【実施例】
【0147】
実施例1−外科用ステープラと一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、ステープルカートリッジアセンブリが、近位端部と、遠位端部と、デッキ内に画定され近位端部から遠位端部に向かって延在するデッキと、長手方向スロットと、ステープルキャビティであって、ステープルキャビティが長手方向列に配置されているステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備える、ステープルカートリッジアセンブリ。各ステープルキャビティは、デッキ内に画定された上部開口部と、底部開口部と、近位端部と、遠位端部と、近位端部と遠位端部との間に延在するステープルキャビティ側壁とを含む。ステープルカートリッジアセンブリは、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルを更に備え、各ステープルは、近位脚部と、遠位脚部と、近位脚部と遠位脚部との間に延在する基部と、基部から延在する保持突出部とを含み、ステープルの保持突出部はステープルキャビティ側壁に係合して、ステープルがステープルキャビティの底部開口部から落下することを防止する。
【0148】
実施例2−ステープルキャビティの上部開口部を通してステープルを排出するために近位端部から遠位端部に向かって移動可能なスレッドを更に備える実施例1に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0149】
実施例3−カートリッジ本体が、デッキの反対側に画定された底面と、底面内に画定された長手方向チャネルであって、スレッドの少なくとも一部が長手方向チャネル内に摺動可能に位置付けられている、長手方向チャネルと、スレッドが底面を通る長手方向チャネルから落下することを防止するように構成されている保持部分とを更に含む、実施例2に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0150】
実施例4−スレッドが、発射ストローク中に近位位置と遠位位置との間で移動可能であり、スレッドが近位位置にあるときに保持部分がスレッドに係合し、スレッドが遠位位置にあるときに保持部分がスレッドに係合しない、実施例3に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0151】
実施例5−ステープルカートリッジアセンブリがカートリッジ本体の底面の周囲で延在するカバーを備えていない、実施例1、2、3、又は4に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0152】
実施例6−カートリッジ本体が、外科用ステープラに直接係合するように構成されている少なくとも1つのスナップ嵌め特徴部を含む、実施例1、2、3、4、又は5に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0153】
実施例7−スレッドがステープルに直接係合し、ステープルカートリッジアセンブリがスレッドとステープルとの中間に位置付けられたドライバを備えていない、実施例3、4、又は5に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0154】
実施例8−各ステープルが材料のシートから打ち抜きされ、各ステープルの近位脚部、遠位脚部、及び基部は、ステープル平面内で成形され、保持突出部がステープル平面から横方向に延在する、実施例1、2、3、4、5、6、又は7に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0155】
実施例9−外科用ステープラと一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、ステープルカートリッジアセンブリが、近位端部と、遠位端部と、底部と、近位方向から遠位方向に延在するデッキ内に画定された長手方向スロットと、底部内に画定された長手方向チャネルと、ステープルキャビティであって、各ステープルキャビティがデッキ内に画定された上部開口部及び底部に画定された底部開口部を含むステープルキャビティとを備える、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルカートリッジアセンブリは、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルと、長手方向チャネル内で摺動可能に位置付けられたスレッドであって、ステープルキャビティの上部開口部を通してステープルを排出するために近位端部から遠位端部に向かって移動可能なスレッドと、スレッドが底部を通る長手方向チャネルから落下することを防止するように構成されている保持部分とを更に備える。
【0156】
実施例10−スレッドが、発射ストローク中に近位位置と遠位位置との間で移動可能であり、スレッドが近位位置にあるときに保持部分がスレッドに係合し、スレッドが遠位位置にあるときに保持部分がスレッドに係合しない、実施例9に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0157】
実施例11−ステープルカートリッジアセンブリがカートリッジ本体の底面の周囲で延在するカバーを備えていない、実施例9又は10に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0158】
実施例12−スレッドがステープルに直接係合し、ステープルカートリッジアセンブリがスレッドとステープルとの中間に位置付けられたドライバを備えていない、実施例9、10、又は11に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0159】
実施例13−外科用ステープラと一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、外科用ステープラが、ステープルカートリッジアセンブリを受容するように構成されている顎部を含み、ステープルカートリッジアセンブリが、近位端部と、遠位端部と、デッキと、底部とを含むカートリッジ本体を備え、ステープルカートリッジアセンブリが、底部の周囲で延在するエンクロージャと、近位端部から遠位端部に向かって延在するデッキ内に画定された長手方向スロットと、底部内に画定された長手方向チャネルと、ステープルキャビティとを備えず、各ステープルキャビティが、デッキ内に画定された上部開口部と、底部内に画定された底部開口部とを含む、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルカートリッジアセンブリは、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルと、長手方向チャネル内で摺動可能に位置付けられたスレッドであって、発射ストローク中にステープルキャビティの上部開口部を通してステープルを排出するために近位端部から遠位端部に向かって移動可能なスレッドと、スレッドが底部を通る長手方向チャネルから落下することを防止するための手段とを更に備える。
【0160】
実施例14−発射ストローク中にスレッドがステープルに直接係合する、実施例13に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0161】
実施例15−ステープルが底部開口部を通してステープルキャビティから落下することを防止するための手段を更に備える、実施例13又は14に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0162】
実施例16−外科用ステープラと一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、外科用ステープラが、ステープルカートリッジアセンブリを受容するように構成されている顎部を含み、ステープルカートリッジアセンブリが、近位端部と、遠位端部と、デッキと、底部とを含むカートリッジ本体を備え、ステープルカートリッジアセンブリは、底部の周囲で延在するエンクロージャとステープルキャビティとを備えず、各ステープルキャビティが、デッキ内に画定された上部開口部と底部内に画定された底部開口部とを含む、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルカートリッジアセンブリは、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルを更に備え、カートリッジ本体は、ステープルが底部開口部を通してステープルキャビティから落下することを防止する、カートリッジ本体と一体に形成された棚を含む。
【0163】
実施例17−外科用ステープラと一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、ステープルカートリッジアセンブリが、近位端部と、遠位端部と、デッキと、デッキ内に画定され近位端部から遠位端部に向かって延在する長手方向スロットと、ステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備える、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルキャビティは、デッキ内に画定された上部開口部と、底部開口部と、近位ガイドと、遠位ガイドと、近位ガイドと遠位ガイドとの間に延在する側壁と、側壁から内向きに延在する中間ガイドとを含む。ステープルカートリッジアセンブリは、近位ガイド内に位置付けられた近位脚部と、遠位ガイド内に位置付けられた遠位脚部と、近位脚部と遠位脚部との間に延在する基部とを含むステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルを更に含み、中間ガイドは、基部を誘導し、近位脚部を近位ガイド内に、かつ遠位脚部を遠位ガイド内に保持するように位置付けられる。
【0164】
実施例18−ステープルキャビティが、近位ガイドの近位にある近位キャビティ端部と、遠位ガイドの遠位にある遠位キャビティ端部とを更に含む、実施例17に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0165】
実施例19−ステープルが、近位キャビティ端部及び遠位キャビティ端部内に位置付けられていない、実施形態18に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0166】
実施例20−ステープル基部と、中間ガイドと、遠位キャビティ端部との間に第1の隙間が存在し、ステープル基部と、中間ガイドと、近位キャビティ端部との間に第2の隙間が存在する、実施例18又は19に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0167】
実施例21−基部が、中間ガイドと接合した平らなガイド表面を含む、実施例17、18、19、又は20に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0168】
実施例22−カートリッジ本体が複数のステープルキャビティを更に含み、ステープルカートリッジアセンブリがステープルキャビティ内に位置付けられた複数のステープルを更に含む、実施例17、18、19、20、又は21に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0169】
実施例23−ステープルがステープルキャビティから排出されるときに近位ガイド、遠位ガイド、及び中間ガイドがステープルの制御を三角形化する、実施例17、18、19、20、21、又は22に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0170】
実施例24−近位ガイド及び遠位ガイドがデッキの上に延在する、実施例17、18、19、20、21、22、又は23に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0171】
実施例25−中間ガイドがデッキの上に延在する、実施例17、18、19、20、21、22、23、又は24に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0172】
実施例26−ステープルの近位脚部及び遠位脚部が脚部平面を画定し、基部が駆動平面内に駆動表面を含み、駆動平面が脚部平面からオフセットされる、実施例17、18、19、20、21、22、23、24、又は25に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0173】
実施例27−近位脚部及び遠位脚部が、近位ガイド及び遠位ガイドによって互いに向かって挟まれている、実施例17、18、19、20、21、22、23、24、25、又は26に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0174】
実施例28−中間ガイドが、近位脚部を近位ガイド内に押し込み、遠位脚部を遠位ガイド内に押し込むように構成されている、基部に係合した弾性付勢部材を含む、実施例17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、又は27に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0175】
実施例29−中間ガイドが、近位ガイドよりも遠位ガイドに近く位置付けられている、実施例17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、又は28に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0176】
実施例30−中間ガイドが、遠位ガイドと近位ガイドとの間に等距離で位置付けられている、実施例17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、又は28に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0177】
