(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第2の部分が、カム従動子を備えるカムアセンブリに結合され、前記デッドプレートが、前記カム従動子が入るガイドを含み、前記ガイドが、前記形成ボックスが開位置と閉位置との間で動かされることができるように、前記第2の部分の位置を制御する前記カム従動子のための経路を画定する、請求項4に記載の装置。
前記形成ボックスが、前記複数の壁と、前記デッドプレートと、前記動かされた位置における前記フラップ折り曲げプレートとによって画定された、所定内部包装容量の約70%〜約120%である内部容積を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
前記フラップ折り曲げプレートが、前記第1及び第2のステーション間の距離で、前記第2のステーションの少なくとも一端まで延びる、請求項2〜9のいずれか1項に記載の装置。
前記保持プレートが、前記第2及び第3のステーション間の距離で、前記第3のステーションを通り越した距離まで延びる、請求項2〜20のいずれか1項に記載の装置。
前記保持プレートが、加熱され、かつ/または冷却された空気を前記包装の上に方向付けるための空気通路及び出口を含む、請求項2〜12のいずれか1項に記載の装置。
前記フラップ折り曲げプレートが、キャリッジアセンブリがたどって進む角度を持った経路を画定するレールと、前記第2のステーションで、前記フラップ折り曲げプレートを前記形成ボックスから離れて配設された第1の位置から、前記形成ボックスの上に配設された第2の位置に動かす作動アームとを備え、前記キャリッジアセンブリが、前記装置のフレームに結合され、前記フラップ折り曲げプレートを前記第2のステーションに位置付け、前記作動アームが前記フラップ折り曲げプレートを動かすと、前記キャリッジアセンブリが前記レールに沿って進む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の装置。
前記包装が前記第3のステーションで前記形成ボックスから解放され、コンベヤに移送されるように、前記第3のステーションの真下に配設される前記コンベヤをさらに備える、請求項1及び、請求項1を引用する請求項3〜17のいずれか1項に記載の装置。
前記包装が前記第4のステーションで前記形成ボックスから解放され、コンベヤに移送されるように、前記第4のステーションの真下に配設される前記コンベヤをさらに備える、請求項2及び、請求項2を引用する請求項3〜18のいずれか1項に記載の装置。
前記包装の後端のシールをシーリングするための前記包装機械のシールジョーの下流の前記連続動作包装機械上に配設された、容量調節ボックスをさらに備える、請求項23に記載のシステム。
前記第1、第2、及び第3のステーションにおける前記形成ボックスの底面が、デッドプレートによって提供され、前記デッドプレートが、前記第3のステーションにおいて配設されず、それによって、前記第3のステーションにおける前記形成ボックスの前記底面が開放されている、請求項26に記載の方法。
前記第1、第2、及び第3のステーションにおける前記形成ボックスの底面が、デッドプレートによって提供され、前記デッドプレートが、前記第4のステーションにおいて配設されず、それによって、前記第4のステーションにおける前記形成ボックスの前記底面が開放されている、請求項27に記載の方法。
前記形成ボックスが前記第2のステーションの前に0°〜30°回転されると、前記フラップ折り曲げプレートが作動する、請求項26〜29のいずれか1項に記載の方法。
前記保持プレートが、前記第2のステーションの一端まで延び、前記フラップ折り曲げプレートが前記第2の位置にあるときに、前記フラップ折り曲げプレートに当接し、前記フラップ折り曲げプレートが、いったん前記形成ボックスが前記第2のステーションから離れて0°〜70°回転すると、前記第2の位置から前記第1の位置まで動かされる、請求項27〜30のいずれか1項に記載の方法。
前記保持プレートを、前記保持プレートが前記第3のステーションで前記形成ボックスから離れて配設される第1の位置から、前記形成ボックスが前記保持プレートの下に少なくとも部分的に配設されると、前記保持プレートが前記第3のステーションで前記形成ボックスの上に配設され前記包装に接触する第2の位置まで、動かすことをさらに含む、請求項27〜33のいずれか1項に記載の方法。
前記保持プレートが、前記形成ボックスが前記第2のステーションを0°〜70°通過すると、前記保持プレートの少なくとも一部が前記形成ボックスをほぼ完全に覆うように、前記第2及び第3のステーションの間の距離に延びる、請求項34に記載の方法。
前記形成ボックスが、前記第1のステーションでの第1の位置にあり、前記形成ボックスの第1及び第2の部分が前記包装を受け入れるように分離される、請求項26〜35のいずれか1項に記載の方法。
いったん前記形成ボックスが前記第1のステーションの外に回転したら、前記形成ボックスが前記第1及び第2のステーションの間の前記所定の距離に達する前に、前記形成ボックスの前記第1及び第2の部分が、前記第1及び第2の部分が前記形成ボックス内に前記包装を保つように閉じられる第2の位置まで作動する、請求項36に記載の方法。
前記包装の前記内部容積が、前記包装をシーリングする前に容量調節ボックス内に前記包装を受け入れ、容量調節プレートを動かし、前記包装に接触させ、前記包装に圧力を印加して、前記包装の前記内部容積を調節することによって調節される、請求項38に記載の方法。
前記包装が、所定の内部容積を有し、前記形成ボックスが、上壁が前記第2の位置に動かされた前記フラップ折り曲げプレートによって画定されると、前記包装の前記所定の内部容積の約70%〜約120%である内部容積を有する、請求項26〜41のいずれか1項に記載の方法。
前記形成ボックスが、形成ボックスがステーションに位置付けられると、予め設定された遅延の間停止する断続的な運動で回転する、請求項26〜43のいずれか1項に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0004】
可撓性の積み重ね可能な包装、及び略立方体形状を有するそのような包装を作製するための機器は、例えば米国特許第8,602,244号に開示されており、その開示は、参照により本明細書に組み入れられる。本開示のさまざまな実施形態の装置、システム、及び方法は、有利には、向上した剛性及び/または向上した形状、例えば立方体形状を有する、そのような可撓性の積み重ね可能な包装の形成を可能にすることができる。
【0005】
以下に詳細に説明されるように、本開示の装置、システム、及び方法は、第1及び第2のシール(先端及び後端のシールとも称される)が、それらがそこから延びる包装のパネルと略同じ平面の上に折り曲げられ、そこに配設された可撓性の包装を製造することができる。また、開示された装置は、有利には、そのような製品の形成において著しく増大した処理速度に加えて、従来の包装機械を、そのような可撓性の包装を形成することが可能である機械に変換するための能力を可能にすることもできる。
【0006】
フィルムは、直方体形状及び所定内部包装容量を有する包装を提供するように構成されたレイアウトを有する機械で処理される。所定内部包装容量は、変形及び理想的な充填材なしに形成された場合の包装の理論上の内部容積である。本機械でさまざまな種類を処理することは、結果として、実際の包装が許容差範囲内で異なる内部包装容量を有するように形成されることができる。例えば、許容可能な包装は、実際の包装が所定内部包装容量の約85%〜約150%である場合に形成されることができる。他の好適な許容差は、約120%〜約130%、約100%〜約120%、約85%〜約130%、及び他のそのような好適な範囲を含む。許容可能な包装を判定するために、数多くの要因を用いることができ、例えば、顧客の認識、出荷要因、及び包装がどの程度良好に出荷及び使用中の変形に耐えるかを含む包装の安定性を含む。以下に詳細に説明されるように、説明された実施形態のいずれかで用いられる形成ボックスは、所定内部包装容量に基づいて選択された内部容積を有することができる。例えば、形成ボックスは、所定内部包装容量の約70%〜約120%である内部容積を有することができる。他の好適な範囲は、約80%〜約90%、約80%〜約95%、約80%〜約100%、約90%〜約110%、及び他のそのような好適な範囲を含む。以下に詳細に説明されるように、形成ボックスの適切なサイズ決めに加えて、所定の包装容量の許容差範囲内である包装の充填材は、包装が形成バーまたはプレートによって圧縮されたときに、包装のパネルを平らにするような形成バーまたはプレートの力に抗して作用するために生成される十分な内圧を提供することによって、包装の直方体形状を得ることを支援することができる。
【0007】
本開示の一実施形態による装置10は、垂直フォームフィルシール(VFFS)包装機械、水平フォームフィルアンドシール(horizontal form fill and seal(HFFS))機械、順次アセンブリ機械等を含むがこれらに限定されない周知の包装機械とともに機能するように適合されることができる。本明細書で用いられる場合、「運搬経路(transport path)」は、可撓性の包装を作製するための動作中に、可撓性材料が従来の包装機械を通って運搬されるときのその経路を指す。また、本明細書で用いられる場合、「運搬軸(transport axis)」は、可撓性の包装を作製するための動作中に、可撓性材料が従来の包装機械を通って運搬されるときのその運搬経路に沿って延びる軸を指す。
図24〜26は、本明細書に開示された装置10の実施形態を用いて包装を形成するさまざまな方法のグラフィカルなフローチャートを図示する。
【0008】
さまざまな実施形態では、装置10は、可搬式であるフレームアセンブリ上に設けられることができ、装置10が、従来の包装機械を有する構成の中に、そしてその外に移動されることが可能になり、これは形成管または形成管の一部を含み得る。フレームアセンブリ及び/または装置10の構成部分は、異なる包装機械の構成及び高さを収容するように調節可能であることができる。他の実施形態では、装置10は、包装機械の永続的かつ調節可能でない構成部品であってもよい。
【0009】
さらに詳細に説明されるように、装置10は、少なくとも1つの折り曲げバー(例えば、
図1に図示された第1の下流折り曲げバー28、第1の上流折り曲げバー36、及び/または第2の下流折り曲げバー44)を用い、1つ以上の横方向シール(例えば、
図4Aに図示されるような第1の横シール66及び/または第2の横シール67)上の、またはそれに隣接している包装(例えば、
図4Aの包装56a)に圧力を印加する。第1の横シール66は、本明細書では先端のシールとも称され、第2の横シール67は、本明細書では後端のシールとも称される。この圧力は、第1の横シール66a及び/または第2の横シール67aを、シールが延びるそれぞれのパネルに向かって折り曲げ、第1の包装56aの対応するパネルの材料にシール66a、67aを取り付けることができる。加えて、第1の横シール66a及び/または第2の横シール67aの材料には、第1の及び/または第2の横シール66、67のシーリング中に第1及び第2のシールバー68、70によって材料に付与された熱の結果として生じる残留熱が残ることができる。この残留熱は、折り曲げバーの動作中に、シール材が延びる対応するパネルの材料へのシール66、67の材料のヒートシーリングを支援することができる。さまざまな実施形態では、本装置は、多数の折り曲げバーを利用することができる。多数の折り曲げバー(例えば、
図1に図示された第1の下流折り曲げバー28、第1の上流折り曲げバー36、及び任意には第2の下流折り曲げバー44)と、多数の包装押さえ構造(例えば、
図1の押さえ構造12a及び第2の形成ボックス12b)とを同時に用いることによって、装置10は、複数の包装を、横方向シール66a、67aの上に折り曲げると同時に、かつ任意にはそれらをシールすると同時に、包装56aの本体に素早く横方向にシールするための効率的な方法を提供することができる。横方向シール66a、67aは、包装56aの本体の上に折り曲げられ、かついくつかの実施形態ではそれに留め付けられるため、横方向シール66a、67aは、包装56aの本体上に略平らまたは平らに−かつ、本体に対して垂直ではないかまたは傾斜せず−位置する。その結果、頂部及び底部横方向シール66a、67aは、出荷用に箱詰めされたときに破損または変形せず、また箱詰めされたときのスペースの問題が生じない。
【0010】
装置10をさらに詳細に、かつ
図1を参照して見ると、可撓性の包装を作製するための装置10の一実施例は、運搬軸14に沿って第1の端16aから第1の端16aに対向する第2の端18aまで延びる押さえ構造12aを含み得る。押さえ構造12aは、協働して側方閉鎖容器22aを形成する2つ以上の壁20aを備え、2つ以上の壁20aの各々が、押さえ構造12aの第1の端16aから第2の端18aまで延びる。2つ以上の壁20aのうちの少なくとも第1の壁24aは、2つ以上の壁20aのうちの第2の壁26aに対して変位する。一実施形態では、押さえ構造12aは、フィルムが一端から構造内に受け入れられ、折り曲げバー22が対向端で横シールと相互作用することを可能にする、対向した開放端を有する第1の形成ボックスとして設けられることができる。いくつかの実施形態では、押さえ構造12aは、押さえ構造の壁のうちの一方から運搬方向に対して垂直な方向に動かし、ガス充填中及び/または第2の横シールのシーリング中に、包装の予め設定された内部容積を画定する容量調節プレートを含むことができる。
【0011】
装置10は、押さえ構造の下流に(すなわち、可撓性材料の運搬経路に沿った方向に)配設された第1の下流折り曲げバー28を含む。インターフェースが包装機械の真下に配設された実施形態は、有利には、さらなる運搬または搬送デバイスの必要なく、包装を包装機械の最終ステージからインターフェースの中に途切れなく落下させることを可能にする。第1の下流折り曲げバー28は、接触部30を有し、第1の下流折り曲げバー28は、接触部30が押さえ構造12aの第2の端18aから離間して配設された第1の位置32と、接触部30が押さえ構造12aの第2の端18aに配設されるか、またはそれに隣接して配設された第2の位置34との間で変位可能である。
【0012】
また、装置10は、押さえ構造12aから長手方向にオフセットされ(すなわち、長手方向運搬軸14に沿ってオフセットされ)、押さえ構造12a及び第1の下流折り曲げバー28の両方の下流に、第2の形成ボックス12bを含む。第2の形成ボックス12bは、運搬軸14に沿って、第1の端16bから第1の端16bに対向する第2の端18bに延びる。第2の形成ボックス12bは、協働して側方閉鎖容器22bを形成する2つ以上の壁20bを含む。さまざまな実施形態では、第2の形成ボックス12bは、包装のおよそ全周で包装を押さえることができる。第2の形成ボックス12bは、包装の所定内部容積の約70%〜約120%、約80%〜約90%、約80%〜約95%、約70%〜約110%、約80%〜約100%、及び他の好適な範囲内になるようにサイズ決めされることができる。以下に詳細に説明されるように、第2の形成ボックス12b(及びさまざまな他の実施形態の他の形成ボックス構造)を、包装をぴったりと押さえ、フィルムの所定内部容積までの拡張のみを可能にするようにサイズ決めすることは、第2の横シール67を包装のそれぞれのパネルに向かって折り重ねるように動かすときに、包装内部の内圧が、第1の上流折り曲げバー36の力に抗して作用することを可能にすることができる。
【0013】
装置10は、第2の形成ボックス12bの上流(すなわち、可撓性材料の運搬経路の方向に対向する方向)に、第2の形成ボックス12bの第1の端16bに隣接して配設された第1の上流折り曲げバー36をさらに含む。第1の上流折り曲げバー36は、接触部38を有し得、接触部38が第2の形成ボックス12bから離間して配設された第1の位置40と、接触部38が第2の形成ボックス12bの第1の端16bに配設されるか、またはそれに隣接して配設された第2の位置42との間で変位可能であり得る。
【0014】
加えて、装置10は、第2の形成ボックス12bの下流に、第2の形成ボックス12bの第2の端18bに隣接して配設された第2の下流折り曲げバー44を含む。第2の下流折り曲げバー44は、接触部46を含み、接触部46が第2の形成ボックス12bから離間して配設された第1の位置48と、接触部46が第2の形成ボックス12bの第2の端18bに配設されるか、またはそれに隣接して配設された第2の位置50との間で変位可能である。
【0015】
可撓性の包装を作製するための装置10をさらに詳細に見ると、押さえ構造12aは、
図3Bに図示され、運搬軸14に沿って、第1の端16aから第1の端16aに対向する第2の端18aまで延びる。押さえ構造12aは、任意の好適な形状または形状の組み合わせを有し得る。例えば、
図4Aに図示されるように、押さえ構造12aは、協働して側方閉鎖容器22aを形成する2つ以上の壁20aを含み得、側方閉鎖容器22aは、包装56を少なくとも部分的に包み得る。別の実施形態では、例えば、
図3A及び3Bに図示されるように、押さえ構造12aは、協働して側方閉鎖容器22aを形成する4つの壁−すなわち、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55a−を含み得、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aは、協働して包装56の側方または周縁部分を完全に取り囲み得る。第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aは、すべて平坦または略平坦であってもよく、運搬軸14と整列されてもよい。加えて、第1の壁52aは、第2の壁53aと平行であり得、第2の壁53aから運搬軸14に対して直角方向に、かつ
図3Bの基準座標系のX軸に沿ってオフセットされ得る。第3の壁54aは、第1の壁52aの第1の端部及び第2の壁53aの第1の端部から延び得、第4の壁55aは、第1の壁52aの第2の端部及び第2の壁53aの第2の端部から延び得る。このように構成されることで、第3の壁54aは、第4の壁55aと平行になり得、第4の壁55aから運搬軸14に対して直角方向に、かつ
図3Bの基準座標系のY軸に沿ってオフセットされ得る。
【0016】
図3Bに図示されるように、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aの各々は、押さえ構造12aの第1の端16aで頂部外周縁58aを形成し得る。頂部外周縁58aは、運搬軸14に対して直角の平面(すなわち、
