(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
縦持ち構成および横持ち構成からなる2つの可能な構成のうちの1つで、前記手荷物システムを持ち運ぶための1組の上部および側部ハンドルをさらに備える、請求項1に記載の手荷物システム。
一緒に蝶着されて互いに密閉可能な前側ハウジング部および後側ハウジング部を有するハウジングアッセンブリであって、前記前側及び後側ハウジング部が窪んだ車輪格納部を有する、ハウジングアッセンブリと、
前記窪んだ車輪格納部に取り付けられている1組の車輪と、
前記後側ハウジング部に沿って配設されたハウジングコンポーネントであって、該ハウジングコンポーネントが、前記後側ハウジング部内に配設された1対のハンドルガイド管と同じ平面に沿って実質的に配設された充電式バッテリ蓄電モジュールに作動可能に接続される1つまたは複数の電源ポートおよび充電ポートを支持し、前記ハウジングコンポーネントが、前記1つまたは複数の電源ポートおよび充電ポートを露出する上面に沿って凹部を有し、該凹部が第1の高さを有する、ハウジングコンポーネントと、
前記1対のハンドルガイド管の間に設けられたバッテリモジュールケーシングであって、該バッテリモジュールケーシングは前記ハウジングコンポーネントに取り付けられるか一体的に形成され、前記バッテリモジュールケーシングは実質的に中空であり内部容積を有し、かつi)前記充電式バッテリ蓄電モジュールを受容し、ii)前記バッテリモジュールケーシングは前記凹部に向かって開放しかつ開口を有し、該開口を通じて前記充電式バッテリ蓄電モジュールが取り付け及び取り外される、バッテリモジュールケーシングと、
閉鎖構成と開放構成との間で移動するように前記ハウジングコンポーネントにヒンジによって回動可能に接続されたカバーパネルとを備え、
前記閉鎖構成では、前記1つまたは複数の電源ポートおよび充電ポートを覆い、前記カバーパネルが、前記ハウジングコンポーネントに形成された前記凹部内に設けられ、前記カバーパネルは、前記カバーパネルの上面が前記ハウジングコンポーネントの上面と実質的に面一となるように、前記第1の高さと同じ厚みを有し、
前記開放構成では、前記電源ポートおよび充電ポートがアクセス可能である、手荷物システム。
前記後側ハウジング部内に取り付けられた伸縮式ハンドルアセンブリをさらに備え、前記伸縮式ハンドルアセンブリは、前記一対のハンドルガイド管内に設けられた1対の離間した伸縮式に延長可能なロッドを備えるハンドル構造を有する、請求項6に記載の手荷物システム。
前記充電式バッテリ蓄電モジュールは、USBまたは同様な電源コードによって、AD/DCに作動可能に接続されるバッテリ充電回路を備える、請求項6に記載の手荷物システム。
縦持ち構成および横持ち構成からなる2つの可能な構成のうちの1つで、前記手荷物システムを持ち運ぶための1組の上部および側部ハンドルをさらに備える、請求項6に記載の手荷物システム。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明の主な目的は、多く人が当然歓迎するような今までにないレベルの利便性をもち、先行技術の手荷物システム、方法および技術の欠点および弱点を克服すると同時に、多くの人が非常に快適だと感じる形で旅行をしたいと思う方法によりよく対処する改良型手荷物システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この主な目的を推進するために、ハードシェルハウジングアセンブリの4隅に取り付けられる4個1組のスピナー車輪を備えており、伸縮式ハンドルアセンブリが充電式バッテリパワーモジュール、1組のUSB型DC電源ポート、および充電式バッテリモジュールとともに構成されているUSB型DC充電ポートを支持する、新規および改良型のハードシェル手荷物システムを提供する。
【0007】
本発明の別の目的は、その伸縮式ハンドルアセンブリが格納構成に配置されているときは、そのUSB型DC電源ポートおよびUSB型DC充電ポートにアクセスできず、伸縮式ハンドルアセンブリが伸長構成に配置されているときは、電力消費機器に電力を供給するため、および手荷物システムに搭載される充電式バッテリモジュールを充電するため、またはそのいずれかためにUSB型DC電源ポート、およびUSB型DC充電ポートにアクセスできる、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0008】
本発明の別の目的は、伸縮式に延長可能なハンドルおよび充電式電源アセンブリが、前記充電式バッテリ蓄電モジュールから電力を充電されるGPSベースの手荷物位置追跡機器を含むとともに、GSM(登録商標)トランシーバを含む、該新規および改良型手荷物システムを提供することである。
【0009】
本発明の別の目的は、手荷物システムの4隅に埋込式に取り付けられている4個1組のスピナー車輪を備えており、その第1および第2のハードシェルハウジング部は、前側ハードシェルハウジング部に形成されて後側ハードシェルハウジング部内の内部収納容積とは分離した前側アクセス可能な内部収納容積へのアクセスを提供する前側アクセス開口を覆うために延びている同じ柔軟な前側パネル構造を使用して一緒に蝶着されており、旅行中にラップトップまたは他の電子機器を前側開口カバー構造の背面に形成されているポーチに収納することができると同時に、第1および第2のハードシェルハウジング部は従来のTSA承認ダイヤル錠アセンブリを使用してしっかりとロックしたままにすることができる該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0010】
本発明の別の目的は、前側カバーフラップ構造が、前側アクセス開口が形成されている前側ハードシェルハウジングの前面と完全に面一であり(つまり、実質的に同じ平面に配設されている)、それにより、他のバッグのように不格好にかさばることなく、ユーザが旅行中に旅行中の必需品(例、ラップトップ、タブレット、パスポート、ヘッドホン等)により容易にアクセスすることができる該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0011】
本発明の別の目的は、圧縮パッドと後側ハードシェルハウジング部の底面との間に圧縮力を生じさせるためにストラップを留めて締め付けたときに、手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部の底面に対してシャツ、パンツおよび他の衣類を圧縮するように、圧縮パッド構造が後側ハードシェルハウジング部の内部容積に留められてストラップで固定される、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0012】
本発明の別の目的は、圧縮パッド構造を後側ハードシェルハウジング構造の底から素早く外して遠くに折り返すと、後側ハードシェルハウジング部の内部容積を表出させることができるので、ユーザが手荷物システムの内部収納容積にアクセスして、圧縮パッド構造を使用してストラップで固定されたときに圧縮されるシャツ、パンツおよび他の衣類を積み重ねることを可能にする該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0013】
本発明の別の目的は、前側および後側のハードシェルハウジング部はジッパー閉構成に配置される一体型ジッパー機構を使用して密閉可能であると同時に、その前側カバーフラップは、前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されている前側アクセスポート開口を表出させるために手動で開くことができる、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0014】
本発明の別の目的は、1つの多層材料を使用して手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部のヒンジ構造を形成するとともに、前側ハードシェルハウジング部に形成されている前側アクセス開口を覆うために使用される柔軟な前側カバーフラップ構造を形成する、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0015】
本発明の別の目的は、1つの多層材料を使用して、システムの前側および後側のハードシェルハウジング部のヒンジ構造を形成し、柔軟な前側カバーフラップ構造は1層の外装布地に接合される高密度フレキシブル発泡体のシートと、ラップトップ用スリーブおよびベルクロ(登録商標)ストラップを支持するためにラップトップの外縁の形状の剛直なプラスチックパネルと、前側および後側のハードシェルハウジング部のヒンジ軸および前側カバーフラップパネルのヒンジ軸を形成する1対の剛直なプラスチックパネルとを備える、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0016】
本発明の別の目的は、一体型ジッパー機構を使用して一緒に蝶着されて密閉される前側第1ハウジング部および後側ハードシェルハウジング部(つまり、シェル)と、前側ハードシェルハウジング部に形成されて、内張り構造によって仕切られる前側ハードシェルハウジング部の内部容積へのアクセスを提供する前側アクセス開口と、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪と、USB充電式バッテリ電源を支持する伸縮式ハンドルアセンブリと、(i)前側および後側のハードシェルハウジング部にヒンジ構造を提供し、(ii)前側アクセス開口に前側カバーフラップパネルを提供し、(iii)その閉鎖構造に配置されているときに、前側カバーフラップパネルを前側アクセス開口上の適所にしっかりと保持するために、磁気ストリップベースの前側カバーパネル保持機構を採用し、(iv)前側カバーフラップ構造の内側にベルクロロック付きラップトップコンピュータ(またはiPad(登録商標))用ポーチを支持し、および(v)手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部内の内部収納容積へのアクセスを可能にする前側カバーフラップ構造とを備えており、前側ハードシェルハウジング部の内部容積内に取り付けられている内張り構造は、電源アダプタ、メモリスティックおよび他のアイテムを収納するための浅いジッパー付きポーチと、携帯電話、ボトル水、お菓子等のような旅行中にすぐに取り出す必要のあるアイテムを入れておくためのジッパーなし分割メッシュとを支持する、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0017】
本発明の別の目的は、2部構成のジッパー機構を使用して一緒に蝶着されて密閉される前側および後側のハードシェルハウジング部を備えており、前側カバーフラップ部は前側ハードシェルハウジング部に形成されている前側アクセス開口上に配設され、伸縮式ハンドルアセンブリは後側ハードシェルハウジング部に取り付けられて、充電式バッテリパワーモジュール、1組のUSB型DC電源ポートおよび充電式バッテリモジュールとともに構成されているUSB型DC充電ポートを支持する基部ハウジングアセンブリを有し、USB型DCパワーポートカバーパネルが基部ハウジングのコンポーネントに蝶着されて、基部ハウジングのコンポーネント内に形成されているUSB型DC電源ポートおよびUSB型DC充電ポートを覆う、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0018】
本発明の別の目的は、ジッパーシステムを使用して一緒に蝶着される前側および後側のハードシェルハウジング部と、後側ハードシェルハウジング部内に取り付けられている伸縮式ハンドルアセンブリと、床面で移動しやすくするための4個1組のスピナー車輪とを有しており、前側ハードシェル部は実質的に矩形の幾何学形状の成形凹部領域を有し、前側アクセス可能なポーチサブシステムは成形凹部領域内に取り付けられて、(i)実質的に平坦な前側アクセスパネル、(ii)成形凹部の外縁境界の周りに、前側ハードシェルハウジング部の凹部矩形成形部に縫い付けられているベース部、(iii)前側アクセスパネル間に接続されている第1および第2のジッパー部を有する2部構成のジッパーシステム、(iv)旅行中にすぐにアクセスできる第1組の物品を収納するために前側パネルに取り付けられている弾性ナイロン材料製の第1メッシュ型ポーチ、(v)旅行中にすぐにアクセスできる第2組の物品を収納するために、ベース部に取り付けられている弾性ナイロン材料製の第2メッシュ型ポーチ、および(iv)第1メッシュ型ポーチと第2メッシュ型ポーチとの間に支持されて、小型のモバイルコンピュータまたはiPad(登録商標)機器を収納するようになされたオープン型ポーチ構造を備える、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0019】
本発明の別の目的は、(i)第1TSA承認ダイヤル錠アセンブリおよび第2TSA承認ダイヤル錠アセンブリを取り付けるために成形ポートが設けられた前側ハードシェルハウジング部、(ii)上部ハンドル構造および側部ハンドル構造を取り付けるための1組の成形ポートと、伸縮式ハンドルおよびDC電源アセンブリの基部ハウジングコンポーネントを取り付けるための成形ポートとが設けられた後側ハードシェルハウジング部、(iii)前側ハードシェルハウジング部の周囲の開口のリップ部に縫い付けられている第1ジッパー構造、および後側ハードシェルハウジング部の周囲の開口のリップ部に縫い付けられている第2ジッパー部とを有する2部構成のジッパーサブシステム、(iv)前側および後側のハードシェルハウジング部の第1ヒンジ構造として、および前側ハードシェルハウジング部の前面に形成される前側アクセス開口を覆い、その内側に、前側および後側のハードシェルハウジング部を開かずに、ラップトップコンピュータおよび/または他の品物の収納用ポーチを支持するための前側カバーフラップパネルの第2ヒンジ構造として機能する柔軟なカバーフラップ構造、ならびに(v)4個1組のスピナー車輪を取り付けるために、前側および後側のハードシェルハウジング部の底部の隅それぞれに形成されている1組の窪んだ車輪格納部、を備える該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0020】
本発明の目的は、(i)前側ハードシェルハウジング部、(ii)前側ハードシェルハウジング部に蝶着されている後側ハードシェルハウジング部、(iii)前側および後側のハードシェルハウジング部に取り付けられている4個1組のスピナー車輪、(iv)その1組のスピナー車輪でシステムを引き動かすためのハンドルアセンブリ、および(v)後側ハードシェルハウジング部の内部容積領域に設置されている圧縮パッドサブシステムを備えており、前記圧縮パッドサブシステムは、圧縮パッド構造を貫通するとともに、当業界で公知のネジまたは他の留め具を使用して後側ハードシェルハウジング部に留められている1組のバックルストラップを使って張力をかけて固定するときに、後側ハードシェルハウジング部の底面に支持されているランドリーバッグサブシステムも圧縮パッドサブシステムの圧縮パッド構造を使用して容積が圧縮されながら、パッド構造の下の内部容積領域にシャツ、パンツおよび他の衣類の束を保持するための圧縮パッド状の構造を備える、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0021】
本発明の別の目的は、(i)前側ハードシェルハウジング、(ii)前側ハードシェルハウジング部に蝶着されている後側ハードシェルハウジング部、(iii)前側および後側のハードシェルハウジング部に取り付けられている4個1組のスピナー車輪、(iv)その1組のスピナー車輪でシステムを引き動かすためのハンドルアセンブリ、(v)後側ハードシェルハウジング部の内部容積領域に設置されている圧縮パッドサブシステム、および(vi)後側ハードシェルハウジング部の内部容積領域に設置されているランドリーバッグサブシステムを備えており、ランドリーサブバッグシステムは、さらに、(i)膨張可能なポーチ状の幾何学形状で、汚れた服を収納する収納力を有するランドリーバッグコンポーネント、および(ii)汚れた服がないときにランドリーバッグ収納ポーチに収納するためにコンパクトに折りたたまれたランドリーバッグコンポーネントを入れるために、ハードシェル手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部に成形されている1組の車輪格納部の間に形成されるランドリーバッグ収納ポーチ(つまり、コンパートメント)を備える該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0022】
本発明の別の目的は、(i)前側ハードシェルハウジング、(ii)前側ハードシェルハウジング部に蝶着されている後側ハードシェルハウジング部、(iii)前側および後側のハードシェルハウジング部に取り付けられている4個1組のスピナー車輪、(iv)その1組のスピナー車輪でシステムを引き動かすためのハンドルアセンブリ、(v)後側ハードシェルハウジング部の内部容積領域に設置されている圧縮パッドサブシステム、および(vi)前側ハードシェルハウジング部の内部容積領域に設置され、ジッパー付きアクセス開口が設けられた上側メッシュポケット構造と、ジッパー付きアクセス開口が設けられた下側メッシュポケット構造とを支持する内張りサブシステム、を備える該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0023】
本発明の別の目的は、(i)前側ハードシェルハウジング部、(ii)前側ハードシェルハウジング部に蝶着されている後側ハードシェルハウジング部、(iii)前側および後側のハードシェルハウジング部に取り付けられている4個1組のスピナー車輪、(iv)その1組のスピナー車輪でシステムを引き動かすためのハンドルアセンブリ、および(v)後側ハードシェルハウジング部内部で、後側ハードシェルハウジング部に成形されている1対の車輪格納部の間に取り付けられているランドリーバッグサブシステムとを備えており、ランドリーバッグサブシステムは、車輪格納部の間に取り付けられて、旅行中に汚れた洗濯物を入れ、洗濯作業中にボタンまたは同様な留め具によってそのランドリーバッグ収納ポーチから取り外し可能に取り出される引き出し式の取り外し可能なランドリーバッグを表出させるためにいつでもジッパーを開けることのできるランドリーバッグ収納ポーチを含む、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0024】
本発明の別の目的は、ランドリーバッグサブシステムが、(i)後側ハウジング部の底面に広げられて、それに収納される汚れた服を(分けて)入れるランドリーバッグ、ならびに(ii)広げられたランドリーバッグ上に積み重ねられ、または置かれたシャツ、パンツおよび他の衣類を、手元で加える所望の圧縮度を生じさせるために引き締められるバックルおよびプルストラップ付きの1組の圧縮ベルトを使用して圧縮することにより、後側ハードシェルハウジング部に設置されている圧縮パッドサブシステムと協働もする、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0025】
本発明の別の目的は、ハードシェル手荷物システムが手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪で支持され、その前側および後側のハードシェルハウジング部が、その一体型ジッパー機構を使用して一緒に蝶着されて密閉され、その伸縮式ハンドルアセンブリがその格納構成に配置されているとき、ハンドル構造は、1組のUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠して、雨、こぼれた液体および埃から保護するヒンジ式パワーポートカバーパネル上に配設されている、該新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0026】
本発明の別の目的は、(i)その一体型ジッパー機構を使用して一緒に蝶着されて密閉される前側および後側のハードシェルハウジング部、(ii)手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪、(iii)そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠すためにパワーポートカバーパネルが閉じている格納構成に配置することができるとともに、ユーザが旅行中に手荷物システムを引き動かす(つまり、手押しする)ときに、USB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも表出させるためにパワーポートカバーパネルを開くことができる伸長構成にも配置することのできる伸縮式ハンドルアセンブリ、および(iv)耐久性のあるプラスチック材料から成形される前側および後側のハードシェルハウジング部の周囲に、手荷物システムの長手軸に沿って上下に形成されて、ハウジング部に追加強度を与えるとともに、そのユーザにとって魅力的なビジネスに相応しい外観にする、水平方向に形成されて等間隔に離れた一連の突条(つまり、波形部)を備える、新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0027】
本発明の別の目的は、USB充電式DCバッテリ電源サブシステムが手荷物システム内に一体化されて、(i)従来の電源コードによって100〜120ボルト(60Hz)または同様のAC電源コンセントに接続されるAC/DC電源アダプタ、(ii)USBまたは同様な電源コードによってAC/DC電源アダプタに作動可能に接続されるバッテリ充電回路、(iii)電気導体によってバッテリ充電回路に作動可能に接続されるバッテリ蓄電モジュール、(iv)バッテリ蓄電モジュール、バッテリ充電回路およびAC/DC電源アダプタに作動可能に接続される電力スイッチング制御回路、ならびに、電気機器(例、スマートフォン、ラップトップ、iPad(登録商標)等)のUSBプラグを受け入れて、これらの機器にDC電力を調節的に供給するための1組のUSB電力出力ポートを備える、新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0028】
