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特許6871799情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6871799
(24)【登録日】2021年4月20日
(45)【発行日】2021年5月12日
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/90 20190101AFI20210426BHJP
【FI】
   G06F16/90 100
【請求項の数】7
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2017-90022(P2017-90022)
(22)【出願日】2017年4月28日
(65)【公開番号】特開2018-190060(P2018-190060A)
(43)【公開日】2018年11月29日
【審査請求日】2019年12月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】390002761
【氏名又は名称】キヤノンマーケティングジャパン株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】592135203
【氏名又は名称】キヤノンITソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100125254
【弁理士】
【氏名又は名称】別役 重尚
(74)【代理人】
【識別番号】100118278
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100189751
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 友輔
(72)【発明者】
【氏名】三浦 大樹
【審査官】 ▲はま▼中 信行
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−086043(JP,A)
【文献】 特開2002−041524(JP,A)
【文献】 特開2012−073877(JP,A)
【文献】 特開2002−202983(JP,A)
【文献】 特開2001−051973(JP,A)
【文献】 特開2016−001413(JP,A)
【文献】 特開2007−018389(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0308648(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0233140(US,A1)
【文献】 韓国公開特許第10−2009−0048184(KR,A)
【文献】 中国特許出願公開第102542012(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00 − 16/958
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
クライアント端末において表示される、第1の検索キーによって検索された情報の内容を表示する表示画面に付与された、前記表示画面の情報を評価する操作部に対する操作があった場合に、前記表示画面に表示する情報と、当該情報の検索に用いられた前記第1の検索キーと、当該操作部の操作に応じた評価とを、学習データとして記憶する学習データ記憶手段を備え、
前記学習データ記憶手段は、さらに、前記操作部に対する操作を受け付けた表示画面が、第2の検索キーによって検索された情報の内容を表示する別の表示画面から遷移した遷移先の表示画面である場合に、前記遷移先の表示画面に表示する情報と、遷移元である前記別の表示画面の情報の検索に用いられた前記第2の検索キーと、前記遷移先の表示画面の情報にかかる評価とを、学習データとして記憶することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記クライアント端末から受け付けた要求が、前記操作部を付与すべき表示画面の要求か否かを判定する判定手段と、
前記表示画面に、前記操作部を付与する付与手段と
を備え、
前記付与手段は、前記判定手段により、前記クライアント端末から受け付けた要求が前記操作部を付与すべき表示画面の要求であると判定された場合に、当該表示画面に前記操作部を付与することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判定手段は、前記クライアント端末から受け付けた要求が、前記遷移先の表示画面の表示にかかる要求である場合に、当該要求を、前記操作部を付与すべき表示画面の要求であると判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判定手段は、要求を受け付けた表示画面が検索結果の一覧である文書一覧の表示画面である場合に、前記操作部を付与すべきでないと判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
クライアント端末において表示される、第1の検索キーによって検索された情報の内容を表示する表示画面に付与された、前記表示画面の情報を評価する操作があった場合に、前記表示画面に表示する情報と、当該情報の検索に用いられた前記第1の検索キーと、当該操作部の操作に応じた評価とを、学習データとして記憶する学習データ記憶工程を含み、
前記学習データ記憶工程において、さらに、前記操作部に対する操作を受け付けた表示画面が、第2の検索キーによって検索された情報の内容を表示する別の表示画面から遷移した遷移先の表示画面である場合に、前記遷移先の表示画面に表示する情報と、遷移元である前記別の表示画面の情報の検索に用いられた前記第2の検索キーと、前記遷移先の表示画面の情報にかかる評価とが、学習データとして記憶されることを特徴とする制御方法。
【請求項6】
情報処理装置を、クライアント端末において表示される、第1の検索キーによって検索された情報の内容を表示する表示画面に付与された、前記表示画面の情報を評価する操作部に対する操作があった場合に、前記表示画面に表示する情報と、当該情報の検索に用いられた前記第1の検索キーと、当該操作部の操作に応じた評価とを、学習データとして記憶する学習データ記憶手段として機能させるためのプログラムであって、
前記学習データ記憶手段は、さらに、前記操作部に対する操作を受け付けた表示画面が、第2の検索キーによって検索された情報の内容を表示する別の表示画面から遷移した遷移先の表示画面である場合に、前記遷移先の表示画面に表示する情報と、遷移元である前記別の表示画面の情報の検索に用いられた前記第2の検索キーと、前記遷移先の表示画面の情報にかかる評価とを、学習データとして記憶することを特徴とするプログラム。
【請求項7】
クライアント端末と、情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、
前記クライアント端末において表示される、第1の検索キーによって検索された情報の内容を表示する表示画面に付与された、前記表示画面の情報を評価する操作部に対する操作があった場合に、前記表示画面に表示する情報と、当該情報の検索に用いられた前記第1の検索キーと、当該操作部の操作に応じた評価とを、学習データとして記憶する学習データ記憶手段を備え、