図3Bの基準座標系のX−Y平面と平行な平面)に配設され得る。加えて、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aの各々は、押さえ構造12aの第2の端18aで底部外周縁58を形成し得る。底部外周縁60aは、運搬軸14に対して直角の平面(すなわち、
図3Bの基準座標系のX−Y平面と平行な平面)に配設され得、頂部外周縁58aの平面から長手方向にオフセット(すなわち、運搬軸14に沿った方向にオフセット)され得る。
【0017】
図4A及び4Bに図示されるように、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも第1の壁24aは、2つ以上の壁のうちの第2の壁26aに対して変位し得る。例えば、第1の壁52aは、第2の壁53aに対して(または運搬軸14に対して)変位し得、第2の壁53aは、第1の壁53aに対して(または運搬軸14に対して)変位し得、または第1の壁52a及び第2の壁53aの両方が、互いに対して(または運搬軸14に対して)変位し得る。より具体的には、第1の壁52a及び/または第2の壁53aは、第1の位置62a(その一例が
図4Aに図示される)から、第2の位置64a(その一例が
図4Bに図示される)まで変位し得る。第1の位置62aでは、第1の壁52a及び第2の壁53aは、各々運搬軸14から第1の横方向距離D1(すなわち、運搬軸14に対して直角の距離)にあってもよい。第1の位置62aでは、第1の壁52a及び第2の壁53aは、互いに平行であってもよく、または互いに対して角度(例えば、傾斜した角度)をもって配設されてもよい。第2の位置64aでは、第1の壁52a及び第2の壁53aは、各々運搬軸14から第2の横方向距離D2にあってもよく、第2の横方向D2距離は、第1の横方向距離D1を上回ってもよい。加えて、第1の壁52a及び第2の壁53aは、互いに平行であってもよく、または互いに対して角度(例えば、傾斜した角度)をもって配設されてもよい。
【0018】
第1の位置62aでは、
図4Aに図示されるように、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも1つ(例えば、第1の壁52a及び第2の壁53aのうちの少なくとも1つ)は、包装56の一部、例えば包装56の周縁部分及び/または側方部分に接触する。いくつかの実施形態では、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも2つ(例えば、第1の壁52a及び第2の壁53aの各々)が、包装56の対応する部分、例えば包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分とに接触する。いくつかの実施形態では、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aの各々は、包装56の対応する部分、例えば、包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第3の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第4の周縁部分及び/または側方部分とにそれぞれ接触する。
【0019】
第2の位置64aでは、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも1つ(例えば、第1の壁52a及び第2の壁53aのうちの少なくとも1つ)は、運搬軸14から離れて横方向に(例えば、
図3Bの基準座標系のX軸またはY軸と平行な方向に)変位し、第2の位置64aでは、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも1つが、包装56の一部、例えば包装56の周縁部分及び/または側方部分に接触しない(すなわち、切り離す)ように変位し得る。いくつかの実施形態では、第2の部分64aでは、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも2つ(例えば、第1の壁52a及び第2の壁53aの各々)が、運搬軸14から離れて横方向に変位し、第2の位置64aでは、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも2つが、包装56の対応する部分、例えば、包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分とに接触しない(すなわち、切り離す)ように変位し得る。他の実施形態では、第2の位置64aでは、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aの各々が、運搬軸14から離れて横方向に変位し、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aの各々が、包装56の対応する部分、例えば、包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第3の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第4の周縁部分及び/または側方部分とにそれぞれ接触しない(すなわち、切り離す)ように変位し得る。
【0020】
図7A及び7Bに図示されるように、押さえ構造12aはまた、形成管74の第2の端72に対して、及び/または第2の形成ボックス12bに対して長手方向に(すなわち、運搬軸14に沿って)平行移動し得る。例えば、押さえ構造12aは、形成管74の第2の端72に向かってもしくはそれから離れて、及び/または第2の形成ボックス12bに向かってもしくはそれから離れて(例えば、上流または下流に)、長手方向に平行移動し得る。いくつかの実施形態では、押さえ構造12aの第1の端16aは、
図7Aに図示されるように、第1の位置94aにおいて、形成管74の第2の端72(または、押さえ構造12aの上流の横方向固定基準軸)から第1の長手方向距離D3にあり得る。
図7Bに図示された第2の位置96aでは、押さえ構造12aの第1の端16aは、形成管74の第2の端72(または、押さえ構造12aの上流の横方向固定基準軸)から第2の長手方向距離D4にあり得、第2の長手方向距離D4は、第1の長手方向距離D3を上回ってもよい。
【0021】
図3A及び3Bを参照すると、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも1つは、単一の一体構造部位であってもよく、または2つ以上の構成部位を備える区分壁であってもよい。より具体的には、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aのすべてが、単一の一体構造部位であってもよく、または第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aのうちの少なくとも1つが、2つ以上の構成部位を備える区分壁であってもよい。例えば、
図3Bの押さえ構造12aの一実施例の第2の位置64a(
図4Bに図示される)では、第3の壁54aの第1の部分は、第1の壁52aに結合され、第3の壁54aの第2の部分は、第2の壁53aに結合された。このように構成されることで、第3の壁54a及び第1の壁52aの第1の部分は、第1の位置62aから第2の位置64aに、そしてそこから回転して変位し、第3の壁54a及び第2の壁53aの第2の部分は、第1の位置62aから第2の位置64aに、そしてそこから回転して変位する。
【0022】
図1及び2を参照すると、装置10は、押さえ構造12aの下流に配設された第1の下流折り曲げバー28をさらに含み、第1の下流折り曲げバー28は、横方向に伸張され得る。第1の下流折り曲げバー28は、包装56の(周縁及び/または側方に対して)上部または下部に接触するように適合された接触部30を有し得る。例えば、接触部30は、包装56の上部または下部に形成された横シール(またはフラップ)の少なくとも一部に接触するように適合されてもよい。
【0023】
第1の下流折り曲げバー28は、第1の位置32(
図1に実線で図示される)と第2の位置34(
図1に破線で図示される)との間で横方向に変位可能であり得る。第1の位置32では、接触部30は、押さえ構造12aの第2の端18aから離間して配設される。より具体的には、第1の位置32において、接触部30の基準点83は、運搬軸14と交差しなくてもよく、または運搬軸14から第1の横方向距離84にあってもよい。第2の位置34において、接触部30は、押さえ構造12aの第2の端18aに配設されるか、またはそれに隣接して配設され、それによって、接触部30(または接触部30の基準点83)が、包装56の上部または下部に形成された横シール(またはフラップ)の一部に接触するか係合するようにされる。例えば、第2の位置34において、接触部30(または接触部30の基準点83)は、包装56の下部に形成された第1の横シール66(またはフラップ)の一部に接触するか係合する。いくつかの実施形態では、第2の位置34において、接触部30の基準点83は、運搬軸14から、第1の横方向距離84を下回る第2の横方向距離85にあってもよい。接触部30の基準点83が、第2の位置34において運搬軸14に交差するかまたはそれと整列された場合、運搬軸14からの第2の横方向距離85は、ゼロであり得る。
【0024】
第1の下流折り曲げバー28は、第2の位置34にあるとき、押さえ構造12aの第2の端18a全体にわたって横方向に延び得る。他の実施形態では、第1の下流折り曲げバー28は、押さえ構造12aの第2の端18aの一部にわたって横方向に延び得る。第1の下流折り曲げバー28は、当技術分野で周知の任意の方法で、第1の位置32から第2の位置34まで(そしてその反対に)延び得る。例えば、第1の下流折り曲げバー28は、平坦または略平坦であってもよく、運搬軸14に対して直角な平面内部で、第1の位置32から第2の位置34まで(そしてその反対に)直線的に平行移動し得る。他の実施形態では、第1の下流折り曲げバー28は、運搬軸14に対して直角な平面内部の第1の位置32から第2の位置34まで(そしてその反対に)回転し得る。さらに他の実施形態では、第1の下流折り曲げバー28は、蝶番結合された横縁を有する2つ以上のプレート(図示せず)を含み得、それによって、第2の位置34において、2つ以上のプレートが協働して平坦形状を形成し、第1の位置32において、2つ以上のプレートのうちの隣接するプレートが、蝶番結合された横縁の周りを回転して、180度を下回る角度(例えば、45度)を形成するようにされる。
【0025】
図7A及び7Bに図示されるように、第1の下流折り曲げバー28はまた、形成管74の第2の端72に対して、及び/または第2の形成ボックス12bに対して長手方向に平行移動し得る。例えば、第1の下流折り曲げバー28は、形成管74の第2の端72に向かってもしくはそれから離れて長手方向に、及び/または第2の形成ボックス12bに向かってもしくはそれから離れて長手方向に平行移動し得る。いくつかの実施形態では、第1の下流折り曲げバー28は、押さえ構造12aに対して長手方向に固定され得、それによって、第1の下流折り曲げバー28が、
図7Aに図示された第1の位置98(例えば、押さえ構造12aが第1の位置94aにあるとき)から、及び
図7Bに図示された第2の位置99(例えば、押さえ構造12aが第2の位置96aにあるとき)から長手方向に平行移動するようにされる。しかしながら、第1の下流折り曲げバー28は、押さえ構造12aに向かってもしくはそれから離れて長手方向に平行移動してもよい。
【0026】
図1を再度参照すると、装置10は、第1及び第2のシールバー68、70を含み得、第1及び第2のシールバー68、70は、押さえ構造12aの第1の端16aの上流に配設される。また、第1及び第2のシールバー68、70は、形成管74の第2の端72の下流に配設されてもよく、それによって、第1及び第2のシールバー68、70が、形成管74の第2の端72と押さえ構造12aの第1の端16aとの間に配設されるようにされる。当技術分野で周知であるように、かつ
図6に図示されるように、形成管74は、運搬軸14に沿って延び得、複数の包装(例えば、包装56)のうちの1つを形成するために用いられるフィルムは、周知の方法で形成管74の周囲に形作られてもよい。加えて、当技術分野で周知であるように、包装56の中に包まれる製品は、周知の方法で、形成管74を通って第2の端の外にでる内部通路を通して、ホッパ(図示せず)から運搬されてもよい。
【0027】
第1及び第2のシールバー68、70は各々、横方向に延び得る線形軸に沿って(例えば、
図1に提供された基準座標系のY軸に沿って)伸張され得、第1及び第2のシールバー68、70の各々は、平行であり得る。第1及び第2のシールバー68、70の各々は、運搬軸14の対向する側に配設され得、第1及び第2のシールバー68、70の各々は、運搬軸14に向かって横方向に(例えば、
図1に提供された基準座標系のX軸と平行な方向に)平行移動し得る。
【0028】
第1及び第2のシールバー68、70は、協働して、包装56の上部または下部に形成された横シール(またはフラップ)を形成し得る。例えば、第1及び第2のシールバー68、70は協働して、包装56の下部に形成された第1の横シール66(またはフラップ)を形成し得る。また、第1及び第2のシールバー68、70は、協働して、包装56の上部に形成された第2の横シール67(またはフラップ)を形成し得る。第1及び第2のシールバー68、70は、任意の周知の方法で、例えばヒートシーリングによって、横シール(例えば、第1の及び/または第2の横シール66、67)を形成し得る。また、第1及び第2のシールバー68、70は、第1の及び/または第2の横シール66、67形成している間、(例えば、
図5B〜5Eに図示されるように)包装56とともに長手方向に平行移動してもよい。例えば、第1及び第2のシールバー68、70は、形成管74の第2の端72に対して、及び/または押さえ構造12aの第1の端16aに対して上向きまたは下向きに、長手方向に平行移動してもよい。
【0029】
図1、8A、及び8Bを再度参照すると、装置10はまた、運搬軸14に沿って第1の端16bから第1の端16bに対向する第2の端18bまで延びる第2の形成ボックス12bを含み得る。第2の形成ボックス12bは、任意の好適な形状または形状の組み合わせを有していてもよく、第2の形成ボックス12bは、押さえ構造12aと物理的かつ機能的に同一であってもよい。例えば、第2の形成ボックス12bは、協働して側方閉鎖容器22bを形成する2つ以上の壁20bを含み得、側方閉鎖容器22bは、包装56を少なくとも部分的に包むように適合されてもよい。
図8Bに図示されるように、第2の形成ボックス12bは、協働して側方閉鎖容器22bを形成する4つの壁−すなわち、第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55b−を含み得、第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55bは、協働して、包装56の側方または周縁部分を完全に取り囲み得る。第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54a、及び第4の壁55bは、すべて平坦または略平坦であってもよく、運搬軸14と整列されてもよい。加えて、第1の壁52bは、第2の壁53bと平行であり得、第2の壁53bから運搬軸14に対して直角方向に、かつ
図8Bの基準座標系のX軸に沿ってオフセットされ得る。第3の壁54bは、第1の壁52bの第1の端部及び第2の壁53bの第1の端部から延び得、第4の壁55bは、第1の壁52bの第2の端部及び第2の壁53bの第2の端部から延び得る。このように構成されることで、第3の壁54bは、第4の壁55bと平行になり得、第4の壁55bから運搬軸14に対して直角方向に、かつ
図8Bの基準座標系のY軸に沿ってオフセットされ得る。
【0030】
図8Bを引き続き参照すると、第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55bの各々は、第2の形成ボックス12bの第1の端16bで頂部外周縁58bを形成し得る。頂部外周縁58bは、運搬軸14に対して直角の平面(すなわち、
図8Bの基準座標系のX−Y平面と平行な平面)に配設され得る。加えて、第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55abの各々は、第2の形成ボックス12bの第2の端18bで底部外周縁58bを形成し得る。底部外周縁60bは、運搬軸14に対して直角の平面(すなわち、
図8Bの基準座標系のX−Y平面と平行な平面)に配設され得、頂部外周縁58bの平面から長手方向にオフセット(すなわち、運搬軸14に沿った方向にオフセット)され得る。
【0031】
図4A及び4Bに図示されるように、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも第1の壁は、2つ以上の壁のうちの第2の壁に対して変位し得る。すなわち、第1の壁52baは、第2の壁53bに対して変位し得、第2の壁53bは、第1の壁53bに対して変位し得、または第1の壁52b及び第2の壁53bの両方が、互いに対して(または運搬軸14に対して)変位し得る。より具体的には、第1の壁52b及び/または第2の壁53bは、第1の位置62b(その一例が
図4Aに図示される)から、第2の位置64b(その一例が
図4Bに図示される)まで変位し得る。第1の位置62bでは、第1の壁52b及び第2の壁53bは、各々運搬軸14から第1の横方向距離D1(すなわち、運搬軸14に対して直角の距離)にあってもよい。第1の位置62bでは、第1の壁52b及び第2の壁53bは、互いに平行であってもよく、または互いに対して角度(例えば、傾斜した角度)をもって配設されてもよい。第2の位置64bでは、第1の壁52b及び第2の壁53bは、各々運搬軸14から第2の横方向距離D2にあってもよく、第2の横方向D2距離は、第1の横方向距離D1を上回ってもよい。
第1の壁52b及び第2の壁53bは、第1及び第2の横方向距離D1、D2が運搬軸14を中心として対称であるように、対称的に動かすことができる。代替的に、第1の壁52b及び第2の壁53bは、第1及び第2の横方向距離D1及びD2が運搬軸14を中心として対称であるように、異なる距離を動かすことができる。またさらなる実施形態では、壁のうちの一方のみを動かすことができるが、他方は定置される。加えて、第1の壁52b及び第2の壁53bは、互いに平行であってもよく、または互いに対して角度(例えば、傾斜した角度)をもって配設されてもよい。
【0032】
