(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6870153
(24)【登録日】2021年4月16日
(45)【発行日】2021年5月12日
(54)【発明の名称】流体制御ユニット
(51)【国際特許分類】
F25B 41/20 20210101AFI20210426BHJP
F16K 27/00 20060101ALI20210426BHJP
B60H 1/32 20060101ALI20210426BHJP
【FI】
F25B41/04 F
F16K27/00 Z
B60H1/32 624D
【請求項の数】15
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2020-514174(P2020-514174)
(86)(22)【出願日】2018年8月23日
(65)【公表番号】特表2020-533552(P2020-533552A)
(43)【公表日】2020年11月19日
(86)【国際出願番号】CN2018101904
(87)【国際公開番号】WO2019047720
(87)【国際公開日】20190314
【審査請求日】2020年3月9日
(31)【優先権主張番号】201710810786.7
(32)【優先日】2017年9月11日
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201721406768.4
(32)【優先日】2017年10月27日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516071103
【氏名又は名称】杭州三花研究院有限公司
【氏名又は名称原語表記】Hangzhou Sanhua Research Institute Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110002527
【氏名又は名称】特許業務法人北斗特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】▲葉▼ 佳斌
(72)【発明者】
【氏名】▲呂▼ 宙
(72)【発明者】
【氏名】▲鄒▼ 江
(72)【発明者】
【氏名】▲呂▼ ▲鋼▼
【審査官】
関口 勇
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−220616(JP,A)
【文献】
特開2009−281595(JP,A)
【文献】
特開2011−52853(JP,A)
【文献】
特開平7−332771(JP,A)
【文献】
国際公開第2017/145619(WO,A1)
【文献】
国際公開第2017/012495(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25B 41/20
B60H 1/32
F16K 27/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱交換コアと装着ブロックを含む流体制御ユニットであって、前記熱交換コアが流体流通通路を含み、前記流体流通通路が第1孔路と第2孔路を含み、前記装着ブロックが前記熱交換コアに溶接固定され、前記装着ブロックが、前記第1孔路に連通する第1装着孔路と、前記第2孔路に連通する第2装着孔路とを含み、
前記流体制御ユニットは少なくとも一部が前記第1装着孔路に位置する弁体部材を含み、前記装着ブロックが前記第1装着孔路を形成する壁部を含み、前記弁体部材が前記壁部の少なくとも一部と封止配置され、前記第1装着孔路が、相対的に前記第1孔路に近接する第1サブ通路と、相対的に前記第1孔路から離れる第2サブ通路とを含み、前記流体制御ユニットが、前記第1サブ通路と前記第2サブ通路との間に位置する連通孔を含み、前記流体流通通路が前記第2孔路と、前記第1孔路と、前記第1サブ通路と、前記連通孔と、前記第2サブ通路とを含み、前記弁体部材が前記第1サブ通路、前記第2サブ通路の圧力差で作動するコアを含み、前記弁体部材が開弁という状態にある場合に、前記第1サブ通路が前記連通孔を介して前記第2サブ通路に連通し、前記弁体部材が閉弁という状態にある場合に、前記第1サブ通路が前記第2サブ通路に連通していない流体制御ユニット。
【請求項2】
前記熱交換コアは第1接続口と第2接続口を含み、前記流体流通通路は前記第1接続口と、前記第2孔路と、前記第1孔路と、前記第1サブ通路と、前記連通孔と、前記第2サブ通路と、前記第2接続口とを含み、前記弁体部材は前記コアに対して前記第1装着孔路の軸方向に沿って移動し得る可動ロッドユニットを含み、前記コアが前記連通孔を含み、前記連通孔と前記第2サブ通路を遮断しまたは導通するように、前記可動ロッドユニットと前記コアとが協力することを特徴とする請求項1に記載の流体制御ユニット。
【請求項3】
前記装着ブロックは、前記壁部に設けられる第1位置制限部と、装着ブロック係合部と第2位置制限部とを含み、前記第1位置制限部、前記装着ブロック係合部と前記第2位置制限部とが一体として配置され、前記弁体部材は第1端壁部と弁体係合部とを含み、前記第1端壁部が前記第1位置制限部に隣接しまたは接触するように配置され、前記弁体係合部が、前記装着ブロック係合部と互いに係合され、且つ前記装着ブロック係合部と封止配置され、
