【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成28年10月31日https://contents.8card.net/blog/2016/161031.htmlを通じて発表 平成28年11月21日 Sansan株式会社主催の「Eight Fireside Chat Vol.3 Eight Fireside Chat with Yoshiki Ishikawa」において文書をもって発表
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
一の人識別子に対応するノードと他の人識別子に対応するノードとの両方が直接的に繋がるノードの数である共通の知人数、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人との間の対話の数または頻度、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人との間の電話回数または頻度、一の人識別子で識別される人が入力した情報に対して他の人識別子で識別される他人が応答した回数または頻度、他の人識別子で識別される人が入力した情報に対して一の人識別子で識別される他人が応答した回数または頻度のいずれか1以上の情報が多いほど、前記一の人識別子に対応するノードと前記他の人識別子に対応するノードとの間のリンクを重くするように重みを算出する重み算出部をさらに具備し、
前記ネットワークが有するリンクの重みは、前記重み算出部が算出した重みである請求項1から請求項3いずれか一項に記載の人推薦装置。
名刺を渡されたまたは名刺を渡した関係を有する二人の各人を識別する2つの人識別子を有する2以上の名刺関連情報が格納される名刺関連情報格納部、受付部、取得部、および出力部により実現される人推薦方法であって、
前記受付部が、人識別子を受け付ける受付ステップと、
前記取得部が、前記2以上の名刺関連情報が有する人識別子に対応するノード間の繋がりであるネットワークから、前記受付ステップで受け付けられた人識別子と直接的に繋がっていない人識別子であり、他の人識別子のノードを介して間接的に繋がっている人識別子であり、予め決められた条件を満たす1以上の人識別子であり、繋がるべき人を識別する1以上の人識別子を取得する取得ステップと、
前記出力部が、前記取得ステップで取得された1以上の人識別子を出力する出力ステップとを具備し、
前記ネットワークは、
人識別子に対応する3以上のノードとノード間のリンクとを有し、前記リンクは重みを有し、
前記取得ステップは、
前記重みを用いて、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人とが会うべきである度合いである会うべき度を算出する会うべき度算出サブステップと、
前記会うべき度が予め決められた条件を満たすほど大きい1以上の他人の人識別子を取得する取得サブステップとを具備する人推薦方法。
名刺を渡されたまたは名刺を渡した関係を有する二人の各人を識別する2つの人識別子を有する2以上の名刺関連情報が格納される名刺関連情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、
人識別子を受け付ける受付部と、
前記2以上の名刺関連情報が有する人識別子に対応するノード間の繋がりであるネットワークから、前記受付部が受け付けた人識別子と直接的に繋がっていない人識別子であり、他の人識別子のノードを介して間接的に繋がっている人識別子であり、予め決められた条件を満たす1以上の人識別子であり、繋がるべき人を識別する1以上の人識別子を取得する取得部と、
前記取得部が取得した1以上の人識別子を出力する出力部として機能させるためのプログラムであって、
前記ネットワークは、
人識別子に対応する3以上のノードとノード間のリンクとを有し、前記リンクは重みを有し、
前記取得部は、
前記重みを用いて、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人とが会うべきである度合いである会うべき度を算出する会うべき度算出手段と、
前記会うべき度が予め決められた条件を満たすほど大きい1以上の他人の人識別子を取得する取得手段とを具備するものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、人推薦装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0030】
(実施の形態1)
本実施の形態において、名刺関連情報から構成された人のネットワークを用いて、直接的に繋がっていない人であり、間接的に繋がっている人の情報を出力する人推薦装置を含む名刺システムについて説明する。
【0031】
また、本実施の形態において、共通の人と名刺交換しており、かつ直接的に会ってない人を推薦する人推薦装置を含む名刺システムについて説明する。
【0032】
また、本実施の形態において、会うべき度を算出し、会うべき度が条件を満たすほど高い人を推薦する人推薦装置を含む名刺システムについて説明する。なお、会うべき度は、例えば、会いやすさ度と新鮮度とをパラメータとする情報である。
【0033】
また、本実施の形態において、図的な人のネットワークを出力する人推薦装置を含む名刺システムについて説明する。
【0034】
また、本実施の形態において、繋げるべき人の情報を出力する人推薦装置を含む名刺システムについて説明する。
【0035】
また、本実施の形態において、2以上の人識別子を受け付け、当該2以上の人が会うべき人を推薦する人推薦装置を含む名刺システムについて説明する。
【0036】
また、本実施の形態において、複数の名刺関連データベースを元にして、人を推薦する人推薦装置を含む名刺システムについて説明する。
【0037】
図1は、本実施の形態における名刺システムのブロック図である。名刺システムは、1または2以上の名刺管理サーバ1、人推薦装置2、および1または2以上のユーザ端末3を備える。名刺管理サーバ1、人推薦装置2は、通常、いわゆるクラウドサーバ、ASPサーバ等のサーバ装置である。ただし、名刺管理サーバ1、人推薦装置2の種類は問わない。また、ユーザ端末3は、ユーザが使用する装置であり、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等である。ただし、ユーザ端末3の種類は問わない。
【0038】
図2は、本実施の形態における名刺システムのブロック図である。名刺システムを構成する名刺管理サーバ1は、名刺関連情報格納部11、サーバ受信部12、サーバ処理部13、およびサーバ送信部14を備える。
【0039】
人推薦装置2は、格納部21、受付部22、処理部23、および出力部24を備える。格納部21は、名刺関連情報格納部211を備える。処理部23は、取得部231、および重み算出部232を備える。取得部231は、会うべき度算出手段2311、および取得手段2312を備える。
【0040】
ユーザ端末3は、端末格納部31、端末受付部32、端末処理部33、端末送信部34、端末受信部35、および端末出力部36を備える。
【0041】
名刺管理サーバ1を構成する名刺関連情報格納部11は、2以上の名刺関連情報が格納される。名刺関連情報は、名刺に関する情報である。名刺関連情報は、名刺を渡されたまたは名刺を渡した関係を有する二人の各人を識別する2つの人識別子を有する。名刺交換とは、一方から他方へ名刺を渡すことも含む、とする。名刺を渡されたまたは名刺を渡した関係は、通常、名刺交換した関係であるが、一方から他方へのみ名刺を渡した関係でも良い。人識別子は、人を識別する情報であれば良く、例えば、ID、氏名、メールアドレス等である。
