(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような、プロジェクトのコスト管理の際には、社員が日報等により入力した実際の作業時間に基づいて人件費等のコストを算出するということは通常行われるが、プロジェクト単位でのコスト管理をするためには、社員がまだ日報等により作業時間を入力していない期間におけるコストも含めて、予想算出できる方法が必要である。
【0005】
例えば、社員Aのあるプロジェクトの契約期間が4〜9月であって、社員Aが4〜7月の作業時間を既に入力済みで、8〜9月の作業時間は未入力であるとする。この場合、4〜7月分の実際の作業時間(実績工数)に基づいて社員Aの4〜7月分の各月コストを算出し、更に、8〜9月分の社員Aの予定作業時間(予定工数)に基づいて社員Aの8〜9月分の各月コストを算出できれば、社員Aの4〜9月分までの各月コストの推移を、プロジェクト単位で把握できる。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、実績工数および予定工数に基づいてコスト算出できる金額算出装置、金額算出方法および金額算出プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る金額算出装置は、制御部および記憶部を備える金額算出装置であって、前記記憶部には、各社員についての原価単価、作業の予定工数および作業の実績工数を紐づけて記憶する工数データが格納されており、前記制御部は、前記実績工数が0ではない場合、前記実績工数に前記原価単価を乗じることにより、実績金額を算出し、前記実績工数が0である場合、前記予定工数に前記原価単価を乗じることにより、実績金額を算出する実績金額算出手段を備えること、を特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る金額算出装置は、前記工数データが、対象年月および直近売上年月を更に記憶し、前記制御部が、前記対象年月が前記直近売上年月と比較して、古い場合、前記算出した実績金額に−1を乗じることにより、前記対象年月に関する負の値の仕掛金額を算出し、前記対象年月が前記直近売上年月と比較して、同じまたは新しい場合、前記直近売上年月の1つ前の直近売上年月の翌月の仕掛金額から、前記直近売上年月の前月の仕掛金額までを合計した値を算出し、更に、当該合計した値に−1を乗じることにより、前記対象年月に関する正の値の仕掛金額を算出する仕掛金額算出手段を更に備えること、を特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る金額算出方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される金額算出方法であって、前記記憶部には、各社員についての原価単価、作業の予定工数および作業の実績工数を紐づけて記憶する工数データが格納されており、前記制御部で実行される、前記実績工数が0ではない場合、前記実績工数に前記原価単価を乗じることにより、実績金額を算出し、前記実績工数が0である場合、前記予定工数に前記原価単価を乗じることにより、実績金額を算出する実績金額算出ステップを含むこと、を特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る金額算出プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための金額算出プログラムであって、前記記憶部には、各社員についての原価単価、作業の予定工数および作業の実績工数を紐づけて記憶する工数データが格納されており、前記制御部に実行させるための、前記実績工数が0ではない場合、前記実績工数に前記原価単価を乗じることにより、実績金額を算出し、前記実績工数が0である場合、前記予定工数に前記原価単価を乗じることにより、実績金額を算出する実績金額算出ステップを含むこと、を特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、実績工数および予定工数に基づいてコスト算出できるという効果を奏する。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明に係る金額算出装置、金額算出方法および金額算出プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0014】
[1.概要]
IT(Information Technology)業界においては、社員別の作業予定を、従来、エクセル等で管理していたが、エクセルによる管理では、プロジェクトの収支予測を行う際に必要な原価金額(例えば、社員一人あたりの1か月あたりの労務費)および仕掛金額(例えば、前記原価金額に関する仕掛金額)等を集計する作業が煩雑となり、月単位での収支予測ができなかった。また、収支実績を把握する際も、売上月における前記原価金額および前記仕掛金額の集計には時間がかかり、月単位での収支実績把握ができなかった。
【0015】