前記弁体部材が前記第2位置制限部に対して位置制限されるように配置され、または、前記流体制御ユニットは第1固定部材を含み、前述第1固定部材が前記第2位置制限部に対して位置制限されるように配置され、且つ前記弁体部材が前述第1固定部材に対して位置制限されるように配置され、または、前記流体制御ユニットは少なくとも第1固定部材と第2固定部材を含み、前述第1固定部材が前記第2位置制限部に対して位置制限されるように配置され、且つ前記弁体部材が前述第1固定部材に対して位置制限されるように配置されており、前述第2固定部材が前記第1位置制限部に対して位置制限されるように配置され、且つ前記第1端壁部が前述第2固定部材に対して位置制限されるように配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の流体制御ユニット。
【請求項4】
前記流体制御ユニットは第1固定部材を含み、前記第2位置制限部は、溝または孔という態様を呈する構成を含み、前記第1固定部材の少なくとも一部が前記第2位置制限部に位置し、前記第1固定部材が周側部と側壁部を含み、前記弁体部材が、前記第1端壁部より相対的に前記第1孔路から離れる第2端壁部を含み、前記第1固定部材の周側部が前記第2位置制限部に対向するように配置され、前記周側部の少なくとも一部が前記第2位置制限部に当接され、前記側壁部の少なくとも一部が相対的に前記第2端壁部に向き、前記側壁部の少なくとも一部が前記溝または孔に位置し、前記側壁部の少なくとも一部が前記第2端壁部に当接されまたは隣接するように配置されることを特徴とする請求項3に記載の流体制御ユニット。
【請求項5】
前記第2位置制限部は、内径が前記弁体部材の外径より大きい位置決め溝を含み、前記第1固定部材の周側部が前記位置決め溝の底壁部に対向するとともに当接されるように配置されることを特徴とする請求項4に記載の流体制御ユニット。
【請求項6】
前記第2位置制限部は少なくとも二つの位置決め溝を含み、前記第1固定部材は本体部と少なくとも二つの凸部を含み、前記凸部が放射状で前記本体部の外周に設けられ、各前記凸部と前記位置決め溝とが互いに係合され、前記凸部の少なくとも一部が前記位置決め溝に位置し、前記第1固定部材の周側部が前記凸部に位置し、前記周側部の少なくとも一部が前記第2位置制限部に対向するとともに当接されるように配置され、前記第1固定部材の側壁部が前記凸部に位置する第1位置決めサブ部と、前記本体部に位置する第2位置決めサブ部とを含み、前記第2位置決めサブ部が前記第2端壁部に対向するとともに当接されるように配置されることを特徴とする請求項4に記載の流体制御ユニット。
【請求項7】
前記第2位置制限部は少なくとも二つの位置決め孔を含み、第1固定部材は二つまたは二つ以上であり、各前記第1固定部材の少なくとも一部が各前記位置決め孔に位置し、前記第1固定部材は側壁部を含み、前記側壁部が前記位置決め孔に位置する第1位置決めサブ部と、前記弁体部材の第2端壁部に対向するとともに当接されるように配置される第2位置決めサブ部とを含むことを特徴とする請求項3または4に記載の流体制御ユニット。
【請求項8】
前記第1装着孔路の軸方向に沿って、前記装着ブロック係合部は少なくとも二つのサブ係合部位を含み、前記第2位置制限部が二つの前記サブ係合部位の間に位置し、前記第2位置制限部が少なくとも一つの凸部を含み、前記凸部が前記第1装着孔路の中心線方向に突出し、前記凸部の底部と前記第1装着孔路の中心線との間の距離が、前記第2位置制限部に隣接する前記サブ係合部位と前記第1装着孔路の中心線との間の距離より小さいことを特徴とする請求項3に記載の流体制御ユニット。
【請求項9】
前記第2位置制限部はネジセグメントを含み、前記弁体部材は、前記第1端壁部より相対的に前記第1孔路から離れる第2端壁部を含み、前記ネジセグメントの端部は、前記第1装着孔路の軸方向に沿って、前記第2端壁部と揃える位置から、相対的に前記第1孔路から離反した方向に延伸しており、前記流体制御ユニットは前記ネジセグメントと係合するネジ部位を有する第1固定部材を含み、前記第1固定部材が前記第2端壁部に当接されまたは隣接するように配置される側壁部を含むことを特徴とする請求項3に記載の流体制御ユニット。
【請求項10】
前記装着ブロックは一体構成であり、前記第1孔路に連通する端口を含み、前記第1位置制限部は内側と外側を有し、前記内側と外側が前記第1装着孔路の中心線に対して言うものであり、前記第1位置制限部の内側が相対的に第1装着孔路の中心線に近接し、前記第1位置制限部の外側が相対的に前記第1装着孔路の中心線から離れるように定義され、前記装着ブロックにおける前記端口が形成された壁部と前記第1装着孔路の中心線との間の距離L1が、前記第1位置制限部の内側と前記第1装着孔路の中心線との間の距離L2より大きく、前記装着ブロックは前記第1装着孔路の壁部に設けられる案内部を含み、前記案内部が前記第1位置制限部から前記端口に延伸するように配置され、前記第1位置制限部に接続される点以外、前記案内部の各箇所と前記第1装着孔路の中心線との間の距離が、前記第1位置制限部の内側と前記第1装着孔路の中心線との間の距離L2より大きく、前記弁体部材が前記第1装着孔路に位置し、前記第1孔路に入り込まなくて、前記第1孔路と前記第2孔路とが前記熱交換コアの同一側位置にあることを特徴とする請求項3〜9のいずれかの一項に記載の流体制御ユニット。
【請求項11】
前記装着ブロックは前記第1孔路に連通する端口を含み、前記装着ブロックにおける前記端口が形成された壁部と前記第1装着孔路の中心線との間の距離L1が、前記第1位置制限部の内側と前記第1装着孔路の中心線との間の距離L2にほぼ等しく、前記弁体部材の少なくとも一部が第1孔路に位置し、前記第1孔路と前記第2孔路とが前記熱交換コアの対角位置にあることを特徴とする請求項3〜9のいずれかの一項に記載の流体制御ユニット。
【請求項12】
