.61 - 2.71 (m, 4 H) 2.55 (t, J=7.72 Hz, 2 H) 1.84 - 1.95 (m, 2 H) 1.69 (q, J=7.61 Hz, 2 H) 1.51 - 1.61 (m, 2 H) 1.15 - 1.23 (m, 3 H)。
【0705】
工程3: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: 0℃でのN−(2−エトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(11g、39.65mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(11.57g、43.62mmol)のDCE(170mL)中溶液にAcOH(3.40mL、59.48mmol)、次いで、NaBH(OAc)
3(12.61g、59.48mmol)を添加し、得られた混合物を10℃で1時間撹拌した。反応混合物をMeOHで希釈し、次いで、真空濃縮した。粗残留物をDCMおよびNaHCO
3飽和水溶液に溶解し、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 527.4 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 7.24 - 7.39 (m, 5 H) 7.07 - 7.14 (m, 1 H) 6.36 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.99 - 5.13 (m, 2 H) 4.29 (dd, J=8.16, 4.41 Hz, 1 H) 3.71 (s, 1 H) 3.68 - 3.73 (m, 1 H) 3.39 - 3.52 (m, 4 H) 3.35 (dd, J=6.17, 5.07 Hz, 2 H) 2.39 - 2.75 (m, 10 H) 2.02 - 2.09 (m, 1 H) 1.96 - 2.00 (m, 1 H) 1.80 - 1.88 (m, 2 H) 1.78 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 1.55 - 1.70 (m, 2 H) 1.48 (q, J=7.50 Hz, 2 H) 1.12 (t, J=7.06 Hz, 3 H)。
【0706】
工程4: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(7g、13.29mmol)のTHF/MeOH(1:1)(50mL)中溶液にLiOH・H
2O(1.12g、26.58mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 513.5 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 7.58 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 7.24 - 7.41 (m, 5 H) 6.60 - 6.68 (m, 1 H) 5.05 - 5.17 (m, 1 H) 5.05 - 5.17 (m, 1 H) 4.22 - 4.36 (m, 1 H) 3.75 (br s, 2 H) 3.48 - 3.59 (m, 4 H) 3.33 - 3.45 (m, 3 H) 3.27 (br d, J=7.28 Hz, 2 H) 2.68 - 2.89 (m, 4 H) 2.26 - 2.45 (m, 1 H) 2.05 - 2.23 (m, 1 H) 1.89 - 2.03 (m, 3 H) 1.79 (br s, 4 H) 1.12 - 1.26 (m, 3 H)。
【0707】
工程5: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(4g、7.80mmol)のi−PrOH(40mL)中溶液に10wt%のPd(OH)
2/C(2g)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 379.4 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 7.52 - 7.64 (m, 1 H) 6.64 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.05 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 3.80 (br s, 2 H) 3.63 (br s, 1 H) 3.41 - 3.60 (m, 8 H) 2.69 - 2.86 (m, 4 H) 2.38 - 2.58 (m, 1 H) 2.18 - 2.35 (m, 1 H) 1.86 - 2.02 (m, 5 H) 1.74 - 1.86 (m, 2 H) 1.12 - 1.21 (m, 3 H)。
【0708】
工程6: (S)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、396μmol)および2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(80mg、436μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中溶液にNaHCO
3(166mg、1.98mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 525.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.53 (br s, 2 H) 7.20 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.42 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.42 (dd, J=6.84, 4.85 Hz, 1 H) 3.69 (t, J=5.18 Hz, 2 H) 3.50 (q, J=6.76 Hz, 2 H) 3.37 (td, J=5.46, 2.32 Hz, 2 H) 2.96 - 3.28 (m, 6 H) 2.66 - 2.76 (m, 1 H) 2.70 (t, J=6.28 Hz, 1 H) 2.55 - 2.64 (m, 2 H) 2.26 (dq, J=14.19, 7.18 Hz, 1 H) 2.06 - 2.17 (m, 1 H) 1.86 (q, J=5.95 Hz, 2 H) 1.73 (br s, 4 H) 1.16 (t, J=7.06 Hz, 3 H)。
【0709】
化合物319: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、396μmol)および4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(67mg、436μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(166mg、1.98mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 497.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.24 (s, 1 H) 8.13 - 8.17 (m, 1 H) 7.12 - 7.21 (m, 1 H) 6.39 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.75 (br s, 1 H) 3.62 - 3.77 (m, 1 H) 3.69 (br s, 1 H) 3.48 (q, J=6.84 Hz, 2 H) 3.35 (br d, J=5.51 Hz, 3 H) 3.24 (br s, 1 H) 3.13 (br s, 3 H) 3.01 (br s, 1 H) 2.68 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.53 - 2.62 (m, 2 H) 2.28 - 2.44 (m, 1 H) 2.14 (br dd, J=14.66, 5.40 Hz, 1 H) 1.85 (q, J=5.84 Hz, 2 H) 1.73 (br s, 4 H) 1.12 (t, J=7.06 Hz, 3 H)。
【0710】
化合物320: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、396μmol)および5−ブロモ−2−クロロピリミジン(84mg、436μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(166mg、1.98mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 535.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.31 (s, 2 H) 7.15 - 7.23 (m, 1 H) 6.40 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.28 (t, J=5.84 Hz, 1 H) 3.67 (t, J=5.18 Hz, 2 H) 3.46 - 3.54 (m, 2 H) 3.33 - 3.39 (m, 2 H) 2.92 - 3.29 (m, 6 H) 2.70 (t, J=6.28 Hz, 2 H) 2.50 - 2.63 (m, 2 H) 2.15 - 2.27 (m, 1 H) 2.02 - 2.13 (m, 1 H) 1.81 - 1.94 (m, 2 H) 1.62 - 1.80 (m, 4 H) 1.16 (t, J=7.06 Hz, 3 H)。
【0711】
化合物321: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、361μmol)のDMA(2mL)中混合物にDIPEA(315μL、1.81mmol)、次いで、4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(72mg、398μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 523.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.51 (d, J=2.63 Hz, 1 H) 8.33 (s, 1 H) 7.75 (d, J=1.32 Hz, 1 H) 7.16 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 6.99 (br s, 1 H) 6.52 (dd, J=2.63, 1.75 Hz, 1 H) 6.40 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 4.51 (br s, 1 H) 3.69 (t, J=5.26 Hz, 2 H) 3.51 (q, J=6.72 Hz, 2 H) 3.33 - 3.42 (m, 2 H) 2.92 - 3.30 (m, 6 H) 2.54 - 2.77 (m, 4 H) 2.22 - 2.34 (m, 1 H) 1.99 - 2.16 (m, 1 H) 1.67 - 1.90 (m, 6 H) 1.15 (t, J=7.02 Hz, 3 H)。
【0712】
化合物322: (S)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、361μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(73mg、398μmol)およびNaHCO
3(91mg、1.08mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。LCMS (ESI+): m/z = 525.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.12 (br s, 1 H) 7.21 (br d, J=7.45 Hz, 1 H) 6.74 (br s, 1 H) 6.42 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 4.54 (br s, 1 H) 3.68 (br s, 2 H) 3.44 - 3.54 (m, 2 H) 3.33 - 3.42 (m, 3 H) 2.90 - 3.28 (m, 5 H) 2.70 (t, J=6.36 Hz, 2 H) 2.60 (br t, J=7.24 Hz, 2 H) 2.24 (br s, 1 H) 2.02 - 2.12 (m, 1 H) 1.83 - 1.90 (m, 2 H) 1.73 (br s, 4 H) 1.15 (t, J=7.02 Hz, 3 H)。
【0713】
化合物323: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、361μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン(55mg、398μmol)およびNaHCO
3(91mg、1.08mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 497.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.32 - 8.44 (m, 2 H) 7.60 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 4.78 (dd, J=8.11, 5.04 Hz, 1 H) 3.78 (t, J=4.60 Hz, 2 H) 3.37 - 3.64 (m, 8 H) 3.30 (br s, 1 H) 3.28 (br s, 2 H) 2.73 - 2.87 (m, 4 H) 2.47 - 2.60 (m, 1 H) 2.28 - 2.41 (m, 1 H) 1.71 - 2.01 (m, 6 H) 1.19 (t, J=7.02 Hz, 3 H) 1.00 - 1.08 (m, 2 H) 0.70 - 0.78 (m, 2 H)。
【0714】
スキーム34、化合物324:
【化134】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、361μmol)のTHF/H
2O(4:1)(3mL)中混合物に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(77mg、398μmol)およびNaHCO
3(152mg、1.81mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 535.0 (M+H)
+。
【0715】
工程2: (S)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(387mg、723μmol)のMeOH(20mL)中混合物に20wt%のPd/C(200mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて3時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 457.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.78 (s, 1 H) 8.20 (d, J=6.17 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 7.04 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.01 (br s, 1 H) 3.78 (br d, J=4.19 Hz, 2 H) 3.32 - 3.63 (m, 10 H) 2.75 - 2.87 (m, 4 H) 2.47 - 2.61 (m, 1 H) 2.37 (br s, 1 H) 1.74 - 2.00 (m, 6 H) 1.17 (t, J=7.06 Hz, 3 H)。
【0716】
化合物325: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、361μmol)のi−PrOH(3mL)中混合物に3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(55mg、398μmol)およびDIPEA(315μL、1.81mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 482.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.25 (d, J=2.63 Hz, 1 H) 7.89 (d, J=2.19 Hz, 1 H) 7.21 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 6.42 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 4.45 (dd, J=7.02, 4.38 Hz, 1 H) 3.71 (t, J=5.26 Hz, 2 H) 3.51 (q, J=7.02 Hz, 2 H) 3.33 - 3.40 (m, 3 H) 2.90 - 3.29 (m, 5 H) 2.71 (t, J=6.14 Hz, 2 H) 2.60 (br d, J=2.63 Hz, 2 H) 2.22 - 2.36 (m, 1 H) 2.09 - 2.19 (m, 1 H) 1.83 - 1.93 (m, 2 H) 1.68 - 1.79 (m, 4 H) 1.16 (t, J=7.02 Hz, 3 H)。
【0717】
化合物326: (S)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、361μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に4−クロロ−6−フェニルピリミジン(76mg、398μmol)およびNaHCO
3(91mg、1.08mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 533.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.81 (s, 1 H) 7.87 (d, J=7.09 Hz, 2 H) 7.63 - 7.73 (m, 3 H) 7.59 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 7.29 (s, 1 H) 6.66 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.04 - 5.12 (m, 1 H) 3.80 (br s, 2 H) 3.44 - 3.62 (m, 8 H) 3.33 - 3.38 (m, 2 H) 2.77 - 2.86 (m, 4 H) 2.58 (br s, 1 H) 2.42 (br d, J=6.24 Hz, 1 H) 1.78 - 1.98 (m, 6 H) 1.21 (t, J=6.91 Hz, 3 H)。
【0718】
化合物327: (S)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、361μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(67mg、398μmol)およびNaHCO
3(91mg、1.08mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 511.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.57 (br s, 1 H) 8.49 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 5.07 (br s, 1 H) 4.09 (s, 3 H) 3.81 (br s, 2 H) 3.44 - 3.67 (m, 8 H) 3.33 - 3.40 (m, 2 H) 2.76 - 2.86 (m, 4 H) 2.62 - 2.74 (m, 1 H) 2.52 (br d, J=11.00 Hz, 1 H) 1.72 - 2.05 (m, 6 H) 1.19 (t, J=6.97 Hz, 3 H)。
【0719】
化合物328: (S)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、362μmol)のDMA(2mL)中混合物にDIPEA(315μL、1.81mmol)、次いで、4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(96mg、398μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 584.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm9.56 (d, J=1.32 Hz, 1 H) 8.83 (dt, J=8.11, 1.86 Hz, 1 H) 8.58 - 8.66 (m, 1 H) 8.13 (d, J=7.89 Hz, 1 H) 7.72 - 7.89 (m, 2 H) 7.45 - 7.60 (m, 2 H) 7.12 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 6.33 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 4.92 (br s, 1 H) 3.70 (t, J=5.04 Hz, 2 H) 3.44 (q, J=7.02 Hz, 3 H) 3.09 - 3.29 (m, 5 H) 2.94 - 3.02 (m, 1 H) 2.61 (t, J=6.14 Hz, 2 H) 2.41 - 2.57 (m, 3 H) 2.26 - 2.36 (m, 1 H) 1.66 - 1.83 (m, 6 H) 1.03 - 1.08 (m, 1 H) 1.06 (t, J=7.02 Hz, 2 H) 1.02 - 1.10 (m, 1 H)。
【0720】
化合物329: (S)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−エトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(387mg、723μmol)のジオキサン/H
2O(3:1)(2mL)中混合物にK
2CO
3(300mg、2.17mmol)、フェニルボロン酸(220mg、1.81mmol)、次いで、Pd(dppf)Cl
2(53mg、72μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 533.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.46 (br s, 1 H) 7.98 (br s, 1 H) 7.42 - 7.57 (m, 5 H) 7.10 - 7.20 (m, 1 H) 6.34 - 6.41 (m, 1 H) 4.41 - 4.48 (m, 1 H) 3.66 (t, J=5.18 Hz, 2 H) 3.47 - 3.52 (m, 3 H) 3.30 (br s, 2 H) 2.88 - 3.29 (m, 5 H) 2.68 (t, J=6.06 Hz, 2 H) 2.52 - 2.60 (m, 2 H) 2.08 - 2.29 (m, 2 H) 1.82 - 1.90 (m, 2 H) 1.54 - 1.79 (m, 4 H) 1.13 - 1.19 (m, J=7.02 Hz, 3 H)。
【0721】
スキーム35、化合物330:
【化135】
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工程1: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(150mg、335μmol)および2−クロロ−5−メチル−ピリミジン(36mg、279μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(279μL、558μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に14時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 540.1 (M+H)
+。注記: t−ブチルエステル出発物質は、実施例213と類似の方法で製造した。
【0722】
工程2: (S)−4−(((S)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、371μmol)をDCM/TFA(5:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z =484.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.22 (s, 2 H) 7.87 (br s, 1 H) 7.14 (br d, J=6.62 Hz, 1 H) 7.01 (br d, J=6.39 Hz, 1 H) 6.63 (br s, 1 H) 6.34 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.31 (br s, 1 H) 3.33 (br s, 2 H) 3.22 (br s, 2 H) 2.70 (br s, 4 H) 2.60 (br s, 6 H) 2.15 (br s, 3 H) 1.99 (br d, J=5.95 Hz, 2 H) 1.79 - 1.91 (m, 5 H) 1.63 (br s, 2 H) 1.48 (br s, 2 H)。
【0723】
化合物331: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸。
【0724】
化合物332: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸(150mg、383μmol)および4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(71mg、421μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 524.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.24 (br s, 1 H) 7.99 - 8.13 (m, 1 H) 7.27 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.43 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.56 (br s, 1 H) 3.95 (s, 3 H) 3.37 (br d, J=6.60 Hz, 4 H) 2.94 - 3.06 (m, 1 H) 2.65 - 2.94 (m, 7 H) 2.61 (br t, J=7.52 Hz, 2 H) 2.24 - 2.38 (m, 1 H) 2.07 - 2.22 (m, 1 H) 1.55 - 2.03 (m, 9 H)。
【0725】
化合物333: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0726】
化合物334: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸(150mg、383μmol)および2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(77mg、421μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.98mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 538.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.52 (br s, 2 H) 7.34 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 6.49 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 4.45 (t, J=5.48 Hz, 1 H) 3.32 - 3.50 (m, 4 H) 2.87 (t, J=5.92 Hz, 2 H) 2.60 - 2.82 (m, 8 H) 2.10 - 2.25 (m, 2 H) 1.93 (s, 3 H) 1.83 - 1.90 (m, 2 H) 1.69 - 1.82 (m, 2 H) 1.56 - 1.67 (m, 2 H)。
【0727】
化合物335: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸(150mg、383μmol)および4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(65mg、421μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 510.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.06 - 8.29 (m, 2 H) 7.23 - 7.39 (m, 1 H) 6.40 - 6.54 (m, 1 H) 4.76 - 4.83 (m, 1 H) 3.33 - 3.42 (m, 4 H) 3.03 (br s, 1 H) 2.78 - 2.97 (m, 4 H) 2.58 - 2.74 (m, 5 H) 2.31 (br d, J=5.70 Hz, 1 H) 2.11 - 2.22 (m, 1 H) 1.82 - 1.95 (m, 5 H) 1.76 (br s, 2 H) 1.65 (br d, J=4.82 Hz, 2 H)。
【0728】
スキーム36、化合物336:
【化136】
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工程1: 7−(4−((2−アセトアミドエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 0℃でのN−(2−アミノエチル)アセトアミド(18.8mL、197.12mmol)およびNaBH
3CN(8.26g、131.41mmol)のMeOH(300mL)中混合物にAcOH(37.6mL、657.07mmol)、次いで、7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(20g、65.71mmol)のMeOH(100mL)中溶液を添加し、得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物をNaHCO
3飽和水溶液中に注ぎ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 391.4 (M+H)
+。
【0729】
工程2: (S)−7−(4−((2−アセトアミドエチル)(3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 0℃での7−(4−((2−アセトアミドエチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(18g、46.09mmol)および(2S)−2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−4−オキソ−ブタン酸メチル(13.45g、50.70mmol)のDCE(200mL)中混合物にAcOH(4.0mL、69.14mmol)を添加し、次いで、NaBH(OAc)
3(14.65g、69.14mmol)を少しずつ添加し、得られた混合物を室温で12時間撹拌した。反応混合物をNaHCO
3飽和水溶液(200mL)中に注ぎ、次いで、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 640.5 (M+H)
+。
【0730】
工程3: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)ブタン酸メチル: (S)−7−(4−((2−アセトアミドエチル)(3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(3.47g、5.42mmol)をEtOAc中4MのHCl(30mL)に溶解し、得られた混合物を室温で1.5時間撹拌し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 540.4 (M+H)
+。
【0731】
工程4: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)ブタン酸メチル(3.5g、6.49mmol)のTHF/MeOH/H
2O(2:2:1)(50mL)中混合物にLiOH・H
2O(1.09g、25.94mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=4に調整し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 526.4 (M+H)
+。
【0732】
工程5: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)ブタン酸(2g、3.80mmol)のi−PrOH(30mL)中混合物に10wt%のPd(OH)
2/C(2g)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 392.2 (M+H)
+。
【0733】
工程6: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (2S)−4−[2−アセトアミドエチル−[4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル]アミノ]−2−アミノ−ブタン酸(150mg、383μmol)および5−ブロモ−2−クロロ−ピリミジン(89mg、460μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 548.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.28 (s, 2 H) 7.34 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.49 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 4.32 (t, J=5.73 Hz, 1 H) 3.48 (br s, 1 H) 3.32 - 3.51 (m, 3 H) 2.76 - 2.91 (m, 3 H) 2.73 (br t, J=6.17 Hz, 3 H) 2.65 (br t, J=7.39 Hz, 2 H) 2.60 - 2.68 (m, 1 H) 2.60 - 2.92 (m, 1 H) 2.15 (br d, J=3.09 Hz, 2 H) 1.92 (s, 3 H) 1.87 (q, J=5.79 Hz, 2 H) 1.69 - 1.84 (m, 2 H) 1.58 - 1.69 (m, 1 H) 1.58 - 1.69 (m, 1 H)。
【0734】
化合物337: (S)−2−((7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物338: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0735】
化合物339: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0736】
スキーム37、化合物340:
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(150mg、335μmol)および4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(50mg、279μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にt−BuONa(279μL、558μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 592.5 (M+H)
+。
【0737】
工程2: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(148mg、249μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で1.5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 536.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.23 (br s, 1 H) 10.63 (br s, 1 H) 8.55 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 8.41 (d, J=0.73 Hz, 1 H) 8.31 (br s, 2 H) 8.07 (br s, 1 H) 7.86 (d, J=0.98 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.08 - 7.13 (m, 1 H) 6.63 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.57 (dd, J=2.57, 1.71 Hz, 1 H) 4.63 (br s, 1 H) 3.43 (br d, J=4.77 Hz, 4 H) 3.31 (br s, 1 H) 3.16 (br s, 5 H) 2.63 - 2.78 (m, 4 H) 2.32 (br t, J=12.29 Hz, 1 H) 2.18 (br s, 1 H) 1.78 - 1.86 (m, 5 H) 1.66 - 1.76 (m, 4 H)。
【0738】
化合物341: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(100mg、223μmol)および6−クロロ−N,N−ジメチルピリミジン−4−アミン(29mg、186μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(186μL、372μL)、次いで、tBuXPhos−Pd−G3(15mg、19μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に14時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 569.6 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(130mg、229μmol)をDCM(2mL)に溶解し、TFA(400μL)を添加し、得られた混合物を室温で3時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 513.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.96 (s, 1 H) 7.76 (br s, 1 H) 6.93 - 7.12 (m, 1 H) 6.71 (br s, 1 H) 6.55 (br s, 1 H) 6.25 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 5.55 (br s, 1 H) 4.26 (br s, 1 H) 3.22 (br d, J=5.38 Hz, 2 H) 3.10 - 3.14 (m, 2 H) 2.93 (s, 6 H) 2.54 - 2.68 (m, 5 H) 2.33 - 2.45 (m, 3 H) 1.67 - 1.96 (m, 7 H) 1.48 - 1.60 (m, 2 H) 1.31 - 1.47 (m, 2 H)。