図4Aに図示された第1の位置62bでは、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも1つ(例えば、第1の壁52b及び第2の壁53bのうちの少なくとも1つ)は、包装56の一部、例えば包装56の周縁部分及び/または側方部分に接触する。いくつかの実施形態では、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも2つ(例えば、第1の壁52b及び第2の壁53bの各々)が、包装56の対応する部分、例えば包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分とに接触する。いくつかの実施形態では、第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55bの各々は、包装56の対応する部分、例えば、包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第3の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第4の周縁部分及び/または側方部分とにそれぞれ接触する。
【0033】
図4Bに図示された第2の位置64bでは、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも1つ(例えば、第1の壁52b及び第2の壁53bのうちの少なくとも1つ)は、運搬軸14から離れて横方向に(例えば、
図2Aの基準座標系のX軸またはY軸と平行な方向に)変位し、第2の位置64bでは、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも1つが、包装56の一部、例えば包装56の周縁部分及び/または側方部分に接触しない(すなわち、切り離す)ように変位し得る。いくつかの実施形態では、第2の部分64bでは、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも2つ(例えば、第1の壁52b及び第2の壁53bの各々)が、運搬軸14から離れて横方向に変位し、第2の位置64bでは、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも2つが、包装56の対応する部分、例えば、包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分とに接触しない(すなわち、切り離す)ように変位し得る。他の実施形態では、第2の位置64bでは、第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55bの各々が、運搬軸14から離れて横方向に変位し、第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55bの各々が、包装56の対応する部分、例えば、包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第3の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第4の周縁部分及び/または側方部分とにそれぞれ接触しない(すなわち、切り離す)ように変位し得る。
【0034】
第2の形成ボックス12bは、形成管74の第2の端72に対して、及び/または押さえ構造12aに対して長手方向に固定され得る。しかしながら、
図9A及び9Bに図示されるように、第2の形成ボックス12bは、形成管74の第2の端72に対して、及び/または押さえ構造12aに対して長手方向に平行移動し得る。例えば、第2の形成ボックス12bは、形成管74の第2の端72に向かってもしくはそれから離れて、及び/または押さえ構造12aに向かってもしくはそれから離れて、長手方向に平行移動し得る。いくつかの実施形態では、第2の形成ボックス12bの第1の端16bは、
図9Aに図示されるように、第1の位置94bにおいて、形成管74の第2の端72(または、押さえ構造12aの上流の横方向固定基準軸)から第1の長手方向距離D5にあり得る。
図9Bに図示された第2の位置96bでは、第2の形成ボックス12bの第1の端16aは、形成管74の第2の端72(または、押さえ構造12aの上流の横方向固定基準軸)から第2の長手方向距離D6にあり得、第2の長手方向距離D6は、第1の長手方向距離D4を上回ってもよい。
【0035】
図8A及び8Bを参照すると、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも1つは、単一の一体構造部位であってもよく、または2つ以上の構成部位を備える区分壁であってもよい。より具体的には、第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55bのすべてが、単一の一体構造部位であってもよく、または第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55bのうちの少なくとも1つが、2つ以上の構成部位を備える区分壁であってもよい。例えば、
図4Bの第2の形成ボックス12bの一実施例の第2の位置64bでは、第3の壁54bの第1の部分は、第1の壁52bに結合され、第3の壁54bの第2の部分は、第2の壁53bに結合された。このように構成されることで、第3の壁54b及び第1の壁52bの第1の部分は、第1の位置62bから第2の位置64bに、そしてそこから回転するかまたは側方に変位し、第3の壁54b及び第2の壁53bの第2の部分は、第1の位置62bから第2の位置64bに、そしてそこから回転するかまたは側方に変位する。
【0036】
図1を参照すると、装置10は、構造及び機能において第1の下流折り曲げバー28と同一であり得る第1の上流折り曲げバー36をさらに含む。第1の上流折り曲げバー36は、第1の下流折り曲げバー28の下流に配設されてもよく、第2の形成体12bの第1の端16bの上流であってもよい。第1の上流折り曲げバー36は、横方向に伸張され得る。第1の上流折り曲げバー36は、包装56の(周縁及び/または側方に対して)上部または下部に接触するように適合された接触部38を有し得る。例えば、接触部38は、包装56の上部または下部に形成された横シール(またはフラップ)の少なくとも一部に接触するように適合されてもよい。
【0037】
第1の上流折り曲げバー36は、
図1に図示されるように第1の位置40と第2の位置42との間で横方向に変位可能であり得る。第1の位置40では、接触部38は、第2の形成ボックス12bの第1の端16bから離間して配設される。より具体的には、第1の位置40において、接触部38の基準点86は、運搬軸14と交差しなくてもよく、または運搬軸14から第1の横方向距離87にあってもよい。第2の位置42において、接触部38は、第2の形成ボックス12bの第1の端16bに配設されるか、またはそれに隣接して配設され、それによって、接触部38(または接触部38の基準点86)が、包装56の上部または下部に形成された横シール(またはフラップ)の一部に接触するかまたは係合するようにされる。例えば、第2の位置42において、接触部38(または接触部38の基準点83)は、包装56の下部に形成された第2の横シール67(またはフラップ)の一部に接触するか係合する。いくつかの実施形態では、第2の位置42において、接触部38の基準点86は、運搬軸14から、第1の横方向距離87を下回る第2の横方向距離88にあってもよい。接触部38の基準点86が、第2の位置42において運搬軸14に交差するかまたはそれと整列された場合、運搬軸14からの第2の横方向距離87は、ゼロであり得る。
【0038】
第1の上流折り曲げバー36は、第2の位置42にあるとき、第2の形成ボックス12bの第1の端16b全体にわたって横方向に延び得る。他の実施形態では、第1の上流折り曲げバー36は、第2の形成ボックス12bの第1の端16bの一部にわたって横方向に延び得る。第1の上流折り曲げバー36は、当技術分野で周知の任意の方法で、第1の位置40から第2の位置42まで(そしてその反対に)延び得る。例えば、第1の上流折り曲げバー36は、平坦または略平坦であってもよく、運搬軸14に対して直角な平面内部の第1の位置40から第2の位置42まで(そしてその反対に)直線的に平行移動し得る。他の実施形態では、第1の上流折り曲げバー36は、運搬軸14に対して直角な平面内部の第1の位置40から第2の位置42まで(そしてその反対に)回転し得る。他の実施形態では、第1の上流折り曲げバー36は、蝶番結合された横縁を有する2つ以上のプレートを含み得、それによって、第2の位置42において、2つ以上のプレートが協働して平坦形状を形成し、第1の位置40において、2つ以上のプレートのうちの隣接するプレートが、蝶番結合された横縁の周りを回転して、180度を下回る角度(例えば、45度)を形成するようにされる。
【0039】
図10A及び10Bに図示されるように、第1の下流折り曲げバー36はまた、形成管74の第2の端72に対して、及び/または押さえ構造12aならびに/もしくは第2の形成ボックス12bに対して、長手方向に平行移動し得る。例えば、第1の下流折り曲げバー36は、形成管74の第2の端72に向かってもしくはそれから離れて長手方向に、及び/または押さえ構造12aならびに/もしくは第2の形成ボックス12bに向かってもしくはそれから離れて長手方向に平行移動し得る。いくつかの実施形態では、第1の下流折り曲げバー36の一部は、
図10Aに図示されるように、第1の位置100において、形成管74の第2の端72(または、押さえ構造12aの上流の横方向固定基準軸)から第1の長手方向距離D7にあり得る。
図10Bに図示された第2の位置101では、第1の下流折り曲げバー36の一部は、形成管74の第2の端72(または、押さえ構造12aの上流の横方向固定基準軸)から第2の長手方向距離D8にあり得、第2の長手方向距離D8は、第1の長手方向距離D7を下回ってもよい。
【0040】
図1を再度参照すると、装置10は、構造及び機能において第1の下流折り曲げバー28及び/または第1の上流折り曲げバー36と同一であり得る第2の下流折り曲げバー44をさらに含む。第2の下流折り曲げバー44は、第2の形成体12bの第2の端18bの流に配設されてもよい。第2の下流折り曲げバー44は、横方向に伸張され得る。第2の下流折り曲げバー44は、包装56の(周縁及び/または側方に対して)上部または下部に接触するように適合された接触部46を有し得る。例えば、接触部46は、包装56の上部または下部に形成された横シール(またはフラップ)の少なくとも一部に接触するように適合されてもよい。
【0041】
第2の下流折り曲げバー44は、
図1に図示された、第1の位置48と第2の位置50との間で横方向に変位可能であり得る。第1の位置48では、接触部46は、第2の形成ボックス12bの第2の端18bから離間して配設される。より具体的には、第1の位置48において、接触部46の基準点89は、運搬軸14と交差しなくてもよく、または運搬軸14から第1の横方向距離90にあってもよい。第2の位置50において、接触部46は、第2の形成ボックス12bの第2の端18bに配設されるか、またはそれに隣接して配設され、それによって、接触部46(または接触部46の基準点89)が、包装56の上部または下部に形成された横シール(またはフラップ)の一部に接触するかまたは係合するようにされる。例えば、第2の位置50において、接触部46(または接触部46の基準点)は、包装56の下部に形成された第1の横シール66(またはフラップ)の一部に接触するか係合する。いくつかの実施形態では、第2の位置50において、接触部46の基準点89は、運搬軸14から、第1の横方向距離90を下回る第2の横方向距離91にあってもよい。接触部46の基準点89が、第2の位置50において運搬軸14に交差するかまたはそれと整列された場合、運搬軸14からの第2の横方向距離91は、ゼロであり得る。
【0042】
第2の下流折り曲げバー44は、第2の位置50にあるとき、第2の形成ボックス12bの第2の端18b全体にわたって横方向に延び得る。他の実施形態では、第2の下流折り曲げバー44は、第2の形成ボックス12bの第2の端18bの一部にわたって横方向に延び得る。第2の下流折り曲げバー44は、当技術分野で周知の任意の方法で、第1の位置48から第2の位置50まで(そしてその反対に)延び得る。例えば、第2の下流折り曲げバー44は、平坦または略平坦であってもよく、運搬軸14に対して直角な平面内部の第1の位置48から第2の位置50まで(そしてその反対に)直線的に平行移動し得る。他の実施形態では、第2の下流折り曲げバー44は、運搬軸14に対して直角な平面内部の第1の位置48から第2の位置50まで(そしてその反対に)回転する。他の実施形態では、第2の下流折り曲げバー44は、蝶番結合された横縁を有する2つ以上のプレートを含み得、それによって、第2の位置50において、2つ以上のプレートが協働して平坦形状を形成し、第1の位置48において、2つ以上のプレートのうちの隣接するプレートが、蝶番結合された横縁の周りを回転して、180度を下回る角度(例えば、45度)を形成するようにされる。
【0043】
図9A及び9Bに図示されるように、第2の下流折り曲げバー44はまた、形成管74の第2の端72に対して、及び/または押さえ構造12aならびに/もしくは第2の形成ボックス12bに対して、長手方向に平行移動し得る。例えば、第2の下流折り曲げバー44は、形成管74の第2の端72に向かってもしくはそれから離れて長手方向に、及び/または押さえ構造12aに向かってもしくはそれから離れて長手方向に平行移動し得る。いくつかの実施形態では、第2の下流折り曲げバー44は、第2の形成ボックス12bに対して長手方向に固定され得、それによって、第2の下流折り曲げバー44が、
図9Aに図示された第1の位置102(例えば、第2の形成ボックス12bが第1の位置94bにあるとき)から、及び
図9Bに図示された第2の位置103(例えば、第2の形成ボックス12bが第2の位置96bにあるとき)から長手方向に平行移動するようにされる。しかしながら、第1の下流折り曲げバー28は、第2の形成ボックス12bに向かってもしくはそれから離れて長手方向に平行移動してもよい。
【0044】
先に論じられたように、装置10は、
図11Aに図示された可搬式であるフレームアセンブリ76上に設けられることができ、装置10が、
図6に図示された従来の包装機械104を有する構成の中に、そしてその外に移動されることが可能になり、これは、形成管74及び協働してフィルムのロールから包装56を少なくとも部分的に形成する他の周知の形成機能を含み得る。フレームアセンブリ76は、可動性を促進するための2つ以上のローラまたはキャスタ106を含み得る。さまざまな実施形態のさまざまな図が、
図11A〜11Rに図示される。
図11A〜11Rは、装置及びその可搬性を例証するために、形成管等の従来の包装機械104の要素がないフレームアセンブリ及び装置の一部を図示する。
【0045】
使用時、装置10を用いて、複数の包装56、例えば第1の包装56a及び続いて形成された第2の包装56bを形成し得、これらは同一であることができ、
図4A及び4Bに図示されている。具体的には、第1の包装56aは、周知の方法で形成され得、
図2、4A、及び4Bに図示されるように、押さえ構造12aの側方閉鎖容器22a内部に少なくとも部分的に配設され得る。しかしながら、第1の包装56aは、押さえ構造12aの側方閉鎖容器22a内部に少なくとも部分的に形成されてもよく、かつ少なくとも部分的に配設されてもよい。部分的に形成された第1の包装56aは、第1の包装56aの形成された側方または周縁部分(これらは、周知の方法で形成管74に沿って形成されかつ長手方向にシールされ得る)に加えて、
図4Aに図示されるように、包装56aの下部に形成された第1の横シール66a(またはフラップ)を含み得る。第1の包装56aの第1の横シール66a(またはフラップ)は、第1及び第2のシールバー68、70によって形成され得る。第1の包装56aは、第1の包装軸78a第1の端80aから第1の端80aに対向する第2の端82aまで延び得、第1の横シール66a(またはフラップ)は、第2の端82aに配設されるか、またはそれに隣接して配設され得る。第1の包装56aが側方閉鎖容器22a内部に少なくとも部分的に配設されると、第1の包装56aの第2の端82aは、押さえ構造12aの第2の端18aに隣接し得る。いくつかの実施形態では、第1の包装軸78aは、運搬軸14と平行であるか、またはそれと整列されてもよい。
【0046】
第1の包装56aが、側方閉鎖容器22a内部に少なくとも部分的に配設される前かまたは配設されると、第1の下流折り曲げバー28は、
図5A及び5Bに図示されるように、第1の下流折り曲げバー28の接触部30(または第1の下流折り曲げバー28の接触部30の基準点83)が運搬軸14から第1の横方向距離84にある第1の位置32から、第1の下流折り曲げバー28の接触面30(または第1の下流折り曲げバー28の接触部30の基準点83)が運搬軸14から第2の横方向距離85にあり、かつ押さえ構造12aの第2の端18a隣接し得る第2の位置34まで、横方向に(すなわち、運搬軸14に対して直角に)変位され得る。第2の位置34では、接触部30(基準点83にあるかまたはそれに隣接している)は、第1の包装の第2の端に配設された底部フラップ66aに圧力を印加する。この圧力は、第1及び第2のシールバー68、70によって移送される第1の横シール66の材料内の残留熱とともに、シールを折り曲げて、第1の包装56aの下部の材料に、第1の横シール66をシールする。
【0047】
第1の下流折り曲げバー28が第1の位置32から第2の位置34まで平行移動した後(またはそれにつれて)、協働して押さえ構造12aの側方閉鎖容器22aを形成する2つ以上の壁20aのうちの少なくとも1つが、運搬軸14に向かって変位し、それによって、
図5A及び5Bに図示されるように、2つ以上の壁20のうちの少なくとも1つが、第1の包装56aの側方部分に接触するようにされる。いくつかの実施形態では、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも2つ(例えば、第1の壁52a及び第2の壁53aの各々)が、包装56aの対応する部分、例えば、包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分に接触する。いくつかの実施形態では、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aの各々が、包装56の対応する部分、例えば、包装56の第1の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第2の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第3の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第4の周縁部分及び/または側方部分とにそれぞれ接触する。
