(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6873533
(24)【登録日】2021年4月23日
(45)【発行日】2021年5月19日
(54)【発明の名称】自動車ワイヤハーネス用のプロテクタ
(51)【国際特許分類】
H02G 3/04 20060101AFI20210510BHJP
H02G 3/16 20060101ALI20210510BHJP
B60R 16/02 20060101ALI20210510BHJP
【FI】
H02G3/04 087
H02G3/16
B60R16/02 623T
【請求項の数】6
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2019-14319(P2019-14319)
(22)【出願日】2019年1月30日
(65)【公開番号】特開2020-124037(P2020-124037A)
(43)【公開日】2020年8月13日
【審査請求日】2020年2月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000183406
【氏名又は名称】住友電装株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000110321
【氏名又は名称】トヨタ車体株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】岸本 隆史
(72)【発明者】
【氏名】村瀬 慶恭
(72)【発明者】
【氏名】河崎 佳
【審査官】
鈴木 大輔
(56)【参考文献】
【文献】
実開平03−007612(JP,U)
【文献】
特開2014−045608(JP,A)
【文献】
特開2018−182934(JP,A)
【文献】
特開2005−086865(JP,A)
【文献】
特開平07−039047(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 16/02
H02G 3/04
3/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車ワイヤハーネスを収容可能な収容部を備えたプロテクタ本体を有し、前記自動車ワイヤハーネスの経路規制を行う自動車ワイヤハーネス用のプロテクタであって、
前記プロテクタ本体は、直方体状をなすジャンクションボックスの一側面に設けられた嵌合部に対して固定されるスライド固定部を有し、
前記嵌合部は、前記ジャンクションボックスの前記一側面に対して平行な方向に開口する開口を有し、
前記スライド固定部は、筒状の本体部と、前記本体部と前記収容部とを接続する接続部とを有し、
前記接続部は、前記収容部から離れる方向に前記収容部を構成する側壁から延出しており、
前記本体部が前記嵌合部の前記開口に対して前記一側面と平行な方向に挿通されており、その挿通方向と交差する方向で前記本体部の外周面が前記嵌合部の内周面と面接触で固定される、自動車ワイヤハーネス用のプロテクタ。
【請求項2】
前記スライド固定部は、前記挿通方向と直交する方向に面する前記嵌合部の内周面と、全周に亘って当接する当接面を有する、請求項1に記載の自動車ワイヤハーネス用のプロテクタ。
【請求項3】
前記収容部は、前記自動車ワイヤハーネスの規制方向と前記スライド固定部の前記挿通方向とが前記ジャンクションボックスの側面視で交差する、請求項1又は請求項2に記載の自動車ワイヤハーネス用のプロテクタ。
【請求項4】
前記嵌合部は、前記スライド固定部の前記挿通方向と直交する方向にクランプ締結用の締結孔が設けられるものであり、
前記スライド固定部は、前記締結孔と前記挿通方向において係合する係合部を有する、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の自動車ワイヤハーネス用のプロテクタ。
【請求項5】
開口部を有して前記自動車ワイヤハーネスを収容する前記収容部と、該収容部の前記開口部を閉塞する蓋体とを有し、
前記収容部の前記開口部の開口方向と、前記スライド固定部の前記挿通方向が同じである、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の自動車ワイヤハーネス用のプロテクタ。
【請求項6】
前記接続部は、前記収容部から離れる方向に前記収容部を構成する側壁から延出するとともにその一部が前記一側面と平行な方向に延伸されており、前記本体部との境界部分にスリットを有し、前記スリット内に前記嵌合部を構成する接続壁が挿通される、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の自動車ワイヤハーネス用のプロテクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車ワイヤハーネス用のプロテクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両に配索される電線をプロテクタに収容し、電線の保護や電線の経路規制をしている(例えば特許文献1参照)。