前記装着ブロックは、前記壁部に設けられる第1壁セグメントと第2壁セグメントを含み、前記第2壁セグメントが前記第1壁セグメントと前記位置決め溝を接続し、前記第1壁セグメントから前記位置決め溝までの第1装着孔路の軸方向に沿って、前記第2壁セグメントが前記第1壁セグメントに対して縮径されることを特徴とする請求項5または6に記載の流体制御ユニット。
【請求項13】
前記第2壁セグメントは前記位置決め溝に接続される第1部と、前記第1壁セグメントに接続される第2部とを含み、前記第1部と前記第1装着孔路の軸線との間の距離が、前記位置決め溝の底壁部と前記第1装着孔路の軸線との間の距離より小さいことを特徴とする請求項12に記載の流体制御ユニット。
【請求項14】
前記装着ブロックは前記壁部に設けられる第3壁セグメントを含み、前記第3壁セグメントが相対に前記熱交換コアに近接し、前記壁部の第1壁セグメントが相対的に前記第2接続口に近接し、前記第3壁セグメントの内径が前記第1壁セグメントの内径より小さく、前記第3壁セグメントの内径が前記弁体部材の外径より大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの一項に記載の流体制御ユニット。
【請求項15】
前記流体制御ユニットはセンサー部材を含み、前記装着ブロックは前記第1装着孔路に連通するセンサー孔路を含み、前記第1装着孔路の軸線方向で、前記弁体部材が前記第1装着孔路の軸方向に前記センサー孔路の上方に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの一項に記載の流体制御ユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は2017年09月11日にて中国特許庁に提出され、出願番号が201710810786.7であり、発明名称が「流体制御ユニット」であり、及び2017年10月27日にて中国特許庁に提出され、出願番号が201721406768.4であり、発明名称が「流体制御ユニット」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容が援用されることで本出願に結合される。
【0002】
本発明は流体熱交換という分野に関わり、特に流体制御ユニットに関わる。
【背景技術】
【0003】
冷凍システムにおいて、一般的には流体熱交換機器を必要として、流体熱交換機器における1種の媒体が冷媒であり、冷媒が流体熱交換機器で熱交換を行って、冷凍システムにおいて、システムの要求に応じて、冷媒の、流体熱交換機器を経た流れ方向が一定であるが、圧縮機がオンオフするなどの場合に、冷媒還流という現象が存在しやすいから、如何に流れ方向が変化しない流体制御ユニットを提供するかということは、現在解決しようとする技術問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、単方向流路である少なくとも一つの流路を有する流体制御ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を実現するために、以下の技術案を採用する。
【0006】
即ち、熱交換コアと装着ブロックを含む流体制御ユニットであって、前記熱交換コアが流体流通通路を含み、前記流体流通通路が第1孔路と第2孔路を含み、前記装着ブロックが前記熱交換コアに溶接固定され、前記装着ブロックが、前記第1孔路に連通する第1装着孔路と、前記第2孔路に連通する第2装着孔路とを含む。
【0007】
前記流体制御ユニットは少なくとも一部が前記第1装着孔路に位置する弁体部材を含み、前記装着ブロックが前記第1装着孔路を形成する壁部を含み、前記弁体部材が前記壁部の少なくとも一部と封止配置され、前記第1装着孔路が、相対的に前記第1孔路に近接する第1サブ通路と、相対的に前記第1孔路から離れる第2サブ通路とを含み、前記流体制御ユニットが、前記第1サブ通路と前記第2サブ通路との間に位置する連通孔を含み、前記流体流通通路が前記第2孔路と、第1孔路と、第1サブ通路と、連通孔と、第2サブ通路とを含み、前記弁体部材が、前記第1サブ通路、第2サブ通路の圧力差で作動するコアを含み、前記弁体部材が開弁という状態にある場合に、前記第1サブ通路が前記連通孔を介して前記第2サブ通路に連通し、前記弁体部材が閉弁という状態にある場合に、前記第1サブ通路が前記第2サブ通路に連通していない。
【0008】
前記技術案は熱交換コアと、装着ブロックと弁体部材とを含み、弁体部材の少なくとも一部が装着ブロックの第1装着孔路に位置し、弁体部材が装着ブロックの第1装着孔路の壁部と封止配置されることで流体制御ユニットが流体流通通路を含み、流体流通通路が第1接続口と、第2孔路と、第1孔路と、第1サブ通路と、連通孔と、第2サブ通路と、第2接続口とを含み、弁体部材のコアが第1サブ通路、第2サブ通路の圧力差で作動するから、前記第1サブ通路が前記第2サブ通路に連通し、または連通していないことで、流体制御ユニットの流体流通通路の流れ方向が一定になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図3】
図1に示される構成の部分分解模式図である。
【
図6】
図4に示される第1固定部材の構成模式図である。
【
図8】本発明の他の実施形態の、
図4に示されるA位置にある拡大模式図である。
【
図9】
図8に示される第1固定部材の構成模式図である。
【
図10】本発明のさらなる一つの実施形態の部分断面模式図である。
【
図11】本発明のさらなる一つの実施形態の部分断面模式図である。
【
図12】本発明のさらなる一つの実施形態の部分断面模式図である。
【
図13】本発明の他の実施形態の部分断面模式図である。
【
図14】
図4に示される弁体部材の構成模式図である。
【
図15】
