特許第6868049号(P6868049)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6868049情報処理装置、見守りシステム、見守り方法、及び見守りプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6868049
(24)【登録日】2021年4月13日
(45)【発行日】2021年5月12日
(54)【発明の名称】情報処理装置、見守りシステム、見守り方法、及び見守りプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/22 20180101AFI20210426BHJP
   G08B 25/04 20060101ALI20210426BHJP
   G08B 21/02 20060101ALI20210426BHJP
   G08B 25/00 20060101ALI20210426BHJP
   G10L 15/22 20060101ALI20210426BHJP
   G10L 15/10 20060101ALI20210426BHJP
【FI】
   G06Q50/22
   G08B25/04 K
   G08B21/02
   G08B25/00 510M
   G10L15/22 300Z
   G10L15/10 500T
【請求項の数】12
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2019-27454(P2019-27454)
(22)【出願日】2019年2月19日
(65)【公開番号】特開2020-135368(P2020-135368A)
(43)【公開日】2020年8月31日
【審査請求日】2020年1月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】311012169
【氏名又は名称】NECパーソナルコンピュータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100112737
【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 考晴
(74)【代理人】
【識別番号】100140914
【弁理士】
【氏名又は名称】三苫 貴織
(74)【代理人】
【識別番号】100136168
【弁理士】
【氏名又は名称】川上 美紀
(74)【代理人】
【識別番号】100172524
【弁理士】
【氏名又は名称】長田 大輔
(72)【発明者】
【氏名】阿部 千穂
(72)【発明者】
【氏名】山口 好
【審査官】 菊池 伸郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−269291(JP,A)
【文献】 特開2016−027450(JP,A)
【文献】 特開2015−026395(JP,A)
【文献】 特開2015−184563(JP,A)
【文献】 特開2015−069485(JP,A)
【文献】 特開2018−072876(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
G08B 21/00−25/14
G10L 15/00−15/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
音声情報を取得する音声取得部、音声出力部、及び画像情報を取得する撮像部を備える対話型ロボットとの間で情報の送受信を行うための第1通信部と、
前記第1通信部を介して受信した前記対話型ロボットによって取得された音声情報及び画像情報の少なくともいずれか一つを含む行動情報を用いて、人物の行動要約情報を生成する行動要約情報生成部と、
前記人物の過去の行動要約情報に基づいて、前記行動要約情報生成部によって生成された前記行動要約情報から話題情報を抽出する抽出部と、
抽出された前記話題情報に基づいて通知情報を生成する情報生成部と、
前記通知情報を予め登録されている送信先に送信する第2通信部と
を具備し
前記第1通信部は、前記第2通信部から前記通知情報を送信する場合に、前記通知情報の送信可否を前記対話型ロボットを介して問い合わせるための問い合わせ情報を前記対話型ロボットに送信し、
前記第2通信部は、前記第1通信部が前記対話型ロボットから前記通知情報の送信許可情報を受信した場合に、前記通知情報を送信する情報処理装置。
【請求項2】
