特許第6872358号(P6872358)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6872358
(24)【登録日】2021年4月21日
(45)【発行日】2021年5月19日
(54)【発明の名称】急速継手のための複式継手マニホールド
(51)【国際特許分類】
   F16L 37/56 20060101AFI20210510BHJP
【FI】
   F16L37/56
【請求項の数】5
【外国語出願】
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-237586(P2016-237586)
(22)【出願日】2016年12月7日
(65)【公開番号】特開2017-122507(P2017-122507A)
(43)【公開日】2017年7月13日
【審査請求日】2019年11月19日
(31)【優先権主張番号】15200504.7
(32)【優先日】2015年12月16日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】515323146
【氏名又は名称】ファスター エス.アール.エル.
(74)【代理人】
【識別番号】100166338
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 正夫
(74)【代理人】
【識別番号】100152054
【弁理士】
【氏名又は名称】仲野 孝雅
(72)【発明者】
【氏名】デベルナリディ エンリコ カルロ
(72)【発明者】
【氏名】ラスコーニ パオロ
【審査官】 渡邉 聡
(56)【参考文献】
【文献】 特開2016−188561(JP,A)
【文献】 特表2005−535387(JP,A)
【文献】 特表2009−525442(JP,A)
【文献】 特開2011−226643(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0247359(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2004/0144436(US,A1)
【文献】 欧州特許出願公開第02378177(EP,A1)
【文献】 特表2017−502215(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 37/56
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも4つの複数のハウジング(1a、2a、3a、4a)と、前記ハウジング(1a、2a、3a、4a)にそれぞれ1つずつ収容される複数の流体継手(10、20、30、40)とを有する複式継手マニホールド(1)を備える、複式流体導管の接続のためのシステムであって、
前記流体継手(10、20、30、40)は、第1ハウジング(1a)に収容されるカートリッジタイプの第1流体継手(10)及び第2ハウジング(2a)に収容されるカートリッジタイプの第2流体継手(20)を含み、
前記マニホールド(1)は、前記マニホールド(1)を機械の上にある流体回路に流体的に接続するように形成された第1流体接続手段(100a)及び第2流体接続手段(200a)を有し
前記マニホールド(1)は、前記第1流体接続手段(100a)を前記第1ハウジング(1a)及び第4ハウジング(4)に接続する第1流体接続パイプ(100)と、前記第2流体接続手段(200a)を前記第2ハウジング(2a)及び第3ハウジング(3)に接続する第2流体接続パイプ(200)をさらに有し、
前記マニホールド(1)は、前記第1(100)及び第2(200)流体接続パイプの内の1つと流体的に接続している少なくとも1つのドレン通路(300)を含む減圧手段と、前記第1ハウジング(1a)と前記第2ハウジング(2a)とを流体接続させる少なくとももう1つの流体接続導管(400)をさらに有
前記カートリッジタイプの流体継手(10、20)のそれぞれが、カートリッジの後部本体(14)と一体のシール(13)に対する流体密封を備えるアダプタ本体(11)を有する減圧装置(15)を備え、
前記アダプタ本体(11)は減圧逃げ(12)を備え、その結果、前記減圧逃げ(12)が前記シール(13)の位置にあるときに流体が放出されて前記ドレン通路(300)から排出される、複式流体導管の接続のためのシステム
【請求項2】
前記第3ハウジング(3a)が、減圧システムのない雌継手(30)を収容するように形成され、前記第4ハウジング(4a)が減圧システムのない雄継手(40)を収容するように形成される、請求項1に記載のシステム
【請求項3】
なくとも1つの前記ドレン通路(300)が前記第1流体接続パイプ(100)と流体接続される、請求項1または2のいずれか一項に記載のシステム
【請求項4】
前記減圧手段(300)が、加圧された流体を排出するために、前記ドレン通路(300)の上に配置された少なくとも1つのドレン継手(50)をさらに有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム
