特許第6873632号(P6873632)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6873632
(24)【登録日】2021年4月23日
(45)【発行日】2021年5月19日
(54)【発明の名称】パネル体
(51)【国際特許分類】
   E04F 11/18 20060101AFI20210510BHJP
【FI】
   E04F11/18
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-174837(P2016-174837)
(22)【出願日】2016年9月7日
(65)【公開番号】特開2018-40160(P2018-40160A)
(43)【公開日】2018年3月15日
【審査請求日】2019年3月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000175560
【氏名又は名称】三協立山株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090206
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 信道
(74)【代理人】
【識別番号】100168228
【弁理士】
【氏名又は名称】倉谷 達則
(72)【発明者】
【氏名】笠原 康貴
(72)【発明者】
【氏名】増山 新作
【審査官】 兼丸 弘道
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−004466(JP,A)
【文献】 特開2003−147887(JP,A)
【文献】 米国特許第05822935(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04F 11/18
E04B 2/72−2/82
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
支柱と、パネルと、上規制具と、下規制具と、ビードを備え、支柱は、側面にパネル保持溝を有していて、パネル保持溝の上端部と下端部に、それぞれ上規制具と下規制具を取り付けてあり、パネルは、上のコーナー部がパネル保持溝内の上規制具の凹部に呑み込まれているとともに、下のコーナ部がパネル保持溝内の下規制具の凹部に呑み込まれており、側端部がパネル保持溝の上規制具と下規制具の間に呑み込まれていて、下端が下規制具に支持されており、パネルの表裏とパネル保持溝の間のビードで保持してあることを特徴とするパネル体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱間にパネルを設けてあって、手摺などとして用いられるパネル体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、屋内の吹き抜け部分に設置される手摺などにおいて、非特許文献1に示すように、支柱間に設けたパネルの四隅を固定金具で固定したドットポイントタイプのものがあった。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】「AMiSカタログ(STJ0798A)」、三協立山株式会社、2013年2月、p.13
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようなドットポイントタイプのものは、パネルの四隅に孔を開けて固定金具を取り付けなければならず、施工に手間がかかるものであった。
【0005】
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、支柱間にパネルを設けたものであって、施工が容易なパネル体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、支柱と、パネルと、上規制具と、下規制具と、ビードを備え、支柱は、側面にパネル保持溝を有していて、パネル保持溝の上端部と下端部に、それぞれ上規制具と下規制具を取り付けてあり、パネルは、上のコーナー部がパネル保持溝内の上規制具の凹部に呑み込まれているとともに、下のコーナ部がパネル保持溝内の下規制具の凹部に呑み込まれており、側端部がパネル保持溝の上規制具と下規制具の間に呑み込まれていて、下端が下規制具に支持されており、パネルの表裏とパネル保持溝の間のビードで保持してあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、パネルの側端部を支柱のパネル保持溝の上規制具と下規制具の間に呑み込ませ、パネルをビードで保持するだけで取り付けができるものであり、パネル自体に固定金具取り付けのための孔加工などが不要なので、施工が容易である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明のパネル体のパネル取付部分の説明図である。
図2】パネル体の横断面図であり、(a)は上規制具の高さ位置、(b)はビードの高さ位置を示す。
図3】パネル体の縦断面図である。
図4】上規制具及び下規制具の説明図である。
