(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記認証部は、前記予約情報が有する前記レンタル対象物識別情報が、前記認証情報が有する前記レンタル対象物識別情報と一致するか否か、および、現在時刻が、前記予約情報が有する前記レンタル時間帯情報が示す時間帯に含まれるか否かを判断することにより、前記予約情報を認証する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の情報システム。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明による情報処理装置等の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。また、本実施の形態において説明する各情報の形式、内容などは、あくまで例示であり、各情報の持つ意味を示すことができれば、形式、内容などは問わない。
【0026】
(実施の形態1)
本実施の形態において、情報処理装置11と、1または2以上の認証装置12と、サーバ装置13とを備える情報システム1について説明する。情報処理装置11は、予め保持している予約情報を、認証装置12に送信する。予約情報の詳細については、後述する。また、当該予約情報は、通常、外部の装置から受信したものである。当該外部の装置は、例えば、サーバ装置13である。また、認証装置12は、受信した予約情報を認証する。そして、認証装置12は、受信した予約情報が正当である場合に、設置されているレンタル対象物を使用可能な状態にする。また、サーバ装置13は、予約情報を受信する。当該予約情報は、通常、外部の装置において入力され、当該外部の装置から送信されたものである。当該外部の装置は、例えば、図示しない端末装置である。そして、サーバ装置13は、受信した予約情報を、情報処理装置11に送信する。
【0027】
図1は、本実施の形態における情報システム1の概念図である。
図1において、情報処理装置11と、認証装置12とは、通信手段14を介して通信が可能である。また、情報処理装置11と、サーバ装置13とは、通信手段15を介して通信が可能である。情報処理装置11は、例えば、スマートフォン、携帯電話、PDA、タブレット型PC、ノートPCなどの携帯端末である。また、認証装置12は、レンタル対象物に設置されている。レンタル対象物とは、レンタルの対象となる物である。当該「レンタル」は、通常、一時的な貸与である。また、レンタル対象物の種類などは、問わない。レンタル対象物は、例えば、移動体(いわゆる乗物)、家電機器、AV機器、ゲーム機などである。また、移動体は、例えば、自動車、バイク、自転車などである。また、レンタル対象物は、例えば、移動体であることが好適である。また、レンタル対象物は、例えば、レンタカー、または、カーシェアリング用の自動車、または、レンタサイクルであることが好適である。また、レンタル対象物は、例えば、運動器具であってもよい。運動器具とは、例えば、電動アシスト自転車、エアロバイク、ウォーキングマシーン、ランニングマシーンなどである。また、運動器具は、例えば、いわゆるトレーニングマシーン、ダイエット器具などを含んでもよい。また、認証装置12は、例えば、レンタル対象物に設置されているナビゲーション装置、コンピュータなどである。また、サーバ装置13は、例えば、レンタル対象物を予約するサイトを運用するサーバである。また、通信手段14は、通常、近距離(短距離)の無線通信手段である。通信手段14は、例えば、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC、ZigBee(登録商標)などである。また、通信手段15は、無線または有線の通信回線である。通信手段15は、例えば、インターネット、イントラネット、LAN、公衆電話回線網などである。
【0028】
また、
図2は、本実施の形態における情報処理装置11、認証装置12、サーバ装置13のブロック図である。情報処理装置11は、格納部111、受信部112、蓄積部113、受付部114、取得部115、送信部116を備える。また、認証装置12は、認証情報格納部121、認証受信部122、認証部123、制御部124を備える。また、サーバ装置13は、サーバ格納部131、サーバ受信部132、サーバ送信部133を備える。
【0029】
情報処理装置11が備える格納部111には、予約情報が格納される。予約情報とは、レンタル対象物の予約に関する情報である。また、予約情報は、レンタル対象物識別情報を有する情報である。レンタル対象物識別情報とは、レンタル対象物を識別する情報である。レンタル対象物識別情報は、通常、レンタル対象物に対して付与されたIDである。レンタル対象物に対して付与されたIDとは、例えば、自動車登録番号、車両番号、車台番号、製造番号、個体識別番号などである。また、レンタル対象物識別情報は、例えば、認証装置識別情報であってもよい。また、レンタル対象物識別情報は、例えば、変化するものや一時的なものであってもよい。この場合、レンタル対象物識別情報は、例えば、いわゆるワンタイムパスワードのようなものである。認証装置識別情報とは、認証装置12を識別する情報である。また、認証装置識別情報は、例えば、IPアドレス、MACアドレス、個体識別番号などである。
【0030】
また、予約情報は、例えば、レンタル時間帯情報を有していてもよい。レンタル時間帯情報とは、レンタル対象物をレンタルする時間帯を示す情報である。レンタル時間帯情報は、例えば、時間帯の開始の時刻を示す情報(以下、適宜、開始時刻情報とする)と、時間帯の終了の時刻を示す情報(以下、適宜、終了時刻情報とする)とを有する情報である。開始時刻情報は、例えば、レンタルを開始する時刻を示す情報であるとも言える。また、開始時刻情報は、例えば、時間帯の始期を示す情報であるとも言える。また、終了時刻情報は、例えば、レンタルを終了する時刻を示す情報であるとも言える。また、終了時刻情報は、例えば、時間帯の終期を示す情報であるとも言える。また、レンタル時間帯情報は、例えば、開始時刻情報と、レンタルする時間を示す情報(以下、適宜、レンタル時間情報とする)とを有する情報であってもよい。レンタル時間情報は、例えば、開始時刻情報が示す時刻からの時間を示す情報であるとも言える。
【0031】
以上より、予約情報が、レンタル対象物識別情報を有する場合、当該予約情報は、レンタル対象物識別情報により識別されるレンタル対象物をレンタルすることが予約されていることを示す情報であると言える。また、予約情報が、レンタル対象物識別情報と、レンタル時間帯情報とを有する場合、当該予約情報は、レンタル対象物識別情報により識別されるレンタル対象物を、レンタル時間帯情報が示す時間帯にレンタルすることが予約されていることを示す情報であると言える。
