特許第6874241号(P6874241)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6874241ボール保持具及びボール保持具の製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6874241
(24)【登録日】2021年4月26日
(45)【発行日】2021年5月19日
(54)【発明の名称】ボール保持具及びボール保持具の製造方法
(51)【国際特許分類】
   A63B 47/00 20060101AFI20210510BHJP
   B65D 85/00 20060101ALI20210510BHJP
   A45C 7/00 20060101ALI20210510BHJP
   A45C 11/00 20060101ALI20210510BHJP
【FI】
   A63B47/00 A
   B65D85/00 G
   A45C7/00 G
   A45C11/00 H
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-3960(P2017-3960)
(22)【出願日】2017年1月13日
(65)【公開番号】特開2018-110761(P2018-110761A)
(43)【公開日】2018年7月19日
【審査請求日】2019年12月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000138244
【氏名又は名称】株式会社モルテン
(74)【代理人】
【識別番号】100144048
【弁理士】
【氏名又は名称】坂本 智弘
(74)【代理人】
【識別番号】100207561
【弁理士】
【氏名又は名称】柳元 八大
(74)【代理人】
【識別番号】100186679
【弁理士】
【氏名又は名称】矢田 歩
(74)【代理人】
【識別番号】100189186
【弁理士】
【氏名又は名称】大石 敏弘
(72)【発明者】
【氏名】伊賀上 有基
(72)【発明者】
【氏名】内田 潤
(72)【発明者】
【氏名】小寺 利治
【審査官】 槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第05615769(US,A)
【文献】 実開昭47−008589(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3001094(JP,U)
【文献】 実公昭46−018707(JP,Y1)
【文献】 登録実用新案第3090830(JP,U)
【文献】 韓国公開実用新案第20−2015−0001429(KR,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 47/00
A45C 7/00
A45C 11/00
B65D 85/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボール保持具であって、
周縁に複数の挿通穴が形成され、多角形状又は円形状の面材から形成される可撓性を有する面状体と、
前記複数の挿通穴に挿通された紐体を備え
前記挿通穴は、前記面材における周縁の一部が、内側に折り返されて結合されることにより形成され、
前記面状体は、前記面材における周縁の他部の中央部分が、前記周縁の他部の長さを詰めるように内側に山折りされて重ね合わされた状態で結合されることにより形成された詰め部であって、袋状に折り畳まれた際にボールの出入口とは別に前記周縁の他部との間に隙間が形成される前記詰め部を備える
ことを特徴とするボール保持具。
【請求項2】
前記面材は、四角形である
ことを特徴とする請求項1に記載のボール保持具。
【請求項3】
前記紐体は、環状である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のボール保持具。
【請求項4】
前記面材の周縁は、補強されている
ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のボール保持具。
【請求項5】
ボール保持具の製造方法であって、
可撓性を有する多角形状又は円形状の面材における複数の周縁の一部をそれぞれ内側又は外側に折り返し、前記周縁の一部を前記面材の部分に当接するステップと、
前記周縁の一部における部分を、前記周縁の一部における部分に当接する前記面材の部分に結合し、前記周縁の一部と前記周縁の一部に対向する前記面材の部分との間に挿通穴を形成するステップと、
前記面材における周縁の他部の中央部分を、前記周縁の他部の長さが詰まるように内側に山折りして重ね合わせて結合して詰め部であって、袋状に折り畳まれた際にボールの出入口とは別に前記周縁の他部との間に隙間が形成される前記詰め部を形成するステップと、
前記挿通穴に紐体を挿通するステップと、を含む
