【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 博覧会名 2017国際食品工業展 開催日 平成29年6月13日から同年6月16日 開催場所 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3−11−1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
食材貯留部と、該食材貯留部内の食材を所定の方向に送り出し容器載置部上の食材容器内に食材を供給する食材送り機構と、上記容器載置部に設けられた計量器とを有する食材盛付装置において、
上記食材送り機構の駆動及び停止を制御する駆動制御手段と、
複数の食材容器の重量が予め記憶された容器重量記憶部と、
記憶された各食材容器の重量に対応する盛付重量情報が各々記憶された盛付重量情報記憶部と、
上記計量器からの計量信号に基づいて、上記容器載置部に載置された食材容器の重量が上記容器重量記憶部に記憶された食材容器の重量であるか否かを判別する容器重量判別手段と、
上記食材容器の重量が上記容器重量記憶部に記憶された食材容器の重量であると判別された場合は、その食材容器に対応する盛付重量を上記盛付重量情報に基づいて選択する盛付重量判別手段とを具備し、
上記駆動制御手段は、上記計量器からの計量信号を認識しながら、上記盛付重量判別手段により選択された盛付重量の食材を上記食材容器に供給するものであって、
複数の重量決定ボタンが設けられと共に、各重量決定ボタンに対応する盛付重量を記憶したボタン盛付重量記憶部が設けられ、
上記駆動制御手段は、上記容器重量判別手段が、上記食材容器の重量が予め記憶された食材容器の重量ではないと判断した場合は、上記食材容器への食材の供給動作を行なうことなく、
上記重量決定ボタンの何れかの押下に基づいて、上記計量器からの計量信号を認識しながら、押下された当該重量決定ボタンに対応する盛付重量の食材を上記食材容器に盛り付けるものである食材盛付装置。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本発明に係る食材盛付装置を詳細に説明する。尚、以下の説明において、
図1における操作パネル13側を「前方」、操作パネル13とは反対側を「後方」、「前方」から「後方」を向いた場合の左右を「左右方向」として説明する。また、以下、飯等の食材を食材容器3に供給する動作について、「盛り付ける」、「盛付」とも表現し、食材容器への食材の供給重量を「盛付重量」とも表現する。
【0032】
図1は本発明に係る食材盛付装置4の全体構成を示すものである。同図において、11は装置の筐体であり、その上部に蓋体11bが後方の水平回動軸11b’(
図2参照)を以って開閉自在に設けられ、筐体11の前面には操作パネル13が設けられ、操作パネル13の下方には一対の食材解しローラ1a,1bが設けられ(
図1、
図6、
図7参照)、上記食材解しローラ1a,1bの下側にシャッター15を介して容器載置部14が形成され、容器載置部14内には電子的な計量器(ロードセル等の電子秤)16が設けられており、上記容器載置部14上に載置された食材容器3に落下供給される食材の重量を計量可能に構成されている。上記操作パネル13は、上段に各種設定用のタッチパネルが設けられ、下段に8つの重量決定ボタン13−1〜13−8が設けられている(
図10参照)。
【0033】
上記筐体11内部には、
図2、
図8に示すように、食材保温用筐体19が上記筐体11内の中間部の内部機枠11a上に固定されている。この飯保温用筐体19は、内部の食材ホッパー(食材貯留部)12と、該ホッパー12の下方に設けられた食材搬送部2の全体を被覆する筐体であり、上半部の略逆円錐形状のホッパー筐体17と、下半部に上記ホッパー筐体17と一体に設けられた円筒筐体18とから構成されており、上記円筒筐体18の下面側は
図5、
図8に示すように上記食材解しローラ1a,1bの上方に位置する開口6以外は固定底板18aにて閉鎖されている。尚、円筒筐体18の固定底板18aの中心には直立回転軸7を挿通するための開口18bが設けられている(
図2、
図8参照)。従って、円筒筐体18の円筒中心は上記直立回転軸7の中心軸Pに一致するように構成されている。尚、上記内部機枠11aにおいても、上記開口6に連通する開口11c、上記開口18bに連通する開口11dが開口されている(
図8参照)。
【0034】
上記ホッパー筐体17の内部には、食材ホッパー12が設けられている(
図2、
図3、
図8参照)。この食材ホッパー12はその方形の上端縁12aが上記ホッパー筐体17の上端部に固定されている(
図2参照)。
【0035】
尚、ここで、上記ホッパー12、上記食材搬送部2、即ち、食材送り羽根20、固定円盤23、仕切板9を有する回転円筒体8、これらの駆動モータM1,M2、さらに解しローラ1a,1b、これらの駆動モータM3,M4等の食材を所定の方向に送り出す機構を「食材送り機構60」という(
図10参照)。
【0036】
