特許第6871761号(P6871761)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6871761
(24)【登録日】2021年4月20日
(45)【発行日】2021年5月12日
(54)【発明の名称】ラベル情報作成装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/12 20060101AFI20210426BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20210426BHJP
【FI】
   G06F3/12 343
   G06F3/12 378
   G06F3/12 336
   G06F3/12 303
   G06F3/12 359
   H04M1/00 Z
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-41164(P2017-41164)
(22)【出願日】2017年3月3日
(65)【公開番号】特開2018-147200(P2018-147200A)
(43)【公開日】2018年9月20日
【審査請求日】2020年2月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】501440684
【氏名又は名称】ソフトバンク株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】特許業務法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】坂井 啓真
(72)【発明者】
【氏名】平田 務
(72)【発明者】
【氏名】信岡 和宏
【審査官】 佐賀野 秀一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−070068(JP,A)
【文献】 特開2004−208052(JP,A)
【文献】 特開2005−173997(JP,A)
【文献】 特開2004−110682(JP,A)
【文献】 特開平07−079223(JP,A)
【文献】 特開2003−163688(JP,A)
【文献】 特表2015−507894(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/09− 3/12
B41J 29/00−29/70
H04N 1/00
H04M 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下取りの通信端末に貼り付けるラベルに印刷するラベル情報を作成するラベル情報作成装置であって、
複数の通信端末と接続可能な複数の端末用ポートを備えたHUB(ハブ)と、
前記HUB(ハブ)を介して前記複数の通信端末と接続可能なコンピュータとを備え、
前記コンピュータは、
前記通信端末から、少なくとも製造番号を含む内部情報を取得して、取得した前記内部情報に基づいて前記ラベル情報を作成するラベル情報作成部と
前記端末用ポートに接続された前記通信端末が接続を解除されたとき、当該通信端末に対応する前記ラベル情報の作成が完了している場合に、前記ラベル情報作成部が作成した前記ラベル情報を印刷出力する印刷出力部と、
を備えること特徴とするラベル情報作成装置。
【請求項2】
前記端末用ポートに接続された前記通信端末が接続を解除されたとき、該端末用ポートのポート番号を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1に記載のラベル情報作成装置。
【請求項3】
前記端末用ポートに接続された前記通信端末が接続を解除されたとき、前記ラベル情報の作成が完了していない場合には警告を出力すること、を特徴とする請求項1又は2に記載のラベル情報作成装置。
【請求項4】
前記端末用ポートに前記通信端末が接続されたとき、該通信端末の本体表示部に該端末用ポートのポート番号を表示させること、を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のラベル情報作成装置。
【請求項5】
前記端末用ポートに前記通信端末が接続されたとき、該通信端末が前記ラベル情報の作成対象外の場合には該通信端末の本体表示部に警告を出力すること、を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のラベル情報作成装置。
【請求項6】
