【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、光ラジカル重合性化合物、光ラジカル重合開始剤、連鎖移動剤、非ラジカル重合性可塑剤、及び、無機フィラーを含有する無機フィラー含有光硬化性組成物である。
以下に本発明を詳述する。
【0008】
本発明者らは、無機フィラーを配合することにより熱伝導性及び接着性を発揮させる光硬化性組成物において、大量の無機フィラーを配合したにもかかわらず、期待した性能が発揮されない原因について検討を行った。その結果、大量の無機フィラーを配合した光硬化性組成物では、光を照射したときに無機フィラーにより内部への光の浸透が阻害されるため、内部の硬化が不充分となっていることが原因であることを突き止めた。この理由は明らかではないが、硬化物中に未硬化の部分があると、無機フィラーが硬化物中で動きやすくなるためではないかと考えられた。
そこで本発明者らは、光硬化性組成物の硬化性を向上させるために、連鎖移動剤の併用を検討した。連鎖移動剤は、ラジカル重合において生長ポリマー鎖の末端に反応してポリマーの生長を停止させると同時に新たな重合開始ラジカルを発生させることのできる剤である。連鎖移動剤を配合することにより、無機フィラーにより光照射が阻害された部分でも、充分に硬化できることが期待された。しかしながら、実際には、連鎖移動剤を配合しても、無機フィラーにより光照射が阻害された部分を充分に硬化させることはできず、所期の性能を得ることはできなかった。
【0009】
本発明者らは、更に鋭意検討の結果、連鎖移動剤とともに、非ラジカル重合性可塑剤を併用することにより、はじめて無機フィラーにより光照射が阻害された部分も充分に硬化させることができ、無機フィラーを配合する効果を充分に発揮することができるとともに、接着性にも優れた光硬化性組成物を提供できることを見出し、本発明を完成した。これは、非ラジカル重合性可塑剤を併用することにより、光硬化時に連鎖移動剤を充分に組成物で移動させ拡散させることができるため、光照射が阻害された部分であっても充分に硬化させることができるためと考えられる。
【0010】
本発明の無機フィラー含有光硬化性組成物(以下、単に「光硬化性組成物」ともいう。)は、光ラジカル重合性化合物、光ラジカル重合開始剤、連鎖移動剤、非ラジカル重合性可塑剤、及び、無機フィラーを含有する。
上記光ラジカル重合性化合物は特に限定されないが、不飽和二重結合を有する化合物が好適であり、反応性に優れることから、(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物がより好適である。また、硬化後における接着性に優れることから、光硬化性組成物を光硬化して得られた硬化物のガラス転移点が30℃以下となる光ラジカル重合性化合物が好適である。
なお、本明細書において、(メタ)アクリロイルオキシ基とは、アクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基を意味する。
【0011】
上記(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物としては、例えば、(メタ)アクリル酸エステル、及び、反応性の官能基を変性して(メタ)アクリロイルオキシ基を分子中に保有するもの等が挙げられる。なかでも、光の照射により発生した活性ラジカルで速やかに重合又は架橋が進行することから、(メタ)アクリル酸エステルが好適である。
なお、本明細書において、(メタ)アクリルとは、アクリル又はメタクリルを意味する。
【0012】
上記(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸に水酸基を有する化合物を反応させることにより得られるエステル化合物、(メタ)アクリル酸とエポキシ化合物とを反応させることにより得られるエポキシ(メタ)アクリレート、イソシアネートに水酸基を有する(メタ)アクリル酸誘導体を反応させることにより得られるウレタン(メタ)アクリレート等が挙げられる。なかでも、(メタ)アクリル酸に水酸基を有する化合物を反応させることにより得られるエステル化合物が好適である。
なお、本明細書において上記エポキシ(メタ)アクリレートとは、エポキシ化合物中の全てのエポキシ基を(メタ)アクリル酸と反応させた化合物のことを表す。
【0013】
上記(メタ)アクリル酸に水酸基を有する化合物を反応させることにより得られるエステル化合物は特に限定されず、単官能のものとしては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシエチレングリコール(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、エチルカルビトール(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、2,2,2−トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレート、イミド(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、イソミリスチル(メタ)アクリレート、2−ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−フェノキシエチル(メタ)アクリレート、ビシクロペンテニル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル2−ヒドロキシプロピルフタレート、グリシジル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルホスフェート等が挙げられる。
【0014】