【0042】
サーバ受信部12は、指示や情報等を受信する。サーバ受信部12は、通常、人推薦装置2から指示や情報等を受信する。指示や情報等は、例えば、名刺関連情報の送信指示である。
【0043】
サーバ処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、サーバ受信部12が受信した指示に応じて、1以上の名刺関連情報を名刺関連情報格納部11から取得する指示である。なお、かかる指示は、名刺関連情報の送信指示である。
【0044】
サーバ送信部14は、各種の情報を人推薦装置2に送信する。各種の情報とは、例えば、1以上の名刺関連情報である。
【0045】
人推薦装置2を構成する格納部21は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、名刺関連情報である。
【0046】
名刺関連情報格納部211は、2以上の名刺関連情報が格納される。名刺関連情報は、名刺を受け取った人(適宜、第一の人と言う。)を識別する人識別子(適宜、第一識別子と言う。)と、名刺を渡した人(適宜、第二の人と言う。)を識別する人識別子(適宜、第二識別子と言う。)とを有する。名刺関連情報は、例えば、第一の人と第二の人との間のコミュニケーションに関する1または2種類以上のコミュニケーション情報を含む。コミュニケーション情報は、例えば、第一の人と第二の人との間のコミュニケーションの履歴の情報、一の人と第二の人との間のコミュニケーションの回数、第一の人の第二の人の名刺の閲覧の履歴、第一の人の第二の人の名刺の閲覧回数、第二の人の第一の人の名刺の閲覧の履歴、第二の人の第一の人の名刺の閲覧回数のうちの1以上の情報を有する。コミュニケーション情報は、例えば、第一の人または第二の人が、第二の人または第一の人の名刺の情報に対して行ったアクションの履歴、第二の人または第一の人の名刺の情報に対して行ったアクションの回数のうちの1以上の情報を有する。コミュニケーション情報は、例えば、名刺に記載されている情報である名刺情報に対するアクションに関する名刺利用情報を含む。アクションとは、例えば、名刺情報の閲覧、名刺情報内の電話番号を用いて電話をかけること、名刺情報内のFAX番号を用いてFAX送信すること、URLを用いてウェブページを閲覧すること等である。名刺関連情報は、例えば、名刺情報を含む。
【0047】
また、ここで、コミュニケーションとは、例えば、通信ネットワークを利用した対話、電話、メール、FAX送信等である。通信ネットワークを利用した対話は、例えば、チャット、SNSでのやり取り等である。SNSでのやり取りは、例えば、第一の人または第二の人がSNSに投稿した記事に対して第二の人または第一の人が応答を行うこと、第一の人または第二の人がSNSに投稿した記事に対して第二の人または第一の人が「いいね」を入力すること等である。
【0048】
つまり、名刺関連情報は、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人との間の対話の履歴に関する対話履歴情報、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人との間の対話の数、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人との間の電話の履歴に関する電話履歴情報、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人との間の電話の回数等を有することは好適である。
【0049】
名刺関連情報格納部211は、名刺関連情報格納部11と同じ構造でも良いし、違う構造でも良い。なお、名刺関連情報格納部211の2以上の名刺関連情報は、人推薦装置2が予め格納していても良いし、1または2以上の名刺管理サーバ1から受信しても良い。
【0050】
受付部22は、人を識別する人識別子を受け付ける。人識別子は、例えば、ユーザID、氏名、メールアドレス等である。
【0051】
受付部22は、2以上の人識別子に対応する情報を受け付けても良い。ここで、2以上の人識別子に対応する情報とは、2以上の人識別子でも良いし、2以上の人識別子で識別される2以上の各人に対応するコミュニティー識別子などでも良い。コミュニティー識別子とは、コミュニティーを識別する情報であり、ID、会社名等である。
【0052】
なお、ここで、受け付けとは、通常、ユーザ端末3等の外部装置からの受信である。ただし、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
【0053】
受付部22は、1以上の名刺関連情報を受信しても良い。受付部22は、ユーザ端末3または、1または2以上の名刺管理サーバ1から名刺関連情報を受信しても良い。なお、名刺関連情報の受信のトリガーは問わない。
【0054】
処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、取得部231等の処理である。各種の処理とは、例えば、2以上の名刺関連情報を用いて、ネットワーク図を構成する処理である。
【0055】
取得部231は、受付部22が受け付けた人識別子で識別される人が繋がるべき人を識別する1以上の人識別子を取得する。繋がるべき人は、会うべき人と言っても良い。
【0056】
取得部231は、受付部22が受け付けた人識別子で識別される人が、繋げるべき人を識別する2または3以上の人識別子を取得する。繋げるべき人は、会うわすべき人と言っても良い。
【0057】
取得部231は、例えば、人のネットワークから、受付部22が受け付けた人識別子と直接的に繋がっていない人識別子であり、他の人識別子のノードを介して間接的に繋がっている人識別子であり、予め決められた条件を満たす1以上の人識別子を取得する。かかる1以上の人識別子で識別される人は、繋がるべき人である。なお、ノードは、人に対応するものと言っても良い。取得部231は、例えば、ネットワークから、受付部22が受け付けた人識別子と直接的に繋がっていない人識別子であり、他の一の人識別子のノードのみを介して間接的に繋がっている1以上のすべての人識別子を取得しても良い。取得部231は、例えば、かかる他の一の人識別子のノードのみを介して間接的に繋がっている1以上の人識別子の中で、予め決められた条件を満たす1以上の人識別子を取得しても良い。
【0058】
人のネットワーク(以下、適宜、単にネットワークと言う)は、人識別子に対応するノードとし、人識別子で識別される人の間の繋がりをリンクで示した情報である。ネットワークは、通常、3以上のノードとリンクとを有する。ネットワークは、2以上の名刺関連情報から構成される人のネットワークであり、2以上の名刺関連情報が有する人識別子に対応するノード間の繋がりである。また、リンクは、ノード間を結ぶ情報であり、通常、重みを有する。また、ネットワークにおいて、名刺交換した人の間にはリンクが張られる。また、ネットワークにおいて、名刺を渡した人と渡された人との間にはリンクが張られる、と考えても良い。なお、ここでのネットワークとは、ネットワークを構成できる情報であれば良く、例えば、名刺関連情報の集合でも良い。
【0059】