そこで、本実施形態においては、(1)プロジェクト受注時に、売上予定金額を月単位で登録し、(2)各プロジェクトの開始前に、社員別・日別に、作業予定工数を登録し、(3)前記(1)および前記(2)を元にして、以下の情報をシステムにより計算して出力する。
【0016】
すなわち、本実施形態においては、(1)部門別・月別の前記仕掛金額を、売上計上のない月には負の値として計上し、売上計上のある月には、前回の売上計上月以降の負の金額を合計し、これを正の値に変換する。(2)また、日報実績が発生している月度までは、日報実績における実績工数を使用して、前記原価金額の実績金額を算出し、日報実績がまだ発生していない月度については、作業予定工数を使用して、前記原価金額の予定金額を算出する。
【0017】
これにより、本実施形態においては、(1)プロジェクト単位で、プロジェクト完了までの収支予測を正確に行えるようになり、(2)経理担当等が月次決算を行う際に、前記原価金額の集計を行う労力をなくすことができる。以下、具体的な構成および動作について説明する。
【0018】
[2.構成]
本実施形態に係る金額算出装置100の構成について、
図1を用いて説明する。
図1は、金額算出装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【0019】
金額算出装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、金額算出装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0020】
金額算出装置100は、
図1に示すように、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。金額算出装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0021】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、金額算出装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、金額算出装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する記憶部106に格納されるデータは、サーバ200に格納されてもよい。
【0022】
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114を、表示部としてのモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
【0023】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
【0024】
記憶部106は、工数データ106aを備えている。以下、工数データ106aが含む各項目について、
図2の工数データを用いて詳細に説明する。なお、
図2に示す工数データ106aは、ある会社から依頼されたプロジェクト(プロジェクトNo.J1300000001)に対して、社員:山田、鈴木、田中の3人が、2014年4月から同年9月まで取り組んだ場合のデータである。
【0025】
工数データ106aは、
図2に示すように、各社員についての原価単価、作業の予定工数および作業の実績工数等を紐づけて記憶する。前記原価単価は、例えば、各社員に対してかかる1時間あたりのコストであり、社員によって異なる金額が設定される。前記原価単価は、予定工数単価マスタより取得される。前記予定工数は、例えば、各社員の月あたりの予定作業時間である。前記実績工数は、例えば、各社員の月あたりの実際の作業時間であり、各社員が日報等により入力した作業時間が、前記実績工数として反映される。このため、各社員がまだ作業時間を入力していない月については、
図2の社員:山田の対象年月2014年8月、2014年9月に示すように、実績工数は0となる。
【0026】
工数データ106aは、
図2に示すように、対象年月および直近売上年月(直近売上月)を更に記憶していてもよい。前記直近売上年月は、売上が今後計上される月(売上月)のうち、前記対象年月に最も近い月である(すなわち、前記直近売上年月として、前記対象年月を基準にした時の、契約明細上の直近売上月が取得される)。例えば、売上月が6月、9月であって、前記対象年月が7月である場合には、前記直近売上年月は、9月となる。
【0027】
工数データ106aは、
図2に示すように、プロジェクトNo、契約明細No、部門CD(部門コード)、部門名、担当社員CD(担当社員コード)、担当社員名、売価ランク、売上単価、原価ランク、請求工数、請求金額、予定原価金額を更に記憶していてもよい。前記売上単価は、各社員の1時間あたりの売上金額であり、売価ランクマスタより取得される。前記売価ランクは、前記売上単価に応じて設定されるランクである。前記原価ランクは、前記原価単価に応じて設定されるランクであり、社員マスタに登録している予定工数単価コードとなる。前記請求工数は、プロジェクトを依頼した会社に対して金額請求する作業時間である。前記請求金額は、プロジェクトを依頼した会社に対して請求する金額であり、前記請求工数に前記売上単価を乗じることにより算出可能である。例えば、社員:山田の対象年月2014年4月における請求金額840000円は、70(請求工数)×12000円(売上単価)により算出可能である。前記予定原価金額は、各社員に対してかかる月あたりの予定コストであり、前記予定工数に前記原価単価を乗じることにより算出可能である。例えば、例えば、社員:山田の対象年月2014年4月における予定原価金額640000円は、80(予定工数)×8000(原価単価)により算出可能である。