また、上記(メタ)アクリル酸に水酸基を有する化合物を反応させることにより得られるエステル化合物のうち2官能のものとしては、例えば、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレート、2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド付加ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド付加ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド付加ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、ジメチロールジシクロペンタジエニルジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド変性イソシアヌル酸ジ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル(メタ)アクリレート、カーボネートジオールジ(メタ)アクリレート、ポリエーテルジオールジ(メタ)アクリレート、ポリエステルジオールジ(メタ)アクリレート、ポリカプロラクトンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリブタジエンジオールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0015】
また、上記(メタ)アクリル酸に水酸基を有する化合物を反応させることにより得られるエステル化合物のうち3官能以上のものとしては、例えば、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド付加トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド付加トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド付加イソシアヌル酸トリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド付加グリセリントリ(メタ)アクリレート、トリス(メタ)アクリロイルオキシエチルホスフェート等が挙げられる。
【0016】
上記光ラジカル重合開始剤としては特に限定されず、例えば、ベンゾフェノン系化合物、アセトフェノン系化合物、アシルフォスフィンオキサイド系化合物、チタノセン系化合物、オキシムエステル系化合物、ベンゾインエーテル系化合物、ベンジル、チオキサントン等が挙げられる。
【0017】
上記光ラジカル重合開始剤のうち市販されているものとしては、例えば、IRGACURE184、IRGACURE369、IRGACURE379、IRGACURE651、IRGACURE819、IRGACURE907、IRGACURE2959、IRGACURE OXE01、ルシリンTPO(いずれもBASF社製)、ベンソインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル(いずれも東京化成工業社製)等が挙げられる。
【0018】
上記光ラジカル重合開始剤の含有量は、上記光ラジカル重合性化合物100重量部に対する好ましい下限が10重量部である。上記光ラジカル重合開始剤を10重量部以上含有することにより、本発明の光硬化性組成物は、光照射することにより確実に硬化させることができる。上記光ラジカル重合開始剤の含有量のより好ましい下限は20重量部である。上記光ラジカル重合開始剤の含有量の上限は特に限定されないが、好ましい上限は40重量部、より好ましい上限は35重量部である。
【0019】
上記連鎖移動剤は、ラジカル重合において生長ポリマー鎖の末端に反応してポリマーの生長を停止させると同時に新たな重合開始ラジカルを発生させることのできる剤である。このような連鎖移動剤を配合することにより、無機フィラーにより光照射が阻害された部分であっても充分に硬化でき、本発明の光硬化性組成物の所期の性能を発揮させることができる。
【0020】
上記連鎖移動剤としては特に限定されず、例えば、酸化還元反応を伴い、ラジカルを移送する化合物が挙げられる。具体的には例えば、金属錯体、チオール化合物、非共役ビニルモノマー等が挙げられる。なかでも、良好な接着性を発現する観点から、金属錯体又は非共役ビニルモノマーが好適である。
上記金属錯体としては、例えば、ジラウリル酸ジブチルスズ等のスズ系錯体や、エチレンジアミン−N,N,N’,N’−四酢酸亜鉛(II)二ナトリウム塩四水和物等の亜鉛系錯体や、エチレンジアミン−N,N,N’,N’−四酢酸銅(II)二ナトリウム塩四水和物や、コバルトフタロシアニン等が挙げられる。なかでも、スズ系錯体又は亜鉛系錯体が好適である。
上記非共役ビニルモノマーとは、モノマーに対する連鎖移動定数C
Mが10000以上のモノマーを意味する。具体的には例えば、酢酸ビニル、酢酸アリル等が挙げられる。なかでも、酢酸ビニルが好適である。
【0021】
上記連鎖移動剤の含有量は、上記光ラジカル重合性化合物100重量部に対する好ましい下限が10重量部である。上記連鎖移動剤を10重量部以上含有することにより、本発明の光硬化性組成物は、無機フィラーにより光照射が阻害された部分であっても充分に硬化させることができるので、接着性をより高めることができる。上記連鎖移動剤の含有量のより好ましい下限は20重量部である。上記連鎖移動剤の含有量の上限は特に限定されないが、好ましい上限は100重量部、より好ましい上限は50重量部である。
【0022】
