特許第6872941号(P6872941)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社アートネイチャーの特許一覧

<>
  • 特許6872941-かつらベース、及び、かつら 図000002
  • 特許6872941-かつらベース、及び、かつら 図000003
  • 特許6872941-かつらベース、及び、かつら 図000004
  • 特許6872941-かつらベース、及び、かつら 図000005
  • 特許6872941-かつらベース、及び、かつら 図000006
  • 特許6872941-かつらベース、及び、かつら 図000007
  • 特許6872941-かつらベース、及び、かつら 図000008
  • 特許6872941-かつらベース、及び、かつら 図000009
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6872941
(24)【登録日】2021年4月22日
(45)【発行日】2021年5月19日
(54)【発明の名称】かつらベース、及び、かつら
(51)【国際特許分類】
   A41G 3/00 20060101AFI20210510BHJP
【FI】
   A41G3/00 F
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-50848(P2017-50848)
(22)【出願日】2017年3月16日
(65)【公開番号】特開2018-154933(P2018-154933A)
(43)【公開日】2018年10月4日
【審査請求日】2020年3月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】000126218
【氏名又は名称】株式会社アートネイチャー
(74)【代理人】
【識別番号】100154184
【弁理士】
【氏名又は名称】生富 成一
(72)【発明者】
【氏名】福田 麻理子
(72)【発明者】
【氏名】永吉 恵子
(72)【発明者】
【氏名】長谷川 久美
(72)【発明者】
【氏名】梅原 真実
(72)【発明者】
【氏名】大泊 由希子
【審査官】 粟倉 裕二
(56)【参考文献】
【文献】 特開2017−172098(JP,A)
【文献】 実開平06−054729(JP,U)
【文献】 特開2016−166445(JP,A)
【文献】 特開2014−001481(JP,A)
【文献】 特開2016−223028(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/062737(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41G 3/00−5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のベース片と、
前記第1のベース片と着脱自在に連結され、前記第1のベース片の周囲に配置される第2のベース片とを備え、
前記第1のベース片及び前記第2のベース片の他方と接する周縁に複数の連結部材が備えられ、前記連結部材が、スナップボタン、面ファスナー、剥離及び再接合が可能な接合材、又は、引っ掛け若しくは嵌め合いにより係合を行う部材のいずれかであり、第1のベース片は、第2のベース片と該連結部材で連結された状態において、周縁が第2のベース片の上側に位置し、
前記第1のベース片及び前記第2のベース片のうち少なくとも一方は、他方と接する周縁に配置され当該周縁の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部材を有し、前記浮き上がり防止部材は、前記周縁に沿って配置され塑性変形可能で形状保持性を有する合成樹脂材料からなる形状保持部材である
ことを特徴とするかつらベース。
【請求項2】
前記第2のベース片と着脱自在に連結され、前記第2のベース片の周囲に配置される第3のベース片とを備え、
前記第2のベース片及び前記第3のベース片の他方と接する周縁に複数の前記連結部材が備えられ、第2のベース片は、第3のベース片と該連結部材で連結された状態において、周縁が第3のベース片の上側に位置し、
前記第2のベース片及び前記第3のベース片のうち少なくとも一方は、他方と接する周縁に配置され当該周縁の浮き上がりを防止する前記浮き上がり防止部材を有する
ことを特徴とする請求項1記載のかつらベース。
【請求項3】
前記第3のベース片と着脱自在に連結され、前記第3のベース片の周囲に配置される第4のベース片とを備え、
前記第3のベース片及び前記第4のベース片の他方と接する周縁に複数の前記連結部材が備えられ、第3のベース片は、第4のベース片と該連結部材で連結された状態において、周縁が第4のベース片の上側に位置し、
前記第3のベース片及び前記第4のベース片のうち少なくとも一方は、他方と接する周縁に配置され当該周縁の浮き上がりを防止する前記浮き上がり防止部材を有する
ことを特徴とする請求項2記載のかつらベース。
【請求項4】
請求項1からのいずれか1項記載のかつらベースと、
各々の前記ベース片に植毛された毛髪と、