【請求項5】
面座雌継手(30)が前記第3ハウジング(3a)に収容され、平面座雄継手(40)が前記第4ハウジング(4a)に収容される請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の急速継手を有するタイプの急速継手のための複式継手マニホールドに関する。
【0002】
より詳しくは、本発明の急速継手のための前記マニホールドは、複数の様々なサイズの流体導管を単一のマニホールドに接続することを可能にする。
【0003】
本発明によるマニホールトのおかげで、機側にただ2つの導管をつなぐことで済ますことが可能となり、これにより機械の上の流体回路を単純化できる。
【0004】
特に、本発明のマニホールドは土工機械に使用するために設計されたが、本発明は特定の利用に限定しない。
【背景技術】
【0005】
システムは、通常複数のカートリッジタイプの雄又は雌継手を収容するサポートマニホールドと前記カートリッジに接続するのに適したタイプの対応する雌又は雄継手を備えている1又は2以上の流体導管との間の、手動接続が可能であるような技術分野においては公知である。
【0006】
マニホールドは、機械に取り付けられ、機械に設置されている加圧された油圧回路と流体的に接続しており、ユーザは雄継手や雌継手を備える前記流体導管を通じて前記マニホールドに接続される。
【0007】
前記サポートマニホールドに収容されている継手は「カートリッジタイプ」と呼ばれる。なぜなら、それらは、この目的のために働かせるために、前記マニホールドの中に設けられたハウジングに一体に結合されなければならないからであり、なぜなら、油の流れは前記継手に関して独占的ではないが軸方向成分を有しているからである。したがって、前記サポートマニホールドは流れそのものに関わる。
【0008】
通常、従来技術で公知のタイプの前記マニホールドは2つのカートリッジを収容するか、又は、いずれにしてもカートリッジの数はマニホールドと機械との間の流体接続導管の数に等しい。
【0009】
このため、従来技術で公知のタイプのマニホールドを不利にする欠点は、それらが収容することができる継手の限定された数量、前記マニホールドに接続される複数の導管を想定しなければならない機械の上の流体システムの複雑性、及び前記継手の中の前記カートリッジの位置修正の不可能性を含んでいる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の課題は、従来技術において公知のタイプのシステムの融通性限界を克服することである。
【0011】
そのような課題の範囲で、本発明の目的は、機械の上の流体回路の2つの流体導管に接続するのに適し、少なくとも2つの異なるサイズの流体導管を有する、サポートマニホールドを提供することである。
【0012】
本発明のもう1つの目的は、それぞれの流体導管上に少なくとも1つのカートリッジ及び1つの継手を収容することが可能なサポートマニホールドを提供することである。
【0013】
繰り返すと、本発明の目的は、前記それぞれの導管上において、前記導管上にある前記カートリッジ及び前記継手の両方を減圧するのに適した減圧手段を有するサポートマニホールドを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記に鑑みて、本発明の1つの実施形態によると、同じ数の流体継手を収容するように形成された複数のハウジングを含む複式継手マニホールドが提供される。前記マニホールドは、前記マニホールドを機械の上にある前記流体回路に流体的に接続するように形成される第1及び第2流体接続手段を有し、前記マニホールドは、前記第1流体接続手段を第1及び第2ハウジングに接続する第1流体接続パイプと、前記第2流体接続手段を第3及び第4ハウジングに接続する第2流体接続パイプとをさらに有し、前記マニホールドは、前記第1又は第2流体接続パイプに流体的に接続されている少なくとも1つのドレン導管を含む減圧手段と、前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングに流体的に接続される少なくとももう1つの流体接続導管をさらに有する。
【0015】
1つの実施形態によると、前記複数のハウジングは、第1ハウジング、第2ハウジング、第3ハウジング及び第4ハウジングを含み、少なくとも前記第1及び第2ハウジングは減圧システムを備えるカートリッジ接続手段を収容するように形成されている。
【0016】
1つの実施形態によると、前記第3ハウジングは減圧システムがない雌継手を収容するように形成され、前記第4ハウジングは減圧システムがない雄継手を収容するように形成される。
【0017】
1つの実施形態によると、前記減圧手段は、前記第1及び第2カートリッジのために、前記第1ハウジングを前記第2ハウジングに流体的に接続する少なくとも1つのドレン通路を含む。
【0018】
1つの実施形態によると、前記減圧手段は、加圧された流体を排出するために前記ドレン通路上に配置される少なくとも1つのドレン継手をさらに含む。
【0019】