上記連鎖移動剤の含有量は、上記光ラジカル重合開始剤1重量部に対する好ましい下限が0.1重量部である。上記連鎖移動剤の含有量を0.1重量部以上とすることにより、本発明の光硬化性組成物は、無機フィラーにより光照射が阻害された部分であっても充分に硬化させることができるので、接着性をより高めることができる。上記連鎖移動剤の含有量のより好ましい下限は0.2重量部、更に好ましい下限は0.5重量部である。上記連鎖移動剤の含有量の上限は特に限定されないが、充分に硬化させ、接着性をより高める観点からは、好ましい上限は10重量部、より好ましい上限は5重量部である。
【0023】
上記非ラジカル重合性可塑剤は、上記連鎖移動剤と併用することにより、無機フィラーにより光照射が阻害された部分であっても充分に硬化でき、本発明の光硬化性組成物の所期の性能を発揮させる役割を果たす。
上記非ラジカル重合性可塑剤としては、ラジカル重合性官能基を有しない可塑剤であれば特に限定されず、例えば、一塩基性有機酸エステル、多塩基性有機酸エステル等の有機酸エステル可塑剤、有機リン酸可塑剤、有機亜リン酸可塑剤等のリン酸可塑剤等の従来公知の非ラジカル重合性可塑剤を用いることができる。
【0024】
上記非ラジカル重合性可塑剤としては、また、エポキシ化合物、エピスルフィド化合物、オキセタン化合物、ピロリジン化合物、テトラヒドロフラン化合物、テトラヒドロチオフェン化合物、ピペリジン化合物、テトラヒドロピラン化合物、テトラヒドロチオピラン化合物、ヘキサメチレンイミン、ヘキサメチレンオキシド、ヘキサメチレンスルフィド化合物等の脂環式化合物のヘテロ原子置換体を有する化合物も好適に用いることができる。このような脂環式化合物のヘテロ原子置換体を有する化合物を配合した場合には、本発明の光硬化性組成物に熱硬化性を付与することができ、光硬化後に加熱することにより、更に確実に硬化させることも可能となる。なかでも、より接着性信頼性、熱伝導性、及び、熱硬化性にも優れることから、エポキシ化合物が好適である。
【0025】
上記非ラジカル重合性可塑剤の含有量は、上記光ラジカル重合性化合物100重量部に対する好ましい下限が5重量部である。上記非ラジカル重合性可塑剤の含有量が5重量部以上であることにより、本発明の光硬化性組成物は、無機フィラーにより光照射が阻害された部分であっても充分に硬化させることができる。上記非ラジカル重合性可塑剤の含有量のより好ましい下限は10重量部である。上記非ラジカル重合性可塑剤の含有量の上限は特に限定されないが、好ましい上限が400重量部、より好ましい上限は150重量部である。
【0026】
上記無機フィラーは、本発明の光硬化性組成物に種々の性質を付与する役割を有する。例えば、無機フィラーとして熱伝導性フィラーを配合することにより、光硬化性組成物に熱伝導性を付与した熱伝導性樹脂組成物を提供することができる。また、導電性フィラーを配合することにより、光硬化性組成物に導電性を付与した導電性樹脂組成物を提供することができる。
【0027】
上記熱伝導性フィラーとしては、例えば、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、酸化アルミニウム、アルミニウム、窒化ケイ素、ジルコニア、酸化マグネシウム等の従来公知の熱伝導性フィラーを用いることができる。
上記導電性フィラーとしては、例えば、銅、ニッケル、銀、ニッケル等の導電金属や、カーボンブラック等の従来公知の導電性フィラーを用いることができる。
【0028】
上記無機フィラーの含有量は特に限定されないが、近年ではより高い性能を目的に、より大量の無機フィラーを配合する傾向にあり、光硬化性組成物の重量に対して50重量%以上、80重量%以上、90重量%以上の無機フィラーを含有することもある。本発明の光硬化性組成物は、このように大量の無機フィラーを含有する場合にでも、光照射により内部まで充分に硬化させることができ、無機フィラーを配合する効果を充分に発揮することができる。
【0029】
本発明の光硬化性組成物は、上記非ラジカル重合性可塑剤として脂環式化合物のヘテロ原子置換体を有する化合物を含有する場合には、熱硬化剤を含有することが好ましい。
上記熱硬化剤としては特に限定されず、例えば、ヒドラジド系硬化剤、イミダゾール系硬化剤、多価フェノール系硬化剤、酸無水物系硬化剤等の従来公知の熱硬化剤を用いることができる。
【0030】
本発明の光硬化性組成物は、必要に応じて、更に、乳化剤、軟化剤、充填剤、顔料、染料、シランカップリング剤、酸化防止剤等の従来公知の添加剤等を含有してもよい。
【0031】
本発明の光硬化性組成物を製造する方法は特に限定されず、例えば、ホモディスパー、ホモミキサー、万能ミキサー、プラネタリーミキサー、ニーダー、3本ロール等の混合機を用いて、上記光ラジカル重合性化合物、光ラジカル重合開始剤、連鎖移動剤、非ラジカル重合性可塑剤、無機フィラー及び必要に応じて配合する添加剤を混合する方法等が挙げられる。
【0032】
本発明の光硬化性組成物は、光硬化して得られた硬化物のショア硬度がA80未満であることが好ましい。上記硬化物のショア硬度がA80未満であることにより、硬化物にある程度の柔軟性があり、よりすぐれた接着性を発揮することができる。
なお、上記硬化物のショア硬度は、例えば、以下の方法により測定することがきる。
まず、本発明の光硬化性組成物を、離型フィルム上に、厚みが500μmとなるよう塗布し、次いで、高圧水銀灯を用いて波長410nmの光を500mW/cm
2の照度で照射量が1000mJ/cm
2となるように照射して硬化物を得る。得られた硬化物を、25℃、60分間静置したものを試験片とする。得られた試験片のショア硬度を、JIS K 6253に準ずる方法によりゴム硬度計(例えば、テクロック社製、A型デュロメータ等)を用いて測定する。
【0033】
本発明の光硬化性組成物を用いてなる無機フィラー含有シートもまた本発明の1つである。
本発明の無機フィラー含有シートは、例えば、本発明の光硬化性組成物を離型処理したフィルム上に塗工し、光を照射して硬化させることにより製造することができる。