を備えることを特徴とするかつら。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、かつらベース、及び、このかつらベースと毛髪とを備えるかつらに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数のベース片が着脱自在に連結されるかつらベースが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このかつらベースによれば、連結されるベース片の数を調整することで、かつらベースのサイズを調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7−310217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、かつらベースは、通常、ネットベースや、合成樹脂からなる薄い人工皮膚ベースなどであるため、特にかつら装着者の頭部に装着される前は、形状が安定しない。この形状の不安定さは、かつらベースを構成するベース片についても同様である。そのため、ベース片は、周縁が浮き上がりやすいことで、他のベース片との連結作業が困難になる場合がある。また、ベース片の連結後であっても、ベース片の周縁が浮き上がると、ベース片間の連結部分の露出、ベース片に植毛された毛髪の位置ズレなどによって、かつらの外観が損なわれることになる。
【0005】
本発明の目的は、ベース片のうち他のベース片と接する周縁が浮き上がるのを防止することができるかつらベース及びかつらを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの観点では、かつらベースは、第1のベース片と、前記第1のベース片と着脱自在に連結される第2のベース片とを備え、前記第1のベース片及び前記第2のベース片のうち少なくとも一方は、他方と接する周縁に配置され当該周縁の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部材を有する。
【0007】
また、前記かつらにおいて、前記浮き上がり防止部材は、前記周縁に沿って配置され塑性変形可能で形状保持性を有する形状保持部材であるとよい。
また、前記かつらにおいて、前記第2のベース片は、前記第1のベース片の少なくとも一部を挟み込むように配置され、前記形状保持部材は、前記第2のベース片に配置されているとよい。
【0008】
また、前記かつらにおいて、前記浮き上がり防止部材は、前記周縁に沿って配置され当該周縁から凹凸形状に突出する帯状部材であるとよい。
別の1つの観点では、かつらは、前記かつらベースと、前記第1のベース片及び前記第2のベース片に植毛された毛髪と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ベース片のうち他のベース片と接する周縁が浮き上がるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施の形態に係るかつらベースを示す底面図である。
図2】本発明の一実施の形態における第1のベース片を示す底面図である。
図3図2のA部拡大図である。
図4】本発明の一実施の形態における第2のベース片を示す底面図である。
図5】本発明の一実施の形態における第2のベース片の一部を示す底面側斜視図である。
図6】本発明の一実施の形態における第1のベース片及び第2のベース片の一部を示す底面図である。
図7】本発明の一実施の形態に係るかつらベースの使用状態を説明するための模式的な底面図である。
図8】本発明の一実施の形態に係るかつらを示す背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施の形態に係るかつらベース及びかつらについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態に係るかつらベース1を示す底面図である。
【0012】
図2は、本実施の形態における第1のベース片10を示す底面図であり、図3は、図2のA部拡大図である。
図4は、本実施の形態における第2のベース片20を示す底面図であり、図5は、第2のベース片20の一部を示す底面側斜視図である。
【0013】
図6は、第1のベース片10及び第2のベース片20の一部を示す底面図である。
図1に示すように、かつらベース1は、着脱自在に連結される複数のベース片として、第1のベース片10と、この第1のベース片10の周囲に配置される弓形の第2のベース片20とを備える。第2のベース片20は、弓形を呈することで、第1のベース片10の少なくとも一部を挟み込むように配置されている。なお、ベース片の個数や形状や位置は特に制限されない。例えば、かつらベース1は、使用状態によっては、単一のベース片のみを備えてもよいし、図7(かつらベース1の模式的な底面図)に示すように、さらに、例えば弓形の第3のベース片40及び第4のベース片50が第2のベース片20の外側に配置されるなど、3つ以上のベース片が着脱自在に連結されていてもよい。かつらベース1は、連結されるベース片の数が調整されることで、厚み方向とは異なる方向にサイズが調整可能である。
【0014】
図2及び図3に示すように、第1のベース片10は、ベース本体11と、浮き上がり防止部材(帯状部材)の一例であるレース部材12と、連結部材の一例である例えば6つのスナップボタン13と、生え際部14と、を有する。
【0015】
