(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記の収集されたコンテンツ情報を予め保存されている商業辞書とマッピングし、前記の収集されたコンテンツ情報の内、複数の商業キーワードをトークン化して保存する第1
キーワード抽出部と、
前記の収集されたコンテンツ情報を予め保存されている一般辞書とマッピングし、前記の収集されたコンテンツ情報の内、複数の一般キーワードをトークン化して保存する第2
キーワード抽出部とを含み、
前記コンテンツ提供部は前記の複数の商業キーワードに対応する広告コンテンツを抽出して前記第2ユーザーの端末に転送し、前記の複数の一般キーワードに対応する情報コン
テンツを抽出して前記第2ユーザーの端末に転送する、請求項1に記載のインターネット
コンテンツ提供サーバ。
インターネットコンテンツ提供サーバを利用して、インターネットコンテンツを提供する方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで判読できる記録媒体において、
相違するインターネットコンテンツを含む複数のウェブページを第1ユーザーの端末に
転送する機能と、
前記の複数のウェブページに対する前記第1ユーザーの行動と、それに対応するコンテ
ンツ情報を収集するリンクバックタグを挿入する機能と、
前記の複数のウェブページの内、第1ウェブページに含まれているコンテンツに対する
前記第1ユーザーのコピー行動と前記の複数のウェブページの内、第2ウェブページに前記第1ユーザーのペースト行動に基づき、前記第1ウェブページに対するURL(uniform resource locator)情報を抽出して詳細ページリンクを生成する機能と、
前記第1ウェブページと前記第2ウェブページに対する第2ユーザーの行動に基づき、前
記第1ウェブページと前記第2ウェブページに含まれているコンテンツ情報を収集する機能とを含む、インターネットコンテンツを提供する方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで判読できる記録媒体。
前記の収集されたコンテンツ情報を予め保存されている商業辞書とマッピングし、前記の収集されたコンテンツ情報の内、複数の商業キーワードをトークン化して保存する機能と、
前記の収集されたコンテンツ情報を予め保存されている一般辞書とマッピングし、前記の収集されたコンテンツ情報の内、複数の一般キーワードをトークン化して保存する機能と、
前記の複数の商業キーワードに対応する広告コンテンツを抽出して前記第2ユーザーの
端末に転送する機能と、
前記の複数の一般キーワードに対応する情報コンテンツを抽出して前記第2ユーザーの
端末に転送する機能と
を含む、請求項3に記載のインターネットコンテンツを提供する方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで判読できる記録媒体。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下では、添付した図を参考にして、本発明の実施例に対して、本発明が属している技術分野において通常の知識を持つ者が、容易に実施できるように詳しく説明する。本発明は、様々に相違した形で具現化することができるため、ここで説明する実施例に限らない。図で本発明を明確に説明するために、説明と関係のない部分は省略し、明細書全体で同一または類似した構成要素については、同一の図符号が使用された。また、広く知られている公知の技術の場合、その具体的な説明は省略する。
【0016】
本明細書において、ある部分がある構成要素を「含む」と言うとき、これは特別に反対の記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「モジュール」などの用語は、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、またはハードウェア及びソフトウェアの結合によって具現化できる。
【0017】
本明細書において、「ウェブサイト(web site)」はインターネットを通してウェブサーバに保存されているデジタルコンテンツを提供するウェブページの集合体であり、ポータルサイト、検索サイト、電子商取引サイト、ダウンロードサイト、またはコミュニティサイト(ブログ、カフェなど)の内、一つ以上を含む。
【0018】
図1は、本発明の一つの実施例によるインターネットコンテンツ提供サーバの構成を示
す。
【0019】
図1のインターネットコンテンツ提供サーバ(100)は、インターネット網(200)を通して