前記学習データ記憶手段は、さらに、前記操作部に対する操作を受け付けた表示画面が、第2の検索キーによって検索された情報の内容を表示する別の表示画面から遷移した遷移先の表示画面である場合に、前記遷移先の表示画面に表示する情報と、遷移元である前記別の表示画面の情報の検索に用いられた前記第2の検索キーと、前記遷移先の表示画面の情報にかかる評価とを、学習データとして記憶することを特徴とする情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネット上あるいは組織内で大量の文書がデジタル化されており、それらの文書を検索する検索エンジンが提供されている。これらの検索エンジンを効率的に運用するためには、ユーザが期待する文書を正しく検索結果として提示するための精度向上が不可欠である。
【0003】
ユーザの意図する検索結果を提示するために、例えばRetrieve and Rankという手法又は当該手法を用いた検索プログラム及び検索サービスを利用することがある。
【0004】
Retrieve and Rankは、学習データとして記憶蓄積された質問と回答の組み合わせの情報を用いて、検索結果の一覧を再ランクする手法である。検索サービスは、検索結果を要求するプログラムのモジュール、当該モジュールを備える装置に対して、再ランクされた結果を回答することとなる。
【0005】
当該質問に対する回答の精度を向上させるためには、ユーザが入力した質問と当該質問に対する正解と言える文書を収集し、それらの組み合わせを学習データとして記憶・蓄積させる(学習させる)仕組みが必要である。
【0006】
例えば特許文献1には、各検索結果に対して、当該検索結果が検索条件(質問)に対する回答として十分に評価できる回答かをユーザに選択させる技術が記載されている。すなわち、検索結果一覧において検索結果ごとに「役に立った」というチェックボックスを表示し、ユーザにチェックを入力させることで、当該入力された情報を検索条件に対する正解としてフィードバックする技術である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2006−39881号公報
【特許文献2】特許第4778185号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
なお、特許文献1においては、フィード時に操作するチェックボックスなどの操作オブジェクトと、フィードバックされる文章が同一のページに表示されることを前提としている。
【0009】
例えば検索結果一覧において文書へのリンク一覧が表示されている場合、質問に対する回答として各文書を評価するには、所望の文書のリンクを押下し、文書の詳細ページ(詳細画面)を開いて文書の内容を確認すると考えられる。確認した文書の評価をするために、都度検索結果位一覧に戻ってチェックボックスを操作するのは手間である。
【0010】
なお、特許文献2においては、表示されているウェブページをユーザ操作に応じて評価する技術が記載されている。すなわち、ブラウザのヘッダ部にアドオンアプリを常駐させて投票ボタンを表示させ、ユーザに投票ボタンを押下させることで、投票された評価の度合いの情報をフィードバックする技術が開示されているが、特許文献2は単にページ自体の評価をフィードバックしているだけであり、検索条件に対するページ(質問に対する回答)の評価をフィードバックすることができない。
【0011】
本発明は、質問と回答にかかる学習データを容易にフィードバック可能な仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の情報処理装置は、クライアント端末において表示される、第1の検索キーによって検索された情報の内容を表示する表示画面に付与された、前記表示画面の情報を評価する操作部に対する操作があった場合に、前記表示画面に表示する情報と、当該情報の検索に用いられた前記第1の検索キーと、当該操作部の操作に応じた評価とを、学習データとして記憶する学習データ記憶手段を備え、前記学習データ記憶手段は、さらに、前記操作部に対する操作を受け付けた表示画面が、第2の検索キーによって検索された情報の内容を表示する別の表示画面から遷移した遷移先の表示画面である場合に、前記遷移先の表示画面に表示する情報と、遷移元である前記別の表示画面の情報の検索に用いられた前記第2の検索キーと、前記遷移先の表示画面の情報にかかる評価とを、学習データとして記憶することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、質問と回答にかかる学習データを容易にフィードバック可能な仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の第1の実施形態における、情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2】本発明の第1の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3】本発明の第1の実施形態における、各種装置の機能構成の一例を示す図である。
図4】本発明の第1の実施形態における、処理の流れを示すフローチャートである。
図5】本発明の第1の実施形態における、詳細画面の生成処理の詳細を示すフローチャートである。
図6】本発明の第1の実施形態における、詳細画面の表示及び評価情報の生成処理の詳細を示すフローチャートである。
図7】本発明の第1の実施形態における、各種データ構成の一例を示す図である。
図8】本発明の第1の実施形態における、検索条件入力画面の構成の一例を示す図である。
図9】本発明の第1の実施形態における、検索結果一覧画面の構成の一例を示す図である。
図10】本発明の第1の実施形態における、文書の詳細画面の構成の一例を示す図である。
図11】本発明の第1の実施形態における、画面情報の構成の一例を示す図である。
図12】本発明の第2の実施形態における、処理の流れを示すフローチャートである。
図13】本発明の第2の実施形態における、データ構成の一例を示す図である。
図14】本発明の第3の実施形態における、検索結果一覧画面の構成の一例を示す図である。
図15】本発明の実施形態における、画面情報の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
【0016】
<第1の実施形態>
まず図1を参照して、本発明の第1の実施形態における、情報処理システムの構成の一例について説明する。
【0017】
クライアントPC100(クライアント端末)、サーバ101、外部サーバ102は、ネットワークを介して通信可能に接続されている。ネットワークとは、例えばLAN103(ローカルエリアネットワーク)である。
【0018】
クライアントPC100には、ブラウザソフトウェアアプリケーション(以下、ブラウザ)がインストールされており、ブラウザにおいてサーバ101のURLの指定を受け付けることで、サーバ101にアクセス可能である。
【0019】
サーバ101は、クライアントPC100からの所定のURLの指定に応じて、当該URLの示す検索条件入力画面(図8に例示)を提供する。また、当該検索条件入力画面において入力を受け付けた検索条件に従って、サーバ101の記憶部に記憶されている文書を検索する機能を備える。
【0020】