【0739】
化合物342: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸(150mg、383μmol)および4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(76mg、460μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 538.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.09 (br s, 1 H) 7.24 - 7.34 (m, 1 H) 6.71 (br s, 1 H) 6.45 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.58 (br s, 1 H) 3.32 - 3.43 (m, 3 H) 3.32 - 3.44 (m, 1 H) 2.84 (br s, 1 H) 2.73 (br d, J=5.51 Hz, 6 H) 2.47 - 2.66 (m, 1 H) 2.62 (br t, J=7.50 Hz, 2 H) 2.19 (br s, 1 H) 2.02 - 2.14 (m, 1 H) 1.81 - 1.94 (m, 5 H) 1.71 (br s, 2 H) 1.52 - 1.65 (m, 2 H)。
【0740】
化合物343: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸(150mg、383μmol)および5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン(64mg、460μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 510.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.06 (s, 2 H) 7.27 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.44 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.32 (t, J=5.73 Hz, 1 H) 3.34 - 3.44 (m, 3 H) 3.22 - 3.30 (m, 1 H) 2.78 - 2.86 (m, 1 H) 2.78 - 2.89 (m, 1 H) 2.66 - 2.77 (m, 5 H) 2.56 - 2.65 (m, 3 H) 2.05 - 2.25 (m, 2 H) 1.92 (s, 3 H) 1.81 - 1.90 (m, 2 H) 1.66 - 1.79 (m, 3 H) 1.52 - 1.64 (m, 2 H) 0.85 - 0.97 (m, 2 H) 0.53 - 0.64 (m, 2 H)。
【0741】
化合物344: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(100mg、223μmol)および4−(tert−ブチル)−6−クロロピリミジン(32mg、186μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(186μL、372μmol)およびtBuXPhos−Pd−G3(15mg、19μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に14時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 582.5 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(130mg、223μmol)をDCM(2mL)に溶解し、TFA(400μL)を添加し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 526.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.35 (s, 1 H) 7.72 (br t, J=5.18 Hz, 1 H) 7.36 (br s, 1 H) 7.04 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.57 (br d, J=11.69 Hz, 2 H) 6.24 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.38 (br s, 1 H) 3.23 (br d, J=5.07 Hz, 3 H) 3.05 - 3.18 (m, 2 H) 2.52 - 2.72 (m, 6 H) 2.32 - 2.49 (m, 4 H) 1.67 - 1.99 (m, 7 H) 1.49 - 1.64 (m, 2 H) 1.39 (dt, J=13.89, 6.73 Hz, 2 H) 1.20 (s, 9 H)。
【0742】
化合物345: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(100mg、223μmol)および4−クロロ−7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(31mg、186μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(186μL、372μmol)、tBuXPhos−Pd−G3(15mg、19μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に14時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 579.5 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(130mg、225μmol)をDCM(2mL)およびTFA(500μL)に溶解し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 523.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 13.95 - 14.35 (m, 1 H) 10.36 - 10.81 (m, 1 H) 8.22 - 8.45 (m, 2 H) 8.04 (br s, 1 H) 7.60 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 7.40 (br s, 1 H) 7.00 - 7.13 (m, 1 H) 6.63 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.94 (br s, 1 H) 3.80 (s, 3 H) 3.40 - 3.47 (m, 6 H) 3.10 - 3.27 (m, 4 H) 2.64 - 2.81 (m,4 H) 2.27 - 2.46 (m, 2 H) 1.63 - 1.88 (m, 9 H)。
【0743】
スキーム38、化合物346:
【化138】
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工程1: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸(200mg、511μmol)および5−ブロモ−4−クロロピリミジン(109mg、562μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(215mg、2.55mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 548.3 (M+H)
+。
【0744】
工程2: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸(200mg、364.65μmol、1当量)のMeOH(20mL)中混合物に20wt%のPd/C(200mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて3時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 470.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.37 (br s, 1 H) 8.04 (br s, 1 H) 7.34 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.59 (br s, 1 H) 6.48 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.49 (br s, 1 H) 3.34 - 3.48 (m, 4 H) 2.59 - 3.06 (m, 10 H) 2.06 - 2.26 (m, 2 H) 1.83 - 1.98 (m, 5 H) 1.59 - 1.81 (m, 4 H)。
【0745】
化合物347: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸・塩酸塩(150mg、350μmol)のi−PrOH(3mL)中混合物に3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(54mg、386μmol)およびDIPEA(305μL、1.75mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 495.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4)
δ ppm 8.25 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 7.87 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 7.37 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.50 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.49 (t, J=5.07 Hz, 1 H) 3.33 - 3.49 (m, 4 H) 2.64 - 2.88 (m, 10 H) 2.25 (q, J=5.44 Hz, 2 H) 1.85 - 1.96 (m, 5 H) 1.50 - 1.81 (m, 4 H)。
【0746】
スキーム39、化合物348:
【化139】
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工程1: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(150mg、335μmol)および2−クロロ−6−メチル−ピリミジン(36mg、279μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(279μL、558μmol)、次いで、t−BuXphos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 540.1 (M+H)
+。
【0747】
工程2: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、371μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 484.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.81 (s, 1 H) 7.74 (br t, J=5.38 Hz, 1 H) 7.56 (s, 1 H) 6.99 - 7.06 (m, 2 H) 6.51 (br s, 1 H) 6.24 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.27 (q, J=6.11 Hz, 1 H) 3.22 - 3.25 (m, 2 H) 3.09 - 3.16 (m, 2 H) 2.51 - 2.84 (m, 7 H) 2.44 - 2.49 (m, 1 H) 2.36 - 2.43 (m, 2 H) 2.20 (s, 3 H) 1.92 (dt, J=13.33, 6.79 Hz, 1 H) 1.79 - 1.85 (m, 1 H) 1.71 - 1.79 (m, 5 H) 1.53 (q, J=7.27 Hz, 2 H) 1.35 - 1.45 (m, 2 H)。
【0748】
スキーム40、化合物349:
【化140】
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工程1: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(150mg、335μmol)および2−クロロキノキサリン(46mg、279μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物に2.0M t−BuONa(279μL、558μmol)、次いで、t−BuXphos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 576.1 (M+H)
+。
【0749】
工程2: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸: ((S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、347μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z =520.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.44 (s, 1 H) 7.86 (br s, 1 H) 7.74 (d, J=7.72 Hz, 1 H) 7.66 (br d, J=7.06 Hz, 1 H) 7.47 - 7.53 (m, 2 H) 7.30 (ddd, J=8.16, 5.62, 2.54 Hz, 1 H) 6.98 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.48 (br s, 1 H) 6.19 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.35 - 4.43 (m, 1 H) 3.22 (br d, J=5.07 Hz, 2 H) 3.10 - 3.15 (m, 2 H) 2.52 - 2.71 (m, 7 H) 2.33 - 2.48 (m, 3 H) 1.86 - 2.05 (m, 2 H) 1.71 - 1.77 (m, 5 H) 1.48 - 1.59 (m, 2 H) 1.34 - 1.46 (m, 2 H)。
【0750】
スキーム41、化合物350:
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(150mg、335μmol)および4−クロロ−2−フェニルピリミジン(53mg、279μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(279μL、558μmol)、次いで、t−BuXphos Pd(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 602.5 (M+H)
+。
【0751】
工程2: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、249μmol)をDCM/TFA(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 546.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.27 - 8.35 (m, 2 H) 8.14 - 8.20 (m, 1 H) 7.73 (br s, 1 H) 7.62 (br s, 1 H) 7.44 (br d, J=3.55 Hz, 3 H) 6.99 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.39 - 6.61 (m, 2 H) 6.21 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.50 (br s, 1 H) 3.01 - 3.25 (m, 4 H) 2.66 (br dd, J=13.39, 6.66 Hz, 2 H) 2.58 (br t, J=5.75 Hz, 4 H) 2.31 - 2.43 (m, 2 H) 1.86 - 2.05 (m, 2 H) 1.71 - 1.78 (m, 5 H) 1.33 - 1.62 (m, 6 H)。
【0752】
化合物351: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0753】
化合物352: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸(100mg、171μmol)のジオキサン/H
2O(3:1)(2mL)中混合物にK
2CO
3(71mg、513μmol)およびフェニルボロン酸(31mg、256μmol)、次いで、Pd(dppf)Cl
2(13mg、17μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 546.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm δ ppm 8.85 (s, 1 H) 8.22 (s, 1 H) 7.61 (s, 6 H) 6.66 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.14 (br t, J=6.24 Hz, 1 H) 3.33 - 3.60 (m, 10 H) 2.73 - 2.88 (m, 4 H) 2.57 (br s, 1 H) 2.39 (br d, J=7.09 Hz, 1 H) 1.94 - 2.10 (m, 5 H) 1.83 (br s, 4 H)。
【0754】
スキーム42、化合物353:
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(150mg、335μmol)および4−クロロ−6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン(57mg、279μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(279μL、558μmol)、次いで、t−BuXphos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 617.2 (M+H)
+。
【0755】
工程2: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、324μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z =561.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.66 (d, J=5.87 Hz, 2 H) 8.13 - 8.19 (m, 2 H) 7.73 (br s, 1 H) 7.64 (br s, 1 H) 6.97 - 7.05 (m, 1 H) 6.50 (br s, 2 H) 6.20 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.51 (br s, 1 H) 3.20 - 3.24 (m, 2 H) 3.11 - 3.18 (m, 2 H) 2.51 - 2.80 (m, 8 H) 2.39 (br t, J=7.34 Hz, 2 H) 2.32 (s, 3 H) 1.99 (dq, J=13.66, 6.73 Hz, 1 H) 1.84 - 1.94 (m, 1 H) 1.68 - 1.79 (m, 5 H) 1.49 - 1.59 (m, 2 H) 1.36 - 1.46 (m, 2 H)。
【0756】
化合物354: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸(200mg、511μmol)および7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(95mg、562μmol)のTHF(2mL)、H
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(215mg、2.55mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、次いで、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 524.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.62 (br s, 1 H) 8.50 (s, 1 H) 7.60 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.07 (br dd, J=8.31, 5.26 Hz, 1 H) 4.10 (s, 3 H) 3.60 (br t, J=5.69 Hz, 3 H) 3.45 - 3.55 (m, 3 H) 3.33 - 3.44 (m, 4 H) 2.77 - 2.89 (m, 4 H) 2.61 - 2.74 (m, 1 H) 2.56 (br s, 1 H) 1.75 - 2.10 (m, 9 H)。
【0757】
化合物355: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0758】
化合物356: (S)−2−([4,4'−ビピリジン]−2−イルアミノ)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0759】
スキーム43、化合物357:
【化143】
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工程1: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(150mg、335μmol)および2−クロロ−6−フェニルピラジン(53mg、279μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物に2.0M t−BuONa(279μL、558μmol)、次いで、t−BuXphos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 602.5 (M+H)
+。
【0760】
工程2: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、371μmol)をDCM/TFA(5:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z =546.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.31 (s, 1 H) 8.02 (br s, 3 H) 7.74 (br s, 1 H) 7.33 - 7.50 (m, 4 H) 6.99 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.50 (br s, 1 H) 6.20 (br d, J=7.09 Hz, 1 H) 4.38 (br d, J=5.99 Hz, 1 H) 3.21 (br s, 2 H) 3.14 (br s, 2 H) 2.52 - 2.80 (m, 8 H) 2.33 - 2.43 (m, 2 H) 1.83 - 2.08 (m, 2 H) 1.68 - 1.81 (m, 5 H) 1.53 (br d, J=7.09 Hz,4 H)。
【0761】
化合物358: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0762】
化合物359: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0763】
化合物360: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸・塩酸塩(150mg、383μmol)のDMA(2mL)中混合物にDIPEA(334uL、1.92mmol)、次いで、4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(102mg、421μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 597.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.79 (s, 1 H) 9.38 (br d, J=7.45 Hz, 1 H) 9.07 (d, J=5.70 Hz, 1 H) 8.64 (t, J=8.11 Hz, 1 H) 8.21 (dd, J=8.11, 5.48 Hz, 1 H) 8.06 - 8.15 (m, 2 H) 7.87 (t, J=6.80 Hz, 1 H) 7.58 (br s, 1 H) 6.64 (t, J=7.45 Hz, 1 H) 5.44 (br d, J=7.89 Hz, 1 H) 3.47 - 3.62 (m, 6 H) 3.33 - 3.40 (m, 4 H) 2.54 - 2.85 (m, 6 H) 1.92 - 1.99 (m, 5 H) 1.74 - 1.90 (m, 4 H)。
【0764】
化合物361: 4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0765】
化合物362: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(59mg、421μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 495.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.33 - 8.76 (m, 2 H) 7.34 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 6.47 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 4.44 - 4.55 (m, 1 H) 3.69 (br d, J=9.65 Hz, 2 H) 3.37 - 3.46 (m, 2 H) 2.85 - 3.05 (m, 10 H) 2.72 - 2.77 (m, 2 H) 2.60 - 2.67 (m, 2 H) 2.04 - 2.28 (m, 2 H) 1.84 - 1.94 (m, 2 H) 1.60 - 1.80 (m, 4 H)。
【0766】
化合物363: 4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0767】
化合物364: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(40μL、421μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 510.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, ethanol-d
4) δ ppm 8.35 (s, 1 H) 8.22 (s, 1 H) 7.28 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 6.41 (d, J=7.45 Hz, 1 H) 4.91 - 4.94 (m, 1 H) 3.60 - 3.71 (m, 1 H) 3.45 - 3.55 (m, 1 H) 3.32 - 3.39 (m, 2 H) 3.01 (s, 3 H) 2.91 - 2.99 (m, 1 H) 2.88 (s, 3 H) 2.81 (br d, J=13.59 Hz, 1 H) 2.75 (br t, J=6.14 Hz, 2 H) 2.56 - 2.71 (m, 4 H) 2.24 (br d, J=4.82 Hz, 2 H) 1.87 - 2.01 (m, 1 H) 1.64 - 1.87 (m, 4 H) 1.50 - 1.62 (m, 1 H)。
【0768】
化合物365: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および5−ブロモ−2−クロロ−ピリミジン(89mg、460μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中溶液にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 548.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, ethanol-d
4) δ ppm 8.28 (s, 2 H) 7.30 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.45 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.36 (t, J=6.06 Hz, 1 H) 3.66 - 3.79 (m, 2 H) 3.36 - 3.42 (m, 2 H) 3.03 (s, 3 H) 2.98 (br dd, J=13.78, 7.17 Hz, 2 H) 2.85 - 2.92 (m, 5 H) 2.73 (t, J=5.95 Hz, 2 H) 2.62 (br t, J=7.39 Hz, 2 H) 2.14 - 2.27 (m, 1 H) 2.01 - 2.12 (m, 1 H) 1.88 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.70 - 1.80 (m, 2 H) 1.59 - 1.69 (m, 2 H)。
【0769】
化合物366: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物367: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物368: 4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0770】
化合物369: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン(64mg、460μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 510.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, ethanol-d
4) δ ppm 8.07 (s, 2 H) 7.20 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.39 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.33 (t, J=5.73 Hz, 1 H) 3.55 - 3.72 (m, 2 H) 3.35 - 3.40 (m, 2 H) 3.04 (s, 3 H) 2.92 - 3.00 (m, 1 H) 2.82 - 2.92 (m, 4 H) 2.78 (br t, J=7.17 Hz, 2 H) 2.71 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.55 (t, J=7.50 Hz, 2 H) 2.15 - 2.27 (m, 1 H) 1.94 - 2.06 (m, 1 H) 1.87 (q, J=5.79 Hz, 2 H) 1.71 - 1.79 (m, 1 H) 1.62 - 1.71 (m, 2 H) 1.52 - 1.62 (m, 2 H) 0.84 - 0.97 (m, 2 H) 0.51 - 0.67 (m, 2 H)。
【0771】
化合物370: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0772】
スキーム44、化合物371:
【化144】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および5−ブロモ−4−クロロ−ピリミジン(89mg、460μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(161mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 548.4 (M+H)
+。
【0773】
工程2: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(210mg、383μmol)のMeOH(4mL)中混合物に10wt%のPd/C(50mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて5時間撹拌した。反応混合物を濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 470.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, ethanol-d
4) δ ppm 8.34 (s, 1 H) 7.91 (br s, 1 H) 7.26 (br d, J=7.06 Hz, 1 H) 6.58 (br s, 1 H) 6.42 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.54 (br s, 1 H) 3.58 (br d, J=15.66 Hz, 1 H) 3.34 - 3.46 (m, 3 H) 3.04 (s, 3 H) 2.85 - 2.92 (m, 4 H) 2.51 - 2.79 (m, 7 H) 2.16 (br s, 1 H) 2.05 (br d, J=5.95 Hz, 1 H) 1.87 (q, J=5.95 Hz, 2 H) 1.65 - 1.82 (m, 2 H) 1.47 - 1.65 (m, 2 H)。
【0774】
化合物372: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、511μmol)および3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(86mg、613μmol)のi−PrOH(4mL)中混合物にDIPEA(445μL、2.55mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で12時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 495.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.57 (s, 1 H) 8.85 (br d, J=7.72 Hz, 1 H) 8.56 - 8.65 (m, 1 H) 8.29 (d, J=7.94 Hz, 1 H) 7.72 - 7.85 (m, 2 H) 7.45 - 7.54 (m, 2 H) 7.18 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.33 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.04 (t, J=5.51 Hz, 1 H) 3.68 (br d, J=15.66 Hz, 1 H) 3.50 (br d, J=15.21 Hz, 1 H) 3.11 - 3.25 (m, 2 H) 3.05 (br d, J=4.63 Hz, 1 H) 2.97 (s, 3 H) 2.86 (br dd, J=11.91, 5.73 Hz, 2 H) 2.78 (s, 3 H) 2.70 - 2.76 (m, 1 H) 2.50 - 2.68 (m, 4 H) 2.40 (br d, J=6.39 Hz, 1 H) 2.22 - 2.33 (m, 1 H) 1.50 - 1.92 (m, 6 H)。
【0775】
化合物373: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0776】
化合物374: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0777】
スキーム45、化合物375:
【化145】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および5−ブロモ−4−クロロ−ピリミジン(89mg、460μmol)のTHF(1.2mL)およびH
2O(0.3mL)中混合物にNaHCO
3(160.93mg、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 548.4 (M+H)
+。
【0778】
工程2: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(210mg、383μmol)およびフェニルボロン酸(56mg、459μmol)のジオキサン(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にPd(dppf)Cl
2(28mg、38μmol)およびK
2CO
3(106mg、766μmol)を添加し、得られた混合物を100℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 546.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Deuterium Oxide) δ ppm 8.70 (s, 1 H) 8.10 (s, 1 H) 7.55 - 7.65 (m, 3 H) 7.49 (br d, J=7.58 Hz, 3 H) 6.53 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 4.77 - 4.78 (m, 1 H) 4.13 - 4.28 (m, 2 H) 3.35 - 3.45 (m, 3 H) 3.18 - 3.31 (m, 3 H) 2.84 - 2.99 (m, 6 H) 2.62 - 2.79 (m, 4 H) 2.41 (br s, 1 H) 2.19 (br s, 1 H) 1.85 (q, J=5.81 Hz, 2 H) 1.70 (br s, 4 H)。