実施例31−外科用ステープラと一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、ステープルカートリッジアセンブリが、近位端部と、遠位端部と、デッキと、デッキ内に画定され近位端部から遠位端部に向かって延在する長手方向スロットと、ステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備える、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルキャビティは、デッキ内に画定された上部開口部、底部開口部、近位ガイド、遠位ガイド、及び近位ガイドと遠位ガイドとの間に延在する側壁とを含む。ステープルカートリッジアセンブリは、近位ガイド内に位置付けられた近位脚部と、遠位ガイド内に位置付けられた遠位脚部であって、近位脚部及び遠位脚部が脚部平面を画定し、近位脚部及び遠位脚部が近位ガイド及び遠位ガイドによって互いに向かって挟まれている、遠位脚部と、近位脚部と遠位脚部との間に延在する基部であって、基部が駆動平面内に駆動表面を含み、駆動平面が脚部平面からオフセットされる、基部とを含む、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルを更に備える。
【0178】
実施例32−脚部平面が駆動平面に対して平行である、実施例31に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0179】
実施例33−カートリッジ本体が複数のステープルキャビティを更に含み、ステープルカートリッジアセンブリがステープルキャビティ内に位置付けられた複数のステープルを更に備える、実施例31又は32に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0180】
実施例34−外科用ステープラと一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、ステープルカートリッジアセンブリが、近位端部と、遠位端部と、デッキと、デッキ内に画定され近位端部から遠位端部に向かって延在する長手方向スロットと、ステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備える、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルキャビティは、デッキ内に画定された上部開口部と、底部開口部と、近位ガイドと、遠位ガイドと、近位ガイドと遠位端部ガイドとの間に延在する側壁と、ステープルキャビティ側壁から内向きに延在する中間ガイドとを含む。ステープルカートリッジアセンブリは、近位ガイド内に位置付けられた近位脚部と、遠位ガイド内に位置付けられた遠位脚部と、近位脚部と遠位脚部との間に延在する基部とを含むステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルを更に含み、近位ガイド、遠位ガイド、及び中間ガイドは、ステープルがステープルキャビティから排出されるときにステープルの制御を三角形化する。
【0181】
実施例35−カートリッジ本体が複数のステープルキャビティを更に含み、ステープルカートリッジアセンブリがステープルキャビティ内に位置付けられた複数のステープルを更に備える、実施例34に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0182】
実施例36−外科用ステープラと一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、ステープルカートリッジアセンブリが、近位カートリッジ端部と、遠位カートリッジ端部と、デッキと、デッキ内に画定され近位カートリッジ端部から遠位カートリッジ端部に向かって延在する長手方向ナイフスロットと、ステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備える、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルキャビティは、デッキ内に画定された上部開口部と、近位キャビティ端部と、遠位キャビティ端部と、近位ガイドと、遠位ガイドであって、近位ガイド及び遠位ガイドはデッキの上に延在する、近位ガイド及び遠位ガイドと、近位キャビティ端部と遠位キャビティ端部との間で延在するキャビティスロットであって、近位ガイド及び遠位ガイドがキャビティスロットに対して横方向に延在する、キャビティスロットと、を含む。ステープルカートリッジアセンブリは、近位ガイド内に位置付けられた近位脚部と、遠位ガイド内に位置付けられた遠位脚部と、近位脚部と遠位脚部との間に延在する基部であって、基部がキャビティスロット内に位置付けられている、基部とを含む、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルを更に備える。
【0183】
実施例37−近位ガイド及び遠位ガイドがナイフスロットに向かって延在する、実施例36に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0184】
実施例38−近位ガイド及び遠位ガイドがナイフスロットから離れる方向に延在する、実施例36に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0185】
実施例39−近位ガイドが近位ブラケットを含む、実施例36、37、又は38に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0186】
実施例40−近位ブラケットが近位キャビティ端部の周囲で延在しない、実施例39に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0187】
実施例41−キャビティスロットが長手方向軸によって画定され、近位ブラケットが長手方向軸と位置合わせされていない、実施例39又は40に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0188】
実施例42−遠位ガイドが遠位ブラケットを含む、実施例36、37、38、39、40、又は41に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0189】
実施例43−遠位ブラケットが遠位キャビティ端部の周囲で延在しない、実施例42に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0190】
実施例44−キャビティスロットが長手方向軸によって画定され、遠位ブラケットが長手方向軸と位置合わせされていない、実施例42又は43に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0191】
実施例45−近位脚部及び遠位脚部がステープル脚部平面を画定し、基部が、ステープル脚部平面からオフセットされた駆動平面内に駆動表面を含み、近位ガイド及び遠位ガイドがステープル平面と位置合わせされ、近位ガイド及び遠位ガイドが駆動平面と位置合わせされていない、実施例36、37、38、39、40、41、42、43、又は44に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0192】
実施例46−近位脚部及び遠位脚部がステープル脚部平面を画定し、基部が、ステープル脚部平面からオフセットされた駆動平面内に駆動表面を含み、近位ガイド及び遠位ガイドが、ステープル脚部平面と位置合わせされたブラケット平面を画定する、実施例36、37、38、39、40、41、42、43、又は44に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0193】
実施例47−カートリッジ本体が複数のステープルキャビティを更に含み、ステープルカートリッジアセンブリが、ステープルキャビティ内に位置付けられた複数のステープルを更に備える、実施例36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、又は46に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0194】
実施例48−デッキの上に延在する近位ガイドの一部が、ステープルキャビティ延長部を含み、デッキの上に延在する遠位ガイドの一部が、ステープルキャビティ延長部を含む、実施例36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、又は47に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0195】
実施例49−外科用ステープラと一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、ステープルカートリッジアセンブリが、近位カートリッジ端部と、遠位カートリッジ端部と、デッキと、ステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備える、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルキャビティは、近位キャビティ端部と、遠位キャビティ端部と、デッキの上下に延在する近位ガイドと、デッキの上下に延在する遠位ガイドと、近位キャビティ端部と遠位キャビティ端部との間に延在する接続スロットとを含み、近位ガイド及び遠位ガイドは、接続スロットに対して横方向に延在する。ステープルカートリッジアセンブリは、近位ガイド内に位置付けられた近位脚部と、遠位ガイド内に位置付けられた遠位脚部と、近位脚部と遠位脚部との間に延在する基部であって、基部がキャビティスロット内に位置付けられている基部とを含む、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルを更に備える。
【0196】
実施例50−カートリッジ本体が複数のステープルキャビティを更に含み、ステープルカートリッジアセンブリがステープルキャビティ内に位置付けられた複数のステープルを更に備える、実施例49に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0197】
実施例51−デッキの上に延在する近位ガイドの一部が、ステープルキャビティ延長部を含み、デッキの上に延在する遠位ガイドの一部が、ステープルキャビティ延長部を含む、実施例49又は50に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0198】
実施例52−外科用ファスナー器具と一緒に使用するためのファスナーカートリッジアセンブリであって、ファスナーカートリッジアセンブリが、近位カートリッジ端部と、遠位カートリッジ端部と、デッキと、ファスナーポケットとを含むカートリッジ本体を備える、ファスナーカートリッジアセンブリ。ファスナーポケットは、近位ポケット端部と、遠位ポケット端部と、近位ガイドと、遠位ガイドと、近位ポケット延長部であって、近位ポケット延長部がデッキの上に延在する近位ポケット延長部と、遠位ポケット延長部であって、近位ポケットがデッキの上に延在する遠位ポケット延長部と、近位ポケット端部と遠位ポケット端部との間に延在するポケット開口部であって、近位ガイド及び遠位ガイドがポケット開口部に対して横方向に延在するポケット開口部とを含む。ファスナーカートリッジアセンブリは、近位ガイド内に位置付けられた近位脚部と、遠位ガイド内に位置付けられた遠位脚部と、近位脚部と遠位脚部との間に延在する基部であって、ポケット開口部内に位置付けられている基部とを含む、ファスナーポケット内に取り外し可能に収容されたファスナーを更に備える。
【0199】
実施例53−カートリッジ本体が複数のファスナーポケットを更に含み、ファスナーカートリッジアセンブリがファスナーポケット内に位置付けられた複数のファスナーを更に備える、実施例52に記載のファスナーカートリッジアセンブリ。
【0200】
実施例54−外科用器具と一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、ステープルカートリッジアセンブリが、近位端部と、遠位端部と、デッキと、デッキ内に画定されたステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備える、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルカートリッジアセンブリは、ステープルキャビティ内に取り外し可能に位置付けられたステープルと、ステープルと位置合わせされたチャネルを含む発射部材とを更に備え、チャネルは、第1の横側壁と第2の横側壁とを含み、チャネルは、第1の横側壁と第2の横側壁との間にステープルを受容するように構成されている。
【0201】
実施例55−チャネルが発射部材の傾斜表面上に画定されている、実施例54に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0202】
実施例56−チャネルが、発射部材の発射ストローク中にステープルキャビティ内でステープルを持ち上げるように構成されている傾斜面部分と、外科用器具のアンビルに対してステープルを最終成形された高さに成形するように構成されている頂点部分とを含む、実施例54又は55に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0203】
実施例57−チャネルが、頂点部分に対して近位に位置付けられた後方部分を含み、頂点部分が後方部分の上に位置付けられている、実施例56に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0204】
実施例58−発射部材が複数のウェッジを含むスレッドを含み、チャネルがウェッジのうちの1つの上に画定されている、実施例54、55、56、又は57に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0205】
実施例59−発射部材が、ステープルキャビティ内でステープルを初めに持ち上げ、ステープルをチャネル内に誘導するように構成されている傾斜面を更に含む、実施例54、55、56、57、又は58に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0206】
実施例60−チャネルが、口部分と長手方向部分とを含み、口部分が長手方向部分への導入部を提供し、口部分が長手方向部分よりも幅広い、実施例54、55、56、57、58、又は59に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0207】
実施例61−ステープルとチャネルとの間に位置付けられたステープルドライバなしでステープルがチャネル内に受容される、実施例54、55、56、57、58、59、又は60に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0208】
実施例62−第1の横側壁が第2の横側壁に対して平行である、実施例54、55、56、57、58、59、60、又は61に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0209】