【0028】
工数データ106aにおける実績原価金額および仕掛金額は、それぞれ、実績金額算出部102aおよび仕掛金額算出部102bが算出する項目である。算出の仕方の詳細は、以下の[3.処理の具体例]で説明する。前記実績原価金額は、各社員に対してかかる1月あたりのコスト(労務費等)である。なお、本明細書において、実績原価金額と実績金額とは、同義である。前記仕掛金額は、前記実績原価金額に関する仕掛金額である。
【0029】
制御部102は、金額算出装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
【0030】
制御部102は、機能概念的に、(1)前記実績工数が0ではない場合、前記実績工数に前記原価単価を乗じることにより、実績金額を算出し、前記実績工数が0である場合、前記予定工数に前記原価単価を乗じることにより、実績金額を算出する実績金額算出手段としての実績金額算出部102aと、(2)前記対象年月が前記直近売上年月と比較して、古い場合、前記算出した実績金額に−1を乗じることにより、前記対象年月に関する負の値の仕掛金額を算出し、前記対象年月が前記直近売上年月と比較して、同じまたは新しい場合、前記直近売上年月の1つ前の直近売上年月の翌月の仕掛金額から、前記直近売上年月の前月の仕掛金額までを合計した値を算出し、更に、当該合計した値に−1を乗じることにより、前記対象年月に関する正の値の仕掛金額を算出する仕掛金額算出手段としての仕掛金額算出部102bと、を備えている。これらのうち、仕掛金額算出部102bは、任意の構成要素であるが、制御部102に含まれることが好ましい。なお、各部が実行する処理の詳細については、以下の[3.処理の具体例]にて詳細に説明する。
【0031】
[3.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について、
図2〜
図4を用いて説明する。
図2は、社員別の工数データの一例を示す図である。
図3は、部門別の工数データの一例を示す図である。
図4は、仕掛金額の各月推移の一例を示す図である。
【0032】
(実績金額算出処理)
実績金額算出部102aは、実績工数が0ではない場合、実績工数に原価単価を乗じることにより、実績金額を算出し、実績工数が0である場合、予定工数に原価単価を乗じることにより、実績金額を算出する。
【0033】
まず、実績工数が0ではない場合について具体的に説明する。例えば、
図2の社員:山田の対象年月2014年4月において、実績工数(h)は75であり、原価単価は8000円である。このため、実績金額算出部102aは、実績金額(実績原価金額)を、75×8000円=600000円と算出する。
【0034】
次に、実績工数が0である場合について具体的に説明する。例えば、例えば、
図2の社員:山田の対象年月2014年8月において、実績工数(h)は0であり(社員がまだ実績工数を日報入力していないため)、予定工数(h)は80であり、原価単価は8000円である。このため、実績金額算出部102aは、実績金額(実績原価金額)を、80×8000円=640000円と算出する。
【0035】
以上、
図2を用いて説明したのは、社員別の実績原価金額の算出であるが、これと同様の方法で、以下で
図3を用いて説明するように、部門別の実際原価金額も算出することができる。
【0036】
すなわち、例えば、
図3に示すA部門の2014年4月の実際原価金額776000円を算出する場合について説明する。A部門に属する社員は、
図2を参照すると、山田と鈴木の二人であり、また、両社員の2014年4月の実績工数は、それぞれ、75および44であり、0ではない。このため、実績金額算出部102aは、A部門の2014年4月の実際原価金額を、(山田の2014年4月の実績工数×山田の原価単価)+(鈴木の2014年4月の実績工数×鈴木の原価単価)=(75×8000円)+(44×4000円)=600000円+176000円=776000円と算出することができる。
【0037】
また、例えば、
図3に示すA部門の2014年8月の実際原価金額840000円を算出する場合について説明する。A部門に属する山田と鈴木の2014年4月の実績工数は、
図2を参照すると、共に0である。このため、実績金額算出部102aは、A部門の2014年8月の実際原価金額を、(山田の2014年8月の予定工数×山田の原価単価)+(鈴木の2014年8月の予定工数×鈴木の原価単価)=(80×8000円)+(50×4000円)=640000円+200000円=840000円と算出することができる。
【0038】
(仕掛金額算出処理)
