【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 2020年5月22日Webページ(https://prttimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000052269.html)において公開
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
【0014】
[不正クリック防止システム1の概要]
本発明の好適な実施形態の概要について、
図1に基づいて説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態である不正クリック防止システム1の概要を説明するための図である。不正クリック防止システム1は、コンピュータ10から構成され、検索エンジンのリスティング広告が不正にクリックされるのを防止するコンピュータシステムである。
【0015】
本実施形態における不正クリックとは、例えば、同じリスティング広告を何回もクリックしているにも関わらず、いずれも瞬時に離脱する操作を意味する。また、不正クリックを行ったIPアドレスとは、この操作を行った不正操作者が所持する操作者端末のIPアドレスを意味する。
【0016】
なお、不正クリック防止システム1は、検索エンジンの広告及びタグを管理する管理コンピュータ、リスティング広告をクリックする操作を行った操作者が所持する操作者端末(例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末や、スマートグラス等のヘッドマウントディスプレイやスマートウォッチといったウェアラブル端末、据置型パソコンやノートパソコン等のパーソナルコンピュータ)、その他の端末や装置類等が含まれていてもよい。この場合、コンピュータ10は、含まれる端末や装置類等との何れか又は複数の組み合わせにより、後述する各処理を実行する事になる。
【0017】
また、不正クリック防止システム1は、例えば、コンピュータ10等の1台のコンピュータで実現されてもよいし、クラウドコンピュータのように、複数のコンピュータで実現されてもよい。
【0018】
コンピュータ10は、上述した管理コンピュータ、操作者端末、その他の端末や装置類等と、公衆回線網等を介して、データ通信可能に接続されており、必要なデータの送受信や各種処理を実行する。
【0019】
コンピュータ10は、検索エンジンの広告管理画面及びタグ管理画面と連携する。
【0020】
例えば、所定のAPI(Application Programming Interface)にアクセスし、このAPIと検索エンジンのリスティング広告とを連携する。コンピュータ10は、この連携により、検索エンジンの広告管理画面及びタグ管理画面と連携することになる。
【0021】
コンピュータ10は、リスティング広告がクリックされた後に表示されるランディングページに設置する第1のタグを設定する。本実施形態におけるランディングページとは、リスティング広告を操作者がクリックした時に、最終頁が表示されるまでに最初に経由する頁である。本実施形態における最終頁とは、リスティング広告をクリックした時に、ランディングページからリダイレクトされて最終的に表示される頁である。すなわち、本実施形態において、操作者がリスティング広告をクリックして、どこにもリダイレクトしない場合、ランディングページが最終頁となる。
【0022】
例えば、コンピュータ10は、新規のタグとして、LP(Landing Page)タグを発行する。コンピュータ10は、このLPタグとして、例えば、名称(例えば、サイトトップの名称、キャンペーンの名称)の入力を受け付け、受け付けた名称のLPタグを発行することにより、LPタグを設定することになる。このLPタグが第1のタグに相当する。
【0023】
コンピュータ10は、設定された第1のタグに対応する第1の識別子を発行する。
【0024】
例えば、コンピュータ10は、設定されたLPタグに対応するLPタグコードを発行する。このLPタグコードは、英数字からなる所定の文字数の文字列である。このLPタグコードが、第1の識別子に相当する。
【0025】
コンピュータ10は、第1の識別子に対応して、不正クリックを行ったIPアドレスを取得する第1のソースコードを生成する。
【0026】
例えば、コンピュータ10は、LPタグコードに対応して、不正クリックを行ったIPアドレスを取得するLPソースコードを生成する。このLPソースコードは、例えば、JavaScriptにより記述されたものである。このLPソースコードが第1のソースコードに相当する。
【0027】
コンピュータ10は、生成された第1のソースコードを、タグ管理画面に設定するように支援する。
【0028】
例えば、コンピュータ10は、タグ管理画面において、タグの種類の設定方法、LPソースコードの設置場所の指示、注意事項、備考等のLPソースコードをタグ管理画面に設定するために必要な操作や入力内容を出力することにより、設定の支援を実行する。
【0029】
コンピュータ10は、設定された第1のソースコードを有効にするために、タグ管理画面に指定のURL(Uniform Resource Locator)を設定するように支援する。
【0030】