図3に示すように、上記食材ホッパー12は、上記上面開口12bは方形であるが、下端部12cは、上記中心軸P(直立回転軸7)を中心とする円形となっており、各側面は上面開口12bから下端部12cに向けて平面から円弧面に徐々に変化する形状となっている。そして、上記円形の下端部12cの位置は、後述の食材送り羽根20の若干上方位置であり(
図2、
図8参照)、上記下端部12cの円形の直径は、後述の固定円盤23の直径と略同一になるように形成されている。
【0037】
上記食材ホッパー12の上記下端部12cの下側には上記食材搬送部2が設けられている。この食材搬送部2は、上方から供給される飯を一対の解しローラ1a,1bまで搬送するものであり、この食材搬送部2により上記解しローラ1a,1bに飯が供給され、該解しローラ1a,1bの回転により飯が下方の食材容器3に落下供給される。この上記食材搬送部2は、上記食材保温筐体19の下半部の上記円筒筐体18の内部に設けられている(
図2、
図8参照)。
【0038】
上述のように、上記円筒筐体18の底面を構成する固定底板18aの前面寄りの位置に、上記解しローラ1a,1bに通ずる開口6が設けられ、固定底板18aの中央の上記開口18bを貫通する直立回転軸7が上記固定底板18a及び上記内部機枠11aを貫通して上記食材保温用筐体19内に突設されている(
図2、
図8参照)。
【0039】
ここで上記直立回転軸7の中心軸Pは、上記食材ホッパー12の下端部12cの円形の中心軸と一致する位置に設けられている。この直立回転軸7は
図2、
図8に示すように、食材送り羽根20及び円錐キャップ20’に接続された内側直立回転軸7a(アングル21にて内部機枠11aに回転自在に支持されている)、回転円筒体8の内側の小円筒部8a(
図4参照)の内周が接続された外側直立回転軸7b(アングル22にて内部機枠11aに回転自在に支持されている)とにより複管構造に構成されており、さらに上記内側直立回転軸7aと上記外側直立回転軸7bとの間に直立固定軸7c(上記アングル22に固定されている)が設けられている。
【0040】
そして、上記円筒筐体18内部における上記固定底板18aの上側に、上記中心軸P(直立回転軸7)を共通中心軸とし、上記外側直立回転軸7bにより回転駆動される上下開口の回転円筒体8が設けられている(
図2、
図4、
図8参照)。この回転円筒体8は内部に同心の上記小円筒部8aが設けられ、上記小円筒部8aの外周面と上記回転円筒体8の内周面との間に半径方向に複数(8枚)のスポークとしての仕切板9が接続され、上記小円筒部8aの内周が上記外側直立回転軸7bに固定されることにより、上記外側直立回転軸7bと共に矢印B方向に回転駆動されるものである(
図4、
図8参照)。
【0041】
この回転円筒体8は、その直径が上記円筒筐体18の内径より若干小であり、その円筒外面は上記円筒筐体18の内面に近接するように設けられている(
図2、
図8参照)。そして、この回転円筒体8は、その外周下端8bと上記固定底板18aの上面とは、
図2、
図8に示すように、短い距離t1離間して設けられ、かつ上記各仕切板9の下縁9aも上記回転円筒体8の外周下端8bと同一位置に設けられており、各仕切板9の下縁9aと上記固定底板18aの上面との間も、上記距離t1離間して設けられている(
図8参照)。尚、上記距離t1は、
図2、
図8に示す距離よりも短くしても良く、上記下縁9aを上記固定底板18aの上面に近接させてもよく、上記距離t1は食材の性状に応じて定められるものである。
図4では仕切板9の下縁9aと上記固定底板18aとの距離は極めて小としている。
【0042】
一方、上記回転円筒体8の外周上端8cは、上記食材ホッパー12の下端部12cの位置より上方水準位置に設けられており(
図2、
図8参照)、上記ホッパー12から上記回転円筒体8内(固定円盤23上)に落下供給される飯が、上記回転円筒体8の外側にはみ出すことのないように構成されている。尚、上記各仕切板9の上記上縁9bの位置は、上記回転円筒体8の外周上端8cよりも低い位置(後述の固定円盤23より低い位置)となるように構成されている。
【0043】
このように、上記回転円筒体8の内空間、即ち、上記小円筒部8aの外周面と上記回転円筒体8の内周面と、上記固定底板18aの上面による空間は、上記複数の仕切板9によって複数の食材室10に区分け(8区分)された状態となっており(
図4、
図6参照)、上記回転円筒体8の回転により上記各食材室10が上記固定底板18aに設けられた上記解しローラ1a,1bに通じる上記開口6の上方を順次横切るように構成されている。
【0044】
上記回転円筒体8の上記仕切板9の上縁9bより若干上方位置であって、上記中心軸P(直立回転軸7)を共通中心とし、上記回転円筒体8の直径より小径であって、上記ホッパー12の円形の下端部12cの直径と略同一の固定円盤23が水平に設けられている(
図2、
図4、