下取りの通信端末に貼り付けるラベルに印刷するラベル情報を作成するコンピュータに、複数の通信端末と接続可能な複数の端末用ポートを備えたHUB(ハブ)を介して前記複数の通信端末から、少なくとも製造番号を含む内部情報を取得するステップと、
取得した前記内部情報に基づいて前記ラベル情報を作成するステップと、
前記通信端末が前記端末用ポートとの接続を解除されたとき、接続を解除された該通信端末のラベル情報の作成が完了しているか否かを判断するステップと、
前記通信端末に対応する前記ラベル情報の作成が完了していると判断された場合に、接続が解除された前記通信端末に対応する前記作成されたラベル情報を印刷出力するステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信端末に貼り付けるラベルに印刷されるラベル情報の作成に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話端末やスマホといった通信端末の機種変更を行おうとするとき、利用者が使用していた通信端末を下取りに出して、下取りで得られる金額を新しい通信端末の購入代金の一部に充当することがある。通信事業者が下取り端末の査定を行う場合には、下取り端末の外観状態を確認するほか、端末の電源が正常に入るか、端末の内部データが初期化されているかなどを確認する。下取り端末の査定を行う工程において、端末一台一台の作業を管理するために、端末の製造番号(IMEI:International Mobile Equipment Identity)を取得し、取得した製造番号(IMEI)をラベルに印刷して、印刷したラベルを端末本体に貼り付けることがある。
【0003】
通信端末の下取り金額を査定する装置に関しては、特許文献1に記載されている。また、通信端末の機種情報やОS情報等の内部情報を取得して画面に表示するプログラムに関しては、特許文献2に記載されている。
【0004】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2016−035758号公報
【特許文献2】特開2015−191673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1及び特許文献2には、複数台の通信端末を対象に下取りの査定に必要な内部情報を取得することについては記載されていない。また、取得した内部情報をラベルに印刷することも記載されていない。
【0007】
本発明の目的は、複数の下取り端末の内部情報を同時に取得して、取得した内部情報に基づいてラベルに印刷する情報を作成するための装置を提供することである。また、作成されたラベルを端末に貼り付ける際の貼り間違いを防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、下取りの通信端末に貼り付けるラベルに印刷するラベル情報を作成するラベル情報作成装置であって、複数の通信端末と接続可能な複数の端末用ポートを備えたHUB(ハブ)と、前記HUB(ハブ)を介して前記複数の通信端末と接続可能なコンピュータとを備え、前記コンピュータは、前記複数の通信端末から、少なくとも製造番号を含む内部情報を取得して、取得した前記内部情報に基づいて前記ラベル情報を作成するラベル情報作成部と、作成した前記ラベル情報を印刷出力する印刷出力部と、前記端末用ポートに接続された前記通信端末が接続を解除されたとき、該端末用ポートのポート番号を表示する表示部と、を備える。
【0009】
また、前記ラベル情報作成装置は、前記端末用ポートに接続された前記通信端末が接続を解除されたとき、前記ラベル情報の作成が完了していない場合には警告を出力する。
【0010】
また、前記ラベル情報作成装置は、前記端末用ポートに前記通信端末が接続されたとき、該通信端末の本体表示部に該端末用ポートのポート番号を表示させる。
【0011】
また、前記ラベル情報作成装置は、前記端末用ポートに前記通信端末が接続されたとき、該通信端末が前記ラベル情報の作成対象外の場合には該通信端末の本体表示部に警告を出力する。
【0012】
また、本発明は、下取りの通信端末に貼り付けるラベルに印刷するラベル情報を作成するコンピュータに、複数の通信端末と接続可能な複数の端末用ポートを備えたHUB(ハブ)を介して前記複数の通信端末から、少なくとも製造番号を含む内部情報を取得するステップと、取得した前記内部情報に基づいて前記ラベル情報を作成するステップと、前記通信端末が前記端末用ポートとの接続を解除されたとき、接続を解除された該通信端末のラベル情報の作成が完了しているか否かを判断するステップと、該通信端末のラベル情報の作成が完了している場合には、該ラベル情報の印刷出力を指示し、該通信端末のラベル情報の作成が完了していない場合には、警告を出力するステップと、を実行させることを特徴とするプログラム、を備える。