例えば、コンピュータ10は、タグ管理画面において、トリガの設定支援として、ページビューの選択支援、URLの設定支援、トリガの発生場所の選択支援等の指定のURLを設定するために必要な操作や入力内容を出力することにより、設定の支援を実行する。
【0031】
コンピュータ10は、広告管理画面にリスティング広告がクリックされた後に表示された最終頁のURLに文字列を追加するように支援する。
【0032】
例えば、コンピュータ10は、広告管理画面において、最終頁のURLや最終頁のURLのサフィックスに追加する文字列の出力、設定方法の出力等のこのURLに文字列を追加するために必要な操作や入力内容を出力することにより、この文字列の追加の支援を実行する。
【0033】
コンピュータ10は、広告管理画面に、リスティング広告の表示対象から除外するIPアドレスとして取得した不正クリックを行ったIPアドレスを登録する。
【0034】
例えば、コンピュータ10は、リスティング広告をクリックし、ランディングページを表示した操作者端末のIPアドレスを取得する。コンピュータ10は、このIPアドレスのうち、不正クリックを行った操作者端末のIPアドレスを特定し、このIPアドレスを、広告管理画面に登録する。
【0035】
なお、コンピュータ10は、コンバージョンを計測するための構成を有していてもよい。この場合について説明する。
【0036】
コンピュータ10は、コンバージョン計測用の第2のタグを設定する。
【0037】
例えば、コンピュータ10は、新規のタグとして、コンバージョン計測用のCV(Conversion)タグを発行する。コンピュータ10は、このCVタグとして、例えば、名称(例えば、購入、資料請求)の入力を受け付け、受け付けた名称のCVタグを発行することにより、CVタグを設定することになる。このCVタグが第2のタグに相当する。
【0038】
コンピュータ10は、設定された第2のタグに対応する第2の識別子を発行する。
【0039】
例えば、コンピュータ10は、設定されたCVタグに対応するCVタグコードを発行する。このCVタグコードは、英数字からなる所定の文字数の文字列である。このCVタグコードが第2の識別子に相当する。
【0040】
コンピュータ10は、発行された第2の識別子に対応して、コンバージョンを計測する第2のソースコードを生成する。
【0041】
例えば、コンピュータ10は、CVタグコードに対応して、コンバージョンを計測するCVソースコードを生成する。このCVソースコードは、例えば、JavaScriptにより記述されたものである。このCVソースコードが第2のソースコードに相当する。
【0042】
コンピュータ10は、生成された第2のソースコードをタグ管理画面に設定するように支援する。
【0043】
例えば、コンピュータ10は、タグ管理画面において、タグの種類の設定方法、CVソースコードの設置場所の指示、注視事項等のCVソースコードをタグ管理画面に設定するために必要な操作や入力内容を出力することにより、設定の支援を実行する。
【0044】
また、コンピュータ10は、最終頁のURLを表示したIPアドレスを取得する構成であってもよい。
【0045】
次に、不正クリック防止システム1が実行する処理の概要について説明する。
【0046】
はじめに、コンピュータ10は、検索エンジンの広告管理画面及びタグ管理画面と連携する(ステップS01)。コンピュータ10は、所定のAPIを介して、検索エンジンのリスティング広告と連携する。コンピュータ10は、この連携により、検索エンジンの広告管理画面及びタグ管理画面と連携することになる。
【0047】
コンピュータ10は、リスティング広告がクリックされた後に表示されるランディングページに設置する第1のタグを設定する(ステップS02)。ランディングページは、上述した通りである。コンピュータ10は、新規のタグとして、第1のタグを発行する。コンピュータ10は、第1のタグとして、名称等の入力を受け付け、受け付けた名称の第1のタグを発行することにより、第1のタグを設定する。
【0048】
コンピュータ10は、設定された第1のタグに対応する第1の識別子を発行する(ステップS03)。この第1の識別子は、上述した通りである。
【0049】
コンピュータ10は、第1の識別子に対応して、不正クリックを行ったIPアドレスを取得する第1のソースコードを生成する(ステップS04)。第1のソースコードは、上述した通りである。
【0050】
コンピュータ10は、生成された第1のソースコードを、タグ管理画面に設定するように支援する(ステップS05)。コンピュータ10は、タグ管理画面において、タグの種類の設定方法、第1のソースコードの設置場所の指示、注意事項、備考等の第1のソースコードをタグ管理画面に設定するために必要な操作や入力内容を出力することにより、設定を支援する。
【0051】
コンピュータ10は、設定された第1のソースコードを有効にするために、タグ管理画面に指定のURLを設定するように支援する(ステップS06)。コンピュータ10は、タグ管理画面において、ページビューの選択支援、URLの設定支援、トリガの発生場所の選択支援等の指定のURLを設定するために必要な操作や入力内容を出力することにより、設定を支援する。
【0052】