前記行動要約情報生成部は、前記対話型ロボットが前記人物との対話によって得た音声情報から会話内容を解析し、前記会話内容から前記人物の行動要約情報を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記行動要約情報生成部は、前記会話内容から前記人物が所定の行動に要した時間を取得し、前記所定の行動に要した時間を含む前記行動要約情報を生成する請求項に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記抽出部は、前記人物の過去の行動要約情報に基づく所定の行動に要した時間と、前記行動要約情報生成部によって生成された前記行動要約情報に含まれる前記所定の行動に要した時間とを比較し、所定の閾値以上の時間差が生じている場合に、前記所定の行動を話題情報として抽出する請求項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記行動要約情報生成部は、前記会話内容から前記人物が所定の行動を行った時刻を取得し、前記所定の行動を行った時刻を含む前記行動要約情報を生成する請求項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記抽出部は、前記人物の過去の行動要約情報に基づく前記所定の行動を行った時刻と、前記行動要約情報生成部によって生成された前記行動要約情報に含まれる前記所定の行動を行った時刻とを比較し、所定の閾値以上の時間差が生じていた場合に、前記所定の行動を話題情報として抽出する請求項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記行動要約情報生成部は、前記対話型ロボットが前記人物との対話によって得た音声情報から得られる声の大きさ、トーン、及び速度の少なくともいずれか一つ、及び/又は、前記対話型ロボットが取得した前記人物の画像情報から得られる眉の動き、口角、及び顔色の少なくともいずれか一つを用いて前記人物の元気度レベルを判定し、前記元気度レベルを含む行動要約情報を生成する請求項1からのいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記抽出部は、前記行動要約情報に含まれる前記人物の元気度レベルが所定のレベルよりも低かった場合に、前記人物の元気度レベルを話題情報として抽出する請求項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
請求項1からのいずれかに記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置との間で情報の授受が可能な見守側情報処理装置と
を備え、
前記見守側情報処理装置は、
前記情報処理装置の前記第2通信部から送信された通知情報を受信するための第3通信部と、
前記第3通信部によって受信された通知情報を見守側対話型ロボットに送信するための第4通信部と
を備える見守りシステム。
【請求項10】
音声情報を取得する音声取得部と、
音声を出力する音声出力部と、
画像情報を取得する撮像部と、
前記音声情報及び前記画像情報の少なくともいずれか一つを含む行動情報を用いて、人物の行動要約情報を生成する行動要約情報生成部と、
前記人物の過去の行動要約情報に基づいて、前記行動要約情報生成部によって生成された前記行動要約情報から話題情報を抽出する抽出部と、
抽出された前記話題情報に基づいて通知情報を生成する情報生成部と、
前記通知情報を予め登録されている送信先に送信する第2通信部と
を具備し、
前記情報生成部は、前記第2通信部から前記通知情報を送信する場合に、前記通知情報の送信可否を問い合わせるための情報を生成し、
前記第2通信部は、前記人物から前記通知情報の送信許可があった場合に、前記通知情報を送信する対話型ロボット。
【請求項11】
音声情報を取得する音声取得部、音声出力部、及び画像情報を取得する撮像部を備える対話型ロボットによって取得された音声情報及び画像情報の少なくともいずれか一つを含む行動情報を用いて、人物の行動要約情報を生成する工程と、
前記人物の過去の行動要約情報に基づいて、最新の前記行動要約情報から話題情報を抽出する工程と、
抽出された前記話題情報に基づいて通知情報を生成する工程と、
前記通知情報を送信する場合に、前記通知情報の送信可否を前記対話型ロボットを介して問い合わせるための問い合わせ情報を前記対話型ロボットに送信する工程と、
前記対話型ロボットから前記通知情報の送信許可情報を受信した場合に、前記通知情報を予め登録されている送信先に送信する工程と
をコンピュータが実行する見守り方法。
【請求項12】
音声情報を取得する音声取得部、音声出力部、及び画像情報を取得する撮像部を備える対話型ロボットによって取得された音声情報及び画像情報の少なくともいずれか一つを含む行動情報を用いて、人物の行動要約情報を生成する処理と、
前記人物の過去の行動要約情報に基づいて、最新の前記行動要約情報から話題情報を抽出する処理と、
抽出された前記話題情報に基づいて通知情報を生成する処理と、
前記通知情報を送信する場合に、前記通知情報の送信可否を前記対話型ロボットを介して問い合わせるための問い合わせ情報を前記対話型ロボットに送信する処理と、
前記対話型ロボットから前記通知情報の送信許可情報を受信した場合に、前記通知情報を予め登録されている送信先に送信する処理と