実施例63−第1の横側壁が第2の横側壁に対して平行ではない、実施例54、55、56、57、58、59、60、又は61に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0210】
実施例64−第1の横側壁及び第2の横が、互いに角度をなしてステープル進入導入部を作り出す、実施例54、55、56、57、58、59、60、又は61に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0211】
実施例65−チャネルが第1のチャネルを含み、発射部材が、ステープルを受容するように構成されている第2のチャネルを更に含む、実施例54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、又は64に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0212】
実施例66−各ステープルが、第1のチャネルに進入するように構成されている駆動部分と、第2のチャネルに進入するように構成されている成形部分とを含む、実施例65に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0213】
実施例67−第1のチャネルが第2のチャネルに対して角度をなして延在する、実施例65又は66に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0214】
実施例68−第1のチャネル及び第2のチャネルが、第1の領域において互いに対して平行であり、第2の領域において互いに対して非平行である、実施例65、66、又は67に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0215】
実施例69−発射部材が遠位端部に向かって進むと第2のチャネルが第1のチャネルの前にステープルを受容するように構成されている、実施例65、66、67、又は68に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0216】
実施例70−外科用器具と一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、ステープルカートリッジアセンブリが、デッキ及びデッキ内に画定されたステープルキャビティを含むカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に取り外し可能に位置付けられたステープルと、ステープルに直接係合するように構成されている傾斜面及び傾斜面に対してステープルを配向するように構成されている傾斜面から延在するレールを含む発射部材とを備える、ステープルカートリッジアセンブリ。
【0217】
実施例71−レールが第1のレールを含み、発射部材が、傾斜面に対してステープルを配向するように構成されている傾斜面から延在する第2のレールを更に含む、実施例70に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0218】
実施例72−第1のレールが第2のレールに対して平行である、実施例71に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0219】
実施例73−アンビルを含む外科用ステープル留め器具と一緒に使用するためのステープルカートリッジアセンブリであって、アンビルが成形ポケットを含み、ステープルカートリッジアセンブリが、近位端部と、遠位端部と、デッキと、デッキ内に画定されたステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備える、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルカートリッジアセンブリは、ステープルキャビティ内に取り外し可能に位置付けられたステープルであって、各ステープルがステープル駆動部分及びステープル成形部分を含むステープルと、ステープルのステープル駆動部分と位置合わせされた第1のガイドチャネル及びステープルのステープル成形部分と位置合わせされた第2のガイドチャネルを含む発射部材であって、発射部材が遠位端部に向かって移動すると、第1のガイドチャネル及び第2のガイドチャネルが協働してステープルをアンビルのステープル成形ポケットと位置合わせするように構成されている、発射部材とを備える。
【0220】
実施例74−デッキと、ステープルキャビティの第1の長手方向列と、ステープルキャビティの第2の長手方向列とを含むカートリッジ本体を備えるステープルカートリッジアセンブリ。ステープルカートリッジアセンブリは、複数の第1のステープルであって、各第1のステープルがステープルキャビティの第1の長手方向列内に取り外し可能に収容され、各第1のステープルが、第1の駆動表面を含む第1の基部及び第1の基部から延在し、第1の先端を含む第1のステープル脚部を含む一体構造を含み、第1の駆動表面と第1の先端との間に第1の未成形距離が画定される、複数の第1のステープルと、複数の第2のステープルであって、各第2のステープルがステープルキャビティの第2の長手方向列内に取り外し可能に収容され、各第2のステープルが、第2の駆動表面を含む第2の基部及び第2の基部から延在し、第2の先端を含む第2のステープル脚部を含む一体構造を含み、第2の駆動表面と第2の先端との間に第1の未成形距離とは異なる第2の未成形距離が画定される、複数の第2のステープルと、第1のステープル及び第2のステープルに直接係合するように構成されている発射部材とを更に備える。
【0221】
実施例75−第1のステープル及び第2のステープルが金属のシートから形成されている、実施例74に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0222】
実施例76−各第1の基部が第1の組織支持表面を含み、第1の組織支持表面と第1の先端との間に第1の組織捕捉距離が画定され、各第2の基部が第2の組織支持表面を含み、第2の組織支持表面と第2の先端との間に第2の組織捕捉距離が画定され、第1の組織捕捉距離が第2の組織捕捉距離とは異なる、実施例74又は75に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0223】
実施例77−デッキが、ステープルキャビティの第1の長手方向列に沿った第1のデッキ高さと、第1のデッキ高さとは異なる、ステープルキャビティの第2の長手方向列に沿った第2のデッキ高さとを含む、実施例74、75、又は76に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0224】
実施例78−カートリッジ本体が、切断部材を受容するように構成されている長手方向スロットを更に含み、ステープルキャビティの第1の長手方向列が長手方向スロットと隣接し、ステープルキャビティの第2の長手方向列がステープルキャビティの第1の長手方向列と隣接し、第2のデッキ高さが第1のデッキ高さより低い、実施例77に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0225】
実施例79−カートリッジ本体が、切断部材を受容するように構成されている長手方向スロットを更に含み、ステープルキャビティの第1の長手方向列が長手方向スロットと隣接し、ステープルキャビティの第2の長手方向列がステープルキャビティの第1の長手方向列と隣接する、実施例74、75、76、77、又は78に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0226】
実施例80−第1の未成形距離が第2の未成形距離より短い、実施例74、75、76、77、78、又は79に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0227】
実施例81−ステープルを変形するように構成されているアンビルを更に備える、実施例74、75、76、77、78、79、又は80に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0228】
実施例82−アンビルが、第1のステープルを第1の変形した高さに変形し、第2のステープルを第1の変形した高さとは異なる第2の変形した高さに変形するように構成されている、実施例81に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0229】
実施例83−カートリッジ本体が、組織をアンビルとカートリッジ本体のデッキとの間に固定するためにアンビルに向かって移動可能である、実施例81又は82に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0230】
実施例84−アンビルが、組織をアンビルとカートリッジ本体のデッキとの間に固定するためにカートリッジ本体に向かって移動可能である、実施例81、82、又は83に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0231】
実施例85−デッキから延在するステープルキャビティ延長部を更に備える、実施例74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、又は84に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0232】
実施例86−デッキの上に位置付けられた埋め込み可能な層を更に備える、実施例74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、又は85に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0233】
実施例87−デッキと、ステープルキャビティの第1の長手方向列と、ステープルキャビティの第2の長手方向列とを含むカートリッジ本体を備えるステープルカートリッジアセンブリ。ステープルカートリッジアセンブリは、複数の第1のステープルであって、各第1のステープルがステープルキャビティの第1の長手方向列内に取り外し可能に収容され、各第1のステープルが、第1の駆動表面及び第1の組織支持表面を含む第1の基部並びに第1の先端を含む第1の基部から延在する第1のステープル脚部を含む一体構造を含み、第1の支持表面と第1の先端との間に第1の組織捕捉距離が画定される、複数の第1のステープルと、複数の第2のステープルであって、各第2のステープルがステープルキャビティの第2の長手方向列内に取り外し可能に収容され、各第2のステープルが、第2の駆動表面及び第2の組織支持表面を含む第2の基部並びに第2の先端を含む第2の基部から延在する第2のステープル脚部を含む一体構造を含み、第2の組織支持表面と第2の先端との間に第1の組織捕捉距離とは異なる第2の組織捕捉距離が画定される、複数の第2のステープルと、第1のステープル及び第2のステープルに直接係合するように構成されている発射部材とを更に備える。
【0234】
実施例88−デッキが、ステープルキャビティの第1の長手方向列に沿った第1のデッキ高さと、第1のデッキ高さとは異なる、ステープルキャビティの第2の長手方向列に沿った第2のデッキ高さとを含む、実施例87に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0235】
実施例89−カートリッジ本体が、切断部材を受容するように構成されている長手方向スロットを更に含み、ステープルキャビティの第1の長手方向列が長手方向スロットと隣接し、ステープルキャビティの第2の長手方向列がステープルキャビティの第1の長手方向列と隣接し、第2のデッキ高さが第1のデッキ高さより低い、実施例88に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0236】
実施例90−ステープルを変形するように構成されているアンビルを更に備える、実施例87、88、又は89に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0237】
実施例91−アンビルが、第1のステープルを第1の変形した高さに変形し、第2のステープルを第1の変形した高さとは異なる第2の変形した高さに変形するように構成されている、実施例90に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0238】
実施例92−カートリッジ本体が、組織をアンビルとカートリッジ本体のデッキとの間に固定するためにアンビルに向かって移動可能である、実施例90又は91に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0239】
実施例93−ステープルキャビティの第1の長手方向列及びステープルキャビティの第2の長手方向列と、ステープルキャビティの第1の長手方向列内に取り外し可能に収容された複数の第1のステープルであって、各第1のステープルが打ち抜きされた金属で構成され、一体型金属ドライバを含む、複数の第1のステープルと、ステープルキャビティの第2の長手方向列内に取り外し可能に収容された複数の第2のステープルであって、各第2のステープルが打ち抜きされた金属で構成され、一体型金属ドライバを含む、複数の第2のステープルと、第1のステープルを第1の変形した高さに成形し、第2のステープルを第2の変形した高さに成形するための手段であって、第1の変形した高さが第2の変形した高さとは異なる、手段とを含むカートリッジ本体を備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0240】
実施例94−デッキ及びデッキ内に画定されたステープルキャビティを含むステープルカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルであって、各ステープルが基部、基部から延在する脚部、及び基部から横方向に延在するプラットホームを含むステープルと、デッキの上に位置付けられた埋め込み可能な層であって、ステープルが患者の組織内に埋め込まれたときにステープルのプラットホームが層と接するように構成されている、埋め込み可能な層とを備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0241】
実施例95−各ステープルが材料のシートから打ち抜きされ、基部が基部平面を画定し、プラットホームが基部平面外に折り重なっている、実施例94に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0242】
実施例96−埋め込み可能な層が織布材料を含む、実施例94又は95に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0243】