ユーザー端末(300)と連結されている。ここで、インターネットコンテンツ提供サーバ(100)は、ウェブサイトの種類によってデジタルコンテンツを提供するウェブサーバとして具現化でき、ユーザー端末(300)は、インターネットコンテンツ提供サーバ(100)が提供するデジタルコンテンツを利用する複数のユーザー端末(310, 320, …)を含む。例えば、ユーザー端末(300)は携帯電話(cellular phone)、スマートフォン(smartphone)、ノートパソ
コン(notebook)、デスクトップパソコン(desktop)、タブレットPC(tablet PC)及びPDA(personal digital assistant)の内、一つで具現化できる。
【0020】
図1では、説明の便宜を図るために一つのインターネットコンテンツ提供サーバを図示
しているが、複数のウェブサイトに対応する複数のウェブサーバが、インターネットを通してユーザー端末と連結できる。
【0021】
図1のインターネットコンテンツ提供サーバ(100)は、コンテンツ提供部(110)、コンテ
ンツデータベース(120)、タグ挿入部(130)、ログ収集部(140)、ユーザーデータベース(150)、キーワード抽出部(160)、加重値適用部(170)、そして詳細ページリンク生成部(180)
を含む。
【0022】
コンテンツ提供部(110)は、ウェブサイトにアクセスしたユーザー端末(300)の要請に対応するコンテンツを含むウェブページを、ユーザー端末(300)に転送する。
【0023】
コンテンツデータベース(120)は、ウェブサイトを通して提供されるコンテンツを保存
する。ここで、コンテンツは広告、ニュース、記事、マルチメディア、動画、画像、ウェブ文書及びハイパーテキストなどを含む。
【0024】
タグ挿入部(130)は、コンテンツ提供部(110)を通して提供されるウェブページにユーザーの行動を追跡するタグ(以下「リンクバックタグ(Linkback Tag)」という)を挿入する。
【0025】
ログ収集部(140)は、リンクバックタグを利用してウェブページにアクセスしたユーザ
ーの行動と、それに対応するクッキー情報とコンテンツ情報を収集し、ユーザーデータベース(150)に保存する。ここで、ユーザーの行動は、ユーザー端末(300)の入力手段を通してウェブページのコンテンツを対象に行われるドラッグ&ドロップ(drag & drop)、コピー(copy)ボタンクリック、共有(share)ボタンクリック、詳細ページリンク(他のウェブページへの移動経路)クリック、URL共有による流入、閲覧回数(view frequency)、または閲覧時間(view time)の内、一つ以上を含む。クッキー情報は、ユーザーがアクセスしたウェ
ブページアドレス、IP情報、位置情報、OS(Operating System)、接続装置情報(Device)及びタイムスタンプ(timestamp)を含む。コンテンツ情報は、ユーザーの行動に対応するウ
ェブページの内容、タイトル、画像、カテゴリー、流通経路(URL、事業者名)、商品名、
商品番号、商品イメージ、価格、共有、またはリファラル(referral)の内、一つ以上を含む。
【0026】
本発明の実施例によるログ収集部(140)は、1分単位でクッキー情報とコンテンツ情報を収集することができる。また、フィルタを適用して好きなコンテンツ情報だけを抽出し、ユーザーデータベース(150)に保存することでユーザーデータベース(150)の容量を減らし、効率的に管理することができる。具体的には、非常に短い内容のコンテンツ、または正常に動作しないユーザーのコンテンツをフィルタリングすることができる。
【0027】
図2ないし
図4は、本発明の一つの実施例によるユーザーの行動を示す。
【0028】
図2は、ウェブページの内容に対するユーザーのドラッグ&ドロップとコピー行動を示し、
図3はウェブページに対するユーザーの共有行動を示している。
図4は、ウェブページに対するユーザーの詳細ページリンククリック行動を示す。
【0029】
図2で見ると、ログ収集部(140)は、第1ユーザーが第1ユーザー端末(310)を通してウェブページの一部の内容をドラッグ&ドロップ(A)してコピー(B)する場合、リンクバックタ
グを利用して第1ユーザーのクッキー情報とコンテンツ情報を収集し、ユーザーデータベ
ース(150)に保存する。
【0030】
図3で見ると、ログ収集部(140)は第1ユーザーが第1ユーザー端末(310)を通してウェブページの共有ボタン(C)を選択する場合、リンクバックタグを利用して第1ユーザーのクッキー情報とコンテンツ情報を収集し、ユーザーデータベース(150)に保存する。
