【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る杭基礎の設計システムは、
杭基礎の施工現場の杭基礎設計用地盤調査結果を用意するように構成された杭基礎設計用地盤調査結果用意部と、
複数の位置情報及び当該複数の位置情報の各々と対応付けられた地盤調査結果の情報を含むデータベースを格納している記録部と、
前記データベースを検索し、前記施工現場又は前記施工現場の周辺の位置情報と対応付けられた地盤調査結果を比較用地盤調査結果として用意するように構成された比較用地盤調査結果用意部と、
前記杭基礎設計用地盤調査結果と前記比較用地盤調査結果を比較し、前記杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定するように構成された地盤調査結果判定部と、
前記地盤調査結果判定部の判定結果に応じて、杭基礎を設計するように構成された杭基礎設計部と、
を備え
、
前記データベースは、更に、前記複数の位置情報の各々と対応付けられた、杭孔掘削の際に地盤から掘削ドリルに作用した抵抗に対応する指標の測定結果の情報を含み、
前記地盤調査結果判定部は、前記指標の測定結果の情報を考慮するように構成されている。
【0007】
上記構成(1)によれば、杭基礎設計用地盤調査結果と比較用地盤調査結果とを比較することで、杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0009】
また、上記構成(
1)によれば、指標の測定結果の情報を考慮して、杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定しているので、杭基礎設計用地盤調査結果の確度をより正確に判定することができる。この結果として、上記構成(
1)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0010】
(
2)幾つかの実施形態では、上記構成(
1)において、
前記杭孔掘削の条件に応じて前記指標の測定結果に重みを付ける指標測定結果重み付け部を更に備え、
前記地盤調査結果判定部は、前記指標の測定結果に付された重みを考慮するように構成されている。
【0011】
上記構成(
2)によれば、指標の測定結果に付された重みを考慮して、杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定しているので、杭基礎設計用地盤調査結果の確度をより正確に判定することができる。この結果として、上記構成(
2)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0012】
(
3)幾つかの実施形態では、上記構成(1)
又は(2)において、
前記データベースは、更に、前記複数の位置情報の各々と対応付けられた、杭孔掘削の際に地盤から掘削ドリルに作用した抵抗に対応する指標の測定結果の情報を含み、
前記位置情報が対応する前記指標の測定結果との相関の程度に基づいて、前記地盤調査結果に重みを付ける地盤調査結果重み付け部を更に備え、
前記地盤調査結果判定部は、前記地盤調査結果に付された重みを考慮するように構成されている。
【0013】
上記構成(
3)によれば、比較用地盤調査結果に付された重みを考慮して、杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定しているので、杭基礎設計用地盤調査結果の確度をより正確に判定することができる。この結果として、上記構成(
3)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0014】
(
4)幾つかの実施形態では、上記構成(1)乃至(
3)の何れか1つにおいて、
前記データベースは、更に、前記複数の位置情報の各々と対応付けられた、杭孔掘削の際に地盤から掘削ドリルに作用した抵抗に対応する指標の測定結果の情報を含み、
前記位置情報が対応する前記指標の測定結果に基づいて、前記地盤調査結果の補正値を生成する地盤調査結果補正値生成部を更に備え、
前記地盤調査結果判定部は、前記地盤調査結果補正値生成部によって生成された前記補正値を考慮するように構成されている。
【0015】
上記構成(
4)によれば、地盤調査結果補正値生成部が指標の測定結果に基づいて地盤調査結果の補正値を生成し、地盤調査結果判定部が、地盤調査結果補正値生成部によって生成された補正値を考慮しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0016】
(
5)幾つかの実施形態では、上記構成(1)乃至(
4)の何れか1つにおいて、
前記データベースに含まれる一の地盤調査結果の情報の補正値を、前記一の地盤調査結果の周辺の地盤調査結果の情報に基づいて生成する地盤調査結果整合部を更に備え、
前記地盤調査結果判定部は、前記地盤調査結果整合部によって生成された前記補正値を考慮するように構成されている。
【0017】
上記構成(
5)によれば、地盤調査結果整合部がデータベースに含まれる一の地盤調査結果の情報の補正値を、一の地盤調査結果の周辺の地盤調査結果の情報に基づいて生成し、地盤調査結果判定部が、地盤調査結果整合部によって生成された補正値を考慮しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0018】