図8参照)。この固定円盤23は、上記回転円筒体8の外周上端8cより低い位置に固定されている。この固定円盤23は、その内周が上記直立固定軸7cに接続固定されているものであり、該固定円盤23の外周縁と上記回転円筒体8の内周面とは半径方向に距離t2の幅の飯落下用(食材落下用)の環状空間Sが生じるように構成されている(
図4、
図6、
図8参照)。
【0045】
尚、上記固定円盤23の下面と上記回転円筒体8の上記小円筒部8aの上面は、極めて小の間隔を以って近接状態となっており(
図2、
図8参照)、上記固定円盤23下側において上記回転円筒体8の回転が阻害されないように構成されている。
【0046】
また、上記固定円盤23上に上記内側直立回転軸7aに固定された複数の食材送り羽根20(実施形態では4枚)が放射状に設けられている(
図4参照)。より具体的には、上記内側直立回転軸7aの先端部には円錐キャップ20’が設けられており、各飯送り羽根20の内端部が上記円錐キャップ20’の円筒側面に各々固定されている。
【0047】
これらの食材送り羽根20は、各々回転方向(
図4の矢印A方向)に突出する湾曲面20aが形成された湾曲状の羽根であり、上記固定円盤23の上面と上記食材送り羽根20の下端との距離は極めて小となるように構成されている。よって、上記各食材送り羽根20の回転により、上記固定円盤23上の飯を確実に、上記回転円盤23の外周縁方向に移送し得るように構成されている。
【0048】
従って、上記食材送り羽根20の矢印A方向の回転により、該食材送り羽根20上即ち、固定円盤23上に供給された飯を、上記湾曲面20aにより、上記固定円盤23の全周の外周縁方向に搬送し、さらに、上記固定円盤23の外周縁の全周から上記環状空間Sを介して上記各食材室10に落下供給されるように構成されている。
【0049】
図5に示すように、上記内側直立回転軸7aはプーリ25及びベルト26により駆動モータM1により駆動され、これにより上記食材送り羽根20は矢印A方向に回転駆動される。また、上記外側直立回転軸7bはプーリ27及びベルト28により駆動モータM2により駆動され、これにより上記回転円筒体8は上記矢印A方向とは逆方向の矢印B方向に回転駆動される。
【0050】
そして、
図3に示すように、上記食材送り羽根20の上方に上記食材ホッパー12が固定され、その下端部12cが上記中心軸P(直立回転軸7)を共通中心とする円形であり、上記円形の直径が上記固定円盤23の直径と略同一径となるように構成されているため、上記ホッパー12に供給された飯は、上記中心軸Pを中心とする上記固定円盤23上に均等に供給される。
【0051】
上記開口6の下側には、上記直立回転軸7と直交する2本の回転軸5a,5bにより回転駆動される円筒状の解しローラ1a,1bが設けられている(
図1、
図7参照)。
【0052】
上記解しローラ1a,1bは、前後方向の軸受板24a,24b(
図2参照)により水平に支持されており、
図7に示すように、上記解しローラ1aを駆動する上記回転軸5aは、駆動モータM3に接続され、上記解しローラ1bを駆動する上記回転軸5bは、駆動モータM4に接続されている。そして、上記解しローラ1a,1bは上記各駆動モータM3,M4により互いに対向方向(矢印C,C’方向)に回転駆動されるように構成されている。そして、
図6に示すように、上記開口6は長方形状であり、上記解しローラ1a,1b間に飯が供給落下されるように構成されている。
【0053】
上記解しローラ1a,1bの下方には(
図1参照)、前後の上記軸受板24a,24bに水平方向にスライド自在のシャッター15が設けられている。このシャッター15は上記軸受板24a,24b内に駆動シリンダー41(
図9参照)が設けられており、当該駆動シリンダー41を伸縮することにより、水平方向(
図1中矢印D,E方向)にスライドし得るように構成されている。よって、上記解しローラ1a,1bが回転して飯が下方に落下供給される場合は、矢印D方向にスライドして上記ローラ下方を開状態とし、上記解しローラ1a,1bの回転が停止して、上記飯の落下供給が終了すると矢印E方向にスライドして上記ローラ下方を閉状態とするように構成されている。
【0054】
上記解しローラ1a,1bから飯が下方の食材容器3に落下供給されると、上記容器載置部14に設けられた計量器16により食材の重量が計量され、計量値が所定の重量に到達したことを制御部40(
図9参照)にて検出すると、該制御部40が上記駆動モータM1,M2の駆動を停止して上記食材送り羽根20及び上記回転円筒体8の回転を停止し、かつ上記駆動モータM3,M4の駆動を停止して上記解しローラ1a,1bの回転を停止し、さらに上記シャッター15を閉鎖して食材の落下供給を停止し、所定量の飯を上記食材容器3に盛り付けることができるように構成されている。
【0055】
図9は、本発明の電気的構成を示すブロック図であり、
図12〜
図15のフローチャートに示す動作手順を記憶しており、上記動作手順に従って各種接続機器を制御する制御部40を有している。上記制御部40には、上記食材送り羽根20を駆動する駆動モータM1、上記回転円筒体8を駆動する駆動モータM2、上記解しローラ1a,1bを駆動する駆動モータM3,M4、上記シャッター15を開閉駆動するシリンダー41、上記計量器16、食材容器3が容器載置部14に置かれたことを検出するセンサ70、操作パネル13、重量決定ボタン13−1〜13−8が接続されている。