【0032】
また、レンタル時間帯情報は、例えば、日付を示す情報(以下、適宜、日付情報とする)を有していてもよい。日付とは、いわゆる年月日である。また、レンタル時間帯情報は、例えば、日付情報であってもよい。
【0033】
また、予約情報は、例えば、ユーザ識別情報を有していてもよい。ユーザ識別情報とは、ユーザを識別する情報である。ユーザ識別情報は、例えば、いわゆるユーザ名、いわゆるID、IPアドレス、MACアドレス、個体識別番号などである。
【0034】
なお、格納部111に予約情報が蓄積される過程は、問わない。格納部111には、例えば、ユーザにより入力された予約情報が蓄積される。また、格納部111には、例えば、サーバ装置13から受信した予約情報が蓄積される。当該受信は、通常、後述の受信部112が行う。また、当該蓄積は、通常、後述の蓄積部113が行う。
【0035】
受信部112は、サーバ装置13から、予約情報を受信する。
【0036】
蓄積部113は、受信部112が受信した予約情報を、格納部111に蓄積する。
【0037】
受付部114は、予約情報を送信する指示である送信指示を受け付ける。受け付けとは、タッチパネル、キーボードなどの入力デバイスから入力された情報の取得、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体に格納されている情報の読み出し、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信などを含む概念である。
【0038】
また、受付部114における情報や指示などの入力手段は、メニュー画面によるもの、キーボードなど、何でもよい。受付部114は、メニュー画面の制御ソフトウェア、キーボード等の入力手段のデバイスドライバなどで実現され得る。
【0039】
取得部115は、格納部111から予約情報を取得する。取得部115は、通常、受付部114による送信指示の受け付けに応じて、予約情報を取得する。また、取得部115は、例えば、認証装置12との通信が確立された場合に、予約情報を取得してもよい。当該、通信が確立されたか否かの判断は、例えば、取得部115が行う。また、一の装置(ここでは、情報処理装置11)において、他の装置(ここでは、認証装置12)との通信が確立されたか否かを判断する方法や手順などは、公知であるので、詳細な説明を省略する。
【0040】
また、取得部115は、例えば、認証装置12との通信が確立された後に、受付部114が送信指示を受け付けた場合に、予約情報を取得してもよい。この場合、取得部115は、例えば、認証装置12との通信が確立された場合に、予約情報を送信するか否か(予約情報を取得するか否か)を選択するためのユーザ・インターフェースを出力する。当該ユーザ・インターフェースは、例えば、取得部115が予め保持している。そして、受付部114は、当該ユーザ・インターフェースを介して、ユーザから、送信指示または不送信指示を受け付ける。不送信指示とは、予約情報を送信しない支持である。そして、例えば、受付部114が送信指示を受け付けた場合、取得部115は、予約情報を取得する。また、例えば、受付部114が不送信指示を受け付けた場合、取得部115は、予約情報を取得しない。
【0041】
送信部116は、予約情報を、認証装置12に送信する。当該予約情報は、例えば、格納部111に格納されている予約情報である。また、当該予約情報は、例えば、取得部115が取得した予約情報であってもよい。つまり、送信部116は、例えば、情報処理装置11と認証装置12との通信が確立された場合に、格納部111に格納されている予約情報を取得し、当該予約情報を、当該認証装置12に送信してもよい。また、送信部116は、例えば、受付部114が送信指示を受け付けた結果、取得部115が予約情報を取得した場合に、当該予約情報を認証装置12に送信してもよい。
【0042】
認証装置12が備える認証情報格納部121には、認証情報が格納される。認証情報とは、予約情報を認証するために用いられる情報である。認証するとは、正しいか否か(正当か不正か)を判断することである。また、当該予約情報は、情報処理装置11から受信した予約情報である。当該受信は、後述の認証受信部122が行う。
【0043】
認証情報は、例えば、レンタル対象物識別情報を有する。この場合、認証情報は、例えば、受信した予約情報が示す予約の内容(レンタル対象物)が、認証装置12が設置されているレンタル対象物に対して予約されている内容(レンタル対象物)と一致するか否かを判断するための情報である。
【0044】
また、認証情報は、例えば、レンタル対象物識別情報とレンタル時間帯情報とを有する。この場合、認証情報は、例えば、受信した予約情報が示す予約の内容(レンタル対象物およびレンタルする時間帯)が、認証装置12が設置されているレンタル対象物に対して予約されている内容(レンタル対象物およびレンタルする時間帯)と一致するか否かを判断するための情報である。
【0045】
また、認証情報は、例えば、レンタル対象物識別情報とレンタル時間帯情報とユーザ識別情報とを有する。この場合、認証情報は、例えば、受信した予約情報が示す予約の内容(レンタル対象物およびレンタルする時間帯およびレンタルするユーザ)が、認証装置12が設置されているレンタル対象物に対して予約されている内容(レンタル対象物およびレンタルする時間帯およびレンタルするユーザ)と一致するか否かを判断するための情報である。
【0046】
なお、認証情報格納部121に認証情報が蓄積される過程は、問わない。認証情報格納部121には、例えば、ユーザにより入力された認証情報が蓄積される。当該ユーザは、レンタル対象物の提供者である。また、認証情報格納部121には、例えば、サーバ装置13から受信した認証情報が蓄積される。当該受信は、通常、後述の認証受信部122が行う。また、当該蓄積は、例えば、図示しない認証蓄積部が行う。
【0047】
また、認証情報格納部121には、通常、一の認証情報が格納される。この場合、当該一の認証情報は、認証装置12が設置されているレンタル対象物に対する最新の一の予約に関する予約情報を認証するための情報である。
【0048】
また、認証情報格納部121には、例えば、2以上の認証情報が格納されてもよい。この場合、当該2以上の認証情報は、認証装置12が設置されているレンタル対象物に対する2以上の各予約に関する予約情報を認証するための情報である。
【0049】
認証受信部122は、情報処理装置11から、予約情報を受信する。また、認証受信部122は、例えば、サーバ装置13から、認証情報を受信してもよい。
【0050】
認証部123は、認証情報を用いて、予約情報を認証する。当該認証情報は、認証情報格納部121に格納されている認証情報である。また、当該予約情報は、認証受信部122が受信した予約情報である。