【0031】
図4では、ログ収集部(140)は第1ユーザーが第1ユーザー端末(310)を通して第2ユーザーによって共有されたコンテンツの詳細ページリンク(D)を選択する場合、リンクバックタグを利用して第1ユーザーのクッキー情報とコンテンツ情報を収集し、ユーザーデータベース(150)に保存する。この際、詳細ページリンク(D)は第2ユーザーが共有しようとするウェブページまたはウェブページ内の一部内容を共有するボタンまたはコピー&ペーストアイコンを通してメッセンジャー、インターネットカフェ、ブログ、またはEメールの内、一つ以上の掲示物に登録する場合、第2ユーザーが共有しようとするウェブページの一部の内容と一緒に自動的に挿入される。第1ユーザーは詳細ページリンク(D)をクリックして、第2ユーザーが共有しようとするウェブページに移動し、全体内容を確認できる。ここで、詳細ページリンクはリンクバックタグを含み、リンクバックタグを通して第1ユーザーの行動、クッキー情報及びコンテンツ情報を収集することができる。
【0032】
再度、
図1の説明に戻って、キーワード抽出部(160)は、ログ収集部(140)を通して収集
したコンテンツ情報を分析し、分析結果をログ収集部(140)を通して収集したクッキー情
報と共に構造化してユーザーデータベース(150)に保存する。
【0033】
本発明の実施例によるキーワード抽出部(160)は、収集されたコンテンツ情報の内、商
業キーワードと一般キーワードをトークン化し、形態素分析部(161)、第1キーワード抽出部(162)、第2キーワード抽出部(163)、商業辞書データベース(164)、そして一般辞書データベース(165)を含む。
【0034】
具体的には、キーワード抽出部(160)は言語別に語根を抽出して品詞を指定し、商業キーワードと一般キーワードを抽出したり、または収集されたコンテンツの文脈的な意味を分析して、テーマとコンセプトを定義する。また、言語の文法ではなく、ユーザーがアクセスしたウェブページの特性(例えば、マスコミ、コミュニティ、ショッピングなど)に基づき様々な方式でトークン化することができる。
【0035】
形態素分析部(161)は、ユーザーデータベース(150)に保存されているコンテンツ情報の内、ウェブページのタイトルまたは内容に含まれている文章の形態素を分析する。本発明の実施例による形態素分析部(161)は、一つ以上の言語を含むウェブページのタイトルま
たは内容に対する形態素分析が可能で、タイトルまたは内容に含まれている文章を分解できる最小限の単位に分離する。
【0036】
第1キーワード抽出部(162)は、形態素の分析結果を商業辞書データベース(164)に保存
されている商業辞書とマッピング(mapping)して、商業キーワードをトークン化する。
【0037】
第2キーワード抽出部(163)は、形態素の分析結果を一般辞書データベース(165)に保存
されている一般辞書とマッピング(mapping)して、一般キーワードをトークン化する。こ
こで、一般辞書は商業関連の単語を除いた単語を含む。例えば、官公署や観光地、バス停などの単語を含む。
【0038】
商業辞書データベース(164)は、取引可能な商品またはサービス関連の単語を保存する
。本発明の実施例による商業辞書データベース(164)は、クライアント別に設定されてい
る重要度によって単語を分類して保存する。例えば、金融辞書は、保険関連の単語を含む第1グループ、ローン関連の単語を含む第2グループ、年金関連の単語を含む第3グループに保存することができる。
【0039】
一般辞書データベース(165)は、商業関連の単語を除外した単語をテーマによって分類
して保存する。例えば、経済、文化、エンターテインメント、政治、生活、天気関連の単語を含む複数のグループに保存することができる。
【0040】
本発明の実施例によれば、キーワード抽出部(160)は、第1キーワード抽出部(162)を通
してトークン化した商業キーワードと、第2キーワード抽出部(163)を通してトークン化した一般キーワードをログ収集部(140)を通して収集したユーザーのクッキー情報と一緒に
構造化して、ユーザーデータベース(150)に保存する。
【0041】
ユーザーデータベース(150)は、ユーザー別にログ収集部(140)を通して収集したユーザーの行動、クッキー情報、コンテンツ情報、キーワード抽出部(160)を通してトークン化
された商業キーワードと一般キーワードを保存する。ここで、ユーザーデータベース(150)は、非関係型データの保存方式であるNoSQL(Not Only SQL)データベースで具現化できる。