【0056】
上記制御部40は、上記動作手順(
図12〜
図15)をプログラムとして記憶した記憶手段、及び、容器重量等の各種データを記憶する記憶手段(以下説明する各種記憶部40b,40c,40f,40h,
図10、
図11参照)、上記プログラムに沿って上記各種データを使用しながら動作を実行するCPUを有するものである。
【0057】
図10は上記制御部40の機能ブロック図であり、以下説明する。
上記制御部40は、上記食材送り機構60の駆動及び停止を制御する駆動制御手段40aと、容器の重量(例えば、大盛り容器重量αg±3g、中盛り容器重量βg±3g、小盛り容器重量γg±3g)が予め記憶された容器重量記憶部40bと(
図11参照)、登録された容器重量に対応する盛付重量情報(例えば、大盛り容器重量に対しては350g又はそれに対応する重量決定ボタンの番号13−6、中盛り容器重量に対しては200g又はそれに対応する重量決定ボタンの番号13−3、小盛り容器重量に対しては150g又はそれに対応する重量決定ボタンの番号13−2)が記憶された盛付重量情報記憶部40cと(
図11参照)、上記計量器16からの計量信号と上記容器重量記憶部40bに記憶された容器重量に基づいて、上記容器載置部14に載置された上記食材容器3が予め容器重量記憶部40bに登録(記憶)された容器重量(例えば、中盛り容器の重量)であるか否かを判別する容器重量判別手段40dと、上記容器重量が上記記憶された食材容器の重量(例えば、中盛り容器の重量)である場合は、上記記憶された食材容器に対応する盛付重量(中盛り容器であれば、200g)を上記盛付重量情報記憶部40cから選択する盛付重量判別手段40eとを具備している。
【0058】
そして、上記駆動制御手段40aは、上記計量器16からの計量信号を認識しながら、上記盛付量判別手段40eにより選択された食材重量(例えば中盛りの200g)の食材を上記食材容器3に供給する動作を行うものである。
【0059】
上記駆動制御手段40aは、上記容器重量判別手段40dが、容器載置部14に載置された食材容器3の上記容器重量が、予め容器重量記憶部40bに登録(記憶)された登録容器の重量ではないと判断した場合は、上記食材容器3への食材の供給動作を行わず、この場合は、後述のように、重量決定ボタン13−1〜13−8の何れかのボタンが押された場合、押された重量決定ボタン13−1〜13−8に対応する重量の食材を食材容器3に供給する動作を行う。
【0060】
上記操作パネル13(タッチパネル)には、複数(本実施形態では13−1〜13−8の8個)の重量決定ボタンが設けられている(
図1、
図10参照)。上記制御部40には、各重量決定ボタン13−1〜13−8に対応する盛付重量(例えば、重量決定ボタン13−1には100g、13−2には150g、13−3には200g、13−4には250g、13−5には300g、13−6には350g、13−7には400g、13−8には450g)を記憶したボタン盛付重量記憶部40fが設けられ(
図11参照)、上記駆動制御手段40aは、上記容器重量判別手段40dが、上記食材容器の重量が予め登録(記憶)された食材容器の重量ではないと判断した場合は、上記食材容器への食材の自動的な供給動作を行なうことなく、所定の上記重量決定ボタン13−1〜13−8の何れかの押下により、上記計量器16からの計量値を認識しながら、押下された当該重量決定ボタン13−1〜13−8の何れかに対応する盛付重量(例えば、重量決定ボタン13−7が押された場合は400g)の食材を上記食材容器16に盛り付ける動作を行う。
【0061】
さらに、操作パネル13(タッチパネル)において、上記盛付重量情報記憶部40cの盛付重量情報は、上記ボタン盛付重量記憶部40fの何れかの盛付重量に対応付け(紐付け)することにより決定されるように構成することができる。即ち、
図11に示すように、操作パネル13を操作することにより、盛付重量情報記憶40cの大盛り重量として、ボタン盛付重量記憶部40fの重量決定ボタン13−6を対応付け、上記記憶部40cの大盛りの記憶エリアE1に盛付重量情報として上記ボタンの番号13−6を記憶し、同記憶部40cの中盛り重量として、上記記憶部40fの重量決定ボタン13−3を対応付け、上記記憶部40cの中盛りの記憶エリアE2に盛付重量情報として上記ボタンの番号13−3を記憶し、同記憶部40cの小盛り重量として、上記記憶部40fの重量決定ボタン13−2を対応付け、上記記憶部40cの記憶エリアE3に盛付重量情報として上記ボタンの番号13−2を記憶する。このような対応付は、全て、上記操作パネル13から行うことができる(
図15P1〜P5参照)。
【0062】