【0051】
認証部123は、通常、(1)予約情報が認証情報と一致すると判断した場合に、当該予約情報が正当であると判断する。
【0052】
また、認証部123は、例えば、(1)予約情報が認証情報と一致する、および、(2)現在時刻が、予約情報により示される期間に含まれる、と判断した場合に、予約情報が正当であると判断する。予約情報により示される期間とは、例えば、予約情報が有するレンタル時間帯情報が示す時間帯、予約情報が有するレンタル時間帯情報が示す日付、当該日付に対応する時間帯(例えば、0時〜24時)などである。また、レンタル時間帯情報が示す時間帯とは、レンタル時間帯情報が有する開始時刻情報および終了時刻情報のそれぞれが示す時刻により示される時間帯である。また、レンタル時間帯情報が示す日付とは、レンタル時間帯情報が有する日付情報が示す日付である。
【0053】
また、認証部123は、例えば、(1)予約情報が認証情報と一致する、および、(3)現在時刻が、予約情報により示されるレンタルの開始時刻以前の時刻と、当該開始時刻とにより示される時間帯に含まれると判断した場合に、予約情報が正当であると判断する。予約情報により示されるレンタルの開始時刻とは、例えば、予約情報が有するレンタル時間帯情報が示す時間帯の開始時刻、予約情報が有するレンタル時間帯情報が示す日付に対応する時間帯の開始時刻(例えば、0時)などである。また、レンタル時間帯情報が示す時間帯の開始時刻とは、レンタル時間帯情報が有する開始時刻情報が示す時刻である。また、開始時刻以前の時刻とは、開始時刻から予め決められた時間を減算することにより得られる時刻である。言い換えると、開始時刻以前の時刻とは、当該開始時刻以前の時刻から、当該開始時刻までの時間が、予め決められた時間となる時間である。
【0054】
また、以下、上記(1)、(2)、(3)について、順に説明する。
【0055】
(1)認証部123は、予約情報が、認証情報と一致するか否かを判断する。
【0056】
(1−1)例えば、認証情報がレンタル対象物識別情報を有する場合、認証部123は、予約情報が有するレンタル対象物識別情報が、認証情報が有するレンタル対象物識別情報と一致するか否かを判断する。そして、当該レンタル対象物識別情報同士が一致する場合、認証部123は、予約情報が認証情報と一致すると判断する。
【0057】
(1−2)例えば、認証情報がレンタル対象物識別情報とレンタル時間帯情報とを有する場合、認証部123は、予約情報が有するレンタル対象物識別情報、予約情報が有するレンタル時間帯情報のそれぞれが、認証情報が有するレンタル対象物識別情報、認証情報が有するレンタル時間帯情報のそれぞれと一致するか否かを判断する。そして、当該レンタル対象物識別情報同士、および、当該レンタル時間帯情報同士が一致する場合、認証部123は、予約情報が認証情報と一致すると判断する。
【0058】
(1−3)例えば、認証情報がレンタル対象物識別情報とレンタル時間帯情報とユーザ識別情報とを有する場合、認証部123は、予約情報が有するレンタル対象物識別情報、予約情報が有するレンタル時間帯情報、予約情報が有するユーザ識別情報のそれぞれが、認証情報が有するレンタル対象物識別情報、認証情報が有するレンタル時間帯情報、認証情報が有するユーザ識別情報のそれぞれと一致するか否かを判断する。そして、当該レンタル対象物識別情報同士、および、当該レンタル時間帯情報同士、および、当該ユーザ識別情報同士が一致する場合、認証部123は、予約情報が認証情報と一致すると判断する。
【0059】
(2)認証部123は、現在時刻が、予約情報により示される期間に含まれるか否かを判断する。なお、以下において、レンタル時間帯情報は、予約情報が有するレンタル時間帯情報である。
【0060】
(2−1)例えば、レンタル時間帯情報が、開始時刻情報と終了時刻情報とを有する場合、認証部123は、まず、現在時刻を示す情報である現在時刻情報を取得する。現在時刻情報を取得する方法や手順などは、公知であるので、詳細な説明を省略する。そして、認証部123は、取得した現在時刻情報が示す現在時刻が、当該開始時刻情報が示す時刻である開始時刻以降、かつ、当該終了時刻情報が示す時刻である終了時刻以前であるか否かを判断する。そして、現在時刻が、当該開始時刻以降かつ当該終了時刻以前である場合、認証部123は、現在時刻が、予約情報により示される期間に含まれると判断する。
【0061】
(2−2)例えば、レンタル時間帯情報が、開始時刻情報とレンタル時間情報とを有する場合、認証部123は、まず、上記(2−1)と同様に、現在時刻情報を取得する。そして、認証部123は、取得した現在時刻情報が示す現在時刻が、当該開始時刻情報が示す時刻である開始時刻以降、かつ、当該開始時刻情報が示す時刻に当該レンタル時間情報が示す時間を加算することにより得られる時刻である終了時刻以前であるか否かを判断する。そして、現在時刻が、当該開始時刻以降かつ当該終了時刻以前である場合、認証部123は、現在時刻が、予約情報により示される期間に含まれると判断する。
【0062】
(2−3)例えば、レンタル時間帯情報が、開始時刻情報などに加え、日付情報も有する場合、認証部123は、まず、現在の日時を示す情報である現在日時情報を取得する。現在日時情報は、現在の日付(年月日)を示す現在日付情報と、現在の時刻を示す現在時刻情報とを有する。現在日時情報を取得する方法や手順などは、公知であるので、詳細な説明を省略する。そして、認証部123は、現在日付情報が示す日付である現在日付が、レンタル時間帯情報が有する日付情報が示す日付である予約日付と一致するか否かを判断する。また、認証部123は、上記(2−1)、(2−2)と同様に、レンタル時間帯情報が有する開始時刻情報などを用いて、現在時刻情報が示す現在時刻が、開始時刻以降かつ終了時刻以前であるか否かを判断する。そして、現在日付が予約日付と一致する、かつ、現在時刻が、開始時刻以降かつ終了時刻以前である場合、認証部123は、現在時刻が、予約情報により示される期間に含まれると判断する。
【0063】
(2−4)例えば、レンタル時間帯情報が、日付情報である場合、認証部123は、まず、現在の日付を示す情報である現在日付情報を取得する。現在日付情報を取得する方法や手順などは、公知であるので、詳細な説明を省略する。そして、認証部123は、取得した現在日付情報が示す日付である現在日付情報が、レンタル時間帯情報である日付情報が示す日付である予約日付と一致するか否かを判断する。そして、現在日付が予約日付と一致する場合、認証部123は、現在時刻が、予約情報により示される期間に含まれると判断する。
【0064】