図4に示されるコアの平面模式図であり、より明らかに流通孔の構成を突出するために、突起部の構成を省略する。
【
図16】本発明の他の実施形態の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1〜
図3を参照し、
図1は流体制御ユニットの構成図を示し、前記流体制御ユニットは車両用の空調システムまたは車両用の熱管理システムに適用され、流体制御ユニット10は熱交換コア1と、装着ブロック2と弁体部材3とを含み、熱交換コア1が装着ブロック2に溶接固定され、弁体部材3が装着ブロック2に位置制限されるように配置される。
【0011】
流体制御ユニット10は第1接続口101と第2接続口102とを含み、流体は第1接続口101から入って、流体制御ユニット10の内部で熱交換を行ってから、第2接続口102から離れて、流体制御ユニット10はシステムに適用される場合に、流体制御ユニット10の下流には圧縮機が配置され、圧縮機がオンオフする場合に還流が出現すると、流体制御ユニット10は第2接続口102から入った流体が流体制御ユニット10の内部に入ることを遮断し、このように、流体制御ユニット10の流体の流動方向が第1接続口101から第2接続口102へのものになる。
【0012】
熱交換コア1は第1プレートと第2プレートとが含まれる複数のプレートを有し、第1プレートと第2プレートとが順に交互に積層されてから、第1流通通路11と第2流通通路14を形成し、最も端に寄る2枚のプレート以外、ほとんどのプレートの一側が第1流通通路11の一部であり、他側が第2流通通路14の一部であり、例えば、1枚の第1プレート及び該プレートに隣接する2枚の第2プレートのうちの一つが第1流通通路11の一部を形成すると、他方の第2プレートとが、第2流通通路14の一部を形成し、第1流通通路11が第2流通通路14に連通していない。熱交換コア1は第1孔路12と第2孔路13を含み、第1孔路12、第2孔路13が第1流通通路11に連通する。
【0013】
第1流通通路11は流体流通通路とも呼ばれてもよく、第1流通通路11の内部流体が冷媒であってもよく、第2流通通路14の内部流体が冷却液であってもよい。無論、熱交換コア1は、例えば三つまたは四つまたは他の数の複数の流通通路を含んでもよい。
【0014】
流体制御ユニット10は、少なくとも一部が第1装着孔路21に位置する弁体部材3を含み、第1装着孔路21は相対的第1孔路12に近接し、前記第1孔路12に連通する第1サブ通路211と、相対的に第1孔路12から離れる第2サブ通路212を含み、前記弁体部材3は前記第1サブ通路211、第2サブ通路212の圧力差で作動するコアを含み、流体制御ユニット10は弁口を含み、前記弁体部材3が開弁という状態にある場合に、前記第1サブ通路211が前記弁口を介して前記第2サブ通路212に連通し、前記弁体部材3が閉弁という状態にある場合に、前記第1サブ通路211が前記第2サブ通路212に連通していない。
【0015】
装着ブロック2は、第1孔路12に連通する第1装着孔路21と、第2孔路13に連通する第2装着孔路21’とを含み、第1装着孔路21、第2装着孔路21’が装着ブロック2を貫通する。流体制御ユニット10は、少なくとも一部が第1装着孔路21に位置する弁体部材3を含み、第1装着孔路21は、相対的に第1孔路12に近接し、前記第1孔路12に連通する第1サブ通路211と、相対的に第1孔路12から離れる第2サブ通路212とを含み、弁体部材3は単方向で第1サブ通路211と第2サブ通路212を導通しまたは遮断する。用語である遮断は、流体流量がゼロである場合に限定されず、誤差範囲内にある流量がゼロと見なされる場合を含む。装着ブロック2は、第1装着孔路21壁部22に設けられる第1位置制限部222と、装着ブロック係合部223と第2位置制限部224とを含み、第1位置制限部222、装着ブロック係合部223と第2位置制限部224とが一体として配置され、第1位置制限部222と第2位置制限部224とが装着ブロック係合部223の両側に位置し、弁体部材3が第1端壁部315と、弁体係合部316とを含み、第1端壁部315が第1位置制限部222に隣接し、または接触するように配置され、弁体係合部316と装着ブロック係合部223とが互いに係合されるとともに、封止配置され、前記弁体部材3が前記第2位置制限部224に対して位置制限されるように配置され、または前記流体制御ユニット10は、前記第2位置制限部224に対して位置制限されるように配置される第1固定部材4を含み、前記弁体部材3が前記第1固定部材4に対して位置制限されるように配置される。他の実施形態として、前記流体制御ユニット10は少なくとも第1固定部材4と第2固定部材を含み、前記第1固定部材4が前記第2位置制限部224に対して位置制限されるように配置され、且つ前記弁体部材3が第1固定部材4に対して位置制限されるように配置されており、前記第2固定部材が前記第1位置制限部222に対して位置制限されるように配置され、且つ前記第1端壁部315が第2固定部材に対して位置制限されるように配置される。本明細書において、示される図示における第1位置制限部222と第2位置制限部224との構成が違っているが、理解すべきは、第1位置制限部222と第2位置制限部224とが、類似または同様な構成になるように配置されてもよい。図面は第1固定部材4と第2固定部材が配置される実施例を示していないが、理解すべきは、第1固定部材4の各々実施形態は同じように第2固定部材に適用される。
【0016】
第1位置制限部222は第1装着孔路21壁部22に対して、第1装着孔路21の中心に突出し、第1位置制限部222は階段状、または斜面壁部という態様であってもよい。
【0017】
