(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1のドッキング磁石(118)及び前記第2のドッキング磁石(132)を接続するヨーク(124)を更に備える、請求項2〜3のいずれか一項に記載のパーソナルケア製品。
前記パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)が、前記ハンドル(102)の全長(108)の下部6%以内に完全に位置付けられる、請求項6に記載のパーソナルケア製品。
前記パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)が、前記ハンドル(102)の全長(108)の下部2%以内に完全に位置付けられる、請求項7に記載のパーソナルケア製品。
前記パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)が、内面(126)を有し、前記第1のドッキング磁石(118)が、前記内面(126)と接触する、請求項6に記載のパーソナルケア製品。
前記ハンドル(102)が、前記ハンドルのパーソナルケア製品スタンド接触領域(138)の最下点から30mm〜80mm離れた質量中心(106)を有する、請求項6〜9のいずれか一項に記載のパーソナルケア製品。
前記位置合わせ部材(116)が、前記パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)内に位置付けられる、請求項11〜13のいずれか一項に記載のパーソナルケア製品。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本開示は、ハンドルと、使用していないときにハンドルをドッキングするためのパーソナルケア製品スタンドと、を有する、パーソナルケア製品システムを提供する。以下、パーソナルケア製品システムの機能、設計、及び動作の原理についての総合的な理解を得るために、本開示の種々の非限定的実施形態について説明する。これらの非限定的実施形態のうちの1つ以上の例を添付図面に示す。当業者であれば、本明細書で説明され、かつ添付図面に示される方法が非限定的実施形態例であり、本開示の様々な非限定的実施形態の範囲は、特許請求の範囲によってのみ定義されることが理解されるであろう。ある非限定的実施形態に関連して示されるか又は述べられる特徴は、他の非限定的実施形態の特徴と組み合わせてもよい。そのような修正及び変形は、本開示の範囲内に含まれるものとする。
【0012】
ここで
図1を参照すると、本開示の1つの非限定的実施形態による、例示的なパーソナルケア製品システム100の側面図が示されている。パーソナルケア製品システム100は、パーソナルケア製品スタンド150とドッキングされるハンドル102を備える。ハンドル102は、電動構成要素を有する再充電可能な湿式カミソリとして示されているが、このような描写は、例示目的にすぎない。パーソナルケア製品スタンド150にドッキングさせることができる個人消費者製品の他の例としては、限定されないが、乾式カミソリ、脱毛器又は他の毛髪切断及び/又は脱毛家庭用装置、トリマー、パーソナルグルーマー、歯ブラシ、除毛装置などを挙げることができる。更に、ブレードを有するシェービングカミソリカートリッジ122が、ハンドル102の第2の端部分111の遠位端部に結合されているように表されているが、他の実施形態において、ハンドル102は、追加的又は代替的に、有孔シェービングフォイル、回転カッター、発振カッター、トリマー、などの、他のタイプのグルーミング装置を含むことができる。故に、表されるシェービングカミソリカートリッジ122が第2の端部分111に結合された状態のハンドル102は、例示目的にすぎず、また、本開示を、ハンドル102、パーソナルケア製品システム100、又はシェービングカミソリカートリッジ122の任意の特定の構成に限定することを意図するものではない。ハンドル102は、流体ポンプ、モータ、センサ、振動若しくは発振構成要素、加熱要素などの、1つ以上の電動要素を含むことができる。本明細書で使用するとき、ハンドル102という用語は、シェービングカミソリカートリッジ122などの任意の取り付け可能な構成要素を含む、パーソナルケア製品スタンド150内に保管することができるパーソナルグルーミング装置を指す。任意の長さ、重心、質量中心の任意の測定値又は計算値などは、ハンドル102に取り付けられるシェービングカミソリカートリッジ又は他の関連するグルーミング用具によって決定される。更に、ハンドル102は、略円筒形の細長い把持部分104を有するように示されているが、本開示は、そのように限定されない。代わりに、細長い把持部分104は、任意の適切な形状、サイズ、又は構成とすることができ、また、パーソナルケア製品の使用中にユーザによって取り扱われるハンドル102の一部分である。
【0013】