仕掛金額算出部102bは、対象年月が直近売上年月と比較して、古い場合、算出した実績金額に−1を乗じることにより、対象年月に関する負の値の仕掛金額を算出し、対象年月が直近売上年月と比較して、同じまたは新しい場合、直近売上年月の1つ前の直近売上年月の翌月の仕掛金額から、直近売上年月の前月の仕掛金額までを合計した値を算出し、更に、当該合計した値に−1を乗じることにより、対象年月に関する正の値の仕掛金額を算出する。
【0039】
まず、対象年月が直近売上年月と比較して、古い場合について具体的に説明する。例えば、
図2の社員:鈴木の対象年月2014年4月は、直近売上月2014年6月と比較して、古い。このため、仕掛金額算出部102bは、算出した実績原価金額176000円に−1を乗じることにより、対象年月2014年4月に関する負の値の仕掛金額として、−176000円を算出する。
【0040】
次に、対象年月が直近売上年月と比較して、同じまたは新しい場合について具体的に説明する。例えば、
図2の社員:鈴木の対象年月2014年9月は、直近売上月2014年9月と比較して、同じである。このため、仕掛金額算出部102bは、直近売上年月(9月)の1つ前の直近売上年月(6月)の翌月(7月)の仕掛金額−208000円から、直近売上年月(9月)の前月(8月)の仕掛金額−200000円までを合計した値(−408000円)を算出し、更に、当該合計した値(−408000円)に−1を乗じることにより、対象年月2014年9月に関する正の値の仕掛金額として、408000円を算出する。
【0041】
以上、
図2を用いて説明したのは、社員別の仕掛金額の算出であるが、これと同様の方法で、
図3に示す部門別の仕掛金額も算出することができるため、部門別の仕掛金額の算出については説明を省略する。
【0042】
なお、本実施形態においては、各月ごとの期間単位で、前記実績金額および前記仕掛金額を算出する例について説明したが、期間単位は特に限定されず、例えば、週ごと、3月ごと、半年ごと、年ごと等の期間単位で、前記実績金額および前記仕掛金額を算出してもよい。
【0043】
このように、本実施形態に係る金額算出装置100によれば、実績工数および予定工数に基づいて、実績金額(各社員に対してかかる1月あたりのコスト)を算出できる。このため、例えば、プロジェクト期間内において、社員がまだ日報等により作業時間を入力していない期間についても、前記予定工数に基づいてコスト算出できる。したがって、作業時間入力済みの期間および作業時間未入力の期間の両方を含めて、プロジェクト単位で、プロジェクト完了までのコスト算出を行うことができる。
【0044】
また、本実施形態に係る金額算出装置100によれば、各月の実績金額に関する仕掛金額を、売上月以外の月には負の値として計上し、売上月には正の値として計上することができる。そして、前記仕掛金額は、例えば、
図4に示す表のように、部門ごとにまとめてもよい。これにより、前記仕掛金額の月ごとの推移を、部門ごとに、容易に把握できる。
【0045】
そして、前記実績金額および前記仕掛金額は、従来、経理部等が手作業により行っていたため時間がかかりミスも発生したが、本実施形態に係る金額算出装置100によれば、前記実績金額および前記仕掛金額を自動的に算出することができるため、経理部等の負荷を軽減し、ミス発生の確率も低くすることができる。
【0046】
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0047】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0048】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0049】
また、金額算出装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0050】
例えば、金額算出装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて金額算出装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0051】
また、このコンピュータプログラムは、金額算出装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0052】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。したがって、本明細書で説明したような処理又は処理方法を実行するためのプログラムを格納した記録媒体もまた本発明を構成することとなる。
【0053】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0054】
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0055】
また、金額算出装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、金額算出装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0056】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。