実施例97−埋め込み可能な層が不織布材料を含む、実施例94、95、又は96に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0244】
実施例98−基部に隣接した脚部から延在する保持部材を更に備え、ステープルが患者の組織内に埋め込まれたときに保持部材が埋め込み可能な層に係合するように構成されている、実施例94、95、96、又は97に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0245】
実施例99−プラットホームが平らである、実施例94、95、96、97、又は98に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0246】
実施例100−プラットホームが脚部に直接取り付けられていない、実施例94、95、96、97、98、又は99に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0247】
実施例101−デッキ及びデッキ内に画定されたステープルキャビティを含むステープルカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルであって、各ステープルがクラウン、クラウンから延在する第1の脚部及び第2の脚部、並びにクラウンから横方向に延在するプラットホームを含むステープルと、デッキの上に位置付けられた埋め込み可能な層であって、ステープルが患者の組織内に埋め込まれたときにステープルのプラットホームが層を支持するように構成されている、埋め込み可能な層とを備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0248】
実施例102−各ステープルが材料のシートから打ち抜きされ、クラウンがクラウン平面を画定し、プラットホームがクラウン平面外に折り重なっている、実施例101に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0249】
実施例103−埋め込み可能な層が織布材料を含む、実施例101又は102に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0250】
実施例104−埋め込み可能な層が不織布材料を含む、実施例101、102、又は103に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0251】
実施例105−クラウンに隣接した脚部から延在する保持部材を更に備え、ステープルが患者の組織内に埋め込まれたときに保持部材が埋め込み可能な層に係合するように構成されている、実施例101、102、103、又は104に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0252】
実施例106−プラットホームが平らである、実施例101、102、103、104、又は105に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0253】
実施例107−各ステープルが、クラウンに隣接して位置付けられた柔軟な付属物を含む、実施例101、102、103、104、105、又は106に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0254】
実施例108−柔軟な付属物が第1の脚部と第2の脚部との間で延在する、実施例107に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0255】
実施例109−柔軟な付属物が第1の脚部及び第2の脚部に取り付けられている、実施例107又は108に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0256】
実施例110−柔軟な付属物が第1の孔と第2の孔とを含み、第1の脚部が第1の孔を通って延在し、第2の脚部が第2の孔を通って延在する、実施例107、108、又は109に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0257】
実施例111−柔軟な付属物が、キャビティと、キャビティ内に位置付けられた少なくとも1つの医薬品とを含む、実施例107、108、109、又は110に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0258】
実施例112−柔軟な付属物が圧縮可能なエンクロージャを含む、実施例107、108、109、110、又は111に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0259】
実施例113−デッキ及びデッキ内に画定されたステープルキャビティを含むステープルカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルであって、各ステープルがクラウン、クラウンから延在する第1の脚部及び第2の脚部、クラウンから横方向に延在するプラットホーム、並びにクラウンに隣接して位置付けられた柔軟な付属物を含む、ステープルと、を備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0260】
実施例114−柔軟な付属物が第1の脚部と第2の脚部との間で延在する、実施例113に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0261】
実施例115−柔軟な付属物が第1の脚部及び第2の脚部に取り付けられている、実施例113又は114に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0262】
実施例116−柔軟な付属物が第1の孔と第2の孔とを含み、第1の脚部が第1の孔を通って延在し、第2の脚部が第2の孔を通って延在する、実施例113、114、又は115に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0263】
実施例117−柔軟な付属物が、キャビティと、キャビティ内に位置付けられた少なくとも1つの医薬品とを含む、実施例113、114、115、又は116に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0264】
実施例118−柔軟な付属物が圧縮可能なエンクロージャを含む、実施例113、114、115、116、又は117に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0265】
実施例119−デッキ及びデッキ内に画定された複数のステープルキャビティを含むカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に収容された複数のステープルであって、各ステープルが、亜鉛及びマグネシウムを含む合金で構成されている第1の部分と吸収性ポリマーで構成されている第2の部分とを含み、第2の部分が第1の部分の上に配設され、第2の部分が第1の部分の全体未満を覆う、ステープルとを備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0266】
実施例120−第1の部分が基部と基部から延在するステープル脚部とを含み、第2の部分がステープル脚部の周囲に螺旋パターンで延在する、実施例119に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0267】
実施例121−第2の部分が第1の部分上にドットマトリクスパターンでコーティングされている、実施例119又は120に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0268】
実施例122−第1の部分が基部と基部から延在するステープル脚部とを含み、基部とステープル脚部との間に角部が画定され、第2の部分が角部を覆う、実施例119、120、又は121に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0269】
実施例123−吸収性ポリマーが非架橋ポリマーを含む、実施例119、120、121、又は122に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0270】
実施例124−第2の部分が第1の部分上に網目パターンでコーティングされている、実施例119、120、121、122、又は123に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0271】
実施例125−第1の部分が基部と基部から延在するステープル脚部とを含み、ステープル脚部が組織貫通先端を含み、ステープルが先端に配設された窒化マグネシウムを更に含む、実施例119、120、121、122、123、又は124に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0272】
実施例126−ステープルが、第2の部分によってコーティングされていない第1の部分の少なくとも一部にイオン化した銀のコーティングを更に含む、実施例119、120、121、122、123、124、又は125に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0273】
実施例127−第1の部分に少なくとも1つの孔を更に含む、実施例119、120、121、122、123、124、125、又は126に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0274】
実施例128−デッキ及びデッキ内に画定された複数のステープルキャビティを含むカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に収容された複数のステープルであって、各ステープルが、マグネシウム合金及び金属フレーム上にコーティングされた吸収性ポリマーで構成されている金属フレームを含み、吸収性ポリマーが金属フレームの全ての部分を覆わない、ステープルとを備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0275】
実施例129−デッキ及びデッキ内に画定された複数のステープルキャビティを含むカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に収容された複数のステープルであって、各ステープルがマグネシウム合金で構成されている金属フレームを含み、金属フレームが基部及び基部から延在する脚部を含み、脚部が組織貫通先端及び先端上に窒化マグネシウムコーティングを含む、ステープルとを備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0276】
実施例130−各ステープルが、金属フレーム上にコーティングされた吸収性ポリマーを更に含み、吸収性ポリマーが金属フレームの全ての部分を覆わない、実施例129に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0277】
実施例131−各ステープルが、金属フレームの少なくとも一部に銀を含むコーティングを更に含む、実施例129又は130に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0278】
実施例132−デッキ及びデッキ内に画定された複数のステープルキャビティを含むカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に収容された複数のステープルであって、各ステープルがマグネシウム合金で構成されている金属フレームを含み、金属フレームが基部及び基部から延在する脚部を含み、脚部が組織貫通先端及び金属フレームの少なくとも一部に銀を含むコーティングを含む、ステープルとを備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0279】
実施例133−各ステープルが、金属フレーム上にコーティングされた吸収性ポリマーを更に含み、吸収性ポリマーが金属フレームの全ての部分を覆わない、実施例132に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0280】
実施例134−先端における窒化マグネシウムコーティングを更に含む、実施例132又は133に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0281】
実施例135−デッキ及びデッキ内に画定された複数のステープルキャビティを含むカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に収容された複数のステープルであって、各ステープルがマグネシウム合金で構成されている金属フレームを含み、金属フレームが基部と基部から延在する脚部とを含み、脚部が組織貫通先端及び金属フレーム内に画定された孔を含む、ステープルとを備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0282】
実施例136−各ステープルが、金属フレーム上にコーティングされた吸収性ポリマーを更に含み、吸収性ポリマーが金属フレームの全ての部分を覆わない、実施例135に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0283】
実施例137−各ステープルが、金属フレーム上にコーティングされた吸収性ポリマーを更に含み、吸収性ポリマーが孔内に位置付けられていない、実施例135に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0284】
実施例138−各ステープルが、金属フレーム上にコーティングされた吸収性ポリマーを更に含み、吸収性ポリマーが孔内に位置付けられている、実施例135に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0285】
実施例139−各ステープルが、金属フレーム上にコーティングされた吸収性ポリマーを更に含み、孔内に吸収性ポリマーが充填されている、実施例135に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0286】
実施例140−組織をステープル留めするためのステープルカートリッジアセンブリであって、近位端部、遠位端部、及び複数のステープルキャビティを含むカートリッジ本体と、ステープルキャビティ内に位置付けられた複数のステープルであって、各ステープルが、基部、基部から延在する脚部であって、脚部が組織を貫通するように構成されている先端を含む脚部、基部から延在する足部、及びステープルをステープルキャビティから排出するように構成されている発射部材であって、ステープルのステープルキャビティ内で間違った方向に配向された任意のステープルをそのステープルキャビティから排出する前に、発射部材が、その間違った方向に配向された任意のステープルの足部と接触するように構成されている発射部材を含む、ステープルとを備えるステープルカートリッジアセンブリ。