をコンピュータに実行させるための見守りプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、見守りシステム、見守り方法、及び見守りプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、照明装置、電気ポット、炊飯器等の電気機器の使用頻度に基づいて一人暮らしの高齢者(見守対象者)の安否を確認し、離れた場所にいる家族等の見守者に対して報告する安否確認システムが知られている(例えば、特許文献1等)。
また、安否確認の他の手法として、監視カメラを室内に取り付け、監視カメラで撮影された動画を離れた場所にいる見守者に対して送信するシステムも提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016−218969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
監視カメラを用いた安否確認では、高齢者等の見守対象者を撮影した動画をそのまま見守者に送信するため、見守対象者に監視されているという抵抗感が生まれる可能性がある。
また、電気ポット、炊飯器等における機器操作の検知に基づく安否確認では、使用者を特定することができないため、見守対象者本人の健康状態を把握することが難しかった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、見守対象者のプライバシーを守りながら、見守対象者の状態を見守者に通知することのできる情報処理装置、見守りシステム、見守り方法、及び見守りプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様は、音声情報を取得する音声取得部、音声出力部、及び画像情報を取得する撮像部を備える対話型ロボットとの間で情報の送受信を行うための第1通信部と、前記第1通信部を介して受信した前記対話型ロボットによって取得された音声情報及び画像情報の少なくともいずれか一つを含む行動情報を用いて、人物の行動要約情報を生成する行動要約情報生成部と、前記人物の過去の行動要約情報に基づいて、前記行動要約情報生成部によって生成された前記行動要約情報から話題情報を抽出する抽出部と、抽出された前記話題情報に基づいて通知情報を生成する情報生成部と、前記通知情報を予め登録されている送信先に送信する第2通信部とを具備し、前記第1通信部は、前記第2通信部から前記通知情報を送信する場合に、前記通知情報の送信可否を前記対話型ロボットを介して問い合わせるための問い合わせ情報を前記対話型ロボットに送信し、前記第2通信部は、前記第1通信部が前記対話型ロボットから前記通知情報の送信許可情報を受信した場合に、前記通知情報を送信する情報処理装置である。
【0007】
本発明の第2態様は、上記情報処理装置と、前記情報処理装置との間で情報の授受が可能な見守側情報処理装置とを備え、前記見守側情報処理装置は、前記情報処理装置の前記第2通信部から送信された通知情報を受信するための第3通信部と、前記第3通信部によって受信された通知情報を見守側対話型ロボットに送信するための第4通信部とを備える見守りシステムである。
【0008】
本発明の第3態様は、音声情報を取得する音声取得部と、音声を出力する音声出力部と、画像情報を取得する撮像部と、前記音声情報及び前記画像情報の少なくともいずれか一つを含む行動情報を用いて、人物の行動要約情報を生成する行動要約情報生成部と、前記人物の過去の行動要約情報に基づいて、前記行動要約情報生成部によって生成された前記行動要約情報から話題情報を抽出する抽出部と、抽出された前記話題情報に基づいて通知情報を生成する情報生成部と、前記通知情報を予め登録されている送信先に送信する第2通信部とを具備し、前記情報生成部は、前記第2通信部から前記通知情報を送信する場合に、前記通知情報の送信可否を問い合わせるための情報を生成し、前記第2通信部は、前記人物から前記通知情報の送信許可があった場合に、前記通知情報を送信する対話型ロボットである。
【0009】
本発明の第4態様は、音声情報を取得する音声取得部、音声出力部、及び画像情報を取得する撮像部を備える対話型ロボットによって取得された音声情報及び画像情報の少なくともいずれか一つを含む行動情報を用いて、人物の行動要約情報を生成する工程と、前記人物の過去の行動要約情報に基づいて、最新の前記行動要約情報から話題情報を抽出する工程と、抽出された前記話題情報に基づいて通知情報を生成する工程と、前記通知情報を送信する場合に、前記通知情報の送信可否を前記対話型ロボットを介して問い合わせるための問い合わせ情報を前記対話型ロボットに送信する工程と、前記対話型ロボットから前記通知情報の送信許可情報を受信した場合に、前記通知情報を予め登録されている送信先に送信する工程とをコンピュータが実行する見守り方法である。
【0010】
本発明の第5態様は、音声情報を取得する音声取得部、音声出力部、及び画像情報を取得する撮像部を備える対話型ロボットによって取得された音声情報及び画像情報の少なくともいずれか一つを含む行動情報を用いて、人物の行動要約情報を生成する処理と、前記人物の過去の行動要約情報に基づいて、最新の前記行動要約情報から話題情報を抽出する処理と、抽出された前記話題情報に基づいて通知情報を生成する処理と、前記通知情報を送信する場合に、前記通知情報の送信可否を前記対話型ロボットを介して問い合わせるための問い合わせ情報を前記対話型ロボットに送信する処理と、前記対話型ロボットから前記通知情報の送信許可情報を受信した場合に、前記通知情報を予め登録されている送信先に送信する処理とをコンピュータに実行させるための見守りプログラムである。