【0779】
化合物376: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
【0780】
化合物377: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、383μmol)および4−クロロ−2−(3−ピリジル)キナゾリン(102mg、421μmol)のDMA(4mL)中混合物にDIPEA(334μL、1.92mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で12時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 597.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, ethanol-d
4) δ ppm 9.57 (s, 1 H) 8.85 (br d, J=7.72 Hz, 1 H) 8.56 - 8.65 (m, 1 H) 8.29 (d, J=7.94 Hz, 1 H) 7.72 - 7.85 (m, 2 H) 7.45 - 7.54 (m, 2 H) 7.18 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.33 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.04 (t, J=5.51 Hz, 1 H) 3.68 (br d, J=15.66 Hz, 1 H) 3.50 (br d, J=15.21 Hz, 1 H) 3.11 - 3.25 (m, 2 H) 3.05 (br d, J=4.63 Hz, 1 H) 2.97 (s, 3 H) 2.86 (br dd, J=11.91, 5.73 Hz, 2 H) 2.78 (s, 3 H) 2.70 - 2.76 (m, 1 H) 2.50 - 2.68 (m, 4 H) 2.40 (br d, J=6.39 Hz, 1 H) 2.22 - 2.33 (m, 1 H) 1.50 - 1.92 (m, 6 H)。
【0781】
化合物378: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
【0782】
スキーム46、化合物379:
【化146】
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工程1: (2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)カルバミン酸tert−ブチル: (2−ヒドロキシエチル)カルバミン酸tert−ブチル(15g、93.05mmol)のTHF(100mL)中溶液に鉱油中60wt%NaH分散物(8.19g、204.72mmol)を−10℃で添加し、得られた混合物を30分間撹拌し、その時点で、トリフルオロメタンスルホン酸2,2−ジフルオロエチル(19.92g、93.05mmol)のTHF(10mL)中溶液を−10℃で滴下した。該混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで、水で希釈し、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮した。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た。
【0783】
工程2: 2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エタンアミン・塩酸塩: (2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)カルバミン酸tert−ブチル(20g、88.80mmol)をEtOAc中4MのHCl(111mL)に溶解し、得られた混合物を室温で30分間撹拌し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。
【0784】
工程3: 7−(4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エタンアミン・塩酸塩(11.94g、73.92mmol)のMeOH(100mL)中溶液にHOAc(5.64mL、98.56mmol)、NaBH
3CN(6.19g、98.56mmol)、次いで、7−(4−オキソブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(15g、49.28mmol)のMeOH(50mL)中溶液を0℃で添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。該混合物を真空濃縮し、次いで、NaHCO
3飽和水溶液で希釈し、得られた混合物をEtOAcで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 414.4 (M+H)
+。
【0785】
工程4: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル: 7−(4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(19g、32.16mmol)および(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(8.53g、32.16mmol)のDCE(200mL)中混合物にAcOH(2.76mL、48.25mmol)を0℃で添加し、NaBH(OAc)
3(10.23g、48.25mmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をMeOHで希釈し、次いで、真空濃縮した。粗残留物をDCMおよびNaHCO
3飽和水溶液の混合物に溶解し、層を分取した。水層をDCMで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮して、残留物を得た。粗残留物を順相シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。LCMS (ESI+): m/z = 663.5 (M+H)
+。
【0786】
工程5: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル: (S)−7−(4−((3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−メトキシ−4−オキソブチル)(2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(3.5g、5.28mmol)をEtOAc中4MのHCl(13.20mL)に溶解し、得られた混合物を室温で8時間撹拌し、次いで、水中に注ぎ、1M NaOHの添加によりpH=8に調整し、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 563.4 (M+H)
+。
【0787】
工程6: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸メチル(2.8g、4.98mmol)のTHF(10mL)およびH
2O(10mL)およびMeOH(10mL)中混合物にLiOH・H
2O(418mg、9.95mmol)を添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、減圧濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 549.4 (M+H)
+。
【0788】
工程7: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(3g、5.13mmol)のi−PrOH(30mL)中溶液に20wt%のPd(OH)
2/C(720mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて3時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 415.4 (M+H)
+。
【0789】
工程8: (S)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、333μmol)のTHF(1.6mL)およびH
2O(0.4mL)中混合物にNaHCO
3(140mg、1.66mmol)、次いで、4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(62mg、366μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 547.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.56 (s, 1 H) 8.48 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 5.85 - 6.16 (m, 1 H) 5.07 (br dd, J=8.01, 5.32 Hz, 1 H) 4.08 (s, 3 H) 3.94 - 4.03 (m, 2 H) 3.78 (td, J=14.73, 3.67 Hz, 2 H) 3.49 - 3.64 (m, 5 H) 3.32 - 3.40 (m, 3 H) 2.74 - 2.88 (m, 4 H) 2.46 - 2.73 (m, 2 H) 1.75 - 1.99 (m, 6 H)。
【0790】
化合物380: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
【0791】
化合物381: (S)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、333μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(56mg、665μmol)、次いで、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(91mg、499μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に6時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 561.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.62 (s, 2 H) 7.59 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.64 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 5.84 - 6.17 (m, 1 H) 4.77 (dd, J=8.50, 5.07 Hz, 1 H) 3.96 (br d, J=4.40 Hz, 2 H) 3.78 (br t, J=14.37 Hz, 2 H) 3.44 - 3.55 (m, 5 H) 3.32 - 3.44 (m, 3 H) 2.72 - 2.88 (m, 4 H) 2.44 - 2.56 (m, 1 H) 2.24 - 2.38 (m, 1 H) 1.73 - 2.00 (m, 6 H)。
【0792】
化合物382: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、333μmol)のTHF(1.6mL)およびH
2O(0.4mL)中混合物にNaHCO
3(140mg、1.66mmol)、次いで、4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(57mg、366μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 533.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.87 (s, 1 H) 8.65 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.84 - 6.15 (m, 1 H) 5.26 (dd, J=8.68, 5.26 Hz, 1 H) 3.97 (br s, 2 H) 3.77 (td, J=14.79, 3.55 Hz, 2 H) 3.47 - 3.54 (m, 5 H) 3.33 - 3.39 (m, 3 H) 2.76 - 2.85 (m, 4 H) 2.43 - 2.69 (m, 2 H) 1.77 - 1.99 (m, 6 H)。
【0793】
化合物383: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、333μmol)のTHF(1.6mL)およびH
2O(0.4mL)中混合物にNaHCO
3(140mg、1.66mmol)、次いで、5−ブロモ−2−フルオロピリミジン(65mg、366μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 571.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.41 (s, 2 H) 7.60 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.64 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 5.80 - 6.22 (m, 1 H) 4.64 (dd, J=8.62, 5.07 Hz, 1 H) 3.95 (br t, J=4.65 Hz, 2 H) 3.78 (td, J=14.67, 1.83 Hz, 2 H) 3.47 - 3.55 (m, 4 H) 3.32 - 3.46 (m, 3 H) 3.25 - 3.30 (m, 1 H) 2.75 - 2.86 (m, 4 H) 2.41 - 2.52 (m, 1 H) 2.21 - 2.34 (m, 1 H) 1.96 (dt, J=11.77, 6.04 Hz, 2 H) 1.80 (br d, J=2.81 Hz, 4 H)。
【0794】
化合物384: (S)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、332μmol)のTHF(1.6mL)およびH
2O(0.4mL)中混合物にNaHCO
3(140mg、1.66mmol)、次いで、4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(67mg、366μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 561.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.25 (br d, J=6.11 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.88 (d, J=6.11 Hz, 1 H) 6.64 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.82 - 6.17 (m, 1 H) 4.83 (br s, 1 H) 3.95 (br s, 2 H) 3.77 (td, J=14.70, 3.61 Hz, 2 H) 3.45 - 3.57 (m, 5 H) 3.32 - 3.45 (m, 3 H) 2.72 - 2.90 (m, 4 H) 2.43 - 2.56 (m, 1 H) 2.25 - 2.40 (m, 1 H) 1.70 - 2.03 (m, 6 H)。
【0795】
化合物385: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物386: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸。
化合物387: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物388: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物389: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物390: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物391: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物392: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物393: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物394: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物395: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物396: 2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物397: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
化合物398: (S)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物399: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物400: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物401: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物402: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物403: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物404: 2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物405: 4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物406: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メトキシピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物407: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物408: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物409: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物410: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物411: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物412: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物413: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物414: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物415: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物416: (S)−2−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物417: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物418: (S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物419: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物420: (S)−2−((9H−プリン−6−イル)アミノ)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物421: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物422: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物423: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物424: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インドール−3−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物425: (R)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物426: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物427: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸。
化合物428: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物429: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物430: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物431: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物432: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物433: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物434: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物435: (S)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物436: (S)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物437: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物438: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
化合物439: (S)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物440: (S)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物441: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物442: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物443: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物444: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物445: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物446: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物447: (S)−2−((5−メトキシピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物448: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物449: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物450: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物451: (S)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物452: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物453: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物454: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物455: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物456: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物457: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物458: (S)−2−((9H−プリン−6−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物459: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物460: (S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物461: (S)−2−((1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物462: (S)−2−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物463: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物464: (S)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物465: (S)−2−((1−メチル−1H−インドール−3−イル)アミノ)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物466: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物467: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸。
化合物468: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物469: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物470: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物471: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物472: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物473: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物474: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物475: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物476: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物477: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物478: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物479: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物480: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物481: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物482: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物483: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
化合物484: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物485: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物486: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物487: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物488: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物489: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物490: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物491: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物492: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物493: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物494: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メトキシピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物495: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物496: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物497: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物498: (S)−2−((9H−プリン−6−イル)アミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物499: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物500: (S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物501: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物502: (S)−2−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物503: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物504: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物505: (S)−4−((2−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インドール−3−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物506: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物507: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸。
化合物508: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物509: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物510: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物511: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物512: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物513: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物514: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物515: (S)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物516: (S)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物517: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物518: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
化合物519: (S)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物520: (S)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物521: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物522: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物523: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物524: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物525: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物526: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物527: (S)−2−((5−メトキシピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物528: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物529: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物530: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物531: (S)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物532: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物533: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物534: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物535: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物536: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物537: (S)−2−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物538: (S)−2−((1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物539: (S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物540: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物541: (S)−2−((9H−プリン−6−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物542: (S)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物543: (S)−4−((2−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物544: (S)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物545: (S)−2−((1−メチル−1H−インドール−3−イル)アミノ)−4−((2−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物546: (S)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物547: (S)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸。
化合物548: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物549: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物550: (S)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物551: (S)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物552: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物553: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物554: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物555: (S)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物556: (S)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物557: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物558: (S)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