【0287】
実施例141−発射部材が、ステープルの基部と接触してステープルをステープルキャビティ外に排出するように構成されている発射傾斜面と、ステープルが間違った方向に配向されている場合にステープルの足部と接触するように構成されている位置合わせ傾斜面とを含む、実施例140に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0288】
実施例142−発射部材が、発射傾斜面と位置合わせされた発射チャネルであって、発射チャネルがステープルの基部を受容するように構成されている、発射チャネルと、位置合わせ傾斜面と位置合わせされた位置合わせチャネルであって、位置合わせチャネルが適切に配向されるとステープルの足部を受容するように構成されている、位置合わせチャネルと、を更に含む、実施例140又は141に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0289】
実施例143−発射傾斜面がステープルの基部と接触する前に位置合わせ傾斜面がステープルの足部と接触することができるように、位置合わせ傾斜面が発射傾斜面に対して遠位方向に延在する、実施例141又は142に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0290】
実施例144−ステープルの足部がステープルの基部に対して近位に位置付けられている、実施例140、141、142、又は143に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0291】
実施例145−ステープルがステープルキャビティ内に適切に配向されている場合、発射部材がステープルの足部と接触するように構成されていない、実施例140、141、142、143、又は144に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0292】
実施例146−組織をステープル留めするためのステープルカートリッジアセンブリであって、近位端部と、遠位端部と、複数のステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備え、各ステープルキャビティが、上部開口部、近位壁、及び遠位壁を含む、ステープルカートリッジアセンブリ。ステープルカートリッジアセンブリは、発射部材と、ステープルキャビティ内に位置付けられた複数のステープルとを更に備え、各ステープルは、基部と、基部から延在する近位脚部と、基部から延在する遠位脚部と、基部内に画定された質量中心とを含み、遠位壁は、遠位反力を質量中心の上のステープルに提供し、近位壁は、質量中心の下のステープルに近位反力を提供し、ステープルは、発射部材によって上部開口部に向かって持ち上げられる。ステープルカートリッジアセンブリは、ステープルをステープルキャビティから排出するように構成されている発射部材を更に備え、そのステープルキャビティ内で間違った方向に配向された任意のステープルをそのステープルキャビティから排出する前に、発射部材がその間違った方向に配向された任意のステープルの足部と接触するように構成されている。
【0293】
実施例147−基部が駆動平面を画定し、近位脚部及び遠位脚部が駆動平面内に存在しない、実施例146に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0294】
実施例148−近位脚部及び遠位脚部が、ステープルの質量中心から横方向にオフセットされる、実施例146又は147に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0295】
実施例149−遠位壁が遠位脚部に遠位反力を加え、近位壁が近位脚部に近位反力を加える、実施例146、147、又は148に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0296】
実施例150−近位脚部が駆動平面の第1の側部に延在し、遠位脚部が駆動平面の第2の側部に延在する、実施例147に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0297】
実施例151−基部が、基部内に画定され、かつステープルの質量中心をステープルキャビティの側部に向かって移すように構成されているノッチを含む、実施例146、147、148、149、又は150に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0298】
実施例152−近位端部と、遠位端部と、複数のステープルキャビティとを含むカートリッジ本体を備えるステープルカートリッジアセンブリ。ステープルカートリッジアセンブリは、ステープルキャビティ内に位置付けられた複数のステープルであって、各ステープルが駆動平面を画定する基部及び基部から延在する脚部を含み、脚部が駆動平面の側部に延在する、複数のステープルと、ステープルをステープルキャビティから排出するように構成されている発射部材と、発射部材がステープルをステープルキャビティ外に駆動するときにステープルキャビティ内でのステープルの回転を低減するための手段と、を更に備える。
【0299】
実施例153−外科用ステープル留め器具と一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、複数のステープルキャビティと、複数のステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルとを備え、各ステープルが、第1の平面を画定するステープル基部と、ステープル基部内に位置する質量中心と、ステープル基部から延在する第1のステープル脚部と、ステープル基部から延在する第2のステープル脚部とを含み、第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部が、第1の平面に対してオフセットされ少なくとも実質的に平行である第2の平面を画定する、外科用ステープルカートリッジ。
【0300】
実施例154−第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部が、ステープル基部に向かって成形されるように構成されている、実施例153に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0301】
実施例155−ステープル基部が、組織圧縮を制限するように構成されている輪郭を含む圧縮表面を含む、実施例153又は154に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0302】
実施例156−ステープル基部が底面を含み、第1のステープル脚部が底面の上に持ち上げられた係合足部を更に含む、実施例153、154、又は155に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0303】
実施例157−ステープル基部が内壁と上面とを含み、内壁及び上面が、ステープル基部をステープル脚部に向かって傾かせるように構成されている切欠部を含む、実施例153、154、155、又は156に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0304】
実施例158−第1のステープル脚部が第2のステープル脚部より高く延在する、実施例153、154、155、156、又は157に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0305】
実施例159−ステープル基部が長方形の断面プロファイルを含む、実施例153、154、155、156、157、又は158に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0306】
実施例160−第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部が、実質的に円形の断面プロファイルを含む、実施例153、154、155、156、157、158、又は159に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0307】
実施例161−第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部が、圧印された角部を含む、実施例153、154、155、156、157、158、159、又は160に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0308】
実施例162−第1のステープル脚部が第2のステープル脚部に対して近位にあり、ステープル基部が遠位壁を含み、遠位壁が第2の脚部に対して近位にある、実施例153、154、155、156、157、158、159、160、又は161に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0309】
実施例163−第1のステープル脚部が第1の高さを含み、第2のステープル脚部が第1の高さとは異なる第2の高さを含む、実施例153、154、155、156、157、158、159、160、161、又は162に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0310】
実施例164−第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部がそれぞれ、アンビルの対応する成形ポケットに対して成形するように構成されているステープル先端を含み、対応する成形ポケットが谷と成形表面とを含み、谷が、ステープル先端を成形表面に向かって送るように構成されている、実施例153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、又は163に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0311】
実施例165−第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部が、対応する成形ポケットに対して成形するように構成され、対応する成形ポケットが、第1のステープル脚部を第1の方向に成形し、第2のステープル脚部を第2の方向に成形するように構成され、第1の方向が第2の方向に対して反対かつ少なくとも部分的に平行である、実施例153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、又は164に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0312】
実施例166−第1の方向が、ステープル基部から離れた方向に向き、第2の方向がステープル基部に向かう方向に向く、実施例165に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0313】
実施例167−第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部が、対応する成形ポケットに対して成形するように構成され、対応する成形ポケットが、第1のステープル脚部を第1の湾曲方向に成形し、第2のステープル脚部を第2の湾曲方向に成形するように構成されている、実施例153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、又は166に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0314】
実施例168−第1の平面を画定するステープル基部と、ステープル基部から少なくとも実質的に垂直に延在する第1のステープル脚部と、ステープル基部から少なくとも実質的に垂直に延在する第2のステープル脚部とを備え、第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部が第2の平面を画定し、第1の平面及び第2の平面が交差している、外科用ステープル。
【0315】
実施例169−外科用ステープルカートリッジであって、実施例152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、又は168に記載の複数の外科用ステープルを備え、外科用ステープルが複数の織り込まれた列に配置されている、外科用ステープルカートリッジ。
【0316】
実施例170−ステープルがS字形構成を形作るように構成されている、実施例168又は169に記載の外科用ステープル。
【0317】
実施例171−底部平面を画定する底面を含むステープル基部と、ステープル基部内に位置する質量中心と、ステープル基部から延在し、ステープル基部に対してオフセットされ少なくとも実質的に平行であるステープル脚部平面を画定する第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部であって、第1のステープル脚部が底部平面の上に持ち上げられた係合足部を含む、第1のステープル脚部及び第2のステープル脚部とを備える外科用ステープル。
【0318】
実施例172−係合足部がステープル基部に対して横方向にオフセットされる、実施例171に記載の外科用ステープル。
【0319】
実施例173−組織をステープル留めするためのアンビルを含む外科用ステープラと一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、アンビルが複数の成形ポケットを含み、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、複数のステープルキャビティと、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容された複数のステープルとを備え、各ステープルが、基部及び基部から延在するステープル脚部を含み、ステープル脚部が穿刺部分を含むステープル先端を含み、穿刺部分が、組織を穿刺しアンビルの成形ポケットに対して変形するように構成され、穿刺部分が、穿刺先端が組織から分離されるように入れ子構成に変形するように構成されている、外科用ステープルカートリッジ。
【0320】
実施例174−入れ子構成が、外科用ステープルが組織内に引き込まれることを防止するように構成されているフック構成を含む、実施例173に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0321】
