【文献】
上嶋祐紀 内山彰 山口弘純 東野輝夫,GPS信号履歴を用いた建物出口特定法の提案,情報処理学会研究報告 2012(平成24)年度▲4▼,日本,一般社団法人情報処理学会,2012年12月15日,Pages 1-8,ISSN 1884-0930
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
建造物からの距離内に出現した複数のサービス要求者端末の各々に対して、前記電気装置によって、前記サービス要求者端末によって検出されるWiFi指紋を収集することと、
前記電気装置によって、前記複数のサービス要求者端末から収集される前記WiFi指紋に基づいて前記WiFi指紋ライブラリを確立することと、をさらに含む、請求項9に記載の方法。
ワイヤレスフィデリティ(WiFi)機能を有するサービス要求者端末に対するサービスの開始位置を決定するための少なくとも1つの命令セットを含み、電気装置の論理回路によって実行されるとき、前記少なくとも1つの命令セットは、前記論理回路に、
少なくとも1つのWiFiネットワークと通信するサービス要求者端末から前記サービスのサービス要求を含む電気信号を取得する動作と、
前記サービス要求者端末からWiFiデータを含む電気信号を取得し、前記WiFiデータは、少なくとも1つの特定の建造物に関連付けられる、動作と、
前記WiFiデータに基づいて前記少なくとも1つの特定の建造物に関連付けられるデフォルト位置を前記サービス要求の開始位置として決定し、前記デフォルト位置は、前記少なくとも1つの特定の建造物の入り口、前記少なくとも1つの特定の建造物の出口、前記少なくとも1つの特定の建造物周辺の駐車場、または前記少なくとも1つの特定の建造物周辺のバス停のうちの少なくとも1つを含む、動作と、
前記少なくとも1つの特定の建造物のデフォルト位置を前記サービス要求のサービス提供者端末に送信し、前記サービス提供者端末のサービス提供者は、前記デフォルト位置で前記サービス要求者端末のサービス要求者に対するサービスを提供する、動作と、を実施させ、
前記少なくとも1つの命令セットは、さらに、前記論理回路に、
前記サービス要求者端末に関連付けられるGPS信号に応じて、前記少なくとも1つのWiFiネットワークが位置するブレークポイントを含む、前記サービス要求者端末の位置のトレースを含む電気信号を取得する動作と、
前記トレースに基づいて前記開始位置を決定する動作と、を実施させる、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下の説明は、当業者が本開示を作成し、使用することができるように提示され、かつ特定の用途およびその要件の文脈において提供される。開示される実施形態に対する様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、他の実施形態および用途に適用されてもよい。したがって、本開示は、示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲と矛盾しない最大の範囲まで許容されるものとする。
【0024】
本明細書で用いられる用語は、具体的な例示的実施形態を記述することのみを目的とするものであり、限定的であることを意図しない。本明細書で用いられる場合には、「a」、「an」の単数形および「the」は、文脈上明確に別途示されない限り、同様に複数形も包含することを意図するものとする。「備える」、「からなる」、「含む」、および/または「有する」などの用語は、本明細書において用いられる場合、言及される特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成部品の存在を明示しているが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成部品、および/またはそれらの群の存在または追加を排除するものではないことがさらに理解される。
【0025】
本開示の上記および上記以外の特徴および性質、ならびに関連する構成要素および各部分の組み合わせの動作方法と機能、および製造の経済性については、以下の詳細な説明を添付の図面を参照して検討することにより、さらに明らかになり、これらはいずれも本明細書の一部を構成する。しかしながら、図面は、例示および説明のみを目的とするものであり、本開示の範囲を限定するものではないことは、明確に理解されるべきである。図面は縮尺通りではないことを理解すべきである。
【0026】
さらに、本開示のシステム及び方法は、無線装置を位置決めすることに関して説明されるが、それが一つの例示的な実施形態に過ぎないことを理解すべきである。本開示のシステム又は方法は、他の種類のオンデマンドサービスにも適用することができる。例えば、本開示のシステム又は方法は、土地、海洋、航空宇宙など、またはそれらの任意の組み合わせを含む様々な輸送システムに適用することができる。輸送システムの車両は、タクシー、自家用車、ヒッチ、バス、列車、超特急列車、高速鉄道、地下鉄、船舶、航空機、宇宙船、熱気球、自動運転車など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。輸送システムは、管理及び/又は流通を適用する任意の輸送システム、例えば、エクスプレスを送信及び/又は受信するシステムを含むこともできる。本開示のシステム又は方法の適用シナリオは、ウェブページ、ブラウザのプラグイン、クライアント端末、カスタムシステム、内部解析システム、人工知能ロボットなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
【0027】
本開示における「乗客」、「要求者」、「サービス要求者」、及び「顧客」という用語は、サービスを要求するか又は注文することができる個人、実体又はツールを指すために互換的に用いられる。また、本開示における「運転手」、「提供者」、「サービス提供者」、及び「供給者」という用語は、サービスを提供するか、又はサービスの提供を容易化することができる個人、実体又はツールを指すために互換的に用いられる。本開示における「ユーザ」という用語は、サービスを要求し、サービスを注文し、サービスを提供するか、又はサービスの提供を容易化することができる個人、実体又はツールを指すことができる。例えば、ユーザは、乗客、運転手、オペレータなど、またはそれらの任意の組み合わせであってよい。本開示において、「乗客」と「乗客端末」は、互換的に用いられてもよく、「運転手」と「運転手端末」は、互換的に用いられてもよい。
【0028】
本開示における「要求」という用語は、乗客、要求者、サービス要求者、顧客、運転手、提供者、サービス提供者、供給者など、またはそれらの任意の組み合わせによって開始される要求を指す。要求は、乗客、要求者、サービス要求者、顧客、運転手、提供者、サービス提供者、又は供給者のいずれか1人によって受け入れることができる。要求は、有料である場合も、無料である場合もある。
【0029】
本開示における場所及び/又は位置は、無線装置(例えば、乗客端末、運転手端末等)に組み込まれた測位技術によって入手することができる。本開示において用いられる位置決め技術は、全地球測位システム(GPS)、全地球航法衛星システム(GLONASS)、コンパス測位システム(COMPASS)、ガリレオ測位システム、準天頂衛星システム(QZSS)、ワイヤレスフィデリティ(WiFi)測位技術等、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。上記測位技術のうちの1つ以上は、本開示において互換的に用いることができる。例えば、GPSベースの方法とWiFiベースの方法は、無線装置を位置決めするために、測位技術として併用することができる。
【0030】
本開示の一態様は、WiFiデータに基づいて無線装置を位置決めするオンラインシステム及び方法に関する。本開示によれば、システム及び方法は、WiFiデータに基づいて、無線装置のデフォルト位置を決定することができる。無線装置のデフォルト位置は、ビル又はビル群の入り口であってよい。
【0031】
