(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記決定部は、前記第1自由エネルギーが前記第2自由エネルギーより低いことを条件に、前記ガイドを配置する点として前記第1の点を採用することを決定する、請求項1に記載のガイドレイアウト作成装置。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0008】
(第1実施形態)
(1)第1実施形態のガイドレイアウト作成方法の前提
図1から
図3は、第1実施形態のガイドレイアウト作成方法を説明するための平面図とグラフである。
【0009】
図1(a)は、基板1上に<21>配列ガイド3を配置し、DSAリソグラフィによりBCPの六方最密パターンを形成した例を示している。符号2は、BCPが配列された格子点を示している。<21>配列ガイド3の例は、基板1上に配置された化学ガイドまたは物理ガイドである。
図1(a)は、基板1の表面に平行で互いに垂直なX方向およびY方向と、基板1の表面に垂直なZ方向とを示している。以下、<21>配列ガイド3を適宜、ガイド3と略記する。
【0010】
<21>配列ガイド3は、BCPを<21>配列に配列させるためのガイドであり、基板1上に一定間隔で周期的に配置される。
図1(a)は、図示の便宜上、多数のガイド3のうちの7個のガイド3のみを示している。符号cは、これら7個のガイド3の中心点を示している。
【0011】
図1(a)は、基板1上に仮に<20>配列ガイド4を配置した場合の<21>配列ガイド3と<20>配列ガイド4との位置関係を示している。同様に、
図1(b)は、基板1上に仮に<30>配列ガイド5を配置した場合の<21>配列ガイド3と<30>配列ガイド5との位置関係を示している。なお、BCPの<21>配列は、後述する
図3(a)において格子点6として示されている。
【0012】
以下、BCPの<20>配列や<30>配列について説明する。
【0013】
DSAリソグラフィにより所望の配列、例えば、<21>配列の六方最密パターンを形成する際には、<21>配列ガイド3によりBCPを<21>配列に配列させる。これにより、BCPの結晶方位を制御し、<21>配列の六方最密パターンを形成する。しかしながら、高分子であるBCPは伸縮性を有するため、基板1上に<21>配列のパターンと別の配列のパターンとを同時に形成してしまう場合がある。この場合、<21>配列のパターンのみを選択的に形成することができなくなる。
【0014】
例えば、
図1(a)に示すように、<20>配列ガイド4を結ぶ六角形は、<21>配列ガイド3を結ぶ六角形に内包されるほど、<21>配列ガイド3を結ぶ六角形から物理的に離れている。そのため、BCPが収縮または伸展して、<21>配列と<20>配列のパターンを同時に形成する確率は低く、<21>配列のパターンを選択的に形成することができる。
【0015】
一方、
図1(b)に示すように、<30>配列ガイド5を結ぶ六角形は、<21>配列ガイド3を結ぶ六角形とほぼ同じ大きさであり、<21>配列ガイド3を結ぶ六角形に物理的に近くにある。そのため、BCPが収縮または伸展して、<21>配列と<30>配列のパターンを同時に形成する確率は高く、<21>配列のパターンを選択的に形成することが困難になる。
【0016】
この現象は、自由エネルギーの比較により説明できる。
図2に示すように、<21>配列と<20>配列の自由エネルギーは重なりが少なく、両配列は自由エネルギー的に離れた関係にある。よって、両配列のパターンは同時に形成されにくい。一方、<21>配列と<30>配列の自由エネルギーは重なりが多く、両配列は自由エネルギー的に近い関係にある。よって、両配列のパターンは同時に形成されやすい。
【0017】
以上により、<21>配列のパターンのみを選択的に形成するためには、<21>配列と<30>配列の自由エネルギー差を増大させ、<30>配列の生成確率を低減させる必要があることが分かる。
図2に示す符号Dは、この自由エネルギー差を示している。
【0018】
実際のDSAリソグラフィでは、基板1上に<21>配列ガイド3を配置したにもかかわらず、基板1上に<21>配列のパターンだけでなく<30>配列のパターンも形成される現象が見られる。この場合、これらの配列を有する複数の領域(グレイン)が回転して観察されることから、以下では結晶方位回転欠陥と呼ぶこととする。
【0019】
図3(a)は、基板1上に<30>配列ガイド5を配置した場合に、基板1上に<21>配列のパターンが形成された例を示している。符号6は、この場合にBCPが配列された格子点(<21>配列)を示している。
【0020】
図3(b)は、基板1上に<30>配列ガイド5を配置した場合に、基板1上に<30>配列のパターンが形成された例を示している。符号2は、この場合にBCPが配列された格子点(<30>配列)を示している。
【0021】
結晶方位回転欠陥が出現する場合、基板1上に
図3(a)のパターンと
図3(b)のパターンとが同時に見られることになる。
【0022】
(2)第1実施形態のガイドレイアウト作成方法の詳細