実施例175−ステープル先端が、穿刺部分が変形したときに穿刺部分を受容するように構成されている切欠部を更に含む、実施例173又は174に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0322】
実施例176−切欠部が凹形である、実施例175に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0323】
実施例177−各ステープルが、基部から延在する別のステープル脚部を含み、別のステープル脚部が、別の切欠部を含む別のステープル先端を含み、切欠部及び別の切欠部が互いに向かい合う、実施例175又は176に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0324】
実施例178−ステープル先端が、アンビルの対応する成形ポケットに対して乗るように構成されているカール面を更に含む、実施例173、174、175、176、又は177に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0325】
実施例179−各ステープルが別のステープル脚部を含み、ステープル脚部及び別のステープル脚部が第1の平面を画定し、ステープル基部が第2の平面を画定し、第1の平面及び第2の平面が互いから横方向にオフセットされる、実施例173、174、175、176、177、又は178に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0326】
実施例180−アンビルを含む外科用ステープラと一緒に使用するための外科用ステープルであって、アンビルが成形ポケットを含み、外科用ステープルが、ステープル基部とステープル基部から延在するステープル脚部とを含み、ステープル脚部がステープル先端を含み、ステープル先端が、成形ポケットと接触してステープル脚部を変形するように構成されている穿刺先端と、切欠部とを含み、穿刺先端が、ステープル先端が非穿刺構成を取るように、成形ポケットと接触すると切欠部に向かってカールするように構成されている、外科用ステープル。
【0327】
実施例181−非穿刺構成が、外科用ステープルが組織内に引き込まれることを防止するように構成されているフック構成を含む、実施例180に記載の外科用ステープル。
【0328】
実施例182−切欠部が、ステープル先端が変形したときに穿刺先端を受容するように構成されている、実施例180又は181に記載の外科用ステープル。
【0329】
実施例183−切欠部が凹形である、実施例180、181、又は182に記載の外科用ステープル。
【0330】
実施例184−ステープル先端が、アンビルの成形ポケットに対して成形するように構成されている変形可能な表面を更に含む、実施例180、181、182、又は183に記載の外科用ステープル。
【0331】
実施例185−アンビルを含む外科用ステープラと一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、複数のステープルキャビティと、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容された複数の平らな形状のステープルとを備え、各ステープルが、ステープル基部と基部から延在するステープル脚部とを含み、ステープル脚部が、円形プロファイルを含むステープル先端と、穿刺部分とを含む、外科用ステープルカートリッジ。
【0332】
実施例186−円形プロファイルが冷間加工プロセスによって達成されている、実施例185に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0333】
実施例187−ステープル先端が圧印された部分を含む、実施例185又は186に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0334】
実施例188−ステープル先端が、アンビルの成形ポケットに対して成形するように構成されている変形可能な表面を更に含む、実施例185、186、又は187に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0335】
実施例189−ステープル先端が第1の硬度を含み、ステープル脚部が第1の硬度とは異なる第2の硬度を含む、実施例185、186、187、又は188に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0336】
実施例190−第1の硬度が第2の硬度より高い、実施例189に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0337】
実施例191−外科用ステープル留め器具と一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、複数のステープルキャビティと、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容された複数のステープルとを備え、各ステープルが、ステープル基部と、ステープル基部から延在する一対のステープル脚部とを含み、各ステープル脚部がステープル先端を含み、ステープル脚部が、第1の硬度を含む第1のゾーンを含み、ステープル先端が、第1の硬度とは異なる第2の硬度を含む第2のゾーンを含む、外科用ステープルカートリッジ。
【0338】
実施例192−第2の硬度が第1の硬度より高い、実施例191に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0339】
実施例193−第2の硬度が第1の硬度より低い、実施例191に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0340】
実施例194−ステープル基部が、第1の硬度及び第2の硬度とは異なる第3の硬度を含む第3のゾーンを含む、実施例191、192、又は193に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0341】
実施例195−ステープル脚部が、第1の硬度に圧印された角部分を含む、実施例191、192、193、又は194に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0342】
実施例196−角部分が、優先屈曲平面を提供する、実施例195に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0343】
実施例197−第1のゾーンが第1の延性を含み、第2のゾーンが、第1の延性より低い第2の延性を含む、実施例191、192、193、194、195、又は196に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0344】
実施例198−外科用ステープル留め器具と一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、複数のステープルキャビティと、
ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容された複数のステープルとを備え、各ステープルが、ステープル基部と、ステープル基部から延在する一対のステープル脚部と、第1の硬度を含む第1のゾーンと、第1の硬度とは異なる第2の硬度を含む第2のゾーンとを含む、外科用ステープルカートリッジ。
【0345】
実施例199−第1のゾーンが第1の方法を使用して硬化され、第2のゾーンが、第1の方法とは異なる第2の方法を使用して硬化される、実施例198に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0346】
実施例200−第1のゾーン及び第2のゾーンのうちの1つのみが硬化方法によって硬化される、実施例198に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0347】
実施例201−各ステープルが、ステープル脚部とステープル基部との中間に屈曲部を更に含み、屈曲部が第1のゾーンを含み、ステープル基部が第2のゾーンを含む、実施例198、199、又は200に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0348】
実施例202−ステープル基部が第1のゾーンを含み、ステープル脚部が第2のゾーンを含む、実施例198、199、200、又は201に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0349】
実施例203−ステープル脚部が成形された構成を取るように促進され、かつステープル基部が塑性変形を回避するように構成されるように、ステープル脚部が硬化されず、ステープル基部が硬化されている、実施例198、199、200、201、又は202に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0350】
実施例204−各ステープル脚部が、ステープル基部から延在する遷移部分と遷移部分から延在する垂直脚部とを含み、ステープル基部が第1のゾーンを含み、垂直脚部が第2のゾーンを含む、実施例198、199、200、201、202、又は203に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0351】
実施例205−未発射構成の外科用ステープルカートリッジ内に取り外し可能に収容されるように構成されている外科用ステープルであって、外科用ステープルが、不均一な硬度プロファイルを含み、ステープルが、第1の硬度を有する第1のゾーンと第2の硬度を有する第2のゾーンとを含み、ステープルが充填前構成にあるときに第1のゾーンが第1の硬度に硬化され、ステープルが充填前構成にあるときに第2のゾーンが第2の硬度に硬化される、外科用ステープル。
【0352】
実施例206−外科用ステープル留め器具と一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、複数のステープルキャビティと、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容された複数のステープルを含み、各ステープルがステープル基部であって、ステープル基部が第1の硬度を有する第1のゾーンを画定する、ステープル基部と、ステープル基部から延在する複数の屈曲部であって、屈曲部が第2の硬度を含む第2のゾーンを画定する、屈曲部と、屈曲部から延在するステープル脚部であって、各ステープル脚部が第1の硬度とは異なる第3の硬度を含む第3のゾーンを画定する、ステープル脚部とを含む、外科用ステープルカートリッジ。
【0353】
実施例207−第1の硬度が第3の硬度より高い、実施例206に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0354】
実施例208−第1の硬度が第2の硬度及び第3の硬度より高い、実施例206に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0355】
実施例209−各ステープル脚部が、第3の硬度より低い第4の硬度を含む第4のゾーンを画定するステープル先端を含む、実施例206、207、又は208に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0356】
実施例210−外科用ステープル留め器具と一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、スレッドと、カートリッジ本体と、複数のステープルキャビティと、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルのストリップとを含み、ステープルのストリップが、複数のステープルと、ストリップと、ステープルをストリップと結合させる複数のコネクタ部分とを含み、コネクタ部分がステープルをストリップから放出するように構成されている、外科用ステープルカートリッジ。
【0357】
実施例211−各コネクタ部分が、ステープルのストリップからの分離を促進するように構成されている切れ目を含む、実施例210に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0358】
実施例212−各コネクタ部分が、ステープルのストリップがカートリッジ本体内に充填されたときに、ステープルのストリップからの分離を促進するように構成されている切れ目を含む、実施例210に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0359】
実施例213−スレッドが、ステープルカートリッジを通してスレッドが平行移動されるときにコネクタ部分を破断することによって複数のステープルをストリップから分離するように構成されている、実施例210又は211に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0360】
実施例214−各ステープルが、カートリッジ本体に係合しステープルのストリップを外科用ステープルカートリッジ内に保つように構成されている、一対の外向きに付勢したステープル脚部を含む、実施例210、211、212、又は213に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0361】
実施例215−カートリッジ本体が底部を含み、ステープルのストリップが、カートリッジ本体の底部に充填されるように構成されている、実施例210、211、212、213、又は214に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0362】
実施例216−複数のステープルが、第1の列及び第2の列に配置され、ストリップが、第1の列及び第2の列のステープルに結合されている、実施例210、211、212、213、214、又は215に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0363】
実施例217−複数のステープルが、第1の構成を有するステープルの第1の群と、第1の構成とは異なる第2の構成を有するステープルの第2の群とを含む、実施例210、211、212、213、214、215、又は216に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0364】
実施例218−コネクタ部分がピーニングされた部分を含む、実施例210、211、212、213、214、215、216、又は217に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0365】