【発明の効果】
【0013】
複数の通信端末の内部情報の取得とラベル情報の作成がそれぞれ同時並行に実行されても、ラベル情報の作成完了表示と印刷出力がシリアルに実行される。また、作業者は表示されたポート番号に接続されている通信端末をそのポートから外して、プリンターによって印刷されるラベルを間違えることなく貼り付けることが出来る。また、ラベル情報の作成が完了していない通信端末をポートから外した場合には、警告が出力されるため、さらにラベルの貼り間違えを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の実施形態における通信端末の下取りの作業工程を示す図である。
図2】本発明の実施形態におけるラベルの一例である。
図3】本発明の実施形態におけるラベル情報作成装置の内部構成例である。
図4】本発明の実施形態におけるコンピュータの表示画面の一例である。
図5】本発明の実施形態における通信端末の表示画面の一例である。
図6】本発明の実施形態におけるラベル情報作成装置の動作処理フローである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1は、本発明のラベル情報作成装置が使用される通信端末の下取りの作業工程の説明図である。通信端末の利用者が持参或いは郵送した下取り用の通信端末10は、通信事業者の店舗や商品センター等に集荷され、動作状態の確認、外観状態の確認、盗難品の該非などの作業工程を経て下取り金額が査定される。通信事業者は、通信端末10にラベルを貼り付けて通信端末10の下取り作業の管理を行う。
【0016】
ラベル情報作成装置20は、通信端末10の一台一台に貼り付けるラベルに印刷するラベル情報を作成するための装置である。ラベル情報作成装置20は、HUB21とPC(コンピュータ)22で構成されており、通信端末10がHUB21に接続されると、PC22は通信端末10の下取り査定に必要な内部情報を取得して、取得した内部情報に基づいてラベル情報を作成して、プリンター30に対してラベル印刷を指示する。プリンター30は、PC22からの指示によってラベル40を印刷する。印刷されたラベル40は、通信端末10に貼り付けられる。
【0017】
図2は、ラベル40の一例を示す図である。ラベル40には、バーコード41、アイテムコード42、キャリアコード43、ネットワーク利用制限コード44、Find my端末コード45が印刷されている。ラベル40に印刷されるこれらの情報をラベル情報という。バーコード41は、通信端末10を一意に識別することが出来る情報であり、少なくとも通信端末10の製造番号(IMEI:International Mobile Equipment Identity)を含む。アイテムコード42は、下取り端末であることを示すコードである。キャリアコード43は、通信端末10を販売した通信事業者を表す記号である。ネットワーク利用制限コード44は、通信端末10が料金未払等の理由でネットワークの利用が制限されている端末であることを示す記号である。Find my端末45は、通信端末10が紛失して捜索対象になっている端末であることを示す記号である。
【0018】
ネットワーク利用制限の該非とFind my端末の該非は、PC22が通信事業者のサーバに接続して、該当端末か否かを判断する。ネットワーク利用制限の該当端末とFind my端末はこのままでは下取りの査定が出来ないため、ラベル40に記号を印刷して、下取りの対象外であることを識別する。例えば、図2におけるFind my端末45は、該当する部分の数字がカラー印刷されるようにしてもよいし、ラベル40の全体の背景色がカラー印刷されるようにしてもよいし、ラベル40の台紙にカラー台紙を用いて印刷されるようにしてもよい。
【0019】
図3は、ラベル情報作成装置20の内部構成例である。ラベル情報作成装置20は、HUB(ハブ)21とPC(コンピュータ)22で構成されている。HUB(ハブ)21は、複数の通信端末10を接続可能な複数の端末用ポートXと、PC(コンピュータ)22と接続されるPC用ポートYを備えている。複数の端末用ポートXにはポート番号「1」「2」「3」・・・が割り当てられている。作業者によって通信端末10が端末用ポートXにケーブルで接続されると、PC22が通信端末10の内部情報を取得する。また、通信端末10に対して充電を自動的に開始するようにしてもよい。この充電に使用される電源は、HUB21から供給される。
