(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションが、1つの高頻度アプリケーションを含み、前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示することは、さらに、
前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに透明的に表示することを、含む、
請求項1に記載の方法。
前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションが複数の高頻度アプリケーションを含み、前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示することは、さらに、
前記複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの使用パラメータに準じて、前記複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータを確定する(302)ことと、
前記複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータに準じて、前記複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに区別して表示する(303)こととを、含む、
請求項1に記載の方法。
前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションは1つの高頻度アプリケーションを含み、前記通信ユニットを介して前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを前記ロック画面インタフェースに表示するように構成される前記プロセッサは、さらに、
前記通信ユニットを介して前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを前記ロック画面インタフェースに透明的に表示する、ように構成される、
請求項5に記載の装置。
前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションは複数の高頻度アプリケーションを含み、前記通信ユニットを介して前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを前記ロック画面インタフェースに表示するように構成される前記プロセッサは、さらに、
前記複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの使用パラメータに準じて、前記複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータを確定し、
前記複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータに準じて、前記通信ユニットを介して前記複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを前記ロック画面インタフェースに区別して表示する、ように構成される、
請求項5に記載の装置。
前記プロセッサは、前記通信ユニットを介して前記少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを前記ロック画面インタフェースに表示した後、さらに、
予め設定された期間内に複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作を検出することと、
複数の高頻度アプリケーションのうち少なくとも2つの高頻度アプリケーションに対する操作が検出されるとの確定に基づき、ロック解除の認証に成功した後、ロック画面インタフェースを終了し、通信ユニットを介して前記少なくとも2つの高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを、前記ロック画面インタフェースに分割画面で表示することと、
複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出されないとの確定に基づき、ロック解除の認証が成功した後、ロック画面インタフェースを終了し、前記通信ユニットを介して画面オフ状態での表示インタフェースを表示することとを、実行するように構成される、
請求項7に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本開示の明細書、特許請求の範囲、および添付の図面に現れる「第1」および「第2」という用語は、特定の順序を説明するのではなく、異なる対象を区別するためのものである。さらに、「含む」、「備える」、「有する」という用語およびそれらの任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図している。例えば、一連のステップまたはユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、または装置は、列挙されたステップまたはユニットに限定されず、列挙されていない他のステップまたはユニットを任意に含んでもよい。あるいは、プロセス、方法、製品、または装置に固有の他のステップまたはユニットも含まれ得る。
【0012】
本明細書で言及される「実施例」、「例」、または「実施形態」という用語は、実施例に関して説明された特定の特徴、構造、または特徴が本開示の少なくとも1つの実施例に含まれ得ることを意味する。本明細書の様々な箇所に現れるフレーズは、必ずしも同じ実施例を指すのではなく、他の実施例と相互に排他的な独立の実施例または代替の実施例を指すこともない。本明細書に記載の実施例を他の実施例と組み合わせることができることは、当業者には明示または非明示的に理解されている。
【0013】
本開示の実施形態に含まれる「モバイル端末」は、無線通信機能を有する様々な手持ち機器、車載機器、着用可能な機器、無線モデムに接続された計算機器または他の処理機器、ならびに様々な形態のユーザ機器(UE)、移動局(MS)、端末装置などを含んでもよい。説明の便宜上、上記装置をまとめてモバイル端末と呼ぶ。本開示の実施形態は、以下に詳細に記載される。
【0014】
本開示の実施形態は、アプリケーション表示方法を提供する。このアプリケーション表示方法では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションが確定され、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンがロック画面インタフェースに表示される。
【0015】
本開示の実施形態は端末を提供する。端末は、プロセッサと、1つまたは複数のプログラムを格納するメモリとを備える。当該1つまたは複数のプログラムは、プロセッサによって実行されると、プロセッサと一緒に操作可能でアプリケーション表示方法の操作を実行する。
【0016】
本開示の実施形態は、アプリケーション表示装置を提供する。アプリケーション表示装置は、処理装置(例えばプロセッサ)と、処理装置にカプリングされた通信装置とを備える。処理ユニットは、少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定し、通信ユニットを介して少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示する。
【0017】
少なくとも1つの高頻度アプリケーションは、1つの高頻度アプリケーションまたは複数の高頻度アプリケーションを含んでもよい。アプリケーションのアプリケーションアイコンは、1つのアイコンでもアイコンのグループでもよい。アイコンのパラメータは、1つのパラメータまたはパラメータのグループであってもよい。
【0018】
図1は、本開示の一実施形態によるアプリケーション表示方法を示す概略流れ図である。
図1に示すアプリケーション表示方法は、ブロック101からスタートしてもよい。
【0019】
ブロック101において、モバイル端末は少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定する。
【0020】
少なくとも1つの高頻度アプリケーションが確定される方法は様々であり、本開示の実施形態は特にそれに限定されないことが理解されるべきである。
【0021】