実施例219−スレッドが、コネクタ部分を破断するように構成されている打撃部分を含む、実施例210、211、212、213、214、215、216、217、又は218に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0366】
実施例220−ステープルが、カートリッジ本体を通してスレッドが平行移動されるときにスレッドに係合するように構成されている面取り表面を含む、実施例210、211、212、213、214、215、216、217、218、又は219に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0367】
実施例221−ストリップが、カートリッジ本体上の対応する位置合わせ特徴部に係合するように構成されている位置合わせ特徴部を含む、実施例210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、又は220に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0368】
実施例222−外科用ステープル留め器具と一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、複数のステープルキャビティと、カートリッジ本体内に取り外し可能に収容されたステープルのストリップであって、ステープルのストリップが複数のステープルを含むステープルのストリップと、ストリップと、ステープルをストリップと結合させる複数のコネクタ部分とを含み、コネクタ部分が、ステープルをストリップから放出するために係合可能であり、ステープル、ストリップ、及びコネクタ部分が金属である、外科用ステープルカートリッジ。
【0369】
実施例223−複数のステープルが、第1のクラウン幅を含む第1の複数のステープルと、第1のクラウン幅とは異なる第2のクラウン幅を含む第2の複数のステープルとを含む、実施例222に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0370】
実施例224−複数のステープルが、第1の高さを画定するステープル脚部を含むステープルの第1の群と、第1の高さとは異なる第2の高さを画定するステープル脚部を含むステープルの第2の群とを含む、実施例222又は223に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0371】
実施例225−ステープルのストリップが均一な組成を含む、実施例222に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0372】
実施例226−ストリップが、カートリッジ本体上の対応する位置合わせ特徴部に係合するように構成されている位置合わせ特徴部を含む、実施例222、223、224、又は225に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0373】
実施例227−複数の第2のステープルと、第2のストリップと、第2のステープルを第2のストリップと結合させる複数の第2のコネクタ部分と、を含む第2のステープルのストリップを更に備え、複数のステープルが、第1の列間隔を画定する複数の列に配置され、複数の第2のステープルが、第2の列間隔を画定する複数の第2の列に配置され、第1の列間隔及び第2の列間隔が異なる、実施例222、223、224、225、又は226に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0374】
実施例228−外科用ステープルカートリッジと一緒に使用するために構成されている外科用ステープルの金属ストリップであって、外科用ステープルの金属ストリップが、複数のステープルと、リボンと、ステープルをリボンと結合させる複数のコネクタ部分とを含む、外科用ステープルの金属ストリップ。
【0375】
実施例229−コネクタ部分が切れ目ノッチを含む、実施例228に記載の外科用ステープルの金属ストリップ。
【0376】
実施例230−円形ステープラと一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、カートリッジ本体内に画定された複数のステープルキャビティと、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容された複数のステープルとを備え、複数のステープルが、第1のステープルの量を含むステープルの内列であって、各第1のステープルが、第1のステープルクラウン幅を画定する第1のステープルクラウンを含む、ステープルの内列と、ステープルの内列に対して半径方向外向きに位置付けられたステープルの中間列であって、ステープルの中間列が第2のステープルの量を含み、各第2のステープルが、第2のステープルクラウン幅を画定する第2のステープルクラウンを含む、ステープルの中間列と、ステープルの中間列に対して半径方向外向きに位置付けられたステープルの外列であって、ステープルの外列が第3のステープルの量を含み、各第3のステープルが、第3のステープルクラウン幅を画定する第3のステープルクラウンを含む、ステープルの外列とを含み、第1のステープルクラウン幅、第2のステープルクラウン幅、及び第3のステープルクラウン幅のうちの1つが、第1のステープルクラウン幅、第2のステープルクラウン幅、及び第3のステープルクラウン幅のうちの別のステープルクラウン幅とは異なる、外科用ステープルカートリッジ。
【0377】
実施例231−ステープルの内列が、第1のステープル間の複数の第1の隙間を画定し、ステープルの中間列の第2のステープルが第1の隙間と重なる、実施例230に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0378】
実施例232−ステープルの中間列が、第2のステープル間の複数の第2の隙間を画定し、第2の隙間が第1の隙間より大きく、ステープルの外列の第3のステープルが第2の隙間と重なる、実施例231に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0379】
実施例233−ステープルの外列の第3のステープルも第1の隙間と重なる、実施例231又は232に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0380】
実施例234−ステープルの内列が、第1のステープル間の複数の第1の隙間を画定し、ステープルの中間列が、第2のステープル間の複数の第2の隙間を画定し、第2のステープルが第1の隙間と重なり、第1の隙間及び第2の隙間が少なくとも実質的に等しい、実施例230に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0381】
実施例235−ステープルの内列が、第1のステープル間の複数の第1の隙間を画定し、ステープルの中間列が、第2のステープル間の複数の第2の隙間を画定し、各第1の隙間が第1の距離を画定し、各第2の隙間が、第1の距離より小さい第2の距離を画定する、実施例230に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0382】
実施例236−第1のステープルクラウン幅が第2のステープルクラウン幅より小さい、実施例230、231、232、233、234、又は235に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0383】
実施例237−第1のステープルクラウン幅が、第2のステープルクラウン幅と少なくとも実質的に等しい、実施例230、231、232、233、234、又は235に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0384】
実施例238−第3のステープルクラウン幅が、第1のステープルクラウン幅及び第2のステープルクラウン幅より大きい、実施例230、231、232、233、234、235、236、又は237に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0385】
実施例239−円形ステープラと一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、カートリッジ本体内に画定された複数のステープルキャビティと、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容された複数のステープルとを備え、複数のステープルが、第1のステープルの第1の量を含むステープルの内列であって、各第1のステープルが、第1のステープルクラウン幅を画定する第1のステープルクラウンを含む、ステープルの内列と、ステープルの内列に対して半径方向外向きに位置付けられたステープルの中間列であって、ステープルの中間列が第2のステープルの第2の量を含み、各第2のステープルが、第2のステープルクラウン幅を画定する第2のステープルクラウンを含む、ステープルの中間列と、ステープルの中間列に対して半径方向外向きに位置付けられたステープルの外列であって、ステープルの外列が第3のステープルの第3の量を含み、各第3のステープルが、第3のステープルクラウン幅を画定する第3のステープルクラウンを含む、ステープルの外列とを含み、第1のステープルクラウン幅、第2のステープルクラウン幅、及び第3のステープルクラウン幅のうちの1つが、第1のステープルクラウン幅、第2のステープルクラウン幅、及び第3のステープルクラウン幅のうちの別のステープルクラウン幅とは異なり、第1の量、第2の量、及び第3の量のうちの1つが、第1の量、第2の量、及び第3の量のうちの別の量とは異なる、外科用ステープルカートリッジ。
【0386】
実施例240−第2の量が第1の量より少ない、実施例239に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0387】
実施例241−第2の量が第3の量より少ない、実施例239又は240に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0388】
実施例242−複数のステープルキャビティが、複数の不均一なキャビティ延長部を含む、実施例239、240、又は241に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0389】
実施例243−ステープルの内列の各第1のステープルが、各第1のステープルクラウンから半径方向外向きに延在する一対のステープル脚部を含む、実施例239、240、241、又は242に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0390】
実施例244−ステープルの中間列の各第2のステープルが、各第2のステープルクラウンから半径方向内向きに延在する一対のステープル脚部を含む、実施例239、240、241、242、又は243に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0391】
実施例245−ステープルの外列の各第3のステープルが、各第3のステープルクラウンから半径方向内向きに延在する一対のステープル脚部を含む、実施例239、240、241、242、243、又は244に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0392】
実施例246−外科用ステープラと一緒に使用するための外科用ステープルカートリッジであって、外科用ステープルカートリッジが、カートリッジ本体と、カートリッジ本体内に画定された複数のステープルキャビティと、ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容された複数のステープルとを備え、複数のステープルが、第1のステープルの第1の量を含むステープルの内列であって、各第1のステープルが、第1のステープルクラウン幅を画定する第1のステープルクラウンを含む、ステープルの内列と、ステープルの内列に対して外向きに位置付けられたステープルの中間列であって、ステープルの中間列が第2のステープルの第2の量を含み、各第2のステープルが、第2のステープルクラウン幅を画定する第2のステープルクラウンを含む、ステープルの中間列と、ステープルの中間列に対して外向きに位置付けられたステープルの外列であって、ステープルの外列が第3のステープルの第3の量を含み、各第3のステープルが、第3のステープルクラウン幅を画定する第3のステープルクラウンを含む、ステープルの外列とを含み、第1のステープルクラウン幅、第2のステープルクラウン幅、及び第3のステープルクラウン幅のうちの1つが、第1のステープルクラウン幅、第2のステープルクラウン幅、及び第3のステープルクラウン幅のうちの別のステープルクラウン幅とは異なる、外科用ステープルカートリッジ。
【0393】
実施例247−第1の量、第2の量、及び第3の量のうちの1つが、第1の量、第2の量、及び第3の量の別の量とは異なる、実施例246に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0394】
実施例248−第1の量及び第2の量が等しい、実施例246に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0395】
実施例249−ステープルの内列が、第1のステープル間の複数の第1の隙間を画定し、ステープルの中間列が、第2のステープル間の複数の第2の隙間を画定し、各第1の隙間が第1の距離を画定し、各第2の隙間が、第1の距離より小さい第2の距離を画定する、実施例246、247、又は248に記載の外科用ステープルカートリッジ。
【0396】
以下の開示内容全体を参照により本明細書に援用するものである。すなわち、
1995年4月4日に発行された米国特許第5,403,312号、発明の名称「ELECTROSURGICAL HEMOSTATIC DEVICE」;
2006年2月21日に発行された米国特許第7,000,818号、発明の名称「SURGICAL STAPLING INSTRUMENT HAVING SEPARATE DISTINCT CLOSING AND FIRING SYSTEMS」;
2008年9月9日に発行された米国特許第7,422,139号、発明の名称「MOTOR−DRIVEN SURGICAL CUTTING AND FASTENING INSTRUMENT WITH TACTILE POSITION FEEDBACK」;
2008年12月16日に発行された米国特許第7,464,849号、発明の名称「ELECTRO−MECHANICAL SURGICAL INSTRUMENT WITH CLOSURE SYSTEM AND ANVIL ALIGNMENT COMPONENTS」;