ベース本体11は、網目状を呈し、図3に示すように例えば折り返すことで形成される周縁部11aを含む。なお、ベース本体11は、例えば合成樹脂からなる人工皮膚など、網目がないものであってもよい。
【0016】
図3及び図6に示すように、レース部材12は、第1のベース片10のうち第2のベース片20と接する周縁に配置され、この周縁の浮き上がりを防止する。なお、このように浮き上がりを防止するためには、レース部材12や後述する形状保持部材(帯状部材)24を例として挙げる浮き上がり防止部材は、例えば、レース部材12のようにベース本体11の周縁から凹凸形状に突出する部材であるか、或いは、形状保持部材24のようにベース本体21よりも剛性が高い部材であることが望ましい。なお、かつらベース1は、レース部材12及び形状保持部材24の両方を備えるが、一方のみを備えていてもよい。また、ベース本体21よりも剛性が高い浮き上がり防止部材としては、一例ではあるが、ベース本体21の周縁から突出しないポリウレタン等の合成樹脂材料からなるシート状の部材であってもよい。このように合成樹脂材料からなる浮き上がり防止部材は、例えば、ベース本体21の周縁に縫い付けられることで、或いは、ベース本体21の周縁に液状の合成樹脂材料を塗布した後に乾燥させることで、形成することができる。
【0017】
レース部材12は、レース本体12aと、レース支持部12bと、を含み、第1のベース片10の周縁に沿う帯状を呈する。そのため、レース部材12は、第1のベース片10の周縁に沿って連続的に配置されているともいえる。
【0018】
レース本体12aは、糸で模様が編み込まれたものであり、周縁部11aの上面又は底面に固定されレース本体12aを支持するレース支持部12bから、第1のベース片10の外側に突出する。また、レース部材12は、かつらベース1の前頭部に相当する生え際部14を除く第1のベース片10の周縁に沿って連続的に配置されている。
【0019】
スナップボタン13は、後述する図4図6に示す第2のベース片20のスナップボタン23と係合する。なお、スナップボタン13は、レース支持部12bの底面側に設けられており、スナップボタン23は、第2のベース片20の正面側に設けられている。そのため、第1のベース片10は、第2のベース片20と連結された状態において、周縁が第2のベース片20の上側に位置する。
【0020】
なお、本実施の形態では、連結部材の一例としてスナップボタン13,23を挙げているが、連結部材としては、第1のベース片10と第2のベース片20とを着脱自在に連結可能なものであればよく、例えば、面ファスナー、剥離及び再接合が可能な接合材、引っ掛けや嵌め合いにより係合を行う部材などの他の連結部材が用いられてもよい。
【0021】
生え際部14は、例えば網目状を呈し、周縁部11aからベース本体11の前方に凹凸形状に突出する。なお、生え際部14は、帯状を呈し、周縁部11aから凹凸形状に突出するが、第1のベース片10のうち第2のベース片20と接する周縁には配置されないため、レース部材12を一例とする上記の帯状部材とは異なる。
【0022】
図4及び図5に示すように、第2のベース片20は、ベース本体21と、レース部材22と、連結部材の一例である例えば6つのスナップボタン23と、浮き上がり防止部材の他の一例である形状保持部材24と、を有する。
【0023】
ベース本体21は、網目状を呈し、図5に示すように例えば折り返すことで形成される周縁部21aを含む。なお、ベース本体21は、例えば合成樹脂からなる人工皮膚など、網目がないものであってもよい。
【0024】
図4図6に示すように、レース部材22は、第1のベース片10のレース部材12と同様に、レース本体22aと、レース支持部22bと、を含む。レース本体22aは、糸で模様が編み込まれたものであり、周縁部21aの上面又は底面に固定されレース本体22aを支持するレース支持部22bから、第2のベース片20の外側に突出する。
【0025】
なお、レース部材22は、かつらベース1の外側となる周縁に沿って連続的に配置されているが、第2のベース片20のうち第1のベース片10と接する周縁には配置されていないため、レース部材12とは異なり、浮き上がり防止部材(帯状部材)の一例として機能しない。但し、図7に示すかつらベース2のように、第2のベース片20の外側に第3のベース片40が配置される場合には、レース部材22は、他のベース片である第3のベース片40と接する周縁に配置されることで、浮き上がり防止部材(帯状部材)の一例として機能する。
【0026】
スナップボタン23は、上述の第1のベース片10のスナップボタン13と係合する。スナップボタン23は、第2のベース片20の内側の周縁部21aの正面側に設けられている。なお、図4及び図6が底面図であり、図5が底面側斜視図であるため、第2のベース片20の正面側に位置するスナップボタン23の引き出し線を破線で示している。
【0027】
形状保持部材24は、塑性変形可能で形状保持性を有する。形状保持部材24は、例えば線状を呈し、ベース本体21よりも剛性が高い。また、形状保持部材24は、第2のベース片20のうち第1のベース片10と接する周縁に沿って配置され、この周縁の浮き上がりを防止する。なお、形状保持部材24は、第2のベース片20の周縁に沿って連続的に配置されているともいえる。ここで、形状保持部材24は、塑性変形可能で形状保持性を有する部材であるが、浮き上がり防止部材としては、塑性変形可能でない線状の部材、形状保持性を有さない線状の部材などであってもよい。