ことを特徴とするボール保持具の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボール保持具及びボール保持具の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ボールを収納する収納ネットと、収納ネットに形成されたボールを出し入れするための出入口に係合し、ボールを収納ネットに収納した状態で引っ張ることにより出入口を閉塞する把持紐とを備えたボール用ネットがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−28400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のボール用ネットは、ボールを出し入れするための開口部である出入口以外にも、ネット自体を構成する開口部が多く存在するので、ボール用ネットにボールを入れる際、ボールを出し入れするための出入口が何れの開口部であるかが分かりづらいため、ボールの収納及び取り出しがし難い場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ボールを出し入れするための出入口が分かりやすく、ボールの収納及び取り出しがしやすいボール保持具及びボール保持具の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のボール保持具は、周縁に複数の挿通穴が形成され、多角形状又は円形状の面材から形成される可撓性を有する面状体と、前記複数の挿通穴に挿通された紐体を備える。
(2)上記(1)の構成において、前記挿通穴は、前記面材における周縁の一部が、内側に折り返されて結合されることにより形成される。
(3)上記(2)の構成において、前記面状体は、前記面材における周縁の他部の中央部分が、前記各辺部の長さを詰めるように内側に山折りされて重ね合わされた状態で結合されることにより形成された詰め部を備える。
(4)上記(1)から(3)のいずれかの構成において、前記面材は、四角形である。
(5)上記(1)から(4)のいずれかの構成において、前記紐体は、環状である。
(6)上記(1)から(5)のいずれかの構成において、前記面材の周縁は、補強されている。
(7)本発明のボール保持具の製造方法は、可撓性を有する多角形状又は円形状の面材における複数の周縁の一部をそれぞれ内側又は外側に折り返し、前記周縁の一部を前記面材の部分に当接するステップと、前記周縁の一部における部分を、前記周縁の一部における部分に当接する前記面材の部分に結合し、前記周縁の一部と前記周縁の一部に対向する前記面材の部分との間に挿通穴を形成するステップと、前記面材における周縁の他部の中央部分を、前記周縁の他部の長さが詰まるように内側に山折りして重ね合わせて結合して詰め部を形成するステップと、前記挿通穴に紐体を挿通するステップと、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ボールを出し入れするための出入口が分かりやすく、ボールの収納及び取り出しがしやすいボール保持具及びボール保持具の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】紐体が一部の挿通穴に挿通され、面状体が展開した状態におけるボール保持具の平面図である。
図2】紐体が全ての挿通穴に挿通され、面状体が袋形状を保った状態におけるボール保持具の平面図である。
図3】面状体が袋形状を保った状態におけるボール保持具の斜視図である。
図4】ボール保持具の出入口を拡げている状況を示す斜視図である。
図5】ボール保持具の出入口にボールを入れている状況を示す斜視図である。
図6】ボール保持具にボールが収納された状況を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施形態)
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。なお、以下の実施形態においては、面状体1を形成する面材が四角形である場合で説明するが、四角形に限らず、他の多角形であってよく、円形状(略円形や略楕円形を含む)であってもよい。
【0009】
図1は、紐体2が一部の挿通穴3に挿通され、面状体1が展開した状態におけるボール保持具100の平面図である。図2は、紐体2が全ての挿通穴3に挿通され、面状体1が袋形状を保った状態におけるボール保持具100の平面図である。図3は、面状体1が袋形状を保った状態におけるボール保持具100の斜視図である。
【0010】
図1に示すように、ボール保持具100は、周縁に複数の挿通穴3が形成され、多角形状の面材から形成される可撓性を有する面状体1と、複数の挿通穴3に挿通された紐体2を備える。
【0011】
面状体1は、四角形状の平らな面材から形成される。面材は、可撓性を有し、ボール200の保持に必要な所定の強度を有するものであり、例えば、塩化ビニル等の樹脂素材からなる。面材は、ボール200に付着した水分が通過できる程度の大きさの網目のような小孔を有するものであってよく、そのような小孔のないものであってもよい。