前記装着ブロック係合部223は前記第1位置制限部222から前記第2位置制限部224までに延伸し、前記装着ブロック係合部223はストレート部位35と凹溝部位33を含み、ストレート部位35と弁体係合部316とが係合し、流体制御ユニット10は、前記凹溝部位33に設けられる封止リング34を含む。弁体係合部316と装着ブロック係合部223との封止配置は、弁体部材3に封止リングを置くための溝を開くことで実現されてもよく、第1装着孔路21壁部22に封止リングを置くための溝を開くことで実現されてもよい。より具体的には、前記装着ブロック2が一体成型の構成であり、本明細書に記載の一体成型の構成、一体配置は例えば、ダイカスト、射出成形または離型などの方式で形成される一体加工の構成である。
【0018】
他の実施形態として、装着ブロック係合部223は第1位置制限部222と第2位置制限部224との間のある1段の箇所に位置してもよい。
【0019】
本明細書において、位置決め部は位置決め面、位置決め線または位置決め点を含み、位置決めとは、第1端壁部/側壁部と係合する部材との間の位置決めを指す。第1位置制限部222、装着ブロック係合部223と第2位置制限部224とが一体として配置されることで、装着ブロック2とコア係合位置とが一体として配置され、組み立てる場合に必要な溶接による外漏というリスクを低減させ、ユニットの封止性を向上させる。
一つの実施形態として、
図4、
図5、
図6を参照し、流体制御ユニット10は第1固定部材4を含み、前記第2位置制限部224は溝または孔という態様を呈する構成を含み、第1固定部材4の少なくとも一部が第2位置制限部224に位置し、第1固定部材4が周側部41と側壁部42を含み、弁体部材3が、第1端壁部315より相対的に第1孔路12から離れる第2端壁部313を含み、第1固定部材4の周側部41が第2位置制限部224に対向するように配置され、且つ第2位置制限部224に当接される(周側部41と第2位置制限部224の構成を明らかに示すために、
図5において、周側部41と第2位置制限部224との間には隙間が設けられる)。第1固定部材4の側壁部42の少なくとも一部が相対的に弁体部材3の第2端壁部313に向いて、且つ第2端壁部313に当接されまたは隣接するように配置される。本明細書において隣接配置は二つの部材が互いに接触しまたは近接するように配置されること(即ち、二つの部材の間は互いに付勢していない)、または二つの部材の間には一定の距離があることを含む。
より明らかに、周側部41の少なくとも一部が溝または孔の底壁に当接される。側壁部42の少なくとも一部が溝または孔に位置する。
【0020】
図6、
図7に示すように、第1固定部材4は開口付きの環状リングという態様であり、即ち、第1固定部材4は一定の直径で一定の剛性を保持する。第1固定部材4の周側部41の少なくとも一部が位置決め溝2241の底壁部2240に対向するとともに当接されるように配置される。
【0021】
より具体的には、第1固定部材4は止め輪に類似する態様であり。第2位置制限部224は、内径が弁体部材3の外径より大きい位置決め溝2241を含み、第1固定部材4の周側部41の少なくとも一部が位置決め溝2241の底壁部2240に対向するとともに当接されるように配置される。組み立てる場合に、装着ブロック2とコアとがまず炉溶接などの方式で固定され、そして、弁体部材3が装着ブロックに設けられ、第1固定部材4によって位置制限され、このように、組立が便利になり、装着ブロック2とコアとが炉溶接などの方式で固定され、両者の構成が安定であり、流路の封止性が強くて、全体構成の安定性能の向上に寄与する。
【0022】
図7を参照し、装着ブロック2は第1装着孔路21壁部22に設けられる第1壁セグメント2211と第2壁セグメント2212を含み、第2壁セグメント2212が第1壁セグメント2211と位置決め溝2241を接続し、第1壁セグメント2211から位置決め溝2241までの第1装着孔路21の軸方向に沿って、第2壁セグメント2212が第1壁セグメント2211に対して縮径される。第2壁セグメント2212は、位置決め溝2241に接続される第1部2212aと、第1壁セグメント2211に接続される第2部2212bとを含み、第1部2212aと第1装着孔路21の軸線との間の距離が、位置決め溝2241の底壁部2240と第1装着孔路21の軸線との間の距離より小さい。このように、組み立てる場合に、装着工具が第1装着孔路21、且つ第2壁セグメント2212の位置に挿入され、第1固定部材4が装着工具に入れられてから、位置決め溝2241に追い込まれる。
【0023】
他の実施形態として、
図8と
図9を結合し参照し、第2位置制限部224は少なくとも二つの位置決め溝2241を含み、第1固定部材4’は本体部43と少なくとも二つの凸部44を含み、凸部44が放射状を呈して本体部43の外周に設けられ、各凸部44と位置決め溝2241とが互いに係合され、凸部44の少なくとも一部が位置決め溝2241に位置し、第1固定部材4’の周側部41が凸部44に位置し、周側部41の少なくとも一部が第2位置制限部224に対向するとともに当接されるように配置され、第1固定部材4’の側壁部42が凸部に位置する第1位置決めサブ部421と、本体部43に位置する第2位置決めサブ部422とを含み、第2位置決めサブ部422が第2端壁部313に対向するとともに当接されるように配置される。
【0024】
他の実施形態として、
図10、