このように、上記盛付重量情報記憶部40cにおける盛付重量情報としての上記紐付けは、上記重量決定ボタンの番号、即ち13−1〜13−8のみを記憶することにより行うことができる。各重量決定ボタンの重量はボタン盛付重量記憶部40fに記憶しているから、盛付重量情報として上記重量決定ボタンの番号のみの記憶でも、対応する盛付重量への紐付けを行うことができる。このようにすると、記憶部の記憶容量を節約することができる。勿論、盛付重量情報として、どの重量決定ボタンを紐付けるかは、操作者の任意であり、自由に決定することができる。
【0063】
勿論、上記盛付重量情報として、具体的な盛付重量(例えば150g等)を記憶するように構成しても良い。
【0064】
このように、盛付重量情報として、上記盛付重量情報記憶部40cの大盛りの記憶エリアE1に、重量決定ボタンの番号13−8を記憶しても良いし、その重量データ450gを記憶しても良いし、上記記憶部40cの中盛りの記憶エリアE2に、重量決定ボタンの番号13−4を記憶しても良いし、その重量データ250gを記憶しても良いし、上記記憶部40cの小盛りの記憶エリアE3に、重量決定ボタンの番号13−1を記憶しても良いし、その重量データ100gを記憶しても良く、操作パネル13から任意の盛付重量情報を各種のパターンで記憶することができる。さらに、上記容器重量記憶部40bの大盛り、中盛り、小盛りに、どの重量を対応付けるかについても、操作パネル13から自由に決定することができる(
図15参照)。
【0065】
従って、
図11に示す各記憶部40b,40c,40fの記憶エリア(E1,E2等)の数は、記憶するデータの数(量)によって変化するものであり、各記憶部の記憶容量の範囲内において、記憶するデータ量(例えば、容器重量記憶部40bに記憶する食材容器の重量の数)は自由に設定することができる。
【0066】
よって、上記容器重量記憶部40bは、上述のように、大盛り容器重量(記憶エリアE1’)、中盛りの容器重量(記憶エリアE2’)、小盛りの容器重量(記憶エリアE3’)の3つの量を記憶しているが、より多くの容器重量を記憶しても良い。例えば、超大盛りの容器重量、大盛りの容器重量、中盛りの容器重量、小盛りの容器重量のように4種類の容器重量を操作パネル13から予め登録することもできる(
図15P1,P2)。この場合、盛付重量情報記憶部40cは、4種類の容器重量に対応して、上記ボタン盛付重量記憶部40fの8種類の盛付重量を自由に対応付け(紐付け)することができる。例えば、上記盛付重量記憶部40cの超大盛りに上記ボタン盛付重量記憶部40fの重量決定ボタン13−8を対応付けることができる。
【0067】
このように、上記容器重量記憶部40bの登録容器は、例えば、大盛容器、中盛容器、小盛容器であり、上記盛付重量情報記憶部40cには、これらの各容器に対応する盛付重量が各々記憶されている。
【0068】
従って、上記重量決定ボタン13−1〜13−8の数は、最低は、上記容器重量記憶部40bの記憶された食材容器の数と同じ数は必要であるが、通常は、上記記憶された食材容器の記憶数より多く設けられる。
【0069】
さらに、上記容器載置部14には、載置された食材容器3を検知可能な光センサ(センサ)70が設けられている(
図1参照)。この光センサ70は、対向する発光部70aと受光部70bとを有しており、上記容器3が上記容器載置部14上に置かれると、上記光が遮られることで、食材容器3が載置されたことを検知し、検知信号を制御部40の安定化判別手段40gに送出するものである(
図10参照)。この安定化判別手段40gには、上記計量器16からの計量信号も入力しており、当該安定化判別手段40gは、上記センサ70から容器検知信号の入力後、上記計量器16からの計量信号が安定したか否かを判別するものである(
図14P1〜P4)。即ち、容器3を容器載置部14に載置した直後は、計量器16の計量値は安定していないため、上記検知信号が入力してから、上記計量値が安定した後に、上記容器重量判別手段40dに安定化信号を送出するものである(
図14参照)。
【0070】
よって、上記容器重量判別手段40dは、上記安定化判別手段40gからの安定化信号の入力の後、上記計量器16からの計量信号を認識し、当該計量信号が、上記容器載置部14に載置された上記食材容器が予め登録された登録容器の重量であるか否かを判別するように構成されている。
【0071】
尚、上記制御部40は、記憶された食材容器以外の食材容器が容器載置部14に載置されたとき(容器重量判別手段40dが記憶された食材容器ではないと判断したとき)、載置された登録外の食材容器の重量を記憶する登録外容器重量記憶部40hを具備している(
図10参照)。これは、登録外の食材容器が載置されたとき、風袋引きした食材重量を、盛付重量判別手段40e及び/または駆動制御手段40aが認識し得るようにするためである。
【0072】
本発明は上述のように構成されているので、以下、
図12〜
図15のフローチャートと共に、本発明の動作を説明する。
【0073】
先ず、操作パネル13から、重量決定ボタン13−1〜13−8の盛付重量の設定、食材容器の重量、食材容器の重量に対応する盛付重量(盛付重量情報)の設定を行う(