コンピュータ10は、広告画面にリスティング広告がクリックされた後に表示される最終頁のURLに文字列を追加するように支援する(ステップS07)。コンピュータ10は、最終頁のURLやこのURLのサフィックスに追加するための文字列の出力、設定方法の出力等のこのURLに文字列を追加するために必要な操作や入力内容を出力することにより、設定を支援する。
【0053】
コンピュータ10は、広告管理画面に、リスティング広告の表示対象から除外するIPアドレスとして取得した不正クリックを行ったIPアドレスを登録する(ステップS08)。コンピュータ10は、リスティング広告をクリックし、ランディングページを表示した操作者端末のIPアドレスを取得する。コンピュータ10は、不正クリックを行ったIPアドレスを特定し、このIPアドレスを広告管理画面に登録する。
【0054】
以上が、不正クリック防止システム1が実行する処理の概要である。
【0055】
[不正クリック防止システム1のシステム構成]
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態である不正クリック防止システム1のシステム構成について説明する。
図2は、本発明の好適な実施形態である不正クリック防止システム1のシステム構成を示す図である。
図2において、不正クリック防止システム1は、コンピュータ10から構成され、検索エンジンのリスティング広告が不正にクリックされるのを防止するコンピュータシステムである。
【0056】
コンピュータ10は、管理コンピュータ、操作者端末、その他の端末や装置類等と、公衆回線網等を介して、データ通信可能に接続されており、必要なデータの送受信や各種処理を実行する。
【0057】
なお、不正クリック防止システム1は、管理コンピュータ、操作者端末、その他の端末や装置類等が含まれていてもよい。この場合、不正クリック防止システム1は、後述する各処理を、コンピュータ10と含まれる端末や装置類等との何れか又は複数の組み合わせにより実行することになる。
【0058】
また、不正クリック防止システム1は、例えば、コンピュータ10等の1台のコンピュータで実現されてもよいし、クラウドコンピュータのように、複数のコンピュータで実現されてもよい。
【0059】
コンピュータ10は、制御部として、CPU(Central Processing
Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、他の端末や装置等と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi―Fi(Wireless―Fidelity)対応デバイス等を備える。また、コンピュータ10は、記録部として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、コンピュータ10は、処理部として、各種処理を実行する各種デバイス等を備える。
【0060】
コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部と協働して、連携モジュール20、クリック状況取得モジュール21、IPアドレス登録モジュール22を実現する。また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部と協働して、LPタグ設定モジュール40、LPタグコード発行モジュール41、LPソースコード生成モジュール42、LP設定支援モジュール43、URL設定支援モジュール44、文字列追加支援モジュール45、CVタグ設定モジュール46、CVタグコード発行モジュール47、CVソースコード生成モジュール48、CV設定支援モジュール49、不正クリック判断モジュール50、IPアドレス特定モジュール51を実現する。
【0061】
[第1の設定支援処理]
図3に基づいて、不正クリック防止システム1が実行する第1の設定支援処理について説明する。
図3は、コンピュータ10が実行する第1の設定支援処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
【0062】
連携モジュール20は、検索エンジンの広告管理画面及びタグ管理画面と連携する(ステップS10)。ステップS10において、連携モジュール20は、所定のAPIにアクセスし、このAPIを介して、管理コンピュータにアクセスする。連携モジュール20は、このAPIと、検索エンジンのリスティング広告とを連携する。具体的には、連携モジュール20は、このAPIを介して、リスティング広告の管理を行うアカウントへのログイン、このAPIへの権限の付与の許可等を実行する。連携モジュール20は、これらを実行することにより、広告管理画面及びタグ管理画面と連携することになる。コンピュータ10は、以降の処理において、連携した広告管理画面及びタグ管理画面を操作することになる。
【0063】
LPタグ設定モジュール40は、リスティング広告がクリックされた後に表示されるランディングページに設置するLPタグを設定する(ステップS11)。ステップS11において、ランディングページは、上述した通りである。LPタグ設定モジュール40は、名称等の入力を受け付ける。LPタグ設定モジュール40は、受け付けた名称のLPタグを発行する。この結果、LPタグ設定モジュール40は、LPタグを設定することになる。このLPタグが、第1のタグに相当する。また、このLPタグ設定モジュール40が、第1設定手段に相当する。