【0042】
図5は、本発明の一つの実施例によるユーザーデータベースに保存されたユーザー情報
を示す。
【0043】
図5は、ユーザーデータベース(150)に保存されているユーザー情報を示し、ユーザー情報はユーザー別の関心キーワード、ブラウザ、オペレーティングシステム及びユーザー端末情報を含む。ここで、ユーザー別関心キーワードは、一般キーワードと商業キーワードを含む。
【0044】
再度、
図1の説明に戻って、加重値適用部(170)は、第1キーワード抽出部(162)を通してトークン化された商業キーワードと第2キーワード抽出部(163)を通してトークン化した一般キーワードに加重値を適用し、ユーザー別の商業キーワード指数と一般キーワード指数及び統合キーワード指数を算出する。
【0045】
本発明の実施例による加重値適用部(170)は、商業キーワードと一般キーワードそれぞ
れに対応するウェブページに対するユーザーの行動を考慮して、商業キーワードと一般キーワードに加重値を適用する。この際、ユーザーの行動に対応する加重値は予め保存されているものと仮定し、キーワードの特性によってユーザーの行動に対する加重値を別途適用することができる。例えば、商業キーワードに対するユーザーの行動別加重値は以下の表1のように適用でき、一般キーワードに対するユーザーの行動別加重値は以下の表2のように適用することができる。
【0048】
表1と表2のとおり、商業キーワードは流入、クリックなどの関心度を示すユーザーの行動に高い加重値を適用し、一般キーワードは閲覧時間、閲覧回数、コピー及び共有などの集中度を示すユーザーの行動に高い加重値を適用することができる。
【0049】
本発明の実施例による加重値適用部(170)は、商業キーワードにその商業キーワードが
含まれているグループ別加重値と、区間別加重値を適用し、一般キーワードにその一般キーワードが含まれているグループ別加重値と区間別加重値を適用する。ここで、グループ別加重値は、商業辞書データベース(164)と一般辞書データベース(165)に保存されているグループ別に予め設定されている加重値を意味し、区間別加重値は、商業キーワードと一般キーワードの露出回数が含まれている区間別に予め設定されている加重値を意味する。
【0050】
本発明の実施例による加重値適用部(170)は、グループ別加重値、区間別加重値及びユ
ーザーの行動別加重値を適用した結果に基づき、ユーザー別の商業キーワード指数と一般キーワード指数を算出する。例えば、商業キーワードに対応するグループ別、区間別及びユーザーの行動別加重値を以下の表3にように仮定すると、ユーザーの商業キーワード指数は、加重値が適用された一つ以上の商業キーワード指数の合計である「(C1×F1×A1)+(C1×F2×A1)+…+(Cn×Fn×A6)」である。
【0052】
また、一般キーワードに対応するグループ別、区間別及びユーザーの行動別加重値を以下の表4のように仮定すると、ユーザーの一般キーワード指数は、加重値が適用された一
つ以上の一般キーワード指数の合計である「(B1×F1×A'1)+(B1×F2×A'1)+…+(Bn×Fn×A'6)」である。
【0054】
表3と表4の区間別加重値は、キーワード露出回数によって定義し、例えば、露出回数が100回以上の場合は第1区間、70回以上の場合は第2区間、50回以上の場合は第3区間の加重値を適用することができる。
【0055】
本発明の実施例による加重値適用部(170)は、ユーザー別の商業キーワード指数と一般
キーワード指数を利用して、統合キーワード指数を算出する。具体的に、統合キーワード指数は「(商業キーワード指数×R(%))+(一般キーワード指数×(100-R)(%))」で、Rは最適化変数である。
【0056】
コンテンツ提供部(110)は、加重値適用部(170)の加重値の適用結果に基づき、ユーザー端末(300)にコンテンツを転送する。具体的には、加重値の適用結果によって商業キーワ
ードと一般キーワードをランキング化し、ランキング化の結果によって商業キーワードに対応する広告コンテンツと一般キーワードに対応する情報コンテンツを、ユーザー端末(300)に転送する。この際、ランキング化は商業キーワードのランキング化、一般キーワー
ドのランキング化、商業キーワードと一般キーワードの統合ランキング化を含む。
【0057】
詳細ページリンク生成部(180)は、第1ユーザーが第1ウェブページに含まれているコン
テンツをコピーして第2ウェブページに貼り付ける場合、第1ウェブページに対するURL情報を抽出して詳細ページリンクを生成する。詳細ページリンクはコピーされたコンテンツに含まれ、第2ウェブページにアクセスした第2ユーザーが詳細ページリンクを選択する場合、第2ユーザーはコピーされたコンテンツの全文が含まれている第1ウェブページに移動する。