【発明の効果】
【0011】
本開示によれば、見守対象者のプライバシーを守りながら、見守対象者の状態を見守者に通知することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態に係る見守りシステムの全体構成を示した図である。
図2】本発明の一実施形態に係る対話型ロボットの外観図である。
図3】本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の概略図である。
図4】本発明の一実施形態に係る見守対象者側の情報処理装置の概略機能構成を示した機能ブロック図である。
図5】本発明の一実施形態に係る見守者側の情報処理装置の概略機能構成を示した機能ブロック図である。
図6】本発明の一実施形態に係る対話型ロボットと見守対象者との対話例を示した図である。
図7】本発明の一実施形態に係る対話型ロボット間の対話例を主に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明の一実施形態に係る情報処理装置、見守りシステム、見守り方法、及び見守りプログラムについて、図面を参照して説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係る見守りシステムの全体構成を示した図である。図1に示すように、見守りシステムは、見守対象者側の情報処理装置20と、見守者側の情報処理装置40とを主な構成として備えている。また、見守りシステムは、見守対象者側の対話型ロボット10と、見守者側の対話型ロボット30とを更に備えていてもよい。
【0015】
対話型ロボット10は、例えば、高齢者等の見守対象者Aと対話を行うロボットであり、対話において取得した情報等を情報処理装置20に送信するとともに、自身が備える発話システムが生成した発話情報や情報処理装置20から取得した発話情報を発話することで、見守対象者Aとの対話を成立させる。
【0016】
情報処理装置20は、対話型ロボット10から取得した情報を解析して、対話型ロボット10から発話させる発話情報を生成したり、見守者Bに通知する通知情報を生成し、見守者側の情報処理装置40に送信する。
更に、情報処理装置20は、後述する見守者側の情報処理装置40から受信した情報または該情報に基づいて生成された発話情報を対話型ロボット10に出力することにより、対話型ロボット10を通じて見守者Bからの情報を見守対象者Aへ通知する。
【0017】
対話型ロボット30は、見守対象者Aの家族等の見守者Bと対話を行うロボットであり、対話において取得した情報等を情報処理装置40に送信するとともに、自身が備える発話システムが生成した発話情報や情報処理装置40から取得した発話情報を発話することで、見守者Bとの対話を成立させる。
【0018】
情報処理装置40は、対話型ロボット30から取得した情報を解析して、対話型ロボット30から発話させる発話情報を生成したり、見守対象者Aに通知する情報を生成して、情報処理装置20に送信する。
更に、情報処理装置40は、後述する見守対象者側の情報処理装置20から受信した情報または該情報に基づいて生成された発話情報を対話型ロボット30に出力することにより、対話型ロボット30を通じて見守対象者Aからの情報を見守者Bへ通知する。
【0019】
このように、見守りシステムは、見守対象者Aと見守者Bとが直接的に会話を行うのではなく、その間に対話型ロボット10や対話型ロボット30を介在させることにより、見守対象者A及び見守者Bとの間の対話をより気軽なものにし、両者間の意思疎通をよりスムーズに行わせることを期待するものである。
【0020】
図2は、本発明の一実施形態に係る対話型ロボット10の外観図である。なお、対話型ロボット30も対話型ロボット10と同様の構成を備えている。
本実施形態に係る対話型ロボット10は、携帯可能なロボットとされ、例えば、頭部2、胴体3、右上腕部4a、左上腕部4b、右手部5a、左手部5b、右脚部6a、左脚部6b、右足部7a、及び左足部7bを備えている。これらの各構成要素の接続部には図示しないモータが設けられており、モータを駆動させることで頭部2、胴体3、右上腕部4a、左上腕部4b、右手部5a、左手部5b、右脚部6a、左脚部6b、右足部7a、及び左足部7bを動かすことができる。頭部2には、例えば、カメラ(撮像部)11、マイクロフォン(音声取得部)12、及びスピーカ(音声出力部)13が設けられている。また、胴体3にはタッチパネル14が設けられている。また、胴体3には、対話型ロボットの各部の制御を司る制御装置(図示略)及び情報処理装置20等との通信を実現させるための通信部(図示略)等が内蔵されている。
【0021】
