【課題を解決するための手段】
【0003】
(概要)
特定の実装は、メモリに結合された処理ユニットを有するコンピュータハードウェアシステムを含んでもよく、メモリは、コンピュータ実行可能な命令でエンコードされ、命令は、実行されると、ユーザと関連付けられた証明書のセットをユーザデバイスから受信することと、証明書のセットをユーザと関連付けられたエージェントの第1の証明書のセットと相互参照することにより、証明書のセットが有効であるかどうかを決定することと、証明書のセットが有効である場合、ユーザデバイスからの第2の証明書のセットの要求に応答して、エージェントの第2の証明書のセットをユーザデバイスに提供することとを処理ユニットに行わせる。特定の実装では、メモリはコンピュータ実行可能な命令でさらにエンコードされてもよく、命令は、実行されると、他の動作の中でもとりわけ、ユーザデバイスのブラウザをウェブベースのインターフェースにダイレクトすることであって、ウェブベースのインターフェースは、証明書のセットを受信するように構成される、こと、および/または、ユーザデバイスとレガシーデバイスとの間のプロキシ接続を確立することを処理ユニットに行わせる。特定の実装では、エージェントの第2の証明書のセットは、レガシーサーバによって提供されるサービスと関連付けられてもよい。ウェブベースのインターフェースは、ユーザデバイスのタイプに基づいてもよい。証明書のセットは、企業サーバと関連付けられてもよい。実行されると、証明書のセットをユーザと関連付けられたエージェントの第1の証明書のセットと相互参照することにより、証明書のセットが有効であるかどうかを決定することを少なくとも1つの処理ユニットに、行わせる命令は、実行されると、API呼出をディレクトリ統合APIまたはレガシー認証統合APIのうちの少なくとも1つに提供することを少なくとも1つの処理ユニットに行わせる命令を含んでもよい。実行されると、エージェントの第2の証明書のセットをユーザデバイスに提供することを少なくとも1つの処理ユニットに行わせる命令は、実行されると、第2の証明書のセットをユーザデバイス上で実行中のプロキシに提供することを少なくとも1つの処理ユニットに行わせる命令を含んでもよい。メモリは、コンピュータ実行可能な命令でエンコードされてもよく、命令は、実行されると、ユーザデバイスとレガシーデバイスとの間のプロキシ接続を確立することを少なくとも1つの処理ユニットに行わせる。
【0004】
特定の実装は、メモリに結合された少なくとも1つの処理ユニットを備えるコンピュータハードウェアシステムを含んでもよく、メモリは、コンピュータ実行可能な命令でエンコードされ、命令は、実行されると、ユーザと関連付けられたエージェントの第1の証明書のセットの受信に応答して、第1のユーザデバイスを認証することであって、第1の証明書のセットは、レガシーサーバと関連付けられている、ことと、コンテキスト情報を第1のデバイスから受信することであって、コンテキスト情報は、第1のユーザデバイスがサービスにアクセスした様式を示す、ことと、ユーザと関連付けられたエージェントの第2の証明書のセットの受信に応答して、第2のユーザデバイスを認証することと、第2のデバイスがサービスにアクセスしたことに応答して、コンテキスト情報を第2のデバイスに提供することとを少なくとも1つの処理ユニットに行わせる。他の命令は、他の動作の中でもとりわけ、コンテキスト情報をエージェントと関連付けること、コンテキスト情報を第1のデバイス上で実行中のプロキシから受信すること、および/またはユーザデバイスとレガシーデバイスとの間を接続するプロキシを確立することを処理ユニットに行わせる。エージェントの第1の証明書のセットは、第1のデバイス上で実行中のプロキシから受信されてもよく、エージェントの第2の証明書のセットは、第2のデバイス上で実行中のウェブアプリケーションから受信されてもよい。メモリは、コンピュータ実行可能な命令でエンコードされてもよく、命令は、実行されると、ユーザデバイスとレガシーデバイスとの間のプロキシ接続を確立することを少なくとも1つの処理ユニットに行わせる。
【0005】
特定の実装は、メモリに結合された少なくとも1つの処理ユニットを備えるコンピュータハードウェアシステムを含んでもよく、メモリは、コンピュータ実行可能な命令でエンコードされ、命令は、実行されると、ユーザと関連付けられた証明書をユーザデバイスから受信することと、証明書が有効であるかどうかを決定することと、証明書が有効である場合、ユーザデバイスと関連付けられたトークンを提供することと、トークンが有効である期間の間、要求に応じて、証明書のセットをユーザデバイスに提供することとを少なくとも1つの処理ユニットに行わせる。他の命令は、他の動作の中でもとりわけ、証明書が有効ではない場合、証明書が有効ではないことを示す応答を提供すること、証明書がユーザと関連付けられたエージェント内に記憶される証明書に対応するかどうかを決定すること、ウェブブラウザを証明書を受信するように構成されたウェブベースのインターフェースにダイレクトすること、ユーザと関連付けられた第1の証明書のセットをプロキシに提供すること、ユーザと関連付けられた第2の証明書のセットをウェブアプリケーションに提供すること、トークンが提供された後のある期間の後にトークンを除去すること、および/または、ユーザデバイスとレガシーデバイスとの間のプロキシ接続を確立することを処理ユニットに行わせる。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