位置情報サービス(LBS)は、無線装置及び/又はそのユーザの位置を提供することに留意する。屋外環境において、GPSベースの方法は、グローバル位置情報と比較的高い精度を提供する。しかしながら、GPS信号は、屋内環境や、樹木、橋梁、あるいはコンクリート体などのような屋外建造物周辺において弱くなる。GPS信号が無線装置の位置を正確に測定できない屋内環境において、WiFiベースの方法、Bluetooth(登録商標)ベースの方法、超音波ベースの方法、赤外線ベースの方法等のような位置決め方法は、装置により正確な屋内位置を提供することができる。しかしながら、多くの場合、正確な屋内位置はデータ取得及びデータ更新のための高い経済的投入を必要とする。さらに、正確な屋内位置について多くの場合、適用シナリオが不十分で、精度が低い。幾つかの適用シナリオにおいて、無線装置がビル内又はビル群中にある場合、LBSは、必要とされることが多い無線装置のデフォルト位置を提供する。例えば、乗客は、自身の無線装置によりビル内又はビル群中の測位要求を要求する場合、デフォルト位置でタクシーに乗ることができ、かつ運転手はデフォルト位置で乗客を拾うことができる。デフォルト位置は、ビル内又はビル群中の正確な位置ではない。デフォルト位置は、ビル又はビル群の入り口である。デフォルト位置は、乗客と運転手の両方に利便性を提供する。
【0032】
オンラインオンデマンドサービスの位置情報サービス(LBS)は、ポストインターネット時代のみに根ざした新しい形態のサービスであることに留意する。それは、ポストインターネット時代にしか得られない技術的解決策をユーザに提供する。ポストインターネット時代では、GPS又はナビゲーション技術は利用できない。サービス提供者がサービス要求者の位置を知る必要がある場合、サービス要求者は通常、通話を介して位置をサービス提供者に提供する。サービス提供者がGPS及びナビゲーション技術無しでサービス要求者の位置を見つけることは困難である場合がある。しかしながら、オンラインオンデマンドサービスのLBSは、サービス提供者がサービス要求者の位置をより容易に見つけることを可能にすることができる。サービス要求者とサービス提供者の両方に好都合なデフォルト位置を提供することもできる。したがって、オンラインオンデマンドサービスのLBSは、インターネットを介して、より効率的なサービスをサービス提供者とサービス要求者に提供することができ、それは従来のプレインターネット時代には起こり得ない。
【0033】
図1は、幾つかの実施形態に係る、オンデマンドサービスのオンラインプラットフォームとしての例示的なシステム100のブロック図である。例えば、オンデマンドサービスシステム100は、タクシー配車、運転代行、小荷物車、相乗り、バス運行、運転手付きハイヤ、及び折り返し運転などの輸送サービス用のオンライン輸送サービスプラットフォームであってよい。システム100は、サーバ110、ネットワーク120、乗客端末130、運転手端末140、及びデータベース150を含むことができる。サーバ110は、処理エンジン112を含むことができる。
【0034】
サーバ110は、サービス要求に関連する情報及び/又はデータを処理するように構成することができる。例えば、サーバ110は、無線装置の位置を決定することができる。幾つかの実施形態では、サーバ110は、単一のサーバ又はサーバグループであってよい。サーバグループは、集中型であっても分散型であってもよい(例えば、サーバ110は、分散型システムであってよい)。幾つかの実施形態では、サーバ110は、ローカルであってもリモートであってもよい。例えば、サーバ110は、ネットワーク120を介して、乗客端末130、運転手端末140及び/又はデータベース150に格納された情報及び/又はデータにアクセスすることができる。別の例として、サーバ110は、格納された情報及び/又はデータにアクセスするために、乗客端末130、運転手端末140及び/又はデータベース150に直接、接続することができる。幾つかの実施形態では、サーバ110は、クラウドプラットフォームで実装することができる。単に例として、クラウドプラットフォームは、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、コミュニティクラウド、分散クラウド、インタークラウド、マルチクラウドなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、サーバ110は、本開示の
図2に示す1つ以上のコンポーネントを有するコンピューティングデバイスで実装することができる。
【0035】
幾つかの実施形態では、サーバ110は、処理エンジン112を含むことができる。処理エンジン112は、本開示に記載された1つ以上の機能を実行するために、サービス要求に関連する情報及び/又はデータを処理することができる。例えば、処理エンジン112は、無線装置から測位要求を取得することができる。別の例として、処理エンジン112は、無線装置からWiFiデータを取得することができる。さらに別の例として、処理エンジン112は、WiFiデータに関連付けられるデフォルト位置を無線装置の位置として決定することができる。幾つかの実施形態では、処理エンジン112は、1つ以上の処理エンジン(例えば、シングルコア処理エンジン又はマルチコアプロセッサ)を含むことができる。単に例として、処理エンジン112は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け命令セットプロセッサ(ASIP)、画像処理装置(GPU)、物理演算処理装置(PPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、コントローラ、マイクロコントローラユニット、縮小命令セットコンピュータ(RISC)、マイクロプロセッサなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
【0036】
ネットワーク120は、情報及び/又はデータの変換を円滑化することができる。幾つかの実施形態では、システム100内の1つ以上のコンポーネント(例えば、サーバ110、乗客端末130、運転手端末140、及びデータベース150)は、ネットワーク120を介して、システム100の他のコンポーネントに対して、情報及び/又はデータの送信及び/又は受信を行うことができる。例えば、サーバ110は、ネットワーク120を介して、乗客端末130からサービス要求を取得/入手することができる。幾つかの実施形態では、ネットワーク120は、任意のタイプの有線又は無線ネットワーク、又はそれらの組み合わせであってよい。単に例として、ネットワーク120は、ケーブルネットワーク、有線ネットワーク、光ファイバーネットワーク、テレコミュニケーションネットワーク、イントラネット、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆電話交換網(PSTN)、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、ZigBee(登録商標)ネットワーク、近距離無線通信(NFC)ネットワーク、グローバル移動通信システム(GSM(登録商標))ネットワーク、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、汎用パケット無線サービス(GPRS)ネットワーク、GSM(登録商標)進化型高速データレート(EDGE)ネットワーク、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))ネットワーク、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)ネットワーク、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)ネットワーク、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)ネットワーク、ショートメッセージサービス(SMS)ネットワーク、無線アプリケーションプロトコル(WAP)ネットワーク、超広帯域(UWB)ネットワーク、赤外線など、またはそれらの任意の組み合わせを含む。幾つかの実施形態では、サーバ110は、1つ以上のネットワークアクセスポイントを含むことができる。例えば、サーバ110は、基地局及び/又はインターネット交換ポイント120−1、120−2等のような有線又は無線のネットワークアクセスポイントを含むことができ、そこを介してシステム100の1つ以上のコンポーネントがネットワーク120に接続されデータ及び/又は情報を交換する。
【0037】
乗客端末130は、オンデマンドサービスを要求するために乗客によって用いられてもよい。例えば、乗客端末130のユーザは、乗客端末130を用いて、自身に又は他のユーザにサービス要求を送信するか、又はサーバ110からサービス及び/又は情報あるいは命令を受信することができる。幾つかの実施形態では、「ユーザ」と「乗客端末」という用語は、互換的に用いることができる。
【0038】