【0058】
本発明の実施例によるコンテンツ提供部(110)は、ユーザー別の商業キーワード指数、
一般キーワード指数及び統合キーワード指数に基づき、広告コンテンツと情報コンテンツを転送する。例えば、ユーザーAの商業キーワード指数、一般キーワード指数及び統合キ
ーワード指数の比較と分析を通して、広告コンテンツまたは情報コンテンツを選択的に転送したり、広告コンテンツと情報コンテンツの転送比率をコントロールしたり、インターネットコンテンツに対するユーザーAの反応度を確認することができる。また、統合キー
ワード指数が予め設定された値(統計的に有意義な値)以上の場合、広告コンテンツと情報コンテンツのCTR(コンテンツ露出に対するクリック反応率)を基準に統計仮説検証を行い
、CTRの有意義な変化が確認される場合、マシンラーニングを通して最適化変数(R)を持続的に補正して、ユーザーの統合キーワード指数の正確度を向上させることができる。
【0059】
図1のインターネットコンテンツ提供サーバは、ユーザーデータベースに保存されてい
るユーザーの商業キーワードランキング情報、商業キーワードに対応するユーザーのクッキー情報などをクライアントに提供することができ、クライアントはインターネットコンテンツ提供サーバから提供されるユーザー別商業キーワード関連の情報を活用して、広告を制作・配布することで広告効率を向上させることができる。
【0060】
図6は、
図1のインターネットコンテンツ提供サーバを利用したインターネットコンテンツ提供方法を示す。
【0061】
まず、コンテンツ提供部(110)を通して、第1ユーザー端末(310)のリクエストに対応す
る第1コンテンツを含むウェブページを転送する(S110)。この際、S110段階で転送される
ウェブページは、タグ挿入部(130)を通して挿入されたリンクバックタグを含む。
【0062】
その後、第1ユーザー端末(310)を通してウェブページにアクセスしたユーザーの行動、クッキー情報及びコンテンツ情報を含むログ情報が受信される場合(S120)、ユーザーデータベース(150)に保存する(S130)。
【0063】
その後、形態素分析部(161)を通して、S130段階で保存されたコンテンツ情報の形態素
を分析する(S140)。このとき、コンテンツ情報はウェブページの内容、タイトル、カテゴリー、流通経路(URL、事業者名)、商品名、商品番号、価格、共有、そしてリファラル(referral)の内、一つ以上である。
【0064】
その後、第1キーワード抽出部(162)を通して、S140段階の形態素分析結果を商業辞書データベース(164)に保存されている単語とマッピングし、商業キーワードをトークン化し
て保存する(S150, S160)。S160段階では、商業キーワードとS120段階で受信された第1ユ
ーザーのクッキー情報を構造化して、ユーザーデータベース(150)に保存することができ
る。
【0065】
例えば、S140段階で
図3のウェブページタイトルを「不動産-構造-調整-対策が-急がれ
るが-任期-末-決定-障害」のように分け、分けられた単語のうち「不動産」を第1ユーザ
ーに対応する商業キーワードとして保存することができる。
【0066】
また、第2キーワード抽出部(163)を通して、S140段階の形態素分析結果を一般辞書データベース(165)に保存されている単語とマッピングし、一般キーワードをトークン化して保存する(S190, S200)。S200段階では、一般キーワードとS120段階で受信された第1ユー
ザーのクッキー情報を構造化して、ユーザーデータベース(150)に保存することができる
。
【0067】
その後、加重値適用部(170)を通して、S160段階で保存された商業キーワードに加重値
を適用し(S170)、S200段階で保存された一般キーワードに加重値を適用する(S210)。加重値の適用方法は、以下の
図7で詳しく説明する。
【0068】
図7は、本発明の一つの実施例による加重値の適用方法を示す。
【0069】
図7では、S160段階で保存された商業キーワードに、その商業キーワードが含まれてい
るグループ別加重値を適用し(S171)、その商業キーワードが含まれている区間別加重値を適用して(S172)、その商業キーワードに対応する第1ユーザーの行動別加重値を適用する(S173)。その後、S171ないしS173段階の加重値の適用結果を利用して、第1ユーザーの商業キーワード指数を算出する(S174)。
【0070】