図4は、第1実施形態のガイドレイアウト作成方法を説明するためのフローチャートである。
図5から
図10は、
図4のフローチャートの説明を補足するための図である。
【0023】
図4のガイドレイアウト作成方法は、パーソナルコンピュータやワークステーション等の情報処理装置を用いて行われる。以下、この方法を
図5から
図10も参照しながら説明する。なお、
図5から
図10に示す基板1、<21>配列ガイド3、格子点6等は、より正確には、情報処理装置内で基板1、<21>配列ガイド3、格子点6等を示すデータを表している。
【0024】
情報処理装置の操作者は、DSAリソグラフィにより所望の配列、例えば、<21>配列の六方最密パターンを形成することを検討したい場合、<21>配列を基準配列にするための操作を入力する。これにより、情報処理装置内で基準配列が<21>配列に決定される(ステップS1)。
図5は、<21>配列ガイド3と、<21>配列の格子点6の一例を示している。操作者は、何倍ピッチのパターンを形成したいかに応じて基準配列を入力する。ここでは、ArF液浸露光でガイドを形成するため、3倍ピッチの<21>配列のパターンを形成することを目標とする。<21>配列は、第1配列の一例である。
【0025】
次に、操作者が、基板1上の基準領域7と、基準領域7内の1つ以上の基準点8とを入力する。これにより、情報処理装置内で基準領域7が選択されると共に、基準点8が選択される(ステップS2、S3)。
図6は、17個の格子点6を含む基準領域7と、基準点8として選択された5個の格子点6とを示している。符号9は、基準点8として選択されなかった12個の格子点6を示している。基準領域7は第1領域の一例であり、基準点8は第1の点の一例である。また、ステップS2、S3の処理を実行する機能ブロックは、選択部の一例である。
【0026】
基準点8は、BCPを<21>配列(基準配列)に配列させる<21>配列ガイド3を配置する点である。基準領域7は、これらの<21>配列ガイド3の配置の繰り返し単位を定めるための領域である。本実施形態の<21>配列ガイド3の配置は、基準領域7に周期境界条件を適用することで決定される。<21>配列ガイド3は、化学ガイドでも物理ガイドでもよい。BCPは、複数の粒子の一例である。
【0027】
基準領域7の形状やサイズは、どのように設定してもよい。さらに、基準点8の個数や位置も、どのように設定してもよい。また、情報処理装置は、操作者の入力操作に基づいて基準点8を選択する代わりに、基準領域7内の格子点6の中から任意の個数の基準点8をランダムに自動選択してもよい。
【0028】
次に、基準点8に配置された<21>配列ガイド3によりBCPを<21>配列に配列させる場合の自由エネルギーを算出する(ステップS4)。
図7(a)は、BCPが<21>配列に配列された格子点9を示している。この<21>配列の自由エネルギーF<21>は、第1自由エネルギーの一例である。
【0029】
さらには、基準点8に配置された<21>配列ガイド3によりBCPを別の配列に配列させる場合の自由エネルギーを算出する(ステップS4)。
図7(b)は、BCPが<30>配列に配列された格子点9’を示している。<30>配列は、第1配列と異なる種類の第2配列の一例であり、この<30>配列の自由エネルギーF<30>は、第2自由エネルギーの一例である。また、ステップS4の処理を実行する機能ブロックは、算出部の一例である。
【0030】
次に、自由エネルギーF<21>と自由エネルギーF<30>とを比較する(ステップS5)。そして、F<21>がF<30>よりも低い場合には、基準点8に配置された<21>配列ガイド3を、ガイド候補として情報処理装置内に記憶する(ステップS6)。すなわち、
図6に示す5個の基準点8の配置が、ガイド候補として記憶される。
【0031】
本実施形態では、ステップS1〜S6の処理を、基準点8の配置を変化させて繰り返し実行する。
図8は、このような配置の例として、
図6に示す5個の基準点8の配置と、これとは異なる6個の基準点8’の配置とを示している。ステップS1〜S6により、様々なガイド候補が情報処理装置内に記憶される。
【0032】
ステップS7では、各ガイド候補の基準配列と別の配列との自由エネルギー差ΔFを算出し、自由エネルギー差ΔFが最大のガイド候補を選択する。
図8は、5個の基準点8からなるガイド候補のΔF(=F<30>−F<21>)が、6個の基準点8’からなるガイド候補のΔF(=F<30>−F<21>)より大きいことを示している。この場合、ガイド候補がこれらの2つのみであれば、5個の基準点8からなるガイド候補が、ΔFが最大のガイド候補として選択される。基準点8’は、第2の点の例である。基準点8’からなるガイド候補のF<21>とF<30>はそれぞれ、第3および第4自由エネルギーの例である。また、基準点8のΔFは第1の差の一例であり、基準点8’のΔFは第2の差の一例である。
【0033】