さらに、複式導管を同時に接続するシステムが開示されている。このシステムは、前記第1ハウジングに挿入された第1カートリッジと、前記第2ハウジングに挿入された第2カートリッジと、前記第3ハウジングに挿入された平面座雌継手及び前記第4ハウジングに挿入された平面座雄継手と共に上述した実施形態の内のいずれか1つによるマニホールドを有する。
【0020】
1つの実施形態によると、前記第1及び第2カートリッジは、前記カートリッジから加圧された流体を前記ドレン通路に排出するように形成された減圧装置を含む。
【0021】
下記の明細書からより明らかになるであろう、この課題及び他の目的は、本明細書の枢要部分をなす添付した特許請求の範囲に規定されているような複数の急速継手を有するサポートマニホールドによって達成される。
【0022】
本発明のさらなる特徴及び利点は、限定しない例によって規定されかつ添付図面にて説明される、以下の明細書からより明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1図1は、本発明の複式継手マニホールドの全体斜視図を示す。
図2図2は、本発明の複式継手マニホールドの部分図を示す。
図3図3は、本発明の複式継手マニホールドの正面図を示す。
図4図4は、図3の垂直面B−Bに沿ってとった断面図を示す。
図5図5は、図3の垂直面A−Aに沿ってとった断面図を示す。
図6図6は、本発明のマニホールドに挿入されるカートリッジが備えられた減圧装置の拡大された詳細図を示す。
図7図7は、面C−Cが明示された本発明のマニホールドの正面図を示す。
図8図8は、本発明のマニホールドである図7の面C−Cに沿って取った断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下の明細書においては、本発明によるカートリッジタイプの雌継手の好ましい実施形態を説明する。
【0025】
そのような明細書は、限定されない例として提供される。このため、記載され、等価と見做される可能性のある例のすべての変形は、本発明の範囲内にあると考えるべきである。
【0026】
通常、特に図1を参照すると、本発明のサポートマニホールド1は、鋳鉄又は類似の金属材料製のマニホールドを含み、急速継手を1つずつ収容するように形成された複数のハウジングを有する。
【0027】
より専門的には、かつ添付図面に描かれた本発明の好ましい実施形態を参照すると、本発明のマニホールド1は4つの急速継手を含む。特に、図1を参照すると、本発明のマニホールドは、第1ハウジング1a、第2ハウジング2a、第3ハウジング3a及び第4ハウジング4aの4つのハウジングを有する。その中には、同じ数の急速継手10、20、30、40を挿入してよい。
【0028】
前記継手は、雄タイプでも雌タイプでもよい第1カートリッジ10、第2カートリッジ20(図面には雌カートリッジが示されている)、第1平面座継手30(図面には例として雌継手が示されている)及び第2継手40(図面には平面座雄継手が示されている)を含むことが好ましい。
【0029】
本発明によるマニホールド1は、一旦マニホールドが機械に取り付けられるとマニホールドを機械の上にある流体回路に流体的に接続するための、第1及び第2流体接続手段100a、200aをさらに有する。
【0030】
さらに、図5の断面A−Aを参照すると、本発明のマニホールド1は、前記第1流体接続手段100aを前記第1カートリッジ10及び前記平面座雄継手40に流体的に接続する、第1流体接続パイプ100を有する。
【0031】
そのような流体継手をつくるために、前記第1接続パイプ100は、前記第1カートリッジ10を収容するように調整された前記第1ハウジング1aで終わる第1区間10aと、前記平面座雄継手40を収容するように調整された前記第4ハウジング4aで終わる第2区間40aを有すると有利である。
【0032】
同様に、図4の断面B−Bに示されるように、本発明のマニホールド1は、前記第2流体接続手段200aを前記第2カートリッジ20及び前記平面座雌継手30に接続する第2流体接続パイプ200をさらに有する。
【0033】
そのような流体接続をつくるために、前記第2接続パイプ200は、前記第2カートリッジ20を収容するように調整された前記第2ハウジング2aで終わる第1区間20aと、前記平面座雌継手30を収容するように調整された前記第3ハウジング3aで終わる第2区間30aを有すると有利である。
【0034】
つまり、添付した図面に表示されている好ましい実施形態によると、本発明のマニホールドは、一般的には「スキッドステア」タイプの土工機械であるが、機械の上の2つの流体導管のみをつなげることを可能にする。その流体導管は、マニホールドに流体を導くことを可能にする前記第1及び第2流体接続手段100a、200aに接続されて、4つの導管を接続する。
【0035】
添付した図面に例として描かれた実施形態は、4つの導管を接続するのに適したマニホールドを表示している。しかし、4つ以上の導管を接続するのに適した他のマニホールドを本発明の範囲で製造してよいことを理解されたい。また、このようなことであるから、詳述されかつ添付した特許請求の範囲に目下規定されているような本発明は、4つの導管を有するマニホールドに限定されるものと解釈すべきではない。