【0020】
PC22は、HUBポート221、ラベル情報作成部222、印刷出力部(プリンターポート)223、表示部(ディスプレイ)224、プログラム225を備える。ラベル情報作成装置20は、そのほか図示していない入出力部、インターネット接続部、電源部を備えている。
【0021】
HUBポート221は、通信端末10を接続する物理的なインタフェースである。作業者によって複数の通信端末10がHUB21にケーブルで接続されると、プログラム225が、HUB21に通信端末10接続されたことを自動的に検知し、製造番号等の内部情報の取得を開始する。
【0022】
ラベル情報作成部222は、プログラム225が通信端末10の少なくとも製造番号を含む内部情報を自動的に取得して、取得した内部情報に基づいてラベル40に印刷するラベル情報を作成する。通信端末10の内部情報は、製造番号、機種情報、通信端末10の販売事業者(キャリア)情報、製造メーカ情報等である。ラベル情報のうち、ネットワーク利用制限の該非とFind my端末の該非は、PC22が通信事業者のサーバにアクセスして、サーバに記録されている加入者情報、契約情報、料金情報等を参照して該当端末か否かの情報を取得することが出来る。
【0023】
ラベル情報作成部222は、通信端末10の内部情報の取得が正常に終了しラベル情報の作成が完了すると、印刷出力部(プリンターポート)223にラベル情報の印刷出力を指示する。
【0024】
印刷出力部(プリンターポート)223は、ラベル情報作成部222によって作成されたラベル情報をプリンター23に出力するインタフェースである。
【0025】
表示部(ディスプレイ)224は、PC22のモニタである。HUB21の端末用ポートXに通信端末10が接続されると、通信端末10が接続されたポート番号を表示する。例えば、ポート番号「1」に通信端末10をケーブルで接続すると、表示部(ディスプレイ)224に「1」のポート番号が表示される。通信端末10の内部情報の取得が正常に終了しラベル情報の作成が完了して、ラベルの印刷準備が出来たポート番号を表示する場合、複数の通信端末10のうち一台分の通信端末10のポート番号を一つだけ表示させてもよい。図4では、一台分のポート番号「2」を表示している。
【0026】
表示部(ディスプレイ)224は、作業者によって通信端末10が端末用ポートXから接続を解除された(接続を外された)ときの通信端末10のポート番号を表示する。このとき、通信端末10の内部情報の取得が正常に終了して、ラベル情報の作成が完了して印刷の準備が出来た場合には、その通信端末10が接続されていたポート番号と共に「ОK」のチャイムを鳴らしてラベル情報の印刷出力を行う。一方、ラベル情報の作成が完了しておらず印刷の準備が出来ていない場合には、その通信端末10が接続されていたポート番号と共に「NG」のブザーを鳴らして、作業者に対して通信端末10を再度接続するように促す。
【0027】
また、表示部(ディスプレイ)224には、エラーを表示してもよい。例えば、図4に示すように、ポート番号「1」に接続されている通信端末10の初期化が必要と判断された場合には、ポート番号と共に「初期化が必要」といったエラーメッセージを表示してもよい。
【0028】
プログラム225は、CPUやメモリのハードウェアと協同してHUBポート221、ラベル情報作成部222、印刷出力部(プリンターポート)223、表示部(ディスプレイ)224の各機能部の動作処理を実行する。プログラム225は、通信端末10がHUB21の端末用ポートXに接続されたことを自動的に検知して、図5に示すように、通信端末10の本体表示部に、接続されているポート番号を点滅もしくは緑色などで表示させるようにコマンドを送信する。そして、下取りに必要な少なくとも製造番号を含む内部情報を自動的に取得し、取得した内部情報に基づいてラベル情報を作成し、作成したラベル情報を印刷出力部223に印刷出力する。
【0029】
プログラム225は、通信端末10の内部情報の取得が正常に終了しラベル情報の作成が完了して印刷の準備が出来た端末用ポートXのポート番号を表示部(ディスプレイ)224に表示させる。さらに、作業者によって通信端末10がHUB21の端末用ポートXとの接続が解除されたとき、接続を解除された通信端末10のラベル情報の作成が完了しているか否かを判断して、その通信端末10のラベル情報の作成が完了している場合には、ラベル情報の印刷出力を指示し、通信端末10のラベル情報の作成が完了していない場合には、ブザー等の警告を出力する。このとき表示部(ディスプレイ)224に「ОK」「NG」を表示させてもよい。