【0064】
図6は、LPタグ設定モジュール40が、LPタグを設定するタグ管理画面の一例を模式的に示した図である。
図6において、LPタグ設定モジュール40は、タグ管理画面100,130において、LPタグを設定する。
【0065】
LPタグ設定モジュール40は、タグ管理画面100において、LPタグ設定アイコン110への入力操作を受け付け、新規LPタグ発行アイコン120を出力する。LPタグ設定モジュール40は、この新規LPタグ発行アイコン120への入力操作を受け付け、タグ発行画面130を出力する。このタグ発行画面130は、別頁に遷移する形式で出力してもよいし、タグ管理画面100に重畳させる形式で出力してもよい。
【0066】
LPタグ設定モジュール40は、LPタグ名入力欄140に、新規に発行するLPタグの名称等の入力を受け付ける。LPタグ設定モジュール40は、キャンセルアイコン150への入力操作を受け付けることにより、LPタグの発行を中止し、タグ管理画面100を出力する。また、LPタグ設定モジュール40は、発行アイコン160への入力操作を受け付けることにより、LPタグを新規に発行する。LPタグ設定モジュール40は、この発行したLPタグに基づいて、LPタグを設定することになる。
【0067】
LPタグコード発行モジュール41は、設定されたLPタグに対応するLPタグコードを発行する(ステップS12)。ステップS12において、LPタグコード発行モジュール41は、設定されたLPタグの名称に対応するLPタグコードを発行する。LPタグコードは、上述した通りである。このLPタグコードが、第1の識別子に相当する。また、このLPタグコード発行モジュール41が、第1発行手段に相当する。
【0068】
図7は、LPタグコード発行モジュール41が、LPタグコードを発行したタグ管理画面の一例を示す図である。
図7において、LPタグコード発行モジュール41は、タグ管理画面100において、LPタグコードを発行する。
【0069】
LPタグコード発行モジュール41は、上述したLPタグ名入力欄140に設定されたLPタグの名称を、LPタグ名出力欄200に出力する。LPタグコード発行モジュール41は、このLPタグに対応するLPタグコードを、LPタグコード出力欄210に出力する。LPソースコード生成モジュール42は、このLPタグ名出力欄200やLPタグコード出力欄210への入力操作を受け付けることにより、後述するLPソースコードを生成することになる。
【0070】
LPソースコード生成モジュール42は、このLPタグコードに対応して、不正クリックを行ったIPアドレスを取得するLPソースコードを生成する(ステップS13)。ステップS13において、LPソースコードは、上述した通りである。このLPソースコードの生成方法は、既知の方法により行われればよい。LPソースコード生成モジュール42は、タグ管理画面において、この生成したLPソースコードを出力する。このLPソースコードが、第1のソースコードに相当する。また、このLPソースコード生成モジュール42が、第1生成手段に相当する。
【0071】
図8は、LPソースコード生成モジュール42が、LPソースコードを出力したタグ管理画面の一例を示す図である。
図8において、LPソースコード生成モジュール42は、上述したLPタグ名出力欄200やLPタグコード出力欄210への入力操作を受け付けることにより、生成したLPソースコードを、タグ管理画面300に出力した状態である。
【0072】
LPソースコード生成モジュール42は、生成したLPソースコードを、LPソースコード出力欄310に出力する。LP設定支援モジュール43は、この出力されたLPソースコードを、タグ管理画面に設定するように支援することになる。
【0073】
LP設定支援モジュール43は、生成されたLPソースコードを、タグ管理画面に設定するように支援する(ステップS14)。ステップS14において、LP設定支援モジュール43は、タグ管理画面において、タグの種類の設定支援、LPソースコードの設置場所の支援、注意事項、備考の表示等のLPソースコードをタグ管理画面に設定するために必要な操作や入力内容を出力する。この結果、LP設定支援モジュール43は、この設定を支援することになる。このLP設定支援モジュール43が、第1支援手段に相当する。
【0074】
図9は、LP設定支援モジュール43が、支援を実行するタグ管理画面の一例を示す図である。
図9において、LP設定支援モジュール43は、タグ管理画面400において、支援内容を出力した状態である。
【0075】
LP設定支援モジュール43は、タグ選択欄410に対して、タグの種類の設定を支援するタグ設定支援欄440を出力する。このタグ選択欄410は、タグの種類の選択の入力を受け付けるものである。このタグ設定支援欄440は、選択すべきタグの種類を指示するものが出力されており、LP設定支援モジュール43は、「タグの種類はカスタムHTML(HyperText Markup Language)で設定してください」を、タグ設定支援欄440に対して出力する。また、LP設定支援モジュール43は、LPソースコード入力欄420に対して、入力するソースコードを支援するソースコード設定支援欄450を出力する。このLPソースコード入力欄420は、ソースコードの入力を受け付けるものである。