こうして、<21>配列ガイド3を配置する点として、基準点8を採用するか否かや、基準点8’を採用するか否かが決定される。本実施形態では、基準点8からなるガイド候補のΔFが最大であるため、<21>配列ガイド3を配置する点として、基準点8を採用することが決定される。ステップS5、S6から明らかなように、基準点8からなるガイド候補が採用されるためには、そのΔFが正であることが条件となる(ΔF>0)。ステップS7の処理を実行する機能ブロックは、決定部の一例である。
【0034】
ただし、本実施形態では、基準点8を採用するか否かを決定するために、さらにステップS8、S9の処理を実行する。以下、ステップS8、S9の処理を説明する。
【0035】
基準点8からなるガイド候補がステップS7で選択された場合には、上記の<21>配列と回転対称な配列が存在するか否かを判断する(ステップS8)。本実施形態では、このような回転対称配列が存在している。
図8は、BCPを上記の<21>配列に配列させる<21>配列ガイド3と、BCPをその回転対称配列に配列させる回転対称配列ガイド10とを示している。回転対称配列は、第3配列の一例である。
【0036】
回転対称配列が存在する場合には、基準点8に配置された<21>配列ガイド3によりBCPを<21>配列に配列させる場合の自由エネルギーを算出する。
図10(a)は、BCPが<21>配列に配列された格子点9を示している。この<21>配列の自由エネルギーは、第1自由エネルギーの一例である。なお、この自由エネルギーは、ステップS4で算出されたものをそのまま使用してもよい。
【0037】
さらには、基準点8に配置された<21>配列ガイド3によりBCPを回転対称配列に配列させる場合の自由エネルギーを算出する。
図9(b)は、BCPが回転対称配列に配列された格子点9”を示している。この回転対称配列の自由エネルギーは、第5自由エネルギーの一例である。なお、
図9(b)に示す格子点9”の形状の歪みは、格子点9”に配列されたBCPの形状の歪みを表したものである。ここでは、この歪みの詳細な説明は省略する。
【0038】
次に、<21>配列と回転対称配列の自由エネルギーを比較する(ステップS9)。そして、<21>配列の自由エネルギーが回転対称配列の自由エネルギーより低い場合には、基準点8に配置された<21>配列ガイド3を、ガイドの採用配置として情報処理装置内に記憶する。すなわち、
図6に示す5個の基準点8の配置が、ガイドの採用配置として記憶される。
【0039】
こうして、<21>配列ガイド3を配置する点として、
図6に示す基準点8を採用するか否かが決定される。本実施形態では、<21>配列の自由エネルギーが回転対称配列の自由エネルギーより低いため、<21>配列ガイド3を配置する点として、
図6に示す基準点8を採用することが決定される。ステップS8、S9から明らかなように、基準点8からなるガイド候補が採用されるためには、<21>配列の自由エネルギーが回転対称配列の自由エネルギーより低いことが条件となる。ステップS8、S9の処理を実行する機能ブロックも、算出部および決定部の例である。
【0040】
情報処理装置は、<21>配列ガイド3の配置の決定結果を出力する。例えば、決定結果を情報処理装置の画面上に表示してもよいし、決定結果を情報処理装置内に保存してもよい。また、情報処理装置は、<21>配列ガイド3の配置の決定結果を、他の装置に送信してもよい。
【0041】
以上のように、本実施形態では、<21>配列ガイド3を配置する点を、<21>配列の自由エネルギーと、別の配列の自由エネルギーとに基づいて決定する。例えば、本実施形態では、<21>配列の自由エネルギーから、別の配列の自由エネルギーを引いた差が最大になるように、<21>配列ガイド3を配置する点を決定する。
【0042】
よって、本実施形態によれば、所望の配列(<21>配列)の六方最密パターンを選択的に形成するガイドレイアウトを作成することが可能となる。さらに、本実施形態によれば、このようなガイドレイアウトを配列の回転対称性を考慮に入れて作成することが可能となる。
【0043】
なお、本実施形態では、各配列を<ij>配列と表記する場合に、i>0かつj>0とする表記法を採用した。
【0044】
(第2実施形態)
図11は、第2実施形態のガイドレイアウト作成装置の構成を示すブロック図である。
【0045】
図11のガイドレイアウト作成装置は、CPU(central processing unit)等のプロセッサ11と、RAM(random access memory)やROM(read only memory)等のメモリ12と、HDD(hard disc drive)等のストレージ13とを備えている。
【0046】
図11のガイドレイアウト作成装置はさらに、マウスやキーボード等の入力デバイス14と、LCD(liquid crystal display)モニタ等の表示デバイス15と、LAN(local area network)ボード等の通信デバイス16とを備えている。
【0047】
本実施形態では、第1実施形態のガイドレイアウト作成方法をコンピュータに実行させるためのガイドレイアウト作成プログラムが、ストレージ13内にインストールされている。ガイドレイアウト作成装置は、このプログラムをメモリ12(RAM)に展開して、プロセッサ11により実行する。このガイドレイアウト作成方法により生成されたデータは、メモリ12(RAM)内に一時的に保持されるか、ストレージ13内に格納され保存される。