ここでいう文書とは、例えば、所定のURLに対応付けて記憶されているウェブページ等のテキスト情報である。本実施形態においては、文書の内容であるテキスト情報に基づいて文書の内容を含むhtml(画面情報)を生成し、クライアントPC100に表示させる。
【0021】
また、サーバ101は、検索条件に従って検索された検索結果と検索条件、検索条件に対する当該検索結果の評価の情報を対応付け、学習データとして記憶・蓄積する。
【0022】
次回以降の検索では、蓄積された学習データに基づいて検索結果を評価し、検索結果一覧画面における検索結果の表示順を決定する。
【0023】
なお、サーバ101は、外部サーバ102の記憶部に記憶されている外部文書も検索可能である。外部文書とは、例えばインターネット等の社外ネットワーク上に公開されている社外の文書であり、社内のユーザが任意に編集することができない文書である。
【0024】
これに対し、サーバ101の記憶部には内部文書が記憶されている。内部文書とは、例えばイントラネット等の社内ネットワーク公開されている社内の文書であり、社内のユーザが任意に編集することができる文書である。以上が図1の説明である。
【0025】
次に図2を参照して、本発明の第1の実施形態における各種装置のハードウェア構成の一例について説明する。
【0026】
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
【0027】
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0028】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0029】
205は入力コントローラで、キーボード(KB)やマウス、これらを含むポインティングデバイス等の入力装置209からの入力を制御する。
【0030】
206はビデオコントローラで、ディスプレイ装置210(例えばCRTディスプレイ)等の表示器への表示を制御する。なお、表示器はCRTディスプレイだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じてユーザが使用するものである。
【0031】
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0032】
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したネットワーク)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0033】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。
【0034】
また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0035】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
【0036】
さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。以上が図2の説明である。
【0037】
次に図3を参照して、本発明の第1の実施形態における、各種装置の機能構成の一例について説明する。
【0038】
クライアントPC100は311〜319の機能部を備える。サーバ101は321〜328の機能部を備える。外部文書サーバは文書記憶部381を備える。
【0039】
検索条件受付部311は、ユーザの入力操作による検索条件の指定を受け付ける処理部である。検索条件とは、例えば検索キーとなる文字列である。回答を得るための質問文ともいう。
【0040】
検索条件送信部312は、検索条件である当該文字列をサーバ101に送信する処理部である。
【0041】
検索条件受付部321は、当該文字列を検索条件として受信することで検索条件を受け付ける処理部である。
【0042】
検索結果一覧取得部322は、当該文字列を用いて、自機の検索文書情報記憶部371に記憶されている文書を検索し、検索結果の文書一覧を取得する処理部である。
【0043】
検索文書情報とは、質問文と、その質問文に対する回答としての文書の組み合わせを記憶した情報である。
【0044】
検索文書情報記憶部371は、自機種の外部メモリ211に記憶された文書の検索文書情報を記憶している、外部メモリ211における記憶領域である。
【0045】
なお、ここで取得する検索結果の文書一覧とは、例えば文書中の文字列の先頭から所定数分の文字列と、当該文書のURL(文書へのリンク)の一覧であるものとする。
【0046】
検索結果一覧送信部323は、当該文書一覧である検索結果一覧をクライアントPC100に送信する処理部である。検索結果一覧受信部313は、当該検索結果の一覧を受信する処理部である。
【0047】
文書詳細リクエスト受付部314は、検索結果一覧の中から詳細を要求する文書の指定及び当該文書の詳細のリクエストを受け付ける処理部である。
【0048】
文書詳細リクエスト送信部315は、当該リクエストをサーバ101に送信する処理部である。
【0049】
文書詳細リクエスト受信部324は、当該リクエストを受信することで、当該リクエストを受け付ける処理部である。
【0050】
文書詳細取得部325は、リクエストされた文書の詳細を示す情報を取得する処理部である。例えば、文書の内容の情報(文書詳細情報)を、文書記憶部372に記憶されている対象の文書から取得する。文書詳細情報は、文書の内容である文字列の集合である。
【0051】
文書記憶部372は、文書データを記憶している、外部メモリ211における記憶領域である。
【0052】
詳細画面生成部326は、文書詳細情報を表示する画面であって、検索条件に対する当該文書の検索結果としての評価を受け付ける操作部を備える詳細画面を生成する処理部である。
【0053】
詳細画面表示指示部327は、当該詳細画面を表示するようクライアントPC100に指示する処理部である。
【0054】
詳細画面表示指示受付部316は、当該指示を受け付ける。詳細画面表示部317は、受け付けた指示に従って自機の表示部に詳細画面を表示する処理部である。
【0055】
評価情報受付部318は、詳細画面の操作部に対するユーザ操作により、検索条件に対する、当該詳細画面に表示されている文書の評価情報生成のための入力操作を受け付ける処理部である。
【0056】
評価情報とは、例えば、詳細画面の文書の検索に用いられた検索条件(質問文)を質問とし、詳細画面に表示中の文書を回答とした場合の、質問に対する回答の評価の情報であり、サーバ101に蓄積する学習データである。
【0057】
評価情報における、質問に対する回答の評価の値は関連度(評価レベル)で示される。例えば、ユーザが回答の詳細を確認した、つまり、興味を持って文書の詳細画面を表示した場合の関連度を2とする。
【0058】
また、詳細画面を表示しただけではなく、評価を受け付けるための操作部が操作された場合は、詳細画面を表示しただけに比べてユーザが明示的・能動的に評価の操作を行ったと判断し、より評価が高い評価を付けるべく、関連度を4とする。
【0059】
評価情報生成部320は、評価情報受付部318で受け付けた入力操作等に応じて評価情報を生成する。
【0060】
評価情報送信部319は、当該評価情報をサーバ101に送信する。評価情報受信部328は当該評価情報を受信する処理部である。