図11を参照し、第1固定部材4a、4bはピンまたは押え板に類似する態様であり、第2位置制限部224は少なくとも二つの位置決め孔2242を含み、第1固定部材4a、4bは二つまたは二つ以上であり、各第1固定部材4a、4bの少なくとも一部が各位置決め孔2242に位置し、第1固定部材4a、4bが第1位置決めサブ部421と第2位置決めサブ部422が含まれる側壁部42を有し、第1位置決めサブ部421が位置決め孔2242に位置し、第2位置決めサブ部422が第2端壁部313に対向するとともに当接されるように配置される。理解すべきは、
図10と
図11に示すように、第1固定部材4a、4bにおける第2位置決めサブ部422が設けられる部位が、前記弁体部材3の外部、または前記弁体部材3の内部に位置してもよい。
【0025】
より具体的には、流体制御ユニット10はさらに、少なくとも一部が位置決め孔2242に位置する封止部材5を含み、位置決め孔2242が貫通孔であり、第1固定部材4a、4bの一部が第2端壁部313に対向し、第1固定部材4a、4bの他の一部が位置決め孔2242に入り込み、且つ第1固定部材4a、4bの少なくとも一部が封止部材5に当接され、封止部材5と、装着ブロック2における位置決め孔2242が形成された壁部とが封止配置され、例えば、封止部材の外周には封止リングが設けられる態様である。封止部材の配置は、位置決め孔の封止性を保証し、流体がここで漏れることを避ける。
【0026】
他の実施形態として、
図12を参照し、前記第2位置制限部224はネジセグメント2243を含み、前記弁体部材3は、前記第1端壁部315より相対的に前記第1孔路12から離れる第2端壁部313を含み、前記第1装着孔路21の軸方向に沿って、前記ネジセグメント2243の端部が、前記第2端壁部313と揃え位置から、相対的に前記第1孔路12から離反する方向に延伸し、前記流体制御ユニット10は第1固定部材4cを含み、前記第1固定部材4cが前記ネジセグメント2243と係合するネジ部位45と、前記第2端壁部313に当接される側壁部42とを含む。
【0027】
他の実施形態として、
図13を参照し、前記第1装着孔路21の軸方向に沿って、前記装着ブロック係合部223は少なくとも二つのサブ係合部位2230を含み、前記第2位置制限部224が前記サブ係合部位2230の間に位置し、前記第2位置制限部224は前記第1装着孔路21の中心線方向に突出する少なくとも一つの凸部2244を含み、前記凸部2244の底部2245と前記第1装着孔路21中心線との間の距離が、前記第2位置制限部224に隣接する前記サブ係合部位2230と前記第1装着孔路21中心線との間の距離より小さい。
【0028】
前記実施形態は一方向弁の弁体部材3を装着ブロック2に集積し、一方向弁と熱交換コア1を接続するための継手及び附属の部品を減少させ、製造コストと装着コストを低減させる。また、前記実施形態の装着がより簡単であり、時間を節約し、装着がより確実になり、管路接続の漏れリスクを低減させ、性能面で余分の封止接続箇所の圧力損失、及び流体による騒音の可能性を減少させる。また、弁体部材3が装着ブロック2に固定配置されてから、流体制御ユニット10の強度を向上させ、構成がよりコンパクトになる。
【0029】
装着ブロック2は、第1装着孔路21壁部22に設けられる第3壁セグメントを含み、第3壁セグメントが相対的に熱交換コア1に近接し、第1壁セグメント2211が相対的に第2接続口102に近接し、第3壁セグメントの内径が第1壁セグメント2211の内径より小さく、且つ弁体部材3の外径より大きく、装着ブロック2が熱交換コア1に溶接固定されるから、弁体部材3の構成を保証するために、弁体部材3の組立が溶接の後で行われて、このように、弁体部材3が第2接続口102から組み立てられ、構成のコンパクトに寄与し、及び組立を便利にする。
【0030】
図4、
図5、
図14、
図15を参照し、弁体部材3は、第1装着孔路21の内部に位置決められるように配置されるコア31と、コア31に対して軸方向で移動し得る可動ロッドユニット32とを含み、軸方向が、第1装着孔路21の延伸方向に沿うように定義される。前記コア31は、前記第1サブ通路211と第2サブ通路212との間に位置する連通孔314を含み、前記連通孔314と前記第2サブ通路212を遮断しまたは導通するように、前記可動ロッドユニット32と前記コア31とが協力する。具体的には、コア31には第1中部通孔312が設けられ、弁体部材3が第1サブ通路211と第2サブ通路212を導通しまたは遮断するように、可動ロッドユニット32が該第1中部通孔312に入り込むとともに、該コア31に対して軸方向で移動する。
【0031】
前記弁体部材3は、前記装着孔路の内部に位置決められるように配置されるコア31と、前記コア31に対して軸方向で移動し得る可動ロッドユニット32とを含み、前記コア31には前記第2端壁部313が設けられ、前記第1固定部材4が第2中部通孔を含み、前記第1固定部材が前記可動ロッドユニット32の外部に外挿され、前記側壁部42の少なくとも一部が前記第2端壁部313に当接されまたは隣接するように配置される。
【0032】
具体的な実施形態において、第1端壁部315、弁体係合部316がコア31に設けられ、コア31には少なくとも二つの連通孔314が設けられ、連通孔314が第1サブ通路211に連通し、可動ロッドユニット32が連通孔314と第2サブ通路212を導通しまたは遮断する。
【0033】
より具体的には、コア31は基体部311と突起部317とを含み、基体部311が、相対的に端口23に近接する第1側部3111と、相対的に端口23から離れる第2側部3112とを含み、突起部317が基体部311の第1側部3111から、端口23の方向に突出し、基体部311と第1装着孔路21の壁部22とが係合されるように配置される。
【0034】
端口23は装着ブロックに属するとともに、熱交換コア1と装着ブロック2との接続箇所に位置する。
【0035】