網目(メッシュ)状の面材とすると、そのような面材は網目を有するので、濡れたり汚れたりしているボール200を網目状の面材で形成された面状体1の内部に収納しても、面状体1の内部にある水分を面状体1の外部に排出し、ボール200及び面状体1の内部の乾燥を促すことができる。
耐水性や撥水性を有する小孔のない面材とすると、そのような面材は水分や汚れを通過させないので、濡れたり汚れたりしているボール200をそのような小孔のない面材で形成された面状体1の内部に収納しても、水分や汚れが面状体1の外部に漏れて周囲を汚すことがないという効果がある。
また、面状体1は、面材における四角形状の各辺部12(面材における周縁の他部)の中央部分が、各辺部12の長さを詰めるように内側に山折りされて重ね合わされた状態で結合されることにより形成された詰め部13を備える。なお、円形状の面材から形成される面状体1である場合は、詰め部13は、面材の円周上に略均等間隔で複数設けられる。
このように面状体1には詰め部13が形成されるので、面状体1が内側に湾曲し、立体的な袋状となる。また、面状体1には詰め部13が形成されるので、面状体1の内部にボール200を収納した状態であっても、辺部12と詰め部13とによって形成された隙間G(図2及び図6参照)から、面状体1の外部から面状体1の内部に収納されたボール200を直接的に視認して確認できるとともに、隙間Gによって通気性が確保できる。なお、面材が円形状である場合は、詰め部13は、面材における周縁の他部の中央部分が、その他部の長さを詰めるように山折りされて重ね合わされた状態で結合されることにより形成される。
なお、面材は、耐水性や撥水性や緩衝性等の複数の機能層を組み合わせて構成された多層構造であってもよい。
【0012】
面材の周縁は、補強されている。具体的には、例えば、面材の周縁が内側又は外側に折り返され、折り返された部分が縫着又は接着等により対向する面材の部分に対して結合されている。これにより、曲げ剛性が上がるので、面状体1が袋形状を保持しやすくなるとともに、ボール200の出し入れによるボール200との摩擦損傷に対する耐久性が向上する。
【0013】
挿通穴3は、面状体1を形成する面材の角部11(面材における周縁の一部)の数に対応して、4箇所設けられる。挿通穴3は、面材における多角形状の各角部11が、内側に折り返し辺20を境にして折り返されて結合されることにより形成される。折り返された角部11における端部に形成された結合部Bが、対向する折り返されていない面材に対して、例えば縫着や接着等により結合される。これにより、折り返された角部11に非結合部Hが形成され、非結合部Hと非結合部Hに対向する折り返されていない面材との隙間が挿通穴3となる。挿通穴3には、紐体2が挿通されるので、挿通穴3の径は、紐体2の径よりも大きめの寸法となっている。なお、面材が円形状である場合は、挿通穴3は、面材における周縁の一部を内側に折り返されて結合されることにより形成される。
【0014】
紐体2は、環状である。具体的には、紐体2は、4つの挿通穴3に1本の紐体2を順次挿通し、全ての挿通穴3に紐体2を挿通した後に、紐体2の両端部を結び合わせるなどして互いを結合することにより、図2に示すように、環状に形成される。環状に形成された紐体2の周長は、面状体1の各折り返し辺20の長さを合計した長さより、やや長めとなっている。よって、図2に示すように、紐体2を全ての挿通穴3に挿通して環状に形成した状態では、各折り返し辺20が寄り合って、出入口Wを形成する。このように、面状体1に設けられた挿通穴3に紐体2が挿通されて、紐体2が環状に形成されると、出入口Wが上部に形成された袋形状のボール保持具100となる。
【0015】
(製造方法)
上記のように構成されたボール保持具100は、可撓性を有する多角形状又は円形状の面材における複数の角部(周縁の一部)11をそれぞれ内側又は外側に折り返し、角部(周縁の一部)11の部分を面材の部分に当接するステップと、角部(周縁の一部)11の部分を、角部(周縁の一部)11の部分に当接する面材の部分に結合し、角部(周縁の一部)11と角部(周縁の一部)11に対向する面材の部分との間に挿通穴3を形成するステップと、面材における多角形状の各辺部(周縁の他部)12の中央部分を、各辺部12の長さが詰まるように内側に山折りして重ね合わせて結合して詰め部13を形成するステップと、挿通穴3に紐体2を挿通するステップと、を含む製造方法によって製造できる。
【0016】
(使用方法)
以下、ボール保持具100の使用方法の一例を、実施形態に基づいて、図3から図6を用いて説明する。
図3は、面状体1が袋形状を保った状態におけるボール保持具100の斜視図である。図4は、ボール保持具100の出入口Wを拡げている状況を示す斜視図である。図5は、ボール保持具100の出入口Wにボール200を入れている状況を示す斜視図である。図6は、ボール保持具100にボール200が収納された状況を示す斜視図である。
【0017】