シェービングカミソリカートリッジ122(又は他のタイプの取り付け用具若しくは固定用具)は、全体的な所望のコスト及び性能に応じて、固定的又は枢動可能にハンドル102に装着することができる。シェービングカミソリカートリッジ122は、ハンドル102に、永続的に取り付けること、又は着脱可能に装着することができる。シェービングカミソリカートリッジ122は、1つ以上のブレード123(
図2)、又は他の切断器具を含むことができる。ハンドル102は、加熱要素、モータ、振動素子、又は電気によって駆動される他のタイプの要素などの、内蔵電動要素のうちの1つ以上に電力を供給する電源119(
図3)を保持することができる。電源は、使用していないときにハンドル102をパーソナルケア製品スタンド150にドッキングさせて再充電することができる、充電式バッテリとすることができる。
【0014】
ハンドル102は、
図1において、ドッキング位置に示されている。下でより詳細に説明されるように、ドッキング位置にある間、ハンドル102の第1の端部分110の少なくとも一部分を、パーソナルケア製品スタンド150の中に受容させることができる。パーソナルケア製品スタンド150は、基部194と、壁面コンセントなどの電源に差し込むことができる電源プラグ192と、を含むことができる。パーソナルケア製品スタンド150は、パーソナルケア製品スタンド150が電源に接続され、かつハンドル102がパーソナルケア製品スタンド150にドッキングされたときに、ハンドル102のハンドル充電システム146(
図3)に電力を送達する、基部充電システム148(
図4)を更に含むことができる。
図1では電源プラグ192が従来の壁面プラグであるように示されているが、他の構成では、例えば、USB充電器などの、異なる電源プラグ構成を使用することができる。更に他の実施形態において、パーソナルケア製品スタンド150は、電力を貯蔵し、次いで、ハンドル102がスタンドとドッキングされたときにハンドルに充電するように構成される、再充電可能な電源を備える。
【0015】
パーソナルケア製品スタンド150は、略パック形状の基部194を有するように示されているが、パーソナルケア製品スタンド150は、平坦な面に静置することができる任意の適切な形状とすることができる。
図1に示されるスタンド静置面154は、棚、卓上、シンクなどの、パーソナルケア製品スタンド150を静置することができる平坦な面を表す。認識されるように、パーソナルケア製品スタンド150はまた、平坦面によって画定されたスタンド静置面154と接触する、足部又は他の突起も含むことができる。パーソナルケア製品スタンド150はまた、ハンドル設置面176も画定する。下でより詳細に説明されるように、ハンドル102がドッキング位置にあるときに、ハンドル設置面176の少なくとも一部分は、ハンドル102のパーソナルケア製品スタンド接触領域138と接触することができる。
【0016】
パーソナルケア製品スタンド150の基部194はまた、重心と称されることもある幾何学的中心180、並びに質量中心178も画定する。基部194は、質量中心178を幾何学的中心180から離すことができるように構成することができ、また、質量中心178が幾何学的中心180から水平にオフセットされるようにハンドル設置面176に向かって位置付けることができる。ハンドル設置面176に向かって質量中心178を位置付けることは、ユーザがハンドル102をドッキングさせているとき、又はドッキング解除させているときのパーソナルケア製品スタンド150の安定性を高めることができる。幾何学的中心180と質量中心178との間の水平オフセットの量は、パーソナルケア製品スタンド150の構成に基づいて異なり得るが、いくつかの構成において、質量中心178は、幾何学的中心180からハンドル設置面176に向かって少なくとも約4mm水平にオフセットされる。いくつかの構成において、
図1に示されるように、質量中心178は、ハンドル設置面176とスタンド静置面154との間に縦方向に位置付けられる。
【0017】
図2は、ハンドル102の等角図を表し、
図3は、第1の端部分110の切り欠き図を有するハンドル102の側面図である。ここで
図1〜
図3を参照すると、ハンドル102は、第1の端部分110の最近位点(点113として示される)から、シェービングカミソリカートリッジ122(又は、ハンドル102に動作的に結合された他のグルーミング用具)の最遠位点(点115として示される)まで測定したときの、全長108(
図3)を有する。いくつかの構成において、ハンドル102の全長108は、約130mm〜約170mmである。いくつかの構成において、ハンドル102の全長108は、約150mm〜約160mmである。ハンドル102はまた、質量中心106も画定する。ハンドル102の質量中心106は、
図3において間隔120として示されるように、第1の端部分110の最近位点から約30mm〜約80mm離される。
図3に示されるように、シェービングカミソリカートリッジ122のブレード123(
図2)が平坦面(例えば、シンク、棚など)に面した状態で、ハンドル102を平坦面に静置したときに、平坦面は、ハンドル静置面112を画定する。