(
6)幾つかの実施形態では、上記構成(1)乃至(
5)の何れか1つにおいて、
前記杭基礎設計用地盤調査結果用意部は、前記データベースに含まれる地盤調査結果の情報に基づいて、前記施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定するように構成された杭基礎設計用地盤調査内容決定部を含む。
【0019】
上記構成(
6)によれば、データベースに含まれる地盤調査結果の情報に基づいて、施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定するので、杭基礎設計用地盤調査を的確に実施することができる。この結果として、上記構成(
6)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0020】
(
7)幾つかの実施形態では、上記構成(
6)において、
前記データベースは、更に、前記複数の位置情報の各々と対応付けられた、杭孔掘削の際に地盤から掘削ドリルに作用した抵抗に対応する指標の測定結果の情報を含み、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定部は、前記指標の測定結果を考慮するように構成されている。
【0021】
上記構成(
7)によれば、指標の測定結果を考慮して、施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定するので、杭基礎設計用地盤調査を的確に実施することができる。この結果として、上記構成(
7)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0022】
(
8)幾つかの実施形態では、上記構成(
7)において、
前記杭孔掘削の条件に応じて前記指標の測定結果に重みを付ける指標測定結果重み付け部を更に備え、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定部は、前記指標の測定結果に付された重みを考慮するように構成されている。
【0023】
上記構成(
8)によれば、指標の測定結果に付された重みを考慮して、施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定するので、杭基礎設計用地盤調査を的確に実施することができる。この結果として、上記構成(
8)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0024】
(
9)幾つかの実施形態では、上記構成(
7)又は(
8)において、
前記位置情報が対応する前記指標の測定結果との相関の程度に基づいて、前記地盤調査結果に重みを付ける地盤調査結果重み付け部を更に備え、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定部は、前記地盤調査結果に付された重みを考慮するように構成されている。
【0025】
上記構成(
9)によれば、地盤調査結果に付された重みを考慮して、施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定するので、杭基礎設計用地盤調査を的確に実施することができる。この結果として、上記構成(
9)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0026】
(
10)幾つかの実施形態では、上記構成(
7)乃至(
9)の何れか1つにおいて、
前記位置情報が対応する前記指標の測定結果に基づいて、前記地盤調査結果の補正値を生成する地盤調査結果補正値生成部を更に備え、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定部は、前記地盤調査結果補正値生成部によって生成された前記補正値を考慮するように構成されている。
【0027】
上記構成(
10)によれば、地盤調査結果補正値生成部が指標の測定結果に基づいて地盤調査結果の補正値を生成し、杭基礎設計用地盤調査内容決定部が、地盤調査結果補正値生成部によって生成された補正値を考慮しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0028】
(
11)幾つかの実施形態では、上記構成(
6)乃至(
10)の何れか1つにおいて、
前記データベースに含まれる一の地盤調査結果の情報の補正値を、周辺の地盤調査結果の情報に基づいて生成する地盤調査結果整合部を更に備え、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定部は、前記地盤調査結果整合部によって生成された前記補正値を考慮するように構成されている。
【0029】
上記構成(
11)によれば、地盤調査結果整合部がデータベースに含まれる一の地盤調査結果の情報の補正値を、一の地盤調査結果の周辺の地盤調査結果の情報に基づいて生成し、杭基礎設計用地盤調査内容決定部が、地盤調査結果整合部によって生成された補正値を考慮しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0030】
(
12)本発明の少なくとも一実施形態に係る杭基礎の設計方法は、
杭基礎の施工現場の杭基礎設計用地盤調査結果を