【0061】
評価情報記憶制御部329は、当該評価情報を検索条件と、検索結果の文書の識別情報と対応付けて、検索結果の抽出に用いる学習データとして、学習データ記憶部373に記憶する処理部である。
【0062】
学習データ記憶部373は、外部メモリ211における学習データを記憶・蓄積する記憶領域である。
【0063】
判定部330は、詳細画面生成部326が生成する詳細画面に、評価を受け付ける操作部を配置すべきか判定する判定部である。
【0064】
詳細画面生成部326は、判定部330で配置すべきと判定された場合に、当該操作部を配置した詳細画面を生成する。
【0065】
配置すべきでないと判定された場合には、当該操作部を配置していない詳細画面を生成する。
【0066】
なお、配置すべきでないと判定された場合であって、操作部が配置されていないhtmlが既に外部メモリに記憶されている場合、新たに詳細画面を生成することなく、既に外部メモリに記憶されている詳細画面のhtmlを取得する。詳細画面表示指示部327は、当該htmlをクライアントPC100に送信して表示指示する。
【0067】
なお、検索結果一覧取得部322は、検索結果一覧の中から、検索条件に対する評価が高い順に所定数だけ文書を取得して一覧化する。
【0068】
検索結果一覧送信部323は当該所定数の文書一覧を検索結果の一覧として送信するものとする。
【0069】
なお、外部サーバ102は、文書記憶部381を備える。例えば検索文書情報記憶部371に文書記憶部381に記憶されている文書の情報を記憶しておくことで、対象の文書が選択された場合に、文書記憶部381から当該文書を取得して詳細画面を生成することができる。以上が図3の説明である。
【0070】
以降、各フローチャートにおける各ステップの処理は、図1に示す各装置のCPU201が自機の備える機能を用いて実行するものとして説明する。
【0071】
次に図4を参照して、本発明の第1の実施形態における処理の流れについて説明する。
【0072】
ステップS401開始時点において、クライアントPC100のブラウザ画面には、既に検索条件入力画面800(図8)が表示されているものとする。
【0073】
ステップS401で、クライアントPC100の検索条件受付部311は、検索条件の入力操作を受け付ける。例えば、検索条件入力画面800の入力受付部801に検索条件とする文字列の入力を受け付け、「検索」ボタン802の押下を受け付ける。
【0074】
ステップS402で、クライアントPC100の検索条件送信部312は、「検索」ボタン802の押下時点で入力受付部801に入力されている文字列を、検索条件としてサーバ101に送信する。
【0075】
ステップS403で、サーバ101の検索条件受付部321は、当該文字列を受信する。ステップS404で、検索結果一覧取得部322は、当該文字列を検索条件として検索文書情報記憶部371に記憶されている文書を検索する。
【0076】
検索文書情報記憶部371に記憶されている文書の一例を図7の検索文書情報700に示す。ID701は文書のIDである。question702は、answer703に示す文書内の文字列(文書の内容である文書詳細情報)を答えとする質問文である。url704は、文書が記憶されているURLである。
【0077】
検索結果一覧取得部322は、例えばクライアントPC100から受信した検索条件としての文字列をquestion702に含むレコードを検索文書情報700から検索して特定して取得する。
【0078】
そして、検索結果である当該レコードのANSWER703を取得し、その中から所定数のANSWER703を抽出して、検索結果一覧を生成する。
【0079】
ステップS405で、サーバ101の検索結果一覧送信部323は、検索結果一覧をクライアントPC100に送信する。
【0080】
具体的には、検索結果一覧の中の各文書の先頭の一文に当該文書のURLのハイパーリンクを付与した一覧画面(html)を生成して、クライアントPC100のブラウザに送信する。
【0081】
一覧画面の一例を図9の900に示す。検索条件表示部901は、検索に用いた検索条件の文字列を表示する表示部である。検索結果一覧表示部910は、検索結果一覧である文書一覧を表示する表示部である。
【0082】
文字列911はanswer703の先頭から所定数の文字列であり、answer703の文字列を含む各文書のURLのハイパーリンクが付与された一文を含む文字列である。
【0083】
ステップS406で、クライアントPC100の検索結果一覧受信部313は当該一覧画面の情報を受信して表示する。
【0084】
ステップS407で、クライアントPC100の文書詳細リクエスト受付部314は、文書詳細情報のリクエスト操作を受け付ける。例えば、一覧の中から詳細を表示したい文書のハイパーリンクの選択操作を受け付ける。
【0085】
ステップS408で、クライアントPC100の文書詳細リクエスト送信部315は、当該選択操作がされた文書の文書詳細情報のリクエストをサーバ101に送信する。
【0086】
具体的には、押下されたハイパーリンクに含まれるURLのページをサーバ101に要求する。
【0087】
ステップS409で、サーバ101の文書詳細リクエスト受信部324は、当該リクエストを受信する。
【0088】
ステップS410で、サーバ101の詳細画面生成部326は、文書の内容を表示する詳細画面の生成処理を実行する。当該詳細画面の生成処理の詳細は図5の説明で後述する。
【0089】
ここで図5を参照して、本発明の第1の実施形態における、詳細画面の生成処理の詳細について説明する。
【0090】
ステップS501は、要求された文書の詳細画面に評価ボタンの配置が必要か判断するステップである。つまり、詳細画面が評価ボタンの付与対象か判定する。
【0091】
本発明の第1の実施形態においては、例えば内部文書には既に評価ボタンが詳細画面として付与されているものとし、外部文書は詳細画面に評価ボタンが配置されていないものとする。
【0092】
当該ステップでは、ユーザから送信された詳細画面のリクエストをURL704として受け取る。そして、ステップS501で、判定部330は、そのURLが評価ボタン配置判断情報740のdomain742を含んでいるか判定する。
【0093】
評価ボタン配置判断情報740のdomain742を含んでいる場合には評価ボタンを配置すべきと判定し、含んでいない場合には評価ボタンを配置すべきでない(配置しない)と判定する。
【0094】
評価ボタンを配置すべきでないと判定された場合には、ステップS502に処理を進める。配置すべきと判定された場合は処理をステップS503に進める。
【0095】
本実施形態の説明においては、domain742には、外部サーバ102のドメインが記憶されているものとする。
【0096】
つまり、ステップS501においては、要求された文書の詳細画面が内部文書の詳細画面であれば評価ボタンを配置すべきではないと判定され、要求された文書の詳細画面が外部文書の詳細画面であれば評価ボタンを配置すべきであると判定される。
【0097】
よって、ステップS502で、文書詳細取得部325は、文書記憶部372に記憶されている、クライアントPC100から要求された文書(例:内部文書情報)を取得する。
【0098】
内部文書情報の一例を図7の内部文書情報710に示す。ID711は、内部文書のIDである。url712は、内部文書が公開されているurlである。contents713は、ブラウザ上で内部文書を表示するためのhtmlである。