図5】パネル体の組立手順図(1)である。
図6】パネル体の組立手順図(2)である。
図7】パネル体の組立手順図(3)である。
図8】パネル体の組立手順図(4)である。
図9】パネル体の組立手順図(5)である。
図10】パネル体の組立手順図(6)である。
図11】パネル体の組立手順図(7)である。
図12】パネル体の組立手順図(8)である。
図13】パネル体の組立手順図(9)である。
図14】パネル体の組立手順図(10)である。
図15】パネル体の組立手順図(11)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図15に示すように、このパネル体は、複数本の支柱(中間支柱1aと端部支柱1b)と、各支柱1a,1b間に設けたパネル2と、上規制具3と、下規制具4と、ビード(先付ビード5aと後付ビード5b)と、手摺材6を備える。なお、各支柱1a,1bが左右方向に並んでいるものとし、パネル2の表側面及び裏側面が向く方向をそれぞれ前側及び後側とする。
【0010】
支柱は、アルミ製の中空形材からなるものであって、パネル体の左右方向中間部に位置する中間支柱1aと、左右端部に位置する端部支柱1bがある。図1図3に示すように、中間支柱1aは、断面が前側と後側に向けてやや先窄まりとなった形状で、左側面と右側面の前後方向中央部に、上下に延びるパネル保持溝11を形成してある。パネル保持溝11の前後の入口縁部には、それぞれ左右方向に延びパネル保持溝11の内外に向けて突出する入口片12を設けてある。また、パネル保持溝11内の、入口片12の奥側(前側の入口片12に対して前側かつ溝底側、後側の入口片12に対して後側かつ溝底側)には、左右方向に延びパネル保持溝11と連通するビード挿入溝13を形成してある。さらに、ビード挿入溝13の奥側(前側のビード挿入溝13に対して前側、後側のビード挿入溝13に対して後側)には、タッピングホール14を形成してある。一方、端部支柱1bは、中間支柱1aと略同じ外形のものであるが、左右側面のうち、隣接する中間支柱1aと対向する側面にのみパネル保持溝11を形成してあり、その反対側面は平らな壁面となっている。
【0011】
支柱1a,1bのパネル保持溝11の上端部と下端部には、それぞれ樹脂製の上規制具3と下規制具4を取り付けてある。図1図2及び図4に示すように、中間支柱1aには、上規制具3と下規制具4が2つずつ取り付けられ、端部支柱1bには、上規制具3と下規制具4が1つずつ取り付けられる。図1図4に示すように、上規制具3は、直方体形のブロック状のものであり、前後方向幅がパネル保持溝11の幅と略同じであって、パネル保持溝11内の上端部に納まっており、左右の露出面が入口片12の先端面と面一になっている。そして、下面の前端部及び後端部には、それぞれ下側に向けて延出する表側片31及び裏側片32を形成してあり、表側片31と裏側片32の間の間隔が、パネル2の厚さと略同じになっている。一方、下規制具4は、直方体形のブロック状のものであり、前後方向幅がパネル保持溝11の幅と略同じであって、パネル保持溝11内の下端部に納まっており、左右の露出面が入口片12の先端面と面一になっている。そして、上面の前端部及び後端部には、それぞれ上側に向けて延出する表側片41及び裏側片42を形成してあり、表側片41と裏側片42の間の間隔が、パネル2の厚さと略同じになっている。さらに、上面の表側片41と裏側片42の間部分に、載置部44を形成してある。載置部44は、表側片41及び裏側片42よりも高さが低く、また左右方向幅が短く、下規制具4の露出面よりも溝底側に奥まった位置にある。このようにパネル保持溝11の上端部と下端部に対向して設けた上規制具3と下規制具4において、上規制具3の下面(表側片31と裏側片32の間部分)と下規制具4の載置部44の上面の間の間隔は、パネル2の高さよりも長くなっており、上規制具3の表側片31及び裏側片32の下端と下規制具4の表側片41及び裏側片42の上端の間の間隔は、パネル2の高さよりも短くなっている。なお、上規制具3は、上側キャップ7に固定され、下規制具4は、下側キャップ8に固定されている。上側キャップ7及び下側キャップ8は、何れも樹脂製であって、略平板状で支柱1a,1bの断面形状と略同じ形状のものであり、上側キャップ7の下面に上規制具3を取り付けてあり、下側キャップ8の上面に下規制具4を取り付けてある。ここで、中間支柱1aと端部支柱1bにおいて、上規制具3、下規制具4、上側キャップ7及び下側キャップ8は何れも共通の部材を用いるが、図4に示すように、中間支柱1aに取り付ける上側キャップ7及び下側キャップ8には、上規制具3及び下規制具4を2つずつ取り付けてあり、端部支柱1bに取り付ける上側キャップ7及び下側キャップ8には、上規制具3及び下規制具4を1つずつ取り付けてある。
【0012】