【0048】
2つ以上の壁20aのうちの少なくとも1つが運搬軸14に向かって変位した後(またはそれにつれて)、第1のシールバー68及び第2のシールバー70の各々は、運搬軸14に向かって変位し、
図5A及び5Bに図示されるように、第1の包装56aの第1の端80の一部をシールして、第1の包装56aの上部に形成された第2の横シール67(すなわち、頂部フラップ)を形成する。そして、第1のシールバー68及び第2のシールバー70は、下流に向かって長手方向に変位し、
図5B〜5Eに図示されるように第1の包装56aの第1の端80の一部をシールし得る。そして、第1のシールバー68及び第2のシールバー70は、
図5E及び5Fに図示されるように、運搬軸14から離れて変位し得る。
図5E及び5Fに図示されるように、切断操作は、第2の横シール67aの横部分を横方向に切断し、別個かつ完全に形成された第1の包装56aを形成し得る。切断操作は、第1のシールバー68及び第2のシールバー70が運搬軸14に向かって変位するにつれて、もしくはその前後に(または、第1のシールバー68及び第2のシールバー70が第2の横シール67aを形成するにつれて、またはその前後に行われてもよい。
【0049】
第1のシールバー68及び第2のシールバー70が、第2の横シール67aを形成するために運搬軸14に向かって平行移動する前かまたは平行移動すると、第1の折り曲げボックス12a及び第1の下流折り曲げバー28は、
図5A及び5Bに図示されるように、上流に向かって長手方向に変位し、第1の包装56aを適切に整列し得る。第1のシールバー68及び第2のシールバー70が第2の横シール67を形成し、下流に向かって長手方向に平行移動する間、第1の折り曲げボックス12a及び第1の下流折り曲げバー28は、
図5B〜5Eに図示されるように、第1のシールバー68及び第2のシールバー70と同じ速度の割合で、下流に向かって長手方向に変位し得る。
【0050】
切断操作か、または第1のシールバー68及び第2のシールバー70が第2の横シール67を形成するかのいずれかまたは両方の間にわたり(またはその後)、第1の下流折り曲げバー28は、第2の位置34から第1の位置32まで横方向に変位し得る(または変位し始め得る)。第1の下流折り曲げバー28が第1の位置32に達すると、第1の包装56aは、第2の折り曲げボックス12bに向かって(重力の影響下で、及び任意には、図示しない1つ以上のガイドを通して)変位するか、または変位し始め得る。
【0051】
第1の包装56aが、第2の折り曲げボックス12bに向かって第1の折り曲げボックス12aの外へ変位するかまたは変位し始めると、またはその前に、第1の上流折り曲げバー36は、
図5A〜5C及び5J〜5Lに図示されるように、第2の位置42にあり得る(または、第1の位置40から第2の位置42まで変位し得る)。加えて、第1の包装56aが第2の折り曲げボックス12bに向かって変位するかまたは変位し始めるときに、またはその前に、第2の下流折り曲げバー44は、
図5B〜5C及び5G〜5Mに図示されるように、第2の位置50にあり得る(または、第1の位置48から第2の位置50まで変位し得る)。
【0052】
第2の下流折り曲げバー44が第1の位置48から第2の位置50まで平行移動した後(またはそれにつれて)、かつ第1の上流折り曲げバー36が第1の位置40にある後かまたはそのとき、協働して第2の形成ボックス12bの側方閉鎖容器22bを形成する2つ以上の壁20bのうちの少なくとも1つが、運搬軸14から離れて変位し得、それによって、
図5Hに図示されるように、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも1つが、第1の包装56aを受け入れるように適合される。いくつかの実施形態では、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも2つが、運搬軸14から離れて変位する。いくつかの実施形態では、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aの各々が、運搬軸14から離れて変位する。
【0053】
第1の下流折り曲げバー28が第2の位置34から第1の位置32まで平行移動した後(またはそれにつれて)、第1の包装54はその後、下流に向かって長手方向に平行移動し得、それによって、
図5G〜5Jに図示されるように、第1の包装56aが、第2の形成ボックス12bの側方閉鎖容器22b内部に少なくとも部分的に配設されるようにされる。第1の包装56aの第2の端82が、第2の下流折り曲げバー44(第2の位置50にある)の接触部46に係合された後、または係合されると、協働して第2の形成ボックス12bの側方閉鎖容器22bを形成する2つ以上の壁20bのうちの少なくとも1つが、運搬軸14に向かって変位し得、それによって、
図5J及び5Kに図示されるように、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも1つが、第1の包装56aの側方部分に接触するようにされる。いくつかの実施形態では、2つ以上の壁20bのうちの少なくとも2つ(例えば、第1の壁52b及び第2の壁53bの各々)は、第1の包装56aの対応する部分、例えば第1の包装56aの第1の周縁部分及び/または側方部分と、第1の包装56aの第2の周縁部分及び/または側方部分とに接触する。いくつかの実施形態では、第1の壁52b、第2の壁53b、第3の壁54b、及び第4の壁55bの各々は、第1の包装56aの対応する部分、例えば第1の包装56aの第1の周縁部分及び/または側方部分と、第1の包装56aの第2の周縁部分及び/または側方部分と、第1の包装56aの第3の周縁部分及び/または側方部分と、第1の包装56aの第4の周縁部分及び/または側方部分とにそれぞれ接触する。
【0054】
第1の包装56aが側方閉鎖容器22b内部に少なくとも部分的に配設された後、またはそれにつれて、第1の上流折り曲げバー36は、第1の位置40から、第1の上流折り曲げバー36の接触面38(または第1の上流折り曲げバー36の接触部38の基準点86)が第2の形成ボックス12bの第1の端16bに隣接し得る第2の位置42まで変位され得る。また、第1の上流折り曲げバー36が、
図5K及び5Lに図示されるように、第1の位置40から第2の位置42まで変位された後、またはそれにつれて、第1の上流折り曲げバー36は、下流に向かって長手方向に(
図10A及び10Bの第2の位置101から第1の位置100まで)平行移動し得る。このように、第1の上流折り曲げバー36の接触面38は、長手方向に進み、第1の包装56aの第1の端80aに配設された頂部フラップ67aと接触する。第2の位置42では、接触部38(基準点86にあるかまたはそれに隣接している)は、第1の包装56aの第1の端80aに配設された頂部フラップ67aに圧力を印加する。この圧力は、第1及び第2のシールバー68、70によって移送される第2の横シール67の材料内の残留熱とともに、シールを折り曲げて、第1の包装56aの上部の材料に、第2の横シール67をシールする。
【0055】
図5Lに図示されるように、第1の包装56aが第2の形成ボックス12bの側方閉鎖容器22b内部に少なくとも部分的に配設されるにつれ、また第1の上流折り曲げバー36が第2の位置42にあるとき、第2の下流折り曲げバー44は、第2の下流折り曲げバー44の接触部46(または接触部46の基準点89)が、運搬軸14から第2の横方向距離90にあり、第2の形成ボックス12bの第2の端18bに隣接し得る第2の位置50にあり得る。第2の位置50では、接触部46(基準点89にあるかまたはそれに隣接している)は、第1の包装56aの第2の端82に配設された頂部フラップ66aに圧力を印加し、このことは、折り曲げられた第2の横シールに折り目を設定することを、またさまざまな実施形態では、対応するパネルの可撓性材料と、第1の下流折り曲げバー28が第2の横シールを折り曲げたときに付与された第2の横シールとの間にヒートシールを設定することを助けることができる。また、第2の下流折り曲げバー44は、第1の上流折り曲げバー36を動かしている間、包装の重量を支える。第1の上流折り曲げバー36は、第2の位置まで動かされて、第1の横シールに係合し、包装に圧力を印加する。この圧力は、第1及び第2のシールバー68、70によって移送される第1の横シール66の材料内の残留熱とともに、シール66が延びるパネルに向かって折り曲げ、そしていくつかの実施形態では、第1の包装56aの下部の材料に第1の横シール66を取り付ける。
【0056】
第2の下流折り曲げバー44が、第2の位置50にあり、第1の包装56aの第2の端82に配設された底部フラップ66に圧力を印加した後、第2の下流折り曲げバー44はその後、5B〜5Dに図示されるように、第1の位置48まで平行移動する。第2の下流折り曲げバー44が、第1の位置48に達すると、第1の包装56aは、コンベヤ108(
図6に図示される)またはさらなる処理または包装のための他の運搬デバイスに向かって(重力の影響下で、及び任意には図示しない1つ以上のガイドを通して)変位するか、または変位し始め得る。
【0057】
切断操作、または第1のシールバー68及び第2のシールバー70が第1の包装56aの第2の横シール67aを形成すると、第1のシールバー68及び第2のシールバー70は、
図5E及び5Fに図示されるように、第2の包装56bの第1の横シール66bを形成し得る。先に述べられかつ
図5Gに図示されるように、第1の包装56aが押さえ構造12aから第2の形成ボックス12bに向かって平行移動した後、またはそのとき(例えば、第1の包装56aの第1の端80が、押さえ構造12aの第2の端18aの下流にあるとき)、第1の下流折り曲げバー28は、
図5A及び5Bに図示されるように、第1の位置32から第2の位置34まで平行移動し得る(または平行移動し始め得る)。
【0058】
第1の下流折り曲げバー28が第1の位置32にある間、完全に形成された(または少なくとも部分的に形成された)第2の包装56bは、
図5J〜5Mに図示されるように、押さえ構造12aの側方閉鎖容器22a内部に少なくとも部分的に配設され得る。
図4A及び4Bを参照すると、部分的に形成された第2の包装56bは、第2の包装56bの形成された側方または周縁部分(これは、周知の方法で、形成管74に沿って形成され長手方向にシールされる)に加えて、第1の横シール66b(またはフラップ)の下部に形成された第2の包装56bを含み得る。第2の包装56bの第1の横シール66b(またはフラップ)は、第1及び第2のシールバー68、70によって形成され得る。第2の包装56bは、第1の包装軸78に沿って第1の端80から第1の端80に対向する第2の端82まで延び得、第1の横シール66(またはフラップ)は、第2の端82に配設されるか、またはそれに隣接して配設され得る。第2の包装56bが側方閉鎖容器22a内部に少なくとも部分的に配設されると、第2の包装56bの第2の端82は、押さえ構造12aの第2の端18aに隣接し得る。いくつかの実施形態では、第2の包装56bの包装軸78は、運搬軸14と平行であるか、またはそれと整列されてもよい。
【0059】
第2の包装56bが、押さえ構造12aの側方閉鎖容器22aの内部に少なくとも部分的に配設される前かまたは配設されると、
図5F及び5Gにおける第1の包装56aを参照して先に説明され例証されたように、協働して押さえ構造12aの側方閉鎖容器22aを形成する2つ以上の壁20aのうちの少なくとも1つが、運搬軸14から離れて変位する。第1の下流折り曲げバー28は、(第1の包装56a
図5A及び5Bを参照して先に説明され例証されたように)第1の位置32から第2の位置34まで続いて横方向に変位し得る。
【0060】
第1の下流折り曲げバー28が第1の位置32から第2の位置34まで横方向に変位するにつれて、もしくはその後、及び/または第2の包装56bの第2の端82が第1の下流折り曲げバー28の接触部30に接触したとき、もしくはその後、協働して押さえ構造12aの側方閉鎖容器22aを形成する2つ以上の壁20aのうちの少なくとも1つが、運搬軸14に向かって変位し、それによって、2つ以上の壁20のうちの少なくとも1つが、第2の包装56bの側方部分(
図5A及び5Bに図示された第1の包装56aと略同一の方法で)接触するようにされる。いくつかの実施形態では、2つ以上の壁20aのうちの少なくとも2つ(例えば、第1の壁52a及び第2の壁53aの各々)が、第2の包装56bの対応する部分、例えば、第2の包装56bの第1の周縁部分及び/または側方部分と、第2の包装56bの第2の周縁部分及び/または側方部分とに接触する。いくつかの実施形態では、第1の壁52a、第2の壁53a、第3の壁54a、及び第4の壁55aの各々が、第2の包装56bの対応する部分、例えば、第2の包装56bの第1の周縁部分及び/または側方部分と、第2の包装56bの第2の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第3の周縁部分及び/または側方部分と、包装56の第4の周縁部分及び/または側方部分とにそれぞれ接触する。
【0061】
2つ以上の壁20aのうちの少なくとも1つが運搬軸14に向かって変位した後(またはそれにつれて)、第1のシールバー68及び第2のシールバー70の各々は、運搬軸14に向かって変位し、第2の包装56bの第1の端80の一部を(
図5A及び5Bに図示された第1の包装56aと同一の方法で)シールして、第2の包装56bの上部に形成された第2の横シール67b(すなわち、頂部フラップ)を(
図5A及び5Bに図示された第1の包装56aと同一の方法で)形成する。そして、第1のシールバー68及び第2のシールバー70は、運搬軸14から離れて横方向に変位し得る。第1のシールバー68及び第2のシールバー70が、第2の横シール67bを形成するために運搬軸14に向かって平行移動する前かまたは平行移動すると、第1の折り曲げボックス12a及び第1の下流折り曲げバー28は、上流に向かって長手方向に変位し、第2の包装56bを(
図5A及び5Bに図示された第1の包装56aと略同一の方法で)適切に整列し得る。第1のシールバー68及び第2のシールバー70が第2の横シール67bを形成し、下流に向かって長手方向に平行移動する間、第1の折り曲げボックス12a及び第1の下流折り曲げバー28は、
図5B〜5Eに図示されるように、(
図5B〜5Eと同一の方法で)第1のシールバー68及び第2のシールバー70と同じ速度で下流に向かって長手方向に変位し得る。切断操作は、(
図5Fに図示された第1の包装56aと同一の方法で)第2の横シール67の横部分を横方向に切断し、別個かつ完全に形成された第2の包装56bを形成し得る。切断操作は、第1のシールバー68及び第2のシールバー70が運搬軸14に向かって変位するにつれて、もしくはその前後に(または、第1のシールバー68及び第2のシールバー70が第2の横シール67を形成するにつれて、またはその前後に行われてもよい。
【0062】
切断操作か、または第1のシールバー68及び第2のシールバー70が第2の横シール67bを形成するかのいずれかまたは両方の間にわたり(またはその後)、第1の上流折り曲げバー36が、
図5E及び5Fに図示されるように、第2の位置42から第1の位置40まで変位された後かまたはそのときに、第1の上流折り曲げバー36もまた、上流に向かって長手方向に(
図10A及び10Bの第1の位置100から第2の位置101まで)平行移動し得る。また、切断操作か、または第1のシールバー68及び第2のシールバー70が第2の横シール67bを形成するかのいずれかまたは両方の間にわたり(またはその後)、第1の下流折り曲げバー28は、
図5E〜5Gに図示されるように、第2の位置34から第1の位置32まで横方向に変位し得る(または変位し始め得る)。第1の下流折り曲げバー28が第1の位置32に達すると、第2の包装56bは、(
図5Gに図示された第1の包装56aと同一の方法で)第2の折り曲げボックス12bに向かって(重力の影響下で、及び任意には、図示しない1つ以上のガイドを通して)変位するか、または変位し始め得る。いったん第2の包装56bが、第2の折り曲げボックス12bの側方閉鎖容器22b内部に少なくとも部分的に配設されれば、プロセスは、第1の包装56aが第2の折り曲げボックス12bの側方閉鎖容器22b内部に少なくとも部分的に配設されたときのものと略同一である。
【0063】
当業者には、切断操作のときか、または第1のシールバー68及び第2のシールバー70が第2の包装56bの第2の横シール67を形成するときに、第1のシールバー68及び第2のシールバー70が、第3の包装56cの第1の横シール66を形成し得ることが認識されよう。第2の包装56bが、先に説明されたように、第1の折り曲げボックス12aから第2の形成ボックス12bに向かって平行移動するとき(例えば、第2の包装56bの第1の端80が、押さえ構造12aの第2の端18aの下流にあるとき)、第1の下流折り曲げバー28は、第1の位置32から第2の位置34まで平行移動し得る(または平行移動し始め得る)。第1の下流折り曲げバー28が第2の位置34にあるとき、またはその後、第3の包装56cは、押さえ構造12aの側方閉鎖容器22a内部に少なくとも部分的に配設され得、プロセスは、先に説明された第2の包装56bのものに対するものと同じである。
【0064】
当業者には、装置10は、先に説明されたように、包装が、例えば第1及び第2のシールバー68、70によって移送される第1の横シール66a及び/または第2の横シール67aの材料内の残留熱とともに、折り曲げバーによって圧縮されるときに生成される内部包装圧力を用いて、シールを折り曲げ、任意には第1及び第2の横シール66a、67aを第1の包装56aの下部及び/または上部の材料に取り付ける、高速の可動シーリング機械を提供することが認識されよう。横方向シール66a、67aが、包装56aの本体に留め付けられ、横方向シール66a、67aが、包装56aの本体上に略平らに−かつ、本体に対して垂直ではないかまたは傾斜せず−位置するため、頂部及び底部の横方向シール66a、67aは、出荷用に箱詰めされたときに破損または変形せず、また箱詰めされたときのスペースの問題が生じない。
インターフェースを有する装置
【0065】