【0099】
当該ステップS502では、内部文書情報710のURL712に対して、リクエスト時に指定されたURLで検索し、それに対応するcontents713を取得する。
【0100】
このcontents713にはクライアントPC100のブラウザ上に表示するためのhtmlが記録されており、そのhtmlの中にはユーザに評価してもらうための評価ボタンが記載されているものとする。
【0101】
一方、ステップS503では、文書詳細取得部325は、外部サーバ102に対して、クライアントPC100から要求された外部文書の取得リクエストを送信する。
【0102】
ステップS504で、外部サーバ102にてサーバ101から送信された外部文書のリクエストを受信する。
【0103】
当該ステップS505で、外部サーバ102は、外部文書情報720から、クライアントPC100で選択されたハイパーリンクのURLに対応するcontents713を取得し、サーバ101に送信する。
【0104】
ここで図7を参照して、文書記憶部381に記憶されている外部文書情報720の一例を説明する。
【0105】
ID721は、外部文書のIDである。url722は、外部文書が公開されているurlである。contents723は、対象の外部文書をブラウザ上で表示するためのhtmlである。
【0106】
ステップS506で、文書詳細取得部325は、ステップS503のリクエストに対して外部サーバ102がステップS505で送信するhtmlを受信する。
【0107】
ステップS507で、詳細画面生成部326は、あらかじめ内部文書情報710に登録されている評価ボタンのみが配置されているhtmlを取得する。当該htmlのデータはサーバ101の外部メモリに予め記憶されているものとする。
【0108】
当該評価ボタンのみが配置されているhtmlの一例を図11の1110に示す。
【0109】
ステップS508で、詳細画面生成部326は、ステップS506で受信した外部文書のhtml1100(図11に図示)と、ステップS507で取得した評価ボタンのhtml1110を合成し、外部文書に評価ボタンが付与された検索詳細画面のhtml1120(図11に図示)を生成する。
【0110】
また、合成後の具体的な検索詳細画面の一例を図10で示す。詳細画面1001は、当該ステップにて生成されたhtmlをクライアントPC100のブラウザで閲覧した画面である。
【0111】
当該詳細画面1001は、評価ボタン表示部1010とそこに表示される評価ボタン1011、詳細画面表示部1020から構成される。1021は、詳細画面1001においてハイパーリンクが設定された文字列「こちら」である。
【0112】
ステップS509で、詳細画面生成部326は、ステップS502やステップS508で生成又は取得された詳細画面に対して、ユーザによってページ遷移の操作が行われたことを検知するプログラムを仕込む。
【0113】
当該プログラムは例えばJavascript(登録商標)やjqueryで記載する。当該プログラムは、ユーザによって詳細画面のリンクがクリックされた場合に動作する。当該プログラムの具体的な動作については、図6のステップS602〜S605等の説明で後述する。
【0114】
なお、当該プログラムによって詳細画面1001のリンクから別の詳細画面にページ遷移した場合にも、ステップS501以降の処理を実行して評価ボタンが必要か判断して配置する。
【0115】
図5の処理によれば、質問に対する回答の評価をするための操作部を、当該操作部を配置すべき画面の表示に伴って容易に表示、提供することができる。
【0116】
例えば、評価ボタンを自由に配置できない(編集できない)外部文書についても、評価ボタンを付与した詳細画面を提供することができる。
【0117】
図4の説明に戻る。ステップS411で、サーバ101の詳細画面表示指示部327は、詳細画面1001のhtmlをクライアントPC100のブラウザに送信する。
【0118】
ステップS412で、クライアントPC100の詳細画面表示指示受付部316は、当該詳細画面のhtmlを受信する。その後、詳細画面の表示及び評価情報の生成処理を行う。詳細画面の表示及び評価情報の生成処理の詳細については図6の説明で後述する。
【0119】
ここで図6を参照して、本発明の第1の実施形態における、詳細画面の表示と評価情報の生成処理の詳細について説明する。
【0120】
ステップS601で、クライアントPC100のブラウザにおける詳細画面表示部317は、ステップS412で受信した詳細画面を表示する。例えば詳細画面1001を表示する。
【0121】
ステップS602では、評価情報生成部320は、ステップS404で検索結果一覧の取得に用いられた(つまり、検索に用いられた)質問文に対する、表示中の詳細画面の文書(回答)の評価レベルを2に設定した評価情報750を生成してRAM203に記憶する。
【0122】
例えば、検索に用いられた検索文字列(検索時に入力受付部801に入力されていた質問文)と詳細画面に表示されている回答のID701を関連度2(評価レベル2)として対応付けた評価情報を生成する。
【0123】
評価情報の一例を図7の750に示す。ID751は、評価情報750がサーバ101に学習データとして記憶される際に付与されるIDである。よって、クライアントPC100において生成・記憶されているステップS602の時点では値は記憶されていない。
【0124】
question752は、ユーザにより入力され、検索に用いられた検索文字列である。つまり、検索に用いられた検索条件である。
【0125】
answer753は、question752でユーザが入力した検索条件に対してシステムが提示した回答候補一覧の中からユーザが選んだ回答IDである。例えばステップS601で表示画面に表示した詳細画面に表示されている文書のID701を記憶する。
【0126】
relevant_label754は、質問に対する回答の関連度(評価レベル)である。ステップS602では、「2」の値が挿入され、記憶される。
【0127】
例えばJavascript(登録商標)を利用することで、クライアントPC100のブラウザのメモリ上に評価情報を記憶することが可能である。
【0128】
ステップS602の実行後、クライアントPC100は、図4のステップS414の処理と、ステップS603の処理を実行する。
【0129】
ステップS414で、クライアントPC100の評価情報送信部319は、当該詳細画面における評価情報の送信処理を行う。ここで送信する評価情報は、図6のステップS602で生成され、記憶された、関連度2の評価情報750である。
【0130】
つまり、詳細画面を開くと、当該詳細画面の文書の、検索条件に対する関連度が2としてフィードバックされる。
【0131】
ステップS603では、クライアントPC100は、表示中の詳細画面1001に対するユーザからの操作を受け付け、当該操作が詳細画面内のリンクのクリックか判定する。
【0132】
当該判定はステップS509により事前に付与されたプログラムにより検知、判定可能である。具体的には詳細画面1001に表示されている、「こちら」1021がクリックされた場合に、リンクがクリックされたと判定する。つまり、リンクのクリックを検知する。
【0133】