化合物559: (S)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物560: (S)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物561: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物562: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物563: (S)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物564: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物565: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物566: (S)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物567: (S)−2−((5−メトキシピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物568: (S)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物569: (S)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物570: (S)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物571: (S)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物572: (S)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物573: (S)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物574: (S)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物575: (S)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物576: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物577: (S)−2−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物578: (S)−2−((1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物579: (S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物580: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物581: (S)−2−((9H−プリン−6−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物582: (S)−2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物583: (S)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物584: (S)−2−((1−メチル−1H−インドール−3−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物585: (S)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)−4−((2−(ピリジン−2−イルオキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物586: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物587: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸。
化合物588: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物589: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物590: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物591: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物592: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物593: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物594: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物595: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物596: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物597: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物598: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
化合物599: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物600: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物601: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物602: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物603: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物604: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物605: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物606: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物607: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メトキシピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物608: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物609: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物610: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物611: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物612: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物613: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物614: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物615: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物616: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物617: (S)−2−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物618: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物619: (S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物620: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物621: (S)−2−((9H−プリン−6−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物622: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物623: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物624: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物625: (S)−4−((2−(3,5−ジフルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インドール−3−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物626: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物627: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸。
化合物628: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物629: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物630: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物631: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物632: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物633: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物634: (S)−2−((1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物635: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物636: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物637: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物638: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。
化合物639: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物640: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物641: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物642: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物643: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物644: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物645: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物646: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸。
化合物647: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メトキシピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物648: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物649: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物650: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物651: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物652: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物653: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物654: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物655: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物656: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物657: (S)−2−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物658: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物659: (S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物660: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物661: (S)−2−((9H−プリン−6−イル)アミノ)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。
化合物662: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物663: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物664: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸。
化合物665: (S)−4−((2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インドール−3−イル)アミノ)ブタン酸。
【0796】
化合物666: (R)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、(R)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチルを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 493.3. [M+H]+, 測定値493.3。
【0797】
化合物667: (S)−4−((2−メトキシエチル)(5−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ペンチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンおよび(S)−4−((2−メトキシエチル)(5−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ペンチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸を用いて手順A、4−クロロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 507.3. [M+H]+, 測定値507.3.。
【0798】
化合物668: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシエタン−1−アミンを用いて手順A、2−クロロキノキサリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 493.3. [M+H]+, 測定値493.3。
【0799】
化合物669: (2S)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アミノ)ブタン酸。
【0800】
化合物670: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のDMA(3mL)中混合物に4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(68mg、378μmol)およびDIPEA(299μL、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で16時間撹拌し、次いで、室温に冷却させ、次いで、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 511.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.53 (d, J=2.57 Hz, 1 H) 8.34 (s, 1 H) 7.78 (d, J=1.10 Hz, 1 H) 7.20 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.00 (br s, 1 H) 6.54 (dd, J=1.71, 2.69 Hz, 1 H) 6.42 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.90 (br s, 1 H) 4.58 (t, J=5.07 Hz, 1 H) 4.43 - 4.49 (m, 1 H) 3.35 - 3.41 (m, 2 H) 2.80 - 3.19 (m, 6 H) 2.59 - 2.72 (m, 4 H) 1.94 - 2.31 (m, 4 H) 1.86 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.63 - 1.79 (m, 4 H)。
【0801】
化合物671: (S)−4−((3,3−ジフルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((3−フルオロプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(140mg、344μmol)のDMA(3mL)中溶液に4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(102mg、378μmol)およびDIPEA(299μL、1.72mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 572.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.57 (dd, J=0.73, 2.08 Hz, 1 H) 8.84 (td, J=1.86, 8.01 Hz, 1 H) 8.63 (dd, J=1.59, 4.89 Hz, 1 H) 8.14 (d, J=7.70 Hz, 1 H) 7.77 - 7.90 (m, 2 H) 7.48 - 7.59 (m, 2 H) 7.16 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.36 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.90 - 4.93 (m, 1 H) 4.39 - 4.60 (m, 2 H) 3.23 - 3.32 (m, 3 H) 2.89 - 3.19 (m, 5 H) 2.55 - 2.66 (m, 4 H) 2.41 - 2.52 (m, 1 H) 2.27 - 2.39 (m, 1 H) 1.95 - 2.15 (m, 2 H) 1.71 - 1.85 (m, 6 H)。
【0802】
化合物672: (R)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。実施例213のキラルSFC分離から。LCMS (ESI+): m/z = 500.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 7.98 (s, 1 H) 7.19 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.40 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.60 (s, 1 H) 4.22 (br s, 1 H) 3.75 (br d, J=6.62 Hz, 1 H) 3.35 - 3.40 (m, 2 H) 3.33 (s, 3 H) 3.23 - 3.30 (m, 1 H) 3.07 - 3.16 (m, 3 H) 3.03 (s, 6 H) 2.93 - 3.01 (m, 2 H) 2.70 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.54 - 2.62 (m, 2 H) 2.22 - 2.34 (m, 1 H) 2.01 (br dd, J=14.33, 5.07 Hz, 1 H) 1.87 (q, J=5.84 Hz, 2 H) 1.72 (br s, 4 H) 1.19 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0803】
化合物673: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。実施例210のキラルSFC分離から。LCMS (ESI+): m/z = 513.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.34 (s, 1 H) 7.21 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.61 (s, 1 H) 6.41 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.41 (br s, 1 H) 3.75 (br s, 1 H) 3.36 - 3.40 (m, 2 H) 3.33 (s, 3 H) 3.29 - 3.30 (m, 1 H) 2.90 - 3.19 (m, 5 H) 2.70 (t, J=6.17 Hz, 2 H) 2.55 - 2.63 (m, 2 H) 2.22 - 2.35 (m, 1 H) 2.06 (br dd, J=14.77, 5.51 Hz, 1 H) 1.87 (q, J=5.95 Hz, 2 H) 1.73 (br s, 4 H) 1.27 (s, 9 H) 1.19 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0804】
化合物674: (R)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。実施例209のキラルSFC分離から。LCMS (ESI+): m/z = 510.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.19 (s, 1 H) 7.53 (d, J=7.06 Hz, 1 H) 7.12 (d, J=3.53 Hz, 1 H) 6.63 (d, J=3.31 Hz, 1 H) 6.58 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.74 (br d, J=6.39 Hz, 1 H) 3.90 (br s, 1 H) 3.79 (s, 3 H) 3.54 - 3.67 (m, 1 H) 3.47 (t, J=5.51 Hz, 2 H) 3.38 (br s, 1 H) 3.37 (s, 3 H) 3.35 (s, 1 H) 3.27 (br d, J=10.58 Hz, 1 H) 3.02 - 3.22 (m, 2 H) 2.69 - 2.85 (m, 4 H) 2.54 (br s, 1 H) 2.18 (br d, J=18.74 Hz, 1 H) 2.04 (s, 1 H) 1.85 - 1.97 (m, 4 H) 1.78 (br s, 1 H) 1.25 (d, J=5.95 Hz, 3 H)。
【0805】
スキーム47、化合物675:
【化147】
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工程1: 4,4−ジフルオロ−5−ヒドロキシペンタン酸エチル。0℃で、2,2−ジフルオロペンタン二酸ジエチル(1g、4.46mmol)のTHF/メタノール(6/4mL)中溶液に水素化ホウ素ナトリウム(253mg、6.7mmol)を滴下した。添加後、該混合物を0℃で30分間撹拌し;次いで、室温まで加温し、1時間撹拌した。NH
4Cl溶液の添加により反応をクエンチし;酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し;無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製して、4,4−ジフルオロ−5−ヒドロキシペンタン酸エチル(800mg)を得た。LCMS (ESI+): m/z = 182.08; [M+H]
+ 測定値183.4。
【0806】
工程2: 5−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロペンタン酸エチル。0℃で、4,4−ジフルオロ−5−ヒドロキシペンタン酸エチル(800mg、4.4mmol)のTHF溶液にNaH(鉱油中60%分散体、264mg、6.6mmol)を添加し、10分間撹拌した。臭化ベンジル(6.6mmol、784μL)を添加し;ゆっくりと室温まで加温し、1時間撹拌した。NH
4Cl溶液の添加により反応をクエンチし;酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し;無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロペンタン酸エチル(1.17g、収率97%)を得た。
【0807】
工程3: 5−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロ−N−メトキシ−N−メチルペンタンアミド。5−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロペンタン酸エチル(1.17g、4.3mmol)のメタノール中溶液にNaOH溶液(2M、4.3mL)を室温で添加した。反応混合物を2時間撹拌した。それを1N HCl溶液で酸性化し、DCM(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相を無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。粗生成物をさらに精製することなく直接次工程に用いた。
【0808】
5−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロペンタン酸(720mg、2.95mmol)のTHF(10mL)中混合物にHATU(1.35g、3.53mmol)、DIEA(1.29mL、7.37mmol)、およびN,O−ジメチルヒドロキシルアミン・塩酸塩(346mg、3.53mmol)を添加し、反応混合物を室温で5時間撹拌した。該混合物にH
2O(10mL)を添加し;それをDCM(20mL×2)で抽出した。合わせた有機相を無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロ−N−メトキシ−N−メチルペンタンアミド(300mg)を得た。LCMS (ESI+): m/z = 287.13; [M+H]
+ 測定値288.10。
【0809】
工程4: 6−(ベンジルオキシ)−5,5−ジフルオロヘキサン−2−オン。0℃で、5−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロ−N−メトキシ−N−メチルペンタンアミド(300mg、1.0mmol)のTHF溶液に臭化メチルマグネシウムのTHF溶液(3M、0.7mL、2mmol)を添加した。それを0℃で30分間撹拌した。NH
4Cl溶液の添加により反応をクエンチし;酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し;無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製して、6−(ベンジルオキシ)−5,5−ジフルオロヘキサン−2−オン(200mg)を得た。
【0810】
[0809] 工程5: 2−(4−(ベンジルオキシ)−3,3−ジフルオロブチル)−1,8−ナフチリジン。6−(ベンジルオキシ)−5,5−ジフルオロヘキサン−2−オン(200mg、0.82mmol)および2−アミノピリジン−3−カルボアルデヒド(131mg、1.07mmol)のEtOH(10mL)中混合物にL−プロリン(48mg、0.41mmol)を添加した。該混合物を85℃で12時間還流した。LCMSは、反応が完了したことを示した。該混合物を減圧濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=1/1〜1:3)により精製して、2−(4−(ベンジルオキシ)−3,3−ジフルオロブチル)−1,8−ナフチリジン(160mg、収率59%)を黄色固体として得た。LCMS (ESI+): m/z = 328.14; [M+H]
+ 測定値329.18。
【0811】
工程6: 2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−オール。2−(4−(ベンジルオキシ)−3,3−ジフルオロブチル)−1,8−ナフチリジン(160mg、0.49mmol)が入っているフラスコにPd(OH)
2(炭素上20wt%、15mg)を加え、次いで、MeOH(3mL)で希釈した。該フラスコに対して排気およびH
2の充填を3回行い、次いで、H
2雰囲気下にて15時間撹拌した。該混合物をCELITE(登録商標)のパッドで濾過し、真空濃縮して、2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−オールを得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 242.12; [M+H]
+ 測定値243.024。
【0812】
工程7: 2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタナール。室温での2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−オール(35mg、145μmol)のCH
2Cl
2(2mL)中溶液にデス−マーチンペルヨージナン(64g、152μmol)を添加し、得られた混合物を室温でさらに2時間撹拌した。次いで、2−メトキシエタン−1−アミン(17mg、219μmol)を添加し、次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(77mg、364μmol)を添加した。反応混合物を室温で15時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーにより精製して、2,2−ジフルオロ−N−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミンを得た。LCMS (ESI+): m/z = 299.18; [M+H]
+ 測定値300.833。
【0813】
工程8: (S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)ブタン酸メチル。2,2−ジフルオロ−N−(2−メトキシエチル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブタン−1−アミン(15mg、50μmol)、(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−オキソブタン酸メチル(4mg、60μmol)、およびシアノ水素化ホウ素ナトリウム(4mg、60μmol)のDCM/MeOH(1/0.5mL)中反応溶液を室温で12時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーにより精製して、(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)ブタン酸メチルを得た。LCMS (ESI+): m/z = 548.28; [M+H]
+ 測定値549.337。
【0814】
工程9: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)ブタン酸メチル(20mg、36μmol)のTHF/MeOH/H
2O(4:1:1)(1.0mL)中溶液にLiOH(3mg、109μmol)を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、該混合物をAcOHで中和し、分取逆相HPLCにより精製して、(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)ブタン酸を得た。LCMS (ESI+): m/z = 534.27; [M+H]
+ 測定値535.184。
【0815】
MeOH(1mL)中の(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)ブタン酸(14mg、26μmol)が入っているフラスコにPd(OH)
2(炭素上20wt%、1mg)を加えた。該フラスコに対して排気およびH
2の充填を3回行い、次いで、H
2雰囲気下にて12時間撹拌した。該混合物をCELITE(登録商標)で濾過し、真空濃縮して、(S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)ブタン酸を得た。LCMS (ESI+): m/z = 400.23; [M+H]
+ 測定値401.067。
【0816】
工程10: (S)−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。4−クロロキナゾリン(8mg、49μmol)、(S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)ブタン酸(13mg、33μmol)、およびDIEA(17μL、97μmol)のiPrOH(1mL)中混合物を85℃に15時間加熱した。次いで、該混合物をAcOHで中和し、分取逆相HPLCにより精製して、(S)−4−((2,2−ジフルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−メトキシエチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸を得た。LCMS (ESI+): m/z = 528.27; [M+H]
+ 測定値529.415。
1H NMR (500 MHz, Methanol-d
4) δ 8.83 (s, 1H), 8.52 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.12 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.85 (t, J = 8.0 Hz, 2H), 7.57 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.61 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 5.32 (dd, J = 7.8, 5.0 Hz, 1H), 3.72 - 3.43 (m, 5H), 3.28 - 2.94 (m, 9H), 2.93 - 2.67 (m, 4H), 2.63 - 2.10 (m, 3H), 2.04 - 1.79 (m, 2H)。
【0817】
化合物676: (S)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−フェノキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(100mg、234μmol)のTHF/H
2O(4:1)(2mL)中混合物に7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(43mg、258μmol)およびNaHCO
3(59mg、703μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 559.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.28 - 8.65 (m, 2 H) 7.57 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.26 (br t, J=7.95 Hz, 2 H) 6.87 - 7.09 (m, 3 H) 6.65 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.11 (br dd, J=8.50, 5.07 Hz, 1 H) 4.41 (br d, J=4.52 Hz, 2 H) 4.07 (s, 3 H) 3.37 - 3.86 (m, 8 H) 2.48 - 3.00 (m, 6 H) 1.69 - 2.17 (m, 6 H)。
【0818】
スキーム48、化合物677:
【化148】
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工程1: (S)−2−((4−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、540μmol)および4−ブロモ−2−フルオロピリジン(105mg、594μmol)のDMSO(4mL)中混合物にK
2CO
3(373mg、2.70mmol)を添加し、該混合物を100℃で2時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 526.2 (M+H)
+。
【0819】
工程2: (S)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−2−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((4−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−((2,2−ジフルオロエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(200mg、380μmol)のMeOH(4mL)中混合物に10wt%のPd/C(80mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて12時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 448.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 7.89 (dd, J=5.14, 1.10 Hz, 1 H) 7.55 - 7.60 (m, 1 H) 7.40 (ddd, J=8.62, 6.97, 1.90 Hz, 1 H) 7.30 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.50 - 6.57 (m, 1 H) 6.46 (dd, J=10.51, 7.95 Hz, 2 H) 5.68 - 6.08 (m, 1 H) 4.25 (dd, J=7.09, 4.89 Hz, 1 H) 3.33 - 3.39 (m, 2 H) 2.50 - 2.84 (m, 10 H) 2.03 - 2.14 (m, 1 H) 1.92 - 2.03 (m, 1 H) 1.81 - 1.91 (m, 2 H) 1.68 - 1.80 (m, 2 H) 1.58 - 1.59 (m, 1 H) 1.48 - 1.59 (m, 1 H)。