メモリに結合された少なくとも1つの処理ユニットを備えるコンピュータハードウェアシステムであって、前記メモリは、コンピュータ実行可能な命令でエンコードされ、前記命令は、実行されると、
ユーザと関連付けられた証明書のセットをユーザデバイスから受信することと、
前記証明書のセットを前記ユーザと関連付けられたエージェントの第1の証明書のセットと相互参照することにより、前記証明書のセットが有効であるかどうかを決定することと、
前記証明書のセットが有効である場合、前記ユーザデバイスからの第2の証明書のセットの要求に応答して、前記エージェントの前記第2の証明書のセットを前記ユーザデバイスに提供することと
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、システム。
(項目2)
前記エージェントの前記第2の証明書のセットは、レガシーサーバによって提供されるサービスと関連付けられる、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記メモリはコンピュータ実行可能な命令でさらにエンコードされ、前記命令は、実行されると、
前記ユーザデバイスのブラウザをウェブベースのインターフェースにダイレクトすることであって、前記ウェブベースのインターフェースは、前記証明書のセットを受信するように構成されている、こと
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、項目1に記載のシステム。
(項目4)
前記ウェブベースのインターフェースは、前記ユーザデバイスのタイプに基づく、項目3に記載のシステム。
(項目5)
前記証明書のセットは、企業サーバと関連付けられる、項目1に記載のシステム。
(項目6)
実行されると、前記証明書のセットを前記ユーザと関連付けられたエージェントの第1の証明書のセットと相互参照することにより、前記証明書のセットが有効であるかどうかを決定することを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる前記命令は、
実行されると、API呼出をディレクトリ統合APIまたはレガシー認証統合APIのうちの少なくとも1つに提供することを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる命令を含む、項目1に記載のシステム。
(項目7)
実行されると、前記エージェントの第2の証明書のセットを前記ユーザデバイスに提供さすることを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる前記命令は、
実行されると、前記第2の証明書のセットを前記ユーザデバイス上で実行中のプロキシに提供することを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる命令を含む、項目1に記載のシステム。
(項目8)
前記メモリはコンピュータ実行可能な命令でさらにエンコードされ、前記命令は、実行されると、
前記ユーザデバイスと前記レガシーデバイスとの間のプロキシ接続を確立すること
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、項目1に記載のシステム。
(項目9)
メモリに結合された少なくとも1つの処理ユニットを備えるコンピュータハードウェアシステムであって、前記メモリは、コンピュータ実行可能な命令でエンコードされ、前記命令は、実行されると、
ユーザと関連付けられたエージェントの第1の証明書のセットの受信に応答して、第1のユーザデバイスを認証することであって、前記第1の証明書のセットは、レガシーサーバと関連付けられている、ことと、
コンテキスト情報を前記第1のデバイスから受信することであって、前記コンテキスト情報は、前記第1のユーザデバイスがサービスにアクセスした様式を示す、ことと、
前記ユーザと関連付けられた前記エージェントの第2の証明書のセットの受信に応答して、第2のユーザデバイスを認証することと、
前記第2のデバイスが前記サービスにアクセスしたことに応答して、前記コンテキスト情報を前記第2のデバイスに提供することと
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、システム。
(項目10)