コンピュータが利用可能に用意する杭基礎設計用地盤調査結果用意工程と、
複数の位置情報及び当該複数の位置情報の各々と対応付けられた地盤調査結果の情報を含む
、記録部に格納されたデータベースを用意するデータベース用意工程と、
前記コンピュータによって前記記録部に格納された前記データベースを検索し、前記施工現場又は前記施工現場の周辺の位置情報と対応付けられた地盤調査結果を比較用地盤調査結果として用意する比較用地盤調査結果用意工程と、
前記コンピュータによって前記杭基礎設計用地盤調査結果と前記比較用地盤調査結果を比較し、前記杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定する地盤調査結果判定工程と、
前記地盤調査結果判定工程の判定結果に応じて杭基礎を設計する設計工程と、
を備え
、
前記データベースは、更に、前記複数の位置情報の各々と対応付けられた、杭孔掘削の際に地盤から掘削ドリルに作用した抵抗に対応する指標の測定結果の情報を含み、
前記地盤調査結果判定工程において、前記指標の測定結果の情報を考慮する。
【0031】
上記構成(
12)によれば、杭基礎設計用地盤調査結果と比較用地盤調査結果とを比較することで、杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0033】
また、上記構成(
12)によれば、指標の測定結果の情報を考慮して、杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定しているので、杭基礎設計用地盤調査結果の確度をより正確に判定することができる。この結果として、上記構成(
12)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0034】
(
13)幾つかの実施形態では、上記構成(
12)において、
前記コンピュータによって、前記杭孔掘削の条件に応じて前記指標の測定結果に重みを付ける指標測定結果重み付け工程を更に備え、
前記地盤調査結果判定工程において、前記指標の測定結果に付された重みを考慮する。
【0035】
上記構成(
13)によれば、指標の測定結果に付けられた重みを考慮して、杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定しているので、杭基礎設計用地盤調査結果の確度をより正確に判定することができる。この結果として、上記構成(
13)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0036】
(
14)幾つかの実施形態では、上記構成(
12)又は(13)において、
前記コンピュータによって、前記位置情報が対応する前記指標の測定結果との相関の程度に基づいて、前記地盤調査結果に重みを付ける地盤調査結果重み付け工程を更に備え、
前記地盤調査結果判定工程において、前記比較用地盤調査結果に付された重みを考慮する。
【0037】
上記構成(
14)によれば、地盤調査結果に付された重みを考慮して、杭基礎設計用地盤調査結果の確度を判定しているので、杭基礎設計用地盤調査結果の確度をより正確に判定することができる。この結果として、上記構成(
14)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0038】
(
15)幾つかの実施形態では、上記構成(
12)乃至(
14)の何れか1つにおいて、
前記コンピュータによって、前記位置情報が対応する前記指標の測定結果に基づいて、前記地盤調査結果の補正値を生成する地盤調査結果補正値生成工程を更に備え、
前記地盤調査結果判定工程において、前記地盤調査結果補正値生成工程によって生成された前記補正値を考慮する。
【0039】
上記構成(
15)によれば、地盤調査結果補正値生成工程において指標の測定結果に基づいて地盤調査結果の補正値を生成し、地盤調査結果判定工程において地盤調査結果補正値生成工程によって生成された補正値を考慮しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0040】
(
16)幾つかの実施形態では、上記構成(
12)乃至(
15)の何れか1つにおいて、
前記コンピュータによって、前記データベースに含まれる一の地盤調査結果の情報の補正値を、周辺の地盤調査結果の情報に基づいて生成する地盤調査結果整合工程を更に備え、
前記地盤調査結果判定工程において、前記地盤調査結果整合工程によって生成された前記補正値を考慮する。
【0041】
上記構成(
16)によれば、地盤調査結果整合工程においてデータベースに含まれる一の地盤調査結果の情報の補正値を、一の地盤調査結果の周辺の地盤調査結果の情報に基づいて生成し、地盤調査結果判定工程において、地盤調査結果整合工程によって生成された補正値を考慮しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0042】
(
17)幾つかの実施形態では、上記構成(
12)乃至(
16)の何れか1つにおいて、
前記杭基礎設計用地盤調査結果用意工程は、
前記コンピュータによって、前記データベースに含まれる地盤調査結果の情報に基づいて、前記施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定する杭基礎設計用地盤調査内容決定工程と、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定工程において決定された杭基礎設計用地盤調査の内容に従って、前記施工現場で杭基礎設計用地盤調査を実施する地盤調査工程と、