本発明の別の目的は、(i)その一体型ジッパー機構を使用して一緒に蝶着されて密閉される前側および後側のハードシェルハウジング部、(ii)手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪、(iii)そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠すためにUSBパワーポートカバーパネルが閉じられる格納構成に配置することができ、さらに、ユーザが旅行中に手荷物システムを引き動かす(つまり手押しする)ときに、USB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも表出させるためにパワーポートカバーパネルを開くことができる伸長構成にも配置することのできる伸縮式ハンドルアセンブリを備えており、ユーザが、伸縮式ハンドルアセンブリを伸長し、USB電源プラグケーブルを携帯電話と手荷物システムのUSB電源ポートとの間に接続して充電中の携帯電話で話しながら、雨の降る地面に手荷物システムを引っ張っているとき、手荷物システムのUSB電源ポートに降りかかる雨が最小限になるように、USBパワーポートカバーパネルがUSB電源プラグおよび未使用のUSB電源ポート上に自動的に下りて閉まる、新規および改良型ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0029】
本発明の別の目的は、一緒に蝶着されて手荷物ハウジングアセンブリを提供する、ジッパーシステムを使用して密閉される前側ハウジング部および後側ハウジング部と、手荷物ハウジングアセンブリに取り付けられている1組のスピナー車輪と、後側ハウジング部に取り付けられ、実質的に共通の平面に配設されて、1対の伸縮式に延長するロッドに接続され、格納構成および伸長構成のいずれかに配置可能なハンドル構造を有する伸縮式に延長可能なハンドルおよび充電式電源アセンブリとを備えており、伸縮式に延長可能なハンドルおよび充電式電源アセンブリは、1対の伸縮式に延長するロッドと実質的に同じ平面に配設されている充電式バッテリ蓄電モジュールに作動可能に接続される1つまたは複数のUSB型DC電源ポートおよびUSB型DC充電ポートを支持する基部ハウジングコンポーネントを含み、ハンドル構造が格納構成に構成されているときは、1つまたは複数のUSB型DC電源ポートおよびUSB型DC充電ポートはハンドル構造の下に配設されて、それによって実質的に覆われており、ハンドル構造が伸長構成に構成されているときは、4個のスピナー車輪で手荷物システムを引き動かすためにハンドル構造を使用することができ、1つまたは複数の電力消費機器にDC電力を供給するため、および充電式バッテリ蓄電モジュールを充電するためにも、1つまたは複数のUSB型DC電源ポートおよびUSB型DC充電ポートにアクセス可能である、手荷物システムを提供することである。
【0030】
本発明の別の目的は、その一体型ジッパー機構を使用して一緒に蝶着されて密閉されて、窪んだ車輪格納部が設けられたハウジングアセンブリを提供する前側および後側のハウジング部と、4つの窪んだ車輪格納部に取り付けられている4個1組のスピナー車輪と、その4個のスピナー車輪で手荷物システムを引き動かすために、後側ハウジング部内に取り付けられて、1対の離間した伸縮式に延長可能なロッド付きのハンドル構造を有する伸縮式ハンドルアセンブリとを備えており、伸縮式ハンドルアセンブリは1対の離間した伸縮式に延長可能なロッドと実質的に同じ平面に配設されている充電式バッテリ蓄電モジュールと、スマートフォンまたはモバイルコンピューティングシステムなどの1つまたは複数の電力消費機器に電力を供給するためにハンドル構造の下に配設されている1つまたは複数のUSB電源ポートと、外部電源を使用して充電式バッテリパワーモジュールを充電するためのUSB充電ポートとを含み、伸縮式ハンドルアセンブリは格納構成および伸長構成を有し、格納構成中に、ハンドル構造は電力供給操作中にUSBパワーポートのすぐ上に配設されて、これを覆い、伸長構成中に、ハンドル構造はUSB電源ポート上に離れて配設されて、電力供給操作が可能になると同時に、ハンドル構造を使用して4個のスピナー車輪で手荷物システムを引き動かすことができる、手荷物システムを提供することである。
【0031】
本発明の別の目的は、一体型ジッパー機構を使用して一緒に蝶着されて密閉されて、窪んだ車輪格納部が設けられた隅を有するハウジングアセンブリを提供する前側および後側のハウジング部と、窪んだ車輪格納部に取り付けられている1組のスピナー車輪と、そのスピナー車輪で手荷物システムを引き動かすために、後側ハウジング部内に取り付けられて、1対の離間した伸縮式に延長可能なロッド付きのハンドル構造を有する伸縮式ハンドルアセンブリとを備えており、伸縮式ハンドルアセンブリは1対の離間した伸縮式に延長可能なロッドと実質的に同じ平面に配設されている平面幾何学形状の充電式バッテリ蓄電モジュールと、モバイルコンピューティングシステムなどの1つまたは複数の電力消費機器に電力を供給するためにハンドル構造の下に配設されている1つまたは複数のUSB電源ポートと、外部電力源を使用して充電式バッテリパワーモジュールを充電するためのUSB充電ポートとを含む、手荷物システムを提供することである。
【0032】
本発明の別の目的は、前側ハードシェルハウジング部、および少なくとも4隅を有するハードシェルハウジングアセンブリを形成するように前側ハードシェルハウジング部と一緒に蝶着される後側ハードシェルハウジング部と、ハードシェルハウジングアセンブリの少なくとも4隅に取り付けられている1組のスピナー車輪と、後側ハードシェルハウジング部に設置されて、1組の圧縮ストラップを使用して後側ハードシェルハウジング部の内部容積に留められてストラップで固定される圧縮パッド構造を含む圧縮パッドサブシステムであって、1組の圧縮ストラップは、圧縮ストラップが圧縮パッド構造と後側ハードシェルハウジング部の底面との間に圧縮力を生じさせるように構成されて、そのように締め付けられるとき、後側ハードシェルハウジング部の底面に対してシャツ、パンツおよび他の衣類を圧縮する、圧縮パッドサブシステムと、後側ハードシェルハウジング部の底面上に支持されて、(i)膨張可能なポーチ状の幾何学形状で、汚れた服を収納するための収納力を有するランドリーバッグコンポーネント、および(ii)汚れた服がないときに、折りたたまれてランドリーバッグ収納ポーチに収納されるランドリーバッグコンポーネントを入れるためのランドリーバッグ収納ポーチを含むランドリーバッグサブシステムとを備えており、ランドリーバッグサブシステムは、圧縮パッド構造が、(i)後側ハードシェルハウジング部の底面上に広げられて、それに収納される汚れた服を入れたランドリーバッグコンポーネント、および(ii)広げられたランドリーバッグコンポーネント上に積み重ねられ、または置かれたシャツ、パンツおよび/または他の衣類も圧縮するように、所望の圧縮度を生じさせるために引き締められる1組の圧縮ストラップを使用して圧縮パッドサブシステムと協働する、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0033】
本発明の別の目的は、前側ハードシェルハウジング部と、前側ハードシェルハウジング部と一緒に蝶着されて、少なくとも4隅を有するハードシェルハウジングアセンブリを形成する後側ハードシェルハウジング部と、ハードシェルハウジングアセンブリの少なくとも4隅に取り付けられている1組のスピナー車輪と、後側ハードシェルハウジング部の底面に支持されて、膨張可能なポーチ状の幾何学形状で、汚れた服を収納する収納力を有するランドリーバッグコンポーネント、および汚れた服がないときに折りたたまれてランドリーバッグ収納ポーチに収納されるランドリーバッグコンポーネントを入れるためのランドリーバッグ収納ポーチを含むランドリーバッグサブシステムと、後側ハードシェルハウジング部に設置されて、1組の圧縮ストラップを使用して後側ハードシェルハウジング部の内部容積に留められてストラップで固定される圧縮パッド構造を含む圧縮パッドサブシステムとを備えており、ランドリーバッグサブシステムは、圧縮パッド構造が(i)後側ハードシェルハウジング部の底面上に広げられて、それに収納される汚れた服を入れるランドリーバッグコンポーネント、および(ii)広げられたランドリーバッグ上に積み重ねられ、または置かれたシャツ、パンツおよび/または他の衣類も圧縮するように、所望の圧縮度を生じさせるために引き締められる1組の圧縮ストラップを使用して圧縮パッドサブシステムと協働し、1組の圧縮ストラップは、圧縮ストラップが圧縮パッド構造と後側ハードシェルハウジング部の底面との間に圧縮力を生じさせるように構成されて、そのように締め付けられるときに、後側ハードシェルハウジング部の底面に対して、シャツ、パンツおよび他の衣類、ならびに広げられたランドリーバッグコンポーネントを圧縮する、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0034】
本発明の別の目的は、前側ハウジング部と、ハウジング部と一緒に蝶着されて、少なくとも4隅を有するハウジングアセンブリを形成する後側ハウジング部と、ハウジングアセンブリの少なくとも4隅に取り付けられている1組のスピナー車輪と、後側ハウジング部の底面に支持されて、膨張可能なポーチ状の幾何学形状で、汚れた服を収納する収納力を有するランドリーバッグコンポーネント、および汚れた服がないときに折りたたまれてランドリーバッグ収納ポーチに収納されるランドリーバッグコンポーネントを入れるためのランドリーバッグ収納ポーチを含むランドリーバッグサブシステムと、後側ハウジング部に設置されて、1組の圧縮ストラップを使用して後側ハウジング部の内部容積に留められてストラップで固定される圧縮パッド構造を含む圧縮パッドサブシステムとを備えており、ランドリーバッグサブシステムは、圧縮パッド構造が(i)後側ハウジング部の底面上に広げられて、それに収納される汚れた服を入れるランドリーバッグコンポーネント、および広げられたランドリーバッグ上に積み重ねられ、または置かれたシャツ、パンツおよび/または他の衣類も圧縮するように、所望の圧縮度を生じさせるために引き締められる1組の圧縮ストラップを使用して圧縮パッドサブシステムと協働し、1組の圧縮ストラップは、圧縮ストラップが圧縮パッド構造と後側ハウジング部の底面との間に圧縮力を生じさせるように構成されて、そのように締め付けられるときに、後側ハウジング部の底面に対して、シャツ、パンツおよび他の衣類、ならびに広げられたランドリーバッグコンポーネントを圧縮する、手荷物システムを提供することである。
【0035】
本発明の別の目的は、一緒に蝶着されて、少なくとも4隅を有するとともに2部構成のジッパーサブシステムを使用して密閉されるハードシェル手荷物ハウジングアセンブリを提供する前側ハードシェルハウジング部および後側ハードシェルハウジング部と、ハードシェル手荷物ハウジングアセンブリの少なくとも4隅に取り付けられている1組のスピナー車輪と、後側ハウジング部に取り付けられて、実質的に共通の平面に配設される1対の伸縮式に延長するロッドに接続され、格納構成および伸長構成のいずれかに配置可能なハンドル構造を有する伸縮式に延長可能なハンドルおよび充電式電源アセンブリであって、伸縮式に延長可能なハンドルおよび充電式電源アセンブリは1対の伸縮式に延長するロッドと実質的に同じ平面に配設されている実質的に平面幾何学形状を有する充電式バッテリ蓄電モジュールに作動可能に接続される1つまたは複数のUSB型DC電源ポートおよびUSB型DC充電ポートを支持する基部ハウジングコンポーネントを含む、伸縮式に延長可能なハンドルおよび充電式電源アセンブリと、後側ハードシェルハウジング部に設置されて、1組の圧縮ストラップを使用して、後側ハードシェルハウジング部の内部容積に留められてストラップで固定される圧縮パッド構造を含む圧縮パッドサブシステムであって、1組の圧縮ストラップは、圧縮ストラップが圧縮パッド構造と後側ハードシェルハウジング部の底面との間に圧縮力を生じさせるように構成されて、そのように締め付けられるときに、後側ハードシェルハウジング部の底面に対して、シャツ、パンツおよび他の衣類を圧縮する、圧縮パッドサブシステムと、後側ハードシェルハウジング部の底面に支持されて、(i)膨張可能なポーチ状の幾何学形状で、汚れた服を収納するための収納力を有するランドリーバッグコンポーネント、および(ii)汚れた服がないときに折りたたまれて、ランドリーバッグ収納ポーチに収納されるランドリーバッグコンポーネントを入れるためのランドリーバッグ収納ポーチを含むランドリーバッグサブシステムとを備えており、ランドリーバッグサブシステムは、(i)後側ハードシェルハウジング部の底面上に広げられて、それに収納される汚れた服を入れるランドリーバッグコンポーネント、および(ii)広げられたランドリーバッグコンポーネント上に積み重ねられ、または置かれたシャツ、パンツおよび/または他の衣類も圧縮するように、所望の圧縮度を生じさせるために引き締められる1組の圧縮ストラップを使用して圧縮パッドサブシステムと協働し、ハンドル構造が格納構成に構成されているときは、1つまたは複数のUSB型DC電源ポートおよびUSB型DC充電ポートがハンドル構造の下に配設され、ハンドル構造が伸長構成に構成されているときは、スピナー車輪で手荷物システムを引き動かすためにハンドル構造を使用することができ、1つまたは複数の電力消費機器にDC電力を供給するため、および充電式バッテリ蓄電モジュールに充電するためにも、1つまたは複数のUSB型DC電源ポートおよびUSB型DC充電ポートにアクセス可能である、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0036】
本発明の別の目的は、後側ハードシェルハウジング部にヒンジ接続されて、4個1組のスピナー車輪を取り付けるための1組の車輪格納部を有するハードシェルハウジングアセンブリを形成する前側ハードシェルハウジング部と、後側ハードシェル部内に取り付けられて、伸縮式に延長して、ハードシェルシステムを床面上で引き動かすために使用することが可能なハンドル構造が設けられている伸縮ハンドルアセンブリと、前側ハードシェル部の前面に形成されている成形凹部と、前側ハードシェルハウジング部の底側から蝶着されて、旅行中にモバイルコンピューティング機器および/または他の品物を収納するための収納ポーチを支持する前側アクセス可能なパネルであって、収納ポーチは、前側アクセス可能なパネルが閉鎖構成に配置されているとき、成形凹部内に少なくとも部分的に嵌合するようになされており、収納ポーチは、前側アクセス可能なパネルが開放構成に配置されているとき、モバイルコンピューティング機器および/または他の品物を受け入れて収納するためにアクセス可能である、前側アクセス可能なパネルと、前側アクセス可能なパネルが閉鎖構成に配置されているとき、前側アクセス可能なパネルを前側ハードシェルハウジング部にジッパーで締めるためのジッパー構造と、を備えるハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0037】
本発明の別の目的は、一緒に蝶着されてハードシェルハウジングアセンブリを形成し、一体型ジッパー機構を使用して密閉される前側および後側のハードシェルハウジング部と、前側ハードシェルハウジング部に形成されて、前側ハードシェルハウジング部内に支持される前側アクセス可能な内部収納容積へのアクセスを提供する前側アクセス開口と、後側ハードシェルハウジング部は、後側ハードシェルハウジング部内に支持されて、前側アクセス可能な内部収納容積から仕切られて閉鎖される内部収納容積を有しており、ハードシェルハウジングアセンブリの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪と、後側ハードシェルハウジング部に形成されている伸縮式ハンドルアセンブリと、前側アクセス開口を覆うためにヒンジ式前側パネルを提供する前側パネル構造と、前側パネル構造を前側アクセス開口に一緒にジッパーで締めるためのジッパー構造とを備えており、前側パネル構造の内面は旅行中にモバイルパッドコンピュータを入れておくための収納ポーチを支持する、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0038】
本発明の別の目的は、前側アクセス開口を有し、前側ハードシェルハウジング部の内部の前側収納凹部へのアクセスを提供する前側ハードシェルハウジング部と、前側ハードシェルハウジング部と一緒に蝶着されて、埋込型車輪格納部を有するハードシェルハウジングアセンブリを形成する後側ハードシェルハウジング部と、ハードシェルハウジングアセンブリの埋込型車輪格納部に取り付けられている4個1組のスピナー車輪と、前側および後側のハードシェルハウジング部を密閉するための2部構成のジッパーサブシステムと、前側収納凹部へのアクセスを提供する前側アクセス開口を覆うために、前側ハードシェルハウジング部に蝶着されている前側パネルと、旅行中にアクセスすることのできる電子機器を収納するために、(i)前側パネルの内面、および(ii)前側収納凹部の内側のうちの一方に形成されるポーチとを備える、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0039】
本発明の別の目的は、凹んだ内部容積へのアクセスを提供する前側アクセス開口を有する前側ハードシェルハウジング部と、前側ハードシェルハウジング部と一緒に蝶着されて、成形車輪格納部を有するハードシェルハウジングアセンブリを形成する後側ハードシェルハウジング部と、ハードシェルハウジングアセンブリの成形車輪格納部に取り付けられている4個1組のスピナー車輪と、前側および後側のハードシェルハウジング部は2部構成のジッパーサブシステムを使用して密閉されており、前側アクセス開口を覆うために、後側ハードシェルハウジング部内に支持される内部収納容積とは分離した前側アクセス可能な内部収納容積へのアクセスを提供するために、前側ハードシェルハウジング部に蝶着されている前側パネルとを備えており、ラップトップまたは他の電子機器を、(i)前側パネルの内面、および(ii)前側アクセス可能な内部収納容積の内側のうちの一方に形成されるポーチに収納して、旅行中にアクセスすることができる、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0040】
本発明の別の目的は、一緒に蝶着されて、成形車輪格納部を有するハードシェルハウジングアセンブリを形成し、一体型ジッパー機構を使用して密閉される前側および後側のハードシェルハウジング部と、前側ハードシェルハウジング部に形成されて前側ハードシェルハウジング部内に支持される内部容積へのアクセスを提供する前側アクセス開口と、ハードシェルハウジングアセンブリの成形車輪格納部に取り付けられている4個1組のスピナー車輪と、スマートフォンおよびモバイルコンピューティング機器などの電力消費機器に搭載されるバッテリを充電するために、1つまたは複数のUSB型DC電源ポートを提供するUSB充電式バッテリ電源を支持する伸縮式ハンドルアセンブリと、(i)前側および後側のハードシェルハウジング部の第1ヒンジ構造、および(ii)前側アクセス開口を覆うための前側カバーフラップパネルの第2ヒンジ構造を提供する前側カバーパネル構造とを備えており、前側カバーフラップパネルの内面は旅行中にラップトップまたはパッドコンピュータ用ポーチを入れておくためのポーチを支持し、前側アクセス開口は前側ハードシェルハウジング部内の内部収納容積へのアクセスを提供し、内部パネルは内部収納容積に取り付けられて、(i)アクセサリおよび他の品物を収納するための浅いジッパー付きポーチ、および(ii)旅行中にすぐに取り出す必要のあるアイテムを入れておくためのメッシュポーチのうちの一方または両方を支持する、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0041】
本発明の別の目的は、ダイヤル錠アセンブリを取り付けるための成形ポートが設けられている第1ハードシェルハウジング部と、上部ハンドル構造を取り付けるための1組の成形ポート、ならびに伸縮ハンドルおよびDC電源アセンブリに関連する基部ハウジングコンポーネントを取り付けるための成形ポートが設けられている第2ハードシェルハウジング部と、第1および第2のハードシェルハウジング部を一緒に蝶着し、第1および第2のハードシェルハウジング部を密閉して、ダイヤル錠アセンブリを使用してこれをロックするための2部構成のジッパーサブシステムと、第1および第2のハードシェルハウジング部のヒンジ構造として、かつ第1および第2のハードシェルハウジング部を開けずに、ラップトップコンピュータおよび/または他の品物を収納するために第1ハードシェルハウジング部/コンポーネントの前面に形成されている前側アクセス開口を覆うためのカバー構造として機能する柔軟なカバーフラップ構造と、4個1組のスピナー車輪を取り付けるために、第1および第2のハードシェルハウジング部の底部の隅に形成されている1組の窪んだ車輪格納部とを備える、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0042】