【0048】
ガイドレイアウト作成プログラムは例えば、このプログラムを記録した外部装置をガイドレイアウト作成装置に装着し、このプログラムを外部装置からストレージ13に格納することでインストール可能である。外部装置の例は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体や、このような記録媒体を内蔵する記録装置である。記録媒体の例はCD−ROMやDVD−ROMであり、記録装置の例はHDDである。また、ガイドレイアウト作成プログラムは例えば、このプログラムを通信デバイス16を介してダウンロードすることでインストール可能である。
【0049】
本実施形態によれば、第1実施形態のガイドレイアウト作成方法をソフトウェアにより実現することが可能となる。
【0050】
(付記)
本実施形態によるガイドレイアウト作成装置は、複数の粒子を第1配列に配列させるガイドを配置する点として、第1の点を選択する選択部と、第1の点に配置されたガイドにより複数の粒子を第1配列に配列させる場合の第1自由エネルギーと、第1の点に配置されたガイドにより複数の粒子を第1配列と異なる種類の第2配列に配列させる場合の第2自由エネルギーとを算出する算出部と、第1自由エネルギーと第2自由エネルギーとに基づいて、ガイドを配置する点として第1の点を採用するか否かを決定する決定部とを備えている。
【0051】
決定部は、第1自由エネルギーが第2自由エネルギーより低いことを条件に、ガイドを配置する点として第1の点を採用することを決定してもよい。
【0052】
第1および第2配列のパターンは、六方最密パターンでよい。
【0053】
ガイドは、化学ガイドまたは物理ガイドでよい。
【0054】
選択部は、ガイドを配置する点として、第2の点を選択し、算出部は、第2の点に配置されたガイドにより複数の粒子を第1配列に配列させる場合の第3自由エネルギーと、第2の点に配置されたガイドにより複数の粒子を第2配列に配列させる場合の第4自由エネルギーとを算出し、決定部は、第2自由エネルギーから第1自由エネルギーを引いた第1の差が、第4自由エネルギーから第3自由エネルギーを引いた第2の差よりも大きい場合に、ガイドを配置する点として第1の点を採用することを決定してもよい。
【0055】
選択部は、第1の点をランダムに自動選択してもよい。
【0056】
選択部は、ガイドの配置の繰り返し単位として第1領域を選択し、第1の点を第1領域内で選択してもよい。
【0057】
算出部は、第1の点に配置されたガイドにより複数の粒子を第1配列と回転対称な第3配列に配列させる場合の第5自由エネルギーを算出し、決定部は、第1自由エネルギーと第5自由エネルギーとに基づいて、ガイドを配置する点として第1の点を採用するか否かを決定してもよい。
【0058】
決定部は、第1自由エネルギーが第5自由エネルギーより低いことを条件に、ガイドを配置する点として第1の点を採用することを決定してもよい。
【0059】
本実施形態によるガイドレイアウト作成方法は、複数の粒子を第1配列に配列させるガイドを配置する点として、第1の点を選択部により選択し、第1の点に配置されたガイドにより複数の粒子を第1配列に配列させる場合の第1自由エネルギーと、第1の点に配置されたガイドにより複数の粒子を第1配列と異なる種類の第2配列に配列させる場合の第2自由エネルギーとを算出部により算出し、第1自由エネルギーと第2自由エネルギーとに基づいて、ガイドを配置する点として第1の点を採用するか否かを決定部により決定することを具備する。
【0060】
本実施形態によるガイドレイアウト作成プログラムは、複数の粒子を第1配列に配列させるガイドを配置する点として、第1の点を選択部により選択し、第1の点に配置されたガイドにより複数の粒子を第1配列に配列させる場合の第1自由エネルギーと、第1の点に配置されたガイドにより複数の粒子を第1配列と異なる種類の第2配列に配列させる場合の第2自由エネルギーとを算出部により算出し、第1自由エネルギーと第2自由エネルギーとに基づいて、ガイドを配置する点として第1の点を採用するか否かを決定部により決定することを備えるガイドレイアウト作成方法をコンピュータに実行させる。
【0061】
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例としてのみ提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図したものではない。本明細書で説明した新規な装置、方法、およびプログラムは、その他の様々な形態で実施することができる。また、本明細書で説明した装置、方法、およびプログラムの形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。添付の特許請求の範囲およびこれに均等な範囲は、発明の範囲や要旨に含まれるこのような形態や変形例を含むように意図されている。