【0820】
化合物678: (S)−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸。(S)−2−アミノ−4−((2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(103mg、264μmol)および7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(49mg、291μmol)のTHF(2mL)中混合物にNaHCO
3(111mg、1.32mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 524.3
【0821】
化合物679: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(100mg、231μmol)および7−クロロ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン(43mg、254μmol)のTHF(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(97mg、1.15mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 529.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.63 (br s, 1 H) 8.50 (s, 1 H) 7.59 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.15 - 5.35 (m, 1 H) 5.08 (br dd, J=8.38, 5.32 Hz, 1 H) 4.10 (s, 3 H) 3.54 - 3.75 (m, 6 H) 3.49 - 3.53 (m, 2 H) 3.41 (s, 5 H) 2.77 - 2.85 (m, 4 H) 2.53 - 2.74 (m, 2 H) 1.79 - 1.99 (m, 6 H)。
【0822】
化合物680: (S)−4−((2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)プロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。(S)−4−(((3−フルオロオキセタン−3−イル)メチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸(5mg)の水(1mL)中溶液に硫酸(0.1mL)を添加した。反応混合物を80℃で6時間撹拌した。粗生成物を逆相クロマトグラフィーにより精製して、(S)−4−((2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)プロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸をTFA塩として得た。LCMS 理論的m/z = 541.3; [M+H]
+ 測定値541.24。
1H NMR (500 MHz, Methanol-d
4) δ 8.84 (s, 1H), 8.50 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.13 (ddd, J = 8.4, 7.2, 1.2 Hz, 1H), 7.93 - 7.80 (m, 2H), 7.58 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 6.62 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 5.40 - 5.23 (m, 1H), 3.92 - 3.63 (m, 6H), 3.63 - 3.41 (m, 3H), 2.95 - 2.62 (m, 8H), 2.41 (s, 1H), 2.06 - 1.66 (m, 9H)。
【0823】
化合物681: (S)−4−((3−ヒドロキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、3−アミノプロパン−1−オールを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 493.3. [M+H]+, 測定値493.2。
【0824】
スキーム49、化合物682:
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、312μmol)のTHF/H
2O(4:1)(3mL)中混合物に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(66mg、343μmol)およびNaHCO
3(79mg、936μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、次いで、室温に冷却し、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 614.9 (M+H)
+。
【0825】
工程2: (S)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(188mg、312μmol)のMeOH(20mL)中混合物に10wt%のPd/C(200mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて12時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCカラムにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 523.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.30 (s, 1 H) 7.90 (br s, 1 H) 7.29 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 6.90 - 7.01 (m, 2 H) 6.81 - 6.89 (m, 2 H) 6.46 (d, J=7.45 Hz, 2 H) 4.49 (br s, 1 H) 4.15 (t, J=5.26 Hz, 2 H) 3.34 - 3.41 (m, 2 H) 2.82 - 3.30 (m, 6 H) 2.59 - 2.80 (m, 4 H) 2.24 (br d, J=5.26 Hz, 1 H) 2.00 - 2.12 (m, 1 H) 1.66 - 1.96 (m, 6 H)。
【0826】
化合物683: (R)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸。実施例224キラルSFC分離から。LCMS (ESI+): m/z = 533.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.42 (br s, 1 H) 9.87 - 10.12 (m, 1 H) 8.40 (s, 1 H) 8.15 (br s, 1 H) 8.01 - 8.10 (m, 3 H) 7.91 (br s, 1 H) 7.60 (br d, J=6.84 Hz, 1 H) 7.40 - 7.53 (m, 3 H) 6.57 - 6.65 (m, 1 H) 4.53 (br s, 1 H) 3.84 (br s, 1 H) 3.42 (br s, 2 H) 3.28 (br s, 2 H) 3.25 (d, J=3.09 Hz, 3 H) 3.17 (br s, 4 H) 2.71 (br d, J=6.39 Hz, 4 H) 2.15 - 2.41 (m, 2 H) 1.64 - 1.86 (m, 6 H) 1.09 (br dd, J=8.27, 6.28 Hz, 3 H)。
【0827】
化合物684: (S)−4−((2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、1−(2−アミノエチル)ピロリジン−2−オンを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 546.3. [M+H]+, 測定値546.3。
【0828】
化合物685: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−(シクロプロピル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (2S)−2−アミノ−4−[シクロプロピル−[4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル]アミノ]ブタン酸(150mg、433μmol)のi−PrOH(3mL)中混合物に3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(66mg、476μmol)およびDIPEA(377μL、2.16mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 450.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4): δ ppm 8.24 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 7.85 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 7.35 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.48 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 6.39 (d, J=7.06 Hz, 1 H) 4.50 (t, J=5.29 Hz, 1 H) 3.33 - 3.46 (m, 2 H) 3.00 - 3.17 (m, 1 H) 2.53 - 2.95 (m, 7 H) 2.29 - 2.42 (m, 1 H) 2.15 (dq, J=14.72, 5.02 Hz, 1 H) 1.58 - 2.00 (m, 7 H) 0.54 - 0.79 (m, 4 H)。
【0829】
化合物686: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、337μmol)のi−PrOH(3mL)中混合物に3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(52mg、371μmol)およびDIPEA(294μL、1.69mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 548.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.18 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 7.81 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 7.31 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.78 - 7.01 (m, 4 H) 6.46 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.52 (t, J=5.51 Hz, 1 H) 4.09 - 4.32 (m, 2 H) 3.33 - 3.44 (m, 2 H) 2.76 - 3.29 (m, 6 H) 2.52 - 2.74 (m, 4 H) 2.23 - 2.42 (m, 1 H) 2.15 (dq, J=14.75, 4.86 Hz, 1 H) 1.67 - 1.91 (m, 6 H)。
【0830】
スキーム50、化合物687:
【化150】
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工程1: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(150mg、335μmol)および2−クロロベンゾ[d]チアゾール(47mg、279μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(279μL、558μmol)、次いで、t−BuXphos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 581.4 (M+H)
+。
【0831】
工程2: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、332μmol)をDCM/TFA(5:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z =525.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.17 (br d, J=5.62 Hz, 1 H) 7.75 (br t, J=5.14 Hz, 1 H) 7.66 (d, J=7.70 Hz, 1 H) 7.36 (d, J=7.95 Hz, 1 H) 7.21 (t, J=7.58 Hz, 1 H) 6.96 - 7.08 (m, 2 H) 6.72 (br s, 1 H) 6.24 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.38 (br d, J=5.14 Hz, 1 H) 3.20 - 3.28 (m, 2 H) 3.06 - 3.18 (m, 2 H) 2.51 - 2.78 (m, 8 H) 2.41 (br t, J=7.34 Hz, 2 H) 1.86 - 2.07 (m, 2 H) 1.68 - 1.83 (m, 5 H) 1.49 - 1.61 (m, 2 H) 1.35 - 1.47 (m, 2 H)。
【0832】
化合物688: (S)−2−((1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(44mg、259μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 565.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.36 (br d, J=7.21 Hz, 1 H) 8.23 (s, 1 H) 8.18 (s, 1 H) 6.99 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.41 (br s, 1 H) 6.17 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.73 (br d, J=5.26 Hz, 1 H) 3.98 (qd, J=9.41, 1.71 Hz, 2 H) 3.89 (s, 3 H) 3.63 (br t, J=5.81 Hz, 2 H) 3.22 (br t, J=5.20 Hz, 2 H) 2.55 - 2.75 (m, 7 H) 2.42 - 2.48 (m, 1 H) 2.34 (br t, J=7.46 Hz, 2 H) 1.97 - 2.10 (m, 1 H) 1.87 (br d, J=5.87 Hz, 1 H) 1.73 (q, J=5.69 Hz, 2 H) 1.46 - 1.56 (m, 2 H) 1.37 (br d, J=7.09 Hz, 2 H)。
【0833】
化合物689: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、362μmol)のTHF(1mL)およびH
2O(0.25mL)中混合物にNaHCO
3(91mg、1.09mmol)、次いで、5−シクロプロピル−2−フルオロピリミジン(100mg、724μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 533.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.54 (br s, 2 H) 7.60 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 5.85 - 6.20 (m, 1 H) 4.82 - 4.87 (m, 1 H) 3.93 - 4.01 (m, 2 H) 3.79 (td, J=14.77, 3.53 Hz, 2 H) 3.40 - 3.57 (m, 6 H) 3.32 - 3.40 (m, 2 H) 2.76 - 2.85 (m, 4 H) 2.32 - 2.65 (m, 2 H) 1.74 - 2.03 (m, 7 H) 1.04 - 1.12 (m, 2 H) 0.78 - 0.85 (m, 2 H)。
【0834】
化合物690: (S)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、362μmol)のTHF(1mL)およびH
2O(0.25mL)中混合物にNaHCO
3(91mg、1.09mmol)、次いで、4−クロロ−6−フェニルピリミジン(138mg、724μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 569.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.81 (s, 1 H) 7.87 (d, J=7.50 Hz, 2 H) 7.54 - 7.77 (m, 4 H) 7.29 (s, 1 H) 6.66 (d, J=7.50 Hz, 1 H) 5.86 - 6.19 (m, 1 H) 5.09 (br s, 1 H) 3.98 (br s, 2 H) 3.79 (td, J=14.72, 3.42 Hz, 2 H) 3.41 - 3.62 (m, 6 H) 3.34 (br d, J=7.94 Hz, 2 H) 2.75 - 2.86 (m, 4 H) 2.35 - 2.66 (m, 2 H) 1.74 - 2.00 (m, 6 H)。
【0835】
スキーム51、化合物691:
【化151】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: 5−ブロモ−4−クロロ−ピリミジン(77mg、398μmol)および(S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、362μmol)のTHF(2mL)、H
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(152mg、1.81mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 571.3 (M+H)
+。
【0836】
工程2: (S)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。フェニルボロン酸(38mg、315μmol)および(S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、262μmol)のジオキサン(1mL)およびH
2O(0.25mL)中混合物にPd(dppf)Cl
2(19mg、26μmol)およびK
2CO
3(73mg、525μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 569.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.46 (s, 1 H) 8.01 (s, 1 H) 7.40 - 7.57 (m, 5 H) 7.01 - 7.09 (m, 2 H) 6.47 (br s, 1 H) 5.90 - 6.31 (m, 2 H) 4.34 (br d, J=4.89 Hz, 1 H) 3.63 (td, J=15.22, 3.79 Hz, 2 H) 3.55 (br t, J=5.38 Hz, 2 H) 3.18 - 3.27 (m, 2 H) 2.53 - 2.93 (m, 8 H) 2.40 (t, J=7.46 Hz, 2 H) 1.89 - 2.02 (m, 2 H) 1.68 - 1.78 (m, 2 H) 1.22 - 1.58 (m, 4 H)。
【0837】
化合物692: (S)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、362μmol)および4−クロロ−2−(3−ピリジル)キナゾリン(96mg、398μmol)のDMA(4mL)中混合物にDIPEA(315μL、1.81mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に12時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 620.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 9.56 (d, J=1.54 Hz, 1 H) 8.84 (dt, J=8.10, 1.79 Hz, 1 H) 8.62 (dd, J=4.96, 1.65 Hz, 1 H) 8.11 (d, J=8.38 Hz, 1 H) 7.75 - 7.91 (m, 2 H) 7.46 - 7.58 (m, 2 H) 7.15 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.29 - 6.38 (m, 1 H) 5.68 - 6.03 (m, 1 H) 4.91 - 4.93 (m, 1 H) 3.83 (t, J=5.07 Hz, 2 H) 3.58 - 3.69 (m, 1 H) 3.63 (td, J=14.55, 3.75 Hz, 1 H) 3.33 - 3.40 (m, 1 H) 3.17 - 3.28 (m, 1 H) 3.02 - 3.15 (m, 1 H) 3.07 (br s, 1 H) 3.01 - 3.28 (m, 1 H) 2.88 - 2.99 (m, 1 H) 2.51 - 2.64 (m, 4 H) 2.37 - 2.50 (m, 1 H) 2.25 - 2.37 (m, 1 H) 1.61 - 1.86 (m, 6 H)。
【0838】
化合物693: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、333μmol)および4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(66mg、366μmol)のDMA(4mL)中混合物にDIPEA(290μL、1.66mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に12時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 559.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.50 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 8.31 (br s, 1 H) 7.74 (s, 1 H) 7.13 - 7.24 (m, 1 H) 6.94 (s, 1 H) 6.51 (d, J=2.21 Hz, 1 H) 6.42 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 5.77 - 6.13 (m, 1 H) 4.50 (br s, 1 H) 3.77 - 3.87 (m, 2 H) 3.63 - 3.75 (m, 2 H) 3.33 - 3.43 (m, 2 H) 3.15 (br d, J=9.48 Hz, 2 H) 2.83 - 3.07 (m, 4 H) 2.56 - 2.73 (m, 4 H) 2.18 - 2.31 (m, 1 H) 2.03 - 2.16 (m, 1 H) 1.64 - 1.91 (m, 6 H)。
【0839】
スキーム52、化合物694:
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: 5−ブロモ−4−クロロ−ピリミジン(77.00mg、398.08μmol、1.1当量)および(S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、362μmol)のTHF(2mL)、H
2O(0.5mL)中混合物にNaHCO
3(152mg、1.81mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 571.3 (M+H)
+。
【0840】
工程2: (S)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(150mg、262μmol)のMeOH(3mL)中混合物に10wt%のPd/C(50mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて5時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 493.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.37 (s, 1 H) 8.02 (br d, J=5.62 Hz, 1 H) 7.51 (br s, 1 H) 7.02 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.57 (br s, 1 H) 6.39 (br s, 1 H) 5.91 - 6.29 (m, 2 H) 4.38 (br s, 1 H) 3.62 - 3.69 (m, 2 H) 3.56 - 3.60 (m, 2 H) 3.23 (br t, J=5.38 Hz, 2 H) 2.52 - 2.78 (m, 8 H) 2.39 (t, J=7.46 Hz, 2 H) 1.87 - 1.99 (m, 1 H) 1.68 - 1.83 (m, 3 H) 1.47 - 1.61 (m, 2 H) 1.33 - 1.46 (m, 1 H) 1.33 - 1.46 (m, 1 H)。
【0841】
スキーム53、化合物695:
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、331μmol)および4−クロロ−2−メトキシ−ピリミジン(40mg、276μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(276μL、552μmol)およびt−BuXPhos−Pd−G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 561.5 (M+H)
+。
【0842】
工程2: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、357μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で5時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 505.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.33 (br s, 1 H) 11.23 (br s, 1 H) 10.10 (br d, J=18.58 Hz, 1 H) 8.12 (br s, 1 H) 8.02 (d, J=6.85 Hz, 1 H) 7.61 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.56 - 6.79 (m, 2 H) 5.20 - 5.51 (m, 1 H) 4.58 - 4.82 (m, 1 H) 4.01 (s, 3 H) 3.34 - 3.65 (m, 8 H) 3.31 (s, 3 H) 3.21 (br s, 2 H) 2.64 - 2.79 (m, 4 H) 2.41 (br d, J=12.10 Hz, 1 H) 2.20 - 2.34 (m, 1 H) 1.63 - 1.85 (m, 6 H)。
【0843】
スキーム54、化合物696:
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メトキシピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、331μmol)および6−クロロ−N,N−ジメチルピリミジン−4−アミン(44mg、276μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(276μL、552μmol)およびt−BuXPhos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2.5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 574.5 (M+H)
+。
【0844】
工程2: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、349μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 518.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.07 - 14.49 (m, 1 H) 12.99 - 13.76 (m, 1 H) 11.24 (br s, 1 H) 8.44 - 8.99 (m, 1 H) 8.48 (br d, J=18.46 Hz, 1 H) 8.33 (s, 1 H) 8.10 (br s, 1 H) 7.60 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.64 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.87 (br s, 1 H) 5.25 - 5.49 (m, 1 H) 4.71 (br s, 1 H) 3.34 - 3.64 (m, 7 H) 3.31 (s, 3 H) 3.19 (br d, J=3.55 Hz, 3 H) 3.12 (br s, 6 H) 2.64 - 2.79 (m, 4 H) 2.31 - 2.45 (m, 1 H) 2.21 (br s, 1 H) 1.64 - 1.87 (m, 6 H)。
【0845】
スキーム55、化合物697:
【化155】
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工程1: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、331μmol)および4−(tert−ブチル)−6−クロロピリミジン(47mg、276μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(276μL、552μmol)、次いで、t−BuXPhos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2.5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 587.3 (M+H)
+。
【0846】
工程2: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((6−(tert−ブチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、341μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 531.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.07 - 14.49 (m, 1 H) 12.99 - 13.76 (m, 1 H) 11.24 (br s, 1 H) 8.44 - 8.99 (m, 1 H) 8.48 (br d, J=18.46 Hz, 1 H) 8.33 (s, 1 H) 8.10 (br s, 1 H) 7.60 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.64 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.87 (br s, 1 H) 5.25 - 5.49 (m, 1 H) 4.71 (br s, 1 H) 3.34 - 3.64 (m, 7 H) 3.31 (s, 3 H) 3.19 (br d, J=3.55 Hz, 3 H) 3.12 (br s, 6 H) 2.64 - 2.79 (m, 4 H) 2.31 - 2.45 (m, 1 H) 2.21 (br s, 1 H) 1.64 - 1.87 (m, 6 H)。
【0847】
スキーム56、化合物698:
【化156】
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工程1: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、331μmol)および4−クロロ−2−フェニルピリミジン(53mg、276μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(276μL、552μmol)、次いで、t−BuXPhos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 607.2 (M+H)
+。
【0848】
工程2: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、330μmol)をDCM/TFA(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.26 (br d, J=7.72 Hz, 2 H) 8.15 (br d, J=6.39 Hz, 1 H) 7.37 - 7.46 (m, 3 H) 6.95 (br d, J=7.06 Hz, 1 H) 6.48 (br s, 1 H) 6.15 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.50 - 4.76 (m, 2 H) 3.35 - 3.47 (m, 2 H) 3.12 - 3.21 (m,5 H) 2.51 - 2.70 (m, 6 H) 2.28 - 2.46 (m, 4 H) 1.97 (br d, J=7.28 Hz, 1 H) 1.80 (br s, 1 H) 1.65 - 1.74 (m, 2 H) 1.49 (br s, 2 H) 1.28 - 1.40 (m, 2 H)。
【0849】
スキーム57、化合物699:
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、331μmol)および4−クロロ−2−フェニルピリミジン(53mg、276μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(276μL、552μmol)およびt−BuXPhos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 607.2 (M+H)
+。
【0850】
工程2: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、330μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.30 (br s, 1 H) 10.95 (br s, 1 H) 8.56 (s, 1 H) 8.17 (s, 1 H) 8.10 (br s, 1 H) 7.92 (d, J=7.28 Hz, 2 H) 7.78 (br s, 1 H) 7.58 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 7.38 - 7.49 (m, 2 H) 7.29 - 7.37 (m, 1 H) 6.62 (d, J=7.06 Hz, 1 H) 5.22 - 5.48 (m, 1 H) 4.50 (br s, 1 H) 3.34 - 3.65 (m, 8 H) 3.31 (s, 3 H) 3.13 (s, 2 H) 2.64 - 2.79 (m, 4 H) 2.34 (br s, 1 H) 2.22 (br s, 1 H) 1.63 - 1.86 (m, 6 H)。
【0851】
スキーム58、化合物700:
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、331μmol)および2−クロロ−6−フェニルピラジン(53mg、276μmol)の混合物にt−AmOH(3mL)を添加し、次いで、THF中2.0Mのt−BuONa(276μL、552μmol)およびt−BuXPhos Pd G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 607.2 (M+H)
+。
【0852】
工程2: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フェニルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、330μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.26 (s, 1 H) 7.90 - 8.02 (m, 3 H) 7.37 - 7.46 (m, 3 H) 6.99 (d, J=7.06 Hz, 1 H) 6.18 (dd, J=7.28, 2.43 Hz, 1 H) 4.55 - 4.80 (m, 1 H) 4.43 (br d, J=5.73 Hz, 1 H) 3.36 - 3.50 (m, 2 H) 3.09 - 3.24 (m, 5 H) 2.52 - 2.77 (m, 7 H) 2.29 - 2.47 (m, 3 H) 2.00 (br dd, J=13.34, 6.50 Hz, 1 H) 1.77 - 1.88 (m, 1 H) 1.64 - 1.74 (m, 2 H) 1.45 - 1.56 (m, 2 H) 1.31 - 1.41 (m, 2 H)。
【0853】
化合物701: (S)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(52mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 579.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.64 (s, 2 H) 8.18 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 7.02 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.44 (br s, 1 H) 6.19 - 6.27 (m, 1 H) 6.19 - 6.27 (m, 1 H) 4.38 - 4.46 (m, 1 H) 3.94 - 4.06 (m, 2 H) 3.65 (br s, 2 H) 3.20 - 3.28 (m, 2 H) 2.54 - 2.78 (m, 7 H) 2.42 - 2.48 (m, 1 H) 2.37 (t, J=7.52 Hz, 2 H) 1.94 - 2.05 (m, 1 H) 1.81 - 1.91 (m, 1 H) 1.70 - 1.79 (m, 2 H) 1.53 (tq, J=13.50, 6.61 Hz, 2 H) 1.32 - 1.43 (m, 2 H)。