本発明の別の目的は、ジッパーシステムを使用して一緒に蝶着されて、成形車輪格納部を有するハードシェルハウジングアセンブリを形成する前側および後側のハードシェルハウジング部と、床面で移動しやすくするために成形車輪格納部に取り付けられている1組のスピナー車輪と、床面でハードシェル手荷物システムを引き動かすために、後側ハードシェルハウジング部内に取り付けられている伸縮ハンドルアセンブリと、前側ハードシェル部に成形されている実質的に矩形の幾何学形状の成形凹部領域と、成形凹部領域内に取り付けられて、(i)ハードシェル手荷物システムの底側から蝶着されて、開放構成および閉鎖構成を有する前側アクセスパネル、(ii)成形凹部領域に留められているベース部、(iii)前側アクセスパネルとベース部との間にそれぞれ接続されている第1および第2のジッパー部を有する2部構成のジッパーサブシステム、および(iv)前側アクセスパネルの内面に支持されて、小型モバイルコンピュータまたはコンピューティング機器を収納するようになされたポーチ構造を含む前側アクセス可能なポーチサブシステムとを備えており、実質的に平坦な前側アクセスパネルが閉鎖構造に配置されているときには、ポーチ構造は矩形の成形凹部部分内にベース部に当接して配置されており、実質的に平坦な前側アクセスパネルが開放構成に配置されているときには、ポーチ構造は矩形の成形凹部部分の外側に配置されて、前側アクセスパネルがベース部から離れて配設される、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0043】
本発明の別の目的は、ジッパーシステムを使用して一緒に蝶着されて、成形車輪格納部を有するハードシェルハウジングアセンブリを形成する前側および後側のハードシェルハウジング部と、床面で移動しやすくするために成形車輪格納部に取り付けられている1組のスピナー車輪と、床面でハードシェル手荷物システムを引き動かすために、後側ハードシェルハウジング部内に取り付けられている伸縮ハンドルアセンブリと、前側ハードシェル部に成形されている実質的に矩形の幾何学形状の成形凹部領域と、成形凹部領域内に部分的に取り付けられて、前側ハードシェルハウジング部の前面上に張り出している前側アクセス可能なポーチサブシステムとを備えており、前側アクセス可能なポーチサブシステムは、(i)ハードシェル手荷物システムの底側から蝶着されて、開放構成および閉鎖構成を有する前側アクセスパネル、(ii)成形凹部領域に留められているベース部、(iii)前側アクセスパネルとベース部との間にそれぞれ接続されている第1および第2のジッパー部を有する2部構成のジッパーサブシステム、(iv)前側アクセスパネルの内面に支持されて、モバイルコンピューティング機器を収納するようになされたポーチ構造、および(v)旅行中にすぐにアクセスできる第1組の物品を収納するために、ベース部に取り付けられている弾性材料製の第1メッシュ型ポーチを含んでおり、実質的に平坦な前側アクセスパネルが閉鎖構成に配置されているときには、ポーチ構造は矩形の成形凹部部分内にベース部に当接して配置されており、実質的に平坦な前側アクセスパネルが開放構成に配置されているときには、ポーチ構造は矩形の成形凹部部分の外側に配置されて、前側アクセスパネルがベース部から離れて配設される、ハードシェル手荷物システムを提供することである。
【0044】
本発明の別の目的は、(i)パケット交換通信ネットワーク、(iii)一体化されたGPSベースの位置追跡機器を内蔵する複数のモバイル手荷物システム、および(iii)モバイルスマートフォン(例、iPhone(登録商標)、アンドロイド(登録商標)フォン等)およびそれにインストールされているモバイルアプリケーションを使用してリアルタイムの手荷物追跡操作をサポートする通信、アプリケーションおよびデータベースサーバを装備したデータセンターを備える新規および改良型のインターネットベースの手荷物追跡システムを提供することである。
【0045】
本発明の以上の目的および他の目的は、以下、および添付の発明の請求項に鑑みて明らかになるであろう。
本発明の目的は、図面と合わせて読むとより完全に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【
図1A】本発明のハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式パワーポートカバーパネル上にその伸長構成に配置されている。
【
図1B】本発明のハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の後斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式パワーポートカバーパネル上にその伸長構成に配置されている。
【
図1C】
図1Aおよび
図1Bに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の側面斜視図である。
【
図1D】
図1Aから
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の後斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはヒンジ式パワーポートカバーパネルが開いた状態でその伸長構成に配置されて、本発明のそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも表出させており、モバイルスマートフォン(例、Apple(登録商標)社のiPhone(登録商標)機)はフォンとUSB DC電源ポートとの間に接続されるUSBケーブル経由でそのUSB DC電源ポートから送られる電力が充電されている。
【
図1E】
図1Aから
図1Dに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の後斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはパワーポートカバーパネルが開いた状態でその伸長構成に配置されて、本発明のそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも表出させており、内蔵の充電式DCバッテリモジュールは、DC充電ポートとAC/DC電源アダプタとの間に接続されるUSBケーブル経由で充電ポートにDC電力を供給するAC/DC電源アダプタから送られる電力が充電されている。
【
図1F】
図1Aから
図1Eに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその伸長構成に配置されており、前側カバーフラップ構造はその開放構成に配置されて、(i)前側カバーフラップ構造の内側のベルクロロック付きラップトップコンピュータ(またはiPad(登録商標))用ポーチ、(ii)電源アダプタ、メモリスティックおよび他のアイテムを収納するための浅いジッパー付きポーチ、および携帯電話、ボトル水、お菓子等すぐに取り出す必要のあるアイテムを入れておくための下側分割メッシュポーチを含む、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積、ならびに(iii)その閉鎖構成に配置されるときに、前側アクセス開口上の適所に前側カバーフラップパネルをしっかりと保持するための磁気ストリップベースの前側カバーパネル保持機構を表出させている。
【
図2A-1】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパーを開いており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその伸長構成に配置されており、1組のメッシュポケットは手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部容積内に設置されている内張り構造に支持されており、圧縮パッド構造は、圧縮パッド構造と後側ハードシェルハウジング部の底部との間に配置されるアイテムを圧縮するように、後側ハードシェルハウジング部の内部容積に留められてストラップで固定されており、該アイテムには、シャツ、パンツおよび他の衣類だけを含んでも、または後側ハードシェルハウジング部の成形車輪格納部の間に支持されているランドリーバッグ収納ポーチから広げられて、汚れた服が詰められている膨張可能なランドリーバッグ上に積み重ねられたシャツ、パンツおよび他の衣類を含んでもよい。
【
図2A-2】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その第1および第2のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパーを開いており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその伸長構成に配置されており、1組のメッシュポケットは手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部容積内に設置されている内張りに支持されており、圧縮パッドサブシステムに関連する布製圧縮ストラップおよびバックルは外されて、圧縮パッド構造が後側ハードシェルハウジング構造の底部から遠くに折り返されて、後側ハードシェルハウジング部の内部容積を表出させるので、ユーザは手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部の内部収納容積にアクセスできるようになっており、そこに積み重ねたシャツ、パンツおよび他の衣類を積み重ねて、その後、本発明の圧縮パッド構造を使ってストラップで固定すると圧縮することができる。
【
図2B】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第1斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置されて、例示のためにその内張りを取り除いた状態の手荷物システムの内部容積を表出させており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されて、前側カバーフラップは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されている前側アクセスポート開口を隠すために閉じられており、内張り構造は手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部の両方の内部収納容積領域から取り除かれている。
【
図2C】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第2斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されて、そのパワーポートカバーパネルがそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠して保護するために閉じられており、前側カバーフラップは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されている前側アクセスポート開口を隠すために閉じられており、内張り構造は、例示のために、手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部の両方の内部収納容積領域から取り除かれている。
【
図2D】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第3斜視図であり、前側および後側のハードシェルハウジング部の前面および後面にそれぞれ位置付けられて、例示のためにその内張りが取り除かれた状態で手荷物システムの内部容積を表出させているところであり、その第1および第2のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されて、そのパワーポートカバーパネルがそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠して保護するために閉じられており、その前側カバーフラップパネルは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されているアクセスポート開口を隠すために閉じられている。
【
図3A】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第1前斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積全体を表出させているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置されて、手荷物システムの内部容積が例示のためにその内張りを取り除かれており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されて、そのパワーポートカバーパネルがそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠して保護するために閉じられており、その前側カバーフラップパネルは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されている前側アクセスポート開口を表出させるために開かれて、ユーザが前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積にアクセスできるようになっている。
【
図3B】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第2前斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置され、手荷物システムの内部容積が例示のためにその内張りを取り除かれており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されて、そのパワーポートカバーパネルがそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠して保護するために閉じられており、その前側カバーフラップパネルは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されている前側アクセス開口を表出させるために開かれて、ユーザが前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積にアクセスできるようになっている。
【
図3C】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の側面斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置され、例示のためにその内張りが取り除かれた状態で手荷物システムの内部容積を表出させており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されて、そのパワーポートカバーパネルがそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠して保護するために閉じられており、その前側カバーフラップは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されている前側アクセスポート開口を表出させるために開かれて、ユーザが前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積にアクセスできるようになっている。
【
図3D】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の側面斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置され、手荷物システムの内部容積が例示のためにその内張りを取り除かれており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されて、そのパワーポートカバーパネルがそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠して保護するために閉じられており、その前側カバーフラップは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されている前側アクセス開口を表出させるために開かれて、ユーザが前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積にアクセスできるようになっている。
【
図3E】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の上面図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、その前側カバーフラップパネルは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されている前側アクセス開口を表出させるために開かれて、ユーザが前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積にアクセスできるようになっている。
【
図3F】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の底面図であり、手荷物システムの上面に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、その前側カバーフラップパネルは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されているアクセスポート開口を表出させるために開かれて、ユーザが前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積にアクセスできるようになっている。
【
図4A】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の前立面図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その第1および第2のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置されており、柔軟な前側カバーフラップパネルは折り返されて、(i)前側カバーフラップパネルの内側に設けられているラップトップ用ポーチおよびフロントアクセス開口上に前側カバーフラップをその閉鎖構成で取り外し可能に保持するために設けられている磁気ベースの前側カバーフラップ保持機構、ならびに(ii)前側ハードシェルハウジング部の前側アクセス開口、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積内に取り付けられている内張り構造の上側部分に支持されている浅いジッパー付きポーチ、およびそれに取り付けられている内張り構造の下側部分に支持されているジッパーなしの分割メッシュポーチを表出させている。
【
図4B】例示的な実施形態の柔軟な前側カバーフラップパネル構造を構築するために使用される内側コンポーネントの平面図であり、(i)ラップトップ用スリーブ/ポーチを支持するためにラップトップの外縁の形状の剛直なプラスチックパネル、および(ii)高密度フレキシブル発泡体のシートにリベット止めされる離間した1対の剛直なプラスチックパネル、に接合される高密度フレキシブル発泡体のシートを備えて、
図3D、
図5C、
図5E、
図5G、
図5H、
図6Aおよび
図6Cに図示するように、手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部の凹側部領域に前側カバーフラップパネル構造が取り付けられるときに、柔軟なカバーフラップパネルのヒンジ線と、ハードシェルハウジング部のヒンジ線とを形成するところが示されている。
【
図4C】
図4Bに描かれる内側コンポーネントを、(i)外側布地の層、および(ii)ラップトップ用スリーブの形状の高密度ネオプレン発泡体の層と、内側布地の層との間に取り付けることによって形成される柔軟な前側カバーフラップ構造の多層構造を示す斜視図であり、内側布地の層にベルクロ閉鎖式ラップトップ用のポケットまたはスリーブが、ネオプレン発泡体層および剛直なプラスチックシートの外縁の輪郭に重なるように縫い付けられて、
図4Dに図示するように、剛性と、ラップトップ用スリーブに入れておくラップトップに対する保護とを与えている。
【
図4D】本発明の例示的な実施形態の柔軟な前側カバーフラップ構造の斜視図であり、完全に組み立てられて、前側ハードシェルハウジング部から取り出された状態が示されており、手で取り外し可能なベルクロベースのストラップ構造を使って、適切なサイズのラップトップまたはパッドコンピュータをその中に入れておくようになされたラップトップ用スリーブ/ポケットを支持する。
【
図5A】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第1分解斜視図であり、(i)手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪、(ii)前側および後側のハードシェルハウジング部、(iii)前側および後側のハードシェルハウジング部の凹側部パネル領域に取り付けられて、前側および後側のハードシェルハウジング部のヒンジ構造を提供する前側カバーフラップパネル構造、および前側ハードシェルハウジング部に形成されている前側アクセス開口を覆うための前側カバーフラップパネル、(iv)充電式バッテリパワーモジュール、1組のUSB DC電源ポートおよび充電式バッテリモジュールとともに構成されるDC充電ポートを支持する伸縮式ハンドルベースアセンブリを有する伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリ、(v)閉鎖構成に配置されるときに、前側および後側のハードシェルハウジング部を密閉してしっかり閉めるための2部構成のジッパーサブシステムおよび関連のTSA承認ダイヤル錠サブアセンブリ、ならびに(vi)2つの可能な構成(つまり、縦持ち構成または横持ち構成)のうちのどちらかで手荷物システムを持ち運ぶための1組の上部および側部ハンドルを備えることが示されている。