図12及び13を参照すると、一実施形態によれば、包装を形成するための装置100は、立法体または直方体形状を有する包装を生成するためのインターフェース102を含むことができる。インターフェース102は、例えば連続動作垂直フォームフィルシール包装機械を含む、周知の包装機械104に関連して用いられるように構成されることができる。連続動作垂直フォームフィルシール包装機械の一例は、Triangle Model XYT15 Vertical−Form−FillSeal袋詰めMachineである。そのような従来の袋詰め機械は、従来的には、例えば包装の底部が略平らであるゲーベルトップ包装を生産することができる。しかしながら、そのような従来の包装機械は、立法体または直方体の包装を形成することが可能ではない。本明細書の実施形態によるインターフェース102は、直方体包装を形成するためのそのような従来の機械に関連して作動するように適合されることができる。従来の包装機械は、従来と同様な単一の軸とは反対に、2つの軸で動かすフラップ折り曲げバーを含むように、さまざまな実施形態で変更されることができる。前述の実施形態のいずれかにおいては、例えばインターフェースのフラップ折り曲げプレート130について説明されたような、2つの軸運動を用いて、本開示の包装機械の説明されたフラップ折り曲げ機構のいずれかのために用いることができる。さまざまな実施形態では、2つの軸運動は、軸の単独制御を単独で可能にするアクチュエータによって制御されることができる。これは、折り曲げたときのさらなる可撓性を可能にすることができ、このことは、形成プロセスと、最終的には包装の形状/構造とを改善することができる。
【0066】
一実施形態によれば、
図12及び13に図示されるように、インターフェース102は、従来の包装機械104の真下に入るように構成されることができ、それによって、包装が従来の袋詰め機械からインターフェースまで途切れなく移送されるようになる。インターフェース102が包装機械の真下に配設される実施形態は、有利には、付加的なデバイスまたは移送工程の必要なく、包装が包装機械104の最終ステージからインターフェース102の中に落とされることを可能にする。しかしながら、本明細書では、包装を包装機械からインターフェースに移送するために、コンベヤまたは他の移送デバイスを利用する設備を含む、インターフェースの他の配置が意図される。また、インターフェースは、包装機械と一体にされて、単一の分離可能でない包装機械ユニットを提供することができることが意図される。
【0067】
図14を参照すると、一実施形態によれば、インターフェースは、回転軸上に配設された複数の形成ボックス112を収容し、形成ボックス112がインターフェース102の多数のステーションを通して概ね円を描くように平行移動することを可能にする回転ユニット106を含むことができる。さまざまな実施形態では、形成ボックス112は、円を描くように形成ボックスを回転させる回転プレート108に取り付けられることができる。プレート108を回転させるための任意の好適な手段を用いることができる。例えば、回転プレートは、サーボ駆動されることができる。そのような実施形態では、回転プレート108は、サーボモータへの接続のためのサーボモータギアボックスに接続される駆動シャフトを含むことができるか、または駆動シャフトに取り付けられることができる。
【0068】
上記で説明された形成ボックス構成のいずれかを、インターフェースで用いることができる。
図15を参照すると、一実施形態では、形成ボックス112は、第1及び第2の分離可能な部分116、118を含む。部分116、118は、両方が可動であることができるか、または概部分のうちの一方のみが可動であることができる。例えば、第1の部分116は、固定位置にあって、回転プレート108の移動とともに回転することができ、一方で第2の部分は、第1の部分116と係合及び脱係合するように可動であるのに加えて、回転プレート108運動とともに回転する。
図15を参照すると、一実施形態では、形成ボックス112の第2の部分116は、第2の部分116を二次的運動で第1の部分と係合及び脱係合するよう案内するカムアセンブリ120に接続されることができる。
【0069】
カムアセンブリ120は、回転プレート108の真下に配設されたガイドの中に入るカム従動子を含む。例えば、一実施形態では、回転ユニット106は、形成ボックス112のうちの少なくともいくつかの真下に入り、形成ボックス112の底壁を画定するデッドプレート110を含むことができる。
図16を参照すると、デッドプレート110は、カム従動子が入り、それによって回転ユニット106の周囲での形成ボックス112の二次的運動を画定するガイド114を含むことができる。形成ボックスが異なるステーションに近づくにつれて、第2の部分118の位置は、カム従動子がガイド114に沿って進行するに従って調節される。ガイド114の経路を用いて、回転ユニット106の所与のステーションで、形成ボックスの第2の部分118の位置を画定することができる。例えば、第1のステーション122では、包装は、包装機械から形成ボックス112の中に受け入れられることができる。形成ボックス112は、包装が形成ボックス112内部に落ちることを可能にするために、第1及び第2の部分が分離される包装受け入れ位置または開位置にあることができる。形成ボックス112が第2の位置124に移送されると、第2の部分118は、第1の部分116との係合状態に案内され、後に続く処理中に包装の周囲にtight fightを提供することができる。形成ボックス112が最終ステーション(図中に第4のステーション128として示される)に近づくと、第2の部分118は、再度第1の部分116から離れて案内され、形成ボックス112が開かれ、包装が回転ユニット106を出ることが可能になることができる。
図15を参照すると、第1のステーション122における形成ボックスは、開位置で示され、一方で第2のステーション124における形成ボックス112は、閉位置で示される。
【0070】
ガイド114の経路は、ステーションの数及び所与のステーションにおける形成ボックス112の所望の位置によって、任意の好適な形状にすることができる。形成ボックス112の部分116、118は、任意の好適な数の位置に動かされることができる。一実施形態では、形成ボックスは、開位置と閉位置との間で動かされる。別の実施形態では、形成ボックス112の部分116、118は、当該部分がわずかに分離される包装受け入れ位置と、当該部分が包装をしっかりと押さえるようにともに保持される包装押さえ位置と、当該部分が包装受け入れ位置よりも広く分離される包装排出位置との間で動かされることができる。
【0071】
一般的に、形成ボックス112は、形成される包装200に対応するサイズ及び形状を有する。さまざまな実施形態では、形成ボックス112は、回転ユニット106から容易に取り除かれ、形成ボックス112が、異なるサイズまたは形状にされた包装の形成に対応するように、別のサイズ及び/または形状の形成ボックスに簡単に変更されることを可能にすることができる。
【0072】
さまざまな実施形態によれば、形成ボックスは、最終的な直方体の包装の内部容積の70%〜120%である内部容積を有するようなサイズにされる。他の好適なパーセンテージは、約85%〜約100%、約80%〜約90%、約80%〜約95%、約90%〜約100%、及び約80%〜約110%を含む。形成ボックスの内部容積をそのように構成することによって、いったん形成ボックスに入った包装は、折り曲げプレート130を包装を圧縮するように適用することによって加圧されることができる。形成ボックス112が、包装をしっかりと押さえるようなサイズにされるため、形成ボックス112は、所定の内部包装容量を超える可撓性のフィルムの変形を低減させるかまたは防止し、それによって、包装内部の内圧が、フラップ折り曲げプレートの力に抗して作用することを可能にし、これは、包装の直方体形状を達成することを支援することができる。以下に詳細に述べられるように、包装は、包装機械上の包装のシーリング中に所定の内部包装容量を有するように構成されることができる。内部包装容量は、シーリングの直前に包装の中で許されるかまたは包装から取り除かれる製品の量及び/またはガスの量によって調節されることができる。また、形成ボックス112は、包装の1つ以上のパネル上の4方シール(quad seal)の有無を考慮してサイズ決めされるが、これは、4方シールの有無が、1つ以上の4方シールを変形または破損させないように必要である形成ボックスの幅に影響を与える可能性があるためである。
図17を参照すると、形成ボックス112はまた、後端のシール210を有する包装200のパネルの少なくとも一部が、形成ボックスの壁の上縁の上方に配設されることによって、後端のシールが折り曲げプレートまたはフラップによって係合されることができるように構成される。いくつかの実施形態では、形成ボックス112は、インターフェース102の上流で行われた包装シーリング工程中に、ガスで過剰または過少に充填される場合がある包装に対応するように、ボックス112の内部容積が処理中に調節されることを可能にする容量調節部を含むことができる。
【0073】
代替的にまたは加えて、包装機械104は、包装のシーリングの直前に包装を圧搾して容量を所望の値に調節する作動プレートを含む容量調節ボックスを含むように適合されることができる。インターフェースには、包装機械に設置される別個のユニットとして、容量調節ボックスを備えることができる。包装に包装内部の十分な内部容積を設けること(製品及び閉じ込められた空気またはガスの有無の結果として)に加えて、適切にサイズ決めされた形成ボックスを設けることは、インターフェースでの処理中の包装に良好に画定された折り曲げ及び折り目を達成することを支援し、これによって、ひいては向上した直方体の成形と、直方体形状の維持とを可能にすることができる。さまざまな条件を調節して、内部包装容量を制御し、目標とする(所定の)内部包装容量を達成することができる。例えば、容量調節ボックスを用いて、包装をわずかに圧搾することによって、包装からガスを取り除くことができる。このことは、製品で充填された後に包装にガスを追加して包装をさらに膨張させるガスフラッシング操作によって、またはそれなしで行われることができる。ガスフラッシング操作は、当技術分野で周知であり、内部に収容された製品によって、任意の周知の充填率、充填時間、及びガスのタイプを用いることができる。また、包装機械のシールジョーの速度を用いて、内部包装容量を制御することができる。シールジョーをより素早く動かすことは、結果としてさらなるガスを包装内部に閉じ込めることができ、一方で、シールジョーをよりゆっくりと動かすことは、包装が平衡になり、より少ないガスが閉じ込められることを可能にする。
【0074】
また、形成ボックス112は、包装が形成ボックス内に入る間、包装の折り曲げ及び/または成形を容易にするためのガスチャネル及び/または他の加熱及び冷却要素を含むことができる。形成ボックス112の一部の加熱は、包装の画定された縁を形成することを支援することができ、一方で冷却は、包装に任意の折り曲げまたはシールを設定することを支援することができる。
【0075】
図に示されるように4つの形成ボックス112を有する装置に対するインターフェース102についてさらに述べる。しかしながら、付加的かまたはより少ない形成ボックスを利用することができることが意図される。インターフェース102に含まれる形成ボックス112の数は、用いられるフィルムのタイプならびに/または厚さ及びヒートシーリングならびに折り目付けの容易さ、単位時間内に生産される包装の所望の速度、インターフェースのサイズ及びインターフェースが適合される包装機械の対応するサイズに加えて、形成ボックスのサイズ(これはひいては包装のサイズに関する)及び行われる二次的操作の数(熱セット縁等)を含むがこれらに限定されない数多くの要因に基づいて決定されることができる。例えば、インターフェースは、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、または10個の形成ボックスを含むことができる。
【0076】
参照を容易にするために、単一の形成ボックスの前進を参照して、インターフェース106の操作が説明される。
図23A及び23Bは、インターフェースを用いた、本開示の一実施形態による包装を形成するためのタイミングチャートを図示する。1つの形成ボックスがステーションを離れると、つぎの形成ボックスがそのステーションに進入する。例えば、第1のステーション122の形成ボックスが第1のステーションを離れると、第4のステーション128に配設された形成ボックスは、回転して第1のステーションに進入する。さまざまな実施形態では、形成ボックスは、ステーションを通って連続的に移動することができる。形成ボックスは、各々の形成ボックス間の既定の距離で配置されることができるか、または可変距離で配設されることができる。例えば、回転ユニットは、図に示されるように、回転ディスクに対向してレーストラック構成で設けられることができる。そのような実施形態では、モータ駆動型チェーン駆動デバイスまたは他の作動デバイスを用いて、ステーション間で形成ボックスを運搬することができる。線形運動技術は、形成ボックス間の距離及び所与のステーションにおける形成ボックスのタイミングの単独制御を可能にすることができる。
【0077】
以下に詳細に示され説明された実施形態では、インターフェースは、4つのステーション及び4つの形成ボックスを含み、形成ボックスは時計回り方向に回転する。本明細書では、反時計回りの回転もまた意図される。さらに、上記で言及されたように、より少ないかまたはより多くの形成ボックスもまた、本開示の意図の範囲内である。また、本明細書では、より少ないかまたはより多くのステーションも意図される。インターフェースの回転運動及び多数の形成ボックスを用いた多数のステーションでの包装の処理は、包装の縁を画定するために十分なタイミングでキュービング機能を行うためのインターフェース、特に先端及び後端のシールを有する包装の側部に対して一部が略平らなパネルを可能にし、同時に連続した動作の包装機械の速度を保つ。
【0078】
インターフェースは、さまざまな速度及び構成で回転することができる。例えば、インターフェースは、形成ボックスを次のステーションまで回転させる前のしばらくの間回転が停止される断続モードで稼働することができる。回転を停止することは、包装を包装機械からインターフェースの第1のステーションの形成ボックスまで移送することを支援することができる。このことは、包装のシールが包装機械内の可撓性のフィルムの連続した管から切断された後に、包装が重力によって第1のステーションの形成ボックスまで移送される場合に、特に有用であることができる。他の実施形態では、回転ユニット106は、ステーションを通して連続的に回転することができる。回転ユニット106は、連続的速度または可変速度で回転することができる。例えば、可変速度を利用する一実施形態では、回転ユニット106は、形成ボックスが包装を受け入れるための第1のステーションに近づいているとき及びまたは第1のステーションにあるときには減速し、そしてステーション間の距離において加速することができる。任意の好適な回転速度構成を用いることができる。
【0079】
操作時、包装は、包装機械からインターフェースまで移送され、それによって、後端のシール210を有する包装200のパネルが、形成ボックス112の頂部の近くに配設され、後端のシール210は、形成ボックス112の上方の上縁に延びるようにされる。包装機械上では、包装は、先端及び後端のシールが包装のパネルから外側に向かって、フィルムの運搬方向と平行な方向に延びるように方向付けられる。包装機械は、包装の先端のシールを折り曲げるためのフラップ折り曲げ装置を含むことができ、それによって、シールは、包装のパネルの平面に実質的に配設され、いくつかの実施形態では、包装のそれぞれのパネルに取り付けられるようにされる。しかしながら、包装200の後端のシール210は、包装機械での処理後、直立位置で実質的に延びたままにされてもよい。
【0080】
図14を再度参照すると、包装はその後、インターフェースの第1のステーション122まで、第1のステーション122に配設された形成ボックス112の中に移送されることができる。一実施形態では、包装機械は、第1の包装の後端のシールが上流包装の先端のシールと組み合わせて形成される、連結された先端及び後端のシールを形成することができる。ほぼ同時に、第1の包装の先端のシールは、包装を横切って動き、シールに係合し、それが延びる包装のパネルに向かって折り重ねるフラップ折り曲げバーによって折り重ねられることができる。そして、連結された先端及び後端のシールを切断することができ、これによって、結果的に包装がインターフェースに落ちる。いくつかの実施形態では、包装機械は、シールジョーの操作と連携させた方法で引き上げられることができるフラップ折り曲げバーを含むように改変されることができる。
【0081】
インターフェース及び/または包装機械には、第1のステーション122の形成ボックスの上方に、形成ボックス112内への包装の移送を適切な方向付けで容易にするためのガイドボックスまたは他の案内デバイスが含まれてもよい。
図17を参照すると、適切な方向付けでは、包装は、もしあれば、形成ボックス112の底部壁に抗して配設されるか、またはデッドプレート上に配設された折り曲げられた先端のシールとともに入り、後端のシールは、形成ボックス112の壁の上方の上縁に少なくともわずかに延びる直立位置に配設される。
【0082】
第1のステーション122では、形成ボックス112は、包装を受け入れるための包装受け入れ位置に配設されることができる。
図14に示されるように、包装受け入れ位置は、上記で詳細に説明されたように、形成ボックスの第1及び第2の部分116、118の分離であることができる。いったん包装が受け入れられると、形成ボックス112は、第2のステーションまで回転することができる。上記で説明されたように、回転ユニットは、形成ボックスを連続速度または可変速度で連続して、または形成ボックスが予め設定された遅延分停止する場合は断続的に回転することができる。
【0083】
図18A及び18Bを参照すると、形成ボックスは、第2のステーション124まで回転され、包装は、フラップ折り曲げプレート130によって係合される。フラップ折り曲げプレート130は、第1の(上昇)位置(
図18Aに示される)から、包装に向かって下向きかつ包装を渡って、第2の(下降)位置(
図18Bに示される)まで動き、ここで後端のシール210に係合し、それが延びる包装のパネルに向かって折り重ね、包装のパネルに力を印加して包装のパネルを平らにする。他の実施形態では、フラップ折り曲げプレート130は、第1の位置と第2の位置との間で形成ボックスの頂部に対して垂直かつ直線的に動くことができる。本開示のいずれかの実施形態において、フラップ折り曲げプレート130のさまざまなタイプの移動を達成することができる。例えば、フラップ折り曲げプレート130は、