プロテクタは、相手部材に設けられる固定用孔に対してクランプを挿入固定することで相手部材に対して取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−118741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のようなプロテクタは、例えばインストルメントパネル(以下、インパネという)内に配置されるジャンクションボックスに対して取り付けられることがある。ジャンクションボックスは、インパネ内のインパネリインフォースメントに取り付けられている。インパネ内はプロテクタの大きさに制限があり、ジャンクションボックスに対して取り付けた場合にがたつきを抑えることが望まれている。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ジャンクションボックスに対するがたつきを抑えられる自動車ワイヤハーネス用のプロテクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する自動車ワイヤハーネス用のプロテクタは、自動車ワイヤハーネスを収容可能な収容部を備えたプロテクタ本体を有し、前記自動車ワイヤハーネスの経路規制を行う自動車ワイヤハーネス用のプロテクタであって、前記プロテクタ本体は、直方体状をなすジャンクションボックスの一側面に設けられた嵌合部に対して固定されるスライド固定部を有し、前記嵌合部は、前記ジャンクションボックスの前記一側面に対して平行な方向に開口する開口を有し、前記スライド固定部は、前記嵌合部の前記開口に対して前記一側面と平行な方向に挿通されており、その挿通方向と交差する方向で前記嵌合部と面接触で固定される。
【0007】
上記態様によれば、ジャンクションボックスの側面に設けられた嵌合部に対し、スライド固定部が挿通され、挿通方向と交差する方向に面接触で固定されるため、スライド固定部と嵌合部との間で相対的に位置ずれを起こす力が作用した場合であっても面接触されているためがたつきが抑えられる。
【0008】
上記自動車ワイヤハーネス用のプロテクタにおいて、前記スライド固定部は、前記挿通方向と直交する方向に面する前記嵌合部の内周面と、全周に亘って当接する当接面を有することが好ましい。
【0009】
上記態様によれば、嵌合部の内周面とスライド固定部の当接面が全周に亘って当接するため、嵌合部とスライド固定部との間のがたつきの発生を抑えることができる。
上記自動車ワイヤハーネス用のプロテクタにおいて、前記収容部は、前記自動車ワイヤハーネスの規制方向と前記スライド固定部の前記挿通方向とが前記ジャンクションボックスの側面視で交差することが好ましい。
【0010】
上記態様によれば、自動車ワイヤハーネスの規制方向とスライド固定部の挿通方向とが前記ジャンクションボックスの側面視で交差するため、自動車ワイヤハーネス側で反力が発生した場合でもスライド固定部が嵌合部から脱落することが抑えられる。
【0011】
上記自動車ワイヤハーネス用のプロテクタにおいて、前記嵌合部は、前記スライド固定部の挿通方向と直交する方向にクランプ締結用の締結孔が設けられるものであり、前記スライド固定部は、前記締結孔と挿通方向において係合する係合部を有することが好ましい。
【0012】
上記態様によれば、クランプ締結用の締結孔と係合する係合部を有することで、スライド固定部が嵌合部から脱落することが抑えられる。
上記自動車ワイヤハーネス用のプロテクタにおいて、開口部を有して前記自動車ワイヤハーネスを収容する前記収容部と、該収容部の開口部を閉塞する蓋部とを有し、前記収容部の前記開口部の開口方向と、前記スライド固定部の挿通方向が同じであることが好ましい。
【0013】
上記態様によれば、収容部の開口部の開口方向とスライド固定部の挿通方向とが同じであるため、射出成形時の金型の抜き方向を一致させることができ、製造を容易とすることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の自動車ワイヤハーネス用のプロテクタによれば、ジャンクションボックスに対するがたつきを抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】一実施形態におけるジャンクションボックス及びプロテクタを示す斜視図。
【
図2】同実施形態におけるジャンクションボックスの一部及びプロテクタを示す平面図。
【
図3】同実施形態におけるジャンクションボックスの一部及びプロテクタを示す平面図。
【
図4】同実施形態におけるジャンクションボックスの一部及びプロテクタを示す斜視図。
【
図5】同実施形態におけるジャンクションボックスの一部及びプロテクタを示す斜視図。
【
図6】同実施形態におけるジャンクションボックスとプロテクタとの固定態様について説明するための断面図。
【
図7】同実施形態におけるジャンクションボックスとプロテクタとの固定態様について説明するための断面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のプロテクタ10は、インパネ内に収容されたジャンクションボックス100に取り付けられるものである。
【0017】
先ず、ジャンクションボックス100について説明する。
図1に示すように、ジャンクションボックス100は、2つの主面101と、4つの側面102を有して略直方体状をなすように構成される。なお、本明細書において、「直方体状」には、角部や稜線部が面取りされた直方体や、角部や稜線部が丸められた直方体が含まれるものとする。また、主面101及び側面102の一部又は全部に凹凸などが形成されていてもよい。また「主面」とは基準となる面であって、本例ではジャンクションボックス100の内、最も広い面を示しているが、必ずしも広い面である必要はない。