(1)ボール保持具100にボール200を入れるには、先ず、ボール保持具100を地面等の平らな場所に置くなどして、出入口Wを上に向ける(図3参照)。
(2)出入口Wに手を添える等することにより、出入口Wの大きさが、ボール200が入る大きさとなるように保持する(図4参照)。
(3)出入口Wにボール200を挿入する(図5参照)。
(4)紐体2の一箇所を掴んで引き出す(図6参照)。すると、紐体2の作用により、面状体1の内側にボール200が包まれた状態で出入口Wが窄まり、ボール保持具100にボール200が収納される。ここで、図示はしないが、紐体2の二箇所を掴んで引き出すと、一箇所を掴んで引き出した場合に比べて、引き出された紐体2の長さ(ボール保持具100を吊り下げたときの紐体2における掴んでいる箇所から窄んだ出入口Wまでの距離)を略半分にできる。同様に、紐体2の三箇所を掴んで引き出すと、引き出された紐体2の長さを略1/3にでき、紐体2の四箇所を掴んで引き出すと、引き出された紐体2の長さを略1/4にできる。このように、環状の紐体2を複数の挿通穴3に挿通してボール保持具100を構成することで、引き出された紐体2の長さを調節できる。
(5)ボール保持具100に収納されたボール200を取り出すときは、出入口Wを拡げることで、出入口Wの大きさがボール200の外形より大きくなり、ボール保持具100からボール200を簡単に取り出せる。
【0018】
このように、ボール保持具100は、ボール200を出し入れするための出入口Wが分かりやすいので、ボール200の収納及び取り出しがしやすい。
【0019】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係るボール保持具100及びボール保持具100の製造方法は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変化が可能である。
【0020】
本発明のボール保持具100によれば、周縁に複数の挿通穴3が形成され、多角形状又は円形状の面材から形成される可撓性を有する面状体1と、複数の挿通穴3に挿通された紐体2を備えるので、歩留まりの良い面材から簡単に袋形状のボール保持具100を形成できる。また、ボール保持具100には、紐体2に囲まれた大きめの出入口Wが形成されるので、従来のようなボール用ネットに比べて、ボール200を出し入れするための出入口Wが分かりやすく、ボール200の収納及び取り出しがしやすい。さらに、環状の紐体2における掴んで吊り下げる箇所を何箇所とするかによって、引き出された紐体2の長さを調節できる。
【0021】
本発明のボール保持具100によれば、挿通穴3が、面材における周縁の一部が、内側に折り返されて結合されることにより形成されるので、歩留まりの良い面材から形成できる。また、挿通穴3が補強されるとともに、出入口Wが補強されるので、耐久性が向上する。さらに、挿通穴3の剛性が高まることにより、面状体1の保形性が高まり、面状体1の全体が袋形状に保持されるので、出入口Wが分かりやすい。
【0022】
本発明のボール保持具100によれば、面状体1は、面材における周縁の他部の中央部分が、各辺部12の長さを詰めるように内側に山折りされて重ね合わされた状態で結合されることにより形成された詰め部13を備えるので、歩留まりの良い面材から形成できる。また、面状体1の保形性が高まり、面状体1の全体が袋形状に保持されるので、出入口Wが分かりやすい。さらに、面状体1の外部から面状体1の内部に収納された物の状態を直接的に視認して確認できる。
【0023】
本発明のボール保持具100によれば、面材が、四角形であるので、更に歩留まりの良い面材から形成できる。また、引き出された紐体2の長さを4段階に調節できる。
【0024】
本発明のボール保持具100によれば、紐体2が、環状であるので、面状体1と紐体2とが分離しないようにできる。また、引き出された紐体2の長さを、掴む箇所の数によって調節できる。
【0025】
本発明のボール保持具100によれば、面材の周縁は、補強されているので、摩耗損傷に対する耐久性が高まる。また、面状体1の保形性が高まり、面状体1の全体が袋形状に保持されるので、出入口Wが分かりやすい。
【0026】
本発明のボール保持具100の製造方法によれば、可撓性を有する多角形状の面材における複数の角部11をそれぞれ内側に折り返し、角部11の一部を面材の部分に当接するステップと、角部11の一部を、角部11の一部に当接する面材の部分に結合し、角部11の他部と角部11の他部に対向する面材の部分との間に挿通穴3を形成するステップと、面材における多角形状の各辺部12の中央部分を、各辺部12の長さが詰まるように内側に山折りして重ね合わせて結合して詰め部13を形成するステップと、挿通穴3に紐体2を挿通するステップと、を含むので、可撓性を有する多角形状の面材に基づき、簡単に製造できる。
【符号の説明】
【0027】
100 ボール保持具
1 面状体
2 紐体
3 挿通穴
11 角部(周縁の一部)
12 辺部(周縁の他部)
13 詰め部
20 折り返し辺
200 ボール
W 出入口
図1
図2
図3
図4
図5
図6