このソースコード設定支援欄450は、入力すべきソースコードを指示するものが出力されており、LP設定支援モジュール43は、「管理画面のLPタグで発行されたソースコードをここに貼り付けてください。」を、ソースコード設定支援欄450に対して出力する。LP設定支援モジュール43は、備考欄430に対して、注意事項支援欄460を出力する。この備考欄430は、「document.writeをサポートする」か否かの選択の入力を受け付けるものである。この注意事項支援欄460は、選択すべき内容を指示するものが出力されるとともに、選択しない場合の状況を示すものが出力されており、LP設定支援モジュール43は、「document.writeをサポートするにチェックを入れてください。チェックを入れないで保存すると、エラー警告がでます。」を、注意事項欄460に対して出力する。このエラー警告の例としては、「HTMLにJavaScriptメソッドdocument.write()の呼び出しが含まれている可能性がありますが、このメソッドは機能してもよろしいですか?」とのテキストを表示するとともに、続行又はキャンセルの入力を受け付けるといったものである。
【0076】
URL設定支援モジュール44は、設定されたLPソースコードを有効にするために、タグ管理画面に指定のURLを設定するように支援する(ステップS15)。ステップS15において、URL設定支援モジュール44は、タグ管理画面において、トリガの設定支援として、ページビューの選択支援、URLの設定支援、発生場所の設定支援等のトリガの設定に必要な操作や入力内容を出力する。このURL設定支援モジュール44が、第2支援手段に相当する。
【0077】
図10は、URL設定支援モジュール44が、支援を実行するタグ管理画面の一例を示す図である。
図10において、URL設定支援モジュール44は、タグ管理画面500において、支援内容を出力した状態である。
【0078】
URL設定支援モジュール44は、トリガタイプ選択欄510に対して、選択するトリガタイプの設定を支援するトリガタイプ設定支援欄530を出力する。このトリガ選択欄510は、トリガのタイプの選択の入力を受け付けるものである。このトリガ設定支援欄530は、選択すべきトリガタイプを指示するものが出力されており、URL設定支援モジュール44は、「ページビューを選択」を、トリガ設定支援欄510に対して出力する。また、URL設定支援モジュール44は、URL設定支援欄540に、指定のURLを設定することを指示するものを出力する。また、URL設定支援モジュール44は、トリガ発生場所選択欄520に対して、選択するトリガの発生場所を支援するトリガ発生場所選択支援欄550を出力する。このトリガ発生場所選択欄520は、トリガの発生場所の選択の入力を受け付けるものである。このトリガ発生場所選択支援欄550は、選択すべきトリガの発生場所を指示するものが出力されており、URL設定支援モジュール44は、「すべてのページビューを選択」を、トリガ発生場所選択支援欄550に対して出力する。
【0079】
文字列追加支援モジュール45は、広告管理画面にリスティング広告がクリックされた後に表示された最終頁のURLに文字列を追加するように支援する(ステップS16)。ステップS16において、文字列追加支援モジュール45は、追加する文字列の出力、追加する文字列の設定方法等を出力するとともに、広告管理画面において、追加する文字列の設定方法等の最終頁のURLに文字列を追加するために必要な操作や入力内容を出力する。この文字列追加支援モジュール45が、第3支援手段に相当する。
【0080】
図11は、文字列追加支援モジュール45が、支援を実行する画面の一例を示す図である。
図11において、文字列追加支援モジュール45は、支援を実行する支援画面600において、支援内容を出力した状態である。
【0081】
文字列追加支援モジュール45は、追加する文字列を出力する追加文字列出力欄610に、最終頁のURLや最終頁のURLのサフィックスに追加する文字列を出力する。この追加文字列出力欄610は、追加するための文字列が出力されており、文字列追加支援モジュール45は、「{lpurl}?utm_source={sample}&sample=ip」を、追加文字列出力欄610に出力する。また、文字列追加支援モジュール45は、文字列を追加する対象を選択する文字列追加対象選択欄620を出力する。この文字列追加対象選択欄620は、文字列を追加する対象の選択の入力を受け付けるものである。文字列追加支援モジュール45は、文字列追加対象選択欄620に、アカウント単位での設定、キャンペーン単位での設定、広告グループ単位での設定、広告単位での設定の其々を出力する。文字列追加支援モジュール45は、文字列追加対象選択欄620への選択の入力を受け付けることにより、後述する広告管理画面に遷移し、文字列の追加を支援することになる。
【0082】
なお、文字列追加支援モジュール45は、文字列追加対象選択欄620への選択の入力を受け付けずに、別のタブへの入力を受け付ける等の異なる方法により、運用者が所望する文字列を、最終頁URLに追加することを支援する構成であってもよい。
【0083】
図12は、文字列追加支援モジュール45が、アカウント単位での文字列の追加を支援する画面の一例を示す図である。
図12において、文字列追加支援モジュール45は、広告管理画面700,730において、支援内容を出力した状態である。