(3)認証部123は、現在時刻が、予約情報により示される開始時刻以前の時刻と、当該開始時刻とにより示される時間帯に含まれるか否かを判断する。なお、以下において、レンタル時間帯情報は、予約情報が有するレンタル時間帯情報である。
【0065】
(3−1)例えば、レンタル時間帯情報が、開始時刻情報を有する場合、認証部123は、まず、上記(2−1)と同様に、現在時刻情報を取得する。そして、認証部123は、例えば、開始時刻情報が示す時刻である開始時刻から、準備時間情報が示す時間を減算し、当該減算により得られる時刻である準備開始時刻を算出する。準備開始時間情報の詳細については、後述する。そして、認証部123は、現在時刻情報が示す現在時刻が、当該準備開始時刻以降かつ当該開始時刻以前であるか否かを判断する。そして、現在時刻が、当該準備開始時刻以降かつ当該開始時刻以前である場合、認証部123は、現在時刻が、予約情報により示される開始時刻以前の時刻と、当該開始時刻とにより示される時間帯に含まれると判断する。
【0066】
なお、上記準備時間情報とは、時間を示す情報である。また、準備時間情報は、例えば、レンタル対象物の使用を開始するための準備に必要な時間を示す情報であるとも言える。また、準備時間情報は、例えば、認証部123が予め保持している。また、準備時間情報は、例えば、予め決められた記憶領域に格納されていてもよい。また、当該予め決められた記憶領域は、例えば、認証情報格納部121であってもよい。また、準備時間情報が示す時間は、例えば、分単位であることが好適である。また、準備時間情報が示す時間は、例えば、予め決められた条件を満たすほど短いことが好適である。つまり、当該時間は、例えば、5分、10分、15分などが好適である。
【0067】
(3−2)例えば、レンタル時間帯情報が、開始時刻情報に加え、日付情報も有する場合、認証部123は、まず、現在の日時を示す情報である現在日時情報を取得する。現在日時情報は、現在の日付(年月日)を示す現在日付情報と、現在の時刻を示す現在時刻情報とを有する。現在日時情報を取得する方法や手順などは、公知であるので、詳細な説明を省略する。そして、認証部123は、現在日付情報が示す日付である現在日付が、レンタル時間帯情報が有する日付情報が示す日付である予約日付と一致するか否かを判断する。また、認証部123は、上記(3−1)と同様に、レンタル時間帯情報が有する開始時刻情報などを用いて、現在時刻情報が示す現在時刻が、準備開始時刻以降かつ開始時刻以前であるか否かを判断する。そして、現在日付が予約日付と一致する、かつ、現在時刻が、準備開始時刻以降かつ開始時刻以前である場合、認証部123は、現在時刻が、予約情報により示される開始時刻以前の時刻と、当該開始時刻とにより示される時間帯に含まれると判断する。
【0068】
(3−3)例えば、レンタル時間帯情報が、日付情報である場合、認証部123は、まず、上記(3−2)と同様に、現在日時情報を取得する。そして、認証部123は、例えば、現在日付情報が示す日付である現在日付が、レンタル時間帯情報である日付情報が示す日付の1日前の日付である前日日付と一致するか否かを判断する。また、認証部123は、例えば、現在時刻情報が示す現在時刻が、準備時間帯情報が示す時間帯である準備時間帯に含まれるか否かを判断する。準備時間帯情報の詳細については、後述する。そして、現在日付が前日日付と一致する、かつ、現在時刻が準備時間帯に含まれる場合、認証部123は、現在時刻が、予約情報により示される開始時刻以前の時刻と、当該開始時刻とにより示される時間帯に含まれると判断する。
【0069】
なお、上記準備時間帯情報とは、時間帯を示す情報である。また、準備時間帯情報は、例えば、レンタル対象物の使用を開始するための準備を行う時間帯を示す情報であるとも言える。また、準備時間帯情報は、例えば、認証部123が予め保持している。また、準備時間帯情報は、例えば、予め決められた記憶領域に格納されていてもよい。また、当該予め決められた記憶領域は、例えば、認証情報格納部121であってもよい。また、準備時間帯情報は、時間帯の開始の時刻を示す情報と、時間帯の終了の時刻を示す情報とを有する。また、準備時間帯情報により示される時間は、予め決められた条件を満たすほど短い時間であることが好適である。当該時間は、例えば、5分、10分、15分などが好適である。また、時間帯の終了の時刻は、通常、日付の境界となる時刻(例えば、0時または24時)である。つまり、準備時間帯情報は、例えば、「23時45分〜24時00分」、「23時50分〜24時00分」などである。
【0070】
また、認証部123は、上記(1)、(2)、(3)における各判断の結果を示す情報を取得してもよい。当該情報は、いわゆるフラグである。
【0071】
制御部124は、予約情報が正当である場合にのみ、レンタル対象物を使用可能な状態にする。当該「予約情報が正当である場合」とは、認証部123が、予約情報が正当であると判断した場合である。また、当該「レンタル対象物を使用可能な状態にする」とは、例えば、いわゆるロックを解除することである。つまり、例えば、レンタル対象物が自動車である場合、制御部124は、例えば、ドアのロック、ハンドルのロック、イグニッションスイッチのロックなどを解除する。また、例えば、レンタル対象物がバイクである場合、制御部124は、例えば、ハンドルのロック、タイヤのロックなどを解除する。また、例えば、レンタル対象物が自転車である場合、制御部124は、例えば、タイヤのロックを解除する。また、「レンタル対象物を使用可能な状態にする」とは、例えば、原動機、電源などをONにすることである。原動機とは、例えば、エンジン、モーターなどである。つまり、例えば、レンタル対象物が自動車である場合、制御部124は、例えば、自動車のエンジンまたはモーターをONにする。また、例えば、レンタル対象物がバイクである場合、制御部124は、例えば、バイクのエンジンをONにする。また、例えば、レンタル対象物が電動アシスト自転車である場合、制御部124は、例えば、当該自転車の電動アシスト機能の電源をONにする。
【0072】
サーバ格納部131には、1または2以上の装置識別情報が格納される。装置識別情報とは、情報処理装置11を識別する情報である。また、装置識別情報は、例えば、IPアドレス、MACアドレス、電話番号、個体識別番号などである。
【0073】
サーバ受信部132は、外部の装置から、予約情報を受信する。当該外部の装置は、通常、認証装置12およびサーバ装置13以外の装置である。当該外部の装置は、例えば、情報処理装置11である。この場合、サーバ受信部132は、例えば、情報処理装置11を介してユーザが入力した予約情報を受信する。また、当該外部の装置は、例えば、レンタル対象物をレンタルする店舗に設置されている端末装置(例えば、デスクトップPC、ノートPCなど)である。この場合、サーバ受信部132は、例えば、当該端末装置を介して、当該店舗の従業員が入力した予約情報を受信する。