制御装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述する各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
【0022】
制御装置は、例えば、対話システムを搭載している。対話システムは、例えば、ニューラルネットワークやディープラーニング等の機械学習技術を用いた人工知能(AI)を有している。対話システムは、例えば、見守対象者Aの発話内容を解析し、解析結果に応じた発話データ(リスポンスデータ)を生成する。そして、この発話データをスピーカ13から音声として出力させることで、見守対象者Aとの対話を実現させる。
【0023】
なお、図2に示した対話型ロボット10の形状や構成は一例であり、この例に限定されない。例えば、タッチパネル14は対話型ロボット10の背面に設けられていてもよい。また、対話型ロボット10として、公知の対話型ロボットを採用することも可能であり、一例として、シャープ株式会社から提供されている「ロボホン」(登録商標)が挙げられる。
【0024】
図3は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置20のハードウェア構成の概略図である。なお、情報処理装置40も同様の構成を備えている。
情報処理装置20は、例えば、スマートフォン等の携帯電話機、ノートPC、タブレット端末、デスクトップ型PC端末等である。図3に示すように、情報処理装置20は、例えば、CPU21、CPU21が実行するプログラム及びこのプログラムにより参照されるデータ等を記憶するための補助記憶装置22、各プログラム実行時のワーク領域として機能する主記憶装置23を備えている。補助記憶装置22として、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気ディスク、光磁気ディスク、SSD(Solid State Drive)等の半導体メモリ等が一例として挙げられる。
更に、情報処理装置20は、対話型ロボット10と通信を行うための第1通信部24、及びインターネット等のネットワーク50(図1参照)に接続するための第2通信部25主な構成として備えている。これら各部は、例えば、バスを介して接続されている。
また、情報処理装置20は、キーボードやマウス等の入力部や液晶表示装置等の表示部を備えていてもよい。
【0025】
後述する各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラム(例えば、見守りプログラム)の形式で補助記憶装置22に記憶されており、このプログラムをCPU21が主記憶装置23に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述する各種機能が実現される。なお、プログラムは、補助記憶装置22に予めインストールされている形態や、他のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
【0026】
図4は、本実施形態に係る情報処理装置20の機能構成の一例を示した機能ブロック図である。図4に示すように、情報処理装置20は、例えば、第1通信部24、第2通信部25、行動要約情報生成部26、データベース27、抽出部28、及び情報生成部29等を備えている。
【0027】
第1通信部24は、無線または有線を介して対話型ロボット10と接続し、対話型ロボット10との間での情報の授受を実現させる。例えば、第1通信部24は、対話型ロボット10のマイクロフォン12を介して取得された音声情報及びカメラ11によって取得された画像情報の少なくともいずれか一つを含む行動情報を対話型ロボット10から受信する。本実施形態において、行動情報は、音声情報及び画像情報の両方を含むものとするが、この例に限定されず、これらのいずれか一方を含んでいれば足りる。
【0028】
第2通信部25は、インターネット等のネットワーク50を介して予め登録されている見守者側の情報処理装置40と接続し、情報処理装置40との間での情報の授受を実現させる。また、第2通信部25を介してネットワーク上における種々の情報を取得することも可能である。
【0029】
行動要約情報生成部26は、第1通信部24によって受信された行動情報を用いて、見守対象者Aの行動要約情報を生成する。
行動要約情報生成部26は、例えば、対話型ロボット10が見守対象者Aとの対話によって得た音声情報から会話内容を解析し、会話内容から見守対象者Aの行動要約情報を生成する。より具体的には、行動要約情報生成部26は、会話内容から見守対象者Aが所定の行動に要した時間を取得し、所定の行動に要した時間を含む行動要約情報を生成する。また、行動要約情報生成部26は、会話内容から見守対象者Aが所定の行動を行った時刻を取得し、所定の行動を行った時刻を含む行動要約情報を生成する。
【0030】
所定の行動に要した時間の一例として、例えば、外出時間、食事に要した時間等が挙げられる。
所定の行動を行った時刻の一例として、起床時刻、就寝時刻等が挙げられる。
【0031】