【0084】
文字列追加支援モジュール45は、広告管理画面におけるアカウント設定への入力を受け付ける又は上述した文字列追加対象選択欄620におけるアカウント単位での設定への入力を受け付け、広告管理画面700を出力する。文字列追加支援モジュール45は、広告管理画面700において、トラッキング設定欄710に対して、このトラッキング選択欄710を選択する指示を示すトラッキング選択指示欄720を出力する。このトラッキング選択欄710は、トラッキングの選択を行うものである。このトラッキング選択指示欄720は、このトラッキング設定欄710を選択する指示が出力されており、文字列追加支援モジュール45は、「「トラッキング」をクリック」を、トラッキング設定欄710に対して出力する。文字列追加支援モジュール45は、このトラッキング設定欄710への選択の入力を受け付けることにより、広告管理画面730を出力する。この広告管理画面730は、別頁に遷移する形式で出力してもよいし、広告管理画面700に重畳させる形式で出力してもよい。文字列追加支援モジュール45は、広告管理画面730において、最終頁URL入力欄740に対して、最終頁URLのサフィックスの入力を指示するURL入力指示欄750を出力する。この最終頁URL入力欄740は、最終頁URLのサフィックスを入力するものである。このURL入力指示欄750は、この最終頁URL入力欄740に最終頁URLのサフィックスの入力を指示するものであり、文字列追加支援モジュール45は、「「最終頁URLのサフィックス」を入力」を、最終頁URL入力欄740に対して出力する。文字列追加支援モジュール45は、キャンセルアイコン760への入力操作を受け付けることにより、トラッキングの設定を中止し、保存アイコン770への入力操作を受け付けることにより、入力された最終頁URLのサフィックスを保存する。
【0085】
文字列追加支援モジュール45は、同様の処理を、キャンペーン単位での設定、広告グループ単位での設定、広告単位での設定に対して行うことも可能であり、其々における最終頁URLのサフィックスや最終頁URLの設定を支援する。
【0086】
文字列追加支援モジュール45は、このような最終頁URLや最終頁URLのサフィックスの設定を支援する結果、最終頁のURLに文字列を追加するように支援することになる。
【0088】
[第2の設定支援処理]
図4に基づいて、不正クリック防止システム1が実行する第2の設定支援処理について説明する。
図4は、コンピュータ10が実行する第2の設定支援処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。なお、上述した処理と同様の処理については、その詳細な説明は省略する。また、本処理は、その前提として、上述したステップS10の処理により、連携モジュール20が、検索エンジンの広告管理画面及びタグ管理画面と連携した状態である。
【0089】
CVタグ設定モジュール46は、コンバージョン計測用のCVタグを設定する(ステップS20)。ステップS20において、CVタグ設定モジュール46は、名称等の入力を受け付ける。CVタグ設定モジュール46は、受け付けた名称のCVタグを発行する。この結果、CVタグ設定モジュール46は、CVタグを設定することになる。このCVタグが、第2のタグに相当する。また、このCVタグ設定モジュール46が、第2設定手段に相当する。
【0090】
図13は、CVタグ設定モジュール46が、CVタグを設定するタグ管理画面の一例を模式的に示した図である。
図13において、CVタグ設定モジュール46は、タグ管理画面800,830において、CVタグを設定する。
【0091】
CVタグ設定モジュール46は、タグ管理画面800において、CVタグ設定アイコン810への入力操作を受け付け、新規CVタグ発行アイコン820を出力する。CVタグ設定モジュール46は、この新規CVタグ発行アイコン820への入力操作を受け付け、タグ発行画面830を出力する。このタグ発行画面830は、別頁に遷移する形式で出力してもよいし、タグ管理画面800に重畳させる形式で出力してもよい。
【0092】
CVタグ設定モジュール46は、CVタグ名入力欄840に、新規に発行するCVタグの名称等の入力を受け付ける。CVタグ設定モジュール46は、キャンセルアイコン850への入力操作を受け付けることにより、CVタグの発行を中止し、タグ管理画面800を出力する。また、CVタグ設定モジュール46は、発行アイコン860への入力操作を受け付けることにより、CVタグを新規に発行する。CVタグ設定モジュール46は、この発行したCVタグに基づいて、CVタグを設定することになる。
【0093】
CVタグコード発行モジュール47は、設定されたCVタグに対応するCVタグコードを発行する(ステップS21)。ステップS21において、CVタグコード発行モジュール47は、設定されたCVタグの名称に対応するCVタグコードを発行する。CVタグコードは、上述した通りである。このCVタグコードが、第2の識別子に相当する。また、このCVタグコード発行モジュール47が、第2発行手段に相当する。
【0094】
図14は、CVタグコード発行モジュール47が、CVタグコードを発行したタグ管理画面の一例を示す図である。
図14において、CVタグコード発行モジュール47は、タグ管理画面800において、CVタグコードを発行する。