幾つかの実施形態では、乗客端末130は、モバイルデバイス130−1、タブレット型コンピュータ130−2、ラップトップ型コンピュータ130−3、自動車内の内蔵デバイス130−4など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、モバイルデバイス130−1は、スマートホームデバイス、ウエアラブルデバイス、スマートモバイルデバイス、バーチャルリアリティ装置、拡張現実感装置など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、スマートホームデバイスは、スマート照明装置、インテリジェント電気機器の制御装置、スマート監視装置、スマートテレビ、スマートビデオカメラ、インターフォンなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、ウエアラブルデバイスは、スマートブレスレット、スマートフットギア、スマートグラス、スマートヘルメット、スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートバックパック、スマートアクセサリーなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、スマートモバイルデバイスは、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ゲーミングデバイス、ナビゲーション装置、販売時点情報管理(POS)装置など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、バーチャルリアリティ装置及び/又は拡張現実感装置は、バーチャルリアリティヘルメット、バーチャルリアリティグラス、バーチャルリアリティパッチ、拡張現実ヘルメット、拡張現実グラス、拡張現実パッチなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。例えば、バーチャルリアリティ装置及び/又は拡張現実感装置は、グーグルグラス、オキュラスリフト、ホロレンズ、ギヤVR等を含むことができる。幾つかの実施形態では、自動車内の内蔵デバイス130−4は、車載コンピュータ、車載テレビ等を含むことができる。単に例として、乗客端末130は、コントローラ(例えば、リモートコントローラ)を含むことができる。
【0039】
幾つかの実施形態では、乗客端末130は、ユーザ及び/又は乗客端末130の位置を決める測位技術を備えた無線装置であってよい。幾つかの実施形態では、乗客端末130は、ユーザ及び/又は乗客端末130の位置を決定するために、他の位置決め装置と通信することができる。幾つかの実施形態では、乗客端末130は、測位情報をサーバ110に送信することができる。
【0040】
幾つかの実施形態では、運転手端末140は、乗客端末130と類似または同一であってもよい。幾つかの実施形態では、運転手端末140は、運転手及び/又は運転手端末140の位置を決める測位技術を備えた無線装置であってよい。幾つかの実施形態では、乗客端末130及び/又は運転手端末140は、乗客、乗客端末130、運転手及び/又は運転手端末140の位置を決定するために、他の位置決め装置と通信することができる。幾つかの実施形態では、乗客端末130及び/又は運転手端末140は、測位情報をサーバ110に送信することができる。
【0041】
データベース150は、データ及び/又は命令を格納することができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、乗客端末130及び/又は運転手端末140から取得/入手されたデータを格納することができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、サーバ110が本開示に記載された例示的な方法を実施するために実行するか又は使用するデータ及び/又は命令を格納することができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、マスストレージ、リムーバブルストレージ、揮発性読み書きメモリ、リードオンリーメモリ(ROM)など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。例示的なマスストレージは、磁気ディスク、光ディスク、ソリッドステートドライブ等を含むことができる。例示的なリムーバブルストレージは、フラッシュドライブ、フロッピーディスク、光ディスク、メモリーカード、ジップディスク、磁気テープ等を含むことができる。例示的な揮発性読み書きメモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。例示的なRAMは、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックRAM(DDR SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、サイリスタRAM(T−RAM)、ゼロキャパシタRAM(Z−RAM)等を含むことができる。例示的なROMは、マスクROM(MROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(PEROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD−ROM)、及びデジタルバーサタイルディスクROM等を含むことができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、クラウドプラットフォームで実装することができる。単に例として、クラウドプラットフォームは、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、コミュニティクラウド、分散クラウド、インタークラウド、マルチクラウドなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
【0042】
幾つかの実施形態では、データベース150は、システム100内の1つ以上のコンポーネント(例えば、サーバ110、乗客端末130、運転手端末140等)と通信するために、ネットワーク120に接続することができる。システム100内の1つ以上のコンポーネントは、ネットワーク120を介して、データベース150に格納されたデータ又は命令にアクセスすることができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、システム100内の1つ以上のコンポーネント(例えば、サーバ110、乗客端末130、運転手端末140等)と直接、接続するか、又は通信することができる。幾つかの実施形態では、データベース150は、サーバ110の一部であってよい。
【0043】
幾つかの実施形態では、システム100内の1つ以上のコンポーネント(例えば、サーバ110、乗客端末130、運転手端末140等)は、データベース150にアクセスする許可を有することができる。幾つかの実施形態では、1つ以上の条件が満たされる場合、システム100内の1つ以上のコンポーネントは、乗客、運転手及び/又は公共に関連する情報の読み取り及び/又は変更を行うことができる。例えば、サーバ110は、サービスの後に1つ以上のユーザの情報の読み取り及び/又は変更を行うことができる。別の例として、乗客端末130からサービス要求を受信する場合、運転手端末140は、乗客に関連する情報にアクセスすることができるが、運転手端末140は、乗客の関連情報を変更することはできない。
【0044】