【0030】
また、プログラム225は、通信端末10が下取り対象外であった場合には、図5に示すように、接続されている端末用ポート番号を通信端末10の本体表示部に点滅もしくは赤色などで表示してもよい。
【0031】
次に図6を参照して本実施形態のラベル情報作成装置20の動作を説明する。作業者によってHUB21の端末用ポートXに複数の通信端末10を接続されると、プログラム225によって各通信端末10の少なくとも製造番号を含む内部情報が自動的に取得される(読み出される)。このとき、通信端末10が接続されている端末用ポートXのポート番号が通信端末10の本体表示部に表示されるように、通信端末10に対して所定のコマンドを送信してもよい(S101)。
【0032】
複数の通信端末10の中から一番目に内部情報の取得が正常に終了してラベル情報の作成が完了して印刷の準備が出来たポート番号を一台分だけ表示部(ディスプレイ)224に表示させる。例えば、図4の例におけるポート番号「2」のように表示させる。また、通信端末10が、例えばネットワーク利用制限に該当しているか、Find my端末の該当している場合には、下取り対象外と判断して、接続されている端末用ポート番号を通信端末10の本体表示部に点滅もしくは赤色などで表示してもよい(S102)。下取り対象外と判断された通信端末10に対しては、ラベル情報を作成してもよいし、ラベル情報を作成しないようにしてもよい。
【0033】
次に、作業者によって或る一台の通信端末10が端末用ポートXから接続を解除される(接続を外される)(S103)と、接続を解除された通信端末10のラベル情報の作成が完了しているか否かを判断して(S104)、その通信端末10のラベル情報の作成が完了している場合には、ОKチャイムを鳴らして、ラベル情報が印刷出力部(プリンターポート)223に印刷出力され、プリンター30からラベル40が印刷される(S105)。
【0034】
S104において、接続を解除された通信端末10のラベル情報の作成が完了していない場合には、ブザーを鳴らして作業者に対して通信端末10を再度接続するように促して(S107)、S102に戻る。
【0035】
このように、複数の通信端末10の内部情報の取得とラベル情報の作成がそれぞれ同時並行に実行されるが、ラベル情報の作成完了表示と印刷出力がシリアルに実行される。HUB21の端末用ポートXに複数の通信端末10を接続して複数の通信端末10の内部情報の取得とラベル情報の作成が同時に行われても、PC22の表示部(ディスプレイ)224には一番目にラベル情報作成が完了して印刷準備が出来たポート番号が一つだけ(通信端末一台分だけ)表示されるため、作業者は表示されたポート番号に接続されている通信端末10をそのポートから外して、プリンター30によって印刷されるラベル40を間違えることなく貼り付けることが出来る。また、ラベル情報の作成が完了していない通信端末10をポートから外した場合には、警告が出力されるため、さらにラベルの貼り間違えを防止することが出来る。
【0036】
図6を用いてラベル情報作成装置20の動作を説明したが、ラベル情報作成装置20は、この動作以外の処理を実行してもよい。例えば、通信端末10のFind My端末がオン(盗難紛失の対象)になっている場合に強制的にオフ(盗難紛失の対象を解除)にしたり、通信端末10にアクティベーションロックがかかっている場合に強制的にロックを解除したり、通信端末10の初期化がなされていない場合に強制的に初期化を行うようにしてもよい。その場合、ラベル情報作成装置20からHUB21を介して通信端末10に対してそれぞれの指示コマンドを送信する。
【0037】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上述した実施形態の範囲に限定されない。当業者であれば上述した実施形態にさまざまな変更や改良を加えることが出来るが、その変更や改良を加えた実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれ得る。
【符号の説明】
【0038】
10 通信端末
20 ラベル情報作成装置
21 HUB(ハブ)
22 PC(コンピュータ)
221 HUBポート
222 ラベル情報作成部
223 印刷出力部(プリンターポート)
224 表示部(ディスプレイ)
225 プログラム
30 プリンター
40 ラベル
図1
図2
図3
図4
図5
図6