【0095】
CVタグコード発行モジュール47は、上述したCVタグ名入力欄840に設定されたCVタグの名称を、CVタグ名出力欄900に出力する。CVタグコード発行モジュール47は、このCVタグに対応するCVタグコードを、CVタグコード出力欄910に出力する。CVタグコード発行モジュール47は、このCVタグ名出力欄900やCVタグコード出力欄910への入力操作を受け付けることにより、後述するCVソースコードを生成することになる。
【0096】
CVソースコード生成モジュール48は、このCVタグコードに対応して、コンバージョンを計測するCVソースコードを生成する(ステップS22)。ステップS22において、CVソースコードは、上述した通りである。このCVソースコードの生成方法は、既知の方法により行われればよい。CVソースコード生成モジュール48は、タグ管理画面において、この生成したCVソースコードを出力する。このCVソースコードが、第2のソースコードに相当する。また、このCVソースコード生成モジュール48が、第2生成手段に相当する。
【0097】
図15は、CVソースコード生成モジュール48が、CVソースコードを出力したタグ管理画面の一例を示す図である。
図15において、CVソースコード生成モジュール48は、上述したCVタグ名出力欄900やCVタグコード出力欄910への入力操作を受け付けることにより、生成したCVソースコードを、タグ管理画面1000に出力した状態である。
【0098】
CVソースコード生成モジュール48は、生成したCVソースコードを、CVソースコード出力欄1010に出力する。CV設定支援モジュール49は、この出力されたLPソースコードを、タグ管理画面に設定するように支援することになる。
【0099】
CV設定支援モジュール49は、生成されたCVソースコードを、タグ管理画面に設定するように支援する(ステップS23)。ステップS23において、CV設定支援モジュール49は、タグ管理画面において、タグの種類の設定支援、CVソースコードの設置場所の支援、注意事項、備考の表示等のCVソースコードをタグ管理画面に設定するために必要な操作や入力内容を出力する。この結果、CV設定支援モジュール49は、この設定を支援することになる。このCV設定支援モジュール49が、第4支援手段に相当する。
【0100】
図15において、CV設定支援モジュール49は、上述したタグ管理画面1000におけるCVソースコード出力欄1010に、ソースコード設定支援欄1020を出力する。CV設定支援モジュール49は、CVソースコード出力欄1010に対して、ソースコードの設定先や設定方法等を支援するソースコード設定支援欄1020を出力する。このCVソースコード設定支援欄1020は、CVソースコードの挿入先、設定可能なタグマネージャの説明、頁内に埋め込む場合における挿入先となるタグの説明等を指示するものが出力されており、CV設定支援モジュール49は、「以下のタグをコンバージョン頁やサンクスページ等に設置してください。タグ管理画面での設置が可能です。ページに直接埋め込む場合は<head></head>内に設置してください」を、ソースコード出力欄1010に対して出力する。
【0101】
運用者は、この支援内容に従って、CVタグを設定することになる。
【0102】
CVタグが設定されることにより、コンバージョンを計測することが可能となり、IPアドレスベースでリスティング広告を何回クリックしてサイトに来訪した操作者がコンバージョンに至ったかを計測することが可能となる。
【0103】
この結果、可能となる事例について説明する。A社のサイトにおいてはリスティング広告を3回クリックしてコンバージョンに至る操作者が最も多い。一方、4回以上、リスティング広告をクリックしてくる操作者はコンバージョンが少ない。よって、リスティング広告は3回までの同一IPアドレスの操作者に対してのみ表示させ、4回以上リスティング広告をクリックしている操作者にはリスティング広告を表示させないといった取り組みが可能となる。
【0104】
これは、4回以上広告をクリックしていれば、社名やサービス名は既に記憶に残っていると思われ、社名やサービス名で調べた場合はリスティング広告を表示させずとも、A社のサイトが検索順位で一番上にくる可能性が限りなく高いからである。
【0106】
[不正IPアドレス登録処理]
図5に基づいて、不正クリック防止システム1が実行する不正IPアドレス登録処理について説明する。
図5は、コンピュータ10が実行する不正IPアドレス登録処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。なお、上述した処理と同様の処理については、その詳細な説明は省略する。
【0107】
クリック状況取得モジュール21は、リスティング広告のクリック状況を取得する(ステップS30)。ステップS30において、クリック状況取得モジュール21は、操作者端末が、リスティング広告をクリックした際の状態(例えば、クリック回数、表示から離脱までの所要時間)と、この操作者端末のIPアドレスとを、クリック状況として管理コンピュータを介して取得する。クリック状況取得モジュール21が、クリック状況として取得するIPアドレスは、最終頁のURLを表示したIPアドレスである。
【0108】