幾つかの実施形態では、システム100内の1つ以上のコンポーネントの情報変換は、サービスを要求することにより達成することができる。サービス要求の対象は、任意の製品であってもよい。幾つかの実施形態では、製品は、有形製品であってもよいし、無形製品であってもよい。有形製品は、食品、医薬品、商品、化学製品、電気器具、衣類、自動車、住宅、贅沢品等、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。無形製品は、サービス提供製品、金融商品、ナレッジ製品、インターネット製品等、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。インターネット製品は、個別ホスト製品、ウェブ製品、モバイルインターネット製品、商用ホスト製品、組み込み製品等、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。モバイルインターネット製品は、移動端末のソフトウェア、プログラム、システムなど、またはそれらの任意の組み合わせで用いることができる。移動端末は、タブレット型コンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマートウォッチ、販売時点情報管理(POS)装置、車載コンピュータ、車載テレビ、ウエアラブルデバイス等、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。例えば、製品は、コンピュータ又は携帯電話で用いられる任意のソフトウェア及び/又はアプリケーションであってもよい。ソフトウェア及び/又はアプリケーションは、社交、ショッピング、輸送、娯楽、学習、投資など、またはそれらの任意の組み合わせに関連することができる。幾つかの実施形態では、輸送に関連するソフトウェア及び/又はアプリケーションは、旅行ソフトウェア及び/又はアプリケーション、車両スケジューリングソフトウェア及び/又はアプリケーション、地図ソフトウェア及び/又はアプリケーション等を含むことができる。車両スケジューリングソフトウェア及び/又はアプリケーションでは、車両は、馬、馬車、人力車(例えば、手押し一輪車、自転車、三輪車等)、自動車(例えば、タクシー、バス、自家用車等)、列車、地下鉄、船舶、航空機(例えば、飛行機、ヘリコプター、宇宙連絡船、ロケット、熱気球等)など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
【0045】
図2は、サーバ110、乗客端末130、及び/又は運転手端末140が本開示の幾つかの実施形態に従って実装することができるコンピューティングデバイス200の例示的なハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネントを示す概略図である。例えば、処理エンジン112は、コンピューティングデバイス200で実装すると共に、本開示で開示される処理エンジン112の機能を実行するように構成することができる。
【0046】
コンピューティングデバイス200は、本開示のオンデマンドシステムを実装するために用いることができる。コンピューティングデバイス200は、本明細書で記載されるように、オンデマンドサービスの任意のコンポーネントを実装することができる。
図1〜2において、上記のコンピュータ装置の1つのみを単に便宜上、示す。本願出願時に、当業者であれば、処理負荷を分散させるために、本明細書に記載されたオンデマンドサービスに関連するコンピュータ機能が、複数の同様のプラットフォームに分散して実装可能であることを理解する。
【0047】
コンピューティングデバイス200は、例えば、データ通信を円滑化するためにそれ自体に接続されたネットワークとの間で接続されるCOMポート250を含むことができる。コンピューティングデバイス200は、プログラム命令を実行するための1つ以上のプロセッサの形態の中央処理装置220を含むこともできる。例示的なコンピュータプラットフォームは、様々なデータファイルをコンピュータで処理及び/又は送信するために、内部通信バス210、プログラムストレージ、及びディスク270、リードオンリーメモリ(ROM)230又はランダムアクセスメモリ(RAM)240のような異なる形式のデータストレージを含むことができる。例示的なコンピュータプラットフォームは、ROM230、RAM240、及び/又はプロセッサ220によって実行される他のタイプの非一時的記憶媒体に格納されたプログラム命令を含むこともできる。本開示の方法及び/又はプロセスは、プログラム命令として実装することができる。コンピューティングデバイス200は、コンピュータと、ユーザインタフェース要素280のようなその中の他のコンポーネントとの間の入力及び/又は出力をサポートするI/Oコンポーネント260を含むこともできる。コンピューティングデバイス200は、ネットワーク通信を介してプログラミング及びデータを受信することもできる。
【0048】
単なる例示を目的とし、1つのプロセッサ220のみをコンピューティングデバイス200内に記載する。しかしながら、本開示におけるコンピューティングデバイス200は、複数のプロセッサも含むことができるため、本開示で説明されるように、1つのプロセッサ220によって実施される動作及び/又は方法ステップは、複数のプロセッサによって共同で又は別々に実施することができる。例えば、本開示において、コンピューティングデバイス200のプロセッサ220がステップA及びステップBの両方を実行する場合、ステップA及びステップBは、コンピューティングデバイス200において2つの異なるプロセッサによって共同で又は別々に実施することができる(例えば、第1のプロセッサがステップAを実行し、第2のプロセッサがステップBを実行するか、又は第1のプロセッサと第2のプロセッサがステップA及びステップBを共同で実行する)ことは理解される。
【0049】
図3は、幾つかの実施形態に係る例示的な処理エンジン112を示すブロック図である。処理エンジン112は、取得モジュール310、決定モジュール320、送信モジュール330、及び構成モジュール340を含むことができる。これらのモジュールは、処理エンジン112の全部又は一部のハードウェア回路であってよい。これらのモジュールは、処理エンジンによって読み出されて実行されるアプリケーション又は命令セットとして実装することもできる。さらに、これらのモジュールは、ハードウェア回路とアプリケーション/命令との組み合わせであってよい。例えば、処理エンジンがアプリケーション/命令セットを実行しているときに、これらのモジュールは、処理エンジン112の一部であってよい。
【0050】
取得モジュール310は、無線装置(例えば、乗客端末130、運転手端末140等)から情報を取得するように構成することができる。例えば、取得モジュール310は、無線装置から測位要求を取得することができる。別の例として、取得モジュール310は、無線装置からWiFiデータを取得することができる。さらに別の例として、取得モジュール310は、無線装置に関連付けられるGPS信号に応じて、無線装置の位置のトレースを取得することができる。
【0051】
決定モジュール320は、サービス要求に関連する情報を決定するように構成することができる。例えば、決定モジュール330は、無線装置のデフォルト位置を決定することができる。別の例として、決定モジュール330は、少なくとも1つの候補WiFi指紋をWiFi指紋ライブラリから、WiFi指紋とWiFi指紋ライブラリの基準WiFi指紋との間の類似性に基づいて決定することができる。
【0052】
送信モジュール340は、サービス要求に関連する情報を無線装置に送信するように構成することができる。例えば、送信モジュール340は、デフォルト位置を無線装置に送信することができる。別の例として、送信モジュール340は、候補デフォルト位置と、候補デフォルト位置がデフォルト位置である対応する全体の確率値とを無線装置に送信することができる。
【0053】
構成モジュール340は、WiFi指紋ライブラリを確立するように構成することができる。例えば、構成モジュール340は、建造物からの距離内に出現した複数の無線装置の各無線装置によって検出されるWiFi指紋を収集する。別の例として、構成モジュール340は、複数の無線装置から収集されるWiFi指紋に基づいて、WiFi指紋ライブラリを確立することができる。さらに別の例として、構成モジュール340は、建造物を地図にラベル付けすることができる。
【0054】
処理エンジン112の内のモジュールは、有線接続又は無線接続を介して、互いに接続するか又は通信することができる。有線接続は、メタルケーブル、光ケーブル、ハイブリッドケーブルなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。無線接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、近距離無線通信(NFC)など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。2つ以上のモジュールは、単一モジュールとして組み合わせてもよいし、いずれか1つのモジュールは、2つ以上のユニットに分割されてもよい。例えば、取得モジュール310は、無線装置から測位要求を取得し、かつ無線装置にデフォルト位置を送信することができる単一モジュールとして、送信モジュール340に統合することができる。さらに別の例として、構成モジュール340は、それぞれ構成モジュール340の機能を実装する収集ユニット、ラベル付けユニット、及び確立ユニットの3つのユニットに分割することができる。
【0055】
図4は、幾つかの実施形態に係る無線装置を位置決めする例示的なプロセス及び/又は方法400のフローチャートである。幾つかの実施形態では、プロセス400は、