取得部231は、例えば、名刺関連情報が有する人識別子に対応するノード間の繋がりであるネットワークから、受付部22が受け付けた人識別子と直接的に繋がっていない人識別子であり、他の一の人識別子のノードを介して間接的に繋がっている1以上の人識別子を取得する。
【0060】
取得部231は、例えば、繋がるべき人を識別する1以上の人識別子に加えて、または繋がるべき人を識別する1以上の人識別子に代えて、ネットワーク内において、受付部22が受け付けた一の人識別子と直接的に繋がっている二人の他人を識別する2つの人識別子であり、予め決められた条件を満たす2つの人識別子であり、繋げるべき人を識別する2つの人識別子を取得する。ここで、2つの人識別子は、例えば、2つの人識別子で識別される二人の会うべき度が予め決められた条件を満たすほど大きい二人の人識別子である。
【0061】
取得部231は、例えば、2以上の人識別子で識別される2以上の全員に対して、予め決められた条件を満たす1以上の人識別子であり、2以上の全員が繋がるべき人を識別する1以上の人識別子を取得する。ここでの1以上の人識別子とは、通常、予め決められた条件を満たす1以上の人識別子である。1以上の人識別子は、例えば、2以上の人識別子に対応する2以上の会うべき度の合計が予め決められた条件を満たすほど大きい1以上の人識別子である。
【0062】
会うべき度算出手段2311は、ネットワーク内のリンクの重みを用いて、一の人識別子と他の人識別子との間の会うべき度を算出する。会うべき度は、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される1以上の各他人とが会うべきである度合いである。
【0063】
会うべき度算出手段2311は、例えば、一の人識別子と他の人識別子とを結ぶ2以上のリンクの重みの合計が大きいほど、大きい値の会うべき度を算出する。
【0064】
会うべき度算出手段2311は、例えば、一の人識別子のノードと他の人識別子のノードとの間のリンク数が多いほど、小さい値の会うべき度を算出する。
【0065】
会うべき度算出手段2311は、会いやすさ度と新鮮度とを算出し、当該会いやすさ度および新鮮度をパラメータとする増加関数により、会うべき度を算出することは好適である。
【0066】
ここで、会いやすさ度は、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人と会いやすさの度合いを示す情報である。会うべき度算出手段2311は、一の人識別子に対応するノードと他の人識別子に対応するノードとを結ぶ2以上のリンクの重みの合計が大きいほど大きい値となるように、会いやすさ度を算出する。会うべき度算出手段2311は、例えば、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人との間のコミュニケーション量の多さが多いほど大きい値となるように会いやすさ度を算出する。コミュニケーション量は、例えば、電話の回数または頻度、メールの回数または頻度、対話の回数または頻度等である。
また、会うべき度算出手段2311は、一の人識別子で識別される人の人属性情報と他の人識別子で識別される他人の人属性情報とを用いて、会いやすさ度を算出しても良い。人属性情報は、人の属性情報であり、例えば、住所、年齢、性別、現在位置等である。会うべき度算出手段2311は、一の人識別子で識別される人の住所と他の人識別子で識別される他人の住所とから、両者の距離に関する情報(直線距離または移動時間等)を取得し、例えば、当該距離に関する情報が示す空間的距離または時間的距離が小さいほど、大きい値となるように会いやすさ度を算出する。また、会うべき度算出手段2311は、一の人識別子で識別される人の現在位置と他の人識別子で識別される他人の現在位置とから、両者の距離に関する情報(直線距離または移動時間等)を取得し、例えば、当該距離に関する情報が示す空間的距離または時間的距離が小さいほど、大きい値となるように会いやすさ度を算出する。また、会うべき度算出手段2311は、例えば、両者の年齢が近いほど、大きい値となるように会いやすさ度を算出する。また、会うべき度算出手段2311は、例えば、両者の性別が同じ場合は異なる場合より、大きい値となるように会いやすさ度を算出する。
両者の物理的な距離が閾値以内または閾値より小さい人を推薦するように、会うべき度算出手段2311は両者の距離に関する情報(直線距離または移動時間等)を用いて、会いやすさ度または会うべき度を算出しても良い。そして、かかる閾値は、ユーザが設定できるようにしても良い。
【0067】
また、新鮮度は、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人とが会った場合の新鮮さの度合いを示す情報である。会うべき度算出手段2311は、例えば、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人とのアイデアの差が大きいほど大きい値となるように、新鮮度を算出する。
【0068】
会うべき度算出手段2311は、例えば、以下の数式1により、会うべき度を算出する。数式1において、M
ijは、iさんとjさんとの会うべき度である。Iは、iさんが持つアイデアである。Nはjさんが持つアイデアである。Tは繋がりの強さである。
また、アイデアIおよびJは、ネットワークに基づき、その人の繋がりから推定される値である。例えば、会うべき度算出手段2311は、Iさんがつながっている人の業種や職種を名刺情報から取得し、Iさんのつながりは業種A「30%」、業種B「20%」等の繋がり業種割合情報(アイデアの一種)を取得する。また、会うべき度算出手段2311は、Jさんがつながっている人の業種や職種を名刺情報から取得し、Jさんの繋がり業種割合情報を取得する。そして、両者の繋がり業種割合情報の差異(例えば、繋がり業種割合情報から構成されるベクトルの差異)が大きいほど、大きな値になるように、新鮮度を算出する。
また、繋がりの強さは、コミュニケーション量であり、例えば、リンクの重みを用いて取得され得る。また、数式1において、Xは〜である。さらに、αは定数であり、第1項と第2項との重みを変更する情報である。αはユーザごとに異なる値が管理されていても良い。また、数式1において、第1項は新鮮度、第2項は会いやすさ度である。
【0070】
なお、会うべき度算出手段2311が会うべき度を算出する演算式は、数式1に限らないことは言うまでもない。
【0071】
取得手段2312は、会うべき度が予め決められた条件を満たすほど大きい他の1以上の人識別子を取得する。ここで、予め決められた条件を満たすほど大きいとは、例えば、会うべき度が閾値以上、会うべき度が閾値より大きい、会うべき度が上位N(Nは1以上の自然数)以上、会うべき度が上位Nより大きい、会うべき度が上位X%以上などである。
【0072】
重み算出部232は、一の人識別子に対応するノードと他の人識別子に対応するノードとの間のリンクの重みを算出する。
【0073】
重み算出部232は、例えば、名刺利用情報を用いて、当該名刺関連情報が有する2つの各人識別子に対応するノード間のリンクの重みを算出する。
【0074】
重み算出部232は、例えば、共通の知人数、二人の間の対話の数または頻度、二人の間の電話回数または頻度等のうちの1以上の情報を用いて、かかる数が多いほど、リンクの重みを大きくするように重みを算出する。なお、2人の共通の知人数は、各人に対応するノードに直接的に繋がっている他のノードであり、共通のノードの数である。言い換えれば、共通の知人数は、一の人識別子に対応するノードと他の人識別子に対応するノードとの両方が直接的に繋がるノードの数である。