【0018】
ハンドル102をドッキングさせたときの、パーソナルケア製品スタンド150のスタンド静置面154に対するハンドル静置面112の相対位置が、
図1に示される。示されるように、パーソナルケア製品スタンド150は、スタンド静置面154に対して垂直であり、かつ幾何学的中心180を通って延在する中心軸170を有する。ドッキングさせた状態にあるときに、ハンドル102は、中心軸170に対して傾いている。このように、ハンドル102は、パーソナルケア製品スタンド150に対してある角度で懸架される。いくつかの構成において、第2の端部分111は、基部194の外周を越えて外方へ延在する。傾いた配設を提供するために、ハンドル静置面112は、90度未満の夾角(
図1の角度182として示される)で、パーソナルケア製品スタンド150のスタンド静置面154と交差する。いくつかの構成において、夾角182は、約60度〜80度である。しかしながら、ハンドル102が傾けられているので、ハンドル102の全長108の大部分が支持されておらず、それによって、ハンドル102が重力に逆らうように浮上又は浮揚された外観を作り出す。ハンドル102の第1の端部分110のパーソナルケア製品スタンド接触領域138だけが、パーソナルケア製品スタンド150に接触し、ハンドル102の残りの表面128は、基部194又は他のタイプの物理的支持体に接触することなく懸架される。
【0019】
図1を参照すると、無支持長さ114は、パーソナルケア製品スタンド150から上方へ延在するハンドル102の一部分であり、その全体は、それ自体で立っており、構造要素に係合されておらず、又は別様に接触もしていない。無支持長さ114は、ハンドル102の全長108(
図3)の約90%〜100%、より好ましくは92%〜96%とすることができる。更に、ハンドル102のパーソナルケア製品スタンド接触領域138は、ハンドル102の全長108の下部10%以内に完全に位置付けることができる。いくつかの構成において、ハンドル102のパーソナルケア製品スタンド接触領域138は、ハンドル102の全長108の下部10%以内に、又はより好ましくは、ハンドル102の全長108の下部6%で完全に位置付けることができる。いくつかの構成において、ハンドル102のパーソナルケア製品スタンド接触領域138は、ハンドル102の全長108の下部2%以内に完全に位置付けることができる。1つの実施形態において、ハンドル102の全長108は、約158mmであり、無支持長さ114は、約150mmである。ハンドル102は、見かけ上、スタンドからの最小量の構造的支持によって重力に逆っているので、ハンドル102とパーソナルケア製品スタンド150との傾いた関係は、見た目に美しいドッキング構成をもたらすと考えられる。ドッキング関係はまた、ユーザがハンドル102をパーソナルケア製品スタンド150内に配置することを支援することができ、一方で、簡単な取り外しも提供する。このように、ユーザは、ドッキングさせるためにはハンドル102をパーソナルケア製品スタンド150上に置くことだけしか必要としないので、ドッキング過程が容易になる。同様に、ハンドル102をドッキング解除して使用するために、ユーザは、パーソナルケア製品スタンド150からハンドル102を持ち上げることだけしか必要としない。
【0020】
図4は、例示を明瞭にするために種々の構成要素を取り除いた、
図1に示されるようにパーソナルケア製品スタンド150とドッキングされるハンドル102の第1の端部分110の部分切り欠き図である。ハンドル102及びパーソナルケア製品スタンド150の各々は、パーソナルケア製品スタンド150へのハンドル102のドッキングを容易にするドッキング磁石を含む(ハンドル102は、ドッキング磁石118、132を含むように示され、パーソナルケア製品スタンド150は、ドッキング磁石158、160を含むように示される)。ハンドル102のドッキング磁石118、132、及びパーソナルケア製品スタンド150のドッキング磁石158、160の相対位置及び場所は、ハンドル102のパーソナルケア製品スタンド150に対する見た目に魅力的な傾きを容易にし、一方で、ハンドル102は、実質的に無支持である。ドッキング磁石の数及び形状は様々であり得るが、例示される構成において、ハンドル102は、第2のドッキング磁石132の近傍に位置付けられる第1のドッキング磁石118を有し、磁石はどちらも、実質的に円筒形である。同様に、パーソナルケア製品スタンド150は、第2のドッキング磁石160の近傍に位置付けられた第1のドッキング磁石158を有し、磁石はどちらも、実質的に円筒形であり、また、パーソナルケア製品スタンド150によって画定された空洞152内に設置される。
【0021】
ハンドル102によって提供される機能によって、ハンドル102はまた、ハンドル102がパーソナルケア製品スタンド150にドッキングされたときに基部充電システム148から電力を受信するように構成されたハンドル充電システム146も備えることができる。ハンドル充電システム146は、基部充電システム148から受信した電力を使用して、ハンドル102の電源119を再充電することができる。例示される構成において、ハンドル充電システム146及び基部充電システム148の各々は、誘導充電を促進する、少なくとも1つのコイルを備える。