図18A及び18Bに示されるような角度を持った線形運動で動かされることができる。フラップ折り曲げプレート130は、2つの軸移動の各々におけるフラップ折り曲げプレート130位置の単独制御を可能にするアクチュエータまたはモータに結合されることができる。他の実施形態、フラップ折り曲げプレート130を含む、予め構成されたカム経路によって、または独立した軸上のプログラム可能な経路を用いて2つの軸に沿って動かされ得る。
【0084】
また、フラップ折り曲げプレート130によって印加される力は、先端のシールを有する包装のパネルに抗した印加力に変換され、パネルを形成ボックス112の底部壁に、またはもしあればデッドプレート110に押し付け、これによって、包装のパネルのものに平らな立法体様形状をさらに画定することを同様に支援することができる。
図18Bは、フラップ折り曲げプレートが第2の下向き位置にあるときの、折り曲げボックス112の頂部とフラップ折り曲げプレート130との間の空隙を図示する。空隙のサイズは、包装サイズと包装の内部容積とによって変動されることができ、これは、フラップ折り曲げプレートの力に抗して作用し、側部を平坦またはより平坦な形状に形成することを支援する。いくつかの実施形態では、フラップ折り曲げプレート130は、第2の下向き位置にあるとき、形成ボックス112の頂部のすぐ上方に配設されることができる。フラップ折り曲げプレート130は、形成ボックス112が第1のステーション124から予め設定された距離にあるが、形成ボックス112が第2のステーション126に達する前に作動し始めるように構成されることができる。例えば、フラップ折り曲げプレート130は、形成ボックスが第2のステーション124の前で0°〜30°にあるときに作動し始めることができる。例えば、フラップ折り曲げプレート130は、形成ボックスが包装を第2のステーションから十分な距離で位置付けたときに作動し、フラップ折り曲げプレート130が後端のシールのすべてを後端のシールにほぼ垂直に係合させることを可能にすることができる。
【0085】
さまざまな実施形態では、フラップ折り曲げプレート130は、第2の(下降)位置まで動かされ、ここで形成ボックスの上に配設され、包装に圧力を印加して、形成ボックスが第2のステーションに達する時間まで後端のシールを折り重ね位置に保持する。他の実施形態では、例えば、断続的な運動構成では、フラップ折り曲げプレート130は、形成ボックス112が第2のステーションで停止している間に動くことができる。
【0086】
上記で言及されたように、形成ボックスは、下降位置におけるフラップ折り曲げバー130による内部容積が、内部包装がわずかに加圧されることを可能にするようなサイズにされる。この内圧は、フラップ折り曲げバー130の力に対向するフィルムを押圧し、これによって、包装が直方体形状を有するように画定されることを支援する。十分な内圧なしに、または適切なサイズにされた形成ボックスなしに、より小さく画定された鋭利な縁を有する包装を生産し得る。形成ボックス112のサイズは、フラップ折り曲げプレート130の力に抗した内圧がどの程度であるかに影響を及ぼす可能性がある。例えば、包装が十分な内圧を有しているが、形成ボックス内にしっかりと保持されていない場合、フラップ折り曲げプレート130の力は、包装の面を、形成ボックスの壁に接触するまで外側に向かって変形させ、それによって、先端及び後端のシールを有するサイドパネルを、耐内圧に抗して平らにするのではなく、互いに向かって圧縮させる恐れがある。同様に、形成ボックスが、所与の予測最終包装内部容量に適切なサイズにされているが、包装がシーリング中に加圧下にある場合、フラップ折り曲げプレートの力に対抗して、包装形状を維持し画定するために十分な力がある。不適切なサイズにされた形成ボックス112と同様に、加圧下の包装は、結果として形成ボックス内部の包装を変形させ、より画定されていない直方体形状、例えば台形形状に至る場合がある。
【0087】
フラップ折り曲げプレート130は、任意の周知のアクチュエータまたはアクチュエータの組み合わせを用いて動かすことができる。さらに、上記で言及したように、図では、角度を持った線形運動でのフラップ折り曲げバー130の運動を図示しているが、本明細書では、二軸または単軸運動での非線形運動が意図される。
図19A〜19Cを参照すると、一実施形態では、フラップ折り曲げプレート130は、プレート130上に配設されたレール132を含むことができ、かつ作動アーム136に接続されることができ、これはひいては任意の好適な手段、例えばモータまたはサーボによって動かされることができる。キャリッジアセンブリ134または他のレール接続デバイスが、レール132に係合することができる。
図18A及び18Bを再度参照すると、キャリッジアセンブリまたはレール接続デバイスは、ブラケット138等のインターフェースに取り付けられ、フラップ折り曲げプレート130を第2のステーション124の上方の適切な位置に維持することができる。
図19Aは、形成ボックスから上がって離れて配設された、第1の位置におけるフラップ折り曲げプレート130を示す。
図19Bは、中間位置におけるフラップ折り曲げプレート130を示す。
図19Cは、形成ボックスに向かって下向きに位置付けられ、包装に係合する第2の位置におけるフラップ折り曲げプレート130を示す。レール132は、角度を付けられることができ、それによって、フラップ折り曲げバー130は、形成ボックス112の上方に露出された包装のパネルの下方と横断方向との両方に動かされるようになる。例えば、レールは、約15°〜約70°、約20°〜約30°、約20°〜約45°、または約15°〜約30°、及びそれらのうちの他の好適な範囲内で角度を付けられることができる。他の実施形態では、フラップ折り曲げプレート130は、
図18A及び18Bに示される実施形態のように、レールまたはガイドの角度によって抑制されない二軸運動を有することができる。両軸において自由な運動をもたらすさまざまな周知の二軸アクチュエータを用いることができる。さまざまな実施形態では、二軸運動は、カム従動子と、それとともにフラップ折り曲げバーとを所望の運動で案内するカム軌道によって画定されることができる。他の実施形態は、プログラム可能な運動プロファイルを提供するためのシステムを含むことができる。
【0088】
フラップ折り曲げプレート130は、任意のサイズまたは形状を有することができる。さまざまな実施形態では、フラップ折り曲げプレートは、第2の(下降)位置まで動かされると、プレートが形成ボックス112の全幅を覆うようなサイズにされる。インターフェースが、異なるサイズにされた形成ボックスとともに用いられることが意図される場合、フラップ折り曲げプレートは、用いられる最も幅広い形成ボックスと少なくとも同程度の幅を有するようなサイズにされることができる。フラップ折り曲げプレート130は、形成ボックスが第2のステーション124に位置付けられる前に、包装のすべてまたはその少なくとも一部に係合することが可能であるような長さを有することができる。加えてまたは代替的に、フラップ折り曲げプレート130は、形成ボックス112が第2のステーションを離れるときに、包装と接触したままであることも可能であるような長さを有することができる。
図21に図示され以下に詳細に述べられるように、フラップ折り曲げプレート130は、第2のステーションと第3のステーションとの間の経路内に入り、第2の下降位置にあるときに保持プレート140の隣にあり、任意にはそれと接触するようなサイズにされることができる。
【0089】
図20を参照すると、形成ボックスは、任意には、折り曲げられた後端のシールにさらなる停留時間を提供するための保持プレート140を含む第3のステーション126まで変位することができる。代替的に、形成ボックスは、包装を運搬デバイスに放出するための最終ステーション(第4のステーション128として図中に示される)まで変位されることができる。形成ボックスが、第2のステーション124から第3のステーション126か、または第3のステーション126が存在する最終ステーション128まで変位すると、フラップ折り曲げプレート130は、最初の位置まで戻り、第2のステーション124で次の形成ボックスを受け取るために再度セットされる。第2のステーション124外に変位した後、包装は、後端のシール及び関連付けられたパネルにおいて、第3のステーションの上方に配設された保持プレート140と係合する。
図20を参照すると、保持プレート140は、最大で第2のステーション124の端まで延びるように構成されることができ、それによって、フラップ折り曲げプレート130(第2の位置にあるとき)と、保持プレート140の間に空隙がほぼないようにされる。例えば、保持プレートは、形成ボックスが第2のステーション124が終わった後またはそれらの間の任意の点で0°〜約70°であるときに、保持プレートの少なくとも一部が形成ボックスの頂部のほぼすべてを覆うように延びることができる。
【0090】
図21は、本開示の一実施形態によるフラップ折り曲げプレート130及び保持プレート140の分離された図である。フラップ折り曲げプレート130及び保持プレート140は、ブラケット138に取り付けられることができる。フラップ折り曲げプレート130及び保持プレート140は、互いに直接隣接し、フラップ折り曲げプレート130の端と保持プレート140の端との間に隔たりがほぼないように構成されることができる。フラップ折り曲げプレート130から保持プレート140への変位は、第2のステーション124に位置する形成ボックスの縁か、または第2のステーション124と第3のステーション126との間で、第2のステーション124を通過して距離を置いて配設されることができる。保持プレート140は、包装がフラップ折り曲げプレート130から保持プレート140まで回転すると包装が形成ボックス内に係合される高さにおける静止位置にあることができる。他の実施形態では、保持プレート140は、包装が所定の位置まで回転すると包装に係合するように線形(上下)位置に動くことができる。例えば、保持プレート140は、形成ボックスが第2のステーション124の端を通過して0°〜70°にあるときは、第1の(上昇)位置から第2の(下降)位置まで動くことができ、そして、形成ボックスが第3のステーションの端を通過して0°〜70°にあるときは、第2の(下降)位置から第1の(上昇)位置に動くことができる。
【0091】
さまざまな実施形態では、折り曲げプレート130と保持プレート140との間での変位は、包装が定置140に素早く移送され、第2のステーション124において形成ボックスの縁で行われ、フラップ折り曲げプレート130は、形成ボックスが第2のステーション外に変位すると第1の位置に引き込まれ、次の形成ボックスのために再度セットされることができる。また、保持プレート140は、第2の(下方)位置に配設されるとフラップ折り曲げバー130と並び、包装に係合するように配設されることができる。このように構成されることで、いったん形成ボックスが第2のステーション外に変位し始めると、包装は、直ちにまたはほぼ直ちに保持プレート140に係合する。例えば、一実施形態では、包装は、フラップ折り曲げプレート130及び保持プレート140と同時に係合されることができる。このように、包装が第2のステーション124外に配設されたときにフラップ折り曲げプレート130を放すにもかかわらず、圧力は、第2のステーションと第3のステーションとの間での変位全体を通して、後端のシール210と、包装の関連付けられたパネルとの上に維持される。また、保持プレート140は、第3のステーション126と第4のステーション128との間での変位を通して、第3のステーション126を通過して、またさらには第4のステーションの上方でも同様に延びることができる。他の実施形態では、保持プレート140は、第3のステーションにおいて、または第3のステーションと第4のステーションとの間の変位点において終端する。
【0092】
保持プレート140は、包装のパネル及び折り曲げられた後端のシールに、連続した保圧を印加する。この付加された停留時間は、後端のシールを包装のパネルに取り付けるために必要であるか、または後端のシールが包装のパネルとほぼ同じ平面にあり、使用中に折り曲げられないように後端のシールに強い折り曲げを与えるために必要である付加的時間を可能にすることができる。後端のシールを包装のパネルに取り付けることが所望される場合、ヒートシーリング及び/または接着剤の適用を含む任意の数のプロセスを用いることができる。有利には、保持プレート140によって提供された付加された停留時間を備えるインターフェースは、包装のパネルにおいて後端のシールをフィルムにヒートシールするためのシール形成プロセス中、後端のシールに残っている残留熱を用いて、後端のシールに取り付けることを可能にすることができる。
【0093】
図22を参照すると、形成ボックス112はその後、包装が形成ボックス112から放出される最終(第4の)ステーション128まで変位する。本明細書では第4のステーションについて述べているが、ステーションの数は、インターフェースに含まれるステーションの数によって変更することが理解されるべきである。最低でも、インターフェースは、包装受け入れステーション(図の第1のステーション122)と、フラップ折り曲げステーション(図の第2のステーション124)と、最終包装放出ステーション(図の第4のステーション126)とを含む。任意には、インターフェースは、保持プレート140が、フラップ折り曲げ後に付加された停留時間だけ後端のシールに圧力を印加する停留時間ステーションを含むことができる。付加的なステーション、例えば縁加熱ステーションもまた所望のようにインターフェースに含まれることができる。
【0094】
図14及び15を参照すると、第4のステーション128において、形成ボックスをわずかに開いて、包装を放出することができる。
図22を再度参照すると、さまざまな実施形態では、形成ボックスは、底部壁を含まず、代わりにデッドプレート110に隣接して位置付けられる。デッドプレートは、第1、第2、及び第3のステーションに配設されるが、第4のステーションには配設されないようなサイズ及び形状にされることができる。このように、包装を有する形成ボックスが、第4のステーションに達すると、包装は、形成ボックスの底部の開口を通して、コンベヤ等の取り出しシステム上に落ちる。
図16は、分離されている状態のデッドプレート110を図示し、デッドプレートが切頂のディスク形状にされた実施形態を示している。ディスクの切断は、第4のステーション128の場所に対応し、これによって、包装が形成ボックス112を通ってデッドプレート110を越え、コンベヤ等の取り出しシステム上に落下することが可能になる。他の構成のデッドプレートを用いることができる。例えば、デッドプレートは、第4のステーションの場所に配設された、包装が穴を通って取り出しシステムに落下することを可能にするサイズにされた穴を有する完全なディスクであることができる。
図12は、包装が第4のステーション128からコンベヤ上に放出される実施形態を図示する。
【0095】
他の実施形態では、形成ボックスは、位置をずらして、包装が通って落下することができる形成ボックスの底部の開口を提供する底部壁を含むことができる。またさらなる実施形態では、形成ボックスは、包装が底部を通して対向した形成ボックスの側から吐出されることができる開口位置まで動くことができる。
【0096】
図16及び21を参照すると、デッドプレート110及び/または保持プレート140は、ガスまたは空気通路の出口を収容し、加熱及び/または冷却された空気が包装の上に導かれることを可能にする1つ以上の溝142を含むことができる。本明細書では空気出口及び通路について述べているが、空気の代替として、他のガスが好適に用いられ、これらの構造を通して流されることができることが理解されるべきである。例えば、一実施形態では、デッドプレートは、加熱された空気または他のガスを、先端のシール(形成ボックスの底部に存在する)を有する包装のパネルに導き、包装が形成ボックスの中に抑止されている間、その端での包装の形状をさらに画定することを支援することができる。例えば、加熱された空気は、回転サイクルの第1の部分にわたって包装に導かれることができる。第1の部分は、例えば第1及び第2のステーションを通ることができる。そして、デッドプレートは、冷却された空気を導いて、回転サイクルの第2の部分を通して、例えば第2のステーションから第4のステーションまでの形成ボックスの変位を通して、形成ボックスの底部において包装のパネルをセットするように構成されることができる。
【0097】
一実施形態では、保持プレート140は、冷却されるかまたは加熱された空気を、包装の後端のシールパネルに導くための溝142及び空気通路を含むことができる。例えば、一実施形態では、保持プレート140は、包装が最初に第2のステーションから第3のステーションに変位したときに、加熱された空気を後端のシールを有する包装のパネルに導き、その後、第3のステーションにあり、また変位を通して保持プレート140の端にあるときに、冷却された空気を包装のパネルに導くことができる。冷却されたまたは加熱された空気の任意のタイミングまたは構成を、デッドプレートまたは保持プレート140のいずれかに用いることができる。また、本明細書では、包装に導かれた空気を用いた加熱または冷却を用いないことが意図される。
【0098】
図21を参照すると、一実施形態では、インターフェースは、第1のステーションにおいて包装を包装機械から形成ボックスの中に案内する変位ガイドボックス144を含み得る上部ブラケット138を含むことができる。上記で説明されたように、保持プレート140及びフラップ折り曲げプレート130は、ブラケット138に取り付けられることができる。
図20を参照すると、ブラケット138は、インターフェースのフレーム146に取り付けられることができる。フレームは、回転プレート108を有する回転ユニット106、形成ボックス112、デッドプレート110、及び形成ボックス112及び/または回転プレート108の回転のために必要なさまざまな作動機構を収納することができる。ブラケット138は、フレーム146上で調節可能であることができ、それによって、保持プレート140及びフラップ折り曲げプレート130の位置を、形成ボックスの頂部に対して調節し、包装及び/または形成ボックスサイズの変化に対応することができるようになる。また、フレーム146は、インターフェースの全高が、異なる高さを有する包装機械に対応するように調節されることができるように調節可能であることができる。フレーム及び/またはフレーム上のブラケットの調節は、手動で遂行されることができる。代替的に、フレーム及び/またはブラケットのいずれかまたは両方の調節を支援するために、アクチュエータを設けることができる。
【0099】