【0028】
なお、図7に示す第3のベース片40及び第4のベース片50も、第2のベース片20と同様に、形状保持部材(例えばレース部材22及び形状保持部材24のうち少なくとも一方)を有することが望ましい。
【0029】
図6に示すように、第1のベース片10と第2のベース片20とは、スナップボタン13,23によって着脱自在に連結される。なお、第1のベース片10の周縁が第2のベース片20の上側に位置するように連結されるため、レース部材12は、第2のベース片20の上側に位置する。
【0030】
図1及び図2に示すように、かつら固定具30は、ベース本体11の周縁部11aの底面に配置されている。かつら固定具30は、例えばかつら装着者の地毛を挟持することで、図8に示すかつら100をかつら装着者の頭部に固定する。なお、図1及び図2では、かつら固定具30を1つのみ図示するが、2つ以上配置されることが望ましい。
【0031】
図8は、本実施の形態に係るかつら100を示す背面図である。
かつら100は、上述のかつらベース1と、このかつらベース1(第1のベース片10及び第2のベース片20)に植毛された毛髪101と、を備え、例えばかつら装着者の頭部のほぼ全体に亘って配置される。
【0032】
毛髪101は、例えば人工毛髪であるが、加工人毛などの、人工毛髪以外の毛髪であってもよい。なお、図8において、毛髪101は、第1のベース片10のベース本体11及びレース本体12a並びに第2のベース片20のベース本体21及びレース本体22aのそれぞれに植毛された2本のみ図示するが、実際には、レース部材12,22のレース支持部12b,22bなどを含むかつらベース1の全体に亘って例えば密集するように植毛される。
【0033】
以上説明した本実施の形態では、かつらベース1は、第1のベース片10と、この第1のベース片10と着脱自在に連結される第2のベース片20とを備え、第1のベース片10及び第2のベース片20のうち少なくとも一方は、他方と接する周縁に配置され当該周縁の浮き上がりを防止するための浮き上がり防止部材の一例であるレース部材12及び形状保持部材24を有する。
【0034】
よって、本実施の形態によれば、ベース片10,20のうち他のベース片20,10と接する周縁が浮き上がるのを防止することができる。これにより、第1のベース片10及び第2のベース片20の連結作業を容易にすることができる。更には、第1のベース片10と第2のベース片20との連結後に周縁が浮き上がるのを防止することができるため、第1のベース片10と第2のベース片20との連結部分の露出や、第1のベース片10に植毛された毛髪101と第2のベース片20に植毛された毛髪101との位置ズレなどによって、かつら100の外観が損なわれるのを防ぐこともできる。
【0035】
また、本実施の形態では、浮き上がり防止部材の1つの例が、第2のベース片20のうち第1のベース片10と接する周縁に沿って配置され塑性変形可能で形状保持性を有する形状保持部材24である。これにより、第2のベース片20の周縁の形状を保持することができるため、第2のベース片20のうち第1のベース片10と接する周縁が浮き上がるのをより一層防止することができる。
【0036】
また、本実施の形態では、第2のベース片20は、第1のベース片10の少なくとも一部を挟み込むように配置され、形状保持部材24は、第2のベース片20に配置されている。そのため、例えばかつら装着者の頭部に装着された状態(固定状態)の第1のベース片10に対して、後から第2のベース片20を連結する際に第2のベース片20のうちの第1のベース片10と接する周縁の形状が安定することで、第1のベース片10と第2のベース片20との連結作業をより一層容易にすることができる。
【0037】
また、本実施の形態では、浮き上がり防止部材の1つの例が、第1のベース片10のうち第2のベース片20と接する周縁に配置され周縁から凹凸形状に突出する帯状部材(レース部材12)である。そのため、簡素な構成で、第1のベース片10のうち第2のベース片20と接する周縁が浮き上がるのを防止することができるとともに、第1のベース片10と第2のベース片20との連結部分を凹凸形状によって馴染ませることができ、かつら100の外観が損なわれるのをより一層防ぐこともできる。
【0038】
また、本実施の形態では、レース部材12及び形状保持部材24は、第1のベース片10及び第2のベース片20のうち他方と接する周縁に沿って連続的に配置されている。そのため、ベース片10,20のうち他のベース片20,10と接する周縁が浮き上がるのをより一層防止することができる。
【符号の説明】
【0039】
1,2 かつらベース
10 第1のベース片
11 ベース本体
11a 周縁部
12 レース部材
12a レース本体
12b レース支持部
13 スナップボタン
14 生え際部
20 第2のベース片
21 ベース本体
21a 周縁部
22 レース部材
22a レース本体
22b レース支持部
23 スナップボタン
24 形状保持部材
30 かつら固定具
40 第3のベース片
50 第4のベース片
100 かつら
101 毛髪
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8