このようにすることにより、リスティング広告における「最終ページURLのサフィックス(文字列の追加)」の機能を利用し、リスティング広告をクリックして操作者がたどり着いた最終URL頁にてIPアドレスを取得することになる。この結果、ITP(Intelligent Tracking Prevention)に関する問題を解決することになる。
【0109】
不正クリック判断モジュール50は、取得したクリック状況が、不正なものであるか否かを判断する(ステップS31)。ステップS31において、不正クリック判断モジュール50は、クリック状況のうち、不正クリックに該当するものであるか否かを判断する。不正クリック判断モジュール50は、取得したクリック状況のうち、同じリスティング広告を何回もクリックしているにも関わらず、いずれも瞬時に離脱する操作が行われていたものを不正クリックであるものと判断する。
【0110】
ステップS31において、不正クリック判断モジュール50は、不正なものではないと判断した場合(ステップS31 NO)、すなわち、クリック状況が、リスティング広告をクリックした後に、十分な時間離脱していなかったものであると判断した場合、コンピュータ10は、本処理を終了する。
【0111】
一方、ステップS31において、不正クリック判断モジュール50は、不正なものであると判断した場合(ステップS31 YES)、すなわち、クリック状況が、リスティング広告をクリックした後に、瞬時に離脱したものであると判断した場合、IPアドレス特定モジュール51は、不正クリックを行ったIPアドレスを特定する(ステップS32)。ステップS32において、IPアドレス特定モジュール51は、今回、クリック状況が不正なものであると判断した操作者端末のIPアドレスを、不正クリックを行ったIPアドレスとして特定する。
【0112】
IPアドレス登録モジュール22は、広告管理画面に、リスティング広告の表示対象から除外するIPアドレスとして、取得した不正クリックを行ったIPアドレスを登録する(ステップS33)。ステップS33において、IPアドレス登録モジュール22は、IPアドレス特定モジュール51が特定したIPアドレスを、広告管理画面に、リスティング広告の表示対象から除外する不正クリックを行ったIPアドレスとして登録する。この登録されたIPアドレスは、リスティング広告の表示対象から除外されることになる。
【0113】
以後、このIPアドレスを有する操作者端末に対して、リスティング広告が表示されなくなる。
【0114】
なお、この登録されたIPアドレスは、所定時間毎(例えば、毎時10分〜15分頃)に更新される構成であってもよいし、一度登録されたらそのまま維持される構成であってもよい。
【0115】
この結果、不正クリック防止システム1は、検索エンジンの広告管理画面にて、リスティング広告の表示対象から除外するIPアドレスとして、取得した不正クリックを行ったIPアドレスを自動で登録することが可能となる。また、不正クリック防止システム1は、リスティング広告を表示対象から、不正クリックを行ったIPアドレスを除外することが可能になるので、サイトのソースを直接変更せずに不正クリック防止を実現することが可能となる。
【0116】
以上が、不正IPアドレス登録処理である。
【0117】
上述した処理により、不正クリック防止システム1は、簡単な設定のみで、不正IPアドレスを検知し、さらに、その不正IPアドレスを自動的にリスティング広告の管理画面に登録することが可能となり、不正クリックを防止することに加えて、運用者の手間が軽減され、運用者の負担を大幅に軽減することが可能となる。
【0118】
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態で提供される。また、プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記録装置又は外部記録装置に転送し記録して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記録装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記録装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
【0119】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【課題】検索エンジンのリスティング広告が不正にクリックされるのを防止する不正クリック防止システム1は、検索エンジンの広告管理画面及びタグ管理画面と連携し、リスティング広告がクリックされた後に表示されるランディングページに設置する第1のタグを設定し、この第1のタグに対応する第1の識別子を発行し、この第1の識別子に対応して、不正クリックを行ったIPアドレスを取得する第1のソースコードを生成し、この第1のソースコードを、タグ管理画面に設定するように支援し、この第1のソースコードを有効にするために、タグ管理画面に指定のURLを設定するように支援し、広告管理画面にリスティング広告がクリックされた後に表示された最終頁のURLに文字列を追加するように支援し、広告管理画面に、リスティング広告の表示対象から除外するIPアドレスとして取得した不正クリックを行ったIPアドレスを登録する。【選択図】