図1に示すシステム100で実装することができる。例えば、プロセス400は、命令の形式でデータベース150及び/又はストレージ(例えば、ROM230、RAM240等)に格納すると共に、サーバ110(例えば、サーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、又は
図3に示す処理エンジン112内の1つ以上のコンポーネント)によって起動及び/又は実行することができる。
【0056】
ステップ410では、プロセッサ220は、無線装置から測位要求を取得することができる。
【0057】
プロセッサ220は、システム100のようなオンラインオンデマンドサービスプラットフォーム(例えば、輸送サービスプラットフォーム)内のコンピュータサーバプロセッサであってよい。幾つかの実施形態では、測位要求は、例えば乗客がタクシーサービスを要求する時のようなサービス要求に含まれてもよい。例えば、乗客端末130が乗客の乗客端末(例えば、スマートフォンのような無線装置)に実装されたアプリケーションを介してサービス要求をサーバ110に送信する場合、乗客端末は、サービス要求内の測位要求を含むことができる。したがって、プロセッサ220は、乗客端末130から測位要求を取得することができる。
【0058】
幾つかの実施形態では、無線装置は、少なくとも1つのWiFiネットワークと通信することができる。測位要求は、無線装置のユーザ識別子、無線装置から検出された少なくとも1つのWiFiネットワーク、無線装置に関連付けられるGPS信号に応じる無線装置の位置のトレース、測位要求の時間など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
【0059】
ステップ420では、プロセッサ220は、無線装置からWiFiデータを取得することができる。
【0060】
幾つかの実施形態では、WiFiデータは、WiFiのアイデンティティ、WiFiの信号強度、インターネットプロトコルアドレス、ルータ、ドメインネームサーバ(DNS)など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、WiFiデータは、WiFiリストの形式で表示することができる。幾つかの実施形態では、WiFiデータは、少なくとも1つの建造物に関連付けることができる。例えば、少なくとも1つの建造物は、1つ以上のビル、橋梁、建設現場又は地下鉄駅など、または住宅、ショッピングモール又は建築複合施設のようなそれらの組み合わせであってよい。少なくとも1つの建造物は、1つ以上の橋梁、建設現場、地下鉄駅等であってもよい。WiFiデータは、少なくとも1つの建造物の内部又はそれらの間で取得することができる。
【0061】
ステップ430では、プロセッサ220は、WiFiデータに関連付けられるデフォルト位置を無線装置の位置として決定することができる。
【0062】
幾つかの実施形態では、デフォルト位置は、オンデマンドサービスシステム100のサーバ110によって決定された所定の位置を含むことができる。例えば、デフォルト位置は、建造物の入り口、建造物の出口、建造物周辺の駐車場、建造物周辺のバス停、建造物周辺の道路の交差点、建造物内の特定の場所、建造物の幾何学的中心、建造物の所定の重心など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、デフォルト位置は、要求の開始位置としてオンデマンドシステム100に送信することができる。例えば、無線装置のユーザがオンデマンドシステム100を介してタクシーを要求する場合、WiFiデータに関連付けられた建造物の入り口は、タクシーの要求の開始位置としてオンデマンドシステム100に送信することができる。幾つかの実施形態では、WiFiデータに基づくデフォルト位置の決定方法は、本開示の
図6に示すプロセス600と
図8に示すプロセス800として説明することができる。
【0063】
図5は、幾つかの実施形態に係る無線装置を位置決めする例示的なプロセス500のフローチャートである。幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、無線装置を位置決めする、
図4及び
図5において説明された1つ以上の動作を実施することができる。幾つかの実施形態では、プロセス500は、
図1に示すシステム100で実装することができる。例えば、プロセス500は、命令の形式でデータベース150及び/又はストレージ(例えば、ROM230、RAM240等)に格納すると共に、サーバ110(例えば、サーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、又は
図3に示す処理エンジン112内の1つ以上のコンポーネント)によって起動及び/又は実行することができる。
【0064】
ステップ510では、プロセッサ220は、無線装置に関連付けられるGPS信号に応じて、無線装置の位置のトレースを取得することができる。
【0065】
幾つかの実施形態では、無線装置は、GPSアプリケーションを含むことができ、したがって、それ自体の位置についてのGPS信号を受信することができる。無線装置は、システム100を介してプロセッサ220と通信状態を維持することができる。したがって、プロセッサ220は、無線装置からGPS位置及び/又は信号を受信することができる。無線装置のGPS位置を連続的に監視することにより、プロセッサ220は、GPS信号に基づいて、無線装置の位置のトレースを取得することができる。
【0066】
サービス要求者が無線装置を少なくとも1つの建造物に持ち込む場合、例えば、サービス要求者がショッピングモールに入る場合、GPS信号は、少なくとも1つの建造物によって遮蔽される場合がある。一方では、無線装置は、少なくとも1つの建造物のWiFiネットワークに接続することができる。したがって、位置のトレースは、少なくとも1つのWiFiネットワークが位置するブレークポイントを含むことができる。
【0067】
ステップ520では、プロセッサ220は、トレースに基づいて、デフォルト位置を決定することができる。
【0068】
例えば、サービス要求者が無線装置を保有し、GPS信号を遮蔽するビルに入る場合、無線装置の位置のトレースのブレークポイントは、ビルの入り口に出現することができる。したがって、ブレークポイントが位置のトレースに出現する場合、プロセッサ220は、デフォルト位置が、GPS信号を遮蔽する少なくとも1つの建造物に関連付けられた入り口であると決定することができる。
【0069】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は無線装置に対し、信号のタイプを選択して無線装置が受信する信号に基づいて取得するように指示することができる。例えば、無線装置の受信するGPS信号が強い場合、プロセッサ220は、GPS信号に基づいて、無線装置の位置のトレースを取得するように無線装置に指示することができる。無線装置の受信するGPS信号が弱いか又は消失する(例えば、GPS信号が少なくとも1つの建造物によって遮蔽される)場合、プロセッサ220は、無線装置を位置決めするための位置のトレースのブレークポイントでWiFiデータを取得するように無線装置に指示することができる。
【0070】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、ステップ420で取得されたWiFiデータとステップ510で取得されたGPS信号の両方に基づいて、デフォルト位置を決定することができる。例えば、プロセッサ220は、WiFiデータに関連付けられた建造物の入り口としてデフォルト位置を決定することができる。建造物はGPS信号を遮蔽し、WiFiデータは、GPS信号に基づいて、位置のトレースのブレークポイントで取得される。プロセッサ220は、デフォルト位置が建造物に関連付けられた所定の場所であると決定することもできる。例えば、建造物の入り口以外に、プロセッサ220は、デフォルト位置がサービス要求者とサービス提供者の両方が会うのに好都合な建造物付近のバス停であると決定することができる。
【0071】
図6は、幾つかの実施形態に係る無線装置のデフォルト位置を決定する例示的なプロセス600のフローチャートである。幾つかの実施形態では、プロセス600は、
図1に示すシステム100で実装することができる。例えば、プロセス600は、命令の形式でデータベース150及び/又はストレージ(例えば、ROM230、RAM240等)に格納すると共に、サーバ110(例えば、サーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、又は
図3に示す処理エンジン112内の1つ以上のコンポーネント)によって起動及び/又は実行することができる。