基体部311には前記連通孔314が設けられ、連通孔314が基体部311を貫通するとともに、第1サブ通路211に連通し、第1中部通孔312の周部に分布される。基体部311は基体部311の第2側部3112に位置する弁口3140を含み、弁口3140を連通孔314の端口として定義し、弁口3140の中心線と第1中部通孔312の中心線との間の距離をDとして定義する。
可動ロッドユニット32は可動ロッド321と、弾性部品322と突出部323とを含み、弾性部品322と突出部323とが相対的に可動ロッド321の両側、且つコア31の両側部に位置する。
【0036】
弾性部品322は可動ロッド321の外部の一部に外挿され、その一端が突起部317に係合接続され、他端が可動ロッド321の端部に位置制限される。弾性部品322は前記可動ロッド321の軸方向に沿って圧縮されまたは延び、可動ロッド321がコア31に対して移動可能である。本明細書において、可動ロッド321の端部は可動ロッド321の末端及び、末端から一定の距離を有する位置を含み、末端部に限定されていない。
【0037】
前記第1位置制限部222と前記弾性部品322とが前記弁体部材3の同一側位置にあり、このように、熱交換コア1を介して流出した流体が弾性部品322に付勢することで、第1サブ通路211が第2サブ通路212に連通し、ここで、同一側位置は弁体部材3の中心線に対して、両者が弁体部材3の中心線の同一側に位置し、弁体部材3の中心線が、第1装着孔路21の方向に沿った中心線及び、第1装着孔路21の方向に略垂直する中心線を含み、ここで、第1装着孔路21に略垂直する中心線を指す。
【0038】
他の実施形態として、可動ロッドユニット32は係止バネ324を含み、可動ロッド321の端部位置には凹溝3211が設けられ、係止バネ324が該凹溝3211に位置制限され、弾性部品322の端部が係止バネ324に当接される。
【0039】
突出部323のサイズが第1中部通孔312より大きく、突出部323が、基体部311の第2側部3112に向く第1封止部位3231を有し、基体部311の第2側部3112には第2封止部位3113が設けられ、第1封止部位3231が第2封止部位3113に接触するように配置され、第1封止部位3231の少なくとも一部と第1中部通孔312の中心線との間の距離が、弁口3140の中心線と第1中部通孔312の中心線との間の距離Dより大きく、このように、第1封止部位3231が弁口3140と第2サブ通路212との導通を遮断し得る。ここで、第1封止部位3231と第2封止部位3113との間の封止は、線封止または面封止を介して実現される。
【0040】
理解すべきは、第1封止部位3231の少なくとも一部と第1中部通孔312の中心線との間の距離が弁口3140と第1中部通孔312の中心線との間の距離Dより大きく、弁体部材3の周方向で、第1封止部位3231は、弁口3140より第1中部通孔312の中心線から遠い部分、及び近いまたは同様な部分を有する。
【0041】
より具体的には、基体部311の第2側部3112には突出部3114が設けられ、突出部3114が弁口3140の外周領域に位置し、突出部3114と第1封止部位3231とが係合するように配置され、力を受けていない場合に、突出部3114が第1封止部位3231に当接される。
【0042】
コア31に対して、可動ロッド321は第1位置と第2位置を有し、可動ロッド321は第1位置にある場合に、第1封止部位3231が第2封止部位3113に接触し、且つ封止配置され、連通孔314が第2サブ通路212に連通していない。可動ロッド321は第2位置にある場合に、第1封止部位3231と第2封止部位3113との間には空隙を残し、連通孔314が第2サブ通路212に連通する。
【0043】
突出部323は閉鎖部3232と支持部3233を含み、閉鎖部3232が支持部3233から周方向で延伸するように突出し、閉鎖部3232には第1封止部位3231が設けられる。一つの実施形態として、閉鎖部3232と支持部3233とが一体として配置され、閉鎖部3232が支持部3233に突出するように配置される。本明細書において、閉鎖部3232が、該部と他の部品と係合してから、閉鎖機能を実現することを指し、その閉鎖構成態様が面閉鎖態様、または線閉鎖態様、または凹凸構成などの係合態様、あるいは閉鎖機能を実現する他のいろんな構成であってもよい。他の実施形態として、閉鎖部3232と支持部3233とが別体として配置され、閉鎖部3232が閉鎖部材3234と押さえ部材3235とを含み、閉鎖部材3234には第1封止部位3231が設けられ、閉鎖部材3234が支持部3233の端部の外に配され、押さえ部材3235が、例えばかしめ圧着などの方式で、閉鎖部材3234に組立固定される。本明細書において、特に指定がない限り、一体配置は、表示部材が一体成型を介して形成され、別体配置は、部材が別体成型を介して形成されることを示し、別体配置は部材の単独の形態に対して言うものであり、部材が一体構成になるように組み立てられることを除外していない。
【0044】