前記メモリはコンピュータ実行可能な命令でさらにエンコードされ、前記命令は、実行されると、
前記コンテキスト情報を前記エージェントと関連付けること
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、項目9に記載のシステム。
(項目11)
実行されると、コンテキスト情報を前記第1のデバイスから受信することを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる前記命令は、
実行されると、コンテキスト情報を前記第1のデバイス上で実行中のプロキシから受信することを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる命令を含む、項目9に記載のシステム。
(項目12)
前記エージェントの前記第1の証明書のセットは、前記第1のデバイス上で実行中のプロキシから受信され、前記エージェントの前記第2の証明書のセットは、前記第2のデバイス上で実行中のウェブアプリケーションから受信される、項目9に記載のシステム。
(項目13)
前記メモリはコンピュータ実行可能な命令でさらにエンコードされ、前記命令は、実行されると、
前記ユーザデバイスと前記レガシーデバイスとの間のプロキシ接続を確立すること
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、項目9に記載のシステム。
(項目14)
メモリに結合された少なくとも1つの処理ユニットを備えるコンピュータハードウェアシステムであって、前記メモリは、コンピュータ実行可能な命令でエンコードされ、前記命令は、実行されると、
ユーザと関連付けられた証明書をユーザデバイスから受信することと、
前記証明書が有効であるかどうかを決定することと、
前記証明書が有効である場合、前記ユーザデバイスと関連付けられたトークンを提供することと、
前記トークンが有効である期間の間、要求に応じて、証明書のセットを前記ユーザデバイスに提供することと
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、コンピュータハードウェアシステム。
(項目15)
前記メモリはコンピュータ実行可能な命令でさらにエンコードされ、前記命令は、実行されると、
前記証明書が有効ではない場合、前記証明書が有効ではないことを示す応答を提供すること
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、項目14に記載のシステム。
(項目16)
実行されると、前記証明書が有効であるかどうかを決定することを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる前記命令は、
実行されると、前記証明書が前記ユーザと関連付けられたエージェント内に記憶される証明書に対応するかどうかを決定することを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる命令を含む、項目14に記載のシステム。
(項目17)
実行されると、ユーザと関連付けられた証明書のセットをユーザデバイスから受信することを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる前記命令は、
実行されると、ウェブブラウザを前記証明書を受信するように構成されたウェブベースのインターフェースにダイレクトすることを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる命令を含む、項目14に記載のシステム。
(項目18)
実行されると、前記トークンが有効である期間の間、要求に応じて、証明書を前記ユーザデバイスに提供することを前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる前記命令は、
実行されると、
前記ユーザと関連付けられた第1の証明書のセットをプロキシに提供することと、
前記ユーザと関連付けられた第2の証明書のセットをウェブアプリケーションに提供することと
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる命令を含む、項目14に記載のシステム。
(項目19)
前記メモリはコンピュータ実行可能な命令でさらにエンコードされ、前記命令は、実行されると、
前記トークンが提供された後のある期間の後に前記トークンを除去すること
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、項目14に記載のシステム。
(項目20)
前記メモリはコンピュータ実行可能な命令でさらにエンコードされ、前記命令は、実行されると、
前記ユーザデバイスと前記レガシーデバイスとの間のプロキシ接続を確立すること
を前記少なくとも1つの処理ユニットに行わせる、項目14に記載のシステム。