を含む。
【0043】
上記構成(
17)によれば、地盤調査結果の情報に基づいて、施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定するので、杭基礎設計用地盤調査を的確に実施することができる。この結果として、上記構成(
17)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0044】
(
18)幾つかの実施形態では、上記構成(
17)において、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定工程において、前記指標の測定結果を考慮する。
【0045】
上記構成(
18)によれば、指標の測定結果を考慮して、施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定するので、杭基礎設計用地盤調査を的確に実施することができる。この結果として、上記構成(
18)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0046】
(
19)幾つかの実施形態では、上記構成(
18)において、
前記コンピュータによって、前記杭孔掘削の条件に応じて前記指標の測定結果に重みを付ける指標測定結果重み付け工程を更に備え、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定工程において、前記指標の測定結果に付された重みを考慮する。
【0047】
上記構成(
19)によれば、指標の測定結果に付された重みを考慮して、施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定するので、杭基礎設計用地盤調査を的確に実施することができる。この結果として、上記構成(
19)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0048】
(
20)幾つかの実施形態では、上記構成(
18)又は(
19)において、
前記コンピュータによって、前記位置情報が対応する前記指標の測定結果との相関の程度に基づいて、前記地盤調査結果に重みを付ける地盤調査結果重み付け工程を更に備え、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定工程において、前記地盤調査結果に付された重みを考慮する。
【0049】
上記構成(
20)によれば、地盤調査結果に付された重みを考慮して、施工現場にて実施する杭基礎設計用地盤調査の内容を決定するので、杭基礎設計用地盤調査を的確に実施することができる。この結果として、上記構成(
20)によれば、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0050】
(
21)幾つかの実施形態では、上記構成(
18)乃至(
20)の何れか1つにおいて、
前記コンピュータによって、前記位置情報が対応する前記指標の測定結果に基づいて、前記地盤調査結果の補正値を生成する地盤調査結果補正値生成工程を更に備え、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定工程において、前記地盤調査結果補正値生成工程によって生成された前記補正値を考慮する。
【0051】
上記構成(
21)によれば、地盤調査結果補正値生成工程において指標の測定結果に基づいて地盤調査結果の補正値を生成し、杭基礎設計用地盤調査内容決定工程において、地盤調査結果補正値生成工程によって生成された補正値を考慮しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、杭基礎を設計可能である。
【0052】
(
22)幾つかの実施形態では、上記構成(
18)乃至(
21)の何れか1つにおいて、
前記コンピュータによって、前記データベースに含まれる一の地盤調査結果の情報の補正値を、周辺の地盤調査結果の情報に基づいて生成する地盤調査結果整合工程を更に備え、
前記杭基礎設計用地盤調査内容決定工程において、前記地盤調査結果整合工程によって生成された前記補正値を考慮する。
【0053】
上記構成(
22)によれば、地盤調査結果整合工程においてデータベースに含まれる一の地盤調査結果の情報の補正値を、一の地盤調査結果の周辺の地盤調査結果の情報に基づいて生成し、杭基礎設計用地盤調査内容決定において、地盤調査結果整合工程によって生成された補正値を考慮しているので、より正確な杭基礎設計用地盤調査結果に基づいて、
杭基礎を設計可能である。
【0056】
(
23)本発明の少なくとも一実施形態に係る杭基礎の設計プログラムは、
上記構成(
12)乃至(
22)の何れか1つに記載の杭基礎の設計方法の少なくとも一部の工程を電子計算機に実行させるように構成されている。
【0057】
上記構成(
24)によれば、上記構成(
12)乃至(
22)の何れか1つに記載の杭基礎の設計方法の少なくとも一部の工程を電子計算機に実行させるので、大量の情報を活用可能であり、より正確な地盤情報に基づいて、杭基礎を容易に設計可能である。