ステップS603で、詳細画面内のリンクのクリックがされたと判定された場合、処理をステップS408に移行し、その後の処理を実行する。
【0134】
つまり、詳細画面から別の詳細画面に画面遷移した場合であっても、当該別の詳細画面に対して図5の処理が実行されるため、評価ボタンを付与した詳細画面を表示可能となる。
【0135】
また、詳細画面(第1の画面)から別の詳細画面(第2の画面/図10の1030に例示)に画面遷移した場合であっても、図6の処理が実行されるため、第1の画面の検索に用いられた検索文字列に対する第2の画面の文書の評価情報(=関連度2)を生成することができる。
【0136】
詳細画面内のリンクのクリックがされていないと判定された場合、処理をステップS604に移行する。
【0137】
ステップS604で、クライアントPC100は、受け付けた操作が評価ボタンの押下か判定する。つまり、評価ボタンが押下されたか判定する。評価ボタンの押下がされたか否かは、ステップS509により事前に付与されたプログラムにより判定、検知が可能である。
【0138】
受け付けた操作が評価ボタンの押下でなかった場合、当該操作に応じた処理を実行する。例えば、詳細画面における範囲選択及び選択文字列のコピー処理等である。その後、次の操作を受け付けるまで待機する。一方、受け付けた操作が評価ボタンの押下であった場合、処理をステップS605に移行する。
【0139】
ステップS605で、評価情報生成部320は、ステップS602で記憶した質問に対する回答の関連度(relevant_label754)を4に更新して記憶する。
【0140】
つまり、単に詳細画面を表示しただけでなく、評価ボタンが押されたことで、質問に対する評価の値を加算する(上昇させる)。以上が図6の説明である。
【0141】
図4の説明に戻る。ステップS414で、クライアントPC100の評価情報送信部319は、当該詳細画面における評価情報の送信処理を行う。評価ボタンが押下されたことで送信する評価情報は、図6のステップS605で更新された、関連度4の評価情報750である。
【0142】
ステップS415で、サーバ101の評価情報受信部328は、評価情報を受信する。
【0143】
ステップS416で、サーバ101の評価情報記憶制御部329は、評価情報を学習データとして、学習データ記憶部373に記憶する。同じセッション内で、同じ検索条件と詳細画面の組み合わせての評価情報750を受信して学習データとして記憶している場合(例えば、詳細画面が開かれたことで関連度2の評価情報750を受信して記憶している場合)、当該既に記憶している評価情報の関連度を、新たに受信した評価情報の関連度に更新する。
【0144】
学習データの一例を、図7の学習データ730に示す。ID731は、蓄積されている各学習データのIDである。当該IDは、評価情報を学習データとして学習データ730のテーブルに記憶蓄積するにあたり、評価情報記憶制御部329が付与する。
【0145】
question732は、検索に用いられた検索文字列である。つまり検索条件である。
【0146】
answer733は、question732に対する回答の回答IDである。
【0147】
relevant_label734は、質問に対する回答の関連度(評価レベル)である。
【0148】
なお、サーバ101の検索結果一覧取得部322は、当該学習データ730を用いて、検索結果一覧の表示順を決定する。
【0149】
具体的には、International Business Machines Corporationの提供するWATSON(登録商標)のRetrieve and Rankと呼ばれるサービスを用いる。
【0150】
Retrieve and Rankの中には、ユーザの意図に沿った検索順位となるよう検索結果を並び替えるための学習データを蓄積して学習させ、当該学習データに基づいて検索結果を並び替えるRankerと呼ばれるサービスがある。そのRankerに当該学習データ730を学習データとして出力し、学習させる。
【0151】
Rankerにおいて、学習データは学習モデル単位で記憶管理される。学習モデルとは、検索結果を、学習データに基づいて並べ替える(ソートする)アルゴリズムである。学習モデルは一意の識別情報で管理されている。
【0152】
図4のステップS404では、検索結果一覧取得部322は、外部メモリ211に記憶されている所定の学習モデルの識別情報を読み出すことで指定して検索、ソートすることにより、当該学習モデルの当該学習データを作成したユーザにとって、検索条件に対してより評価が高い(精度が高い)検索結果を一覧化することができる。
【0153】
つまり、よりユーザの意図に沿った回答を優先して表示することができる。
【0154】
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、質問と回答にかかる学習データを容易にフィードバック可能な仕組みを提供することができる。
【0155】
なお、上述した実施形態においては、検索条件送信部312と、文書詳細リクエスト送信部315を別々の処理部として記載しているが、これら2つの処理部の機能を持つリクエスト送信部として構成してもよい。また、検索条件受付部321と文書詳細リクエスト受信部324の機能を1つの処理部に集約し、リクエスト受信部として機能させてもよい。
【0156】
上述した実施形態においては、検索条件送信部312が検索条件をサーバ101に送信しているが、検索条件送信部312と、文書詳細リクエスト送信部315が一体の場合、例えばリクエスト送信部の中の検索条件送信部312の機能部が、検索条件の文字列をクエリ文字列とした検索結果一覧ページのリクエストを送信する。
【0157】
当該リクエストを受け付けたサーバ101のリクエスト受信部は、リクエストされたURLを判定部330に出力し、判定部330が当該URL参照して評価ボタンの付与対象か判定する。
【0158】
また、リクエスト受信部の中の検索条件受付部321が検索条件を取得して検索結果一覧取得部に対して、当該検索条件を用いた検索結果の一覧を取得するよう指示する。
【0159】
評価ボタン配置判断情報740は、予め検索結果一覧画面(検索結果一覧ページ)のドメインを含まないように構成し、記憶しておく。
【0160】
検索結果一覧画面のドメインは、例えば「https://search.XXXXX.co.jp」である。評価ボタン配置判断情報740をブラックリストとして扱う場合は、当該検索結果一覧画面のドメインを評価ボタン配置判断情報740に記憶しておく。
【0161】
これにより、検索結果一覧画面は評価ボタンの付与対象ではないと判定される。判定部330は、検索結果一覧取得部322に(評価ボタンを付与することなく)検索結果一覧画面を生成するよう指示し、当該指示を受け付けた検索結果一覧取得部322が、評価ボタンが付与されていない検索結果一覧画面を生成する。
【0162】
よって、検索結果一覧画面には評価ボタンを付与することなく、必要な詳細画面に対して評価ボタンを付与することが可能となる。
【0163】
<第2の実施形態>
以下、図12及び図13を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と共通する処理、データ、画面等の説明は省略する。
【0164】
第1の実施形態においては、サーバ101が文書記憶部を備え、検索を行っていたが、第2の実施形態においては、外部サーバ102が文書記憶部及び検索を行うものとする。
【0165】