図4に示されるように、ハンドル充電システム146は、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132に近接して位置付けられる。同様に、基部充電システム148は、第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160に近接して位置付けられる。
【0022】
ハンドル102がドッキングされているときに、パーソナルケア製品スタンド接触領域138は、ハンドル設置面176と接触して配置され、よって、ハンドル102のドッキング磁石118、132は、パーソナルケア製品スタンド150のドッキング磁石158、160に近接して位置付けられる。この位置になると、ドッキング磁石間の磁力は、ハンドル102に作用する重力に打ち勝つように、パーソナルケア製品スタンド150に対するハンドル102の傾いた姿勢を維持する。ハンドル102は、ユーザがパーソナルケア製品スタンド150からハンドル102を持ち上げるまで、この姿勢を維持することができる。
【0023】
パーソナルケア製品スタンド150はまた、追加的な重力を生成するバラスト質量162(
図9)も有する。いくつかの構成において、バラスト質量162は、総スタンド質量の半分を超えるが、本開示は、そのように限定されない。上に記載したように、バラスト質量162の形状及び配置は、質量中心178をパーソナルケア製品スタンド150内に適切に位置付けるように構成することができる。総スタンド質量の重力は、ハンドル102のドッキング磁石118、132とパーソナルケア製品スタンド150のドッキング磁石158、160との間の磁気吸引よりも大きくなり得る。このように、ユーザがハンドル102を持ち上げて、パーソナルケア製品スタンド150との磁気接続を切断するときに、パーソナルケア製品スタンド150のスタンド質量は、パーソナルケア製品スタンド150がハンドル102と共に持ち上がらないようにする。上で説明したようなパーソナルケア製品スタンド150の質量中心178の相対的な場所は、操作使用中の安定性を更に提供することができる。したがって、パーソナルケア製品スタンド150は、ハンドルをドッキング解除させるときに、スタンド静置面154上で安定した状態を継続する。本開示を考慮したときに認識されるように、スタンド質量を増加させることで、ハンドル102とパーソナルケア製品スタンド150との間のより高いドッキング力を可能にすることができる。いくつかの実施形態において、パーソナルケア製品スタンドのスタンド質量は、約150グラム〜300グラムである。いくつかの実施形態において、パーソナルケア製品スタンドのスタンド質量は、約250グラムであり、それによって、最大で約2ニュートンの、ハンドル102とパーソナルケア製品スタンド150との間のドッキング力を可能にする。
【0024】
図5は、第1の端部分110内に位置付けられたドッキング磁石118、132を示す、ハンドル102の等角部分切り欠き図である。例示される構成において、ドッキング磁石118、132は、パーソナルケア製品接触領域138(
図2)の内面126に接触している。
図6は、例示を明瞭にするために種々の構成要素を取り除いた、ハンドル102のドッキング磁石118、132の等角図である。第1のドッキング磁石118の極性は、第2のドッキング磁石132の極性と反対にすることができる。加えて、ヨーク124(
図6)は、第1のドッキング磁石118を第2のドッキング磁石132に接続することができる。いくつかの構成において、ヨーク124は、磁束ガイド部材とすることができ、また、強磁性材料を含むことができる。磁束ガイド部材として機能するときに、ヨーク124は、ハンドル充電システム146非接触充電能力へのドッキング磁石118、132の磁界の影響が低減されるように、これらの磁界を方向付けることができる。類似するヨークを、パーソナルケア製品スタンド150のドッキング磁石158、160と共に使用して、それらの磁石の磁界を誘導することができる。
【0025】
図5〜
図6を参照すると、第1のドッキング磁石118は、磁石の2つの極を通過する極性軸130を画定する。同様に、第2のドッキング磁石132は、磁石の2つの極を通過する極性軸134を画定する。第1のドッキング磁石118の極性は、第2のドッキング磁石132の極性と反対にすることができる。第1のドッキング磁石118の極性軸130は、
図3に示される。極性軸130は、夾角(夾角136として示される)でハンドル静置面112と交差することができ、この夾角は、パーソナルケア製品スタンド150に対するハンドル102の角度位置を容易にするために、約15度〜約35度とすることができる。
【0026】
図7は、パーソナルケア製品スタンド150の等角図を表し、