また、S200段階で保存された一般キーワードに、その一般キーワードが含まれているグループ別加重値を適用し(S211)、該当する一般キーワードが含まれている区間別加重値を適用して(S212)、該当する一般キーワードに対応する第1ユーザーの行動別加重値を適用
する(S213)。その後、S211ないしS213段階の加重値の適用結果を利用して、第1ユーザー
の一般キーワード指数を算出する(S214)。
【0071】
その後、S174段階で算出された商業キーワード指数と、S214段階で算出された一般キーワード指数を利用して、第1ユーザーの統合キーワード指数を算出する(S175)。S175段階
で算出された統合キーワード指数は、第1ユーザーに対する新しいログ情報が収集される
場合、アップデートする。
【0072】
再度、
図6の説明に戻って、コンテンツ提供部(110)を通して、S170段階の加重値の適用結果により第1ユーザーの商業キーワードをランキング化し、コンテンツデータベース(120)でそれに対応する広告コンテンツを抽出して、第1ユーザー端末(310)に転送する(S180)。
【0073】
また、コンテンツ提供部(110)を通して、S210段階の加重値の適用結果により第1ユーザーの一般キーワードをランキング化し、コンテンツデータベース(120)でそれに対応する
情報コンテンツを抽出して第1ユーザー端末(310)に転送する(S220)。
【0074】
また、コンテンツ提供部(110)を通して、S174段階で算出された商業キーワード指数とS214段階で算出された一般キーワード指数に基づき、広告コンテンツまたは情報コンテン
ツを選択的に転送したり、広告コンテンツと情報コンテンツの転送比率をコントロールすることができる。
【0075】
本発明の実施例によれば、ウェブページを通して提供するコンテンツ内容と、それに対するユーザーの行動を分析し、ユーザーの関心キーワードを収集することができる。また、ユーザーの関心キーワードを考慮して個別型の広告コンテンツを提供し、ユーザーが必要とする情報コンテンツを提供することができる。これにより、不必要な広告コンテンツと情報コンテンツがユーザーに転送されることを防止し、キーワードの順位を考慮してユーザーにコンテンツを提供することによって、コンテンツの利用効率を向上させ、コンテンツへのユーザー流入効果を極大化させることができる。
【0076】
本発明の実施例によれば、インターネットコンテンツを消費するユーザーの行動に、コンテンツの消費目的が反映される点を考慮し、消費の観点が異なる商業キーワードと一般キーワードに相違する加重値を適用して指数化することによって、ユーザーのコンテンツ消費パターンに合った最適化されたインターネットコンテンツを提供することができる。
【0077】
本発明の実施例によれば、統合キーワード指数を利用して媒体の特性、社会的なイシュー、シーズン性の変化によるユーザーのインターネットコンテンツ反応の程度を確認することができ、ユーザーのインターネットコンテンツ反応の程度によって広告コンテンツと情報コンテンツをバランス良く転送し、広告効率と情報伝達効率を極大化させることができる。
【0078】
本発明の実施例によるインターネットコンテンツの提供方法は、基本的に装置にインストールされるか、ユーザーにより直接インストールされたプログラムで具現化され、コンピュータによって読み込める記録媒体に記録することができる。ここで、コンピュータはデスクトップパソコン、ノートパソコン、スマートフォン、タブレットパソコン、PDA(個人情報端末機)、移動通信装置などを含めることができる。また、記録媒体はROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光メディア保存装置などを含むことができる
。
【0079】
従って、本発明の実施例によるインターネットコンテンツの提供方法を具現化したプログラムは、コンテンツ情報の機能、商業キーワードのトークン化機能、一般キーワードのトークン化機能、第1加重値の適用機能、第2加重値の適用機能、広告コンテンツの転送機能、そして情報コンテンツの転送機能などを実行することができる。
【0080】
また、本発明の実施例によるインターネットコンテンツの提供方法を具現化したプログラムは、ウェブページの転送機能、リンクバックタグの挿入機能、詳細ページリンクの生成機能、そしてコンテンツ情報の収集機能などを実行することができる。
【0081】
以上、本発明の実施例について詳しく説明したが、本発明の権利範囲がこれに限定されるものではなく、本発明が属している分野で通常の知識を持つ者が様々に変形・改良した形も、本発明の権利範囲に属す。