【0075】
重み算出部232は、例えば、共通の知人数、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人との間の対話の数または頻度、一の人識別子で識別される人と他の人識別子で識別される他人との間の電話回数または頻度、一の人識別子で識別される人が入力した情報に対して他の人識別子で識別される他人が応答した回数または頻度、他の人識別子で識別される人が入力した情報に対して一の人識別子で識別される他人が応答した回数または頻度のいずれか1以上の情報が多いほど、一の人識別子に対応するノードと他の人識別子に対応するノードとの間のリンクの重みを重くするように、重みを算出する。
【0076】
出力部24は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、取得部231が取得した1以上の人識別子、後述するネットワーク図等である。なお、ここでの出力とは、通常、送信であるが、他の処理モジュールへの情報の引き渡し、ディスプレイ等への表示でも良い。また、取得部231が取得した人識別子と出力部24が出力する人識別子とが異なっていても良い。つまり、例えば、取得部231が取得した人識別子がIDであり、出力部24が出力する人識別子は当該IDと対になる氏名等でも良い。
【0077】
各種の情報とは、例えば、名刺関連情報の送信指示でも良い。つまり、出力部24は、名刺関連情報の送信指示を、1以上の名刺管理サーバ1に送信しても良い。なお、かかる送信指示の送信のトリガーは問わない。
【0078】
ユーザ端末3を構成する端末格納部31は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、ユーザを識別するユーザ識別子、ユーザ端末3を識別する端末識別子等である。なお、ユーザ識別子は、端末識別子と同一でも良い。
【0079】
端末受付部32は、各種の情報や指示等を受け付ける。各種の情報や指示等とは、例えば、1または2以上の人識別子、コミュニティー識別子である。コミュニティー識別子は、コミュニティーを識別する情報であり、2以上の人識別子と同意義であると考えても良い。コミュニティー識別子は、例えば、会社名、学校名等の組織名である。
【0080】
各種の情報や指示等の入力手段は、マイクやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。端末受付部32は、マイクやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0081】
端末処理部33は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、端末受付部32が受け付けた情報を送信するデータ構造にすることである。
【0082】
端末送信部34は、各種の情報や指示等を人推薦装置2に送信する。各種の情報とは、例えば、1または2以上の人識別子、コミュニティー識別子である。
【0083】
端末受信部35は、各種の情報を人推薦装置2から受信する。各種の情報とは、例えば、1以上の人識別子である。
【0084】
端末出力部36は、端末受信部35が受信した情報、端末処理部33が取得した情報、端末受付部32が受け付けた情報等を出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
【0085】
名刺関連情報格納部11、格納部21、名刺関連情報格納部211、および端末格納部31は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。名刺関連情報格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が名刺関連情報格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が名刺関連情報格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が名刺関連情報格納部11等で記憶されるようになってもよい。
【0086】
サーバ受信部12、受付部22、および端末受信部35は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0087】
サーバ処理部13、処理部23、取得部231、重み算出部232、会うべき度算出手段2311、取得手段2312、および端末処理部33は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。サーバ処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0088】
サーバ送信部14、出力部24、および端末送信部34は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
【0089】
端末出力部36は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部36は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
【0090】
次に、名刺システムの動作について説明する。まず、名刺管理サーバ1の動作について説明する。名刺管理サーバ1のサーバ受信部12は、名刺関連情報の送信指示を受信すると、名刺関連情報格納部11の1以上の名刺関連情報を人推薦装置2に送信する。
【0091】
次に、人推薦装置2の動作について、
図3のフローチャートを用いて説明する。
【0092】
(ステップS301)受付部22は、1以上の名刺関連情報を名刺管理サーバ1またはユーザ端末3から受信したか否かを判断する。名刺関連情報を受信した場合はステップS302に行き、名刺関連情報を受信しない場合はステップS303に行く。
【0093】
(ステップS302)処理部23は、ステップS301で受信された名刺関連情報を名刺関連情報格納部211に蓄積する。ステップS301に戻る。
【0094】
(ステップS303)受付部22は、人識別子を受信したか否かを判断する。人識別子を受信した場合はステップS304に行き、人識別子を受信しない場合はステップS308に行く。
【0095】
(ステップS304)処理部23は、名刺関連情報格納部211に格納されている2以上の名刺関連情報を用いて、ネットワーク図を構成する。かかるネットワーク図構成処理について、
図4のフローチャートを用いて説明する。
【0096】
(ステップS305)取得部231は、ステップS303で受信された人識別子で識別される人が繋がるべき人を検出する。かかる人が繋がるべき人検出処理について、
図5のフローチャートを用いて説明する。
【0097】
(ステップS306)取得部231は、ステップS303で受信された人識別子で識別される人が繋ぐべき人を検出する。かかる人が繋ぐべき人検出処理について、
図6のフローチャートを用いて説明する。
【0098】
(ステップS307)処理部23は、送信する情報を構成する。そして、出力部24は、構成された情報を送信する。かかる送信先は、人識別子を送信してきた装置(例えば、ユーザ端末3)である。なお、送信される情報は、例えば、ステップS304で構成されたネットワーク図、ステップS305で取得された1以上の人識別子または当該1以上の人識別子と対になる情報(例えば、氏名等)、ステップS306で取得された1組以上の人識別子の組または当該1組以上の人識別子の組から取得される情報(例えば、氏名の組等)である。