一例として、少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定することは、以下のように実現される。
【0022】
複数のアプリケーション使用記録が取得され、各アプリケーション使用記録は、モバイル端末が正常にロック解除された後に最初に起動されるアプリケーションに対応する使用記録である。予め設定されたしきい値よりも高い使用頻度を有する少なくとも1つのアプリケーションは、複数のアプリケーション使用記録の中から少なくとも1つの高頻度アプリケーションであると確定される。
【0023】
複数のアプリケーション使用記録のそれぞれは、モバイル端末が正常にロック解除された後に起動されるアプリケーション使用記録であり、それらの記録はメモリに格納される。
【0024】
分かるように、この例では、モバイル端末は、複数のアプリケーション使用記録の中から、予め設定されたしきい値よりも大きい使用頻度を有する少なくとも1つのアプリケーションをユーザ習慣に対した知能的学習によって少なくとも1つの高頻度アプリケーションを自主的に確定できる。これは、モバイル端末のインテリジェンスを向上させるのに役立つ。
【0025】
他の例として、少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定することは、以下のように達成され得る。
【0026】
少なくとも1つの高頻度アプリケーションは、現在位置および現在時刻に応じて確定される。少なくとも1つの高頻度アプリケーションとは、現在位置および現在時刻に合わせ、かつ起動歴のあるアプリケーションのうち、予め設定された頻度しきい値よりも大きい使用頻度を有する少なくとも1つのアプリケーションを指す。
【0027】
例えば、現在位置は地下鉄の駅Aであり、現在時刻は午前7時から午前8時までの期間である。地下鉄駅Aの位置および午前7時から午前8時までの期間に合わせる使用歴を持ち、使用頻度が起動歴のあるアプリケーションのうちの、予め設定された頻度しきい値よりも大きい少なくとも1つのアプリケーションが少なくとも1つの高頻度アプリケーションであると確定される。
【0028】
このことからわかるように、この例では、現在位置および現在時刻に応じて、モバイル端末はユーザ習慣に関するデータ学習を行い、少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定することができ、モバイル端末のアプリケーションの表示適応性および表示インテリジェンスを向上させられる。
【0029】
ブロック102において、モバイル端末はロック画面インタフェースに少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを表示する。
【0030】
本開示のこの実施形態では、モバイル端末は先ず少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定し、次いで当該少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示する。分かるように、モバイル端末は少なくとも1つの高頻度アプリケーションを自主的に確定し、ユーザの選択に従ってアプリケーションを確定する必要はなく、モバイル端末のインテリジェンスを向上させるのに有益である。さらに、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示することは、モバイル端末の利便性を向上させるのに役立てる。
【0031】
実施形態1
可能な例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションは1つの高頻度アプリケーションを含み、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示することは以下を含んでもよい。
【0032】
高頻度アプリケーションの第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンは、ロック画面インタフェースに表示され、第1のアプリケーションアイコンは、第2のアプリケーションアイコンとは異なる表示パラメータを有する。
【0033】
上記表示パラメータは、アプリケーションアイコンのサイズ、色の深み、アプリケーションアイコンのエッジ幅、形状などのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0034】
分かるように、この例では、モバイル端末はロック画面インタフェースに高頻度アプリケーションの2つの異なるアプリケーションアイコンを表示し、それはユーザに複数の選択肢を提供するので、ユーザの要求が満たされる。さらに、モバイル端末の利便性を向上させ、ユーザの関与を深めることに有益である。
【0035】
この可能な例では、ロック画面インタフェースに少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを表示した後、当該方法はさらに以下を含んでもよい。
【0036】
第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作の検出は、予め設定された期間内に行われる。
【0037】
第1のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、または第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了させ(即ち、ロック画面インタフェースは除去されまたは閉じられ)、高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースが表示される。選択肢として、モバイル端末は、ロック画面インタフェースを終了し、高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを直接表示することができる。
【0038】
第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示する。選択肢として、モバイル端末は、ロック解除の認証がなく、ロック画面インタフェースを終了して、画面オフ状態での表示インタフェースを直接表示することができる。
【0039】
第1のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、または第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出されない場合は、ロック解除の認証に成功すればバックグラウンドで高頻度アプリケーションを起動してもよい。端末はロック画面インタフェースを終了し、高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを直接表示することで、時間の消費が削減される。
【0040】
第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、ユーザは高頻度アプリケーションを起動する必要がないことを意味する。この状況では、ロック画面インタフェースを終了した後、モバイル端末は、画面オフ状態での表示インタフェースを継続し、高頻度アプリケーションを起動しない。画面オフ状態での表示インタフェースは、システムデスクトップまたはアプリケーションのインタフェースであってもよいが、本明細書では限定されていない。
【0041】
このことからわかるように、移動端はが第1アプリアイコンに対する選択操作が検出される場合、または第1アプリアイコンおよび第2アプリアイコンに対する選択操作が検出されない場合、バックグラウンドで選択されたアプリケーションが起動される。ロック解除の認証に成功し、モバイル端末がロック画面インタフェースを終了すると、高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースが直接表示され、これはモバイル端末の応答速度を改善するのに役立ち得る。また、第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末は、ロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示する。確定された高頻度アプリケーションが、現在ユーザの要求されるものではないので、ユーザが高頻度アプリケーションを選択できないという不当なことを避けることができ、さらにモバイル端末のアプリケーション表示の策略を改善することができる。
【0042】
実施形態2