図8は、例示を明瞭にするために種々の構成要素を取り除いた、内部空洞152を示す、
図7の部分切り欠き図を表す。
図9は、パーソナルケア製品のハンドル102がドッキングされた、
図7に示されるパーソナルケア製品スタンドの断面図である。パーソナルケア製品スタンド150は、ハンドル受容部分190を有する上面174(
図7)を有する。上面174は、平面とする、丸みを付ける、傾ける、角度を付ける、多面とする、又は任意の他の適切な構成を有することができる。いくつかの構成において、ハンドル受容部分190はまた、底面156を含むハンドル設置面176を有する凹部188も画定することができる。代替的に、ハンドル受容部分190は、略平坦とすること、又は別の適切な構成を有することができる。例示される実施例に示されるように、底面156は、パーソナルケア製品スタンド150のスタンド静置面154(
図1)に対して非平行とすることができる。凹部188は、ハンドル102がドッキング位置にあるときにハンドル102の第1の端部分110を受容するようにサイズ決定及び構成される。最上点と最下点との間で縦方向に測定したときの(
図1の深さ144として示される)、凹部188の深さは、約2mm〜約10mmの範囲とすることができる。いくつかの構成において、凹部188の深さは、約5.5mmである。パーソナルケア製品接触領域138(
図2)は、ハンドル102のドッキング磁石118、132が、底面156の下に位置付けられたパーソナルケア製品スタンド150のドッキング磁石158、160と磁気的に係合するように、凹部188内で受容することができる。いくつかの構成において、ドッキング磁石158、160は、ハンドル102の関連するドッキング磁石間の距離を最小にして、磁気吸引力を増加させるように、底面156の裏側と接触する。ドッキング磁石158、160は、
図8に示されるように、それぞれ、磁石の極を通って延在するそれぞれの極性軸140、142を有することができる。ドッキング磁石158の極性は、ドッキング磁石160の極性と反対にすることができ、また、ハンドル102の相補的ドッキング磁石132及び118と磁気的に係合するように構成することができる。いくつかの構成において、ハンドル102がパーソナルケア製品スタンド150にドッキングされたときに、極性軸140、142は、ハンドル102の極性軸130、134と略平行で、かつ同一平面上になり得る。他の構成において、ハンドル102がパーソナルケア製品スタンド150にドッキングされたときに、極性軸140、142は、ハンドル102の極性軸130、134と略非平行及び/又は非同一平面上になり得る。示されるように、ドッキング磁石158、160は、パーソナルケア製品スタンド150内で、その中心からオフセットして位置付けることができる。
図8に示されるように、ドッキング磁石158、160は、スタンド静置面154と平行に横方向に測定したときに、空洞152内で、中心軸170から少なくとも8mmに位置付けることができる。いくつかの構成において、ドッキング磁石158、160は、空洞152内で、中心軸170から約10mm超に位置付けることができる。いくつかの構成において、ドッキング磁石158、160は、空洞152内で、中心軸170から約13mm超に位置付けることができる。
【0027】
図7を再度参照すると、いくつかの構成によれば、ハンドル受容部分190は、位置合わせ部材184を備えることができる。位置合わせ部材184は、センタリング特徴として機能させること、ドッキング過程を容易にすること、並びにハンドル102とパーソナルケア製品スタンド150との間の正しい位置合わせが達成された旨の消費者フィードバックを提供すること、などのために、ユーザがハンドル102を凹部188内にドッキングさせることを補助することができる。適切な位置合わせは、ハンドル102のドッキング磁石118、132とパーソナルケア製品スタンド150のドッキング磁石158、160との間の十分な磁気結合を確実にすることを補助することができる。適切な位置合わせは、基部充電システム148とハンドル充電システム146との間の十分な誘導結合を補助することができる。いくつかの事例において、位置合わせ部材184は、ハンドル102のいかなる機械的支持も提供しないが、代わりに、単に、ドッキング中のパーソナルケア製品スタンド150に対するハンドル102の適切な配置を確実にする。例示される実施形態において、位置合わせ部材184は、底面156の外周の一部分に沿って位置付けられたリッジとして示される。
図3を参照すると、ハンドル102の第1の端部分110は、ハンドル102がドッキングされるときにパーソナルケア製品スタンド150の位置合わせ部材184と係合する、対応する位置合わせ部材116を有することができる。例示される実施形態において、位置合わせ部材116は、パーソナルケア製品スタンド150の凹部188内に位置付けられたリッジを受容するようにサイズ決定された溝である。ユーザがハンドル102を凹部188の中へ方向付けるときに、ハンドル102の位置合わせ部材116及びパーソナルケア製品スタンド150の位置合わせ部材184の係合は、ユーザがハンドル102を適切な向きで、かつ適切な角度位置合わせでドッキングすることを確実にする。位置合わせ部材116、184は、円弧状リッジ及び溝として例示されているが、本開示は、そのように限定されない。代わりに、位置合わせ部材は、別のタイプの突出部及び対応する凹部などの任意の適切な構成とすることができる。