【0854】
化合物702: (S)−2−((5−シアノピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(1mL)およびH
2O(0.25mL)中混合物に2−クロロピリミジン−5−カルボニトリル(40mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を50℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 536.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) 8.66 - 8.73 (m, 2 H) 8.42 (d, J=7.46 Hz, 1 H) 7.03 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.44 (br s, 1 H) 6.22 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.36 - 4.46 (m, 1 H) 3.96 - 4.07 (m, 2 H) 3.64 (t, J=5.93 Hz, 2 H) 3.24 (br t, J=5.20 Hz, 2 H) 2.54 - 2.79 (m, 8 H) 2.37 (t, J=7.52 Hz, 2 H) 1.81 - 2.06 (m, 2 H) 1.75 (q, J=5.90 Hz, 2 H) 1.46 - 1.59 (m, 2 H) 1.33 - 1.44 (m, 2 H)。
【0855】
化合物703: (S)−2−((1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(1mL)およびH
2O(0.25mL)中溶液に4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(44mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に9時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 13.42 (br s, 1 H) 8.31 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 8.20 (d, J=4.16 Hz, 2 H) 7.00 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.46 (br s, 1 H) 6.18 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.68 - 4.78 (m, 1 H) 3.92 - 4.07 (m, 2 H) 3.64 (t, J=5.87 Hz, 2 H) 3.23 (br t, J=5.38 Hz, 2 H) 2.52 - 2.78 (m, 7 H) 2.41 - 2.49 (m, 1 H) 2.34 (t, J=7.46 Hz, 2 H) 1.98 - 2.11 (m, 1 H) 1.88 (br d, J=5.99 Hz, 1 H) 1.68 - 1.78 (m, 2 H) 1.46 - 1.58 (m, 2 H) 1.31 - 1.43 (m, 2 H)。
【0856】
化合物704: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に5−ブロモ−2−クロロ−ピリミジン(55mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に6時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 589.1 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz,DMSO-d
6) δ ppm 8.37 (br s, 2 H) 7.59 (br d, J=7.09 Hz, 1 H) 7.02 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.40 (br s, 1 H) 6.22 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.22 - 4.33 (m, 1 H) 4.01 (q, J=9.41 Hz, 2 H) 3.64 (br t, J=5.87 Hz, 2 H) 3.24 (br t, J=5.07 Hz, 2 H) 2.53 - 2.79 (m, 7 H) 2.42 - 2.49 (m, 1 H) 2.38 (br t, J=7.52 Hz, 2 H) 1.79 - 2.00 (m, 2 H) 1.69 - 1.78 (m, 2 H) 1.47 - 1.59 (m, 2 H) 1.33 - 1.45 (m, 2 H)。
【0857】
化合物705: (S)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中溶液に4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(52mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に9時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 579.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.20 (br d, J=5.75 Hz, 2 H) 7.03 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.82 (d, J=5.99 Hz, 1 H) 6.55 (br s, 1 H) 6.23 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.43 (br d, J=5.99 Hz, 1 H) 3.97 - 4.08 (m, 2 H) 3.66 (t, J=5.69 Hz, 2 H) 3.24 (br t, J=5.32 Hz, 2 H) 2.54 - 2.85 (m, 8 H) 2.34 - 2.44 (m, 2 H) 1.69 - 2.02 (m, 4 H) 1.49 - 1.58 (m, 2 H) 1.35 - 1.48 (m, 2 H)。
【0858】
化合物706: (S)−2−((5−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に1−シクロプロピル−4−フルオロベンゼン(39mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に6時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 551.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.08 (s, 2 H) 6.96 - 7.10 (m, 2 H) 6.37 (br s, 1 H) 6.22 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.21 - 4.32 (m, 1 H) 3.95 - 4.07 (m, 2 H) 3.64 (t, J=5.93 Hz, 2 H) 3.23 (br t, J=5.20 Hz, 2 H) 2.52 - 2.79 (m, 7 H) 2.42 - 2.49 (m, 1 H) 2.38 (t, J=7.46 Hz, 2 H) 1.78 - 1.99 (m, 2 H) 1.67 - 1.78 (m, 3 H) 1.48 - 1.60 (m, 2 H) 1.34 - 1.43 (m, 2 H) 0.81 - 0.90 (m, 2 H) 0.55 - 0.65 (m, 2 H)。
【0859】
化合物707: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のi−PrOH(3mL)中混合物に3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(40mg、285μmol)およびDIPEA(226μL、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に1時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 536.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.25 (d, J=2.08 Hz, 1 H) 7.89 (d, J=2.08 Hz, 1 H) 7.33 (br d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.48 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.48 - 4.55 (m, 1 H) 3.90 - 4.02 (m, 4 H) 3.37 - 3.44 (m, 2 H) 3.15 - 3.27 (m, 2 H) 2.98 - 3.11 (m, 3 H) 2.84 - 2.92 (m, 1 H) 2.74 (br t, J=5.99 Hz, 2 H) 2.60 - 2.69 (m, 2 H) 2.12 - 2.34 (m, 2 H) 1.71 - 1.92 (m, 6 H)。
【0860】
化合物708: (S)−2−((2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のDMA(3mL)中混合物に4−クロロ−2−(ピリジン−3−イル)キナゾリン(77mg、285μmol)およびDIPEA(226μL、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 638.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 9.59 (d, J=1.47 Hz, 1 H) 8.55 - 8.76 (m, 3 H) 8.33 (d, J=8.19 Hz, 1 H) 7.75 - 7.93 (m, 2 H) 7.46 - 7.62 (m, 2 H) 6.91 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.24 - 6.37 (m, 1 H) 6.09 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.73 - 4.82 (m, 1 H) 3.96 (q, J=9.50 Hz, 2 H) 3.66 (t, J=5.87 Hz, 2 H) 3.20 (br t, J=4.95 Hz, 2 H) 2.53 - 2.85 (m, 8 H) 2.29 (t, J=7.46 Hz, 2 H) 2.04 - 2.19 (m, 2 H) 1.71 (q, J=5.84 Hz, 2 H) 1.46 - 1.55 (m, 2 H) 1.40 (br d, J=6.60 Hz, 2 H)。
【0861】
スキーム59、化合物709:
【化159】
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工程1: (S)−2−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に4,6−ジクロロピリミジン(42mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 545.3 (M+H)
+。
【0862】
工程2: (S)−2−((6−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(141mg、259μmol)のジオキサン(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物にフェニルボロン酸(47mg、388μmol)、K
2CO
3(72mg、517μmol)、およびPd(dppf)Cl
2(19mg、26μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 587.3 (M+H)
+。
1H NMR(400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.49 (s, 1 H) 7.99 (br d, J=5.38 Hz, 2 H) 7.60 (br s, 1 H) 7.45 - 7.53 (m, 3 H) 7.10 (br s, 1 H) 6.99 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.43 (br s, 1 H) 6.21 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.47 (br s, 1 H) 4.02 (q, J=9.25 Hz, 2 H) 3.67 (br t, J=5.75 Hz, 2 H) 3.22 (br t, J=5.20 Hz, 2 H) 2.53 - 2.83 (m, 7 H) 2.44 - 2.48 (m, 1 H) 2.39 (br t, J=7.40 Hz, 2 H) 1.94 - 2.03 (m, 1 H) 1.84 (br dd, J=13.02, 6.79 Hz, 1 H) 1.70 - 1.78 (m, 2 H) 1.54 (br d, J=4.77 Hz, 2 H) 1.38 - 1.47 (m, 2 H)。
【0863】
スキーム60、化合物710:
【化160】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(55mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に3時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 589.1 (M+H)
+。
【0864】
工程2: (S)−2−((5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(152mg、258μmol)のジオキサン(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物にフェニルボロン酸(47mg、387μmol)、K
2CO
3(72mg、516μmol)、およびPd(dppf)Cl
2(19mg、26μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 587.3 (M+H)
+。
1H NMR(400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.46 (s, 1 H) 8.02 (s, 1 H) 7.40 - 7.58 (m, 5 H) 7.06 (br dd, J=13.27, 6.54 Hz, 2 H) 6.57 (br s, 1 H) 6.25 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.41 (br d, J=5.62 Hz, 1 H) 4.00 (q, J=9.41 Hz, 2 H) 3.60 (br t, J=5.50 Hz, 2 H) 3.21 - 3.27 (m, 2 H) 2.54 - 2.85 (m, 8 H) 2.40 (br t, J=7.40 Hz, 2 H) 1.97 (br d, J=5.38 Hz, 2 H) 1.69 - 1.80 (m, 2 H) 1.41 - 1.58 (m, 2 H) 1.22 - 1.40 (m, 2 H)。
【0865】
スキーム61、化合物711:
【化161】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のTHF(4mL)およびH
2O(1mL)中混合物に5−ブロモ−4−クロロピリミジン(55mg、285μmol)およびNaHCO
3(109mg、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に6時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 589.1 (M+H)
+。
【0866】
工程2: (S)−2−(ピリミジン−4−イルアミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(152mg、258μmol)のMeOH(10mL)中混合物に10wt%のPd/C(200mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて16時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 511.2 (M+H)
+。
1H NMR(400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.38 (s, 1 H) 8.03 (br d, J=5.50 Hz, 1 H) 7.55 (br s, 1 H) 7.04 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.55 (br d, J=19.56 Hz, 2 H) 6.23 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 4.40 (br s, 1 H) 4.01 (q, J=9.46 Hz, 2 H) 3.65 (br t, J=5.75 Hz, 2 H) 3.24 (br t, J=5.38 Hz, 2 H) 2.55 - 2.76 (m, 8 H) 2.40 (br t, J=7.40 Hz, 2 H) 1.95 (br dd, J=13.39, 6.54 Hz, 1 H) 1.71 - 1.84 (m, 3 H) 1.49 - 1.58 (m, 2 H) 1.35 - 1.45 (m, 2 H)。
【0867】
化合物712: (S)−2−((6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エチル)アミノ)ブタン酸(140mg、259μmol)のDMA(3mL)中混合物に4−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリミジン(51mg、285μmol)およびDIPEA(226μL、1.29mmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 577.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.54 (d, J=2.32 Hz, 1 H) 8.35 (s, 1 H) 7.92 (br d, J=5.75 Hz, 1 H) 7.84 (d, J=0.98 Hz, 1 H) 7.07 (br s, 1 H) 6.99 (d, J=7.21 Hz, 1 H) 6.54 - 6.58 (m, 1 H) 6.43 (br s, 1 H) 6.20 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.51 (br s, 1 H) 3.98 - 4.05 (m, 2 H) 3.65 (br t, J=5.87 Hz, 2 H) 3.20 - 3.25 (m, 2 H) 2.55 - 2.78 (m, 8 H) 2.38 (br t, J=7.40 Hz, 2 H) 1.94 - 2.03 (m, 1 H) 1.80 (br s, 1 H) 1.71 - 1.76 (m, 2 H) 1.49 - 1.58 (m, 2 H) 1.36 - 1.44 (m, 2 H)。
【0868】
化合物713: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(152mg、336μmol)および2−クロロ−5−メチル−ピリミジン(36mg、280μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(280μL、560μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 545.3 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(180mg、330μmol)をDCM(2mL)およびTFA(600μL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 489.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.34 (br s, 1 H) 10.93 (br s, 1 H) 8.30 (s, 2 H) 8.13 (br s, 1 H) 7.82 (br s, 1 H) 7.60 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 6.63 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.24 - 5.44 (m, 1 H) 4.46 (br s, 1 H) 3.63 (br s, 1 H) 3.49 - 3.59 (m, 2 H) 3.33 - 3.48 (m, 4 H) 3.31 (d, J=0.98 Hz, 3 H) 3.14 - 3.27 (m, 3 H) 2.66 - 2.77 (m, 4 H) 2.14 - 2.37 (m, 2 H) 2.10 (s, 3 H) 1.63 - 1.86 (m, 6 H)。
【0869】
化合物714: (S)−2−((3−シアノピラジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(150mg、333μmol)のi−PrOH(2mL)中混合物にDIPEA(290μL、1.66mmol)、次いで、3−クロロピラジン−2−カルボニトリル(93mg、665μmol)を添加し、得られた混合物を70℃に2時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z =518.2 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 14.13 (br s, 1 H) 10.22 (br s, 1 H) 8.37 (d, J=2.43 Hz, 1 H) 8.03 (d, J=2.43 Hz, 2 H) 7.84 - 7.90 (m, 1 H) 7.61 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.61 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.00 - 6.33 (m, 1 H) 4.54 - 4.66 (m, 1 H) 3.90 (br t, J=4.74 Hz, 2 H) 3.75 (td, J=15.27, 3.42 Hz, 2 H) 3.35 (br s, 4 H) 3.16 (br s, 4 H) 2.67 - 2.76 (m, 4 H) 2.28 - 2.41 (m, 2 H) 1.76 - 1.87 (m, 2 H) 1.63 - 1.75 (m, 4 H)。
【0870】
化合物715: (S)−2−([4,4'−ビピリジン]−2−イルアミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((4−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(50mg、88μmol)および4−ピリジルボロン酸(32mg、263μmol)のジオキサン(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にPd(dppf)Cl
2.CH
2Cl
2(7mg、9μmol)およびK
2CO
3(36mg、262μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 569.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4)
δ ppm 9.07 (d, J=6.85 Hz, 2 H) 8.53 (d, J=6.85 Hz, 2 H) 8.18 (d, J=6.60 Hz, 1 H) 7.82 (d, J=0.98 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.46 (dd, J=6.72, 1.71 Hz, 1 H) 6.67 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.87 - 6.19 (m, 1 H) 4.92 - 4.96 (m, 1 H) 3.96 - 4.05 (m, 2 H) 3.80 (td, J=14.70, 3.61 Hz, 2 H) 3.60 - 3.69 (m, 1 H) 3.51 (br dd, J=10.94, 5.44 Hz, 5 H) 3.37 (br t, J=7.89 Hz, 2 H) 2.78 - 2.85 (m, 4 H) 2.61 - 2.72 (m, 1 H) 2.41 - 2.53 (m, 1 H) 1.78 - 1.99 (m, 6 H)。
【0871】
スキーム62、化合物716:
【化162】
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工程1: (S)−2−((4−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(500mg、1.11mmol)のDMSO(4mL)中混合物にK
2CO
3(766mg、5.54mmol)および4−ブロモ−2−フルオロピリジン(234mg、1.33mmol)を添加し、得られた混合物を130℃に1時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 571.2 (M+H)
+。
【0872】
工程2: (S)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((4−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((4−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(50mg、88μmol)およびフェニルボロン酸(32mg、263μmol)のジオキサン(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にPd(dppf)Cl
2.CH
2Cl
2(7mg、9μmol)およびK
2CO
3(36mg、263μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 568.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.00 (d, J=6.60 Hz, 1 H) 7.81 - 7.86 (m, 2 H) 7.56 - 7.61 (m, 4 H) 7.45 (d, J=1.34 Hz, 1 H) 7.35 (dd, J=6.79, 1.65 Hz, 1 H) 6.65 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.86 - 6.17 (m, 1 H) 4.75 - 4.80 (m, 1 H) 3.95 - 4.03 (m, 2 H) 3.80 (td, J=14.76, 3.61 Hz, 2 H) 3.58 - 3.66 (m, 1 H) 3.47 - 3.56 (m, 5 H) 3.34 - 3.40 (m, 2 H) 2.76 - 2.84 (m, 4 H) 2.56 - 2.67 (m, 1 H) 2.34 - 2.46 (m, 1 H) 1.75 - 1.98 (m, 6 H)。
【0873】
スキーム63、化合物717:
【化163】
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工程1: (S)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸・塩酸塩(200mg、444μmol)のDMSO(3mL)中混合物に添加した
【0874】
(306mg、2.22mmol)および5−ブロモ−2−フルオロピリジン(94mg、532μmol)、得られた混合物を130℃に15時間加熱し、室温に冷却し、1M HCl水溶液の添加によりpH=6に調整し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 571.2 (M+H)
+。
【0875】
工程2: 2−((5−フェニルピリジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−4−((2−(2,2−ジフルオロエトキシ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸(20mg、35μmol)およびフェニルボロン酸(13mg、105μmol)のジオキサン(2mL)およびH
2O(0.5mL)中混合物にPd(dppf)Cl
2.CH
2Cl
2(3mg、4μmol)およびK
2CO
3(15mg、105μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に2時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 568.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ ppm 8.36 (dd, J=9.35, 2.26 Hz, 1 H) 8.18 (d, J=1.83 Hz, 1 H) 7.62 - 7.67 (m, 2 H) 7.59 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 7.48 - 7.54 (m, 2 H) 7.42 - 7.47 (m, 1 H) 7.37 (d, J=9.29 Hz, 1 H) 6.66 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 5.87 - 6.19 (m, 1 H) 4.79 (dd, J=7.89, 5.44 Hz, 1 H) 3.95 - 4.05 (m, 2 H) 3.80 (td, J=14.76, 3.61 Hz, 2 H) 3.57 - 3.65 (m, 1 H) 3.46 - 3.56 (m, 5 H) 3.34 - 3.40 (m, 2 H) 2.76 - 2.85 (m, 4 H) 2.57 - 2.68 (m, 1 H) 2.36 - 2.48 (m, 1 H) 1.77 - 1.99 (m, 6 H)。
【0876】
化合物718: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(150mg、331μmol)、4−クロロ−7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(48mg、286)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(286μL、572μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(23mg、29μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 584.4 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(80mg、141μmol)をDCM(1mL)およびTFA(400μL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 528.3 (M+H)
+。
【0877】
化合物719: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(211mg、467μmol)および2−クロロ−6−メチル−ピラジン(50mg、389μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(389μL、778μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(31mg、39μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルピラジン−2−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 545.4 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(268mg、494μmol)をDCM(2mL)およびTFA(1.5mL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 489.3 (M+H)
+。
【0878】
化合物720: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(211mg、467μmol)および2−クロロキノキサリン(64mg、389μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(389μL、778μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(31mg、39μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キノキサリン−2−イルアミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 581.4 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(309mg、533μmol)をDCM(2mL)およびTFA(1.5mL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 525.3 (M+H)
+。
【0879】
化合物721: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(211mg、467μmol)および4−クロロ−6−メチル−2−(4−ピリジル)ピリミジン(80mg、389μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(389μL、778μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(31mg、39μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 622.4 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(270mg、447μmol)をDCM(2mL)およびTFA(1.5mL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 566.3 (M+H)
+。
【0880】
化合物722: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(109mg、240μmol)および3−ブロモ−1−メチル−1H−インダゾール(42mg、200μmol)のTHF(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(200μL、400μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(31mg、39μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、(S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 583.4 (M+H)
+)を得た。該ブタン酸エステル中間体、150mg、258μmol)をDCM(2mL)およびTFA(1.5mL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 527.3 (M+H)
+。
【0881】
スキーム64、化合物723:
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
工程1: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−アミノブタン酸tert−ブチル(130mg、290μmol)および3−ブロモ−1−メチル−1H−インダゾール(61mg、290μmol)のt−AmOH(3mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(290μL、580μmol)、次いで、t−Bu Xphos Pd G3(23mg、29μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に15時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。LCMS (ESI+): m/z = 578.5 (M+H)
+。
【0882】
工程2: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)ブタン酸: (S)−4−((2−アセトアミドエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(200mg、346μmol)をDCM/TFA(3:1)(2mL)に溶解し、得られた混合物を室温で15時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z =522.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6)
δ ppm 7.79 (br t, J=5.40 Hz, 1 H) 7.70 (d, J=8.16 Hz, 1 H) 7.24 - 7.34 (m, 2 H) 7.00 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 6.91 (t, J=6.73 Hz, 1 H) 6.43 (br s, 1 H) 6.22 (d, J=7.28 Hz, 1 H) 4.11 (t, J=6.06 Hz, 1 H) 3.71 (s, 3 H) 3.22 (br t, J=5.29 Hz, 2 H) 3.12 (dt, J=12.68, 6.23 Hz, 2 H) 2.53 - 2.69 (m, 6 H) 2.31 - 2.46 (m, 4 H) 1.86 - 2.01 (m, 2 H) 1.71 - 1.77 (m, 5 H) 1.49 - 1.58 (m, 2 H) 1.35 - 1.45 (m, 2 H)。