【0072】
例えば、無線装置が少なくとも1つの建造物に入り、GPS信号を受信できないと、無線装置は、その周辺のWiFi情報を収集し、WiFi指紋をシステム100に送信することができる。したがって、システム100は、位置のトレースのブレークポイントが出現した後にWiFi指紋を受信し、その後にWiFi指紋に基づいて、無線装置のデフォルト位置を決定することができる。
【0073】
ステップ610では、プロセッサ220は、無線装置によって検出されるWiFi指紋を受信することができる。幾つかの実施形態では、無線装置は、WiFiリストを取得するために、少なくとも1つのWiFiネットワークと通信することができる。例えば、GPS信号が弱すぎるショッピングモール(例えば、ビル)にサービス要求者が入ると、無線装置は、ショッピングモール内のWiFiネットワークに接続し、その後、ショッピングモール内で利用可能なWiFiのリストを取得することができる。WiFiリストは、ショッピングモールなどのような少なくとも1つの建造物に位置するすべてのWiFiであってよい。あるいは、WiFiリストは、少なくとも1つの建造物に位置するWiFiの一部であってよい。WiFiリストは、複数のWiFi識別子、複数の対応する受信信号強度、複数の対応する状態など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。プロセッサ220は、WiFiリストからWiFi指紋を決定することができる。
【0074】
幾つかの実施形態では、WiFi指紋は、幾つかの位置でWiFi信号の状態のセットを含むことができる。例えば、WiFi指紋は、ある位置で無線装置によって検出されたWiFiの全部又は一部を含むWiFiのセットの識別情報(例えば、ID)を含むことができる。WiFi指紋は、WiFiのセットの各々の信号強度、WiFiのセットの各々のセキュリティ状態、WiFiのセットの各々の保護状態、及び/又はWiFiのセットの各々のロック状態等、またはそれらの任意の組み合わせを含むこともできる。
【0075】
ステップ620では、プロセッサ220は、少なくとも1つの候補WiFi指紋をWiFi指紋ライブラリから、WiFi指紋とWiFi指紋ライブラリの基準WiFi指紋との間の類似性に基づいて決定することができる。
【0076】
WiFi指紋ライブラリは、少なくとも1つの建造物内の基準位置における複数の基準WiFi指紋の集合であってよい。ライブラリは、システム100に格納されたデータベース、又は少なくとも1つの建造物内のWiFiネットワークを介してアクセス可能なデータベースの形式で実装することができ、それにより無線装置を介してプロセッサ220に利用可能である。ライブラリにおける基準位置と基準WiFi指紋は、1対1の関係であってもよいし、多対多の関係であってもよい。したがって、候補デフォルト位置とそれらの対応する候補WiFi指紋は、1対1の関係であってもよいし、多対多の関係であってもよい。例えば、少なくとも1つの候補WiFi指紋の各々は、少なくとも1つの候補デフォルト位置に関連付けることができ、各候補デフォルト位置は、少なくとも1つの候補WiFi指紋に関連付けることができる。
【0077】
幾つかの実施形態では、WiFi指紋ライブラリを予め決定し、データベース150及び/又はストレージ(例えば、ROM230、RAM240等)に格納することができる。幾つかの実施形態では、WiFi指紋ライブラリは、本開示の
図9に示すプロセス900として確立することができる。幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、各無線装置の位置決めプロセスの後にWiFi指紋ライブラリを更新することができる。
【0078】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、少なくとも1つの候補WiFi指紋を決定するために、WiFi指紋をWiFi指紋ライブラリにおける基準WiFi指紋とマッチングすることにより、WiFi指紋とWiFi指紋ライブラリにおける基準WiFi指紋との間の類似性を決定することができる。例えば、WiFi指紋は、マッチングアルゴリズムに従って、WiFi指紋ライブラリにおける基準WiFi指紋とマッチングすることができる。マッチングアルゴリズムは、距離アルゴリズム、類似性アルゴリズム、ハッシングアルゴリズムなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。距離アルゴリズムは、ユークリッド距離アルゴリズム、マンハッタン距離アルゴリズム、チェビシェフ距離アルゴリズム、マハラノビス距離アルゴリズムなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。類似性アルゴリズムは、コサイン類似度アルゴリズム、ピアソン相関係数アルゴリズム、ジャカード係数アルゴリズム、調整コサイン類似度アルゴリズムなど、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。ハッシングアルゴリズムは、最小ハッシュアルゴリズム、シムハッシュアルゴリズム等を含むことができる。
【0079】
例示を目的とし、コサイン類似度アルゴリズムは、本明細書では、WiFi指紋ライブラリから少なくとも1つの候補WiFi指紋を決定する例として説明することができる。WiFi指紋とWiFi指紋ライブラリにおけるWiFi指紋とは、2つのベクトルとして表すことができる。この2つのベクトルの間の類似性は、2つのベクトルの角度の余弦によって測定することができる。WiFi指紋のベクトルは、ベクトルA:A=(A1,A2,...,An)として表すことができる。WiFi指紋ライブラリにおけるWiFi指紋のベクトルは、ベクトルB:B=(B1,B2,...,Bn)として表すことができる。ベクトルAとベクトルBのコサイン値は、式1で表すことができる。
【0081】
コサイン値は、−1〜1の範囲内にある。対応するコサイン値が1に近いとき、ベクトルAとベクトルBの角度は0度に近似する。
【0082】
幾つかの実施形態では、所定の閾値よりも大きい対応するコサイン値は、少なくとも1つの候補WiFi指紋として決定することができる。所定の閾値は、異なる適用シニアに応じて変更することができる。例えば、所定の閾値は、0.6〜1の範囲内にあってもよい。別の例として、所定の閾値は、0.7〜1の範囲内にあってもよい。さらに別の例として、所定の閾値は、0.8〜1であってもよい。
【0083】
幾つかの実施形態では、上述した図示のプロセス600の動作は、例示を意図したものである。プロセス600は、説明されていない1つ以上の追加の動作で達成することができる。例えば、ステップ610で無線装置によって検出されるWiFi指紋を受信する前に、プロセッサ220は、無線装置の大まかな位置を決定することができる。無線装置の大まかな位置は、建造物内の位置、建造物外の位置、建造物群の中の位置など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。例えば、無線装置が建造物内又は建造物群の中に位置すると最初に決定すると、プロセッサ220は、無線装置によって検出されるWiFi指紋を受信するステップ610を実装することができる。
【0084】
例示を目的とし、
図7は、少なくとも1つの候補WiFi指紋と少なくとも1つの候補デフォルト位置の間の例示的な関係の図を示す。少なくとも1つの候補WiFi指紋と少なくとも1つの候補デフォルト位置の間の関係は、ラインの接続として表すことができる。例えば、候補WiFi指紋1は、候補デフォルト位置1と候補デフォルト位置2に関連付けられる。候補WiFi指紋2は、候補デフォルト位置2に関連付けられる。候補WiFi指紋3は、候補デフォルト位置1、候補デフォルト位置3、候補デフォルト位置4、及び候補デフォルト位置4に関連付けられる。別の例として、候補デフォルト位置1は、候補WiFi指紋1及び候補WiFi指紋4に関連付けられる。候補デフォルト位置2は、候補WiFi指紋1、候補WiFi指紋2、及び候補WiFi指紋4に関連付けられる。候補デフォルト位置3は、候補WiFi指紋3に関連付けられる。
【0085】
図8は、幾つかの実施形態に係るデフォルト位置を決定する例示的なプロセス800のフローチャートである。幾つかの実施形態では、プロセス800は、
図1に示すシステム100で実装することができる。例えば、プロセス800は、命令の形式でデータベース150及び/又はストレージ(例えば、ROM230、RAM240等)に格納すると共に、サーバ110(例えば、サーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、又は