図15参照)。ここでは、
図11に示す各設定を行うものとする。操作者は操作パネル13から、各重量決定ボタン13−1〜13−8の各々に対応する8種類の盛付重量を各々入力する(
図15P1)。すると制御部40は、ボタン盛付重量記憶部40fにおける13−1〜13−8に対応する記憶エリアに、100g〜450gの8種類の盛付重量を記憶する(
図15P4)。また、操作者は、登録容器の重量として、大盛り容器の重量、中盛り容器の重量、小盛り容器の重量の3種類の重量を各々入力する(
図15P1)。すると制御部40は、容器重量記憶部40bにおける記憶エリアE1’,E2’,E3’に上記3種類の容器重量を記憶する(
図15P2)。尚、制御部40はこのとき、各食材容器の重量に誤差範囲(例えば±3g)を関連付けて記憶する(
図11参照)。
【0074】
さらに、操作者は、上記3種類の容器重量に対応する盛付重量情報を設定する(
図15P3)。具体的には、上記大盛り容器重量に対しては、重量決定ボタンの番号13−6を対応付け、中盛り容器重量に対しては、重量決定ボタンの番号13−3を対応付け、小盛り容器重量に対しては、重量決定ボタンの番号13−2を対応付ける操作を行う。
【0075】
すると制御部40は、容器重量記憶部40bの大盛り容器重量(記憶エリアE1’)に対応する盛付重量記憶部40cの記憶エリアE1に、盛付重量情報として重量決定ボタンの番号13−6(盛付重量は350g)を記憶し、容器重量記憶部40bの中盛り容器重量(記憶エリアE2’)に対応する盛付重量情報記憶部40cの記憶エリアE2に、盛付重量情報として重量決定ボタンの番号13−3(盛付重量は200g)を記憶し、容器重量記憶部40bの小盛り容器重量(記憶エリアE3’)に対応する盛付重量情報記憶部40cの記憶エリアE3に、盛付重量情報として重量決定ボタンの番号13−2(盛付重量は150g)を記憶する(
図11、
図15P5参照)。
【0076】
以上の操作により、
図11に示すように、重量決定ボタンの盛付重量、食材容器の重量、さらには、記憶された食材容器の重量に対応する盛付重量情報の紐付け、即ち、盛付重量情報記憶部40cの各記憶エリアE1〜E3が、ボタン盛付重量記憶部40fのどの重量決定ボタンの番号に紐付けされているか、を決定することができた。勿論、登録された食材容器の重量は、上記3種類以上設定しても良いし、登録された食材容器にどの重量決定ボタンを対応付するかは任意に決定することができる。上記の場合であっても、記憶エリアE1に重量決定ボタン13−8を対応付け、記憶エリアE2に重量決定ボタン13−4を対応付け、記憶エリアE3に重量決定ボタン13−1を対応付ける等、自由に設定することができる。
【0077】
次に、食材盛付装置の食材ホッパー12内には炊いた飯が投入されて、飯は固定円盤23の上まで至っているものとする。
【0078】
(1)容器重量自動判別動作
そこで、使用者が食材容器3(登録されたものとする)を容器載置部14に載置すると、制御部40は食材容器が載置されたか否か判断する(
図12P1)。具体的には、光センサ70からの容器検知信号が制御部40に入力するので、安定化判別手段40gはこれを検出し(
図12P1)、安定化処理(
図14に示す処理)を行う(
図12P2)。即ち、制御部40(安定化判別手段40g)は計量器16からの計量信号が安定化したか否かを検出する(
図14P1,P2,P3)。具体的には、上記計量信号の変動を検出し、一定時間経過後、計量信号の変動が所定範囲内に収束した場合、計量信号が安定化したと判断し(
図14P2,P3)、安定化信号を容器重量判別手段40dに送出する。(
図14P4)。その後は、
図12の主動作(
図12P2)に戻る。このように、安定化判別手段40gが計量信号の安定化を判別するので、その後の容器重量の判別動作を正確に行うことができる。
【0079】
次に、制御部40(容器重量判別手段40d)は、上記計量信号に基づいて、載置された食材容器(本実施形態の場合、大盛り容器とする)が予め登録されている容器か否かの判別動作を行う。即ち、制御部40(容器重量判別手段40d)は、上記計量信号が容器重量記憶部40bに記憶された3種類の何れかの容器重量の範囲内に該当するか否かを判別する。この場合、計量信号が、大盛り容器である「αg±3g」の範囲内に含まれると判断されるので、容器重量判別手段40dは「大盛り容器」が置かれたと判断し(
図12P5)、制御部40(盛付重量判別手段40e)は、上記容器重量判別手段40dの「大盛り容器である」との判別に基づいて、盛付重量は、盛付重量情報記憶部40cの大盛り容器に対応する盛付重量情報13−6の重量決定ボタンの重量データ(350g)であると認識し、その結果、制御部40(駆動制御手段40a)は、食材送り機構60を駆動して、計量器16からの計量信号を認識しながら、上記食材容器3に350gの大盛重量の食材の盛り付け動作を行う(
図12P8参照)。
【0080】