2010年3月2日に発行された米国特許第7,670,334号、発明の名称「SURGICAL INSTRUMENT HAVING AN ARTICULATING END EFFECTOR」;
2010年7月13日に発行された米国特許第7,753,245号、発明の名称「SURGICAL STAPLING INSTRUMENTS」;
2013年3月12日に発行された米国特許第8,393,514号、発明の名称「SELECTIVELY ORIENTABLE IMPLANTABLE FASTENER CARTRIDGE」;
米国特許出願第11/343,803号、名称「SURGICAL INSTRUMENT HAVING RECORDING CAPABILITIES」、現在は、米国特許第7,845,537号;
2008年2月14日に出願された米国特許出願第12/031,573号、発明の名称「SURGICAL CUTTING AND FASTENING INSTRUMENT HAVING RF ELECTRODES」;
2008年2月15日に出願された米国特許出願第12/031,873号、発明の名称「END EFFECTORS FOR A SURGICAL CUTTING AND STAPLING INSTRUMENT」、現在は、米国特許第7,980,443号;
米国特許出願第12/235,782号、発明の名称「MOTOR−DRIVEN SURGICAL CUTTING INSTRUMENT」、現在は、米国特許第8,210,411号;
米国特許出願第12/249,117号、発明の名称「POWERED SURGICAL CUTTING AND STAPLING APPARATUS WITH MANUALLY RETRACTABLE FIRING SYSTEM」、現在は、米国特許第8,608,045号;
2009年12月24日に出願された米国特許出願第12/647,100号、名称「MOTOR−DRIVEN SURGICAL CUTTING INSTRUMENT WITH ELECTRIC ACTUATOR DIRECTIONAL CONTROL ASSEMBLY」、現在は、米国特許第8,220,688号);
2012年9月29日に出願された米国特許出願第12/893,461号、発明の名称「STAPLE CARTRIDGE」、現在は、米国特許第8,733,613号;
2011年2月28日に出願された米国特許出願第13/036,647号、発明の名称「SURGICAL STAPLING INSTRUMENT」、現在は、米国特許第8,561,870号;
米国特許出願第13/118,241号、発明の名称「SURGICAL STAPLING INSTRUMENTS WITH ROTATABLE STAPLE DEPLOYMENT ARRANGEMENTS」、現在は、米国特許第9,072,535号;
2012年6月15日出願の米国特許出願第13/524,049号、発明の名称「ARTICULATABLE SURGICAL INSTRUMENT COMPRISING A FIRING DRIVE」、現在は、米国特許第9,101,358号;
2013年3月13日に出願された米国特許出願第13/800,025号、発明の名称「STAPLE CARTRIDGE TISSUE THICKNESS SENSOR SYSTEM」、現在は米国特許出願公開第2014/0263551号;
2013年3月13日に出願された米国特許出願第13/800,067号、発明の名称「STAPLE CARTRIDGE TISSUE THICKNESS SENSOR SYSTEM」、現在は米国特許出願公開第2014/0263552号;
2006年1月31日に出願された米国特許出願公開第2007/0175955号、発明の名称「SURGICAL CUTTING AND FASTENING INSTRUMENT WITH CLOSURE TRIGGER LOCKING MECHANISM」、及び、
2010年4月22日に出願された米国特許出願公開第2010/0264194号、発明の名称「SURGICAL STAPLING INSTRUMENT WITH AN ARTICULATABLE END EFFECTOR」、現在は米国特許第8,308,040号。
【0397】
特定の開示された実施形態と関連してデバイスの様々な実施形態について本明細書に記載してきたが、それらの実施形態に対して多くの修正及び変更が実施可能である。また、材料が特定の構成要素に関して開示されているが、他の材料が使用されてもよい。更に、様々な実施形態に従って、所与の機能を実行するために、単一の構成要素を複数の構成要素に置き換えてもよく、また複数の構成要素を単一の構成要素に置き換えてもよい。以上の説明及び以下の特許請求の範囲は、そのような修正及び変更を全て包含することが意図される。
【0398】
本明細書に開示されるデバイスは、1回の使用後に廃棄されるように設計することができ、又は複数回使用されるように設計することもできる。しかしながら、いずれの場合も、本デバイスは、少なくとも1回の使用後に再使用のために再調整することができる。再調整は、デバイスの分解工程、それに続く特定の部品の洗浄工程又は交換工程、及びその後の再組立工程の任意の組み合わせを含むことができる。特に、本デバイスは分解可能であり、デバイスの任意の数の特定の部品又は部分を、任意の組み合わせで選択的に交換するか又は取り外すことができる。特定の部分を洗浄及び/又は交換した後、デバイスを後の使用のために、再調整施設で又は外科処置の直前に外科チームによって再組立することができる。当業者であれば、デバイスの再調整が、分解、洗浄/交換、及び再組立のための様々な技術を利用できることを理解するであろう。かかる技術の使用、及び結果として得られる再調整されたデバイスは、全て本発明の範囲内にある。
【0399】
単なる例として、本明細書に記載される態様は、手術前に処理されてもよい。最初に、新品又は使用済みの器具が入手され、必要に応じて洗浄されてもよい。次いで器具を滅菌することができる。1つの滅菌技術では、器具は、プラスチックバッグ又はTYVEKバッグなど、閉鎖され密封された容器に入れられる。次いで、容器及び器具を、γ線、X線、又は高エネルギー電子などの容器を透過し得る放射線野に置くことができる。放射線は、器具上及び容器内の細菌を死滅させることができる。この後、滅菌済みの器具を滅菌容器内で保管することができる。密封容器は、医療施設で開けられるまで、器具を滅菌状態に保つことができる。デバイスはまた、β線若しくはγ線、エチレンオキシド、過酸化水素プラズマ、又は水蒸気が挙げられるが、これらに限定されない、当該技術分野で既知の任意の他の技術を用いて滅菌され得る。
【0400】
代表的な設計を有するものとして本発明について記載してきたが、本発明は、本開示の趣旨及び範囲内で更に修正されてもよい。したがって、本出願は、その一般的原理を使用する本発明のあらゆる変形、使用、又は適合を包含するものとする。
【0401】
全体又は部分的に、参照によって本明細書に組み込まれるとされるいずれの特許、刊行物又はその他の開示物も、援用される内容が既存の定義、記載、又は本開示に記載されているその他の開示物と矛盾しない範囲でのみ本明細書に組み込まれるものとする。それ自体、また必要な範囲で、本明細書に明瞭に記載される開示内容は、参照により本明細書に援用されるあらゆる矛盾する記載に優先するものとする。参照により本明細書に援用されるものとするが、既存の定義、記載、又は本明細書に記載される他の開示文献と矛盾する任意の文献、又はそれらの部分は、援用文献と既存の開示内容との間に矛盾が生じない範囲においてのみ援用されるものとする。
【0402】
〔実施の態様〕
(1) ステープルカートリッジアセンブリであって、
ステープルカートリッジ本体であって、
デッキと、
前記デッキ内に画定されたステープルキャビティと、を含む、ステープルカートリッジ本体と、
前記ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルであって、各前記ステープルが、
基部と、
前記基部から延在する脚部と、
前記基部から横方向に延在するプラットホームと、を含む、ステープルと、
前記デッキの上に位置付けられた埋め込み可能な層であって、前記ステープルが患者の組織内に埋め込まれたときに、前記ステープルの前記プラットホームが前記層と接するように構成されている、埋め込み可能な層と、を含む、ステープルカートリッジアセンブリ。
(2) 各前記ステープルが材料のシートから打ち抜きされ、前記基部が基部平面を画定し、前記プラットホームが前記基部平面外に折り重なっている、実施態様1に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(3) 前記埋め込み可能な層が織布材料を含む、実施態様1に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(4) 前記埋め込み可能な層が不織布材料を含む、実施態様1に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(5) 前記基部に隣接した前記脚部から延在する保持部材を更に備え、ステープルが患者の組織内に埋め込まれたときに、前記保持部材が前記埋め込み可能な層に係合するように構成されている、実施態様1に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0403】
(6) 前記プラットホームが平らである、実施態様1に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(7) 前記プラットホームが前記脚部に直接取り付けられていない、実施態様1に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(8) ステープルカートリッジアセンブリであって、
ステープルカートリッジ本体であって、
デッキと、
前記デッキ内に画定されたステープルキャビティと、を含む、ステープルカートリッジ本体と、
前記ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルであって、各前記ステープルが、
クラウンと、
前記クラウンから延在する第1の脚部及び第2の脚部と、
前記クラウンから横方向に延在するプラットホームと、を含む、ステープルと、
前記デッキの上に位置付けられた埋め込み可能な層であって、前記ステープルが患者の組織内に埋め込まれたときに、前記ステープルの前記プラットホームが前記層を支持するように構成されている、埋め込み可能な層と、を含む、ステープルカートリッジアセンブリ。
(9) 各前記ステープルが材料のシートから打ち抜きされ、前記クラウンがクラウン平面を画定し、前記プラットホームが前記クラウン平面外に折り重なっている、実施態様8に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(10) 前記埋め込み可能な層が織布材料を含む、実施態様8に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0404】
(11) 前記埋め込み可能な層が不織布材料を含む、実施態様8に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(12) 前記クラウンに隣接した前記脚部から延在する保持部材を更に備え、ステープルが患者の組織内に埋め込まれたときに、前記保持部材が前記埋め込み可能な層に係合するように構成されている、実施態様8に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(13) 前記プラットホームが平らである、実施態様8に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(14) 各前記ステープルが、前記クラウンに隣接して位置付けられた柔軟な付属物を含む、実施態様8に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(15) 前記柔軟な付属物が前記第1の脚部と前記第2の脚部との間で延在する、実施態様14に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
【0405】
(16) 前記柔軟な付属物が前記第1の脚部及び前記第2の脚部に取り付けられている、実施態様15に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(17) 前記柔軟な付属物が第1の孔と第2の孔とを含み、前記第1の脚部が前記第1の孔を通って延在し、前記第2の脚部が前記第2の孔を通って延在する、実施態様16に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(18) 前記柔軟な付属物が、キャビティと、前記キャビティ内に位置付けられた少なくとも1つの医薬品とを含む、実施態様14に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(19) 前記柔軟な付属物が圧縮可能なエンクロージャを含む、実施態様14に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(20) ステープルカートリッジアセンブリであって、
ステープルカートリッジ本体であって、
デッキと、
前記デッキ内に画定されたステープルキャビティと、を含む、ステープルカートリッジ本体と、
前記ステープルキャビティ内に取り外し可能に収容されたステープルであって、各前記ステープルが、
クラウンと、
前記クラウンから延在する第1の脚部及び第2の脚部と、
前記クラウンから横方向に延在するプラットホームと、
前記クラウンに隣接して位置付けられた柔軟な付属物と、を含む、ステープルと、を含む、ステープルカートリッジアセンブリ。
【0406】
(21) 前記柔軟な付属物が前記第1の脚部と前記第2の脚部との間で延在する、実施態様20に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(22) 前記柔軟な付属物が前記第1の脚部及び前記第2の脚部に取り付けられている、実施態様21に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(23) 前記柔軟な付属物が第1の孔と第2の孔とを含み、前記第1の脚部が前記第1の孔を通って延在し、前記第2の脚部が前記第2の孔を通って延在する、実施態様22に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(24) 前記柔軟な付属物が、キャビティと、前記キャビティ内に位置付けられた少なくとも1つの医薬品とを含む、実施態様20に記載のステープルカートリッジアセンブリ。
(25) 前記柔軟な付属物が圧縮可能なエンクロージャを含む、実施態様20に記載のステープルカートリッジアセンブリ。