また、行動要約情報生成部26は、対話型ロボット10が見守対象者Aとの対話によって得た音声情報から得られる声の大きさ、トーン、及び速度の少なくともいずれか一つ、及び/又は、対話型ロボット10が取得した見守対象者Aの画像情報から得られる眉の動き、口角、及び顔色の少なくともいずれか一つを用いて人物の元気度レベルを判定し、元気度レベルを含む行動要約情報を生成する。
この元気度レベルの判定は、例えば、ニューラルネットワークやディープラーニング等の公知の機械学習技術を用いて実現することが可能であり、公知の技術を適宜採用すればよい。
【0032】
行動要約情報生成部26によって生成された行動要約情報はデータベース27に蓄積されるとともに、抽出部28に出力される。データベース27への格納時において、行動要約情報には作成日情報が付加されてもよい。
【0033】
抽出部28は、例えば、データベース27に格納されている見守対象者Aの過去の行動要約情報に基づいて、行動要約情報生成部26によって生成された行動要約情報から話題情報を抽出する。
抽出部28は、例えば、見守対象者Aの過去の行動要約情報に基づく所定の行動に要した時間と、行動要約情報生成部26によって生成された最新の行動要約情報に含まれる所定の行動に要した時間とを比較し、所定の閾値以上(例えば、1時間以上)の時間差が生じていた場合に、所定の行動を話題情報として抽出する。
例えば、過去の行動要約情報における外出時間を統計的に処理した結果、通常時における外出時間が1時間程度であるのにかかわらず、最新の行動要約情報では外出時間が3時間とされていた場合には、通常に比べて2時間以上の時間差があるため、所定の閾値以上(例えば、1時間以上)の時間差があると判定して、外出時間を話題情報として抽出する。
【0034】
また、例えば、抽出部28は、見守対象者Aの過去の行動要約情報に基づく所定の行動を行った時刻と、行動要約情報生成部26によって生成された最新の行動要約情報に含まれる所定の行動を行った時刻とを比較し、所定の閾値以上(例えば、1時間以上)の時間差が生じていた場合に、所定の行動を話題情報として抽出する。
【0035】
例えば、過去の行動要約情報における起床時間を統計的に処理した結果、通常時における起床時間が午前6時であるのに対し、最新の行動要約情報では起床時間が午前8時30分とされていた場合には、通常に比べて2時間30分以上の時間差があるため、所定の閾値以上(例えば、1時間以上)の時間差があると判定して、起床時間を話題情報として抽出する。
【0036】
また、抽出部28は、行動要約情報生成部26によって生成された最新の行動要約情報に含まれる元気度レベルが予め設定されている所定の元気度レベルよりも低かった場合に、元気度レベルを話題情報として抽出する。
【0037】
情報生成部29は、抽出部28によって抽出された話題情報に基づいて見守者Bに通知する通知情報を生成する。具体的には、抽出された話題情報に基づいて自然な会話となるようなシナリオを生成し、通知情報として第2通信部25に出力する。このような通知情報の作成については、例えば、予め登録されている複数のフォーマットのいずれかに対して話題情報を当てはめることにより作成されてもよいし、あるいは、ニューラルネットワークやディープラーニングなどの公知の機械学習技術を採用することにより、より自然な対話を成立させるためのシナリオを作成してもよい。例えば、見守対象者Aの散歩時間が通常よりも2時間長かった場合には、「おばあちゃん、今日はいつもよりも散歩時間が2時間長かったよ」といった通知情報が作成される。
【0038】
また、上記通知情報を生成する際に、話題情報に関する追加情報を見守対象者Aとの対話によって更に得ることとしてもよい。
例えば、話題情報として、「散歩時間が2時間長かった」といった話題情報が抽出されていた場合、「おばあちゃん、いつもよりお散歩の時間が2時間も長かったね。どうしたの?」等の見守対象者Aへの発話情報を生成し、散歩時間がいつもよりも長かったことに関する理由等を対話型ロボット10を介して問い合わせることとしてもよい。見守対象者Aと対話型ロボット10との間で話題情報に関する対話が進められることにより、抽出部28によって抽出された話題情報に関する追加の情報を得ることができ、より詳細な情報を見守者Bに通知することが可能となる。
【0039】
例えば、追加情報として、見守対象者Aが転んでしまったという情報を得た場合には、情報生成部29は、「いつもよりも散歩時間が長かったこと」、「転んでしまったこと」を通知する通知情報を生成する。
なお、話題情報に関する追加情報の問い合わせシナリオや、通知情報の生成については、例えば、ニューラルネットワークやディープラーニングなどの公知の機械学習技術を採用すればよい。
【0040】
情報生成部29は、通知情報を生成すると、この通知情報を見守者側の情報処理装置40に送信するために、第2通信部25に出力する。
なお、第2通信部25から通知情報を送信する場合には、見守対象者Aに対して通知情報を見守者Bに通知してもよいか否かを問合わせることとし、見守対象者Aから送信の許可を得た場合に、第2通信部25から通知情報を送信することとしてもよい。この場合、情報生成部29は、送信可否を問い合わせるための発話情報を生成し、生成した発話情報を第1通信部24を介して対話型ロボット10に送信する。これにより、例えば、「いつもよりも2時間長いお散歩だったことと、転んで足が痛いことをBさんに伝えてもいいかな?」といった問い合わせが対話型ロボット10から発話される。