【0099】
(ステップS308)受付部22は、コミュニティー識別子を受信したか否かを判断する。コミュニティー識別子を受信した場合はステップS309行き、コミュニティー識別子を受信しない場合はステップS301に戻る。なお、コミュニティー識別子の受信とは、2以上の人識別子の受信と同意義である、とする。
【0100】
(ステップS309)取得部231は、ステップS308で受信されたコミュニティー識別子で識別されるコミュニティーが繋がるべき人を検出する。かかる繋がるべき人検出処理(繋がるべき人検出処理2という)について、
図7のフローチャートを用いて説明する。
【0101】
(ステップS310)処理部23は、送信する情報を構成する。そして、出力部24は、当該情報を送信する。ステップS301に戻る。なお、かかる情報の送信先は、人識別子を送信してきた装置(例えば、ユーザ端末3)である。また、送信される情報は、例えば、ステップS309で取得された1以上の人識別子または当該1以上の人識別子と対になる情報(例えば、氏名等)である。
【0102】
なお、
図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0103】
次に、ステップS304のネットワーク図構成処理について、
図4のフローチャートを用いて説明する。
【0104】
(ステップS401)処理部23は、カウンタiに1を代入する。
【0105】
(ステップS402)処理部23は、i番目の人が存在するか否かを判断する。i番目の人が存在する場合はステップS403に行き、i番目の人が存在しない場合は上位処理にリターンする。なお、i番目の人が存在するか否かは、i番目の人識別子が存在するか否かであり、名刺関連情報格納部211に格納されている名刺関連情報が有する2以上の人識別子から判断可能である。
【0106】
(ステップS403)処理部23は、i番目の人(i番目の人識別子)に対応するノードが存在するか否かを判断する。i番目のノードが存在する場合はステップS404に行き、i番目のノードが存在しない場合はステップS4065に行く。
【0107】
(ステップS404)処理部23は、i番目の人(i番目の人識別子)に対応するノードを構成する。
【0108】
(ステップS405)処理部23は、i番目の人に直接的に繋がっている人の人識別子を取得する。なお、処理部23は、例えば、名刺関連情報格納部211に格納されている2以上の名刺関連情報から、i番目の人識別子と対になる人識別子を取得し、ユニーク処理を行う。
【0109】
(ステップS406)処理部23は、カウンタjに「i+1」を代入する。
【0110】
(ステップS407)処理部23は、ステップS405で取得した人識別子の中で、j番目の人識別子が存在するか否かを判断する。j目の人が存在する場合はステップS408に行き、j番目の人が存在しない場合はステップS414に行く。
【0111】
(ステップS408)処理部23は、j番目の人識別子に対応するノードが存在するか否かを判断する。ノードが存在する場合はステップS410に行き、ノードが存在しない場合はステップS409に行く。
【0112】
(ステップS409)処理部23は、j番目の人識別子に対応するノードを構成する。
【0113】
(ステップS410)重み算出部232は、i番目の人識別子のノードとj番目の人識別子のノードとの間のリンクの重みを算出するために使用する1以上のパラメータを取得する。
【0114】
(ステップS411)重み算出部232は、ステップS410で取得した1以上のパラメータを用いて、重みを算出する。
【0115】
(ステップS412)処理部23は、i番目の人識別子のノードとj番目の人識別子のノードとの間のリンクであり、ステップS411で算出した重みを有するリンクを構成する。
【0116】
(ステップS413)処理部23は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS407に戻る。
【0117】
(ステップS414)処理部23は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS402に戻る。
【0118】
なお、
図4のフローチャートにおいて、ノードとリンクとが見やすくなるようにノードの配置を適切にする処理を行うことは好適である。また、かかる技術は公知技術である。また、ノードとリンクの情報、リンクに対する重みが取得されている状態において、ネットワーク図を構成する技術は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。
【0119】
次に、ステップS305の繋がるべき人検出処理について、
図5のフローチャートを用いて説明する。
【0120】
(ステップS501)取得部231は、カウンタiに1を代入する。
【0121】
(ステップS502)取得部231は、ステップS303で受け付けられた人識別子で識別される人に対して、i番目の他人が存在するか否かを判断する。i番目の他人が存在する場合はステップS503に行き、i番目の他人が存在しない場合はステップS509に行く。
【0122】
(ステップS503)取得部231は、ステップS303で受け付けられた人識別子で識別される人とi番目の他人とが直接的に繋がっているか否かを判断する。直接的に繋がっている場合はステップS508に行き、直接的に繋がっていない場合はステップS504に行く。なお、取得部231は、例えば、ステップS303で受け付けられた人識別子とi番目の他人の人識別子とを有する名刺関連情報が存在するか否かを判断することにより、直接的に繋がっているか否かを判断する。
【0123】
(ステップS504)取得部231は、ステップS303で受け付けられた人識別子で識別される人とi番目の他人とが間接的に繋がっているか否かを判断する。間接的に繋がっている場合はステップS505に行き、間接的に繋がっていない場合はステップS508に行く。
【0124】
(ステップS505)会うべき度算出手段2311は、ステップS303で受け付けられた人識別子で識別される人とi番目の他人との会うべき度を算出するために使用する1以上のパラメータを名刺関連情報格納部211から取得する。
【0125】
(ステップS506)会うべき度算出手段2311は、ステップS505で取得した1以上のパラメータを用いて、会うべき度を算出する。
【0126】
(ステップS507)取得部231は、i番目の他人の人識別子に対応付けて、ステップS506で算出した会うべき度を、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0127】
(ステップS508)取得部231は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS502に戻る。
【0128】
(ステップS509)取得部231は、予め決められた条件を満たす会うべき度と対になる人識別子をバッファから取得する。上位処理にリターンする。
【0129】
なお、
図5のフローチャートにおいて、直接的に繋がっておらず、間接的に繋がっている人を検出の対象とした。しかし、間接的にも繋がっていない人をも、繋がるべき人の候補としても良い。
【0130】