【0883】
化合物724: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(151mg、334μmol)および3−ブロモピリジン(44mg、278μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(278μL、556μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、(S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリジン−3−イルアミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体(LCMS (ESI+): m/z = 530.3 (M+H)
+)を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(160mg、302μmol)をDCM(2mL)に溶解し、TFA(600μL)を添加し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 474.3 (M+H)
+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.90 (d, J=2.45 Hz, 1 H) 7.74 (d, J=4.40 Hz, 1 H) 7.02 - 7.11 (m, 2 H) 6.85 (dd, J=8.38, 1.53 Hz, 1 H) 6.25 (d, J=7.34 Hz, 1 H) 4.55 - 4.82 (m, 1 H) 3.84 - 4.02 (m, 1 H) 3.45 - 3.49 (m, 1 H) 3.39 - 3.43 (m, 1 H) 3.18 - 3.25 (m, 5 H) 2.64 - 2.69 (m, 4 H) 2.59 (br d, J=6.72 Hz, 4 H) 2.30 - 2.42 (m, 2 H) 1.86 - 1.93 (m, 1 H) 1.67 - 1.82 (m, 3 H) 1.46 - 1.59 (m, 2 H) 1.31 - 1.43 (m, 2 H)。
【0884】
化合物725: (S)−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ナフタレン−1−イルアミノ)ブタン酸: (S)−2−アミノ−4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸tert−ブチル(151mg、334μmol)および1−ヨードナフタレン(70mg、278μmol)のt−AmOH(2mL)中混合物にTHF中2.0Mのt−BuONa(278μL、556μmol)、次いで、t−BuXPhos−Pd−G3(22mg、28μmol)を添加し、得られた混合物を100℃に5時間加熱し、室温に冷却し、次いで、真空濃縮して、4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ナフタレン−1−イルアミノ)ブタン酸tert−ブチル中間体を得、さらに精製することなく使用した。該ブタン酸エステル中間体(160mg、302μmol)をDCM(2mL)およびTFA(600μL)に溶解し、得られた混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製し、次いで、キラルSFCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS (ESI+): m/z = 491.3 (M+H)
+。
【0885】
化合物726: (S)−4−((2−モルホリノエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、2−モルホリノエタン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 548.3. [M+H]+, 測定値548.4。
【0886】
化合物727: (2S)−4−((2,3−ジヒドロキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、3−アミノプロパン−1,2−ジオールを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ 8.87 (s, 1H), 8.54 (dd, J = 8.7, 1.3 Hz, 1H), 8.19 - 8.05 (m, 1H), 7.97 - 7.79 (m, 2H), 7.58 (dd, J = 7.3, 1.2 Hz, 1H), 6.62 (dd, J = 7.3, 1.1 Hz, 1H), 5.37 (dd, J = 8.0, 5.9 Hz, 1H), 4.02 (d, J = 19.8 Hz, 1H), 3.70 - 3.43 (m, 6H), 2.81 (dt, J = 19.3, 6.9 Hz, 6H), 2.51 (m, 1H), 2.02 - 1.67 (m, 8H). LCMS 理論的m/z = 509.3. [M+H]+, 測定値509.3
【0887】
化合物728: 4−((2−メトキシエチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ナフタレン−1−イルアミノ)ブタン酸。実施例329のキラルSFC精製から。LCMS (ESI+): m/z = 491.3 (M+H)
+。
【0888】
化合物729: (2S)−4−((3−フルオロ−2−ヒドロキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、1−アミノ−3−フルオロプロパン−2−オールを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 511.3. [M+H]+, 測定値511.3。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ 8.86 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.53 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.14 (dd, J = 8.4, 6.8 Hz, 1H), 7.88 (t, J = 8.3 Hz, 2H), 7.63 - 7.53 (m, 1H), 6.98 (t, J = 8.4 Hz, 1H), 6.63 (dd, J = 7.4, 2.2 Hz, 1H), 5.37 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 4.50 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 4.38 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.29 (m, 1H), 3.79 - 3.45 (m, 6H), 2.93 - 2.62 (m, 6H), 2.04 - 1.71 (m, 7H)。
【0889】
化合物730: (S)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)(チアゾール−2−イルメチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、チアゾール−2−イルメタンアミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 532.2. [M+H]+, 測定値532.3。
【0890】
化合物731: (S)−4−((2−(3−オキソモルホリノ)エチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、4−(2−アミノエチル)モルホリン−3−オンを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 562.3. [M+H]+, 測定値562.3。
【0891】
化合物732: (S)−4−(ベンジル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、ベンジルアミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.2。
【0892】
化合物733: (S)−4−(((R)−2−ヒドロキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−1−アミノプロパン−2−オールを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 493.3. [M+H]+, 測定値493.3。
【0893】
化合物734: (2S)−4−(((1,4−ジオキサン−2−イル)メチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(1,4−ジオキサン−2−イル)メタンアミンを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS [M+H]
+ 測定値535.3。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ 8.88 (s, 1H), 8.56 (dq, J = 8.5, 1.5 Hz, 1H), 8.20 - 8.07 (m, 1H), 7.88 (ddd, J = 7.2, 3.8, 2.5 Hz, 2H), 7.58 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.62 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 5.35 (ddd, J = 8.0, 6.1, 1.8 Hz, 1H), 4.06 (m, 1H), 3.84 - 3.66 (m, 4H), 3.66 - 3.40 (m, 5H), 3.29 - 3.17 (m, 2H), 2.80 (dt, J = 21.2, 6.8 Hz, 5H), 2.68 (dt, J = 16.3, 6.8 Hz, 1H), 2.49 (s, 1H), 2.02 - 1.64 (m, 8H)。
【0894】
化合物735: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−ヒドロキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、1−アミノ−3−フルオロプロパン−2−オールを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS [M+H]
+ 測定値511.2。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ 8.87 (s, 1H), 8.56 (dt, J = 8.8, 1.9 Hz, 1H), 8.14 (ddq, J = 8.4, 7.1, 1.1 Hz, 1H), 7.94 - 7.80 (m, 2H), 7.58 (dt, J = 7.4, 1.1 Hz, 1H), 6.62 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 5.38 (dd, J = 8.3, 5.6 Hz, 1H), 4.50 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 4.38 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 4.27 (ddd, J = 18.6, 9.1, 4.3 Hz, 1H), 3.75 - 3.41 (m, 6H), 2.92 - 2.63 (m, 5H), 2.54 (d, J = 12.9 Hz, 1H), 2.11 - 1.65 (m, 7H)。
【0895】
化合物736: (S)−4−(((S)−2−ヒドロキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(S)−1−アミノプロパン−2−オールを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 493.3. [M+H]+, 測定値493.3。
【0896】
化合物737: (2S)−4−((モルホリン−3−イルメチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、モルホリン−3−イルメタンアミンを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS [M+H]
+ 測定値534.2。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ 8.85 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 8.67 - 8.53 (m, 1H), 8.13 (ddt, J = 8.5, 7.2, 1.4 Hz, 1H), 7.87 (td, J = 8.1, 7.6, 1.7 Hz, 2H), 7.58 (dd, J = 7.3, 1.4 Hz, 1H), 6.62 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 5.36 (ddd, J = 10.3, 8.3, 5.5 Hz, 1H), 3.98 (dt, J = 12.6, 3.3 Hz, 1H), 3.83 (dtd, J = 16.5, 12.5, 7.2 Hz, 2H), 3.63 - 3.40 (m, 4H), 3.24 - 3.05 (m, 3H), 2.96 (dd, J = 21.1, 13.3 Hz, 1H), 2.80 (dt, J = 26.9, 6.4 Hz, 5H), 2.62 - 2.26 (m, 2H), 2.09 - 1.88 (m, 7H), 1.86 - 1.63 (m, 4H)。
【0897】
化合物738: (2S)−4−((3,3−ジフルオロ−2−ヒドロキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、3−アミノ−1,1−ジフルオロプロパン−2−オールを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 529.3. [M+H]+, 測定値529.3。
【0898】
化合物739: (S)−4−(((S)−2,3−ジヒドロキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、3−アミノ−1,1−ジフルオロプロパン−2−オールを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS [M+H]
+ 測定値509.2。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ 8.86 (s, 1H), 8.64 - 8.48 (m, 1H), 8.22 - 8.06 (m, 1H), 7.95 - 7.80 (m, 2H), 7.58 (dd, J = 7.3, 1.1 Hz, 1H), 6.62 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 5.36 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 4.06 (s, 1H), 3.76 - 3.40 (m, 5H), 2.81 (dt, J = 18.5, 6.9 Hz, 6H), 2.49 (brs, 1H), 2.03 - 1.67 (m, 8H)。
【0899】
化合物740: (S)−4−((2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを用いて手順A、4−クロロピリド[2,3−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 508.3. [M+H]+, 測定値508.3。
【0900】
化合物741: (S)−4−((2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを用いて手順A、4−クロロピリド[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 508.3. [M+H]+, 測定値508.3。
【0901】
化合物742: (S)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを用いて手順A、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 539.3. [M+H]+, 測定値539.3。
【0902】
化合物743: (S)−4−((2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 507.3. [M+H]+, 測定値507.3。
【0903】
化合物744: (S)−4−(((S)−2−フルオロ−3−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−2−フルオロ−3−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロピリド[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 526.3. [M+H]+, 測定値526.3。
【0904】
化合物745: (S)−4−(メトキシ(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、O−メチルヒドロキシルアミンを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS [M+H]
+ 測定値465.2。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ 8.83 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 8.53 (dd, J = 8.6, 1.3 Hz, 1H), 8.12 (ddt, J = 8.4, 7.2, 1.2 Hz, 1H), 7.87 (ddd, J = 8.4, 6.7, 1.1 Hz, 2H), 7.55 (dd, J = 7.3, 1.2 Hz, 1H), 6.57 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 5.41 (dd, J = 9.3, 4.7 Hz, 1H), 3.62 (d, J = 1.2 Hz, 3H), 3.50 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.02 - 2.88 (m, 2H), 2.89 - 2.76 (m, 3H), 2.70 (t, J = 7.7 Hz, 2H), 2.50 (ddd, J = 14.6, 7.4, 5.1 Hz, 1H), 2.37 - 2.20 (m, 1H), 1.96 (p, J = 6.1 Hz, 2H), 1.81 - 1.47 (m, 4H)。
【0905】
化合物746: (S)−4−((2−メトキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシ−2−メチルプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 521.3. [M+H]+, 測定値521.3。
【0906】
化合物747: (S)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−((2−メトキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシ−2−メチルプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 553.3. [M+H]+, 測定値553.3。
【0907】
化合物748: (S)−4−(((3−ヒドロキシオキセタン−3−イル)メチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、3−(アミノメチル)オキセタン−3−オールを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS [M+H]
+ 測定値521.2。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d
4) δ 8.81 (s, 1H), 8.47 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.18 - 8.03 (m, 1H), 7.93 - 7.75 (m, 2H), 7.58 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.63 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 5.29 (dd, J = 8.8, 4.0 Hz, 1H), 4.69 (d, J = 10.4 Hz, 4H), 3.90 - 3.43 (m, 4H), 3.30 - 3.15 (m, 1H), 3.06 - 2.56 (m, 6H), 2.30 (s, 1H), 2.16 - 1.69 (m, 6H)。
【0908】
化合物749: (S)−4−((2−メトキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシ−2−メチルプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロピリド[2,3−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 522.3. [M+H]+, 測定値522.3。
【0909】
化合物750: (S)−4−((2−メトキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシ−2−メチルプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロピリド[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 522.3. [M+H]+, 測定値522.3。
【0910】
化合物751: (S)−4−((2−メトキシ−2−メチルプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、2−メトキシ−2−メチルプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 535.3. [M+H]+, 測定値535.3。
【0911】
化合物752: (S)−4−(((1−シアノシクロプロピル)メチル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、1−(アミノメチル)シクロプロパン−1−カルボニトリルを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 514.3. [M+H]+, 測定値514.3。
【0912】
化合物753: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0913】
化合物754: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 539.3. [M+H]+, 測定値539.3。
【0914】
化合物755: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−フルオロ−2−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−7−フルオロ−2−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 557.3. [M+H]+, 測定値557.3。
【0915】
化合物756: (S)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)−4−((4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。(S)−4−(ベンジル(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(キナゾリン−4−イルアミノ)ブタン酸(87mg、0.17mmol)のMeOH(3mL)中混合物に1M HCl水溶液(340μL、0.34mmol)、次いで、20wt%のPd(OH)
2/C(12mg)を添加し、得られた混合物をH
2雰囲気下にて6時間撹拌し、次いで、濾過し、真空濃縮した。粗残留物を分取逆相HPLCにより精製して、標記化合物を得た。LCMS 理論的m/z = 435.2. [M+H]+, 測定値435.2。
【0916】
化合物757: (S)−2−((8−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−8−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.2。
【0917】
化合物758: (S)−2−((7−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−7−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0918】
化合物759: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((8−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−8−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 521.3. [M+H]+, 測定値521.3。
【0919】
化合物760: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−7−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 539.3. [M+H]+, 測定値539.2。
【0920】
化合物761: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−7−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 545.3. [M+H]+, 測定値545.2。
【0921】
化合物762: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((8−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−8−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 539.3. [M+H]+, 測定値539.3。
【0922】
化合物763: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((8−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−8−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 543.3. [M+H]+, 測定値543.3。
【0923】
化合物764: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチルキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−7−メチルキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 521.3. [M+H]+, 測定値521.3。
【0924】
化合物765: (S)−2−((6−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−6−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 525.3. [M+H]+, 測定値525.3。
【0925】
化合物766: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−フルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−6−フルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 543.3. [M+H]+, 測定値545.3。
【0926】
化合物767: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロチエノ[2,3−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 513.3. [M+H]+, 測定値513.2。
【0927】
化合物768: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロチエノ[2,3−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 531.3. [M+H]+, 測定値531.2。
【0928】
化合物769: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−6−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 545.3. [M+H]+, 測定値545.3。
【0929】
化合物770: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−6−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 527.3. [M+H]+, 測定値527.3。
【0930】
化合物771: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 513.3. [M+H]+, 測定値513.2。
【0931】
化合物772: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−6−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 527.3. [M+H]+, 測定値527.3。
【0932】
化合物773: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−(チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 531.3. [M+H]+, 測定値531.2。
【0933】
化合物774: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((6−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−6−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 545.3. [M+H]+, 測定値545.2。
【0934】
化合物775: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−5−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 545.3. [M+H]+, 測定値545.2。
【0935】
化合物776: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((5−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−5−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 527.3. [M+H]+, 測定値527.2。
【0936】
化合物777: (S)−2−((7,8−ジフルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−7,8−ジフルオロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 561.3. [M+H]+, 測定値561.3。
【0937】
化合物778: (S)−2−((7,8−ジフルオロキナゾリン−4−イル)アミノ)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4,7−ジクロロキナゾリンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 543.3. [M+H]+, 測定値543.3。
【0938】
化合物779: (S)−4−(((S)−3−フルオロ−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームBに従って、(S)−3−フルオロ−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順F、4−クロロ−7−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 545.3. [M+H]+, 測定値545.2。
【0939】
化合物780: (S)−4−(((R)−2−メトキシプロピル)(4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)ブチル)アミノ)−2−((7−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)アミノ)ブタン酸。スキームAに従って、(R)−2−メトキシプロパン−1−アミンを用いて手順A、4−クロロ−7−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジンを用いて手順H、および手順Pを使用して製造した。LCMS 理論的m/z = 527.3. [M+H]+, 測定値527.3。
【0940】
生物学的実施例
実施例B1 − 固相インテグリンα
Vβ
6結合アッセイ
マイクロプレートをPBS中の組換えヒトインテグリンα
Vβ
6(2μg/mL)でコーティングした(100μL/ウェル、25℃、一夜)。コーティング溶液を除去し、洗浄バッファー(0.05% Tween20;0.5mM MnCl
2;1×TBS中)で洗浄した。該プレートを200μL/ウェルのブロックバッファー(1% BSA;5% シュークロース;0.5mM MnCl
2;1×TBS中)で37℃にて2時間ブロックした。試験化合物および組換えTGFβ
1 LAP(0.67μg/mL)の結合バッファー(0.05% BSA;2.5% シュークロース;0.5mM MnCl
2;1×TBS中)による希釈液を添加した。該プレートを25℃で2時間インキュベートし、洗浄し、ビオチン−抗hLAPと一緒に1時間インキュベートした。結合した抗体をペルオキシダーゼ抱合ストレプトアビジンにより検出した。試験化合物のIC
50値を4パラメータロジスティック回帰分析により算出した。
【0941】
第1のシリーズの選択された例示化合物についてのα
Vβ
6インテグリン阻害について得られたIC
50値を表B−1に示す。第2のシリーズの選択された例示化合物についてのα
Vβ
6インテグリン阻害について得られたIC
50値を表B−2に示す。試験した化合物は、合成例のセクションに記載した手順に従って製造した化合物サンプルであり、実施例に示されるような立体化学純度を有していた。表B−1およびB−2におけるIC
50値は4つの範囲で示されている:50nM未満;50nMから250nMまで;250nM超から1000nMまで;1000nM超。
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【0942】
実施例B2 − 開示された化合物は固相アッセイでα
Vβ
6を強力に阻害する
固相インテグリンα
Vβ
6結合アッセイにおいて試験するために、第3のシリーズの例示化合物を選択した。試験した化合物は、合成例のセクションに記載した手順に従って製造した化合物サンプルであり、実施例に示されるような立体化学純度を有していた。実施例B1におけるように、マイクロプレートをPBS中の組換えヒトインテグリンα
Vβ
6(2μg/mL)でコーティングした(100μL/ウェル、25℃、一夜)。コーティング溶液を除去し、洗浄バッファー(0.05% Tween20;0.5mM MnCl
2;1×TBS中)で洗浄した。該プレートを200μL/ウェルのブロックバッファー(1% BSA;5% シュークロース;0.5mM MnCl
2;1×TBS中)で37℃にて2時間ブロックした。試験化合物および組換えTGFβ
1 LAP(0.67μg/mL)の結合バッファー(0.05% BSA;2.5% シュークロース;0.5mM MnCl
2;1×TBS中)による希釈液を添加した。該プレートを25℃で2時間インキュベートし、洗浄し、ビオチン−抗hLAPと一緒に1時間インキュベートした。結合した抗体をペルオキシダーゼ抱合ストレプトアビジンにより検出した。試験化合物のIC
50値を4パラメータロジスティック回帰分析により算出した。
【0943】
実施例B3 − 開示された化合物は固相アッセイでα
Vβ
1を強力に阻害する
固相インテグリンα
Vβ
1結合アッセイにおいて試験するために、第4のシリーズの例示化合物を選択した。試験した化合物は、合成例のセクションに記載した手順に従って製造した化合物サンプルであり、実施例に示されるような立体化学純度を有していた。実施例B1およびB2と同様に、マイクロプレートをPBS中の組換えヒトインテグリンα
Vβ
1(2μg/mL)でコーティングした(100μL/ウェル、25℃、一夜)。コーティング溶液を除去し、洗浄バッファー(0.05% Tween20;0.5mM MnCl
2;1×TBS中)で洗浄した。該プレートを200μL/ウェルのブロックバッファー(1% BSA;5% シュークロース;0.5mM MnCl
2;1×TBS中)で37℃にて2時間ブロックした。試験化合物および組換えTGFβ
1 LAP(0.67μg/mL)の結合バッファー(0.05% BSA;2.5% シュークロース;0.5mM MnCl
2;1×TBS中)による希釈液を添加した。該プレートを25℃で2時間インキュベートし、洗浄し、ビオチン−抗hLAPと一緒に1時間インキュベートした。結合した抗体をペルオキシダーゼ抱合ストレプトアビジンにより検出した。試験化合物のIC
50値を4パラメータロジスティック回帰分析により算出した。
【0944】
実施例B4 − 開示された化合物はヒトα
Vβ
6インテグリンを強力に阻害する
従前に記載されているような(Ullman EF et al., Luminescent oxygen channeling immunoassay: Measurement of particle binding kinetics by chemiluminescence. Proc. Natl. Acad. Sci. USA, Vol. 91, pp. 5426-5430, June 1994)、ALPHASCREEN(登録商標)(Perkin Elmer, Waltham, MA)近接アッセイ(proximity-based assay)(ビーズベースの非放射性増幅発光近接ホモジニアスアッセイ(bead-based, non-radioactive Amplified Luminescent Proximity Homogeneous Assay))を用いて生化学的効力を決定するために、第5のシリーズの例示化合物を選択した。ヒトインテグリンα