【0018】
略直方体状をなすジャンクションボックス100は、嵌合部110を有する。嵌合部110は、ジャンクションボックス100の2つの主面101と直交する方向に面する4つの側面102の内の1つの側面102に設けられる。
【0019】
図4及び
図5に示すように、嵌合部110は、主面101と直交する方向であるとともに、嵌合部110が設けられる側面102と平行に開口された開口111を有するように構成される。嵌合部110は、前記側面102と、側面102から面直交方向に延びる2つの延出壁112と、2つの延出壁112同士を接続する接続壁113とを有し、略有底四角筒状をなすように構成される。接続壁113は、前記側面102と略平行に延びる壁面であって該側面102と対向している。接続壁113には、面直交方向に貫通する締結孔113aが形成されている。締結孔113aは、既知のクランプなどを締結することが可能となっている。
【0020】
また、ジャンクションボックス100は、嵌合部110が設けられる側面102に車体固定部120を有する。車体固定部120は、インパネ内において車両幅方向に延びるインパネリインフォースメント(図示略)に取り付けられる。これにより、ジャンクションボックス100が車体に固定される。
【0021】
次にプロテクタ10について説明する。
図8に示すように、プロテクタ10は、プロテクタ本体11と、蓋体12とを有する。なお、プロテクタ本体11と蓋体12は共に樹脂成形物である。
【0022】
図8及び
図9に示すように、プロテクタ本体11は、収容部20と、収容部20と一体成形されたスライド固定部40とを有する。
収容部20は、底部21と底部21の両側縁から底部21と略直交する方向に延出する側壁22とで半四角筒状(略U字状)をなす収容溝23を有する。なお、以下の説明において、底部21側を下側とし、側壁22における底部21から離間する端部(上端部22b)側を上側として説明する。
【0023】
収容部20は、側壁22の上側が開口された開口部24を有する。
収容溝23は、2つの直線部25a,25bと、1つの屈曲部26aとを有する。収容溝23は、一方の端部側から他方の端部側にかけて、直線部25a、屈曲部26a、直線部25bの順で連続するように構成される。
【0024】
図2〜
図5及び
図8に示すように、収容部20の長手方向一端側に1つの導出部30が設けられ、収容部20の長手方向他端側に1つの導出部31が設けられる。
導出部30は、収容部20の長手方向一方側の端部から延出する。導出部30は、長尺板状をなす第1壁部30aと、第1壁部30aの幅方向一端側から屈曲して突出する長尺板状の第2壁部30bとを有する。第2壁部30bは第1壁部30aの長手方向の全体に亘って延在している。導出部30は、第1壁部30aと第2壁部30bとにより断面略L字状をなしている。
【0025】
導出部31は、導出部30と同様に、収容部20の長手方向一方側の端部から延出する。導出部31は、長尺板状をなす第1壁部31aと、第1壁部31aの幅方向一端側から屈曲して突出する長尺板状の第2壁部31bとを有する。第2壁部31bは第1壁部31aの長手方向の全体に亘って延在している。導出部31は、第1壁部31aと第2壁部31bとにより断面略L字状をなしている。
【0026】
上記のように構成された導出部30,31は、ワイヤハーネスWとともにテープ巻きされ、ワイヤハーネスWの導出方向を規制する。
図4〜
図10に示すように、スライド固定部40は、本体部41と、本体部41と収容部20とを接続する接続部42とを有する。
【0027】
図6〜
図10に示すように、本体部41は、略四角筒状の筒部41aと、筒部41aの先端側に設けられる底部41bとを有して有底四角筒状をなすように構成される。
図4及び
図5に示すように、本体部41は、嵌合部110に底部41b側から挿通される。本体部41は、嵌合部110に挿通された状態で、筒部41aの外周面41cが嵌合部110の内周面110aと面接触している。この場合、本体部41(筒部41a)の外周面41cの全面(4面)が嵌合部110の内周面110aの全面(4面)と面接触している。
【0028】
また、本体部41は、嵌合部110の締結孔113aに挿通される突起41dを有する。突起41dは、締結孔113aに挿通されることで、嵌合部110と反挿通方向(抜き方向)において係合し、スライド固定部40が嵌合部110から脱落することを抑制している。
【0029】
図8に示すように、接続部42は収容部20の一方の側壁22から延出している。
接続部42は、本体部41との境界部分にスリット42aを有する。スリット42a内には嵌合部110の接続壁113(
図6参照)が挿通されている。
【0030】
図8に示すように、蓋体12は、ヒンジによってプロテクタ本体11に対して回動(開閉)可能に構成される。また、蓋体12とプロテクタ本体11とは、複数のロック機構50によって閉塞状態が維持されている。ロック機構50は、蓋体12に設けられるロック爪部51と、プロテクタ本体11に設けられる断面略U字状のロック枠部52とを有する。ロック爪部51は、ロック枠部52に対して係合することで閉塞状態が維持されることとなる。
【0031】