パネル2は、アクリルなどの樹脂やガラスからなる矩形平板状のものであって、透明、半透明、不透明の何れであってもよい。そして、図1図4に示すように、パネル2の左右の側端部が、支柱1a,1bのパネル保持溝11の、上規制具3と下規制具4の間に呑み込まれている。また、パネル2の下端が下規制具4の載置部44に載置されることで、パネル2が下規制具4に支持されている。さらに、呑み込まれたパネル2の側端部の上端部と下端部は、それぞれ上規制具3と下規制具4の表側片41と裏側片42の間に挟まれている。そして、パネル2の表側面及び裏側面と、パネル保持溝11の入口片12の間に、それぞれ先付ビード5aと後付ビード5bを挿入してあり、この先付ビード5aと後付ビード5bによりパネル2を保持してある。先付ビード5a及び後付ビード5bの長さは、上規制具3の表側片31及び裏側片32の下端と下規制具4の表側片41及び裏側片42の上端の間の間隔と略同じであり、先付ビード5a及び後付ビード5bの上端が上規制具3の表側片31及び裏側片32の下端に当接し、先付ビード5a及び後付ビード5bの下端が下規制具4の表側片41及び裏側片42の上端に当接している。なお、上規制具3の下面(表側片31と裏側片32の間部分)と下規制具4の載置部44の上面の間の間隔が、パネル2の高さよりも長いので、パネル2の下端が下規制具4の載置部44に載置された状態で、パネル2の上端と上規制具3の下面(表側片31と裏側片32の間部分)の間には隙間が生じる。よって、上規制具3において、パネル2の上端部の上側位置に、露出面から凹んだ凹部33が形成される。そして、この上規制具3の凹部33は左右方向に貫通するものであって、中間支柱1aの左右のパネル保持溝11の溝底の凹部33に対応する位置に、左右方向に貫通して凹部33と連通する貫通孔15を形成してある。この貫通孔15は、凹部33の開口の大きさよりも大きな孔としてある。これにより、中間支柱1aにおいては、左右の上規制具3の凹部33同士が貫通孔15により連通し、パネル2の上端部の上側位置で左右に見通せるようになっている。一方、下規制具4において、パネル2が載置された載置部44は露出面よりも溝底側に奥まった位置にあるので、パネル2の下端部の下側位置に、露出面から凹んだ凹部43が形成される。下規制具4においては、凹部43の溝底側は載置部44で塞がれており、中間支柱1aの対応位置に貫通孔は形成されていない。
【0013】
以上が、本発明のパネル体のパネル取付部分の構成についての説明であるが、続いて、このパネル体の組立手順を示すとともに、その他の部分の構成についても説明する。まず、図5に示すように、支柱1a、1bの立設位置に合わせて、支柱補強材9を設置面に取り付ける。ここでは、1本の中間支柱1aと、その両側に2本の端部支柱1bを設けるものとする。支柱補強材9は、金属製のものであって、基板91に起立板92を溶接して形成したものであり、基板91を設置面にネジ止めする。
【0014】
次に、図6に示すように、支柱1a,1bに下規制具4及び下側キャップ8を取り付ける。下側キャップ8には、支柱補強材9の起立板92を丁度挿入可能な大きさの挿入孔81を形成してある。中間支柱1aに取り付ける下側キャップ8には、2つの下規制具4を取り付けてあり、端部支柱1bに取り付ける下側キャップ8には、1つの下規制具4を取り付けてある。そして、下規制具4をパネル保持溝11内に納めつつ、下側キャップ8を各支柱1a,1bの下端に取り付け、タッピングホール14にネジ止めして固定する。
【0015】
次に、図7に示すように、支柱補強材9に支柱1a,1bを取り付ける。下側キャップ8の挿入孔81を通して、支柱1a,1bの中空部内に支柱補強材9の起立板92を挿入し、下側キャップ8を基板91に当接させ、パネル保持溝11の溝底から起立板92にネジ止めして固定する。
【0016】
次に、図8に示すように、各支柱1a,1bのパネル保持溝11の、前側のビード挿入溝13に、上側から先付ビード5aを挿入する。先付ビード5aの下端は、下規制具4の表側片41の上端に当接させる。
【0017】
次に、図9に示すように、各支柱1a,1bの間にパネル2を取り付ける。パネル2は、左右の側端部をそれぞれ支柱1a,1bのパネル保持溝11に上側から挿入し、下端を下規制具4の載置部44に載置させ、下端部を下規制具4の表側片41と裏側片42の間に呑み込ませる。
【0018】
次に、図10に示すように、支柱1a,1bに上規制具3及び上側キャップ7を取り付ける。中間支柱1aに取り付ける上側キャップ7には、2つの上規制具3を取り付けてあり、端部支柱1bに取り付ける上側キャップ7には、1つの上規制具3を取り付けてある。そして、上規制具3をパネル保持溝11内に納め、パネル2の上端部を表側片31と裏側片32の間に呑み込ませるとともに、先付ビード5aの上端を表側片31の下端に当接させて、上側キャップ7を各支柱1a,1bの上端に取り付ける。
【0019】
次に、図11に示すように、支柱1a,1bの上端に手摺受具61a,61bを取り付ける。手摺受具61a,61bは、平板の前後端部と中間部に起立片を形成した形材からなり、支柱1a,1b間に横架する中間手摺受具61aと、端部支柱1bから端部側に突出する端部手摺受具61bがある。これらの手摺受具61a,61bは、支柱1a,1bの上端の上側キャップ7に載置し、上側キャップ7を貫通して支柱1a,1bのタッピングホール14にネジ止めする。
【0020】