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションは1つの高頻度アプリケーションを含み、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示することは以下を含んでもよい。
【0043】
少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンは、ロック画面インタフェースに透明的に表示される。
【0044】
少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンがロック画面インタフェースに透明的に表示される方法は以下の通りである。少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンは、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンの透明度を設定することによって、ロック画面に透明的に表示される。
【0045】
分かるように、この例では、モバイル端末は、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに透明的に表示するので、ユーザのモバイル端末を使用するときユーザの習慣を他人がわかってしまうことを避けられ、ユーザのプライバシーが保護され、モバイル端末のセキュリティが向上される。
【0046】
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンがロック画面インタフェースに透明的に表示された後、当該方法はさらに以下を含んでもよい。
【0047】
高頻度アプリケーションに対する第1の戻り操作が検出される場合、複数の使用記録が取得され、各使用記録は、モバイル端末が高頻度アプリケーションを終了させた後に最初に起動されるアプリケーションに対応する使用記録である。複数のアプリケーション使用記録のうち、予め設定されたしきい値よりも大きい使用頻度を有するアプリケーションが、目的の高頻度アプリケーションとして確定される。目的の高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースが表示される。
【0048】
分かるように、この例では、第1の戻り操作が検出される場合、モバイル端末はシステムデスクトップに戻るのではなく、目的の高頻度アプリケーションを表示することが、ユーザが複数のアプリケーションを閲覧する習慣と一致している。よって、ユーザがシステムデスクトップに戻って目的の高頻度アプリケーションを検索し、目的の高頻度アプリケーションをクリックするといった面倒な操作を避けることができるので、モバイル端末の利用効率を向上させ、モバイル端末のインテリジェンスさらに向上させることができる。
【0049】
他の例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンがロック画面インタフェースに透明的に表示された後、方法はさらに以下を含んでもよい。
【0050】
高頻度のアプリケーションに対する第2の戻り操作が検出される場合、システムデスクトップに戻る。
【0051】
第1の戻り操作は第2の戻り操作とは異なる。第1戻り操作は、高頻度アプリケーションを終了する操作であってもよい。第2の戻り操作は、追加されたフローティングボタンのクリック操作、画面の長押し操作、ホームボタンのダブルクリック操作、または他の操作など、高頻度アプリケーションを終了してシステムデスクトップに入るための操作であってもよい。
【0052】
分かるように、この例では、第2の戻り操作が検出される場合、モバイル端末はシステムデスクトップに直接戻り、ユーザにインテリジェンスおよび複数の選択肢を提供することができる。よって、ユーザの習慣を学習することで得られる高頻度アプリケーションは、現在ユーザの要求されるものではないことが避けられ、モバイル端末のアプリケーション制御策略をさらに改善される。
【0053】
実施形態3
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションは、複数の高頻度アプリケーションを含む。ここで、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示することは、以下を含んでもよい。
【0054】
複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータは、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの使用パラメータに応じて確定される。複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータに応じて、複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンは、ロック画面インタフェースに区別して表示される。
【0055】
上記使用パラメータは、使用頻度、使用時間、使用場所などを含んでもよい。
【0056】
区別して表示とは、複数の高頻度アプリケーションの異なる使用パラメータを考慮して、複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンの表示パラメータを設定することを指す。
【0057】
例えば、複数の高頻度アプリケーションは、App1、App2、App3を含む。App1は、最も使用頻度が高く、現在時刻および現在位置に合わせる高頻度アプリケーションであると判定される。App2は、使用頻度が最も低い高頻度のアプリケーションである。よって、App1のアプリケーションアイコンをより大きいアイコンに設定し、App3のアプリケーションアイコンを通常サイズのアイコンに設定し、App2のアプリケーションアイコンをより小さいアイコンに設定してもよい。
【0058】
分かるように、この例では、ユーザの使用習慣を考慮して、モバイル端末は、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの使用パラメータに応じて、ロック画面インタフェースに複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを区別して表示する。このように、ユーザが所要のアプリケーションをより迅速的に見ることを可能にし、モバイル端末の利便性をさらに高め、ユーザの関与を改善することを可能にする。
【0059】
この例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンがロック画面インタフェースに表示された後、当該方法はさらに以下を含んでもよい。
【0060】
複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作の検出は、予め設定された期間内に行われる。
【0061】
複数の高頻度アプリケーションのうち少なくとも2つの高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、分割画面で少なくとも2つの高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを表示する。
【0062】
複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示する。
【0063】
複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出される場合、少なくとも2つの高頻度アプリケーションをバックグラウンドで起動してもよい。ロック解除の認証に成功し、モバイル端末がロック画面インタフェースを終了すると、少なくとも2つの高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースが分割画面で表示され、それによって時間消費が削減される。
【0064】
分割画面表示は、上下分割画面表示、左右分割画面表示、分割領域表示などであってもよい。画面は均等または不均等に分割してもよい。分割画面表示の方法は、モバイル端末が出荷される前に開発者によってモバイル端末のシステムに予め設定されてもよく、または使用中にモバイル端末が提供するメニューを通じてユーザによって設定されてもよい。本開示はこれに限定されない。例えば、少なくとも2つの高頻度アプリケーションはApp1とApp2で、表示方法は左右分割画面での表示である。この場合、App1のアプリケーションインタフェースを左側の画面に表示し、App2のアプリケーションインタフェースを右側の画面に表示してよい。ユーザは、画面を分割する中央の線をスライドすることで左右の表示領域のサイズを変更することができる。