【0074】
サーバ送信部133は、サーバ受信部132が受信した予約情報を、装置識別情報により識別される情報処理装置11に送信する。当該装置識別情報は、サーバ格納部131に格納されている装置識別情報である。
【0075】
また、サーバ送信部133は、例えば、サーバ受信部132が受信した予約情報を、認証情報として、認証装置12に送信してもよい。この場合、サーバ送信部133は、例えば、レンタル対象物識別情報と、認証装置識別情報との対応表を予め保持している。当該対応表において、一のレンタル対象物識別情報に対応付いている認証装置識別情報は、当該レンタル対象物識別情報により識別されるレンタル対象物に設置されている認証装置12を識別する情報である。そして、サーバ送信部133は、サーバ受信部132が受信した予約情報が有するレンタル対象物識別情報に対応する認証装置識別情報を、上記対応表から取得する。そして、サーバ送信部133は、当該取得した認証装置識別情報により識別される認証装置12に、サーバ受信部132が受信した予約情報を、認証情報として送信する。また、このとき、サーバ送信部133は、予約情報が有する情報のうち、少なくともレンタル対象物識別情報を含む1以上の情報を、認証情報として送信してもよい。
【0076】
なお、格納部111、認証情報格納部121、サーバ格納部131は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、格納部111などに所定の情報が記憶される過程は、問わない。例えば、当該所定の情報は、記録媒体や、通信回線、入力デバイスなどを介して格納部111などに記憶されてもよい。
【0077】
また、受信部112、認証受信部122、サーバ受信部132は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されてもよい。
【0078】
また、蓄積部113、取得部115、認証部123、制御部124は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。また、蓄積部113などの処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。なお、蓄積部113などは、ハードウェア(専用回路)で実現されてもよい。
【0079】
また、送信部116、サーバ送信部133は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されてもよい。
【0080】
次に、情報システム1の全体動作について、フローチャートを用いて説明する。まず、情報処理装置11の全体動作について、
図3のフローチャートを用いて説明する。
【0081】
(ステップS301)情報処理装置11は、受付部114が電源ONの指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS302に進み、そうでない場合は、ステップS301に戻る。
【0082】
(ステップS302)情報処理装置11は、電源ONの処理を行う。
【0083】
(ステップS303)蓄積部113は、受付部114が予約情報を受け付けたか否かを判断する。当該受け付けは、例えば、ユーザが入力した予約情報の受け付けである。そして、受け付けた場合は、ステップS304に進み、そうでない場合は、ステップS305に進む。
【0084】
(ステップS304)蓄積部113は、ステップS303で受け付けた予約情報を、格納部111に蓄積する。
【0085】
(ステップS305)蓄積部113は、受信部112が、サーバ装置13から予約情報を受信したか否かを判断する。受信した場合は、ステップS306に進み、そうでない場合は、ステップS307に進む。
【0086】
(ステップS306)蓄積部113は、ステップS303で受信した予約情報を、格納部111に蓄積する。
【0087】
(ステップS307)取得部115は、受付部114が送信指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS308に進み、そうでない場合は、ステップS311に進む。
【0088】
(ステップS308)取得部115は、格納部111に予約情報が格納されているか否かを判断する。格納されている場合は、ステップS309に進み、そうでない場合は、ステップS311に進む。
【0089】
(ステップS309)取得部115は、格納部111に格納されている予約情報を取得する。
【0090】
(ステップS310)送信部116は、ステップS309で取得した予約情報を、認証装置12に送信する。
【0091】
(ステップS311)情報処理装置11は、受付部114が電源OFFの指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS312に進み、そうでない場合は、ステップS303に戻る。
【0092】
(ステップS312)情報処理装置11は、電源OFFの処理を行う。そして、ステップS301に戻る。
【0093】
なお、
図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理を終了してもよい。
【0094】
次に、認証装置12の全体動作について、
図4のフローチャートを用いて説明する。
【0095】
(ステップS401)認証部123は、認証受信部122が、情報処理装置11から予約情報を受信したか否かを判断する。受信した場合は、ステップS402に進み、そうでない場合は、ステップS401に戻る。
【0096】
(ステップS402)認証部123は、認証の結果を示す情報である認証フラグに、falseをセットする。
【0097】
(ステップS403)認証部123は、認証情報格納部121に認証情報が格納されているか否かを判断する。格納されている場合は、ステップS404に進み、そうでない場合は、ステップS408に進む。
【0098】
(ステップS404)認証部123は、ステップS401で受信した予約情報が、認証情報格納部121に格納されている認証情報と一致するか否かを判断する。一致する場合は、ステップS405に進み、そうでない場合は、ステップS408に進む。
【0099】
(ステップS405)認証部123は、現在時刻情報を取得する。
【0100】
(ステップS406)認証部123は、ステップS405で取得した現在時刻情報が示す現在時刻が、ステップS401で受信した予約情報が有するレンタル時間帯情報により示される時間帯に含まれるか否かを判断する。含まれる場合は、ステップS407に進み、そうでない場合は、ステップS408に進む。
【0101】
(ステップS407)認証部123は、認証フラグにtrueをセットする。