【
図5B】
図1Aから
図2A−2に図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第1分解側面図であり、
図5Aに描かれるコンポーネントを異なる角度から示している。
【
図5C】
図1Aから
図2A−2に図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第2分解側面図であり、
図5Aに描かれるコンポーネントを異なる角度から示している。
【
図5D】
図1Aから
図2A−2に図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第2分解斜視図であり、
図5Aに描かれるコンポーネントを異なる角度から示している。
【
図5E】
図1Aから
図2A−2に図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第3分解斜視図であり、
図5Aに描かれるコンポーネントを異なる角度から示している。
【
図5F】
図1Aから
図2A−2に図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第4分解斜視図であり、
図5Aに描かれるコンポーネントを異なる角度から示している。
【
図5G】
図1Aから
図2A−2に図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第5分解斜視図であり、
図5Aに描かれるコンポーネントを異なる角度から示している。
【
図5H】
図1Aから
図2A−2に図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第6分解斜視図であり、
図5Aに描かれるコンポーネントを異なる角度から示している。
【
図5I】
図1Aから
図2A−2に図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態の第7分解側面斜視図であり、
図5Aに描かれるコンポーネントを異なる角度から示している。
【
図5J1】本発明の伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリの第1前斜視図であり、
図1Aから
図2A−2に図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態から取り出された状態を示しており、(i)ハンドル部の中央に配置される手で押し下げ可能なボタンによってトリガされる内部ロック・解除機構を含む手で取り外し可能なハンドル部、(ii)1組の伸縮ロッド部材が貫通し、一端をハンドル部に形成される取付口に、他端を手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部の表面に取り付け可能な伸縮式ロッド部材取付用ブラケットに形成される取付口に接続する1組の離間した伸縮ガイド管を有する基部ハウジングコンポーネント、(iii)基部ハウジングコンポーネントの上面に形成されて、基部ハウジング部の下で、1対の離間した伸縮式ガイド管の平面内にかつその間に支持されるバッテリモジュールケーシングに収容される交換可能な充電式DCバッテリパワーモジュールに取り付けられているPCボードに作動可能に接続される、1組のUSB DC電源ポートおよびDCバッテリ充電ポート、ならびに(iv)基部ハウジングコンポーネントの上面に形成されるUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを覆うために、基部ハウジングコンポーネントに蝶着されているパワーポートカバーパネルを備える。
【
図5J2】
図5J1に図示する本発明の伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリの後斜視図である。
【
図5J3】
図5J1および
図5J2に図示する本発明の伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリの第2前斜視図である。
【
図5J5】
図5J1から
図5J4に図示する本発明の伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリの下側の第1斜視図であり、例示のために伸縮式ロッド部材を取り外した状態で、交換可能な充電式DCバッテリ電源モジュールを示す。
【
図5J6】
図5J1から
図5J4に図示する本発明の伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリの下側の斜視図であり、例示のために伸縮式ロッド部材を取り外した状態で、交換可能な充電式DCバッテリ電源モジュールを示す。
【
図5K1】
図5J1から
図5J4に図示する本発明の伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリの下側の斜視図であり、例示のために伸縮式ロッド部材およびヒンジ式パワーポートカバーパネルを取り外した状態で、交換可能な充電式DCバッテリ電源モジュールならびに伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリの電源ポートを示す。
【
図5K2】
図5J1から
図5J4に図示する本発明の伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリの下側の斜視図であり、例示のために伸縮式ロッド部材を取り外した状態で、交換可能な充電式DCバッテリ電源モジュール、および電源ポートを隠して外界から遮断するヒンジ式パワーポートカバーパネルを示す。
【
図6A】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態で採用されているハードシェルハウジングアセンブリの、閉鎖して組み立てられた状態で、その側面に配置された第1前斜視図であり、(i)2部構成のジッパーサブシステムをロックするときに使用するための第1TSA承認ダイヤル錠アセンブリと、その閉鎖構成に配置されているときに、前側カバーフラップパネルをロックするときに使用するための第2TSA承認ダイヤル錠とを取り付けるための成形ポートが設けられている前側ハードシェルハウジング部、(ii)上部ハンドル構造を取り付けるための1組の成形ポート、伸縮ハンドルおよびDC電源アセンブリの基部ハウジングコンポーネントを取り付けるための成形ポートが設けられている後側ハードシェルハウジング部、(iii)2部構成のジッパーサブシステムおよび関連のロックサブアセンブリ、(iv)関連のTSA承認ダイヤル錠サブアセンブリと協働する2部構成のジッパーサブシステム、(v)前側および後側のハードシェルハウジング部のヒンジ構造として機能する柔軟なカバーフラップ構造、および前側および後側のハードシェルハウジング部を開けずに、ラップトップコンピュータおよび/または他の品物を収納するために、前側ハードシェルハウジング部/コンポーネントの前面に形成されている前側アクセス開口を覆うためのカバー構造、ならびに(vi)4個1組のスピナー車輪を取り付けるために、前側および第2のハードシェルハウジング部の底部の隅のそれぞれに形成されている1組の窪んだ車輪格納部を備える。
【
図6B】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態で採用されているハードシェルハウジングアセンブリの、閉鎖して組み立てられた状態で、その側面に配置された第2上端斜視図であり、
図6Aに描かれた要素を備えることが示されている。
【
図6C】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態で採用されているハードシェルハウジングアセンブリの、閉鎖して組み立てられた状態で、その下端面に配置された第2前斜視図であり、
図6Aに描かれた要素を備えることが示されている。
【
図6D】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態で採用されているハードシェルハウジングアセンブリの、閉鎖して組み立てられた状態で、その後面に配置された第1後斜視図であり、
図6Aに描かれた要素を備えることが示されている。
【
図6E】
図1A、
図1Bおよび
図1Cに図示するハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態で採用されているハードシェルハウジングアセンブリの、閉鎖して組み立てられた状態で、その上端面に配置された底部斜視図であり、
図6Aに描かれた要素を備えることが示されている。
【
図7A】後側ハードシェルハウジング部の内部容積領域に設置されている本発明の圧縮パッドサブシステムの前面図を示す略図であり、パッド構造の下の内部容積領域にシャツ、パンツおよび他の衣類の束を入れておくための圧縮パッド状構造を備えていることを示すと同時に、圧縮パッド構造に縫い付けられまたはその他の方法で形成されるループを通過し、当業界で公知のネジまたは他の留め具を使用して後側ハードシェルハウジング部に(両端が)係止される2本の離間した雄雌スナップ嵌合型取り外し可能なバックスストラップを使用して張力をかけてストラップで固定しながら、後側ハードシェルハウジング部の底に支持されているランドリーバッグサブシステムも、圧縮パッドサブシステムの圧縮パッド構造を使用して容積が圧縮される。
【
図7B】
図7Aに図示する圧縮パッドサブシステムで採用している圧縮パッド構造の後面図を示す略図であり、本発明の圧縮パッドサブシステムの圧縮ストラップを締め付けるとき、シャツ、ズボンおよび他の積み重ねたアイテムをずれないように維持するために圧縮パッド構造の周りに延びている外縁延長リップまたは突条を示している。
【
図8A】前側ハードシェルハウジング部の内部容積領域に設置されている内張りサブシステムの後側ハードシェルに面する側の略図であり、衣料品や他の物を収納するためのジッパー付きアクセス開口が設けられている上側メッシュポケット構造と、旅行中に衣料品や他の物を収納するためにジッパー付きアクセス開口が設けられている下側メッシュポケット構造とを示す。
【
図8B】前側ハードシェルハウジング部の内部容積領域に設置されている内張りサブシステムの前側アクセス開口に面する側の略図であり、電源、メモリスティック、ペンおよび他のアイテムなどのアイテムを収納するための上側の浅いジッパー付きポケット構造と、旅行中にすぐにアクセスできるボトル水、お菓子および他の物などのアイテムを収納するための下側ジッパーなし分割メッシュポケット構造とを示す。
【
図9A】手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部に成形されている車輪格納部の間に形成されるランドリーバッグ収納ポーチ(つまり、コンパートメント)内にたたんで巻き上げ収納するための、本発明のランドリーバッグサブシステムのランドリーバッグコンポーネントの略図である。
【
図9B】何枚かの汚れた服を詰めた状態が示されているランドリーバッグコンポーネントの側面図を示す略図であり、その膨張可能なポーチ状の幾何学形状および汚れた服を収納する収納力を示す。
【
図9C】後側ハードシェルハウジングコンポーネントの一部の斜視図を示す略図であり、ランドリーバッグ収納ポーチは、旅行中に汚れた洗濯物を入れるための引き出し式で取り外し可能なランドリーバッグを表出させるためにいつでもジッパーを開けることができる。
【
図9D】後側ハードシェルハウジングコンポーネントの一部の斜視図を示す略図であり、ランドリーバッグ収納ポーチが開いていて、引き出し式で取り外し可能なランドリーバッグに形成されているタブを取り外し可能に係合させるための収納ポーチのボタンまたは同様な構造が表出しているところを示す。
【
図9E】後側ハードシェルハウジングコンポーネントの一部の斜視図を示す略図であり、ランドリーバッグス収納ポーチが開いていて、引き出し式で取り外し可能なランドリーバッグコンポーネントのタブ部が収納ポーチのボタンまたは同様な構造に取り外し可能に接続されているところを示す。
【
図9F】ランドリーバッグのタブが収納ポーチのボタンに接続されるボタンかけを示す。
【
図9G】ランドリーバッグのタブが収納ポーチのボタンに接続されるボタンかけを示す。
【
図10A】ランドリーバッグコンポーネントを折りたたんで巻き上げ、そのジッパー付き収納ポーチにしまい込むときに採用される4つのステップを示しており、空のランドリーバッグを広げることから始め、後側ハードシェルハウジングコンポーネントの底に広げて、折りたたんで、巻き上げ、ジッパー付きランドリーバッグ収納コンパートメントにしまい込んで終わる。
【
図10B】ランドリーバッグコンポーネントを折りたたんで巻き上げ、そのジッパー付き収納ポーチにしまい込むときに採用される4つのステップを示しており、空のランドリーバッグを広げることから始め、後側ハードシェルハウジングコンポーネントの底に広げて、折りたたんで、巻き上げ、ジッパー付きランドリーバッグ収納コンパートメントにしまい込んで終わる。
【
図10C】ランドリーバッグコンポーネントを折りたたんで巻き上げ、そのジッパー付き収納ポーチにしまい込むときに採用される4つのステップを示しており、空のランドリーバッグを広げることから始め、後側ハードシェルハウジングコンポーネントの底に広げて、折りたたんで、巻き上げ、ジッパー付きランドリーバッグ収納コンパートメントにしまい込んで終わる。
【
図10D】ランドリーバッグコンポーネントを折りたたんで巻き上げ、そのジッパー付き収納ポーチにしまい込むときに採用される4つのステップを示しており、空のランドリーバッグを広げることから始め、後側ハードシェルハウジングコンポーネントの底に広げて、折りたたんで、巻き上げ、ジッパー付きランドリーバッグ収納コンパートメントにしまい込んで終わる。
【
図11A】本発明のハードシェル手荷物システムの第2の例示的な実施形態の第1前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式カバーパネル上にその格納構成に配置されている。
【
図11B】
図11Aに図示するハードシェル手荷物システムの第2の例示的な実施形態の第2前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および第2のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式カバーパネル上にその格納構成に配置されている。
【
図11C】
図11Aに図示するハードシェル手荷物システムの第2の例示的な実施形態の前立面図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および第2のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式カバーパネル上にその格納構成に配置されている。
【
図11D】
図11Aに図示するハードシェル手荷物システムの第2の例示的な実施形態の後斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式カバーパネル上にその格納構成に配置されている。
【
図11E】
図11Aに図示するハードシェル手荷物システムの第2の例示的な実施形態の底面図であり、ハードシェル手荷物システムは上面に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式カバーパネル上にその格納構成に配置されている。
【
図12A】
図11Aに図示するハードシェル手荷物システムの第2の例示的な実施形態の第1斜視図であり、第1および第2のハードシェルハウジング部の前面および後面にそれぞれ位置付けられて、内部の手荷物システムの内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されて、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠すためにパワーポートカバーパネルが閉じられており、例示のために手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部の両方の内部収納容積領域から内張り構造が取り除かれている。
【
図12B】
図11Aに図示するハードシェル手荷物システムの第2の例示的な実施形態の第2斜視図であり、コンポーネントを異なる角度から示す。
【
図12C-1】
図11Aから
図11Eに図示するハードシェル手荷物システムの第2の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパーを開かれており、1組のメッシュポケットは手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部容積内に設置されている内張りに支持されており、圧縮パッド構造は、後側ハードシェルハウジング部の内部容積に留められてストラップで固定され、圧縮パッド構造と後側ハードシェルハウジング部の底との間に、(ii)後側ハードシェルハウジング部の成形車輪格納部に支持されるランドリーバッグ収納ポーチから広げられ、汚れた服が詰められている膨張可能なランドリーバッグ上に積み重ねられた(i)シャツ、パンツおよび他の衣類を圧縮するようになっている。
【
図12C-2】
図11Aから
図11Eに図示するハードシェル手荷物システムの第2の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパーを開かれており、1組のメッシュポケットは手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部容積内に設置されている内張りに支持されており、圧縮パッド構造は外されて後側ハードシェルハウジング部の底から遠くに折り返されて、後側ハードシェルハウジング部の内部容積を表出させるので、ユーザが手荷物システムの内部収納容積にアクセスして、に本発明の圧縮パッド構造を使用してストラップで固定すると圧縮されるシャツ、パンツおよび他の衣類を積み重ねることができるようになっている。
【
図13A】本発明のハードシェル手荷物システムの第3の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは格納構成に配置されて、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも隠すためにパワーポートカバーパネルが閉じられており、手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部は、図示するように、耐久性のあるプラスチック材料から成形される前側および後側のハードシェルハウジング部の周囲に形成され、手荷物システムの長手軸に沿って上下に、水平方向に形成された等間隔の一連の突条(つまり、波形部)を有して、ハウジング部に追加の強度を与えるとともに、そのユーザにとって魅力的なビジネスに相応しい外観を生み出す。
【
図13B】
図13Aに図示する本発明のハードシェル手荷物システムの第3の例示的な実施形態の後斜視図であり、システムのコンポーネントを異なる角度から示す。
【
図13C】
図13Aから
図13Bに図示する本発明のハードシェル手荷物システムの第3の例示的な実施形態の前立面図であり、システムのコンポーネントを異なる角度から示す。
【
図13D】
図13Aから
図13Cに図示する本発明のハードシェル手荷物システムの第3の例示的な実施形態の後立面図であり、システムのコンポーネントを異なる角度から示す。
【
図13E】
図13Aから
図13Dに図示する本発明のハードシェル手荷物システムの第3の例示的な実施形態の上面図であり、システムのコンポーネントを異なる角度から示す。
【
図13F】
図13Aから
図13Eに図示する本発明のハードシェル手荷物システムの第3の例示的な実施形態の底面図であり、システムのコンポーネントを異なる角度から示す。
【
図13G】
図13Aから
図13Fに図示する本発明のハードシェル手荷物システムの第3の例示的な実施形態の第1側立面図であり、システムのコンポーネントを異なる角度から示す。
【
図13H】
図13Aに図示する本発明のハードシェル手荷物システムの第3の例示的な実施形態の第2側立面図であり、システムのコンポーネントを異なる角度から示す。
【
図14A】本発明のハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、前側カバーフラップパネルは、前側ハードシェルハウジング部に形成されている前側アクセス開口を覆って閉鎖するように構成された状態を示し、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式パワーポートカバーパネル上にその伸長構成に配置されている。
【
図14B】本発明のハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の後斜視図であり、前側カバーフラップパネルは、前側ハードシェルハウジング部に形成されている前側アクセス開口を覆って閉鎖するように構成された状態を示し、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式パワーポートカバーパネル上にその伸長構成に配置されている。
【
図14D】
図14Aから
図14Cに図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の後斜視図であり、前側カバーフラップパネルは、前側ハードシェルハウジング部に形成されている前側アクセス開口を覆って閉鎖するように構成されて、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその伸長構成に配置されて、ヒンジ式パワーポートカバーパネルが開かれて、本発明のそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも表出させており、モバイルスマートフォン(例、Apple(登録商標)社のiPhone(登録商標)機)は、フォンとUSB DC電源ポートとの間に接続されるUSBケーブル経由で、そのUSB DC電源ポートから送られる電力が充電されている。