次に、ステップS306の繋ぐべき人検出処理について、
図6のフローチャートを用いて説明する。
【0131】
(ステップS601)取得部231は、ステップS303で受け付けられた人識別子で識別される人と直接的に繋がっている人の人識別子を取得する。
【0132】
(ステップS602)取得部231は、カウンタiに1を代入する。
【0133】
(ステップS603)取得部231は、ステップS601で取得した人識別子の中で、i番目の人識別子が存在するか否かを判断する。i番目の人識別子が存在する場合はステップS604に行き、i番目の人識別子が存在しない場合はステップS612に行く。
【0134】
(ステップS604)取得部231は、カウンタjに「i+1」を代入する。
【0135】
(ステップS605)取得部231は、ステップS601で取得した人識別子の中で、j番目の人識別子が存在するか否かを判断する。j番目の人識別子が存在する場合はステップS606に行き、j番目の人識別子が存在しない場合はステップS610に行く。
【0136】
(ステップS606)取得部231は、i番目の人識別子で識別される人と、j番目の人識別子で識別される人とが直接的に繋がっているか否かを判断する。直接的に繋がっている場合はステップS610に行き、直接的に繋がっていない場合はステップS607に行く。
【0137】
(ステップS607)会うべき度算出手段2311は、i番目の人識別子で識別される人とj番目の人識別子で識別される人との会うべき度を算出する際に使用する1以上のパラメータを取得する。
【0138】
(ステップS608)会うべき度算出手段2311は、ステップS607で取得した1以上のパラメータを用いて、会うべき度を算出する。
【0139】
(ステップS609)取得部231は、i番目の人識別子とj番目の人識別子とステップS608で算出した会うべき度とを対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。 (ステップS610)取得部231は、カウンタj1、インクリメントする。ステップS605に戻る。
【0140】
(ステップS611)取得部231は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS603に戻る。
【0141】
(ステップS612)取得部231は、予め決められた条件を満たす会うべき度と対になる人識別子の組をバッファから取得する。上位処理にリターンする。
【0142】
なお、
図6のフローチャートにおいて、一の人が直接的に繋がっている人のみを、一の人が繋げるべき人の候補として検出した。しかし、一の人が間接的に繋がっている人をも、一の人が繋げるべき人の候補として検出しても良い。
【0143】
次に、ステップS309の繋がるべき人検出処理2について、
図7フローチャートを用いて説明する。
【0144】
(ステップS701)取得部231は、カウンタiに1を代入する。
【0145】
(ステップS702)取得部231は、ステップS308で受け付けられたコミュニティー識別子に対応する2以上の人識別子、またはステップS308で受け付けられた2以上の人識別子の中で、i番目の人識別子が存在するか否かを判断する。i番目の人識別子が存在する場合はステップS703に行き、i番目の人識別子が存在しない場合はステップS705に行く。
【0146】
(ステップS703)会うべき度算出手段2311は、i番目の人識別子により識別される人と他の人との会うべき度を算出する。かかる会うべき度算出処理は、
図5のステップS501〜508の処理である。
【0147】
(ステップS704)取得部231は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS702に戻る。
【0148】
(ステップS705)取得部231は、ステップS703で算出された会うべき度を用いて、条件に合致する人識別子を取得する。上位処理にリターンする。なお、取得部231は、例えば、ステップS308で受け付けられた2以上の各人識別子に対応する2以上の各会うべき度であり、同一の他人の2以上の会うべき度をパラメータとする増加関数(例えば、和、平均値算出)により、総合会うべき度を算出し、当該総合会うべき度が予め決められた条件を満たすほど大きい1以上の人識別子を取得する。なお、ステップS308で受け付けられた2以上の各人識別子は、ステップS308で受け付けられたコミュニティー識別子に対応する2以上の各人識別子でも良い。
【0149】
以下、本実施の形態における名刺システムの具体的な動作について説明する。名刺システムの概念図は
図1である。
【0150】
今、第二の人の名刺を受け取った第一の人が、第二の人の名刺情報を、第一の人のユーザ端末3から入力し、名刺管理サーバ1または人推薦装置2にアップロードし、名刺管理サーバ1または人推薦装置2において多数の名刺情報が管理されている、とする。
【0151】
また、人推薦装置2において、1以上の名刺管理サーバ1から名刺情報を受信し、蓄積している、とする。なお、名刺情報は、名刺に記載されている情報を有し、ここでは、例えば、「氏名」「会社名」「TEL」「メール」、名刺画像等を有する、とする。「TEL」は電話番号、「メール」はメールアドレスである。
【0152】
そして、ユーザは、ユーザ端末3に対して、コミュニケーションを図りたい人の名刺情報を検索する指示を入力すると、ユーザ端末3は、人推薦装置2からコミュニケーションを図りたい人の名刺情報を検索し、出力する。そして、ユーザは、ユーザ端末3の画面上から、「TEL」を指示した場合、当該人に電話をかけることができる、とする。そして、ユーザが電話をかけたことを示す情報が、ユーザ端末3から人推薦装置2に送信され、人推薦装置2に、電話をかけたことを示す情報または電話をかけたことを示す情報から取得される電話回数が蓄積される、とする。ユーザが電話をかけたことを示す情報は、例えば、電話をかける人を識別する第一ID、電話をかけられる人を識別する第二IDを有する。
【0153】
また、同様に、ユーザがユーザ端末3の画面上から、「メール」を指示した場合、メーラーが起動し、メールを送信できると共に、メールを送信したことを示す情報が、ユーザ端末3から人推薦装置2に送信され、人推薦装置2に、メールを送信したことを示す情報またはメールを送信したことを示す情報から取得されるメール回数が蓄積される、とする。
【0154】
その他、第一の人が、第二の人にFAXを送信したことを示す情報またはFAXを送信したことを示す情報から取得されるFAXの回数、第一の人と第二の人とがチャットシステムで対話したことまたは対話回数、第一の人が第二の人がSNSに投稿した記事に対して「いいね」を入力した回数等が、人推薦装置2に蓄積される、とする。なお、かかる情報の蓄積技術は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。
【0155】
そして、人推薦装置2の名刺関連情報格納部211には、