【0102】
(ステップS408)制御部124は、認証フラグがtrueであるか否かを判断する。trueである場合は、ステップS409に進み、そうでない場合は、ステップS401に戻る。
【0103】
(ステップS409)制御部124は、認証装置12が設置されているレンタル対象物を有効にする。有効にするとは、使用可能な状態にすることである。
【0104】
なお、
図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理を終了してもよい。
【0105】
次に、サーバ装置13の全体動作について、
図5のフローチャートを用いて説明する。なお、
図5のフローチャートにおいて、サーバ格納部131には、装置識別情報が格納されているものとする。
【0106】
(ステップS501)サーバ送信部133は、サーバ受信部132が、外部の装置から予約情報を受信したか否かを判断する。受信した場合は、ステップS502に進み、そうでない場合は、ステップS501に戻る。
【0107】
(ステップS502)サーバ送信部133は、ステップS501で受信した予約情報を、サーバ格納部131に格納されている装置識別情報により識別される情報処理装置11に送信する。そして、ステップS501に戻る。
【0108】
なお、
図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理を終了してもよい。
【0109】
なお、上記で説明した情報システム1の全体動作は、あくまで一例である。つまり、情報システム1の全体動作は、上記の説明に限定されるものではない。
【0110】
(具体例)
次に、情報システム1の動作の具体例について説明する。なお、本具体例において、情報処理装置11は、スマートフォン(以下、適宜、スマホとする)であるものとする。また、認証装置12は、レンタル対象物に設置されているコンピュータ(以下、適宜、車載コンピュータとする)であるものとする。また、レンタル対象物は、レンタカー(自動車)であるものとする。また、サーバ装置13は、レンタカーの予約サイトを運用するサーバ(以下、適宜、サーバとする)であるものとする。
【0111】
まず、ユーザが、自宅で、パソコンを用いて、レンタカーの予約サイトにアクセスしたとする。そして、ユーザが、当該サイトに、所持しているユーザ名、パスワードにてログインしたとする。そして、ユーザが、レンタカー(車種)のリストの中から、予約したいレンタカーを選択し、また、レンタルする時間帯のリストの中から、予約したい時間帯を選択したとする。そして、ユーザが、当該入力した内容にて、レンタカーを予約するための操作を行ったとする。すると、サーバが備えるサーバ受信部132は、当該パソコンから、ユーザが選択したレンタカーを識別するレンタル対象物識別情報と、ユーザが選択した時間帯を示すレンタル時間帯情報と、ユーザが入力したユーザ名であるユーザ識別情報とを有する予約情報を受信する。
【0112】
次に、サーバが備えるサーバ送信部133は、受信した予約情報を、ユーザが所持しているスマホに送信する。このとき、サーバ格納部131には、例えば、
図6に示すユーザ管理情報が格納されている。当該ユーザ管理情報は、レコードを一意に特定するためのIDと、ユーザ名と、IPアドレスとを有する。当該ユーザ名は、ユーザ識別情報である。また、当該IPアドレスは、装置識別情報である。そして、サーバ送信部133は、受信した予約情報が有するユーザ名に対応するIPアドレスを、
図6のユーザ管理情報の中から取得する。そして、サーバ送信部133は、当該取得したIPアドレスを用いて、当該IPアドレスにより識別されるスマホに、予約情報を送信する。ここで、予約情報が有するユーザ名が、例えば、「User002」であるとすると、サーバ送信部133は、
図6の「ID=012」のIPアドレス「34.34.130.2」を取得する。そして、サーバ送信部133は、当該IPアドレス「34.34.130.2」を用いて、当該IPアドレスにより識別されるスマホに、予約情報を送信する。また、サーバ送信部133は、受信した予約情報から、ユーザ名を削除し、当該削除後の予約情報を送信する。
【0113】
また、サーバが備えるサーバ送信部133は、受信した予約情報を、認証情報として車載コンピュータに送信する。当該車載コンピュータは、当該予約情報が有するレンタル対象物識別情報により識別されるレンタカーに設置されている車載コンピュータである。このとき、サーバ格納部131には、例えば、
図7に示すレンタカー管理情報が格納されている。当該レンタカー管理情報は、レコードを一意に特定するためのIDと、レンタカーIDと、IPアドレスとを有する。当該レンタカーIDは、レンタル対象物識別情報である。また、当該IPアドレスは、認証装置識別情報である。そして、サーバ送信部133は、受信した予約情報が有するレンタル対象物識別情報(レンタカーID)に対応するIPアドレスを、
図7のレンタカー管理情報の中から取得する。そして、サーバ送信部133は、当該取得したIPアドレスを用いて、当該IPアドレスにより識別される車載コンピュータに、予約情報を送信する。ここで、予約情報が有するレンタル対象物識別情報(レンタカーID)が、例えば、「Car005」であるとすると、サーバ送信部133は、
図7の「ID=015」のIPアドレス「34.35.129.5」を取得する。そして、サーバ送信部133は、当該IPアドレス「34.35.129.5」を用いて、当該IPアドレスにより識別される車載コンピュータに、予約情報を認証情報として送信する。また、サーバ送信部133は、受信した予約情報から、ユーザ名を削除し、当該削除後の予約情報を、認証情報として車載コンピュータに送信する。
【0114】
次に、スマホが備える受信部112は、サーバ装置13から送信された予約情報を受信する。そして、蓄積部113は、当該予約情報を、格納部111に蓄積する。
【0115】
また、車載コンピュータが備える認証受信部122は、サーバ装置13から送信された認証情報を受信する。そして、図示しない認証蓄積部は、当該認証情報を、認証情報格納部121に蓄積する。
【0116】
次に、ユーザが、予約情報が保存されているスマホを所持し、予約したレンタカーを取り扱っている店舗を訪れたとする。そして、ユーザが、予約していたレンタカーに近づいたとする。すると、スマホと、当該レンタカーに設置されている車載コンピュータとは、通信を確立させる。そして、スマホが備える取得部115は、当該通信の確立に応じて、予約情報の送信指示を受け付ける画面を表示する。当該画面は、例えば、
図8である。
【0117】
次に、ユーザが、