【0065】
複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出されない場合、ユーザがこれらの高頻度アプリケーションを起動する必要がないことを示す。この場合、ロック解除の認証に成功した後、ロック画面インタフェースは除去され、モバイル端末は画面オフ状態での表示インタフェースを継続する。画面オフ状態での表示インタフェースは、システムデスクトップまたは何らかのアプリケーションのインタフェースであってもよく、本明細書では限定されていない。
【0066】
分かるように、この例では、複数の高頻度アプリケーションのうち少なくとも2つの高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出される場合、モバイル端末はバックグラウンドで少なくとも2つの高頻度アプリケーションを起動することができる。そして、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末は、ロック画面インタフェースを終了し、少なくとも2つの高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを分割画面で表示することになり、これによって、モバイル端末の応答速度を改善するのに役立つ。モバイル端末の利便性が向上する。さらに、複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示する。よって、確定された高頻度アプリケーションが、現在ユーザの要求されるものではないので、選択を行わないことが避けられ、さらにモバイル端末のアプリケーションの表示策略が改善される。
【0067】
図2は、本開示の一実施形態による他のアプリケーション表示方法を示す概略流れ図である。
図2に示すアプリケーション表示方法は、
図2のブロック201からスタートしてもよい。
【0068】
ブロック201において、モバイル端末は1つの高頻度アプリケーションを確定する。
【0069】
ブロック202において、モバイル端末は、ロック画面インタフェースに、高頻度アプリケーションの第1のアプリケーションアイコンと第2のアプリケーションアイコンとを表示する。第1のアプリケーションアイコンは、第2のアプリケーションアイコンとは異なる表示パラメータを持つ。
【0070】
表示パラメータは、アプリケーションアイコンのサイズ、色の深み、アプリケーションアイコンのエッジ幅、形状などを含んでもよい。
【0071】
ブロック203において、モバイル端末は、予め設定された期間内に第1のアプリケーションアイコンと第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作を検出する。
【0072】
ブロック204で、第1のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、または第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを表示する。
【0073】
ブロック205において、第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示する。
【0074】
ブロック201の操作については、
図2と関連して説明した実施形態の対応する操作を参照してもよい。
【0075】
本開示の実施形態では、モバイル端末は先ず高頻度アプリケーションを確定する。そして、モバイル端末は、高頻度アプリケーションの第1のアプリケーションアイコン及び第2のアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示し、第1のアプリケーションアイコンは、第2のアプリケーションアイコンとは異なる表示パラメータを持つ。最後に、モバイル端末は、予め設定された期間内に第1のアプリケーションアイコンと第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作を検出する。第1のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、または第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了して、高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを表示する。第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示する。このようにして、モバイル端末はユーザの選択に頼らなく高頻度アプリケーションを自主的に確定でき、モバイル端末のインテリジェンスを向上するのに有益である。さらに、ロック画面インタフェースに高頻度アプリケーションの2つの異なるアプリケーションアイコンを表示することは、モバイル端末の利便性を改善するのに役立てる。なお、第1のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、または第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出されない場合、高頻度アプリケーションをバックグラウンドで起動することができる。ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを直接表示し、これによって、モバイル端末の応答速度を向上するのに役立つ。また、第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示することで、確定された高頻度アプリケーションが、現在ユーザの要求されるものではないのでユーザは選択できないことが避けられ、モバイル端末のアプリケーションの表示策略をさらに改善することができる。
【0076】
図3は、本開示の一実施形態によるさらに他のアプリケーション表示方法を示す概略流れ図である。
図7に示すアプリケーション表示方法は、
図3のブロック301からスタートしても良い。
【0077】
ブロック301において、モバイル端末は複数の高頻度アプリケーションを確定する。
【0078】
ブロック302で、モバイル端末は、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの使用パラメータに準じて、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータを確定する。
【0079】
表示パラメータは、アプリケーションアイコンのサイズ、色の深み、アプリケーションアイコンのエッジ幅、形状などのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0080】
使用パラメータは、使用頻度、使用時間、使用場所などを含んでもよい。
【0081】
ブロック303において、モバイル端末は、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータに準じて、複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに区別して表示する。
【0082】
ブロック304において、モバイル端末は予め設定された期間内に複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作を検出する。
【0083】
ブロック305において、モバイル端末が複数の高頻度アプリケーションのうち少なくとも2つの高頻度アプリケーションに対する選択操作を検出する場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、少なくとも2つの高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを分割画面で表示する。
【0084】