【
図14E】
図14Aから
図14Dに図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の後斜視図であり、前側カバーフラップパネルは、前側ハードシェルハウジング部に形成されている前側アクセス開口を覆って閉鎖するように構成された状態が示されており、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその伸長構成に配置されて、パワーポートカバーパネルが開かれて、本発明のそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも表出させており、内蔵の充電式DCバッテリモジュールは、DC充電ポートとAC/DC電源アダプタとの間に接続されるUSBケーブル経由で、DC電力を充電ポートに供給するAC/DC電源アダプタから送られる電力が充電されている。
【
図14F】
図14Aから
図14Eに図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の底部前斜視図であり、前側カバーフラップパネルは、前側ハードケースハウジング部の底に蝶着されて、前側ハードシェルハウジング部に形成されている前側アクセス開口を覆って閉鎖するように構成された状態が示され、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されている。
【
図14G】
図14Aから
図14Fに図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の前斜視図であり、前側カバーフラップパネルは、前側ハードケースハウジング部の底に蝶着されて、前側ハードシェルハウジング部に形成されている前側アクセス開口を覆って閉鎖するように構成された状態が示され、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されている。
【
図14H1】
図14Aから
図14Fに図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の前斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、前側カバーフラップ構造はその開放構成に配置されて、(i)電源アダプタ、メモリスティックおよび他のアイテムを収納するための浅いジッパー付きポーチを含めた、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積、ならびに(ii)その閉鎖構成に配置されたときに、前側カバーフラップパネルを前側アクセス開口上の適所にしっかりと保持するための磁気ストリップベースの前側カバーパネル保持機構が表出している。
【
図14H2】
図14Aから
図14H1に図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の側斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、前側カバーフラップ構造はその開放構成に配置されて、(i)電源アダプタ、メモリスティックおよび他のアイテムを収納するための浅いジッパー付きポーチを含めた、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積、ならびに(ii)その閉鎖構成に配置されたときに、前側カバーフラップパネルを前側アクセス開口上の適所にしっかりと保持するための磁気ストリップベースの前側カバーパネル保持機構が表出している。
【
図14I1】
図14Aから
図14H2に図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の前斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、前側カバーフラップ構造はその開放構成に配置されて、(i)前側カバーフラップ構造の内側のベルクロロック付きラップトップコンピュータ(またはiPad(登録商標))用ポーチ、(ii)電源アダプタ、メモリスティックおよび他のアイテムを収納するための浅いジッパー付きポーチ、および携帯電話、ボトル水、お菓子等などすぐに取り出す必要のあるアイテムを入れておくための下側分割メッシュポーチを含めた、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積、ならびに(iii)その閉鎖構成に配置されたときに、前側カバーフラップパネルを前側アクセス開口上の適所にしっかりと保持するための磁気ストリップベースの前側カバーパネル保持機構が表出している。
【
図14I2】
図14Aから
図14H2に図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の前側斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、前側カバーフラップ構造がその開放構成に配置されて、(i)前側カバーフラップ構造の内側のベルクロロック付きラップトップコンピュータ(またはiPad(登録商標))用ポーチ、(ii)電源アダプタ、メモリスティックおよび他のアイテムを収納するための浅いジッパー付きポーチ、および携帯電話、ボトル水、お菓子等などすぐに取り出す必要のあるアイテムを入れておくための下側分割メッシュポーチを含めた、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積、ならびに(iii)その閉鎖構成に配置されたときに、前側カバーフラップパネルを前側アクセス開口上の適所にしっかりと保持するための磁気ストリップベースの前側カバーパネル保持機構が表出している。
【
図15A1】
図14Aから
図14I2に図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の前斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構はジッパーを開かれており、1組のメッシュポケットは手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部容積内に設置されている内張り構造に支持されており、圧縮パッド構造は、圧縮パッド構造と後側ハードシェルハウジング部の底との間に配置されるアイテムを圧縮するために、後側ハードシェルハウジング部の内側容積に留められてストラップで固定されており、これらアイテムには、シャツ、パンツおよび他の衣類だけを含んでも、または後側ハードシェルハウジング部の成形車輪格納部の間に支持されるランドリーバッグ収納ポーチから広げられて、汚れた服が詰められている膨張可能なランドリーバッグに積み重ねられたシャツ、パンツおよび他の衣類を含んでもよい。
【
図15A2】
図14A、
図14Bおよび
図14Cに図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の前斜視図であり、その第1および第2のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構はジッパーを開かれており、1組のメッシュポケットは手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部容積内に設置されている内張りに支持されており、圧縮パッドサブシステムに関連する布製圧縮ストラップおよびバックルが外されて、圧縮パッド構造が後側ハードシェルハウジング構造の底から遠くに折り返されて、後側ハードシェルハウジング部の内部容積を表出させるので、ユーザが手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部の内部収納容積にアクセスできるようになっており、そこに積み重ねたシャツ、パンツおよび他の衣類を積み重ねて、その後、本発明の圧縮パッド構造を使用してストラップで固定すると圧縮することができる。
【
図15B1】
図14A、
図14Bおよび
図14Cに図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の第1斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置されて、例示のために内張りを取り除いた状態で手荷物システムの内部容積を表出させており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、前側カバーフラップは前側ハードシェルハウジングの上面に形成されている前側アクセスポートを隠すために閉じられており、内張り構造は手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部の両方の内部収納容積領域から取り除かれている。
【
図15B2】
図14A、
図14Bおよび
図14Cに図示するハードシェル手荷物システムの第4の例示的な実施形態の第2斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリがその格納構成に配置されており、前側カバーフラップは前側ハードシェルハウジングの上面に形成されている前側アクセスポートを隠すために閉じられており、内張り構造は、例示のために、手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部の両方の内部収納容積領域から取り除かれている。
【
図16A】本発明のハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式パワーポートカバーパネル上に、その伸長構成に配置されている。
【
図16B】
図16Aに図示する第5の例示的な実施形態の後斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリは、そのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを隠しているヒンジ式パワーポートカバーパネル上に、その伸長構成に配置されている。
【
図16D】
図16Aから
図16Cに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の後斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその伸長構成に配置されて、ヒンジ式パワーポートカバーパネルが開かれて、本発明のそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも表出させており、モバイルスマートフォン(例、Apple(登録商標)社のiPhone(登録商標)機)は、フォンとUSB DC電源ポートとの間に接続されるUSBケーブル経由で、そのUSB DC電源ポートから送られる電力が充電されている。
【
図16E】
図16Aから
図16Dに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の後斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその伸長構成に配置されて、パワーポートカバーパネルが開かれて、本発明のそのUSB DC電源ポートおよびDC充電ポートを両方とも表出させており、内蔵の充電式DCバッテリモジュールは、DC充電ポートとAC/DC電源アダプタとの間に接続されるUSBケーブル経由で、DC電力を充電ポートに供給するAC/DC電源アダプタから送られる電力が充電されている。
【
図16F】
図16Aから
図16Eに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の前斜視図であり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構を使用して密閉されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、前側カバーフラップ構造はその閉鎖構成に配置されている。
【
図16G】
図16Aから
図16Fに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の前底斜視図であり、前側カバーフラップパネルは本発明のハードシェルハウジングアセンブリの底から蝶着されている状態が示されている。
【
図16H】
図16Aから
図16Gに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の前斜視図であり、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、前側カバーフラップパネルは一部開かれていて、その前側アクセス開口から、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積、ならびに電源アダプタ、メモリスティックおよび他のアイテムを収納するための浅いジッパー付きポーチ、および携帯電話、ボトル水、お菓子等などすぐに取り出す必要のあるアイテムを入れておくための下側分割メッシュポーチ、さらに、その閉鎖構成に配置されたときに前側カバーフラップパネルを前側アクセス開口上の適所にしっかりと保持するための磁気ストリップベースの前側カバーパネル保持機構も表出している。
【
図16I】
図16Hに配置状態が図示されるハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の側斜視図である。
【
図16J】
図16Aから
図16Eに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の前斜視図であり、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、前側カバーフラップ構造は一部開かれた構成に配置されて、(i)手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積、(ii)内張り構造の内面のベルクロロック付きラップトップコンピュータ(またはiPad(登録商標))用ポーチ、および(iii)その閉鎖構成に配置されたときに前側カバーフラップパネルを前側アクセス開口上の適所にしっかりと保持するための磁気ストリップベースの前側カバーパネル保持機構が表出している。
【
図16K1】
図16Aから
図16Eに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の前斜視図であり、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、前側カバーフラップ構造は全開構成に配置されて、(i)電源アダプタ、メモリスティックおよび他のアイテムを収納するための浅いジッパー付きポーチ、および携帯電話、ボトル水、お菓子等などすぐに取り出す必要のあるアイテムを入れておくための下側分割メッシュポーチを含めた、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部収納容積、(ii)浅いジッパー付きポーチの下で、内張り構造の内面のベルクロロック付きラップトップコンピュータ(またはiPad(登録商標))用ポーチ、および(iii)その閉鎖構成に配置されたときに前側カバーフラップパネルを前側アクセス開口上の適所にしっかりと保持するための磁気ストリップベースの前側カバーパネル保持機構が表出している。
【
図16K2】
図16K1に図示されて配置されるハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の前側斜視図である。
【
図17A1】
図16A、
図16Bおよび
図16Cに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパーを開かれており、1組のメッシュポケットは手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部容積内に設置されている内張り構造に支持されており、圧縮パッド構造は、圧縮パッド構造と後側ハードシェルハウジング部の底との間に配置されるアイテムを圧縮するために、後側ハードシェルハウジング部の内部容積に留められてストラップで固定されており、これらのアイテムには、シャツ、パンツおよび他の衣類だけを含んでも、または後側ハードシェルハウジング部の成形車輪格納部の間に支持されるランドリーバッグ収納ポーチから広げられ、汚れた服が詰められている膨張可能なランドリーバッグ上に積み重ねられたシャツ、パンツおよび他の衣類を含んでもよい。
【
図17A2】
図14A、
図14Bおよび
図14Cに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の前斜視図であり、ハードシェル手荷物システムは手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その第1および第2のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパーを開かれており、1組のメッシュポケットは手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部の内部容積内に設置されている内張りに支持されており、圧縮パッドサブシステムに関連する布製圧縮ストラップおよびバックルは外されて、圧縮パッド構造は後側ハードシェルハウジング構造の底から遠くに折り返されて、後側ハードシェルハウジング部の内部容積を表出させるので、ユーザが手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部の内部収納容積にアクセスできるようになっており、そこに積み重ねたシャツ、パンツおよび他の衣類を積み重ねて、その後、本発明の圧縮パッド構造を使用してストラップで固定すると圧縮することができる。
【
図18A】
図17A、
図17Bおよび
図17Cに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の第1斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられたところであり、その伸縮式ハンドルアセンブリがその格納構成に配置されており、前側カバーフラップパネルは前側ハードシェルハウジング部の上面に形成されている前側アクセスポート開口を隠すために閉じられており、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置されて、例示のためにその内張りを取り除いた状態の手荷物システムの内部容積を表出させており、内張り構造は、手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部の両方の内部収納容積領域から取り除かれている。
【
図18B】
図17A、
図17Bおよび
図17Cに図示するハードシェル手荷物システムの第5の例示的な実施形態の第2斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、内張り構造は、例示のために、手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部の両方の内部収納容積領域から取り除かれている。
【
図19A】本発明のハードシェル手荷物システムの第6の例示的な実施形態の前斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は開放構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、その閉鎖構成で図示されるその前側パネルフラップパネルは、ハードシェルハウジングアセンブリの底部から蝶着されて、前側アクセス開口および前側カバーフラップパネルの内部の内面の周りに取り付けられている2部構成のジッパーサブシステム、および磁気ストリップ前側フラップ保持サブシステムも使用して密閉されている。
【
図19B】
図19Aに図示するハードシェル手荷物システムの第6の例示的な実施形態の前斜視図であり、その前側フラップパネルは全開構成で示され、ハードシェルハウジングアセンブリの底部から蝶着されている。
【
図20A】本発明のハードシェル手荷物システムの第7の例示的な実施形態の第1斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、その前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチはその閉鎖構成で示され、ハードシェルハウジングアセンブリの底部から蝶着されて、前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチに形成されている前側アクセス開口の周りに取り付けられている2部構成のジッパーサブシステムを使用して密閉されている。
【
図20B】
図20Aのハードシェル手荷物システムの第7の例示的な実施形態の第2斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、その前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチはその閉鎖構成で示され、ハードシェルハウジングアセンブリの底部から蝶着されて、前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチに形成されている前側アクセス開口の周りに取り付けられている2部構成のジッパーサブシステムを使用して密閉されている。
【
図20C】