さまざまな実施形態が上記で説明されてきたが、本開示はそれらに限定されることは意図されていない。依然として添付の態様の範囲内である開示された実施形態に対して、変形をなすことができる。
本開示の態様:
態様1。押さえ構造と、少なくとも1つの形成ボックスとを含む装置を用いて複数の包装を形成する方法であって、押さえ構造の各々及び少なくとも1つの形成ボックスが、各々運搬軸に沿って第1の端から第2の端まで延び、押さえ構造の各々及び少なくとも1つの形成ボックスが、協働して側方閉鎖容器形成する2つ以上の壁を有し、
(a)複数の包装の第1の包装を、押さえ構造の側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に位置付けることであって、第1の包装が、第1の包装軸に沿って第1の端から第1の端対向する第2の端まで延び、第1の包装の第2の端が、押さえ構造の第2の端に隣接し、第1の包装が底部フラップを有する、位置付けることと、
(b)第1の下流折り曲げバーを、第1の下流折り曲げバーの接触部が運搬軸から第1の横方向距離にある第1の位置から、第1の下流折り曲げバーの接触面が運搬軸から第2の横方向距離にあり、かつ押さえ構造の第2の端に隣接している第2の位置まで、運搬軸に対して直角方向に変位させることであって、第1の横方向距離が、第2の横方向距離を上回り、第2の位置において、接触部が、第1の包装の第2の端に配設された底部フラップに圧力を印加する、変位させることと、
(c)任意には、協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを、2つ以上の壁のうちの少なくとも1つが第1の包装の一部に接触するように、運搬軸に向かって変位させることと、
(d)第1の包装の第1の端の一部をシールして第1の包装の頂部フラップを形成するために、第1のシールバー及び第2のシールバーの各々を、運搬軸に向かって変位させることと、
(e)第1の下流折り曲げバーを、第2の位置から第1の位置まで運搬軸に対して直角方向に変位させることと、
(f)2つ以上の壁のうちの少なくとも1つが第1の包装の一部を切り離すように、協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを、運搬軸から離れて変位させることと、
(g)第1の包装の第1の端の一部をシーリングして第1の包装の頂部フラップを形成した後に、第1のシールバー及び第2のシールバーの各々を、運搬軸から離れて変位させることと、
(h)第2の下流折り曲げバーを、第2の下流折り曲げバーの接触部が運搬軸から第1の横方向距離にある第1の位置から、第2の下流折り曲げバーの接触面が運搬軸から第2の横方向距離にあり、かつ少なくとも1つの形成ボックスの第2の端に隣接している第2の位置まで、運搬軸に対して直角方向に変位させることであって、第1の横方向距離が、第2の横方向距離を上回る、変位させることと、
(i)第1の包装を、少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に位置付けることであって、第1の包装の第2の端が、少なくとも1つの形成ボックスの第2の端に隣接し、第1の包装の第2の端が、折り曲げバー第2の下流の接触部と接触している、位置付けることと、
(j)2つ以上の壁のうちの少なくとも1つが第1の包装の一部に接触するように、協働して少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを、運搬軸に向かって変位させることと、
(k)第1の上流折り曲げバーを、第1の上流折り曲げバーの接触部が運搬軸から第1の横方向距離にある第1の位置から、第1の上流折り曲げバーの接触面が運搬軸から第2の横方向距離にあり、かつ少なくとも1つの形成ボックスの第1の端に隣接している第2の位置まで、運搬軸に対して直角方向に変位させることであって、第1の横方向距離が、第2の横方向距離を上回り、第2の位置において、接触部が、第1の包装の第1の端に配設された頂部フラップに圧力を印加する、変位させることと、
(l)2つ以上の壁のうちの少なくとも1つが第1の包装の一部を切り離すように、協働して少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを、運搬軸から離れて変位させることと、
(m)第2の下流折り曲げバーを、第2の位置から第1の位置まで運搬軸に対して直角方向に変位させることと、
(n)第1の上流折り曲げバーを、第2の位置から第1の位置まで運搬軸に対して直角方向に変位させることと、を含む、方法。
態様2。(b)第1の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(c)協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを運搬軸に向かって変位させることと同時に行われる、態様1に記載の方法。
態様3。(b)第1の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(c)協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを運搬軸に向かって変位させることの後、及び/または(d)第1の包装の第1の端の一部をシールして第1の包装の頂部フラップを形成するために、第1のシールバー及び第2のシールの各々を、運搬軸に向かって変位させることの前に行われる、態様1に記載の方法。
態様4。(c)協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを運搬軸に向かって変位させることが、(d)第1のシールバー及び第2のシールの各々を、運搬軸に向かって変位させることと同時に行われる、態様1に記載の方法。
態様5。(c)協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを運搬軸に向かって変位させることが、(d)第1のシールバー及び第2のシールの各々を、運搬軸に向かって変位させることの前に行われる、態様1に記載の方法。
態様6。(e)第1の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで変位させることが、(c)協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを運搬軸に向かって変位させることの後に行われる、態様1に記載の方法。
態様7。(e)第1の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで変位させることが、(c)協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを運搬軸に向かって変位させることと同時に行われる、態様1に記載の方法。
態様8。第1の包装軸が、運搬軸と平行であるか、または運搬軸と整列される、態様1に記載の方法。
態様9。(e)第1の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで変位させることが、(g)第1の包装の第1の端の一部をシーリングして第1の包装の頂部フラップを形成した後に、第1のシールバー及び第2のシールバーの各々を、運搬軸から離れて変位させることの後に行われる、態様1に記載の方法。
態様10。(e)第1の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで変位させることが、(g)第1の包装の第1の端の一部をシーリングして第1の包装の頂部フラップを形成した後に、第1のシールバー及び第2のシールバーの各々を、運搬軸から離れて変位させる間に行われる、態様1に記載の方法。
態様11。(h)第2の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(e)第1の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで変位させることの前に行われる、態様1に記載の方法。
態様12。(h)第2の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(e)第1の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで変位させる間に行われる、態様1に記載の方法。
態様13。(h)第2の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(i)第1の包装を少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に位置付けることの前に行われ、第1の包装の第2の端が、少なくとも1つの形成ボックスの第2の端に隣接するか、またはその上方にある、態様1に記載の方法。
態様14。(h)第2の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(i)第1の包装を少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に位置付ける間に行われ、第1の包装の第2の端が、少なくとも1つの形成ボックスの第2の端に隣接するか、またはその上方にある、態様1に記載の方法。
態様15。(j)第1の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(i)第1の包装を少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に位置付けることの後に行われ、第1の包装の第2の端が、少なくとも1つの形成ボックスの第2の端に隣接するか、またはその上方にある、態様1に記載の方法。
態様16。(a)第1の包装を押さえ構造の側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に位置付けることが、(b)第1の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることの後に行われる、態様1に記載の方法。
態様17。(a)第1の包装を押さえ構造の側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に位置付けることが、(b)第1の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させる間に行われる、態様1に記載の方法。
態様18。(k)第1の上流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(j)協働して少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つ運搬軸に向かって変位させる間に行われる、態様1に記載の方法。
態様19。(k)第1の上流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(j)協働して少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つ運搬軸に向かって変位させることの後に行われる、態様1に記載の方法。
態様20。(l)協働して少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを運搬軸から離れて変位させることが、(m)第2の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで変位させることと同時に行われる、態様1に記載の方法。
態様21。(l)協働して少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを、運搬軸から離れて変位させることが、(m)第2の下流折り曲げバーを、第2の位置から第1の位置まで変位させることの後に行われる、態様1に記載の方法。
態様22。(n)第1の上流折り曲げバーを、第2の位置から第1の位置まで運搬軸に対して直角方向に変位させることが、(m)第2の下流折り曲げバーを、第2の位置から第1の位置まで変位させることの後に行われる、態様1に記載の方法。
態様23。(n)第1の上流折り曲げバーを、第2の位置から第1の位置まで運搬軸に対して直角方向に変位させることが、(l)協働して少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを、運搬軸から離れて変位させることの後に行われる、態様1に記載の方法。
態様24。(n)第1の上流折り曲げバーを、第2の位置から第1の位置まで運搬軸に対して直角方向に変位させることが、(l)協働して少なくとも1つの形成ボックスの側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを、運搬軸から離れて変位させる間に行われる、態様1に記載の方法。
態様25。(o)複数の包装の第2の包装を、押さえ構造の側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に位置付けることであって、第2の包装が、第2の包装軸に沿って第1の端から第1の端に対向する第2の端まで延び、第2の包装の第2の端が、押さえ構造の第2の端に隣接すること
をさらに含む、態様1に記載の方法。
態様26。(o)第2の包装を、押さえ構造の側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に位置付けることが、(m)第2の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで変位させることの前に行われる、態様25に記載の方法。
態様27。(p)第1の下流折り曲げバーを、第1の下流折り曲げバーの接触部が押さえ構造の第2の端から離間している第1の位置から、第1の下流折り曲げバーの接触面が押さえ構造の第2の端に隣接している第2の位置まで、運搬軸に対して直角方向に変位させることであって、第2の位置において、接触部が、第2の包装の第2の端に配設された底部フラップに圧力を印加する、変位させること、をさらに含む、態様25に記載の方法。
態様28。(p)第1の下流折り曲げバーを第1の位置から第2の位置まで変位させることが、(m)第2の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで運搬軸に対して直角方向に変位させることの前に行われる、態様25に記載の方法。
態様29。(q)2つ以上の壁のうちの少なくとも1つが第2の包装の一部に接触するように、協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを運搬軸に向かって変位させること、をさらに含む、態様27に記載の方法。
態様30。(q)協働して押さえ構造の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁のうちの少なくとも1つを運搬軸に向かって変位させることが、(m)第2の下流折り曲げバーを第2の位置から第1の位置まで運搬軸に対して直角方向に変位させることの前に行われる、態様25に記載の方法。
態様31。可撓性の包装を形成するための装置であって、
第1の端から第1の端に対向する第2の端まで運搬軸に沿って延びる押さえ構造であって、押さえ構造が、協働して側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁を備え、2つ以上の壁の各々が、押さえ構造の第1の端から第2の端まで延び、2つ以上の壁のうちの少なくとも第1の壁が、2つ以上の壁うちの第2の一方に対して変位し、可撓性の包装が、側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に配設される、押さえ構造と、
押さえ構造の下流に配設された細長い第1の下流折り曲げバーであって、第1の下流折り曲げバーが、接触部を含み、接触部が運搬軸から第1の横方向距離にある第1の位置と、第1の下流折り曲げバーの接触面が、運搬軸から第2の横方向距離にあり、押さえ構造の第2の端に隣接している第2の位置との間で変位可能であり、第1の横方向距離が、第2の横方向距離を上回り、第2の位置において、接触部が、可撓性の包装の第2の端に配設された底部フラップに圧力を印加する、第1の下流折り曲げバーと、
押さえ構造から、押さえ構造と第1の下流折り曲げバーとの両方の下流に向かって長手方向にオフセットされる形成ボックスであって、形成ボックスが、運搬軸に沿って第1の端から第1の端に対向する第2の端まで延び、形成ボックスが、協働して側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁を備え、第1の下流折り曲げバーが第1の位置にあるときに、第1の下流折り曲げバーの接触部が、押さえ構造の第2の端と折り曲げボックスの第1の端との間に配設され、可撓性の包装が、側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に配設されるように適合される、形成ボックスと、
形成ボックスの上流に配設され、形成ボックスの第1の端に隣接する第1の上流折り曲げバーであって、第1の上流折り曲げバーが、接触部を有し、接触部が運搬軸から第1の横方向距離にある第1の位置から、第1の上流折り曲げバーの接触面が運搬軸から第2の横方向距離にあり、形成ボックスの第1の端に隣接している第2の位置との間で変位可能であり、第1の横方向距離が、第2の横方向距離を上回り、第2の位置において、接触部が、可撓性の包装の第1の端に配設された頂部フラップに圧力を印加する、第1の上流折り曲げバーと、
形成ボックスの下流に配設され、形成ボックスの第2の端に隣接する第2の下流折り曲げバーであって、第2の下流折り曲げバーが、接触部を含み、第2の下流折り曲げバーの接触部が運搬軸から第1の横方向距離にある第1の位置から、第2の下流折り曲げバーの接触面が運搬軸から第2の横方向距離にあり、第2の形成ボックスの第2の端に隣接している第2の位置との間で変位可能であり、第1の横方向距離が、第2の横方向距離を上回り、第2の位置において、接触部が、可撓性の包装の第1の端に配設された底部フラップに圧力を印加する、第2の下流折り曲げバーと、を備える、装置。
態様32。押さえ構造の2つ以上の壁の各々及び形成ボックスが、押さえ構造及び形成ボックスの第1の端から第2の端まで延びる、態様31に記載の装置。
態様33。押さえ構造及び形成ボックスの一方または両方の2つ以上の壁が、第1、第2、第3、及び第4の壁を含む、態様31に記載の装置。
態様34。包装を受け入れるための第1の位置と、包装を押さえるための第2の位置と、包装を放出するための第3の位置との間で押さえ構造を動かすために押さえ構造に動作可能に結合された1つ以上の押さえ構造アクチュエータと、