【0036】
本発明のマニホールド1は、複数の継手が存在する場合であっても、機械に必要な流体システム及びそのような回路をマニホールドそれ自体に接続することが必要な接続を単純化することができる。
【0037】
再び添付図面を参照すると、本発明のマニホールド1は、高い融通性によってさらに特徴づけられる。なぜなら、前記第1カートリッジ10用の前記第1ハウジング1a及び前記第2カートリッジ20用の前記第2ハウジング2aが同一だからである。このため、カートリッジのポジションを変更することが可能となる。
【0038】
同様にして、雌継手30及び雄継手40はそれぞれ前記マニホールド1の前記第3ハウジング3a及び第4ハウジング4aに接続される。これらは、同一であるため、継手のポジションを変更することが可能である。
【0039】
また、添付図面の中の例として示すように、前記第1ハウジング1a及び前記第2ハウジング2aはマニホールドの下部に位置してハーフインチ(1/2”)カートリッジを収容するように形成されるのが好ましい。
【0040】
さらに例として、前記第3ハウジング3a及び前記第4ハウジング4aはマニホールドの上部に位置して3/4”継手を収容するように形成される。
【0041】
接続可能な導管の数に関連し、また、マニホールドでサポートされる継手の寸法に関してすでに述べたように、上に掲げられた寸法は本発明の限定しない例としてのみ与えられるものであり、継手及び/又はカートリッジについて特定の寸法に限定するものであると解釈するべきではない。
【0042】
本発明のマニホールド1は、前記第1流体接続パイプ100上にあることが好ましいドレン導管300を含む減圧手段と、前記第1カートリッジ10の前記第1ハウジング1aを流体的に前記第2カートリッジ20の前記第2ハウジング2aに接続する流体継手導管400と、を有する。これにより、前記減圧手段によって、カートリッジを含む流体導管及び前記カートリッジに流体的に接続される継手を同時に減圧し、ただ1つのドレン導管300を通じて作動流体を排出することが可能になる。
【0043】
ドレン導管300は、前記第1カートリッジ10及び第2カートリッジ20から、通常は油であるが、加圧された作動流体を排出することを可能にする。前記ドレン導管300上にドレン継手50が備えられると好都合である。
【0044】
ドレン通路300は、カートリッジ10及びカートリッジ20が挿入されている第1ハウジング1aと第2ハウジング2aとを流体的に接続する。第1ハウジング1aと第2ハウジング2aは、例えばカートリッジの後部本体14と一体のシール13に対する流体密封を備えるアダプタ本体11を含む1つの減圧装置15をそれぞれ備えている。アダプタ本体11は減圧逃げ12を備えていると有利である。これにより、そのような減圧逃げ12が前記シール13の位置にあるとき油が放出されてドレン通路300から排出される。
【0045】
ドレン通路300によって、機械の上にある油タンクから油を排出してそれを完全に回収することができると有利である。
【0046】
例えば、本発明のマニホールド1の働きは以下のとおりである。
【0047】
前記第1流体接続パイプ100及び第2流体接続パイプ200によってそれぞれ前記雄継手40及び前記雌継手30に流体的に接続されている第1カートリッジ10及び第2カートリッジ20が、マニホールド1に挿入されていて、マニホールド1を機械の流体回路に流体的に接続する第1流体接続手段100a及び第2流体接続手段200aから入ってくる加圧された流体が、マニホールド及び継手の中に存在しているとき、ユーザは前記カートリッジの上にある減圧装置15を用いて2つの導管をそれぞれ減圧することができる。
【0048】
特に、カートリッジ、例えば、図5に関して第1カートリッジ10を押しつけることによって、当該カートリッジの上に設けられている減圧装置15はドレン導管300を通じて圧力を放出する。
【0049】
圧力をカートリッジ10から放出することによって、第1カートリッジ10に流体的に接続している第1区間10a及び雄継手40に流体的に接続している第2区間40aを有する第1接続パイプ100により形成される流体接続が功を奏して、圧力はすべての導管から、したがって雄継手からも放出される。
【0050】
第2導管の上、すなわち前記第2カートリッジ20及び前記雌継手30が接続されている導管200の上にある減圧システムの働きも同様である。
【0051】
前記第1カートリッジ10の前記第1ハウジング1aと前記第2カートリッジ20の前記第2ハウジング2aとを流体接続させる流体接続導管400のおかげで、カートリッジ20を減圧することによって、作動流体はドレン導管300を通じて排出することが可能である。
【0052】
したがって、特に取扱いの単純性及びより高いコンパクト性に関して、そして何より、マニホールドが、その中に設けられている流体導管の選択的減圧を可能とする減圧システムを組み込んでいることを考慮すると、本発明のマニホールド1は、上に掲げた課題と目標を達成する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8