図8及び
図9に示されるように、パーソナルケア製品スタンド150は、バラスト質量162を含み、バラスト重量は、質量中心178(
図1)を所望の位置に位置付けてドッキング及びドッキング解除中の安定性を維持するための、十分な質量を提供するようにサイズ決定することができる。したがって、バラスト質量162は、安定性を増加させるために、質量中心178(
図1)がハンドル受容部分190(
図7)に向かって引き寄せられるように位置付けられる。バラスト質量162はまた、パーソナルケア製品スタンド150の基部194に作用する重力がハンドル102のドッキング磁石118、134とパーソナルケア製品スタンド150のドッキング磁石158、160との間の磁気吸引よりも大きくなるようにサイズ決定することもできる。
【0028】
図10は、1つの非限定的実施形態による、パーソナルケア製品スタンド150の空洞152の中へ延在するハンドル受容部分190の一部分の底面等角図である。ハンドル受容部分190は、空洞152(
図8)の封止を補助するために、ガスケット186を含むことができる。例示される実施形態において、ハンドル受容部分190は、第1のポケット196及び第2のポケット198を画定する。示されるように、第1のドッキング磁石158は、第1のポケット196内で受容することができ、第2のドッキング磁石160は、第2のポケット198内で受容することができ、よって、磁石は、それぞれ、底面156(
図7)の裏面に接触する。いくつかの構成において、ドッキング磁石158、160は、それらのそれぞれのポケット196、198の中へ挿入され、ホットスタンピング又は他の組み立て技術によって固定される。更に、いくつかの構成において、底面156に面するドッキング磁石の端部は、傾いている場合がある。
【0029】
本開示の更なる非限定的な説明
以下のパラグラフは、後に所望される場合に特許請求の範囲に添付するのに適した形態で、本開示の更なる非限定的説明を構成する。
【0030】
A.パーソナルケア製品システム(100)であって、
静置面(154)を有するパーソナルケア製品スタンド(150)と、
細長い把持部分(104)を有するハンドル(102)であって、基部に対してある角度で懸架され、かつ90度未満の夾角(182)でパーソナルケア製品スタンドの静置面(154)と交差するハンドル静置面(112)を有するハンドル(102)と、を備え、ハンドルが、パーソナルケア製品スタンドと係合されない、かつハンドルの全長(108)の約90%〜100%である、無支持長さ(114)を有する、パーソナルケア製品システム。
B.ハンドル(102)が、ハンドルのパーソナルケア製品スタンド接触領域(138)の最下点から約30mm〜約80mm離れた質量中心(106)を有する、パラグラフAに記載のパーソナルケア製品システム。
C.ハンドル(102)が、パーソナルケア製品スタンド(150)に機械的に固定されない、パラグラフA及びBのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
D.ハンドル静置面(112)が、約60〜約85度の夾角(182)で、パーソナルケア製品(150)スタンドの静置面(154)と交差する、パラグラフA〜Cのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
E.パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)が、ハンドル(102)の第1の端部分(110)にある、パラグラフB〜Dのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
F.パーソナルケア製品スタンド(150)が、ハンドル(102)上のパーソナルケア製品スタンド接触領域(138)に係合するパーソナルケア製品スタンド(150)のハンドル設置面(176)から離れた幾何学的中心(180)を有する、パラグラフB〜Eのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
G.ハンドル(102)が、約15度〜約35度の夾角(136)で静置面(112)と交差する極性軸(130)を有する少なくとも第1のドッキング磁石(118)を備える、パラグラフA〜Fのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
H.ハンドル(102)が、第1のドッキング磁石(118)の極性と反対の極性を有する第2のドッキング磁石(132)を備える、パラグラフGに記載のパーソナルケア製品システム。