形成ボックスを、包装を受け入れるための第1の位置と、包装を押さえるための第2の位置と、包装を放出するための第3の位置との間で動かすために形成ボックスに動作可能に結合された1つ以上の形成ボックスアクチュエータと、をさらに備える、態様31に記載の装置。
態様35。第1の下流折り曲げバーを、第1の位置と第2の位置との間の可撓性材料の運搬経路に対してほぼ横方向の方向に動かすために、第1の下流折り曲げバーに動作可能に結合された1つ以上の第1の下流折り曲げバーアクチュエータをさらに備える、態様31に記載の装置。
態様36。協働して押さえ構造及び形成ボックスの各々の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁が、運搬軸に沿って延びる、態様31に記載の装置。
態様37。可撓性の包装を作製するためのシステムであって、
形成管と、少なくとも1つのシールバーとを備える包装機械であって、シールバーが、可撓性の包装の第1の端に配設された頂部フラップ、または可撓性の包装の第2の端に配設された底部フラップのうちの少なくとも1つを形成するように適合される、包装機械と、
可撓性の包装を形成するためのモジュール式装置であって、
少なくとも1つのシールバーの下流に配設された押さえ構造であって、押さえ構造が、第1の端から第1の端に対抗する第2の端まで運搬軸に沿って延び、押さえ構造が、協働して側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁を備え、2つ以上の壁の各々が、押さえ構造の第1の端から第2の端まで延びる、押さえ構造と、
押さえ構造の下流に配設された細長い第1の下流折り曲げバーであって、第1の下流折り曲げバーが、接触部を含み、接触部が運搬軸から第1の横方向距離にある第1の位置と、第1の下流折り曲げバーの接触面が、運搬軸から第2の横方向距離にあり、押さえ構造の第2の端に隣接している第2の位置との間で変位可能であり、第1の横方向距離が、第2の横方向距離を上回り、第2の位置において、接触部が、可撓性の包装の第2の端に配設された底部フラップに圧力を印加する、第1の下流折り曲げバーと、
押さえ構造から、押さえ構造と第1の下流折り曲げバーとの両方の下流に向かって長手方向にオフセットされる形成ボックスであって、形成ボックスが、運搬軸に沿って第1の端から第1の端に対向する第2の端まで延び、形成ボックスが、協働して側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁を備え、第1の下流折り曲げバーが第1の位置にあるときに、第1の下流折り曲げバーの接触部が、押さえ構造の第2の端と折り曲げボックスの第1の端との間に配設され、可撓性の包装が、側方閉鎖容器内部に少なくとも部分的に配設されるように適合される、形成ボックスと、
形成ボックスの上流に配設され、形成ボックスの第1の端に隣接する第1の上流折り曲げバーであって、第1の上流折り曲げバーが、接触部を有し、接触部が運搬軸から第1の横方向距離にある第1の位置から、第1の上流折り曲げバーの接触面が運搬軸から第2の横方向距離にあり、形成ボックスの第1の端に隣接している第2の位置との間で変位可能であり、第1の横方向距離が、第2の横方向距離を上回り、第2の位置において、接触部が、可撓性の包装の第1の端に配設された頂部フラップに圧力を印加する、第1の上流折り曲げバーと、
形成ボックスの下流に配設され、形成ボックスの第2の端に隣接する第2の下流折り曲げバーであって、第2の下流折り曲げバーが、接触部を含み、第2の下流折り曲げバーの接触部が運搬軸から第1の横方向距離にある第1の位置から、第2の下流折り曲げバーの接触面が運搬軸から第2の横方向距離にあり、形成ボックスの第2の端に隣接している第2の位置との間で変位可能であり、第1の横方向距離が、第2の横方向距離を上回り、第2の位置において、接触部が、可撓性の包装の第1の端に配設された底部フラップに圧力を印加する、第2の下流折り曲げバーと、を備える、システム。
態様38。押さえ構造及び/または形成ボックスの2つ以上の壁の各々が、押さえ構造及び形成ボックスの第1の端から第2の端まで延びる、態様37に記載のシステム。
態様39。押さえ構造及び/または形成ボックスのうちの1つ以上の2つ以上の壁が、第1、第2、第3、及び第4の壁を含む、態様37に記載のシステム。
態様40。形成バーのうちのいずれか1つが、運搬軸と平行な方向に、任意にはシールジョーと連携するように動くことができる、態様37に記載のシステム。
態様41。包装を受け入れるための第1の位置と、包装を押さえるための第2の位置と、包装を放出するための第3の位置との間で押さえ構造を動かすために押さえ構造に動作可能に結合された1つ以上の押さえ構造アクチュエータ、及び/または
形成ボックスを、包装を受け入れるための第1の位置と、包装を押さえるための第2の位置と、包装を放出するための第3の位置との間で動かすために形成ボックスに動作可能に結合された1つ以上の形成ボックスアクチュエータをさらに備える、態様37に記載のシステム。
態様42。包装を受け入れるかまたは放出するための第1の位置と、包装を押さえるための第2の位置との間で押さえ構造を動かすために押さえ構造に動作可能に結合された1つ以上の押さえ構造アクチュエータ、及び/または
形成ボックスを、包装を受け入れるかまたは放出するための第1の位置と、包装を押さえるための第2の位置との間で動かすために形成ボックスに動作可能に結合された1つ以上の形成ボックスアクチュエータをさらに備える、態様37に記載のシステム。
態様43。第1の下流折り曲げバーを、第1の位置と第2の位置との間の可撓性材料の運搬経路に対してほぼ横方向の方向に動かすために、第1の下流折り曲げバーに動作可能に結合された1つ以上の第1の下流折り曲げバーアクチュエータをさらに備える、態様37に記載のシステム。
態様44。協働して押さえ構造及び形成ボックスの各々の側方閉鎖容器を形成する2つ以上の壁が、運搬軸に沿って延びる、態様37に記載のシステム。
態様45。包装を形成するための装置であって、
回転プレートに結合された1つ以上の形成ボックスであって、回転プレートは、装置の少なくとも第1、第2、及び第3のステーションを通して形成ボックスを回転させ、形成ボックスは、協働して内部容積を画定する複数の壁を各々含み、対向した第1及び第2の端で各々開かれている、形成ボックスと、
少なくとも第1及び第2のステーションにおいて、形成ボックスの第2の端の真下に配設されたデッドプレートと、
第2のステーションで形成ボックスの上方に配設されたフラップ折り曲げプレートであって、形成ボックスが第1のステーションから第2のステーションに変位するのに従って、または形成ボックスが第2のステーションに位置付けられると、フラップ折り曲げプレートを形成ボックスに向かって動かすアクチュエータに結合された、フラップ折り曲げプレートと、を備える、装置。
態様46。包装を形成するための装置であって、
回転プレートに結合された1つ以上の形成ボックスであって、回転プレートは、装置の少なくとも第1、第2、及び第3、及び第4のステーションを通して形成ボックスを回転させ、形成ボックスは、協働して内部容積を画定する複数の壁を各々含み、対向した第1及び第2の端で各々開かれている、形成ボックスと、
第1、第2、及び第3のステーションで、配設された形成ボックスの第2の端の真下に配設されたデッドプレートと、
第2のステーションで形成ボックスの上方に配設されたフラップ折り曲げプレートであって、形成ボックスが第1のステーションから第2のステーションに変位するのに従って、または形成ボックスが第2のステーションに位置付けられると、フラップ折り曲げプレートを形成ボックスに向かって動かすアクチュエータに結合された、フラップ折り曲げプレートと、
第3のステーションで、配設された形成ボックスの上に配設された保持プレートと、を備える、装置。
態様47。第1のステーションで、形成ボックスの上方に配設された変位ガイドボックスをさらに備える、態様45または46に記載の装置。
態様48。各形成ボックスが、第1の部分及び第2の部分を含み、第2の部分が、第1の部分から分離可能である、態様45〜47のいずれか1つに記載の装置。
態様49。第2の部分が、カム従動子を備えるカムアセンブリに結合され、デッドプレートが、カム従動子が入るガイドを含み、ガイドが、形成ボックスが開位置と閉位置との間で動かされることができるように、第2の部分の位置を制御するカム従動子のための経路を画定する、態様48に記載の装置。
態様50。形成ボックスが、複数の壁と、デッドプレートと、動かされた位置におけるフラップ折り曲げプレートとによって画定された、所定内部包装容量の約70%〜約120%である内部容積を有する、態様45〜49のいずれか1項に記載の装置。
態様51。形成ボックスが、所定の内部包装の80%〜90%の内部容積を有する、態様50に記載の装置。
態様52。フラップ折り曲げプレート及び保持プレートが、ブラケットに結合される、態様46〜51のいずれか1項に記載の装置。
態様53。フラップ折り曲げプレートが、ブラケットに結合される、態様46〜51のいずれか1項に記載の装置。
態様54。フラップ折り曲げプレートが、第1及び第2のステーション間の距離で、第2のステーションの少なくとも一端まで延びる、態様46〜53のいずれか1項に記載の装置。
態様55。保持プレートが、第2及び第3のステーション間の距離で、第3のステーションを通り越した距離まで延びる、態様46〜54のいずれか1項に記載の装置。
態様56。保持プレートが、フラップ折り曲げプレートが動かされるとフラップ折り曲げプレートに隣接する、態様46〜55のいずれか1項に記載の装置。
態様57。保持プレートが、加熱され、かつ/または冷却された空気を包装の上に方向付けるための空気通路及び出口を含む、態様46〜56のいずれか1項に記載の装置。
態様58。保持プレートが、定置型である、態様46〜57のいずれか1項に記載の装置。
態様59。保持プレートが、保持プレートを第1の位置と第2の位置との間で直線的に動かすアクチュエータに結合される、態様46〜58のいずれか1項に記載の装置。
態様60。デッドプレートが、加熱され、かつ/または冷却された空気を包装の上に方向付けるための空気通路及び出口を含む、態様45〜59のいずれか1項に記載の装置。
態様61。フラップ折り曲げプレートが、キャリッジアセンブリがたどって進む角度を持った経路を画定するレールと、第2のステーションで、フラップ折り曲げプレートを形成ボックスから離れて配設された第1の位置から、形成ボックスの上に配設された第2の位置に動かす作動アームとを備え、キャリッジアセンブリが、装置のフレームに結合され、フラップ折り曲げプレートを第2のステーションに位置付け、キャリッジアセンブリが、作動アームがフラップ折り曲げプレートを動かすと、レールに沿って進む、態様45〜60のいずれか1項に記載の装置。
態様62。包装が第3のステーションで形成ボックスから解放され、コンベヤに移送されるように、第3のステーションの真下に配設されるコンベヤをさらに備える、態様45及び47〜61のいずれか1項に記載の装置。
態様63。包装が第4のステーションで形成ボックスから解放され、コンベヤに移送されるように、第4のステーションの真下に配設されるコンベヤをさらに備える、態様46〜62のいずれか1項に記載の装置。
態様64。装置が、4つの形成ボックスを備える、態様45〜63のいずれか1項に記載の装置。
態様65。装置が、6つの形成ボックスを備える、態様45〜63のいずれか1項に記載の装置。
態様66。装置が、少なくとも2つの形成ボックスを備える、態様45〜65のいずれか1項に記載の装置。
態様67。包装を形成するためのシステムであって、
連続動作包装機械と、
態様45〜66のいずれか1項に記載の装置と、を備える、システム。
態様68。包装の後端シールをシーリングするための包装機械のシールジョーの下流の連続動作包装機械上に配設された、容量調節ボックスをさらに備える、態様67に記載のシステム。
態様69。連続動作包装機械が、アクチュエータに結合されたフラップ折り曲げバーを備え
アクチュエータが、フラップ折り曲げバーを二方向に動かす、態様67または68に記載のシステム。
態様70。包装を形成するための方法であって、
インターフェース装置内で、インターフェースの第1のステーションに位置付けられた形成ボックス内に、包装のパネルから外側に延びる後端のシールを有する包装を受け入れることであって、包装が、後端のシールが形成ボックスの開放上端から外側に延びた状態で形成ボックス内に受け入れられる、受け入れることと、
形成ボックスを、インターフェースの第2のステーションまで回転させることと、
フラップ折り曲げプレートを、第1の位置から、フラップ折り曲げプレートが下側に向かいかつ包装を横方向に延びて、後端のシールに係合し、後端のシールが延びる包装のパネルに圧力を付与する第2の位置に動かすことであって、フラップ折り曲げプレートが、形成ボックスが第1のステーションと第2のステーションとの間の所定の距離まで、または第2のステーションで回転すると動かされる、動かすことと、
形成ボックスを、インターフェースの第3のステーションまで回転させることであって、形成ボックスが、第3のステーションにて底面を有さず、包装が、形成ボックスから、開放した底面を通して、取り出しデバイスまで移送される、回転させることと、を含む、方法。
態様71。包装を形成するための方法であって、
インターフェース装置内で、インターフェースの第1のステーションに位置付けられた形成ボックス内に、包装のパネルから外側に延びる後端のシールを有する包装を受け入れることであって、包装が、後端のシールが形成ボックスの開放上端から外側に延びた状態で形成ボックス内に受け入れられる、受け入れることと、
形成ボックスを、インターフェースの第2のステーションまで回転させることと、
フラップ折り曲げプレートを、第1の位置から、フラップ折り曲げプレートが下側に向かいかつ包装を横方向に延びて、後端のシールに係合し、後端のシールが延びる包装のパネルに圧力を印加する第2の位置に動かすことであって、フラップ折り曲げプレートが、形成ボックスが第1のステーションと第2のステーションとの間の所定の距離まで回転すると動かされる、動かすことと、
形成ボックスを、インターフェースの第3のステーションまで回転させることであって、第3のステーションが、形成ボックスの上方に配設された保持プレートを備え、保持プレートが、折り曲げられた後端のシールを、包装のパネルと係合させるように配設される、回転させることと、
形成ボックスを、インターフェースの第4のステーションまで回転させることであって、形成ボックスが、第4のステーションにて底面を有さず、包装が、形成ボックスから、開放した底面を通して、取り出しデバイスまで移送される、回転させることと、を含む、方法。
態様72。第1、第2、及び第3のステーションにおける形成ボックスの底面が、デッドプレートによって提供され、デッドプレートが、第3のステーションにおいて配設されず、それによって、第3のステーションにおける形成ボックスの底面が開放されている、態様70に記載の方法。
態様73。第1、第2、及び第3のステーションにおける形成ボックスの底面が、デッドプレートによって提供され、デッドプレートが、第4のステーションにおいて配設されず、それによって、第4のステーションにおける形成ボックスの底面が開放されている、態様71に記載の方法。
態様74。フラップ折り曲げプレートが、形成ボックスが第2のステーションの前に0°〜30°回転されると、動かされる、態様70〜73のいずれか1項に記載の方法。
態様75。保持プレートが、第2のステーションの一端まで延び、フラップ折り曲げプレートが、第2の位置にあるときにフラップ折り曲げプレートに当接し、フラップ折り曲げプレートが、いったん形成ボックスが第2のステーションから離れて0°〜70°回転すると、第2の位置から第1の位置まで動かされる、態様71〜74のいずれか1項に記載の方法。
態様76。保持プレートが、最大で第4のステーションまで延びる、態様71〜75のいずれか1項に記載の方法。
態様77。保持プレートが、定置型である、態様71〜76のいずれか1項に記載の方法。
態様78。保持プレートを、保持プレートが第3のステーションで形成ボックスから離れて配設される第1の位置から、形成ボックスが保持プレートの下に少なくとも部分的に配設されると、保持プレートが第3のステーションで形成ボックスの上に配設され包装に接触する第2の位置まで動かすことをさらに含む、態様71〜77のいずれか1項に記載の方法。
態様79。保持プレートが、形成ボックスが第2のステーションを0°〜70°通過すると保持プレートの少なくとも一部が形成ボックスをほぼ完全に覆うように、第2のステーションと第3のステーションと間の距離に延びる、態様78記載の方法。
態様80。形成ボックスが、第1のステーションでの第1の位置にあり、形成ボックスの第1及び第2の部分が包装を受け入れるように分離される、態様70〜79のいずれか1項に記載の方法。
態様81。いったん形成ボックスが第1のステーションの外に回転したら、形成ボックスが第1のステーションと第2のステーションとの間の所定の距離に達する前に、形成ボックスの第1及び第2の部分が、第1及び第2の部分が形成ボックス内に包装を保つように閉じられる第2の位置まで動く、態様80に記載の方法。
態様82。包装をインターフェース内に受け入れる前に、包装の内部容積を所定の内部容積に調節することをさらに含む、態様70〜81のいずれか1つに記載の方法。
態様83。包装の内部容積が、包装をシーリングする前に包装をガスで充填することによって調節される、態様82に記載の方法。
態様84。包装の内部容積が、包装をシーリングする前に容量調節ボックス内に包装を受け入れ、容量調節プレートを動かし、包装に接触させ、包装に圧力を印加して、包装の内部容積を調節することによって調節される、態様82に記載の方法。
態様85。容量調整ボックス内で内部容積を調節する前に、包装をガスで充填することをさらに含む、態様84に記載の方法。
態様86。包装が、所定の内部容積を有し、形成ボックスが、上壁が第2の位置に動かされたフラップ折り曲げプレートによって画定されると、包装の所定の内部容積の約70%〜約120%である内部容積を有する、態様70〜85のいずれか1項に記載の方法。
態様87。形成ボックスの内部容積が、包装の所定の内部容積の約80%〜約90%である、態様86に記載の方法。
態様88。形成ボックスが、ステーション間を連続して回転する、態様70〜87のいずれか1項に記載の方法。
態様89。形成ボックスが、一定速度で回転する、態様88に記載の方法。
態様90。形成ボックスが、可変速度で回転する、態様88に記載の方法。
態様91。形成ボックスが、形成ボックスがステーションに位置付けられると予め設定された遅延の間停止する断続的な運動で回転する、態様70〜87のいずれか1項に記載の方法。