図20Aのハードシェル手荷物システムの第7の例示的な実施形態の第3斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構はジッパー閉構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、その前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチはその開放構成で示され、2部構成のジッパーサブシステムが、前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチに形成されている前側アクセス開口の周りのジッパーを開かれて、(i)実質的に平坦な前側アクセスパネル、(ii)成形凹部の外縁境界の周りに、前側ハードシェルハウジング部の矩形の成形凹部部分に縫い付けられているベース部、(iii)前側アクセスパネル間に接続されている第1および第2のジッパー部を有する2部構成のジッパーシステム、(iv)旅行中にすぐにアクセスできる第1組の物品を収納するために、前側パネルに取り付けられている弾性ナイロン材料製の第1メッシュ型ポーチ、(v)旅行中にすぐにアクセスできる第2組の物品を収納するために、ベース部に取り付けられている弾性ナイロン材料製の第2メッシュ型ポーチ、および(vi)第1と第2のメッシュ型ポーチ間に支持されて、小型のモバイルコンピュータまたはiPad(登録商標)機を収納するようになされたオープン型ポーチ構造が表出している。
【
図20D】
図20Aのハードシェル手荷物システムの第7の例示的な実施形態の第4斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、その前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチはその開放構成で示され、その2部構成のジッパーサブシステムが前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチに形成されている前側アクセス開口の周りのジッパーを開かれて、(i)実質的に平坦な前側アクセスパネル、(ii)成形凹部の外縁境界の周りに、前側ハードシェルハウジング部の矩形の成形凹部部分に縫い付けられているベース部、(iii)前側アクセスパネル間に接続されている第1および第2のジッパー部を有する2部構成のジッパーシステム、(iv)旅行中にすぐにアクセスできる第1組の物品を収納するために、前側パネルに取り付けられている弾性ナイロン材料製の第1メッシュ型ポーチ、(v)旅行中にすぐにアクセスできる第2組の物品を収納するために、ベース部に取り付けられている弾性ナイロン材料製の第2メッシュ型ポーチ、および(vi)第1と第2のメッシュ型ポーチ間に支持されて、小型のモバイルコンピュータまたはiPad(登録商標)機を収納するようになされたオープン型ポーチ構造が表出している。
【
図20E】
図20Aのハードシェル手荷物システムの第7の例示的な実施形態の第4斜視図であり、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪に位置付けられて、その内部容積の中を見ているところであり、その前側および後側のハードシェルハウジング部は閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構がジッパー閉構成に配置されており、その伸縮式ハンドルアセンブリはその格納構成に配置されており、その前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチはその開放構成で示され、その2部構成のジッパーサブシステムが前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチに形成されている前側アクセス開口の周りのジッパーを開かれて、(i)旅行中にすぐにアクセスできる第1組の物品を収納するために、柔軟な前側パネルに取り付けられている第1メッシュ型ポーチ、(ii)小型のモバイルコンピュータまたはiPad(登録商標)機を収納するために、折りたたみ可能なマチを有するポーチ、および(iii)旅行中にすぐにアクセスできる第2組の物品を収納するための第2メッシュ型ポーチが表出している。
【
図20F】
図20Aのハードシェル手荷物システムの第7の例示的な実施形態の前側ハードシェルハウジング部の斜視図であり、矩形凹部は前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチを取り付けるために形成されて(例、成形されて)、好ましくは皮革またはソフトウェアプラスチック材料から作られ、
図20Hに図示するように、その外縁境界の周りの凹部に縫い付けられている。
【
図20G】好ましくは皮革またはソフトウェアプラスチック材料から作られ、
図20Hに図示するように、その外縁境界の周りの凹部に縫い付けられているジッパー付き収納ポーチの平面図である。
【
図20H】
図20Aのハードシェル手荷物システムの第7の例示的な実施形態の前側ハードシェルハウジング部の後側の平面図であり、
図20Hに図示するように、前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチがその外縁境界の周りの凹部に縫い付けられている成形矩形凹部の背面部を示す。
【
図21】本発明の手荷物システム内に一体化されているUSB充電式DCバッテリ電源サブシステムを表すブロックタイプの略図であり、(i)従来の電源コードによって、100〜120ボルト(60Hz)または同様なAC電源コンセントに接続されるAC/DC電源アダプタ、(ii)USBまたは同様な電源コードによって、AD/DC電源アダプタに作動可能に接続されるバッテリ充電回路、(iii)電気導体によって、バッテリ充電回路に作動可能に接続されるバッテリ蓄電モジュール、(iv)バッテリ蓄電モジュール、バッテリ充電回路およびAC/DC電源アダプタに、および電気機器(例、スマートフォン、ラップトップ、iPad(登録商標)等)のUSBプラグを受け入れて、これらの機器にDC電力を調節的に供給するための1組のUSB電力出力ポートにも作動可能に接続される電力スイッチング制御回路を備えるところが示されている。
【
図22】(i)一体化されたGPSベースの位置追跡機器を内蔵する本発明の複数のモバイル手荷物システムと、(i)モバイルスマートフォン(例、iPhone(登録商標)、アンドロイド(登録商標)フォン等)およびそれにインストールされているモバイルアプリケーションを使用して、リアルタイムの手荷物追跡操作をサポートする通信、アプリケーションおよびデータベースサーバが装備されるデータセンターとの間でパケット交換通信をサポートするインターネットインフラストラクチャのブロックシステム図である。
【発明を実施するための形態】
【0047】
添付の図面を参照して、その図を通して示される同じ構造および要素は、同じ参照符号で示すこととする。
本発明の第1の例示的な実施形態の機内持ち込み手荷物システムの仕様
ここで、
図1Aから
図10Aを参照し、本発明の第1の例示的な実施形態の機内持ち込み手荷物システム1を詳細に説明する。
【0048】
図1Aから
図1Eに図示するように、第1の例示的な実施形態のハードシェル手荷物システム1は、手荷物システムの4隅に取り付けられている4個1組のダブルスピナー車輪2Aから2Dに位置付けられる。図示するように、その前側および後側のハードシェルハウジング部(つまり、成形コンポーネント)3Aおよび3Bは閉鎖構成に配置されて、その一体型ジッパー機構4を使用して密閉されている。その伸縮式ハンドルアセンブリ4は、そのUSB DC電源ポート6Aおよび6Bと、そのDC充電ポート7とを隠しているヒンジ式パワーポートカバーパネル5上に、その伸長構成に配置されている。好適な実施形態では、機内持ち込み手荷物システムの物理的な寸法は、デルタ社、ユナイテッド社およびアメリカン・エアラインズ社を含む米国拠点の大手航空会社のすべてに許容される最大機内持ち込みサイズである約59×36×23cm(約22インチ×14インチ×9インチ)である。代替実施形態では、これらの寸法は目下の用途を満たすように変えてもよい。
【0049】
図1Dに図示するように、伸縮式ハンドルアセンブリ22はその伸長構成に配置されて、ヒンジ式パワーポートカバーパネル5が開かれて、そのUSB DC電源ポート6Aおよび6Bと、DC充電ポート7Bとが両方とも表出していると同時に、モバイルスマートフォン(例、Apple(登録商標)社のiPhone(登録商標)機)8は、フォン9とUSB DC電源ポート6A、6Bとの間に接続されているUSBケーブル9経由で、USB DC電源ポート6A、6Bから送られる電力が充電されている。この伸長構成で、パワーポートカバーパネルが開かれて、USB DC電源ポートへのアクセスを提供する場合、ユーザはモバイルスマートフォンを持ちながら、旅行中に手荷物システムを引き動かす(つまり、手押しする)ことができる。ユーザが手荷物システムを雨の降る地面に引っ張っている(例、充電中の携帯電話で話しながら)場合、USBパワーポートカバーパネル5は自動的にUSBパワープラグ6Aおよび未使用のUSB電源ポート6B上に下りて閉じるので、手荷物システムのUSB電源ポートに雨が入り込むのを防止するとともに、感電またはショートを防止する。
【0050】
図1Eに図示するように、伸縮式ハンドルアセンブリ22はその伸長構成に配置されて、ヒンジ式パワーポートカバーパネル5が開かれて、そのUSB DC電源ポート6Aおよび6BとDC充電ポート7とが両方とも表出すると同時に、その内蔵の充電式DCバッテリモジュール22B1は、DC充電ポート7とAC/DC電源アダプタ11との間に接続されるUSBケーブル12経由で、DC電力を充電ポート7に供給するAC/DC電源アダプタ11から送られる電力が充電されている。バッテリの放電および充電操作の詳細は、以下
図1E、
図5Aおよび
図14を参照して詳細に説明する。
【0051】
図1Fに図示するように、前側カバーフラップ構造13がその開放構成に配置されて、(i)前側カバーフラップ構造5の内側のベルクロロック付きラップトップコンピュータ(またはiPad(登録商標))用ポーチ14、(ii)その前側に、電源アダプタ、メモリスティックおよび他のアイテムを収納するためのジッパー16A付きの浅いジッパー付きポーチ16と、携帯電話、ボトル水、お菓子等などすぐに取り出す必要のあるアイテムを入れておくための弾性バンド17A付きの分割メッシュポーチ17とを支持する内張り構造29を含む、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部3Aの内部収納容積15、および(iii)その閉鎖構成に配置されたときに、前側カバーフラップパネル13を前側アクセス開口19上の適所にしっかりと保持するために、前側カバーフラップパネル13の下側の1組の強力な磁気ストリップ18Aおよび18Bと、前側アクセス開口19の縁部20上の対応する組の磁気ストリップ18A’および18B’とを採用した磁気ストリップベースの前側カバーフラップパネル保持機構17Aが表出している。
【0052】
前側カバーフラップパネル13を開くには、ユーザはその中央部にある前側カバーフラップパネル13のしなやかなリップ部13Aをそっと引き開け、前側アクセス開口19付近の内縁面20に沿って取り付けられている磁気ストリップ18A’および18B’から、前側パネルカバーフラップ保持システム18を実現するために使用される永久磁石ストリップ18Aおよび18Bによって生じる磁力に対抗して、前側カバーフラップパネル13を引き離すだけでよい。閉じた前側カバーフラップパネル13をロックするために、前側カバーフラップヒンジ線22に対向する前側アクセス開口19の縁の縁に隣接して、前側ハードシェルハウジング部3Aに形成されているポート51にTSA承認ダイヤル錠アセンブリ21を取り付けている。ダイヤル錠アセンブリ21は、ユーザが、
図1Aに図示するように、その閉鎖構成に配置されている前側カバーフラップパネル13をロックするとき、前側カバーフラップパネル13の縁の内面に取り付けられるロッキング部材27と係合する留め金状のロック部材26を回すための機構を含む。機内持ち込み手荷物システムから離れるとき、または手荷物処理システムで手荷物を点検するときなど、いつでも、ユーザは予め設定された錠の組み合わせ番号を使用して前側カバーフラップパネル13をすぐにロックすることができる。錠の組み合わせ番号は、当業界で公知の方法で、数秒以内に、いつでも変更することができる。
【0053】
図2A−1に図示するように、ハードシェル手荷物システム1は手荷物システム1の4隅に取り付けられている4個1組のスピナー車輪2Aから2Dに位置付けられており、その第1および第2のハードシェルハウジング部3Aおよび3Aが一緒に蝶着されて、開放構成に配置され、その一体型ジッパー機構4がジッパーを開かれている。伸縮式ハンドルアセンブリ22はその伸長構成に配置されている。図示するように、1組のメッシュポケット28Aおよび28Bが、手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部3Aの内部容積30内に設置されている内張り29に支持される。また、圧縮パッド構造32Aが後側ハードシェルハウジング部3Bの内部容積に、後側ハードシェルハウジング部3Bに設置されているその内張り34を貫いて後側ハードシェルハウジング部に係止されている1組の手締め式ベルトバックル33Aおよび33Bによって留められてストラップで固定される。圧縮パッド構造32Aの主な機能は、圧縮パッド構造32Aと後側ハードシェルハウジング部3Bの底面との間に置かれる次のアイテムを圧縮することである。そのアイテムとは、(i)積み重ねられたシャツ、パンツおよび他の衣類、(ii)後側ハードシェルハウジング部3Bの成形車輪格納部3B1および3B2に支持されるランドリーバッグ収納ポーチ36Cから広げられて、ジッパー付きアクセス開口36A1から汚れた服37が詰められた膨張可能なランドリーバッグ36Aである。後側ハードシェルハウジング部3Bに一体化されている圧縮パッドサブシステム32およびランドリーバッグサブシステム36を、以下詳細に説明する。
【0054】
図2A−2に図示するように、圧縮パッド構造32Aは外されて後側ハードシェルハウジング構造の底から遠くに折り返され、後側ハードシェルハウジング部3Bの内部容積およびその内張り39が表出している。この構成では、ユーザは手荷物システムの内部収納容積にアクセスし、(i)
図9Aから
図9Gに図示するそのランドリーバッグ収納ポケット36Bから膨張可能なランドリーバッグ36Aを広げ、それに洗濯しなければならない汚れた服を詰めてからジッパーを締め、さらに、(ii)圧縮パッド32A構造が関連ストラップおよびバックル32Cおよび32Dを使用してストラップで固定されると圧縮されるように、詰めてジッパーを締めたランドリーバッグ36A上にシャツ、パンツおよび他の衣類37を積み重ねることが可能である。
【0055】
図2Bから
図2Dは、その前側および後側のハードシェルハウジング部3Aおよび3Bが開放構成に配置され、その一体型ジッパー機構がジッパー開構成に配置され、その内張り構造29および39が手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部の両方の内部収納容積領域から取り除かれたハードシェル手荷物システムを示す。図示するように、前側カバーフラップ13は閉じられて、前側ハードシェルハウジング部3Aの上面に形成されている前側アクセスポート開口19を隠している。図示するように、伸縮式ハンドルおよび充電式電源アセンブリ22は、後側ハードシェルハウジング部3Bの底面に取り付けられた状態で表出している。この取り付け構成の詳細を、以下詳細に説明する。
【0056】
内張り構造29が、
図2A−1に図示するように、前側ハードシェルハウジング部3Aに設置されるとき、前側ハードシェルハウジング部3Aの内部収納容積は本質的に閉鎖されて、後側ハードシェルハウジング部3Bの内部収納容積から分離され、前側フラップ13を開いたときに、前側アクセス開口19からのみ手荷物のユーザにアクセス可能となる。また、
図2A−1に図示するように、前側ハードシェルハウジング部3Aに設置される内張り構造29は、衣類および他のアクセサリを収納するためのメッシュポケット17Bおよび17Cを支持する。メッシュポケットは弾性バンド付きで強いナイロン材料から作ることができるので、ユーザはメッシュポケットに何が収納されているのか一目ですぐに分かる。
【0057】
図3Aから
図6Eを参照して、第1の例示的な実施形態の機内持ち込み手荷物システムの構造を詳細に説明する。
図3Aから
図3Fに図示するように、ハードシェル手荷物システム3Bは、(i)100%バージンポリカーボネートなどの熱可塑物質から成形された前側および後側のハードシェルハウジング部3Aおよび3B、(ii)前側および後側のハードシェルハウジング部3Aおよび3Bに形成され、手荷物システムの4隅の埋込型車輪格納部3A1、3A2、3B1および3B2にそれぞれ取り付けられている4個1組のスピナー車輪2A、2B、2Cおよび2D、(iii)カバーフラップ部13が前側アクセス開口19を面一状に覆う(つまり、前側フラップ部が
図1A、
図2C、
図2D、
図6A、
図6Cおよび
図6Eに図示するその閉鎖構成にあるとき、前側カバーフラップ部13は前側ハードシェルハウジング部3Aの前面と実質的に同じ平面内にある)ように、第1ハードシェルハウジング部3Aに形成されているわずかに凹んだ前側アクセス開口19上に配設されている前側カバーフラップ構造13、(iv)(a)カバー22D3で閉じられたバッテリケース22D2に支持される充電式バッテリパワーモジュール22D1、USBコネクタ6A’、6B’、7’を支持するPCボード22B3、1組のUSB DC電源ポート6Aおよび6B、ならびに
図5Aおよび
図14に図示されるようにPC回路基板およびバッテリ取付レセプタクル22B4を通じて充電式バッテリモジュール22D1とともに構成されているDC充電ポート7を支持する伸縮式ハンドル基部ハウジングアセンブリ22B、および(b)解除ボタン22E付きの手動で取り外し可能なハンドル構造22Aと、およびサイズの異なるユーザのために少なくとも3つの選択可能な長さを有する伸縮ロッド22C1および22C2とを含む伸縮式ハンドルサブアセンブリ、を含む伸縮式ハンドルおよび充電式電源アセンブリ22、(v)手荷物システムの前側および後側のハードシェルハウジング部3Aおよび3Bの開口の各リップ部へと縫い付けられ、かつこれに沿ったジッパーコンポーネント4Aおよび4Bを有する2部構成のジッパーサブシステム4、(vi)ジッパーコンポーネント4Aおよび4Bのそれぞれのジッパー引き手タブ4A1および4A2を、そのためジッパーシステム4を一緒にしっかりとロックすることに関連する第1TSA承認ダイヤル錠サブアセンブリ40、(vii)前側カバーフラップパネル13の縁に取り付けられている第1コネクタ27と、前側ハードシェルハウジング部3Aに形成されている前側アクセス開口19の内縁部に関連する第2コネクタ26とを係合して一緒にロックすることに関連する第2TSA承認ダイヤル錠サブアセンブリ21、ならびに(viii)2つの可能な構成のうちの一方で(つまり、縦持ち構成または横持ち構成)手荷物システムを持ち運ぶために、成形された後側ハードシェルハウジング部3Bに形成されているポート47および48にそれぞれ取り付けられる1組の上部および側部ハンドル45および46を備える。
【0058】
図5A、および
図5J1から
図5J4を参照すると、手動で取り外し可能なハンドル部22Eは、細長いハンドル構造22E内に設置されて、ハンドル構造22Aの中心に配置される手で押し下げ可能なボタン22Eを手動で押し下げることによってトリガされる内部ロック・解除機構を含む。本発明を実施するのに適切ならどのようなロック・解除機構も使用することができ、一般に手荷物システム業界で公知である。図示するように、伸縮式ハンドルサブアセンブリ22は、(i)1組の伸縮ロッド部材22C1および22C1が通り、一端をハンドル部22Aに形成されている取付口22A1および22Aに、他端を手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部3Bの底面に糊または他の適切な接着剤を使用して取り付ける基底部22F3を有する伸縮式ロッド部材取付用ブラケット22Fに形成されている取付口22F1および22F2に接続する、1組の離間したガイド管22C1’および22C2’を有する基部ハウジングコンポーネント22Bを備える。
【0059】
図5Aに図示するように、基部ハウジングコンポーネント22Bは、GPS/GSM(登録商標)手荷物追跡モジュール60、USBコネクタ6A’、6B’および6C’、ならびに
図14に図示する回路を支持するPCボード22B3を受けるための一体型レセプタクル22B4と、PCボード22B3上の対応USBコネクタ6A’、6B’および6C’が基部ハウジングコンポーネント22Bに形成されている対応ポートまで延びて、携帯電話8およびラップトップコンピュータならびにAC/DC電源アダプタ11に接続されるケーブルに関連する対応USBコネクタを受け入れることのできるUSB DC電源ポート6Aおよび6BならびにDCバッテリ充電ポート6Cと、
図5J3および
図5K2に図示するようにヒンジ式パワーポートカバーパネル5がその閉鎖構成に配置されるときに、その下側にパワーポートを塞いで密閉するための軟質ゴムシールを有するヒンジ式パワーポートカバーパネル5とをさらに備える。
【0060】
図5J1から
図5J4に図示するように、交換可能な充電式DCバッテリパワーモジュール22D1はPCボード22B3に接続されて、エンドキャップカバー22D3が設けられているバッテリモジュールケーシング22B2に収容され、その全部が基部ハウジングコンポーネントまたは基部ハウジング部22Bの下で、1対の離間した伸縮式ガイド管22C1および22C2の平面内に、かつその間に支持され、(iv)DCパワーポートカバーパネル5は基部ハウジングコンポーネント22Bに蝶着されて、基部ハウジングコンポーネント22Bに形成されるUSB DC電源ポート6A、6BおよびDC充電ポート7を覆う。