図8に示す名刺関連情報管理表が格納されている、とする。名刺関連情報管理表は、「受取人ID」「譲渡人ID」「名刺情報」「コミュニケーション情報」を有するレコードを1以上格納される。「受取人ID」は名刺を受け取った人のIDであり、第一IDである。「譲渡人ID」は名刺を渡した人のIDであり、第二IDである。「名刺情報」は名刺に記載されている情報である。「コミュニケーション情報」は、例えば、名刺情報を用いて、第一の人と第二の人とが行ったコミュニケーションに関する情報である。ただし、「コミュニケーション情報」は、名刺情報を用いずに、第一の人と第二の人とが行ったコミュニケーションに関する情報であっても良い。「コミュニケーション情報」は、ここでは、「名刺利用情報」とそれ以外の情報を含む。「名刺利用情報」は、名刺情報を用いて第一の人と第二の人とが行ったコミュニケーションに関する情報である。「名刺利用情報」は、例えば、ここでは「電話回数」「FAX回数」「メール回数」であるが、電話の頻度を示す電話頻度情報、FAXの頻度を示すFAX頻度情報、メールの頻度を示すメール頻度情報等でも良い。また、「名刺利用情報」以外の情報は、ここでは、「チャット回数」「いいねの回数」である。「チャット回数」は、チャットシステムを用いて、第一の人と第二の人とがコミュニケーションを行った回数である。「いいねの回数」は、第一の人または第二の人がSNSに投稿した記事に対して、第二の人または第一の人が「いいね」を入力した(「いいね」ボタンを押下した)回数である。なお、「チャット回数」「いいねの回数」に代えてまたは加えて、「コミュニケーション情報」は、チャットの頻度を示すチャット頻度情報、いいねの頻度を示すいいね頻度情報を有しても良い。
【0156】
また、人推薦装置2がチャットやSNSのサービスを提供している場合、「チャット回数」「いいねの回数」等は、人推薦装置2で取得可能である。ただし、人推薦装置2は、「名刺利用情報」以外の情報を、チャットやSNSのサービスを提供する外部のサーバ装置等から取得しても良い。
【0157】
以上のような状況において、以下の2つの具体例について説明する。具体例1は、一のユーザの人識別子を入力し、当該一のユーザが会うべき人、当該一のユーザが会わせるべき人を推薦する場合である。具体例2は、2以上のユーザの人識別子を入力し、当該2以上のユーザが会うべき人を推薦する場合である。
【0158】
(具体例1)
まず、ユーザは、ユーザ端末3から人推薦装置2にログインし、ユーザ端末3に処理の開始指示を入力した、とする。すると、端末受付部32は、当該ユーザの人識別子「101」を有する処理開始指示を受け付ける。次に、端末送信部34は、当該処理開始指示を人推薦装置2に送信する。なお、人識別子「101」は、例えば、端末格納部31に格納されている、とする。
【0159】
次に、人推薦装置2の受付部22は、人識別子「101」を含む処理開始指示を受信する。
【0160】
次に、人推薦装置2の処理部23は、名刺関連情報管理表に格納されている2以上の名刺関連情報を用いて、例えば、
図4のフローチャートを用いて説明したアルゴリズムにより、ネットワーク図を構成する。
【0161】
さらに具体的には、処理部23は、名刺関連情報管理表の第一IDまたは第二IDをユニーク処理し、取得した人識別子に対応するノードを生成する。ここで、処理部23は、ノードの中には、名刺関連情報の氏名を配置する、とする。
【0162】
そして、処理部23は、名刺関連情報が有する第一IDに対応するノードと第二IDに対応するノードとの間にリンクを生成する。
【0163】
また、重み算出部232は、各リンクに対して、リンクの重みを算出するために使用する1以上のパラメータを取得する。ここでのパラメータは、リンクにより接続される2つの各ノードの両方に直接的に繋がるノードの数(共通の知人の数)を含む、とする。また、取得されるパラメータは、リンクにより接続される2つの各ノードを第一IDまたは第二IDとする名刺関連情報に含まれる「電話回数」「FAX回数」「メール回数」「チャット回数」「いいねの回数」を含む、とする。なお、重み算出部232は、各リンクに対して、通常、2つの名刺関連情報から電話回数等を取得する。リンクにより接続される2つの各ノードが受取人ID(第一ID)であったり、譲渡人ID(第二ID)であったりし得るからである。
【0164】
そして、重み算出部232は、取得した1以上のパラメータを用いて、重みを算出する。ここでは、重み算出部232は、共通の知人の数、電話回数、FAX回数、メール回数、チャット回数、いいねの回数の各パラメータが大きいほど、大きい重みとなるように重みを算出することは好適である。つまり、第一の人と第二の人との繋がりが深いほど、第一の人と第二の人とのコミュニケーションが活発なほど、第一の人と第二の人との間のリンクの重みが大きくなるように、リンクの重みを算出することは好適である。
【0165】
以上の処理により、処理部23は、例えば、
図9に示すネットワーク図を構成した、とする。
【0166】
次に、取得部231は、以下のように、人識別子「101」で識別される「田中D男」が繋がるべき人を検出する処理を行う。
【0167】
まず、取得部231は、人識別子「101」と直接的に繋がっていない人の人識別子を取得する。そして、会うべき度算出手段2311は、直接的に繋がっていない各人に対して、数式1を用いて、会うべき度を算出する。会うべき度算出手段2311は、ここでは、人識別子「101」のノードと各人のノードとが繋がるためのリンク数が少ないほど会うべき度が大きくなり、かつ人識別子「101」のノードと各人のノードとが繋がるための2以上の各リンクの重みの合計が大きいほど会うべき度が大きくなるように、会うべき度を算出する、とする。
【0168】
そして、会うべき度算出手段2311が直接的に繋がっていない各人に対する、人識別子「101」で識別される「田中D男」が会うべきである会うべき度を算出した後、取得部231は、予め決められた条件を満たす会うべき度と対になる人識別子を取得する。ここでは、会うべき度が閾値以上の人識別子を取得するものとする。そして、取得部231は、人識別子「521」(青木G男)、人識別子「338」(清水M男)を取得した、とする。
【0169】
次に、取得部231は、以下のように、人識別子「101」で識別される「田中D男」が繋げるべき人を検出する処理を行う。
【0170】
まず、取得部231は、人識別子「101」と直接的に繋がっている人の人識別子「123」「315」「36」「512」「236」を、名刺関連情報管理表から取得する。
【0171】
次に、取得された5つの人識別子「123」「315」「36」「512」「236」に含まれる2つの人識別子の全ての組に対して、会うべき度算出手段2311は、2つの人識別子で識別される人の会うべき度を算出する。なお、ここで、会うべき度算出手段2311は、既に直接的に繋がっている人の間の、会うべき度を算出しないことは好適である。
【0172】
次に、取得部231は、予め決められた条件を満たす会うべき度と対になる人識別子の組を取得する。ここで、取得部231は、「123」「315」の人識別子の組を取得した、とする。
【0173】
次に、処理部23は、ユーザ端末3に送信する情報を構成する。具体的には、ここでは、処理部23は、構成されたネットワーク図、取得された2つの人識別子と対になる氏名「青木G男」「清水M男」および会うべき度「86」「78」、で取得された1組の人識別子の組から取得される氏名の組「山田A夫」「太田B子」である。そして、出力部24は、構成された情報を、田中D男のユーザ端末3に送信する。
【0174】
次に、田中D男のユーザ端末3の端末受信部35は、人推薦装置2から情報を受信する。そして、端末出力部36は、
図10のような情報を出力する。
図10において、ネットワーク
図101、会うべき人、会わせるべき人が表示されている。また、101において、会うべき人、会わせるべき人が他の人のノードと比較して目立つ態様で表示されている。