I.第1のドッキング磁石(118)及び第2のドッキング磁石(132)を接続するヨーク(124)を更に備える、パラグラフHに記載のパーソナルケア製品システム。
J.パーソナルケア製品スタンド(150)が、パーソナルケア製品スタンド(150)とハンドル(102)との間の磁気吸引力よりも大きい重力を形成するために、スタンド質量(162)を有する、パラグラフA〜Iのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
K.パーソナルケア製品スタンド(150)が、パーソナルケア製品スタンド(150)の幾何学的中心(180)から離れており、かつパーソナルケア製品スタンド(150)上のハンドル設置面(176)に向かう質量中心(178)を有する、パラグラフA〜Jのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
L.パーソナルケア製品スタンド(150)上のハンドル設置面(176)が、ハンドル(102)上の対応する位置合わせ部材(116)に係合する位置合わせ部材(184)を有する、パラグラフF〜Kのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
M.位置合わせ部材(184、116)のうちの少なくとも1つが、円弧状の溝又は突出部を備える、パラグラフLに記載のパーソナルケア製品システム。
N.パーソナルケア製品スタンド(150)上のハンドル設置面(176)が、ハンドル(102)のパーソナルケア製品スタンド接触領域(138)を受容するように構成された凹部(188)を有する、パラグラフF〜Mのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
O.パーソナルケア製品スタンド(150)上のハンドル設置面(176)が、ハンドル(102)上のパーソナルケア製品スタンド接触領域(138)の対応する位置合わせ部材(116)に係合する位置合わせ部材(184)を有し、パーソナルケア製品スタンド(150)の上ハンドル設置面(176)の位置合わせ部材(184)が、凹部(188)の底面(156)の外周に沿って位置付けられている、パラグラフNに記載のパーソナルケア製品システム。
P.パーソナルケア製品スタンド(150)であって、
静置面(154)と、中心軸(170)と、ハンドル(102)を保持するように構成されたハンドル受容部分(190)を画定する上面(174)と、を有する、基部(194)であって、空洞(152)を画定する、基部(194)と、
空洞内で、基部(194)の中心軸(170)から少なくとも10mmに位置付けられた、少なくとも1つの永久ドッキング磁石(158)と、を備える、パーソナルケア製品スタンド。
Q.ハンドル受容部分(190)が、ハンドルを受容するように構成された凹部(188)を画定する、パラグラフPに記載のパーソナルケア製品スタンド。
R.ハンドル受容部分(190)が、ハンドル(102)上の対応する位置合わせ部材(116)に係合するように構成された位置合わせ部材(184)を備える、パラグラフP〜Qのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品スタンド。
S.位置合わせ部材(184)が、ハンドル受容部分(190)の表面(176)に位置付けられている、パラグラフRに記載のパーソナルケア製品スタンド。
T.ハンドル受容部分(190)の位置合わせ部材(184)が、底面(156)の外周に沿って位置付けられている、パラグラフSに記載のパーソナルケア製品スタンド。
U.ハンドル受容部分(190)の位置合わせ部材(184)が、円弧形である、パラグラフSに記載のパーソナルケア製品スタンド。
V.ハンドル受容部分(190)の位置合わせ部材(184)が、突出部である、パラグラフSに記載のパーソナルケア製品スタンド。
W.ハンドル受容部分(190)の位置合わせ部材(184)が、凹部である、パラグラフSに記載のパーソナルケア製品スタンド。
X.空洞(152)内に位置付けられた少なくとも1つの永久ドッキング磁石(158)が、空洞(152)内に位置付けられた一対の永久ドッキング磁石(158、160)を備える、パラグラフP〜Wのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品スタンド。
Y.空洞(152)内に位置付けられた一対の永久ドッキング磁石(158、160)が、反対の極性を有する、パラグラフXに記載のパーソナルケア製品スタンド。
Z.基部(194)内に位置付けられたバラスト質量(162)を更に備える、パラグラフP〜Yのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品スタンド。
AA.少なくとも1つの永久ドッキング磁石(158)が、ハンドル受容部分(190)の直下の、スタンドの内面(172)に対する位置に維持される、パラグラフP〜Zのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品スタンド。