分割画面表示は、上下分割画面表示、左右分割画面表示、分割領域表示などであってもよい。画面は均等または不均等に分割されてもよい。分割画面表示の方法は、モバイル端末が出荷される前に開発者によってモバイル端末のシステムに予め設定されてもよく、または使用中にモバイル端末が提供するメニューを通じてユーザによって設定されてもよい。本開示はこれに限定されない。例えば、少なくとも2つの高頻度アプリケーションはApp1とApp2で、表示方法は左右の分割画面での表示である。この場合、App1のアプリケーションインタフェースを左側の画面に表示し、App2のアプリケーションインタフェースを右側の画面に表示してよい。ユーザは、画面を分割する中央の線をスライドすることで左右の表示領域のサイズを変更することができる。この場合、App1のアプリケーションインタフェースを左側の画面に表示し、App2のアプリケーションインタフェースを右側の画面に表示してよい。ユーザは、画面を分割する中央の線をスライドすることで左右の表示領域のサイズを変更することができる。
【0085】
ブロック306において、複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示する。
【0086】
ブロック301の操作については、
図1に関連して説明した実施形態の対応する操作を参照してもよい。
【0087】
本開示の実施形態では、モバイル端末は先ず複数の高頻度アプリケーションを確定する。そして、モバイル端末は、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの使用パラメータに応じて、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータを確定し、ロック画面インタフェースは、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータに準じて、複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを画面に区別して表示させる。最後に、モバイル端末は、予め設定された期間内に複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作を検出する。複数の高頻度アプリケーションのうち少なくとも2つの高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、少なくとも2つのアプリケーションインタフェースを表示する。複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示する。このようにして、モバイル端末はユーザの選択に頼らなく複数の高頻度アプリケーションを自主的に確定でき、モバイル端末のインテリジェンスを向上させるのに有益である。さらに、複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンは、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの使用パラメータに準じて、ロック画面インタフェースに区別して表示され、モバイル端末の利便性を向上させるのに役立てる。なお、複数の高頻度アプリケーションのうち少なくとも2つの高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出される場合には、バックグラウンドで少なくとも2つの高頻度アプリケーションが起動され、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末は、ロック画面インタフェースを終了し、少なくとも2つの高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを分割画面で表示でき、これによって、モバイル端末の応答速度を向上させるのに役立つ。また、分割画面表示はモバイル端末の利便性を向上させるのに役立つ。また、複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、モバイル端末はロック画面インタフェースを終了して、画面オフ状態での表示インタフェースを表示することで、確定された高頻度アプリケーションが、現在ユーザの要求されるものではないので、ユーザは選択できないことが避けられ、モバイル端末のアプリケーションの表示策略をさらに改善することができる。
【0088】
本開示の実施形態の上記の技術案は、主に方法の実行の観点から説明される。上記の機能を実現するために、モバイル端末は、それぞれの機能に対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解される。当業者は、本明細書に開示された実施形態に記載された例示的なユニットおよびスキームステップまたは操作と組み合わせ、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせにおいて実施されることを容易に想到する。機能がハードウェアまたはハードウェアを駆動するコンピュータソフトウェアによって実施されるかどうかは、特定の応用および技術案の設計制約に依存する。当業者は、各特定の応用ついて説明された機能を実施するために異なる方法を使用することができるが、そのような実施は、本開示の範囲を超えると見なされないべきである。
【0089】
本開示の実施形態によれば、機能ユニットは、前述の方法例に従ってモバイル端末に対して分割してもよい。例えば、機能ユニットは対応する機能に従って分割されてもよく、2つ以上の機能が1つの処理ユニットに集積されてもよい。上述の集積ユニットは、ハードウェアまたはソフトウェア機能ユニットの形で実施することができる。注意すべくことは、本開示の実施形態におけるユニットの分割は概略的であり、単なる論理的機能分割であり、実際の実施では他の分割方法があってもよい。
【0090】
集積ユニットの場合には、
図4は、本開示の一実施形態によるアプリケーション表示装置を示す概略構造図である。アプリケーション表示装置400は、処理ユニット402および通信ユニット403を備える。処理ユニット402は、アプリケーション表示装置の操作を制御および管理するように構成される。例えば、処理ユニット402は、アプリケーション表示装置をサポートし、
図1に示されるブロック101およびブロック102の操作、
図2のブロック201〜ブロック205の操作、
図3のブロック301〜ブロック306の操作、および/または本明細書に記載の技術のための他のプロセスを実行するように構成される。通信ユニット403は、アプリケーション表示装置と他の装置(デ表示画面など)との間の通信をサポートするように、または処理ユニット402とアプリケーション表示装置の周辺装置(カメラ装置、指紋認識装置など)との間の通信をサポートするように構成される。アプリケーション表示装置400は、アプリケーション表示装置のプログラムコードやデータを格納する記憶ユニット401をさらに備えてもよい。
【0091】
処理ユニット402は、プロセッサまたはコントローラとしてもよい。例えば、処理装置402は、中央処理装置(CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、およびそれらの任意の組み合わせなどであってもよい。例えば、プロセッサは、SoC(システムオンチップ)の汎用プロセッサのコア、汎用プロセッサのコアのクラスタの中の類似コアのクラスタ、全体としての汎用プロセッサ、CPUのコア、全体としてのCPU、または全体としてのSoCの1つとしてもよい。処理装置402は、本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行することができる。プロセッサはまた、計算機能のグループ、例えば1つまたは複数のマイクロプロセッサのグループ、DSPおよびマイクロプロセッサのグループなどとしてもよい。通信ユニット403は、トランシーバ、トランシーバ回路、内部通信インタフェース(プロセッサと周辺機器との間の通信ポート)などであってもよく、そして1つまたは複数のインタフェースを備えてもよい。記憶ユニット401は、メモリとしてもよい。
【0092】
処理ユニット402は、少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定し、通信ユニット403を介して少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示するように構成される。
【0093】
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションは1つの高頻度アプリケーションを含む。通信ユニットを介して少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示することに関して、処理ユニット402は、通信ユニット403を介してロック画面インタフェースに第1のアプリケーションアイコンと第2のアプリケーションアイコンとを表示するように構成される。第1のアプリケーションアイコンは、第2のアプリケーションアイコンとは異なる表示パラメータを有する。