具体的には、制御部40(駆動制御手段40a)は、シリンダー41を駆動してシャッター15を開くと共に、計量信号を認識しながら、計量信号が350gになるまで、駆動モータM1,M2及び駆動モータM3,M4を回転駆動する。
【0081】
すると、回転羽根20が矢印A方向に回転し、固定底盤23上の飯を固定底盤23の外周方向に移送し、上記環状空間Sから飯は下方の食材室10に均等に落下していく。上記回転円筒体8は逆方向(矢印B方向)に回転しているので、各食材室10に落下供給された飯は、仕切板9に押されながら固定底盤18a上を矢印B方向に移送され、上記固定底板18aの開口6から下方に順次落下していく。
【0082】
上記開口6の直下には、解しローラ1a,1bが対向方向に回転しているので、上記解しローラ1a,1b上に落下した飯は、解されながら下方に移送され、直下に載置された上記食材容器3内に供給されていく。従って、計量器16は、落下供給される食材の重量を計量信号として制御部40(駆動制御手段40a)に送出し、当該制御部40(駆動制御手段40a)は食材重量を認識することができる。
【0083】
尚、ここで、上記計量信号は、食材容器の重量と食材重量が加算されたものなので、制御部40(駆動制御手段40a)は、上記計量信号から食材容器の重量(風袋重量、この場合大盛り容器重量)を差し引いた重量を認識する。
【0084】
そして、制御部40(駆動制御手段40a)は、計量信号が上記盛付重量記憶部40cの13−6に対応する大盛りの350gに到達した時点で、上記駆動モータM1〜M4を停止し、シリンダー41を以ってシャッター15を閉鎖する(
図12P8)。これにより、大盛りの食材容器3の重量に対応した重量、本実施形態では大盛りの食材重量(350g)の盛り付けを自動的に行うことができる。
【0085】
使用者が、中盛りの食材容器3、又は、小盛りの食材容器3を容器載置部に載置した場合においても、上記と同様の動作により、食材容器の重量に基づいて、食材容器に対応した盛り付け重量が自動的に判別され、中盛りの食材容器の場合は中盛り(200g)、小盛りの食材容器の場合は小盛り(150g)の食材が自動的に食材容器3に供給される(
図12P3,P6,P4,P7参照)。
【0086】
食材容器3への盛り付け終了後は、使用者は食材容器3を容器載置部14から取り出す。すると、計量器16からの計量信号が「0」になるので、制御部40はそれを検出し、食材容器3が取り出されたことを認識し、処理を終了する(
図12P9)。
【0087】
(2)登録された食材容器以外の重量の食材容器が載置されたとき
次に、容器重量記憶部40bに記憶(登録)されている容器重量以外の重量の食材容器3が容器載置部14に載置されたときは、以下の動作となる。
【0088】
尚、食材容器3が容器載置部14に載置された後の、制御部40(安定化判別手段40g)の動作(
図14の動作)は、上記(1)と同様なので便宜上説明を省略する。
【0089】
制御部40(容器重量判別手段40d)は、計量信号に基づいて、容器重量が、容器重量記憶部40bに登録された何れの容器重量の範囲内に該当しないと判断すると、
図12のステップP3,P4,P5を経て、上記載置された食材容器3が容器載置部14から取られない限り、重量決定ボタン13−1〜13−8が押されるまでは、盛付動作を行わない(
図12P10,P11参照)。
【0090】
即ち、制御部40(安定化判別手段40g、容器重量判別手段40d)は、容器載置部14に食材容器3が載置されたことを検出し(
図12P1,P2)、登録されていない容器であることを判断すると(
図12P3〜P5)、盛り付け動作(
図12P6,P7,P8参照)を行うことなく、食材容器3が容器載置部14から取り出された否かの確認動作を行い(
図12P10)、食材容器3が容器載置部14から取り出された場合は、処理を終了し(
図12P10参照)、食材容器3が取り出されない場合は、重量決定ボタン13−1〜13−8の何れかが押されるまで、待機状態を維持する(
図12P11)。そして、何れかの重量決定ボタンが押された場合は、
図13の動作(任意の重量決定ボタンに基づく盛り付け動作)に移行する。
【0091】
尚、このとき、上記制御部40(登録外容器記憶部40h)は上記計量された登録外容器の重量を一時的に記憶する。
【0092】
(3)重量決定ボタンの選択による食材盛り付け動作
上記制御部40は、上記の待機状態において、何れかの重量決定ボタン13−1〜13−8が押されたか否かの判断を行う(
図12P11)。ここで、重量決定ボタン13−5が押されたものとする。
【0093】
すると、制御部40(盛付重量判別手段40e)は、
図13のステップP1〜P4を経て、ステップP5において上記重量決定ボタン13−5が押されたことを検出し(
図13P5参照)、上記ボタン盛付重量記憶部40fから重量決定ボタン13−5に対応付けられた盛付重量である「300g」を読み出す。その後は、制御部40(駆動制御手段40a)は、盛付重量判別手段40eが読み出した盛付重量である「300g」の食材の盛り付け動作を行う(
図13P13参照)。
【0094】