この問いかけに対して、見守対象者Aから通知情報の通知を許可する応答(例えば、「いいわよ」、「お願い」、「それでいいわ」等)が入力された場合に、第2通信部25が通知情報を情報処理装置40に送信することとしてもよい。
【0041】
次に、見守者側の情報処理装置40について説明する。
図5は、情報処理装置40の機能構成の概略を示した概略機能ブロック図である。図5に示すように、情報処理装置40は、例えば、第3通信部41、第4通信部42、及び情報生成部43を備えている。
第3通信部41は、インターネット等のネットワーク50を介して見守対象者Aの情報処理装置20と接続し、情報処理装置20との間での情報の授受を実現させる。また、第3通信部41を介してネットワーク上における種々の情報を取得してもよい。
【0042】
第4通信部42は、無線または有線を介して対話型ロボット30と接続し、対話型ロボット30との間での情報の授受を実現させる。
【0043】
情報生成部43は、第3通信部41から受信した情報処理装置20からの通知情報に基づいて発話情報を生成し、第4通信部42に出力する。また、情報生成部43は、第4通信部42から受信した会話情報に基づいて情報処理装置20に通知する通知情報を生成し、通知情報を第3通信部41に出力する。
【0044】
次に、上述した見守りシステムの動作について図を参照して説明する。ここでは、一例として、見守対象者Aが散歩に出かける場合を例示して説明する。また、図6は見守対象者Aと対話型ロボット10との間で行われる対話の一例を示した図である。
【0045】
例えば、見守対象者Aが散歩に出かける際に、「お散歩してくるね。」と対話型ロボット10に向けて話しかけると、これに対して対話型ロボット10は「わかった。気を付けてね。」などの応答を行う。また、「お散歩してくるね。」との会話内容は、対話型ロボット10から情報処理装置20に送信され、見守対象者Aの散歩の行動が記録される。
【0046】
見守対象者Aが散歩から帰り、例えば、「ただいま」といった声掛けを対話型ロボット10に行うと、その会話情報が行動情報として対話型ロボット10から情報処理装置20へ送信される。更に、このときの見守対象者Aの顔画像が対話型ロボット10のカメラ11によって取得されとともに、マイクロフォン12によって取得された「ただいま」等の音声情報が行動情報として情報処理装置20に送信される。これら行動情報は、情報処理装置20の第1通信部24によって受信され、行動要約情報生成部26に出力される。
【0047】
行動要約情報生成部26は、受信した行動情報に基づいて散歩時間を算出するとともに、見守対象者Aの顔画像及び音声情報に基づいて元気度レベルを判定する。そして、これらの情報に基づいて行動要約情報を作成する。この結果、例えば、「散歩時間:3時間、元気度レベル:元気」といった行動要約情報が生成される。生成された行動要約情報は作成時間が付加されてデータベース27に格納されるとともに、抽出部28に出力される。
【0048】
抽出部28は、行動要約情報生成部26によって作成された最新の行動要約情報と、データベース27に格納されている過去の行動要約情報とを比較することにより、見守者Bに通知すべき情報を最新の行動要約情報から抽出する。この結果、過去の行動要約情報から統計的に得られる散歩時間が1時間であり、最新の行動要約情報から得られる散歩時間が3時間であった場合には、その時間差である2時間が予め設定されている閾値(1時間)を超えているかを判定する。この結果、閾値を超えているため、「散歩時間」といった話題情報が抽出される。
【0049】
情報生成部29は、抽出部28から入力された話題情報、行動要約情報、及び第1通信部24によって受信された会話情報に基づいて、話題情報に関する追加の情報を得るための発話情報を生成する。この結果、例えば、「おばあちゃん、いつもよりお散歩の時間が2時間も長かったね。」といった発話情報が生成される。この発話情報は、第1通信部24を介して対話型ロボット10に送信され、対話型ロボット10のスピーカ13から発話される。
この問いかけに対し、見守対象者Aと対話型ロボット10との間で対話が進められる。この結果、図6に示すように、「そうなの。ちょっと遠回りしちゃって。」、「そうなんだ、遅いから心配したよ。」、「それに、公園の階段で転んじゃって、足が痛いわ。」といった対話が行われる。
【0050】
これら対話内容は、対話型ロボット10から情報処理装置20に送信され、情報処理装置20の第1通信部24から情報生成部29に出力される。
情報生成部29は、抽出部28から入力された話題情報と、第1通信部24から取得した話題情報に関する追加の会話内容に基づいて、見守者Bに通知する通知情報を生成する。例えば、追加の会話内容から、「転んでしまって足が痛いこと」を抽出し、「散歩時間が2時間長かったこと」、「転んでしまって足が痛いこと」を含む通知情報を生成する。