BB.少なくとも1つの永久ドッキング磁石(158)が、ハンドル受容部分(190)の直下の、内面(172)に直接接触する傾斜端面を有する、パラグラフP〜AAのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品スタンド。
CC.ハンドル受容部分(190)が、基部(194)の静置面(154)と平行でない、パラグラフP〜BBのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品スタンド。
DD.パーソナルケア製品であって、
細長い把持部分(104)を有するハンドル(102)であって、ハンドル静置面(112)を有するハンドル(102)を備え、ハンドルが、端部分(110)と、端部分(110)内に位置付けられた第1のドッキング磁石(118)と、を有し、第1のドッキング磁石(118)が、約15度〜約35度の夾角(136)でハンドル静置面(112)と交差する極性軸(130)を有する、パーソナルケア製品。
EE.ハンドル(102)が、端部分(110)内に位置付けられた第2のドッキング磁石(132)を備える、パラグラフDDに記載のパーソナルケア製品。
FF.第1のドッキング磁石(118)が、第2のドッキング磁石(132)の極性と反対の極性を有する、パラグラフEEに記載のパーソナルケア製品。
GG.第1のドッキング磁石(118)及び第2のドッキング磁石(132)を接続するヨーク(124)を更に備える、パラグラフEE〜FFのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品。
HH.第1のドッキング磁石(118)が、円筒形である、パラグラフDD〜GGのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品。
II.端部分(110)が、パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)を備える、パラグラフDD〜HHのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品。
JJ.パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)が、ハンドル(102)の全長(108)の下部6%以内に完全に位置付けられる、パラグラフIIに記載のパーソナルケア製品。
KK.パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)が、ハンドル(102)の全長(108)の下部2%以内に完全に位置付けられる、パラグラフJJに記載のパーソナルケア製品。
LL.パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)が、内面(126)を有し、第1のドッキング磁石(118)が、内面(126)と接触する、パラグラフIIに記載のパーソナルケア製品。
MM.ハンドル(102)が、ハンドルのパーソナルケア製品スタンド接触領域(138)の最下点から約30mm〜約80mm離れた質量中心(106)を有する、パラグラフII〜LLのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品。
NN.ハンドル(102)の端部分(110)が、位置合わせ部材(116)を更に備える、パラグラフDD〜MMのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品。
OO.位置合わせ部材(116)が、溝を備える、パラグラフNNに記載のパーソナルケア製品。
PP.位置合わせ部材(116)が、突出部を備える、パラグラフNNに記載のパーソナルケア製品。
QQ.位置合わせ部材(116)が、パーソナルケア製品スタンド接触領域(138)内に位置付けられる、パラグラフNN〜PPのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品。
RR.位置合わせ部材(116)が、パーソナルケア製品スタンド(150)上の対応する位置合わせ部材(184)に係合するように構成される、パラグラフOO〜QQのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品。
【0031】
本明細書に開示されている寸法及び/又は値は、列挙した正確な数値寸法及び/又は値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。むしろ、別段の指定のない限り、このような各寸法及び/又は値は、列挙した寸法及び/若しくは値、並びに/又はその寸法及び/若しくは値の近辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図している。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。