【0061】
この例示的な実施形態では、2つのUSB DC電源ポート6A、6Bは2つの機器を同時に充電できるのに対し、1マイクロのUSBパワー充電ポート7は充電式バッテリモジュール22Bの充電が可能である。通例、10,000mAhのバッテリを使用すると、モジュールは最大5回以上iPhone(登録商標)をフル充電することが可能である。バッテリ技術の今後の進歩に応じて、このバッテリの性能特性は改善が期待される。
【0062】
好ましくは、パワーポートカバーパネル5はばね偏倚させて、充電作業のために電源ポートに差し込まれたUSBプラグコネクタ上に下りて閉じ、USBポートの天候への露出を減らす。また、USBパワープラグがUSBパワーポートに差し込まれて、その下に配設されているPCボード22B3上の電気コネクタとの接続を確立するときに、充電作業に関連するケーブルがパワーカバーパネル5に形成されている小さな溝を貫通することができると同時に、ヒンジ式パワーポートカバーパネル5を閉鎖構成に構成することができるようにして、手荷物システムが雨や雪への露出が避けられない環境で手荷物システムを運搬しているときに、露出したUSBパワーポートに雨、雪および他の天候の影響が入らないように、USBパワーポート6Aおよび6Bならびに7を基部ハウジングコンポーネント22B内に入り込んでいることが望ましい。
【0063】
図6Aから
図6Eに図示するように、前側および後側のハードシェルハウジング部(つまり、コンポーネント)は成形プラスチックから作られ、ハードシェルハウジング部3Aおよび3Bのヒンジだけでなく、前側ハードシェルハウジング部3Aの前面に形成されている前側アクセス開口19を閉鎖するヒンジ式前側カバーフラップ部13としても機能する1つの多層構造によって一緒に蝶着される。合わせて、これらのコンポーネントはハードシェル手荷物システムの第1の例示的な実施形態で採用されるハードシェルハウジングアセンブリを形成する。
【0064】
図6Bに図示するように、前側ハードシェルハウジング部3Aは、2部構成のジッパーシステム4に関連するTSAダイヤル錠アセンブリ40関連ロックサブアセンブリを取り付けるための成形ポート50を有し、該2部構成のジッパーシステム4は、(i)前側ハードシェルハウジングコンポーネント3Aの開口の周りに延びているリップ部に縫い付けられ、またはその他の形で留められる第1ジッパー構造4A(例、日本国東京のYKK(登録商標)(吉田工業株式会社)グループまたは他のベンダーが供給)、(ii)後側ハードシェルハウジングコンポーネント3Bの開口の周りに延びているリップ部に縫い付けられ、またはその他の形で留められる第2ジッパー構造4B、および(iii)第1および第2のジッパー構造4Aおよび4Bにそれぞれ関連する1対のジッパー引き手4A1および4B1を備える。
【0065】
図6A、
図6Bおよび
図6Dに図示するように、後側ハードシェルハウジング部3Bは、(i)上部ハンドル構造45を取り付けるための1組の成形ポート47、(ii)側部ハンドル構造46を取り付けるための1組の成形ポート48、および(iii)伸縮ハンドルおよびDC電源アセンブリ22の基部ハウジングコンポーネント22Aを取り付けるための成形ポート49を有する。好ましくは、前側および後側のハードシェルコンポーネント3Aおよび3Bは、現代の手荷物の用途に必要な最軽量と耐久性を兼ね備えた100%バージンポリカーボネートプラスチック材料から成形される。
【0066】
図6Dに図示するように、前側および後側のハードシェル部3Aおよび3Bの底面は、リベットまたは強力な接着剤を使用して、4個1組の360度ダブルスピナー車輪を取り付けるために、第1および第2のハードシェルハウジング部3Aおよび3Bの底部の各隅に深く成形される1組の窪んだ車輪格納部3A1、3A2および3B1、3B2も有する。この例示的な実施形態では、360度ダブルスピナー車輪2Aから2Dは、優れた結果を有する他の同等なスピナー車輪コンポーネントを使用してもよいが、日本の株式会社日乃本錠前から入手可能な100%Makrolon(登録商標)材料製のダブルスピナー車輪を使用して実現することができる。
【0067】
図6Aから
図6Eに図示するように、
図4Aから
図4Dに図示される柔軟なカバーフラップ構造13’は、いくつかの機能、すなわち、(i)前側および後側のハードシェルハウジング部3Aおよび3Bの軸24を中心とするヒンジ構造として、および(ii)前側および後側のハードシェルハウジング部3Aおよび3Bをそれぞれ開けずに、ラップトップコンピュータおよび/または他の品物を収納するために、第1ハードシェルハウジング部3Aの前面に形成されている前側アクセス開口19を覆うために軸25を中心として蝶着される柔軟な不透明な前側カバーフラップパネル13の機能を果たす。
【0068】
図4Aから
図4Dにおいて、柔軟な前側カバーパネル構造13’の好適な構造が技術的に詳細に示されている。図示するように、多層構造13’は、(i)外装布地の層70に接合されている高密度フレキシブル発泡体のシート71、(ii)ラップトップ用スリーブ14を支持するためにラップトップの外縁の形状のナイロンまたは他の材料製の剛直なプラスチックパネル72A、(iii)第1ハードシェルハウジング部の側面に取り付けられたときに、前側および後側のハードシェルハウジング部3Aおよび3Bがスイングする第1ヒンジ線24、および開閉操作中に前側カバーフラップパネル13がスイングする第2ヒンジ線25を形成するために、高密度フレキシブル発泡体のシートにリベット止めされるナイロン製の1対の剛直なプラスチックパネル72Bおよび72C、(iv)剛直なプラスチックパネル72Aに接着固定される、ラップトップ用スリーブの形状の高密度ネオプレン発泡体の層73、(v)プラスチックパネル72A、72B、72Cおよび発泡体層71上に配置されるネオプレン発泡体層74、および(v)(a)
図4Cに図示されるように、適切なサイズのラップトップまたはパッドコンピュータをその中に受け入れておくためのスリーブ14Aと、ベルクロストラップシステム14B、14Cとが設けられているラップトップ用ポーチ14が支持される内側布地の層75を備える。これらのコンポーネントを一緒に組み立て、縫い付け、または他の形で留めた後、
図3D、
図5E、
図5Gおよび
図5Hに図示するように、柔軟な前側カバーパネル構造13’は、さらに、前側ハードシェルハウジング部3Aのわずかに凹んだ側面領域3A4、および後側ハードシェルハウジング部3B4のわずかに凹んだ側面領域3B4にリベット止めされる。柔軟な前側カバーフラップ構造13’が前側および後側のハードシェルハウジング部3Aおよび3Bに取り付けられたら、ラップトップ用スリーブ/ポケット14は、ほぼどのような用途でも、場合により、収納されるラップトップまたはiPad(登録商標)の重量を支持することが可能である。
【0069】
図5Aから
図5Iは、第1の例示的な実施形態の手荷物システムの分解図を示しており、そのコンポーネントおよびサブコンポーネントは上記説明済みである。ほとんどのコンポーネントの組み立ては異なる順序で行うことができるため、様々な製造者が本発明による手荷物システムの製造、組立および試験のための時間、労力およびコストを削減するために、様々な手順を展開するであろう。
【0070】
図5A、
図5J1から
図5J4を参照すると、伸縮式ハンドルおよびUSB DC電源アセンブリ22は、(i)ハンドル部22Aの中央に配置される手で押し下げ可能なボタン22Eによってトリガされる内部ロック・解除機構(図示せず)を含む手動で取り外し可能なハンドル部22A、(ii)1組の伸縮ロッド部材22C1’および22C2’が通過して、一端をハンドル部22Aに形成されている取付口22A1および22A2に、他端を、手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部3Bの底面に取り付ける伸縮式ロッド部材取付用ブラケット/脚部33F3に形成されている取付口22F1および22F2に接続する1組の離間したガイド管22C1および22C2を有する基部ハウジングコンポーネント22B、(iii)基部ハウジングコンポーネント22Bに形成されて、基部ハウジング部22Bの下で、1対の離間したガイド管22C1および22C2の平面内に、かつその間に支持されるバッテリモジュールケーシング22D2および関連エンドキャップ22D3に収容されている交換可能な充電式DCバッテリパワーモジュール22D1に作動可能に接続される1組のUSB DC電源ポート6A、6BおよびDCバッテリミニUSB充電ポート7、ならびに(iv)基部ハウジングコンポーネント22Bに蝶着されて、基部ハウジングコンポーネント22Bに形成されているUSB DC電源ポート6Aおよび6BとDC充電ポート7とを覆うDCパワーポートカバーパネル5を備えることが示されている。
図5J5に図示するように、バッテリモジュール収納ケーシング22D2は、必要に応じてバッテリモジュールを交換できるように、1対のネジ22G1および22G2または他の留め具によって、基部ハウジングコンポーネント22Bに取り外し可能に留められる。
【0071】
好ましくは、基部ハウジングコンポーネント22B、ガイド管22C1および22C2、ならびに伸縮式部材取付用ブラケット22F3は、プラスチック材料から成形する。好ましくは、伸縮式ロッド22C1’および22C2’は、ユーザが手荷物システムを航空機、列車、客船および他のクルーズ船の中の歩道、吹き抜け階段および他の通路で引っ張る(つまり手押しする)するために必要な場合、目下の用途によって要求される強度および弾力性を示す金属、カーボンファイバー、またはプラスチック材料から作る。
【0072】
手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部内に設置される圧縮パッドサブシステムの仕様
ここで、
図2A−1、
図2A−2、
図7Aおよび
図7Bを参照して、後側ハードシェルハウジング部3Bの内部容積領域に設置されている圧縮パッドサブシステム32を技術的に詳細に説明する。図示するように、圧縮パッドサブシステム32は、(i)パッド構造32の下の内張りシステム39内の内部容積領域にシャツ、パンツおよび他の衣類の束85、(ii)汚れた服を詰めて広げられた膨張可能なランドリーバッグ36Aの真上に置かれたシャツ、パンツおよび衣類の束85を保持するための圧縮パッド状構造32Aおよび1対のバックル付きストラップ32Cおよび32Dを備える一方、圧縮パッド構造32Aは、圧縮パッド構造32を貫通するとともに当業界で公知のネジまたは他の留め具を使って後側ハードシェルハウジング部3Bに係止されている1組のバックル32Cおよび32Dを使用して、圧縮状態でストラップで固定される。注目すべきことに、圧縮パッドサブシステム32は単独で使用することも、または後側ハードシェルハウジング部3Bの底に支持されて、圧縮パッドサブシステムの圧縮パッド構造を使用して同じく容積が圧縮される本発明のランドリーバッグサブシステム36と組み合わせて使用することもできる。
【0073】
図7Aに図示するように、各布製ストラップ32C2、32D2は雄バックル部32C6、32D6と雌バックル部32C5、32D5を有し、これら両バックル部はできあがったバックルコンポーネントのばね偏倚された前面にかかる圧力がかかった状態で、従来の方法で互いに取り外し可能に係合する。図示するように、第1布製ストラップ32C2は、一端が、ネジまたは他の留め具によってアンカー32C4との係合点を提供するために適所に接着またはリベット止めされる係止機構(例、プラスチック構造)32C4によって後側ハードシェルハウジング部3Bに係止されるのに対し、他方のストラップの他端は、一端が、ネジまたは他の留め具によってアンカー32C3との係合点を提供するために適所に接着またはリベット止めされる係止機構(例、プラスチック構造)32C3によって後側ハードシェルハウジング部3B(または代替的に3A)に係止される。図示するように、布製ストラップ32C2は、圧縮パッド構造32の布地に縫い付けられているループ32Eを貫通する。
【0074】
図示するように、第2布製ストラップ32D2は、一端が、ネジまたは他の留め具によってアンカー32D4との係合点を提供するために適所に接着またはリベット止めされる係止機構(例、プラスチック構造)32D4によって後側ハードシェルハウジング部3Bに係止されるのに対し、他方のストラップの他端は、一端が、ネジまたは他の留め具によってアンカー32D3との係合点を提供するために適所に接着またはリベット止めされる係止機構(例、プラスチック構造)32D3によって後側ハードシェルハウジング部3Bに係止される。
【0075】
好ましくは、圧縮パッド構造32は非常に堅いプラスチックパネル32Jを含み、その周りに発泡体および外部布製ライニング32Kが縫い付けられて、圧縮ストラップ32Cおよび32Dを引き締めることによって圧縮力が発生するときに、曲げおよび捻れに耐えられる一体の非常に堅い圧縮パッド構造を提供する。また、
図7Bに図示するように、圧縮パッド構造32Aの下側は、圧縮パッド構造の外縁の周りに延びている突条状構造32Gを有し、圧縮パッドを配置し、バックル付きストラップ32Cおよび32Dを使用して締め付けるときに、シャツ、ズボンおよび他の積み重ねられたアイテムがずれないように維持する。突条構造32Gは1/2インチ程度の高さを有することができ、望まれる場合数インチまでの高さに延ばしてもよく、圧縮パッド構造32Aがその圧縮状態に配置されるとき圧縮可能である。
【0076】
手荷物システムの前側ハードシェルハウジング部内に設置される内張りサブシステムの仕様
図8Aに図示するように、前側ハードシェルハウジング部3Aの内部容積領域に設置されている内張りサブシステム29の前側ハードシェルに面する側は、衣料品および他の物を収納するためのジッパー付きアクセス開口28A1が設けられている上側メッシュポケット構造28Aと、旅行中に衣料品および他の物を収納するためのジッパー付きアクセス開口28B1が設けられている下側メッシュポケット構造28Bとを備える。図示するように、この例示的な実施形態では、ジッパー付きアクセス開口28A1および28B1は、それぞれ28A2および28B2で示されるライニング構造の縁部から小さなスペース分わずかにずれている。
【0077】
図8Bに図示するように、前側ハードシェルハウジング部3Aの内部容積領域に設置されている内張りサブシステム29の前側アクセス開口に面する側は、電源、メモリスティック、ペンおよび他のアイテムを収納するために、ジッパー引き手16B付きのジッパー付き開口16Aを有する浅いジッパー付きポケット構造16と、旅行中にすぐにアクセスできるボトル水、お菓子および他の物などのアイテムを収納するために、弾性開口17Aを有し、分割メッシュポケットが設けられたジッパーなし分割メッシュポケット構造17とを備える。
【0078】
手荷物システムの後側ハードシェルハウジング部内に設置されるランドリーバッグサブシステムの仕様
ここで、
図9Aから
図9Gを参照して、本発明のランドリーバッグサブシステム36を技術的に詳細に説明する。
【0079】
図9Aに図示するように、ランドリーバッグサブシステム36のランドリーバッグコンポーネント36Aは、縫い合わされたナイロン材料から作られており、図面に示すそのジッパー付き開口36A1から汚れた衣料品を詰めたときに膨張可能である。好ましくは、ナイロン材料は旅行中にジッパー付きランドリーバッグ36Aで空気と悪臭を封じ込める。ランドリーバッグコンポーネント36Aの長さおよび幅は、典型的には、後側ハードシェルハウジング部3Bの底面の長さおよび幅の寸法よりわずかに小さくして、ランドリーバッグを車輪格納部3B1と3B2との間のそのジッパー付き収納ポーチ36Bから取り出せ、ハードシェル部3B3の底面に平らに置くために開いて広げられるようにする。さらに、ユーザは旅行中に汚れた服をランドリーバッグ36Aに詰めてから、ジッパー引き手タブ36A2を引っ張って、バッグのジッパーを締め、汚れた服を未着用のきれいな衣料品と分離する。それから、ユーザは平らに広げたランドリーバッグ上にきれいなシャツ、パンツおよび他の衣類を積み重ねてから、上記説明した圧縮パッドサブシステム32を使用して衣類の束およびランドリーバッグ36Aの全体を圧縮することができる。都合のよいときに、
図9Dから
図9Gに図示するように、ユーザはランドリーバッグ収納ポーチ36Bに縫い付けられているボタン36B1を外して、タブ張り出し部36A3の穴36A4に通すことによって、ランドリーバッグコンポーネント36Aを手荷物システムから取り出す。手荷物システム収納ポーチ36Bから外してしまえば、汚れた服を入れたランドリーバッグ36Aは、服を従来の方法で洗濯およびドライクリーニングの両方またはいずれかをすることのできる適切な場所に持って行くことができる。
【0080】
ユーザが旅行中にたまった汚れた服のランドリーバッグコンポーネント36Aを空にしたら、通例、ユーザは次の作業を行う。つまり、(i)手荷物システム36Aを
図10Aに図示するように平らに配置し、(ii)次いで、
図10Bに図示するようにそれを折りたたみ、(iii)次いで、
図10Cに図示するように、それを巻き上げ、(iv)最後に、
図10Dに図示するように、たたんで巻き上げたランドリーバッグ36Aをランドリーバッグ収納ポーチ36Bに詰め込んで、ジッパーを締める。この状態で、本発明の圧縮パッドシステム32は最初の荷造り作業中に、未着用のきれいなシャツ、パンツおよび他の衣類のみで使用され、旅行中に汚れた服がでてくると、ランドリーバッグサブシステム36が広げられて、圧縮パッドサブシステム32と合わせて使用されることになる。
【0081】
本発明の第2の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システムの仕様
ここで、
図11Aから
図12Bを参照して、本発明の第2の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システムを詳細に説明する。
【0082】
すべての点において、第2の例示的な実施形態の手荷物システム1’は、次の点を除いて、第1の例示的な実施形態の手荷物システム1と同様なものである。具体的には、第2の例示的な実施形態1’の手荷物システムは前側アクセス開口19を支持しておらず、第1の例示的な実施形態で使用される柔軟な前側カバーフラップパネル構造13を採用しておらず、第2のTSA承認ダイヤル錠アセンブリ21を採用していない。代わりに、第2の例示的な実施形態1’で採用されるヒンジ構造は、
図11B、
図11E、
図12Aおよび
図12Bに図示されるように、二重ジッパーシステム4の中で実現されている。他のすべての点については、第2の例示的な実施形態1’の手荷物システムは、第1の例示的な実施形態1の手荷物システムと同様なものである。
【0083】
本発明の第3の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システムの仕様
ここで、
図13Aから
図13Fを参照して、本発明の第3の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システム1’’を以下詳細に説明する。
【0084】
すべての点において、第3の例示的な実施形態の手荷物システム1’’は、次の点を除いて、第2の例示的な実施形態の手荷物システム1’と同様なものである。具体的には、手荷物システム1’’の前側および後側のハードシェルハウジング部3A’’および3B’’は、図示するように、耐久性のあるプラスチック材料から成形される前側および後側のハードシェルハウジング部の周囲に形成されて、手荷物システム1’’の長手軸に沿って上下に、水平方向に形成される等間隔の一連の突条(つまり、波形部)52を有し、ハウジング部に追加の強度を与えるとともに、ユーザにとって魅力的なビジネスに相応しい外観を生み出している。他のすべての重要な点において、第2の例示的な実施形態の手荷物システムと同様なものである。
【0085】
本発明の第4の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システムの仕様
ここで、
図14Aから
図15B2を参照して、本発明の第4の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システム1’’’を以下詳細に説明する。
【0086】
すべての点において、第4の例示的な実施形態の手荷物システム1’’’は、次の点を除いて、第2および第3の例示的な実施形態の手荷物システム1’および1’’と同様なものである。具体的には、第4の例示的な実施形態の前側カバーパネル13’’’は、その底部に取り付けられたヒンジ部13C’’’を使用して前側ハードシェルハウジング部3A’’’の底面に取り付けられて、リベット、接着剤またはその組み合わせを使用して定位置に固定されている。また、ラップトップ用ポーチ14が前側カバーフラップパネル13’’’の内面に取り付けられている。また、他のすべての重要な点においては、第2および第3の例示的な実施形態の手荷物システムと同様なものである。
【0087】
本発明の第5の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システムの仕様
ここで、
図16Aから
図18B2を参照して、本発明の第5の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システム1’’’’を以下詳細に説明する。
【0088】
すべての点において、第5の例示的な実施形態の手荷物システム1’’’’は、次の点を除いて、第4の例示的な実施形態の手荷物システム1’’’と同様なものである。具体的には、ラップトップ用ポーチ14’’’’が浅いジッパー付きポーチ16の下の内張り構造29の内面に取り付けられている。また、ナイロンメッシュポーチ17’’’’が、ラップトップ用ポーチ14’’’’および前側カバーフラップパネル13’’’’の内面に、またはそのいずれかに取り付けられている。他のすべての重要な点においては、第2および第3の例示的な実施形態の手荷物システムと同様なものである。