第2の実施形態においては、サーバ101が、クライアントPC100と外部サーバ102の中継を行い、評価ボタンの配置を行う方法について説明する。
【0166】
図12のフローチャートにおける各ステップの処理は、図1に示す各装置のCPU201が自機の備える機能を用いて実行するものとして説明する。
【0167】
ステップS1201で、クライアントPC100は、自機のブラウザで表示中の画面において操作を受け付ける。
【0168】
ステップS1202で、クライアントPC100は、受け付けた操作が検索結果一覧画面における検索ボタンの押下か判定する。検索ボタンの押下の場合は処理をステップS1203に移行する。検索ボタンの押下でない場合は処理をステップS1204に移行する。
【0169】
ステップS1203で、クライアントPC100の検索条件送信部312は、検索ボタンの押下時点で入力されている検索条件をクエリ文字列とした、検索結果一覧画面のリクエストをサーバ101に送信する。実際には、当該検索一覧画面を提供している外部サーバ102にリクエストを送信し、当該リクエストをサーバ101が中継する。
【0170】
また、ステップS1204では、クライアントPC100は、ステップS1201で受け付けた操作が詳細画面へのリンクの押下操作か判定する。当該リンクの押下操作でない場合は次の操作受付まで待機する。当該リンクの押下操作である場合は処理をステップS1205に移行する。
【0171】
ステップS1205で、クライアントPC100の検索条件送信部312は、文書詳細リクエスト送信部315は、クリックされたリンクの文書の詳細画面のリクエストをサーバ101に送信する。実際には、当該詳細画面のURLの示す外部サーバ102にリクエストを送信し、当該リクエストをサーバ101が中継する。
【0172】
ステップS1206で、サーバ101は、ステップS1203及びステップS1205で送信されたリクエストを受信して、外部サーバ102に中継する。
【0173】
ステップS1207で、外部サーバ102が当該リクエストを受け付ける。ステップS1208で、リクエストされた画面が検索結果一覧画面か詳細画面か判定する。
【0174】
例えばリクエストされたURLのドメインが、検索結果一覧画面のドメイン(例:「https://search.XXXXX.co.jp」)の場合には検索結果一覧画面がリクエストされたと判定して処理をステップS1209に移行する。
【0175】
リクエストされた画面が検索結果一覧画面でない場合には、詳細画面がリクエストされたと判定する。詳細画面がリクエストされた場合、処理をステップS1213に移行する。
【0176】
ステップS1209で、外部サーバ102の検索結果一覧取得部322は、受信したリクエストの中のクエリ文字列を取得する。
【0177】
ステップS1210で、外部サーバ102の検索結果一覧取得部322は、取得した検索条件であるクエリ文字列を用いて、自機の検索文書情報記憶部371に記憶されている文書を検索して検索結果の一覧を取得する。
【0178】
ステップS1211で、外部サーバ102の検索結果一覧取得部322は、検索結果の一覧を、学習データを用いて(学習データを学習して動作する、検索結果の並び替えを行うアルゴリズムである学習モデルを用いて)並び替えた一覧を生成し、並び替えた後の上位所定数の文書の一覧を生成する。また、当該上位所定数の文書の一覧を表示する文書一覧画面(文書一覧画面のhtml)を生成する。
【0179】
ステップS1213で、外部サーバ102の詳細画面生成部326は、クライアントPC100からリクエストされた詳細画面を、自機の外部メモリ211に予め記憶されている詳細画面のhtmlの中から取得する。仮に当該詳細画面が未生成の場合には、対象の文書を自機の文書記憶部372から取得して詳細画面を生成して取得する。
【0180】
ステップS1212で、外部サーバ102は、ステップS1211又はステップS1213で生成、取得されたhtmlをサーバ101に送信する。実際には、当該htmlはクライアントPC100宛に送信され、当該通信をサーバ101が中継するものとする。
【0181】
ステップS1214で、サーバ101は、ステップS1212で送信されたhtmlを受信する。
【0182】
ステップS1215で、サーバ101の判定部330は、受信したhtmlのURLを参照して、当該htmlが検索結果一覧画面か、文書の詳細画面か判定する。例えば自機の外部メモリ211に記憶されている、一覧詳細判断情報1300(図13)を用いて判定する。
【0183】
一覧詳細判断情報1300には、検索結果一覧画面のドメインが記憶されている。ID1301は一覧詳細判断情報の中のデータのIDである。domain1302は、検索結果一覧画面のドメインを示す。
【0184】
ステップS1214で受信したページのドメインが一覧詳細判断情報1300に含まれている場合、検索結果一覧画面であると判定し、処理をステップS1216に移行する。含まれていない場合は、詳細画面と判定し、処理をステップS1217に移行する。
【0185】
ステップS1216で、サーバ101の検索結果一覧送信部323は、ステップS1214で受信した検索結果の一覧画面をクライアントPC100に送信する。
【0186】
ステップS1217で、サーバ101の判定部330は、ステップS1214で受信した詳細画面が、評価ボタンを付与すべき画面か判定する。当該判定処理は、図5のステップS501の処理と同様の処理のため、詳しい説明は割愛する。
【0187】
評価ボタンを付与すべきと判定された場合、処理をステップS1218に移行する。付与すべきでないと判定された場合は処理をステップS1220に移行する。
【0188】
ステップS1218で、サーバ101の詳細画面生成部326は、自機の外部メモリに211に記憶されている評価ボタンの配置されたhtmlを取得する。例えば価ボタンのhtml1110を取得する。
【0189】
ステップS1219で、サーバ101の詳細画面生成部326は、当該評価ボタンのhtml1110とステップS1214で受信した詳細画面のhtml(例:図11の1100)を合成した画面のhtml(例:図11のhtml1120)を生成し、処理をステップS1220に移行する。
【0190】
ステップS1220で、サーバ101の詳細画面表示指示部327は、評価ボタンを付与すべきでないと判定された詳細画面のhtml、又は、評価ボタンが付与された詳細画面のステップS1214で受信した詳細画面のhtml1120を、クライアントPC100に送信することで、表示画面に表示するよう指示する。
【0191】
ステップS1221で、サーバ101は当該htmlを受信し、ステップS1222で表示画面に表示する。受信した画面が詳細画面の場合、処理を図6のステップS602に移行する。その後、詳細画面内のリンクがクリックされた場合は、処理を図12のステップS1205に移行する。以上が第2の実施形態の説明である。
【0192】
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、検索のための通信を中継する装置において、質問と回答にかかる学習データを容易にフィードバック可能とする仕組みを提供することができる。
【0193】
<第3の実施形態>
以下、第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態、第2の実施形態と共通する処理、データ、画面等の説明は省略する。