【0094】
この例では、通信ユニットを介してロック画面インタフェースに少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを表示した後、処理ユニット402はさらに、予め設定された期間内に第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作を検出する;第1のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、または第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、ロック画面インタフェースを閉じ、通信ユニットを介して高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを表示する;第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、ロック画面インタフェースを閉じ、通信ユニット403を介して画面オフ状態での表示インタフェースを表示するように構成される。
【0095】
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションは1つの高頻度アプリケーションを含み、通信ユニット403を介して少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示することに関して、処理ユニット402は、通信ユニット403を介して少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに透明的に表示するように構成される。
【0096】
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションは複数の高頻度アプリケーションを含み、通信ユニットを介してロック画面インタフェースに少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを表示することに関して、処理ユニット402は、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの使用パラメータに準じて、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータを確定するように構成される。複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータに準じて、通信ユニット403を介して複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに区別して表示する。
【0097】
この例では、通信ユニットを介して少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示した後、処理ユニットはさらに、予め設定された期間内に複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作を検出する;少なくとも2つの高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功するとロック画面インタフェースを閉じ、通信ユニットを介して複数の高頻度アプリケーションのうち少なくとも2つの高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを分割画面でに表示する;複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出されない場合には、ロック解除の認証に成功するとロック画面インタフェースを閉じ、通信ユニットを介して画面オフ状態での表示インタフェースを表示するように構成される。
【0098】
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定することに関して、処理ユニットは、通信ユニットを介して複数のアプリケーション使用記録を取得し、中には、各アプリケーション使用記録は、モバイルが正常にロック解除された後最初に起動されるアプリケーションに対応する使用記録であり、複数のアプリケーション使用記録の中から、予め設定されたしきい値よりも高い使用頻度を有する少なくとも1つのアプリケーションを少なくとも1つの高頻度アプリケーションと確定するように構成される。
【0099】
この実施形態におけるアプリケーション表示装置400のプログラムモジュールの機能は、前述の方法の実施形態における方法に従って実現されることを理解されたい。詳しいことは、前述の方法の実施形態における関連の説明を参照してもよく、本明細書でさらに詳細には説明されないであろう。
【0100】
図5は、本開示の実施形態によるモバイル端末を示す概略構造図である。モバイル端末は、プロセッサ、メモリ、通信インタフェース、および1つまたは複数のプログラムを含んでもよい。1つまたは複数のプログラムはメモリに格納され、プロセッサによって実行されたると、プロセッサと一緒に操作可能で次の操作を実行するインストラクションを含む。
【0101】
少なくとも1つの高頻度アプリケーションが確定される。
【0102】
少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンがロック画面インタフェースに表示される。
【0103】
本開示のこの実施形態では、モバイル端末は先ず少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定し、次いで少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示する。分かるように、モバイル端末は、ユーザの選択に頼らなく少なくとも1つの高頻度アプリケーションを自主的に確定することができ、これによって、モバイル端末のインテリジェンスを向上させるのに有益である。なお、ロック画面に少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを表示することは、モバイル端末の利便性を向上させるのに役立てる。
【0104】
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションは1つの高頻度アプリケーションを含み、少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示することに関して、上記プログラムのインストラクションは、プロセッサと一緒に操作可能であり、以下の操作を実行する。高頻度アプリケーションの第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンは、ロック画面インタフェースに表示され、第1のアプリケーションアイコンは、第2のアプリケーションアイコンとは異なる表示パラメータを有する。
【0105】
この例では、上記のプログラムは、以下の操作を実行するためのインストラクションをさらに含む。少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示した後、予め設定された期間内に第1のアプリケーションアイコンと第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作を検出する。第1のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、または第1のアプリケーションアイコンおよび第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出されない場合、ロック解除の認証に成功した後、ロック画面インタフェースを終了して高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースを表示する。第2のアプリケーションアイコンに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、ロック画面インタフェースを終了し、画面オフ状態での表示インタフェースを表示する。
【0106】