Vβ
6への結合の阻害剤の効力を測定するために、阻害剤化合物およびインテグリンを、製造元の推奨に従って、組換えTGFβ
1 LAPおよびビオチン化抗LAP抗体+アクセプタービーズおよびドナービーズと共にインキュベートした。ドナービーズをストレプトアビジンでコーティングした。アクセプタービーズは、ヒトインテグリンα
Vβ
6の6×Hisタグに結合するためにニトリロ三酢酸Niキレート剤を有していた。すべてのインキュベーションは、室温で、各1mMのCaCl
2およびMgCl
2を追加した50mM Tris−HCl、pH7.5、0.1% BSA中にて行った。試薬の添加順序は以下のとおりであった:1.α
Vβ
6インテグリン、試験阻害剤化合物、LAP、ビオチン化抗LAP抗体およびアクセプタービーズをすべて一緒に添加した。2.2時間後、ドナービーズを添加した。さらに30分間のインキュベーションの後、サンプルを測定した。
【0945】
680nmでドナービーズを励起し、Biotek Instruments(Winooski, VT, USA)SynergyNeo2マルチモードプレートリーダーを使用して、生じた蛍光シグナルを520〜620nmで測定することにより、インテグリン結合を評価した。蛍光出力を50%低減するために必要な阻害剤濃度を決定することにより、化合物の効力を評価した。IC
50決定のためのデータ解析は、Dotmatics ELN Software(Core Informatics Inc., Branford, Ct)を使用して非線形4パラメータロジスティック回帰分析によって行った。
【0946】
実施例B5 − 開示された化合物はヒトα
Vβ
1インテグリンを強力に阻害する
実施例B4に記載されているように、ALPHASCREEN(登録商標)近接アッセイを用いて生化学的効力を決定するために、第6のシリーズの例示化合物を選択した。ヒトインテグリンα
Vβ
1への結合の阻害剤の効力を測定するために、阻害剤化合物およびインテグリンを、製造元の推奨に従って、ビオチン化精製組換えフィブロネクチン+アクセプタービーズおよびドナービーズと共にインキュベートした。ドナービーズをストレプトアビジンでコーティングした。アクセプタービーズは、ヒトインテグリンα
Vβ
1の6×Hisタグに結合するためにニトリロ三酢酸Niキレート剤を有していた。すべてのインキュベーションは、室温で、各1mMのCaCl
2およびMgCl
2を追加した50mM Tris−HCl、pH7.5、0.1% BSA中にて行った。試薬の添加順序は以下のとおりであった:1.α
Vβ
1インテグリン、試験阻害剤化合物、フィブロネクチン−ビオチン化およびアクセプタービーズをすべて一緒に添加した。2.2時間後、ドナービーズを添加した。さらに30分間のインキュベーションの後、サンプルを測定した。
【0947】
680nmでドナービーズを励起し、Biotek Instruments(Winooski, VT, USA)SynergyNeo2マルチモードプレートリーダーを使用して、生じた蛍光シグナルを520〜620nmで測定することにより、インテグリン結合を評価した。蛍光出力を50%低減するために必要な阻害剤濃度を決定することにより、化合物の効力を評価した。IC
50決定のためのデータ解析は、Dotmatics ELN Software(Core Informatics Inc., Branford, Ct)を使用して非線形4パラメータロジスティック回帰分析によって行った。
【0948】
実施例B1、B2、B3、B4およびB5の組合せ阻害結果
表B−3(
図2)は、固相アッセイにおけるα
Vβ
1インテグリンおよびα
Vβ
6インテグリンの阻害ならびにALPHASCREEN(登録商標)アッセイにおけるヒトα
Vβ
1インテグリンおよびヒトα
Vβ
6インテグリンの阻害に関する実施例B1、B2、B3、B4およびB5からのIC
50データを示す。IC
50データは4つの範囲で示されている:50nM未満;50nMから250nMまで;250nM超から1000nMまで;1000nM超。
【0949】
刊行物、特許、特許出願および公開された特許出願などのすべての参考文献は、出典明示によりその全体を本明細書の一部とする。
【0950】
上記の発明は、理解を明確にする目的で例示および実施例によりある程度詳細に記載されているが、特定の軽微な変更および修正が行われることは当業者には明らかである。したがって、記載および実施例は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
また、本願は下記の態様も包含する。
[態様1]
式(A):
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
R1は、C6〜C14アリールまたは5〜10員ヘテロアリールであり、ここで、該C6〜C14アリールおよび5〜10員ヘテロアリールは、R1aによって置換されていてもよく;
R2は、水素;重水素;R2aによって置換されていてもよいC1〜C6アルキル;−OH;R2aによって置換されていてもよい−O−C1〜C6アルキル;R2bによって置換されていてもよいC3〜C6シクロアルキル;R2bによって置換されていてもよい−O−C3〜C6シクロアルキル;R2cによって置換されていてもよい3〜12員ヘテロシクリル;または−S(O)2R2dであり;ただし、窒素原子と直接結合している炭素原子は、ハロゲン以外のR2a部分で置換されていてもよく;
各R1aは、独立して、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C8シクロアルキル、C4〜C8シクロアルケニル、3〜12員ヘテロシクリル、5〜10員ヘテロアリール、C6〜C14アリール、重水素、ハロゲン、−CN、−OR3、−SR3、−NR4R5、−NO2、−C=NH(OR3)、−C(O)R3、−OC(O)R3、−C(O)OR3、−C(O)NR4R5、−NR3C(O)R4、−NR3C(O)OR4、−NR3C(O)NR4R5、−S(O)R3、−S(O)2R3、−NR3S(O)R4、−NR3S(O)2R4、−S(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、または−P(O)(OR4)(OR5)であり、ここで、各R1aは、可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、オキソ、−OR6、−NR6R7、−C(O)R6、−CN、−S(O)R6、−S(O)2R6、−P(O)(OR6)(OR7)、C3〜C8シクロアルキル、3〜12員ヘテロシクリル、5〜10員ヘテロアリール、C6〜C14アリール、または、重水素、オキソ、−OHもしくはハロゲンによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルによって置換されていてもよく;
各R2a、R2b、R2c、R2eおよびR2fは、独立して、オキソまたはR1aであり;
R2dは、R2eによって置換されていてもよいC1〜C6アルキル、またはR2fによって置換されていてもよいC3〜C5シクロアルキルであり;
R3は、独立して、水素、重水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C6〜C14アリール、5〜10員ヘテロアリールまたは3〜12員ヘテロシクリルであり、ここで、R3の該C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C6〜C14アリール、5〜10員ヘテロアリールおよび3〜12員ヘテロシクリルは、独立して、ハロゲン、重水素、オキソ、−CN、−OR8、−NR8R9、−P(O)(OR8)(OR9)、または、重水素、ハロゲン、−OHもしくはオキソによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルによって置換されていてもよく;
R4およびR5は、各々独立して、水素、重水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C6〜C14アリール、5〜6員ヘテロアリールまたは3〜6員ヘテロシクリルであり、ここで、R4およびR5の該C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C6〜C14アリール、5〜6員ヘテロアリールおよび3〜6員ヘテロシクリルは、独立して、重水素、ハロゲン、オキソ、−CN、−OR8、−NR8R9、または、重水素、ハロゲン、−OHもしくはオキソによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルによって置換されていてもよいか;または
R4およびR5は、それらが結合している原子と一緒になって、重水素、ハロゲン、オキソ、−OR8、−NR8R9、または、重水素、ハロゲン、オキソもしくは−OHによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルによって置換されていてもよい3〜6員ヘテロシクリルを形成し;
R6およびR7は、各々独立して、水素、重水素、または、重水素、ハロゲンもしくはオキソによって置換されていてもよいC1〜C6アルキル、または、重水素、ハロゲンもしくはオキソによって置換されていてもよいC2〜C6アルケニル、または、重水素、ハロゲンもしくはオキソによって置換されていてもよいC2〜C6アルキニルであるか;または
R6およびR7は、それらが結合している原子と一緒になって、重水素、ハロゲン、オキソ、または、重水素、ハロゲンもしくはオキソによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルによって置換されていてもよい3〜6員ヘテロシクリルを形成し;
R8およびR9は、各々独立して、水素、重水素、または、重水素、ハロゲンもしくはオキソによって置換されていてもよいC1〜C6アルキル、または、重水素、ハロゲンもしくはオキソによって置換されていてもよいC2〜C6アルケニル、または、重水素、ハロゲンもしくはオキソによって置換されていてもよいC2〜C6アルキニルであるか;または
R8およびR9は、それらが結合している原子と一緒になって、重水素、ハロゲン、オキソ、または、重水素、オキソもしくはハロゲンによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルによって置換されていてもよい3〜6員ヘテロシクリルを形成し;
各R10、R11、R12およびR13は、独立して、水素または重水素であり;
R14は、重水素であり;
qは、0、1、2、3、4、5、6、7または8であり;
各R15は、独立して、水素、重水素またはハロゲンから選択され;
各R16は、独立して、水素、重水素またはハロゲンから選択され;
pは、3、4、5、6、7、8または9である]
で示される化合物またはその塩。
[態様2]
R2が、R2aによって置換されていてもよいC1〜C6アルキル;R2bによって置換されていてもよいC3〜C6シクロアルキル;R2cによって置換されていてもよい3〜12員ヘテロシクリル;または−S(O)2R2dであり;
R3が、独立して、水素、重水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C6〜C14アリール、5〜6員ヘテロアリールまたは3〜6員ヘテロシクリルであり、ここで、R3の該C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C6〜C14アリール、5〜6員ヘテロアリールおよび3〜6員ヘテロシクリルが、独立して、ハロゲン、重水素、オキソ、−CN、−OR8、−NR8R9、−P(O)(OR8)(OR9)、または、重水素、ハロゲン、−OHもしくはオキソによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルによって置換されていてもよく;
各R15が、水素であり;
各R16が、水素であり;
式(I):
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
で示される、
態様1記載の化合物。
[態様3]
R1a、R2a、R2b、R2c、R2e、R2f、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、またはR14のうち少なくとも1つが重水素である、態様1または2記載の化合物、またはその塩。
[態様4]
R10、R11、R12、R13、およびR14が水素であり;pが3であり;式(II):
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物によって示される、
態様1または2記載の化合物、またはその塩。
[態様5]
R1が、R1aによって置換されていてもよい5〜10員ヘテロアリールである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様6]
R1が、
ピリミジニル、キナゾリニル、ピラゾロピリミジニル、ピラジニル、キノリニル、ピリドピリミジニル、チエノピリミジニル、ピリジニル、ピロロピリミジニル、キノキサリニル、インダゾリル、ベンゾチアゾリル、ナフタレニル、プリニルまたはイソキノリニルであり;かつ、
重水素、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6パーハロアルキル、C1〜C6アルコキシル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C3〜C8シクロアルコキシル、5〜10員ヘテロアリール、C6〜C14アリール、シアノ、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノによって置換されていてもよい、
態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様7]
R1が、
ピリミジン−2−イル、ピリミジン−4−イル、キナゾリン−4−イル、1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル、1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−イル、ピラジン−2−イル、キノリン−4−イル、ピリド[2,3−d]ピリミジン−4−イル、ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イル、ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−イル、チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル、チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル、チエノピリミジン−4−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル、キノキサリン−2−イル、1H−インダゾール−3−イル、ベンゾ[d]チアゾール−2−イル、ナフタレン−1−イル、9H−プリン−6−イルまたはイソキノリン−1−イルであり;かつ、
1個以上の重水素;メチル;シクロプロピル;フルオロ;クロロ;ブロモ;ジフルオロメチル;トリフルオロメチル;メチルおよびフルオロ;メチルおよびトリフルオロメチル;メトキシ;シアノ;ジメチルアミノ;フェニル;ピリジン−3−イル;またはピリジン−4−イルによって置換されていてもよい、
態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様8]
R1が、R1aによって置換されていてもよいピリミジン−4−イルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様9]
R1が、R1aによって置換されていてもよいピリミジン−4−イルであり、ここで、R1aが、ハロゲンによって置換されていてもよい、5〜10員ヘテロアリールまたはC1〜C6アルキルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様10]
R1が、ピラゾリル、メチル、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルによって置換されていてもよい、ピリミジン−4−イルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様11]
R1が、メチルおよびトリフルオロメチルの両方によって置換されているピリミジン−4−イルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様12]
R1が、R1aによって置換されていてもよいキナゾリン−4−イルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様13]
R1が、ハロゲン、ハロゲンによって置換されていてもよいC1〜C6アルキル、またはC1〜C6アルコキシによって置換されていてもよい、キナゾリン−4−イルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様14]
R1が、フルオロ、クロロ、メチル、トリフルオロメチルまたはメトキシによって置換されていてもよい、キナゾリン−4−イルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様15]
R2が、
水素;
重水素;
ヒドロキシ;または
重水素、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ヒドロキシアルキル、C1〜C6アルコキシル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C3〜C8シクロアルコキシル、C6〜C14アリール、C6〜C14アリールオキシ、5〜10員ヘテロアリール、5〜10員ヘテロアリールオキシ、オキソで置換されていてもよい3〜12員ヘテロシクリル、−C(O)NR4R5、−NR3C(O)R4、もしくは−S(O)2R3で置換されていてもよい、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6アルコキシル
である、態様1または3〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様16]
R2が、メチル、メトキシ、エチル、エトキシ、プロピル、シクロプロピル、またはシクロブチルであり;
これらの各々が、1個以上の、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、アセトアミド、フルオロ、フルオロアルキル、フェノキシ、ジメチルアミド、メチルスルホニル、シクロプロポキシル、ピリジン−2−イルオキシ、メチル化もしくはフッ素化されていてもよいピリジン−3−イルオキシ、N−モルホリニル、N−ピロリジン−2−オニル、ジメチルピラゾール−1−イル、ジオキシラン−2−イル、モルホリン−2−イル、オキセタン−3−イル、フェニル、テトラヒドロフラン−2−イル、チアゾール−2−イルで置換されていてもよく;
これらの各々が、0、1、2または3個の、重水素、ヒドロキシ、メチル、フルオロ、シアノまたはオキソで置換されている、
態様1または3〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様17]
R2が、R2aによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルである、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様18]
R2が、R2aによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、ハロゲン;ハロゲンによって置換されていてもよいC3〜C8シクロアルキル;C1〜C6アルキルによって置換されていてもよい5〜10員ヘテロアリール;−NR4R5;−NR3C(O)R4;−S(O)2R3;またはオキソである、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様19]
R2が、R2aによって置換されていてもよいC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、フルオロ;フルオロによって置換されているシクロブチル;メチルによって置換されているピラゾリル;または−S(O)2CH3である、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様20]
R2が、−OR3によって置換されていてもよいC1〜C6アルキルである、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様21]
R2が、−OR3によって置換されていてもよいC1〜C6アルキルであり、R3が、水素;ハロゲンによって置換されていてもよいC1〜C6アルキル;ハロゲンによって置換されていてもよいC3〜C6シクロアルキル;ハロゲンによって置換されていてもよいC6〜C14アリール;または、ハロゲンもしくはC1〜C6アルキルによって置換されていてもよい5〜6員ヘテロアリールである、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様22]
R2が、−OR3によって置換されていてもよいC1〜C6アルキルであり、R3が、水素;メチル;エチル;ジフルオロメチル;−CH2CHF2;−CH2CF3;フルオロによって置換されているシクロプロピル;フルオロによって置換されていてもよいフェニル;またはフルオロもしくはメチルによって置換されていてもよいピリジニルである、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様23]
R2が、−CH2CH2OCH3である、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様24]
R2が、ハロゲンおよび−OR3の両方によって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R3が、C1〜C6アルキルである、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様25]
R2が、R2bによって置換されていてもよいC3〜C6シクロアルキルである、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様26]
R2が、シクロプロピルである、態様1〜14のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様27]
R1が、
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、mが、0、1、2または3であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様28]
R1が、
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、各R1aが、独立して、重水素、アルキル、ハロアルキルまたはヘテロアリールである、態様27記載の化合物、またはその塩。
[態様29]
R1が、
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、mが、0、1、2または3であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様30]
R1が、
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
であり、mが、0、1、2、3、4または5であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様31]
R1が、
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、各R1aが、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキルまたはアルコキシであり、態様30記載の化合物、またはその塩。
[態様32]
R1が、
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、mが、0、1、2、3、4または5であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様33]
R1が、
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、mが、0、1、2、3または4であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様34]
R1が、
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される、態様30記載の化合物、またはその塩。
[態様35]
R1が、
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、mが、0、1、2、3または4であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様36]
R1が、
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される、態様35記載の化合物、またはその塩。
[態様37]
R1が、
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、mが、0、1、2、3または4であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様38]
R1が、
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される、態様37記載の化合物、またはその塩。
[態様39]
R1が、
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、mが、0、1、2、3、4、5または6であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様40]
R1が、
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、mが、0、1、2、3、4、5または6であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様41]
R1が、
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、mが、0、1または2であり、各R1aが、適用可能な場合、独立して、重水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−CNまたはヘテロアリールであり、ここで、R1aの該アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシおよびヘテロアリールが、独立して、重水素によって置換されていてもよい、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様42]
R1が、
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
および1個以上の水素原子が重水素原子に置き換えられている上記の基のいずれかからなる群から選択される、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様43]
R1が、
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
および1個以上の水素原子が重水素原子に置き換えられている上記の基のいずれかからなる群から選択される、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様44]
R1が、
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
および1個以上の水素原子が重水素原子に置き換えられている上記の基のいずれかからなる群から選択される、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様45]
R1が、
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
および1個以上の水素原子が重水素原子に置き換えられている上記の基のいずれかからなる群から選択される、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様46]
R2が、
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、nが、1、2、3、4、5または6であり、R3が、フルオロによって置換されていてもよいC1〜C2アルキル;フルオロによって置換されていてもよいフェニル;フルオロまたはメチルによって置換されていてもよいピリジニル;またはフルオロによって置換されていてもよいシクロプロピルである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様47]
R2が、
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
および1個以上の水素原子が重水素原子に置き換えられている上記の基のいずれかからなる群から選択される、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様48]
R2が、
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
および1個以上の水素原子が重水素原子に置き換えられている上記の基のいずれかからなる群から選択される、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様49]
R2が、フッ素および−OCH3の両方によって置換されているC3〜C5アルキルである、態様1〜11のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様50]
R2が、−OR3によって置換されていてもよいC1〜C6アルキルであり、R3が、フッ素によって置換されていてもよいフェニルである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様51]
R2が、−OR3によって置換されていてもよいC1〜C6アルキルであり、R3が、フッ素またはメチルによって置換されていてもよいピリジニルである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様52]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、ハロゲンである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様53]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、重水素である、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様54]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、オキソによって置換されていてもよい3〜12員ヘテロシクリルである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様55]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、オキソによって置換されていてもよい4〜5員ヘテロシクリルである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様56]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、ハロゲンまたは−OR6によって置換されていてもよいC6〜C14アリールである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様57]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、ハロゲンまたは−OR6によって置換されていてもよいフェニルである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩
[態様58]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、C1〜C6アルキルによって置換されていてもよい5〜10員ヘテロアリールである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様59]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、メチルによって置換されていてもよいピラゾリルである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様60]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、−CN、ハロゲンまたは−OR6によって置換されていてもよいC3〜C8シクロアルキルである、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様61]
R2が、R2aによって置換されているC1〜C6アルキルであり、ここで、R2aが、−S(O)2R3である、態様1〜14または27〜45のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様62]
R1が、R1aによって置換されていてもよいピリジルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様63]
R1が、R1aによって置換されていてもよいインダゾリルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様64]
R1が、R1aによって置換されていてもよい1H−ピロロピリジルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様65]
R1が、R1aによって置換されていてもよいキノリニルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様66]
R1が、R1aによって置換されていてもよいフェニルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様67]
R1が、R1aによって置換されていてもよいインダニルである、態様1〜4のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩。
[態様68]
図1の化合物番号1〜66から選択される化合物、またはその塩。
[態様69]
化合物番号1〜147から選択される化合物、またはその塩。
[態様70]
化合物番号1〜665から選択される化合物、またはその塩。
[態様71]
化合物番号1〜780から選択される化合物、またはその塩。
[態様72]
態様1〜71のいずれか1つに記載の化合物またはその塩、および薬学的に許容される担体または賦形剤を含む、医薬組成物。
[態様73]
線維性疾患の治療を必要とする個体における線維性疾患の治療方法であって、態様1〜71のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を当することを含む、方法。
[態様74]
線維性疾患が、肺線維症、肝線維症、皮膚線維症、心臓線維症、腎線維症、胃腸線維症、原発性硬化性胆管炎または胆管線維症である、態様73記載の方法。
[態様75]
線維性疾患が、肝線維症、心臓線維症、原発性硬化性胆管炎または胆管線維症である、態様73記載の方法。
[態様76]
態様1〜71のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む、キット。
[態様77]
さらに、線維性疾患の治療についての使用説明書を含む、態様76記載のキット。
[態様78]
個体においてαvβ6インテグリンを阻害する方法であって、態様1〜71のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
[態様79]
細胞においてTGFβ活性化を阻害する方法であって、該細胞に、態様1〜71のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
[態様80]
線維性疾患治療用医薬の製造における態様1〜71のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
[態様81]
αVβ6インテグリンの阻害における使用のための態様1〜71のいずれか1つに記載の化合物またはその塩、該使用が、αVβ6インテグリンと、αVβ6インテグリンを阻害するのに有効な量の該化合物とを接触させることを含む、該化合物またはその塩。
[態様82]
少なくとも1つのインテグリンの活性を調節することを必要とする対象体において該活性を調節する方法であって、該対象体において少なくとも1つのインテグリンの活性を調節するのに有効な量の態様1〜71のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を該対象体に投与することを含む方法であり、該少なくとも1つのインテグリンが、αvβ1インテグリンおよびαvβ6インテグリンのうち少なくとも1つを含む、方法。
[態様83]
該対象体におけるαvβ1インテグリンおよびαvβ6インテグリンのうち1つまたは両方の活性を阻害することを含む、態様82記載の方法。
[態様84]
該対象体が、特発性肺線維症(IPF)、間質性肺疾患、放射線誘発肺線維症、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、アルコール性肝疾患誘発線維症、アルポート症候群、原発性硬化性胆管炎(PSC)、原発性胆汁性胆管炎、胆道閉鎖症、全身性強皮症関連間質性肺疾患、強皮症、糖尿病性腎症、糖尿病性腎疾患、巣状分節性糸球体硬化症、慢性腎疾患およびクローン病からなる群から選択される線維性疾患を有するかまたはそのリスクがあり;
該方法が、該対象体におけるαvβ1インテグリンおよびαvβ6インテグリンのうち1つまたは両方の活性を阻害することにより該対象体における線維性疾患を治療することを含む、
態様82または83に記載の方法。
[態様85]
対象体が、NASHの治療を必要としており、該対象体に投与される化合物またはその薬学的に許容される塩の量が、少なくともαvβ1インテグリンの活性を阻害するのに有効であり、該阻害により該対象体のNASHを治療する、態様82または83記載の方法。
[態様86]
該対象体が、IPFの治療を必要としており、該対象体に投与される化合物またはその薬学的に許容される塩の量が、少なくともαvβ6インテグリンの活性を阻害するのに有効であり、該阻害により該対象体のIPFを治療する、態様82または83記載の方法。
[態様87]
該対象体が、PSCの治療を必要としており、該対象体に投与される化合物またはその薬学的に許容される塩の量が、αvβ6インテグリンおよびαvβ1インテグリンのうち少なくとも1つの活性を阻害するのに有効であり、該阻害により該対象体のPSCを治療する、態様82または83記載の方法。