【0194】
質問に対する検索結果の評価を学習データとしてフィードバックする場合、検索結果一覧のページ自体を評価する必要性は低いため、上述した実施形態においては、検索結果の一覧画面においては評価ボタンを配置していない。
【0195】
一方で、文書の評価のために、必ず詳細画面を表示しなければならないのは手間である。例えば、一覧に表示されている文書を評価する検索結果一覧画面と、評価ボタンが付与された詳細画面とを用いて評価を行うことが望ましい。
【0196】
第3の実施形態においては、検索にかかる画面の種類に応じて適切な評価用の操作部を提供することができる。
【0197】
例えば、サーバ101は、図12のステップS1215で、ステップS1214で受信した画面が検索結果一覧画面であると判定した場合に、予め外部メモリ211に記憶していたhtmlであり、チェックボックスと「評価送信」ボタン1401(評価ボタン)が記載された不図示のhtmlを取得する。
【0198】
そして、取得したhtmlと検索結果一覧画面のhtmlを合成して、図14に示すような、各文書に対応する関連度(評価レベル)を選択する選択部(チェックボックス)と、チェックされた文書、検索条件、関連度の値を評価情報として生成して送信するための「評価送信」ボタン1401が配置された検索結果一覧画面1400のhtmlを生成する。
【0199】
チェックボックスは、各文書の隣に設けられる、チェックボックス表示部1402に配置、表示される。
【0200】
そして、ステップS1216で当該検索結果一覧画面1400のhtmlをクライアントPC100に送信して表示させる。
【0201】
クライアントPC100は、「評価送信」ボタン1401が押下された場合、当該押下操作を受け付けた時点でチェックされているチェックボックスの関連度(評価レベル)と、当該チェックボックスに対応する文書のID、901に表示されている、検索に用いられた検索条件を、それぞれ754、753、752に記憶して対応付けた評価情報750を生成し、メモリに記憶する。そして、処理を図4のステップS414に移行する。
【0202】
以上説明したように、本発明の第3の実施形態によれば、検索にかかる画面の種類に応じて適切な評価用の操作部を提供することができる。
【0203】
よって、それぞれの画面に応じた評価を行うことができる。
【0204】
例えば、検索結果の詳細画面において詳細画面用の評価ボタンが押下された場合には詳細画面において表示中の文書を評価し、検索結果の一覧画面において一覧画面用の評価ボタンが押下された場合には一覧画面において選択中の文書を評価することができる。
【0205】
すなわち、質問と回答にかかる学習データを容易にフィードバック可能とする仕組みを提供することができる。
【0206】
なお、上述したステップS501の処理においては、ホワイトリストである評価ボタン配置判断情報740を用いて評価ボタンを配置すべき画面か否かの判定を行ったが、例えば評価ボタン配置判断情報740をブラックリストとして構成・記憶しておき、当該ブラックリストに含まれていないドメインのURLが要求された場合に、評価ボタンを配置すべきと判定するようにしてもよい。
【0207】
また、上述した実施形態において、図7のcontents713は静的なデータとして内部文書情報710に記録されているが、検索文書情報700のquestion702やanswer703の情報から評価ボタンも含んだ動的htmlを生成しても良い。
【0208】
また、上述したステップS508の処理においては、評価ボタンが記載されたhtmlと詳細画面のhtmlを直接合成しているが、htmlのframesetタグを使用することで、htmlでなくURLだけで分割表示し、評価ボタンが付与された詳細画面1001を生成してもよい。
【0209】
例えば、html1100とhtml1110とを用いて、図15のhtml1500のようなhtmlを生成する。そして、html1100と、html1110、html500をクライアントPC100に送信し、html1500を表示させるよう指示するようにしてもよい。
【0210】
これにより、外部文書等、サーバ101の管理外にある、他人が作成簡易している可能性がある文書の画面のhtml自体を編集することなく、評価ボタンを付与した詳細画面を提供することができる。
【0211】
また、上述した実施形態の説明ではrelevant_label734の数値は2または4の2段階となっているが、3段階以上の評価を記憶するようにしてもよい。例えば、評価情報生成部320が、評価ボタンが押されるごとに、関連度を2加算して評価情報を更新・記憶するようにしてもよい。
【0212】
なお、本実施形態によれば、特許文献2のようなアドオンアプリのように、検索システムを利用する全てのユーザのPCにインストールさせるという手間を省きつつ、質問と回答にかかる学習データを容易にフィードバック可能な仕組みを提供することができる
【0213】
また、検索の回答の精度をさらに向上させるための機械学習理論において、提示された回答候補に対してユーザが多段階的に評価しフィードバックする方法の有効性が論じられている。
【0214】
本発明によれば、詳細画面を表示するだけで、詳細画面の評価を行うことができ、評価ボタンの押下を受け付けることで、評価の値を加算することができる。つまり、1つの文書について多段階評価を行うことが可能できる。
【0215】
以上説明したように、本発明によれば、質問と回答にかかる学習データを容易にフィードバック可能な仕組みを提供することができる。
【0216】
尚、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0217】
具体的には、クライアントPC100とサーバ101が一体であり、上述した実施形態の各処理を実行するようにしてもよい。
【0218】
また、上述した各実施形態の発明は自由に組み合わせ可能であるものとする。
【0219】
本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
【0220】
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0221】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
【0222】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
【0223】
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
【0224】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0225】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0226】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0227】
尚、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【符号の説明】
【0228】
100 クライアントPC
101 サーバ
102 外部文書サーバ
103 LAN

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