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションは1つの高頻度アプリケーションを含み、ロック画面インタフェースに少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを表示することに関して、上記プログラムのインストラクションはプロセッサと一緒に操作可能であり、以下の操作を実行する。少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンは、ロック画面インタフェースに透明的に表示される。
【0107】
一例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションは複数の高頻度アプリケーションを含み、ロック画面インタフェースに少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンを表示することに関して、上記プログラムのインストラクションは、プロセッサと一緒に操作可能であり、以下の操作を実行する。複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータは、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの使用パラメータに準じて確定される。複数の高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンは、複数の高頻度アプリケーションのそれぞれの表示パラメータに準じて、ロック画面インタフェースに区別して表示される。
【0108】
この例では、上記のプログラムは、以下の操作を実行するためのインストラクションをさらに含む。少なくとも1つの高頻度アプリケーションのアプリケーションアイコンをロック画面インタフェースに表示した後、予め設定された期間内に複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作を検出する。複数の高頻度アプリケーションのうち少なくとも2つの高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出される場合、ロック解除の認証に成功した後、ロック画面インタフェースが閉じられ、少なくとも2つの高頻度アプリケーションのアプリケーションインタフェースが分割画面で表示される。複数の高頻度アプリケーションに対する選択操作が検出されない場合には、ロック解除の認証に成功した後、ロック画面インタフェースが閉じられ、画面オフ状態での表示インタフェースが表示される。
【0109】
可能な例では、少なくとも1つの高頻度アプリケーションを確定することに関して、上記プログラムのインストラクションは、以下の操作を実行するように構成される。複数のアプリケーション使用記録が取得され、各アプリケーション使用記録は、モバイルが正常にロック解除された後最初に起動されるアプリケーションに対応する使用記録である。複数のアプリケーション使用記録の中から、予め設定されたしきい値よりも高い使用頻度を有する少なくとも1つのアプリケーションが、少なくとも1つの高頻度アプリケーションであると確定される。
【0110】
本開示の実施形態はさらに他のモバイル端末を提供する。
図6に示すように、説明を簡単にするために、本開示の実施形態に関連する部分のみが示されている。説明されていない技術的詳細については、本開示の方法の実施形態を参照してよい。モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、販売時点情報管理端末(POS)、オンボードコンピュータなどの任意の端末装置としてもよい。以下では、モバイル端末の一例として携帯電話について説明する。
【0111】
図6は、本開示の一実施形態に係るモバイル端末に係る携帯電話の構成の一部を示すブロック図である。
図6に示すように、携帯電話は、RF(radio frequency)回路610、メモリ620、入力ユニット630、表示ユニット640、センサ650、音声回路660、Wi−Fi(Wireless Fidelity)モジュール670、プロセッサ680、電源690および他のコンポーネントを備える。当業者であれば、
図6に示した携帯電話の構造は携帯電話の制限を構成しないことを理解することができる。本開示の技術案を実施するように構成された携帯電話は、図示されているよりも多いまたは少ないコンポーネントを含んでもよく、或いは特定のコンポーネントまたは異なるコンポーネントを組み合わせてもよい。
【0112】
以下では、携帯電話の様々なコンポーネントについて、
図6を参照して詳細に説明する。
【0113】
RF回路610は情報を送信または受信するように構成される。一般に、RF回路610は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、カプラ、低雑音増幅器(LNA)、デュプレクサなどを含むが、これらに限定されない。さらに、RF回路610はまた、無線通信を介してネットワークおよび他の装置と通信してもよい。上記の無線通信は、限定されないが、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(GSM)、ジェネラル・パケット・ラジオ・サービス(GPRS)、符号分割多重アクセス(CDMA)、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)、Eメール、ショート・メッセージング・サービス(SMS)などを含む任意の通信規格またはプロトコルを使用してもよい。
【0114】
メモリ620は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを格納するように構成され、プロセッサ680は、メモリ620に格納されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することによって携帯電話の多様な機能アプリケーション及びデータ処理を実行するように構成される。メモリ620は、主にプログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含む。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムなどを格納してもよい。データ記憶領域には、携帯電話のアプリケーションなどによって作成されたデータ(アプリケーションの使用パラメータなど)が格納されていてもよい。さらに、メモリ620は高速RAMを含んでよいが、さらに少なくとも1つのディスク記憶装置、フラッシュ装置、または他の不揮発性固体記憶装置などの不揮発性メモリを含んでもよい。
【0115】
入力ユニット630は、入力デジタル情報または文字情報を受け取り、携帯電話のユーザ設定および機能制御に関連するキー信号入力を生成するように構成される。一実施形態として、入力ユニット630は、指紋センサ631および他の入力装置632を含んでもよい。指紋センサ631は、ユーザの指紋データを収集することができる。指紋センサ631に加えて、入力ユニット630は他の入力装置632をさらに含んでもよい。一実施形態として、他の入力装置632は、タッチスクリーン、物理的なキー、機能キー(例え音量調節キー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、ジョイスティックなどのうちの1つまたは複数を含んでもよい。
【0116】
表示ユニット640は、ユーザにより入力される情報、あるいはユーザに提供される情報、あるいは携帯電話の各種のメニューを表示するように構成される。表示ユニット640は表示画面641を含んでよく、表示画面641は液晶表示装置(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)などの形態であってもよい。
図6では、指紋センサ631と表示画面641とが、携帯電話の入力および出力機能を実現するための2つの別々のコンポーネントとして示されているが、いくつかの実施形態では、指紋センサ631を表示画面641と一体化して携帯電話の入出力機能を実施してもよい。
【0117】