図8の画面における「OK」ボタンをタップしたとする。すると、スマホが備える受付部114は、送信指示を受け付ける。そして、取得部115は、当該送信指示の受け付けに応じて、格納部111に格納されている予約情報を取得する。そして、送信部116は、当該取得された予約情報を、通信が確立された車載コンピュータに送信する。
【0118】
次に、車載コンピュータが備える認証受信部122は、通信が確立されたスマホから予約情報を受信する。
【0119】
次に、認証部123は、認証情報格納部121に格納されている認証情報を用いて、認証受信部122が受信した予約情報を認証する。ここで、当該認証情報は、例えば、レンタル対象物識別情報(レンタカーID)「Car005」と、レンタル時間帯情報「10:00〜20:00」とを有するとする。また、当該予約情報は、例えば、レンタル対象物識別情報(レンタカーID)「Car005」と、レンタル時間帯情報「10:00〜20:00」とを有するとする。すると、認証部123は、受信した予約情報が、格納されている認証情報と一致すると判断する。
【0120】
また、認証部123は、現在時刻情報を取得する。ここで、当該現在時刻情報は、「10:05」であるとする。すると、認証部123は、現在時刻が、予約情報が有するレンタル時間帯情報が示す時間帯に含まれると判断する。
【0121】
次に、制御部124は、上記の認証部123による判断の結果に応じて、レンタカーのドアのロックを解除する。
【0122】
以上、本実施の形態による情報システム1によれば、レンタルの対象物をレンタルする際の人手の処理の煩雑さを解消することができる。これにより、ユーザは、スムーズにレンタル対象物をレンタルすることができる。
【0123】
なお、本実施の形態において、情報処理装置11は、例えば、期限判断部117と、出力部118とを備えていてもよい。
【0124】
期限判断部117は、例えば、まず、現在時刻を示す情報である現在時刻情報を取得する。そして、期限判断部117は、取得した現在時刻情報が示す現在時刻と、レンタル時間帯情報が示す時間帯の始期または終期とに関する判断を行う。レンタル時間帯情報が示す時間帯の始期とは、レンタル時間帯情報により示されるレンタルの開始時刻である。また、レンタル時間帯情報が示す時間帯の終期とは、レンタル時間帯情報により示されるレンタルの終了時刻である。また、当該レンタル時間帯情報は、格納部111に格納されている予約情報が有するレンタル時間帯情報である。
【0125】
また、出力部118は、期限判断部117による判断の結果に応じた情報を出力する。当該出力部118が出力する情報を、以下、適宜、注意喚起情報とする。注意喚起情報は、例えば、期限判断部117による判断の結果を示す情報であるとも言える。また、注意喚起情報は、例えば、文字や画像などである。また、注意喚起情報は、例えば、出力部118が予め保持している。また、注意喚起情報は、例えば、予め決められた記憶領域に格納されていてもよい。また、当該予め決められた記憶領域は、例えば、格納部111であってもよい。
【0126】
また、期限判断部117が行う判断、および、当該判断の結果に応じて出力部118が出力する注意喚起情報は、例えば、以下のとおりである。
【0127】
(1)判断部は、現在時刻が、レンタル時間帯情報により示されるレンタルの開始時刻に、予め決められた条件を満たすほど近づいているか否かを判断する。そして、出力部118は、現在時刻がレンタルの開始時刻に予め決められた条件を満たすほど近づいていると判断部が判断した場合に、現在時刻がレンタルの開始時刻に予め決められた条件を満たすほど近づいていることを示す注意喚起情報を出力する。
【0128】
(2)判断部は、現在時刻が、レンタル時間帯情報により示されるレンタルの開始時刻を過ぎたか否かを判断する。そして、出力部118は、現在時刻がレンタルの開始時刻を過ぎたと判断部が判断した場合に、現在時刻がレンタル開始時刻を過ぎたことを示す注意喚起情報を出力する。
【0129】
(3)判断部は、現在時刻が、レンタル時間帯情報により示されるレンタルの終了時刻に、予め決められた条件を満たすほど近づいているか否かを判断する。そして、出力部118は、現在時刻がレンタルの終了時刻に予め決められた条件を満たすほど近づいていると判断部が判断した場合に、現在時刻がレンタルの終了時刻に予め決められた条件を満たすほど近づいていることを示す注意喚起情報を出力する。
【0130】
(4)判断部は、現在時刻が、レンタル時間帯情報により示されるレンタルの終了時刻を過ぎたか否かを判断する。そして、出力部118は、現在時刻がレンタル終了時刻を過ぎたと判断部が判断した場合に、現在時刻がレンタル終了時刻を過ぎたことを示す注意喚起情報を出力する。
【0131】
上記(1)〜(4)において、「予め決められた条件」とは、例えば、2つの時刻(ここでは、現在時刻と、レンタルの開始時刻または終了時刻)の差である時間が、閾値以下であることである。当該「以下」は、「未満」であってもよい。また、上記(1)〜(4)において、現在時刻が、予め決められた時刻(ここでは、レンタルの開始時刻または終了時刻)に、予め決められた条件を満たすほど近づいているか否か、または、予め決められた時刻を過ぎたか否かを判断する方法や手順などは、公知であるので、詳細な説明を省略する。
【0132】
また、出力部118は、例えば、予約情報を出力してもよい。当該予約情報は、格納部111に格納されている予約情報である。また、この場合、情報処理装置11は、期限判断部117を備えていなくてもよい。
【0133】
なお、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。なお、送信や蓄積、処理結果の引渡しについては、出力対象が最終的にユーザに提示されるものとする。
【0134】
また、本実施の形態において、認証装置12は、例えば、期限判断部125と、出力部126とを備えていてもよい。なお、期限判断部125および出力部126が行う処理や動作などは、上記、期限判断部117および出力部118が行う上記(1)〜(4)の処理や動作などのうち、(3)、(4)のいずれか一方または両方であること以外は、期限判断部117および出力部118が行う処理や動作などと同様であるので、説明を省略する。また、期限判断部125が用いるレンタル時間帯情報は、認証情報格納部121に格納されている認証情報が有するレンタル時間帯情報、または、認証受信部122が受信した予約情報が有するレンタル時間帯情報である。また、出力部126が出力する注意喚起情報は、例えば、出力部126が予め保持している。また、当該注意喚起情報は、例えば、予め決められた記憶領域に格納されていてもよい。また、当該予め決められた記憶領域は、例えば、認証情報格納部121であってもよい。
【0135】