図3に示す処理エンジン112内の1つ以上のコンポーネント)によって起動及び/又は実行することができる。幾つかの実施形態では、プロセス800は、
図6に示す少なくとも1つの候補デフォルト位置の各候補デフォルト位置に対して実施することができる。
【0086】
幾つかの実施形態では、少なくとも1つの候補デフォルト位置の候補デフォルト位置に対し、プロセッサ220は、候補デフォルト位置に関連付けられる1つ以上の候補WiFi指紋を識別することができる。例えば、プロセッサ220は、WiFi指紋ライブラリから候補デフォルト位置に関連付けられる1つ以上の候補WiFi指紋を識別することができる。
【0087】
ステップ810では、1つ以上の候補WiFi指紋の各々に対して、プロセッサ220は、候補WiFi指紋によって寄与され、候補デフォルト位置がデフォルト位置である確率に関連付けられる確率成分を決定することができる。
【0088】
幾つかの実施形態では、少なくとも1つの候補WiFi指紋に関連付けられた各候補デフォルト位置は、少なくとも1つの候補WiFi指紋の各候補WiFi指紋によって寄与された確率成分を含むことができる。確率成分は、候補デフォルト位置がデフォルト位置である確率を含むことができる。例えば、確率成分は、信頼係数、微分度(例えば、距離によるWiFi指紋類似性の変化)、類似性など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、候補デフォルト位置に関連付けられた各候補WiFi指紋によって寄与された確率成分は、WiFi指紋ライブラリに格納することができる。プロセッサ220は、WiFi指紋ライブラリから各候補WiFi指紋によって寄与された確率成分を決定することができる。例示を目的とし、
図7に示す候補デフォルト位置1の確率成分は、一例として説明することができる。候補WiFi指紋1は、候補デフォルト位置1がデフォルト位置であることに候補デフォルト位置1に対し50%寄与することができる。候補WiFi指紋3は、候補デフォルト位置1がデフォルト位置であることに候補デフォルト位置1に対し35%寄与することができる。
【0089】
ステップ820では、プロセッサ220は、1つ以上の確率成分に基づいて、候補デフォルト位置がデフォルト位置である全体の確率値を決定することができる。
【0090】
例えば、候補デフォルト位置1の全体の確率値は、候補WiFi指紋1によって寄与された50%、候補WiFi指紋2によって寄与された35%、他の候補WiFi指紋によって寄与された15%に基づいて決定することができる。幾つかの実施形態では、候補デフォルト位置がデフォルト位置である全体の確率値は、少なくとも1つの確率成分の結合確率を含むことができる。例えば、全体の確率値は、結合信頼係数、結合微分度、結合類似性など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、少なくとも1つの候補デフォルト位置の少なくとも1つの全体の確率値のリストを決定することができる。
【0091】
ステップ830では、プロセッサ220は、少なくとも1つの全体の確率値に基づいて、少なくとも1つの候補デフォルト位置からデフォルト位置を決定することができる。幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、少なくとも1つの候補デフォルト位置の少なくとも1つの全体の確率値のリストに基づいて、少なくとも1つの候補デフォルト位置からデフォルト位置を決定することができる。
【0092】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、確率閾値より大きい全体の確率値を有する候補デフォルト位置をデフォルト位置として決定することができる。幾つかの実施形態では、確率閾値は、オンデマンドシステム100によって予め決定されてもよい。幾つかの実施形態では、確率閾値は、オンデマンドシステム100の異なる適用シナリオに応じて変更することができる。
【0093】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、その全体の確率値に基づいて、各候補デフォルト位置の順序及び/又は順位を決定することができる。順序及び/又は順位は、昇順、降順等を含むことができる。プロセッサ220は、最も高い全体の確率値を有する候補デフォルト位置をデフォルト位置として選択することができる。あるいは、プロセッサ220は、所定の数の候補デフォルト位置をデフォルト位置として決定することができる。幾つかの実施形態では、デフォルト位置は、少なくとも1つであってよい。幾つかの実施形態では、所定の数は、オンデマンドシステム100によって決定されてもよい。幾つかの実施形態では、所定の数は、オンデマンドシステム100の異なる適用シナリオに応じて変更することができる。
【0094】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、デフォルト位置及びデフォルト位置の全体の確率値を無線装置に送信することができる。デフォルト位置は、少なくとも1つを含むことができる。無線装置のユーザは、少なくとも1つのデフォルト位置のうちの1つを最終デフォルト位置として選択することができる。幾つかの実施形態では、無線装置のデフォルト位置は、ユーザが迅速に検索するために識別されてもよい。幾つかの実施形態では、デフォルト位置は、前回の位置結果とデフォルト位置にジャンプするための所定の確率とに基づいて、無線装置のユーザに送信することができる。
【0095】
図9は、幾つかの実施形態に係る、WiFi指紋ライブラリを確立する例示的なプロセス900のフローチャートである。幾つかの実施形態では、プロセス900は、
図1に示すシステム100で実装することができる。例えば、プロセス900は、命令の形式でデータベース150及び/又はストレージ(例えば、ROM230、RAM240等)に格納すると共に、サーバ110(例えば、サーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、又は
図3に示す処理エンジン112内の1つ以上のコンポーネント)によって起動及び/又は実行することができる。
【0096】
ステップ910では、プロセッサ220は、建造物からの距離内に出現した複数の無線装置の各無線装置によって検出されるWiFi指紋を収集することができる。
【0097】
幾つかの実施形態では、WiFi指紋は、WiFi、WiFiの信号強度、セキュリティ状態、保護状態、ロック状態、建造物におけるWiFiの出現回数など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
【0098】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、建造物から一定の距離内に出現した複数の無線装置の各無線装置によって検出されたGPS信号に基づいて、位置のトレースを収集することができる。幾つかの実施形態では、位置のトレースは、建造物によって遮蔽される場合がある。GPS信号の位置のトレースは、ブレークポイントを含むことができる。WiFi指紋は、GPS信号の位置のトレースのブレークポイントで検出することができる。幾つかの実施形態では、距離は、オンデマンドシステム100によって決定されてもよい。幾つかの実施形態では、距離は、オンデマンドシステム100の異なる適用シナリオに応じて変更することができる。
【0099】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、一定期間内に建造物からの距離内に出現した複数の無線装置の各無線装置によって検出されるWiFi指紋を収集することができる。この期間は、オンデマンドシステム100によって決定されてもよい。例えば、この期間は、年、月、週、日、時間など、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
【0100】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、所定の基準に基づいて、複数の無線装置の各無線装置によって検出されるWiFi指紋を収集することができる。所定の基準は、GPS信号の位置の各トレースのブレークポイントが同一又は類似の位置で検出されるという決定を含むことができる。
【0101】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、建造物における各WiFiの出現回数を決定することができる。プロセッサ220は、出現回数に基づいて、各WiFiのWiFi指紋を決定することができる。