上記のように構成されたプロテクタ10は、ジャンクションボックス100に固定した状態でジャンクションボックス100の主面101と、主面101側に位置するスライド固定部40の端面40aとが略面一となっている。これによって、ジャンクションボックス100にプロテクタ10が固定された状態か否かを容易に判断できる。
【0032】
本実施形態の作用を説明する。
本実施形態のプロテクタ10は、ジャンクションボックス100に設けられた嵌合部110に対し、主面101と直交する方向からスライド固定部40が挿通固定される。このとき、スライド固定部40は外周面41cが嵌合部110の内周面110aと全周に亘って面接触している。これにより、がたつきの抑制がなされている。
【0033】
ところで、本実施形態のプロテクタ10が取り付けられるジャンクションボックス100の嵌合部110には、クランプを取り付け可能な締結孔113aが設けられる。そのため、例えばプロテクタにクランプを設けてクランプによって締結孔113aに固定することが考えられる。しかしながら、本例のようなワイヤハーネスWの取付形態の場合、ワイヤハーネスWの反力によって締結孔113aからクランプを抜く方向に力が作用することとなる。この場合、嵌合部110並びにクランプの両方を樹脂材で構成した場合に、脱落し易くなる。しかしながら、本例のように嵌合部110に挿通されて複数の面で面接触されるスライド固定部40を有することで、前述したワイヤハーネスWの反力が生じる場合であっても、嵌合部110とスライド固定部40の接触状態が解除されることが抑えられ、嵌合部110からスライド固定部40が脱落することが抑えられることとなる。
【0034】
また、クランプを用いる場合にはがたつきを抑えることを目的として接続壁113を挟持するような構成のプロテクタ(例えば特開平10−292806号)を採用することができる。このようなプロテクタのクランプを用いる場合、射出成形時の金型の抜き方向に制約が生じ、製造が複雑となりやすい。一方で本例では、スライド固定部40の挿通方向と収容部20の開口方向とを同じとすることで金型の抜き方向を一致させることができ、製造を容易とすることができる。
【0035】
本実施形態の効果を記載する。
(1)ジャンクションボックス100の側面102に設けられた嵌合部に対し、スライド固定部40が挿通され、挿通方向と交差する方向に面接触で固定されるため、スライド固定部40と嵌合部110との間で相対的に位置ずれを起こす力が作用した場合であっても面接触されているためがたつきが抑えられる。
【0036】
(2)嵌合部110の内周面110aとスライド固定部40の当接面としての外周面41cが全周に亘って当接するため、嵌合部110とスライド固定部40との間のがたつきの発生を抑えることができる。
【0037】
(3)自動車ワイヤハーネスWの規制方向とスライド固定部40の挿通方向とがジャンクションボックス100の側面102側から視た状態で交差するため、自動車ワイヤハーネスW側で反力が発生した場合でもスライド固定部40が嵌合部110から脱落することが抑えられる。
【0038】
(4)クランプ締結用の締結孔113aと係合する係合部としての突起41dを有することで、スライド固定部40が嵌合部110から脱落することが抑えられる。
(5)収容部20の開口部24の開口方向とスライド固定部40の挿通方向とが同じであるため、射出成形時の金型の抜き方向を一致させることができ、製造を容易とすることができる。
【0039】
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
【0040】
・上記実施形態では、スライド固定部40の41cは、挿通方向と直交する方向に面する嵌合部110の内周面110aと、全周に亘って当接する構成としたが、これに限らず、一部離間していてもよい。
【0041】
・上記実施形態では、収容部20は、自動車ワイヤハーネスWの規制方向とスライド固定部40の挿通方向とがジャンクションボックス100の側面102側から視た状態で交差するような構成としたが、これに限らない。側面102側から視た状態で自動車ワイヤハーネスWの規制方向とスライド固定部40の挿通方向とが同方向となってもよい。
【0042】
・上記実施形態では、収容部20の開口部24の開口方向と、スライド固定部40の挿通方向が同じとしたが、異なっていてもよい。
・上記実施形態では、プロテクタ本体11と、蓋体12とをヒンジによって一体形成としたが、これに限らず、プロテクタ本体11と蓋体12とを別体としてもよい。
【0043】
・上記実施形態では、1つのプロテクタ本体11に対して1つの蓋体12を有する構成としたが、これに限らず、1つのプロテクタ本体11に対して複数の蓋体12を有する構成を採用してもよい。
【0044】
・上記実施形態で説明したプロテクタ本体11並びに蓋体12の全体的な形状は適宜変更してもよい。
・上記実施形態で用いたジャンクションボックス100の嵌合部110にはクランプ締結可能な締結孔113aを有するものを用いたが、締結孔113aを省略したものを採用してもよい、
【符号の説明】
【0045】
10…プロテクタ
11…プロテクタ本体
12…蓋体
20…収容部
24…開口部
40…スライド固定部
41c…外周面(当接面)
41d…突起(係合部)
100…ジャンクションボックス
101…主面
102…側面
110…嵌合部
111…開口
110a…内周面
113a…締結孔
W…自動車ワイヤハーネス