また、出力部126は、例えば、認証部123が、認証受信部122が受信した予約情報が正当であると判断した場合に、当該予約情報を出力してもよい。また、この場合、認証装置12は、期限判断部125を備えていなくてもよい。
【0136】
なお、上記、期限判断部117と出力部118とを備える情報処理装置11を、情報処理装置21、期限判断部125と出力部126とを備える認証装置12を、認証装置22とすると、情報処理装置21、認証装置22のブロック図は、
図9である。
【0137】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されてもよいことは言うまでもない。
【0138】
また、上記各実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよいし、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0139】
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよいし、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
【0140】
また、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、レンタルの対象物であるレンタル対象物の予約に関する情報であり、レンタル対象物を識別する情報であるレンタル対象物識別情報を有する情報である予約情報が格納される格納部にアクセス可能なコンピュータを、レンタル対象物に設置されている装置であり、予約情報を受信した場合に、当該予約情報を認証し、当該予約情報が正当である場合に、設置されているレンタル対象物を使用可能な状態にする装置である認証装置に、前記予約情報を送信する送信部として機能させるためのプログラムである。
【0141】
また、上記各実施の形態における認証装置を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、レンタル対象物識別情報を有する情報である認証情報が格納される認証情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、レンタル対象物識別情報を有する情報である予約情報を受信する認証受信部、前記認証情報を用いて、前記認証受信部が受信した予約情報を認証する認証部、前記認証の結果、前記予約情報が正当である場合にのみ、レンタル対象物を使用可能な状態にする制御部として機能させるためのプログラムである。
【0142】
また、上記各実施の形態におけるサーバ装置を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、情報処理装置を識別する情報である1または2以上の装置識別情報が格納されるサーバ格納部にアクセス可能なコンピュータを、レンタル対象物識別情報を有する情報である予約情報を受信するサーバ受信部、前記サーバ受信部が受信した予約情報を、前記1または2以上の装置識別情報のうち、当該予約情報に対応する装置識別情報により識別される情報処理装置に送信するサーバ送信部として機能させるためのプログラムである。
【0143】
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。
【0144】
また、上記プログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよいし、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。
【0145】
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよいし、複数であってもよい。つまり、集中処理を行ってもよいし、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0146】
また、図
10は、前述のプログラムを実行して、前述の実施の形態の情報処理装置等を実現するコンピュータシステム9の概観図である。前述の実施の形態は、コンピュータハードウェア、およびその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。
【0147】
図
10において、コンピュータシステム9は、CD−ROMドライブ9011を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
【0148】
図
11は、コンピュータシステム9のブロック図である。図
11において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ9011に加えて、MPU9012と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM9013と、MPU9012に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM9014と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、およびデータを記憶するためのハードディスク9015と、CD−ROMドライブ9011、MPU9012等を相互に接続するバス9016とを備える。ここでは図示しないが、コンピュータ901は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを備えていてもよい。
【0149】
コンピュータシステム9に、前述の実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM9101に記憶されて、CD−ROMドライブ9011に挿入され、さらにハードディスク9015に転送されてもよい。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク9015に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM9014にロードされる。プログラムは、CD−ROM9101またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
【0150】
プログラムは、コンピュータ901に、前述の実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいればよい。コンピュータシステム9がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
【0151】
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。