【0051】
続いて、情報生成部29は、この通知情報を見守者Bに通知してもよいか否かを対話型ロボット10を介して問い合わせる。この結果、対話型ロボット10から、例えば、「転んで足が痛いの?いつもより2時間長いお散歩だったことと、転んで足が痛いことをBさんに連絡する?」といった問いかけが行われる。これに対し、見守対象者Aから、例えば、「そうね。伝えてもらえるかしら。」といった、通知を肯定する応答が入力されると、情報生成部29は通知情報を第2通信部25を介して情報処理装置40に送信する。
【0052】
情報処理装置40の第3通信部41は、通知情報を受信すると、通知情報を情報生成部43に出力する。情報生成部43は、例えば、通知情報に基づいて見守者Bに対して発話する発話情報を生成する。この結果、例えば、「今日はおばあちゃんのお散歩は2時間長かったって。それに、転んで足が痛いみたいよ。」といった発話情報が生成される。この発話情報は、情報生成部43から第4通信部42に出力され、第4通信部42を介して対話型ロボット30に送信される。対話型ロボット30では、発話情報に基づく音声がスピーカから出力されることにより、見守対象者Aの様子が見守者Bに通知される。
【0053】
以上、説明してきたように、本実施形態に係る情報処理装置、見守りシステム、見守り方法、及び見守りプログラムによれば、見守対象者Aが発した音声や見守対象者Aの動画がそのままの状態で見守者側に通知されるのではなく、見守対象者Aの行動情報から作成された通知情報が見守者側に通知されるので、見守対象者のプライバシーを守りながら健康状態等の状態を見守者側に通知することが可能となる。
【0054】
また、見守対象者Aと見守者Bとのやり取りが直接なされるのではなく、互いに対話型ロボット10、30を介しての対話となるため、直接的に会話を行うよりも互いに打ち解けやすく、意思疎通をよりスムーズに行わせることが期待できる。
【0055】
なお、上述した実施形態では、見守対象者Aの行動情報から通知すべき情報が抽出された場合をトリガとして、見守対象者Aの通知情報を見守者Bの情報処理装置40へ送信する場合を例示して説明したが、情報処理装置20、40間の情報のやり取りは、この例に限られない。
例えば、見守者Bが見守対象者Aの状況を知りたいと思い、「おばあちゃんどうしているかしら?」といった問いかけを対話型ロボット30にした場合や、見守者Bが対話型ロボット30に接近した場合、あるいは、見守者Bが情報処理装置40を操作した場合等に、情報処理装置40から情報処理装置20に対して見守対象者Aの状態確認を行う情報を送信し、これをトリガとして、上記のような通知情報の生成等が行われることとしてもよい。また、情報処理装置20、40間の情報のやり取りが所定の期間以上行われていなかった場合をトリガとして、情報処理装置20から通知情報が情報処理装置40に送信されるような構成としてもよい。
【0056】
なお、対話型ロボット10と対話型ロボット30とがあたかも互いに会話をしているような発話情報を情報処理装置20、40のそれぞれの情報生成部29、43が生成し、各対話型ロボット10、30から発話させることにより、見守対象者Aの状況を見守者Bに通知するような構成としてもよい。
【0057】
この場合の対話例を図7に示す。図7に示した対話例では、見守者Bによる「今日のおばあちゃんの様子はどう?」との問いかけをトリガとして、対話型ロボット30から情報処理装置40を介して見守対象者側の情報処理装置20に接続を行う。その後、各情報処理装置20、40の情報生成部29、43が互いに発話情報を生成することで、「(対話型ロボット30)もしもし、おばあちゃん元気?」、「(対話型ロボット10)おばあちゃん、今日のお散歩はいつもより2時間長かったよ。」、「(対話型ロボット30)今日のおばあちゃんのお散歩は2時間長かったって」、「(対話型ロボット10)公園の階段で転んで足が痛いと言ってたよ。」、「(対話型ロボット30)えっ、おばあちゃん、転んで足が痛いの?」といった対話が行われる。
【0058】
このような構成によれば、上述のような対話型ロボット同士の会話において、見守対象者Aの健康等に関する気になるフレーズがあった場合には、見守者Bに見守対象者の安否を確認しようという気持ちを生じさせることができる。
【0059】
以上、本発明について実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0060】
10、30 :対話型ロボット
11 :カメラ
12 :マイクロフォン
13 :スピーカ
14 :タッチパネル
20、40 :情報処理装置
21 :CPU
22 :補助記憶装置
23 :主記憶装置
24 :第1通信部
25 :第2通信部
26 :行動要約情報生成部
27 :データベース
28 :抽出部
29、43 :情報生成部
41 :第3通信部
42 :第4通信部
50 :ネットワーク
A :見守対象者
B :見守者
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7