次に、図12に示すように、手摺受具61a,61bに手摺材6を取り付ける。手摺材6は、木製のものであって、下面に断面略コ字形の溝部62を形成してあり、溝部62に手摺受具61a,61bが嵌め込まれ、手摺受具61a,61bの下側からネジ止めして固定する。また、端部手摺受具61bの左右の端部には、端面を覆い隠す樹脂製の端部キャップ63を取り付け、端部手摺受具61bの下側からネジ止めして固定する。
【0021】
次に、図13に示すように、パネル2の裏側に後付ビード5bを取り付ける。後付ビード5bは、パネル2の裏側面と、パネル保持溝11の後側の入口片12の間に左右方向から挿入するもので、後付ビード5bの上端は上規制具3の裏側片32の下端に当接し、後付ビード5bの下端は下規制具4の裏側片42の上端に当接する。これにより、パネル2の表側面及び裏側面と、パネル保持溝11の間にそれぞれ先付ビード5aと後付ビード5bが挿入され、これらの先付ビード5a及び後付ビード5bによりパネル2が保持される。なお、パネル2は下端が下規制具4の載置部44に載置されている一方で、上端に当接する部材はないが、このように先付ビード5a及び後付ビード5bで表裏から保持されているので、通常の使用状態においてパネル2が浮き上がることはない。
【0022】
次に、図14に示すように、支柱補強材9の基板91にカバー材93を取り付ける。カバー材93は、基板91の上面及び側面を覆う箱形のものであって、前後に分割されており、上面には支柱1a,1bを回避する切欠部94を形成してある。そして、このカバー材93を支柱補強材9の基板91に前後から取り付けてある。以上により、図15に示すように、パネル体が完成する。
【0023】
このように構成した本発明のパネル体によれば、パネル2の側端部を支柱1a,1bのパネル保持溝11の上規制具3と下規制具4の間に呑み込ませ、パネル2をビード(先付ビード5aと後付ビード5b)で保持するだけで取り付けができるものであり、パネル2自体に固定金具取り付けのための孔加工などが不要なので、施工が容易である。また、パネル2の上端部と下端部を、それぞれ上規制具3と下規制具4の表側片31,41と裏側片32,42で挟んであるので、パネル2が確実に保持される。さらに、先付ビード5a及び後付ビード5bの先端が、上規制具3と下規制具4の表側片31,41及び裏側片32,42の先端に当接しているので、先付ビード5a及び後付ビード5bと上規制具3及び下規制具4との間に隙間がなく、外観が良い。また、パネル2の上端及び下端の高さ位置と、上規制具3及び下規制具4の表側片31,41及び裏側片32,42の先端の高さ位置が予めずれているので、上規制具3、下規制具4や上側キャップ7、下側キャップ8の製作誤差などにより、パネル2に対する表側片31,41及び裏側片32,42の先端の高さ位置がさらに僅かにずれたとしても、ずれが認識されにくく、意匠性が低下しない。さらに、上規制具3において、パネル2の上端部の上側位置に露出面から凹んだ凹部33が形成されており、下規制具4においても、パネル2の下端部の下側位置に露出面から凹んだ凹部43が形成されていて、パネル2の上下に接するものがないように見えるので(上側には実際に接するものがなく、下側には載置部44が接するが奥まっているので見えにくい)、パネル2が浮いているような意匠を表現できる。また、中間支柱1aに上規制具3の凹部33と連通する貫通孔15を形成してあって、パネル2の上端部の上側位置で左右に見通せるようになっているので、並んだパネル2が、中間支柱1aを貫通して繋がっている1枚のパネルであるかのように見える意匠を表現できる。なお、パネル2の下端部の下側位置では、凹部43の溝底側が載置部44で塞がれており、左右が見通せるようになっていないが、ここはパネル体の下端部で元々目に付きにくい場所なので、パネル2の上側位置のみで十分に上記の効果が得られる。また、中間支柱1aの貫通孔15は、凹部33の開口の大きさよりも大きな孔としてあるので、孔の小口が視認しにくく意匠性が良好であるとともに、凹部33に指を差し入れても孔の小口に触れにくく、安全性が高い。
【0024】
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、支柱は、直線状に並ぶものに限られず、途中で屈曲するように並んでいてもよい。その場合、支柱が並ぶ方向に応じて、対応する側面にパネル保持溝を形成すればよい。また、下規制具の載置部に、左右方向に貫通する孔を設けてもよいし、載置部を、表側片や裏側片から突出する突起などからなるものとしてもよい。これにより、中間支柱において、パネルの下端部の下側位置でも、左右に見通せるようになる。さらに、支柱の上部に設ける手摺材は、どのような形状のものであってもよいし、手摺材を設けず、支柱とパネルのみの構成としてもよい。
【符号の説明】
【0025】
1a 中間支柱(支柱)
1b 端部支柱(支柱)
2 パネル
3 上規制具
4 下規制具
5a 先付ビード(ビード)
5b 後付ビード(ビード)
11 パネル保持溝
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
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図10
図11
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