携帯電話はまた、光センサ、運動センサ、および他のセンサなどの少なくとも1つのセンサ650を備えてもよい。一実施形態として、光センサは、周囲光センサおよび近接センサを含んでもよい、その中で周囲光センサは周囲光によって表示画面641の輝度を調整することができ、近接センサは携帯電話が耳に近づくと表示画面641および/またはバックライトをオフにすることができる。一種の運動センサとして、加速度センサはあらゆる方向(通常3軸)の加速度の大きさを検出することができ、携帯電話が静止しているときには加速度センサは重力の大きさと方向を検出することができる。加速度センサは、携帯電話のジェスチャーを識別する関連のアプリケーション(例え垂直および水平画面切り替え、関連ゲーム、磁力計の姿勢調整)にも使用され、又は振動識別関連の機能(例え歩数計、叩き)などにも使用されることができる。携帯電話はまた、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、および赤外線センサ並びに他のセンサを装備してもよいが、ここでは詳述しない。
【0118】
音声回路660、スピーカ661、マイクロフォン662は、ユーザと携帯電話との間の音声インタフェースを提供する。音声回路660は、受信した音声データを電気信号に変換し、その電気信号をスピーカ661に転送することができる。その後、スピーカ661は電気信号を音声信号に変換して出力する。一方、マイクロフォン662は、受信した音声信号を電気信号に変換し、電気回路660がその電気信号を受信して音声データに変換して出力する。次に、音声データはプロセッサ680によって処理され、RF回路610を介して例え他の携帯電話に送信されるか、または音声データはメモリ620に出力され、さらに処理される。
【0119】
Wi−Fiは短距離無線伝送技術に属す。Wi−Fiモジュール670を介し、携帯電話は、電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスなどにおいてユーザを支援することができる。Wi−Fiは、無線ブロードバンドインターネットアクセスをユーザーに提供する。注意すべきのは、
図6にはWi−Fiモジュール670が示されているが、Wi−Fiモジュール670は携帯電話に必須ではなく、本開示の本質的な性質から逸脱することなく実際の必要性に従って省略することができることである。
【0120】
プロセッサ680は携帯電話の制御センターである。プロセッサ680は、様々なインタフェースおよび回路を使用して携帯電話全体の様々な部分を接続し、メモリ620に格納されるソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを実行または執行し、メモリ620に格納されているデータを呼び出して、携帯電話のあらゆる機能およびデータ処理を行うことで、携帯電話をモニタリングするように構成される。少なくとも1つの実施態様では、プロセッサ680は1つまたは複数の処理装置を含んでもよい。例えば、プロセッサ680はアプリケーションプロセッサおよびモデムプロセッサと集積されてもよく、中にはアプリケーションプロセッサは主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーションなどを処理し、モデムプロセッサは主に無線通信を処理する。上述のモデムプロセッサはプロセッサ680に集積されなくてもよいことが理解されるであろう。
【0121】
携帯電話はまた、様々なコンポーネントに電力を供給する電源690(例え、電池)を含む。例えば、電源690は、電力管理システムを介してプロセッサ680に論理的に接続されて、電力管理システムによって充電、放電、および電力消費の管理を可能にしてもよい。
【0122】
図示されていないが、携帯電話は、カメラ、ブルートゥースモジュールなどを含んでよいが、本開示はここで詳述しない。
【0123】
図1から
図3に示される前述の実施形態の方法は、携帯電話の構成に基づいて実現できる。
【0124】
図4に示した各ユニットの機能は、携帯電話の構成に基づいて実現できる。
【0125】
本開示の実施形態はまた、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、電子データ交換のためのコンピュータプログラムを格納し、当該コンピュータプログラムは実行されると、コンピュータと一緒に操作可能で、上述の方法の実施形態で説明された方法のうちのいずれかの操作の全部または一部を達成する。コンピュータはモバイル端末または他の機器であってもよい。
【0126】
本開示の実施形態はまた、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを格納する非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータプログラムは、コンピュータと一緒に操作可能で、上記方法の実施形態に記載された方法のうちのいずれかの操作の全部または一部を実行する。コンピュータプログラム製品はソフトウェアインストールパッケージであってもよい。コンピュータはモバイル端末または他の機器であってもよい。
【0127】
説明したいことは、簡略化にするために、前述の方法の実施形態は一連の動作の組み合わせとして説明されているが、本開示は動作の順序に限定されないことを当業者は理解されよう。本開示によれば、特定のステップまたは操作は、他の順序でまたは同時に実行されてもよい。なお、本明細書で説明された実施形態は例示的な実施形態であり、係る操作およびモジュールは必ずしも本開示に不可欠ではないことが当業者によって理解されるであろう。
【0128】
前述の実施形態では、各実施形態の説明はそれ自身の強調がある。一実施形態において詳細に説明されていない部分については、他の実施形態における関連する説明を参照してもよい。
【0129】
本開示の実施形態では、本明細書で提供される実施形態で開示された装置は他の方法で実施されてもよいことを理解されたい。例えば、上述のデバイス/装置の実施形態は単なる例示である。例えば、ユニットの分割は論理的な機能分割のみであり、実際の実施中には他の分割方法もあり得る。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを組み合わせたり、他のシステムに集積したり、あるいは一部の特徴は無視、省略される、または実行されなくてもよい。さらに、図示または説明した各コンポーネント間のカプリングまたは通信接続は、直接カプリングまたは通信接続でもよく、あるいはいくつかのインタフェース、装置またはユニットを介した間接カプリングまたは通信でもよく、電気接続または他の形態の接続でもよい。
【0130】
別々のコンポーネントとして説明されたユニットは、物理的に分離されてもされなくてもよく、ユニットとして示されたコンポーネントは物理的ユニットでもそうでなくてもよい、すなわち同じ場所にあっても複数のネットワーク要素に分散してもよい。実施形態の技術案の目的を達成するために、ユニットの全部または一部を実際の必要性に従って選択することができる。
【0131】
なお、本開示の様々な実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されてもよく、または各ユニットは物理的に存在してもよく、あるいは2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。上記の集積ユニットは、ハードウェアまたはソフトウェア機能ユニットの形で実施することができる。
【0132】
集積ユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、別個の製品として販売または使用されるときに、コンピュータ可読メモリに格納してもよい。そのような理解に基づいて、本質的に本開示の技術案、または関連技術に寄与する技術案の一部、または技術案の全部または一部は、ソフトウェア製品の形で具体化されてもよい。当該フトウェア製品はメモリに格納され、本開示の様々な実施形態において説明されるステップの全部または一部をコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスなどであってもよい)に実行させるためのインストラクションを含む。メモリは、USB(ユニバーサルシリアルバス)フラッシュディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リムーバブルハードディスク、ディスク、コンパクトディスク(CD)などのプログラムコードを格納することができる様々な媒体を含む。
【0133】
当業者であれば、上述した実施形態の様々な方法の全部または一部を関連ハードウェアを指示するプログラムによって達成することができ、そのプログラムがコンピュータ可読メモリに格納されてもよいことを理解するであろう。当該コンピュータ可読メモリは、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ディスクまたはコンパクトディスク(CD)などを含んでもよい。