【0089】
本発明の第6の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システムの仕様
ここで、
図19Aおよび
図19Bを参照して、本発明の第6の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システム1’’’’’を以下詳細に説明する。
【0090】
すべての点において、第6の例示的な実施形態の手荷物システム1’’’’’は、次の点を除いて、第4および第5の例示的な実施形態の手荷物システム1’’’および1’’’’と同様なものである。この実施形態では、本発明の手荷物システム1’’’’’はジッパーベースの前側カバーフラップパネル保持システム108を支持するように改造されており、これは、上記開示および説明したように、磁気ストリップベースのサブシステム18に取り代わる、またはその補完として使用してもよい。具体的には、ジッパーベースの前側カバーフラップ保持/シーリングサブシステム108は、ジッパーコンポーネント108Aおよび108Bを有しており、前側アクセス開口19’’’’’付近の内面に前側カバーフラップパネル13’’’’’を密封するために使用される。このジッパーベースのサブシステム108は、
図19Bに示されるように、ジッパーコンポーネント108Aを前側アクセス開口19の左側および前側カバーフラップパネル13’’’’’の外周縁の左内面付近のリップ開口に縫い付け、ジッパーコンポーネント108Bを前側アクセス開口19の右側および前側カバーフラップパネル13’’’’’の外周縁の右内面付近のリップ開口に縫い付けることによって、設置される。好ましくは、前側カバーフラップパネル13’’’’’の外周縁は、特に、ユーザがそれぞれのジッパー引き手部材を引っ張ることによってジッパー108Aおよび108Bがその閉鎖または開放構成のいずれかに手で操作するときに、その縁リップ部が屈曲して曲がるようにしなやかなである。任意で、磁気ベースの前側カバーパネル保持サブシステム18は、他の例示的な実施形態で採用されているものと同様に、目下の用途が必要とする場合には、ジッパーベースのサブシステム108と組み合わせて使用することができる。他のすべての重要な点において、第6の例示的な実施形態1’’’’’の手荷物システムは、第4および第5の例示的な実施形態の手荷物システムと同様なものである。
【0091】
本発明の第7の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システムの仕様
ここで、
図20Aから
図20Eを参照して、本発明の第7の例示的な実施形態の機内持ち込み/受託手荷物システム1’’’’’’を以下詳細に説明する。
【0092】
すべての点において、第7の例示的な実施形態の手荷物システム1’’’’’’は、次の点を除いて、第6の例示的な実施形態の手荷物システム1’’’’’と同様なものである。この実施形態では、本発明の手荷物システム1’’’’’’は、以下開示および説明するように、前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’に形成される成形凹部131内に取り付けられたジッパーベースの前側アクセス可能な凹形コンピュータ用ポーチサブシステム130を支持するように改造している。具体的には、前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチサブシステム130は、ハードシェルハウジングアセンブリの底部から蝶着されて、開閉構成を有し、前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチサブシステム1330に形成される前側アクセス開口130A1の周りに取り付けられた2部構成のジッパーサブシステムを使用して密封されている前側パネル130Aを有する。
【0093】
図20Aから
図20Eならびに
図20Gおよび
図20Hに図示するように、前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチサブシステム130は、次の構造のアセンブリを備える。すなわち、(i)実質的に平坦な前側アクセスパネル130A、(ii)成形凹部131の外縁境界付近に、凹部132の背面まで、前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’の矩形の成形凹部部分131に/を通し縫い付けられるベース部130B、(iii)前側アクセスパネル130Aおよびベース部130Bとジッパー引き手133C1および133C2との間にそれぞれ接続される第1および第2のジッパー部133A、133Bを有する2部構成のジッパーシステム133、(iv)旅行中にすぐにアクセスできる第1組の物品を収納するためにベース部130Bに取り付けられた弾性ナイロン材料製の第1メッシュ型ポーチ130C、(v)旅行中にすぐにアクセスできる第2組の物品を収納するために、前側パネル130Aの背面に取り付けられた弾性ナイロン材料製の第2メッシュ型ポーチ130D、および(vi)第1および第2のメッシュ型ポーチ130Cおよび130D間に、折りたたみ可能な側面マチ130G1および130G2で支持され、小型のモバイルコンピュータまたはiPad(登録商標)機を収納するようになされたオープン型ポーチ構造130E。
【0094】
この例示的な実施形態では、前側アクセス可能な凹形収納ポーチ130Eは、前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’の前面上に延びる比較的低いプロファイルを有する。このコンピューティング機器用ポーチの特徴は、ポーチサブシステム130の内部収納容積の比較的小さな部分を、前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’に形成される成形凹部131の平面上に配設して、ポーチサブシステム130の内部収納容積の実質的な部分は、前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’に形成される成形凹部131の平面の下に配設されるようにする。代替実施形態においては、成形凹部131はさらに大きな深さで製造することができるので、前側アクセス可能な凹形ポーチを前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’に形成される成形凹部131の平面の下にさらに引っ込めることが可能である。
【0095】
図20A、
図20Bおよび
図20Hに図示するように、前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’は後側ハードシェルハウジング部3B’’’’’’にヒンジ接続されて、4個1組のスピナー車輪2A、2B、2Cおよび2Cを取り付けるための1組の車輪格納部51A、51B、51Cおよび51Dを有するハードシェルハウジングアセンブリを形成する。
【0096】
上記図示したように、伸縮ハンドルアセンブリ22のハンドル構造22Aは伸縮式に延びて、前記ハードシェルシステムを床面上で引き動かすために使用することができる。
図20E、
図20Fおよび
図20Gに図示するように、前側アクセス可能なパネル130は、成形凹部132内に取り付けられて、旅行中にモバイルコンピューティング機器および/または他の品物を収納するための収納ポーチ130Eを支持するベース部130Bの底側から蝶着されている。
図20A、
図20Bおよび
図20Hに図示するように、折りたたみ可能な側面マチ130G1および130G2が設けられた収納ポーチ130Eは、前側アクセス可能なパネル130Aが閉鎖構成に配置されたときに、成形凹部131内に嵌合するようになされている。
図20E、
図20Fおよび
図20Gに図示するように、収納ポーチ130Eは、前側アクセス可能なパネル130Aが開放構成に配置されたときに、モバイルコンピューティング機器および/または他の品物を受け入れて収納するためにアクセス可能である。前側アクセス可能なパネル130Aが
図20A、
図20Bおよび
図20Hに図示するその閉鎖構成に配置されたときに、前側アクセス可能なヒンジ式パネル130Aを、前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’に取り付けられているベース部130Bにジッパーで締めるためのジッパー構造133A、133Bが設けられている。
【0097】
この例示的な実施形態では、ポーチサブシステム130の内部容積は、後側ハードシェルハウジング部3B’’’’’’に蝶着される前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’によって形成されているハードシェル手荷物ハウジング内に支持される内部容積とは空間的に分離する。代替実施形態においては、ポーチサブシステム130の内部容積を支持する凹部131を非常に深くして、ポーチサブシステム130が奥行の深い寸法(例、1.0〜2.5インチ)を有するモバイルコンピューティング機器(例、iPad(登録商標)、ラップトップ)を入れて収納できるようにしてもよい。いくつかの実施形態では、前側アクセス可能なパネル130Aは、
図20Hに図示するように、前側ケーシング面の下に部分的に入り込みながら、前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’の前面の平面よりやや上まで延ばすこともできる。他の実施形態では、
図20A、
図20B、
図20E、
図20Fおよび
図20Gに図示するように、ポーチ構造130Eが前側ケーシング面の下に部分的に入り込みながら、前側アクセス可能なパネル130Aは、前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’の前面の平面内に実質的に延ばすこともできる。あるいは、
図20Hに図示するように、ポーチ構造130Eが外側に凹部領域131の容積範囲を超えて延ばされながら、ポーチサブシステム130をそのベース部130Bを留める(例、凹部面132に縫い付ける)ように実現することができる。前側ハードシェルハウジング部3A’’’’’’の成形凹部領域131内にポーチサブシステム130を構築し構成するための様々な異なる方法がある。ある構成では、ジッパー付き前側パネル130Aは、ポーチ部130Eが成形凹部領域131の底面132に留められているベース部130Bに装着されるように構成することができる。代替配置では、ジッパー付き前側パネル130Aは、ポーチ部130Eが前側裏パネル130に装着されるように構成することができる。
図20E、
図20Fおよび
図20Gに図示するように、さらに別の例示的な実施形態では、
図20A、
図20Bおよび
図20Hに図示するように前側アクセスパネル130Aがその閉鎖構成に配置されるときに、ポーチ構造130Eに収納されているモバイルコンピューティング機器を成形凹部領域130で保護できるように、ポーチ部130Eは、図示されるしなやかな折りたたみ可能な側面マチ130G1によって、ジッパー付き前側パネル130Aとベース部130Bとの間に装着される。
【0098】
前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチサブシステム130は、皮革、プラスチックおよび/または他の種類の適切な材料などの様々な種類の材料を使用して作ることができる。一般に、前側パネル130A、ベース部130Bおよびポーチ部130Eは皮革または合成プラスチックなどの軟質材料から作られて、より剛性の高い材料が従来の方法で縫い合わされている。ジッパー構造130A、133Bは従来の縫製技術を用いて前側パネル130Aおよびベース部にも縫い付けられている。第1メッシュ型ポーチ130C、第2メッシュ型ポーチ130D、および折りたたみ可能な側面マチ130G1および130G2付きのオープン型ポーチ構造130Eはナイロンまたは同様な糸材料を使用して縫い合わされて、
図20Aから
図20Eならびに
図20Gおよび
図20Hに図示される前側アクセス可能な凹形ジッパー付き収納ポーチサブシステム130を形成する。
【0099】
本発明の手荷物システムに内蔵される充電式電源サブシステムの仕様
図21は、本明細書で開示する本発明の様々な手荷物システム内に一体化されている例示的な実施形態のUSB充電式バッテリ電源サブシステム88を示す。図示するように、USB充電式電気バッテリ電源サブシステム88は、(i)従来の電源コード12によって、100ボルト(60Hz)または同様なAC電源コンセントに接続されるAC/DC電源アダプタ11、(ii)
図5J1および
図5J2に図示され、マイクロUSBまたは同様な電源コードによってAD/DC電源アダプタに作動可能に接続されるPCボード22D3上に支持されるバッテリ充電回路22G、(iii)電気導体によってバッテリ充電回路22GGに作動可能に接続される充電可能な蓄電モジュール(例、電気化学電池またはバッテリ)22D1、(iv)
図21に図示するGPS/GSM(登録商標)手荷物位置追跡システムに関連し、充電式バッテリ蓄電モジュール22DからDC電力を供給されるGPS/GSM(登録商標)手荷物追跡モジュール60、(iv)バッテリ蓄電モジュール22D1、バッテリ充電回路22GおよびAC/DC電源アダプタ11に作動可能に接続されて、さらに、電気機器(例、スマートフォン、ラップトップ、iPad(登録商標)等)7のUSBプラグを受けて、これらの機器にDC電力を電圧調節的に供給するための1組のUSB電力出力ポート6Aおよび6Bにも作動可能に接続される電力スイッチング制御回路22Hを備える。
【0100】
好ましくは、コンポーネント22G、22H、6A’、6B’および7’は、基部ハウジングコンポーネント22B内に取り付けられているPCボード22B3上で実現される。好適ではないが、AC/DC電源アダプタ11は基部ハウジングコンポーネント22Bに搭載し、またはバッテリ蓄電モジュール22D1内に実現してもよく、同時に基部ハウジングコンポーネント22B内のヒンジ式パワーポートカバーパネル5の下にAC電源コンセントポートを提供する。このような代替実施形態では、ユーザはAC電源コードを基部ハウジングコンポーネントに搭載されるAC電源ポートに直接接続し、ACからDCへの電力変換が手荷物システム内で発生し、そのバッテリ蓄電モジュール22D2を充電する。
【0101】
好適な実施形態では、バッテリ蓄電モジュール22B1およびPCボード22B3は両方とも、ケーシング22D2に入れられ、または収容される。どの時点においても、空港の安全規制が、機内持ち込み型の手荷物システムと同様に、受託型の手荷物システム内にバッテリ蓄電機器が許可されるかどうかに関して、特定の設計の選択におそらく影響するであろう。そのため、本発明のある代替実施形態では、充電式バッテリ蓄電モジュール22D1は省いてもよく、代わりにPCボード22B3をケーシング22D2に収容する。本発明の他の代替実施形態では、GPS/GSM(登録商標)追跡モジュール60を省いてもよく、バッテリ蓄電モジュール22D1のみをケーシング22D2に収納する。GPS/GSM(登録商標)手荷物追跡モジュール60を、本発明の伸縮ハンドルおよびDC電源アセンブリ22のベースコンポーネント内に一体化する利点は多く、バッテリ蓄電モジュール22D1から機器60を充電しやすいこと、および手荷物システムから機器60が外れるまたは悪用されるリスクが減ることが含まれる。
【0102】
本発明の手荷物システムとともに使用するための手荷物追跡システムの仕様
図22に、本発明の手荷物システムとともに使用するためのインターネットベースの手荷物位置追跡システム100を示す。図示するように、システム100は、手荷物システムのベースコンポーネント22B内に一体化されて、GPSシステム150のGPS衛星140のシステム、およびインターネット101の(TCP/IP)インフラストラクチャに接続される1つまたは複数のGSM(登録商標)(またはCDMAもしくは他のセルラーデータ)通信ネットワーク106と作動可能な通信状態に構成されるGPS/GSM(登録商標)ベースの手荷物位置追跡機器60をそれぞれ含む複数のモバイル手荷物システム1から1’’’’’と、その手荷物の位置に関するリアルタイム情報を求める手荷物の所有者が使用する複数のクライアント通信機器(例、スマートフォン、モバイルコンピュータ、デスクトップコンピュータ等)と、GSM(登録商標)通信ネットワーク106および複数のクライアント通信機器106から受信されるデータパケットを処理するために、インターネット101のインフラストラクチャに作動可能に接続されるデータセンター102とを備える。
【0103】
図22に図示するように、各手荷物システム1から1’’’’’は、好ましくはシステム・オン・チップ(SOC)アーキテクチャで実現される多数のコンポーネント、すなわち、配備されたGPSシステム150のGPS衛星140から送信されるGPS信号を受信するためのGPSトランシーバ回路/チップ60Aと、地球上における手荷物の経度および緯度の位置座標を決定するために、これら受信したGPS信号をリアルタイムで処理するためのプログラムコードを記憶するメモリ付きプログラミング済みオンボードマクロプロセッサ60Bと、計算した場所/位置座標を記憶するためのローカルメモリ記憶装置60Cと、データセンター102内で受信して、記憶して処理するために、タイムスタンプ付き手荷物位置座標とともに符号化された電磁GSM(登録商標)ラジオデータ信号をデータセンター102に送信するためのGSM(登録商標)トランシーバ60Dおよびアンテナ構造60Eと、各機器60に搭載されて実現される前記すべての回路およびシステム60A〜60Eに電力を供給するための充電式バッテリ蓄電セル60Fとを備えるGPS/GSM(登録商標)ベースの手荷物位置追跡機器60を含む。いくつかの実施形態では、バッテリ蓄電機器60FはSOCパッケージ内に具現される薄膜コンデンサ構造として実施されてもよく、他の実施形態では、バッテリ蓄電機器60FはSOCパッケージの外部に実現してもよい。
【0104】
例示的な実施形態のSOCベースの手荷物位置追跡機器60は、GPS追跡とGSM(登録商標)通信技術との組み合わせを使用して実現するように示されているが、手荷物場所/位置追跡および通信システム100を実施するために、代替の追跡および通信技術を使用することができることは理解される。このような代替技術の例には、LUG LOC(商標)手荷物ロケータシステム、もしくは機能的に同等な他のシステムおよび機器、または目下の目的に適するように改造された他の適切な物体追跡機器で採用される技術を含むが、これだけに限定されない。
【0105】
図22に図示するように、システム100のデータセンター102コンポーネントは、http、ftpおよび他の通信プロトコルをサポートする1つまたは複数の通信サーバ103と、システム100l上で様々な手荷物位置追跡通知サービスをサポートする1つまたは複数のオブジェクト指向のアプリケーションプログラムを実行するアプリケーションサーバ104と、システムによって収集および生成されるデータを管理するためのRDBMSソフトウェアを実行するデータベースサーバ105とを備える。一般に、これらのサーバシステムは合わせて、手荷物システムから受信した手荷物位置座標データを処理するように構成されており、該手荷物システムは、システム100によって追跡され、GUIベースのモバイルアプリケーションがインストールされたモバイルスマートフォン(例、iPhone(登録商標)、アンドロイド(登録商標)フォン等)、ならびに手荷物位置追跡ウェブサイトにアクセスするためのウェブブラウザとして実行するモバイルコンピュータおよびデスクトップコンピュータを使用して、手荷物機器1から1’’’’’の様々なリアルタイムの手荷物追跡監視操作をサポートし、手荷物の所有者はいつでも該手荷物位置追跡ウェブサイトに訪れて、自身の手荷物の所在に関する情報にアクセスすることができる。GPS/GSM(登録商標)ベースの手荷物追跡システム100を使用することで、ユーザは自身のスマートフォンでサポートされているモバイルアプリケーション、またはコンピュータシステム上で実行されるウェブブラウザを使用して、自身の手荷物システムの所在(つまり、GPS座標に関して)を追跡することができ、手荷物の所在地を把握する快適さとセキュリティのレベルを向上させる。
【0106】
本発明の例示的な実施形態の改変例
本発明を、上記例示的な実施形態を参照して詳細に説明してきた。しかし、当業者が本発明の開示を読む恩恵に与れば、それに多数の改造例が容易に出てくることは理解される。
【0107】
例えば、本発明の手荷物システム1は、伸縮式ハンドルおよび充電式電源モジュール22が前側ハードシェルハウジング部3Aの内部容積内に取り付けられる(例、内張りシステム29の前面、または前側ハードシェルハウジング部3Aの内壁面に取り付けられる)1つまたは複数の追加のUSB電源ポートを提供するようになされて、USBパワーケーブルを、(i)このUSB電源延長ポートに、および(ii)前側カバーフラップパネル13(から13’’’’’)が、場合により開かれまたは閉じられるときに、ラップトップ用ポーチ14(から14’’’’’)に支持されるかもしれないラップトップまたはiPad(登録商標)コンピュータシステムに接続することができるように改造することができる。
【0108】
手荷物システム1は「機内持ち込み」型手荷物として説明し、手荷物システム1’から1’’’’’は「機内持ち込み/受託」手荷物として説明してきたが、これらの手荷物システムのいずれも機内持ち込み用、受託用、および/または機内持ち込み/受託兼用アプリケーションで使用することができ、また、本発明の前記システムをユーザがどのように使用できるかは、航空会社、客船、鉄道および他の旅行関連業界で運用する現行の政府規制を含む様々な要因に左右されるであろう。
【0109】
以上およびこのような他のすべての改造例および変型例は、添付の発明の請求項によって規定される本発明の範囲および精神内にあると見なされる。