即ち、上記(1)と同様に、制御部40(駆動制御手段40a)は、シリンダー41を駆動してシャッター15を開くと共に、計量信号を認識しながら、計量信号が300gになるまで、駆動モータM1,M2及び駆動モータM3,M4を回転駆動して、回転羽根20が矢印A方向に回転し、上記環状空間Sから飯が下方の食材室10に均等に落下し、上記回転円筒体8は逆方向(矢印B方向)に回転しているので、各食材室10に落下供給された飯は、固定底盤18a上を矢印B方向に移送され、上記固定底板18aの開口6から下方に順次落下供給され、上記解しローラ1a,1b上に落下した飯は、解されながら下方に移送され、直下に載置された上記食材容器3内に供給されていく。従って、計量器16は、落下供給される食材の重量を食材計量信号として制御部40(駆動制御手段40a)に送出し、当該制御部40(駆動制御手段40a)は食材重量を認識することができる。
【0095】
同様に、上記計量信号は、登録外の食材容器の重量と食材重量が加算されたものなので、制御部40(駆動制御手段40a)は、上記計量信号から上記登録外容器記憶部40hに記憶された容器重量を差し引いた重量を認識することができる。
【0096】
そして、制御部40(駆動制御手段40a)は、計量信号が、押された重量決定ボタン13−5に対応する「300g」に到達した時点で、上記駆動モータM1〜M4を停止し、シリンダー41を以ってシャッター15を閉鎖する(
図13P13)。これにより、押された重量決定ボタン13−5に対応した重量(300g)の盛り付けを行うことができた。
【0097】
勿論、どの重量決定ボタン13−1乃至13−8を押すかは使用者の自由であり、このとき、盛付重量情報記憶部40cに記憶されている盛付重量情報に対応する重量決定ボタンである13−2,13−3等を押しても問題ない。即ち、重量決定ボタン13−2を押した場合は、当該ボタンに対応する盛付重量である「150g」を、容器載置部14に載置した登録外の食材容器3に盛り付けることができる。その後、容器載置部14から容器3が取られた場合はそれを検出し(
図13P17)、処理を終了する。
【0098】
以上のように、本発明によると、食材容器3を容器載置部14に置くだけで、食材容器3の重量に対応した適切な量の食材を自動的に、迅速かつ正確に盛り付けることができる。
【0099】
また、容器重量記憶部40bと盛付重量情報記憶部40cを設けたので、複数の食材容器の重量を容器重量記憶部40bに記憶することができ、盛付重量情報記憶部40cには、各登録容器重量に対応する食材の盛付重量又は盛付重量に紐付けされた情報(例えば重量決定ボタンの番号等)を複数記憶することができ、利便性を非常に高めることができる。また、盛付重量データそのものではなく、紐付けデータ等の盛付重量情報を記憶すれば良いので、記憶部の記憶容量を節約することができる。
【0100】
また、登録(記憶)された食材容器以外の食材容器が容器載置部14に置かれたとき、或いは、調理器具等の食材容器以外のものが容器載置部14に誤って置かれたときに、誤って、食材が供給される誤動作を確実に防止することができる。
【0101】
また、容器載置部14に置かれた食材容器3が登録された食材容器以外である場合は、自動的な食材の供給動作を行わず、その後に、使用者が押した重量決定ボタン13−1〜13−8に対応する重量の食材を食材容器3に盛り付けることができるので、食材の盛付重量の選択の幅を大幅に拡大することができる。
【0102】
また、容器盛付重量記憶部40cに記憶される又は紐付けされる盛付重量情報を、複数の重量決定ボタンの盛り付け重量の中から任意に決定することができ、対応付け(紐付け)操作をより簡単に行うことができる。
【0103】
また、使用者の食材の盛付量のニーズに対応して、食材盛付重量の幅を飛躍的に拡大することができる。
【0104】
また、食材容器3の重量をより正確に認識することができるので、確実に風袋引き動作を行うことができ、食材容器3に対して誤った量の食材を盛り付ける等の誤動作を防止することができる。
【0105】
尚、上記実施形態では、記憶された食材容器の重量の誤差の範囲は±3gとしたが(
図11参照)、この誤差の範囲はこれに限定されず、任意に設定することができる。また、本発明は、上記実施形態では食材は飯としたが、飯以外の各種食材にも適用が可能である。また、上記盛付重量情報として重量決定ボタンの番号を示したが、対応する盛付重量を特定できるものであれば、商品番号等、どのようなデータであっても良い。
【0106】
また、食材送り機構としは、本実施形態では、
図2〜
図8に示す回転型を示したが、この機構に限定されず、例えば対向ローラ間に食材を通過させるもの、或いは、スクリューコンベアにて食材を送るもの等、各種の食材送り機構に適用可能なものである。
【0107】
また、
図3中、56は上記食材ホッパー12に設けられた食材の周り止板である。また、
図3、
図4中、55は攪拌板であり、1本の上記食材送り羽根20の上縁に直立状態で固定され、食材ホッパー12内の食材を攪拌及び解すものである。