【0175】
(具体例2)
まず、ユーザは、ユーザ端末3に、「田中D男」は、自分と山田A男との両方が会うべき人の情報を取得しようと、ユーザ端末3に対して、「田中D男」「山田A男」を入力し、会うべき人の情報を取得するための指示を入力した、とする。
【0176】
すると、端末格納部31は、「田中D男」「山田A男」を受け付ける。次に、端末処理部33は、受け付けられた「田中D男」「山田A男」から、人識別子「101」「123」を取得した、とする。次に、端末送信部34は、人識別子「101」「123」を含む指示を人推薦装置2に送信する。
【0177】
次に、受付部22は、人識別子「101」「123」を含む指示を受信する。なお、受付部22は、人識別子「101」「123」に代えて、コミュニティー識別子(例えば、会社名)を受信しても良い。
【0178】
次に、取得部231は、受信された人識別子「101」「123」で識別される人が繋がるべき人を、以下のように検出する。
【0179】
まず、会うべき度算出手段2311は、人識別子「101」で識別される人と、人識別子「101」で識別される人と直接的に繋がっていない他の各人との会うべき度を算出する。そして、会うべき度算出手段2311は、算出した会うべき度を、他の各人の人識別子に対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。なお、かかる会うべき度を第一会うべき度とする。
【0180】
次に、会うべき度算出手段2311は、人識別子「123」で識別される人と、人識別子「123」で識別される人と直接的に繋がっていない他の各人との会うべき度を算出する。そして、会うべき度算出手段2311は、算出した会うべき度を、他の各人の人識別子に対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。なお、かかる会うべき度を第二会うべき度とする。
【0181】
そして、会うべき度算出手段2311は、他の各人ごとに、他の各人の人識別子に対応する第一会うべき度と第二会うべき度とをパラメータとする増加関数により、人識別子「101」「123」で識別される両者が会うべき総合会うべき度を算出する。
【0182】
次に、取得部231は、算出された総合会うべき度を用いて、総合会うべき度が条件を満たすほど大きい場合、当該総合会うべき度に対応する人識別子を取得する。なお、ここで、取得部231は、人識別子「315」を取得した、とする。
【0183】
次に、処理部23は、人識別子「315」と対になる氏名「清水M男」を取得する。そして、出力部24は、当該情報「清水M男」を、ユーザ端末3に送信する。
【0184】
次に、ユーザ端末3の端末受信部35は、「清水M男」を受信する。そして、端末処理部33は、出力する情報「あなたがたは、清水M男さんに会うべきです。」を構成する。次に、端末出力部36は、当該情報「あなたがたは、清水M男さんに会うべきです。」を出力する。
【0185】
以上、本実施の形態によれば、名刺に関する名刺関連情報を用いて、会うべき人または会わせるべき人を提示できる。
【0186】
また、本実施の形態によれば、名刺に関する名刺関連情報を用いて、グループが会うべき人を提示できる。
【0187】
また、本実施の形態によれば、複数の名刺管理サーバに格納されている名刺関連情報を用いて、会うべき人または会わせるべき人を提示できる。
【0188】
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における人推薦装置2を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、名刺を渡されたまたは名刺を渡した関係を有する二人の各人を識別する2つの人識別子を有する2以上の名刺関連情報が格納される名刺関連情報格納部を格納しており、コンピュータを、人識別子を受け付ける受付部と、前記2以上の名刺関連情報が有する人識別子に対応するノード間の繋がりであるネットワークから、前記受付部が受け付けた人識別子と直接的に繋がっていない人識別子であり、他の人識別子のノードを介して間接的に繋がっている人識別子であり、予め決められた条件を満たす1以上の人識別子であり、繋がるべき人を識別する1以上の人識別子を取得する取得部と、前記取得部が取得した1以上の人識別子を出力する出力部として機能させるためのプログラム、である。
【0189】
また、
図11は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の人推薦装置2等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。
図11は、このコンピュータシステム300の概観図であり、
図12は、システム300のブロック図である。
【0190】
図11において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを3012含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
【0191】
図12において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012と、MPU3013と、バス3014と、ROM3015と、RAM3016と、ハードディスク3017とを含む。ROM3015は、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶している。RAM3016は、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供する。ハードディスク3017は、通常、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶している。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
【0192】
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の人推薦装置2等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。また、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
【0193】
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の人推薦装置2等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切なモジュールを呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
【0194】
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
【0195】
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0196】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
【0197】
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0198】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。