図4を参照し、端口23が第1孔路12に連通し、第1位置制限部222が内側2221と外側2222を有し、内側と外側が第1装着孔路21の中心線に対して言うものであり、ここで、第1位置制限部222の内側が相対的に第1装着孔路21の中心線に近接し、第1位置制限部222の外側が相対的に第1装着孔路21の中心線から離れるように定義し、具体的な実施形態として、装着ブロック2の端口23が形成された壁部と第1装着孔路21の中心線との間の距離L1が、第1位置制限部222の内側2221と第1装着孔路21の中心線との間の距離L2より大きく、装着ブロック2が第1装着孔路21の壁部22に設けられる案内部221を含み、案内部221が第1位置制限部222から端口23に延伸するように配置され、第1位置制限部222に接続される点以外、案内部221の各箇所と第1装着孔路21の中心線との間の距離が、第1位置制限部222の内側と第1装着孔路21の中心線との間の距離L2より大きい。本明細書において、第1装着孔路21は、装着ブロック2の内部には弁体部材3が組み立てられていない場合に体現されるものであると定義され、弁体部材3が第1装着孔路21に装着された後、第1位置制限部222の内側が相対的に第1装着孔路21の中心線に近接し、ここで、第1装着孔路21の中心線は、弁体部材3が組み立てられていない状態の、第1装着孔路21の中心線であり、本明細書に言及された第1装着孔路21の中心線について、いずれも前記のように理解すればよい。
【0045】
案内部221は端口23に延伸するように配置されることは、案内部221が端口23までに延伸することと、案内部221が第1装着孔路21の壁部が端口23の内部に位置するまでに延伸することを含む。
【0046】
他の具体的実施形態として、装着ブロック2の端口23が形成された壁部と第1装着孔路21の中心線との間の距離L1が、第1位置制限部222の内側と第1装着孔路21の中心線との間の距離L2にほぼ等しく、ここで、「ほぼ」を±5%の数値範囲として定義する。
【0047】
図2を参照し、流体制御ユニット10には流体が充填される場合に、流体が第2装着孔路21’から流入し、第2孔路13、第1流体通路11、第1孔路12を介して、可動ロッドユニット32に付勢することで、可動ロッドユニット32がコア31に対して、第1装着孔路21の軸線方向に沿って運動し、流体が弁体部材3の連通孔314を介して第2サブ通路212に入って、第2接続口102から流出する。
【0048】
具体的な実施形態として、弁体部材3の少なくとも一部が第1孔路12に位置し、このように、装着ブロック2の高さを低減させ、流体制御ユニット10の全体構成がより小さくて、コンパクトになる。
【0049】
他の具体的実施形態として、弁体部材3が第1装着孔路21に位置し、第1孔路12に入り込まなくて、熱交換コア1の内部流体の流動方向に影響していない。
【0050】
第1孔路12と第2孔路13とが熱交換コア1の同一側位置にあり、無論、第1孔路12と第2孔路13とが、熱交換コア1の対角位置にあってもい。
【0052】
前記流体制御ユニット10’は熱交換コア1と、装着ブロック2と、弁体部材3と、調整弁部材4と、センサー部材5とを含み、熱交換コア1が装着ブロック2に溶接固定され、弁体部材3が装着ブロック2に位置制限されるように配置され、センサー部材5が装着ブロック2にネジ接続される。センサーは前記流体制御ユニット10’における温度または/及び圧力を測定し、測定データを空調コントローラまたは自動車コントローラに転送することで、コントローラが調整弁部材4の絞り孔の開度及び他の流体制御ユニットを正確且つ迅速に制御し、冷凍システムまたは電池冷却システムの運転安定性及び調節の柔軟性を向上させる。
【0053】
前記センサー部材5は、圧力のみまたは温度のみを感知するセンサー部材であってもよく、前記センサーの孔路内部に位置する圧力感知部または温度感知部を有し、その場合、圧縮機の回転速度または他のパラメータに応じて他の状態量の値を推定し、このようなセンサーによって、自動車企業の要求を満足する場合に、コストを低減させ、センサーの構成を簡単化する。
【0054】
前記センサー部材5は圧力と温度を同時に感知するセンサー部材であってもよい。即ち、前記センサー部材は前記センサー孔路内部に位置する温度圧力感知部を有する。測定精度を向上させ、前記センサー部材の制御効果が温度または圧力を単一に測定するセンサー部材より優れる。
【0055】
装着ブロック2は、第1装着孔路21に連通するセンサー孔路27を含む。第1装着孔路21の軸線方向で、センサー孔路27が第1位置制限部222より、端口23に近接し、即ち、センサー通路27と第1装着孔路21との連通口が端口23と第1位置制限部222との間に位置する。
【0056】
弁体部材3と、装着ブロック2の第1装着孔路21が形成された壁部22と封止配置されるから、弁体部材3と装着ブロック2との間の封止効果を保証するために、弁体部材3が第1装着孔路21の軸方向で、センサー孔路27の上方に位置することで、弁体部材3と装着ブロック2との間の封止が、センサー孔路27によって影響されていない。ここで、装着ブロック2の熱交換コア1が設けられる箇所を下として、下に対向する方向を上とする。
【0057】
第1装着孔路21がセンサー孔路27の一端に連通し、センサー孔路27の一端と第1装着孔路21との連通部が第1サブ通路211に位置する。装着ブロック2のセンサー孔路27が設けられた壁部には雌ねじが配置され、前記センサー部材5がネジを介して前記センサー孔路27の壁部に固定される。前記センサー部材5と前記センサー部材5の少なくとも一部が前記センサー孔路27内部に位置し、
前記センサー部材5と前記装着ブロック2との接続方式がネジ接続に限定されず、他の接続方式であってもよい。
【0058】
説明を必要とするのは、以上の実施例は本発明に記載の技術案を限定していなく、ただ本発明を説明するために用いられ、例えば、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」などの方向性に対する定義であり、本説明書は前記実施例を参照して本発明を詳しく説明したが、当業者が理解すべきことは、当業者が相変わらず本発明に対して互いの組み合わせ、補正または等価差し替えを行ってもよく、本発明の精神及び範囲から逸脱しない技術案及びその改良は、いずれも本発明の請求項の範囲に該当していることである。