【0102】
ステップ920では、プロセッサ220は、複数の無線装置から収集されるWiFi指紋に基づいて、WiFi指紋ライブラリを確立することができる。
【0103】
幾つかの実施形態では、WiFi指紋ライブラリは、データベース150及び/又はストレージ(例えば、ROM230、RAM240等)に格納することができる。幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、各無線装置の位置決めプロセスの後にWiFi指紋ライブラリを更新することができる。
【0104】
幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、複数の建造物を含む地図のインタフェースによりWiFi指紋ライブラリを確立することができる。地図のインタフェースは、複数のエリアに分割されてもよい。複数の建造物の各建造物は、複数のエリアの対応するエリアの中心にラベル付けされてもよい。GPS信号に基づく位置の各トレースのブレークポイントは、地図上の対応する建造物にラベル付けされてもよい。幾つかの実施形態では、プロセッサ220は、複数の無線装置によって検出された複数の建造物のうちの1つに関連付けられた地図上のブレークポイントが同一又は類似すると決定し、対応するWiFi指紋を収集することができる。
【0105】
例示を目的とし、地図は、幾つかのメッシュエリアに分割されてもよい。各メッシュエリアの中心は、{P
0,P
1,P
2,...,P
n}として表すことができ、nはメッシュエリアの数を表す。GPS信号に基づく位置の各トレースのブレークポイントは、複数の無線装置によって検出されたGPS信号に基づいて、メッシュエリアの対応する中心にラベル付けされてもよい。ブレークポイントは、メッシュエリアの同一又は類似の中心で決定することができる。複数の無線装置が検出したWiFiは、{W
0,W
1,W
2,...,W
m}として表すことができ、mはWiFiの数を表す。プロセッサ220は、メッシュエリアの中心における各WiFiの出現回数をp(P
Wi=P
i)と決定することができる。各WiFiのWiFi指紋は、FP
Wi={p(P
Wi=P
i),i=0,1,2,...}として表すことができる。WiFi指紋ライブラリは、各WiFiのWiFi指紋に基づいて確立されてもよい。
【0106】
以上のように基本概念を説明してきたが、この詳細な開示を読んだ当業者には、上記の詳細な開示は、単なる例として提示されているに過ぎず、限定的ではないことは明らかである。本明細書には明示的に述べられていないが、様々な変更、改良、および修正が想起され、それらは当業者に意図される。これらの変更、改良、および修正は、本開示によって示唆されることが意図されており、本開示の例示的な実施形態の精神および範囲内にある。
【0107】
さらに、所定の用語が、本開示の実施形態を説明するために使用されている。例えば、「一実施形態」、「実施形態」および/または「幾つかの実施形態」という用語は、この実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造または特性が本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書の様々な部分における「実施形態」または「一実施形態」または「代替実施形態」の2つ以上の言及は、必ずしもすべてが同一の実施形態を指しているわけではないことを強調し、それを理解するものとする。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、本開示の1つ以上の実施形態において適切に組み合わせられてもよい。
【0108】
さらに、当業者には理解されるように、本開示の態様は、本明細書において、任意の新規かつ有用なプロセス、機械、製造、または組成物、またはそれらの新規で有用な改善を含む、多くの特許性のある種類または文脈のいずれかで例示および説明されてもよい。したがって、本開示の態様は、完全にハードウェア、完全にソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによる実装により実施されてもよく、実装は、一般に、「ブロック」、「モジュール」、「エンジン」、「ユニット」、「構成要素」、または「システム」と総称されてもよい。さらに、本開示の態様は、具現化されたコンピュータ可読プログラムコードを有する1つ以上のコンピュータ可読媒体に具現化されたコンピュータプログラム製品の形態をとることもできる。
【0109】
コンピュータ可読信号媒体は、例えば、ベースバンドに、または搬送波の一部として組み込まれたコンピュータ可読プログラムコードを有する伝搬データ信号を含む。このような伝搬信号は、電磁気、光学など、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含む様々な形態のいずれかを用いてもよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではないが、命令実行システム、機器もしくは装置によって用いられるか、またはこれらに関連させて使用するためのプログラムを通信、伝搬または伝送し得る任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。コンピュータ可読信号媒体上に具現化されたプログラムコードは、無線、有線、光ファイバケーブル、RFなど、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含む任意の適切な媒体を使用して送信されてもよい。
【0110】
本開示の態様の動作を実行するコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Scala、Smalltalk、Eiffel、JADE、Emerald、C++、C#、VB、NET、Pythonなどのオブジェクト指向プログラミング言語、「C」プログラミング言語、Visual Basic、Fortran 1703、Perl、COBOL 1702、PHP、ABAPなどの従来の手続き型プログラミング言語、Python、Ruby、Groovyなどの動的プログラミング言語、または他のプログラミング言語を含む、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されてもよい。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にはユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上で、部分的にリモートコンピュータ上で、または完全にリモートコンピュータもしくはサーバ上で実行されてもよい。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてもよく、または接続は、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して)もしくはクラウドコンピューティング環境で行われるか、またはサービスとしてのソフトウェア(SaaS)などのようなサービスとして提供されてもよい。
【0111】
さらに、処理要素もしくはシーケンス、またはそれに対する数、文字、もしくは他の名称の使用の、列挙された順序は、特許請求の範囲に特定され得るものを除き、請求された処理および方法を任意の順序に限定することを意図するものではない。上記の開示は、現在、本開示の様々な有用な実施形態であると現在考えられる様々な実施例を通して論じているが、そのような詳細事項は説明を目的としてなされているにすぎず、添付の特許請求の範囲は、開示される実施形態に限定されず、むしろ、開示される実施形態の精神および範囲内にある変形例および均等な構成を包含するように意図されることが理解されるべきである。例えば、上述した様々な構成要素の実装は、ハードウェア装置で具体化され得るが、ソフトウェアのみの解決策として、例えば、既存のサーバまたはモバイルデバイス上にインストールとして実装されてもよい。
【0112】
同様に、本開示の実施形態の前述の説明では、本開示を簡素化し、1つ以上の様々な実施形態の理解に資するため、様々な特徴が単一の実施形態、図、またはその説明にまとめられることが理解されるべきである。しかしながら、本開示の方法は、特許請求された主題が各請求項において明示的に記載されたものより多くの特徴を必要とするという意図を反映するものとして解釈されるべきではない。むしろ、特許請求された主題は、前述の単一の開示される実施形態のすべての特徴よりも少ない範囲にある。